JP2009263880A - 建物ボイド内組込型の立体駐車装置およびその水平サポート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 立体駐車装置を建物ボイド内壁面に支持させながら、その運転音や小振動が建物躯体へ伝播することを抑制し、地震等の大きな揺れに対しては立体駐車装置が建物躯体に追従して揺れるように作用する、建物ボイド内組込型の立体駐車装置用の水平サポート装置を提供する。
【解決手段】 建物ボイド3に設置された立体駐車装置1と前記建物ボイドの内面5aとの間に配設される、建物ボイド3の内面に立体駐車装置1を支持させるための水平サポート装置25であって、立体駐車装置1の立駐塔4および建物ボイド3の内壁面5aのいずれか一方に接続され、他方に接するように配置された、対歪剛性の異なる少なくとも二種類の緩衝ゴム31、32を備えており、この少なくとも二種類の緩衝ゴム31、32同士が横方向に直列に接続されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、建物躯体のボイド内に設置される実質的に塔状の鉄骨構造体を有した立体駐車装置、および、建物ボイドの内面に前記立体駐車装置を支持させるための水平サポート装置に関する。
近年、予め建物に内部空洞(以下、「ボイド」という)を形成し、そのボイド内に立体駐車装置を設置する形態が多くなっている(たとえば特許文献1参照)。図8はこのような建物62のボイド63内に建造されたエレベータ式駐車装置61を示す正面図であり、図9は図8におけるIX−IX線断面図である。
これらの図では、車両搬送用のエレベータ65と、エレベータ65の昇降路66に沿ってその両側に車両搭載用のパレット73を収容する上下多段の駐車棚67とを備えたエレベータ式駐車装置61が例示されている。しかし、他の形式の駐車装置も提案されている。この立体駐車装置61は、ボイド63の内壁面63aとの間に間隙68を設けることにより、実質上離間して独立した状態で設置されている。そして、これらの立体駐車装置61では、その塔状構造体64の適宜箇所にボイド内壁面63a向けて非接触式の水平サポート機構69が突設されている。なお、塔状構造体64とは、主柱70や梁71等からなる塔状の鉄骨構造体を意味しており、立駐塔ともいう。この立駐塔64には、主柱70と梁71とが形成する四角面の対角を結ぶように補強用斜材(ブレス)72が交差して設けられている。
図10に示すように、前記水平サポート機構69はチャンネル状の鋼鉄製ブラケット74を有している。このブラケット74の一端面には、長さ調整ボルト75によってゴム固定板76が突設されている。ゴム固定板76には緩衝ゴム77が取り付けられている。ブラケット74の他端は主柱70に溶接等によって固着されている。かかる構造の水平サポート機構69では、緩衝ゴム77がボイド63の内壁面63aに衝突する部分とされている。
前記のとおり、立駐塔64自体はもとより、水平サポート機構69もボイド内壁面63aから所定の距離G(たとえば約20mm)だけ離間している。したがって、通常時は建物62と立駐塔64とは実質的に独立した状態にあり、駐車装置61で発生する振動や騒音の建物62側への伝播が軽減される。そして、地震時等には立駐塔64が揺れて水平サポート機構69の緩衝ゴム77がボイド内壁面63aに衝突するので、建物62の揺れに追従して揺れることになる。こうすることにより、建物62および駐車装置61の双方の損傷の防止を図ろうとしている。
しかしながら、上記駐車装置61が高層の場合、その下層から上層にいたるまでボイド内壁面63aとの間に僅かな間隙を維持したままで自立することは困難である。そのため、駐車装置61の稼働や小規模地震(たとえば震度1〜2程度)によっても、特に上層部において水平サポート機構69が断続的にボイド内壁面63aに衝突する。このときの振動が固体伝播音としてボイド壁を通して建物62側に伝わり、建物居住者に不快感を与える。
