JP2009264907A - 指針計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化しないで、文字盤の前方側から文字盤の前面を照明可能な指針計器を提供する。
【解決手段】指針計器1は、意匠部が形成された第1文字盤3と、意匠部より外周側であって第1文字盤3の前方側に配置された第2文字盤4とを備えた文字盤と、第1文字盤3の前面32に沿って回転する指針5と、第1文字盤3と第2文字盤4の少なくとも一方の背後に配置されると共に、第1文字盤3の前面32において第2文字盤4より内周側領域を、第1文字盤3の前方側から照明する光源63と,を備える。これにより、指針計器を大型化しないで、文字盤の前方側から文字盤の前面を照明できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、文字盤の前方側から文字盤の前面を照明する指針計器に関するものである。
光源と、光源の発した光を文字盤の前方側から文字盤の前面へ導く導光リングを備え、文字盤の前方側から文字盤の前面を照明する指針計器が開示されている(特許文献1を参照)。
この指針計器では、見返し板の開口を通して文字盤と指針を視認させ、文字盤の外周側で見返し板によって隠蔽される位置に導光リングと光源を配置している。これにより、導光リングと光源は、視認されないで、文字盤の前方側から文字盤の前面を照明できる。
特開2001−91309号公報
しかし、特許文献1では、導光リングと光源を隠蔽する見返し板のスペースが、文字盤の外周側に必要となるため、指針計器が大型化する問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、大型化しないで、文字盤の前方側から文字盤の前面を照明可能な指針計器を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の指針計器は、意匠部が形成された第1文字盤と、意匠部より外周側であって第1文字盤の前方側に配置された第2文字盤とを備えた文字盤と、第1文字盤の前面に沿って回転する指針と、第1文字盤と第2文字盤の少なくとも一方の背後に配置されると共に、第1文字盤の前面において第2文字盤より内周側領域を、第1文字盤の前方側から照明する光源と,を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1文字盤の前面を第1文字盤の前方側から照明する光源を、第1文字盤と第2文字盤の少なくとも一方の背後に配置する、即ち、この光源を隠蔽するスペースを、指針計器の一部として利用している。このため、このスペースによって指針計器が大型化しない。したがって、指針計器を大型化しないで、文字盤の前方側から文字盤の前面を照明できる。
請求項2に記載の発明によれば、光源を、第1文字盤の前方側に配置しているため、第1文字盤の前面を第1文字盤の前方側から、簡易な構成で照明できる。したがって、指針計器を大型化しないで、且つ、簡易な構成で、文字盤の前方側から文字盤の前面を照明できる。
請求項3に記載の発明によれば、第1文字盤の背後側に光源を配置して、光源が発した光の一部が第1文字盤を透過照明するため、透過照明用の光源を追加しないで、第1文字盤を透過照明できる。
請求項4に記載の発明によれば、光源の発した光を内周側領域に導く導光部材を、第1文字盤と第2文字盤の少なくとも一方の背後であって第2文字盤と光源の間に配置している。このため、第1文字盤と第2文字盤の少なくとも一方で隠蔽した導光部材によって、即ち、指針計器の一部を利用して隠蔽した導光部材によって、第1文字盤の前面を第1文字盤の前方側から効率的に照明できる。したがって、指針計器を大型化しないで、文字盤の前方側から文字盤の前面を効率的に照明できる。
請求項5に記載の発明によれば、光源の発した光を内周側領域に反射する反射部を、第2文字盤の裏面に形成しているため、第1文字盤の前面を第1文字盤の前方側から、簡易な構成で効率的に照明できる。したがって、指針計器を大型化しないで、且つ、簡易な構成で、文字盤の前方側から文字盤の前面を効率的に照明できる。
請求項6に記載の発明によれば、光源が発した光の一部が、第2文字盤を透過照明するため、透過照明用の光源を追加しないで、第2文字盤を透過照明できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の各実施形態相互において、図中の互いに同一若しくは均等である部分に、同一符号を付している。
