JP2009260351A - レーザ駆動回路とその使用 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザダイオード用の駆動回路を改善する。
【解決手段】複数の入力チャネルと、ディジタルアナログ変換器と、スイッチング増幅装置とを備えたレーザ駆動回路において、各入力チャネルに少なくとも1つのディジタルアナログ変換器を割り当て、各変換器に電流入力側、電流出力側、ディジタルデータ入力側を設け、アナログ増幅として電流増幅を用いて電流入力側における入力電流を増幅し、ディジタルデータ入力側におけるディジタル入力値を電流増幅に変換するよう前記変換器を形成し、各入力チャネルをスイッチング増幅装置のスイッチング入力側に接続し、各変換器の電流出力側を前記増幅装置の電流入力側に接続し、前記増幅装置を、各変換器の各出力電流を帰属する入力チャネルの入力チャネル信号に応じてスイッチングし、加算し、前記増幅装置の少なくとも1つの出力側に増幅して出力するように形成する。
【選択図】図1

Description

本発明はレーザ駆動回路とその使用とに関する。
記憶媒体としていわゆるコンパクトディスクを備えたメモリドライブでは、記憶媒体の情報を読み書きするためにレーザ半導体ダイオードが使用される。その際、記憶媒体に使用されるテクノロジーに応じて、様々な波長域のレーザダイオードが必要となる。記憶媒体に情報を読み書きするためには、レーザダイオードから放射される一定の光パルスが必要である。これらのパルスは使用するレーザダイオードと使用する記憶媒体とに適合したものでなければならない。書込みプロセスの場合でれば、このような適合を書込み方式と呼ぶこともできる。
特許文献1からは、レーザ用の電流制御回路が公知である。この回路は複数のディジタルアナログ変換器を有しており、これらディジタルアナログ変換器の出力電圧は電圧電流変換器により出力電流に変換される。
特許文献2からは、レーザを駆動する回路が公知である。この回路は複数のディジタルアナログ変換器を有しており、これらディジタルアナログ変換器の出力電圧は可制御の電流源により電流に変換される。
特許文献3からは、レーザ用の駆動信号を発生させる装置が公知である。ディジタルアナログ変換器の出力電圧はデマルチプレクスされ、キャパシタに蓄えられる。ディジタルアナログ変換器の増幅は基準電流によって調整される。これに対して、特許文献4からは、光学ディスクに書き込むための方法が公知である。特許文献5からは、デコーダを備えたレーザダイオード用のドライバが公知である。
US 2007/0147450 A1 US 5,640,381 US 2007/0096963 A1 US 2008/0074970 A1 US 2008/0008066 A1
本発明の課題はレーザダイオード用の駆動回路をできるだけ改善することである。
上記課題は、ディジタル入力チャネル信号を受信するための複数の入力チャネルと、ディジタルアナログ変換器と、スイッチング増幅装置とを備えたレーザ駆動回路において、前記入力チャネルのそれぞれに少なくとも1つのディジタルアナログ変換器が割り当てられており、各ディジタルアナログ変換器は電流入力側、電流出力側、およびディジタルデータ入力側を有しており、前記ディジタルアナログ変換器は、前記電流出力側において出力電流を出力するために、アナログ増幅として電流増幅を用いて、前記電流入力側における入力電流を増幅するように形成されており、前記ディジタルアナログ変換器は前記ディジタルデータ入力側におけるディジタル入力値を電流増幅に変換するように形成されており、前記入力チャネルはそれぞれ前記スイッチング増幅装置のスイッチング入力側に接続されており、各ディジタルアナログ変換器の電流出力側は前記スイッチング増幅装置の電流入力側に接続されており、前記スイッチング増幅装置は、各ディジタルアナログ変換器の各出力電流を帰属する入力チャネルの入力チャネル信号に応じてスイッチングし、加算し、前記スイッチング増幅装置の少なくとも1つの出力側に増幅して出力するように形成されてなるレーザ駆動回路により解決される。
レーザ駆動回路の概略的なブロック回路図である。 レーザ駆動回路のスイッチング増幅装置の概略的なブロック回路図である。 レーザ駆動回路のスイッチング増幅装置の代替実施例を概略的に示す。
レーザ駆動回路は半導体レーザダイオードへの出力電流パルスを駆動するように形成されている。なお、電流パルスは有利にはレーザ駆動回路によって一定の波形で供給される。ここで、この一定の波形、つまり電流パルスのプロフィール、振幅および長さは、有利には可変に調整可能である。レーザ駆動回路は有利には半導体チップ上にモノリシックに集積されている。
レーザ駆動回路はディジタル入力チャネル信号を受信するための複数の入力チャネルを有している。なお、これら複数の入力チャネルはディジタル入力チャネル信号を並列受信するためのディジタルパラレルインタフェースを形成している。ディジタル入力チャネル信号は電流パルスの波形を決定するために使用される。異なる入力チャネルのディジタル入力チャネル信号は互いに異なるパルス長を有していてもよい、および/または互いに時間的にずれていてもよい。ディジタル入力チャネル信号のパラメータは例えばレーザ駆動回路と接続可能な制御回路により調整可能である。
レーザ駆動回路は複数のディジタルアナログ変換器を有している。例えば、レーザ駆動回路は2つのディジタルアナログ変換器を有する。しかし、少なくとも3つのディジタルアナログ変換器を有すると有利である。ディジタルアナログ変換器はディジタル入力値をアナログ信号に変換する。各入力チャネルには少なくとも1つのディジタルアナログ変換器が割り当てられている。例えば5つの入力チャネルがあれば、5つの入力チャネルのそれぞれに1つのディジタルアナログ変換器が割り当てられるので、この実施例では、5つのディジタルアナログ変換器がある。