一方、水平サポート機構を常にボイド内壁面へ当接させておく(突っ張らせておく)ことによって前述のような断続的な衝突を回避することも考えられる。しかしながら、駐車装置の稼働時には常にその振動や騒音が水平サポート機構およびボイド内壁を通して固体伝播音として建物側に伝わる。
特開2005−155161号公報
本発明は、かかる事情を鑑みてなされたものであり、常に建物ボイド内壁面に支持されていながら、駐車装置の運転音や小振動の建物躯体への伝播が抑制され、さらに、大きな地震等の揺れに対しては建物躯体に追従して揺れることによって損壊を防止しうる建物ボイド内組込型の立体駐車装置、および、この駐車装置に適用される水平サポート装置を提供することを目的としている。
本発明の水平サポート装置は、
建物ボイドに設置された立体駐車装置と前記建物ボイドの内面との間に配設される、この建物ボイドの内面に前記立体駐車装置を支持させるための水平サポート装置であって、
立体駐車装置の塔状構造体および建物ボイドの内面のいずれか一方に接続され、他方に接するように配置された、対歪剛性の異なる少なくとも二種類の緩衝部材を備えており、この少なくとも二種類の緩衝部材同士が横方向に直列に接続されている。
この水平サポート装置によれば、それが立体駐車装置の塔状構造体および建物ボイドの内面の両方に接しているので、駐車装置と建物躯体とが相対的に揺れることが抑制され、駐車装置がボイドの壁面に衝突することを防止することができる。ここでいう「接する」は、「接続する」意味も含んでいる。そして、小さい地震、駐車装置の機械振動、騒音等は、対歪剛性の小さいほうの緩衝部材が圧縮することによって吸収しうるであろうから建物には伝播しにくい。また、大きな地震等による大きな揺れが発生したときには、これを受けて対歪剛性の大きいほうの緩衝部材も撓みうるので、その結果、駐車装置は建物躯体に追従して揺れ、損壊が防止される。もちろん、緩衝部材も塔状構造体および建物ボイドの内面に衝突することはない。
なお、一方の緩衝部材の対歪剛性を他方のそれより小さく(大きく)する方法として、たとえば、緩衝部材に弾性材質を用いる場合には、弾性係数や反発弾性率の異なる材料を選択することができる。また、同一の弾性係数や同一の反発弾性率の弾性材料を用いる場合であっても、一方の緩衝部材の受圧面積を他方のそれより小さく(大きく)する等の方法をとることができる。
上記した少なくとも二種類の緩衝部材のうち第一緩衝部材を、取付ブラケットを介して塔状構造体および建物ボイドの内面のいずれか一方に接続し、第二緩衝部材を他方に接するようにし、前記取付ブラケットを、その突出方向の長さが調節可能となるように構成することができる。こうすることにより、塔状構造体と建物ボイドの内面との間の間隙寸法に応じて緩衝部材の突出長さを調節することにより、緩衝部材を効果的に機能させることができる。
前記第一緩衝部材を、前記第二緩衝部材より小さい対歪剛性を有したものとすることができる。
前記第一緩衝部材の先端部に、第一緩衝部材と他の緩衝部材とを接続するための接続部材を介装し、この接続部材および前記ブラケットのいずれか一方に第一緩衝部材の圧縮代を制限するための圧縮代制限部材を配設することができる。こうすることにより、大きな揺れが生じたときなど、対歪剛性の小さい緩衝部材の過圧縮による自壊を防止することができる。また、建物躯体の揺れに対する塔状構造体の追従性がよくなる。前記他の緩衝部材としては前記第二緩衝部材でもよく、それ以外の緩衝部材でもよい。
前記圧縮代制限部材を、前記接続部材および前記ブラケットのいずれか一方に螺着することにより他方に向けて進退可能とし、第一緩衝部材が圧縮されて圧縮代制限部材が前記他方の対向面に当接することによって第一緩衝部材の圧縮が制限されるようにし、この圧縮代制限部材と前記他方の対向面との距離が第一緩衝部材の圧縮代となるように構成することができる。
前記圧縮代制限部材における前記他方の対向面に当接する部分に、衝撃吸収用の緩衝部材を取り付けるのが好ましい。
本発明の建物ボイド内組込型の立体駐車装置は、
