JP2000306255A - 半導体レーザ駆動装置、駆動方法およびそれを用いた記録再生装置 - Google Patents

半導体レーザ駆動装置、駆動方法およびそれを用いた記録再生装置

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JP2000306255A
JP2000306255A JP11111810A JP11181099A JP2000306255A JP 2000306255 A JP2000306255 A JP 2000306255A JP 11111810 A JP11111810 A JP 11111810A JP 11181099 A JP11181099 A JP 11181099A JP 2000306255 A JP2000306255 A JP 2000306255A
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Akihiro Asada
昭広 浅田
Toshimitsu Kaku
敏光 賀来
Takashi Hoshino
隆司 星野
Masaaki Kurebayashi
正明 榑林
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ディスクの高密度記録化にともない、高密度
マーク形成には、記録レベルの多値化およびその記録レ
ベルの高精度の設定が必要となってくる。特に半導体レ
ーザの温度による特性変化、光ディスク記録面の場所に
よって異なる記録感度むら、さらにディスク表面の汚れ
等による記録感度変化などを高精度でしかも高速に補正
する必要がる。 【解決手段】少なくとも2つの記録電流レベルを有する
記録電流指令値が時系列的に供給され、この記録電流指
令値に対応した記録電流を半導体レーザに供給する記録
電流生成手段、該記録電流生成手段の各記録電流指令値
に対応した各記録電流をk倍化するk倍化制御手段、該
k倍化制御手段にk倍化指令を供給するk倍化指令生成
手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的記録再生装
置およびそれに用いる半導体レーザ駆動装置、駆動方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学的記録再生装置の高密度記録化、高
速記録化および高信頼性化に伴って、半導体レーザのパ
ワーを高精度でかつ高速に可変制御する必要がある。こ
の半導体レーザのパワーの制御要因として以下の要因が
ある。
【0003】(a)半導体レーザ自身のパワー(駆動電
流−光出力特性)は温度や経時変化(寿命)により大き
く変化する。よって温度や経時変化に対応して補正し、
所定のパワーとなるように制御する必要がある。(再生
時のこのパワー補正をRead-APC:Automatic Power Contr
ol、記録時のこのパワー補正をWrite-APCと以下称
す。) (b)光ディスク記録面の記録感度がディスク内の場所
によりむらがある。またこの記録感度はレーザの波長依
存性があり温度変化によるレーザの波長変化によっても
記録感度が変動する。さらに、ディスク表面の汚れなど
によって記録面への入射パワーが減衰し等価的に記録感
度が低下する。これらの記録感度変動要因に対応して記
録時のディスクからの反射光を利用して記録状態を検出
し、最適のパワーに制御する制御方法が近年用いられて
いる。この制御方法をRunning OPC(Optimum Power Cont
rol)と以下称す。
【0004】(c)高密度記録化に伴い、光ディスク記
録面に微小なマーク(あるいはピット)を形成するた
め、パワーをパルス分割化(マルチパルス)し、さらに
そのレベルを多値(例えば3値や4値)に変化させるパ
ワー制御が必要となってきている。また記録面のマー
ク、スペース長を最適化するため、マーク記録時に、隣
接のスペース長およびマーク長に応じて分割された記録
パルスの時間的位置やパルス幅をアダブティブに可変制
御する記録パルスのアダプティブ制御(以下、この制御
を記録ストラテジと称す。)が必要となってきている。
【0005】(d)高速記録化に伴い、半導体レーザの
パワー制御は、マルチパスルの各パルスの立ち上がり特
性(Tr特性)および立ち下がり特性(Tf特性)の高
速化(例えば数ns以下)とともに、前述の記録感度補
正(Running OPC)もディスク回転数の高速化に対応して
より高速の制御が必要となってくる。
【0006】従来の半導体レーザのパワー制御装置の詳
細が特開平6−338073号公報に記載されている。
この従来例では記録時の2値のパワーレベルPp、Pb
に対応して、Pp用DA変換回路とその出力値に対応し
た駆動電流を出力するPp用電流源、Pb用のDA変換
回路とその出力値に対応した駆動電流を出力するPb用
電流源を設け、それぞれのDA変換回路の入力値を可変
することにより2値のパワーレベルの制御を可能にして
いる。Pb用電流源の出力電流をIb、Pp用電流源の
出力電流をIp、再生時用の電流源の出力電流をIrと
すると、記録時には、(Ir+Ib)と(Ir+Ib+
Ip)の2値レベルを取るようにPb用電流源の出力電
流がスイッチ制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成で
は、前述した高密度記録化、高速記録化および高信頼性
化に於いて以下の難点がある。
【0008】(a)記録レベルの多値化に伴い、多値レ
ベル数に対応したDA変換回路(以下、DACと称す)
が必要になり、半導体レーザ駆動装置の回路規模が増大
し、集積回路化時のチップサイズが増大し高価になる。
【0009】(b)記録レベルの高精度の制御を行うた
めには、それぞれのDACの分解能を高くする必要があ
り、前記同様に回路規模増大となる。
【0010】また、Trと特性、Tf特性をより高速に
するためには、半導体レーザ駆動装置を半導体レーザダ
イオードに近接して配置して駆動電流波形のなまり(T
r、Tf特性の劣化)を防止する必要がある。このため
には集積回路化された半導体レーザ駆動装置を半導体レ
ーザダイオードを搭載する光ピックアップに搭載し、フ
レキシブルケーブルを介して前述DACを制御する必要
がある。この場合、従来の構成ではさらに以下の難点が
ある。
【0011】(c)上記(b)のDACの高分解能化
(例えば8ビットを16ビット化)した場合、フレキシ
ブルケーブルは、DACの制御線だけでも16本必要と
なり、装置の小型化の障害となってくる。
【0012】(d)DACを上記のように並列化制御信
号で制御するのではなく、シリアル転送化によって制御
することにより制御線数を低減することは可能となる
が、多値レベル数に対応した複数のDACの入力値を高
速制御できなくなる。1つのDACにとっても並列化制
御がシリアル転送制御となるので制御速度が大幅に低下