(第1実施形態)
図1に示すスピードメータ1は、自車両の車室内の運転席前方に設けたインストルメントパネル内に配置され、文字盤2と指針5を備え、文字盤2は、目盛31が形成された第1文字盤3と、文字41が形成された第2文字盤4とを備える。
文字盤3,4は、ポリカーボネート樹脂等の光透過性基板に遮光性の背景層を形成して構成され、第1文字盤3では、例えば薄い青色の背景層を形成し、第2文字盤4では、例えば濃い青色の背景層を形成する。目盛31と文字41は、背景層の開口として形成され、光透過性を有する目盛31と文字41とが形成される。第2文字盤4は、目盛31より外周側であって第1文字盤3の前方側(図2において左側)に配置される。指針5は、第1文字盤3の前面32に沿って、目盛31と文字41を指示して回転し、これにより、スピードメータ1は、自車両の車速を表示する。
図2において、第1文字盤3の背後側(図2において右側)には、ムーブメント51、発光ダイオード61〜63、ケース92、および、プリント基板64が配置され、ムーブメント51と発光ダイオード61〜63は、プリント基板64に実装される。ムーブメント51は、ステッピングモータ、あるいは交差コイル式回転機等の電気アクチュエータからなり、外部からの車速信号に対応した角度にシャフト52を回動させる。ムーブメント51のシャフト52の先端に、指針5が固定される。発光ダイオード61の発した光は、ケース92に導かれて、指針5を発光表示させ、発光ダイオード62の発した光は、ケース92に導かれて、第1文字盤3を透過照明する。
発光ダイオード63は、第1文字盤3と第2文字盤4の少なくとも一方の背後(図2において右側)に配置され、具体的には、第2文字盤4の背後(図2において右側)に配置される。発光ダイオード63は、第1文字盤3の前面32において第2文字盤4より内周側領域(図1において第2文字盤4より内周側領域)を、第1文字盤3の前方側(図2において左側)から照明する。また、発光ダイオード63は、第2文字盤4も透過照明する。
図3に示す導光リング7は、第1文字盤3と第2文字盤4の少なくとも一方の背後(図2において右側)に配置され、具体的には、第2文字盤4の背後(図2において右側)に配置される。また、導光リング7は、第2文字盤4と発光ダイオード63の間に配置される。導光リング7は、発光ダイオード63の発した光を、図2に示す光路P1にしたがって、第1文字盤3の前面32において第2文字盤4より内周側領域に導いて、この内周側領域を第1文字盤3の前方側から照明させる。また、導光リング7は、発光ダイオード63の発した光を、図2に示す光路P2にしたがって、第2文字盤4に導いて、第2文字盤4を透過照明させる。
スピードメータ1は、請求項に記載の指針計器に相当し、目盛31は、請求項に記載の意匠部に相当し、発光ダイオード63は、請求項に記載の光源に相当し、導光リング7は、請求項に記載の導光部材に相当する。
導光リング7は、透明なアクリル樹脂等から、図1と図3に示すようにリング状に形成され、リング状のリング部71と、発光ダイオード63からの光をリング部71に導く受光部72と、リング部71の裏面に形成された例えば微細な凹凸からなるシボ等の光散乱層73とを備える。受光部72は、図2と図4に示すように、第1文字盤3の開口33を通してリング部71から発光ダイオード63へ延出し、発光ダイオード63からの光を受光する受光面721が、受光部72の先端に形成される。リング部71には、受光面721から受光された発光ダイオード63からの光をリング部71内に反射する反射面711が形成される。
受光面721から受光された発光ダイオード63からの光は、図3に示す光路P3にしたがって、反射面711で反射し、且つ、リング部71の外周側側面と内周側側面で反射して、リング部71に沿ってリング部71の全周に導かれる。
光路P3にしたがってリング部71の全周に導かれた光の一部は、リング部71の全周側から、図2〜4に示す光路P1にしたがって、光散乱層73で第1文字盤3の前面32(内周側領域)側に散乱されて、第1文字盤3の前面32(内周側領域)を、第1文字盤3の前方側(図3において上側)から照明する。また、光路P3にしたがってリング部71の全周に導かれた光の一部は、リング部71の全周側から、光散乱層73で第2文字盤4側に散乱されて、図2〜4に示す光路P2にしたがって、第2文字盤4を透過照明する。
このようにして、導光リング7は、光ダイオード63からの光を、光路P1,P3にしたがって前方側から第1文字盤3の前面32を照明させ、光路P2,P3にしたがって第2文字盤4を透過照明させる。
