JP2009258426A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】色合わせ制御の実行時間を短縮し、トナーの消費量を低減できる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】複数の作像ユニットの各感光体上に形成された画像を、転写ベルトを介して転写材に転写して画像を形成する画像形成装置であって、転写ベルトの基準位置を特定する透過型センサ5と、転写ベルトを基準エリアと複数のエリアとに分割し、各エリア上に転写された各感光体が形成した色合わせパターンを検出するパターン位置検出センサ4と、色合わせパターンから色ずれ補正量を算出する制御部7と、色ずれ補正量に基づいて、各感光体上へ画像を形成するタイミングを変化させる色合わせ制御を行う制御部7と、を備え、制御部7は、基準エリアに対する各エリア毎の色ずれ量の平均である平均値色ずれ量と、基準エリアにおける色ずれ量である基準色ずれ量と、を算出し、平均値色ずれ量と基準色ずれ量とを合計した値を通常色ずれ補正量とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の単色の画像形成部を並置して、各単色の画像形成部で形成された画像を転写紙に順次重ねて転写することによりカラー画像を形成する画像形成装置に関し、特に、画像形成部の色合わせ制御を行なう画像形成装置に関する。
電子写真方式のカラー画像形成装置に用いられる色ずれ補正技術の一つに、転写ベルト上にトナーによる色合わせパターンを描いて、各色ごとに副走査方向のずれを検出し、転写ベルト(転写紙)上の各色の色ずれ(位置ずれ)を補正する色合わせ制御方法があることが既に知られている。この方法では、転写ベルト全体に色合わせパターンを作像し、転写ベルトの周期変動量を考慮した色ずれ量を検出しているため、色合わせ制御の実行時間が長くなるという問題がある。画像形成装置は、色合わせ制御中は印刷動作を行うことができないため、結果として、印刷動作が不可能な時間が長く発生する。また、色合わせ制御を実行する度に、転写ベルト全体に色合わせパターンを作像する必要があるため、トナーの消費量が多くなるという問題がある。
これに対して、特許文献1では、感光体ドラムの軸に取り付けられた回転板の外周付近に90度間隔で4つのスリットを形成するとともに、回転板の外周付近に対向して180度間隔で2つのセンサを配置し、2つのセンサによる各スリットの検出タイミングのいずれかを基準タイミングとし、各感光体ドラムで発生する回転変動周期の位相を合わせることにより、感光体ドラムの1周の周期変動成分によって発生する副走査方向の色ずれの低減を図る方法が記載されている。
特開2007−139922号公報
しかしながら、特許文献1では、感光体ドラムの回転時の周期変動による副走査方向の色ずれを補正することはできるが、転写ベルトの周期変動による副走査方向の色ずれを補正することはできない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、色合わせ制御の実行時間を短縮するとともに、色合わせ制御でのトナーの消費量を低減することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、並置された複数の画像形成部における各像担持体上に形成された画像を、回転する転写ベルトを介して転写材に順次重ねて転写して画像を形成する画像形成装置であって、回転中の前記転写ベルトの基準位置を特定する基準位置特定手段と、前記基準位置をもとに前記転写ベルトを基準エリアと複数のエリアとに分割し、前記基準エリア上と前記複数のエリア上とに転写された、各像担持体が形成した色ずれ補正用の色合わせパターンを検出する色合わせパターン検出手段と、検出した前記色合わせパターンから色ずれ補正量を算出する色ずれ補正量算出手段と、前記色ずれ補正量に基づいて、前記複数の画像形成部の各像担持体上へ画像を形成するタイミングを変化させる色合わせ制御を行う色合わせ制御手段と、を備え、前記色ずれ補正量算出手段は、前記基準エリアに対する各エリア毎の色ずれ量の平均である平均値色ずれ量と、前記基準エリアにおける色ずれ量である基準色ずれ量と、を算出し、前記平均値色ずれ量と前記基準色ずれ量とを合計した値を前記色ずれ補正量とすること、を特徴とする。
また、本発明は、前記色ずれ量が大きい場合に前記色合わせ制御手段が行う初期色合わせ制御において前記色ずれ補正量算出手段が算出した、前記平均値色ずれ量を記憶する平均値色ずれ量記憶手段をさらに備え、前記色ずれ補正量算出手段は、前記色ずれ量が小さい場合に前記色合わせ制御手段が行う通常色合わせ制御において、前記平均値色ずれ量記憶手段に記憶された前記平均値色ずれ量を使用すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記基準位置特定手段は、前記転写ベルト上に設けられた印と、前記印を検出するセンサと、を備え、前記センサにより前記印を検知した際の前記転写ベルト上の位置を、前記基準位置として特定すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記色合わせ制御手段は、所定の条件を満たす場合に色合わせ制御を行うこと、を特徴とする。
また、本発明は、前記色合わせパターンは、前記転写ベルトの回転方向に対して垂直な1本の線であること、を特徴とする。
本発明によれば、転写ベルトを基準エリアと複数のエリアとに分割し、基準エリアと複数のエリアに形成した色合わせパターンから、基準エリアに対する各エリア毎の色ずれ量の平均である平均値色ずれ量をあらかじめ算出しておき、色合わせ制御が必要な場合には、基準エリアにのみ形成した色合わせパターンから、基準エリアにおける色ずれ量である基準色ずれ量を新たに算出し、これらを合計した値を色ずれ補正量として色合わせ制御を行うことができるので、基準エリア以外のエリアに色合わせパターンを形成する必要がなくなり、色合わせ制御の実行時間を短縮できるという効果を奏する。
