JP3693849B2 - 光情報記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体レーザ(以下「LD」と略す)からのレーザ光により光ディスク等の記録媒体上に情報を記録する光情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
マルチメディアの普及に伴い、音楽用CD,CD−ROM、最近ではDVD−ROMなどの再生専用メディア(記録媒体)や、情報再生装置が実用化されている。
【0003】
また、最近では、色素メディアを用いた追記型光ディスクや、光磁気(MO)メディアを用いた書き換え可能なMOディスクの他に、相変化型メディアも注目されており、これらの記録媒体を用いた情報記録再生装置が実用化されている。
さらに、書き換え可能なDVDメディアは、次世帯のマルチメディア記録媒体および大容量ストレージ媒体として多いに注目されている。
【0004】
ところで、色素系メディアに情報を記録するための一般的な記録波形として、図3の(b)に示すようなEFM(Eight Fourteen Modulation) 変調コード、8−16変調コードなど、記録変調方式に基づいて生成した単パルスのLD発光波形があるが、この記録波形による単パルス記録では、蓄熱のため記録マークが涙状に歪みを生じたりする不具合がある。
【0005】
このため、色素系メディアに情報を記録するためのLD発光波形規則(ストラテジ)として、図3の(c)に示すように、EFM変調コードなどの記録データに基づいたマルチパルス波形のレーザ光により色素系メディアにマークを形成する方式が提案されている。
このマルチパルス波形のマーク部は、先頭加熱パルスと、後続する複数個の連続加熱パルスとで構成される方式が提案される。
【0006】
色素系メディアや相変化メディアに記録を行なう際には、その記録時のLDの発光パワー(記録パワー)の制御を正しく行なうことが必要である。
LDは、自己発熱などにより、駆動電流−発光パワー特性が容易に変動してしまうので、発光パワーを安定化させるために、一般的にAPC(Automatic Power Control) 制御が行なわれる。
【0007】
これは、LD出射光の一部をフォトディテクタ(PD)に入射させ、LD発光パワーに比例して発生するモニタ電流を用いてLD駆動電流を制御するというものである。
情報再生のみを考慮した場合は、一般的にLD駆動電流はノイズ抑制のために高周波電流が重畳されるが、DC的には一定電流であるため、比較的低帯域の帰還ループを構成することで、容易にAPCを実現することができる。
【0008】
記録時にAPCを行なう場合は、マークあるいはスペースを形成するために記録パワーが高速で変化するため、制御に工夫が必要である。例えば、CD系やDVD系では、記録データのDSV(digital sum value) がゼロになることを利用して、低帯域の帰還グループを構成すれば、再生時と同様に簡易な構成で記録パワーを制御することができるが、正確なパワーを制御することはできない。
【0009】
そこで、例えば、CD−Rメディアに図6の(c)に示すようなストラテジで記録を行なう場合には、例えば最長データ長である11Tの長さのマークあるいはスペースのデータを記録する際に、その記録時のLD発光パワー(記録パワー)をサンプリングしてホールドする(以下「サンプル/ホールドする」という)ようにすれば、ディスク回転数を4倍速程度にした場合でも、制御帯域は数MHzでよく、比較的安価な構成で正確な記録パワーを制御することができる。
【0010】
しかし、DVD系の場合は、色素系および相変化系ともに上述したようなマルチパルス発光を行なうことが望ましく、単純なサンプル/ホールド回路では、受光系やその後段の回路で非常に高速な制御帯域が必要になり、現実的でない。
この問題点を解決する方法として、特開平9−171631号公報に記載されたものでは、LD発光波形を適宜非パルス状態で駆動する期間を設けることで、相変化メディアへの記録時に非晶質化レベル(ピークパワー)と読み出しレベル(ボトムパワー)を制御している。
【0011】
特開平9−171631号公報に記載された技術を図3の(c)に示したようなDVD色素系メディアの記録ストラテジのマークパワー(LDのマーク形成時の発光パワー)制御に応用しようとした場合、非パルス状態で記録した箇所は連続加熱により記録マークがうまく形成されず、欠損箇所となるが、比較的長い間隔毎にこのAPC動作を行なう分にはエラー訂正機能により再生時に影響はほとんど与えない。
