JP2009261828A - 車両用シートのアームレスト - Google Patents

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Abstract

【課題】アームレストのロック装置の操作時の異音発生。
【解決手段】シート1の背凭シート3の背凭ブラケット6に、ロック機構Lを介してアームレスト4を所望高さ位置でロック可能に回動自在に設ける。ロック機構Lはシャフト7の外周に巻き付く摩擦力でロックするコイル部31を有するロックスプリング30と、ロックスプリング30の固定側端部33と、ロックスプリング30の自由端35と、該自由端35が継脱してロック位置とアンロック位置とに保持する切替カム溝38と、該切替カム溝38に自由端35を継脱させる当接部材45とを有する。ロックスプリング30の自由端35側の所定部分には、アンロック状態のときシャフト7の外周面に当接する当接部21を設ける。
【選択図】図11

Description

本発明は、アームレストの先端高さを任意に高さ調節自在に取付けたアームレストに係るものである。
従来、アームレストの回動を摩擦抵抗でロックする、一端の固定側端部および他端の自由端を有するロックスプリングと、該ロックスプリングのコイル部を外周に嵌合させるシャフトと、前記アームレストに固定で、前記自由端を継脱させることにより前記コイル部をロック状態とアンロック状態とに切替える切替カム溝と、該切替カム溝に自由端を嵌合(係合)させるアンロック用当接部および前記切替カム溝に嵌合している自由端を離脱させて自由状態に復帰させるアンロック解除部の夫々を設けた当接部材とからなり、左右方向のシャフトの軸周りに回動自在に取付けたアームレストの高さ調節を、コイルバネの摩擦を利用して行うものは公知である(特許文献1)。
特開2003−299547号公報
前記公知例は、自由端が切替カム溝から離脱するときの戻りによってロックスプリングの一部がシャフトの外周に当たって異音(打音)が発生するという課題がある。
即ち、切替カム溝に係合してアンロック状態になっている自由端はコイル部の径を大きくしてシャフトを巻き締め力が弛めており、複数のコイル部のうちの自由端に続く最終コイル部の終端側あるいは自由端の一部と、シャフトの外周面との間に必然的に隙間が生じ、この隙間は自由端が切替カム溝から離脱して戻るときなくなるので、この隙間がなくなるときにロックスプリングの一部がシャフトの外周面との衝突し、このときの衝突音が異音となって発生するのが判明した。
つまり、例えば、図28のように、アンロック状態の自由端Aはコイル部Bの径を大きくしてシャフトCの外周面との間に必然的に隙間Dが生じ、切替カム溝から離脱して自由端Aが戻ると一点鎖線のようにシャフトの外周面と衝突して、異音が発生する。
本願は、異音の発生原因が自由端が切替カム溝に係合したとき、ロックスプリングの一部がシャフトの外周から離れることに注目し、異音の発生を防止するように工夫したものである。
本発明は、シート1の背凭シート3の背凭ブラケット6に、ロック機構Lを介してアームレスト4を所望高さ位置でロック可能に回動自在に設け、該ロック機構Lは、前記背凭ブラケット6に設けたシャフト7の外周に巻き付く摩擦力でロックするコイル部31を有するロックスプリング30と、前記アームレスト4側または前記背凭ブラケット6側に取付けた固定側端部33と、前記コイル部31への巻き付きによるロックと緩むアンロックとの切替えする前記コイル部31の一端部に形成した自由端35と、該自由端35が継脱してロック位置とアンロック位置とに保持する切替カム溝38と、該切替カム溝38に自由端35を継脱させる当接部材45とを有して構成し、前記切替カム溝38と前記当接部材45はシャフト7の軸方向に並設し、前記切替カム溝38と前記当接部材45とは相対的に移動して、前記シャフト7の軸心に対して放射方向に突出する自由端35が、シャフト7の軸心方向に移動して切替カム溝38に継脱するように構成し、前記ロックスプリング30の自由端35側の所定部分には、アンロック状態のときシャフト7の外周面に当接する当接部21を設けた車両用シートのアームレストとしたものである。
本発明は、前記当接部21から先側の自由端35自体が前記コイル部31の円周方向および軸心方向に移動して前記切替カム溝38に係合および離脱しているとき、前記当接部21は常時シャフト7の外周に当接するように構成した車両用シートのアームレストとしたものである。
本発明は、前記自由端35は前記コイル部31との接続部分からシャフト7の軸心に向かって折り曲げ、シャフト7に装着前の自由端35の一部はシャフト7の外径より内側に位置して重なるように構成し、シャフト7に装着後のシャフト7に当接する自由端35の中間部分を前記当接部21に構成した車両用シートのアームレストとしたものである。
