JP2005346886A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 光学式ピックアップから照射されるレーザー光によって光ディスクに可視画像を形成することが出来る光ディスク記録再生装置を提供する。
【解決手段】 光ディスク記録再生装置に組み込まれている光学式ピックアップ2から出射されるレーザー光が入射される入射光面側から信号層及び画像記録層の2つの層が設けられている光ディスクを使用する光ディスク記録再生装置であり、前記信号層への信号の記録動作を行いながら画像記録層への画像記録動作を行うことが出来るように構成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 光ディスク記録再生装置に組み込まれている光学式ピックアップ2から出射されるレーザー光が入射される入射光面側から信号層及び画像記録層の2つの層が設けられている光ディスクを使用する光ディスク記録再生装置であり、前記信号層への信号の記録動作を行いながら画像記録層への画像記録動作を行うことが出来るように構成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光学式ピックアップより照射されるレーザー光によってディスクに可視画像を形成することが出来る光ディスク記録再生装置に関する。
光学式ピックアップを用いてディスクに記録されている信号の読み出し動作を行う光ディスク再生装置が普及しているが、最近では、再生機能に加えて光学式ピックアップより照射されるレーザー光によってディスクに信号を記録することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が商品化されている。
光ディスク記録再生装置において、ディスクに信号を記録した場合ディスクに記録した信号の内容を確認するためには、ディスクに記録された信号を再生する必要がある。そのため、使用者は、信号の記録動作が終了したとき、記録した内容、例えば音楽の場合には曲名が印刷されたラベル等をディスクにおける記録面の反対側の面に貼付したり、記録面の反対側の面にサインペン等によって曲名等を書き込むという動作を行っている。
ラベル等を貼付したり、曲名等を書き込む方法は、手間が掛かるだけでなくディスクに記録されている信号の再生動作に悪影響を与えることがあるという問題がある。斯かる問題を解決する方法としてレーザー光によって光ディスクの感光面に可視画像を形成する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、可視画像をカラーにて形成することが出来るようにした技術も開発されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−203348号公報
特開2003−272240号公報
従来の技術では、データ信号が記録される信号面に可視画像を形成するようにしているため、データ信号の記録容量が多くなると可視画像を形成する領域が少なくなり、記録されたデータ信号の全てを表示することが出来なくなるという問題がある。また、光ディスクに対する可視画像の形成動作は、ディスクの信号記録面の反対側の面に対して行われるため、使用者は、ディスクへの記録動作が終了した後ディスクの表裏反対にするための操作をする必要があり、操作性が悪いという問題がある。
本発明は、斯かる問題を解決することが出来る光ディスク記録再生装置を提供しようとするものである。
本発明は、光ディスク記録再生装置に組み込まれている光学式ピックアップから照射されるレーザー光が入射される入射光面側から信号層及び画像記録層の2つの層が設けられている光ディスクを使用する光ディスク記録再生装置であり、前記信号層への信号の記録動作を行いながら画像記録層への画像記録動作を行うように構成されている。
また、本発明は、信号層への信号記録動作を行うレーザー光を出射する第1レーザーダ
イオードと画像記録層への画像記録動作を行うレーザー光を出射する第2レーザーダイオードが組み込まれた光学式ピックアップを使用するように構成されている。
イオードと画像記録層への画像記録動作を行うレーザー光を出射する第2レーザーダイオードが組み込まれた光学式ピックアップを使用するように構成されている。
そして、本発明は、第1レーザーダイオードから出射されるレーザー光が信号層に合焦された状態にあるとき、第2レーザーダイオードから出射されるレーザー光が画像記録層に合焦されるように構成されている。
また、本発明は、第1レーザーダイオードから出射されるレーザー光のフォーカス制御動作を信号層からの反射光より得られるフォーカスエラー信号に基づいて行うように構成されている。
