JP3208225U - 住宅 - Google Patents

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Abstract

【課題】建設費の増大及び住宅設計の自由度の制限を抑えつつ、地中熱などの自然環境を利用した住宅を提供する。【解決手段】この住宅1では、基礎2は、地盤面G1に対し直立して設けられた第1立上り部21と第1底盤部22と地中に向かって設けられた第2立上り部23と地中で水平方向に設けられた第2底盤部24とが一体的に形成され、建築物3の1階の床との間に第2立上り部23の内方空間S1を含んで床下閉空間Sを形成し、建築物3は、部屋36に床下閉空間Sの空気が供給される部屋給気孔36aが設けられ、外側壁31に外壁給気孔31aと外壁排気孔31bが設けられ、熱交換換気装置4は、建築物3内の空気を導入し、かつ、外壁給気孔31aから外部の空気を導入し、互いの空気の間で熱交換し、熱交換された建築物3内の空気を外壁排気孔31bから排出し、かつ、熱交換された外壁給気孔31aからの外部の空気を床下閉空間Sに供給する。【選択図】図1

Description

本考案は、地中熱などの自然環境を利用した住宅に関する。
近年、住宅内の温度が外気(住宅外の地上の空気)に左右されず安定した温度に保たれるように地中熱を利用した住宅が知られている。
例えば、特許文献1〜5には、パイプ(チューブ)を基礎杭の中又はそのままの状態で住宅下の地中に縦に埋設し、ファンを駆動することにより、外気を床下からパイプに取り入れて降下させ、地中熱と熱交換を行い上昇させて住宅内に取り出すことが開示されている。特許文献1〜5によると、夏期は涼しい空気が、冬期は暖かい空気が、それぞれ住宅内に吹き出すようにすることができる。
特許文献6には、ダクトを地中に横に埋設し、ファンを駆動することにより、住宅外の外気取入孔から外気をダクトに取り入れて住宅内に取り出すことが開示されている。特許文献6によると、夏期は涼しい空気が住宅内に吹き出すようにすることができる。
特許文献7には、地盤を掘削し、鉄筋コンクリート基礎を地盤面より0.3〜1.5m程度の深さの基礎とし、更に外周部に断熱材を貼り付け、内部は内部空間となり、基礎底面に断熱材はないようにすることが開示されている。特許文献7は、軟弱地盤に対し地盤改良を行わず対応できるようにしたものであり、更に地中熱を利用できるとある。
特開2003−035455号公報 特開2009−008320号公報 特開2011−190957号公報 特開2013−096584号公報 特開2014−109180号公報 特開2010−275684号公報 特開2012−057455号公報
しかしながら、特許文献1〜5及び特許文献6の住宅は、建設費が増大する。特許文献7の住宅は、住宅設計の自由度が大きく制限され、また、軟弱地盤でない場合の適用はない。
本考案は、係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、建設費の増大及び住宅設計の自由度の制限を抑えつつ、地中熱などの自然環境を利用した住宅を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の住宅は、基礎と該基礎によって支えられる建築物と熱交換換気装置とを少なくとも備え、前記基礎は、前記建築物の外側壁を支える外枠部を少なくとも有し、地盤面に対し直立して設けられた第1立上り部と、前記外枠部の内側に、前記第1立上り部に連続して前記地盤面に沿って水平方向に設けられた第1底盤部と、該第1底盤部に連続して地中に向かって設けられた第2立上り部と、該第2立上り部に連続して地中で水平方向に設けられた第2底盤部と、が一体的に形成され、前記建築物の1階の床との間に前記第2立上り部の内方空間を含んで床下閉空間を形成し、前記建築物は、少なくとも1個の部屋に前記床下閉空間の空気が供給される部屋給気孔が設けられ、かつ、前記外側壁に外壁給気孔と外壁排気孔が設けられ、前記熱交換換気装置は、前記建築物内の空気を導入し、かつ、前記外壁給気孔から外部の空気を導入し、互いの空気の間で熱交換し、熱交換された前記建築物内の空気を前記外壁排気孔から排出し、かつ、熱交換された前記外壁給気孔からの外部の空気を少なくとも前記床下閉空間に供給することを特徴とする。
請求項2に記載の住宅は、請求項1に記載の住宅において、前記熱交換換気装置は、前記基礎の前記第2立上り部の内方空間に、熱交換された前記外壁給気孔からの外部の空気を供給することを特徴とする。
請求項3に記載の住宅は、請求項1又は2に記載の住宅において、前記基礎の前記第2底盤部は、それと前記建築物の前記1階の床との間の距離が1.4m以下であることを特徴とする。