する。さらに複数のDACを制御する場合はDAC数と
その分解能に比例して速度が低下することになる。この
結果、高速記録に対応した高速のRunning-OPC制御など
の高速レベル制御ができなくなる。また、各DACを順
に時間のかかるシリアル転送制御するため各レベルが五
月雨的に制御されることになり、多値のレベルの高精度
の高速制御が困難となってくる。
【0013】本発明は、記録レベルの精度を高くすると
ともに、多値のレベルを同時に変更して高速のレベル制
御を可能にし、しかも回路規模および制御線数を低減し
光ピックアップ搭載に適した半導体レーザ駆動装置(駆
動集積回路)を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、光学的に情報の記録または再生が可能
な情報記録媒体に対し、供給される駆動電流に応じた強
さでレーザを発射する半導体レーザと、複数の記録電流
値を有する記録電流値制御信号と、該記録電流値の増幅
率を制御するk倍化制御信号が時系列的に供給され、該
記録電流値を該増幅率で増幅し、該増幅後の電流を駆動
電流として出力する記録電流生成手段と、前記増幅率を
示すk倍化指令に応じて、前記記録電流生成手段を制御
するk倍化制御信号を生成し、前記記録電流生成手段へ
出力するk倍化制御手段と、該k倍化制御手段に前記k
倍化指令を供給するk倍化指令生成手段と、を具備する
半導体レーザ駆動装置を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施例
を説明する。
【0016】(1)第1の実施例 第1の実施例は記録状態が連続(データ記録途中に間欠
的にセクタアドレスの再生のための再生状態が入らな
い)し、しかも記録感度補正(R-OPC)が必要とされるC
D−Rなどの記録媒体の記録に適した実施例である。
【0017】(1.1)第1の実施例の構成 図1に本発明の第1の実施例の構成を示す。
【0018】1はRead level制御信号(再生電流値制御
信号ともいう)Pread、Write level制御信号(記録電流
値制御信号ともいう)Pw1,Pw2,Pzeroおよび記録状態目
標係数αtrgtを出力する制御部、2はPreadをもとに再
生パワーレベルを一定化するRead-APC制御部、4はRead
-APC制御部2の出力を電流変換するV−I変換手段、5
はPw1、Pw2、Pzeroの制御信号に対応した記録電流を生
成する記録電流生成手段、9は半導体レーザダイオー
ド、10は半導体レーザダイオードの発射光量をモニタ
するフォトダイオード(発射光量検出手段ともいう)、
11は光ディスク12からの反射光量を検出するフォト
ダイオード(反射光量検出手段ともいう)、7はフォト
ダイオード10の電流を電圧に変換するI−V変換手
段、8はフォトダイオード11の電流を電圧に変換する
I−V変換手段、13は光ディスク12を回転させるモ
ータ、3はαtrgt、Write levelおよびI−V変換手段
7と8の出力をもとに記録電流生成手段5の出力電流値
をk倍化する旨のk倍化指令を生成するk倍化指令生成
手段、6はk倍化指令に対応して記録電流生成手段5を
制御するk倍化制御手段である。
【0019】Read-APC制御部2は、I−V変換手段7の
出力信号PfmをReadタイミング(タイミング信号R)で
サンプル・ホールドするS/H手段202およびS/H
手段202の出力値とPreadの差を演算しV−I変換手
段4に供給する減算手段201より構成される。
【0020】k倍化指令生成手段3は、I−V変換手段
8の出力信号Prfをタイミング信号R-OPC1,R-OPC2でサン
プル・ホールドするS/H手段307、S/H手段30
7の出力値をもとに記録時のディスクの記録状態の係数
を検出する記録状態係数検出手段306、記録状態係数
検出手段306の出力値αinと制御部1より出力される
記録状態目標係数αtrgtの差を演算する減算手段30
1、減算手段301の出力値を係数の次元からパワーの
次元に変換する係数−power変換手段302、係数−pow
er変換手段302の出力ΔPopcと制御部1より供給され
るPw2を加算する加算手段303、加算手段303の出
力値(Pw2+ΔPopc)とI−V変換手段7の出力値Pfmの
差を演算する減算手段304、および減算手段304の
出力値ΔPapcをタイミング信号W2でサンプル・ホール
ドし、その出力をk倍化制御手段6に供給するS/H手
段305より構成される。
【0021】(1.2)第1の実施例の動作 以下、この第1の実施例の動作および各部の詳細につい
て説明する。
【0022】(1.2.1)第1の実施例の動作概要 第1の実施例は下記の3つの半導体レーザのパワー制御
を並列に行う。
【0023】(a)半導体レーザ自身の温度および経時
変化による駆動電流−光出力特性、特にいわゆるしきい
値電流の変動に対してReadレベルを一定化するRead-APC
動作。
【0024】(b)半導体レーザ自身の温度および経時
変化による駆動電流−光出力特性、特に駆動電流変化に
対する光出力変化(いわゆるスロープ効率)の変動に対
して各記録レベルを一定化するWrite-APC動作。
【0025】(c)光ディスク記録面の記録感度むら、
半導体レーザの波長変化(温度変化による)による記録
感度変動、ディスク入射面の汚れによる等価記録感度変
動などを補償するいわゆるR-OPC動作。
【0026】図5に、第1の実施例の動作タイミングを
示す。
【0027】この実施例では、図5の(1)NRZ(EFM)波
形と(2)Pout波形に示すように、マーク(あるいはピ
ット)を形成する記録レベルをPout(w1)とPout(w2)の2
値レベルの制御とし、スペース(あるいはランド)は再
生時のパワーレベルと同じPout(read)の計3値レベル制
御としている。
【0028】制御部1は記録時および再生時に、図5の
(3)に示すように再生時のパワーレベル信号Preadを
出力する。また制御部は記録時に、図5の(2)の所望
のタイミングの記録パワー波形となるように記録レベル
信号Pw1、Pw2およびPzeroを出力する。記録パワーレベ
ルPout(w1)の開始タイミングをTsfp、Pout(w2)開始
タイミングをTefp、Pout(w2)が終了しPout(read)開
始となるタイミングをTelpとすると、制御部1は図
5の(4)に示すように、Pw1をTsfpタイミング
で、Pw2をTefpタイミングで、PzeroをTelpタイ
ミングで出力する。また、Tsfp、TefpおよびT
elpのタイミングは記録するマークの長さおよび先行
するスペース長、後続するスペース長に依存してアダプ
ティブに制御され、対応するタイミングでPw1,Pw2およ
びPzeroが制御部1より出力される。
【0029】再生レベル信号PreadはRead-APC制御部2お
よびV−I変換手段4を介して半導体レーザダイオード
