JP4873932B2 - 建物 - Google Patents

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JP4873932B2
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Description

本発明は、天井部付近に溜まる暖かい空気を外部へと排出する排気塔を備えた建物に関する。
近年、空調機器の発達に伴い、空調機器を利用して冷暖房を行うようになっている。そのため、住宅等の建物においては、空調効果を高めるために、屋内外の空気の出入りを遮断し、室内の熱が屋外に漏れないようにし、建物の内部の空調におけるエネルギー損失を少なくするために、室内の気密性および断熱性を高くした高気密・高断熱建物が利用されている。
そして、このような高気密・高断熱建物は、屋内外の空気の出入りを遮断しているために換気を十分に行う必要があった。そこで、高気密・高断熱建物の換気を行うために、建物内の部屋等、仕切られた複数の空間をまとめて換気するセントラル換気装置が利用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−344253号公報
ところが、このような換気装置を用いると換気装置の設置にコストがかかる上、多くのエネルギーを消費するという問題があった。このため、特に、春や秋等の気候がよい季節においては上記のような換気装置を用いずに、各部屋の窓やドアを開けて建物内に外気を導入し、建物内部の空気と入れ換える等して自然換気を行うようにしている。
しかしながら、各部屋の窓やドアを開けただけでは、暖かい空気は各部屋の天井付近に溜まってしまい、効率よく換気を行うことが困難であったため、住宅等の建物において自然換気を効率良く行うことが可能な技術の開発が望まれていた。
本発明の課題は、自然換気を効率良く行うことが可能な建物を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば、図1に示すように、部屋(例えば第3部屋31)の天井部(例えば天井部31a)付近に溜まる暖かい空気を外部へと排出する排気塔1を備えた建物Aにおいて、
前記排気塔1は、下端部が前記部屋に隣接するとともに、上端部が屋根40から上方に突出して設けられ、かつ突出した排気塔1の周壁2の少なくとも一面に透光性を有する面材2aを備えており、
前記排気塔1の下端部は、前記隣接する部屋の天井部よりも下方に位置し、この排気塔1の下端部と前記部屋の天井部付近とが水平方向に連通していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記突出した排気塔1の周壁2の少なくとも一面に透光性を有する面材2aを備えていることから、前記透光性を備えた面材2aを通過して前記排気塔1内へと太陽光が差し込むので、前記排気塔1内の空気を暖めることが可能となる。これによって、天井部付近から排気塔1内に上昇してきた暖かい空気を更に暖めることができるので、暖かい空気の上昇および排気を促進することができ、自然換気を効率良く行うことが可能となる。
請求項2に記載の発明は、例えば、図1に示すように、請求項1に記載の建物Aにおいて、
前記排気塔1の上端部には、前記暖かい空気を排気するための通気孔4aを備えるとともに、この通気孔4aからの風雨の浸入を防ぐ通気孔閉塞手段4bを備えた排気塔カバー3が設けられており、
前記排気塔カバー3の上面には、透光性を有する面材3aが設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記排気塔1の上端部に、前記暖かい空気を排気するための通気孔4aおよび風雨の浸入を防ぐ通気孔閉塞手段4bを備えた排気塔カバー3が設けられているので、前記排気塔1を通じて建物A内の空気を確実に排気することができるとともに、建物A内への風雨の侵入を確実に防ぐことができる。
また、前記排気塔カバー3の上面に、透光性を有する面材3aが設けられているので、この透光性を備えた面材3aを通過して前記排気塔1内へと太陽光が差し込み、前記排気塔1内の空気を暖めることが可能となる。これによって、天井部付近から排気塔1内に上昇してきた暖かい空気を更に暖めることができるので、暖かい空気の上昇および排気を促進することができ、より効率良く自然換気を行うことが可能となる。
請求項3に記載の発明は、例えば、図2に示すように、請求項1または2に記載の建物Aにおいて、
前記排気塔1は、上端部が外部に連通するようにして上階30の部屋の天井部31aに設けられており、
