JP6562360B2 - 建物ユニット及び建物 - Google Patents

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Description

本発明は、建物ユニット及び建物ユニットを備える建物に関する。
一般的に、住宅等の建物は、建築現場で建てられる。例えば、木造住宅の場合、建築現場において、コンクリート基礎の上に梁や柱等の建築材を用いて軸組み等を行い、その後、水廻り設備や電気設備等の住宅設備(設備機器)が設置される。
住宅設備は、建築現場で設置されると、品質にばらつきが生じたりコストが高くなったりする。そこで、従来、浴室(ユニットバス)やトイレ等からなる設備ユニットを工場にて予め生産し、この設備ユニットを建築現場に運搬して、その他の玄関や居室等を在来工法によって現場施工する技術が知られている(特許文献1)。
特開平2−232445号公報
住宅設備には、屋外に設置される室外機に接続されるものがある。例えば、エアコン等の空調設備(空調室内機)は、外気との熱交換を行うために、冷媒配管によって室外機(空調室外機)に配管接続されている。また、COを冷媒とするヒートポンプを利用した給湯システム(給湯設備)では、室外機として貯湯タンク及びヒートポンプユニットを有しており、屋内に設置された水廻り設備が給湯管によって貯湯タンクに配管接続されている。
このような住宅設備の室外機は、敷地内(住宅敷地内)の空きスペースに設置される。例えば、室外機は、住宅の外壁と土地境界との間の空きスペースに設置される。
しかしながら、このような空きスペースはそれほど広くなく、むしろ狭いことも多い。例えば、住宅の外壁が法規制の限界ぎりぎりまで土地境界線に近づけて設けられていることも少なくなく、住宅の外壁と土地境界線との間の空きスペースは狭いことが多い。このような狭いスペースに室外機を設置すると、空きスペースがさらに狭小になったり、室外機のメンテナンスがしにくくなったりする。
このように、室外機を屋外に設置すると、敷地内の空きスペースが狭くなるという課題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、室外機を屋外に設置した場合であっても敷地内の空きスペースを狭くすることのない建物ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る建物ユニットの一態様は、建物の一部を構成する建物ユニットであって、建築現場以外で予め組み立てられた1つ又は複数のユニットと、建築現場以外で予め前記ユニットに設置され、かつ、室外機に接続される設備と、屋内側に凹むように構成され、かつ、前記室外機が設置される凹部とを有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る建物の一態様は、建築現場以外で予め組み立てられた1つ又は複数のユニットと、建築現場以外で予め前記ユニットに設置され、かつ、室外機に接続される設備とを有する建物ユニットと、前記建物ユニットをコアとして建築現場で施工された建築構造体と、前記建物ユニットを建築現場に設置することによって、屋内側に凹むように構成され、かつ、前記室外機が設置される凹部が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、室外機を屋外に設置した場合であっても、敷地内の空きスペースが狭くならない。
図1は、本発明の実施の形態に係る建物ユニットを屋内側の面から見たときの斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る建物ユニットの建築構造及び設備を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る建物ユニットを屋外側の面から見たときの斜視図である。 図4は、図1に示される建物ユニットに設置された各種設備を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る建物ユニットにおける第1ユニットの平面断面図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る建物ユニットにおける第2ユニットの平面断面図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る建物ユニットにおける第1ユニット及び第2ユニットの側断面図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る建物ユニットを用いた建物と、当該建物を建てた自家敷地及び隣家敷地とを示す平面図である。 図9Aは、本発明の実施の形態に係る建物ユニットを屋外側の面から見たときの斜視図(点検口を閉めたときの状態を示す図)である。 図9Bは、本発明の実施の形態に係る建物ユニットを屋外側の面から見たときの斜視図(点検口を開けたときの状態を示す図)である。 図10は、本発明の変形例1に係る建物ユニットを屋外側の面から見たときの斜視図である。 図11Aは、本発明の変形例1に係る建物ユニットを用いて建てた建物についての空気の流れを模式的に示す断面図である。 図11Bは、本発明の変形例2に係る建物ユニットを用いて建てた建物についての空気の流れを模式的に示す断面図である。 図12Aは、本発明の変形例1に係る建物ユニットを用いて建てた建物についての凹部内の温度分布を示す図である。 図12Bは、本発明の変形例2に係る建物ユニットを用いて建てた建物についての凹部内の温度分布を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態に係る建物の構成を示す図である。 図14Aは、本発明の実施の形態に係る建物の建築方法における基礎工事を説明するための図である。 図14Bは、本発明の実施の形態に係る建物の建築方法における第1ユニット設置工事を説明するための図である。 図14Cは、本発明の実施の形態に係る建物の建築方法における第2ユニット設置工事を説明するための図である。 図14Dは、本発明の実施の形態に係る建物の建築方法における建築構造体工事を説明するための図である。 図14Eは、本発明の実施の形態に係る建物の建築方法における屋根工事(建て方完了)を説明するための図である。 図14Fは、本発明の実施の形態に係る建物の建築方法における周辺工事を説明するための図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置や接続形態、組立や製造の工程(ステップ)又は工程の順序等は、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(建物ユニット)
