JP3110038U - 炊飯用土鍋 - Google Patents

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Abstract

【課題】被加熱物が均一に加熱され、火通りがよく、炊きむらが少ない美味しいご飯を短時間で炊くことができる炊飯用土鍋を提供する。
【解決手段】 鍋本体2の内底面に電磁誘導の渦電流で発熱する金属溶射発熱層8を形成し、鍋本体2の内壁面に、該金属溶射発熱層8に連続する金属溶射伝熱層9を、ご飯の想定最大炊き上がり高さ位置まで形成するとともに、該金属溶射伝熱層9より上部の鍋本体2の内壁面に断熱領域10を設けた。これにより、内底面の金属溶射発熱層8が電磁誘導の渦電流で発熱すると、その熱が内壁面の金属溶射伝熱層9に直ちに伝わり、この内底面と側面とからの加熱作用で生じる。また、ご飯の想定最大炊き上がり高さを超える位置に設けられた断熱領域10によって金属溶射伝熱層9の上端部からの外気中への熱の放散が防止され、炊飯中における加熱効率が向上する。
【選択図】図1

Description

本考案は、電磁誘導加熱調理器(IHクッキングヒータ)で使用し得る炊飯用土鍋に関する。
電磁誘導加熱調理器で使用可能な炊飯用土鍋としては、陶土を焼結してなる鍋本体と、該鍋本体の上部開口を覆う外蓋と、該鍋本体内の上部位置を覆う中蓋とを備え、前記鍋本体の底部に電磁誘導の渦電流で発熱する発熱層を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この先行技術文献には、鍋本体の底部下面(鍋の外底面)、または底部上面(鍋の内底面)の何れか一方に発熱層を設ける構成が開示されている。また、一般的形状の土鍋にあって、その鍋本体の内面全体に亘って電磁誘導発熱体からなる発熱層を形成したものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−241177号公報(段落番号「0012」〜「0013」、図5、図8) 特開2004−195059号公報(図1)
ところで、上記先行技術にかかる炊飯用土鍋にあって、発熱層を鍋本体の底部下面(鍋の外底面)に設けた場合には、発熱層の熱は鍋本体を介して被加熱物(米と水)に伝わるので、被加熱物を均一加熱することができ、底部の局部的発熱が抑止されることで被加熱物に焦げが生じるのを防止することができる一方、発熱層を鍋本体の底部上面(鍋の内底面)に設けた場合には、発熱層が被加熱物に最接近した状態となり、被加熱物を素早く加熱することができ、炊飯時間の短縮化を図ることができるとされている。しかし乍ら、このように発熱層を鍋本体の底部上面(鍋の内底面)に設けた場合には、底部下面(鍋の外底面)に設けた場合のように、発熱層の熱が鍋本体を介して被加熱物(米と水)に伝わらないため、被加熱物を均一加熱することができず、底部の局部的発熱によって炊きむらが生じ易く、美味しいご飯を炊き難いという問題点があった。
一方、一般的形状の土鍋にあって、その鍋本体の内面全体に亘って発熱層を形成したものにあっては、鍋本体の内底面に位置する発熱層部分が、電磁誘導の渦電流で発熱し、鍋本体の内壁面に位置する発熱層部分は電磁誘導の渦電流で発熱することはないが、前記内底面の発熱層部分で発生した熱が、内壁面の発熱層部分にも伝わるため、内底面と内壁面とによる加熱作用が得られる。