各ディジタルアナログ変換器は1つの電流入力側と1つの電流出力側を有している。電流出力側を通る出力電流は電流入力側を通る入力電流に依存する。さらに、ディジタルアナログ変換器はディジタルデータ入力側も有している。例えば、ディジタルデータ入力側は例えば8ビットのビット幅のパラレル入力側である。
各ディジタルアナログ変換器は、ディジタルアナログ変換器の電流入力側における入力電流をアナログ電流増幅により増幅し、増幅された電流をディジタルアナログ変換器の電流出力側における出力電流として出力するように形成されている。上記のアナログ電流増幅は例えばカレントミラーにより実現することができる。この場合、カレントミラーのミラー係数がアナログ電流増幅率を表す。ディジタルアナログ変換器はディジタルデータ入力側におけるディジタル入力値をアナログ電流増幅に変換するように形成されている。例えば、電流増幅は0から1までの値をとることが可能である。同様に、電流増幅が1よりも大きな値をとることも可能である。代替的な、または組合せ可能な実施形態では、アナログ電流増幅<0も可能である。
さらに、レーザ駆動回路は、1つまたは複数の電流信号をスイッチングし、増幅するよう形成されたスイッチング増幅装置を有している。レーザ駆動回路の各入力チャネルはスイッチング増幅装置のスイッチング入力側に直接接続されているか、または、例えばロジック回路を介して間接的に接続されている。したがって、入力チャネル信号はスイッチング増幅装置でのスイッチングプロセスに影響を与える。各ディジタルアナログ変換器の電流出力側はスイッチング増幅装置の電流入力側に接続されている。
スイッチング増幅装置は、各ディジタルアナログ変換器のそれぞれの出力電流をディジタルアナログ変換器に属する入力チャネルの入力チャネル信号に応じてスイッチングし、加算し、スイッチング増幅装置の少なくとも1つの出力側に増幅して出力するように形成されている。しかし、スイッチング増幅装置をスイッチング、加算および増幅の機能に関して別様に構成してもよい。例えば、ディジタルアナログ変換器の出力電流をスイッチング可能な増幅器によってスイッチングおよび増幅し、その後で増幅された電流を加算することも可能である。あるいは、ディジタルアナログ変換器の出力電流をまずスイッチングし、スイッチングされた電流を加算し、次に増幅することも同様に可能である。
さらに、本発明はレーザ駆動装置の使用を改善することも課題としている。
この課題は請求項7に記載された特徴を備えた使用法により解決される。有利な実施形態は従属請求項の対象であり、発明の詳細な説明に記載されている。
これに従えば、レーザ電流パルスを供給するためにスイッチング可能な部分電流の電流値を調整する目的でディジタルアナログ変換器が使用される。ディジタルアナログ変換器はそれぞれ1つの電流入力側と1つの電流出力側を有している。部分電流はディジタル入力チャネル信号によりスイッチング可能である。レーザ電流パルスは少なくとも部分電流の和に基づいて供給される。さらには、レーザ電流パルスを供給するために、例えばオシレータの出力電流のような別の部分電流を和に入れてもよい。
前記ディジタルアナログ変換器のうちの1つの少なくとも1つの電流出力側は、電流スイッチによって前記ディジタルアナログ変換器のうちの別の1つの少なくとも1つの電流入力側に接続させることが可能である。
以下に記す実施形態はレーザ駆動回路にもその使用法にも関している。
特に有利な実施形態によれば、レーザ駆動回路は少なくとも1つの電流スイッチを有する。複数のディジタルアナログ変換器のうちの少なくとも1つのディジタルアナログ変換器の電流入力側は少なくとも1つの電流スイッチに接続されている。ここで、電流スイッチは例えばスイッチングトランジスタ(FET)、トランスミッションゲート、またはスイッチング可能なカレントミラーとして形成されている。有利には、電流スイッチはスイッチングされるべき種々の電流を切り替える切替スイッチとして形成されている。
別の特に有利な実施形態では、少なくとも1つのディジタルアナログ変換器の電流出力側が少なくとも1つの別のディジタルアナログ変換器の電流入力側に接続可能または接続されている。例えば、電流出力側は電流スイッチにより電流入力側に接続可能である。あるいは、電流出力側を例えば導電路により電流入力側に導通接続してもよい。
一方のディジタルアナログ変換器と他方のディジタルアナログ変換器の接続は有利には直列接続を形成する。その場合、他方のディジタルアナログ変換器の出力電流は、電流が流れる双方のディジタルアナログ変換器の双方の電流増幅から影響を受ける。例えば一方のディジタルアナログ変換器の増幅が大きくなれば、これによって他方のディジタルアナログ変換器の出力電流も相応して増大する。
有利な実施形態によれば、少なくとも1つのディジタルアナログ変換器の電流出力側は前記した電流スイッチにより別のディジタルアナログ変換器の電流入力側に接続可能である。
有利には、前記した少なくとも1つの電流スイッチは、第1の基準電流を供給するために第1の基準電流源に、および/または第2の基準電流を供給するために第2の基準源流源に接続されている。この接続と少なくとも1つの電流スイッチとにより、第1の基準電流または第2の基準電流はディジタルアナログ変換器の電流入力側にスイッチング可能である。
特に有利な実施形態では、レーザ駆動回路は1つのマスターチャネルと複数のスレーブチャネルを有する。この場合、1つのディジタルアナログ変換器がマスターチャネルに割り当てられる。さらに、他の複数のディジタルアナログ変換器が存在しており、これら他のディジタルアナログ変換器の各々は1つのスレーブチャネルに割り当てられている。マスターチャネルに割り当てられたディジタルアナログ変換器の電流出力側はスレーブチャネルに割り当てられたディジタルアナログ変換器の電流入力側に接続可能である。電流出力側をスレーブチャネルに割り当てられたディジタルアナログ変換器の電流入力側に接続するために、有利には、各スレーブチャネルの各ディジタルアナログ変換器にさらに1つの電流スイッチが割り当てられており、それぞれのディジタルアナログ変換器の電流入力側に接続されている。
