JP2008077797A - 光ディスク記録・描画方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】データ記録層と描画層が積層形成された光ディスクを用いて、データ記録信号で変調したレーザ光でデータ記録層にデータ記録を行いながら、描画信号で変調したレーザ光で描画層に描画を行う場合に、光ピックアップや光ディスクが温度上昇するのを抑制する。
【解決手段】描画により形成されるピクセルのディスク周方向の長さとデータ記録により形成されるピットのディスク周方向の長さの関係を、1ピクセルのディスク周方向の長さに複数個のピットが入るように設定する。描画用ビームが1つのピクセルを描画中に、データ記録用ビームがピットを形成するために記録パワーとなる区間で、該描画用ビームのパワーを描画層の可視光特性を変化させないパワーに一時的に低下させる。
【選択図】図1
【解決手段】描画により形成されるピクセルのディスク周方向の長さとデータ記録により形成されるピットのディスク周方向の長さの関係を、1ピクセルのディスク周方向の長さに複数個のピットが入るように設定する。描画用ビームが1つのピクセルを描画中に、データ記録用ビームがピットを形成するために記録パワーとなる区間で、該描画用ビームのパワーを描画層の可視光特性を変化させないパワーに一時的に低下させる。
【選択図】図1
Description
この発明は、1台の光ピックアップの1つの対物レンズから2本のビームを、それらの合焦位置を光軸方向に相互にずらして出射し、厚み方向の互いに異なる位置にデータ記録層と描画層を積層形成した光ディスクに対し、一方のビームでデータ記録層にデータ記録を行いながら、他方のビームで描画層に描画(可視画像の形成)を行う(以下これを「記録同時描画」という)方法に関し、光ピックアップや光ディスクの温度上昇を抑制したものである。
記録可能型CD、記録可能型DVD等の光ディスクの盤面に感熱層、感光層等による描画層を形成し、該光ディスクのデータ記録層にデータ記録を行う光ディスク記録装置を光ディスク描画装置として兼用して、光ピックアップから画像データに応じて変調したレーザ光を前記描画層に照射して、該描画層に描画を行う技術が下記特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の技術は1台の光ピックアップから2本のレーザ光を同軸状に出射し、そのうちの1本のレーザ光をデータ記録層に照射しフォーカス制御およびトラッキング制御してデータ記録を行い、該データ記録と並行して他の1本のレーザ光で描画層の所定位置に描画を行う(すなわち、記録同時描画を行う)ものである。
特開2005−346886号公報(図2)
記録同時描画は、一方のビームでデータ記録層にデータ記録を行いながら他方のビームで描画層に描画を行うので、データ記録と描画を別々に行う場合に比べて、光ピックアップのレーザダイオードやレーザドライバ並びに光ディスクの温度が上昇し、部品の耐久性が低下したり、データ記録の品位が低下するおそれがあった。
この発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、記録同時描画時のレーザダイオード、レーザドライバ、光ディスク等の温度上昇を抑制した光ディスク記録・描画方法を提供しようとするものである。
この発明は、1台の光ピックアップの1つの対物レンズからデータ記録用ビームと描画用ビームを合焦位置を光軸方向に相互にずらして出射し、厚み方向の互いに異なる位置にデータ記録層と描画層を積層形成した光ディスクに対し、前記データ記録用ビームで前記データ記録層にデータ記録を行いながら、前記描画用ビームで前記描画層の可視光特性を変化させて該描画層に描画を行う方法において、前記描画により形成されるピクセルのディスク周方向の長さと前記データ記録により形成されるピットのディスク周方向の長さの関係を、1ピクセルのディスク周方向の長さに複数個のピットが入るように設定し、前記描画用ビームが1つのピクセルを描画中に、前記データ記録用ビームが前記ピットを形成するために記録パワーとなる区間で、該描画用ビームのパワーを前記描画層の可視光特性を変化させないパワーに一時的に低下させるものである。
この発明によれば、描画用ビームが1つのピクセルを描画中に、データ記録用ビームがピットを形成するために記録パワーとなる区間で、該描画用ビームのパワーを描画層の可視光特性を変化させないパワーに一時的に低下させるようにしたので、データ記録用ビームと描画用ビームが同時に高いパワーとなるのが阻止される。したがって、レーザダイオード、レーザドライバ、光ディスク等の温度上昇が抑制され、部品の耐久性の低下やデータ記録の品位低下を抑制することができる。また、この発明では、描画により形成されるピクセルのディスク周方向の長さとデータ記録により形成されるピットのディスク周方向の長さの関係を、1ピクセルのディスク周方向の長さに複数個のピットが入るように設定したので、描画用ビームのパワーが低下するのは1ピクセルを描画する区間の一部であり、1つのピクセルを描画する区間全体にわたり低下することはない。したがって、描画用ビームのパワーを一時的に低下させても、一部のピクセルが欠落して描画されるのは防止される。
この発明の上記光ディスク記録・描画方法は、データ記録用の記録データを該データ記録の記録フォーマットにエンコードするとともに、該記録フォーマットの所定単位区間内の所定の空き領域に該所定単位区間の長さ内に描画する数量の複数ピクセル分の画像データを組み込んでデータ記録信号を作成し、該データ記録信号の前記所定単位区間から前記複数ピクセル分の画像データを抽出し、該所定単位区間の長さに相当するディスク周方向長さ内に該画像データによる複数ピクセルを均等のディスク周方向長さに分配して順次描画する描画信号を作成し、該描画信号がピクセルを描画するために前記描画層の可視光特性を変化させることを指示している区間で、前記データ記録信号に応じて、該データ記録信号がピット形成を指示する区間で該描画信号を該描画層の可視光特性を変化させない指示に一時的に変化させ、前記データ記録信号で前記データ記録用ビームを変調してデータ記録を行い、前記データ記録信号で変調された描画信号で前記描画用ビームを変調して描画を行うようにすることができる。これによれば、データ記録用記録フォーマットの空き領域に画像データを組み込んでデータ記録信号を作成するようにしたので、記録データと画像データでエンコード処理を共通化することができ、回路規模の小型化等に寄与することができる。
