JP2009257713A - ダクトユニット、およびダクトユニットを用いたダクトの配設構造並びに外壁構造 - Google Patents

ダクトユニット、およびダクトユニットを用いたダクトの配設構造並びに外壁構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 外壁面の形状にかかわらず、施工性や防水性に優れるとともに、外壁の意匠上も好ましく、さらに、建物の長期的な運用にも対応可能とする。
【解決手段】 外壁101に沿って延在する鉄骨梁5に設けられてダクト4を保持するダクトヘッダー2と、このダクトヘッダー2に取り付けられるガラリパネル3を有し、ダクトヘッダー2は、ケーシング21の開口21aの反対側に延伸するスリーブ22を備え、固定部24により鉄骨梁5に固定されている。スリーブ22にはダクト4が接続され、開口21aにはガラリパネル3が取り付けられる。また、ダクトヘッダー2は、並設される複数本のダクト4に対応して、複数本のスリーブ22が形成された構成であってもよい。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ダクトユニット、およびダクトユニットを用いたダクトの配管構造並びに外壁構造に関する。
機械式換気設備や全館空調設備には、設備本体と屋外に設けられた給排気口とを接続するダクトが設けられる。ダクトには、給気用もしくは排気用のファンが設けられる。また、外壁面に設けられた給排気口には、通常、ベントキャップ、パイプフード、ウェザーカバーなどが取り付けられる。そして、ファンの回転駆動によって、室内の空気がダクトを通じて外部へと排出される。
この種のベントキャップ類には、例えば特許文献1〜3に記載されているようなものがあり、外壁に設けた貫通孔に、外側からスリーブを挿通してフランジを外壁に当接させ、スリーブを貫通孔に設けたねじ固定部に螺合させ、室内側からビスで止め付けて外壁に一体に取り付けられている。
この種の従来のベントキャップ形状は外壁面から突出して設けられており、建物の外観を損なうおそれがあり意匠的にあまり好ましくなかった。また、特許文献1にも記載されているように、このようなベントキャップ類の固定作業は、電気工事に含まれており、躯体施工後の現場での後付けでなされるのが通常である。したがって、ベントキャップの構造をどんなに簡単に後付けできるように工夫したとしても、現場作業において高所作業が発生し、危険を伴うものであった。また、あらかじめ外壁に貫通孔が設けられていなければ、貫通孔の穿孔加工も必要であり、より一層作業が困難になっていた。また、このような現場での外壁の穿孔加工は、周辺への音や埃等の影響が懸念され、あまり好ましくなかった。
また、外壁にサイディングやタイルなどが取り付けられてあれば、立体的な凹凸のある模様が施されているため、ベントキャップのコーキング材と凹凸面との水密性を確保するのが困難であり、防水処理に不安が残るものであった。また、外壁面との密着性を高めようとすれば、外壁に溝を設けたり、裏面側から別途部材を設けて引張力を加えたりしなければならず、また外壁面の目地を利用するにしても凹凸模様が様々であって個別に対応することは難しいという欠点があった。
実公平7−34275号公報 実開平6−4528号公報 特開2001−208387号公報
上記のような従来からのベントキャップに関わる課題に加えて、近年では、ストック社会へ移行する中で、ストックを想定した新築住宅や既存建物を改修または再生して、建物を長期にわたって運用していくことが期待されている。建物を長期にわたって有効に使い続けるためには、強度的な耐久性を確保するだけでなく、その時々の建物の使用者や社会の要求に応じて建物の形態を変化させられることが必要となる。
例えば、住宅で言えば、家族構成が変化するのにともなって、必要な居室やその数が変わっていくため、将来、プラン変更やリフォーム等が行われることを想定した上で、それに対応できるように当初から計画されていることが望ましい。これにより、コストおよび資源の観点から損失を招くことなく、対応して建物を利活用することが可能となる。