建物躯体に形成されたボイドの内部に設置される立体駐車装置であって、
駐車機構が組み込まれた塔状構造体と、
この塔状構造体の外面と建物ボイドの内面との間に配置された水平サポート装置とを備えており、
この水平サポート装置が、前述したうちのいずれか一の水平サポート装置である。
かかる立体駐車装置は、その水平サポート装置の作用により、駐車装置と建物躯体とが相対的に揺れることが抑制され、駐車装置がボイドの壁面に衝突することが防止されうる。しかも、駐車装置の小振動や騒音が伝播しにくい。また、地震等によって大きな振動が加えられても、駐車装置は建物躯体に追従して揺れるので損壊が防止される。
本発明によれば、駐車装置は常に建物ボイド内壁面に支持されていながら、駐車装置の運転音や小振動が建物躯体へ伝播することが抑制される。さらに、駐車装置は大きな地震等の揺れに対しては建物躯体に追従して揺れることにより、その損壊が防止されうる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態にかかる立体駐車装置(以下、単に駐車装置ともいう)およびその水平サポート装置を説明する。図1は、そのボイド内に本発明の立体駐車装置が設置されている建造物を示す、水平面で切った横断面図である。図2は図1における駐車装置の一実施形態にかかるエレベータ式駐車装置を示す、図1のII−II線断面図である。図3は図2におけるIII−III線断面を示す、駐車階の平面図である。
図1に示すように、本実施形態にかかる駐車装置1は、いわゆるビル内鉄塔型のものであり、居住空間(住居部分、オフィス等)を擁するビルの建物躯体2に形成されたボイド3の内部に立設されている。この立駐塔4は、その前後左右の四面が建物躯体2によって囲まれているが、その入出庫階15(図2参照)では、入出庫口16から外部へ通じる入出通路8に対向する範囲が開放されている。もちろん、その左右両側面および後面が建物躯体2によって囲まれ、前面4Fの全体が外部へ開放されたものでもよい。この種のボイドは、一般にその周囲が耐震耐火壁から構成された隔壁5に囲まれている。また、この隔壁5の外周に形成された回廊状の共有廊下6が、住戸7等を駐車装置用のボイド3からさらに隔てている。したがって、機械式の駐車機構を内蔵した立駐塔4が前記隔壁内面5aに直接接触していても住戸7への騒音や振動の影響は極めて少ない。
図2に示すように、この駐車装置1は車両Mを搬送するためのエレベータ10を備えている。エレベータ10の昇降路11に沿ってその左右両側に多数段の駐車棚12が配設されている。エレベータ10はワイヤーロープ13によって吊り下げられており、このワイヤーロープ13の他端にはカウンターウエイト14が連結されている。地上階(地下階であってもよい)である入出庫階15には入出庫口16が形成されている。また、駐車装置1の最上階である機械室17には、ワイヤーロープ13を巻き上げ繰り出してエレベータ10を昇降させる昇降駆動装置18が設置されている。
図3も併せて参照すれば明らかなように、立駐塔4は、平面視矩形のボイド3の四隅に立設された主柱20と、主柱20間の適宜箇所に水平に架け渡された梁21とによって塔状に組み立てられたものである。立駐塔4の所定位置には鉛直方向に主棚柱22と副棚柱23とが立設されている。副棚柱23はエレベータ昇降路5の四隅に立設されている。この主棚柱22と副棚柱23との間に駐車棚12としてのレールが架け渡されている。レールの上には、車両Mを搭載するパレット19が格納されている。また、主柱20と梁21とが形成する四角面の対角を結ぶように補強用斜材(ブレス)24が交差して設けられている(図2)。
図2および図3に示すように、各主柱20の上下方向に所定間隔をおいた複数所には、水平サポート装置(以下、単にサポート装置とも呼ぶ)25が取り付けられている。このサポート装置25は、主柱20上の各取付箇所において互いに水平面内にほぼ90゜をなす外向きの二方向それぞれに突出した一対のサポート装置25a、25bから構成されている(図3参照)。このように、平面視矩形の立駐塔4の四隅それぞれに、互いにほぼ90゜をなす方向にサポート装置25を突設しているため、いずれの方向の横揺れに対してもいずれかのサポート装置25が有効に作用する。
