JP2009261332A - 起泡性水中油型乳化物 - Google Patents

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Abstract

【課題】起泡性水中油型乳化物において合成乳化剤やリン酸塩やクエン酸塩等の安定剤を使用しなくても、生クリームのような乳味感を与えるとともにクリーム物性に優れた起泡性クリームを提供することにある。
【解決手段】72〜84重量%の水相と16〜28重量%の油相から成る起泡性水中油型乳化物であって、油相中のSt2L型トリグリセリドとP2O型トリグリセリドの和が50重量%以上且つSt2L/P2O(但し、式中Stはステアリン酸残基、Lはリノール酸またはリノレン酸残基、Pはパルミチン酸残基、Oはオレイン酸残基を示す)の値が0.05〜0.5の範囲にあり、バターミルクパウダーを4.5〜19重量%含有することを特徴とする起泡性クリームである。
【選択図】なし

Description

本発明は、パン類や洋菓子類のデコレーションなどに使用する起泡性水中油型乳化物に関する。
パン類や洋菓子類のデコレーションなどに使用するホイップドクリームは、起泡性水中油型乳化物を起泡させたものである。従来より、起泡性水中油型乳化物は、乳化安定性、ホイップ性などの良好なクリーム物性を得るために、複数の乳化剤とリン酸塩やクエン酸塩等の安定剤を使用するのが一般的である。乳化剤としては大豆レシチン、卵黄レシチンなどのいわゆる天然乳化剤と蔗糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステルなどのいわゆる合成乳化剤が組み合わされて使用されている。
しかし、消費者の天然志向の高まりから、このような合成乳化剤、リン酸塩、クエン酸塩等の安定剤をできるだけ使用しない起泡性水中油型乳化物が望まれている。
また、消費者の健康に対する関心が高まり、低カロリーである低油分の起泡性水中油型乳化物のニーズも大きくなっている。
従来より、食品添加物を使用しない起泡性水中油型乳化物は種々検討されてきた。特許文献1は、カゼイネートと卵黄油を特定量使用することで、リン酸塩やくえん酸塩を使用しなくても、クリーム物性等に優れた水中油型乳化物が得られることを、同様に添加剤を用いない試みとして、特許文献2は、特定量の卵黄油及びバターミルクパウダーを原料として用いることを、特許文献3は、バターミルクパウダーに似た乳原料(乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が2重量%以上である乳原料)を用いることを開示している。
さらに、特許文献4は、トリグリセリド成分として、オレオイルジパルミトイルグリセリン(P2O)とパルミトイルジオレオイルグリセリン(PO2)とを合計で40重量%以上、トリパルミトイルグリセリン(P3)を1重量%以下含有し、P2OとPO2との割合が、重量比で2:1〜1:1.5である油脂を、融点30〜38℃に硬化した硬化油を20〜80重量%含有する油相と水相が水中油型に乳化されていることを特徴とする水中油型乳化物が、特許文献5では、油脂、無脂乳固形分及び水を含む水中油型乳化物において、油脂分中のS2L型トリグリセリド(但し、式中のSはステアリン酸及びパルミチン酸、Lはリノール酸)の含有量が0.8〜18%であることを特徴とする起泡性水中油型乳化物が提案されている。
しかしながら、何れの場合も低油分における乳化安定性とホイップ性、食した際の乳味感において充分満足できるものではなかった。すなわち、低油分であって、合成乳化剤や安定剤が無添加のクリーム物性良好な水中油型乳化物は得られていないのが現状である。
特開平11−89531号公報 特開2001−352901号公報 特開2003−299450号公報 特開2005−204543号公報 WO2006/112138号公報
本発明の目的は、低油分において合成乳化剤やリン酸塩やクエン酸塩等の安定剤を使用しなくても、生クリームのような乳味感を与えるとともにクリーム物性に優れた起泡性クリームを提供することである。
本発明者は鋭意研究を行った結果、St2LとP2Oを特定の比率で混合した油脂とバターミルクパウダーとの組み合わせが有効であることを見出し本発明を完成させた。
即ち本発明の第1は、・・・(請求項のコピー:確定するまで省略)・・・である。
低油分の起泡性クリームとして乳化安定性が良く、ホイップ性に優れ、保形性、耐離水性が良く、生クリームのような乳味感を有する起泡性クリームを提供する事が可能になった。
更に当該起泡性クリームが合成乳化剤とリン酸塩やクエン酸塩等の安定剤を含まない物を提供する事が可能になった。
本発明の起泡性水中油型乳化物は、油相中にSt2L型トリグリセリドとP2O型トリグリセリドを合計50重量%以上含有し、St2L/P2O(但し、式中Stはステアリン酸残基、Lはリノール酸またはリノレン酸残基、Pはパルミチン酸残基、Oはオレイン酸残基を示す)の値(重量比)が0.05〜0.5の範囲にあることが必要である。
ここで、St2L型トリグリセリドは、トリグリセリド分子内における脂肪酸の位置異性体を限定するものではなく、1,3−St、2−Lグリセリンと1,2−St、3−Lグリセリンの双方を示す。
St2L型トリグリセリドはリノール酸を多く含む油脂、例えばサフラワー油、ひまわり油、コーン油、菜種油、大豆油とりわけ前2者の油脂をステアリン酸に富むエステル又は脂肪酸と公知の方法でエステル交換し、必要に応じて分別を行うことにより高濃度のものが得られる。また、原料にエゴマ油などリノレン酸を多く含む油脂を用いてもよい。なお、St2L含有油脂中St2L型トリグリセリド濃度としては30重量%以上、好ましくは40重量%以上含有するのがよい。
P2O型トリグリセリドも、トリグリセリド分子内における脂肪酸の位置異性体を限定するものではなく、1,3−パルミトイル、2−オレオイルグリセリンと1,2−パルミトイル、3−オレオイルグリセリンの双方を示す。
P2O型トリグリセリドは、パーム油を分別して得られるパームオレインを更に分別して得られるパーム油中融点部を使用するのが好ましいが、それらを硬化したり、オレイン酸、パルミチン酸を脂肪酸成分として含む油脂のエステル交換等によっても得ることができる。また、P2O含有油脂中のP2O型トリグリセリド濃度としてはP2O型トリグリセリドを50重量%以上、好ましくは60重量%以上含むのがよい。