このような観点から、建物の改修等の際には、外壁の更新や換気設備の配置形態の変更等が想定され、ダクトが新設されたり増設されたりすることが考えられる。従来のベントキャップ類であれば、ダクトとともに外壁に固定されているので、外壁の更新においては外壁を解体する際の道連れ工事としてベントキャップ類の新設工事も発生する。また、換気設備の新設・増設時には、外壁に新たな穿孔加工を施したり、その壁面を補修あるいは更新する作業が必要となったりし、作業が困難なだけでなく、騒音、埃等の問題や防水処理の問題も発生する。さらに不要になったダクトやベントキャップ類をどのように処理するかという問題も生じる。したがって、建物を長期にわたり運用するには、従来のベントキャップ類を含めた新たなダクトの配設構造が求められ、新規なより好ましい手法が必要とされていた。
そこで本発明は、上記のような問題点にかんがみてなされたものであり、外壁面の形状にかかわらず、施工性や防水性に優れるとともに、建物の外観意匠上も好ましく、さらに、建物の長期的な運用にも十分に対応することのできるダクトユニットおよびダクトの配設構造並びに外壁構造を提供するものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、外壁に沿って延在する横架材に設けられてダクトを保持するダクトヘッダーと、このダクトヘッダーに取り付けられるガラリパネルを有するダクトユニットであって、前記ダクトヘッダーは、一方が開口したボックス状のケーシングと、ケーシングの開口の反対側に延伸するスリーブとを備えて一体に形成されており、前記横架材との固定部を有して横架材に設けられた貫通孔を介して固定され、前記スリーブにはダクトが接続されるとともに、前記開口にはガラリパネルが取り付けられて、建物の外部に面するガラリを構成しうることを特徴としている。
このような構成によれば、ダクトヘッダーが、外壁に沿って延在する横架材に対して固定されてダクトを保持するので、外壁とは縁が切れた状態でダクトユニットを設けることができ、その施工は、躯体建て込み時の建方工事の段階で行うことができる。したがって、電気工事による高所作業が発生せず、安全性の高い施工作業とすることができる。また、かかるダクトユニットにより、外壁の修繕・改修を行う際に取り合いを生じず、ダクトユニットを横架材に固定された状態に残したまま作業を進めることができ、建物の長期的な運用にも対応することができる。
また、本発明は前記構成のダクトユニットにおいて、前記ダクトヘッダーが、並設される複数本のダクトに対応して複数本のスリーブが形成されていることを特徴としている。
これにより、一つのダクトヘッダーで複数本のダクトを接続できるため、ダクトとガラリとを1対1で個別に設ける必要はなく、作業工数が簡単になり施工性が高まるとともに、外壁の複数箇所にガラリが配設されるようなことがなく、意匠上も好ましい。
さらに、本発明は前記構成のダクトユニットにおいて、前記ダクトヘッダーのケーシングには、複数本のスリーブに対応させてケーシング内を区画する間仕切り板が設けられていることが好ましい。
これにより、ダクトヘッダーにおいては、間仕切り板が区画されたケーシング内の相互の流通を遮り、接続された複数本のダクトの空気を混合させたり逆流させたりしないようにすることができる。
また、本発明は前記構成のダクトユニットにおいて、前記ダクトヘッダーの複数本のスリーブのうち、ダクトが接続されないスリーブには、当該スリーブ端部を閉塞するスリーブキャップが備えられるようにしてもよい。
このように構成することにより、一つのダクトユニットで多様なダクトの配設形態に対応することが可能となる。使用しないスリーブをスリーブキャップで閉塞しているので、通気を遮断して外壁の性能を維持することができる。また、スリーブキャップで閉塞しているスリーブは、ダクト接続用の予備のスリーブとして、将来のダクトの増設時やプラン変更時など、新たに必要となった際に使用することができ、建物の長期的な運用にも簡単に対応することが可能となる。