前記排気塔1の下方において上端部が前記上階30の部屋の天井部31aに連通する風洞部6が、下階10の部屋の天井部11aに設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記風洞部6が下階10の部屋の天井部11aに設けられ、上端部が前記上階30の部屋の天井部31aに連通するので、前記下階10の部屋の天井部11a付近に溜まった暖かい空気を前記上階30の部屋の天井部31aへと確実に排気することができる。一方、前記排気塔1が上階30の部屋の天井部31aに設けられ、上端部が外部に連通するので、前記上階30の部屋の天井部31a付近に溜まった暖かい空気を外部へと確実に排気することができる。
これによって、上階30の部屋および下階10の部屋のそれぞれ天井部付近に溜まる暖かい空気を外部へと排出することができるので、前記風洞部6から排気塔1へ、延いては外部へと連続的な排気経路を確保することができ、自然換気を効率良く行うことが可能となる。
請求項4に記載の発明は、例えば、図2に示すように、請求項3に記載の建物Aにおいて、
前記下階10の部屋は、前記風洞部6の下端部が設けられる第1部屋11と、この第1部屋11に隣接するとともに、第1部屋11よりも天井高の低い第2部屋12とを備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記下階10の部屋は、前記第1部屋11と、この第1部屋11に隣接するとともに、第1部屋11よりも天井高の低い第2部屋12とを備えているので、前記第1部屋11の暖かい空気と、前記第2部屋12の天井部12a付近に溜まった暖かい空気とが、次第に天井高の高い前記第1部屋11の天井部11a付近に集まって溜まるようになる。
そして、上端部が前記上階30の部屋の天井部31aに連通する風洞部6が、前記第1部屋11の天井部11aに設けられているので、この風洞部6の下端部から前記第1部屋11の天井部11a付近に溜まった暖かい空気を、前記風洞部6を通じて上階30の部屋の天井部31aへと排気することが可能となる。したがって、自然換気を効率良く行うことができる。
請求項5に記載の発明は、例えば、図2に示すように、請求項3または4に記載の建物Aにおいて、
前記上階30の部屋は、前記第2部屋12の上部に位置し、かつ前記排気塔1の下端部が設けられる第3部屋31と、前記第1部屋11の上部に位置するとともに前記第3部屋31に隣接する第4部屋32とを備えており、
前記第4部屋32の天井部32aは、前記第3部屋31の天井部31aよりも若干低い位置に設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記第3部屋31と、この第3部屋31に隣接するとともに、第3部屋31よりも若干低い天井高の第4部屋32とを備えているので、前記下階10の部屋から排気された暖かい空気と、前記第3部屋31の暖かい空気と、前記第4部屋32の天井部32a付近に溜まった暖かい空気とが、次第に天井高の高い前記第3部屋31の天井部31a付近に集まって溜まるようになる。
そして、上端部が外部に連通する前記排気塔1が、前記第3部屋31の天井部31aに設けられていることによって、この排気塔1の下端部から前記第3部屋31の天井部31a付近に溜まった暖かい空気を、前記排気塔1を通じて外部へと排気することが可能となる。したがって、自然換気を効率良く行うことができる。
請求項6に記載の発明は、例えば、図1および図2に示すように、請求項3〜5のいずれか一項に記載の建物Aにおいて、
前記第1部屋11の天井部11aと前記風洞部6の下端部との間に開口部6aが設けられ、前記第3部屋31の天井部31aと前記排気塔1の下端部との間に開口部1aが設けられており、
前記第3部屋31の天井部31aと前記排気塔1の下端部との間に設けられた開口部1aには、この開口部1aを開閉する開閉部材1bが設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、前記第1部屋11の天井部11aと前記風洞部6の下端部との間に開口部6aが設けられ、前記第3部屋31の天井部31aと前記排気塔1の下端部との間に開口部1aが設けられているので、前記第1部屋11の天井部11a付近に溜まった暖かい空気を前記風洞部6へと確実に排気することができるとともに、前記第3部屋31の天井部31a付近に溜まった暖かい空気を前記排気塔1へと確実に排気することができる。すなわち、前記風洞部6から排気塔1へ、延いては外部へと開放された排気経路を確保することが可能となるので、自然換気を効率良く行うことができる。