《光ディスクの実施の形態》
この発明の実施の形態を以下説明する。はじめにこの発明の描画方法に使用する光ディスクの実施の形態を図2に示す。この光ディスク10は描画可能追記型DVD(DVD−R、DVD+R等)として構成したものである。すなわち光ディスク10は、表面にウォブルグルーブ14が形成されている0.6mm厚のポリカーボネート基板12の該ウォブルグルーブ14が形成されている表面にデータ記録層16、合焦制御用半透明反射層18、透明中間層20、描画層22を順次積層し、これと、グルーブが形成されていない0.6mm厚のポリカーボネート基板26とを、透明接着層28で相互に接合して、全体を1.2mm厚の一体構造に形成したものである。描画層22はレーザ光の照射により可視光特性が変化するもので、感熱材料、感光材料等で構成されている。
この発明の実施の形態を以下説明する。はじめにこの発明の描画方法に使用する光ディスクの実施の形態を図2に示す。この光ディスク10は描画可能追記型DVD(DVD−R、DVD+R等)として構成したものである。すなわち光ディスク10は、表面にウォブルグルーブ14が形成されている0.6mm厚のポリカーボネート基板12の該ウォブルグルーブ14が形成されている表面にデータ記録層16、合焦制御用半透明反射層18、透明中間層20、描画層22を順次積層し、これと、グルーブが形成されていない0.6mm厚のポリカーボネート基板26とを、透明接着層28で相互に接合して、全体を1.2mm厚の一体構造に形成したものである。描画層22はレーザ光の照射により可視光特性が変化するもので、感熱材料、感光材料等で構成されている。
光ディスク10の記録同時描画時には光ピックアップの対物レンズ24からデータ記録信号で変調されたDVD用レーザ光30と描画信号で変調されたCD用レーザ光32が同軸状かつ同時に出射される。両レーザ光30,32は光ディスク10の一面10a(「データ面」という)側から入射されて、DVD用レーザ光30でデータ記録層16に対するフォーカス制御(非点収差法等)およびトラッキング制御(プッシュプル法等)を行いながら、DVD用レーザ光30でデータ記録層16に対するデータ記録を行ない、CD用レーザ光32で描画層22に対する描画を行う。光ディスク10内で両レーザ光30,32の合焦位置相互の位置関係は固定である(つまり両合焦位置は一体に動く)。対物レンズ24の下面にはホログラム24aが形成され、光ディスク10内で両レーザ光30,32の合焦位置間距離がデータ記録層16と描画層22間の距離に等しくなるように、該焦点位置間距離が予め設定されている。したがって、DVD用レーザ光30でデータ記録層16に対する(厳密に言えば半透明反射層18に対する)フォーカス制御を行ってDVD用レーザ光30をデータ記録層16に合焦させると、必然的にCD用レーザ光32も描画層22に合焦された状態となる。また、DVD用レーザ光30でウォブルグルーブ14に対してトラッキング制御をすると、必然的にCD用レーザ光32もウォブルグルーブ14によるトラックピッチでディスク半径方向に順次移送される。これにより記録同時描画が実現される。記録同時描画により描画層22に形成された可視画像はデータ面10aの反対側の面10b(「レーベル面」という)側から目視することができる。また、データ記録層16に記録されたデータは再生パワーのDVD用レーザ光30で再生することができる。
《光ディスク記録装置の実施の形態》
図3はこの発明の描画方法を実施する記録同時描画機能付き光ディスク記録装置の実施の形態を示す。この光ディスク記録装置は、描画機能付き光ディスクドライブ(ここではDVDドライブ)34とホスト機器(ホストコンピュータ)36を相互に通信可能な状態に接続して構成されている。この光ディスク記録装置は、光ディスクの種類に応じて次の各モードで動作することができる。
(a)図2の光ディスク10(描画可能追記型DVD):
・記録同時描画:DVD用レーザ光30でデータ記録層16にデータ記録を行いながらCD用レーザ光32で描画層22に描画する。
・DVD単独データ記録:CD用レーザ光32を消灯し、DVD用レーザ光30でデータ記録層16にデータ記録する。
・単独描画:再生パワーのDVD用レーザ光30でデータ記録層16にフォーカス制御およびトラッキング制御しながらCD用レーザ光32で描画層22に描画する。
・DVD再生:CD用レーザ光32を消灯し、再生パワーのDVD用レーザ光30でデータ記録層16をデータ再生する。
(b)既存の記録可能型または再生専用DVD:
・DVDデータ記録:CD用レーザ光32を消灯し、DVD用レーザ光30でデータ記録
・DVD再生:CD用レーザ光32を消灯し、再生パワーのDVD用レーザ光30でデータ再生する。
(c)既存の記録可能型または再生専用CD:
・CDデータ記録:DVD用レーザ光30を消灯し、CD用レーザ光32でデータ記録
・CD再生:DVD用レーザ光30を消灯し、再生パワーのCD用レーザ光32でデータ再生する。
なお、以下では図2の光ディスク10(描画可能追記型DVD)を使用して記録同時描画で動作させる場合を中心に説明する。
図3はこの発明の描画方法を実施する記録同時描画機能付き光ディスク記録装置の実施の形態を示す。この光ディスク記録装置は、描画機能付き光ディスクドライブ(ここではDVDドライブ)34とホスト機器(ホストコンピュータ)36を相互に通信可能な状態に接続して構成されている。この光ディスク記録装置は、光ディスクの種類に応じて次の各モードで動作することができる。
(a)図2の光ディスク10(描画可能追記型DVD):
・記録同時描画:DVD用レーザ光30でデータ記録層16にデータ記録を行いながらCD用レーザ光32で描画層22に描画する。
・DVD単独データ記録:CD用レーザ光32を消灯し、DVD用レーザ光30でデータ記録層16にデータ記録する。