【0012】
また、スペースパワー(LDのスペース形成時の発光パワー)は、一般的に一定パワーであるので、比較的長いスペースデータを記録する際に、サンプル/ホールドすることで記録データに欠損を与えることなくスペースパワーの制御を行なうことができる。したがって、スペースパワー制御間隔は、マークパワー制御間隔に比べて短い間隔で制御を行なうことが可能である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電源投入直後などでLDが冷却している状態では、自己発熱により温度変動が大きくなり、安定した状態になるまでには時間がかかる。また、LDの性能劣化や周囲温度などでも、記録パワーの変動が大きくなってしまう。
このような場合には、マークパワーの制御間隔が長いと、その間のパワー変動が無視できなくなり、ジッタの増大などを招くことになる。
【0014】
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、記録パワーの変動が大きい場合でも、安定した記録が行なえるように記録パワーの制御を行なうことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明は、チャネルクロック周期のN(Nは1以上の整数)倍のデータ長からなる情報をLD(半導体レーザ)からのレーザ光により記録媒体上に記録する際に、LDを所定の波形で発光させ、所定の記録変調方式に基づいてマークあるいはスペースを記録媒体上に形成するマーク/スペース形成手段と、上記記録期間中に、所定の間隔で、LDのマーク形成時の発光パワーであるマークパワーおよびスペース形成時の発光パワーであるスペースパワーをそれぞれサンプル/ホールドすることにより、それぞれ最適な発光パワーになるように調整する発光パワー調整手段とを有する光情報記録再生装置において、上記の目的を達成するため、次のようにしたことを特徴とする。
【0016】
請求項1の発明は、発光パワー調整手段に、スペースパワーを所定回数だけサンプル/ホールドした後、その所定回数でのスペースパワーの変動の大きさに応じて、マークパワーのサンプリングおよびホールド間隔(以下「サンプル/ホールド間隔」という)を変更するサンプル/ホールド間隔変更手段を設けたものである。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1の光情報記録再生装置において、サンプル/ホールド間隔変更手段を、スペースパワーを所定回数だけサンプル/ホールドした後、その所定回数でのスペースパワーの変動のうち、隣接するスペースパワーどうしの変動が最も大きい値に応じて、マークパワーのサンプル/ホールド間隔を変更する手段としたものである。
【0018】
請求項3の発明は、請求項1の光情報記録再生装置において、サンプル/ホールド間隔変更手段を、スペースパワーを所定回数だけサンプル/ホールドした結果、その所定回数でのスペースパワーの変動が所定量より大きい場合に、マークパワーのサンプル/ホールド間隔を短くする手段としたものである。
【0019】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの光情報記録再生装置において、スペースパワーをサンプル/ホールドする間隔と、マークパワーをサンプル/ホールドする当初の間隔を、異なる期間としたものである。
請求項5の発明は、請求項4の光情報記録再生装置において、スペースパワーをサンプル/ホールドする間隔を、マークパワーをサンプル/ホールドする当初の間隔より短い期間としたものである。
【0020】
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかの光情報記録再生装置において、マーク/スペース形成手段に、通常に情報を記録する際には、マーク形成時にマークパワーであるピークパワーおよびバイアスパワーからなるチャネルクロック周期に対応するマルチパルスで、スペース形成時にスペースパワーによる一定パワーでそれぞれLDを発光させる手段を設け、発光パワー調整手段に、マークパワーを調整する際には、ピークパワーをサンプル/ホールドすることにより得、そのピークパワーをサンプル/ホールドするために一定期間だけそのピークパワーによる一定パワーでLDを発光させる手段を設けたものである。
