JP2009261445A - 電気炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電磁誘導加熱式の電気炊飯器の内鍋において、該内鍋底部と内鍋湾曲部にそれぞれ発熱体を設けたものでは、内鍋湾曲部の外面の傾斜角度が大きいと、そこに広幅の湾曲部発熱体を設置(転写又はスクリーン印刷)するのが難しかった。
【解決手段】 底部と側周部との間に湾曲部を設け、該底部と湾曲部にそれぞれ発熱体を設けた内鍋(内鍋)を使用した電磁誘導加熱式の電気炊飯器において、内鍋底部31の範囲を内鍋側周部33の外径の略1/2の大きさとし、内鍋湾曲部32は内鍋底部31の外端から内鍋側周部33までの水平距離部分と該水平距離と略同高さ部分の範囲において略円弧状に形成していることにより、該内鍋湾曲部32の傾斜角度を小さく(緩く)でき、それによって内鍋湾曲部32に広幅の湾曲部発熱体36を設置し易くしている。
【選択図】 図2

Description

本願発明は、炊飯器本体内に収容した内鍋を電磁誘導加熱するようにした電気炊飯器に関し、特に内鍋として非金属材料製のもの(主として陶磁器製の土鍋)を使用した電気炊飯器に関するものである。
この種の電磁誘導加熱式炊飯器は、いわゆるIH炊飯器と称されているもので、炊飯器本体の内ケース内に内鍋を出し入れ自在に収容している一方、内ケースの底部に電磁誘導加熱コイル(ワークコイル)を設けて、内鍋を電磁誘導加熱し得るようになっている。
このように、IH炊飯器の内鍋に土鍋を使用すると、炊飯時の昇温速度が比較的穏やかであり且つ内鍋の蓄熱性がよいために、米飯をおいしく炊き上げることができ、近年では土鍋を用いたIH炊飯器が注目されている。
内鍋に土鍋を用いたIH炊飯器において、該内鍋(土鍋)を加熱するには、内鍋の底部に発熱材料からなる発熱体を貼設(又は塗布)し、該発熱体をワークコイルからの磁界により電磁誘導加熱することによって行われる。
ところで、本件出願人は、この種の土鍋を用いたIH炊飯器の一例として、特開2007−244648号公報に示されるものを既に提案している(特許文献1)。
この公知例の電気炊飯器では、図4に示すように、炊飯器本体1の内ケース14内に土鍋製の内鍋3を収容している。内鍋3は、水平部分となる底部31と鉛直部分となる側周部33との間に曲面部となる湾曲部32を設けたものを使用している。又、内鍋底部31の外周部(内鍋湾曲部32との境界部)には、円形環状の高台34が形成されている。尚、内鍋3の湾曲部32は、実質的には高台34の外端部から内鍋側周部33の外面に向けて形成されている。
ところで、内鍋3に土鍋を使用したものでは、熱伝導性が悪いために、炊飯時に内鍋下部のできるだけ広い面積部分を加熱することが望まれている。つまり、炊飯時に、例えば内鍋3の底部31のみを加熱すると、土鍋では熱伝導性が悪いために内鍋底部31と内鍋湾曲部32付近との加熱温度差が大きくなり、内鍋3内の米飯に炊きムラが生じる。
そこで、図4の公知例の電気炊飯器では、内鍋底部31に底部発熱体35を設ける一方、内鍋湾曲部32に湾曲部発熱体36を設けている。他方、底部発熱体35及び湾曲部発熱体36に対向する位置には、それぞれ底部ワークコイル41と湾曲部ワークコイル42とが設置されている。
そして、図4に示す公知例の電気炊飯器は、炊飯時において各ワークコイル41,42からの磁界により各発熱体35,36を電磁誘導加熱して、内鍋(土鍋)3の底部31及び湾曲部32からそれぞれ加熱するようになっている。
ところで、この公知例の電気炊飯器では、内鍋3として図5に示す形状のものを使用している。即ち、この内鍋3(図5)では、炊飯時の加熱の主体となる底部31の面積(直径d1)を内鍋側周部33の外径d0に対してかなり大きい割合(d1/d0=約64%)に設定している。従って、内鍋湾曲部32の水平方向の幅d2(実質的には高台34の外端部から内鍋側周部33の上端部外面までの水平距離)は、内鍋側周部33の外径d0の約14%程度になっている。又、内鍋湾曲部32の高さh1は、炊き上がり時の最小米飯量(高さ)h2と同程度かそれよりやや高い範囲に形成されている。そして、図5の例では、内鍋湾曲部32における水平方向の幅d2と高さh1との比が1:1.8程度となっており、このときの湾曲部32外面の下端部と上端部を結ぶ傾斜角度aが約61°になる。又、この内鍋湾曲部32の外面には、その湾曲部下端部から所定高さ位置までの範囲m(図5)に湾曲部発熱体36を設置しているが、この湾曲部発熱体36の設置範囲の湾曲部外面の傾斜角度bは約56°である。