・単独描画:再生パワーのDVD用レーザ光30でデータ記録層16にフォーカス制御およびトラッキング制御しながらCD用レーザ光32で描画層22に描画する。
・DVD再生:CD用レーザ光32を消灯し、再生パワーのDVD用レーザ光30でデータ記録層16をデータ再生する。
(b)既存の記録可能型または再生専用DVD:
・DVDデータ記録:CD用レーザ光32を消灯し、DVD用レーザ光30でデータ記録
・DVD再生:CD用レーザ光32を消灯し、再生パワーのDVD用レーザ光30でデータ再生する。
(c)既存の記録可能型または再生専用CD:
・CDデータ記録:DVD用レーザ光30を消灯し、CD用レーザ光32でデータ記録
・CD再生:DVD用レーザ光30を消灯し、再生パワーのCD用レーザ光32でデータ再生する。
なお、以下では図2の光ディスク10(描画可能追記型DVD)を使用して記録同時描画で動作させる場合を中心に説明する。
光ディスク10はスピンドルモータ38で回転駆動され、光ピックアップ40の対物レンズ24から出射されるDVD用レーザ光30でDVDデータ記録およびDVDデータ再生が行われ、CD用レーザ光32で描画が行われる。スピンドルサーボ42はデータ記録時(記録同時描画時、DVD単独データ記録時)およびデータ再生時にシステム制御部(CPU)44からの指令によりスピンドルモータ38をCLV制御する。このCLV制御はデータ記録時はDVD用レーザ光30の戻り光から検出されるウォブル信号が所定周波数で検出されるようにPLL制御で行われる。また、データ再生時はDVD用レーザ光30の戻り光から検出されるウォブル信号またはDVD用レーザ光30の戻り光から生成されるクロック信号が所定周波数で検出されるようにPLL制御で行われる。
フォーカスサーボ46は記録同時描画時に、光ディスク10の半透明反射層18(図2)で反射されたDVD用レーザ光30の戻り光から検出されるフォーカスエラーに基づき、光ピックアップ40内のフォーカスアクチュエータを駆動して対物レンズ24をその光軸方向に変位させて、DVD用レーザ光30を光ディスク10の半透明反射層18(図2)にフォーカス制御する。トラッキングサーボ48は記録同時描画時に、光ディスク10の半透明反射層18で反射されたDVD用レーザ光30の戻り光から検出されるトラッキングエラーに基づき、光ピックアップ40内のトラッキングアクチュエータを駆動して対物レンズ24をディスク半径方向に変位させて、DVD用レーザ光30を光ディスク10のウォブルグルーブ14(図2)にトラッキング制御する。ステッピングモータ50はモータドライバ52で駆動されて送りねじ54を回転駆動し、光ピックアップ40をディスク半径方向に移送する。この移送制御は、トラッキングエラーの残留誤差が0になるようにシステム制御部44を介してモータドライバ52をサーボループで駆動することにより行われる。なお、光ディスク10のデータ記録および描画はこの実施の形態ではディスク内周側から外周側に向けて行われるが、これとは逆に、ディスク外周側から内周側に向けて行うこともできる。
レーザドライバ56は光ピックアップ40内のDVD用レーザダイオード31およびCD用レーザダイオード33(図4、図13)をそれぞれ駆動してDVD用レーザ光30およびCD用レーザ光32を出射させる。レーザドライバ56は記録同時描画時に、DVD用レーザ光30をデータ記録信号で記録パワーとボトムパワーに変調し、CD用レーザ光32を描画信号で描画パワーとボトムパワーに変調する。このときのDVD用レーザ光30の記録パワー、ボトムパワーおよびCD用レーザ光32の描画パワー、ボトムパワーは例えば次のようにそれぞれ設定される。
(a)DVD用レーザ光30:
・記録パワー:データ記録層16にピットを形成するパワーで、例えば30mW
・ボトムパワー:データ記録層16にピットを形成しない(ランドを形成する)パワーで、例えばDVD再生パワーよりも低くDVD用レーザダイオード31をしきい値電流(バイアス電流)で駆動したときの0mWに近いパワー
(b)CD用レーザ光32:
・描画パワー:描画層22の可視光特性を変化させるパワーで、例えば40mW
・ボトムパワー:描画層22の可視光特性を変化させないパワーで、例えばCD再生パワーよりも低くCD用レーザダイオード33をしきい値電流(バイアス電流)で駆動したときの0mWに近いパワー
(a)DVD用レーザ光30:
・記録パワー:データ記録層16にピットを形成するパワーで、例えば30mW
・ボトムパワー:データ記録層16にピットを形成しない(ランドを形成する)パワーで、例えばDVD再生パワーよりも低くDVD用レーザダイオード31をしきい値電流(バイアス電流)で駆動したときの0mWに近いパワー
(b)CD用レーザ光32:
・描画パワー:描画層22の可視光特性を変化させるパワーで、例えば40mW
・ボトムパワー:描画層22の可視光特性を変化させないパワーで、例えばCD再生パワーよりも低くCD用レーザダイオード33をしきい値電流(バイアス電流)で駆動したときの0mWに近いパワー
ALPC回路58はDVD用レーザ光30のレーザパワー(データ記録時は記録パワーおよびボトムパワー、データ再生時は再生パワー)をシステム制御部44で指令された値にそれぞれ制御する。また、ALPC回路58はCD用レーザ光32のレーザパワー(描画時は描画パワーおよびボトムパワー、データ記録時は記録パワーおよびボトムパワー、データ再生時は再生パワー)をシステム制御部44で指令された値にそれぞれ制御する。
ホスト機器36からは記録同時描画時に記録データと画像データが時分割等で並行して送信される。画像データは描画する画像のピクセル(画素)ごとの階調(この実施の形態ではモノクロ2階調)を表すデータ(ピクセルデータ)の集合である。この実施の形態では1ピクセルの光ディスク10上での描画寸法を、ディスク半径方向についてはウォブルグルーブ14によるトラックピッチ、ディスク周方向についてはディスク半径位置にかかわらず一定長(後述する例ではDVDデータ記録の1/48物理セクタ長)としている。ホスト機器36から送信された記録データと画像データは光ディスクドライブ34のインタフェース60で受信され、バッファメモリ62に一旦蓄えられた後、記録同時描画速度に対応した速度でバッファメモリ62から順次読み出される。