【0021】
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれかの光情報記録再生装置において、マークパワーをサンプル/ホールドする期間では、本来の記録情報とは無関係に強制的にLDの発光パワーをマークパワーとしたものである
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかの光情報記録再生装置において、マークパワーおよび/あるいはスペースパワーをサンプル/ホールドするためのサンプル期間を、上記記録変調方式の最長データ長としたものである。
【0022】
請求項9の発明は、請求項1〜7のいずれかの光情報記録再生装置において、マーク形成時のマークパワーであるバイアスパワーを、スペースパワーとほぼ同じパワーとしたものである。
請求項10の発明は、請求項1〜9のいずれか一項に記載の光情報記録再生装置において、発光パワー調整手段を、サンプル/ホールド回路と、A/Dコンバータと、CPU等のデジタル制御装置とによって構成したものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
この実施形態では、DVDフォーマットのコードデータを色素系メディア(例えば色素系光ディスク)に記録(追記)する光情報記録再生装置の情報記録方式の例を示し、データ変調方式として8−16変調コードを用いてマークエッジ(PWM:Pulse Width Modulation)記録を行なう。このようなメディアと記録データを用いて、LDをマルチパルス発光させて記録マークを形成することにより、情報の記録を行なう。
【0024】
図1はこの発明の一実施形態である光情報記録再生装置の要部例を示すブロック構成図、図2はその動作を説明するためのタイミングチャートである。
この光情報記録再生装置は、CPU(マイクロコンピュータ)1,LD2,モニタPD3,LD駆動装置4,I/V変換回路5,サンプル/ホールド回路6,A/Dコンバータ7,8,およびD/Aコンバータ10,11を備えており、これらによって以下の(a)(b)に示す各手段としての機能を果たす。
【0025】
(a)チャネルクロック周期のN(Nは1以上の整数)倍のデータ長からなる情報をLD2からのレーザ光により図示しない光ディスク等の記録媒体上に記録する際に、LD2を所定の波形で発光させ、所定の記録変調方式に基づいてマークあるいはスペースを記録媒体上に形成するマーク/スペース形成手段
【0026】
(b)上記記録期間中に、所定の間隔で、LD2のマーク形成時の発光パワーであるマークパワーおよびスペース形成時の発光パワーであるスペースパワーをそれぞれサンプル/ホールドすることにより、それぞれ最適な発光パワーになるように調整する発光パワー調整手段
【0027】
この発光パワー調整手段は、スペースパワーを所定回数だけサンプル/ホールドした後、その所定回数でのスペースパワーの変動の大きさに応じて、マークパワーのサンプル/ホールド間隔を変更するサンプル/ホールド間隔変更手段を設けている。
【0028】
このサンプル/ホールド間隔変更手段は、スペースパワーを所定回数だけサンプル/ホールドした後、その所定回数でのスペースパワーの変動のうち、隣接するスペースパワーどうしの変動が最も大きい値に応じて、マークパワーのサンプル/ホールド間隔を変更する手段とするか、あるいはスペースパワーを所定回数だけサンプル/ホールドした結果、その所定回数でのスペースパワーの変動が所定量より大きい場合に、マークパワーのサンプル/ホールド間隔を短くする手段とするが、それらの手段に限るものではない。
【0029】
スペースパワーをサンプル/ホールドする間隔と、マークパワーをサンプル/ホールドする当初の間隔を、異なる期間とする。例えば、スペースパワーをサンプル/ホールドする間隔を、マークパワーをサンプル/ホールドする当初の間隔より短い期間とする。
【0030】
マーク/スペース形成手段は、通常に情報を記録する際には、マーク形成時にマークパワーであるピークパワーおよびバイアスパワーからなるチャネルクロック周期に対応するマルチパルスで、スペース形成時にスペースパワーによる一定パワーでそれぞれLD2を発光させる手段を設けているが、それ以外の手段を設けてもよい。