また、前記第3部屋31の天井部31aと前記排気塔1の下端部との間に設けられた開口部1aを開閉する開閉部材1bが設けられているので、この開口部1aを開いた状態にすると、排気経路が開放されて自然換気を効率良く行うことができ、前記開口部1aを閉めた状態にすると、排気経路が閉塞されて建物A内の気密性を向上することができるようになっている。
すなわち、例えば夏場においては、前記開口部1aを開いた状態にすることによって、建物A内の暖かい空気を効率良く排気することができるとともに、冬場においては、前記開口部1aを閉めた状態することによって、建物A内の暖かい空気を逃がさないようにすることができるので、居住性の向上を図ることが可能となる。
また、このように夏場において暖かい空気を効率良く排気することができるとともに、冬場において建物A内の暖かい空気を逃がさないようにすることができるので、従来とは異なり、空調機器や換気装置等に係るコストを抑えることが可能となり、その上、多くのエネルギー消費を抑制することが可能となっている。
本発明によれば、屋根から上方に突出して設けられ、かつ突出した排気塔の周壁の少なくとも一面に透光性を有する面材を備えているとともに、前記排気塔の上端部に設けられる排気塔カバーの上面にも透光性を有する面材が設けられていることから、前記透光性を備えた面材を通過して前記排気塔内へと太陽光が差し込むので、前記排気塔内の空気を暖めることが可能となる。これによって、前記排気塔内に上昇してきた暖かい空気を更に暖めることができるので、暖かい空気の上昇および排気を促進することができ、自然換気を効率良く行うことが可能となる。
また、夏場において暖かい空気を効率良く排気することができるとともに、冬場において建物内の暖かい空気を逃がさないようにすることができるので、従来とは異なり、空調機器や換気装置等に係るコストを抑えることが可能となり、その上、多くのエネルギー消費を抑制することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明に係る建物Aの実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態の建物Aは、壁や床、屋根といった建物の構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てて構築するパネル工法で構築されるが、従来の軸組工法や壁式工法の木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造等の建物にも適用することができる。
本実施の形態の建物Aは、図1に示すように、天井部付近に溜まる暖かい空気を外部へと排出する排気塔1を備えたものであり、
前記排気塔1は、屋根40から上方に突出して設けられ、かつ突出した排気塔1の周壁2の少なくとも一面に透光性を有する面材2aを備えている。
また、前記排気塔1の上端部には、排気塔カバー3が設けられており、この排気塔カバー3の上面には、透光性を有する面材3aが設けられている。
なお、本実施の形態の透光性を有する面材2a、3aとしてガラス板2a、3aが用いられるが、上述のように屋根40から上方に突出しているので外部に晒された状態となる。このため、例えば強化ガラス等、強度の高いガラス板を用いることが望ましい。
また、前記排気塔1は、図2に示すように、建物A内に設けられた排気設備Bの一部であり、このような排気設備Bは、下階10の部屋の天井部11aに設けられ、上端部が上階30の部屋の天井部31aに連通する風洞部6と、上階30の部屋の天井部31aに設けられ、上端部が外部に連通する前記排気塔1とからなる。
さらに、前記下階10の部屋は、前記風洞部6の下端部が設けられる第1部屋11と、この第1部屋11に隣接するとともに、第1部屋11よりも天井高の低い第2部屋12とを備えている。
一方、前記上階30の部屋は、前記第2部屋12の上部に位置し、かつ前記排気塔1の下端部が設けられる第3部屋31と、前記第1部屋11の上部に位置するとともに前記第3部屋31に隣接する第4部屋32とを備えており、前記第4部屋32の天井部32aは、前記第3部屋31の天井部31aよりも若干低い位置に設けられている。
ここで、本実施の形態の建物Aの間取りについて詳細に説明する。なお、本実施の形態の建物Aは、前記第1部屋11および第2部屋12を備えた1階10と、前記第3部屋31および第4部屋32を備えた2階30と、これら1階10および2階30の中間に位置する中間階20とからなる。
まず、本実施の形態の建物Aの1階10は、図2および図3に示すように、前記第1部屋11および第2部屋12の他に、玄関ポーチ13a、玄関土間13b、玄関ホール13c、シューズクローゼット13d等の玄関部13や、小室14、また、洗面室15a、1階用トイレ15b、浴室15c等の水回り室15や、サンルーム16が設けられている。