ここで、このような一般的形状の鍋本体の内面全体に発熱層を形成する構成を前記炊飯用土鍋に適用した場合、炊飯用土鍋にあっては、米と水からなる被加熱物を多くても鍋本体の略5.0分目程度装入した状態で加熱が行われ、ご飯の炊き上がり高さはその略1.2〜1.3倍の高さとなり、最大で鍋本体の略6.0〜6.5分目程度がご飯で満たされる。このため、単に鍋本体の内面全体に亘って発熱層を形成した場合には、ご飯の炊き上がり高さを越える内壁面の上部に発熱層が露出するとともに、該発熱層の上端部が外蓋を越えて外気に曝されていることにより、この発熱層の上端部から熱が外気中に放散されて内壁面の発熱層による加熱効率が低下するという問題点がある。さらに、炊飯後においても発熱層の上端部から熱が外気中に放散されることにより保温性が低下するという問題点がある。
本考案は、かかる問題点を解消し、米と水からなる被加熱物を鍋本体の内底面と内壁面とから効率よく加熱できるとともに、炊きむらが少ない美味しいご飯を炊くことができる炊飯用土鍋を提供することを目的とするものである。
本考案は、陶土を焼結してなる鍋本体と、該鍋本体の上部開口を覆う外蓋と、該鍋本体内の上部位置を覆う中蓋とを備え、前記鍋本体の内底面に電磁誘導の渦電流で発熱する金属溶射発熱層が形成された炊飯用土鍋において、鍋本体の内壁面に、前記金属溶射発熱層に連続する金属溶射伝熱層が、ご飯の想定最大炊き上がり高さ位置まで形成され、該金属溶射伝熱層より上部の鍋本体の内壁面に断熱領域が設けられていることを特徴とする炊飯用土鍋である(請求項1)。
ここで、ご飯の炊き上がり高さは、鍋本体に所定割合で装入される米と水からなる被加熱物の、その装入量の多寡により変動するが、上記構成におけるご飯の想定最大炊き上がり高さは、炊飯可能な最大の装入量での炊き上がり高さを意味する。
また、本考案は、陶土を焼結してなる鍋本体と、該鍋本体の上部開口を覆う外蓋と、該鍋本体内の上部位置を覆う中蓋とを備え、前記鍋本体の内底面に電磁誘導の渦電流で発熱する金属溶射発熱層が形成され、かつ炊飯時に所定割合で装入される米と水からなる被加熱物の、その適正装入量毎の高さ位置を夫々示す複数の装入容積指標部が前記鍋本体の内壁面に設けられた炊飯用土鍋において、鍋本体の内壁面に、前記金属溶射発熱層に連続する金属溶射伝熱層が、最上位の前記装入容積指標部で示される装入容積の略1.1〜1.4倍の容積に対応する高さ位置まで形成され、該金属溶射伝熱層より上部の鍋本体の内壁面に断熱領域が設けられていることを特徴とする炊飯用土鍋である(請求項2)。
また、前記金属溶射発熱層及び金属溶射伝熱層を、厚さ80〜150μmのアルミニウムまたはアルミニウム合金とする構成(請求項3)が提案される。
本考案は、上述したように、陶土を焼結してなる鍋本体と、該鍋本体の上部開口を覆う外蓋と、該鍋本体内の上部位置を覆う中蓋とを備え、前記鍋本体の内底面に電磁誘導の渦電流で発熱する金属溶射発熱層が形成された炊飯用土鍋において、鍋本体の内壁面に、前記金属溶射発熱層に連続する金属溶射伝熱層が、ご飯の想定最大炊き上がり高さ位置まで形成され、該金属溶射伝熱層より上部の鍋本体の内壁面に断熱領域が設けられていることを特徴とする炊飯用土鍋であるから(請求項1)、鍋本体の内底面に形成された金属溶射発熱層が電磁誘導の渦電流で発熱すると、その熱が鍋本体の内壁面に形成された金属溶射伝熱層に直ちに伝わり、この内底面の金属溶射発熱層の熱と、内壁面の金属溶射伝熱層の熱とによる加熱作用によって、鍋本体内の米と水からなる被加熱物に十分な対流が起こることにより、該被加熱物が均一に加熱され、火通りがよく、炊きむらが少ない美味しいご飯を短時間で炊くことができる。また、このご飯の想定最大炊き上がり高さを超える位置に金属溶射伝熱層がない断熱領域が設けられていることにより、該断熱領域によって金属溶射伝熱層の上端部からの外気中への熱の放散が防止される。これにより、炊飯中における加熱効率を向上させることができるとともに、炊飯後における保温性にも優れたものとなる。