そして、内鍋3の底部31及び湾曲部32には、底部発熱体35と湾曲部発熱体36がそれぞれ貼設(又は塗布)されているが、この底部発熱体35及び湾曲部発熱体36としては、近年では発熱材料となる銀ペーストを極薄状態で貼設(又は塗布)したものが多用されている。この各発熱体35,36は、例えば図6に示すように銀ペースト36′を塗布した転写紙5から転写したり、あるいはスクリーン印刷によってスクリーンシート(孔版)を通して銀ペーストを塗布したりして設置される。
特開2007−244648号公報
ところで、内鍋3に各発熱体35,36を設置するのに、内鍋底部31に対しては、該内鍋底部31の下面(発熱体設置面)が平面であるので、上記した転写紙5による銀ペーストの転写方法でも、スクリーン印刷による銀ペーストの塗布方法でも、内鍋底部31の下面に対してベースシート(転写シート又はスクリーンシート)を比較的簡単且つ正確に(きれいに)張設でき、底部発熱体(銀ペースト)35の設置(貼設又は塗布)が比較的簡単に行えるが、湾曲部32に対して湾曲部発熱体36を設置(貼設又は塗布)する場合には次のような難点があった。
即ち、内鍋湾曲部32における発熱体設置面の傾斜角度b(b=約56°)がかなり急であり、他方、転写紙やスクリーン印刷用のスクリーンシートは可撓性があるものの平面状態である。そして、例えば図6に示す転写紙5で銀ペースト36′を転写する場合には、該転写紙5を図6に鎖線図示(符号5′)するように内鍋湾曲部32の外面に沿って曲面状に撓ませて被せるが、そのとき転写紙5′の外周寄り部分の周方向に余剰部分ができて、該余剰部分が皺になり易くなる。このシート外周寄り部分に発生し易い皺は、内鍋湾曲部32の傾斜角度(図5、図6の角度b)が急になるほど生じ易くなり、又湾曲部32に形成する発熱体幅m(図5)が広くなるほど生じ易くなる。尚、転写紙5における銀ペースト36′の塗布部分が皺になると、該皺になった部分の銀ペーストがうまく湾曲部外面に転写できず、発熱材料(銀ペースト)の量にバラツキが生じる。従って、内鍋湾曲部32に上記ベースシートを張設するときには、該湾曲部被覆部分のシートを慎重に伸ばしなが行う必要があり、その作業が非常に面倒であった。
このように、図4〜図6に示す公知例の電気炊飯器に使用されている内鍋3では、湾曲部発熱体36が設置される湾曲部32の外面長さ(水平幅d2と高さh1の範囲の長さ)はかなりあるものの、湾曲部発熱体36の幅mを広くしようとすると、湾曲部32の外面が急傾斜しているので、上記のように発熱材料(銀ペースト)の均一転写(又は印刷)がしにくいという理由から、皺ができにくいギリギリの範囲の幅mで行っているのが現状である。
従って、図4〜図6の公知例の電気炊飯器では、内鍋底部31に比較的大面積の底部発熱体35が設けられ、内鍋湾曲部32に比較的小幅Mの湾曲部発熱体36が設けられているので、内鍋底部31では発熱量が多いものの、内鍋湾曲部32では発熱量不足になることが考えられ、鍋底を広範囲の面積部分から均一加熱する(おいしいご飯を炊く)という目標に対して改善の余地があった。
又、図5に示すように、内鍋湾曲部32の水平方向の幅d2が狭いもので、該湾曲部32に広幅の湾曲部発熱体36を設置しようとすると(湾曲部32からの加熱量を十分確保するため)、該湾曲部発熱体36の上端側を上方に延出させる必要があり、その場合は、湾曲部発熱体36の上端が最小炊飯高さh2(炊き上がり米飯の高さ)に近づき、該湾曲部発熱体36の上端部分が、最小炊飯量で炊飯するときの加熱不要な高さ部分まで加熱することがある(消費電力に無駄が出る)。
そこで、本願発明は、内鍋に非金属材料製のもの(土鍋)を使用した電磁誘導加熱式の電気炊飯器において、内鍋の湾曲部に設置される湾曲部発熱体をより広幅にし得るとともに、該湾曲部発熱体の設置作業がし易くなるようにすることを目的としてなされたものである。