さらに、図3および図4に示すように、前記第1部屋11に隣接して低天井室17が設けられている。この低天井室17は、1階10の床10aの一部の上に中間床20aが設けられ、この中間床20aと1階10の床10aとの間のスペースを指しており、前記第1部屋11に、出入り口17aが面しているとともに、建物Aの外部へ通じる開口部18がこの出入り口17aと対向する壁17bに設けられている。
また、前記低天井室17に設けられた開口部18は地窓であり、前記1階10の床10aに近い高さに設けられ、室内側からのみ開閉可能となっている。そして、このような地窓の態様として、前記低天井室17の壁17bに設けられたサッシ17cの下側で床に近い高さに設けられており、図5(a)に示すような内倒し式の窓18aと、図5(b)に示すような上方に向かって開ける窓18bとが挙げられる。
このように上方に向かって開ける窓18bの場合、窓18bを設けるための土台を設けなければならない。本実施の形態においては、図5(b)に示すように、複数の枠部材18cを室内側に突出させて形成している。
なお、本実施の形態の地窓は以上のような態様のものが用いられているが、これに限るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。
このように前記低天井室17に設けられた地窓が、前記1階10の床10aに近い高さに設けられているので、外部からの空気がより低い高さから流入するようになる。そして、前記低天井室17から前記第1部屋11へと吹き込む外部の空気が、第1部屋11の低い位置にある暖かい空気を押し上げて上昇させるので、前記第1部屋11の暖かい空気を天井部付近に溜めて、前記排気設備Bによって排気しやすくなり、より一層効率良く自然換気を行うことが可能となる。
また、前記低天井室17に設けられた地窓が、室内側からのみ開閉可能となっていることから、屋外側から開閉することができず、外部からの人の侵入を防止することができるので防犯上優れる。
また、前記低天井室17は、その天井高が0.9m〜1.4mに設定されており、様々なものを収納するための収納空間となっている。
このように前記低天井室17の天井高を0.9m〜1.4mに設定することによって、居住者が低天井室17に入って、何とか作業ができる最低限の高さを確保でき、また、このように天井高を必要最低限に押さえることで、建物Aの高さが高くなることによって隣接する建物に及ぼす日照現象等の影響を極力少なくすることができるようになっている。
また、前記低天井室17の出入り口17aが前記第1部屋11に面して設けられており、物品の収納がしやすくなっている。
さらに、前記低天井室17は、図3および図4に示すように、床の一部が土間床17dとなっており、蓄冷することができるようになっている。すなわち、前記開口部18付近の床が土間床17dとなっていることによって、開口部18を通じて外部から空気を流入させた場合、前記土間床17dの付近の冷たい空気が一緒に建物A内へと吹き込むようになるので、建物A内の暖かい空気を排気する際に補助の役割を果たすことができるようになっている。
そして、前記低天井室17は、北側に位置するように建物A内に配置されることが望ましい。これは、夏場においても比較的冷たい空気を建物A内に流入させることができるためである。この時、前記低天井室17に設けられる開口部18が北側に面して設けられることによって、より一層冷たい空気を建物A内に流入させることができるようになっている。
また、冬場においては、前記開口部18を閉じて空気の流入を防ぐことができるので、室内温度を極端に低下させることはない。さらに、前記低天井室17自体が建物Aの北側に位置していたとしても、この低天井室17は上述したように収納空間として用いられているため、例えば、後述するリビングや自室と比較して、居住者が積極的に足を運ぶスペースではないので、冬場における居住者の生活に与える影響は少ない。
一方、図2および図3に示すように前記第1部屋11は、リビングとなっており、前記第2部屋12は、ダイニングおよびキッチンを備えた構成となっている。すなわち、これら第1部屋11および第2部屋12は、居住者が集う共用居住空間となっている。
また、前記第1部屋11は、上述したように、前記第2部屋12よりも天井高が高く、1階10から中間階20にわたる吹抜けを備えた部屋となっている。
そして、前記第1部屋11と第2部屋12との天井高に高低差が生じているとともに、前記第1部屋11とその他の1階10の部屋との天井高に高低差が生じているので、1階10の部屋の暖かい空気が、次第に天井高の高い前記第1部屋11に集まって溜まるようになる。