9を電流駆動する。この電流をIreadとする。記録レベ
ル信号Pw1、Pw2およびPzeroは記録電流生成手段を介し
て半導体レーザダイオード9を駆動する。この電流をIw
riteとする。Iwriteは図5の(5)に示すように、Pw1
に対応してIw1、Pw2に対応してIw2、Pzero時はIwrite=
0となる記録駆動電流となる。よって、記録時の半導体
レーザダイオード9の駆動電流は、Pw1入力時の駆動電
流ILD(w1)は ILD(w1)=Iread + Iw1、 Pw2入力時の駆動電流ILD(w2)は ILD(w2)=Iread + Iw2 およびPzero入力時のILD(zero)は ILD(zero)=Iread となる。この駆動電流ILDに対応して半導体レーザダイ
オード9のパワーは図5の(2)に示した3値の記録パ
ワー波形となる。
【0030】再生レベルの駆動電流Ireadは、I−V変
換手段7の出力値PfmをもとにRead-APC制御部2によっ
て一定パワーとなるように制御(Read-APC動作)され
る。マーク記録時の記録電流Iw1、Iw2はI−V変換手段
7の出力値Pfmをもとに一定パワーとなるように制御(Wr
ite-APC動作)される。またIw1、Iw2はI−V変換手段8
の出力値Prfをもとに所定の記録状態となるように制御
(R-OPC動作)される。
【0031】以下、図5の動作タイミング図、図6のRe
ad-APC動作説明図、図7のWrite-APC動作説明図、およ
び図8のR-OPC動作説明図を用いて順次その動作を説明
していく。
【0032】(1.2.2)Read-APC動作 図6に温度変化による半導体レーザの駆動電流ILDに対
する出力パワーPout特性の変動およびこの変動に対する
Ireadの最適化(Read-APC)動作を示す。図6の(4)が
ILD-Pout特性で、TLは低温時の特性、TMは通常温度の特
性およびTHは高温時の特性を示している。温度の上昇に
伴いいわゆるしきい値電流IthがIthL、IthM、IthHと増
加するとともにスロープ効率ηが低下していく。
【0033】この特性の温度変動に対して、出力パワー
Pout(read)を図中(4)の破線に示すように一定に保持
するためには、各温度でのILD-Pout特性線とPout(read)
の破線の交点に対応する駆動電流となるように駆動電流
を制御する必要がある。この様子を図中の(1)、
(2)および(3)に示している。(1)は低温時のIr
ead電流でIread(TL)、(2)は通常温度でのIread電流
でIread(TM)、(3)は高温時のIread電流でIread(TH)
を示している。このように出力パワーがPout(read)で一
定となるように駆動電流Ireadを可変制御する。
【0034】この駆動電流Ireadの可変制御を行うの
が、Read-APC制御部2である。S/H手段202は図5
の(6)に示すようにパワーレベルPout(read)に対応す
るスペース記録タイミングの所定の区間(ハッチングし
た区間)で、半導体レーザ9の発射光量をモニタするフ
ロント・モニタ用フォトダイオード10の出力をI−V
変換手段7で変換された出力Pfmをサンプルし減算手段
201に供給する。減算手段201は目標であるPread
値とPfm値を減算し、(Pread - Pfm)値に対応した制御信
号をV−I変換手段4に供給する。このループはいわゆ
るフィードバック・ループを形成し、Pread - Pfmが微
小となるようにIread電流を制御することになり、半導
体レーザ9のILD-Pout特性の変動に対しても一定のパワ
ーPout(Read)を保持することができる。
【0035】S/H手段202は図5の(6)のハッチ
ングした区間以外はサンプル区間の値を保持しているの
でIread電流も保持される。このサンプル・ホールドを
スペースごとに繰り返すので、温度上昇によるILD-Pout
特性の変動に対して追従し、一定のパワーレベルPout(r
ead)となるように制御することができる。
【0036】(1.2.3)Write-APC動作 図6に示したように、ILD-Pout特性は、温度によって変
動し、しきい値電流およびスロープ効率ηが変化する。
Read-APC動作はしきい値電流の変動を補正するのに対
し、Write-APC動作はスロープ効率ηの変動を補正する
制御動作である。
【0037】図7にWrite-APC動作の様子を示す。図中
(1)は記録電流Iwriteに着目した駆動電流と半導体レ
ーザ9の出力パワーPoutの関係を示す。図中(2)はk
倍化制御手段6の入力値kとk倍化制御手段6の出力
(k倍化制御信号ともいう)Refによって制御される記録
電流生成手段5の出力電流Iwriteの関係を示す。また図
中(3)は半導体レーザ9の出力パワーを時間軸で示し
ている。
【0038】前述のRead-APC動作が行われると、しきい
値電流Ithの変動が補正されるので、記録電流Iwriteは
この補正された再生パワーレベルの駆動電流Ireadに加
算することによりPout(w1)およびPout(w2)の記録パワー
を生成することになる。よって、記録電流Iwriteに着目
すると、IwriteとPoutの関係は図7の(1)のように表
現することができる。Iwrite-Pout特性はPout(read)な
る出力パワーの点(図中のQ点)でクロスし、このクロ
ス点Qの駆動電流がIread電流となる。図では低温時の
特性TLと高温時の特性THの2つを示している。
【0039】Write-APC動作は、温度TLの時Pout(w1)お
よびPout(w2)のパワーが所定値となるように制御すると
ともに、温度が変化してTHになっても前記所定のパワー
となるように記録駆動電流Iwriteを制御する。具体的に
はk倍化制御手段6の入力値kを可変して記録電流生成
手段5のIw1およびIw2を制御し記録パワーがPout(w1)お
よびPout(w2)の所定値になるように制御する。
【0040】この実施例の場合は、記録電流生成手段5
はPw1用電流源とPw2用電流源を有している。両者の電流
比率はPw1とPw2に比例する。記録電流生成手段5はPw1
入力に対応してPw1用電流源より記録電流Iw1を、Pw2入
力に対応してPw2用電流源より記録電流Iw2を出力する。
この記録電流生成手段5の詳細な構成については第2、
第3および第4の実施例にて具体的に提示および動作を
説明する。
【0041】k倍化制御手段6は記録電流生成手段5の
出力電流Iw1あるいはIw2を前述の比率関係を維持したま
まその電流値を入力値kによって制御する。このk倍化
制御手段6の入力値kとk倍化制御手段6の出力Refに
よって制御される記録電流生成手段5の出力電流Iwrite
の関係を図7の(2)に示している。
【0042】低温時TLの時はkを図のようにk(TL)とな
るように、また高温時THの時はkを図のようにk(TH)と
