JP5199945B2 - エレベータ式駐車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建造物躯体のボイド空間内に当該ボイド空間の壁面と離隔した状態で立設されたエレベータ式駐車装置に関する。
立体駐車装置(以下、駐車装置という)は、居住空間が設けられたビルから独立した建造物として構成された独立鉄塔型と、ビルの内部のボイド空間内に設置されたビル内鉄塔型とに大別される。
図8は、独立鉄塔型の駐車装置の構成を示す斜視図である。図8に示すように、独立鉄塔型の駐車装置101は、その骨格となる鉄塔102の外面に外装板(外装パネル)103が貼設された駐車塔104と、この駐車塔104の内部に配設された車両搬送機構としてのエレベータ105と、車両Mを収容する駐車棚106とから主として構成されている。図示の如く、鉄塔102は全体に四角柱状を呈しており、四隅に立設された主柱107と、上下方向に所定間隔をおいて主柱107間に掛け渡された梁108と、補強のための斜材(ブレス)109とを有している。
エレベータ105は、車両Mを搭載するパレット110を昇降させるためのものであり、駐車棚106の横方向中央部を昇降するように構成されている。エレベータ105は図示しないワイヤによって吊り下げられており、鉄塔102には、このワイヤを巻き上げ又は巻き戻してエレベータ105を昇降させる駆動装置112が設けられている。エレベータ105には、パレット110が横行し得るレール105a(図9参照)が設けられており、このレール105aの上にパレット110が載置されている。
図9は、独立鉄塔型の駐車装置の構成を示す平面断面図である。駐車棚106は、鉄塔102の内部に立設されており、鉄塔102より若干小さい四角柱状をなしている。駐車棚106は、その四隅に夫々立設された4本の主棚柱115aを備えており、左右方向に離反した主棚柱115aの間であって、エレベータ105の両側方には、2本の副棚柱115bが立設されている。即ち、副棚柱115bは、駐車装置の正面側に2本、背面側に2本の合計4本が設けられている。かかる駐車棚106のエレベータ105を挟んだ両側の部分には、上下方向へ離隔して複数配設された棒状の棚部材116が夫々主棚柱115a及び副棚柱115bの間に掛け渡されている。棚部材116の上面にはパレット110が横行し得るレールが形成されている。
車両Mが入庫する場合には、駐車装置101の正面側の地上部分に設けられた入出庫口(図示せず)からエレベータ105上のパレット110上まで車両Mが進入し、駆動装置112がワイヤを巻き上げてエレベータ105が所要の高さに達するまで上昇せしめられ、更にパレット110がレール105a及び棚部材116のレールに沿って棚部材116に載置されるまで横行して、入庫が完了する。また、出庫はこの逆の工程によって達成される。
一方、従来のビル内鉄塔型の駐車装置にあっては、ビル等の建造物の躯体の内部に設けられたボイド空間内に、独立鉄塔型の駐車装置101の外装パネル103を外したものと同様の形態の駐車装置が立設されている。図10は、従来のビル内鉄塔型の駐車装置の構成を示す平面断面図である。ビル内鉄塔型の駐車装置117は、図10に示すように、オフィスビル、集合住宅等のビルの躯体(以下、建造物躯体という)118内に設けられたボイド空間119に、当該ボイド空間119の壁面120から所定のクリアランス(間隙)をもって立設されている。このクリアランスは、エレベータ105を動作させたときに発生する機械音、振動等がビルの居住空間に伝達することを防止するために設けられている。かかる駐車装置が例えば特許文献1に開示されている。
また、かかるクリアランスが設けられていることにより、夫々異なる振動モードを有する建造物躯体118及び駐車装置117には、地震が発生したとき等に、夫々独立した揺れが発生することとなる。かかる相対的な揺れにより、建造物躯体118と駐車装置117とが衝突することがないように、前記クリアランスは、駐車装置117の剛性及び高さ等を勘案して、衝突を回避するのに十分なだけの大きさに設定される。
そこで、駐車装置の上端に緩衝部材を設け、ボイド空間の上端に、前記緩衝部材に対して水平方向に対向配置された衝突部分を設けて、駐車装置と建造物躯体とが相対的に揺れた場合に、駐車装置と建造物躯体とが、前記緩衝部材及び前記衝突部分を介して駐車装置の頂部位置でのみ衝突するように構成された衝突緩和構造が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開平10−46860号公報 特許第2972986号公報