【0031】
発光パワー調整手段に、マークパワーを調整する際には、ピークパワーをサンプル/ホールドすることにより得、そのピークパワーをサンプル/ホールドするために一定期間だけそのピークパワーによる一定パワーでLD2を発光させる手段を設けているが、それ以外の手段を設けてもよい。
【0032】
マークパワーをサンプル/ホールドする期間では、本来の記録情報とは無関係に強制的にLD2の発光パワーをマークパワーとする。
マークパワーおよび/あるいはスペースパワーをサンプル/ホールドするためのサンプル期間を、上記記録変調方式の最長データ長とする。
マーク形成時のマークパワーであるバイアスパワーを、スペースパワーとほぼ同じパワーとする。
【0033】
すなわち、情報の記録時は、マルチパルスでマークを形成するためのマークパワーであるピークパワーおよびバイアスパワー、スペースを形成するためのスペースパワーの3種類の記録パワーが必要であるが、バイアスパワーとスペースパワーはほぼ同じパワーでよいので、同じパワーレベルで扱うことにする(請求項9に対応する)。
【0034】
このように構成された光情報記録再生装置において、CPU1から出力されるスペースパワー制御信号がD/Aコンバータ10によりスペースパワー制御アナログ信号となり、LD駆動装置4に供給される。
CPU1から出力されるピークパワー制御信号がD/Aコンバータ11によりピークパワー制御アナログ信号となり、LD駆動装置4に供給される。
LD駆動装置4は、スペースパワー制御アナログ信号に応じてスペースパワーのレベルを、ピークパワー制御アナログ信号に応じてピークパワーのレベルをそれぞれ決定する。
【0035】
CPU1は、記録する情報を図3の(b)に示すような8−16変調信号(記録データ)に変換し、更に同図の(c)に示したようなマルチパルス波形を生成し、その波形に応じてスペースパワーイネーブル信号あるいはピークパワーイネーブル信号をLD駆動装置4に供給する。
LD駆動装置4は、スペースパワーイネーブル信号あるいはピークパワーイネーブル信号がハイレベル“H”の時にLD2に駆動電流を供給する。
【0036】
このとき、スペースパワーを駆動する電流に所定量の電流を重畳することでピークパワーを駆動する電流とし、CPU1は、LD2をスペースパワーで発光させる際にはスペースパワーイネーブル信号のみを“H”にし、ピークパワーで発光させる際にはスペースパワーイネーブル信号とピークパワーイネーブル信号の両方を“H”にする。よって、記録中は、スペースパワーイネーブル信号を常に“H”レベルにしておけばよい(図3の(d)(e)参照)。
【0037】
LD駆動装置4よりLD2に駆動電流が供給されると、LD2からレーザ光が射出されて光ディスク等の記録媒体に照射され、情報の記録・再生が行なわれる。その際、出射光の一部がモニタPD3に入射され、LD2の発光パワーに比例したパワーモニタ電流がI/V変換回路5に出力される。したがって、I/V変換回路5より電流−電圧変換されたパワーモニタ信号を利用することで、APC制御を行なうことができる。
【0038】
LD2のスペースパワーでの発光によってI/V変換回路5から出力されるパワーモニタ信号(スペースパワー)は、所定の間隔でCPU1より出力されるスペースパワーサンプルタイミング信号が“H”の期間に、サンプル/ホールド回路6によりサンプル/ホールドされ、A/Dコンバータ7でデジタル化されてスペースパワーサンプル信号としてCPU1に出力される(図5参照)。
【0039】
LD2のピークパワーでの発光によってI/V変換回路5から出力されるパワーモニタ信号(ピークパワー)は、所定の間隔でCPU1より出力されるピークパワーサンプルタイミング信号が“H”の期間に、サンプル/ホールド回路6によりサンプル/ホールドされ、A/Dコンバータ8でデジタル化されてピークパワーサンプル信号としてCPU1に出力される(図5参照)。
【0040】
CPU1は、スペースパワーサンプルタイミング信号を予め設定された基準値と比較して、スペースパワーが最適値になるようにスペースパワー制御信号の値を調整する。また、ピークパワーサンプルタイミング信号を予め設定された基準値と比較して、ピークパワーが最適値になるようにピークパワー制御信号の値を調整する。このように、CPU1が定期的にスペースパワー制御信号あるいはピークパワー制御信号を調整することにより、常に最適なLD駆動電流および記録パワー(発光パワー)を得ることができる。