さらに、本発明によれば、転写ベルトを基準エリアと複数のエリアとに分割し、基準エリアと複数のエリアに形成した色合わせパターンから、基準エリアに対する各エリア毎の色ずれ量の平均である平均値色ずれ量をあらかじめ算出しておき、色合わせ制御が必要な場合には、基準エリアにのみ形成した色合わせパターンから、基準エリアにおける色ずれ量である基準色ずれ量を新たに算出し、これらを合計した値を色ずれ補正量として色合わせ制御を行うことができるので、基準エリア以外のエリアに色合わせパターンを形成する必要がなくなり、色合わせ制御時におけるトナーの消費量を低減できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、本発明の画像形成装置をカラーレーザプリンタに適用した例を示すが、これに限定されるものではなく、複写機、複合機、ファクシミリ等にも適用することが可能である。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかるカラーレーザプリンタの構成を示すブロック図である。カラーレーザプリンタは、書込ユニット1、画像プロセス部2、転写部3、パターン位置検出センサ4a、4b、4c、透過型センサ5、エンコーダ6、制御部7、記憶部8、画像処理部9、操作・表示部10、コントローラ11、および、ネットワークI/F12を備えて構成されている。
書込ユニット1は、画像信号により変調されたレーザ光を、主走査方向に偏向して感光体に照射する。書込ユニット1の構成および動作について説明する。図2は、書込ユニット1の動作を説明するための図である。
書込ユニット1は、図2に示すように、LD21からのレーザ光Lをコリメートレンズによって平行光線として放出し、放出したレーザ光Lをポリゴンミラー22によって偏向走査させ、偏向走査させたレーザ光Lを、Fθレンズ23から構成される結像レンズによって、ドラム状の感光体37の帯電した表面に結像させる。
ここで、感光体37は、帯電した表面にレーザ光Lで潜像を形成するドラム状の感光体であり、画像プロセス部2の構成要素の一つである。この際に、レーザ光Lは、画像信号に基づいて変調されて点灯、消灯を繰り返し、ポリゴンミラー22の回転に従って、主走査方向に反復して走査されるとともに、感光体37が回転して副走査を行なうことによって感光体37上に静電潜像が形成される。これらの一連の動作は制御部7により制御される。
画像プロセス部2は、感光体37上にトナー像を形成し、転写部3は、このトナー像を転写ベルト上に転写し、さらに、このトナー像を転写紙上に転写する。画像プロセス部2および転写部3の構成および動作について説明する。図3は、書込ユニット1、画像プロセス部2、および、転写部3の断面図である。
カラーレーザプリンタは、画像プロセス部2を構成する各々異なる色(ブラック:K、イエロー:Y、シアン:C、マゼンタ:M)の画像を形成する4個の作像ユニット31K、31Y、31C、31Mが、転写材としての転写紙32を搬送する転写ベルト33に沿って一列に配置されたダンデム型の方式となっている。転写ベルト33は、駆動回転する駆動ローラ34と従動回転する従動ローラ35との間に架設されており、駆動ローラ34の回転によって図中の矢印方向に回転駆動される。
転写ベルト33の下部には、転写紙32が収納された給紙トレイ36が備えられている。この給紙トレイ36に収納された転写紙32のうち最上位置にある転写紙32は、画像形成時に転写ベルト33に向けて給紙され、静電吸着によって転写ベルト33上に吸着される。吸着された転写紙32は、マゼンタ用の作像ユニット31Mに搬送され、ここでマゼンタの画像形成(作像)が行われる。
各作像ユニット31M、31C、31Y、31Kは、それぞれ感光体37M、37C、37Y、37Kと、この感光体37M、37C、37Y、37Kの周囲に配置された帯電器38M、38C、38Y、38K、現像器39M、39C、39Y、39K、および、感光体クリーナ40M、40C、40Y、40Kから構成されている。
画像プロセス部2の上方には書込ユニット1が配置されており、各感光体37M、37C、37Y、37Kに各色の静電潜像を形成するレーザ光LM、LC、LY、LKを照射する。
作像ユニットの感光体37Mの表面は、帯電器38Mで一様に帯電された後、書込ユニット1が照射するマゼンタの画像に対応したレーザ光LMで露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、現像器39Mで帯電したトナーによって現像され、感光体上にトナー像が形成される。このトナー像は、感光体37Mと、トナーと反対の電荷を与えられた転写ベルト33上の転写紙32とが接する位置(転写位置)で、転写器41Mによって転写紙32に密着させられることで転写紙32に転写され、これによって、転写紙32上に単色(マゼンタ)の画像が形成される。転写が終了した感光体37Mは、ドラム表面に残った不要なトナーが感光体クリーナ40Mによってクリーニングされ、次の画像形成に備えることとなる。
このように、マゼンタ用の作像ユニット31Mで単色(マゼンタ)を転写された転写紙32は、転写ベルト33によってシアン用の作像ユニット31Cに搬送される。ここでも同様に、感光体ドラム37C上に形成されたトナー像(シアン)が転写紙32上に重ねて転写される。転写紙32は、さらに、イエロー用の作像ユニット31Yとブラック用の作像ユニット31Kとに順に搬送され、同様に、形成されたトナー像が転写紙32に転写され、これによって転写紙32上にカラー画像を形成してゆく。
そして、ブラック用の作像ユニット31Kを通過してカラー画像が形成された転写紙32は、転写ベルト33から剥離され、定着器42にてトナーが加熱により融着することにより定着された後、排紙される。これらの一連の動作は、制御部7により制御される。なお、転写ベルト33、駆動ローラ34、従動ローラ35、および、転写器41は、転写部3を構成する。
パターン位置検出センサ4a、4b、4cは、転写部3の転写ベルト33上に形成する画像の色合わせ制御用の色合わせパターンの位置を検出する光センサである。パターン位置検出センサ4a、4b、4cにより、各感光体37M、37C、37Y、37Kによって作像される各色の静電潜像の理想位置からの位置ずれを検出することができる。なお、本実施の形態にかかるカラーレーザプリンタでは、パターン位置検出センサが3個備えられているが何個備えられてもよく、備えられるパターン位置検出センサの数が多いほど色ずれ量を正確に算出することが可能である。色合わせパターンについては、後ほど詳しく説明する。