図2において、文字盤3,4、指針5、導光リング7、および、発光ダイオード61〜63等が実装されたプリント基板64等は、見返し板91、ケース92、ロアケース93、および、透明カバー94からなる筐体90に収容固定される。第2文字盤4と導光リング7は、スペーサ8を介して見返し板91と第1文字盤3で挟み込むことによって、筐体90に固定される。スペーサ8は、導光リング7のリング部71に沿ってリング状に形成されている。
なお、第2文字盤4と導光リング7とスペーサ8と第1文字盤3とに樹脂ピンを貫通させ、貫通させた樹脂ピンの両端を熱カシメして、これらを固定する構成とすることも可能である。この構成では、第2文字盤4側の熱カシメ部を、見返し板91によって隠蔽する構成とする。
以上の構成によれば、第1文字盤3の前面32を第1文字盤3の前方側から照明する発光ダイオード63および導光リング7を、第2文字盤4の背後に配置する、即ち、発光ダイオード63と導光リング7を隠蔽するスペースを、スピードメータ1の一部として利用している。このため、発光ダイオード63と導光リング7を隠蔽するスペースによって、スピードメータ1が大型化することがない。したがって、スピードメータ1を大型化しないで、第1文字盤3の前方側から第1文字盤3の前面32を照明できる。
発光ダイオード63の発した光を第1文字盤3の前面32に導く導光リング7を、第2文字盤4の背後であって第2文字盤4と発光ダイオード63の間に配置している。このため、第2文字盤4で隠蔽した導光リング7によって、即ち、スピードメータ1の一部を利用して隠蔽した導光リング7によって、第1文字盤3の前方側から第1文字盤3の前面32を効率的に照明できる。したがって、スピードメータ1を大型化しないで、第1文字盤3の前方側から第1文字盤3の前面32を効率的に照明できる。
発光ダイオード63が発した光の一部が、第2文字盤4を透過照明するため、第2文字盤4を透過照明するための発光ダイオードを追加しないで、第2文字盤4を透過照明できる。
光路P3にしたがってリング部71の全周に導かれた光が、リング部71の全周側から光路P1にしたがって、第1文字盤3の前面32を第1文字盤3の前方側から照明する。また、光路P3にしたがってリング部71の全周に導かれた光が、リング部71の全周側から、図2〜4に示す光路P2にしたがって、第2文字盤4を透過照明する。したがって、第1文字盤3の前面32と第2文字盤4を均一に照明できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、図5に示すように、図2に示す導光リング7の代わりに導光リング7Aを設け、発光ダイオード63を、第2文字盤4の背後から指針5の回転中心側に外れた位置であって、第1文字盤3の背後に配置する。
導光リング7と同様に、導光リング7Aも、透明なアクリル樹脂等から、リング状に形成され、リング部71と、光散乱層73とを備え、受光部72の代わりに受光部72Aを備える。受光部72Aは、発光ダイオード63からの光を受光する受光面721Aと、受光面721Aからの入射光を反射面711に反射する反射面722A,723Aを備える。図5に示すように、受光部72Aにおいて受光面721Aと反射面722Aは、第2文字盤4の背後から指針5の回転中心側に外れた位置であって、第1文字盤3の背後に配置される。即ち、導光リング7Aの一部(受光部72Aにおいて受光面721Aと反射面722A)は、第2文字盤4の背後から外れた位置であって、第1文字盤3の背後に配置され、導光リング7Aの残部は、第2文字盤4の背後に配置される。
導光リング7Aは、発光ダイオード63の発した光を、光路P10にしたがって、第1文字盤3の前面32において第2文字盤4より内周側領域に導いて、この内周側領域を第1文字盤3の前方側(図5において左側)から照明させる。また、導光リング7Aは、発光ダイオード63の発した光を、光路P20にしたがって、第2文字盤4に導いて、第2文字盤4を透過照明させる。導光リング7Aは、請求項に記載の導光部材に相当する。