これによって、上端部が前記第3部屋31の天井部31aに連通する風洞部6が、前記第1部屋11の天井部11aに設けられているので、この風洞部6の下端部から前記第1部屋11の天井部11a付近に溜まった暖かい空気を、前記風洞部6を通じて第3部屋31の天井部31aへと排気することができるようになっている。
そして、図3および図4に示すように、前記低天井室17に隣接するとともに前記第1部屋11および第2部屋12に面して、中間階20を含む上階30に向かう階段19が設けられている。
また、このように階段を、前記第1部屋11および第2部屋12の共用居住空間に設けることによって、前記玄関部13と上階30との行き来をする場合に、前記共用居住空間を必ず通過することになるので、居住者どうしのコミュニケーションの機会を容易に得ることができるようになっている。
次に、本実施の形態の建物Aの中間階20は、図6に示すように、前記階段19を途中まで上がった踊り場21に面して、和室22が設けられている。また、前記踊り場21から、さらに階段23上がると階段ホール24があり、この階段ホール24を中心に複数の部屋が設けられている。
これら複数の部屋のうち、前記階段23に隣接して中間階低天井室25が設けられている。この中間階低天井室25も前記低天井室17と同様に、その天井高が0.9m〜1.4mに設定されており、様々なものを収納するための収納空間となっている。
また、前記中間階低天井室25に隣接して洋室26が設けられており、この洋室26の外部にバルコニー27が設けられている。
さらに、前記洋室26とバルコニー27を通じて行き来でき、かつ前記中間階低天井室25に、前記階段ホール24を介して隣接する位置に、前記第3部屋31が設けられている。この第3部屋31は、図2に示すように、吹抜けを備え、中間階20と2階30とにわたる高天井の部屋となっている。また、前記第3部屋31には、図6および図7に示すように、後述する第4の部屋に至る階段31bが設けられている。
次に、本実施の形態の建物Aの2階30は、図7に示すように、前記階段ホール24から階段33を上がった場所に階段ホール34が設けられている。また、この階段ホール34に面して2階用トイレ35が設けられている。
また、前記中間階低天井室25の上部に、前記階段ホール34に面して出入り口36aが設けられた洋室36が設けられており、この洋室36はロフト部36bを備えている。
一方、この洋室36と対向した位置に出入り口32bが設けられた前記第4部屋32が、図2に示すように、前記第1部屋11の上部に位置するようにして設けられている。また、この第4部屋32は、上述したように、前記階段31bを通じて前記第3部屋31と隣接するようにして設けられている。なお、この第4部屋32は、前記第1部屋11の上部に位置するだけでなく、図6および図7に示すように、前記中間階20の和室22の上部にも位置しており、前記和室22の上部にはクローゼット32cが設けられている。
また、前記第4部屋32の天井部32aは、図1および図2に示すように、前記第3部屋31の天井部31aよりも若干低い位置に設けられている。さらに、その他の前記中間階20および2階30の各部屋も、前記第3部屋31に比して天井部が低い位置に設けられている。これにより、前記第4部屋32、また前記中間階20および2階30の各部屋の天井部付近に溜まった暖かい空気が、次第に前記第3部屋31の天井部31a付近に溜まるようになる。
そして、上端部が外部に連通する前記排気塔1が、前記第3部屋31の天井部31aに設けられていることによって、この排気塔1の下端部から前記第3部屋31の天井部31a付近に溜まった暖かい空気を、前記排気塔1を通じて外部へと排気することが可能となる。したがって、自然換気を効率良く行うことができるようになっている。
なお、以上のように本実施の形態の建物Aは複数の部屋を備えているが、例えば、これら複数の部屋どうしの間にドア等を設けた場合、これらドアは閉じられたままの状態になる場合があるので、ドアの上部に欄間32d等を設けて自然換気を促すことが望ましい。
また、このような欄間32dを、前記低天井室17の地窓の対角線上に設けるなどして、より一層効率良く自然換気を行うことが望ましい。
さらに、欄間32dを開閉式とすることで、夏場には開放して換気を促し、冬場には閉塞して気密性を向上させることができるので好ましい。
なお、本実施の形態の建物Aの間取りは以上のように構成されているが、これに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。