透過型センサ5は、転写ベルト33に設けられた基準位置穴を検出し、検出信号を出力する。エンコーダ6は、駆動ローラ34の回転数に応じたパルス信号を出力する。そして、透過型センサ5とエンコーダ6とを用いることにより、回転中の転写ベルト33の絶対的な位置を検出することができる。透過型センサ5とエンコーダ6による転写ベルト33の位置検出方法については、後ほど詳しく説明する。
制御部7は、画像処理部9から画像信号を受け取り、書込ユニット1、画像プロセス部2、および、転写部3の動作を制御し、色合わせ制御(初期色合わせ制御または通常色合わせ制御)の実施を決定する。
さらに、制御部7は、透過型センサ5からの検出信号を受信することにより、転写ベルト33の基準位置穴の位置を特定し、エンコーダ6からのパルス信号を受信することにより、回転中の転写ベルト33の位置(移動距離)を算出することにより、回転中の転写ベルト33の絶対的な位置を検出する。
また、制御部7は、パターン位置検出センサ4a、4b、4cが検出した全ての色合わせパターンの位置から初期色ずれ補正量ΔFRf(ΔFRYf、ΔFRCf、ΔFRMf)を算出し、初期色ずれ補正量ΔFRfに基づいて初期色合わせ制御を行う。
また、制御部7は、パターン位置検出センサ4a、4b、4cが検出した全ての色合わせパターンの位置から、平均値色ずれ量Kaveを算出し、パターン位置検出センサ4a、4b、4cが検出した一つの色合わせパターンの位置の基準色ずれ量ΔFRt(ΔFRYt、ΔFRCt、ΔFRMt)を算出する。さらに、制御部7は、平均値色ずれ量Kaveと基準色ずれ量ΔFRtとから通常色ずれ補正量ΔFRr(ΔFRYr、ΔFRCr、ΔFRMr)を算出し、通常色ずれ補正量ΔFRrに基づいて通常色合わせ制御を行う。なお、制御部7による色合わせ制御(初期色合わせ制御および通常色合わせ制御)の方法については、後ほど詳しく説明する。
制御部7の機能のうち、書込ユニット1の動作制御は、レーザ光による書込みを制御する専用ICである書込み制御ASICにより実現され、制御部7のその他の機能は、CPUにより実現される。
記憶部8は、平均値色ずれ量Kaveを記憶する。記憶部8は、例えば、RAM(Random Access Memory)等の記憶媒体である。
画像処理部9は、画像データから画像信号を生成する処理を行う。操作・表示部10は、オペレータが画像形成に係る条件の入力操作を行うとともに、オペレータのためにカラーレーザプリンタの状態を表示する。コントローラ11は、画像データの取り込みなどを制御する。ネットワークI/F12は、外部からプリント要求などを受け取る。
(転写ベルトの位置検出方法)
転写ベルト33の絶対的な位置を検出する方法について詳しく説明する。図4は、転写ベルト33上に設けられた基準位置穴43と透過型センサ5の関係を示す図である。転写ベルト33上には基準位置穴43が設けられており、基準位置穴43の垂直方向の延長線上には透過型センサ5が設置されている。そして、転写ベルト33が副走査方向に回転駆動し、基準位置穴43が透過型センサ5の真下に来ると、透過型センサ5が基準位置穴43を検出し検出信号を出力する。制御部7は、検出信号を受信することにより転写ベルト33の基準位置穴43の位置(基準位置)を特定することができる。
しかし、転写ベルト33上に基準位置穴43を設けるだけでは、転写ベルト33を一周させないと転写ベルト33の位置(基準位置)を特定することはできない。そこで、駆動ローラ34にエンコーダ6を設置し、エンコーダ6が出力するパルス信号を制御部7が測定することで回転中の転写ベルト33の位置(移動距離)を特定することができる。
図5は、エンコーダ6の構造を示す図である。エンコーダ6は、駆動ローラ34のモータ軸44に取り付けられた回転板45、発光素子46、および、受光素子47で構成されている。なお、本例では、エンコーダ6として、インクリメントエンコーダを用いている。発光素子46と受光素子47とは、回転板45を挟むように配置されている。そして、回転板45には、多数のスリットが設けられており、発光素子46が発光した光は、回転板45のスリットを通り受光素子47に受光され、電気信号に変換される。
回転板45は駆動ローラ34と同じ速度で回転し、回転板45のスリットを通った発光素子46からの光を受光素子47が受光すると、その度に受光素子47には電気信号が発生し、結果として、受光素子47は連続したパルス信号を出力することになる。制御部7は、パルス信号を受信しその数をカウントすることで駆動ローラ34の回転数を算出し、さらに回転中の転写ベルト33の位置(移動距離)を算出することができる。そして、制御部7が特定した転写ベルト33の基準位置と、制御部7が算出した回転中の転写ベルト33の移動距離とから、回転中の転写ベルト33の絶対的な位置を検出することができる。
(色合わせ制御)
色合わせ制御について詳しく説明する。色合わせ制御とは、転写ベルト33上に形成された位置ずれ検出のための各色の色合わせパターンをパターン位置検出センサ4a、4b、4cで読み取り、そこで得られる色合わせパターン信号より各色の色ずれ(位置ずれ)量を検出し、その結果を制御部7により書込ユニット1にフィードバックすることで、LD21からのレーザ光Lの点灯タイミングを制御し、色ずれ(位置ずれ)を補正することをいう。
前述したように、本実施の形態にかかる色合わせ制御には、初期色合わせ制御と通常色合わせ制御とがある。初期色合わせ制御とは、カラーレーザプリンタの電源をONにした場合や、カラーレーザプリンタ内部の転写ベルトや作像ユニットが交換されたことを検知した場合や、カラーレーザプリンタ内部の温度が規定範囲を超えた場合など、大きな色ずれが発生している可能性が高い場合に行われる制御方法である。また、通常色合わせ制御とは、カラーレーザプリンタの電源をONにした後一定の時間が経過した場合や、カラーレーザプリンタの電源をONにした後一定の枚数を印刷した場合など、小さな色ずれが発生している可能性が高い場合に行われる制御方法である。