本発明は、前記ロックスプリング30はシャフト7の外周に複数回巻き付けて前記コイル部31を形成し、該コイル部31のうちの前記自由端35側の最終コイル部31Aの終端22にコイル部31の接線方向に伸びる延長部23を形成し、該延長部23の先端に前記自由端35を形成し、該自由端35はシャフト7に装着前に自由端35の一部がシャフト7の外径より内側に位置して重なるように構成して自由端35の中間部に前記当接部21を形成した車両用シートのアームレストとしたものである。
本発明は、前記最終コイル部31Aの終端22に続く延長部23は円弧状あるいは直線状に形成し、延長部23の先端に自由端35の基部を連続して形成し、少なくとも、延長部23とシャフト7の外周との間に隙間24を形成し、自由端35の中間所定位置をシャフト7の外周に当接する当接部21に形成した車両用シートのアームレストとしたものである。
本発明は、前記ロックスプリング30はシャフト7の外周に複数回巻き付けて前記コイル部31を形成し、該コイル部31のうちの前記自由端35側の最終コイル部31Aの終端22または前記最終コイル部31Aの終端22にコイル部31の接線方向に伸びるように形成した延長部23と、前記自由端35との間に形成した屈曲部を前記当接部21に構成した車両用シートのアームレストとしたものである。
請求項1の発明では、アンロック状態からロック可能状態に戻るときでも、当接部21がシャフト7の外周面に当接しているので、当接部21以外のシャフト7の外周から離れたロックスプリング30の一部が衝撃的にシャフト7の外周に当たることはなく、アンロックからロックへの切替の際の異音の発生を防止する。
請求項2の発明では、切替カム溝38には当接部21より先側の自由端35が係合するので、当接部21より先側の自由端35はシャフト7の外周へ接触することがなく、異音発生原因とならず、異音発生を防止でき、当接部21よりコイル部31側も当接部21が既にシャフト7の外周に当接しているので、同様に、シャフト7の外周へ接触することがなく、異音発生原因とならず、総合的に異音の発生を防止する。
請求項3の発明では、自由端35の中間部に当接部21を形成でき、当接部21の構成を簡素にして、製造組立を容易にして、コストを低くできる。
請求項4の発明では、コイル部31に延長部23を介して自由端35を形成したので、当接部21の設定を容易にして、異音の発生を確実に防止できる。
請求項5の発明では、一層、当接部21の設定を容易にして、製造組立を容易にして、コストを低くできる。
請求項6の発明では、当接部21の構成を簡素にして、製造組立を容易にして、コストを低くできる。
本発明の一実施例を図面により説明すると、1は車両用等のシート、2は座席シート、3は座席シート2に傾斜角度調節自在に設けた背凭シート、4は背凭シート3の側部に設けたアームレストである。
アームレスト4は、例えば、本来使用される使用範囲Aではアームレスト4の下方回動をロックして荷重を支受し、且つ、上方回動のみ自在にして高さ調節可能にし、使用範囲Aの上限位置と同じかそれより間隔を置いて設けた格納範囲Bではアンロック状態になって上下回動自在とし、格納範囲Bから使用範囲Aの最下方位置まで一旦下方回動可能であるが、最下方位置でロック可能状態に復帰させて使用範囲Aでは上方回動のみ自在となるように構成すると、操作性を向上させて好適である(図1)。
前記アームレスト4は、背凭シート3の背凭骨格フレーム5の側部に設けた背凭ブラケット6に、左右方向のシャフト7を軸心として上下回動自在に取付ける。シャフト7は途中部分に段部10を形成し(図2)、段部10より一方側のシャフト7は大径部11に形成し、段部10より他方側のシャフト7は小径部12に形成する(図2)。
前記アームレスト4の前記アームレストフレーム13には、バネ取付用ブラケット14を固定し(図2)、バネ取付用ブラケット14の側板15には一方側に突き出る円筒形状のバーリング部16を形成する。バーリング部16は、その内径を前記シャフト7の小径部12の外径と同じに形成して、小径部12をバーリング部16の透孔17に挿通し、バーリング部16の端面18にシャフト7の段部10を当接させる。
前記小径部12の先端には母線方向に切り欠いて係合溝19と係合突起20を円周方向に交互に複数形成する(図3)。
シャフト7の各係合突起20はプレート25の各挿通孔26に挿入する。
しかして、前記係合溝19の溝底の溝底面27には溝底面27より所定の高さ(大きさ)のプロジェクション突起28を形成する。バーリング部16の透孔17に挿通したシャフト7は、シャフト7の小径部12の係合突起20をプレート25の挿通孔26に挿通させた状態で、シャフト7とプレート25とに通電し、電流をプロジェクション突起28に集中させて行うプロジェクション溶接する。