油相中のSt2L型トリグリセリドとP2O型トリグリセリドの和が50重量%より小さいと得られた水中油型乳化物でホイップ性を得ることが困難となる。また、St2L/P2Oの値は、0.05〜0.5であることが必要である。この値は、好ましくは、0.1〜0.45、より好ましくは、0.15〜0.4である。この値は乳化性と解乳化性に関係があり、小さいほど乳化安定性が悪くなる傾向にあり、0.05より小さいと良好な乳化物を得ることが困難となる。逆にSt2L/P2Oの値が0.5より大きいと離水耐性が悪くなる。
本発明の起泡性水中油型乳化物は、72〜84重量%の水相と16〜28重量%の油相から成る。油相が29重量%以上であると、乳化安定性が悪くなり良好な乳化物を得ることが困難となる。また、油相が16重量%未満であると、ホイップ性を得ることが困難となる。
本発明で使用するバターミルクパウダーとは、バター製造時(チャーニング時)に副産物として生じるバターミルクを乾燥させたものである。バターミルクパウダーは、乳化物全量に対し、4.5〜19重量%、好ましくは8〜15重量%使用する。使用量が4.5重量%より少ないと乳化物が得られないし、使用量が19重量%より多いと風味がくどく且つ粉っぽくなり良くない。
その他の原料としては、生乳、牛乳、脱脂乳、生クリーム、濃縮乳、無糖練乳、加糖練乳、脱脂粉乳、全脂粉乳、ホエー蛋白、カゼイン、乳糖等の乳原料や澱粉、デキストリン、ブドウ糖などの糖類、イヌリン、グアガム加水分解物、寒天などの食物繊維を使用することができる。本発明の趣旨とは外れるが、所望により安定剤、香料、着色料、保存料等を使用することが出来る。
本発明の起泡性水中油型乳化物の製造法としては、油脂組成物、バターミルクパウダー、及び水を主要原料とするこれらの原料を混合後、予備乳化、殺菌又は滅菌処理し均質化処理することにより得ることができる。起泡性クリームの保存性の点で滅菌処理することが好ましい。具体的には、各種原料を60〜70℃で20分間予備乳化した後(乳化装置はホモミキサー)、必要により0〜250Kg/cm2の条件下にて均質化(乳化装置は均質機)する。次いで超高温瞬間殺菌処理(UHT)した後、再度、0〜300Kg/cm2の条件化にて均質化し、冷却後、約24時間エージングする。
超高温瞬間(UHT)殺菌には、間接加熱方式と直接加熱方式の2種類があり、間接加熱処理する装置としてはAPVプレート式UHT処理装置(APV株式会社製)、CP−UHT滅菌装置(クリマティー・パッケージ株式会社製)、ストルク・チューブラー型滅菌装置(ストルク株式会社製)、コンサーム掻取式UHT滅菌装置(テトラパック・アルファラベル株式会社製)等が例示できるが、特にこれらにこだわるものではない。また、直接加熱式滅菌装置としては、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)、ユーペリゼーション滅菌装置(テトラパック・アルファラバル株式会社製)、VTIS滅菌装置(テトラパック・アルファラバル株式会社製)、ラギアーUHT滅菌装置(ラギアー株式会社製)、パラリゼーター(パッシュ・アンド・シルケーボーグ株式会社製)等のUHT滅菌装置が例示でき、これらの何れの装置を使用してもよい。
本発明の起泡性クリームは、オーバーランが40〜150%、好ましくは50〜140%、更に好ましくは60〜120%である。オーバーランが高すぎる場合には食感が軽すぎたり、風味の乏しいものになる傾向がある。オーバーランが低すぎる場合には食感が重たくなりすぎ、良好な風味、口溶け感が得難くなる。
以下に本発明の実施例を示し本発明をより詳細に説明するが、本発明の精神は以下の実施例に限定されるものではない。なお、例中、%及び部は、いずれも重量基準を意味する。
特に、添加剤の添加順序或いは油相を水相へ又は水相を油相へ加える等の乳化順序が以下の例示によって限定されるものではないことは言うまでもない。また、結果については以下の方法で評価した。
(起泡性水中油型乳化物の評価方法)
起泡性水中油型乳化物の乳化安定性(粘性、ボテ時間)、ホイップタイム、オーバーラン、5℃での保形性、離水、乳味感を以下の方法で評価した。
*乳化安定性:エージング後増粘せず、ボテ時間が長いものに○、エージング後増粘せず、ボテ時間が短いものに△、エージング後増粘が見られたものに×を記した。
*ボテ時間:起泡性水中油型乳化物を20℃で2時間インキュベートし、その後、攪拌を加えた際、固化するまでの時間。時間が長いほど乳化安定性が高い。
*ホイップタイム:起泡性水中油型乳化物4kgにグラニュー糖320g加えて20コートミキサー(関東混合機工業株式会社製)高速にてホイップし、最適起泡状態に達するまでの時間を測定した。
*オーバーラン:[(一定容積の水中油型乳化物重量)−(一定容積の起泡後の起泡物重量)]÷(一定容積の起泡後の起泡物重量)×100
*保形性:造花した起泡物を5℃で24時間保存した場合の美しさを調べる。造花時と変わらないものに○、造花時とくらべてややだれているものに△、だれているものに×を記した。
*離水耐性:造花した起泡物を5℃で24時間保存した場合の離水の度合いを調べる。ほとんど離水なしに○、底面1/4程度の離水に△、底面1/3以上の離水に×を記した。
*起泡物の風味を乳味感で評価。生クリームのように乳味感があるものに○、生クリームのように乳味感はあるもののやや粉っぽいものに△、くどくて粉っぽいものに×を記した。
実験例1
サフラワー油20部、ステアリン酸エチル80部を1,3位特異性を有するリパーゼを用いてエステル交換し、蒸留によりエチルエステルを除去し、St2L(L:リノール酸)含有油脂(融点30℃:St2L 45.0%)を得た。
実験例2
エゴマ油30部、ステアリン酸エチル70部を1,3位特異性を有するリパーゼを用いてエステル交換し、蒸留によりエチルエステルを除去する操作を2回繰り返して、St2L含有油脂(融点40℃:St2L 45.2%)を得た。
実施例1
