JP5104249B2 - 指針計器 - Google Patents

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Description

本発明は、指針計器に関するものである。
近年、指針計器において斬新な見栄えを獲得する為、視認性を備えた様々なデザインが試みられている。例えば、特許文献1に開示されている指針計器では、その導光体の視認者と反対側となる面にくさび形状の凹部を設け、導光体に入射する発光ダイオードの光を凹部により視認者側へ反射させ、表示に立体感を持たせることにより、視認性を備えた斬新な見栄えを有するデザインとしている。
特開2003−302262号公報
しかしながら、特許文献1の記載の技術によれば、凹部が発光ダイオードの光を反射させているだけであり、外部光の光量が多い環境下では、表示はその周辺部との十分な明度差が得られず、指針計器の視認性が悪化する。その対策として、白色光である外部光と色相差を持つ青色等の発光ダイオードを使用することで、外部光の光量が多い環境下での視認性を確保する方法が考えられるが、発光色が制限されることとなり、デザインの自由度に制約を受ける。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、外部光の光量に影響されない優れた視認性と、デザインの自由度を兼ね備える指針計器を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、少なくとも一部が光を透過する透過部である指標部を表面側に有する指標部材と、指標部材の裏面側に配設され、指標部材の表面側に延出する指針軸を有する回動内機と、指針軸の先端に支持され、指標部材の表面に沿い回動する指針と、を備えた指針計器において、指標部材の裏面側に配設され、光を透過する材料から成り、指標部材とは反対側となる裏面側のうちで透過部と視認方向において相対する位置に断が台形形状となる凹部を有する導光体と、導光体に光を入射する光源と、導光体の裏面側にて凹部の開口部を覆うリフレクタと、を備え、凹部における二つの側面の間の間隔は、この凹部における底面から開口部に向かうに従って拡がり、二つの側面及び底面のうちで、二つの側面には、シボが設けられ、導光体は、二つの側面によって、光源から入射された光源光を指標部材の透過部を透過させ視認者が視認可能に反射する光源光反射部を形成し、底面及びリフレクタは、指標部材の透過部を透過して導光体に入射する外部光を指標部材の透過部を透過させ視認者が視認可能に反射する外部光反射部を形成することを特徴とする。
これによれば、外部光の光量が少ない環境下においては、光源からの入射させる光源光は導光体に設けられた光源反射部で反射され、指標部材に設けられた透過部を透過し、視認者に届けられる。外部光の光量が多い環境下においては、指標部材の透過部から導光体に入射する外部光が外部光反射部で反射され、再び透過部を透過し、視認者に届けられる。視認者は外部光の光量に関わらず指標部材の透過部とその周辺部との明度差を認識することができる為、視認性の高い指針計器を得ることができる。また、明度差のみで視認性を確保することができる為、光源色に制約を生じることが無く、デザインの自由度を兼ね備える指針計器を得ることができる。
また、外部光の光量が少ない環境下においては、光源からの入射させる光源光は導光体に設けられた凹部の二つの側面により視認者の視認方向に反射され、指標部材に設けられた透過部を透過し、視認者に届けられる。外部光の光量が多い環境下においては、指標部材の透過部から導光体に入射する外部光は凹部の底面を透過し、リフレクタにより反射され、再び凹部の底面と指標部材に設けられた透過部を透過し、視認者に届けられる。視認者は外部光の光量に係らず指標部材の透過部とその周辺部との明度差を認識することができる為、視認性に優れた指針計器を得ることが可能な構成となる。
加えて、この構成によれば、外部光反射部および光源光反射部である凹部とリフレクタを導光体の裏面側に集約して形成することができ、外部光反射部および光源光反射部が占有する空間を抑制することが可能となる。その為、指針計器の形状に制約が生じることが無く、デザインの自由度の高い指針計器を得ることができる
さらに、二つの側面及び底面のうちで二つの側面に設けられたシボが光源光を乱反射させることにより、凹部の視認方向に位置する導光体の表面から指標部材の透過部を透過して放出される光量を増加させることができる。視認者は指標部材の透過部とその周辺部との明度差をより鮮明に認識することが可能となる為、視認性により優れた指針計器を得ることができる。
請求項に記載の発明では、光源から放出された光源光の少なくとも一部は、導光体の凹部の長手方向に対し略平行に入射し、凹部の底面は、凹部の長手方向に対し略平行に入射する光源光の少なくとも一部を、指標部材の透過部を透過させ視認者が視認可能に反射する角度で形成されていることを特徴とする。