まず、本発明の実施の形態に係る建物ユニット1の構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る建物ユニットを屋内側の面から見たときの斜視図である。図2は、同建物ユニットの建築構造及び設備を示す図であり、図1に示される建物ユニットの壁下地材を透過して示している。図3は、同建物ユニットを屋外側の面から見たときの斜視図である。
図1に示される建物ユニット1は、建物(建築物)の一部を構成するものであり、建築現場以外で予め組み立てられた1つ又は複数のユニット(単位ユニット)と、建物に関する種々の設備とを有する。本実施の形態における建物ユニット1は、当該建物ユニット1をコアとして建物を建築するためのコアユニットである。建物は、例えば住宅であるが、店舗、工場又は倉庫等の非住宅であってもよい。
建物ユニット1のサイズは、一例として、平面サイズが3460mm×1820mm(2坪)で、全高が3600mmである。なお、図1に示される一点破線は、建物ユニット1を用いて建物を建築する際の当該建物における建築構造体(図1では7本の梁)を示している。
建物ユニット1は、例えば2階建て以上の住宅の一部を構成する住宅ユニットであり、複数階の各々の階を構成する単位ユニットを複数個積み上げて構成されている。本実施の形態における建物ユニット1は、2階建て住宅の一部を構成するものであり、図1〜図3に示すように、第1ユニット11及び第2ユニット12の2つの単位ユニットを積み重ねることによって構成されている。
また、建物ユニット1は、単位ユニットごとに工場(敷地や建屋)等の建築現場以外の場所で予め組み立てられている。つまり、第1ユニット11及び第2ユニット12の各々は、例えば工場等で予め組み立てられている。このように、第1ユニット11及び第2ユニットは工場等で各種設備が予め組み込まれた工業化ユニットであるので、高品質かつ高機能のユニットを低コストで製造することができる。
工場で組み立てられた第1ユニット11及び第2ユニット12は、トラック等の運搬車両によって建築現場に運搬され、建築現場で積み重ねられて連結固定される。なお、トラックの高さ制限の許容範囲内である等であれば、第1ユニット11及び第2ユニット12を建築現場で連結するのではなく、第1ユニット11及び第2ユニット12を工場で連結して組み合わせてから建物ユニット1として建築現場に運搬してもよい。
第1ユニット11は、複数階のうちの一の階を構成する単位ユニットであり、本実施の形態では、建物ユニット1の1階部分を構成する下ユニットである。第2ユニット12は、複数階のうちの他の階を構成するユニットであり、本実施の形態では、建物ユニット1の2階部分を構成する上ユニットである。つまり、第2ユニット12は、第1ユニット11の上方の階を構成する単位ユニットであり、本実施の形態では、第1ユニット11の直上階を構成するユニットである。
第1ユニット11及び第2ユニット12の高さは、第1ユニット11及び第2ユニット12を各ユニット単位でトラック等の運搬車両の荷台に載せたときに、道路交通法の高さ制限を超えないような高さに設定されている。本実施の形態において、第1ユニット11の高さと第2ユニット12の高さは同じであり、一例として全高2800mmである。
第1ユニット11は、例えば木造軸組構法による建築構造体(軸組構造体)11aを有する。第2ユニット12は、第1ユニット11と同様に、例えば木造軸組構法による建築構造体(軸組構造体)12aを有する。建築構造体11a及び12aは、複数の柱や梁等の建材からなる軸組と、根太等の建材からなる床組とによって構成されており、工場等の建築現場以外の場所において予め組み立てられている。
なお、建築構造体11a及び12aは、少なくとも柱を有していればよく、梁は建築現場で組み合わせる場合もあり必ずしも必要ではない。この場合、複数の柱を梁以外で固定しておくことが好ましく、例えば、壁下地材等の下地材(構造用合板等)等を複数の柱に架することで複数の柱を固定することができる。
第1ユニット11と第2ユニット12との固定は、例えばボルトとナットとを用いて行うことができる。この場合、第1ユニット11における建築構造体11aの梁と第2ユニット12における建築構造体12aの梁とに複数のボルトを貫通させて、ナットで締め付けることによって第1ユニット11と第2ユニット12とを連結固定することができる。
以下、第1ユニット11及び第2ユニット12の構成について、図1〜図3を参照しながら、図4〜図7を用いて詳細に説明する。図4は、図1に示される建物ユニットに設置された各種設備を示す図である。図5は、第1ユニットの平面断面図であり、図6は、第2ユニットの平面断面図であり、図7は、第1ユニット及び第2ユニットの側断面図である。
なお、図4等において、各種配管に付した符号については同種の配管全てに付したものではなく、同種の配管であっても符号を付していないものも存在する。また、各図において、建築構造体11a及び12aにおける梁や柱の本数及び形状は、厳密に一致していない場合がある。
図1、図3、図5〜図7に示すように、第1ユニット11及び第2ユニット12は、壁下地材13(外壁下地材13a、内壁下地材13b)、天井下地材14及び床下地材15を有する。壁下地材13、天井下地材14及び床下地材15は、例えば、構造用合板、ボード又はパネル等の板材であり、建築構造体11a及び12aに取り付けられている。
一例として、図1及び図3に示すように、建築構造体11a及び12aの4つの外側面のうち、後述する凹部16が形成された一の外側面には外壁下地材13aが取り付けられており、それ以外の3つの外側面には内壁下地材13bが取り付けられている。