請求項4に記載の住宅は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の住宅において、前記基礎の前記第2底盤部は、その内面の面積が前記建築物の前記1階の床の総面積の2分の1以下であることを特徴とする。
請求項5に記載の住宅は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の住宅において、前記建築物の前記1階の床に、前記基礎の前記第2立上り部の内方空間の上方に出入口が設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の住宅は、請求項5に記載の住宅において、前記出入口の近傍で、前記基礎の前記第2立上り部の内方空間に階段が設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の住宅は、請求項5又は6に記載の住宅において、前記床下閉空間は、前記1階の床と前記基礎の間に設けられた隔壁に囲まれることによって形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載の住宅は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の住宅において、前記部屋給気孔が設けられる前記部屋は、1個又は2個以上であることを特徴とする。
請求項9に記載の住宅は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の住宅において、前記熱交換換気装置は、熱交換された前記外壁給気孔からの外部の空気を前記床下閉空間に直接供給することを特徴とする。
請求項10に記載の住宅は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の住宅において、前記熱交換換気装置は、熱交換された前記外壁給気孔からの外部の空気をいずれかの部屋に一旦供給し、その部屋からファンと内部配管を通して前記床下閉空間に供給することを特徴とする。
請求項11に記載の住宅は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の住宅において、前記基礎は、前記第1立上り部の前記外枠部の外側面の前記地盤面の下側から前記外枠部の上面の一部までの部分が防水基礎シートで覆われ、かつ、前記第1立上り部の前記外枠部の外側面の前記地盤面の下側から下の地中部分が防水基礎地中シートで覆われ、前記建築物は、前記外側の壁の下面から外側面の所定部までの部分が防水気密パッキンシートで覆われており、該防水気密パッキンシートが前記防水基礎シートに密着していることを特徴とする。
請求項12に記載の住宅は、請求項1〜11のいずれか1項に記載の住宅において、前記少なくとも1個の部屋は、同じ方角に、第1窓、第2窓、天窓を有していることを特徴とする。
請求項13に記載の住宅は、請求項1〜12のいずれか1項に記載の住宅において、太陽光発電パネルを更に備えることを特徴とする。
請求項14に記載の住宅は、請求項1〜13のいずれか1項に記載の住宅において、いずれかの部屋の窓に格子が取り付けられていることを特徴とする。
本考案の住宅によれば、建設費の増大及び住宅設計の自由度の制限を抑えつつ、地中熱などの自然環境が利用可能になる。
本考案の実施形態に係る住宅を示す断面図である。 同上の住宅の1階を示す平面図である。 同上の住宅の第2立上り部の内方空間を物の地下収納スペースとして利用する場合の例の断面図である。 同上の図1の左下部の拡大断面図である。 同上の住宅の格子の正面図である。
以下、本考案を実施するための形態を説明する。本考案の実施形態に係る住宅1は、図1に示すように、基礎2と、基礎2によって支えられる建築物3と熱交換換気装置4とを少なくとも備えている。なお、図2に示すのは、住宅1の1階の平面図であり、図1は、このA−Aで示す位置での断面図となっている。また、図1中で、矢印付き破線は空気の動きを模式的に示し、矢印付き一点鎖線は光を模式的に示している。
基礎2は、第1立上り部21と第1底盤部22と第2立上り部23と第2底盤部24が、同時に打設され、一体的に形成されたものである。
第1立上り部21は、地盤Gの表面である地盤面G1に対し直立して設けられた部分である。また、第1立上り部21は、建築物3の外側壁31を支える外枠部21aを少なくとも有している。第1底盤部22は、外枠部21aの内側に、第1立上り部21に連続して地盤面G1に沿って水平方向に設けられた部分である。第2立上り部23は、第1底盤部22に連続して地中に向かって、通常は垂下方向に設けられた部分である。第2底盤部24は、第2立上り部23に連続して地中で水平方向に設けられた部分である。