更に、本発明は、画像記録層が設けられている位置に信号層が設けられている光ディスクを使用するとき、該信号層に記録されている信号の記録又は再生動作を第2レーザーダイオードから出射されるレーザー光にて行うように構成されている。
そして、本発明は、画像記録層を異なる色を発色する複数層とし、該画像記録層への画像記録動作をカラーにて行うように構成されている。
また、本発明は、レーザー出力を変化させることによって発光色を選択制御するように構成されている。
そして、本発明は、画像記録層への画像記録動作を信号層から得られるアドレス情報に基づいて行うように構成されている。
本発明は、信号層及び画像記録層の2つの層が設けられている光ディスクを使用し、前記信号層への信号の記録動作を行いながら画像記録層への画像記録動作を行うようにしたので、即ち信号の記録動作と画像記録動作とを併行して行うようにしたので、信号の記録動作を行った後に画像信号の記録動作を行う場合と比較して短時間に処理することが出来る。
また、本発明は、第1レーザーダイオードから出射されるレーザー光が信号層に合焦された状態にあるとき、第2レーザーダイオードから出射されるレーザー光が画像記録層に合焦されるようにしたので、即ち第1レーザーダイオードから出射されるレーザー光のフォーカス制御動作を行うことによって第2レーザーダイオードから出射されるレーザー光を画像記録層に合焦させるようにしたので、光学式ピックアップの構造を簡単にすることが出来るとともに光学式ピックアップの制御動作を簡単に行うことが出来る。
そして、本発明は、画像記録層が設けられている位置に信号層が設けられている光ディスクを使用するとき、該信号層に記録されている信号の記録又は再生動作を第2レーザーダイオードから出射されるレーザー光にて行うようにしたので、種々なディスクに対する記録再生動作を行うことが出来る。
また、本発明は、画像記録層を異なる色を発色する複数層とし、該画像記録層への画像記録動作をカラーにて行うようにしたので、種々な画像をディスクに記録することが出来る。
本発明は、光学式ピックアップに組み込まれているレーザーダイオードから照射されるレーザー光によって可視画像を形成することが出来る光ディスク記録再生装置を提供する
ものである。
ものである。
図1は本発明の光ディスク記録再生装置の一実施例を示すプロック回路図本発明に係る光ディスクの一実施例を示す断面図、図2は本発明に係る光ディスクの一実施例を示す断面図、図3は本発明に係る光ディスクの一実施例を示す断面図である。
図において、1は光ディスクであり、光学式ピックアップ2に組み込まれている第1レーザーダイオード3A及び第2レーザーダイオード3Bから照射されるレーザー光が入射される入射光面側から透明な第1保護層1A、信号層1B、透明な第2保護層1C及び画像記録層1Dが設けられている。光学式ピックアップ2に組み込まれている第1レーザーダイオード3A及び第2レーザーダイオード3Bは、波長の異なる2つのレーザー光L1及びL2を照射するレーザーであり、レーザー光L1の波長の方がレーザー光L2の波長より短いとすると、対物レンズ4による集光作用によりレーザー光L1は図2に示すように信号層1Bに合焦され、レーザー光L2は画像記録層1Dに合焦される。
斯かる構成において、画像記録層1Dに照射されるレーザー光を波長の長いレーザー光L2にするとともにレーザー出力レベルの調整動作及び照射位置の調整動作を行うことによって画像記録層1Dに可視画像を形成することが出来る。
図1は前述した構成の光ディスクを使用する光ディスク記録再生装置を示すプロック回路図である。同図において、5は光ディスク1が載置されるターンテーブルであり、スピンドルモーター6によって回転駆動されるように構成されている。7は光学式ピックアップ2内に組み込まれている光検出器であり、光ディスク1の信号層1Bから反射されるレーザー光が照射されるとともに該信号を電気信号に変換する作用を有するものである。
8は光学式ピックアップ2に組み込まれているフォーカシングコイルであり、対物レンズ4を光ディスク1の信号面方向に変位させることによってレーザー光L1を信号層1Bに合焦させる作用を成すものである。9は光学式ピックアップ2に組み込まれているトラッキングコイルであり、対物レンズ4を光ディスク径方向に変位させることによってレーザー光L1を信号層1Bに形成されている信号トラックに追従させる作用を成すものである。
斯かる構成において、第1レーザーダイオード3Aから出射されるレーザー光L1がフォーカシング制御動作によって信号層1Bに合焦された状態にあるとき、第2レーザーダイオード3Bから出射されるレーザー光L2は画像記録層1Dに合焦されるように光学式ピックアップの光学系は構成されている。