しかしながら、従来の駐車装置は重量が大きく、また部品点数も多いため、その製造に多くの手間を必要としており、従来から軽量化、部品点数の減少が要望されていた。特にビル内鉄塔型においては、駐車装置の骨格構造が従来のように複雑且つ大型であると、建造物躯体に確保すべきボイド空間が大きくなるのを避けられず、建造物躯体には駐車装置の他に確保すべきスペースを圧迫することになる。
そこで本発明は、従来に比して軽量化、部品点数の減少を実現することができ、ボイド空間の使用効率の高いエレベータ式駐車装置を提供することを目的としている。
なお、上述の如き衝突緩和構造にあっては、地震が発生した場合等には、駐車装置が上端及び下端を支点として弓なりに変形するように揺れることがあり、駐車装置と建造物躯体とが、前記緩衝部材及び前記衝突部分を介して駐車装置の頂部位置でのみ衝突したときであっても、駐車装置の胴部がボイド空間の壁面に衝突する虞があった。また、このような衝突を回避するためには、駐車装置と建造物躯体との間に設けられたクリアランスを大きくする必要があり、ボイド空間の使用効率の悪化を招いていた。
そこで本発明は、地震が発生した場合等に、駐車装置が上端及び下端を支点として弓なりに変形するように揺れたときであっても、駐車装置と建造物躯体との衝突を緩和し、また駐車装置と建造物躯体との間に設けられたクリアランスを従来に比して小さいものとし、以ってボイド空間の使用効率の高いエレベータ駐車装置を提供することも目的としている。
上記課題を解決するため、本発明に係るエレベータ式駐車装置は、建造物躯体の内部に設けられた平面視矩形状のボイド空間内に立設するエレベータ式駐車装置であって、前記ボイド空間内に前記ボイド空間の壁面と離隔した状態で立設する駐車棚と、前記駐車棚に支持される車両搭載用のパレットを昇降させるエレベータと、を備え、前記駐車棚が、当該駐車装置の四角柱状の骨格構造をなし、前記骨格構造の平面視矩形の四隅をなすよう前記ボイド空間内の四隅部に夫々立設され、前記壁面と離隔して配置された4本の主棚柱と、上下に互いに離隔して配置され、前記骨格構造の平面視矩形に沿って前記4本の主棚柱の間に水平に架設された複数の梁と、前記4本の主棚柱の各々の左右内側に隣接して立設し、前記4本の主棚柱を四隅とした平面視矩形の辺上に位置する4本の副棚柱と、前記主棚柱の各々と当該主棚柱に隣接する副棚柱との間に架設されて夫々左右方向に延在するとともに、上下に互いに離隔して配設された複数の棚部材と、を備え、前記エレベータが前記4本の副棚柱の内側領域となる前記駐車棚の中央部において前記パレットを昇降させるように構成され、前記エレベータにより昇降する前記パレットが前後に対向する一対の前記棚部材に沿って横行可能であり、前記複数の梁のうち上下に並ぶ2本の梁と、前記4本の主棚柱のうち前後方向に並ぶ2本の主棚柱とにより上下方向に並ぶ複数の四角形が形成され、当該複数の四角形のうち一部の四角形の対角同士を結ぶようにしてブレスが架け渡され、前記駐車棚は、上下方向において前記ブレスが設けられている段と設けられていない段とが存在するように構成され、前記主棚柱の少なくとも胴部を含む上下方向複数箇所の夫々に、前記壁面に臨ませるように設けられた複数の緩衝部材が取り付けられており、前記各緩衝部材の先端面が前記壁面との間に僅少の隙間を形成するように配置され、前記駐車棚と前記建造物躯体とが相対的に揺れたときに前記駐車棚が前記緩衝部材のみを介して前記壁面に衝突するように構成されることを特徴とする。
かかる構成とすることにより、主棚柱及び副棚柱が、単にパレットを支持して車両を収容するための駐車棚の構成部品として使用されるだけでなく、駐車装置の骨格構造として使用されているため、従来必要であった鉄骨主柱(図8、図9における主柱107)等が不要となり、駐車装置を従来に比して大幅に軽量化し、部品点数の減少することが可能となる。なお、鉄骨主柱を廃しても、主棚柱間に梁を架設しているため、駐車装置の骨格構造として十分な強度を確保することができる。