図4は図3のIV−IV線矢視図であり、サポート装置25を示している。図5は図4のV−V線断面図である。図4の左側は互いに90゜をなす一方のサポート装置25aの側面図であり、右側は他方のサポート装置25bの正面図(隔壁内面5a側から見た図)である。本実施形態では、両サポート装置25a、25bはH形鋼からなる主柱20のハブ部20hとフランジ部20fとに取り付けられている。したがって、その水平方向の長さは相違する。しかし、基本構成は同一であり(図4および図5も併せて参照)、以下に説明するように、第一緩衝部材としての第一緩衝ゴム31および第二緩衝部材としての第二緩衝ゴム32が直列に接続された構造を有している。
図示のごとく、このサポート装置25は三枚の鋼鉄板からチャンネル状に形成され、且つ、補強リブ26bを有したブラケット26を備えている。ブラケット26の基端部は溶接等によって主柱20に固定されている。ブラケット26の先端面を構成する取付板26aには、ゴム固定板27が二本の取付ボルト28によって着脱可能に取り付けられている。この取付ボルト28は頭付きボルトであり、その先端が前記ゴム固定板27に形成されたネジ孔に螺合され、ロックナット29で位置決めされている。さらに、この取付ボルト28には一対のロックナット30によって前記取付板26aが位置決めされている。この一対のロックナット30の位置を変えることにより、主柱20から(立駐塔4から)のゴム固定板27の突出量を調節することができる。この突出量を調節することによって第二緩衝ゴム32の先端面(外端面)はボイドの隔壁面5aに当接させられている。こうすることにより、立駐塔4は第一緩衝ゴム31および第二緩衝ゴム32を介して隔壁5によって支持される。
ゴム固定板27上の前記取付ボルト28を避ける位置(図4の右側のサポート装置25b、および、図5を参照)には水平方向並列に二本の第一緩衝ゴム31が配設されている。この第一緩衝ゴム31には反発弾性率が比較的低い、たとえば、いわゆる低反発ゴムが採用される。本実施形態の第一緩衝ゴム31は円柱状を呈しており、その両端面に金属製の端板31a、31bが接着剤等によって接着されている。しかし、この形状に限定されることはなく、角柱状等、他の形状を採用してもよい。また、第一緩衝ゴム31の本数も二本に限定されず、一本でも三本以上でもよい。複数本の並列配置の方向も水平には限定されない。その総断面積も反発弾性率との関係で変更してもよい。基端側(ゴム固定板27側)の端板31aは、その中央に形成されたネジ孔に螺合する固定ボルト33によってゴム固定板27に固定されている。一方、先端側の端板31bは、第一緩衝ゴム31を避ける二カ所にボルト孔(ボルトの外径より僅かに大きい内径を有する孔)を形成するために、第一緩衝ゴム31の断面形状より大きい略菱形にされている。そして、各第一緩衝ゴム31はこの端板31bの二つのボルト孔を通して(図4の右側のサポート装置25bを参照)、接続ボルト34によって前記第二緩衝ゴム32に接続されている。第二緩衝ゴム32の外端面は前述のとおり隔壁面5aに当接させられている。
第二緩衝ゴム32には反発弾性率が比較的高い、たとえば、いわゆる硬質ゴムが採用される。図4に示すように第二緩衝ゴム32は直方体状を呈している。そして、その第一緩衝ゴム31との接続面は二本の第一緩衝ゴム31の端板31bを十分にカバーする大きさにされている。また、第二緩衝ゴム32と第一緩衝ゴム31の端板31bとの間には接続板35が介装されている。この接続板35は第二緩衝ゴム32の端面に接着剤等によって接着されていてもよい。第二緩衝ゴム32および接続板35それぞれには、前記二枚の端板31bのボルト孔に対応する位置に合計四個のボルト孔が形成されている。第二緩衝ゴム32の外端面における当該ボルト孔の周囲には、接続ボルト34の頭を収容するための座ぐり穴32aが形成されている。なお、座ぐり穴32a内の接続ボルト34の頭の端面と第二緩衝ゴム32の外端面との間隙Hは第二緩衝ゴム32の圧縮代となる。このボルト孔および第一緩衝ゴムの端板31bのボルト孔に前記接続ボルト34が挿通され、ナット36が締め付けられることによって第一緩衝ゴム31と第二緩衝ゴム32とが締結される。