この場合、溝底面27にプロジェクション突起28を形成し、側板15の外面から透孔17の端面18までの間隔を「X」とし(図3)、溝底面27からのプロジェクション突起28の高さを「Y」とし(図3)、段部10から溝底面27までの間隔を「Z」としたとき(図3)、溶接前は「X<Z+Y」であるが、溶接時にプロジェクション突起28が潰れて溶接後のプロジェクション突起28の高さが「Y’」に変化し、これにより「X=Z+Y’」となるように構成する(図6)。
したがって、適切な電流値等の熔接条件および加圧力による熔接中にプロジェクション突起28が溶解して潰れることで、潰れたプロジェクション突起28の高さY’およびシャフト7の段部10と溝底面27の間隔Zがバーリング部16の高さXと一致して、プレート25はバネ取付用ブラケット14の側板15に密着し、熔接の際の設定が容易であり、可及的にバネ取付用ブラケット14とシャフト7とプレート25の隙間をゼロにし、シャフト7がバネ取付用ブラケット14に対してがたつくのを防止し、その結果、アームレスト4の先端が使用位置にて左右方向に振れるのを防止する。
しかして、アームレスト4は、そのアームレストフレーム13の基部と背凭ブラケット6との間にロック装置Lを設ける。ロック装置Lは、前記シャフト7の大径部11の外周にロックスプリング30のコイル部31を嵌合させ、ロックスプリング30の摩擦によってロックし、摩擦解除によりアンロックとなって傾斜調節できるように構成する。
ロックスプリング30の一端はアームレストフレーム13に固定のバネ取付用ブラケット14のステイ32に係合させて固定側端部33に形成し、ロックスプリング30の他端は自由端35に形成し、コイル部31は、アームレスト4の下動に伴って固定側端部33が回転すると、締まる巻き方向に設定し、これにより、他端が自由端35であって自由状態のときもアームレスト4を下方回動させようとすると、シャフト7の大径部11およびバーリング部16の外周とコイル部31の内周との摩擦抵抗によりコイル部31の直径を小にする方向に作用し、この摩擦抵抗によりアームレスト4の下方回動を阻止してロックさせる。
前記バネ取付用ブラケット14には、前記ロックスプリング30の自由端35をアンロック位置に保持するアンロック用カム面36と該アンロック用カム面36への係合を案内する案内カム面37とを有する切替カム溝38を形成する。
切替カム溝38は自由端35と固定側端部33との位置関係を常時コイル部31が弛んだ状態に保持させる。
切替カム溝38は、シャフト7の軸心方向と略平行になるように屈曲させたバネ取付用ブラケット14の屈曲板部39に形成する。
しかして、前記ロックスプリング30の自由端35側には、アンロック状態のとき前記シャフト7の外周面に当接する当接部21を設ける。
当接部21はアンロック状態のときも含めて常時シャフト7の外周に当接して、自由端35が切替カム溝38から離脱するときの戻りによってロックスプリング30の一部がシャフト7の外周に当たって生じる異音(打音)の発生を防止する。
即ち、切替カム溝38に係合してアンロック状態になって、自由端35がコイル部31の径を大きくしてシャフト7を巻き締め力が弛むと、複数のコイル部31のうちの自由端35に続く最終コイル部31Aの終端22側あるいは自由端35の一部とシャフト7の外周面との間に隙間が生じ、自由端35が切替カム溝38から離脱したときの戻りによって前記隙間がなくなるが、この隙間がなくなるときはロックスプリング30の一部(最終コイル部31Aの終端終端22あるいは自由端35等)がシャフト7の外周面と衝突しており、このときの衝突音が異音となって発生するのである。
そこで、ロックスプリング30の自由端35側の所定位置にアンロック状態のときシャフト7の外周面に当接する当接部21を設けることにより、アンロック状態になって、ロックスプリング30の一部(最終コイル部31Aの終端終端22あるいは自由端35等)とシャフト7の外周面との間に隙間が生じても、当接部21がシャフト7の外周に当接して、自由端35が切替カム溝38から離脱して戻るときに、ロックスプリング30の一部がシャフト7の外周面に衝突するのを防止して、異音の発生を防止する。
当接部21の構成は、任意であるが、一例を示すと、前記ロックスプリング30のコイル部31はシャフト7の外周に複数回巻き付けて、固定側端部33に対して自由端35が相対的に移動することにより巻き締まるように構成しており、自由端35の先端はシャフト7の外周に接触していないが、自由端35とコイル部31との接続部分(最終コイル部31Aの終端終端22)において自由端35全体をシャフト7の軸心に向けて折り曲げ、シャフト7への装着前は自由端35の一部がシャフト7の外径より内側に位置して重なるように構成し(図13)、シャフト7に装着後のシャフト7に当接する自由端35の中間部分を前記当接部21に構成する(図11、図12)。