本願発明は、上記従来の問題を解決するための手段として次の構成を有している。尚、本願発明は、電磁誘導加熱式の電気炊飯器(いわゆるIH炊飯器)を対象にしている。
[本願請求項1の発明]
本願請求項1の発明は、炊飯器本体内に非金属材料製の内鍋を収容し、該内鍋として水平部分となる底部と鉛直部分となる側周部との間に曲面部となる湾曲部を設けたものを使用し、内鍋底部と内鍋湾曲部にそれぞれ電磁誘導により発熱する底部発熱体と湾曲部発熱体を設け、炊飯器本体内に底部発熱体と湾曲部発熱体をそれぞれ電磁誘導加熱するワークコイルを設けた電気炊飯器において、内鍋底部の範囲を内鍋側周部の外径の略1/2の大きさとするとともに、内鍋湾曲部を内鍋底部の外端から内鍋側周部までの水平距離部分と該水平距離と略同高さ部分の範囲において略円弧状に形成していることを特徴としている。
この請求項1の電気炊飯器に使用される内鍋は、土鍋と称されている陶磁器製であるが、陶磁器製の内鍋は金属製のものに比して熱伝導性が悪いものである。従って、内鍋に土鍋を使用した電気炊飯器において、炊飯時に内鍋を均一加熱するには内鍋下部の広範囲の面積部分から加熱することが好ましい。
他方、内鍋の底部及び湾曲部に設けている底部発熱体及び湾曲部発熱体は、近年のものでは発熱材料である銀ペーストを転写紙で転写したり、あるいは該銀ペーストをスクリーン印刷により塗布したりして設置することが多用されている。
ところで、内鍋に各発熱体を設置するのに、内鍋底部に対しては、該内鍋底部の下面(発熱体設置面)が平面であるので、上記した転写紙による銀ペーストの転写方法でも、スクリーン印刷による銀ペーストの塗布方法でも、内鍋底部の下面に対してベースシート(転写シート又はスクリーンシート)を簡単且つ正確に(きれいに)張設できるが、内鍋湾曲部の外面に対しては、該内鍋湾曲部が曲面状態で傾斜しているので、上記ベースシート(転写シート又はスクリーンシート)をきれいに張設するのが難しい。即ち、内鍋湾曲部に対しては、上記ベースシートを内鍋湾曲部の外面に被せたときに、該ベースシートの外周寄り部分の周方向に余剰部分ができて、該余剰部分が皺になり易くなり、その皺延ばしの作業が面倒である。特に、内鍋湾曲部における発熱体設置面の傾斜角度(内鍋底部に対する傾斜角度)が大きいほど、ベースシートの外周寄り部分に皺ができ易くなる。尚、該ベースシートに皺ができた状態で銀ペーストを転写あるいはスクリーン印刷すると、該銀ペーストの設置量にバラツキが生じる。
そこで、本願請求項1の電気炊飯器では、上記のように、内鍋底部の範囲を内鍋側周部の外径の略1/2の大きさとし、内鍋湾曲部は内鍋底部の外端から内鍋側周部までの水平距離部分と該水平距離と略同高さ部分の範囲において略円弧状に形成していることにより、内鍋湾曲部の全体幅を大きくしているとともに、該内鍋湾曲部の傾斜角度を小さく(緩く)している。
このように、内鍋湾曲部の全体幅を大きくし且つ該内鍋湾曲部の傾斜角度を小さく(緩く)すると、そこに設置する湾曲部発熱体(銀ペースト)を転写紙により転写したりスクリーン印刷により塗布したりする場合に、それらのベースシート(転写シートやスクリーンシート)を内鍋湾曲部に沿って張設する際に皺ができにくくなる。
又、内鍋湾曲部の傾斜角度が小さい(緩やかである)と、上記ベースシートを張設する際に皺ができにくいので、該内鍋湾曲部に張設するベースシートの幅を広くすることができ、その結果、湾曲部発熱体を広幅に設置することが可能となる。尚、このように湾曲部発熱体を広幅に設置すると、底部発熱体と協同して内鍋下部を広範囲の面積部分からバランスよく加熱できる。
[本願請求項2の発明]
本願請求項2の発明は、上記請求項1に記載の電気炊飯器において、湾曲部発熱体の面積を底部発熱体の面積に対して2倍以上に設定していることを特徴としている。
この請求項2のように、湾曲部発熱体の面積を底部発熱体の面積に対して2倍以上に設定すると、内鍋下部の外周寄り部分(内鍋湾曲部)の広い面積範囲に発熱体を設けることができ、底部発熱体と湾曲部発熱体による加熱バランスを良好に割り振りできる。