【0041】
ここで、通常に情報を記録する際には、マーク形成時にピークパワーおよびバイアスパワーからなるチャネルクロック周期Tに対応するマルチパルスで、スペース形成時にスペースパワーによる一定パワーでそれぞれLD2を発光させる。
また、マークパワーを調整する際には、ピークパワーをサンプル/ホールドすることにより得、そのピークパワーをサンプル/ホールドするために一定期間だけそのピークパワーによる一定パワーでLD2を発光させる(請求項6に対応する)。
【0042】
さらに、スペースパワーを所定回数だけサンプル/ホールド回路6によってサンプル/ホールドさせた後、その所定回数でのスペースパワーの変動の大きさに応じて、ピークパワー(マークパワー)のサンプル/ホールド間隔を変更する(請求項1〜3に対応する)が、これについては追って詳細に説明する。
【0043】
さらにまた、スペースパワーをサンプル/ホールドする間隔と、マークパワーをサンプル/ホールドする当初の間隔を、異なる期間とする。この例では、スペースパワーをサンプル/ホールドする間隔を、ピークパワー(マークパワー)をサンプル/ホールドする当初の間隔より短い期間とする(請求項4,5に対応する)。
【0044】
この際、記録媒体における非パルス状態で記録した箇所は、連続加熱により記録マークがうまく形成されず欠損箇所となるので、頻繁にはピークパワー調整は行なえない。一方、スペースパワーは一定パワーであるので、比較的長いスペースデータを記録する際にサンプル/ホールドすることで、記録データに欠損を与えることなく、スペースパワーの制御を行なうことができる。したがって、スペースパワー制御間隔はマークパワー制御間隔に比べて短い間隔で制御が行なえることが分かる。
【0045】
このような構成にすることで、電源投入直後などでLD2が冷却している状態や、LDの性能劣化や周囲温度などにより、記録パワーの変動が大きくなってしまう場合には、ピークパワーのサンプル/ホールド間隔を短くすることで、よりきめ細かいピークパワーの調整を行なうことができ、ジッタの増大などを防ぐことができる。
【0046】
また、ピークパワーおよび/あるいはスペースパワーをサンプル/ホールドするためのサンプル期間は、8−16記録変調方式の最長データ長である14Tとする(請求項8に対応する)。
こうすることで、CPU1では、APC用に特殊(特別)なデータコードを生成する必要がなく、且つモニタPD3およびI/V変換回路5の制御帯域を低くすることができる。
【0047】
ここで、DVD規格において、14Tデータ長はSYNCコードなので、スペースパワーのサンプル期間を14Tスペースデータ出力時にする場合は、SYNCフレーム(1488T)のほぼ2回に1回ごとにサンプル/ホールドを行なうことになる(図2の(a)(b)参照)。なお、14Tデータは、DSVをゼロにするために規則に従って14Tマークあるいは14Tスペースが選ばれるので、必ずしも2SYNCに1回14Tスペースが出力されるわけではないが、便宜上、図2ではこのように表記している。
【0048】
また、ピークパワー(マークパワー)をサンプル/ホールドする期間では、本来の記録情報とは無関係に強制的にLD2の発光パワーをピークパワーとするようにする(請求項7に対応する)。
【0049】
ピークパワーをサンプリング(サンプル/ホールド)するタイミングは、14Tマークデータ出力時に行なうと、常にSYNCコードを欠損させてしまうことになるので、SYNCタイミングとは全く非同期に(記録初期時は)定期的に本来の記録データ(記録情報)とは無関係に14Tマークを出力し、ピークパワーをサンプリングするようにする。
【0050】
記録データは、スクランブルをかけられているので、SYNCタイミングと非同期であればマークが欠損していてもエラー訂正により正常に再生される確率が高くなる。定常状態でサンプリングのために14Tマークを出力する間隔は、例えば10ms毎とすれば、チャネルクロック周期T=38.2ns として、約175SYNCであり、スペースパワーサンプリング約88回に1回、ピークパワーをサンプリングすることになる(図2の(c)参照)。
【0051】
スペースパワー変動を求める場合、例えば図4の(a)に示すように、スペースパワーを5回(所定回数)サンプリングし、それぞれ求めたスペースパワーモニタ値Ms1〜Ms5と基準値Msrとの誤差平均(スペースパワー変動)に応じてピークパワー(マークパワー)のサンプル/ホールド間隔を変更する。