この場合、最終コイル部31Aの終端終端22にはコイル部31の接線方向に伸びる延長部23を形成し(図14)、延長部23の先端に自由端35を形成し、延長部23と自由端35との接続部分において自由端35全体をシャフト7の軸心に向けて折り曲げ、シャフト7への装着前は自由端35の一部がシャフト7の外径より内側に位置して重なるように構成し(図15)、自由端35の中間部をシャフト7の外周に常時接触させることができて当接部21(図14)となる。
また、図14〜図16の実施例では、前記最終コイル部31Aの終端22に続く延長部23は円弧状あるいは直線状に形成し、延長部23の先端に自由端35の基部を連続して形成し、少なくとも、延長部23とシャフト7の外周との間に隙間24を形成し、自由端35の中間所定位置をシャフト7の外周に当接する前記当接部21に形成する。
つまり、隙間24が生じる部分が最終コイル部31Aの延長部23となる。
また、図17,図18の実施例では、最終コイル部31Aの終端22または延長部23と自由端35との間をV字形状に屈曲させ、この屈曲部を前記当接部21に形成する。
この場合、屈曲当接部21は前記最終コイル部31Aの終端22付近がシャフト7の外径より大径となって、終端22とシャフト7の外周との間に前記隙間24を形成する。
しかして、前記当接部21は、どの実施例であっても、常時シャフト7の外周に当接させるようにし、その結果、当接部21から先側の自由端35自体がコイル部31の円周方向および軸心方向に移動して前記切替カム溝38に係脱するように構成する。
したがって、当接部21より先側の自由端35はシャフト7の外周に接触することはなく、異音発生の原因とならない。
なお、理解を容易にするため、特に記載した場合を除き、自由端35は切替カム溝38に係脱する当接部21より先側の部分を言う。
しかして、切替カム溝38のアームレスト4の上方回動方向側(上面側)には前記アンロック用カム面36を形成する。アンロック用カム面36はシャフト7の軸心方向に対して外側に至るに従い所定角度θに傾斜させて形成する(図9)。所定角度θは約10度の傾斜が好適であった。切替カム溝38の下方回動方向側には切替カム溝38の開口方向(左方向)に至るに従い高くなるように傾斜させた案内カム面37を形成する。
アンロック用カム面36の外端部Eと案内カム面37の先端部Fとの間には自由端35が通り抜け可能な隙間41を設ける(図9)。
また、案内カム面37の先端部Fは、アンロック用カム面36の外端部Eより外側で、且つ、上方に位置するように構成する。
即ち、案内カム面37の先端部Fは、アンロック用カム面36の外端部Eに対して外側の上方位置にオーバーハングするように位置して、自由端35に確実に当接して案内するようにしている。
しかして、アンロック用カム面36の外端部Eよりも上側部分の屈曲板部39は、上側に至るに従い内側(右側)に近づく傾斜面42に形成している。傾斜面42により自由端35の位置がばらついても屈曲板部39に接触するのを防止している(図22)。
一方、シャフト7の大径部11の端部には、アームレスト4の回動により移動する自由端35が当接する当接部材45を設ける。当接部材45は、シャフト7の軸心に対して交差方向の板部材46をシャフト7の大径部11の端部に固定し、板部材46には切替カム溝38に自由端35を嵌合(係合)させるアンロック用当接部47を設ける。アンロック用当接部47にロック状態の自由端35が当接し、アンロック用当接部47により上方回動が停止された自由端35は案内カム面37により案内されて切替カム溝38に嵌合する。
これにより自由端35はアンロック用カム面36に係合し、ロックスプリング30のコイル部31を緩ませてアンロック状態に保持する。
アンロック用当接部47の内端部Gはアンロック用カム面36の外端部Eの内側に位置するようにし(図9)、アンロック用当接部47の内端部Gまで自由端35が案内カム面37により案内されて移動すると、自由端35はアンロック用当接部47から外れて切替カム溝38に嵌合し、前記のように自由端35それ自体の弾力によりアンロック用カム面36に当接する。
また、板部材46のアンロック用当接部47の内端部Gより後側の周縁は、アンロック保持面48に形成する。アンロック保持面48はアンロック用当接部47の内端部Gと平面視同じ位置に位置し、アンロック用カム面36に当接した自由端35が切替カム溝38より外れるの防止する作用を期待する。
しかして、板部材46の前側部分には前記切替カム溝38のアンロック用カム面36に係合している自由端35をアンロック用カム面36から離脱させて自由状態に復帰させるアンロック解除部50を設ける。アンロック解除部50は板部材46の前端部をバネ取付用ブラケット14に向けて屈曲させた屈曲部51により形成し、屈曲部51の上面側は先端より基部に至るに従い低く下側(上方回動方向側)に傾斜する傾斜解除面52を形成し、傾斜解除面52の先端部Hはアンロック用カム面36の外端部Eより内側となるように位置させ、アンロック用カム面36と当接部材45とが相対的に移動することで自由端35がアンロック解除部50の傾斜解除面52に案内されてアンロック用カム面36(切替カム溝38)から離脱して、アンロック状態からロック可能状態に切替えられる。