このような構成により、発光ダイオード63、を、第1文字盤3と第2文字盤4の少なくとも一方の背後に配置し、発光ダイオード63の発した光を内周側領域に導く導光リング7Aを、第1文字盤3と第2文字盤4の少なくとも一方の背後であって第2文字盤4と発光ダイオード63の間に配置している。このため、第1文字盤と第2文字盤の少なくとも一方で隠蔽した発光ダイオード63と導光リング7Aとによって、即ち、指針計器の一部を利用して隠蔽した発光ダイオード63と導光リング7Aとによって、第1文字盤3の前面32を第1文字盤3の前方側から効率的に照明できる。したがって、スピードメータ1を大型化しないで、第1文字盤3の前方側から第1文字盤3の前面32を効率的に照明できる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、図6に示すように、図2に示す導光リング7を無くして、発光ダイオード63が発した光を、第2文字盤4Aに形成された反射面42Aによって、第1文字盤3の前面32へ反射させる構成とする。
具体的に、発光ダイオード63が発した光が、光路P11,P21にしたがって第2文字盤4Aの反射面42Aに到達可能なように、第1文字盤3に開口33Aが形成される。反射面42Aからの反射光が、光路P11にしたがって、第1文字盤3の前面32に到達可能なように、光透過性のスペーサ8Aとして、例えば、透明なアクリル樹脂等からスペーサ8Aが形成される。
反射面42Aは、反射面42Aに到達した光の一部が、光路P21にしたがって第2文字盤4Aを透過可能なように、光反射性と光透過性の両方を有する、例えば、微細な凹凸からなるシボ面やハーフミラー層等として反射面42Aが形成される。第2文字盤4Aは、第2文字盤4と同様に光透過性を有するように形成される。反射面42Aは、請求項に記載の反射部に相当する。
なお、第1文字盤3の前面32と第2文字盤4Aを均一に照明するため、複数の発光ダイオード63が、第2文字盤4Aの円弧に沿って等間隔でプリント基板64に実装される。
以上の構成により、導光リング7をなくして構成を簡素化しつつ、スピードメータ1を大型化しないで、光路P11にしたがって第1文字盤3の前方側から第1文字盤3の前面32を照明できる。
発光ダイオード63の発した光を第1文字盤3の前面32に反射する反射面42Aを、第2文字盤4Aの裏面に形成しているため、第1文字盤3の前面32を第1文字盤3の前方側から、簡易な構成で効率的に照明できる。したがって、スピードメータ1を大型化しないで、且つ、簡易な構成で、第1文字盤3の前方側から第1文字盤3の前面32を効率的に照明できる。
発光ダイオード63が発した光の一部が、光路P21にしたがって第2文字盤4Aを透過照明するため、第2文字盤4Aを透過照明するための発光ダイオードを追加しないで、第2文字盤4Aを透過照明できる。
(第4実施形態)
第4実施形態では、図7と図8に示すように、発光ダイオード63は、第2文字盤4Bの背後(図7と図8において右側)ではあるが、第1文字盤3の前方側(図7と図8において左側)に配置され、発光ダイオード63が光を第1文字盤3の前面32へ発する配置となっている。
第2文字盤4Bの裏面に固定されたフレキシブルプリント配線板(FPC)631に、発光ダイオード63が実装され、FPC631の一部は、プリント基板64に延出してプリント基板64と電気的に接続される。発光ダイオード63は、FPC631によってプリント基板64と電気的に接続されて、発光ダイオード63の点燈・消燈が制御される。スペーサ8,8Aの代わりにスペーサ8Bを用いて第2文字盤4Bが、筐体90に固定される。第2文字盤4Bは、第2文字盤4,4Aと異なり不透過性の文字盤として形成される。
なお、第1文字盤3の前面32を均一に照明するため、複数の発光ダイオード63が、第2文字盤4Bの円弧に沿って等間隔でFPC631に実装される。
以上の構成により、発光ダイオード63を、第1文字盤3の前方側に配置しているため、光路P12にしたがって第1文字盤3の前面32を第1文字盤3の前方側から、簡易な構成で照明できる。したがって、スピードメータ1を大型化しないで、且つ、簡易な構成で、第1文字盤3の前方側から第1文字盤3の前面32を照明できる。
第4実施形態の第1変形例では、図9に示すように、発光ダイオード63は、第1文字盤3と第2文字盤4の間であって、見返し板91の内側面に配置され、発光ダイオード63が光を第1文字盤3の前面32と第2文字盤4の裏面の両方へ発する配置となっている。
見返し板91の内側面に固定されたフレキシブルプリント配線板(FPC)631Aに、発光ダイオード63が実装され、FPC631Aの一部は、プリント基板64に延出してプリント基板64と電気的に接続される。発光ダイオード63は、FPC631Aによってプリント基板64と電気的に接続されて、発光ダイオード63の点燈・消燈が制御される。