【0052】
例えば、各々求めたスペースパワーモニタ値Ms1〜Ms5と基準値Msrとの誤差平均が許容変動値(所定量)Dより大きい場合、つまり
Figure 0003693849
のような場合には、LD2のパワー変動が大きいとみなし、図2の(d)に示したようにピークパワーのサンプル/ホールド間隔を短くする(請求項3に対応する)。
【0053】
あるいは、スペースパワー変動を求める場合、例えば図4の(b)に示すように、スペースパワーを5回(所定回数)サンプリングし、それぞれ求めたスペースパワーモニタ値Ms1〜Ms5の各々隣接する値どうしの誤差(Ms1−Ms2),(Ms2−Ms3),……,(Ms4−Ms5)のうち、最も大きな誤差(隣接するスペースパワーどうしの変動が最も大きい値)に応じてピークパワー(マークパワー)のサンプル/ホールド間隔を変更する。
【0054】
例えば、各々求めたスペースパワーモニタ値Ms1〜Ms5の各々隣接する値どうしの誤差(Ms1−Ms2),(Ms2−Ms3),……,(Ms4−Ms5)のうち、最も大きな誤差が許容変動値Dよりも大きい場合、つまり
MAX(Msi−M(si+1))>D
のような場合には、LD2のパワー変動が大きいとみなし、図2の(d)に示したようにピークパワーのサンプル/ホールド間隔を短くする(請求項2に対応する)。
【0055】
ピークパワーのサンプル/ホールド間隔の変化は、例えば、定常状態での間隔が10msとした場合、半分の間隔の5ms毎にサンプル/ホールドを行なうようにすれば、LD2のパワー変動が大きくなった場合でも安定した記録を行なえるようにでき、LD2のパワー変動が定常状態になった場合は、再びピークパワーのサンプル/ホールド間隔を10msにすれば、マークの欠損回数を減らすことができる。
【0056】
なお、この実施形態の光情報記録再生装置では、請求項1〜9に対応する処理を行なう制御部(発光パワー制御手段等としての機能を有する)をCPU1,サンプル/ホールド回路6,A/Dコンバータ7,8を含む各回路によって構成したが、必ずしもそれらの回路によって構成する必要はない。例えば、CPU1に代えてそれと同等の機能を有する他のデジタル制御装置を使用したり、請求項1〜9に対応する処理を行なう制御部全体をアナログ回路によって構成することもできる。
【0057】
以上、この実施形態の光情報記録再生装置における請求項1〜9に対応する構成および処理について説明したが、それらの処理を全て実行可能な制御部を1台の光情報記録再生装置に設けることもできるし、それらの処理の一部のみを実行可能な制御部を光情報記録再生装置に設けることもできる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明の光情報記録再生装置によれば、スペースパワーを所定回数だけサンプル/ホールドした後、その所定回数でのスペースパワーの変動の大きさに応じて、マークパワーのサンプル/ホールド間隔を変更するので、LDが冷却している時や性能劣化,周囲温度などにより、記録パワーの変動が大きくなってしまう場合でも、安定した記録が行なえるように記録パワーの制御を行なうことができる。
【0059】
請求項2の発明の光情報記録再生装置によれば、スペースパワーを所定回数だけサンプル/ホールドした後、その所定回数でのスペースパワーの変動のうち、隣接するスペースパワーどうしの変動が最も大きい値に応じて、マークパワーのサンプル/ホールド間隔を変更するので、LDが冷却している時や性能劣化,周囲温度などにより、記録パワーの変動が大きくなってしまう場合でも、安定した記録が行なえるように記録パワーの制御を行なうことができる。
【0060】
請求項3の発明の光情報記録再生装置によれば、スペースパワーを所定回数だけサンプル/ホールドした結果、その所定回数でのスペースパワーの変動が所定量より大きい場合に、マークパワーのサンプル/ホールド間隔を短くするので、LDの性能劣化や周囲温度などにより、記録パワーの変動が初期状態よりも大きくなってしまう場合でも、安定した記録が行なえるように記録パワーの制御を行なうことができる。
【0061】
