JP2009262687A - 鉄道車両の吹寄構造 - Google Patents

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【課題】車両の重量増加や強度低下を回避しつつ、車室スペースを十分に確保できる鉄道車両の吹寄構造を提供する。
【解決手段】鉄道車両の吹寄構造Kでは、窓部8同士の境界部分Bに沿って窓部8の内側に吹寄柱12が設けられている。そして、吹寄柱12の長手方向には、車室の内側に開口する凹部25が延在しており、風道部材13の少なくとも一部は、この凹部25内に位置している。このような構成によれば、風道部材13の配置スペースが吹寄柱12の内側に形成されるので、風道部材13が車両の内側に突出するのを抑えることができ、車室スペースを十分に確保することができる。また、吹寄柱12は、凹部25が形成されることでチャンネル構造となる。そのため、鉄道車両の撓み力や捩り力等による荷重や応力を効率よく伝達することができ、重量を増加させることなく剛性や強度を十分に保つことが可能となる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両の長手方向に沿って複数の窓部が連続する連窓構造を備えた鉄道車両の吹寄構造に関する。
従来、連窓構造を備えた鉄道車両として、例えば特許文献1に記載の鉄道車両構体がある。この鉄道車両構体では、側構体を構成する中空の押し出し型材において、窓部の位置及び吹寄部の位置に応じて向きの異なる凹部を形成している。
特開平9−249124号公報
近年では、車両の低重心化のため、空調装置を床下に設ける構成が採用された鉄道車両がある。このような鉄道車両の吹寄構造では、吹寄柱に接合した風道部材を介して、空調装置から送出される調和空気を天井または窓上部から車室内に導入している。
しかしながら、連窓構造を備えた鉄道車両では、窓面と車両の外側面とを面一にするために、吹寄柱が車両の内側にオフセットされた状態で配置されている。そのため、風道部材の配置スペースが車両の内側に突出することによって、車室スペースが圧迫されるという問題があった。一方で、車室スペースの確保にあたって、車両の重量増加や強度低下の回避が解決すべき技術的課題となっていた。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、車両の重量増加や強度低下を回避しつつ、車室スペースを十分に確保できる鉄道車両の吹寄構造を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係る鉄道車両の吹寄構造は、車両の長手方向に沿って複数の窓部が連続する連窓構造を備えた鉄道車両の吹寄構造であって、窓部同士の境界部分に沿って窓部の内側に配置された吹寄柱と、吹寄柱に固定された風道部材と、を備え、吹寄柱の長手方向には、車両の内側に開口する凹部が延在しており、風道部材の少なくとも一部が凹部内に位置していることを特徴とする。
この鉄道車両の吹寄構造では、窓部同士の境界部分に沿って窓部の内側に吹寄柱が設けられている。そして、吹寄柱の長手方向には、車室の内側に開口する凹部が延在しており、空調装置からの空調風を車両内に導入する風道部材の少なくとも一部は、この凹部内に位置している。このような構成によれば、風道部材の配置スペースが吹寄柱の内側に形成されるので、風道部材が車両の内側に突出するのを抑えることができ、車室スペースを十分に確保することができる。また、吹寄柱は、凹部が形成されることでチャンネル構造となる。そのため、鉄道車両の撓み力や捩り力等による荷重や応力を効率よく伝達することができ、重量を増加させることなく剛性や強度を十分に保つことが可能となる。
また、凹部は、窓部の境界部分及び窓部の上下に位置する側構体に対して接合された本体部と、本体部から車両の内側に突出する一対の突出片によって形成されていることが好ましい。この場合、吹寄柱は、凹部によって断面略C字状のチャンネル構造となる。これにより、一層確実に剛性や強度を保つことができる。
また、突出片は、本体部よりも車両の上下方向に張り出すと共に、側構体に接合された第1の張出部を有していることが好ましい。側構体と吹寄柱との接合部は、荷重や応力が集中しやすい部分である。そこで、本体部よりも車両の上下方向に張り出す第1の張出部を側構体に接合することで、吹寄柱の荷重や応力を側構体に効率よく伝達することができる。これにより、鉄道車両の吹寄構造の強度を一層確保できる。
また、本体部は、窓部の上下の縁部に張り出すと共に、側構体に接合された第2の張出部を有していることが好ましい。側構体と吹寄柱との接合部は、荷重や応力が集中しやすい部分である。そこで、窓部の縁部に張り出す第2の張出部を側構体に接合することで、吹寄柱の荷重や応力を側構体に効率よく伝達することができる。これにより、鉄道車両の吹寄構造の強度を一層確保できる。
また、第2の張出部は、窓部の隅部に向かって凸となる湾曲面を有していることが好ましい。この場合、第2の張出部にかかる応力を湾曲面によって速やかに側構体に伝達させることが可能となる。これにより、鉄道車両の吹寄構造の強度を一層確保できる。