また、本考案は、陶土を焼結してなる鍋本体と、該鍋本体の上部開口を覆う外蓋と、該鍋本体内の上部位置を覆う中蓋とを備え、前記鍋本体の内底面に電磁誘導の渦電流で発熱する金属溶射発熱層が形成され、かつ炊飯時に所定割合で装入される米と水からなる被加熱物の、その適正装入量毎の高さ位置を夫々示す複数の装入容積指標部が前記鍋本体の内壁面に設けられた炊飯用土鍋において、鍋本体の内壁面に、前記金属溶射発熱層に連続する金属溶射伝熱層が、最上位の前記装入容積指標部で示される装入容積の略1.1〜1.4倍の容積に対応する高さ位置まで形成され、該金属溶射伝熱層より上部の鍋本体の内壁面に断熱領域が設けられていることを特徴とする炊飯用土鍋であるから(請求項2)、鍋本体の内底面に形成された金属溶射発熱層が電磁誘導の渦電流で発熱すると、その熱が鍋本体の内壁面に形成された金属溶射伝熱層に直ちに伝わり、この内底面の金属溶射発熱層の熱と、内壁面の金属溶射伝熱層の熱とによる加熱作用によって、鍋本体内の米と水からなる被加熱物に十分な対流が起こることにより、該被加熱物が均一に加熱され、火通りがよく、炊きむらが少ない美味しいご飯を短時間で炊くことができる。
ここで、炊き上げるご飯を好みにより通常の硬さとしたり、或いは通常より硬めや軟らかめとする場合、米とともに装入される水の割合が調整されるため、その水加減によってご飯の炊き上がり高さが変動する。従って、前記金属溶射伝熱層の高さを、最上位の装入容積指標部で示される装入容積の略1.1〜1.4倍の容積に対応する高さの範囲で種々設定した鍋本体を形成しておくことにより、水加減によって変動するご飯の最大炊き上がり高さに適合させることができる。そして、このように、金属溶射伝熱層が、最上位の装入容積指標部で示される装入容積の略1.1〜1.4倍の容積に対応する高さ位置まで形成され、該金属溶射伝熱層より上部の鍋本体の内壁面を断熱領域としていることにより、該断熱領域によって金属溶射伝熱層の上端部からの外気中への熱の放散が防止される。これにより、炊飯中における加熱効率を向上させることができるとともに、炊飯後における保温性にも優れたものとなる。
また、前記金属溶射発熱層及び金属溶射伝熱層を、厚さ80〜150μmのアルミニウムまたはアルミニウム合金とする構成(請求項3)にあっては、厚さ80〜150μmのアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる内底面の金属溶射発熱層によって高温度の発熱作用を得ることができるとともに、同一金属及び厚みで連続する金属溶射伝熱層に良好に熱を伝導させることができる。
本考案の一実施例を、図1〜図3に基づいて説明する。
炊飯用土鍋1は、比較的深底の鍋本体2と、該鍋本体2の上部開口を覆う外蓋3と、鍋本体2内の上部位置を覆う中蓋4とを備えており、これらが陶土を焼結することにより所定形状に形成されている。
鍋本体2は、円筒状を呈する周壁部5の上部が略水平状の係止段部6を介して拡径されており、該係止段部6に略円板状の中蓋4が載置されるとともに、該中蓋4上に周縁部を重ね合わせるようにして略伏碗状の外蓋3が載置されるようになっている。この中蓋4及び外蓋3には蒸気排出用の小孔からなる透孔7a,7bが所定数形成されており、被加熱物の加熱中に発生する余剰の蒸気を排出し得るようになっている。また、上記のように、中蓋4上に外蓋3を重ねた状態で係止段部6に載置することにより、中蓋4に外蓋3の重量を掛け、加熱中に中蓋4が内圧で浮いたり開いたりしないようにして、内圧を炊飯に好適な高圧状態に保持させるようになっている。