また、本発明においては、前記ガラリパネルは、ダクトヘッダーの開口に着脱自在なフレーム部材を備え、このフレーム部材にガラリとフィルタとが装着されることが好ましい。
これにより、ガラリパネルを着脱してメンテナンスすることができ、さらにガラリやフィルタの交換も可能となる。フィルタは、例えば防虫網等の金属製網状物や粉塵除去用の通気性不織布等を適宜のフィルタ類を用いることができる。
また、前記目的を達成するため、本発明は、外壁に沿って延在する鉄骨梁にダクトヘッダーを設けてダクトを接続し、建物の屋内外に連通させるダクトの配設構造であって、前記ダクトヘッダーは、屋外側に開口するボックス状のケーシングに、スリーブが前記開口の反対側に延伸して形成され、ケーシングの開口にはガラリを取り付け可能とされてあり、鉄骨梁のウェブに設けられた貫通孔に、前記ダクトヘッダーのスリーブが屋外側から屋内側へ挿通されて、鉄骨梁の屋内側に延伸したスリーブに前記ダクトが嵌挿されてダクトヘッダーに接続され、前記ダクトヘッダーのケーシングは鉄骨梁の上下フランジ間に納まって鉄骨梁に対して固定され、前記開口が外壁の開口部に臨んで配設されるとともに、外壁とは縁が切れた状態でダクトヘッダーが配設されていることを特徴としている。
このようなダクトの配設構造により、外壁と鉄骨梁のウェブとの間、および上下フランジに囲まれた空間をダクトヘッダーの配設空間として用いてダクトを接続することができる。また、ダクトヘッダーは、外壁とは縁が切れた状態で鉄骨梁に支持されて固定されるので、建方工事の段階で行うことができる。よって、電気工事による高所作業が発生せず、安全性が高められる。また、ダクトおよびダクトヘッダーが、外壁とは明確に分離した構造であるため、外壁のメンテナンスや更新の際に取り合いや道連れ工事が発生せず、外壁に関わる作業だけを行うことも可能であり、建物の長期的な運用にも対応することができる。
また、本発明のダクトの配設構造においては、前記ダクトヘッダーは複数本のスリーブが設けられるとともに各スリーブに対応してケーシング内が区画されており、各スリーブに対してダクトが接続されるとともに、ダクトが接続されないスリーブにはスリーブキャップが取り付けられてスリーブ端部が閉塞されていることを特徴としている。
これにより、一つのダクトヘッダーで複数本のダクトを接続できるため、ダクトとガラリとを1対1で個別に設ける必要はなく、作業工数が簡単になり施工性が高まるとともに、外壁の複数箇所にガラリが配設されるようなことがなく、意匠上も好ましい。さらに、かかるダクトヘッダーにおいては、間仕切り板が区画されたケーシング内の相互の流通を遮り、接続された複数本のダクトの空気を混合させたり逆流させたりしないようにすることができる。
また、本発明は前記構成のダクトの配設構造において、前記ダクトヘッダーは、建物のモジュールに対応させた幅寸法によりケーシングが形成されていることが好ましい。
これにより、ガラリを建物のモジュールに対応させて配置でき、外観意匠上、すっきりと納められるため、良好な納まりを形成するとともに、外壁と一体化させて美観を高めることができる。また、メンテナンスも容易に行うことが可能となる。
さらに、前記目的を達成するため、本発明に係る外壁構造は、建物のモジュールに対応して割り付けられた外壁に、前記モジュールに対応する幅寸法のガラリパネルが面一で嵌め込まれ、ガラリパネルの内側には、屋外側に開口するボックス状のケーシングに、スリーブが前記開口の反対側に延伸して形成されたダクトヘッダーが配設されており、このダクトヘッダーが前記外壁と縁が切れた状態で建物の横架材に固定され、前記スリーブにダクトが接続可能であることを特徴としている。