なお、本実施の形態における第1ユニット11及び第2ユニット12では、壁下地材13、天井下地材14及び床下地材15は、建築構造体11a及び12aの施工の際に、工場で予め取り付けられているが、工場ではなく建築現場で取り付けてもよい。つまり、建物ユニット1は、図2に示すように、壁下地材13、天井下地材14及び床下地材15がなく、建築構造体11a及び12aと設備とのみによって構成されていてもよい。
また、外壁下地材13aを取り付けた後に、さらに、外壁下地材13aに、板壁、塗壁又は張壁等の外壁を施工してもよい。同様に、内壁下地材13b及び天井下地材14を取り付けた後に、内壁下地材13b及び天井下地材14に、クロスやタイル等の内装材を施工してもよいし、床下地材15を取り付けた後に、床下地材15にフローリングや畳等の床材を施工してもよい。なお、外壁、内装材及び床材の施工は、工場で予め行ってもよいし、建築現場で行ってもよい。
その他に、本実施の形態では、図1に示すように、第1ユニット11には、引き戸等の室内ドア21aと、上下階空気循環ダクト44(第1空気循環ダクト44a)に接続された換気孔22aとが設けられている。さらに、第1ユニット11には、図3に示すように、第1給排気ダクト45aに接続された換気孔を覆う屋外フード23aが設けられている。
また、図1に示すように、第2ユニット12には、引き戸等の室内ドア21bと、上下階空気循環ダクト44(第2空気循環ダクト44b)に接続された換気孔22bとが設けられている。さらに、第2ユニット12には、図3に示すように、第2給排気ダクト45bに接続された4つの換気孔を覆う4つの屋外フード23bと、ユニットバス32の窓24bが設けられている。
次に、建物ユニット1に設置される設備について、詳細に説明する。
建物ユニット1は、水廻り設備、空調設備及び電気設備等の設備(住宅設備)を有しており、これらの設備は、工場等の建築現場以外の場所で建物ユニット1に予め設置される。なお、建物ユニット1は、これらの設備の少なくとも1つを有していればよい。
水廻り設備としては、例えば、ユニットバス(浴室)、トイレ、洗面台及びキッチン等の室内に設置されてユーザが使用する設備機器、水を湯に変える給湯器(給湯システム)、並びに、天井裏や床下、壁内等のパイプスペースに設置される配水管(排水管、給水管及び給湯管)等が挙げられる。
空調設備としては、例えば、室内に設置されるエアコン等の空調室内機、屋外に設置される空調室外機、及び、天井裏等に設置される熱交換器等の設備機器、並びに、パイプスペースに設置されるダクト等の各種配管等が挙げられる。
電気設備としては、分電盤、情報盤、設備機器を操作するための操作盤、創蓄連携機器(創蓄連携システム)、及び、照明等の設備機器、並びに、スイッチ、コンセント及び配線(情報配線、電気配線)等の配線設備等が挙げられる。分電盤、情報盤、操作盤、創蓄連携機器、照明、スイッチ及びコンセントは、屋内に設置される。また、情報配線や電気配線等の配線は、天井裏や床下、壁内等に設置される。
本実施の形態における建物ユニット1は、水廻り設備を集約させた水廻りコア部に住宅の主要な設備機器をまとめた構成となっている。これにより、住宅に設置する設備機器の大半を建物ユニット1(本実施の形態では2坪)に収めることができるので、小さな住宅でも広い居住空間を確保することができる。
具体的には、図2、図4、図5〜図7に示すように、建物ユニット1は、水廻り設備として、トイレ31、ユニットバス32、洗面台33、給湯管34、給水管35、及び、排水管36を有する。
トイレ31、ユニットバス32及び洗面台33は、給湯管34によって給湯器60の貯湯タンクと配管接続されている。また、トイレ31、ユニットバス32及び洗面台33は、給水管35及び排水管36に配管接続されている。
より具体的には、図4、図5及び図7に示すように、1階部分を構成する第1ユニット11に、第1給湯管(下給湯管)34a、第1給水管(下給水管)35a及び第1排水管(下排水管)36aが設置されている。一方、図4、図6及び図7に示すように、2階部分を構成する第2ユニット12には、トイレ31、ユニットバス32、洗面台33、第2給湯管(下給湯管)34b、第2給水管(下給水管)35b及び第2排水管(下排水管)36bが設置されている。なお、図4に示すように、本実施の形態では、第2ユニット12には洗濯機37が設置されており、洗濯機37には第2給水管35bが配管接続されている。
これらの水廻り設備は、工場において予め建築構造体11a又は12aに組み込まれている。また、水廻り設備は、建築現場における現場施工により、給水管35を介して上水道に配管接続されるとともに、排水管36を介して下水道に配管接続される。なお、建物ユニット1は、これらの水廻り設備の少なくとも1つを有していればよい。また、これら以外に、キッチン等の他の水廻り設備を有していてもよい。
また、図4に示すように、建物ユニット1は、空調設備として、エアコン(空調室内機)41と、エアコン室外機(空調室外機)42と、全熱交換器43と、上下階空気循環ダクト44と、給排気ダクト45と、冷媒管46と、ドレイン管47とを有する。
エアコン41とエアコン室外機42とは冷媒管46によって配管接続されている。また、エアコン41及びエアコン室外機42にはドレイン管47が配管接続されており、エアコン使用時に発生する不要な水はこのドレイン管47を通じて建物ユニット1の外部に排出される。
より具体的には、図4及び図7に示すように、1階部分を構成する第1ユニット11に、第1空気循環ダクト(下空気循環ダクト)44a、第1給排気ダクト(下給排気ダクト)45a、第1冷媒管(下冷媒管)46a及び第1ドレイン管(下ドレイン管)47aが設置されている。一方、図4及び図7に示すように、第2ユニット12には、全熱交換器43、第2空気循環ダクト(上空気循環ダクト)44b、第2給排気ダクト(上給排気ダクト)45b、第2冷媒管(上冷媒管)46b及び第2ドレイン管(上ドレイン管)47bが設置されている。
これらの空調設備は、工場において予め建築構造体11a又は12aに組み込まれている。なお、建物ユニット1は、これらの空調設備の少なくとも1つを有していればよく、また、これら以外の空調設備を有していてもよい。
また、図4に示すように、建物ユニット1は、電気設備として、分電盤51と、情報盤52と、操作盤53と、創蓄連携機器54とを有する。図示しないが、建物ユニット1は、電気設備として、照明、スイッチ、コンセント及び配線(情報配線、電気配線)等も有する。