これによれば、凹部の側面で反射することができない凹部の長手方向に対し略平行に入射する光源光を、凹部の底面で視認者側に反射させることにより、視認者に届けられる光量が増加する。視認者は、透過部とその周辺部との明度差をより鮮明に認識することが可能となり、視認性により優れた指針計器を得ることができる。
請求項に記載の発明では、リフレクタは、導光体の裏面側のほぼ全体を覆う形状であることを特徴とする。これによれば、リフレクタが導光体の裏面側のほぼ全体を覆うことによって、導光体から漏洩する光源光の光量が低減され、視認者に届けられる光量を増加させることができる。視認者は指標部材の透過部とその周辺部との明度差をより鮮明に認識することが可能となる為、視認性により優れた指針計器を得ることができる。
請求項に記載の発明では、リフレクタと導光体の凹部の開口部との間に、特定の周波数領域の光を反射するシートが挾持されることを特徴とする。これによれば、外部光の光量が多い環境下において視認者が認識する透過部の発光色を任意の色相に設定することが可能となる為、デザインの自由度を兼ね備える指針計器を得ることができる。
請求項に記載の発明では、光源の放出する光源光の周波数領域と、反射された外部光の周波数領域とがほぼ同一であることを特徴とする。これによれば、視認者が認識する透過部は、外部光の光量に係らず一定の色相のまま、周辺部との明度差を常に確保することが可能となる為、視認性により優れた指針計器を得ることができる。
請求項に記載の発明では、光源の放出する光源光の周波数領域と、反射された外部光の周波数領域とが異なることを特徴とする。これによれば、視認者が認識する透過部は、外部光の光量に係らず周辺部との一定の明度差を確保したまま、外部光の光量変化に従って任意の色相に変化させることが可能となる為、デザインの自由度が高い指針計器を得ることができる。
請求項に記載の発明では、指標部材の透過部は、指標部材の目盛の少なくとも一部を形成し、透過部は指標部材の表面側に指針軸を中心として放射状に複数設けられていることを特徴とする。これによれば、目盛は常に指標部材に対して明度差を維持することが可能となる為、視認性により優れた指針計器を得ることができる。
請求項に記載の発明では、指標部材の透過部は指標部材に設けられた貫通部であり、導光体は指標部材側の表面側に凸部を有し、凸部の先端には平面部が形成されており、凸部は指標部材の貫通部に嵌挿され、指標部材の表面側へ突出することを特徴とする。これによれば、光源光反射部で反射された光源光又は外部光反射部により反射された外部光は、凸部先端面から視認者側へ放出される。指標部材と反射光が放出される位置が視認方向に対して奥行きを持った構造となる為、指標部材と凸部先端の平面部との明度差がより強調され、視認性をより向上させることができる。加えて、指標部材と凸部先端の平面部とを立体的に配置することが可能となる為、デザインの自由度がより高い指針計器を得ることができる。
以下、本発明の指針計器を車両用コンビネーションメータに適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態による指針計器であるコンビネーションメータ100の正面図であり、図2は、図1のII−II線断面図である。
コンビネーションメータ100は、車両の運転席前方に視認者である運転者から視認可能な位置に配置され、車両の走行速度を指標するスピードメータ100aと、図示しない他の計器や各種インジケータおよび各種警告灯等をその構成に有している。
図1に示すように、スピードメータ100aは運転者に車両の速度を視認させるための指標部材2を備え、この指標部材2は、文字盤20とトリムリング25により構成されている。図2に示すように、文字盤20は、中心部に開口部22を有する円盤状であって、内周側に向かうに従い、運転者と反対側となる裏面20b側(図2の右側)へ傾斜する形状である。文字盤20は、例えば透明なポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等の光の透過性を有する薄板にて形成されている。図1に示すように、文字盤20の表面20a側には、指標部21を構成する数字部21bと文字部21cを備え、この数字部21bおよび文字部21cは、数字部21bおよび文字部21c以外の文字盤20の表面20a又は裏面20bへ、印刷あるいはホットスタンプを施し、光の透過性を消失させることによって形成されている。
トリムリング25は、円筒形状であって運転者側(図2の左側)となる端部は内周方向に折り曲げられ、固定部28を形成している。トリムリング25の外面25a側には、例えばメッキ加工による加飾が施されており、文字盤20の外周縁部に嵌め込まれることによってメーターの見栄えを向上させている。