このような構成により、外壁とガラリパネルを面一に配置して、すっきりとした良好な外観を形成することができ、加えて、外壁とは縁が切れた状態でダクトヘッダーを設けることができ、その施工は、外壁建て込み前の建方工事の段階で行うことができる。建物の長期的な運用にあたっては、居室のプラン変更や外壁の修繕等に際して換気・空調設備の配置変更や増設の必要が生じても、外壁の道連れ工事を生じることなく対応することができる。
また、かかる外壁構造において、前記ガラリパネルは取り外し可能であり、当該ガラリパネルに換えて外壁パネルを嵌め込み可能であることが好ましい。
これにより、将来のプラン変更や外壁の修繕等に際して換気設備の配置変更や増設の必要が生じたときに、外壁パネルを除去してガラリパネルに付け替えたり、ダクトヘッダーを新たに設けたりするなどの対応が可能となって、外壁に開口部を設ける工事を不要とすることができる。
上述のように構成される本発明によれば、壁面の形状にかかわらず、施工性や防水性に優れるとともに、建物の外観意匠上も好ましいダクトユニットとすることができる。さらに、かかるダクトユニットにより、将来のダクト増設やプラン変更等や、外壁の修繕、改修等の際にも柔軟に対応することが可能であり、建物の長期的な運用が可能となる。
以下、本発明に係るダクトユニット、およびダクトの配設構造並びに外壁構造を実施するための最良の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係るダクトユニットの実施例1を示す斜視図である。このダクトユニット1は、ダクト4を保持するダクトヘッダー2と、ガラリパネル3とを備えている。
ダクトヘッダー2は、一方に開口した矩形ボックス状のケーシング21を有する。例示の形態では、ケーシング21は、上下左右の側面板と背面側の側面板とを備えてボックス状に形成され、正面側が開口21aとなっている。
また、ケーシング21の背面板には丸孔21bが設けられて貫通しており、開口21aの反対側に延伸するスリーブ22が接続されて一体形成されている。このスリーブ22は円筒形状に形成されており、ダクト4との接続部分となる。
ケーシング21の正面側には、開口21aの下縁部(前端部)に水切り23が設けられている。これにより、雨水が下面を伝わって外壁面に達し、浸水や汚れの原因となるのを防ぐ。このケーシング21の下面板には水勾配を設けて、雨水の侵入があっても、効果的に排水されるように構成されている。
また、開口21aには、ガラリパネル3を装着することができる。ガラリパネル3は、ダクトヘッダー2の開口21aに着脱自在な大きさの矩形状のフレーム部材31を備えて、このフレーム部材31にガラリ32が収納されるようになっている。ガラリ32は、複数枚の羽板321が平行に取り付けられている。また、ダクト4が給気用であれば、ガラリ32に加えて、例えば防虫網等の網状物や粉塵除去用の通気性不織布等の適宜のフィルタ33がフレーム部材31に収納されて、ガラリ32の背面側に配設されてもよい。
また、ダクトヘッダー2は、耐久性を有する材質からなり、例えばステンレス鋼(SUS等)の鋼板製であることが望ましい。また、上記のほか、ダクトヘッダー2のケーシング21内、丸孔21b内、あるいはガラリパネル3に、火災時等の延焼の防止や空気補給を断つための防火ダンパーが設けられる構成であってもよい。
また、ダクトヘッダー2のケーシング21の外側面(外周面)は、例えば石膏ボード等の防火上有効な仕上げ材を配設することにより防火構造とし、建物の外壁に要求される防火性能を保持することが好ましい。さらに、ダクトヘッダー2のケーシング21の外側面(外周面)に、遮音度の高い材質からなるシートを張設して遮音構造を設けることが好ましい。
このような構成を有するダクトユニット1は、外壁に沿って延在する横架材にダクトヘッダー2が固定されて、スリーブ22にダクト4を接続して保持する。そして、ダクトヘッダー2のケーシング21の開口21aにはガラリパネル3が取り付けられる。
ダクトヘッダー2は、ケーシング21の左右の側面板の外側に、固定部24が設けられている。固定部24は、建物の横架材に対してダクトヘッダー2を固定するのに用いられる。例示の場合、固定部24にはそれぞれ複数個の固定孔241が設けられて、ダクトヘッダー2を接合できるようになっている。