より具体的には、図4、図5及び図7に示すように、1階部分を構成する第1ユニット11に、分電盤51、情報盤52、操作盤53及び創蓄連携機器54が設置されている。分電盤51、情報盤52、情報盤52及び創蓄連携機器54は、第1ユニット11に設けられた収納室17に集約収納されている。収納室17は、第1ユニット11の凹部16の横に設けられている。
これらの電気設備は、工場において予め建築構造体11a又は12aに組み込まれている。なお、建物ユニット1は、これらの電気設備の少なくとも1つを有していればよく、また、これら以外の電気設備を有していてもよい。
このように、水廻り設備、空調設備及び電気設備は、第1ユニット11及び第2ユニット12の両方に設置されていてもよいが、いずれか一方のみに設置されていてもよい。つまり、水廻り設備、空調設備及び電気設備は、全ての階に設置されていてもよいし、いずれか1つの階にのみ設置されていてもよいし、あるいは、2階建て以上の場合は、全ての階ではないが、複数の階に設置されていてもよい。また、水廻り設備を2階以上の部屋に設置する場合、水廻り設備は、下層階に配管された配水管に接続される。
さらに、本実施の形態における建物ユニット1は、COを冷媒とするヒートポンプを利用した給湯設備(給湯システム)を有する。図3及び図4に示すように、この給湯設備は、室外機として、貯湯タンク及びヒートポンプユニットを内蔵する給湯器60を有している。つまり、給湯器60は、屋外に設置される。室内に設置された水廻り設備は、給湯管34によって給湯器60内の貯湯タンクに配管接続されている。なお、図示しないが、ヒートポンプユニットは、貯湯タンクと配水管によって接続された水熱交換器と、水熱交換器と冷媒管によって接続された空気熱交換器とを有する。
さらに、本実施の形態における建物ユニット1は、図3及び図4に示すように、電気設備と電気配線によって接続された蓄電装置(パワーステーション)70を有する。蓄電装置70に蓄電された電力は、必要に応じて電気配線によって各電気設備に供給される。蓄電装置70は、室外機であり、屋外に設置される。
第1ユニット11の各種配管は、第2ユニット12の各種配管に対応しており、第1ユニット11と第2ユニット12とを積み重ねたときに、第1ユニット11の配管と第2ユニット12の配管とが配管接続される。具体的には、第1給湯管34a、第1給水管35a、第1排水管36a、第1空気循環ダクト44a、第1給排気ダクト45a、第1冷媒管46a及び第1ドレイン管47aのそれぞれが、第2給湯管34b、第2給水管35b、第2排水管36b、第2空気循環ダクト44b、第2給排気ダクト45b、第2冷媒管46b及び第2ドレイン管47bのそれぞれに配管接続される。
この場合、第1給湯管34a、第1給水管35a及び第1排水管36aの各々が、第2給湯管34b、第2給水管35b及び第2排水管36bの各々と配管接続されて、各々が一続きの配管として、給湯管34、給水管35及び排水管36が構成される。なお、給湯管34、給水管35及び排水管36は、必要に応じて複数本ずつ設けられていてもよい。
同様に、第1空気循環ダクト44aと第2空気循環ダクト44bとが連結されて1つの上下階空気循環ダクト44が構成され、第1給排気ダクト45aと第2給排気ダクト45bとが連結されて1つの給排気ダクト45が構成される。また、第1冷媒管46aと第2冷媒管46bとが連結されて1つの冷媒管46が構成され、第1ドレイン管47aと第2ドレイン管47bとが連結されて1つのドレイン管47が構成される。なお、冷媒管46には、冷媒が充填封止される。
このように、本実施の形態では、給湯管34、給水管35、排水管36、上下階空気循環ダクト44、給排気ダクト45、冷媒管46及びドレイン管47は、上下階を連通するように上下階にわたって配管されている。
また、エアコン室外機42、給湯器60及び蓄電装置70等の室外機は、屋外に設置される。これらの室外機は、建築現場で各設備に接続される。例えば、エアコン室外機42は、冷媒管46及びドレイン管47によってエアコン41と接続される。また、給湯器60の貯湯タンクは、給湯管34によって水廻り設備(ユニットバス、トイレ、洗面等)に接続される。蓄電装置70は、電気配線によって各種電気設備に接続される。
図3〜図5に示すように、建物ユニット1は、屋内側に凹むように構成された凹部16を有する。凹部16は、住宅の最上階以外の階に設けられ、本実施の形態では、1階部分を構成する第1ユニット11に設けられている。また、凹部16は、第1ユニット11の外側面の一部を凹ませるように設けられている。具体的には、凹部16は、第1ユニット11の外側面のうち上部18aと対向する一対の側壁18bとを残してそれ以外の部分を凹ませるように設けられている。凹部16における屋内側への凹み量(後退量)は、例えば600mmである。
凹部16は、建物ユニット1を構成する建築構造の一部を屋内側に凹ませることによって構成された空間領域である。本実施の形態において、凹部16は、建築構造体11aの骨組みによって構成されている。具体的には、建築構造体11aの一部に軸組及び床組が存在しない箇所を設けることによって凹部16を形成している。なお、建物ユニット1において、凹部16が形成された外側面は、屋外側の面である。つまり、凹部16の内面には外壁が施される。
そして、このように構成される凹部16には、室外機が設置される。具体的には、図3〜図5に示すように、凹部16には、エアコン室外機42、給湯器60及び蓄電装置70が凹部16のスペース内に収まるようにして凹部16に収納されている。このように、凹部16は、住宅設備の室外機を設置するためのスペースとして用いることができる。本実施の形態において、凹部16内には、建物ユニット1に組み込まれた設備に接続された全ての室外機が配置されている。なお、室外機の凹部16への設置は、例えば、建築現場で行われる。
このように、本実施の形態における建物ユニット1は、室外機が設置される凹部16を有する。これにより、建物ユニット1を住宅建設用地に設置したときに、凹部16に室外機を設置することができる。したがって、敷地内の空きスペースを有効利用することができる。