請求項4の発明の光情報記録再生装置によれば、請求項1〜3のいずれかの光情報記録再生装置において、スペースパワーをサンプル/ホールドする間隔と、マークパワーをサンプル/ホールドする当初の間隔を、異なる期間としたので、請求項1〜3のいずれかの発明と同様の効果に加え、スペースパワーのパワー変動を少なくすることができる。
【0062】
請求項5の発明の光情報記録再生装置によれば、請求項4の光情報記録再生装置において、スペースパワーをサンプル/ホールドする間隔を、マークパワーをサンプル/ホールドする当初の間隔より短い期間としたので、請求項1〜3のいずれかの発明と同様の効果に加え、スペースパワーのパワー変動を少なくすることができる。
【0063】
請求項6の発明の光情報記録再生装置によれば、請求項1〜5のいずれかの光情報記録再生装置において、通常に情報を記録する際には、マーク形成時にマークパワーであるピークパワーおよびバイアスパワーからなるチャネルクロック周期に対応するマルチパルスで、スペース形成時にスペースパワーによる一定パワーでそれぞれLDを発光させ、マークパワーを調整する際には、ピークパワーをサンプル/ホールドすることにより得、そのピークパワーをサンプル/ホールドするために一定期間だけそのピークパワーによる一定パワーでLDを発光させるので、請求項1〜5のいずれかの発明と同様の効果に加え、制御帯域の低い回路構成でピークパワーの検出を行なうことができる。
【0064】
請求項7の発明の光情報記録再生装置によれば、請求項1〜6のいずれかの光情報記録再生装置において、マークパワーをサンプル/ホールドする期間では、本来の記録情報とは無関係に強制的にLD2の発光パワーをマークパワーとするので、請求項1〜6のいずれかの発明と同様の効果に加え、再生時に欠損マークデータのエラー訂正を行ないやすくできる。
【0065】
請求項8の発明の光情報記録再生装置によれば、請求項1〜7のいずれかの光情報記録再生装置において、マークパワーおよび/あるいはスペースパワーをサンプル/ホールドするためのサンプル期間を、上記記録変調方式の最長データ長としたので、請求項1〜7のいずれかの発明と同様の効果に加え、パワー検出用に特別なデータコードを生成する必要がなくなる。
【0066】
請求項9の発明の光情報記録再生装置によれば、請求項1〜7のいずれかの光情報記録再生装置において、マーク形成時のマークパワーであるバイアスパワーをスペースパワーとほぼ同じパワーとしたので、請求項1〜7のいずれかの発明と同様の効果に加え、LD駆動装置の制御信号を少なくすることができる。
【0067】
請求項10の発明の光情報記録再生装置によれば、請求項1〜9のいずれかの光情報記録再生装置において、マークパワーおよび/あるいはスペースパワーをサンプル/ホールド回路がサンプル/ホールドし、A/Dコンバータがデジタル化してCPU等のデジタル制御装置に出力することにより、そのデジタル制御装置が、マークパワーおよび/あるいはスペースパワーの増加又は減少の調整、スペースパワーのサンプルパワー変動量の算出、マークパワーおよび/あるいはスペースパワーのサンプル/ホールド間隔の制御を行なうことができるので、請求項1〜9のいずれかの発明と同様の効果に加え、パワー制御をほとんどデジタル的に行なうことができ、制御がしやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である光情報記録再生装置の要部例を示すブロック構成図である。
【図2】図1に示した光情報記録再生装置の動作の一部分を説明するためのタイミング図である。
【図3】図1に示した光情報記録再生装置の動作の他の部分を説明するためのタイミング図である。
【図4】図1のCPU1によるスペースパワー変動の算出処理を説明するための線図である。
【図5】図1に示した光情報記録再生装置の動作のさらに他の部分を説明するためのタイミング図である。
【図6】従来の光情報記録再生装置の動作の一部分を説明するためのタイミング図である。
【符号の説明】
1:CPU 2:LD(半導体レーザ)
3:モニタPD 4:LD駆動装置
5:I/V変換回路 6:サンプル/ホールド回路
7,8:A/Dコンバータ
10,11:D/Aコンバータ

Claims (10)