ダクトユニット1が設けられる建物が鉄骨造である場合、例えば図1に示すように、ダクトヘッダー2は横架材である鉄骨梁5に固定される。鉄骨梁5のウェブ51には、貫通孔52が設けられており、この貫通孔52の左右両側部に、接合部53が設けられている。接合部53は、ダクトヘッダー2を固定する固定部24が当接されて、ダクトヘッダー2と接合される。
例示の形態においては、これらの接合部53は、断面略L字形状の板状体で形成されて、鉄骨梁5のウェブ51に一体的に結合されており、また、貫通孔52を挟んで互いに対向するように配設されている。各接合部53には、複数個の固定孔531が設けられており、ダクトヘッダー2の固定部24の固定孔241に対応する個数および配置形態で形成されている。
ダクトユニット1は、鉄骨梁5の貫通孔52にダクトヘッダー2のスリーブ22が屋外側から挿通されて配置される。そして、前述したケーシング21の左右側面の固定部24が、鉄骨梁5の貫通孔52の左右の接合部53にボルト・ナット等の止着具を用いて接合されて、ダクトヘッダー2が鉄骨梁5に一体的に固定される。
鉄骨梁5を貫通して配設されたダクトヘッダー2のスリーブ22には、屋内の各所に連通するダクト4が接続される。また、ガラリパネル3が取り付けられたダクトヘッダー2の開口21aは、その周囲に外壁が建て込まれて外部に面した給排気口となる。
これにより、ダクトユニット1は鉄骨梁5に支持固定された状態で、ガラリパネル3を外壁面に設けて、外部に面した給排気口を構成することができる。なお、鉄骨梁5のウェブ51に接合部53を設けて、これにダクトヘッダー2の固定部24を接合するものについて説明したが、かかる形態に限定されるものではない。また、スリーブ22は、ダクト4に応じた断面形状に形成されればよく、円筒形状に限らず角筒形状であってもよい。
さらに、この実施例では、鉄骨梁5はH形鋼からなるものについて説明したが、本発明はI形鋼やT型鋼、山形鋼、溝型鋼などのどのような形態の鉄骨梁であってもよく、あるいはラチス梁等の複数の鋼材からなる鉄骨梁であってもよく、また、鉄骨梁に限らず、建物の骨組であって水平方向に架け渡された横架材であれば適用することができる。また、鉄骨梁5のウェブ51の貫通孔52には、その断面欠損を補う補強手段を施してもよい。
次に、本発明の実施例2について図面を参照しつつ説明する。図2および図3は本発明の実施例2を示し、図2はダクトユニットの構成を示す斜視図、図3は図2のダクトユニットによるダクトの配設構造を示す横断面図である。
なお、以下の実施例2、3の形態に係るダクトユニットの説明では、上記実施例1と同様の構成については実施例1における説明中の符号と共通の符号を用いて重複する説明を省略している。
この形態のダクトユニット1は、実施例1と同様に横架材に設けられるダクトヘッダー2とガラリパネル3とを備えているが、接続されるダクト4が、2本である場合にも対応可能となっている。すなわち、例示の場合においては、ダクトユニット1のダクトヘッダー2には、並設される2本のダクト4に対応して、2本のスリーブ22が同方向に延設して形成されている。ダクトヘッダー2のケーシング21も、2本のスリーブ22を備えうる横長矩形状のボックス状に形成されている。
図示するように、ダクトヘッダー2のケーシング21には、背面板に2本のスリーブ22が接続され、開口21aの反対側に延伸されてある。各スリーブ22は円筒形状に形成されている。ケーシング21の下面板には水勾配が設けられ、下縁部に水切り23が備えられている。
また、ダクトヘッダー2には、ケーシング21内を2つに区画する間仕切り板25が、ケーシング21の略中央に高さ方向に配設されている。これにより、区画されたケーシング21内の相互の流通を遮り、2本のダクト4の空気を混合させたり逆流させたりしないように構成されている。