なお、構成から明らかなように、4本の副棚柱はエレベータにより昇降するパレットが移動する空間を区画しており、該空間の左右両側に棚部材が前後に分かれて設けられることとなる。この棚部材は駐車装置の骨格構造の四隅をなす主棚柱と、この主棚柱が四隅をなす矩形の辺上に配置された副棚柱に架け渡されて左右に延在している。このように主棚柱及び副棚柱を配置したことにより左右に延在する棚部材は主棚柱及び副棚柱によって支持されることとなり、棚部材を強固に支持することができる。
そして、鉄骨主柱が不要となるため、本発明に係る駐車装置のために必要なボイド空間は、従来に比べて省スペース化することができる。よって、従来に比してビルの建築計画の自由度を向上させることができる。また、駐車装置を設置する空間に用意する必要がある消火ガス(CO2)の量を減ずることもできる。
記複数の梁のうち上下に並ぶ2本の梁と、及び前記4本の主棚柱のうち前後方向に並ぶ2本の主棚柱とにより形成される四角形の対角同士を夫々結ぶようにしてブレスが設けられているので、駐車棚を駐車装置の骨格構造として使用するに際し、その強度を確保することができる。駐車棚はブレスが設けられている段と設けられていない段とが存在するように構成されているので、ブレスを地上段を除く全段に亘って設けた場合に比べて、駐車棚が柔軟な構造となる。前記複数の梁のうち上下に並ぶ2本の梁と、前記4本の副棚柱のうち左右方向に並ぶ2本の副棚柱とにより上下方向に並ぶ複数の四角形が形成され、当該複数の四角形のうち一部の四角形の対角同士を結ぶようにしてブレスが架け渡されていてもよい。
前記主棚柱の少なくとも胴部を含む上下方向複数箇所の夫々に、前記壁面に臨ませるように設けられた複数の緩衝部材が取り付けられており、前記駐車棚と前記建造物躯体とが相対的に揺れたときに前記駐車棚が前記緩衝部材のみを介して前記壁面に衝突するように構成されている。これにより、地震が発生した場合等に、駐車装置が上端及び下端を支点として弓なりに変形するように揺れたときであっても、主棚柱の胴部に設けられた緩衝部材がボイド空間の壁面に衝突することにより、駐車棚と建造物躯体との衝突が効率的に緩和される。また、駐車棚と建造物躯体とが相対的に揺れたときに、駐車棚が緩衝部材のみによってボイド空間の壁面に衝突するため、駐車棚と建造物躯体との間に設けられたクリアランスを従来に比して小さいものとすることができる。
前記複数箇所の各々において、第1の前記緩衝部材が左右方向の壁面に臨むようにして前記主棚柱より突設され、第2の前記緩衝部材が前後方向の壁面に臨むようにして前記主棚柱より突設され、前記各緩衝部材の先端面が前記壁面との間に僅少の隙間を形成するように配置されていることが好ましい。ここで、緩衝部材の先端面が常時建造物躯体に接触していたとすると、駐車装置の稼動時に発生する音や振動が緩衝部材を介して伝達されてしまうが、上記構成によれば、この通常の駐車装置の稼動時とは関係なく、駐車棚と建造物躯体とが相対的に揺れたときにのみ緩衝部材を壁面に衝突させることができるようになる。
前記緩衝部材が、前記建造物躯体の梁に対応して配置されていることが好ましい。このように、建造物躯体の中でも特に強度が高い部位に合わせて緩衝部材を配置することにより、駐車棚との衝突時に建造物躯体が破損するおそれがなくなる。
本発明に係るエレベータ駐車装置によると、棚部材が架設される主棚柱及び副棚柱が駐車装置の骨格構造として利用され、従来の鉄骨主柱を廃することができるため、建造物躯体に確保すべきボイド空間を小さくすることができるようになる。
更に、地震が発生した場合等に、駐車装置が上端及び下端を支点として弓なりに変形するように揺れたときであっても、主棚柱の胴部に設けられた緩衝部材がボイド空間の壁面に衝突することにより、駐車棚と建造物躯体との衝突が効率的に緩和される。また、駐車棚と建造物躯体とが相対的に揺れたときに、駐車装置が緩衝部材のみによってボイド空間の壁面に衝突するため、駐車装置と建造物躯体との間に設けられたクリアランスを従来に比して小さいものとすることができる等優れた効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る衝突緩和構造が設けられた駐車装置の構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る衝突緩和構造が設けられた駐車装置の構成を示す側面図である。 図1におけるIII−III線による断面矢視図である。 