特に、住宅の外壁は、法規制の限界(例えば50cm)ぎりぎりまで土地境界(境界線)に近づけて設けられていることも少なくない。このため、例えば、住宅の外壁は、自家敷地と隣家敷地との土地境界に設置されたブロック塀等に近接している場合が多い。この場合、住宅の外壁と土地境界(ブロック塀)との間の空きスペースが狭くなる。したがって、このような狭い空きスペースに室外機を設置すると、空きスペースがさらに狭小になったり、作業スペースが狭く室外機のメンテナンスがしにくくなったりする。一方、室外機を自宅敷地内の広い空きスペースに設置することも考えられるが、一般的に広い空きスペースは庭等に利用されるので、そこに室外機を設置すると、庭を含めた建物全体としての美観が損なわれてしまう。
これに対して、本実施の形態における建物ユニット1では、凹部16に室外機を設置することができる。これにより、図8に示すように、住宅の外壁が隣家との土地境界に近接していたとしても、凹部16を建物ユニット1の隣家側(つまり、自家敷地と隣家敷地との土地境界側)に設けることによって、自宅の外壁と土地境界(隣家敷地)との間の敷地内の狭いスペースに室外機を設置する必要がないので、室外機を屋外に設置することで隣家との間の空きスペースが狭くなることを回避できる。
また、自宅の外壁と土地境界との間の空きスペース(通路)が狭くならないので、室外機のメンテナンスも容易に行うことができる。
また、室外機を凹部16に設置することによって、室外機を凹部16に隠すことができる。これにより、室外機を住宅の壁ぎわに設置することで住宅の外観が損なわれてしまうことを回避できる。つまり、室外機を設置しても住宅の良好な外観を維持できる。
しかも、凹部16を建物ユニット1の隣家側に設けることで、室外機を庭スペースに設置する必要もなくなるので、室外機によって建物全体としての美観が損なわれてしまうこともなくなる。つまり、もともと狭い敷地内のスペースに凹部16を設けることができるので、そのスペースをさらに狭くすることなく有効利用することができる。
また、本実施の形態における建物ユニット1では、図3に示すように、凹部16の上には上面部として上部18aが存在し、上部18aがひさしとして機能する。これにより、室外機にフード等を設けなくても、室外機を凹部16に設置することで、室外機が風雨や直射日光に曝されることを抑えることができるので、室外機が故障したり寿命が短くなったり機能性能が低下したりすることを抑制できる。
なお、凹部16に設置する複数台の室外機を同じメーカーの製品にすることによって、各室外機の機能を維持するための許容設置スペースが予め分かっているので、複数の室外機を許容範囲内限界まで近づけて設置することができる。これにより、凹部16を小さくすることができるので、凹部16を有する場合であっても建物ユニット1内の室内空間を大きく確保することが可能となる。また、複数の室外機を近づけて配置することによって、凹部16により多くの室外機を設置することができる。
本実施の形態において、凹部16の下には、コンクリート基礎等の基礎が設けられていない。凹部16に基礎を設けないことによって、建物ユニット1の高さを有効に使えることができる。なお、凹部16の下に基礎を設けない場合であっても、地固め程度のコンクリートは打ってもよい。つまり、室外機を設置するために、凹部16の地面にコンクリートは打ってもよい。あるいは、凹部16にコンクリート等の土台を設けて、この土台の上に室外機を設置してもよい。
また、本実施の形態における建物ユニット1における凹部16には、図3及び図5に示すように、屋内に通じる扉19が設けられているので、扉19を通じて屋内と屋外の出入りを行うことができる。
これにより、室外機を凹部16に設置する際、屋内に運んだ室外機を扉を通じて屋外に運び出すことができる。このため、住宅の外壁と土地境界との間のスペースが狭くて屋外から室外機を凹部16に運搬することができない場合であっても、扉19を通じて室外機を屋内から屋外に運び出すことができるので、容易に室外機を凹部16に設置することができる。さらに、凹部16に扉19を設けることによって、扉19を介して屋内から室外機のメンテナンスを行うこともできる。
扉19は、例えば開き戸や引き戸等である。なお、扉19の開閉方法は特に限定されないが、凹部16への室外機の設置や室外機のメンテナンスを考えると、扉19は、引き戸又は内開きの開き戸であることが望ましい。
また、本実施の形態では、図9A及び図9Bに示すように、凹部16には、水廻り設備を屋外から点検可能とする点検口25a及び25bが設けられている。具体的には、点検口25a及び25bは、凹部16の上面部、つまり、第1ユニット11の上部18aの内側面(下面)18a1に設けられている。
図9Aに示すように、点検口25a及び25bの各々には、蓋26a及び蓋26bが取り付けられている。蓋26a及び26bは、開閉自在となるように、点検口25a及び25bにヒンジ等によって取り付けられている。
蓋26a及び26bは、図9Aに示すように、点検口25a及び25bの開口を閉じたり、図9Bに示すように、点検口25a及び25bを開放したりする。点検口25a及び25bを開放することによって、建物ユニット1の内部を覗くことができる。
本実施の形態では、点検口25aの上には、給湯管34、給水管35又は排水管36が配置されている。つまり、点検口25aから、給湯管34、給水管35及び排水管36等の排水管を点検することができる。このように、点検口25aを設けることによって、排水管の補修やメンテナンス、交換等を容易に行うことができる。
また、点検口25bの上には、排水トラップ38が配置されている。つまり、点検口25bから、排水トラップ38の点検を行うことができる。このように、点検口25aを設けることによって、排水トラップ38の補修やメンテナンス、交換等を容易に行うことができる。なお、図9Bに示す排水トラップ38は、ユニットバス32の排水トラップとしているが、点検口25bは、洗面台33等の他の水廻り設備の排水トラップに対応させて設けてもよい。
このように、凹部16に点検口25a及び25bを設けることによって、屋外から建物ユニット1の内部に設置された設備を容易に点検することができる。特に、配水管や排水トラップ等の水廻り設備は補修が必要になることが多いので、点検口25a及び25bを設けることによって、屋外から容易に補修を行うことができる。したがって、2階以上の部屋に水廻り設備を設置した場合であっても、水廻り設備の点検や補修、メンテナンス等を容易に行うことができる。