間仕切り板25は、ケーシング21の開口21aにガラリパネル3が嵌め込まれるのを考慮して、ガラリパネル3の厚み分だけ後退して設けられている。開口21aに装着されるガラリパネル3は、ケーシング21の形状に対応した横長矩形状のフレーム部材31に、ガラリ32と適宜のフィルタ33とが収納されて構成される。
かかるケーシング21は、左右の側面板の外側に、固定部24が設けられている。固定部24は、建物の横架材に対してダクトヘッダー2を固定するのに用いられる。
図3に示すように、ダクトユニット1は、外壁101に沿って延在する鉄骨梁5に固定して配設される。鉄骨梁5のウェブ51には、ダクトヘッダー2のスリーブ22の配設間隔に対応して2つの貫通孔52が設けられている。これらの各貫通孔52には、ダクトヘッダー2のスリーブ22が、屋外側から屋内側へそれぞれ挿通されている。
ダクトヘッダー2と鉄骨梁5とは、ケーシング21の左右側面の固定部24と、鉄骨梁5の接合部53とを接合することにより一体的に固定されている。そして、ダクトヘッダー2は、鉄骨梁5の屋内側に延伸したスリーブ22にダクト4が嵌挿されて、区画されたケーシング21内においてそれぞれのダクト4と連通接続している。
スリーブ22は、ダクト4の端部を差し込んで互いに接続できるようになっている。接続に際しては、スリーブ22とダクト4との嵌め合い部の外側をバンドやテープ等で締め付けて、気密性を保持するようにしてもよい。なお、ダクト4が大口径である場合、ダクトヘッダーの手前で分岐接続することも可能である。
かかるダクト4の配設構造によれば、ダクトヘッダー2のケーシング21は、鉄骨梁5の上下フランジ54間に納めることができるように構成されている。そして、外壁101と鉄骨梁5のウェブ51との間、および上下フランジ54に囲まれた空間をダクトユニット1の配設空間として用いることができる。ダクトヘッダー2は、外壁101とは縁が切れた状態で鉄骨梁5に支持されて固定される。これにより、ダクトユニット1の施工は、建方工事の段階で行うことができる。よって、電気工事による高所作業が発生せず、安全性が高められる。また、ダクトユニット1は、前記のように外壁101とは明確に分離されているため、外壁101のメンテナンスや更新の際に、ダクトユニット1との取り合いは生じず、鉄骨梁5にダクトユニット1を固定したまま、外壁101の施工作業を行うことができる。
また、ダクトユニット1を用いることで、図4に示すような建物の外壁構造をとることも可能なる。この場合、建物10のモジュールに対応して割り付けられた外壁101に、そのモジュールに対応する幅寸法を有するダクトヘッダー(2)が外壁101の内部に配設されている。ダクトヘッダー(2)は、屋外側に開口するボックス状のケーシング(21)に、ガラリパネル3が嵌め込まれて、ガラリ32が外壁101と面一に配設されている。ガラリ32は外壁101から突出せず、モジュールに対応してすっきりと納められるため、外壁101と一体化させて意匠上も好ましい外観を形成でき、メンテナンスも容易に行うことが可能となる。
また、図示するように、外壁101には、梁レベルに複数個のダクトユニット1が配設されてもよい。図示するように、ダクトユニット1は、ガラリ32が嵌め込まれて外壁面に給排気口を形成する。また、ガラリパネル3は取り外し可能であることから、ガラリパネル3に換えて外壁パネルと同等の閉止パネル6をケーシング(21)の開口(21a)に嵌め込んで、将来の必要時に備えるようにしてもよい。あるいは、閉止パネル6を外壁101の梁レベルに設けた開口部に配設して、将来のダクトユニット1の追加設置に対応できるようにしておいてもよい。
これにより、建物の長期的な運用にあたっては、居室のプラン変更や外壁の修繕等に際して換気設備の配置変更や増設の必要が生じても、あらためて外壁面に給排気用ガラリを設けたり、そのための外壁の開口作業を行ったりすることなく、容易に対応することができる。また、ダクト4が交差する場合には、ダクト4をダクトヘッダー2の適正なスリーブ22に接続し直すだけで対応することができる。