図2に示すように、文字盤20の裏面20b側には導光体7が文字盤20と同軸に配設されている。図3は、導光体7の斜視図である。図3に示すように、導光体7は、運転者側(図2の左側)に向かうに従い、外周方向に展開する円筒形状であって、例えば透明なアクリル樹脂等の光の透過性を有する材料から形成されている。導光体7は、その下側(図3の左下)の一部が切欠かれており、その二つの断面より、後述する光源光81aを導光体7に入射する為の入射部73を備えている。導光体7の表面70a側、外周縁部76には、先端に平面部72aを有する、特定の長さの大小2種類の凸部72が、放射状且つ等間隔に交互に形成されている。文字盤20の外周と、トリムリング25の固定部28の内周には、それぞれ切欠きが設けられており、文字盤20の外周縁部にトリムリング25が嵌め込まれることで、指標部材2の貫通部21aを形成する。貫通部21aは、透過部であって、指標部材2の指標部21の一部である。指標部材2を構成する文字盤20の裏面20b側に導光体7が配設された状態で、導光体7の凸部72は、指標部材2の貫通部21aから文字盤20の表面20a側へ突出し、図1に示すように、スピードメータ100aの目盛72となる。
図2に示すように、導光体7の裏面70b側(図2の右側)には、導光体7と同様に外周方向に展開する円筒形状であって、導光体7の裏面70bのほぼ全体を覆う形状のリフレクタ6が配設されている。リフレクタ6は、例えば、ほぼ白色であって、光を透過させない樹脂により形成されている。
図2に示すように、リフレクタ6の導光体7と反対側となる裏面60b側(図2の右側)には、コンビネーションメータ100の電気回路5を形成するプリント基板51が配置されている。プリント基板51の裏面51b側には、指針軸31を有するムーブメント3と、コントローラ52が実装されている。尚、ムーブメント3は、請求項1に記載の回動内機に相当する。プリント基板51は、文字盤20および導光体7と同軸であって、ムーブメント3の指針軸31が貫通する開孔部51cを有している。ムーブメント3は、その指針軸31が文字盤20および導光体7と同軸となるようプリント基板51へ実装されており、指針軸31はプリント基板51の開孔部51cと文字盤20の開口部22を貫通し、文字盤20の表面20a側へ延出している。
図2に示すように、指針4は、文字盤20に形成された数字部21bと目盛72を指標するポインタ41と、ムーブメント3の指針軸31に固定される固定部42によって構成されている。指針4の固定部42は、文字盤20の開口部22から表面20a側に延出するムーブメント3の指針軸31の先端に固定されている。ポインタ41は、例えば透明なアクリル樹脂等の光の透過性を有する材料から形成されており、文字盤20の表面20aの形状に倣い、屈曲した形状を有している。指針4は、ムーブメント3によって指針軸31と一体的に回動される。
図2に示すように、指針4とプリント基板51との間には、ほぼ円筒形状を有する、指針導光体9が、指針軸31と同軸に配設されている。指針導光体9は、例えば透明なアクリル樹脂等の光の透過性を有する材料からなり、プリント基板51側の端部には光を入射させる入射部90aが、指針4側の端部には光を放出する為の放出部90bが、それぞれ形成されている。
図2に示すように、プリント基板51の表面51a側には、光源である複数の発光ダイオードが配設されている。発光ダイオードは、導光体7の端面74に光源光82aを入射させる発光ダイオード82と、指針のポインタ41を発光させる発光ダイオード83と、図3に示す、導光体7の入射部73の端面73aへ光源光83aを入射させる発光ダイオード83に分類される。導光体7に光源光81a、82aを入射する発光ダイオード81、82は、白色光を放出するものを、ポインタ41を発光させる発光ダイオード83は赤色光を放出するものを、それぞれ使用する。
コントローラ52は、これらプリント基板51に実装されたムーブメント3の駆動制御および各発光ダイオード81、82、83の点灯・消灯制御を司る。
図2に示すように、上述したコンビネーションメータ100の構成要素は、リヤケース10aとフロントケース10bを構成に有するケーシング部材10の内部へ収容される。また、フロントケース10bの運転者側(図2の左側)には、透明なアクリル樹脂またはガラス等の薄板により形成された、透過パネル11が嵌め込まれている。
次に、本発明の第1実施形態のコンビネーションメータ100の特徴的構造と、その視認性への効果について説明する。
図4は、図3のIV−IV線断面図であり、図5は、図3のV−V線断面図である。
図4に示すように、導光体7裏面70b側の、目盛72と視認方向において相対する位置には、断面が台形である凹部71が形成されている。導光体7の二つの入射部73の端面73aに近接するよう配設された発光ダイオード81から放出される光源光81aは、入射部73の端面73aに入射し、入射部73に形成される反射面73bにより反射され、図3に示すように導光体7の外周縁部76を周方向に進行する。図4に示すように、発光ダイオード81から放出され、導光体7の外周縁部76を進行する光源光81aの一部は、導光体7の裏面70bに設けられた凹部71の側面71aに入射し、目盛72側へ反射される。ここで、凹部71の側面71aにシボが設けられており、表面に微小な凹凸を有することで、側面71aに入射する光源光81aを乱反射し、運転者側へ反射可能な光源光81aの光量を増加させている。詳記すると、シボの無い状態においては、側面71aに対して特定の入射角を有する光源光81aのみが目盛72側へ反射可能なだけであったが、シボを設けることにより、側面71aを透過してしまうような垂直に近い角度で側面71aへ入射する光源光81aや、側面71aに対して平行に近い角度で入射する光源光81aの一部も目盛72側へ反射可能となるため、目盛72から放出される光源光81aの光量が増加する。これによって、目盛72は、高い明度を得ることになり、視認性に優れたコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。