本発明の実施の形態に係る緩衝部材の詳細な構成を示す部分拡大平面図である。 図4に示すV−V線における矢視図である。 本発明の実施の形態に係る衝突緩和構造が設けられた駐車装置における緩衝部材の配置位置を示す模式的正面図である。 本発明の実施の形態に係る駐車装置のブレスの取付構造を示す部分拡大側面図である。 従来の独立鉄塔型の駐車装置の構成を示す斜視図である。 従来の独立鉄塔型の駐車装置の構成を示す平面断面図である。 従来のビル内鉄塔型の駐車装置の構成を示す平面断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る衝突緩和構造について、図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る衝突緩和構造が設けられた駐車装置の構成を示す正面図であり、図2は、その側面図である。本実施の形態に係る立体駐車装置(以下、駐車装置という)1は、所謂ビル内鉄塔型のものであり、居住空間(住居部分、オフィス等)が設けられたビルの建造物躯体2(図3参照)に設けられたボイド空間3の内部に立設されている。かかる駐車装置1は、駐車棚4、パレット5、及びエレベータ6から主として構成されている。駐車棚4は、駐車装置1の骨格構造であり、ボイド空間3より若干小さい四角柱状をなしている。エレベータ6は、車両Mを搭載するパレット5を昇降させるためのものであり、駐車棚4の左右方向(ここでは、駐車装置1の内部から正面を向いたときの左右方向をいう。以下、同じ。)中央部分にて昇降することが可能であるように構成されている。エレベータ6は、ワイヤ7によって吊り下げられており、駐車装置1の上端には、このワイヤ7を巻き上げ又は巻き戻してエレベータ6を昇降させる駆動装置8が設けられている。後述するように、エレベータ6には、パレット5が横行し得るレール9(図3参照)が設けられており、このレール9の上にパレット5が載置されている。
図3は、図1におけるIII−III線による断面矢視図である。図3に示すように、駐車棚4は、その四隅に夫々立設されたH型鋼からなる主棚柱10を有している。左右方向に離反した主棚柱10の間であって、エレベータ6の両側方には、2本の副棚柱11が立設されている。即ち、副棚柱11は、駐車装置の正面側に2本、背面側に2本の合計4本が設けられている。かかる駐車棚4のエレベータ6を挟んだ両側の部分には、上下方向へ離隔して複数配設された棒状の棚部材12が夫々主棚柱10及び副棚柱11に掛け渡されている。棚部材12の上面にはパレット5が横行し得るレール13が形成されている。
また、夫々の主棚柱10の上下方向に離隔した数箇所には、緩衝部材14,15が取り付けられている。図4は、緩衝部材14,15の詳細な構成を示す部分拡大平面図であり、図5は、図4に示すV−V線における矢視図である。緩衝部材14,15は、図4に示すように、鋼鉄製のブラケット16,17の一端面に、ライナー18及び固定板19を介して、弾力性を有する緩衝ゴム(弾性ゴム部)20,21が取り付けられた構成とされており、ブラケット16の他端が主棚柱10に溶接等により固着されることによって主棚柱10に取り付けられている。ブラケット16,17は、夫々平面視略チャネル状をなすように、3枚の板材が互いに固着されており、その上下方向中央部分に、補強のためのリブ22,23が設けられた構成とされている。ブラケット16,17は、そのチャネル状の開口側を主棚柱10に臨ませて当該主棚柱10に一体的に固着されている。かかるブラケット16,17のチャネル状の底板、即ち主棚柱10から離反側の板である取付板24,25に、ライナー18、固定板19、及び緩衝ゴム20,21が取り付けられている。
図5に示すように、取付板25(24)は、正面視において略正方形をなす角板であり、その幅方向中央線上に、上下に離隔した2箇所に取付孔(図示せず)が設けられている。ライナー18は、取付板25(24)の上下方向長さと略同一の上下方向長さを有する複数の角板が積み重ねられて構成されている。ライナー18の幅方向長さは、取付板25の幅方向長さよりも若干小さくなっている。ライナー18の幅方向中央線上にも、取付板25の取付孔に合致する箇所に取付孔(図示せず)が設けられておりる。更に、ライナー18の正面側には、固定板19が配されている。固定板19は、正面視形状がライナー18と同一の形状とされており、同一箇所に取付孔(図示せず)が設けられている。取付板25の取付孔と、ライナー18の取付孔と、固定板19の取付孔とに共にボルト26を貫通させてナット27にて締め付けることにより、ライナー18及び固定板19が取付板25に固定されている。