なるように制御することにより、半導体レーザ9の温度
によるスロープ効率の変動を補正し、Pout(w1)、Pout(w
2)の所定の記録パワーとなるように制御することができ
る。
【0043】このk倍化制御手段6の入力値kを制御す
るのがk倍化指令生成手段3を構成する減算手段304
およびS/H手段305である。減算手段304はフロ
ントモニタ用フォトダイオード10のI−V変換後の信
号Pfmと制御部1より供給されるPw2信号の差ΔPapc=Pw2
- Pfmを演算する。 S/H手段305は、この差分ΔP
apcを図5の(7)に示すPout(w2)レベル区間でサンプ
ルしk倍化制御手段6に入力値kとして供給する。この
減算手段304、S/H手段305、k倍化制御手段
6、記録電流生成手段5半導体レーザ9、フロントモニ
タ用フォトダイオード10およびI−V変換手段7はフ
ィードバックループを形成し、その目標値が加算手段3
03を介して制御部1より供給される。よって、このル
ープによりPout(w2)が一定パワーとなるように制御され
る。
【0044】S/H手段305は図5の(7)のハッチ
ングした区間以外はサンプル区間の値を保持しているの
でk値も保持される。このサンプル・ホールドをマーク
ごとに繰り返すので、温度上昇によるスロープ効率ηの
変動に対して追従し、一定の記録パワーレベルPout(w2)
となるように制御することができる。この実施例では、
Pout(w2)のレベルに対してのみ制御している。Pout(w1)
のレベルは、前述したように記録電流生成手段5のPw1
用電流源の出力はk値に依存せずIw2に比例した電流を
出力する構成にしているので、Iw2を制御してPout(w2)
を一定化することにより、記録電流生成手段5ではIw2
に比例した電流を出力するので結果的にPout(w1)も一定
化することになる。
【0045】(1.2.4)R-OPC動作 図8にR-OPC動作を示す。図8の(1)はある温度でのI
LD-Pout特性を示している。この特性は図7の(1)と
同様にIwriteに着目した表現にしている。図8の(2)
は図7の(2)と同様にk倍化制御手段6の入力値kと
k倍化制御手段6の出力Refによって制御される記録電
流生成手段5の出力電流Iwriteの関係を示している。ま
た図8の(3)は半導体レーザ9の出力パワーを時間軸
で示している。
【0046】R-OPC動作は、後述する記録状態を検出し
て、所定の記録状態となるように半導体レーザ9の出力
パワーを図8の(3)のように制御する。正常な記録状
態の時ののパワーを(3)−2とすると、等価的に記録
感度が低下した場合は(3)−3のようにパワーを増加
させ、記録感度が高くなった場合は(3)−1のように
パワーを減少させ、記録感度の変動に対して所定の記録
状態となるように半導体レーザ9の出力パワーを制御す
る。この半導体レーザ9の出力パワーは前述のR-APC動
作と同様に、k倍化制御手段6の入力値kを可変するこ
とにより制御する。
【0047】記録時の記録状態を監視するため、フォト
ダイオード11は記録中の光ディスク12からの反射光
を検出し、この検出値をもとに記録状態を検出し検出値
に対応してk値を可変していく。S/H手段307はI
−V変換手段8によって変換された反射光量Prfを図5
の(8)R-OPC1および(9)R-OPC2のタイミングでサン
プリングする。このサンプリングタイミングは記録レベ
ルPout(w2)の区間内のタイミングである。記録状態係数
検出手段306はR-OPC1およびR-POC2のタイミングで検
出された反射光量Prf1およびPrf2をもとに記録状態を示
す係数αinを検出する。
【0048】マーク(あるいはピット)の形成は半導体
レーザ光の熱的効果で行うので、マーク形成に時間がか
かる。記録感度が上がった場合、等価的に記録パワーは
過大となりマーク(あるいはピット)を大きく(あるい
は深く)形成する。このマーク形成過程においてその反
射光量は急激に低下する。また記録感度が下がった場
合、等価的に記録パワーは不足となりマーク(あるいは
ピット)を小さく(あるいは浅く)形成する。このマー
ク形成過程において反射光量の減衰は緩やかとなる。こ
の光ディスクの特性を利用して反射光量Prf1とPrf2のレ
ベル比をもとに記録状態を検出する。
【0049】減算手段301は記録状態係数検出手段3
06の出力値αinと制御部1より供給される記録状態目
標係数値αtrgtとの差分(αtrgt - αin)を演算し係
数−power変換手段302に供給する。係数−ower変換
手段は差分(αtrgt - αin)をパワーの次元に変換し
差分に対応した出力値ΔPopcを出力する。このΔPopcは
加算手段303で制御部1より供給されるPw2と加算さ
れ減算手段304に供給される。ΔPopc + Pw2は前述し
たWrite-APCの目標値をPw2からΔPopc + Pw2に変更する
ことになる。この結果Write-APCループはこの新たな目
標値に対応するようにk値を変更し新たな記録パワーを
維持するように動作する。
【0050】記録感度が高くなった場合は、図8に示す
ようにk値はk(l)と標準値k(m)に比し小さくな
り、半導体レーザ9の出力パワーは同図(3)−1に示
すように小さくなる。また記録感度が低下した場合はk
値はk(u)と標準値k(m)より大きくなり、半導体
レーザ9の出力パワーは同図(3)−3に示すように大
きくなる。
【0051】このR-OPC動作が所定のマーク長が出現す
るごとに行われるので等価的記録感度の変動に追従して
最適な記録状態となるように半導体レーザ9の出力パワ
ーを制御することが可能となる。
【0052】(1.3)第1の実施例の効果 以上説明したように、本発明の第1の実施例では、k倍
化制御手段6の入力値kを可変するのみで、多値の記録
レベルを同時に可変制御できるので、高速のWrite-APC
および高速のR-OPCを行うことが可能となる。
【0053】(2)第2の実施例 以下本発明の第2の実施例を説明する。この第2の実施
例はデータ記録途中に間欠的にセクタアドレスの再生の
ための再生状態が入るDVD−RAMなどの記録に適し
た実施例である。
【0054】(2.1)第2の実施例の構成 図2に本発明の第2の実施例の構成図を示す。図1と同
一の機能を有するものは同一の番号を付している。
【0055】14は前述の第1の実施例のRead-APC制御
部2の機能およびk倍化指令生成手段3の機能を有すマ
イクロコンピュータあるいはディジタル信号処理LSI
(いわゆるDSP)で構成される演算・制御部である。
16は光ピックアップに搭載されるレーザドライバ集積
回路、15は演算・制御部より光ピックアップに搭載さ
れたレーザドライバ集積回路16に各種の制御信号を供
給する制御信号線および光ピックアップに搭載されたI
−V変換手段7および8の出力信号を演算・制御部14