次に、このような建物Aに設置された前記風洞部6および排気塔1からなる排気設備Bについて詳細に説明する。
すなわち、前記排気設備Bは、前記第1部屋11の天井部11aに設けられ、上端部が前記第3部屋31の天井部31aに連通する風洞部6と、前記第3部屋31の天井部31aに設けられ、上端部が外部に連通する排気塔1とからなる。
ここで、これら風洞部6と排気塔1との位置関係としては、図2に示すように、前記第3部屋31の天井部31aを介して前記排気塔1の下方に前記風洞部6が設けられた状態となっている。
これによって、前記風洞部6から排気塔1へ、延いては外部へと連続的な排気経路を確保することが可能となる。すなわち、前記第1部屋11の天井部11aに溜まった暖かい空気が上方の第3部屋31に向かって排気されやすくなるとともに、第3部屋31の天井部31a付近に溜まった暖かい空気が外部へと排気されやすくなるので、自然換気を効率良く行うことができるようになっている。
前記風洞部6は、下端部が前記第1部屋11の天井部11aに設けられた状態となっており、図6に示すように、本体部は第3部屋31において前記階段31bに隣接して設けられている。そして、その上端部は、図2および図7に示すように、前記第3部屋31の天井部31aに連通している。
前記排気塔1は、図2に示すように、下端部が前記第3部屋31の天井部31aに設けられた状態となっており、本体部は小屋裏を通過した状態となっている。そして、その上端部は屋根40から上方に突出しており、外部に連通した状態となっている。
また、図2に示すように、前記第1部屋11の天井部11aと前記風洞部6の下端部との間には、空気を流通させるための開口部6aが設けられているとともに、前記第3部屋31の天井部31aと前記排気塔1の下端部との間にも、空気を流通させるための開口部1aが設けられている。
このように、それぞれ開口部1a、6aを設けることによって、前記第1部屋11の天井部11a付近に溜まった暖かい空気を前記風洞部6へと確実に排気することができるとともに、前記第3部屋31の天井部31a付近に溜まった暖かい空気を前記排気塔1へと確実に排気することができるので、前記風洞部6から排気塔1へ、延いては外部へと開放された排気経路を確保することが可能となり、自然換気を効率良く行うことができるようになっている。
さらに、図1および図2に示すように、前記第3部屋31の天井部31aと前記排気塔1の下端部との間に設けられた開口部1aには、この開口部1aを開閉する開閉部材1bが設けられた状態となっている。
そして、このように前記開口部1aを開閉する開閉部材1bを設けることによって、前記開口部1aを開いた状態にすると、排気経路が開放されて自然換気を効率良く行うことができ、前記開口部1aを閉めた状態にすると、排気経路が閉塞されて建物A内の気密性を向上することができるようになっている。
すなわち、例えば夏場においては、前記開口部1aを開いた状態にすることによって、建物A内の暖かい空気を効率良く排気することができるとともに、冬場においては、前記開口部1aを閉めた状態することによって、建物A内の暖かい空気を逃がさないようにすることができるので、居住性の向上を図ることが可能となる。
また、このように夏場において暖かい空気を効率良く排気することができるとともに、冬場において建物A内の暖かい空気を逃がさないようにすることができるので、従来とは異なり、空調機器や換気装置等に係るコストを抑えることが可能となり、その上、多くのエネルギー消費を抑制することが可能となっている。
一方、前記排気塔1は、上述したように、屋根40から上方に突出して設けられ、かつ突出した排気塔1の周壁2の少なくとも一面にガラス板2aを備えた状態となっている。また、この排気塔1の上端部には排気塔カバー3が設けられており、この排気塔カバー3の上面にもガラス板3aが設けられた状態となっている。
また、前記排気塔1の周壁2に設けられるガラス板2aは、凹溝状に形成されたガラス板保持部(図示せず)を備えた枠部材2bによって保持されるようになっている。さらに、このような枠部材2bは、前記周壁2に取り付け固定されている。
また、前記排気塔カバー3の上面に設けられるガラス板3aは、図8に示すように、排気塔カバー3の上面が枠状に形成されて保持部3bを備えており、この保持部3bに前記ガラス板3aを取り付けるようにしている。
なお、これらガラス板2a、3aを排気塔1の周壁2や排気塔カバー3に設ける際は、パッキン材(図示せず)を介して設ける等して風雨の侵入を確実に防ぐようにすることが望ましい。