他の同様に組合せ可能な実施形態では、レーザ駆動回路は1つのマスターチャネルと複数のスレーブチャネルを有する。この場合、入力チャネルのうちの1つがマスターチャネルとして定義されている。さらに、1つまたは複数の他の入力チャネルはスレーブチャネルとして定義されている。ここで、各スレーブチャネルはコンフィギュラブルロジック回路を有している。有利には、スレーブチャネルの入力チャネル信号は、スイッチング増幅装置によるスイッチングのために、コンフィギュラブルロジック回路によってマスターチャネルの入力チャネル信号と論理結合させることができる。このような論理結合は例えばAND演算、OR演算、または排他的OR演算である。この論理結合は有利には非作動にすることが可能である。
特に有利な実施形態によれば、スイッチング増幅装置はスイッチング増幅装置の増幅率を調整する手段を有している。この手段は有利には互いに並列に接続されたスイッチング可能な増幅ユニットまたは乗算器である。例えば4つの並列に接続された増幅ユニットがある場合には、0.25〜0.50の値の増幅と0.75〜1.00の値の増幅が切替可能である。
有利な実施形態では、レーザ駆動回路はオシレータを有しており、このオシレータの出力側はディジタルオシレータ信号を出力するためにスイッチング増幅装置のスイッチング入力側と接続されている。さらに、レーザ駆動回路は有利には別のディジタルアナログ変換器を有しており、このディジタルアナログ変換器の電流出力側は別の出力電流を出力するためにスイッチング増幅装置の電流入力側と接続されている。スイッチング増幅装置は有利にはこの別の出力電流をオシレータ信号のクロックでスイッチングするように形成されている。有利には、この別の出力電流も同様にスイッチング増幅装置の加算の構成要素であるから、この加数は少なくとも1つの出力側において出力可能である。
有利な実施形態によれば、レーザ駆動回路は上記別のディジタルアナログ変換器の別の電流入力側に接続された別のアナログ回路を有する。さらに、このアナログ回路は第1の基準電流源および/または第2の基準電流源と接続されている。代替的には、または組合せでは、このアナログ回路は入力チャネルのディジタルアナログ変換器の1つまたは複数の電流出力側に接続される。
有利な実施形態では、レーザ駆動回路は別のコンフィギュラブルロジック回路を有しており、このロジック回路の出力側はオシレータの入力側および/または別のディジタルアナログ変換器と接続されている。有利には、この別のコンフィギュラブルロジック回路は、複数のチャネルの1つまたは複数の入力チャネル信号の論理結合により、オシレータの振動のブランキングおよび/またはオシレータのオシレータ周波数および/またはオシレータ信号の振幅および/またはオシレータ信号の位相を変化させるように形成されている。オシレータのオシレータ周波数を変化させるためには、上記別のロジック回路が生じさせる他のレジスタへの切替によってオシレータ周波数のディジタルコードを変更することが考えられる。あるいは、オシレータ周波数をオシレータ内の分周器の作動化ないし非作動化により変化させることも可能である。オシレータの振幅を変化させるためには、上記別のロジック回路が生じさせる2つのレジスタ間の切替によって振幅のディジタルコードを変更することが考えられる。位相の変更は有利にはオシレータ内での位相の切替により行うことができる。
上記した別のコンフィギュラブルロジック回路は複数のチャネルの1つまたは複数の入力チャネル信号を論理結合するために有利には1つまたは複数の入力チャネルに接続されている。有利には、この別のコンフィギュラブルロジック回路はレーザ駆動回路の別の制御入力側に接続されている。
入力チャネルまたはオシレータに割り当てられたディジタルアナログ変換器は増幅作用を有している。これに応じて、ディジタルアナログ変換器はアナログ入力側として電流入力側を、アナログ出力側として電流出力側を有している。
各ディジタルアナログ変換器の各アナログ入力側は電流入力側として形成されている。各ディジタルアナログ変換器の各アナログ出力側は、アナログ出力信号として出力電流を出力するための電流出力側として形成されている。複数の電流が必要な場合には、電流出力側も同じ電流に対して個別に複数の出力側を有していてよい。有利には、各ディジタルアナログ変換器は、アナログ入力信号としての入力電流をディジタルデータ入力側におけるディジタル入力値に依存してアナログ電流増幅するように形成されている。スイッチング増幅装置はアナログ入力側として電流入力側を有している。
上述した諸実施形態は個別でも組合せでも特に有利である。上記実施形態をすべて組み合わせてもよい。考えられる幾つかの組合せについては、図示された実施例を説明する際に述べる。しかし、その際に示される実施形態の可能な組合せが最終的なものというわけではない。
以下に、図示された実施例によって本発明を詳細に説明する。
図1には、レーザ駆動回路の概略的なブロック回路図が示されている。同様に、例えば、レーザ駆動回路のスイッチング増幅装置200の出力側231,232,233に接続された3つのレーザダイオード310,320,330も図示されている。以下では、有利な実施例として、電流入力側、電流出力側および電流増幅を備えた実施例を説明する。
図1の実施例によれば、スイッチング増幅装置200は電流入力側201,202,203,204,205および206を有しており、入力側201,202,203,204,205および206を通る電流をスイッチングし、増幅し、加算し、出力側231,232,233においてそれぞれのレーザダイオード310,320,330に供給するよう形成および適合させられている。入力電流IK1,IK2,IK3,IK4,IK5およびIOSZを電流入力側201,202,203,204,205および206にスイッチングするために、スイッチング増幅装置200は対応する複数のスイッチング入力側211,212,213,214,215および216を有している。