  1. チャネルクロック周期のN(Nは1以上の整数)倍のデータ長からなる情報を半導体レーザからのレーザ光により記録媒体上に記録する際に、前記半導体レーザを所定の波形で発光させ、所定の記録変調方式に基づいてマークあるいはスペースを前記記録媒体上に形成するマーク/スペース形成手段と、前記記録期間中に、所定の間隔で、前記半導体レーザの前記マーク形成時の発光パワーであるマークパワーおよび前記スペース形成時の発光パワーであるスペースパワーをそれぞれサンプリングしてホールドすることにより、それぞれ最適な発光パワーになるように調整する発光パワー調整手段とを有する光情報記録再生装置において、
    前記発光パワー調整手段に、前記スペースパワーを所定回数だけサンプリングしてホールドした後、その所定回数でのスペースパワーの変動の大きさに応じて、前記マークパワーのサンプリングおよびホールド間隔を変更するサンプル/ホールド間隔変更手段を設けたことを特徴とする光情報記録再生装置。
  2. 前記サンプル/ホールド間隔変更手段が、前記スペースパワーを所定回数だけサンプリングしてホールドした後、その所定回数でのスペースパワーの変動のうち、隣接するスペースパワーどうしの変動が最も大きい値に応じて、前記マークパワーのサンプリングおよびホールド間隔を変更する手段であることを特徴とする請求項1記載の光情報記録再生装置。
  3. 前記サンプル/ホールド間隔変更手段が、前記スペースパワーを所定回数だけサンプリングしてホールドした結果、その所定回数でのスペースパワーの変動が所定量より大きい場合に、前記マークパワーのサンプリングおよびホールド間隔を短くする手段であることを特徴とする請求項1記載の光情報記録再生装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光情報記録再生装置において、
    前記スペースパワーをサンプリングしてホールドする間隔と、前記マークパワーをサンプリングしてホールドする当初の間隔は、異なる期間であることを特徴とする光情報記録再生装置。
  5. 請求項4記載の光情報記録再生装置において、
    前記スペースパワーをサンプリングしてホールドする間隔は、前記マークパワーをサンプリングしてホールドする当初の間隔より短い期間であることを特徴とする光情報記録再生装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光情報記録再生装置において、
    前記マーク/スペース形成手段に、通常に情報を記録する際には、前記マーク形成時に前記マークパワーであるピークパワーおよびバイアスパワーからなるチャネルクロック周期に対応するマルチパルスで、前記スペース形成時に前記スペースパワーによる一定パワーでそれぞれ前記半導体レーザを発光させる手段を設け、
    前記発光パワー調整手段に、前記マークパワーを調整する際には、前記ピークパワーをサンプリングしてホールドすることにより得、そのピークパワーをサンプリングしてホールドするために一定期間だけそのピークパワーによる一定パワーで前記半導体レーザを発光させる手段を設けたことを特徴とする光情報記録再生装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光情報記録再生装置において、
    前記マークパワーをサンプリングしてホールドする期間では、本来の記録情報とは無関係に強制的に前記半導体レーザの発光パワーを前記マークパワーとすることを特徴とする光情報記録再生装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光情報記録再生装置において、
    前記マークパワーおよび/あるいは前記スペースパワーをサンプリングしてホールドするためのサンプル期間は、前記記録変調方式の最長データ長であることを特徴とする光情報記録再生装置。
  9. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光情報記録再生装置において、
    前記マーク形成時のマークパワーであるバイアスパワーは、前記スペースパワーとほぼ同じパワーであることを特徴とする光情報記録再生装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光情報記録再生装置において、
    前記発光パワー調整手段を、サンプル/ホールド回路と、A/Dコンバータと、CPU等のデジタル制御装置とによって構成したことを特徴とする光情報記録再生装置。
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