また、固定板19の上下方向中央線上における幅方向に離隔した2箇所には、螺子孔(図示せず)が設けられている。この固定板19の更に正面側には、角板状の緩衝ゴム21(20)が配されている。かかる緩衝ゴム21は、幅方向長さが固定板19と同一であり、前記ボルト26の頭部に干渉しないように上下方向長さが固定板19よりも短寸とされている。また、緩衝ゴム21には、固定板19の螺子孔に対応する位置に取付孔(図示せず)が設けられており、かかる取付孔にボルト28が貫通され、当該ボルト28が固定板19の螺子孔に螺合されることによって、緩衝ゴム21が固定板19に固定されている。また、緩衝ゴム21の取付孔には、ざぐり孔(図示せず)が設けられており、このざぐり孔にボルト28の頭部が収容されて緩衝ゴム21の表面からボルト28の頭部が突出しないように構成されている。
駐車装置1と建造物躯体2との横方向の衝突を緩和するための緩衝部材14は、緩衝ゴム20がボイド空間3の内側壁に臨むように、当該内側壁と所定距離(例えば20mm)離隔されて配されており、駐車装置1と建造物躯体2との前後方向の衝突を緩和するための緩衝部材15は、緩衝ゴム21がボイド空間3の前後の壁面3aに臨むように、当該壁面3aと所定距離(例えば20mm)離隔されて配されている。ライナー18は、適宜厚さを増減させることによって、ボイド空間の壁面3aと緩衝ゴム20,21との離隔距離調節に利用されている。
図6は、本発明の実施の形態に係る衝突緩和構造が設けられた駐車装置における緩衝部材の配置位置を示す模式的正面図である。図6に示すように、かかる緩衝部材14,15は、主棚柱10の上下方向複数箇所に夫々取り付けられている。緩衝部材14,15が取り付けられる位置は、建造物躯体2の内側部分(建物内部)に梁が設けられている位置等、ボイド空間3の壁面3aでも特に強度が高い部分29に対応して設定される。これにより、後述するように緩衝部材14,15がボイド空間3の壁面3aに衝突した場合であっても、当該壁面3aを破損することが防止される。なお、図6においては、理解を容易にするために、ボイド空間3の壁面3aのうち、強度が高い部分29が突出した様子を示しているが、これに限定されるものではなく、ボイド空間3の壁面3aは平坦面で構成されていてもよい。
また、図1、図2及び図3に示すように、正面側に配された2本の主棚柱10の間、背面側に配された2本の主棚柱10の間、右側に配された2本の主棚柱10の間、及び左側に配された2本の主棚柱10の間の夫々には、上下方向に離隔されて複数の梁30が水平に架設されている。これにより、駐車棚4の撓みが防止されると共に、前後及び左右方向からの荷重に対する強度が確保されている。なお、かかる梁30は、棚部材12の設置箇所とは無関係な箇所に設けられている。
更に、図1に示すように、左右に並設された隣り合う副棚柱11(即ち、例えば正面側(背面側)の2本の副棚柱11)と、駐車棚4の正面側又は背面側において上下に並設された隣り合う梁30とによって形成される四角形には、当該四角形の対角を結ぶ2本のブレス31が交差して設けられている。また、前後に並設された隣り合う主棚柱10(即ち、例えば右側(左側)の2本の主棚柱10)と、駐車棚4の右側又は左側において上下に並設された隣り合う梁30とによって形成される四角形には、当該四角形の対角を結ぶ2本のブレス32が交差して設けられている。
図7は、ブレス32の取付構造を示す部分拡大側面図である。図7に示すように、主棚柱10の途中には、前後に隣り合う主棚柱10へと向けて延びたブレス取付板33が、ボルト締結されることにより固定されている。即ち、前側の主棚柱10には後方へ向けて延設されたブレス取付板33が、後側の主棚柱10には前方へ向けて延設されたブレス取付板33が夫々固定されている。このブレス取付板33に、梁30の端部がボルト締結されることにより、梁30が主棚柱10に固定されている。またこのブレス取付板33に、ブレス32の端部がボルト締結又は溶接等により固定され、これによって主棚柱10にブレス32が取り付けられている。かかるブレス31,32は、所定の張力が作用するように取り付けられており、これにより、駐車棚4の前後及び左右方向からの荷重に対する強度が増大せしめられている。