[本願請求項3の発明]
本願請求項3の発明は、上記請求項1又は2に記載の電気炊飯器において、底部発熱体の面積当たりの発熱材料の量を湾曲部発熱体の面積当たりの発熱材料の量より多くしていることを特徴としている。
ところで、この請求項3の内鍋でも、上記請求項1で説明したように内鍋底部の面積割合を従来のものより小さくしている関係で、該内鍋底部に設置される底部発熱体の面積も必然的に小さくなるが、炊飯時の加熱はあくまでも底部発熱体がメインとなる。尚、発熱体の単位面積当たりの発熱量は、その単位面積当たりの発熱材料の量(銀の量)に比例する。
そこで、この請求項3のように、底部発熱体の面積当たりの発熱材料の量を湾曲部発熱体の面積当たりの発熱材料の量より多くすると、上記のように底部発熱体の面積を小さくしたものであっても、該底部発熱体部分での単位面積当たりの発熱量が多くなり、炊飯時における底部発熱体部分での発熱量を十分に確保できる。
[本願請求項1の発明の効果]
本願請求項1の発明の電気炊飯器では、内鍋底部の範囲を内鍋側周部の外径の略1/2の大きさとし、内鍋湾曲部は内鍋底部の外端から内鍋側周部までの水平距離部分と該水平距離と略同高さ部分の範囲において略円弧状に形成しているので、次のような効果がある。
まず、内鍋湾曲部の全体幅が大きく且つ内鍋湾曲部の傾斜角度が小さく(緩く)なるので、そこに設置する湾曲部発熱体(銀ペースト)を転写紙により転写したりスクリーン印刷により塗布したりする場合に、それらのベースシート(転写シートやスクリーンシート)を内鍋湾曲部に沿って張設する際に皺ができにくくなり、該湾曲部発熱体(銀ペースト)の設置作業が容易になるという効果がある。
又、内鍋湾曲部の傾斜角度が小さい(緩い)と、上記ベースシートを張設する際に皺ができにくいので、該内鍋湾曲部に張設するベースシートの幅を広くすることができ、その結果、湾曲部発熱体を広幅に設置することができるという効果がある。尚、このように湾曲部発熱体を広幅に設置すると、底部発熱体と協同して内鍋下部を広範囲の面積部分からバランスよく加熱でき、米飯をおいしく炊くことができる。
[本願請求項2の発明の効果]
本願請求項2の発明では、上記請求項1の電気炊飯器において、湾曲部発熱体の面積を底部発熱体の面積に対して2倍以上に設定している。
この請求項2のように構成すると、内鍋下部の外周寄り部分(内鍋湾曲部)の広い面積範囲に発熱体を設けることができ、底部発熱体と湾曲部発熱体による加熱バランスを良好に割り振りできる。
従って、この請求項2の電気炊飯器では、上記請求項1の効果に加えて、内鍋下部の広範囲面積部分を均一加熱でき、米飯をより一層おいしく炊くことができるという効果がある。
[本願請求項3の発明の効果]
本願請求項3の発明では、上記請求項1又は2に記載の電気炊飯器において、底部発熱体の面積当たりの発熱材料の量を湾曲部発熱体の面積当たりの発熱材料の量より多くしている。尚、炊飯時の加熱はあくまでも底部発熱体がメインとなり、発熱体の単位面積当たりの発熱量は、その単位面積当たりの発熱材料の量(銀の量)に比例する。
そして、この請求項3のように構成すると、上記のように底部発熱体の面積を小さくしたものであっても、該底部発熱体部分での単位面積当たりの発熱量が多くなって、炊飯時においてメインの加熱部となる底部発熱体部分での発熱量を十分に確保できる。
従って、この請求項3の電気炊飯器では、上記請求項1又は2の効果に加えて、内鍋下部をより一層バランスよく加熱することができ、それによって米飯をより一層おいしく炊くことができるという効果がある。
以下、図1〜図3を参照して本願実施形態を説明すると、図1は本願実施形態の電気炊飯器の縦断面図を示し、図2(A)は図1の電気炊飯器に使用されている内鍋3の詳細図を示し、図2(B)は図2(A)の内鍋3の下面に設けられている底部発熱体35及び湾曲部発熱体36の下面図を示している。
この実施形態の電気炊飯器は、図1に示すように、炊飯器本体1の上部に蓋体2を載置しているとともに、炊飯器本体1の内部に内鍋3を出し入れ自在に収納している。尚、炊飯器本体1は、外装体10と内ケース14とを有している。