パーム油中融点部(融点30℃)16.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)4.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水70.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。上記油相と水相を70℃で15分間ホモミキサーで攪拌し予備乳化した後、超高温滅菌装置(岩井機械工業(株)製)によって、144℃において4秒間の直接加熱方式による滅菌処理を行った後、30Kg/cm2の均質化圧力で均質化して、直ちに5℃に冷却した。冷却後約24時間エージングして、起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性が良く、ホイップ性に優れており、保形性、離水耐性も良好であった。食した際には良好な乳味感を有していた。
実施例2
パーム油中融点部(融点30℃)16.0部、実験例2で得たSt2L含有油脂(融点40℃)4.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。実施例1と同様に水相を調製し、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性が良く、ホイップ性に優れており、保形性、離水耐性も良好であった。食した際には良好な乳味感を有していた。
実施例3
パーム油中融点部(融点30℃)16.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)4.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水65.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)15.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、ボテ時間は短いがエージング後増粘はなく、ホイップ性に優れており、保形性、離水耐性も良好であった。食した際には良好な乳味感を有していた。
実施例4
パーム油中融点部(融点30℃)16.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)4.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水74.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)6.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、ボテ時間は短いがエージング後増粘はなく、ホイップ性に優れており、保形性も良好であったが、若干の離水を生じた。食した際には良好な乳味感を有していた。
実施例5
パーム油中融点部(融点30℃)16.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)4.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水61.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)19.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性が良く、ホイップ性に優れており、保形性、離水耐性も良好であった。食した際には良好な乳味感を有していたが、やや粉っぽく感じた。
実施例6
パーム油中融点部(融点30℃)12.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)8.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は39.1%、St2L含量は18.0%であり、St2L/P2Oの値は0.46であった。これとは別に水65.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)15.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性が良く、ホイップ性に優れており、保形性、離水耐性も良好であった。食した際には良好な乳味感を有していた。
実施例7
パーム油中融点部(融点30℃)18.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)2.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は58.6%、St2L含量は4.5%であり、St2L/P2Oの値は0.08であった。これとは別に水65.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)15.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性が良く、ホイップ性に優れており、保形性、離水耐性も良好であった。食した際には良好な乳味感を有していた。
実施例8
パーム油中融点部(融点30℃)13.6部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)3.4部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水73.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性が良く、ホイップ性に優れており、保形性も良好であったが、若干の離水を生じた。食した際には良好な乳味感を有していた。
実施例9
パーム油中融点部(融点30℃)20.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)5.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水65.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性が良く、ホイップ性に優れており、保形性、離水耐性も良好であった。食した際には良好な乳味感を有していた。