エンコーダ64は記録同時描画時に、バッファメモリ62から読み出された記録データと画像データをDVDフォーマットのデータ記録信号に変調する。この実施の形態では画像データは後述するようにDVDフォーマットの空き領域に組み込まれる。データ変調部66はストラテジ回路によりデータ記録信号の時間軸補正を行う。また、データ変調部66はデータ記録信号に含まれている画像データを復調して描画信号を生成する。さらに、データ変調部66は、該生成された描画信号が描画パワーを指示するレベルのときであっても、データ記録信号が記録パワーを指示するレベルのときは、描画信号をボトムパワーを指示するレベルに一時的に戻す変調処理を行う。これにより、記録同時描画時にDVD用レーザ光30とCD用レーザ光32が同時に高いパワー(記録パワーおよび描画パワー)になるのが阻止される。
データ変調部66で時間軸補正されたデータ記録信号はALPC回路58およびレーザドライバ56を介して光ピックアップ40内のDVD用レーザダイオード31を駆動し、光ディスク10のデータ記録層16にデータ記録を行う。また、データ変調部66で生成されデータ記録信号(時間軸補正されたもの)で変調された描画信号はALPC回路58およびレーザドライバ56を介して光ピックアップ40内のCD用レーザダイオード33を駆動し、光ディスク10の描画層22にモノクロ2階調による描画を行う。このようにして、記録同時描画が実現される。このとき、描画信号はデータ記録信号(時間軸補正されたもの)で変調されているため、DVD用レーザ光30とCD用レーザ光32が同時に高いパワー(記録パワーおよび描画パワー)になるのが阻止される。
《光ディスク記録装置の詳細構成1》
図3の光ディスク記録装置の詳細構成を図4に示す。はじめにエンコーダ64について説明する。エンコーダ64はDVDの記録を行うとき(記録同時描画時、DVD単独データ記録時)は記録データをDVDフォーマットにエンコードする。記録同時描画時はDVDフォーマットの空き領域に画像データを組み込む処理を併せて行う。なお、エンコーダ64はCDエンコーダを兼ねており、CDの記録を行うときは記録データをCDフォーマットにエンコードする。
図3の光ディスク記録装置の詳細構成を図4に示す。はじめにエンコーダ64について説明する。エンコーダ64はDVDの記録を行うとき(記録同時描画時、DVD単独データ記録時)は記録データをDVDフォーマットにエンコードする。記録同時描画時はDVDフォーマットの空き領域に画像データを組み込む処理を併せて行う。なお、エンコーダ64はCDエンコーダを兼ねており、CDの記録を行うときは記録データをCDフォーマットにエンコードする。
エンコーダ64による記録同時描画時のエンコード処理について説明する。図5はDVDフォーマットによるデータフレームの構造を示す。同図に示すように、DVDフォーマットでは172バイトを12行集めて1つのデータフレームが作られる。「ID」は、識別データであり、記録するデータの領域名や物理セクタ番号などを表すコードからなる。「IED」は「ID」の誤り検出用パリティ、「RSV」はシステム予約データ、「EDC」はデータフレーム全体の誤り検出用パリティである。RSV領域は通常使われないので、この実施の形態ではこのRSV領域に画像データを入れる。RSV領域は6バイトあるので、6×8=48ビットの情報を入れることができる。この実施の形態では画像をモノクロ2階調で描画するので、1ピクセル分の画像データは1ビットで表される。したがって、1データフレーム中に48ピクセル分の画像データを入れる。
エンコーダ64は前記データフレーム内のメインデータの2048バイトのみにスクランブルを掛ける。次にこのスクランブルを掛けたデータフレームを16個まとめ、さらにPI(Parity of Inner-code)、PO(Parity of outer-code)を追加して1つのECCブロックを形成する。ECCブロックの構成を図6に示す。画像データが存在するRSV領域は図6に網掛けで示した部分にあり、1ECCブロック中に6×16=96バイト存在する。エンコーダ64はさらにこのECCブロックにインターリーブを掛ける。その結果、図7に示すように16個の記録フレームができる。個々の記録フレームには図7に網掛けで示した部分にRSV領域が含まれている。エンコーダ64は各記録フレームに対し8−16変調を施し、さらに同期コード(SY0〜SY7)を付加し、図8に示す物理セクタを形成する。物理セクタは13×2×(32+1456)=38688ビットで構成される。
光ディスク10の描画層22に描画する1枚の画像を構成するピクセルの配列例を図9に模式的に示す。符号10cは光ディスク10の中心穴を示す。1枚の画像を構成する各ピクセル0,1,2,3,・・・は、データ記録層16のデータ領域の開始位置(半径24mmの位置)から、ディスク周方向は1/48物理セクタのサイズ(=806T≒107.47μm)、ディスク半径方向はウォブルグルーブ14によるトラックピッチサイズ(0.74μm)で螺旋状に順次配列される。そこで、ホスト機器36はこのピクセル配列による各ピクセル0,1,2,3,・・・の画像データ(モノクロ2階調データ)を記録同時描画動作の開始に先立ち予め(あるいは記録同時描画動作と並行して)作成し、記録同時描画動作の進行に従って、記録データとともに順次光ディスクドライブ34に転送する。そして、光ディスクドライブ34のエンコーダ64は記録同時描画動作で各ピクセル0,1,2,3,・・・が図9に示す所期の位置に描画されるように、各ピクセル0,1,2,3,・・・の画像データをDVDフォーマットの該当する物理セクタのRSV領域に組み込む。この実施の形態では、1物理セクタ(図8参照)中に該1物理セクタで描画する48ピクセル分の画像データを組み込むようにしている。