なお、点検口の上に配置される設備は、配水管や配水トラップに限らず、冷媒管やドレイン管等の他の配管であってもよい。あるいは、水廻り設備に限らず、点検口の上には電気配線等が配置されていてもよい。
また、図10に示すように、さらに、凹部16に目隠し部材27を設けてもよい。目隠し部材27は、凹部16を閉じるように設けられるが、凹部16内の室外機には外気との熱交換を行う必要があるものもあるので、通気性を有する構造であるとよい。
図10では、目隠し部材27は、ルーバーであり、一対の側壁18bを架するように複数の長尺状の板を隙間をあけて平行に組んだものである。なお、目隠し部材27としては、図10に示される形状に限定されるものではない。
このように、凹部16を閉じるように目隠し部材27を設けることによって凹部16に設置された室外機が目立たなくなるので、住宅の外観を良くすることができる。また、目隠し部材27には隙間があけられて通気性が保たれているので、室外機における外気との熱交換を確保できる。
また、凹部16には、換気用のファンが設けられているとよい。この点について、以下詳細に説明する。
エアコン室外機は、冷房時に周囲の空気を吸い込んで熱交換した後、高温の空気を排気する。エアコンは、冷房時にエアコン室外機の吸い込み空気温度が高くなるにつれて効率が低下する。また、エアコンは、エアコン室外機の吸い込み温度が規定値より高くなると、機器保護のために保護回路が動作して運転が停止する場合がある。
図11Aに示すように、屋内側に凹んだ空間(凹部16)にエアコン室外機42を配置すると、エアコン室外機42の排気熱によって凹部16の上部に熱が溜まって熱篭り(熱溜まり)が発生する。この結果、凹部16内のエアコン室外機42の吸い込み空気温度が高くなりやすい。このため、エアコンの効率が低下しやすく、また、保護回路の動作によるエアコンの停止が発生しやすい。特に、複数のエアコン室外機42を段積みする場合、凹部16の上部側に設置されたエアコン室外機42の吸い込み空気温度が高くなりやすい。
しかも、図11Aに示すように、凹部16に給湯システムの室外機61が配置されていると、エアコン室外機42の発熱だけではなく室外機61の発熱によって高温の空気が凹部16の上部に溜まりやすい。
また、複数の機器の室外機を一箇所の凹部16に集中的に配置すると、室外機からの排気を吸引してしまうという「ショートパス」が発生し、エアコン等の機器の運転に影響を与えるおそれがある。
特に、室外機の排気口付近に障害物が存在すると、室外機の排気が障害物にぶつかって跳ね返る空気が増加し、ショートパスの現象が助長される。例えば、図11Aに示すように、ルーバー等の目隠し部材27が存在すると、エアコン室外機42からの排気が目隠し部材27で跳ね返ってきてショートパスが助長される。また、エアコン室外機42からの排気が隣棟(隣家)で跳ね返ってきてショートパスが助長されることもある。
そこで、本変形例では、図11Bに示すように、凹部16にファン80を設けている。これにより、凹部16内の空気を循環させることができるので、エアコン室外機42が高温空気を吸気することを抑制できる。したがって、エアコン等の機器の効率が低下したり保護回路の動作によってエアコン等の機器が停止したりすることを抑制できる。
また、ファン80は凹部16の上部に設けるとよい。これにより、凹部16の上部に溜まった高温の空気を排気して屋外に押し出すことができるので、凹部16内の空気を効率よく換気することができる。したがって、エアコン室外機42が高温の空気を吸気することを一層抑制できる。
また、ファン80としては、屋外側に送風を行う送風ファンを用いることができる。これにより、凹部16に溜まった高温の空気を積極的に排気することができるので、エアコン室外機42が高温の空気を吸気することをさらに抑制できる。
この場合、ファン80として、常時換気の排気ファンを用いてもよい。これにより、ファンを新たに設けるのではなく、既存の常時換気(24時間換気)の排気ファンを利用することができる。つまり、一台のファン80で二つの機能を果たすことができる。したがって、新たなエネルギーを消費することなく凹部16内の熱篭り抑制することができる。
なお、ファン80としては、空気を送り出す送風ファン(排気ファン)に限らず、空気を吸い込む吸気ファンを用いてもよい。吸気ファンでも凹部16内の換気を行うことができる。ファン80を別途設けるのではなく、エアコン室外機そのものを送風ファンとして利用してもよい。
ここで、ファン80を設置した場合の効果について、図12A及び図12Bを用いて説明する。図12Aは、図11Aに示される建物ユニット(ファン80無し)を用いて建てた建物についての凹部16内の温度分布を示す図であり、図12Bは、図11Bに示される建物ユニット(ファン80あり)を用いて建てた建物についての凹部16内の温度分布を示す図である。
なお、図12A及び図12Bでは、色が濃いほど温度が高いことを示している。また、図12Bにおいて、ファン80は凹部16の上部に設けられており、また、ファン80の換気条件は150m/hとしている。
図12Aと図12Bとを比較して分かるように、凹部16にファン80を設置した場合(図12B)は、ファン80を設置しない場合(図12A)と比べて、凹部16内の温度が下がっている。つまり、凹部16にファン80を設置することで凹部16の上部に溜まった高温の空気を効率よく排気でき、凹部16内の温度を低くすることができる。
また、エアコン室外機42の吸い込み空気温度を測定したところ、図12Aの場合は、凹部16の上段のエアコン室外機42の吸い込み空気温度(外気温に対してプラスの温度)が3.7℃であり、凹部16の下段のエアコン室外機42の吸い込み空気温度(外気温に対してプラスの温度)が1.1℃であった。
一方、図12Bの場合は、凹部16の上段のエアコン室外機42の吸い込み空気温度(外気温に対してプラスの温度)が3.3℃であり、凹部16の下段のエアコン室外機42の吸い込み空気温度(外気温に対してプラスの温度)が1.0℃であった。