実施例10
パーム油中融点部(融点30℃)21.6部、実験例1で得たSt2L(L:リノール酸)含有油脂(融点30℃)5.4部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水63.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、ボテ時間は短いがエージング後増粘はなく、ホイップ性に優れており、保形性、離水耐性も良好であった。食した際には良好な乳味感を有していた。
実施例11
パーム油中融点部(融点30℃)16.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)4.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水70.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)5.0部と脱脂粉乳(よつ葉乳業株式会社製)5.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性クリームを上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性が良く、ホイップ性に優れており、保形性も良好であったが、若干の離水を生じた。食した際には良好な乳味感を有していた。
実施例12
パーム油中融点部(融点30℃)16.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)4.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水70.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)5.0部とホエイパウダー(製菓原粉I:雪印乳業株式会社製)5.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性が良く、ホイップ性に優れており、保形性も良好であったが、若干の離水を生じた。食した際には良好な乳味感を有していた。
実施例1〜実施例12の配合と評価を表1に纏めた。
Figure 2009261332
比較例1
硬化パーム核油(融点38℃)20.0部を油相とした。この油相中のSt2L型トリグリセリドとP2O型トリグリセリドの和は5%以下であり、St2L/P2Oの値は0であった。これとは別に水65.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)15.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性は良好であったが、ホイップしなかった。
比較例2
パーム油中融点部(融点30℃)16.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)4.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水70.0部に脱脂粉乳(よつ葉乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性は良好であったが、ホイップ時間が長く、オーバーランも高くなり、保存後だれており、離水も著しかった。食した際には良好な乳味感を有していた。
比較例3
パーム油中融点部(融点30℃)12.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)3.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水75.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性は良好であったが、ホイップしなかった。
比較例4
パーム油中融点部(融点30℃)24.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)6.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水60.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、エージング後増粘しており商品価値のないものであった。
比較例5
パーム油中融点部(融点30℃)19.5部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)0.5部を油相とした。この油相中のP2O含量は63.5%、St2L含量は1.1%であり、St2L/P2Oの値は0.02であった。これとは別に水70.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、エージング後増粘しており商品価値のないものであった。
比較例6
パーム油中融点部(融点30℃)11.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)9.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は35.8%、St2L含量は20.2%であり、St2L/P2Oの値は0.56であった。これとは別に水70.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性が良く、ホイップ性に優れており、保形性も良好であったが、離水が著しかった。食した際には良好な乳味感を有していた。
比較例7
パーム油中融点部(融点30℃)16.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)4.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水76.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)4.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、エージング後増粘しており商品価値のないものであった。