図4に戻り、エンコーダ64からは記録同時描画時に、画像データを組み込んだDVDフォーマットデータを最終的にNRZI(Non-Return to Zero Inverted)変調して作成したデータ記録信号NRZI(図1(a)参照)と、クロック信号NRZICLK(図1(b)参照)が出力される。クロック信号NRZICLKはDVD用レーザ光30の戻り光から検出されるウォブル信号に基づき作成された1Tの周期を有するクロック信号である。エンコーダ64はクロック信号NRZICLKに基づきエンコード処理を行う。なお、図3のスピンドルサーボ42による記録同時描画時のスピンドル制御(CLV制御)は、DVD用レーザ光30の戻り光から検出されるウォブル信号が所定の水晶発振クロックに同期するようにPLL制御で行われる。したがって、記録同時描画時にエンコーダ64によるエンコード動作とスピンドルモータ38の回転は同期している。
図4のデータ変調部66について説明する。なお、図4のデータ変調部66内に(a)〜(e)で示した各部の記録同時描画時の動作波形を図1に(a)〜(e)でそれぞれ示す。ストラテジ回路68はジッタ低減等の目的でデータ記録信号NRZI(図1(a))の時間軸補正を行い、時間軸補正されたデータ記録信号NRZI'(図1(d))を作成する。なお、図1の(a)と(d)は図示の便宜上同じ波形となっているが、実際には(d)は(a)に対して時間軸補正されている。この時間軸補正されたデータ記録信号NRZI'でDVD用レーザ光30が変調されてデータ記録が行われる。すなわち、データ記録信号NRZI'の“H”レベルはDVD用レーザ光30を記録パワーで駆動する指令となり、“L”レベルはDVD用レーザ光30をボトムパワーで駆動する指令となる。データ変換器70はデータ記録信号NRZIのRSV領域に含まれている48ピクセル分の画像データを復調し、1ピクセル長(=1/48物理セクタ長)に相当する時間ごとに、描画するピクセルの階調に応じて“H”レベル(描画層22の可視光特性を変化させるレーザパワーを指示)または“L”レベル(描画層22の可視光特性を変化させないレーザパワーを指示)に変化する描画信号DOTX(図1(c))を生成する。
データ変換器70によるデータ記録信号NRZIからの画像データの検出手法について説明する。データ記録信号NRZIに含まれる同期コードSY0(物理セクタの先頭の同期コード。図8参照)の波形パターンは図10(a)〜(d)のいずれかとなる。これらのパターンが現れるのは同期コードSY0のときだけである。この32ビットの同期コードSY0を検出した直後から、同図に示すように基本周期Tごとにt0,t1,t2,・・・とナンバリングしていく。すると、96ビットのRSV領域(1物理セクタ長に描画する48ピクセル分の画像データが含まれている)はt96〜t192に存在することになる。そこで、データ変換器70はこのt96〜t192を検出しデコードして、1物理セクタ長に描画する48ピクセル分の描画信号DOTXを作成する。
データ記録信号NRZIと描画信号DOTXの時間関係を図11に示す。データ記録信号NRZIのRSV領域でこの1物理セクタに描画する48ピクセル分の画像データが検出されると、データ変換器70は該データ変換器70で要する所定の処理時間ΔTdの遅延後、48ピクセル分の描画信号DOTXを、1/48物理セクタの時間(806T)ずつ順次出力する。この実施の形態では、各ピクセルをモノクロ2階調で描画するので、1ピクセル分の描画信号DOTXは、割り当てられた1/48物理セクタの時間(806T)分“H”レベル(描画層22の可視光特性を変化させるレーザパワーを指示)または“L”レベル(描画層22の可視光特性を変化させないレーザパワーを指示)を持続する。
図4のデータ変調部66において、アンド回路72には、時間軸補正されたデータ記録信号NRZI'の反転信号と描画信号DOTXが入力される。これにより、アンド回路72からは、描画信号DOTXの“H”レベル(描画層22の可視光特性を変化させるレーザパワーを指示)の区間について、時間軸補正されたデータ記録信号NRZI'が“H”レベル(ピットを形成するレーザパワーを指示)のときに、描画信号DOTXを“L”レベル(描画層22の可視光特性を変化させないレーザパワーを指示)に一時的に下げた描画信号DOTX'(図1(e))が出力される。この描画信号DOTX'でCD用レーザ光32が変調されて描画が行われる。すなわち、描画信号DOTX'の“H”レベルはCD用レーザ光32を描画パワーで駆動する指令となり、描画信号DOTX'の“L”レベルはCD用レーザ光32をボトムパワーで駆動する指令となる。
なお、描画信号DOTXの単位長さ(1ピクセルのディスク周方向長さ)は1/48物理セクタ(806T)であるのに対し、データ記録信号NRZIのピット長およびランド長は3T〜14Tであるので、描画信号DOTXの単位長さあたりにデータ記録信号NRZIは複数パルス入る。時間軸補正したデータ記録信号NRZI'も同様に描画信号DOTXの単位長さあたりに複数パルス入る。したがって、描画信号DOTXが“H”レベルの区間で、データ記録信号NRZI'が“H”レベルのときに描画信号DOTXを“L”レベルに一時的に下げて描画信号DOTX'としても、1つのピクセルを描画する区間全体にわたり描画信号DOTX'が“L”レベルに下がることはない(つまり、描画信号DOTX'は“H”レベルの描画信号DOTXをデータ記録信号NRZI'でパルス分割した信号となる)。したがって、データ記録信号NRZI'で変調した描画信号DOTX'で描画しても一部のピクセルが欠落して描画されることはない。また、1ピクセルのディスク周方向長さは極めて短いので、このようにデータ記録信号NRZI'で変調(パルス分割)した描画信号DOTX'で各ピクセルを描画しても、個々のピクセルは人の目には依然として1つの点としか認識されない。しかも、データ記録信号NRZI'の平均デューティは約50%であり、描画信号DOTXが“H”レベルの区間で、データ記録信号NRZI'の反転パターンとなる描画信号DOTX'の平均デューティも約50%であるので、各ピクセルを同じ濃さに描画できる。
スイッチ74,76は記録モードに応じてシステム制御部44からの選択信号SELで切り換えられる。すなわち、CD単独データ記録時は接点“1”に接続され、DVD単独データ記録時は接点“2”に接続され、記録同時描画時は接点“3”に接続される。スイッチ74は、接点“1”に接続されているときは“H”レベル信号を持続的に出力し、接点“2”に接続されているときは“L”レベル信号を持続的に出力し、接点“3”に接続されているときはデータ記録信号NRZI'で変調された描画信号DOTX'を出力する。スイッチ76は、接点“1”、“2”に接続されているときは“H”レベル信号を持続的に出力し、接点“3”に接続されているときは描画信号DOTXを出力する。