外装体10は、金属製の外ケース11の下部に合成樹脂製の底部材12を組付ける一方、該外ケース11の上部に合成樹脂製の肩部材13を組付けて構成されている。尚、外ケース11と底部材12、及び外ケース11と肩部材13は、それぞれ無理嵌めして結合されている。
内ケース14は、この実施形態では、合成樹脂材料製で皿状の底材14Aの上部に金属製の側壁14Bを結合させたものを使用している。内ケース14の側壁14Bの外面には、保温用の側面ヒータ16が取付けられている。内ケース14の底材14Aの中央部には、内鍋3の底部の温度を検出する温度センサー15を挿通させるための穴が形成されている。内ケース底材14Aの上面には、周方向の3箇所にシリコン材からなる受座18が埋め込まれている。尚、この内ケース14は、図示しない固定ビスで底部材12に固定されている。
内鍋3は、陶磁器製のもの(土鍋)が使用されている。この内鍋3は、内ケース14の側周壁14bの内径より僅かに小径の外径を有し、該内ケース14内に出し入れ自在に収容される。
この内鍋3は、水平部分となる底部31と鉛直部分となる側周部33との間に曲面部となる湾曲部32を設けて構成されている。
内鍋底部31の外端部(後述する内鍋底部31の範囲D1の外端部)の下面には、小高さの高台(環状突起)34が形成されている。そして、この内鍋3を内ケース14内に収容した状態では、内鍋3の高台34が上記3箇所の受座18上に載置されるようになっている。
尚、この実施形態で使用される内鍋3は、図4の公知例で使用されている内鍋より、側周部33の直径がやや大きい反面、高さを該公知例の内鍋よりやや低くしたものが採用されている。
蓋体2は、外蓋21と、該外蓋21の下面部に設けた内蓋22とを有している。外蓋21には、調圧弁24付きの蒸気抜き通路23が形成されている。又、外蓋21内には蓋ヒータ25が設けられている。
そして、この蓋体2は、炊飯器本体1の後側上部において図示しないヒンジユニットで枢支されていて、前部側が弧回動開閉されるようになっている。
尚、図1において符号9は把手であり、該把手9は左右の軸部を中心にして上下に弧回動させ得るようになっている。
この実施形態の電気炊飯器は、内鍋3を電磁誘導加熱し得るようにしたものである。即ち、内鍋3には、内鍋底部31の下面に底部発熱体35を設け、内鍋湾曲部32の外面に湾曲部発熱体36を設けている。他方、内ケース14の下面側には、上記底部発熱体35に対応する位置に底部ワークコイル41を設け、上記湾曲部発熱体36に対応する位置に湾曲部ワークコイル42を設けている。
底部ワークコイル41は、内ケース14の底材14Aの下面側における内鍋3の底部発熱体35に対向する位置に円形環状(ドーナツ状)の形態で設置されている。又、湾曲部ワークコイル42は、内ケース14の底材14Aの下面側における内鍋3の湾曲部発熱体36に対向する位置に円形環状(ドーナツ状)の形態で設置されている。尚、この底部ワークコイル41及び湾曲部ワークコイル42は、それぞれ内ケース底材14Aの中心と同心位置に設置している。
内ケース底材14Aの上面には遮熱板19が設けられており、該遮熱板19で底部発熱体35からの輻射熱が底部ワークコイル41側に伝わるのを阻止するようにしている。
そして、この実施形態の電気炊飯器では、底部ワークコイル41及び湾曲部ワークコイル42に通電すると、該ワークコイルからの磁力により底部発熱体35及び湾曲部発熱体36をそれぞれ電磁誘導により発熱させて、内鍋3の底部31及び湾曲部32からそれぞれ加熱し得るようになっている。
この実施形態で使用されている内鍋3は、高台34の内方部分が水平部分となる内鍋底部31となっている。そして、この内鍋3では、図2(A)に示すように、内鍋底部31の範囲D1を内鍋側周部33の外径D0の略1/2の大きさに設定している一方、内鍋湾曲部32を高台34(実質的には高台34の外端部)から内鍋側周部33の外面までの水平距離D2部分と該水平距離D2と略同高さH部分の範囲に略円弧状に形成している。従って、この内鍋3の形状では、湾曲部32がかなり広幅となり、且つ湾曲部32の全幅の傾斜角度Aが45°程度のかなり緩い角度となっている。