鍋本体2の内底面には、電磁誘導の渦電流で発熱する所定厚さの金属溶射発熱層8が形成されている。また、鍋本体2の内壁面には、該金属溶射発熱層8に連続させて所定厚さの金属溶射伝熱層9が形成されている。この金属溶射発熱層8と金属溶射伝熱層9を構成する金属としては、電磁誘導の渦電流で発熱する金属類であって、熱溶射により鍋本体2に融着し得るアルミニウム,銀,白金,銅,鉄等や、これらの合金等が使用可能であるが、中でもアルミニウムまたはアルミニウム合金を用いると、安価かつ軽量で酸化せず、ブラスト加工後に熱溶射することで剥離の虞がなく、その厚さを80〜150μmとすることにより、定格電圧200V,出力500〜3000Wの電磁誘導加熱調理器による電磁誘導の渦電流で、金属溶射発熱層8を良好に発熱させることができる。
前記金属溶射伝熱層9は、ご飯の想定最大炊き上がり高さ位置まで形成され、該金属溶射伝熱層9より上部の鍋本体2の内壁面には該金属溶射伝熱層9がない断熱領域10が設けられている。また、鍋本体2の内壁面には、炊飯時に所定割合で装入される米と水からなる被加熱物の、その適正装入量毎の高さ位置を夫々示す複数の装入容積指標部11a,11b,11cが設けられている。即ち、最下位の装入容積指標部11aは、例えば一合の米を炊くときに該米とともに装入する水の標準水位を示し、最上位の装入容積指標部11cは、例えば三合の米を炊くときに該米とともに装入する水の標準水位を示している。そして、この最上位の装入容積指標部11cで示される装入容積の略1.4倍の容積に対応する高さ位置が、ご飯の想定最大炊き上がり高さ位置となっている。ここで、ご飯の炊き上がり高さは、通常、米と水からなる被加熱物の装入容積の略1.2〜1.3倍の容積に対応する高さとなるが、炊き上げるご飯を好みにより通常より硬めや軟らかめとする場合、米とともに装入される水の割合が調整されるため、その水加減によってご飯の炊き上がり高さが変動する。従って、前記金属溶射伝熱層9の高さを、最上位の装入容積指標部11cで示される装入容積の略1.1〜1.4倍の容積に対応する高さの範囲で種々設定した鍋本体2を形成しておくことにより、水加減によって変動するご飯の最大炊き上がり高さに適合させることができる。
また、前記鍋本体2の内面には、金属溶射発熱層8,金属溶射伝熱層9、断熱領域10の全体に亘って、炊飯時における焦げ付き防止や使用後の水洗いを容易とするフッ素樹脂コーティング層12が形成されている。ここで、断熱領域10には 1μmに満たない厚さでアルミニウムまたはアルミニウム合金を溶射してなる金属薄膜層(図示省略)が予め設けられており、該金属薄膜層によってフッ素樹脂コーティング層12が強固に被着されるようにしている。尚、この金属薄膜層は、フッ素樹脂コーティング層12の固着作用のみを生ずるものであり、極めて薄いため、伝熱作用は全く生じないものとなっている。さらに、鍋本体2の外壁面は、釉薬を掛けて焼結してなる釉薬層13で被覆されている。
かかる構成にあって、鍋本体2内に所定割合の米と水からなる被加熱物を入れ、炊飯用土鍋1を図示しない電磁誘導加熱調理器上に載置して該電磁誘導加熱調理器を作動させると、鍋本体2の内底面に形成された金属溶射発熱層8が電磁誘導の渦電流で発熱し、その熱が鍋本体2の内壁面に形成された金属溶射伝熱層9に直ちに伝わり、この内底面の金属溶射発熱層8の熱と、内壁面の金属溶射伝熱層9の熱とによる加熱作用によって、鍋本体2内の米と水からなる被加熱物に十分な対流が起こる。ここで、内壁面の金属溶射伝熱層9が、ご飯の想定最大炊き上がり高さ位置まで形成されていることにより、加熱に伴って膨張する被加熱物を、熱の無駄な放散を生じることなく、側面から常時加熱することができる。そして、このような内底面と内壁面とからの加熱作用で生じる被加熱物の十分な対流によって、被加熱物が均一に加熱され、火通りがよく、炊きむらが少ない美味しいご飯を短時間で炊くことができる。