図4のALPC回路58について説明する。なお、このALPC回路58でのレーザパワーのサンプリング動作を図12に示す。図12において[A]は記録同時描画時に描画信号DOTXが“H”レベルのときのサンプリング動作を示し、[B]は記録同時描画時に描画信号DOTXが“L”レベルのときのサンプリング動作を示す。サンプリングパルスALPCSP1,ALPCSP2はエンコーダ64から出力される。サンプリングパルスALPCSP1はデータ記録信号NRZIの立ち上がりから所定時間Δt1(Δt1はレーザパワーが安定する時間)後に出力され、サンプリングパルスALPCSP2はデータ記録信号NRZIの立ち下がりから所定時間Δt2(Δt2はレーザパワーが安定する時間。Δt1=Δt2に設定することも可)後に出力される。
図4のALPC回路58において、サンプルホールド回路78は記録同時描画時に、光ピックアップ40内のフロントモニタ80(両レーザ光30,32で共用される)で検出されるDVD用レーザ光30の記録パワーをサンプリングパルスALPCSP1でサンプリングする。アンド回路82には記録同時描画時に、描画信号DOTXとサンプリングパルスALPCSP2が入力される。これによりアンド回路82は、描画信号DOTXが“H”レベルのときのサンプリングパルスALPCSP2を通過させた信号ALPCSP2'を生成する。サンプルホールド回路84は記録同時描画時に、フロントモニタ80で検出されるCD用レーザ光32の描画パワーをサンプリングパルスALPCSP2'でサンプリングする。描画信号DOTXが“L”レベルのときはCD用レーザ光32はほぼ0mWのボトムパワー(ほとんど点灯しない)とするので、サンプリングすることはできない。したがって、アンド回路82でサンプリングパルスALPCSP2をマスキングしてサンプリングは行わない。
記録同時描画時にDAC(D/A変換器)86からはDVD用レーザ光30の記録パワー(例えば30mW)の目標値が出力される。引算器88は記録パワー目標値とサンプルホールド値の偏差信号を出力する。この偏差信号はLPF(ローパスフィルタ)90で平滑される。LPF90の出力信号はスイッチ92,94,96を介して加算点98でDAC100から出力されるボトムパワー指令値(例えばDVD用レーザダイオード31をしきい値電流で駆動したときのほぼ0mWのパワー指令値)と加算され、レーザドライバ56aで増幅されてDVD用レーザダイオード31を駆動する。これにより、DVD用レーザ光30の記録パワーは、DAC86で設定された記録パワー目標値に一致するようにサーボループで制御され、この記録パワーでデータ記録層16にピットが形成される。
記録同時描画時にDAC102からはCD用レーザ光32の描画パワー(例えば40mW)の目標値が出力される。引算器104は描画パワー目標値とサンプルホールド値の偏差信号を出力する。この偏差信号はLPF106で平滑される。LPF106の出力信号はスイッチ92,94,96を介して加算点108でDAC111から出力されるボトムパワー指令値(例えばCD用レーザダイオード33をしきい値電流で駆動したときのほぼ0mWのパワー指令値)と加算され、レーザドライバ56bで増幅されてCD用レーザダイオード33を駆動する。これにより、CD用レーザ光32の描画パワーは、DAC102で設定された描画パワー目標値に一致するようにサーボループで制御され、この描画パワーで描画層22の可視光特性が変化して描画が行なわれる。
記録同時描画時のスイッチ92,94,96の動作を説明する。スイッチ92はデータ記録信号NRZI'によって切り換えられる。すなわち、データ記録信号NRZI'が“H”レベル(ピット形成指示)のときはLPF90から出力されるDVD用レーザ光30の記録パワー駆動信号を選択出力する。また、データ記録信号NRZI'が“L”レベル(ランド形成指示)のときはLPF106から出力されるCD用レーザ光32の描画パワー駆動信号を選択出力する。スイッチ94はオア回路113から出力される描画信号DOTX'およびデータ記録信号NRZI'によって切り換えられる。すなわち、描画信号DOTX'、データ記録信号NRZI'のいずれかが“H”レベル(ピット形成指示または描画指示)のときはスイッチ92の出力信号を選択出力する。また、描画信号DOTX'、データ記録信号NRZI'の両方が“L”レベル(ランド形成指示かつ非描画指示)のときは“L”レベル信号を選択出力する。スイッチ96は描画信号DOTX'によって切り換えられる。すなわち、描画信号DOTX'が“H”レベル(描画指示)のときはスイッチ94の出力信号をCD用レーザ光32の駆動信号として供給する。また、描画信号DOTX'が“L”レベル(非描画指示)のときはスイッチ94の出力信号をDVD用レーザ光30の駆動信号として供給する。
スイッチ92,94,96の上記切り換え動作により、記録同時描画時に両レーザ光30,32は次のように制御される。
(a)描画信号DOTXが“L”レベル(非描画指示)のとき:
・DVD用レーザ光30は、データ記録信号NRZI'が“H”レベルのときは記録パワーで駆動され、“L”レベルのときはボトムパワーで駆動される。
・CD用レーザ光32はボトムパワーで駆動される。
(b)描画信号DOTXが“H”レベル(描画)のとき:
・DVD用レーザ光30は、データ記録信号NRZI'が“H”レベルのときは記録パワーで駆動され、“L”レベルのときはボトムパワーで駆動される。
・CD用レーザ光32は、データ記録信号NRZI'が“L”レベルのときは描画パワーで駆動され、“H”レベルのときはボトムパワーで駆動される。したがって、DVD用レーザ光30とCD用レーザ光32が同時に高いパワー(記録パワーおよび描画パワー)で駆動されることはない。
(a)描画信号DOTXが“L”レベル(非描画指示)のとき:
・DVD用レーザ光30は、データ記録信号NRZI'が“H”レベルのときは記録パワーで駆動され、“L”レベルのときはボトムパワーで駆動される。