に供給する信号線を配置するフレキシブルケーブルであ
る。
【0056】レーザドライバ集積回路16は以下の構成
要素で構成される。17は演算・制御部14よりシリア
ル転送されて供給される各種レジスタの設定値を取込み
パラレルに変換して対応するレジスタに設定値を書込む
Serial Inteface制御部、401は再生パワーレベルPre
adを記憶するPreadレジスタ、402はPreadの値に対応
して駆動電流Ireadを出力するディジタル・アナログ変
換回路で構成されるRead-DAC、19は再生時に半導体レ
ーザ9に高周波電流Ihfを重畳するHFM(High Freque
ncy Module)である。
【0057】51は第2の実施例の記録電流生成手段で
あり、記録パワーPaを記憶するPaレジスタ501、記録
パワーPbを記憶するPbレジスタ502、記録パワーPcを
記憶するPcレジスタ503、記録パワーPdを記憶するPd
レジスタ504、501から505のレジスタの出力の
いずれかを選択するセレクタ505および選択されたレ
ジスタの記録パワー値に対応して記録駆動電流Iwriteを
出力するディジタル・アナログ変換回路で構成されるWr
ite Power DAC506より構成される。
【0058】601はk値を記憶するkレジスタ、60
2はkレジスタ601のk値に対応した電流をWrite Pow
er DAC506の基準電流Irefとして出力するディジタル
・アナログ変換回路で構成されるFull-Scale DACであ
る。18は演算・制御部14より供給されるNRZ(E
FM)信号、クロック信号chCLKおよび記録再生状態を
設定する制御信号WRGをもとに記録パワー波形のタイ
ミング(Pa〜Pdレジスタを選択する制御信号Px-selec
t)を生成するWrite Strategy制御部である。
【0059】(2.2)第2の実施例の動作 以下、この第2の実施例の動作および各部の詳細につい
て説明する。
【0060】(2.2.1)第2の実施例の動作概要 この実施例では、記録のパワーレベルを4値、再生時1
値の計5値のパワー制御を行う。再生時は、再生パワー
が一定値になるように前述したRead-APC動作を行い、記
録時はRead-APC動作とともに各記録パワーが所定値とな
るように前述したWrite-APC動作を行う。記録動作およ
び再生動作の切替は演算・制御部14より供給される制
御信号WRGの極性によってセクタ(データ記録の1単
位で例えば2Kバイト単位)単位毎に制御される。また
レーザドライバ集積回路16の各レジスタはSerial Int
erface制御部17を介して演算・制御部14よりシリア
ル転送され設定される。再生時は、Read DAC402の出
力電流IreadとHFM19の高周波出力電流Ihfが加算さ
れ半導体レーザ9を駆動する。記録時は、Read DAC40
2の出力電流IreadとWrite Power DACの出力電流Iwrite
が加算され半導体レーザ9を駆動する。
【0061】(2.2.2)再生時のRead-APC動作 再生時はIread + Ihfの駆動電流が半導体レーザ9を駆
動する。半導体レーザ9の出力パワーは第1の実施例と
同様にフロントモニタ用フォトダイオード10でIhfの
高周波成分は平滑化(フロントモニタ用フォトダイオー
ド10は高周波重畳の周波数には応答しないので)さ
れ、この平滑化されたパワーがモニタされI−V変換手
段7で変換されフレキシブルケーブル15を介して演算
・制御部14に供給される。演算・制御部14では一旦
ディジタル値に変換後、第1の実施例で説明したRead-A
PC制御部2の機能により所定レベルからの誤差が演算さ
れる。パワーが低い場合、演算・制御部14はその誤差
に比例した値を現在の指令値Preadに加算し、加算結果
を新たな指令値としてSerial Interface制御部17を介
してPreadレジスタ401の値を更新する。パワーが大
きい場合、Preadレジスタ401の値を同様にして小さ
くする。このフィードバック制御により再生パワーが所
定値Prとなるように制御する。
【0062】(2.2.3)記録時の動作タイミング 図10に、第2の実施例の記録時の動作タイミングを示
す。図中(1)はNRZ信号、(2)は半導体レーザ9
の出力パワー波形、(3)はPreadレジスタ401の
値、(4)はWrite Strategy制御部18によってそのタ
イミングが制御されたWrite Power DAC506の入力値
系列、(5)は前記入力値に対応したWritePower DAC5
06の出力電流Iwrite、(8)は記録再生状態を切替え
る制御信号WRG、(6)はデータ記録時のRead APCタ
イミング、(7)はWrite APCタイミングを示してい
る。
【0063】(2.2.3.1)記録時のRead APCタイ
ミング 複数セクタに渡るデータ記録の場合は、セクタ毎にその
セクタアドレスを読取るため再生動作が入る。この再生
および記録のタイミングは図10の(8)に示す制御信
号WRGにより制御される。この制御信号WRGがread
の場合、図10の(6)に示すタイミング(ハッチング
した区間)で前述したRead APC動作を行う。
【0064】演算・制御部14は、このReadタイミング
にて前述の新たなPreadを演算し、Serial Interface制
御部17を介してPreadレジスタ401の値を更新す
る。図10の(3)に示すように、この更新されたPrea
dレジスタ401の値は次のReadタイミングまで保持す
る。このセクタ毎の動作を繰返し行うことにより、再生
パワーの一定化を行う。
【0065】(2.2.3.2)Write APCタイミング Write Strategy制御部18は、図10の(1)に示すN
RZ信号およびクロック信号であるchCLK信号をも
とにマーク長およびスペース長を検出し、記録するマー
ク長と隣接するスペース長により予め定めたタイミング
(いわゆる記録ストラテジ)でセレクタ制御信号Px-sel
ectを出力する。セレクタ505はこのセレクタ制御信
号Px-selectに対応して、501から504のレジスタ
のいずれかを選択しWrite Power DACに供給する。図1
0の(4)にWrie Power DAC506の入力値系列を示
す。Paレジスタ501に記録電流Iwaに対応する値を、P
bレジスタ502に記録電流Iwb、Pcレジスタ503に記
録電流IwcおよびPdレジスタ504に記録電流Iwdを予め
Serial Interface制御部17を介して設定しておくと、
図10の(4)に示した入力値系列に対してWrie Power
DAC506の出力電流は図10の(5)に示すようにな
る。ここではIwa>Iwb>Iwc>Iwdの大小関係としている。
この記録電流IwriteがRead DAC402の出力電流Iread
と加算され半導体レーザ9を駆動する。この結果、半導