10はピックアップ送り用モーターであり、送り用ネジ11を回転駆動することによって光学式ピックアップ2の本体を光ディスク1の径方向へ移動させるように構成されている。12は前記光検出器7によって電気信号に変換されたRF(高周波)信号が入力されるとともに該信号を増幅するRF信号増幅回路であり、波形整形するとともに2値化した信号やフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成して出力するように構成されている。
13は前記RF信号増幅回路12から出力されるフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基いてフォーカス制御動作及びトラッキング制御動作を行うピックアップ制御回路であり、前記光学式ピックアップ2に組み込まれているフォーカシングコイル8及びトラッキングコイル9に駆動信号を供給するように構成されている。
14は前記RF信号増幅回路12から出力される2値化信号が入力されるデジタル信号処理回路であり、光ディスク1から読み出された信号をデジタル信号処理することによって必要なデータ信号を抽出するとともに各種のデータを復調するように構成されている。15はホスト機器として接続されているコンピューター装置16より出力される命令信号や記録信号であるデータ信号が入力されるとともに光ディスク記録再生装置の各種の動作を制御するシステム制御回路であり、データ信号を一時的に記憶するバッファ用メモリー(図示せず)が組み込まれている。
17は前記コンピューター装置16より出力されるデータ信号が入力されるとともに該データ信号に応じた記録信号を出力する第1信号記録用回路であり、データ信号を記録するためのパルス信号を出力するように構成されている。18は前記コンピューター装置16より出力される可視画像用のデータ信号が入力されるとともに該データ信号に応じた画像記録信号を出力する第2信号記録用回路であり、画像を記録するためのパルス信号を出力するように構成されている。
19は前記第1信号記録用回路17から出力されるパルス信号が入力される第1レーザーダイオード駆動回路であり、入力されるパルスに対応した駆動信号を前記光学式ピックアップ2に組み込まれている第1レーザーダイオード3Aに供給するように構成されている。20は前記第2信号記録用回路18から出力されるパルス信号が入力される第2レーザーダイオード駆動回路であり、入力されるパルスに対応した駆動信号を前記光学式ピックアップ2に組み込まれている第2レーザーダイオード3Bに供給するように構成されている。
21は前記システム制御回路15によって動作が制御されるスピンドルモーター駆動回路であり、前記スピンドルモーター6を回転駆動制御するように構成されている。前記スピンドルモーター駆動回路21によるスピンドルモーター6の回転駆動制御動作は、光ディスク1にデータ信号を記録する場合に、光ディスク1から読み出される同期信号を利用して光ディスク1を線速度一定にて回転駆動するように構成されている。22はシステム制御回路15によって動作が制御されるピックアップ送り用モーター駆動回路であり、前記ピックアップ送り用モーター10を回転駆動するように構成されている。
斯かる構成において、第1レーザーダイオード駆動回路19による第1レーザーダイオード3Aの駆動動作及び第2レーザーダイオード駆動回路20による第2レーザーダイオード3Bの駆動動作は、独立して行うことが出来るように構成されている。
以上に説明したように本発明に係る光ディスク記録再生装置は構成されているが、次に動作について説明する。光ディスク1に設けられている信号層1Bにコンピューター装置16より送信されるデータ信号の記録動作を行う場合には、システム制御回路15による記録動作を行うための制御動作が行われ、第1レーザーダイオード3Aからレーザー光L1のレーザー光を出射させる駆動信号を第1レーザーダイオード駆動回路19から出力させる状態にする動作が行われる。
斯かる状態にて記録動作は行われるが、このときピックアップ制御回路13による制御動作によってレーザー光L1を信号層1Bに合焦させるフォーカス制御動作及び光ディスク1の信号層1Bに形成されているプリグルーブと呼ばれる溝に追従させるトラッキング制御動作が行われる。また、トラッキング制御動作に伴う光学式ピックアップ2本体の移動動作は、ピックアップ送り用モーター10を回転駆動することによって行われる。そして、プリグルーブより得られるウォブル信号からの同期信号の抽出動作等はデジタル信号処理回路14によって行われるが斯かる動作は周知であるのでその説明は省略する。