内鍋底部31の底部発熱体35は、図2(A),(B)に示すように、高台34の内端近傍位置から内方側の大部分の面積範囲(幅L0の円形環状部分)に設けられている。即ち、内鍋底部31の下面中心部には温度センサー15(図1)が当接される関係で、該内鍋底部31の下面中心部の所定小面積範囲(直径N)には発熱体のない部分があるが、内鍋底部31における残余の部分(幅L0の円形環状部分)に底部発熱体35が設けられている。
ところで、底部発熱体35の発熱量は、発熱材料の量(銀の量)に比例するが、該発熱材料の厚さが均一であると、幅方向の中央部寄り部分が内外端部寄り部分より発熱量が多くなり、底部発熱体35の幅方向の部位によって加熱ムラが生じるようになる(炊飯ムラが生じて、米飯が部分的に焦げることがある)。
そこで、この実施形態のものでは、図2(A),(B)に示すように、底部発熱体35の幅方向の所定位置に発熱材料の量(銀の量)が異なる部位を設けて、発熱時に内鍋底部31を均一加熱し得るようにしている。即ち、この実施形態では、底部発熱体35の全幅L0における中央寄りの所定幅L1の範囲を薄肉部35Aとする一方、該薄肉部35Aの内外両周囲部分をそれぞれ厚肉部35B,35Bとしている。この薄肉部35Aと厚肉部35B,35Bの範囲及び厚さは、底部発熱体35の発熱時に内鍋底部31を均一加熱し得るように設定される。尚、底部発熱体35に薄肉部35Aと厚肉部35B,35Bとを設ける場合には、該薄肉部35Aと厚肉部35B,35Bとを2回に分けて設置(転写又はスクリーン印刷)するとよい。
ところで、陶磁器製の内鍋(土鍋)3は金属製のものに比して熱伝導性が悪いものであり、内鍋3に土鍋を使用した電気炊飯器において、炊飯時に内鍋3を均一加熱するには内鍋下部の広範囲の面積部分から加熱することが好ましい。
そこで、この実施形態で使用している内鍋3では、図2(A),(B)に示すように、内鍋湾曲部32の湾曲部発熱体36をかなり広範囲(幅Mの範囲)の面積部分に設置して、内鍋下部の広範囲の面積部分から加熱し得るようにしている。
内鍋3の底部31及び湾曲部32に設けている底部発熱体35及び湾曲部発熱体36は、近年のものでは発熱材料である銀ペーストを転写紙で転写したり、あるいは該銀ペーストをスクリーン印刷により塗布したりして設置することが多用されている。
そして、内鍋3に各発熱体35,36を設置するのに、内鍋底部31に対しては、該内鍋底部31の下面(発熱体設置面)が平面であるので、上記した転写紙による銀ペーストの転写方法でも、スクリーン印刷による銀ペーストの塗布方法でも、内鍋底部31の下面に対してベースシート(転写シート又はスクリーンシート)を比較的簡単且つ正確に(きれいに)張設できるが、内鍋湾曲部32の外面に対しては、該内鍋湾曲部32が曲面状態で傾斜しているので、上記ベースシート(転写シート又はスクリーンシート)をきれいに張設するのが難しい。
即ち、内鍋湾曲部32に対して、例えば図3に示すように転写紙5により銀ペースト36′を湾曲部32の外面に転写するには、転写紙5を符号5′で示すように湾曲部32の外面に被せるが、このとき該転写紙5′の外周寄り部分の周方向に余剰部分ができて、該余剰部分が皺になり易くなり、その皺延ばしの作業が面倒である。特に、内鍋湾曲部32における発熱体設置面の傾斜角度B(内鍋底部に対する傾斜角度)が大きいほど、転写紙の外周寄り部分に皺ができ易くなる。
そこで、この実施形態で使用している内鍋3は、図2(A)に示すように、内鍋底部31の範囲D1を内鍋側周部33の外径D0の略1/2の大きさとし、内鍋湾曲部32を内鍋底部31の外端から内鍋側周部33までの水平距離部分D2と該水平距離と略同高さ部分Hの範囲において略円弧状に形成していることにより、内鍋湾曲部32の全体幅を大きくしているとともに、該内鍋湾曲部32の傾斜角度を小さく(緩く)している。即ち、図2(A)の内鍋湾曲部32では、該湾曲部32の全体幅(幅D2と高さHの範囲)の傾斜角度Aが約45°であり、そのうちの湾曲部発熱体36の設置面の傾斜角度Bが約42°となっている。