また、このご飯の想定最大炊き上がり高さを超える位置に金属溶射伝熱層9がない断熱領域10が設けられていることにより、該断熱領域10によって金属溶射伝熱層9の上端部からの外気中への熱の放散が防止される。これにより、炊飯中における加熱効率を向上させることができるとともに、炊飯後における保温性も向上する。
本考案にかかる炊飯用土鍋1を用いて炊飯試験を行った。図3に示すように、鍋本体2内に、三合の米(水分含有率約15重量%)Rと570ccの水Wとを略5.0分目程度装入し、中蓋4と外蓋3とで上部開口を覆った状態で、電磁誘導加熱調理器により1000Wで9分間加熱した後、500Wで4分間加熱(蒸らし加熱)した。ご飯の炊き上がり高さ位置Hは、初期装入量の略1.2〜1.3倍の高さとなり、鍋本体2の略6.0〜6.5分目程度がご飯で満たされた。炊き上がったご飯は炊きむらのない美味しいものであった。また、従来、鍋本体2の内底面のみに金属溶射発熱層8を形成した炊飯用土鍋は、1000Wで13分間程度の加熱及び500Wで5分間程度の加熱(蒸らし加熱)が必要であったため、炊飯時間を短縮し得ることが分かる。
本考案にかかる炊飯用土鍋1の縦断面図である。 同上の炊飯用土鍋1の分解縦断面図である。 炊飯状態を示す炊飯用土鍋1の縦断面図である。
符号の説明
1 炊飯用土鍋
2 鍋本体
3 外蓋
4 中蓋
8 金属溶射発熱層
9 金属溶射伝熱層
10 断熱領域
11a,11b,11c 装入容積指標部
R 米
W 水

Claims (3)

  1. 陶土を焼結してなる鍋本体と、該鍋本体の上部開口を覆う外蓋と、該鍋本体内の上部位置を覆う中蓋とを備え、前記鍋本体の内底面に電磁誘導の渦電流で発熱する金属溶射発熱層が形成された炊飯用土鍋において、
    鍋本体の内壁面に、前記金属溶射発熱層に連続する金属溶射伝熱層が、ご飯の想定最大炊き上がり高さ位置まで形成され、該金属溶射伝熱層より上部の鍋本体の内壁面に断熱領域が設けられていることを特徴とする炊飯用土鍋。
  2. 陶土を焼結してなる鍋本体と、該鍋本体の上部開口を覆う外蓋と、該鍋本体内の上部位置を覆う中蓋とを備え、前記鍋本体の内底面に電磁誘導の渦電流で発熱する金属溶射発熱層が形成され、かつ炊飯時に所定割合で装入される米と水からなる被加熱物の、その適正装入量毎の高さ位置を夫々示す複数の装入容積指標部が前記鍋本体の内壁面に設けられた炊飯用土鍋において、
    鍋本体の内壁面に、前記金属溶射発熱層に連続する金属溶射伝熱層が、最上位の前記装入容積指標部で示される装入容積の略1.1〜1.4倍の容積に対応する高さ位置まで形成され、該金属溶射伝熱層より上部の鍋本体の内壁面に断熱領域が設けられていることを特徴とする炊飯用土鍋。
  3. 金属溶射発熱層及び金属溶射伝熱層が、厚さ80〜150μmのアルミニウムまたはアルミニウム合金からなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の炊飯用土鍋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008043420A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器

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