このように、凹部16にファン80を設置することによって、凹部16の上段のエアコン室外機42についても下段のエアコン室外機42についても吸い込み空気温度が低下していることが確認できた。特に、上段のエアコン室外機42の吸い込み空気温度が大きく低下しており、凹部16の上部に溜まった高温の空気を効果的に排気できていることが分かった。
(建物)
次に、本発明の実施の形態に係る建物2の構成について、図13を用いて説明する。図13は、本発明の実施の形態に係る建物の構成を示す図であり、(a)は2階間平面図、(b)は1階平面図、(c)は側断面図、(d)は正面断面図、(e)は側面図、(f)は正面図である。
建物2は、例えば、住宅敷地内に建築された一般住宅であり、図13に示すように、運搬されて建築現場に設置された建物ユニット1と、建物ユニット1をコアとして建築現場で施工された建築構造体3とを備える。建築構造体3は、在来工法で施工される。つまり、建物ユニット1以外は、在来工法で施工される。
建物2は、建物ユニット1内又は建築構造体3内に設置された設備(設備機器)に接続された室外機を備える。室外機は、建物ユニット1の凹部16に設置される。また、図13(f)に示すように、建物2の屋根に太陽光発電設備を設置して、建物2内の電気設備や創蓄連携機器に接続してもよい。
なお、建物ユニット1は、図13に示すように、建物2の後ろ側の中央部に設けられているが、建物2の角部に設置されていてもよい。この場合、建物ユニット1の凹部16は、建物2の角に設けられることになる。
(建物ユニットを用いた建物の建て方)
次に、本発明の実施の形態に係る建物ユニット1を用いた建物2の建て方について、図14A〜図14Fを用いて説明する。図14A〜図14Fは、本発明の実施の形態に係る建物ユニットを用いた建物の建て方を説明するための図である。図14A〜図14Fの各図において、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。なお、建物2は、図13と同様に、一般住宅である。
まず、第1ユニット11及び第2ユニット12の各々を工場等で予め組み立てておく。そして、第1ユニット11及び第2ユニット12の各々をトラック又はトレーラー等の運搬車両によって工場から建築現場まで運搬する。このように、第1ユニット11及び第2ユニット12を1つのユニット単位で運搬することによって、トラック等の運搬車両で運搬する場合であっても道路交通法の高さ制限を超えることなく運搬することができる。
図14Aに示すように、建築現場では基礎工事の施工が行われており、住宅敷地内に基礎3aが築かれている。また、屋外の配管工事の施工も行われている。なお、基礎3aにはアンカーボルトが固定されている。
次に、図14Bに示すように、建築現場に運搬された第1ユニット11をクレーン100によって基礎3aの所定の位置に設置する。このとき、第1ユニット11は、基礎3aのアンカーボルトに固定される。
次に、図14Cに示すように、第2ユニット12をクレーン100によって第1ユニット11の上に設置する。このとき、第2ユニット12と第1ユニット11とをボルト等を用いて連結固定する。これにより、基礎3aの上において建物ユニット1が完成する。
次に、図14Dに示すように、建物ユニット1をコアとして住宅を構成する建築構造体を施工する。本実施の形態における建築構造体は、木造軸組構法によって施工される。具体的には、クレーン100によって基礎3aに柱及び梁等の建築材3bを設置して固定する。このとき、建物ユニット1にも梁が連結される。また、床板等も設置する。
次に、図14Eに示すように、屋根工事の施工を行って、建物ユニット1の上に屋根3cを設置する。また、外壁工事等の施工も行って、建築構造体に外壁を設置する。
次に、図14Fに示すように、内装工事や設備工事等の周辺工事の施工を行う。これにより、建物2が完成する。また、室外機を設置して建物2の設備に接続する。
なお、本実施の形態において、室外機は建物2の完成後に設置したが、建物ユニット1の完成後であれば、室外機は、どのタイミングで設置してもよい。
(変形例等)
以上、本発明に係る建物ユニット及び建物等について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、凹部16は、第1ユニット11の一つの外側面の一部を凹ませることによって形成したが、第1ユニット11も第2ユニット12も凹ませることなく、凹部16を形成することも可能である。具体的には、平面サイズの異なる2つのユニットを積み上げることによって、凹部を形成することができる。この場合、下のユニットの平面サイズを上のユニットの平面サイズよりも小さくすることによって、凹部を有する建物ユニットを実現することができる。
あるいは、ユニットそのものには凹部のない直方体の建物ユニットをコアとして建築現場に設置して建物を建てることによって、屋内側に凹むように構成された凹部を有するように構成してもよい。つまり、建物ユニットをコアとして建築構造体を建築することによって凹部を有する建物を実現してもよい。
また、上記実施の形態において、給湯管34、給水管35、排水管36、上下階空気循環ダクト44、冷媒管46及びドレイン管47は、第1ユニット11と第2ユニット12とで2つに分離したが、分離することなく、1本の配管であってもよい。
また、上記実施の形態において、建物ユニット1は、第1ユニット11と第2ユニット12との2つのユニットを上下に積み重ねた構成としたが、これに限らない。例えば、建物ユニット1は、1つのみのユニットであってもよいし、3つ以上のユニットを積み重ねてもよいし、複数のユニットを2次元的に配置してもよいし、これらの組み合わせであってもよい。
また、上記実施の形態において、建物ユニット1は、エアコン41及びエアコン室外機42と洗濯機37の家電製品を工場で予め設置したが、これに限るものではない。例えば、家電製品は、必ずしも工場で設置する必要はなく、建物2の完成後に取り付けてもよい。また、工場で予め設置する場合であっても、家電製品は、エアコン41や洗濯機37に限るものではなく、他の家電製品を予め工場で設置してもよい。特に、同じメーカーの家電製品を予め工場で設置することによって、建物ユニット1全体としての品質及び機能を向上させることができるとともに、低コスト化を図ることができる。