また、側構体は、波型をなすリブ部材を2枚の面板に挟んで構成されたトラス構造を有し、第1の張出部は、リブ部材と内側の面板との接合位置に延びており、第1の張出部の上下面は、接合位置が先端となるように傾斜面となっていることが好ましい。第1の張出部と側構体の接合部は、荷重や応力が集中しやすい部分である。そこで、第1の張出部の上下面を接合位置が先端となるように傾斜面とすることで、トラス構造を有する側構体のリブ部材に荷重や応力を効率よく伝達させることが可能となる。これにより、鉄道車両の吹寄構造の強度を一層確保できる。
また、面板において、窓部の縁部から所定の距離までの厚さが、他の部分の厚さよりも大きいことが好ましい。第1の張出部が接合される部分は、荷重や応力が集中的に伝達されやすい部分である。そこで、窓部の縁部から所定の距離までの厚さを他の部分の厚さよりも大きくすることで、鉄道車両の吹寄構造の強度を一層確保できる。
また、凹部内に断熱材が配置されていることが好ましい。吹寄柱と風道部材との内部空間に断熱材を配置することで、鉄道車両の吹寄構造の断熱性を向上できる。
本発明に係る鉄道車両の吹寄構造によれば、車両の重量増加や強度低下を回避しつつ、車室スペースを十分に確保できる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る鉄道車両の吹寄構造の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る鉄道車両の吹寄構造を適用して作製された鉄道車両構体1を示す斜視図である。図1に示すように、鉄道車両構体1は、台枠2と、側構体3と、屋根構体4と、妻構体5とを備え、これらの各構体が相互に接合されることにより、乗客を収容する空間を内部に有する箱型形状をなしている。
台枠2は、車両の床部を構成する構体として鉄道車両構体1の底部に配置されている。台枠2の下部には、車内の温度を調整するための空調装置(図示しない)が設けられている。空調装置から送出された調和空気は、後述する風道部材を介し、車室の天井または窓上部から車室内に導入される。側構体3及び妻構体5は、車両の側部を構成する構体として、台枠2の左右の縁部及び前後の縁部を囲むように立設されている。側構体3には、乗客・乗員が乗り降りするためのドア部6が例えば2ヶ所に設けられている。また、ドア部6間と側構体3の両端部とには、窓部7,8が設けられている。ドア部6間に設けられた窓部8は、車両の長手方向に沿って複数(本実施形態では4枚)連続して配置され、連窓9を構成している。
妻構体5は、乗客・乗員らが車両間を行き来するための出入口部10が設けられている。屋根構体4は、車両の屋根部を構成する構体として鉄道車両の構体の上部に配置されている。車両の屋根構体4には、パンタグラフ(図示しない)などが設けられている。
次に、上述した連窓9に適用される側構体3の吹寄構造の構成について詳細に説明する。
図2は、側構体3に形成された吹寄構造を鉄道車両構体1の内側から示した斜視図である。また、図3は、図2におけるIII−III線断面図である。図2及び図3に示すように、側構体3の吹寄構造Kは、上述した連窓9と、枠部材11と、吹寄柱12と、風道部材13とによって構成されている。なお、図2では、説明の便宜上、後述する内窓及び風道部材13を省略している。
側構体3は、図2に示すように、波型をなすリブ部材14を外板(面板)15及び内板(面板)16で挟んで構成されたトラス構造を有するダブルスキン型材である。側構体3の厚さは、約40mmである。外板15及び内板16は、例えば厚さ3mm程度の面板である。この側構体3において、連窓9に対応する部分には、車両の長手方向に伸びる略長方形状の連窓用開口17が設けられている。
外板15は、リブ部材14aと外板15との接合位置P1から窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bに至る部分が、他の部分よりも約2倍程度大きくなっている。また、内板16は、窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bに直近のリブ部材14と内板16との接合位置P2から、窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bに至る部分が、他の部分よりも約2倍程度大きくなっている。さらに、窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bの端面を構成する部分が、他の部分よりも約2倍程度大きくなっている。
連窓9を構成する窓部8は、図3に示すように、車両の外側に配設された外窓8aと、吹寄柱12の内側に配設された内窓8bとを有している。外窓8aの外面は、側構体3の外面と面一になるように配設されている。図3に示すように、外窓8a同士の境界部分Bには、例えばシール材S1が充填され、気密性・水密性が確保されている。また、内窓8bは、外窓8a,8aの境界部分Bを除いた領域に配置されている。外窓8aと内窓8bとの間には、スペーサー19の介在によって空気層ARが形成されており、断熱性・防音性が確保されている。