電流入力側201,202,203,204,205のうちの少なくとも一部とスイッチング入力側211,212,213,214,215のうちの一部はそれぞれ1つの入力チャネルK1,K2,K3,K4,K5に割り当てられている。スイッチング増幅装置200の電流入力側201,202,203,204,205はそれぞれディジタルアナログ変換器101,102,103,104,105の電流出力側121,122,123,124,125に接続されている。また、ディジタルアナログ変換器101,102,103,104,105もそれぞれ1つの入力チャネルK1,K2,K3,K4,K5に割り当てられている。
ディジタルアナログ変換器101,102,103,104および105の各々はそれぞれ1つの電流入力側111,112,113,114,115を有している。ディジタルアナログ変換器101,102,103,104の電流入力側111,112,113,114はそれぞれ1つの電流スイッチSW1,SW2,SW3,SW4に接続されている。ディジタルアナログ変換器101,102,103,104,105のそれぞれの入力側111,112,113,114,115を流れる入力電流I1,I2,I3,I4,I5はそれぞれディジタルアナログ変換器101,102,103,104,105で増幅され、増幅された出力電流IK1,IK2,IK3,IK4,IK5としてディジタルアナログ変換器101,102,103,104,105のそれぞれの電流出力側121,122,123,124,125に増幅して出力される。複数の電流入力側がディジタルアナログ変換器101,102,103,104,105のそれぞれの電流出力側121,122,123,124,125によって給電される場合、この電流出力側121,122,123,124,125は同じ電流の複数の個別の出力側を有する。簡単のため、これは図1には図示されていない。増幅は1に等しいか、1よりも大きいか、1よりも小さいか、または0よりも小さいとしてよい。
ディジタルアナログ変換器101,102および103の電流入力側には、電流ISWおよびISRと第4のディジタルアナログ変換器104の出力電流IK4とを相応の接続によって切り替えることのできる電流スイッチSW1,SW2およびSW3が接続されている。基準電流ISW,ISRはレーザ駆動回路の入力側を通る入力基準電流IW,IRから生成される。代替的に、入力電圧を使用してもよい。その場合には、入力電圧を電圧電流変換器により基準電流ISW,ISRに変換しなければならない。しかし、有利には、基準電流ISRは必ず読取りモードに指定されているわけではない。また、有利には、基準電流ISRは必ず書込みモードに指定されているわけではない。さらに、基準電流ISWおよびISRは有利には組合せても使用される。入力基準電流IWおよびIRは、リミッタ517による電流制限の後、可調整のスイッチング増幅装置515および516を用いたスケーリングによって生成される。ここで、可調整スイッチング増幅装置515および516は1以下または1よりも大きな増幅率を有する。
別の入力側RREFにおける基準電圧または基準抵抗を用いて、この基準電圧または基準抵抗に依存する電流源518によってさらに基準電流Irefを供給してもよい。基準電流Irefはスイッチング増幅装置200の入力電流IK4として供給することができる。このために、基準電流Irefは第4のディジタルアナログ変換器104の電流入力側114に接続された電流スイッチSW4によってディジタルアナログ変換器104の電流入力側114に接続され、ディジタルアナログ変換器104によって増幅される。
さらに、電流源518の電流Irefは別のディジタルアナログ変換器106の入力電流として使用することもできる。この別のディジタルアナログ変換器106はオシレータまたは高周波変調器501に割り当てられている。この別のディジタルアナログ変換器106の電流出力側126はオシレータ電流Ioszを出力するためにスイッチング増幅装置200の電流入力側106に接続されている。この別のディジタルアナログ変換器の電流入力側106は、基準電流Irefと基準電流ISWと第4の入力チャネルK4に割り当てられた第4のディジタルアナログ変換器104の出力電流IK4とを切り替えるための別の電流スイッチSW6に接続されている。
上記別のディジタルアナログ変換器106の入力側116を流れる入力電流は上記別のディジタルアナログ変換器106において増幅され、増幅された出力電流Ioszとして上記別のディジタルアナログ変換器106の電流出力側126に増幅して出力される。ここで、増幅は1に等しいか、1よりも大きいか、1よりも小さいか、または0よりも小さいとしてよい。電流増幅はvビット幅のデータ線を介して調整可能である。上記別のディジタルアナログ変換器106は2つの増幅値の間の切替のために別の制御線によってロジック回路416に接続されている。これに関して、例えば異なる増幅値を有する2つのレジスタを上記の制御線で切り替えることができるので、オシレータ信号の2つの振幅を切り替えることができる。出力電流Ioszはスイッチング増幅装置200の電流入力側206に達する。オシレータ501の出力側はスイッチング増幅装置200のスイッチング入力側216に接続されており、スイッチング入力側216は電流入力側206に割り当てられている。ここで、スイッチング増幅装置200は、オシレータ電流Ioszをオシレータの出力信号のクロックでスイッチングするように形成されている。
オシレータ501の出力信号のクロックでスイッチングされる電流はレーザのモード雑音の低減に使用される。さらに、オシレータ501の振動を周波数カウンタ502によりカウントしてもよい。例えば、周波数カウンタ502によるこの周波数カウントは周波数制御の構成要素である。さらに、オシレータ501のオシレータ周波数は有利には調整可能である。
オシレータ501は入力段406とロジック回路416を介して入力側ENOおよびNENOによりスイッチオフさせることができるので、オシレータ501の出力信号は所望の電流パルス波形に応じてレーザを作動化または非作動化させることができる。入力段406とオシレータ501の間には可変の論理結合素子416が挿入されている。結合素子416の入力側は入力段406の出力側に接続されている。