しかして、シャフト7とプレート25は背凭ブラケット6に固定であり、アームレストフレーム13に固定されたバネ取付用ブラケット14はシャフト7に対して移動側部材となり、このバネ取付用ブラケット14(アームレストフレーム13)にロックスプリング30の固定側端部33を係止している。それゆえ、ロックスプリング30の固定側端部33は、アームレスト4の回動と共にシャフト7中心に回転移動するが、理解を容易にするため、ロックスプリング30の自由端35に対して「固定」と表現しているが、これらの表現によって構成は限定されない。
また、図27の実施例は、シャフト7を背凭ブラケット6に回転のみ自在に取付け、バネ取付用ブラケット14は背凭ブラケット6に固定し、シャフト7に当接部材45を固定する。
したがって、図27の実施例では、切替カム溝38は背凭ブラケット6側に位置固定に設けられ、アームレスト4の回動によりシャフト7と共に当接部材45が回転して、自由端35を切替カム溝38に係脱させて、ロックとアンロックとを切り替える。
それゆえ、図27の実施例では、ロックスプリング30の固定側端部33は、文字通りアームレスト4に対して位置固定の固定側端部33となる。
(実施例の作用)
アームレスト4は略水平位置を含む使用範囲Aで使用状態となり、使用範囲Aではシャフト7中心に一旦最下方位置にアームレスト4を下方回動させると、ロック装置Lは作動状態となって、上方回動はできるが下方回動はロックして荷重を支持する。
したがって、一旦使用範囲Aの最下方位置にアームレスト4を下方回動させてから、必要に応じてアームレスト4を上方回動させて、アームレスト4の高さ調節を行う。
次に、使用範囲Aの最上位置までアームレスト4を上方回動させると、この位置がアームレスト4の下方回動をロックして荷重を支持する上側の限界位置であり、これを一旦越えると、格納範囲Bとなり、格納範囲Bでは上下何れの方向にもアンロック状態となる。
しかして、格納位置から使用状態にするには、前記のように、使用範囲Aの一旦最下方位置にまでアームレスト4を下方回動させ、ロック装置Lを作動状態すればよく、その後は、前記の作動(操作)の反復となる。
しかして、ロック装置Lの作動を具体的に説明すると、背凭ブラケット6に左右方向のシャフト7の基部を固定し、シャフト7の大径部11の外周にロックスプリング30のコイル部31を嵌合させ、ロックスプリング30の一端をバネ取付用ブラケット14に設けたステイ32に係合させ、ロックスプリング30の他端は自由端35に形成し、コイル部31はアームレスト4の下方回動に伴って固定側端部33が回転移動すると締まるように巻き方向を設定しているから、使用範囲Aではアームレスト4を下方回動させようとすると、アームレスト4と共にバネ取付用ブラケット14が下方回動して固定側端部33を回転移動させ、これによりコイル部31の内周とシャフト7の大径部11の外周との間に摩擦抵抗が発生し、この抵抗によりコイル部31の直径を小にするように作用し、この抵抗でアームレスト4の下方回動を阻止してロックさせる。
したがって、アームレスト4に掛かる荷重は下方回動を規制してロックするが、アームレスト4を上方回動させると、コイル部31は緩む巻き方向になって、高さ調節は自在となる。
しかして、使用範囲Aの最上位置までアームレスト4を上方回動させると、自由端35はアームレスト4と共に回動し、自由端35はシャフト7に固定の当接部材45の板部材46のアンロック用当接部47に当接し(図20)、アンロック用当接部47は自由端35の移動を停止させる。
アンロック用当接部47により移動を停止させられた自由端35はバネ取付用ブラケット14の案内カム面37に当接する(図22)。
この場合、案内カム面37の先端部Fは、アンロック用カム面36の外端部Eより外側で、且つ、上方に、オーバーハングするように位置しているから、案内カム面37は自由端35に確実に当接して案内する。
しかして、案内カム面37により押された自由端35はアンロック用当接部47の端縁に沿って内端部Gに向かって横移動(シャフト7基準)し、自由端35がアンロック用当接部47の内端部Gまで移動するとアンロック用当接部47から外れる。
アンロック用当接部47の内端部Gは案内カム面37の先端部Fより内側に位置しているから、アンロック用当接部47の内端部Gから外れた自由端35は、切替カム溝38内に嵌合し、自由端35それ自体の弾力でアンロック用カム面36に向かってシャフト7の円周方向に縦移動して当接する(図24)。