図6は、転写ベルト33上に色合わせパターンが形成された状態を示す転写ベルト33の斜視図である。画像プロセス部2と転写部3が転写ベルト33上に各色の色合わせパターンを形成し、これらの色合わせパターンをパターン位置検出センサ4a、4b、4c(本図では図示せず)で検出する。なお、本実施の形態では、パターン位置検出センサが3個備えられているため、各色の色合わせパターンも主走査方向に3個形成されている。
ここで、パターン位置検出センサ4a、4b、4cの検査出力レベルは、その照射スポット位置が色合わせパターン上にあると、転写ベルト33上にある場合と比べて低くなる。これを利用して、パターン位置検出センサ4a、4b、4cは色合わせパターンの位置を検出する。そして、制御部7は、各色の色合わせパターン毎に中心位置を算出し、基準色のパターンに対する各色のパターンの理想位置と実際に算出した中心位置との差を算出し、この値が色ずれ量となる。制御部7は、この色ずれ量を書込ユニット1にフィードバックし、LD21の点灯タイミングを制御することで色ずれ量(位置ずれ量)を補正する。
(初期色合わせ制御)
次に、初期色合わせ制御について詳しく説明する。初期色合わせ制御では、制御を実施するごとに、転写ベルト33上に全ての色合わせパターンを形成し、色合わせに必要な補正値(初期色ずれ補正量ΔFRf)を算出する。図7は、初期色合わせ制御の方法を説明する図である。本例の初期色合わせでは、転写ベルト33の長さ方向を16のエリア(第0エリア(E)〜第15エリア(E15))に分割する。なお、分割するエリアの数は、実際にはいくつでも構わないが、本実施の形態では16とする。前述した転写ベルトの位置検出方法を利用することにより、分割したエリアの各範囲(位置)を特定することができる。
そして、転写ベルト33の分割したエリア毎に、パターン位置検出センサの数(本実施の形態では3個)だけ、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各色の色合わせパターンを形成し、パターン位置検出センサ4a、4b、4cで各色の色合わせパターンの位置を検出する。そして、本例ではブラックを基準色とし、ブラックに対する各色の初期色ずれ補正量ΔFRf(ΔFRYf、ΔFRCf、ΔFRMf)を算出する。
初期色ずれ補正量ΔFRfの算出方法は以下の通りである。ここでは、イエローの初期色ずれ補正量ΔFRYfを例に説明する。初めに、主走査方向の1個目について、第0エリア(E)〜第15エリア(E15)におけるブラックからの理想位置FRYと実際の検出位置との差である色ずれ量ΔFRY〜ΔFRY15を算出し、その平均色ずれ量ΔFRYaveを算出する。同様に、主走査方向の2個目および3個目についても、第0エリア(E)〜第15エリア(E15)におけるブラックからの理想位置FRYと実際の検出位置との差である色ずれ量ΔFRY〜ΔFRY15を算出し、その平均色ずれ量ΔFRYaveを算出する。
このように算出した3つの平均色ずれ量ΔFRYaveのうち、最も数値が高い平均色ずれ量をΔFRYmax、最も数値が低い平均色ずれ量をΔFRYminとすると、初期色ずれ補正量ΔFRYfは、(ΔFRYmax+ΔFRYmin)/2で算出することができる。同様にして、シアンの初期色ずれ補正量ΔFRCfとマゼンタの初期色ずれ補正量ΔFRMfを算出する。
このようにして算出された初期色ずれ補正量ΔFRf(ΔFRYf、ΔFRCf、ΔFRMf)を書込ユニット1にフィードバックし、LD21の点灯タイミングを制御することで、色ずれ量を補正する初期色合わせ制御が実行される。
(通常色合わせ制御)
次に、通常色合わせ制御について詳しく説明する。通常色合わせ制御では、初期色合わせ制御で算出した第1の数値(平均値色ずれ量Kave)をあらかじめ記憶しておき、通常色合わせ制御を実施するごとに、転写ベルト33上に1つの色合わせパターンだけを形成することにより第2の数値(基準色ずれ量ΔFRt)を算出し、第1の数値と第2の数値とを合計することにより、色合わせに必要な補正値(通常色ずれ補正量ΔFRr)を算出する。
図8は、通常色合わせ制御の方法を説明する図である。本例の通常色合わせでは、転写ベルト33の長さ方向を16のエリア(基準エリア(Et)および第1エリア(E)から第15エリア(E15))に分割する。なお、図7の第0エリア(E)と図8の基準エリア(Et)、および、図7の第1エリア(E)から第15エリア(E15)と図8の第1エリア(E)から第15エリア(E15)は、同じである。
そして、初期色合わせ制御の際に算出した、第0エリアから第15エリアにおけるブラックからの理想位置FR(FRY、FRC、FRM)と実際の検出位置との差である色ずれ量ΔFR〜ΔFR15(ΔFRY〜ΔFRY15、ΔFRC〜ΔFRC15、ΔFRM〜ΔFRM15)から、ブラックに対する各色の平均値色ずれ量Kave(KYave、KCave、KMave)を、あらかじめ算出し、記憶部8に記憶しておく。
平均値色ずれ量Kaveの算出方法は以下の通りである。ここでは、イエローの平均値色ずれ量KYaveを例に説明する。なお、初期色合わせ制御の際に算出した、第0エリア(E)におけるブラックからの理想位置FRYと実際の検出位置との差である色ずれ量ΔFRYは、基準エリア(Et)におけるブラックからの理想位置FRYと実際の検出位置との差である色ずれ量ΔFRYtとする。
初めに、主走査方向の1個目について、ΔFRYtおよびΔFRY〜ΔFRY15から、基準エリア(Et)に対する各エリア(E〜E15)の色ずれ量(K〜K15)を算出する。基準エリア(Et)に対する第1エリア(E)の色ずれ量(K)は、K=ΔFRYt−ΔFRYで求めることができ、同様に、第2エリア(E)の色ずれ量(K)は、K=ΔFRYt−ΔFRYで求めることができる。そして、第15エリア(E15)の色ずれ量(K15)は、K15=ΔFRYt−ΔFRY15で求めることができる。このK〜K15はベルトの周期変動性による各エリアのずれ量を示す。
同様に、主走査方向の2個目および3個目についても、ΔFRYtおよびΔFRY〜ΔFRY15から、基準エリア(Et)に対する各エリア(E〜E15)の色ずれ量(K〜K15)を算出する。そして、算出した全ての色ずれ量(主走査方向の1〜3個目のK〜K15)から平均値色ずれ量KYaveを算出する。同様にして、シアンの平均値色ずれ量KCaveとマゼンタの平均値色ずれ量KMaveを算出する。