結合素子416の他の入力側はそれぞれ入力チャネルK1,K2,K3,K4の入力段401,402,403,404に直接または補助的なパルス形成手段を介して接続されている。結合素子416は図1の実施例では入力信号の論理結合を有している。この論理結合は調整可能であり、有利には非作動化させることができる。
結合素子416による論理結合の選択はシリアルインタフェース600からのuビット幅の制御線を介して行われる。例えば4つの結合状態(2ビット)の場合、uビット幅の制御線は有利には論理結合を選択するための2つの制御線と、結合すべきチャネルK1,K2,K3,K4を選択するためのさらに2つの制御線とを有する。結合素子416によれば、入力チャネルK1,K2,K3,K4の入力段401,402,403,404の少なくとも1つの出力信号と別の入力段406の出力信号を論理結合することが可能である。
好ましくは、対応する入力チャネルK1,K2,K3,K4の選択された入力段401,402,403,404の出力信号または複数の入力段401,402,403,404の出力信号がオシレータの振動のブランキングを制御する。このために、例えば入力段401,402,403,404の出力信号が結合素子416において互いにOR演算される。さらに、出力信号を前もって制御信号とAND結合してもよい。この実施例では、OR演算された信号は反転される(NOR関数)。反転した信号はこの実施例では再び入力段406の出力信号とAND演算される。この実施例では、入力側ENOおよびNENOにおける信号がオシレータ501をスイッチオンし、E1〜E4またはNE1〜NE4のうちの1つの入力側における同時信号をスイッチオフする。あるいは、入力側ENOおよびNENOにおける信号によってオシレータ501をスイッチオフするようにしてもよい。
オシレータ501の信号の活動化もしくはブランキングの代わりに、またはそれに加えて、オシレータ周波数および/またはオシレータ501の信号の位相が結合素子416によって変更または調整可能であると有利である。例えば、オシレータ周波数を2つのレジスタ値の切替によってまたは分周器の分周比の変更によって変化させるようにしてよい。オシレータ周波数および/または振幅および/または位相の離散値が結合素子416の入力信号によって選択可能であると有利である。
マスターチャネルK4のディジタルアナログ変換器104の出力側124が別のディジタルアナログ変換器106と接続可能であることによるこの依存関係と、結合素子416による様々な同期が可能であることから、オシレータの振動が振動期間および/または振幅および/または位相に関して他の信号に依存して広い範囲で調整され、レーザおよび/または記憶媒体の各タイプに最適化されるという驚くべき効果が達成される。
以下では、例として、データ担体(コンパクトディスク、DVD、Blu−ray)からのデータの読出しの場合について、レーザ駆動回路の動作を説明する。このために、所望の基準入力電流がレーザ駆動回路の入力側IRに印加され、電流増幅モジュール516によるスケーリングによって電流ISRへと変えられる。基準電流ISRは入力電流I5として第5のディジタルアナログ変換器105の電流入力側115に達する。pビット幅のパラレルディジタルデータ線を用いれば、相応するディジタル入力値によって第5のディジタルアナログ変換器105のアナログ電流増幅が調整される。例えば、pビット幅のデータ線は第5のディジタルアナログ変換器105にアドレスするためのアドレスビットを数ビット有している。しかし、pビット幅データ線がすべてのディジタルアナログ変換器101〜105への全データビットの合計に相当するビット幅を有していると有利である。
例えば、増幅が値1.2に設定されると、第5のディジタルアナログ変換器105の電流入力側105における入力電流I5は1.2倍に増幅され、出力電流IK5として第5のディジタルアナログ変換器105の電流出力側125からスイッチング増幅装置200の電流入力側205へと流れる。この電流IK5はスイッチング増幅装置200においてスイッチング増幅装置200の入力側215におけるディジタルスイッチ信号に依存してスイッチングされ、スイッチングされた電流として、例えば出力側231において、レーザダイオード310へ増幅して出力される。
スイッチング入力側215におけるスイッチング信号は第5のチャネルK5の入力側NE5を介してレーザ駆動回路に達する。ここで、入力側NE5は入力段405を介してスイッチング増幅装置200のスイッチング入力側215に接続されている。スイッチング入力側215を介してスイッチングされる電流に加えて、オシレータ501のクロックによってスイッチング入力側216にスイッチングされる電流が加算および増幅されて、出力側231においてレーザダイオード310へ向けて出力される。さらに、種々のレーザダイオード310,320,330がその構造に応じてグラウンドGNDまたは正の供給電圧に接続されている。
以下では、例として、データ担体(コンパクトディスク、DVD、Blu−ray)へのデータの書込みの場合について、レーザ駆動回路の動作を説明する。書込みモードの場合、基準入力電流IWを用いて基準電流ISWが生成され、スイッチSW4によって第4のディジタルアナログ変換器104の電流入力側114へと流れる。第4のディジタルアナログ変換器104は図1のこの実施例ではマスターチャネルK4に割り当てられている。チャネルK1,K2,K3はそれぞれ、入力側E1,NE1,E2,NE2,E3,NE3におけるディジタル入力チャネル信号に関して、および/または割り当てられたディジタルアナログ変換器101,102,103の出力電流IK1,IK2,IK3に関して、マスターチャネルK4から独立して駆動されるか、またはマスターチャネルK4に依存していわゆるスレーブチャネルとして駆動されるかのいずかである。
