JP2009255863A - ゴムクローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】内部に芯金が埋設され、転輪が接触しながら通過する転輪通過面が内周部の表面を高くして形成されたゴムクローラにおいて、ゴムクローラが砂、砂利、泥等を巻き込んでも、芯金が埋設された部分の上部領域の転輪通過面で、所謂虫食いの問題が発生しないゴムクローラを提供すること。
【解決手段】ゴムクローラ10の芯金12が埋設された部分の上部領域の転輪通過面16に溝部26を設けた。この溝部26は機体荷重付与時に、転輪24と溝部26の底部26aとが非接触になる量だけ、転輪通過面16よりも窪まされている。この溝部26の周方向の幅W1は、芯金12の幅よりも小さく、かつ溝部26を芯金12上に投影したときに、溝部26は芯金12内に収まり、溝部26の底部26aは、ゴムクローラ10の内周部18の転輪通過面16以外の表面と略同一に形成されている。そして、溝部26の溝底26aは、幅方向外側に向けて外周部側へ傾斜している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴムクローラ、特に内部に芯金が埋設され転輪通過面の芯金が埋設された部分の上部領域に溝部が形成されたゴムクローラに関する。
ゴムクローラはゴム製の無限軌道帯であり、最初に農業機器の足廻り部品として開発されて以来、活発な研究・開発が行われ、現在では様々の用途に普及拡大し、その構成・種類も多岐に亘っている。
図5は、代表的なゴムクローラについて説明したものであり、同図(a)はゴムクローラの内周部側平面図、同部(b)は同図(a)のA−A断面図である。但し、図5では、ゴムクローラ30は周方向に芯金12がある部分について、かつ幅方向に半分だけ示されている。このゴムクローラ30には、芯金12が横並びに埋設されており、それぞれの芯金12には転輪を案内する案内突起部14が設けられている。なお、芯金12の下部には通常、スチールコードが周方向に埋設されるが、ここでは発明の特徴とは関係がないため、図示していない。
芯金12は平面視で略平板状であるが、図5(b)の断面図を見て解るように幅方向の中央部付近に案内突起部14が上方に突設して設けられ、幅方向の先端には上方に盛り上がる盛上部12aが形成されている。また、底面に関しては、芯金12の中心部下部の第1底面部12bと、案内突起部14の下部から幅方向先端に延在する第2底面部12cとで構成され、第1底面部12bと第2底面部12cとの間には段差12dがある。盛上部12aと第2底面部12cとは滑らかに接続されている。
ここで、第1底面部12bと第2底面部12cとはそれぞれ平坦に形成されており、芯金12の内周部側は、案内突起部14から盛上部12bにかけて傾斜が形成されており、第2底面部12cが平坦に形成されていることとの関係で、芯金12の幅方向の肉厚は、案内突起部14から盛上部12bに向かって薄くなるように形成されている。
ゴムクローラ30には、芯金12を包み込んで、内周部18と外周部20が形成されており、外周部20には大地若しくは地面を走行するためのラグ22が形成されている。ゴムクローラ30の内周部18には、転輪が接触しながら通過する転輪通過面16が、幅方向に所定幅を有し、かつ内周部18の表面を高くして形成されている。この転輪通過面16は、周方向に連続で形成され、十分な耐久性を有するように、その材質及び芯金12との間隔が適切に考慮されている。
図6(a)は、図5(b)のB−B断面を示したものであり、同図(b)は転輪通過時の様子を示す。転輪通過面16とラグ22の大地若しくは地面との接地面とは略並行である。転輪24が芯金12上を通過する時は、図6(b)に示すように、転輪24が機体荷重により転輪通過面16に多少沈み込み、転輪24と転輪通過面16との間には隙間は発生しない。
一方、転輪24が芯金12のない部分を通過する時は、芯金12がないために機体荷重によりゴムクローラ30がより変形するが、やはり転輪24と転輪通過面16との間には隙間は発生しない。
転輪通過面16は、周方向に連続であり一様に構成されており、これにより転輪24の円滑な回動を実現している。なお、転輪通過面16が周方向に一様でないものとして特許文献1、2を挙げることができる。
特許文献1は、芯金を埋設しかつ案内突起の外側を転輪が転動する形式であっても、簡単かつより効果的に振動を低減することを目的として、以下の構成が開示されている。