外部光88aの光量が少ない環境下においては、光源光81aの反射光によって、目盛72は周辺部との十分な明度差が確保可能であったが、外部光88aの光量が多い環境下においては、光源光81aの反射光のみでは、目盛72と周辺部との明度差が小さくなり、運転者は良好な視認性を得ることが困難となる。明度差により運転者の視認性を得ることができないことから、発光ダイオード81の発光色を、白色光である外部光88aと明確に異なる色相、例えば青色や赤色等とすることにより、色相差で運転者の視認性を得ることは可能であった。しかし、この場合では、発光ダイオード81の発光色として使用できる発光色が制限され、コンビネーションメータ100のデザインに制約が生じる。本発明の第1実施形態のコンビネーションメータ100では、外部光88aの光量が多い環境下において、導光体7内に入射する外部光88aを運転者側へ反射させることにより、外部光88aの光量増加に伴って、目盛72より放出される光量も増加する構成とする。
図4に示すように、目盛72先端の平面部72aより導光体に入射する外部光88aは、導光体7内を直進し、導光体7の裏面70bに設けられた凹部71の底面71bを透過し、リフレクタ6で反射される。反射された外部光88aの反射光88bは、再度凹部71の底面71bと目盛72先端の平面部72aを透過し、運転者側へ放出される。その為、外部光の光量が増加した場合においても、目盛72から放出される反射光88bの光量も、外部光88aの光量に伴って増加し、常に周辺部との明度差を維持できる。これにより、外部光88aの光量に係らず、高い視認性を有するコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。
また、目盛72が、外部光88aの光量に係らず周辺部との明度差を維持可能なことから、発光ダイオード81の発光色が制限されることがなく、コンビネーションメータ100は高いデザインの自由度を獲得することができる。
また、リフレクタ6が白色であることから、外部光88aの反射光88bと光源光81aは同じ白色光となる。その為、目盛72は、外部光88aの光量が変化した場合においても、白色で発光しているよう運転者に視認される。これにより、外部光88aの光量に係らず、運転者の視認状態が変わらない、より視認性に優れたコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。
さらに、光源光81aを反射する為に必要な反射部の機能と、外部光88aを反射させる為に必要な反射部の機能とが、導光体7の裏面70bに設けられた凹部71とリフレクタ6のみにより獲得されることで、導光体7の形状に制約を生じることが無い。加えて、これらの部品が占有するスペースもごく僅かである為、デザインの自由度を兼ね備えるコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。
図3に示すように、導光体7の端面74に近接するよう配設された発光ダイオード82から放出される光源光82aは、導光体7の端面74へ入射し、導光体7の形状に沿って外周縁部76に向かって放射状に進行する。図5に示すように、凹部71の底面71bは、この放射状に進行する光源光82aの進行方向に対して角度を有するよう形成されている。その為、凹部71の底面71bは、発光ダイオード82から放出される光源光82aを目盛72側へ反射させることが可能となり、コンビネーションメータ100の目盛72が放出する光量をさらに増加させることで、目盛72は周辺部とのより鮮明な明度差を獲得している。これにより、より視認性に優れたコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。
図5に示すように、導光体7の裏面70bには、リフレクタ6が配設されている。リフレクタ6は、裏面70bを透過して外部に漏洩する光源光82aを、再び導光体7へ反射させることで、文字盤20の数字部21bや文字部21cへ到達する光量が減少することを抑制している。また、図1に示す文字盤20の数字部21bおよび文字部21cと接する位置となる、導光体7の表面70aには、シボ75が設けられ、微小な凹凸が形成されている。図5に示すように、導光体7内を放射状に進行する光源光82aのうち、このシボ75が設けられた箇所に入射する光源光82aは、シボ75の微小な凹凸により、運転者側へと屈折され、導光体7より放出される。これらによって、文字盤20の数字部21bおよび文字部21cの透過照明はより鮮明なものとなり、より視認性の高いコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。