例えば第1のディジタルアナログ変換器101と第2のディジタルアナログ変換器102の出力電流をマスターチャネルK4のマスターディジタルアナログ変換器104の出力電流IK4に依存して駆動する場合には、電流スイッチSW1およびSW2が、第1のディジタルアナログ変換器101の電流入力側111と第2のディジタルアナログ変換器102の電流入力側112をマスターチャネルK4の第4のディジタルアナログ変換器104の電流出力側142に接続する状態にする。
第3のディジタルアナログ変換器103は例えば使用されなくてもよいし、または第3のチャネルK3の第3のディジタルアナログ変換器103の電流入力側103が電流スイッチSW3によって基準電流ISWまたは基準電流ISRを印加するようにしてもよい。スレーブとしてスイッチングされた第1のディジタルアナログ変換器101の出力電流IK1はスイッチング増幅装置200の電流入力側201に達する。スレーブとしてスイッチングされた第2のディジタルアナログ変換器101の出力電流IK2はスイッチング増幅装置200の電流入力側202に達する。
非依存モードでスイッチングされたディジタルアナログ変換器103の出力電流IK3はスイッチング増幅装置200の電流入力側203に達する。マスターとしてスイッチングされたディジタルアナログ変換器104の出力電流IK4はスイッチング増幅装置200の電流入力側204に達し、さらに第1のディジタルアナログ変換器101の電流入力側111と第2のディジタルアナログ変換器102の電流入力側112にも達する。
スイッチング増幅装置200はこれら個々の部分電流IK1〜IK4を入力チャネルK1,K2,K3,K4のスイッチング入力側211,212,213,214におけるスイッチング信号に応じてスイッチングする。さらに、これらの電流は足し合わされ、スイッチング増幅装置200において増幅される。マスタチャネルとして使用される第4の入力チャネルK4のスイッチング入力側214におけるスイッチング信号は入力段404から直接スイッチング増幅装置200に達する。入力チャネルK1,K2,K3,K4の入力段401,402,403,404はディジタル差動入力段として形成されている。ここで、各入力段はそれぞれの正の入力側E1,E2,E3,E4,ENOおよび負の入力側NE1,NE2,NE3,NE4,NENOに接続されている。図示されたディジタル差動入力段401,402,403,404,406の代わりに、単極の入力段(図示なし)のみをCMOS信号に対して使用してもよい。
第1の入力チャネルK1,第2の入力チャネルK2および第3の入力チャネルK3の入力段401,402および403とスイッチング増幅装置200の対応するスイッチング入力側211,212および213との間には、可変の論理結合素子411,412および413が挿入されている。結合素子411,412,413の各入力側はマスターチャネルK4の入力段404の出力側と接続されている。
各結合素子411,412および413の他の入力側は入力チャネルK1,K2,K3の入力段401,402,403にそれぞれ接続されている。各結合素子は図1の実施例ではAND結合とOR結合と結合の非作動化との間で切替可能である。この切替はシリアルインタフェース600から発するmビット幅の制御線を介して行われる。したがって、例えば4つの結合状態(2ビット)の場合、mビット幅の制御線は6ビット幅(3×2)である。代替的には、このケースにおいてもアドレッシングを行ってよい。結合素子411,412,413は各自の2つの入力信号の結合を可能にする。その際、マスターチャネルK4の信号が結合素子411,412,413の各結合の入力値である。
例えば、レーザダイオード用の特別なパルス波形を形成するために、結合411は非作動化されている。これに対して結合素子412および413はAND結合に設定されているので、例えばスイッチング増幅装置200のスイッチング入力側212および213におけるハイ信号は、マスターチャネルK4のディジタル入力チャネル信号とチャネルK2およびK3のディジタル入力チャネル信号とが両方とも同時にハイ信号を有する場合にのみ接続される。
相互に接続可能なディジタルアナログ変換器101,102,103および104によるこれらの依存関係と結合素子411,412および413により可能な様々な同期のおかげで、レーザ電流パルスの波形をほぼ任意に設定できるという驚くべき効果が達成される。ここで、レーザ電流パルスの波形を非常に柔軟に設定できるということが、ディジタルアナログ変換器101,102,103および104の接続、場合によっては電流スイッチSW1,SW2,SW3とも組み合わせたディジタルアナログ変換器101,102,103および104の接続と、結合素子411,412および413による様々な同期モードとによって達成される驚くべき効果である。
論理結合または増幅を調整するために、レーザ駆動回路の3つの入力側SENB,SDATAおよびSCLKと接続されたシリアルインタフェース600が設けられている。シリアルインタフェース600は、ビット幅m,n,p,q,r,s,t,uおよびvの様々なディジタル線路を介して、レーザ駆動回路の制御すべきまたは測定すべき機能ユニット(101〜106,200,411〜413,416,501,502,515,516,601)に接続されている。さらに、例えば温度センサ601が組み込まれていてもよい。ドライブのシステムにレーザ出力を制御する制御ループを設けてもよい。これについては、フォトダイオードが測定回路に接続されており、この測定回路が、とりわけ制御の最中にシリアルインタフェース600を介してディジタルアナログ変換器101,102,103,104,105および106のうちの少なくとも1つおよび/または電流IWおよび/または電流IRを調整する。