基礎2は、具体的には、以下のようにして形成することができる。すなわち、基礎2の下となる地盤Gを掘削し転圧して砕石を敷き詰め、後述する防水基礎地中シート5Bを敷き込み、捨てコンクリート及び墨出しを行う。図における符号Mは、一部に捨てコンクリートを含む砕石の層を示している。次に、第1立上り部21と第1底盤部22と第2立上り部23と第2底盤部24となるところの配筋を行う。次に、第1立上り部21の外側面と内側面の位置及び第2立上り部23の内側面の位置に型枠を立て、第1立上り部21と第1底盤部22と第2立上り部23と第2底盤部24となるところにコンクリートを流し込んで同時に打設することにより、第1立上り部21と第1底盤部22と第2立上り部23と第2底盤部24を一体的に形成する。
このような基礎2は、建築物3の1階の床32との間に床下閉空間Sを形成する。床下閉空間Sは、第2立上り部23の内方空間S1を含むことになる。
第2底盤部24は、それと建築物3の1階の床32との間の距離が1.4m以下であることが好ましい。また、第2底盤部24は、その内面の面積が建築物の1階の前記床の総面積の2分の1以下であることが好ましい。そのようにすると、第2底盤部24の内面、つまり第2立上り部23の内方空間S1、を物の地下収納スペースとして利用しても、第2底盤部24は法的な床面積に算入されない。
第2立上り部23の内方空間S1を物の地下収納スペースとして利用する場合、図3に示すように、第2立上り部23の内方空間S1の上方に出入口33が設けられるようにしてもよい。出入口33は、開閉戸を有するようにすることも可能である。出入口33を設ける場合、出入口33の近傍で、第2立上り部23の内方空間S1に階段34が設けられるようにするのが好ましい。また、1階の床32と基礎2(第1底盤部22)の間に隔壁35を設けて第2立上り部23のまわりを囲むようにすることも可能である。そうすると、小部屋の感覚が有るために地下収納スペースとして利用しやすい。隔壁35には、1階の床32と基礎2の間の他の床下閉空間Sとの通気を確保するために、ガラリなどが取り付けられた通気孔35aを設けるのが良い。
建築物3は、少なくとも1個の部屋(例えば、LDKなど)36に、床下閉空間Sの空気が供給される部屋給気孔36aが設けられている。部屋給気孔36aは、通常、部屋36の床に設けられ、ガラリなどが取り付けられる。部屋給気孔36aは、部屋36の床下の床下閉空間Sに連通している。また、部屋給気孔36aのような部屋給気孔が設けられる部屋は、1個に限られず2個以上でも可能である。
部屋36の空気の排出は、ドアのアンダーカットなどにおける隙間を用いて行えばよい。この場合、部屋36から排出された空気は、いずれかの部屋(例えば、洗面脱衣室36’)から熱交換換気装置4に導入されることになる。なお、部屋36の空気の排出は、部屋排気孔を設け、排気の空気を通気管を用いて熱交換換気装置4に導入させることで行うことも可能である。
また、建築物3は、外側壁31に外壁給気孔31aと外壁排気孔31bが設けられている。
熱交換換気装置4は、建築物3内の空気を導入する。建築物3内の空気には、部屋36から排出された空気が含まれる。図1においては、熱交換換気装置4は、部屋36’の上方に設置されており、部屋36’の空気を導入している。また、熱交換換気装置4は、外壁給気孔31aから外部の空気(外気)を、外部空気導入管41を通して、導入する。導入された建築物3内の空気と外壁給気孔31aからの外部の空気は、互いの空気の間で熱交換する。そして、熱交換換気装置4は、熱交換された建築物3内の空気を、外部排気管42を通して、外壁排気孔31bから排出する。また、熱交換換気装置4は、熱交換された外壁給気孔31aからの外部の空気を、内部給気管43を通して、少なくとも床下閉空間S、好ましくは第2立上り部の内方空間S1、に供給する。図1においては、熱交換された外壁給気孔31aからの外部の空気は、第2立上り部の内方空間S1とともにそれ以外のところにも供給されている。
熱交換換気装置4は、24時間換気システムに用いられる公知のものを用いればよく、更なる詳細な説明は省略する。建築物3が3階建ての場合や第2立上り部の内方空間S1が非常に大きい場合などであって、熱交換換気装置4が能力の低いものの場合、熱交換された外壁給気孔31aからの外部の空気を内部給気管43を通して床下閉空間Sに直接供給するのではなく、部屋36等のいずれかの部屋に一旦供給し、その部屋からファンと内部配管を通して床下閉空間S、好ましくは第2立上り部の内方空間S1、に供給するようにすることも可能である。