また、光ディスク1への信号の記録動作を行う場合には、第1レーザーダイオード3Bのレーザー出力が光ディスク1に設けられている信号層1Bへの信号の記録動作に適した値になるように設定され、その設定された出力のレーザー光を得るための駆動信号が第1レーザーダイオード駆動回路19から第1レーザーダイオード3Aに供給されるように構成されている。そして、ウォブル信号から抽出される同期信号を利用したスピンドルモーター駆動回路21によるスピンドルモーター6の回転制御動作が行われる結果、光ディスク1は所望の線速度一定の状態にて回転駆動されることになる。
斯かる状態にて、コンピューター装置16から出力される記録信号であるデータ信号は、システム制御回路15に組み込まれているバッファ用メモリーに一時的に記憶された後読み出されて第1信号記録用回路17に入力される。斯かる記録信号であるデータ信号が第1信号記録用回路17に入力されると、該第1信号記録用回路17によるデータ信号に対するエンコード処理が行われる。その結果、記録信号に応じて変換された信号がパルス信号として出力されることになる。
前記第1信号記録用回路17から出力された記録信号に対応したパルス信号は、第1レーザーダイオード駆動回路19に入力されるので、そのパルスに対応した駆動信号が第1レーザーダイオード3Aに対して出力される。斯かる駆動信号が第1レーザーダイオード3Aに供給されると、該第1レーザーダイオード3Aからレーザー光L1が出射されるので信号層1Bに該レーザー光L1が照射されることになる。斯かる動作が行われる結果、光ディスク1に設けられている信号層1Bにデータ信号を記録することが出来る。
以上に説明したように信号層1Bへのデータ信号の記録動作は行われるが、次に画像記録層1Dへの可視画像の形成動作について説明する。
光ディスク1に設けられている画像記録層1Dに可視画像を形成する動作は、前述した信号層1Bへのデータ信号の記録動作を行っているときに行われる。前述した記録動作が行われているとき、コンピューター装置16から画像データ及び該画像データを記録するための制御信号が出力されると、該画像データが第2信号記録用回路18に入力されるとともに光ディスク1の画像記録層1D上の画像記録位置にレーザー光L2の照射位置が達すると、第2レーザーダイオード3Bからレーザー光L2のレーザー光を放射させるための駆動信号が第2レーザーダイオード駆動回路20から出力される。
斯かる状態にて可視画像の光ディスク1の画像記録層への形成動作が行われるが、このときピックアップ制御回路13による制御動作によってレーザー光L1を信号層1Bに合焦させるフォーカス制御動作が行われた状態にある。そして、レーザー光L1の信号層1Bへのフォーカス制御動作が行われて、該レーザー光L1が信号層1Bに合焦された状態にあるときには、レーザー光L2は画像記録層1Dに合焦される関係にあるため、該画像記録層1Dへの画像データの記録動作を行うことが出来る。また、可視画像を形成するための光学式ピックアップ2本体の移動動作は、ピックアップ送り用モーター10を回転駆動することによって行われる。
また、光ディスク1の画像記録層1Dへの可視画像の形成動作を行う場合には、第2レーザーダイオード3Bから出射されるレーザー光の出力が光ディスク1の画像記録層1Dへの可視画像の形成動作に適した値になるように設定され、その設定された出力のレーザー光を得るための駆動信号が第2レーザーダイオード駆動回路20から第1レーザーダイオード3Bに供給されるように構成されている。そして、斯かる場合におけるスピンドルモーター駆動回路21によるスピンドルモーター6の回転制御動作は、線速度が一定になるように行われる。
斯かる状態にて、コンピューター装置16より出力される可視画像のための可視画像データ信号は、システム制御回路15に組み込まれているバッファ用メモリーに一時的に記憶された後読み出されて第2信号記録用回路18に入力される。斯かる可視画像データ信号が第2信号記録用回路18に入力されると、該第2信号記録用回路18から可視画像を形成するための信号がパルス信号として出力されることになる。
前記第2信号記録用回路18から出力された可視画像データ信号に対応したパルス信号は、第2レーザーダイオード駆動回路20に入力されるので、そのパルスに対応した駆動信号が第2レーザーダイオード3Bに対して出力される。斯かる駆動信号が第2レーザーダイオード3Bに供給されると、該第2レーザーダイオード3Bからレーザー光L2が放射されるので画像記録層1Dに該レーザー光L2が照射されることになる。そして、斯かるレーザー光L2が照射される位置は、ピックアップ送り用モーター10による光学式ピックアップ2の移動動作、対物レンズ4のトラッキングコイル9による変位動作、即ち信号層1Bに設けられているプリグルーブに対するトラッキング動作によって制御されることになる。