そして、通常色合わせ制御では、転写ベルト33の基準エリア(Et)にのみ、パターン位置検出センサの数(本実施の形態では3個)だけ、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各色の色合わせパターンを形成し、パターン位置検出センサ4a、4b、4cで各色の色合わせパターンの位置を検出する。そして、基準エリア(Et)におけるブラックに対する各色の基準色ずれ量ΔFRt(ΔFRYt、ΔFRCt、ΔFRMt)を算出する。なお、前述した転写ベルトの位置検出方法を利用することにより、基準エリアの範囲(位置)を特定することができる。
さらに、基準色ずれ量ΔFRt(ΔFRYt、ΔFRCt、ΔFRMt)と、あらかじめ記憶していた平均値色ずれ量Kave(KYave、KCave、KMave)を合計し、通常色ずれ補正量ΔFRr(ΔFRYr、ΔFRCr、ΔFRMr)を算出する。このようにして算出された通常色ずれ補正量ΔFRr(ΔFRYr、ΔFRCr、ΔFRMr)を書込ユニット1にフィードバックし、LD21の点灯タイミングを制御することで、色ずれ量(位置ずれ量)を補正する通常色合わせ制御が実行される。
(色合わせ制御方法)
次に、カラーレーザプリンタによる色合わせ制御方法について詳しく説明する。図9は、本実施の形態にかかるカラーレーザプリンタが色合わせ制御を行う場合のフローチャートである。
カラーレーザプリンタの電源がONになると、制御部7は、転写ベルト33の位置検出を開始し(ステップS901)、さらに、初期色合わせ制御を実施する(ステップS902)。
制御部7は、初期色合わせ制御の際に算出した、第0エリアから第15エリアにおけるブラックからの理想位置FRと実際の検出位置との差である色ずれ量ΔFRtおよびΔFRからΔFR15(初期色合わせ制御のΔFRからΔFR15に相当)から、転写ベルト33の基準エリア(Et)に対する各エリア(E〜E15)の色ずれ量(K〜K15)を算出する(ステップS903)。さらに、制御部7は、各エリアEからE15の色ずれ量(K〜K15)から平均値色ずれ量Kaveを算出し(ステップS904)、記憶部8に記憶する(ステップS905)。
その後、制御部7は、初期色合わせ制御が必要か否かを判断する(ステップS906)。制御部7は、初期色合わせ制御が必要であると判断した場合(ステップS906:Yes)、ステップS902へ戻り、初期色合わせ制御を実施し、以後のステップを繰り返す。制御部7は、初期色合わせ制御が必要ではないと判断した場合(ステップS906:No)、そのまま、ステップS907へ進む。
ステップS907で、制御部7は、通常色合わせ制御が必要か否かを判断する。制御部7は、通常色合わせ制御が必要ではないと判断した場合(ステップS907:No)、ステップS906へ戻り、以後のステップを繰り返す。すなわち、制御部7が初期色合わせ制御または通常色合わせ制御を実施する必要があると判断するまで、色合わせ制御は実施されない。
制御部7は、通常色合わせ制御が必要であると判断した場合(ステップS907:Yes)、書込ユニット1、画像プロセス部2、および、転写部3に、転写ベルト33の基準エリア(Et)にのみ色合わせパターンを形成させ、基準色ずれ量ΔFRtを算出する(ステップS908)。そして、制御部7は、平均値色ずれ量Kaveと基準色ずれ量ΔFRtを合計して通常色ずれ補正量ΔFRrを算出し、通常色ずれ補正量ΔFRrに基づいて通常色合わせ制御を実施する(ステップS909)。制御部7は、ステップS909で通常色合わせ制御を実施後、ステップS906へ戻り、以後のステップを繰り返す。このようにして、カラーレーザプリンタによる色合わせ制御が実施される。
(変形例)
なお、初期色合わせ制御で平均値色ずれ量Kaveを算出した時に、その時のカラーレーザプリンタの機内温度に対応した平均値色ずれ量Kaveのテーブルをあらかじめ作成しておき、初期色合わせ制御の実施が必要となる所定条件になった場合でも、初期色合わせ制御を実施せずに、作成したテーブルに対応させることで現在の機内温度に対応する平均値色ずれ量Kaveを算出し、算出した平均値色ずれ量Kaveを使用して通常色合わせ制御を実施するようにしてもよい。この結果、ベルト周期変動量に対応した通常色ずれ補正量ΔFRrで通常色合わせ制御を実施できるため、通常色合わせ制御よりも時間のかかる初期色合わせ制御の実行回数を減らすことが可能となり、さらに、転写ベルト33上に形成する色合わせパターンの数も減るので、トナーの消費量を節約することが可能となる。
また、通常色合わせ制御では、基準エリアにのみ色合わせパターンを形成しているが、回転中の転写ベルト33の絶対的な位置を検出できることを利用して、色合わせパターンを形成する位置を基準エリア内で微妙に変化させることにより、転写ベルト33の劣化を軽減させるようにしてもよい。この結果、転写ベルト33の寿命を延ばすことが可能となる。
また、透過型センサ5と基準位置穴43を設けずに、転写ベルト33の基準位置を算出しないようにしてもよい。この場合、エンコーダ6は、転写ベルト33の回転中は常にパルス信号を出力するようにし、制御部7は、パルス信号を最初に受信した時点の転写ベルト33の位置を基準位置とし、さらに、パルス信号の数をカウントすることで駆動ローラ34の回転数を算出し、回転中の転写ベルト33の位置(移動距離)を算出することにより、基準位置からの位置を検出することができる。この場合、カラーレーザプリンタの電源をOFFすると、転写ベルト33の位置情報は失われてしまうので、次に電源をONするときには必ず初期色合わせ制御を実行する必要がある。このように構成することにより、カラーレーザプリンタのコストを抑えることが可能となる。
このように、第1の実施の形態にかかる画像形成装置によれば、転写ベルトを基準エリアと複数のエリアとに分割し、初期色合わせ制御の実行時に、基準エリアと複数のエリアに形成した色合わせパターンから、基準エリアに対する各エリア毎の色ずれ量の平均である平均値色ずれ量をあらかじめ算出しておき、通常色合わせ制御では、基準エリアにのみ形成した色合わせパターンから、基準エリアにおける色ずれ量である基準色ずれ量を新たに算出し、これらを合計した値を色ずれ補正量として通常色合わせ制御を行うことができるので、色ずれの発生量が少ない場合には、基準エリア以外のエリアに色合わせパターンを形成する必要がなくなり、色合わせ制御の実行時間を短縮することが可能となる。