このような住宅1では、第2立上り部23の内方空間S1の空気は、地中熱により、外気に比べて夏期は涼しく、冬期は暖かい。また、床下閉空間S(特に、第2立上り部23の内方空間S1)に、熱交換された外壁給気孔31aからの外部の空気が供給され、そこで対流が起こり、第2立上り部23の内方空間S1の空気は、床下閉空間S及び部屋給気孔36aを通って部屋36に供給される。
また、住宅1は、特別な構成要素(例えば、背景技術で述べた地中のパイプ又はダクトなど)を有さなくてもよいため、建設費の増大が抑えられる。また、建築物3は通常の建築物と大きくは変わらないため、住宅設計の自由度の制限が抑えられる。また、基礎2は、第1立上り部21と第1底盤部22と第2立上り部23と第2底盤部24が一体的に形成されているので、接合面がなく、それからの浸水の可能性はない。
次に、基礎2及びその基礎2の近傍における建築物3の詳細構造を説明する。
基礎2は、図4に示すように、防水基礎シート5Aと防水基礎地中シート5Bで覆われている。防水基礎シート5Aは、第1立上り部21の外枠部21aの外側面の地盤面G1の下側から外枠部21aの上面の一部までの部分を覆っている。防水基礎地中シート5Bは、第1立上り部21の外枠部21aの外側面の地盤面G1の下側から下の地中部分、つまり、第1立上り部21の下部と第1底盤部22、第2立上り部23、及び第2底盤部24の全てと、を覆っている。防水基礎シート5Aと防水基礎地中シート5Bは、地盤面G1の下側において端部近傍同士が重なっている。なお、第1立上り部21の外枠部21aの内側面とその近傍の第1底盤部22の内面には、基礎用断熱材5Cが設けられている。なお、図4では、第2立上り部23と第2底盤部24は図示していない。
基礎2の近傍における建築物3は、外側壁31の下面から外側面の所定部までの部分が防水気密パッキンシート6Aで覆われている。防水気密パッキンシート6Aは、防水基礎シート5Aに、両面テープ等で貼り合わされて密着する。なお、防水気密パッキンシート6Aは、ライン状のゴムパッキン6Aa(図4においては2本)が取り付けられており、このゴムパッキン6Aaは、外側壁31の下面と基礎2の第1立上り部21の外枠部21aの上面との間に挟まれる。なお、符号31c、31d、31e、31f、31gはそれぞれ、外側壁31を構成する土台、プラスターボード、外側壁断熱材、構造合板、サイディングである。また、符号6Bは透湿防水シート、符号6Cは土台水切である。
このような防水基礎シート5A、防水基礎地中シート5B、防水気密パッキンシート6Aにより、基礎2及びその基礎2の近傍における防水性が確保され、気密性が確保される。それにより、床下閉空間Sが長年にわたって気密であり、雨水等の浸入もなく衛生的であることが可能になる。
次に、地中熱以外の自然環境の利用について説明する。
住宅1の少なくとも1個の部屋36は、日光を取り込み易くするように、窓を多くするのが好ましい。例えば、同じ方角(例えば、南など)に、第1窓36b、第2窓36c、天窓36dを有するようにする。
また、住宅1は、日光の有効利用のために、太陽光発電パネル7を更に備えているのが好ましい。
また、住宅1は、いずれかの部屋の窓に縦格子などの格子8(図1及び図5参照)が取り付けられているのが好ましい。この格子8は、見通しが良く、外部環境を確認し易い窓に取り付けられると、暴風雨のときなどに、シャッターと異なり、外部環境を確認しながら(外部と遮断されることなく)安全に過ごすことが可能になる。
以上、本考案の実施形態に係る住宅について説明したが、本考案は、上述の実施形態に記載したものに限られることなく、実用新案登録請求の範囲に記載した事項の範囲内でのさまざまな設計変更が可能である。
1 住宅
2 基礎
21 第1立上り部
21a 外枠部
22 第1底盤部
23 第2立上り部
24 第2底盤部
3 建築物
31 外側壁
31a 外壁給気孔
31b 外壁排気孔
32 1階の床
33 1階の床の出入口
34 階段
35 1階の床の下の隔壁
36 部屋
36a 部屋給気孔
36b 第1窓
36c 第2窓
36d 天窓
4 熱交換換気装置
5A 防水基礎シート
5B 防水基礎地中シート
6A 防水気密パッキンシート
7 太陽光発電パネル
8 格子
G 地盤
G1 地盤面
S 床下閉空間
S1 第2立上り部の内方空間

Claims (14)

  1. 基礎と該基礎によって支えられる建築物と熱交換換気装置とを少なくとも備え、
    前記基礎は、
    前記建築物の外側壁を支える外枠部を少なくとも有し、地盤面に対し直立して設けられた第1立上り部と、