そして、このように内鍋湾曲部32の全体幅を大きくし且つ該内鍋湾曲部32の傾斜角度を小さく(発熱体設置面の傾斜角度Bが約42°)すると、そこに設置する湾曲部発熱体36を例えば図3に示すように転写紙5により転写する場合において、該転写紙5を符号5′で示すように内鍋湾曲部32に沿って張設したときに、該転写紙5′の外周寄り部分の周方向にできる余剰部分が少なくなり、その結果、該転写紙5′に皺ができにくくなる。尚、内鍋湾曲部32の外面に対して転写紙5を張設するのに、該転写紙5に塗布される銀ペースト36′(図3)の厚さを均一にしたものの方がきれいに(皺ができにくい)張設し易くなり、この実施形態のものでは湾曲部発熱体36となる部分の発熱材料の厚さ(銀ペースト36′の厚さ)を均一にしている。
又、上記のように内鍋湾曲部32における発熱体設置面の傾斜角度Bが小さい(緩やかである)と、転写紙5を張設する際に皺ができにくいので、該内鍋湾曲部32に張設する転写紙5の幅を広くすることができ、その結果、湾曲部発熱体36を広幅(幅M)に設置することが可能となる。
この内鍋3では、湾曲部発熱体36の面積を底部発熱体35の面積に対して2倍以上に設定している。尚、図2(B)に示す実施形態では、湾曲部発熱体36の面積が底部発熱体35の面積の3.5倍程度となっている。このように湾曲部発熱体36の面積を底部発熱体35の面積に対して大きくすると、底部発熱体35と湾曲部発熱体36による加熱バランスを良好に割り振りでき、内鍋下部の広範囲面積部分を均一加熱できる(米飯をより一層おいしく炊くことができる)。
ところで、この実施形態では、内鍋底部31の面積割合を従来のものより小さくしている関係で、該内鍋底部31に設置される底部発熱体35の面積も必然的に小さくなるが、炊飯時の加熱はあくまでも底部発熱体35がメインとなる。そこで、この実施形態の内鍋3では、底部発熱体35の面積当たりの発熱材料の量を湾曲部発熱体湾曲部発熱体36の面積当たりの発熱材料の量より多くしている。従って、底部発熱体35の面積を小さくしたものであっても、該底部発熱体35部分での単位面積当たりの発熱量が多くなり、炊飯時における底部発熱体35部分での発熱量を十分に確保できる。尚、内鍋湾曲部32部分への加熱は広面積であるほど加熱バランスの点で良好となるが、湾曲部発熱体36による加熱温度が異常に高くなると、炊飯時の対流が内鍋3内の外側寄りに多くなってしまい、炊飯バランスが悪くなり易い(内鍋内が均一加熱されにくくなる)とともに、湾曲部発熱体36が異常高温度まで加熱されると、その周辺にある部材(例えば内ケース底材14Aやその外側の湾曲部ワークコイル42等)に対する熱対策を講じる必要が生じる(コスト高になる)。
この実施形態の内鍋3において、内鍋底部31の厚さと内鍋湾曲部32の厚さをそれぞれ4〜4.5mmとし、内鍋側周部33の厚さを4.5〜5.5mmとしている。尚、図4〜図6の公知例で使用されている内鍋3では、内鍋底部31の厚さと内鍋湾曲部32の厚さがそれぞれ4〜4.5mmで、内鍋側周部33の厚さが7mmに設定されている。そして、保温時には、内鍋側周部33を側面ヒータ16(図1)で加熱するが、該内鍋側周部33が肉厚(7mm)であると、その分、多くの加熱エネルギー(電力)を必要とする。従って、この実施形態のように、内鍋側周部33の肉厚を4.5〜5.5mmとすると、保温時の省エネになる。
又、この実施形態では、図3に示すように、内鍋底部31の下面における底部発熱体35が設置される部分に底部発熱体35の厚さとほぼ同深さの小凹部31aを設けている一方、内鍋湾曲部32の外面における湾曲部発熱体36が設置される部分に該湾曲部発熱体36の厚さとほぼ同深さの小凹部32aを設けている。このように各発熱体35,36の設置部分にそれぞれ小凹部31a,32aを設けておくと、該各小凹部31a,32aが各発熱体35,36を設置する際の位置決め機能を果たすようになる。又、内鍋湾曲部32における小凹部32aの形成部分は、該小凹部32aの深さだけ薄肉になって、湾曲部発熱体36の発熱時に湾曲部32内面までの熱伝導が良好になるとともに、内鍋湾曲部32における小凹部32aのない部分は肉厚になるので、該小凹部32aのない部分の蓄熱性が良好になる。