このように前記排気塔1の周壁2および排気塔カバー3の上面にガラス板2a、3aが設けられていることによって、これらガラス板2a、3aを通過して前記排気塔1内へと太陽光が差し込むので、前記排気塔1内の空気を暖めることが可能となる。これによって、前記第3部屋31の天井部31a付近から排気塔1内に上昇してきた暖かい空気を更に暖めることができるので、暖かい空気の上昇および排気を促進することができるようになっている。
なお、本実施の形態において前記ガラス板2a、3aは、図1、図2および図4に示すように、前記排気塔1の周壁2の四面と、前記排気塔カバー3の上面とに設けられており、暖かい空気の上昇および排気を更に促進することが可能となっている。
また、このようにガラス板2aを周壁2の四面に設ける際は、図1に示すように、ガラス板2aの形状を前記排気塔1や屋根40の形状に合わせたものとすることが好ましい。すなわち、前記排気塔1や屋根40の形状に合わせたものとすることによって、排気塔1自体の強度を確保しながら、より多くの陽光を取り入れることが可能となるためである。
また、前記排気塔カバー3は、暖かい空気を排気するための通気孔4aを備えているとともに、この通気孔4aからの風雨の浸入を防ぐ通気孔閉塞手段4bを備えている。
すなわち、前記排気塔カバー3には、図1に示すように、前記排気塔1と排気塔カバー3とに連通する排気筒4が設けられている。
そして、この排気筒4の上端部には、前記暖かい空気を排気するための通気孔4aが形成されている。
また、この排気筒4の上部には、排気筒4を上から覆う蓋部材4bが設けられており、この蓋部材4bが、前記通気孔4aからの風雨の浸入を防ぐ通気孔閉塞手段4bとなっている。
すなわち、このような蓋部材4bは、前記排気筒4の上部を覆う本体4cと、この本体4cの周縁部に沿って垂設される壁部4dとを備えている。このため、外部からの風雨は、前記壁部4dを避けてから前記通気孔4aを通じて建物A内へと浸入しなければならない。
つまり、前記排気塔カバー3内に浸入した風や雨が下側から上側に向かって上昇しなければ前記通気孔4aには到達できないようになっているので、建物A内への風雨の浸入を効果的に防ぐことが可能となる。
また、図8に示すように、前記排気筒4に設けられた通気孔4aとは異なる通気孔5が、前記排気塔カバー3の周側部において下向きに開いて設けられている。
このような通気孔5によれば、風や雨が下側から上側に向かって上昇しなければ前記通気孔5から前記排気塔カバー3内へと到達できないようになっているので、より一層効果的に建物A内への風雨の侵入を防ぐことができるようになっている。
なお、本実施の形態の通気孔閉塞手段4bは、上述した蓋部材4bのような構成のものを用いているがこれに限られず、前記暖かい空気を排気できるとともに、風雨の浸入を確実に防止することができるという要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。異なる態様の通気孔閉塞手段4bとして、図示はしないが、例えば各通気孔4aに弁膜状の部材を取り付ける等して、風雨の浸入を防止することも好ましい。
次に、このような本実施の形態の建物Aによる自然換気の流れは、図2および図4に示すように、まず、前記1階10の各部屋で発生した暖かい空気が、1階10で最も天井の高い前記第1部屋11の天井部11a付近に集まって溜まる。これは、暖かい空気がより高い所へと上昇していく性質を利用したものである。
この時、図4および図5に示すように、1階10の前記低天井室17に地窓が設けられていることによって、暖かい空気の上昇を助けることができるようになっている。すなわち、低い位置から外部の空気が流入してくるので、この外部からの空気よりも暖かい空気は、より高い位置に上昇するようになっている。これによって、さらに効率良く自然換気を行うことが可能となる。
次に、図2に示すように、この第1部屋11の天井部11a付近に溜まった暖かい空気は前記風洞部6を通じて前記第3部屋31と流れていく。
この第3部屋31には、前記第1部屋11の天井部11a付近に溜まった暖かい空気だけでなく、前記中間階20および2階30の各部屋から集まるようになっている。すなわち、前記第3部屋31が前記中間階20および2階30で最も天井が高く設定されていることによる。
そして、前記第3部屋31の天井部31a付近に溜まった暖かい空気は前記排気塔1を通じて外部へ排気されるようになっている。この時、上述したように前記排気塔1の周壁2および排気塔カバー3の上面にガラス板2a、3aが設けられていることによって、暖かい空気の上昇および排気を促進することができるようになっている。
以上のようにして本実施の形態の建物Aによる自然換気の流れがスムーズに行われるようになっている。