さらに、第1の実施の形態にかかる画像形成装置によれば、転写ベルトを基準エリアと複数のエリアとに分割し、初期色合わせ制御の実行時に、基準エリアと複数のエリアに形成した色合わせパターンから、基準エリアに対する各エリア毎の色ずれ量の平均である平均値色ずれ量をあらかじめ算出しておき、通常色合わせ制御では、基準エリアにのみ形成した色合わせパターンから、基準エリアにおける色ずれ量である基準色ずれ量を新たに算出し、これらを合計した値を色ずれ補正量として通常色合わせ制御を行うことができるので、色ずれの発生量が少ない場合には、基準エリア以外のエリアに色合わせパターンを形成する必要がなくなり、色合わせ制御時におけるトナーの消費量を低減することが可能となる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、初期色合わせ制御時および通常色合わせ制御時に形成する色合わせパターンの形状が異なっている。さらに、初期色合わせを実施する時に算出する初期色ずれ補正量ΔFRfと平均値色ずれ量Kave、および、通常色合わせを実施する時に算出する基準色ずれ量ΔFRtと通常色ずれ補正量ΔFRrの算出方法も異なっている。第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかるカラーレーザプリンタの構成のうち、第1の実施の形態と異なる部分を説明する。他の部分については第1の実施の形態と同様であるので、上述した説明を参照し、ここでの説明を省略する。
図10は、第2の実施の形態にかかるカラーレーザプリンタの構成を示すブロック図である。カラーレーザプリンタは、書込ユニット1、画像プロセス部2、転写部3、パターン位置検出センサ4a、4b、4c、透過型センサ5、エンコーダ6、制御部57、記憶部8、画像処理部9、操作・表示部10、コントローラ11、および、ネットワークI/F12を備えて構成されている。
制御部57は、画像処理部9から画像信号を受け取り、書込ユニット1、画像プロセス部2、および、転写部3の動作を制御し、色合わせ制御(初期色合わせ制御または通常色合わせ制御)の実施を決定する。
さらに、制御部57は、透過型センサ5からの検出信号を受信することにより、転写ベルト33の基準位置穴43の位置を特定し、エンコーダ6からのパルス信号を受信することにより、回転中の転写ベルト33の位置(移動距離)を算出することにより、回転中の転写ベルト33の絶対的な位置を検出する。
また、制御部57は、パターン位置検出センサ4a、4b、4cが検出した色合わせパターンの位置と、エンコーダ6が算出した転写ベルト33の絶対位置とから、初期色ずれ補正量ΔFRf(ΔFRKf、ΔFRYf、ΔFRCf、ΔFRMf)を算出し、初期色ずれ補正量ΔFRfに基づいて初期色合わせ制御を行う。
また、制御部57は、パターン位置検出センサ4a、4b、4cが検出した色合わせパターンの位置と、エンコーダ6が算出した転写ベルト33の絶対位置とから、平均値色ずれ量Kaveを算出する。さらに、制御部57は、パターン位置検出センサ4a、4b、4cが検出した一つの色合わせパターンの位置と、エンコーダ6が算出した転写ベルト33の絶対位置とから、基準色ずれ量ΔFRt(ΔFRKt、ΔFRYt、ΔFRCt、ΔFRMt)を算出する。さらに、制御部57は、平均値色ずれ量Kaveと基準色ずれ量ΔFRtとから通常色ずれ補正量ΔFRr(ΔFRKr、ΔFRYr、ΔFRCr、ΔFRMr)を算出し、通常色ずれ補正量ΔFRrに基づいて通常色合わせ制御を行う。
制御部57の機能のうち、書込ユニット1の動作制御は、レーザ光による書込みを制御する専用ICである書込み制御ASICにより実現され、制御部57のその他の機能は、CPUにより実現される。
(初期色合わせ制御)
初期色合わせ制御では、第1の実施の形態と同様に、制御を実施するごとに、転写ベルト33上にブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各色の色合わせパターンを順次形成することにより、色合わせに必要な補正値(初期色ずれ補正量ΔFRf)を算出する。図11は、初期色合わせ制御の方法を説明する図である。本例の初期色合わせでは、転写ベルト33の長さ方向を16のエリア(基準エリア(Et)および第1エリア(E)から第15エリア(E15))に分割する。なお、分割するエリアの数は、実際にはいくつでも構わないが、本実施の形態では16とする。第1の実施の形態で説明した転写ベルトの位置検出方法を利用することにより、分割したエリアの各範囲(位置)を特定することができる。
初めに、転写ベルト33の分割したエリア毎に、パターン位置検出センサの数(本実施の形態では3個)だけ、ブラックの色合わせパターンを形成し、パターン位置検出センサ4a、4b、4cでブラックの色合わせパターンの位置を検出する。そして、基準エリアに対するブラックの初期色ずれ補正量ΔFRKfを算出する。次に、イエローの色合わせパターンを形成し、パターン位置検出センサ4a、4b、4cでイエローの色合わせパターンの位置を検出する。そして、基準エリアに対するイエローの初期色ずれ補正量ΔFRYfを算出する。
次に、シアンの色合わせパターンを形成し、パターン位置検出センサ4a、4b、4cでシアンの色合わせパターンの位置を検出する。そして、基準エリアに対するシアンの初期色ずれ補正量ΔFRYfを算出する。最後に、マゼンタの色合わせパターンを形成し、パターン位置検出センサ4a、4b、4cでマゼンタの色合わせパターンの位置を検出する。そして、基準エリアに対するマゼンタの初期色ずれ補正量ΔFRYfを算出する。
すなわち、第2の実施の形態では、ブラックのみの色合わせパターンを形成し、初期色ずれ補正量ΔFRKfを算出し、その後イエローのみの色合わせパターンを形成し、初期色ずれ補正量ΔFRYfを算出し、その後シアンのみの色合わせパターンを形成し、初期色ずれ補正量ΔFRCfを算出し、その後マゼンタのみの色合わせパターンを形成し、初期色ずれ補正量ΔFRMfを算出する。そして、第2の実施の形態で算出する初期色ずれ補正量ΔFRfは、ブラックに対する初期色ずれ補正量ではなく、基準エリア(Et)に対する初期色ずれ補正量である。