前記四本の接続ボルト34の先端は、第一緩衝ゴム31を避けて前記ゴム固定板27に対向している。この接続ボルト34の先端とゴム固定板27の対向面との間には所定寸法の間隙Dが設けられている。立駐塔4が揺れによって隔壁5に接近して第一緩衝ゴム31が圧縮されたとき、接続ボルト34の先端がゴム固定板27の対向面に当接してそれ以上の圧縮が回避される。したがって、この接続ボルト34が第一緩衝ゴム31の圧縮代制限部材となり、間隙Dが第一緩衝ゴム31の圧縮代となる。この圧縮代Dの一例としては、長さが約50mmの第一緩衝ゴム31の場合は約10mmとしてもよい。前記接続板35と端板31bとの間に所定厚さのシム(図示せず)を介装することによって第一緩衝ゴム31の圧縮代Dを調節することができる。
接続ボルト34の先端には、ゴム固定板27に当接したときの衝撃を緩和するための硬質ゴム等からなる保護キャップを緩衝部材として取り付けたり、硬質ゴムシート等の保護シートを貼着しておくのが好ましい。または、端板31bとゴム固定板27との間で予圧縮状態にされた弾性部材としてのコイルバネを接続ボルト34に外嵌しておいてもよい。その場合には、第一緩衝ゴム自体の反発弾性率等とこのコイルバネのバネ定数との和を適正な対歪剛性として設定すればよい。弾性部材としてはコイルバネに限定されることはない。また、圧縮代制限部材の構成としては接続ボルト34に限定されることはない。たとえば、第一緩衝ゴム31に対して、金属製等の所定長さ(たとえば第一緩衝ゴム31の長さより寸法Dだけ短い長さ)の円筒部材を外嵌しておいてもよい。
図6に示すように、第一緩衝ゴム31の圧縮代を調節するために、接続ボルト34に代えて他の機構を用いてもよい。この機構は、まず、第一緩衝ゴム31の端板31bにボルト孔ではなくネジ孔を形成しておき、接続ボルト34の長さを短くしてその先端を前記端板31bのネジ孔に螺着している。そして、ゴム固定板27に新たに形成したネジ孔(ボルト孔でもよい)に、ブラケット26側から圧縮代調節ボルト37を、その先端が接続板35に対向するよう螺入(挿通)する。この圧縮代調節ボルト37におけるゴム固定板27を挟む位置に一対のロックナット38を配置する。圧縮代調節ボルト37を、その先端と接続板35の対向面との間隙が所定寸法Dとなるように位置決めし、前記一対のロックナット38を締め付けてゴム固定板27に固定する。その他の構成は図4のものと同じであるため、同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
以上のごとくして、サポート装置25は、反発弾性率の低い第一緩衝ゴム31と反発弾性率の高い第二緩衝ゴム32とが水平方向に直列に接続された構成となる。この実施形態では基部側に第一緩衝ゴム31が配置され、先端側に第二緩衝ゴム32が配置されている。しかし、これの逆に、第一緩衝ゴムを先端側に配置して隔壁面5aに当接させ、接続板35によって第二緩衝ゴム32と接続してもよい。
第一緩衝ゴム31を先端側に配置した場合には、その圧縮代制限部材としていろいろな構造を採用することができる。たとえば、第一緩衝ゴムの形状構造を図4における第二緩衝ゴム32の形状構造と同じようにした場合には、座ぐり穴(図4の符号32a参照)内のボルト頭の端面と第一緩衝ゴムの外端面(先端面)との距離を圧縮代Dに設定する。この場合、ボルト頭の端面には硬質ゴムシート等の保護シートを貼着しておくのが好ましい。または、第一緩衝ゴムの形状構造を図6の第一緩衝ゴム31の形状構造と同じようにした場合には、接続板に対して図6に示すような圧縮代調節ボルト37を隔壁面5aに向けて突出させ、圧縮代調節ボルト37の先端と第一緩衝ゴムの外端面との距離を圧縮代Dに設定する。この場合、ボルト頭の先端には硬質ゴム等からなる保護キャップを取り付けておくのが好ましい。