図2に示すように、指針4のポインタ41を発光させる発光ダイオード83から放出された光源光83aは、指針導光体9の入射部90aおよび放出部90bを介して、確実にポインタ41へ導かれる。ポインタ41は、赤色である発光ダイオード83から指針導光体9を介して入射した光源光83aにより、全体が赤色に均一に発光する。コンビネーションメータ100は、赤色に発光するポインタ41と、白色に発光する数字部21bおよび目盛72との発光色の色相差によって、より高い視認性を獲得することが可能となる。加えて、数字部21b、目盛72、ポインタ41が運転者の視認方向に対して立体的な配置となることにより、それぞれの発光がより強調されることになる。これにより、視認性の高いコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。
次に、このように構成した本発明の第1実施形態のコンビネーションメータ100における電気回路5の構成とその特徴について説明する。図6は、本発明の第1実施形態におけるコンビネーションメータ100の電気回路5の構成図である。図6に示すように、コントローラ52には、バッテリ53から電力が常時供給されている。また、コントローラ52は、イグニッションスイッチ54が、その作動状態を検出可能に接続されている。コントローラ52には、各発光ダイオード81、82、83が接続され、イグニッションスイッチ54の検出結果に基づいて、各発光ダイオード81、82、83の点灯制御を行っている。コントローラ52には、ムーブメント3と車両の走行速度を検出するための車速センサ55が接続され、コントローラ52は、車速センサ55からの入力信号に基づいて、ムーブメント3の回動を制御する。
運転者によりイグニッションスイッチ54がONされ、バッテリ53の電圧がコントローラ52に印加されて、イグニッションスイッチ54がONされたことをコントローラ52が検知すると、コントローラ52が各発光ダイオード81、82、83への点灯制御を行い、通電を開始する。各発光ダイオード81、82、83へ所定電圧が印加されることによって、図1に示す、指標部材2の数字部21bと文字部21cおよび目盛72、指針4のポインタ41が発光する。イグニッションスイッチ54がONされた状態では、常に各発光ダイオード81、82、83に電圧が印加されるよう制御されていることから、運転者が常に良好な視認性を得ることができるコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。
運転者によりイグニッションスイッチ54がOFFされ、イグニッションスイッチ54がOFFされたことをコントローラ52が検知すると、コントローラ52が各発光ダイオード81、82、83への消灯制御を行い、通電を停止する。各発光ダイオード81、82、83へ印加電圧が0となることで、図1に示す、指標部材2の数字部21bと文字部21cおよび目盛72、指針4のポインタ41が消灯される。
(第1実施形態の変形例)
以下に、第1実施形態の変形例によるコンビネーションメータ100について説明する。第1実施形態の変形例によるコンビネーションメータ100は、上述した第1実施形態によるコンビネーションメータ100に対して、発光ダイオード81、82の発光色を、白色光から有彩色系の発光色、例えば、青色に変更している。尚、発光ダイオード81、82の発光色は有彩色であれば、赤色又は緑色等でも良い。
外部光88aの光量が少ない環境下においは、主に発光ダイオード81、82より放出され、導光体7の凹部71で反射された青色の光源光81aおよび82aが、目盛72より運転者側へ放出され、視認される。対して、外部光88aの光量が多い環境下においては、主に白色である外部光88aの反射光88bが、目盛72より運転者側へ放出され、視認される。目盛72は、運転者に、外部光88aの光量が少ない環境下においては青色で視認され、外部光88aの光量が増加するに伴って、白色に変化するよう視認させることが可能となる。これによって、目盛72の発光色の色相を、外部光の光量に従って連続的に変化させることができる、デザインの自由度の高いコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。
<第2実施形態>
図7は、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ100の導光体7およびその周辺部品の、図4と同一箇所における線断面図である。第2実施形態によるコンビネーションメータ100は、上述した第1実施形態対して、凹部71が形成される箇所の導光体7の裏面70bと、リフレクタ6との間に、シートが挾持されている。