初期色ずれ補正量ΔFRfの算出方法は以下の通りである。ここでは、ブラックの初期色ずれ補正量ΔFRKfを例に説明する。図11には、ブラックの色合わせパターンが形成されている。そして、ブラックの色合わせパターンは、基準エリア(Et)の中心位置(基準位置TT)に横線一本が形成され、基準エリア(Et)と第1エリア(E)の境界位置(理想位置TR)に横線1本が形成され、第1エリア(E)と第2エリア(E)の境界位置(理想位置TR)に横線1本が形成され、以下同様に、各エリアの境界位置に横線1本が形成され、最後に、第15エリア(E15)と基準エリア(E)の境界位置(理想位置TR15)に横線1本が形成される。
初めに、主走査方向の1個目について、基準エリア(Et)に対する第1エリア(E)のブラックの色ずれ量ΔEKを求める。第1エリア(E)のブラックの色ずれ量ΔEKは、理想位置TRと実際に形成された横線の検出位置TKとの差ΔTKと、理想位置TRと実際に形成された横線の検出位置TKとの差ΔTKの平均により求められる。
同様に、基準エリア(Et)に対する第2エリア(E)のブラックの色ずれ量ΔEKを、ΔTKとΔTKの平均により求め、以下同様に、基準エリアに対する各エリアのブラックの色ずれ量を求め、最後に、基準エリア(Et)に対する第15エリア(E15)のブラックの色ずれ量ΔEK15を、ΔTK14とΔTK15の平均により求める。なお、基準位置TT、理想位置TR〜TR15、および、検出位置TK〜TK15の算出は、第1の実施の形態で説明した転写ベルトの位置検出方法を利用する。
さらに、基準エリアに対する各エリアのブラックの色ずれ量ΔEK〜ΔEK15の平均である平均色ずれ量ΔEKaveを算出する。同様に、主走査方向の2個目および3個目についても、基準エリアに対する各エリアのブラックの色ずれ量ΔEK〜ΔEK15を算出し、その平均である平均色ずれ量ΔEKaveを算出する。
このように算出した3つの平均色ずれ量ΔEKaveのうち、最も数値が高い平均色ずれ量をΔEKmax、最も数値が低い平均色ずれ量をΔEKminとすると、初期色ずれ補正量ΔFRKfは、(ΔEKmax+ΔEKmin)/2で算出することができる。同様にして、イエローの初期色ずれ補正量ΔFRYf、シアンの初期色ずれ補正量ΔFRCf、および、マゼンタの初期色ずれ補正量ΔFRMfを算出する。
このようにして算出された初期色ずれ補正量ΔFRf(ΔFRKf、ΔFRYf、ΔFRCf、ΔFRMf)を書込ユニット1にフィードバックし、LD21の点灯タイミングを制御することで、色ずれ量を補正する初期色合わせ制御が実行される。
(通常色合わせ制御)
通常色合わせ制御では、第1の実施の形態と同様に、初期色合わせ制御で算出した第1の数値(平均値色ずれ量Kave)をあらかじめ記憶しておく。そして、通常色合わせ制御を実施するごとに、転写ベルト33上の基準エリア(Et)の中心位置(基準位置TT)にのみ、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各色の色合わせパターン(横線1本)を順次形成することにより、第2の数値(基準色ずれ量ΔFRt)を算出する。そして、第1の数値と第2の数値とを合計することにより、色合わせに必要な補正値(通常色ずれ補正量ΔFRr)を算出する。
本例の通常色合わせでは、初期色合わせと同じく、転写ベルト33の長さ方向を16のエリア(基準エリア(Et)および第1エリア(E)から第15エリア(E15))に分割する。そして、初期色合わせ制御の際に算出した、基準エリア(Et)に対する各エリアの各色の色ずれ量ΔE〜ΔE15(ΔEK〜ΔEK15、ΔEY〜ΔEY15、ΔEC〜ΔEC15、ΔEM〜ΔEM15)から、基準エリア(Et)に対する各エリアの各色の平均値色ずれ量Kave(KKAve、KYave、KCave、KMave)を、あらかじめ算出し、記録部8に記録しておく。従って、第2の実施の形態で算出する平均値色ずれ量Kaveは、ブラックに対する各色の平均値色ずれ量ではなく、基準エリア(Et)に対する各エリアの各色の平均値色ずれ量である。
平均値色ずれ量Kaveの算出方法は以下の通りである。ここでは、ブラックの平均値色ずれ量KKaveを例に説明する。主走査方向の1個目における基準エリア(Et)に対する各エリアの色ずれ量ΔEK〜ΔEK15、主走査方向の2個目における基準エリア(Et)に対する各エリアの色ずれ量ΔEK〜ΔEK15、および、主走査方向の3個目における基準エリア(Et)に対する各エリアの色ずれ量ΔEK〜ΔEK15の全ての平均が平均値色ずれ量KKaveとなる。同様にして、イエローの平均値色ずれ量KYave、シアンの平均値色ずれ量KCave、および、マゼンタの平均値色ずれ量KMaveを算出することができる。
そして、通常色合わせ制御では、初めに、転写ベルト33の基準エリア(Et)の中心位置(基準位置TT)にのみ、パターン位置検出センサの数(本実施の形態では3個)だけ、ブラックの色合わせパターン(横線1本)を形成し、パターン位置検出センサ4a、4b、4cでブラックの色合わせパターンの位置TKTを検出する。そして、基準位置TTに対する形成したブラックの色合わせパターン(横線1本)の位置TKTの差ΔTKTを検出する。このΔTKTが基準色ずれ量ΔFRKtとなる。
次に、転写ベルト33の基準エリア(Et)の中心位置(基準位置TT)にのみ、パターン位置検出センサの数(本実施の形態では3個)だけ、イエローの色合わせパターン(横線1本)を形成し、パターン位置検出センサ4a、4b、4cでイエローの色合わせパターンの位置TYTを検出する。そして、基準位置TTに対する形成したイエローの色合わせパターン(横線1本)の位置TYTの差ΔTYTを検出する。このΔTYTが基準色ずれ量ΔFRYtとなる。
次に、転写ベルト33の基準エリア(Et)の中心位置(基準位置TT)にのみ、パターン位置検出センサの数(本実施の形態では3個)だけ、シアンの色合わせパターン(横線1本)を形成し、パターン位置検出センサ4a、4b、4cでシアンの色合わせパターンの位置TCTを検出する。そして、基準位置TTに対する形成したシアンの色合わせパターン(横線1本)の位置TCTの差ΔTCTを検出する。このΔTCTが基準色ずれ量ΔFRCtとなる。