ガラリ32周りの防水仕様は、外壁101の目地処理と同様にバックアップ材およびシーリング等による防水目地により防水処理がなされることが好ましい。また、このような外壁構造による梁レベルには、ダクトユニット1のガラリパネル3や、閉止パネル6のほか、照明装置や各種機器を嵌め込んで設置するスペースとしてもよい。
次に、本発明の実施例3について図面を参照しつつ説明する。図5は本発明の実施例3におけるダクトユニットおよびダクトの配設構造を示す横断面図である。
ダクトユニット1において、ケーシング21の大きさは、ダクト4の口径、本数、および鉄骨梁5の梁せい等の寸法に応じて、適宜決定されるものである。例示の形態では、ダクトヘッダー2は、ダクト4を4本まで接続することができるように構成されている。
ダクトヘッダー2のケーシング21は、前記実施例2のダクトヘッダー2よりもさらに幅方向に大きさを有する横長矩形状のボックス状に形成されている。このダクトヘッダー2には、ケーシング21の背面板に4本のスリーブ22が連通して設けられている。また、ケーシング21は、各スリーブ22に対応して、間仕切り板25によりケーシング21内が4つに区画されている。ケーシング21の左右側面板には、鉄骨梁5との固定部24が一体に形成されて、鉄骨梁5のウェブ51の接合部53に接合されて固定されている。
ダクトヘッダー2の各スリーブ22には、それぞれダクト4が接続される。また、ダクトヘッダー2の開口21aには、ガラリパネル3が嵌め込まれる。これにより、4本のダクト4を同時に接続して一つのガラリ32を外壁101に設けることが可能となり、従来のように1本のダクトに個別にガラリを設けて、外壁面の複数箇所に配置されることもなく、優れた外観意匠を形成することが可能になる。
また、これら4本のスリーブ22の全てに対しダクト4が接続される場合もあるが、接続すべきダクト4が3本以下の場合にも対応することができる。すなわち、図5に示すように、ダクト4が接続されないスリーブ22があるとき、そのスリーブ22にはスリーブキャップ26が取り付けられてスリーブ22の接続端部が閉塞される。
スリーブキャップ26は、スリーブ22の接続端部に外嵌可能な円筒部を有する断面コ字形状の閉塞部材である。また、スリーブキャップ26は、スリーブ22の接続端部に着脱自在となされて、適宜スリーブ22に嵌め込まれて閉塞したり、取り外されてダクト4を接続したりできるようになっている。また、ダクト4が2本であれば、4本のうちのいずれか2本のスリーブ22にスリーブキャップ26を外嵌して閉塞する構成であってもよい。スリーブキャップ26により閉塞しているスリーブ22は、ダクト接続用の予備のスリーブ22として、将来のダクトの増設時やプラン変更時など、新たに必要となった際に使用される。これにより、建物の長期的な運用にも十分に対応することが可能となる。
以上のように構成される本発明によれば、壁面の形状にかかわらず、施工性や防水性に優れるとともに、外壁の意匠上も好ましいダクトユニットとすることができ、かかるダクトユニットを用いて、将来のダクト増設やプラン変更等や、外壁の修繕、改修等の際にも柔軟に対応したダクトの配設構造および外壁構造を実現することが可能となって、建物の長期的な運用に好適な仕様とすることができる。
本発明は、建物の換気・空調設備の給排気ダクトを配設するのに好適に利用することができる。
本発明に係るダクトユニットの実施例1を示す斜視図である。 本発明に係るダクトユニットの実施例2を示す斜視図である。 図2のダクトユニットによるダクトの配設構造の一例を示す横断面図である。 本発明のダクトユニットを用いた建物の外壁構造の一例を示す斜視図である。 本発明に係るダクトユニットの実施例3とともに、このダクトユニットによるダクトの配設構造の一例を示す横断面図である。
符号の説明
1 ダクトユニット
2 ダクトヘッダー
21 ケーシング
22 スリーブ
24 固定部
25 間仕切り板
26 スリーブキャップ
3 ガラリパネル
32 ガラリ
33 フィルタ
4 ダクト
5 鉄骨梁
51 ウェブ
52 貫通孔
53 接合部