・CD用レーザ光32はボトムパワーで駆動される。
(b)描画信号DOTXが“H”レベル(描画)のとき:
・DVD用レーザ光30は、データ記録信号NRZI'が“H”レベルのときは記録パワーで駆動され、“L”レベルのときはボトムパワーで駆動される。
・CD用レーザ光32は、データ記録信号NRZI'が“L”レベルのときは描画パワーで駆動され、“H”レベルのときはボトムパワーで駆動される。したがって、DVD用レーザ光30とCD用レーザ光32が同時に高いパワー(記録パワーおよび描画パワー)で駆動されることはない。
なお、図4の構成例ではDVD用レーザ光30のボトムパワー値をほぼ0mWに設定したため、ボトムパワーのタイミングではフォーカスエラーおよびトラッキングエラーを検出できないので、フォーカス制御およびトラッキング制御は平均値サーボ(例えば数msec〜数10msecで平均)を用いる。
《光ディスク記録装置の詳細構成2》
図4ではDVD用レーザ光30のボトムパワーをサーボループ無しで制御したが、サーボループを形成して制御することもできる。そのように構成した光ディスク記録装置の詳細構成を図13に示す。図13において図4と共通する部分には同一の符号を用いる。図13のALPC回路58において、サンプルホールド回路115は記録同時描画時にフロントモニタ80で検出されるDVD用レーザ光30のボトムパワーをサンプリングパルスALPCSP2でサンプリングする。記録同時描画時にDAC117からはDVD用レーザ光30のボトムパワー(例えば3mW)の目標値が出力される。引算器119はボトムパワー目標値とサンプルホールド値の偏差信号を出力する。この偏差信号はLPF121で平滑される。LPF121の出力信号は加算点98に供給される。これ以外の構成およびレーザパワー値の設定については、図4について説明したのと同じである。
図4ではDVD用レーザ光30のボトムパワーをサーボループ無しで制御したが、サーボループを形成して制御することもできる。そのように構成した光ディスク記録装置の詳細構成を図13に示す。図13において図4と共通する部分には同一の符号を用いる。図13のALPC回路58において、サンプルホールド回路115は記録同時描画時にフロントモニタ80で検出されるDVD用レーザ光30のボトムパワーをサンプリングパルスALPCSP2でサンプリングする。記録同時描画時にDAC117からはDVD用レーザ光30のボトムパワー(例えば3mW)の目標値が出力される。引算器119はボトムパワー目標値とサンプルホールド値の偏差信号を出力する。この偏差信号はLPF121で平滑される。LPF121の出力信号は加算点98に供給される。これ以外の構成およびレーザパワー値の設定については、図4について説明したのと同じである。
図13のALPC回路58でのレーザパワーのサンプリング動作を図14に示す。図14において[A]は記録同時描画時に描画信号DOTXが“H”レベルのときのサンプリング動作を示し、[B]は記録同時描画時に描画信号DOTXが“L”レベルのときのサンプリング動作を示す。サンプリングパルスALPCSP1,ALPCSP2は前出の図12で示したのと同じタイミングに発生される。すなわち、サンプリングパルスALPCSP1はデータ記録信号NRZIの立ち上がりから所定時間Δt1後に出力され、サンプリングパルスALPCSP2はデータ記録信号NRZIの立ち下がりから所定時間Δt2(Δt1=Δt2に設定することも可)後に出力される。DVD用レーザ光30のボトムパワーは描画信号DOTXが“H”レベル、“L”レベルのいずれのときもサンプリングパルスALPCSP2によってサンプリングされる。これにより、DVD用レーザ光30のボトムパワーは、DAC117で設定されたボトムパワー目標値に一致するようにサーボループで制御される。
なお、図13の構成例ではDVD用レーザ光30のボトムパワー値を0mWよりも大きい値に制御して点灯した状態にしたので、ボトムパワーのタイミングでもフォーカスエラーおよびトラッキングエラーを検出できる。したがって、フォーカス制御およびトラッキング制御は平均値サーボのほか、サンプリングサーボを用いることもできる。
《記録同時描画時の制御》
以上説明した図2の光ディスクに記録同時描画を行うときの図3、図4、図13の光ディスク記録装置による制御を図15を参照して説明する。光ディスクドライブ34に光ディスク10を装填して記録同時描画を指示すると、光ディスク10が回転駆動される(S1)。DVD用レーザ光30を再生パワーで点灯し(このとき一時的に、図4、図13のスイッチ94,96を接点“L”側にそれぞれ接続し、図4ではDAC100から再生パワー指令値を出力し、図13ではDAC117から再生パワー指令値を出力する)(S2)、フォーカスサーボ46をオンしてデータ記録層16に合焦させる(S3)。システム制御部44から選択信号SEL=“3”(図4、図13)を出力して(S4)、スイッチ74,76を接点“3”にそれぞれ接続する。DVD用レーザ光30によるトラッキングサーボ48をオンし、データ記録を開始する位置(=描画を開始する位置)の手前をシークする(S5)。データ記録を開始するアドレスを検出したら(S6)、データ記録信号NRZI'(図1(d))でDVD用レーザ光30を記録パワーとボトムパワーに切り換えてデータ記録を開始する(S7)。同時に、描画信号DOTX'(図1(e))でCD用レーザ光32を描画パワーとボトムパワーに切り換えて描画を開始する(S8)。
以上説明した図2の光ディスクに記録同時描画を行うときの図3、図4、図13の光ディスク記録装置による制御を図15を参照して説明する。光ディスクドライブ34に光ディスク10を装填して記録同時描画を指示すると、光ディスク10が回転駆動される(S1)。DVD用レーザ光30を再生パワーで点灯し(このとき一時的に、図4、図13のスイッチ94,96を接点“L”側にそれぞれ接続し、図4ではDAC100から再生パワー指令値を出力し、図13ではDAC117から再生パワー指令値を出力する)(S2)、フォーカスサーボ46をオンしてデータ記録層16に合焦させる(S3)。システム制御部44から選択信号SEL=“3”(図4、図13)を出力して(S4)、スイッチ74,76を接点“3”にそれぞれ接続する。DVD用レーザ光30によるトラッキングサーボ48をオンし、データ記録を開始する位置(=描画を開始する位置)の手前をシークする(S5)。データ記録を開始するアドレスを検出したら(S6)、データ記録信号NRZI'(図1(d))でDVD用レーザ光30を記録パワーとボトムパワーに切り換えてデータ記録を開始する(S7)。同時に、描画信号DOTX'(図1(e))でCD用レーザ光32を描画パワーとボトムパワーに切り換えて描画を開始する(S8)。