発光ダイオード63が発した光は、光路P13にしたがって光透過性のスペーサ8Aを通して、第1文字盤3の前面32を照明する。光路P23にしたがって、発光ダイオード63が発した光は、光透過性のスペーサ8Aを通して、光透過性の第2文字盤4を透過照明する。なお、第1文字盤3の前面32と第2文字盤4を均一に照明するため、複数の発光ダイオード63が、第2文字盤4の円弧に沿って等間隔でFPC631Aに実装される。
以上の構成により、発光ダイオード63を、第1文字盤3の前方側に配置しているため、光路P13にしたがって第1文字盤3の前面32を第1文字盤3の前方側から、簡易な構成で照明できる。したがって、スピードメータ1を大型化しないで、且つ、簡易な構成で、第1文字盤3の前方側から第1文字盤3の前面32を照明できる。
発光ダイオード63が発した光の一部が、光路P23にしたがって第2文字盤4を透過照明するため、第2文字盤4を透過照明するための発光ダイオードを追加しないで、第2文字盤4を透過照明できる。
第4実施形態の第2変形例では、図10において、図9に示す第2文字盤4の一部を屈曲させて第1文字盤3側へ傾斜させた光透過性の第2文字盤4Cとし、この傾斜した部分の裏面に反射面42Cを形成する。反射面42Cは、光反射性と光透過性の両方を有するように、シボ面やハーフミラー層等として形成される。反射面42Cは、請求項に記載の反射部に相当する。なお、第1文字盤3の前面32と第2文字盤4Cを均一に照明するため、複数の発光ダイオード63が、第2文字盤4Cの円弧に沿って等間隔でFPC631Aに実装される。
以上の構成により、発光ダイオード63を、第1文字盤3の前方側に配置しているため、光路P14にしたがって第1文字盤3の前面32を第1文字盤3の前方側から、簡易な構成で照明できる。
第2文字盤4Cの一部を屈曲させて第1文字盤3側へ傾斜させ、この傾斜した部分の裏面に反射面42Cを形成しているため、光路P14が光路P141,P142の総和となっている。即ち、発光ダイオード63が発した光は、光路P141にしたがって直接第1文字盤3の前面32を照明し、これに加えて、光路P142にしたがって反射面42Cで反射して第1文字盤3の前面32を照明する。したがって、光路P14(光路P141,142)にしたがって第1文字盤3の前面32を第1文字盤3の前方側から、効率的に、簡易な構成で照明できる。
発光ダイオード63が発した光の一部が、光路P24にしたがって第2文字盤4Cを透過照明するため、第2文字盤4Cを透過照明するための発光ダイオードを追加しないで、第2文字盤4Cを透過照明できる。
第4実施形態の第3変形例では、図11に示すように、図9において第2文字盤4の代わりに第2文字盤4Aを用い、図9において上面発光式の発光ダイオード63の代わりに側面発光式の発光ダイオード63Aを用い、且つ、発光ダイオード63Aの発光側側面を第2文字盤4Aに向けている。なお、第1文字盤3の前面32と第2文字盤4Aを均一に照明するため、複数の発光ダイオード63Aが、第2文字盤4Aの円弧に沿って等間隔でFPC631Aに実装される。
第3変形例では、発光ダイオード63Aの発光側側面を第2文字盤4Aに向けているため、光路P15にしたがって第1文字盤3の前面32を照明する照明効率と、光路P25にしたがって光透過性の第2文字盤4Aを透過照明する照明効率とを、向上させることができる。
(第5実施形態)
第5実施形態では、図12に示すように、図6に示す発光ダイオード62を無くし、第1文字盤3の前面32を照明し、且つ、第2文字盤4Aを透過照明する発光ダイオード63が発した光の一部が、第1文字盤3を透過照明する構成としている。発光ダイオード63は、第2文字盤4Aの背後から指針5の回転中心側に外れた位置に配置されているが、第1文字盤3の背後に配置される。ケース92の内側面には、反射面921が形成される。
発光ダイオード63が発した光は、光路P16にしたがって、透明ケース922を透過して反射面921で反射し、この反射光が光透過性のスペーサ8Aを透過し、第2文字盤4Aの反射面42Aで反射して、第1文字盤3の前面32を照明する。また、発光ダイオード63が発した光は、光路P26にしたがって、透明ケース922を透過して反射面921で反射し、この反射光が第2文字盤4Aを透過照明する。また、発光ダイオード63が発した光は、光路P4にしたがって第1文字盤3を透過照明する。
なお、第1文字盤3の前面32と第2文字盤4Aを均一に照明するため、複数の発光ダイオード63が、第2文字盤4Aの円弧に沿って等間隔でプリント基板64に実装される。