自由端35が切替カム溝38に嵌合すると、自由端35はバネ取付用ブラケット14の切替カム溝38と共に移動し、ロックスプリング30の固定側端部33はバネ取付用ブラケット14のステイ32と共に回転移動し、自由端35と固定側端部33の位置関係は変わらないから、コイル部31の直径は変化せず、ロック装置Lはアンロック状態となって、アームレスト4は上下何れの方向でも回動自在となる(勿論上方回動も自由)。
この場合、アンロック用カム面36はシャフト7の軸心方向に対して外側に至るに従い所定角度θ低く(シャフト7の軸心に対して約10度)傾斜させて形成しているから、自由端35はアンロック用カム面36に確実に係合し、後述する当接部材45のアンロック解除部50に当接しない限り横移動を阻止して、切替カム溝38から外れるのを防止して、アンロック状態を保持する。
したがって、自由端35が切替カム溝38に嵌合する位置は、アームレスト4がアームレスト4として本来使用される使用範囲Aの上限位置に設定しているから、使用範囲Aを越えた格納範囲Bになると、常時自由端35は切替カム溝38に嵌合してアンロック状態となる。
また、板部材46のアンロック用当接部47の後側の周縁は、アンロック用当接部47の内端部Gと同一面のアンロック保持面48に形成しているから、アンロック用当接部47を使用範囲Aの上限位置と格納範囲Bの間にアームレスト4が位置するように配置すると、格納範囲Bの上限までアームレスト4を上動させなくても、アンロック状態にしてアームレスト4の下方回動が可能になって、アームレスト4の回動範囲を広げつつ、操作性を低下させない。
しかして、当接部材45には切替カム溝38に嵌合している自由端35を離脱させて自由状態に復帰させるアンロック解除部50を設けているから、一旦ロック装置Lをアンロック状態にして、使用範囲Aの最下方位置にまでアームレスト4を下方回動させると、自由端35はアンロック解除部50の傾斜解除面52に当たり(図19)、更に、アームレスト4を下方回動により下降する自由端35は、傾斜解除面52により外側に案内され、アンロック用カム面36を外端部Eに向かって横方向(シャフト7の軸方向)に移動し、アンロック用カム面36の外端部Eを過ぎると、自由端35自体の弾力で隙間41を通って切替カム溝38から離脱する(図10)。
しかして、ロックスプリング30の自由端35側には、アンロック状態のときシャフト7の外周面に当接する当接部21を設けているから、自由端35が切替カム溝38から離脱するときの戻りによってロックスプリング30の一部がシャフト7の外周に当たって生じる異音(打音)の発生を防止する。
即ち、自由端35が切替カム溝38に係合してアンロック状態になると、ロックスプリング30は摩擦力を弱めるため、コイル部31の径を大きくする。そのため、複数回シャフト7に巻かれたコイル部31のうちの自由端35に続く最終コイル部31Aの終端22側あるいは自由端35の一部とシャフト7の外周面との間に隙間が生じる。
そして、自由端35が切替カム溝38から離脱するときの戻りによって前記隙間が急激になくなり、ロックスプリング30の一部がシャフト7の外周面と衝突し、このとき異音が発生するのである。
そこで、ロックスプリング30の自由端35側の所定位置にアンロック状態のときシャフト7の外周面に当接する当接部21を設けることにより、アンロック状態にするためにロックスプリング30の一部(最終コイル部31Aの終端22あるいは自由端35等)とシャフト7の外周面との間に隙間が生じても、当接部21がシャフト7の外周に当接して、自由端35が切替カム溝38から離脱して戻るときのロックスプリング30の一部とシャフト7の外周面との衝突を防止して、異音の発生を防止する。
即ち、切替カム溝38には当接部21より先側の自由端35が係合するので、当接部21より先側の自由端35はシャフト7の外周へ接触することがなく、異音発生原因とならず、異音発生を防止でき、当接部21よりコイル部31側も当接部21が既にシャフト7の外周に当接しているので、同様に、シャフト7の外周へ接触することがなく、異音発生原因とならず、総合的に異音の発生を防止する。
つまり、当接部21は、常時シャフト7の外周に当接し、その結果、当接部21から先側の自由端35自体がコイル部31の円周方向および軸心方向に移動して切替カム溝38に係脱することになり、当接部21より先側の自由端35がシャフト7の外周に接触することはなく、異音発生の原因とならない。
この場合、ロックスプリング30のコイル部31はシャフト7の外周に複数回巻き付けて、固定側端部33に対して自由端35が相対的に移動することにより巻き締まるように構成しており、自由端35の先端はシャフト7の外周に接触していないが、自由端35とコイル部31との接続部分(最終コイル部31Aの終端22)からシャフト7の軸心に向かって折り曲げ、シャフト7に装着前は自由端35の一部がシャフト7の外径より内側に位置して重なるように構成しているので、シャフト7に装着後の自由端35の一部はシャフト7の外周に当接して当接部21となる。