駐車棚4は、上下方向においてかかるブレス31,32が設けられている段と設けられていない段とが存在するように構成されている。なお、ここでいう「段」とは、上下に並設された隣り合う梁30によって囲まれた空間を指している。図1及び図2にしたがって説明すると、車両Mの入出庫口34が設けられている地上段においては、車両Mの入出庫口34を確保するためにブレス31,32が四面共に設けられておらず、その直上の段(以下、第2段といい、これより上の段を順に第3段、第4段、…という。)には、正面及び背面側のみにブレス31が設けられている。更に、第3段、第5段及び最上段たる第7段には四面共にブレス31,32が設けられており、第4段及び第6段には四面共にブレス31,32が設けられていない。このように、ブレス31,32のない部分(段)を設けることによって、従来の如くブレスを地上段を除く全段に亘って設けた場合(図8参照)に比べて、駐車棚4が柔軟な構造となっている。
かかる構成とすることにより、地震が発生したとき等に、駐車装置1と建造物躯体2とは、相異なる固有振動モードを有するために独立的に振動し、よって駐車装置1と建造物躯体2との間には相対的な揺れが生じる。かかる場合に、駐車装置1のうち緩衝部材14,15のみがボイド空間3の壁面3aに衝突し、主棚柱10、副棚柱11又は梁30等が直接建造物躯体2に衝突するときに比べて、駐車装置1と建造物躯体2との衝突が緩和される。また、駐車装置1が上端及び下端を支点として弓なりに変形するように揺れたときであっても、駐車装置1の胴部に緩衝部材14,15が設けられているので、ボイド空間3の壁面3aと、かかる胴部に設けられた緩衝部材14,15とが衝突し、これによって駐車装置1と建造物躯体2との衝突が効率的に緩和されることとなる。
また、駐車装置1と建造物躯体2との衝突を許容することとなるため、駐車装置1と建造物躯体2(即ち、ボイド空間3の壁面3a)とのクリアランスが少なくて済み、従来に比してボイド空間の使用効率を向上させることができる。
更に、地震、強風等により、建造物躯体2が大きく揺れた場合には、建造物躯体2のボイド空間3が変形し、駐車装置1に干渉することとなるが、前述したようにボイド空間3の壁面3aには緩衝部材14,15のみが衝突するため、建造物躯体2に主棚柱10等の鉄骨構造が直接衝突することがなく、しかも前述したように駐車棚4(駐車装置1)が柔軟な構造とされているため、ボイド空間3の変形に倣って駐車装置1が変形することとなり、衝突による駐車装置1及び建造物躯体2の破損が防止される。
また、主棚柱10及び副棚柱11に梁30及びブレス31,32を取り付けることにより、主棚柱10及び副棚柱11を、駐車棚4の構成部品として使用するだけでなく、駐車装置1の骨格構造としても使用するため、従来必要であった鉄骨柱(図8、図9における主柱107)等が不要となり、駐車装置1を従来に比して大幅に軽量化し、部品点数の減少することが可能となる。
このことを、本願発明者らが実施したシミュレーション結果を用いて説明する。このシミュレーション結果によれば、本実施の形態に係る駐車装置は、ブレスの直径が約30mmであり、各階にブレスを設ける必要がなかった。これに対して、同一の棚数の略同一サイズの従来の駐車装置は、ブレスの直径が約90mm〜140mmであり、各階にブレスが必要であった。また、従来必要であった主柱が不要となったこともあって、鉄骨総重量が従来に比して大幅に(約20%)軽減されており、部品点数も減少していることが分かった。なお、本実施の形態に係る駐車装置のブレスの本数は、従来に比して約半分であった。また、本実施の形態に係る駐車装置のために必要なボイド空間は、従来に比べて約2%省スペース化することができた。これは、5階建てとすればビルの居住空間が約6m2増大することを意味する。これにより、従来に比してビルの建築計画の自由度を向上させることができる。また、駐車装置1を設置する空間に用意する必要がある消化ガス(CO2)の量を減ずることもできる。
なお、本実施の形態においては、主棚柱10に緩衝部材14,15を取り付けた構成について述べたが、これに限定されるものではなく、梁30に緩衝部材14,15を取り付けた構成としてもよい。但し、この場合には、建造物躯体2のボイド空間3の壁面3aのうち、強度が高い部分(梁が設けられている部分等)に合わせて梁30を配置する必要があり、駐車装置1の設計上、製造上の制約が多くなる。