図2Aには、スイッチング増幅装置200の第1の実施例が概略的に示されている。スイッチング増幅装置200は18のスイッチング可能な増幅ユニット251〜256,261〜266,271〜276を有している。増幅ユニット251〜256の出力側は電流加算ノード241に接続されている。さらに、この電流加算ノード241はスイッチング増幅装置200の出力側231と接続されている。スイッチング可能な増幅ユニット261〜266の出力側は電流加算ノード242に接続されている。電流加算ノード242はまたスイッチング増幅装置200の出力側232と接続されている。スイッチング可能な増幅ユニット271〜276の出力側は電流加算ノード243に接続されている。電流加算ノード243は出力側233と接続されている。
図1によれば、各出力側231,232,233にはレーザダイオード310,320,330を接続することができる。それぞれの出力側の選択のために、スイッチング可能な増幅ユニット251〜276はディジタル選択入力側217に接続されている。それぞれの出力側231,232および233に属する増幅ユニット251〜276は選択入力側217におけるディジタル制御信号によりスイッチオン/スイッチオフされる。さらに、スイッチング可能な増幅ユニット251〜276はスイッチング入力側211,212,213,214,215および216におけるスイッチング信号によりスイッチングされる。スイッチング可能な増幅ユニット251〜276の入力側は電流入力側201,202,203,204,205,206に接続されている。
例えば、電流入力側201における入力電流を増幅して出力側233に出力したい場合には、スイッチング入力側211におけるスイッチング信号と選択入力側217における選択信号とによってスイッチング可能な増幅ユニット271をスイッチオンする。さらに、別の電流をスイッチング可能な増幅ユニット272,273,274,275によってスイッチングし、増幅してもよい。この場合、スイッチング可能な増幅ユニット271〜276の出力電流は電流加算ノード243において加算される。
図1の実施例に代えて、電流増幅器515および516によってスイッチング増幅装置200内においてもスケーリング機能が実現されるようにしてもよい。このために、図2Aのスイッチング増幅装置200は、例えばスイッチング可能な増幅ユニット1つごとに4つの並列接続された増幅ユニット(図示なし)を有しており、これら並列接続された4つの増幅ユニットはそれぞれ増幅に1/4の割合で寄与する。並列接続された個々の増幅ユニットはスイッチング増幅装置200の増幅を調整するための手段を形成している。スケーリングの調整のために、並列接続された個々の増幅ユニットはrビット幅のデータ線(図示なし)によってスイッチオンまたはスイッチオフが可能である。
スイッチング増幅装置200の代替的な実施形態は図2Bに概略的なブロック図として示されている。この実施例では、スイッチング増幅装置は、スイッチング増幅装置200の電流入力側201,202,203,204,205および206のうちの1つに直接接続された電流スイッチ281,282,283,284,285および286を有している。電流スイッチ281,282,283,284,285および286の制御入力側はスイッチング入力側211,212,213,214,215および216と接続されている。
スイッチングされたすべての入力電流は加算装置244において加算され、選択スイッチ287によって切替入力側217における選択信号に応じて出力増幅器257,267,277にスイッチングされる。出力増幅器257,267および277の出力側はスイッチング増幅装置200の出力側231,232,233に接続されている。
本発明は、図1〜2Bに示された実施形態に限定されるものではない。例えば、スイッチング増幅装置200を別の構造とすることも可能である。同様に、ディジタルアナログ変換器101〜105の接続を互いに変えてもよい。その場合、3つ以上のディジタルアナログ変換器を多重に直列接続することも可能である。

Claims (12)

  1. ディジタル入力チャネル信号を受信するための複数の入力チャネル(K1−K5)と、ディジタルアナログ変換器(101−105)と、スイッチング増幅装置(200)とを備えたレーザ駆動回路において、前記入力チャネル(K1−K5)のそれぞれに少なくとも1つのディジタルアナログ変換器(101−105)が割り当てられており、各ディジタルアナログ変換器(101−105)は電流入力側(111−115)、電流出力側(121−125)、およびディジタルデータ入力側(131−135)を有しており、前記ディジタルアナログ変換器(101−105)は、前記電流出力側(121−125)に出力電流(IK1−IK5)を出力するために、アナログ増幅として電流増幅を用いて、前記電流入力側(111−115)における入力電流(I1−I5)を増幅するように形成されており、前記ディジタルアナログ変換器(101−105)は前記ディジタルデータ入力側(131−135)におけるディジタル入力値を電流増幅に変換するように形成されており、前記入力チャネル(K1−K5)はそれぞれ前記スイッチング増幅装置(200)のスイッチング入力側(211−215)に接続されており、各ディジタルアナログ変換器(101−105)の電流出力側(121−125)は前記スイッチング増幅装置(200)の電流入力側(201−205)に接続されており、前記スイッチング増幅装置(200)は、各ディジタルアナログ変換器(101−105)の各出力電流(IK1−IK5)を帰属する入力チャネル(K1−K5)の入力チャネル信号に応じてスイッチングし、加算し、前記スイッチング増幅装置(200)の少なくとも1つの出力側(231−235)に増幅して出力するように形成されている、ことを特徴とするレーザ駆動回路。
  2. 少なくとも1つのアナログスイッチ(SW1,SW2,SW3,SW4)が設けられており、前記ディジタルアナログ変換器(101,102,103,104)のうちの少なくとも1つのディジタルアナログ変換器の電流入力側(111,112,113,114)が当該少なくとも1つのアナログスイッチ(SW1,SW2,SW3,SW4)に接続されている、請求項1記載のレーザ駆動回路。