最後に、転写ベルト33の基準エリア(Et)の中心位置(基準位置TT)にのみ、パターン位置検出センサの数(本実施の形態では3個)だけ、マゼンタの色合わせパターン(横線1本)を形成し、パターン位置検出センサ4a、4b、4cでマゼンタの色合わせパターンの位置TMTを検出する。そして、基準位置TTに対する形成したマゼンタの色合わせパターン(横線1本)の位置TMTの差ΔTMTを検出する。このΔTMTが基準色ずれ量ΔFRMtとなる。なお、基準位置TT、および、検出位置TKT、TYT、TCT、TMTの算出は、第1の実施の形態で説明した転写ベルトの位置検出方法を利用する。
そして、基準色ずれ量ΔFRt(ΔFRKt、ΔFRYt、ΔFRCt、ΔFRMt)と、あらかじめ記憶していた平均値色ずれ量Kave(KKave、KYave、KCave、KMave)を合計し、通常色ずれ補正量ΔFRr(ΔFRKr、ΔFRYr、ΔFRCr、ΔFRMr)を算出する。このようにして算出された通常色ずれ補正量ΔFRr(ΔFRKr、ΔFRYr、ΔFRCr、ΔFRMr)を書込ユニット1にフィードバックし、LD21の点灯タイミングを制御することで、色ずれ量(位置ずれ量)を補正する通常色合わせ制御が実行される。
なお、本実施の形態にかかるカラーレーザプリンタによる色合わせ制御方法は、第1の形態にかかるカラーレーザプリンタによる色合わせ制御方法と同じであり、説明を省略する。
このように、第2の実施の形態にかかる画像形成装置によれば、色合わせ制御用の色合わせパターンとして、転写ベルトを長さ方向に複数分割したエリアに対して、基準となるエリアに1本の横線と各エリアの境界線に各1本の横線とを転写ベルト上に形成するだけで色合わせ制御を実施することができるので、色合わせ制御時におけるトナーの消費量を低減することが可能となる。
本発明は、駆動ベルトの基準位置を特定し、その情報を記憶することを特徴としているため、駆動ベルトを用いている分野に応用可能である。
第1の実施の形態にかかるカラーレーザプリンタの構成を示すブロック図である。 書込ユニットの動作を説明するための図である。 書込ユニット、画像プロセス部、および、転写部の断面図である。 転写ベルト上に設けられた基準位置穴と透過型センサの関係を示す図である。 エンコーダの構造を示す図である。 転写ベルト上に色合わせパターンが形成された状態を示す転写ベルトの斜視図である。 初期色合わせ制御の方法を説明する図である。 通常色合わせ制御の方法を説明する図である。 本実施の形態にかかるカラーレーザプリンタが色合わせ制御を行う場合のフローチャートである。 第2の実施の形態にかかるカラーレーザプリンタの構成を示すブロック図である。 初期色合わせ制御の方法を説明する図である。
符号の説明
1 書込ユニット
2 画像プロセス部
3 転写部
4a、4b、4c パターン位置検出センサ
5 透過型センサ
6 エンコーダ
7、57 制御部
8 記憶部
9 画像処理部
10 操作・表示部
11 コントローラ
12 ネットワークI/F
21 LD
22 ポリゴンミラー
23 Fθレンズ
31 作像ユニット
32 転写紙
33 転写ベルト
34 駆動ローラ
35 従動ローラ
36 給紙トレイ
37 感光体
38 帯電器
39 現像器
40 感光体クリーナ
41 転写器
42 定着器
43 基準位置穴
44 モータ軸
45 回転板
46 発光素子
47 受光素子

Claims (5)

  1. 並置された複数の画像形成部における各像担持体上に形成された画像を、回転する転写ベルトを介して転写材に順次重ねて転写して画像を形成する画像形成装置であって、
    回転中の前記転写ベルトの基準位置を特定する基準位置特定手段と、
    前記基準位置をもとに前記転写ベルトを基準エリアと複数のエリアとに分割し、前記基準エリア上と前記複数のエリア上とに転写された、各像担持体が形成した色ずれ補正用の色合わせパターンを検出する色合わせパターン検出手段と、
    検出した前記色合わせパターンから色ずれ補正量を算出する色ずれ補正量算出手段と、
    前記色ずれ補正量に基づいて、前記複数の画像形成部の各像担持体上へ画像を形成するタイミングを変化させる色合わせ制御を行う色合わせ制御手段と、を備え、
    前記色ずれ補正量算出手段は、
    前記基準エリアに対する各エリア毎の色ずれ量の平均である平均値色ずれ量と、
    前記基準エリアにおける色ずれ量である基準色ずれ量と、を算出し、
    前記平均値色ずれ量と前記基準色ずれ量とを合計した値を前記色ずれ補正量とすること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記色ずれ量が大きい場合に前記色合わせ制御手段が行う初期色合わせ制御において前記色ずれ補正量算出手段が算出した、前記平均値色ずれ量を記憶する平均値色ずれ量記憶手段をさらに備え、
    前記色ずれ補正量算出手段は、前記色ずれ量が小さい場合に前記色合わせ制御手段が行う通常色合わせ制御において、前記平均値色ずれ量記憶手段に記憶された前記平均値色ずれ量を使用すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記基準位置特定手段は、
    前記転写ベルト上に設けられた印と、
    前記印を検出するセンサと、を備え、
    前記センサにより前記印を検知した際の前記転写ベルト上の位置を、前記基準位置として特定すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記色合わせ制御手段は、所定の条件を満たす場合に色合わせ制御を行うこと、を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記色合わせパターンは、前記転写ベルトの回転方向に対して垂直な1本の線であること、を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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