54 フランジ
6 閉止パネル
10 建物
101 外壁

Claims (10)

  1. 外壁に沿って延在する横架材に設けられてダクトを保持するダクトヘッダーと、このダクトヘッダーに取り付けられるガラリパネルを有するダクトユニットであって、
    前記ダクトヘッダーは、一方が開口したボックス状のケーシングと、ケーシングの開口の反対側に延伸するスリーブとを備えて一体に形成されており、前記横架材との固定部を有して横架材に設けられた貫通孔を介して固定され、
    前記スリーブにはダクトが接続されるとともに、前記開口にはガラリパネルが取り付けられて、建物の外部に面するガラリを構成しうることを特徴とするダクトユニット。
  2. 請求項1に記載のダクトユニットにおいて、
    前記ダクトヘッダーは、並設される複数本のダクトに対応して複数本のスリーブが形成されていることを特徴とするダクトユニット。
  3. 請求項2に記載のダクトユニットにおいて、
    前記ダクトヘッダーのケーシングには、複数本のスリーブに対応させてケーシング内を区画する間仕切り板が設けられていることを特徴とするダクトユニット。
  4. 請求項2または3に記載のダクトユニットにおいて、
    前記ダクトヘッダーの複数本のスリーブのうち、ダクトが接続されないスリーブには、当該スリーブ端部を閉塞するスリーブキャップが備えられることを特徴とするダクトユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つの請求項に記載のダクトユニットにおいて、
    前記ガラリパネルは、ダクトヘッダーの開口に着脱自在なフレーム部材を備え、このフレーム部材にガラリとフィルタとが装着されていることを特徴とするダクトユニット。
  6. 外壁に沿って延在する鉄骨梁にダクトヘッダーを設けてダクトを接続し、建物の屋内外に連通させるダクトの配設構造であって、
    前記ダクトヘッダーは、屋外側に開口するボックス状のケーシングに、スリーブが前記開口の反対側に延伸して形成され、ケーシングの開口にはガラリを取り付け可能とされてあり、
    鉄骨梁のウェブに設けられた貫通孔に、前記ダクトヘッダーのスリーブが屋外側から屋内側へ挿通されて、鉄骨梁の屋内側に延伸したスリーブに前記ダクトが嵌挿されてダクトヘッダーに接続され、
    前記ダクトヘッダーのケーシングは鉄骨梁の上下フランジ間に納まって鉄骨梁に対して固定され、前記開口が外壁の開口部に臨んで配設されるとともに、外壁とは縁が切れた状態でダクトヘッダーが配設されていることを特徴とするダクトの配設構造。
  7. 請求項6に記載のダクトの配設構造において、
    前記ダクトヘッダーは複数本のスリーブが設けられるとともに各スリーブに対応してケーシング内が区画されており、各スリーブに対してダクトが接続されるとともに、ダクトが接続されないスリーブにはスリーブキャップが取り付けられてスリーブ端部が閉塞されていることを特徴とするダクトの配設構造。
  8. 請求項6または7に記載のダクトの配設構造において、
    前記ダクトヘッダーは、建物のモジュールに対応させた幅寸法によりケーシングが形成されていることを特徴とするダクトの配設構造。
  9. 建物のモジュールに対応して割り付けられた外壁に、前記モジュールに対応する幅寸法のガラリパネルが面一で嵌め込まれ、ガラリパネルの内側には、屋外側に開口するボックス状のケーシングに、スリーブが前記開口の反対側に延伸して形成されたダクトヘッダーが配設されており、このダクトヘッダーが前記外壁と縁が切れた状態で建物の横架材に固定され、前記スリーブにダクトが接続可能であることを特徴とする外壁構造。
  10. 請求項9に記載の外壁構造において、
    前記ガラリパネルは取り外し可能であり、当該ガラリパネルに換えて外壁パネルを嵌め込み可能であることを特徴とする外壁構造。
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