  3. 前記ディジタルアナログ変換器のうちの少なくとも1つのディジタルアナログ変換器(104)の電流出力側(124)が、スイッチ(SW1,SW2,SW3)を介して、少なくとも1つの別のディジタルアナログ変換器(101,102,103)の電流入力側(111,112,113)に接続可能または接続されている、請求項1または2記載のレーザ駆動回路。
  4. 前記ディジタルアナログ変換器のうちの少なくとも1つのディジタルアナログ変換器(104)の電流出力側(124)が、前記アナログスイッチ(SW1,SW2,SW3)により、別のディジタルアナログ変換器(101,102,103)の電流入力側(111,112,113)に接続可能である、請求項2または3記載のレーザ駆動回路。
  5. 前記少なくとも1つのアナログスイッチ(SW1,SW2,SW3,SW4)は、第1の基準電流(ISR)を供給するために第1の基準電流源(516)に、および/または第2の基準電流(ISW)を供給するために第2の基準電流源(515)に接続されており、第1の基準電流(ISR)または第2の基準電流(ISW)は前記アナログスイッチ(SW1,SW2,SW3,SW4)により前記ディジタルアナログ変換器(101,102,103,104)のアナログ入力側(111,112,113,114)に接続可能である、請求項2または4記載のレーザ駆動回路。
  6. 1つのマスターチャネル(K4)と複数のスレーブチャネル(K1,K2,K3)とが設けられており、前記ディジタルアナログ変換器のうちの1つ(104)がマスターチャネル(K4)に割り当てられており、マスターチャネル(K4)の電流出力側(124)に割り当てられた前記ディジタルアナログ変換器(104)は、スイッチ(SW1,SW2,SW3,SW4)を介して、スレーブチャネル(K1,K2,K3)の電流入力側(111,112,113)に接続されている、請求項1から5のいずれか1項記載のレーザ駆動回路。
  7. 1つのマスターチャネル(K4)と複数のスレーブチャネル(K1,K2,K3)が設けられており、各スレーブチャネル(K1,K2,K3)はコンフィギュラブルロジック回路(411,412,413)を有しており、スレーブチャネル(K1,K2,K3)の入力チャネル信号は、前記スイッチング増幅装置(200)によるスイッチングのために、前記コンフィギュラブルロジック回路(411,412,413)により、例えばAND演算またはOR演算または排他的OR演算を用いて、マスターチャネル(K4)の入力チャネル信号と論理的に結合可能である、請求項1から6のいずれか1項記載のレーザ駆動回路。
  8. 前記スイッチング増幅装置(200)は当該スイッチング増幅装置(200)の増幅を調整するための手段、例えば、相互に並列接続されたスイッチング可能な増幅ユニットを有している、請求項1から7のいずれか1項記載のレーザ駆動回路。
  9. オシレータ(501)とさらに1つのディジタルアナログ変換器(106)とが設けられており、オシレータ(501)の出力側はディジタルオシレータ信号を出力するために前記スイッチング増幅装置(200)のスイッチング入力側(216)に接続されており、前記さらに1つのディジタルアナログ変換器(106)の電流出力側(126)は別の出力電流(IOSZ)を出力するために前記スイッチング増幅装置(200)の電流入力側(206)に接続されており、前記スイッチング増幅装置(200)は前記オシレータ信号のクロックで前記別の出力電流(IOSZ)をスイッチングし、加算し、前記少なくとも1つの出力側(231−233)に増幅して出力するように形成されている、請求項1から8のいずれか1項記載のレーザ駆動回路。
  10. さらに1つのアナログスイッチ(SW6)を有しており、該アナログスイッチ(SW6)は、前記さらに1つのディジタルアナログ変換器(106)のさらに1つの電流入力側(116)、前記第1の基準電流源(516)、および/または前記第2の基準電流源(515)、および/または前記ディジタルアナログ変換器(101−105)の1つまたは複数の電流出力側(121−125)に接続されている、請求項9記載のレーザ駆動回路。
  11. さらに別のコンフィギュラブルロジック回路(416)が設けられており、該コンフィギュラブルロジック回路(416)の出力側は前記オシレータ(501)の入力側および/または前記したさらに1つのディジタルアナログ変換器(106)に接続されており、前記した別のコンフィギュラブルロジック回路(416)および/または前記オシレータ(501)は、前記チャネル(K1−K5)の複数の入力チャネル信号の論理結合により、および/または制御信号(q,v)により、前記オシレータ(501)の振動のブランキング、および/または、前記オシレータ(501)のオシレータ周波数、および/または、オシレータ信号の振幅、および/または、オシレータ信号の位相を変化させるように形成されている、請求項9または10記載のレーザ駆動回路。
  12. それぞれ1つの電流入力側(111,112,113,114,115)と1つの電流出力側(121,122,123,124,125)とを有する複数のディジタルアナログ変換器(101,102,103,104,105)を備えたレーザ駆動回路において、前記ディジタルアナログ変換器は、少なくとも部分電流(IK1,IK2,IK3,IK4,IK5)の和に基づいてレーザ電流パルスを供給するために、ディジタルチャネル信号によりスイッチング可能な前記部分電流(IK1,IK2,IK3,IK4,IK5)の電流値を調整し、前記ディジタルアナログ変換器のうちの1つのディジタルアナログ変換器(104)の少なくとも1つの電流出力側(124)は、アナログスイッチ(SW1,SW2,SW3)を介して、前記ディジタルアナログ変換器のうちの別の1つのディジタルアナログ変換器(101,102,103)の少なくとも1つの電流入力側(111,112,113)に接続されている、ことを特徴とするレーザ駆動回路。
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