体レーザ9の出力パワーは図10の(2)に示すよう
に、記録電流Iwriteに比例した出力パワーとなる。
【0066】Write APCタイミングは、図10の(7)
のハッチングした区間で行う。このタイミングは、スペ
ースを記録する区間であり、半導体レーザ9の出力パワ
ーがPout(Pb)のタイミングである。マーク記録区間は、
記録パワー波形がマルチパルス化されているので、Pout
(Pa)、Pout(Pd)およびPout(c)の継続時間が短い。この
ためこれらのパワーレベルを検出するには高速なフロン
トモニタ用フォトダイオードが必要なこと、また継続時
間が短いので各レベルの安定したパワー検出が困難であ
る。そこで、この実施例では継続時間の長いスペース区
間を利用して安定したパワーを検出する。
【0067】演算・制御部14は、図10の(7)に示
したタイミング(ハッチング区間)で半導体レーザ9のP
out(Pb)に対応するパワーをフロントモニタ用フォトダ
イオード10およびI−V変換手段7を介して取込む。
この検出値と予め設定している所定値との誤差を演算
し、この誤差に比例した値を現在設定しているkレジス
タ601の値に加算して新たなk値を得る。この新たな
k値をSerial Interfac制御部17を介してkレジスタ
601を更新する。検出値が所定値より小さい場合はk
値を大きくし、検出値が所定値より大きい場合はk値を
小さくする。
【0068】Full Scale DAC602はこのk値に対応し
てその出力電流Irefを可変する。このIrefはWrite Powe
r DAC506の基準電流として入力される。
【0069】(2.2.4)Write APC動作 図9にこの第2の実施例のWrite-APC動作の様子を示
す。図中(1)は記録電流Iwriteに着目した駆動電流と
半導体レーザ9の出力パワーPoutの関係を示す。図中
(2)はWrite Power DAC506の入力値とその出力電
流Iwriteの関係を示す。図中(3)はFull Scale DAC6
02の入力値kとその出力電流Irefの関係を示す。図中
(4)は再生時(HFon)の出力パワーと記録時(HF
off)の出力パワーを時間軸で示している。
【0070】制御信号WRGが再生を指示するごとに、
前記したRead-APC動作を繰返し再生パワーを一定値Prに
制御する。 このRead-APC動作によってしきい値電流Ith
の変動が補正される。この時Read DAC402の出力電流
Ireadは図9の(1)に示すようにしきい値電流Ithより
わずかに小さい電流となる。これはIhfの重畳により駆
動電流がIthを超える(レーザ発振状態)、超えない(自
然発行状態)を高周波で繰り返すことによって半導体レ
ーザ9からのノイズを低減する時、より自然発行状態を
確保し、ノイズ低減効果を得るためである。
【0071】記録時は、この一定化された再生パワーに
対応する電流Ireadに記録電流Iwriteを加算し半導体レ
ーザ9を駆動する。記録電流Iwriteに着目すると、低温
時TLと高温時THのIwrite-Pout特性は図9の(1)に示
すように点Q(両者のスロープ特性を延長した点)でク
ロスする。Write-APC動作は図9の(1)に示すように
温度によってスロープ効率が変動しても図9の(4)に
示すように所定の記録パワーとなるように記録電流Iwri
teを制御する。
【0072】この記録電流Iwriteは、Paレジスタ501
のPa値、Pbレジスタ502のPb値、Pcレジスタ503の
Pc値によって4値のレベル値が制御され、第1の実施例
と同様に、kレジスタ601のk値によってPa、Pb、Pc
およびPdの4値のレベルが比例関係を保ったまま、その
レベルが制御される。
【0073】第2の実施例ではWrite Power DAC506
の入力ビット数を8ビット、Full Scale DAC602の入
力値kを8ビットとしている。k、Pa,Pb,PcおよびPdを
0から255の値をとるものとする。 Full Scale DAC
602はkレジスタ601の出力値kに対応した電流Ir
efを出力する。このIrefはWrite Power DAC506の基
準電流となる。
【0074】図9の(3)に示すように、kレジスタ6
01のk値がk(TL)の場合のFull Scale DAC602の出
力電流をIref(TL)=30mAとすると、Write Power DAC50
6のフルスケール(入力値が最大の255の場合)電流値は
30mAとなる。よって、Pa=200,Pb=100,Pc=50,Pd=25とし
た場合、Write Power DAC506の出力電流は、Pa入力
時の出力電流をIwaとすると、 Iwa=(Pa/255)*Iref(TL)=(200/255)*30mA となる。以下同様にIwb,Iwc,Iwdは Iwb=(Pb/255)*Iref(TL)=(100/255)*30mA Iwc=(Pc/255)*Iref(TL)=(50/255)*30mA Iwd=(Pd/255)*Iref(TL)=(25/255)*30mA となる。
【0075】また、同様に、kレジスタ601のk値が
k(TH)の場合のFull Scale DAC602の出力電流をIref
(TH)=100mAとすると、Write Power DAC506のフルス
ケール電流値は100mAとなり、この時のPa,Pb,Pc,Pdの入
力値に対するWrite Power DAC506の出力電流は、 Iwa=(Pa/255)*Iref(TH)=(200/255)*100mA Iwb=(Pb/255)*Iref(TH)=(100/255)*100mA Iwc=(Pc/255)*Iref(TH)=(50/255)*100mA Iwc=(Pd/255)*Iref(TH)=(25/255)*100mA となる。よってkレジスタ601のk値を制御すること
により4値レベルを比例関係を保ったままそのレベルを
制御することができる。
【0076】図9の(1)に示すようにスロープ特性が
(a)TLの場合、半導体レーザ9のPout(Pb)のレベルが所
定値となるようにk値を制御することにより、結果的に
k値はK(TL)の値ととることになる。またスロープ特性
が(b)THに変動した場合は、半導体レーザ9のPout(Pb)
の検出レベルは所定値より小さいので徐々にk値を大き
くしていき、k値をk(TH)まで増加すると、検出レベル
は所定値に一致する。この結果半導体レーザ9のスロー
プ特性が変動してもその出力の4値のレベルを所定値と
なるように制御することができる。
【0077】(2.3)第2の実施例の効果 以上説明したように、第2の実施例では以下の効果があ
る。
【0078】(a)記録電流生成手段(Write Power DA
C506)で多値レベルの記録電流を生成できるので、
多値レベル数に対応した数のDAC(記録電流源)を設け
る必要がなく、回路規模を低減できる。