したがって、自由端35が切替カム溝38に係合してアンロック状態にしても、当接部21がシャフト7の外周に当接しているので、自由端35の切替カム溝38の離脱時のロックスプリング30の一部とシャフト7の外周面との衝突を防止して、異音の発生を防止する。
また、最終コイル部31Aの終端22にコイル部31の接線方向に伸びる延長部23を形成し、延長部23の先端に自由端35を形成し、この自由端35をシャフト7に装着前に自由端35の一部がシャフト7の外径より内側に位置して重なるように構成しているので、自由端35の中間部を当接部21に容易に形成することができる。
また、図14〜図16の実施例では、最終コイル部31Aの終端22に続く延長部23は円弧状あるいは直線状に形成し、延長部23の先端に自由端35の基部を連続して形成し、少なくとも、延長部23とシャフト7の外周との間に隙間24を形成し、自由端35の中間所定位置をシャフト7の外周に当接する当接部21に形成しているから、切替カム溝38に係合させてアンロック状態のときでも、当接部21がシャフト7の外周面に当接させる設定を容易かつ確実に設定できる。
また、図17の実施例では、最終コイル部31Aの終端22と自由端35との間をV字形状に屈曲させ、この屈曲部を屈曲当接部21に形成しているから、確実に当接部21をシャフト7の外周面に当接させ、異音の発生を防止する。
即ち、当接部21は最終コイル部31Aの終端22付近がシャフト7の外径より大径となって、終端22とシャフト7の外周との間に隙間24を形成するから、自由端35およびコイル部31の変形による異音の発生を防止する。
しかして、自由端35が切替カム溝38から離脱すると、前記したように、固定側端部33に対する自由端35の位置が変化可能となって、ロック装置Lは作動状態となり、アームレスト4の下方回動をロックする。
この場合、自由端35は、コイル部31の円周方向の移動により弾性変形するだけでなく、シャフト7の軸心方方向である横方向にも弾性変形するので、切替カム溝38のアンロック用カム面36に当接して円周方向の移動は停止させられても、横方向(軸方向)に移動して切替カム溝38から外れる惧れがあるが、本願では、アンロック用カム面36はシャフト7の軸心方向に対して外側に至るに従い低く約10度傾斜させて形成しているから、アンロック用カム面36自体の傾斜により、当接部材45のアンロック解除部50に自由端35が当接しない限り自由端35の横移動を阻止でき、自由端35が切替カム溝38から外れるのを防止して、アンロック状態を確実に保持する。
以上のように、切替カム溝38に自由端35を継脱させる構成は、切替カム溝38の形状と、自由端35に当接する当接部材45を設ければよいので、作動が確実で安価にできる。
また、アンロック用当接部47と傾斜解除面52との位置(距離)を変更した当接部材45に交換するだけで、使用範囲Aと格納範囲Bの設定変更可能となる。
なお、以上のように、シャフト7とプレート25は背凭ブラケット6に固定であり、アームレストフレーム13に固定されたバネ取付用ブラケット14はシャフト7に対して移動側部材となり、このバネ取付用ブラケット14(アームレストフレーム13)にロックスプリング30の固定側端部33を係止している。それゆえ、ロックスプリング30の固定側端部33は、アームレスト4の回動と共にシャフト7中心に回転移動するが、理解を容易にするため、ロックスプリング30の自由端35に対して「固定」と表現しているが、これらの表現によって構成は限定されない。
また、図27の実施例では、シャフト7を背凭ブラケット6に回転自在に取付け、バネ取付用ブラケット14は背凭ブラケット6に固定し、シャフト7に当接部材45を固定しているので、ロックスプリング30の固定側端部33は、文字通りアームレスト4に対して位置固定の固定側端部33となる。
なお、前記した各実施例は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示、あるいは説明しているが、これらは夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
シートの側面図。 ロック装置の分解斜視図。 シャフトとブラケットとプレートの分解図。 同分解斜視図。 同側面図。 同低面図。 シャフトの一部破断図。 シャフトとブラケットとプレートの固定状態断面図。 カム溝と当接部材の位置関係説明図。 ロック可能状態の正面図。 ロックスプリングの側面図。 当接部の側面図。 ロックスプリングの装着前の設定状態の一例を示す側面図。 当接部の他の実施例の側面図。 同装着前の設定状態の一例を示す側面図。 当接部の他の実施例の側面図。 当接部の他の実施例の側面図。 同装着前の設定状態の一例を示す側面図。 同側面図。 アンロック保持移行開始状態の正面図。 同側面図。 アンロック保持移行状態の正面図。 同正面図。 アンロック保持状態図(正面から平面の間)。 同平面図。 アームレストアッセンブリー取付状態図。 ロック装置の他の実施例の分解斜視図。 公知例の課題の説明図。