記録同時描画が進行し、データ記録が終了したら(S9)、DVD用レーザ光30を再生パワーで点灯し続け(DAC100からから再生パワー指令値を出力する)(S10)、DVD用レーザ光30でフォーカス制御およびトラッキング制御を行いながらCD用レーザ光32で描画を続ける。そして、描画終了位置に到達したら(S11)、CD用レーザ光32を消灯して描画を終了する(S12)。その後必要に応じてDVD用レーザ光30でデータ記録層16のリードイン領域を記録して全ての制御を終了する。
《変形例》
前記実施の形態では、前出の図9で示したように、1ピクセルのディスク半径方向のサイズをウォブルグルーブ14によるトラックピッチサイズ(0.74μm)に設定したが、トラックピッチ複数個分のサイズに設定することもできる。図16はそのように設定した一例を示す。網掛け部分が1ピクセルを示す。ここでは、トラックピッチ4個分(2.96μm)を1ピクセルのディスク半径方向のサイズとしている。1ピクセルのディスク周方向のサイズは図9と同様に1/48物理セクタのサイズ(=806T≒107.47μm)としている。このようにすると、1ピクセルを構成するトラック本数のうち何本分を描画するかでピクセルの濃度を変えることができ、モノクロ多階調(図16の場合はモノクロ5階調)による描画を実現できる。
前記実施の形態では、前出の図9で示したように、1ピクセルのディスク半径方向のサイズをウォブルグルーブ14によるトラックピッチサイズ(0.74μm)に設定したが、トラックピッチ複数個分のサイズに設定することもできる。図16はそのように設定した一例を示す。網掛け部分が1ピクセルを示す。ここでは、トラックピッチ4個分(2.96μm)を1ピクセルのディスク半径方向のサイズとしている。1ピクセルのディスク周方向のサイズは図9と同様に1/48物理セクタのサイズ(=806T≒107.47μm)としている。このようにすると、1ピクセルを構成するトラック本数のうち何本分を描画するかでピクセルの濃度を変えることができ、モノクロ多階調(図16の場合はモノクロ5階調)による描画を実現できる。
前記実施の形態では、画像データをDVDフォーマットの空き領域に組み込むようにしたが、記録データと画像データで別々にエンコードして記録同時描画を行うこともできる。また、前記実施の形態ではスピンドルモータ38をCLV制御して記録同時描画を行うようにしたが、CAV制御して記録同時描画を行うこともできる。CAV制御を用いる場合は、図3のスピンドルモータ38から出力されるFGパルスが所定周波数で検出されるようにスピンドルモータ38をPLL制御する。また、前記実施の形態では、1ピクセルのディスク周方向の寸法をディスク半径位置にかかわらず一定長としたが、ディスク半径位置にかかわらず一定回転角とすることもできる。
前記実施の形態では描画可能追記型DVDを用いて記録同時描画を行うようにしたが、この発明は描画可能書換型DVD(DVD−RW、DVD+RW、DVD−RAM等)、描画可能追記型CD(CD−R)、描画可能書換型CD(CD−RW)、描画可能追記型ブルーレイディスク(BD−R等)、描画可能書換型ブルーレイディスク(BD−RW等)、その他の各種描画可能型光ディスクの記録同時描画に適用することができる。
10…光ディスク、16…データ記録層、22…描画層、24…対物レンズ、30…DVD用レーザ光(データ記録用ビーム)、32…CD用レーザ光(描画用ビーム)、40…光ピックアップ、NRZI,NRZI'…データ記録信号、DOTX…描画信号、DOTX'…データ記録信号で変調された描画信号。
Claims (2)
- 1台の光ピックアップの1つの対物レンズからデータ記録用ビームと描画用ビームを合焦位置を光軸方向に相互にずらして出射し、厚み方向の互いに異なる位置にデータ記録層と描画層を積層形成した光ディスクに対し、前記データ記録用ビームで前記データ記録層にデータ記録を行いながら、前記描画用ビームで前記描画層の可視光特性を変化させて該描画層に描画を行う方法において、
前記描画により形成されるピクセルのディスク周方向の長さと前記データ記録により形成されるピットのディスク周方向の長さの関係を、1ピクセルのディスク周方向の長さに複数個のピットが入るように設定し、
前記描画用ビームが1つのピクセルを描画中に、前記データ記録用ビームが前記ピットを形成するために記録パワーとなる区間で、該描画用ビームのパワーを前記描画層の可視光特性を変化させないパワーに一時的に低下させる光ディスク記録・描画方法。 - データ記録用の記録データを該データ記録の記録フォーマットにエンコードするとともに、該記録フォーマットの所定単位区間内の所定の空き領域に該所定単位区間の長さ内に描画する数量の複数ピクセル分の画像データを組み込んでデータ記録信号を作成し、
該データ記録信号の前記所定単位区間から前記複数ピクセル分の画像データを抽出し、該所定単位区間の長さに相当するディスク周方向長さ内に該画像データによる複数ピクセルを均等のディスク周方向長さに分配して順次描画する描画信号を作成し、
該描画信号がピクセルを描画するために前記描画層の可視光特性を変化させることを指示している区間で、前記データ記録信号に応じて、該データ記録信号がピット形成を指示する区間で該描画信号を該描画層の可視光特性を変化させない指示に一時的に変化させ、
前記データ記録信号で前記データ記録用ビームを変調してデータ記録を行い、前記データ記録信号で変調された描画信号で前記描画用ビームを変調して描画を行う請求項1記載の光ディスク記録・描画方法。
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