尚、内鍋底部31における底部発熱体35の設置部分(小凹部31a)の厚さは、内鍋湾曲部32における湾曲部発熱体36の設置部分(小凹部32a)の厚さより若干薄くすることができる。
この実施形態の電気炊飯器では、炊飯時に米及び水を入れた内鍋3を内ケース14内に収容して、炊飯スイッチをONにすると、各底部ワークコイル41及び湾曲部ワークコイル42からの磁界で内鍋3側の底部発熱体35及び湾曲部発熱体36がそれぞれ電磁誘導により発熱し、該両発熱体35,36の発熱により内鍋下部を広範囲の面積部分から加熱(炊飯)するようになる。尚、炊飯終了後(各ワークコイル41,42への通電がOFF後)は、側面ヒータ16と蓋ヒータ25により内鍋3内の米飯を保温する。
ところで、この実施形態の電気炊飯器では、上記のように、鍋底部31の範囲D1(図2)を内鍋側周部33の外径D0の略1/2の大きさとする一方、内鍋湾曲部32は内鍋底部31の外端から内鍋側周部33までの水平距離D2部分と該水平距離と略同高さH部分の範囲において略円弧状に形成しているので、内鍋湾曲部32の全体幅(水平距離D2と高さHの範囲)が大きく且つ内鍋湾曲部32の傾斜角度が小さくなる(特に、湾曲部発熱体36の設置面の傾斜角度Bが約42°になる)。
従って、該内鍋湾曲部32に設置する湾曲部発熱体36を、例えば図3に示すように転写紙5により銀ペースト36′を転写する場合には、該転写紙5を内鍋湾曲部32に沿って張設する際に皺ができにくくなり、該銀ペースト36′の転写作業が容易になる。尚、湾曲部発熱体(銀ペースト)36をスクリーン印刷により塗布する場合には、スクリーンシートを内鍋湾曲部32の外面に張設するが、この場合も該内鍋湾曲部32の傾斜角度Bが小さいと、該スクリーンシートを比較的簡単且つきれいに張設できる。
又、上記のように内鍋湾曲部32における発熱体設置面の傾斜角度Bが小さい(緩やかである)と、転写紙5を張設する際に皺ができにくいので、該内鍋湾曲部32に張設する転写紙5の幅を広くすることができ、その結果、湾曲部発熱体36を広幅(幅M)に設置することが可能となる。このように、湾曲部発熱体36を広幅に設置すると、底部発熱体35と協同して内鍋下部を広範囲の面積部分からバランスよく加熱でき、米飯をおいしく炊くことができる。
本願実施形態の電気炊飯器の左右方向中央縦断面図である。 図1の電気炊飯器における内鍋の構造説明図である。 図1の電気炊飯器における、内鍋湾曲部への発熱体設置方法の説明図である。 従来の電気炊飯器の半断面図である。 図4の電気炊飯器における内鍋の構造説明図である。 図4の電気炊飯器における、内鍋湾曲部への発熱体設置方法の説明図である。
符号の説明
1は炊飯器本体、2は蓋体、3は内鍋、10は外装体、11は外ケース、12は底部材、14は内ケース、31は内鍋の底部、32は内鍋の湾曲部、33は内鍋の側周部、34は高台、35は底部発熱体、36は湾曲部発熱体、41は底部ワークコイル、42は湾曲部ワークコイルである。

Claims (3)

  1. 炊飯器本体内に非金属材料製の内鍋を収容し、該内鍋は水平部分となる底部と鉛直部分となる側周部との間に曲面部となる湾曲部を設けたものを使用し、上記内鍋底部と上記内鍋湾曲部にそれぞれ電磁誘導により発熱する底部発熱体と湾曲部発熱体を設け、上記炊飯器本体内に上記底部発熱体と湾曲部発熱体をそれぞれ電磁誘導加熱するワークコイルを設けた電気炊飯器であって、上記内鍋底部の範囲を上記内鍋側周部の外径の略1/2の大きさとするとともに、上記内鍋湾曲部を上記内鍋底部の外端から上記内鍋側周部までの水平距離部分と該水平距離と略同高さ部分の範囲において略円弧状に形成していることを特徴とする電気炊飯器。
  2. 上記湾曲部発熱体の面積を上記底部発熱体の面積に対して2倍以上に設定していることを特徴とする上記請求項1に記載の電気炊飯器。
  3. 上記底部発熱体の面積当たりの発熱材料の量を上記湾曲部発熱体の面積当たりの発熱材料の量より多くしていることを特徴とする上記請求項1又は2に記載の電気炊飯器。
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