さらに、上述した実施形態は一実施形態であり、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本願発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
本発明に係るエレベータ駐車装置は、従来に比して軽量化、部品点数の減少を実現することができ、ボイド空間の使用効率が向上するという効果を有し、ビル内鉄塔型のエレベータ式駐車装置に適用すると有益である。
1 駐車装置
2 建造物躯体
3 ボイド空間
3a 壁面
4 駐車棚
5 パレット
6 エレベータ
7 ワイヤ
8 駆動装置
9 レール
10 主棚柱
11 副棚柱
12 棚部材
13 レール
14,15 緩衝部材
16,17 ブラケット
18 ライナー
19 固定板
20,21 緩衝ゴム
22,23 リブ
24,25 取付板
26 ボルト
27 ナット
28 ボルト
30 梁
31,32 ブレス
33 ブレス取付板
34 入出庫口

Claims (3)

  1. 建造物躯体の内部に設けられた平面視矩形状のボイド空間内に立設するエレベータ式駐車装置であって、
    前記ボイド空間内に前記ボイド空間の壁面と離隔した状態で立設する駐車棚と、前記駐車棚に支持される車両搭載用のパレットを昇降させるエレベータと、を備え、
    前記駐車棚が、当該駐車装置の四角柱状の骨格構造をなし、
    前記骨格構造の平面視矩形の四隅をなすよう前記ボイド空間内の四隅部に夫々立設され、前記壁面と離隔して配置された4本の主棚柱と
    前記4本の主棚柱の各々の左右内側であって該主棚柱と面一となるように隣接して立設し、前記4本の主棚柱を四隅とした平面視矩形の辺上に位置する4本の副棚柱と、
    上下に互いに離隔して配置され、前記骨格構造の平面視矩形に沿って前記4本の主棚柱の間に水平に架設されると共に前記副棚柱に取り付けられた複数の梁と、
    前記主棚柱の各々と当該主棚柱に隣接する副棚柱との間に架設されて夫々左右方向に延在するとともに、上下に互いに離隔して配設された複数の棚部材と、を備え、
    前記エレベータが前記4本の副棚柱の内側領域となる前記駐車棚の中央部において前記パレットを昇降させるように構成され、前記エレベータにより昇降する前記パレットが前後に対向する一対の前記棚部材に沿って横行可能であり、
    前記複数の梁のうち上下に並ぶ2本の梁と、前記4本の主棚柱のうち前後方向に並ぶ2本の主棚柱とにより上下方向に並ぶ複数の四角形が形成され、当該複数の四角形のうち一部の四角形の対角同士を結ぶようにしてブレスが前記主棚柱に架け渡され、前記複数の梁のうち上下に並ぶ2本の梁と、前記4本の副棚柱のうち左右方向に並ぶ2本の副棚柱とにより上下方向に並ぶ複数の四角形が形成され、当該複数の四角形の一部の四角形の対角同士を結ぶようにしてブレスが前記副棚柱に架け渡され、前記駐車棚は、上下方向において前記ブレスが設けられている段と前記ブレスが設けられていない段を交互に配置した箇所が存在する柔軟構造に構成され、
    前記主棚柱の少なくとも胴部を含む上下方向複数箇所の夫々に、前記壁面に臨ませるように設けられた複数の緩衝部材が取り付けられており、前記各緩衝部材の先端面が前記壁面との間に僅少の隙間を形成するように配置され、前記駐車棚と前記建造物躯体とが相対的に揺れたときに前記駐車棚が前記緩衝部材のみを介して前記壁面に衝突するように構成されることを特徴とするエレベータ式駐車装置。
  2. 前記複数箇所の各々において、第1の前記緩衝部材が左右方向の壁面に臨むようにして前記主棚柱より突設され、第2の前記緩衝部材が前後方向の壁面に臨むようにして前記主棚柱より突設され、
    前記各緩衝部材の先端面が前記壁面との間に僅少の隙間を形成するように配置されていることを特徴とする請求項に記載のエレベータ式駐車装置。
  3. 前記緩衝部材が、前記建造物躯体の梁に対応して配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータ式駐車装置。
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