また、上記実施の形態では、給湯器(給湯システム)60として電気式給湯器を例にとって説明したが、これに限らない。例えば、給湯器として、電気式給湯器に代えて、燃料電池式給湯器又はガス式給湯器を用いてもよい。なお、いずれの方式の場合も、貯湯タンクを有する。
また、上記実施の形態において、建物ユニット1及び建物2の構法は、木造軸組構法としたが、これに限るものではなく、木造枠組構法、2×4工法又は鉄骨造等の他の構法(工法)を用いてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 建物ユニット
2 建物
3、11a、12a 建築構造体
11 第1ユニット
12 第2ユニット
16 凹部
17 収納室
25a、25b 点検口
27 目隠し部材
31 トイレ(水廻り設備)
32 ユニットバス(水廻り設備)
33 洗面台(水廻り設備)
34 給湯管(水廻り設備)
35 給水管(水廻り設備)
36 排水管(水廻り設備)
37 洗濯機(水廻り設備)
41 エアコン(空調設備)
42 エアコン室外機(室外機)
70 蓄電装置(室外機)
80 ファン

Claims (20)

  1. 建物の一部を構成する建物ユニットであって、
    建築現場以外で予め組み立てられた1つ又は複数のユニットと、
    建築現場以外で予め前記ユニットに設置され、かつ、室外機に接続される設備と、
    屋内側に凹むように構成され、かつ、前記室外機が設置される凹部とを有し、
    前記ユニットは、4つの外側面を有する建築構造体を有し、
    前記設備は、前記4つの外側面で囲まれる空間内に設置されており、
    前記4つの外側面のうち前記凹部が形成された一の外側面には外壁下地材が取り付けられており、
    前記4つの外側面のうち前記一の外側面以外の3つの外側面の少なくとも一つには内壁下地材が取り付けられている
    建物ユニット。
  2. 前記設備には、空調設備が含まれており、
    前記凹部内に設置される前記室外機には、前記空調設備と冷媒管によって接続された空調室外機が含まれている
    請求項1に記載の建物ユニット。
  3. 前記設備には、水廻り設備が含まれており、
    前記凹部内に設置される前記室外機には、貯湯タンクが含まれており、
    前記貯湯タンクは、前記水廻り設備と配水管によって接続されている
    請求項2に記載の建物ユニット。
  4. 前記設備には、電気設備が含まれており、
    前記凹部内に設置される前記室外機には、前記電気設備と電気配線によって接続された蓄電装置が含まれている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の建物ユニット。
  5. 前記凹部内には、当該建物ユニットに組み込まれた前記設備に接続された全ての前記室外機が配置される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の建物ユニット。
  6. 前記凹部には、ファンが設けられている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の建物ユニット。
  7. 前記ファンは、前記凹部の上部に設けられている
    請求項6に記載の建物ユニット。
  8. 前記ファンは、屋外側に向けて送風を行う
    請求項6又は7に記載の建物ユニット。
  9. 前記ファンは、常時換気の排気ファンである
    請求項6〜8のいずれか1項に記載の建物ユニット。
  10. 前記建物は、2階建て以上であり、
    前記建物ユニットは、複数階の各々の階を構成する前記ユニットを複数個積み上げて構成されており、
    前記凹部は、最上階以外の階に設けられている
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の建物ユニット。
  11. 前記凹部には、屋内に通じる扉が設けられている
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の建物ユニット。
  12. 前記凹部を閉じるように、通気性を有する目隠し部材が設けられている
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の建物ユニット。
  13. 前記設備を操作するための操作盤、分電盤及び情報盤が集約収納された収納室を有し、
    前記収納室は、前記凹部の横に設けられている
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の建物ユニット。
  14. 前記ユニットは、木造軸組構法によって構成されている
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の建物ユニット。
  15. 前記ユニットは、さらに、建築現場以外で予め設置された水廻り設備を備え、
    前記水廻り設備には、バス、トイレ、洗面台及びキッチンの少なくとも1つが含まれている
    請求項1〜14のいずれか1項に記載の建物ユニット。
  16. 前記ユニットは、さらに、建築現場以外で予め設置された空調設備を備える
    請求項1〜15のいずれか1項に記載の建物ユニット。
  17. 前記ユニットは、さらに、建築現場以外で予め設置された電気設備を備える
    請求項1〜16のいずれか1項に記載の建物ユニット。
  18. 運搬されて建築現場に設置された請求項1〜16のいずれか1項に記載の建物ユニットと、
    前記建物ユニットをコアとして建築現場で施工された建築構造体とを備える
    建物。
  19. 建築現場以外で予め組み立てられた1つ又は複数のユニットと、建築現場以外で予め前記ユニットに設置され、かつ、室外機に接続される設備とを有する建物ユニットと、
    前記建物ユニットをコアとして建築現場で施工された建築構造体と、
    前記建物ユニットを建築現場に設置することによって、屋内側に凹むように構成され、かつ、前記室外機が設置される凹部が設けられる
    建物。
  20. 前記凹部の下には、基礎が設けられていない
    請求項18又は19に記載の建物。
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