符号の説明
1…シート、2…座席シート、3…背凭シート、4…アームレスト、5…背凭骨格フレーム、6…背凭ブラケット、7…シャフト、10…段部、11…大径部、12…小径部、13…アームレストフレーム、14…バネ取付用ブラケット、15…側板、16…バーリング部、17…透孔、18…端面、19…係合溝、20…係合突起、21…当接部、22…終端、23…延長部、24…隙間、25…プレート、26…挿通孔、27…溝底面、28…プロジェクション突起、30…ロックスプリング、31…コイル部、32…ステイ、33…固定側端部、35…自由端、36…アンロック用カム面、37…案内カム面、38…切替カム溝、39…屈曲板部、40…後縁、41…隙間、45…当接部材、46…板部材、47…アンロック用当接部、48…アンロック保持面、50…アンロック解除部、52…傾斜解除面、56…係合孔、57…係合突起、58…係合孔、59…止着部材。

Claims (6)

  1. シート1の背凭シート3の背凭ブラケット6に、ロック機構Lを介してアームレスト4を所望高さ位置でロック可能に回動自在に設け、該ロック機構Lは、前記背凭ブラケット6に設けたシャフト7の外周に巻き付く摩擦力でロックするコイル部31を有するロックスプリング30と、前記アームレスト4側または前記背凭ブラケット6側に取付けた固定側端部33と、前記コイル部31への巻き付きによるロックと緩むアンロックとの切替えする前記コイル部31の一端部に形成した自由端35と、該自由端35が継脱してロック位置とアンロック位置とに保持する切替カム溝38と、該切替カム溝38に自由端35を継脱させる当接部材45とを有して構成し、前記切替カム溝38と前記当接部材45はシャフト7の軸方向に並設し、前記切替カム溝38と前記当接部材45とは相対的に移動して、前記シャフト7の軸心に対して放射方向に突出する自由端35が、シャフト7の軸心方向に移動して切替カム溝38に継脱するように構成し、前記ロックスプリング30の自由端35側の所定部分には、アンロック状態のときシャフト7の外周面に当接する当接部21を設けた車両用シートのアームレスト。
  2. 請求項1において、前記当接部21から先側の自由端35自体が前記コイル部31の円周方向および軸心方向に移動して前記切替カム溝38に係合および離脱しているとき、前記当接部21は常時シャフト7の外周に当接するように構成した車両用シートのアームレスト。
  3. 請求項1または請求項2において、前記自由端35は前記コイル部31との接続部分からシャフト7の軸心に向かって折り曲げ、シャフト7に装着前の自由端35の一部はシャフト7の外径より内側に位置して重なるように構成し、シャフト7に装着後のシャフト7に当接する自由端35の中間部分を前記当接部21に構成した車両用シートのアームレスト。
  4. 請求項1または請求項2または請求項3において、前記ロックスプリング30はシャフト7の外周に複数回巻き付けて前記コイル部31を形成し、該コイル部31のうちの前記自由端35側の最終コイル部31Aの終端22にコイル部31の接線方向に伸びる延長部23を形成し、該延長部23の先端に前記自由端35を形成し、該自由端35はシャフト7に装着前に自由端35の一部がシャフト7の外径より内側に位置して重なるように構成して自由端35の中間部に前記当接部21を形成した車両用シートのアームレスト。
  5. 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記最終コイル部31Aの終端22に続く延長部23は円弧状あるいは直線状に形成し、延長部23の先端に自由端35の基部を連続して形成し、少なくとも、延長部23とシャフト7の外周との間に隙間24を形成し、自由端35の中間所定位置をシャフト7の外周に当接する当接部21に形成した車両用シートのアームレスト。
  6. 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5において、前記ロックスプリング30はシャフト7の外周に複数回巻き付けて前記コイル部31を形成し、該コイル部31のうちの前記自由端35側の最終コイル部31Aの終端22または前記最終コイル部31Aの終端22にコイル部31の接線方向に伸びるように形成した延長部23と、前記自由端35との間に形成した屈曲部を前記当接部21に構成した車両用シートのアームレスト。
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