なお、その他にも、自然換気を促す方法として、各階の窓を開放したり、自然換気を補助する方法として、比較的深い軒を設置することによって日射を遮蔽したり、日射熱を外気に逃がす通気瓦屋根を使用したり等、様々な方法を行うことができる。
また、冬場においても、前記サンルーム16から積極的に太陽熱を取り込んだり、建物Aの気密性、断熱性を向上させたり等、様々な方法で寒さ対策を行うことができる。
本実施の形態によれば、屋根40から上方に突出して設けられ、かつ突出した排気塔1の周壁2の少なくとも一面に透光性を有する面材2aを備えているとともに、前記排気塔1の上端部に設けられる排気塔カバー3の上面にも透光性を有する面材3aが設けられていることから、前記透光性を備えた面材2a、3aを通過して前記排気塔1内へと太陽光が差し込むので、前記排気塔1内の空気を暖めることが可能となる。これによって、前記排気塔1内に上昇してきた暖かい空気を更に暖めることができるので、暖かい空気の上昇および排気を促進することができ、自然換気を効率良く行うことが可能となる。
また、夏場において暖かい空気を効率良く排気することができるとともに、冬場において建物A内の暖かい空気を逃がさないようにすることができるので、従来とは異なり、空調機器や換気装置等に係るコストを抑えることが可能となり、その上、多くのエネルギー消費を抑制することが可能となる。
本発明の実施形態に係る建物に設けられた排気塔を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る建物を示す断面図である。 図1の建物の1階間取りを示す平面図である。 図1とは異なる方向から見た建物の断面図である。 (a)と(b)とで異なる種類に構成されている低天井室の開口部を示す要部拡大図である。 図1の建物の中間階間取りを示す平面図である。 図1の建物の2階間取りを示す平面図である。 一部を拡大した排気塔を示す断面図である。
符号の説明
A 建物
B 排気設備
1 排気塔
2 周壁
2a 透光性を有する面材(ガラス板)
3 排気塔カバー
3a 透光性を有する面材(ガラス板)
6 風洞部
10 下階(1階)
11 第1部屋
12 第2部屋
20 中間階
30 上階(2階)
31 第3部屋
32 第4部屋
40 屋根

Claims (6)

  1. 部屋の天井部付近に溜まる暖かい空気を外部へと排出する排気塔を備えた建物において、
    前記排気塔は、下端部が前記部屋に隣接するとともに、上端部が屋根から上方に突出して設けられ、かつ突出した排気塔の周壁の少なくとも一面に透光性を有する面材を備えており、
    前記排気塔の下端部は、前記隣接する部屋の天井部よりも下方に位置し、この排気塔の下端部と前記部屋の天井部付近とが水平方向に連通していることを特徴とする建物。
  2. 請求項1に記載の建物において、
    前記排気塔の上端部には、前記暖かい空気を排気するための通気孔を備えるとともに、この通気孔からの風雨の浸入を防ぐ通気孔閉塞手段を備えた排気塔カバーが設けられており、
    前記排気塔カバーの上面には、透光性を有する面材が設けられていることを特徴とする建物。
  3. 請求項1または2に記載の建物において、
    前記排気塔は、上端部が外部に連通するようにして上階の部屋の天井部に設けられており、
    前記排気塔の下方において上端部が前記上階の部屋の天井部に連通する風洞部が、下階の部屋の天井部に設けられていることを特徴とする建物。
  4. 請求項3に記載の建物において、
    前記下階の部屋は、前記風洞部の下端部が設けられる第1部屋と、この第1部屋に隣接するとともに、第1部屋よりも天井高の低い第2部屋とを備えていることを特徴とする建物。
  5. 請求項3または4に記載の建物において、
    前記上階の部屋は、前記第2部屋の上部に位置し、かつ前記排気塔の下端部が設けられる第3部屋と、前記第1部屋の上部に位置するとともに前記第3部屋に隣接する第4部屋とを備えており、
    前記第4部屋の天井部は、前記第3部屋の天井部よりも若干低い位置に設けられていることを特徴とする建物。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載の建物において、
    前記第1部屋の天井部と前記風洞部の下端部との間に開口部が設けられ、前記第3部屋の天井部と前記排気塔の下端部との間に開口部が設けられており、
    前記第3部屋の天井部と前記排気塔の下端部との間に設けられた開口部には、この開口部を開閉する開閉部材が設けられていることを特徴とする建物。
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