JP2009261373A - 燻製調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】調理後、扉を開けたときに、燻煙が室内に放出されるのを防止できる使用性の高い燻製調理器を提供する。
【解決手段】前面に開口51aを有する調理室51を形成する内筐体50と、該開口51aを開閉する扉52と、該調理室51内の上下に配した上、下ヒーター53、54と、該上、下ヒーター53、54間に配され被調理物60を載置する網55と、燻製材59を入れる燻製皿56と、該燻製皿56の開口56aを開閉する燻製カバー57を備え、該扉52の閉止時に、該燻製カバー57が該燻製皿56の開口56aを開放し、該扉52の開放時に、該燻製カバー57が該燻製皿56の開口56aを閉止するようにしたもので、調理後、扉52を開放しても、燻製カバー57が燻製皿56の開口56aを閉止するので、燻煙が室内に排出されることが無い。
【選択図】図1
【解決手段】前面に開口51aを有する調理室51を形成する内筐体50と、該開口51aを開閉する扉52と、該調理室51内の上下に配した上、下ヒーター53、54と、該上、下ヒーター53、54間に配され被調理物60を載置する網55と、燻製材59を入れる燻製皿56と、該燻製皿56の開口56aを開閉する燻製カバー57を備え、該扉52の閉止時に、該燻製カバー57が該燻製皿56の開口56aを開放し、該扉52の開放時に、該燻製カバー57が該燻製皿56の開口56aを閉止するようにしたもので、調理後、扉52を開放しても、燻製カバー57が燻製皿56の開口56aを閉止するので、燻煙が室内に排出されることが無い。
【選択図】図1
Description
本発明は、一般家庭用の燻製調理器に関するものである。
従来、この種の燻製調理器は、燻製材は、内筐体内において開放された状態で加熱され、燻煙を発生させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、前記特許文献1に記載された従来の燻製調理器の断面図である。
図5において、従来の燻製調理器1は、内筐体3と、内筐体3の開口を開閉する扉7と、扉7の開閉動作に連動して出し入れされる受け皿6を備え、内筐体3内の上、下には、上発熱体4、下発熱体5がそれぞれ配されている。
上下発熱体4、5間には、調理物9が載置されると共に受け皿6に載置される調理網8を配している。燻製材12aは、調理網8の下部に配した燻製材収容器12に載せられており、常に開放状態で加熱される構成としている。
特開2002−209760号公報(第5頁、第2図)
しかしながら、前記従来の燻製調理器の構成では、燻製調理終了後、扉7を開放すると、燻製材12aの燻煙が室内へ放出されるので室内が汚れるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、調理後に扉を開放しても燻製材の燻煙が室内へ排出されない使用性の優れた燻製調理器を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の燻製調理器は、前面に開口を有する調理室を形成する内筐体と、該開口を開閉する扉と、該調理室内の上下に配した上、下ヒーターと、該上、下ヒーター間に配され被調理物を載置する網と、燻製材を入れる燻製皿と、該燻製皿の開口を開閉する燻製カバーを備え、該扉の閉止時に、該燻製カバーが該燻製皿の開口を開放し、該扉の開放時に、該燻製カバーが該燻製皿の開口を閉止するようにしたもので、調理後、扉を開放しても、燻製カバーが燻製皿の開口を閉止するので、燻煙が室内に排出されることが無い。
本発明の燻製調理器は、調理後、扉を開放すると、燻製カバーが、燻製材が入っている燻製皿の開口を閉止するので、燻煙が室内に排出されず、部屋を汚すことが無く、使用性に優れたものである。
第1の発明は、前面に開口を有する調理室を形成する内筐体と、該開口を開閉する扉と、該調理室内の上下に配した上、下ヒーターと、該上、下ヒーター間に配され被調理物を載置する網と、燻製材を入れる燻製皿と、該燻製皿の開口を開閉する燻製カバーを備え、該扉の閉止時に、該燻製カバーが該燻製皿の開口を開放し、該扉の開放時に、該燻製カバーが該燻製皿の開口を閉止するようにしたもので、調理後、扉を開放しても、燻製カバーが燻製皿の開口を閉止するので、燻煙が室内に排出されることが無い。
第2の発明は、特に、第1の発明の燻製調理器において、溝部を有するガイド板を内筐体又は下ヒーターに固定し、扉に燻製皿を装着し、燻製カバーの略中央部に、該燻製皿に回動自在に軸支される軸支部を、一側部に、該燻製皿の開口を開閉するカバー部を、他側部に、該溝部内を摺動する作用軸をそれぞれ設け、該扉の開閉動作に連動して、該燻製皿の開口を開閉するようにしたもので、扉の開閉と連動して確実に燻製皿の開口の開閉ができるので、扉を開放しても燻煙が室内へ排出されない。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における燻製調理器の扉閉止状態の横断面図、図2は、同燻製調理器の扉閉止状態の縦断面図、図3は、同燻製調理器の扉開放状態の縦断面図、図4は、同燻製調理器の主要部品の外観斜視図である。
図1は、本発明の実施の形態1における燻製調理器の扉閉止状態の横断面図、図2は、同燻製調理器の扉閉止状態の縦断面図、図3は、同燻製調理器の扉開放状態の縦断面図、図4は、同燻製調理器の主要部品の外観斜視図である。
図1〜4において、50は、前面に開口51aを有する調理室51を形成する内筐体である。扉52は、該調理室51内を前後に摺動し、調理室51の開口51aを開閉している。調理室51内の上部には、上ヒーター53が、下部には下ヒーター54がそれぞれ配されている。