比較例8
パーム油中融点部(融点30℃)16.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)4.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は52.1%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.17であった。これとは別に水60.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)20.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性が良く、ホイップ性に優れており、保形性、離水耐性も良好であった。しかし、食した際、くどくて粉っぽかった。
比較例9
パームステアリンとパーム核オレインの混合エステル交換油(融点32℃)20.0部を油相とした。この油相中のSt2L型トリグリセリドとP2O型トリグリセリドの和は9.7%であり、St2L/P2Oの値は0であった。これとは別に水70.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性は良好であったが、ホイップしなかった。
比較例10
パームステアリンとパーム核オレインの混合エステル交換油(融点32℃)16.0部、St2L(L:リノール酸)含有油脂(融点30℃)4.0部を油相とした。この油相中のSt2L型トリグリセリドとP2O型トリグリセリドの和は16.8%であり、St2L/P2Oの値は1.15であった。これとは別に水70.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性は良好であったが、ホイップしなかった。
比較例11
ココアバター(融点33℃)16.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)4.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は13.0%、St2L含量は9.0%であり、St2L/P2Oの値は0.69であった。これとは別に水70.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性は良好であったが、ホイップしなかった。
比較例12
パーム油中融点部(融点30℃)20.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は65.0%、St2L含量は0%であり、St2L/P2Oの値は0であった。これとは別に水65.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)15.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、エージング後増粘しており商品価値のないものであった。
比較例13
パーム油中融点部(融点30℃)20.0部を油相とした。この油相中のP2O含量は65.0%、St2L含量は0%であり、St2L/P2Oの値は0であった。これとは別に水70.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、エージング後増粘しており商品価値のないものであった。
比較例14
乳脂(融点30℃)20.0部を油相とした。この油相中のSt2L型トリグリセリドとP2O型トリグリセリドの和は10%以下であった。これとは別に水70.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性は良好であったが、ホイップしなかった。
比較例15
硬化パーム油B(融点36℃)16.0部、菜種硬化油(融点35℃)4.0部を油相とした。この油相中のSt2L型トリグリセリドとP2O型トリグリセリドの和は20%以下であり、St2L/P2Oの値は0であった。なお、使用した硬化パーム油Bは、硬化前において油脂中のP2O:PO2=1:1.2、P2OとPO2の合計含有量50重量%、PPPの含有量0.3重量%であった。これとは別に水70.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性は良好であったが、ホイップしなかった。
比較例16
硬化パーム油A(融点31℃)15.0部、実験例1で得たSt2L含有油脂(融点30℃)5.0部を油相とする。この油相中のP2O含量は30.0%、St2L含量は11.2%であり、St2L/P2Oの値は0.37であった。なお、使用した硬化パーム油Aは、硬化前において油脂中のP2O:PO2=3.2:1、P2OとPO2の合計含有量60重量%、PPPの含有量0.9重量%であった。これとは別に水70.0部にバターミルクパウダー(雪印乳業株式会社製)10.0部を溶解・分散し水相を調製した。後は、実施例1と同様にして起泡性水中油型乳化物を得た。この起泡性水中油型乳化物を上記の方法に従って評価したところ、乳化安定性は良好であったが、ホイップしなかった。
比較例1〜比較例16の配合と評価を表2に纏めた。
Figure 2009261332
本発明は、パン類や洋菓子類のデコレーションなどに使用する起泡性水中油型乳化物に関するものである。

Claims (3)

  1. 72〜84重量%の水相と16〜28重量%の油相から成る起泡性水中油型乳化物であって、油相中にSt2L型トリグリセリドとP2O型トリグリセリドを合計50重量%以上含有し、St2L/P2O(但し、式中Stはステアリン酸残基、Lはリノール酸またはリノレン酸残基、Pはパルミチン酸残基、Oはオレイン酸残基を示す)の値(重量比)が0.05〜0.5の範囲にあり、バターミルクパウダーを起泡性水中油型乳化物に対し4.5〜19重量%含有することを特徴とする起泡性水中油型乳化物。
  2. 合成乳化剤を含まない請求項1記載の起泡性水中油型乳化物。
  3. リン酸塩を含まない請求項1又は2記載の起泡性水中油型乳化物。
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