また、枠部材11は、窓部8と吹寄柱12とを結合する部材である。枠部材11は、外窓8a,8aの境界部分Bに沿って車両の高さ方向に延在している。また、枠部材11と外窓8a及び内窓8bとは、シール材S2で接合されている。
吹寄柱12は、外窓8a,8aの境界部分Bに沿って車両の高さ方向に延在している。この吹寄柱12は、本体部20と、一対の突出片21,21とを有している。
本体部20は、例えば厚さ5mm程度の板状をなしている。本体部20の上下端は、窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bに接合されている(図2参照)。
突出片21,21は、本体部20よりも厚い板状をなし、本体部20の両側部から車両の内側に突出している。
このような本体部20及び突出片21,21により、吹寄柱12は、高さ方向から見て断面略C字状のチャンネル構造を有している。このチャンネル構造により、吹寄柱12は、車両の内側に開口する凹部25が高さ方向に延在することになる。
風道部材13は、台枠2の下部に備えられた空調装置からの調和空気を車両内に導入する部材である。風道部材13は、2つのハット型材26,27によって形成されている。
風道部材13は、ハット型材26のフランジ部26a,26bとハット型材27のフランジ部27a,27bとを対向して配置させることにより、断面略矩形の中空部Hを有する中空部材となっている。そして、風道部材13は、フランジ部26a,26b及びフランジ部27a,27bを、高さ方向に沿って所定の間隔で設けられたネジN1,N2によって吹寄柱12における突出片21,21の先端面にそれぞれ固定することにより、ハット型材26が吹寄柱12の凹部25内に位置した状態で吹寄柱12に固定されている。凹部25内において、ハット型材26と本体部20との間の空間には、断熱材Iが充填されている。
吹寄柱12と側構体3との接合構造に関し、吹寄柱12の突出片21,21は、本体部20よりも車両の高さ方向に張り出す張出部(第1の張出部)28を有している。また、吹寄柱12の本体部20は、窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bに沿って、それぞれ張り出す張出部(第2の張出部)29を有している。
張出部28は、図2に示すように、窓部8の上下端よりも車両の高さ方向に突出し、側構体3の内板16に接合されている。より具体的には、張出部28は、図4に示すように、接合位置P2まで延びている。張出部28の上下面は、接合位置P2が先端となるように傾斜面30となっている。この傾斜面30は、リブ部材14aと同方向の傾斜となっている。なお、接合位置P2から窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bまでの距離は、例えば50mmである。
一方、張出部29は、窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bに沿って、窓部8側にそれぞれ突出している。張出部29における上下の縁部18a,18b側の端は、窓部8を臨む側構体3の上下の縁部18a,18bに接合されている。張出部29は、図2及び図5に示すように、窓部8の隅部に向かって凸となるR形状の湾曲面Rを有している。R形状の湾曲面Rは、例えば削り出しによって形成されている。なお、張出部28は、本体部20と等厚となっている。
上述したように、鉄道車両の吹寄構造Kでは、外窓8a,8aの境界部分Bに沿って吹寄柱12が車両の高さ方向に延在している。そして、吹寄柱12の長手方向には、車室の内側に開口する凹部25が延在しており、空調装置からの調和空気を車両内に導入する風道部材13を構成するハット型材26が、この凹部25内に位置している。このような構成によれば、風道部材13の配置スペースが吹寄柱12の内側に形成されるので、風道部材13が車両の内側に突出するのを抑えることができ、車室スペースを十分に確保することができる。また、吹寄柱12は、本体部20及び突出片21,21によって凹部25が形成されることで断面略C字状のチャンネル構造となる。そのため、鉄道車両の撓み力や捩り力等による荷重や応力を効率よく伝達することができ、重量を増加させることなく剛性や強度を十分に保つことが可能となる。
また、吹寄柱12の突出片21,21は、張出部28を有している。張出部28は、リブ部材14と内板16との接合位置P2まで延びている。張出部28の上下面は、接合位置P2において先端となる傾斜面30をなすと共に、トラス構造を有する側構体3の内板16に接合されている。このような構成により、吹寄柱12の荷重や応力を側構体3に効率よく伝達することができる。これにより、鉄道車両の吹寄構造の強度を一層確保できる。また、上記構成によって強度を十分に確保することができるので、本体部20や突出片21,21を薄く形成することができ、鉄道車両の吹寄構造の軽量化を図ることができる。