このようにして制御されるレーザー光L2の照射位置と照射のタイミングを制御することによって光ディスク1の画像記録層1Dに可視画像を形成することが出来るので、例えば信号層1Bに記録したデータ信号の内容を示す情報を可視画像として形成することが出来る。そして、このようにして形成された可視画像は、光ディスク1の入射光面側より目視出来るようにすることも反対側の面から目視することが出来るようにすることも出来る。勿論、目視する方向に合わせた可視画像データ信号を第2信号記録用回路18から出力されるように構成する必要がある。
前述した可視画像を光ディスク1上に形成する技術としては、例えば特開2002−203321号公報に記載されている技術があり、斯かる技術を利用することによって可視画像を記録するために設けられている画像記録層1Dに形成することが出来る。
画像を記録する層として設けられている画像記録層1Dの位置にデータ信号を記録することが出来る信号記録層が設けられている光ディスク、例えば、信号層1Bに記録される信号の規格と異なる規格の信号層を画像記録層1Dの位置に設ければ、該信号層に第2レーザーダイオード3Bから出射されるレーザー光L2によって信号を記録するようにすることが出来る。例えば、信号層1Bの記録規格は、DVD規格とし、画像記録層1Dの位置に設けられる信号層の記録規格は、CD規格とすることが出来る。
また、信号層1Bは再生専用の信号層とし、画像記録層1Dにユーザーが自由に設定する画像を記録するようにすることも出来る。そして、信号層1Bをデータ信号の記録動作を繰り返し行うことが出来る記録層とし、画像記録層1Dを可視画像の形成動作を繰り返し行うことが出来る記録層にすることも出来る。
以上に説明した光ディスク1は、単色により可視画像を形成することが出来るディスクであるが、次に複数色により可視画像を形成することが出来るディスクについて図3を参照して説明する。
図3において、画像記録層1Dは、図示したように3層、即ち青色発色層B、緑色発色層G及び赤色発色層Rにて構成されている。斯かる場合、画像記録層1Dは、可視画像を形成する専用層となり、青色発色層B、緑色発色層G及び赤色発色層Rに対してレーザー光L2の出力を制御することによって色別の可視画像を形成することが出来る。また、発色させる層を複数組み合わせて制御することによって種々な色を合成して作ることが出来る。
1 光ディスク
1B 信号層
1D 画像記録層
2 光学式ピックアップ
3A 第1レーザーダイオード
3B 第2レーザーダイオード
4 対物レンズ
6 スピンドルモーター
7 光検出器
8 フォーカシングコイル
9 トラッキングコイル
10 ピックアップ送り用モーター
12 RF信号増幅回路
13 ピックアップ制御回路
14 デジタル信号処理回路
15 システム制御回路
16 コンピューター装置
17 第1信号記録用回路
18 第2信号記録用回路
19 第1レーザーダイオード駆動回路
20 第2レーザーダイオード駆動回路
21 スピンドルモーター駆動回路
22 ピックアップ送り用モーター駆動回路
1B 信号層
1D 画像記録層
2 光学式ピックアップ
3A 第1レーザーダイオード
3B 第2レーザーダイオード
4 対物レンズ
6 スピンドルモーター
7 光検出器
8 フォーカシングコイル
9 トラッキングコイル
10 ピックアップ送り用モーター
12 RF信号増幅回路
13 ピックアップ制御回路
14 デジタル信号処理回路
15 システム制御回路
16 コンピューター装置
17 第1信号記録用回路
18 第2信号記録用回路
19 第1レーザーダイオード駆動回路
20 第2レーザーダイオード駆動回路
21 スピンドルモーター駆動回路
22 ピックアップ送り用モーター駆動回路
Claims (8)
- 光ディスク記録再生装置に組み込まれている光学式ピックアップから照射されるレーザー光が入射される入射光面側から信号層及び画像記録層の2つの層が設けられている光ディスクを使用する光ディスク記録再生装置であり、前記信号層への信号の記録動作を行いながら画像記録層への画像記録動作を行うようにしたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
- 信号層への信号記録動作を行うレーザー光を出射する第1レーザーダイオードと画像記録層への画像記録動作を行うレーザー光を出射する第2レーザーダイオードが組み込まれた光学式ピックアップを使用するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