    前記外枠部の内側に、前記第1立上り部に連続して前記地盤面に沿って水平方向に設けられた第1底盤部と、
    該第1底盤部に連続して地中に向かって設けられた第2立上り部と、
    該第2立上り部に連続して地中で水平方向に設けられた第2底盤部と、
    が一体的に形成され、前記建築物の1階の床との間に前記第2立上り部の内方空間を含んで床下閉空間を形成し、
    前記建築物は、少なくとも1個の部屋に前記床下閉空間の空気が供給される部屋給気孔が設けられ、かつ、前記外側壁に外壁給気孔と外壁排気孔が設けられ、
    前記熱交換換気装置は、前記建築物内の空気を導入し、かつ、前記外壁給気孔から外部の空気を導入し、互いの空気の間で熱交換し、熱交換された前記建築物内の空気を前記外壁排気孔から排出し、かつ、熱交換された前記外壁給気孔からの外部の空気を少なくとも前記床下閉空間に供給することを特徴とする住宅。
  2. 請求項1に記載の住宅において、
    前記熱交換換気装置は、前記基礎の前記第2立上り部の内方空間に、熱交換された前記外壁給気孔からの外部の空気を供給することを特徴とする住宅。
  3. 請求項1又は2に記載の住宅において、
    前記基礎の前記第2底盤部は、それと前記建築物の前記1階の床との間の距離が1.4m以下であることを特徴とする住宅。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の住宅において、
    前記基礎の前記第2底盤部は、その内面の面積が前記建築物の前記1階の床の総面積の2分の1以下であることを特徴とする住宅。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の住宅において、
    前記建築物の前記1階の床に、前記基礎の前記第2立上り部の内方空間の上方に出入口が設けられていることを特徴とする住宅。
  6. 請求項5に記載の住宅において、
    前記出入口の近傍で、前記基礎の前記第2立上り部の内方空間に階段が設けられていることを特徴とする住宅。
  7. 請求項5又は6に記載の住宅において、
    前記床下閉空間は、前記1階の床と前記基礎の間に設けられた隔壁に囲まれることによって形成されていることを特徴とする住宅。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の住宅において、
    前記部屋給気孔が設けられる前記部屋は、1個又は2個以上であることを特徴とする住宅。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の住宅において、
    前記熱交換換気装置は、熱交換された前記外壁給気孔からの外部の空気を前記床下閉空間に直接供給することを特徴とする住宅。
  10. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の住宅において、
    前記熱交換換気装置は、熱交換された前記外壁給気孔からの外部の空気をいずれかの部屋に一旦供給し、その部屋からファンと内部配管を通して前記床下閉空間に供給することを特徴とする住宅。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の住宅において、
    前記基礎は、前記第1立上り部の前記外枠部の外側面の前記地盤面の下側から前記外枠部の上面の一部までの部分が防水基礎シートで覆われ、かつ、前記第1立上り部の前記外枠部の外側面の前記地盤面の下側から下の地中部分が防水基礎地中シートで覆われ、
    前記建築物は、前記外側の壁の下面から外側面の所定部までの部分が防水気密パッキンシートで覆われており、該防水気密パッキンシートが前記防水基礎シートに密着していることを特徴とする住宅。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の住宅において、
    前記少なくとも1個の部屋は、同じ方角に、第1窓、第2窓、天窓を有していることを特徴とする住宅。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の住宅において、
    太陽光発電パネルを更に備えることを特徴とする住宅。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の住宅において、
    いずれかの部屋の窓に格子が取り付けられていることを特徴とする住宅。
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