【0079】(b)記録電流生成手段(Write Power DA
C506)とk倍化制御手段(Full Scale DAC602)
の構成により、各記録パワーレベルに対応する記録電流
の設定精度を上げることができる。例えば、記録電流生
成手段をDACで構成しこれを8ビットの分解能、k倍
化制御手段をDACで構成し、これを8ビットの分解能
とした場合、各記録パワーレベルの分解能は16ビット
の高設定精度を得ることができる。
【0080】(c)各記録電流の値をk倍化指令(kレ
ジスタ601の値)で同時に可変できるので、R-OPCなど
の高速の半導体レーザのパワー制御を行うことが可能と
なる。
【0081】(d)同様に、半導体レーザのスロープ効
率変化に対しても、k倍化指令(kレジスタ601の
値)の可変によりスロープ効率の変化を補正することが
可能となる。
【0082】(e)k倍化指令(kレジスタ601の
値)で各記録レベルを同時に制御できるので、k倍化指
令をシリアル転送制御しても高速制御が可能となり、ま
たこれによってフレキシブルケーブルの信号線数を大幅
に低減し装置の小型化も可能となる。
【0083】(f)4値の各レベル値を可変制御するの
ではなく、k倍化指令のみの制御によって上記が可能と
なるので、半導体レーザ駆動装置を制御するマイコンの
処理負担を大幅に低減することが出来る。
【0084】(3)第3の実施例 第3の実施例は、第2の実施例の記録電流生成手段51
の内部構成を別構成にした実施例である。
【0085】(3.1)第3の実施例の構成 図3に第3の実施例の構成を示す。図2の第2の実施例
と同一の機能を有するものは同一の番号を付している。
【0086】52が第3の実施例の記録電流生成手段で
ある。507はPaレジスタ501の出力値に対応した電
流Iwaを出力するディジタル・アナログ変換回路で構成
されるPa-DAC、508はPbレジスタ502の出力値に対
応した電流Iwbを出力するディジタル・アナログ変換回
路で構成されるPb-DAC、509はPcレジスタ503の出
力値に対応した電流Iwcを出力するディジタル・アナロ
グ変換回路で構成されるPc-DAC、510はPdレジスタ5
04の出力値に対応した電流Iwdを出力するディジタル
・アナログ変換回路より構成されるPd-DACである。50
6は507から510の各DACの出力電流のうちのいず
れかをWrite Strategy制御部18からのPx-select信号
により選択するセレクタ、511はセレクタ505の出
力電流を半導体レーザ9に供給するドライバである。
【0087】Full Scale DAC602の出力電流Irefは、
507から510の各DACの基準電流として共通に供給
される。
【0088】(3.2)第3の実施例の動作 この第3の実施例の場合は、4値の記録パワーに対応す
る記録電流を、4つのPa-DAC507、Pb-DAC508、Pc
-DAC509およびPd-DAC510で生成する。この4つの
DACで生成された記録電流のうち1つの記録電流がセレ
クタ505によって選択されドライバ551を介してIr
eadと加算され半導体レーザ9を駆動する。
【0089】Write-APC動作は、kレジスタ601の値
を変えることによりFull Scale DAC602の出力電流Ir
efを変え、507から510の各DACのフルスケール値
を制御することにより507から510の各DACの出力
電流を4値の比例関係を保ったままその大きさを制御す
ることにより行う。
【0090】(3.3)第3の実施例の効果 この第3の実施例では、前述の第2の実施例の効果
(b)から(f)と同じ効果がある。また、ドライバ5
11に電流増幅機能を持たせることにより、507から
510の4値に対応する各DACは、第2の実施例のWrite
Power DAC506のように高速で大電流で半導体レーザ
9を駆動する必要がなく、低速動作でしかも小電流のデ
ィジタル・アナログ変換回路で構成することができ、比
較的回路規模増大なしに実現することができる。
【0091】(4)第4の実施例 第4の実施例は、第3の実施例の記録電流生成手段52
の内部構成をさらに別構成にした実施例である。
【0092】(4.1)第4の実施例の構成 図4に第4の実施例の構成を示す。図3の第3の実施例
と同一の機能を有するものは同一の番号を付している。
【0093】512は可変電流利得ドライバである。第
3の実施例と異なる点は、Full Scale DAC602の出力
電流Irefによって507から510の4値レベルに対応
する各DACの出力電流を制御するのではなく、可変電流
利得ドライバの電流利得を制御する構成としたことであ
る。
【0094】(4.2)第4の実施例の動作 この第4の実施例の場合は、4値の記録パワーに対応す
る記録電流を、4つのPa-DAC507、Pb-DAC508、Pc
-DAC509およびPd-DAC510で生成する。この4つの
DACで生成された記録電流のうち1つの記録電流がセレ
クタ505によって選択され可変電流利得ドライバ55
2を介してIreadと加算され半導体レーザ9を駆動す
る。
【0095】Write-APC動作は、kレジスタ601の値
を変えることによりFull Scale DAC602の出力電流Ir
efを変え、可変電流利得ドライバ512の電流利得を制
御することにより、4値の比例関係を保ったままその大
きさを制御することにより行う。 (4.3)第4の実施例の効果 第4の実施例では前述の第3の実施例と同様な効果があ
る。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録レベルの精度を高くするとともに、多値のレベルを
同時に変更して高速のレベル制御を可能にする。また回
路規模および制御線数を低減し、光ピックアップ搭載に
適した半導体レーザ駆動装置(駆動集積回路)を提供す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図
【図2】本発明の第2の実施例の構成図
【図3】本発明の第3の実施例の構成図
【図4】本発明の第4の実施例の構成図
【図5】第1の実施例の動作タイミング図
【図6】Read APC動作の説明図
【図7】Write APC動作の説明図
【図8】R−OPC動作の説明図
【図9】第2の実施例のWrite APC動作の説明図
【図10】第2の実施例の記録時の動作タイミング図
【符号の説明】
1・・・制御部 2・・・Read A
PC制御部 3・・・k倍化指令生成手段 4・・・V−I
変換手段 5・・・記録電流生成手段 6・・・k倍化
制御手段 7・・・I−V変換手段 8・・・I−V
変換手段 9・・・レーザダイオード 10・・フォト
ダイオード 11・・フォトダイオード 12・・光ディ
スク 13・・モータ 14・・演算・
制御部 15・・フレキシブルケーブル 16・・レーザ