図7には、立駐塔4や建物躯体2が揺れたときの図4のサポート装置25の動きが示されている。図7(a)は、たとえば駐車装置の稼働時や震度1〜2程度の小さな地震によって立駐塔4が小さく揺れた場合を示し、図7(b)は、たとえば大きな地震によって立駐塔4が大きく揺れ、建物躯体2も揺れている場合を示している。図示のごとく、サポート装置25はその先端の第二緩衝ゴム32が隔壁面5aに当接している。したがって、通常時には立駐塔4はサポート装置25を介して建物躯体2に支持されている。
図7(a)に示すように、揺れが小さいときには第二緩衝ゴム32が隔壁面5aに当接した状態で、主に第一緩衝ゴム31が揺れに対応して撓むことにより、立駐塔4の振動や小さい揺れが建物躯体に伝わるのを抑制する。第一緩衝ゴム31には圧縮撓みや曲げ撓みが生じる。図7(b)に示すように揺れが大きいときには、第一緩衝ゴム31が大きく撓むことにより、接続ボルト34の先端がゴム固定板27に当接して第一緩衝ゴム31のそれ以上の圧縮が防止される。それ以上の大きな揺れによってサポート装置25に圧縮力が加わると、それが接続ボルト34を通して第二緩衝ゴム32を圧縮させる。すなわち、第一緩衝ゴム31による許容吸収圧縮を超える圧縮力は第二緩衝ゴムが撓むことにより吸収する。このように、大きな揺れであっても、柔らかい第一緩衝ゴム31の損壊を防止しながら、立駐塔4は建物躯体2の揺れに追従することができる。
前述した実施形態では第一緩衝ゴム31と第二緩衝ゴム32とで異なる反発弾性率の材料を選択することによって両者31、32の対歪剛性を相違させている。しかしながら、反発弾性率には限定されず、両者31、32の弾性係数を相違させてもよい。さらに、これらに代えて、またはこれらに加えて、両緩衝ゴム31、32の受圧面積を調節することによって対歪剛性を相違させてもよい。
また、前述した実施形態にかかるサポート装置25は主柱20に固定されているがこの構成には限定されない。たとえば、主柱20に代えて梁21に固定してもよい。または、全サポート装置25または一部のサポート装置25を隔壁内面5aに固定してもよい。その場合、図4における先端の第二緩衝ゴム32は主柱20または梁21に接触させておくことになる。
本実施形態の立駐塔4はその骨組みが主に主柱20と梁21とから構成されている。しかし、かかる構成に限定されることはない。たとえば、主柱20を省略し、主棚柱22間に梁を架け渡した構成としてもよい。この構成は、自重が比較的小さくなる低中層の駐車装置には好適であろう。
以上説明した実施形態はエレベータ式駐車装置を例にとったが、とくにエレベータ式に限定されることはない。たとえば、垂直循環式駐車装置、スタッカクレーン式駐車装置等にも本発明は使用可能である。また、平面視が矩形の駐車装置を例示したが、これにも限定されない。すなわち、上述した駐車装置は一実施形態であり、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本願発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
本発明によれば、立体駐車装置が建物ボイド内壁面に支持されていながら、その運転音や小振動の建物躯体への伝播が抑制される。さらに、大きな地震等の揺れに対しては建物躯体に追従して揺れることによって損壊が防止されうる。したがって、本発明は駐車装置を建物躯体のボイド内部に設ける場合に有用である。