以下に、第2実施形態によるコンビネーションメータ100における構成と作用について説明する。
図7に示すように、導光体7の裏面70bに設けられた凹部71と、リフレクタ6との間には、シート61が挟持されている。シート61は、任意の有彩色であり、特定の周波数域の光のみを反射させる特性を有している。導光体7の目盛72先端の平面部72aより入射する外部光88aはシート61の表面で反射され、反射光88bとなる。これにより、反射光88bは任意の有彩色光となる。
発光ダイオード81、82の発光色を第1実施形態と同様の白色とし、例えば、シート61を青色とした場合、目盛72は、外部光88aの光量が少ない環境下において、発光ダイオード81、82の発光色である白色で発光し、外部光88aの光量が増加するに伴って、青色で発光するよう連続的に変化させるが可能となる。これによって、目盛72の発光色の色相を、外部光の光量に従って連続的に変化させることができる、デザインの自由度の高いコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。尚、シート61の色は有彩色であれば、赤色又は緑色等でも良い。
発光ダイオード81、82の発光色と、シート61の色を同一色相、例えば、青色とした場合、目盛72は、外部光88aの光量が変化した場合においても、常に青色で発光しているよう運転者に視認される。特にこの場合、目盛72から放出される、青色の光源光81aおよび82aと反射光88bが、外部光88aとの色相差と、周辺部との明度差を併せ持つことにから、外部光88aの多い環境下における運転者の視認性が、非常に優れたコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。尚、発光ダイオード81、82の発光色およびシート61の色は、同一色相の有彩色であれば、赤色又は緑色等でも良い。
発光ダイオード81、82の発光色を有彩色系の発光色、例えば、赤色に変更し、シート61の色を前記の発光ダイオードとは異なる色相、例えば青色とした場合、目盛72は、外部光88aの光量が少ない環境下において、発光ダイオード81、82の発光色である赤色で発光し、外部光88aの光量が増加するに伴って、青色で発光するよう連続的に変化させることが可能となる。これによって、目盛72の発光色の色相を、外部光の光量に従って連続的に変化させることができる、デザインの自由度の高いコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。加えて、外部光88aの多い環境下においては、目盛72から放出される光が、外部光88aとの色相差と、周辺部との明度差を併せ持つことから、非常に優れた視認性を併せ持つコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。尚、発光ダイオード81、82の発光色およびシート61の色は、異なる色相の有彩色であれば、緑色等でも良い。
<第3実施形態>
図8は、本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ100の導光体7aとその周辺部品の斜視図である。第3実施形態によるコンビネーションメータ100は、導光体7の外周縁部76に円周状に遮光部材77が設けられている。
以下に、第3実施形態によるコンビネーションメータ100における構成と作用について説明する。
図8に示すように、導光体7aの外周縁部76の内周側には、光を透過させない材料により形成された遮光部材77が円周状に形成されている。発光ダイオード82から放出された光源光82aは、導光体7aの形状に沿って外周縁部76に向かって放射状に進行し、外周縁部76直前で遮光部材77により反射される。また、導光体7aの外周縁部76を周方向に進行する光源光81aのうち、導光体7aの内周側へ進行する光も、遮光部材77により反射され、外周縁部76に戻される。その為、発光ダイオード81と82の光源光、81aと82aが導光体内で混ざることがない。これにより、発光ダイオード81と82に異なる発光色の発光ダイオードが使用可能となり、デザインの自由度の高いコンビネーションメータ100を提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ100の正面図である。 本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ100の断面図で、図1のII−II線断面図である。 本発明の第1実施形態による導光体7とその周辺部品の斜視図である。 本発明の第1実施形態による導光体7とリフレクタ6の断面図で、図3のIV−IV線断面図である。 本発明の第1実施形態による導光体7とリフレクタ6の断面図で、図3のV−V線断面図である。 本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ100の電気回路5の構成図である。 本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ100の導光体7およびその周辺部品の、図4と同一箇所における線断面図である。 本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ100の導光体7aとその周辺部品の斜視図である。