- 第1レーザーダイオードから出射されるレーザー光が信号層に合焦された状態にあるとき、第2レーザーダイオードから出射されるレーザー光が画像記録層に合焦されるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク記録再生装置。
- 第1レーザーダイオードから出射されるレーザー光のフォーカス制御動作を信号層からの反射光より得られるフォーカスエラー信号に基づいて行うようにしたことを特徴とする請求項3に記載の光ディスク記録再生装置。
- 画像記録層が設けられている位置に信号層が設けられている光ディスクを使用するとき、該信号層に記録されている信号の記録又は再生動作を第2レーザーダイオードから出射されるレーザー光にて行うようにしたことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク記録再生
- 画像記録層を異なる色を発色する複数層とし、該画像記録層への画像記録動作をカラーにて行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
- レーザー出力を変化させることによって発光色を選択制御するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の光ディスク記録再生装置。
- 画像記録層への画像記録動作を信号層から得られるアドレス情報に基づいて行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004168668A JP2005346886A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | 光ディスク記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004168668A JP2005346886A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | 光ディスク記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005346886A true JP2005346886A (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=35499097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004168668A Pending JP2005346886A (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | 光ディスク記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005346886A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006132283A1 (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-14 | Pioneer Corporation | 情報記録媒体 |
EP1870887A3 (en) * | 2006-06-19 | 2008-11-12 | Yamaha Corporation | Method and optical disk recording/drawing apparatus |
US7760221B2 (en) | 2006-06-26 | 2010-07-20 | Yamaha Corporation | Optical disk image drawing method |
-
2004
- 2004-06-07 JP JP2004168668A patent/JP2005346886A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006132283A1 (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-14 | Pioneer Corporation | 情報記録媒体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
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