このような構成により、第1文字盤3の前面32を第1文字盤3の前方側から照明する発光ダイオード63を、第2文字盤4Aの背後ではないが、第1文字盤3の背後に配置する、即ち、発光ダイオード63を隠蔽するスペースを、スピードメータ1の一部として利用している。このため、発光ダイオード63を隠蔽するスペースによって、スピードメータ1が大型化することがない。したがって、スピードメータ1を大型化しないで、第1文字盤3の前方側から第1文字盤3の前面32を照明できる。
また、発光ダイオード63が発した光は、光路P26にしたがって第2文字盤4Aを透過照明し、光路P4にしたがって第1文字盤3を透過照明する。したがって、第2文字盤4Aを透過照明するための発光ダイオード、および、第1文字盤3を透過照明するための発光ダイオード62を追加しないで、第2文字盤4Aと第1文字盤3を透過照明できる。
(第6実施形態)
第6実施形態では、図13に示すように、図2に示す指針5を、第2文字盤4の前面43より前方側(図13において左側)に延長させて屈曲させた指針5Aとしている。このため、指針5Aは、第1文字盤3の前面32と第2文字盤4の前面43の両方に沿って回転して、図1に示す目盛31と文字41の両方をより明確に指示できる。
本発明の第1実施形態によるスピードメータの正面図である。 図1中のII−II線断面図である。 図2に示す導光リングの斜視図である。 図1中のIV−IV線断面図である。 本発明の第2実施形態によるスピードメータの断面図である。 本発明の第3実施形態によるスピードメータの断面図である。 本発明の第4実施形態によるスピードメータの断面図である。 図7中のVIII部の拡大断面図である。 図8の第1変形例を示す拡大断面図である。 図8の第2変形例を示す拡大断面図である。 図8の第3変形例を示す拡大断面図である。 本発明の第5実施形態によるスピードメータの断面図である。 本発明の第6実施形態によるスピードメータの断面図である。
符号の説明
1 スピードメータ(指針計器)、2 文字盤、3 第1文字盤、31 目盛(意匠部)
32 前面、33,33A 開口、4,4A,4B,4C 第2文字盤、41 文字
42A,42C 反射面(反射部)
43 前面、5,5A 指針、51 ムーブメント、52 シャフト
61、62 発光ダイオード、63,63A 発光ダイオード(光源)
631,631A フレキシブルプリント配線板(FPC)、64 プリント基板
7,7A 導光リング(導光部材)、71 リング部、711 反射面
72,72A 受光部、721,721A 受光面、722A,723A 反射面
73 光散乱層、8,8A,8B スペーサ、91 見返し板、92 ケース
921 反射面、922 透明ケース、93 ロアケース、94 透明カバー

Claims (6)

  1. 意匠部が形成された第1文字盤と、前記意匠部より外周側であって前記第1文字盤の前方側に配置された第2文字盤とを備えた文字盤と、
    前記第1文字盤の前面に沿って回転する指針と、
    前記第1文字盤と前記第2文字盤の少なくとも一方の背後に配置されると共に、前記第1文字盤の前記前面において前記第2文字盤より内周側領域を、前記第1文字盤の前方側から照明する光源と,を備えることを特徴とする指針計器。
  2. 前記光源は、前記第1文字盤の前方側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の指針計器。
  3. 前記光源は、前記第1文字盤の背後に配置されると共に、前記光源が発した光の一部が、前記第1文字盤を透過照明することを特徴とする請求項1に記載の指針計器。
  4. 前記第1文字盤と前記第2文字盤の少なくとも一方の背後であって、前記第2文字盤と前記光源の間に配置されると共に、前記光源の発した光を前記内周側領域に導く導光部材を備えることを特徴とする請求項1または3に記載の指針計器。
  5. 前記光源の発した光を前記内周側領域に反射する反射部を、前記第2文字盤の裏面に形成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の指針計器。
  6. 前記光源が発した光の一部は、前記第2文字盤を透過照明することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の指針計器。
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