ドライバ集積回路 17・・Serial Interface制御部 18・・Write
Strategy制御部 19・・High Frequency Module 51・・第2の実施例の記録電流生成手段 52・・第3の実施例の記録電流生成手段 53・・第4の実施例の記録電流生成手段 201・減算手段 202・S/H
手段 301・減算手段 302・係数−
power変換手段 303・加算手段 304・減算手
段 305・S/H手段 306・記録状
態係数検出手段 307・S/H手段 401・Preadレジスタ 402・Read DA
C 501・Paレジスタ 502・Pbレジ
スタ 503・Pcレジスタ 504・Pdレジ
スタ 505・セレクタ 506・Write
Power DAC 507・Pa-DAC 508・Pb-DAC 509・Pc-DAC 510・Pd-DAC 511・Driver 512・可変電
流利得Driver 601・kレジスタ 602・Ful
l Scale DAC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 隆司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 榑林 正明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 Fターム(参考) 5D119 AA22 DA01 FA05 HA36

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学的に情報の記録または再生が可能な情
    報記録媒体に対し、供給される駆動電流に応じた強さで
    レーザを発射する半導体レーザと、複数の記録電流値を
    有する記録電流値制御信号と、該記録電流値の増幅率を
    制御するk倍化制御信号が時系列的に供給され、該記録
    電流値を該増幅率で増幅し、該増幅後の電流を駆動電流
    として出力する記録電流生成手段と、前記増幅率を示す
    k倍化指令に応じて、前記記録電流生成手段を制御する
    k倍化制御信号を生成し、前記記録電流生成手段へ出力
    するk倍化制御手段と、該k倍化制御手段に前記k倍化
    指令を供給するk倍化指令生成手段と、を具備すること
    を特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の半導体レーザ駆動装置に
    おいて、さらに、前記半導体レーザの発射光量を検出す
    る発射光量検出手段を具備し、前記k倍化指令生成手段
    は、前記発射光量検出手段の出力を用いて前記増幅率を
    決定することを特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の半導体レーザ駆動装置に
    おいて、さらに、前記半導体レーザの情報記録媒体から
    の反射光量を検出する反射光量検出手段を具備し、前記
    k倍化指令生成手段は、前記反射光量検出手段の出力を
    用いて前記増幅率を決定することを特徴とする半導体レ
    ーザ駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3何れか一項記載の半導体レ
    ーザ駆動装置において、前記記録電流生成手段には、n
    ビットで表現される前記記録電流値制御信号に対応した
    記録電流を生成するDA変換手段、が含まれることを特
    徴とする半導体レーザ駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項1から3何れか一項記載の半導体レ
    ーザ駆動装置において、前記記録電流生成手段には、前
    記複数の記録電流値制御信号のそれぞれに対応する複数
    の記録電流源と、供給された記録電流値制御信号に対応
    する記録電流源を選択する選択手段と、が含まれること
    を特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  6. 【請求項6】請求項1から4何れか一項に記載の半導体
    レーザ駆動装置において、前記k倍化制御手段を、mビ
    ットで表現される前記k倍化指令に対応した電流を生成
    し、該電流を前記記録電流生成手段のk倍化指令として
    供給する増幅DA変換手段で構成されたことを特徴とす
    る半導体レーザ駆動装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、5何れか一項に記載の
    半導体レーザ駆動装置において、前記k倍化制御手段
    は、前記k倍化指令に対応してその電流利得を可変し、
    前記選択手段からの出力電流を増幅する可変電流利得ア
    ンプで構成されたことを特徴とする半導体レーザ駆動装
    置。
  8. 【請求項8】光学的に情報の記録または再生が可能な記
    録媒体に対し、レーザを発射し情報を記録するレーザ駆
    動装置を具備する記録媒体記録再生装置において、前記
    レーザ駆動装置とは、請求項1から7何れか一項記載の
    半導体レーザ駆動装置であることを特徴とする記録媒体
    記録再生装置。
  9. 【請求項9】光学的に情報の記録または再生が可能な記
    録媒体に対し、入力される駆動電流に応じた強さでレー
    ザを発射し情報を記録する半導体レーザ駆動方法におい
    て、情報の記録に用いる駆動電流の基礎となる記録電流
    値を示す記録電流値制御信号を時系列的に出力する制御
    ステップと、前記記録電流値制御信号に応じた記録電流
    を生成する記録電流生成ステップと、該記録電流生成ス
    テップにて生成された記録電流をk倍化し、出力するk
    倍化ステップと、該k倍化された記録電流を駆動電流と
    してレーザを発射するレーザ発射ステップと、からなる
    ことを特徴とする半導体レーザ駆動方法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の半導体レーザ駆動方法
    において、さらに、前記半導体レーザの発射光量を検出
    する発射光量検出ステップからなり、前記k倍化ステッ
    プでの、k倍とは前記発射光量検出ステップの出力に応
    じて変化することを特徴とする半導体レーザ駆動方法。
  11. 【請求項11】請求項9に記載の半導体レーザ駆動方法
    において、さらに、前記記録媒体からの反射光量を検出
    する反射光量検出ステップからなり、前記k倍化ステッ
    プでの、k倍とは前記反射光量検出ステップの出力に応
    じて変化することを特徴とする半導体レーザ駆動方法。
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