符号の説明
2 指標部材、20 文字盤、20a 表面、21 指標部、21a 貫通部(透過部)、20b 裏面、21b 数字部、21c 文字部、22 開口部、25 トリムリング、25a 外面、28 固定部、3 ムーブメント(回動内機)、4 指針、41 ポインタ、42 固定部、5 電気回路、51 プリント基板、51a 表面、51b 裏面、51c 開孔部、52 コントローラ、53 バッテリ、54 イグニッションスイッチ、55 車速センサ、6 リフレクタ、60a 表面、60b 裏面、7、7a 導光体、70a 表面、70b 裏面、71 凹部、71a 側面、71b 底面、72 目盛(凸部)、72a 平面部、73 入射部、73a 端面、73b 反射面、74 端面、75 シボ、76 外周縁部、77 遮光部材、81、82、83 発光ダイオード(光源)、81a、82b、83c 光源光、88a 外部光、88b 反射光、9 指針導光体、90a 入射部、90b 放出部、10 ケーシング部材、10a リヤケース、10bフロントケース、11 透過パネル、100 コンビネーションメータ(指針計器)、100a スピードメータ

Claims (8)

  1. 少なくとも一部が光を透過する透過部である指標部を表面側に有する指標部材と、
    前記指標部材の裏面側に配設され、前記指標部材の前記表面側に延出する指針軸を有する回動内機と、
    前記指針軸の先端に支持され、前記指標部材の前記表面に沿い回動する指針と、を備えた指針計器において、
    前記指標部材の裏面側に配設され、光を透過する材料から成り、前記指標部材とは反対側となる裏面側のうちで前記透過部と視認方向において相対する位置に断が台形形状となる凹部を有する導光体と、
    前記導光体に光を入射する光源と、
    前記導光体の前記裏面側にて前記凹部の開口部を覆うリフレクタと、を備え、
    前記凹部における二つの側面の間の間隔は、前記凹部における底面から前記開口部に向かうに従って拡がり、
    前記二つの側面及び前記底面のうちで、前記二つの側面には、シボが設けられ、
    前記導光体は、前記二つの側面によって、前記光源から入射された光源光を前記指標部材の前記透過部を透過させ視認者が視認可能に反射する光源光反射部を形成し、
    記底面及び前記リフレクタは、前記指標部材の前記透過部を透過して前記導光体に入射する外部光を前記指標部材の前記透過部を透過させ視認者が視認可能に反射する外部光反射部を形成することを特徴とする指針計器。
  2. 前記光源から放出された光源光の少なくとも一部は、前記導光体の前記凹部の長手方向に対し略平行に入射し、
    前記凹部の前記底面は、前記凹部の長手方向に対し略平行に入射する光源光の少なくとも一部を、前記指標部材の前記透過部を透過させ視認者が視認可能に反射する角度で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の指針計器。
  3. 前記リフレクタは、前記導光体の前記裏面側のほぼ全体を覆う形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の指針計器。
  4. 前記リフレクタと前記導光体の前記凹部との間に、特定の周波数領域の光を反射するシートが挾持されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の指針計器。
  5. 前記光源の放出する光源光の周波数領域と、反射された外部光の周波数領域とがほぼ同一であることを特徴とする請求項〜4のいずれか一項に記載の指針計器。
  6. 前記光源の放出する光源光の周波数領域と、反射された外部光の周波数領域とが異なることを特徴とする請求項のいずれか一項に記載の指針計器。
  7. 前記指標部材の前記透過部は、前記指標部材の目盛の少なくとも一部を形成し、前記透過部は前記指標部材の前記表面側に前記指針軸を中心として放射状に複数設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の指針計器。
  8. 前記指標部材の前記透過部は前記指標部材に設けられた貫通部であり、
    前記導光体は前記指標部材側の表面側に凸部を有し、
    前記凸部の先端には平面部が形成されており、
    前記凸部は前記指標部材の前記貫通部に嵌挿され、前記指標部材の前記表面側へ突出することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の指針計器
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