本発明の一実施形態である立体駐車装置が設置されたボイドを有する建物を概略的に示す横断面図である。 図1における駐車装置の一実施形態にかかるエレベータ式駐車装置の正面を示す、図1のII−II線矢視図である。 図2におけるIII−III線断面を示す、駐車階の平面図である。 本発明の実施形態である水平サポート装置を示す、図3のIV−IV線矢視図である。 図4におけるV−V線矢視平面図である。 本発明の他の実施形態にかかる水平サポート装置を示す側面図であり、図4に対応する図である。 図4の水平サポート装置の動作を示す図4に相当する側面図であり、図4(a)は立駐塔と建物躯体との相対揺れが小さい場合を示し、図4(b)はその相対揺れが大きい場合を示している。 従来の建物ボイド内組込型の立体駐車装置の一例を示す正面図である。 図8におけるIX−IX線断面を示す、駐車階の平面図である。 従来の水平サポート装置の一例を示す図9のX部拡大図である。
符号の説明
1 … 駐車装置
2 … 建物躯体
3 … ボイド
4 … 立駐塔
5 … 隔壁
6 … 共有廊下
7 … 住戸
8 … 入出通路
10 … エレベータ
11 … 昇降路
12 … 駐車棚
13 … ワイヤーロープ
14 … カウンターウエイト
15 … 入出庫階
16 … 入出庫口
17 … 機械室
18 … 昇降駆動装置
19 … パレット
20 … 主柱
21 … 梁
22 … 主棚柱
23 … 副棚柱
24 … ブレス
25 … 水平サポート装置
26 … ブラケット
27 … ゴム固定板
28 … 取付ボルト
29 … ロックナット
30 … ロックナット
31 … 第一緩衝ゴム
32 … 第二緩衝ゴム
33 … 固定ボルト
34 … 接続ボルト
35 … 接続板
36 … ナット
37 … 圧縮代調整ボルト
38 … ロックナット
D … (第一緩衝ゴムの)圧縮調整代
H … (第二緩衝ゴムの)圧縮調整代
M … 車両

Claims (7)

  1. 建物ボイドに設置された立体駐車装置と前記建物ボイドの内面との間に配設される、建物ボイドの内面に立体駐車装置を支持させるための水平サポート装置であって、
    立体駐車装置の塔状構造体および建物ボイドの内面のいずれか一方に接続され、他方に接するように配置された、対歪剛性の異なる少なくとも二種類の緩衝部材を備えており、この少なくとも二種類の緩衝部材同士が横方向に直列に接続されている立体駐車装置の水平サポート装置。
  2. 少なくとも二種類の緩衝部材のうち第一緩衝部材が取付ブラケットを介して塔状構造体および建物ボイドの内面のいずれか一方に接続されており、第二緩衝部材が他方に接しており、
    前記取付ブラケットが、その突出方向の長さを調節しうるように構成されている請求項1記載の水平サポート装置。
  3. 前記第一緩衝部材が前記第二緩衝部材より小さい対歪剛性を有している請求項2記載の水平サポート装置。
  4. 前記第一緩衝部材の先端部に、第一緩衝部材と他の緩衝部材とを接続するための接続部材が介装されており、この接続部材および前記ブラケットのいずれか一方に第一緩衝部材の圧縮代を制限するための圧縮代制限部材が配設されている請求項3記載の水平サポート装置。
  5. 前記圧縮代制限部材が、前記接続部材および前記ブラケットのいずれか一方に螺着されることにより他方に向けて進退可能にされており、第一緩衝部材が圧縮されることによって圧縮代制限部材が前記他方の対向面に当接することによって第一緩衝部材の圧縮が制限され、この圧縮代制限部材と前記他方の対向面との距離が第一緩衝部材の圧縮代を構成する請求項4記載の水平サポート装置。
  6. 前記圧縮代制限部材における前記他方の対向面に当接する部分に、衝撃吸収用の緩衝部材が取り付けられている請求項5記載の水平サポート装置。
  7. 建物躯体に形成されたボイドの内部に設置される立体駐車装置であって、
    駐車機構が組み込まれた塔状構造体と、
    この塔状構造体の外面と建物ボイドの内面との間に配置された水平サポート装置とを備えており、
    この水平サポート装置が、請求項1〜6のうちのいずれか一の項に記載の水平サポート装置である、建物ボイド内組込型の立体駐車装置。
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