また、吹寄柱12の本体部20は、張出部29を有している。張出部29は、窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bに沿って、R形状の湾曲面Rを有して窓部8側にそれぞれ突出している。張出部29における上下の縁部18a,18b側の端は、窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bに接合されている。このような構成により、吹寄柱12の荷重や応力を側構体3に効率よく伝達することができる。これにより、鉄道車両の吹寄構造の強度を一層確保できる。また、上記構成によって強度を十分に確保することができるので、本体部20や突出片21,21を薄く形成することができ、鉄道車両の吹寄構造の軽量化を図ることができる。
また、内板16は、接合位置P2から窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bに至る部分、つまり張出部28が接合される部分が他の部分よりも約2倍程度大きくなっている。また、外板15は、リブ部材14aと外板15との接合位置P1から窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bに至る部分が、他の部分よりも約2倍程度大きくなっている。さらに、窓部8の上下端を臨む側構体3の縁部18a,18bの端面を構成する部分が、他の部分よりも約2倍程度大きくなっている。このような構成により、張出部28が接合される部分に集中しやすい荷重や応力を側構体3に効率よく伝達することができ、鉄道車両の吹寄構造の強度を一層確保できる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。上記実施形態では、外窓8aと内窓8bとを有する複窓構造の窓部8を例示したが、内窓8bを有さない単窓構造であってもよい。また、外窓8aが、合わせガラスであってもよい。
また、上記実施形態では、枠部材11を介して吹寄柱12と窓部8とが連結されているが、枠部材11を介さずに吹寄柱12と窓部8とが連結されてもよい。
本発明の一実施形態に係る鉄道車両の吹寄構造を適用して作製された鉄道車両構体を示す斜視図である。 側構体に形成された吹寄構造を鉄道車両構体の内側から示した斜視図である。 図2におけるIII−III線断面図である。 図2におけるIV−IV線断面図である。 図2に示した吹寄構造を鉄道車両構体の内側から示した図である。
符号の説明
3…側構体、8(8a,8b)…窓部、12…吹寄柱、13…風道部材、14(14a)…リブ部材、15…外板、18a,18b…縁部、20…本体部、21…突出片、25…凹部、28…張出部(第1の張出部)、29…張出部(第2の張出部)、30…傾斜面、K…吹寄構造、B…境界部分、R…湾曲面、P2…接合位置、I…断熱材。

Claims (8)

  1. 車両の長手方向に沿って複数の窓部が連続する連窓構造を備えた鉄道車両の吹寄構造であって、
    前記窓部同士の境界部分に沿って前記窓部の内側に配置された吹寄柱と、
    前記吹寄柱に固定された風道部材と、を備え、
    前記吹寄柱の長手方向には、前記車両の内側に開口する凹部が延在しており、前記風道部材の少なくとも一部が前記凹部内に位置していることを特徴とする鉄道車両の吹寄構造。
  2. 前記凹部は、前記窓部の前記境界部分及び前記窓部の上下に位置する側構体に対して接合された本体部と、前記本体部から前記車両の内側に突出する一対の突出片によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の鉄道車両の吹寄構造。
  3. 前記突出片は、前記本体部よりも前記車両の上下方向に張り出すと共に、前記側構体に接合された第1の張出部を有していることを特徴とする請求項2記載の鉄道車両の吹寄構造。
  4. 前記本体部は、前記窓部の上下の縁部に張り出すと共に、前記側構体に接合された第2の張出部を有していることを特徴とする請求項2又は3記載の鉄道車両の吹寄構造。
  5. 前記第2の張出部は、前記窓部の隅部に向かって凸となる湾曲面を有していることを特徴とする請求項4記載の鉄道車両の吹寄構造。
  6. 前記側構体は、波型をなすリブ部材を2枚の面板に挟んで構成されたトラス構造を有し、
    前記第1の張出部は、前記リブ部材と内側の面板との接合位置に延びており、前記第1の張出部の上下面は、前記接合位置が先端となるように傾斜面となっていることを特徴とする請求項4記載の鉄道車両の吹寄構造。
  7. 前記面板において、前記窓部の前記縁部から所定の距離までの厚さが、他の部分の厚さよりも大きいことを特徴とする請求項6記載の鉄道車両の吹寄構造。
  8. 前記凹部内に断熱材が配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の鉄道車両の吹寄構造。
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