上・下ヒーター53、54間には、網55を配している。56は、燻製皿で、扉52に装着され、扉52の閉止時は、下ヒーター54の下部に位置するように配されている。57は、燻製カバーで、略中央部に軸支部57aを設け、一側部には、燻製皿56の開口56aを開閉するカバー部57bを設け、他側部には、作用軸部57cを設けて形成し、下ヒーター54に固定したガイド板58には、溝部58aを設けて、前記作用軸部57cを挿入摺動させて構成している。尚、ガイド板58は、内筐体50の一部に固定しても良い。
以上のように構成された本実施の形態における燻製調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、燻製皿56に燻製材59を入れ、網55に、被調理物60を載置して扉52を調理室51に挿入すると、燻製カバー57の作用軸部57cが、ガイド板58の溝部58aに案内されて、燻製カバー57のカバー部57bが、燻製皿56の開口56aを開放する位置に移動すると共に、燻製皿56は、下ヒーター54の下部に位置する場所にセットされる。
この状態で調理を開始すると、燻製材59は、下ヒーター54で加熱され燻煙を出すと共に、被調理物60も上、下ヒーター53、54で加熱調理される。調理が完了して扉52を引き出すと、燻製カバー57の作用軸部57cは、ガイド板58の溝部58aに案内されて、燻製カバー57のカバー部57bが、燻製皿56の開口56aを閉止する位置に移動する。
以上のように、本実施の形態によれば、扉52の開閉動作に連動して、扉52の閉止時には、燻製カバー57が燻製皿56を開放し、扉52の開放時には、燻製カバー57が燻製皿56の開口56aを閉止する位置に移動するので、燻製材59の燻煙が残った状態であっても、扉52の開放時には、燻製カバー57で燻製皿56の開口56aを閉止して燻煙が室内へ排出されるのを止めることができ、使用性の高い燻製調理器を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる燻製調理器は、扉の開閉に連動して燻製材を入れる燻製皿を開閉するようにし、扉を開けたときに、燻製皿の開口を閉止することにより、調理後の燻煙による室内の汚染を防止することができるもので、燻製調理器に限らず、煙が発生する各種調理器に適用できる。
50 内筐体
51 調理室
51a、56a 開口
52 扉
53 上ヒーター
54 下ヒーター
55 網
56 燻製皿
57 燻製カバー
57a 軸支部
57b カバー部
57c 作用軸部
58 ガイド板
58a 溝部
59 燻製材
60 被調理物
51 調理室
51a、56a 開口
52 扉
53 上ヒーター
54 下ヒーター
55 網
56 燻製皿
57 燻製カバー
57a 軸支部
57b カバー部
57c 作用軸部
58 ガイド板
58a 溝部
59 燻製材
60 被調理物
Claims (2)
- 前面に開口を有する調理室を形成する内筐体と、該開口を開閉する扉と、該調理室内の上下に配した上、下ヒーターと、該上、下ヒーター間に配され被調理物を載置する網と、燻製材を入れる燻製皿と、該燻製皿の開口を開閉する燻製カバーを備え、該扉の閉止時に、該燻製カバーが該燻製皿の開口を開放し、該扉の開放時に、該燻製カバーが該燻製皿の開口を閉止するようにした燻製調理器。
- 溝部を有するガイド板を内筐体又は下ヒーターに固定し、扉に燻製皿を装着し、燻製カバーの略中央部に、該燻製皿に回動自在に軸支される軸支部を、一側部に、該燻製皿の開口を開閉するカバー部を、他側部に、該溝部内を摺動する作用軸をそれぞれ設け、該扉の開閉動作に連動して、該燻製皿の開口を開閉するようにした請求項1に記載の燻製調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008118265A JP2009261373A (ja) | 2008-04-30 | 2008-04-30 | 燻製調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008118265A JP2009261373A (ja) | 2008-04-30 | 2008-04-30 | 燻製調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009261373A true JP2009261373A (ja) | 2009-11-12 |
Family
ID=41388036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008118265A Pending JP2009261373A (ja) | 2008-04-30 | 2008-04-30 | 燻製調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009261373A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014051206A1 (ko) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Han Daehee | 조립체로 된 훈연 오븐 |
JP2017015273A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
-
2008
- 2008-04-30 JP JP2008118265A patent/JP2009261373A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014051206A1 (ko) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Han Daehee | 조립체로 된 훈연 오븐 |
JP2017015273A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
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