即ち、特許文献1のゴムクローラは、弾性材製クローラ本体に周方向所定間隔で内部に芯金を埋設し、外周部にラグを形成しかつ内周部に案内突起を形成し、この案内突起の幅方向外側の内周部に転輪転動部(転輪通過面)を形成し、この転輪転動部の各芯金非埋設域に内方へ突出した隆起部を形成し、この隆起部を2山と山間谷とで形成、及び/又は、裾野から各山頂までを内方に凹状の凹み面で形成されている。
特許文献2は、ゴム製のクローラベルトを外転輪型の案内転輪の巻き掛けてなるクローラ走行装置において、案内転輪の荷重によるクローラベルトの下方への撓み変形量を小さくして耐久性を高めることを目的に以下の構成が開示されている。
即ち、特許文献2のゴムクローラは、クローラベルトにその長手方向ほぼ一定間隔で芯金を埋設し、外転輪型の左右の案内転輪間を相対的に移動する左右一対の芯金突起を芯金夫々に一体形成し、接地ラグを芯金夫々と同位相でクローラベルトの外周部に一体形成したクローラ走行装置において、クローラベルトの外周部のうち案内転輪の移動箇所に相当する位置で芯金同士の間に、案内転輪沈み込み抑制用の突起をベルト幅方向で局部的に配置した状態で一体形成されている。
従って、特許文献1、2に開示されているゴムクローラは、周方向に転輪通過面を見ると、芯金上の部分が芯金のない部分よりも窪んでいる様に形成されている。
特開2004−98793号公報 特開平7−329835号公報
図5、6で示したゴムクローラ30においては、転輪通過面16が一様であり、芯金12上の転輪通過面16を転輪24が通過する際、転輪24と転輪通過面16との間には隙間が発生しない。それ故、ゴムクローラ30が砂、砂利、泥等を巻き込んだ場合に、それらの砂、砂利、泥等が転輪24と転輪通過面16との間に挟み込まれ、その結果として転輪通過面16を形成しているゴム部材に穴や亀裂等、所謂虫食いが発生するという問題がある。
なお、芯金12間の部分については、前述のように転輪24と転輪通過面16との間に隙間は発生しないものの、芯金12が下部にないために転輪通過面16が下方に変形し、砂、砂利、泥等を巻き込んでも、砂、砂利、泥等を挟み込む力が低減され、上記の所謂虫食いの問題は重要な問題にはならない。
特許文献1、2に開示されているゴムクローラにおいては、芯金の上部の転輪通過面が芯金間の部分に比較して窪んでいる構成であるものの、転輪が通過する際には転輪と転輪通過面との間に隙間が発生しないために、上記と同様の虫食いの問題が発生する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ゴムクローラが砂、砂利、泥等を巻き込んでも、芯金が埋設された上部領域の転輪通過面では、所謂虫食いの問題が発生しないゴムクローラを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載のゴムクローラは、内部に芯金が埋設され、転輪が接触しながら通過する転輪通過面が内周部の表面を高くして形成されたゴムクローラにおいて、前記転輪通過面の前記芯金が埋設された部分の上部領域には、前記転輪の通過時に該転輪が底部に接触しない深さを有し、前記転輪の通過方向に対して略直交する方向に伸長する溝部が形成されたことを特徴とする。
斯かる構成を採用することにより、芯金が埋設された上部の転輪通過面には溝部が形成され、転輪通過時に溝部の底部と転輪とが接触しない構成のため、砂、砂利、泥等をゴムクローラが巻き込んでも、転輪と溝部の底部との間に挟み込まれることは起こり得ず、所謂虫食いが発生することはない。
請求項2に記載のゴムクローラは、請求項1に記載のゴムクローラにおいて、前記溝部は、その全領域が前記芯金の埋設された部分の上部領域内に収まるように形成されたことを特徴とする。従って、溝部に、転輪によって機体荷重が付与されても、溝幅が芯金の幅よりも小さいので、溝部を構成するゴム部材が過度に変形することがなく、溝部の底部と転輪との接触を確実に回避することが可能である。
請求項3に記載のゴムクローラは、請求項1又は2に記載のゴムクローラにおいて、前記溝部の底部は、前記内周部の前記転輪通過面以外の表面と略同一の高さに形成されたことを特徴とする。従って、溝部の底部が、転輪通過面以外の表面と略同一の高さに形成されているので、ゴムクローラが巻き込み溝部に溜まった砂、砂利、泥等は効率良く溝部から排出されることとなる。
請求項4に記載のゴムクローラは、請求項1〜3の何れか1項に記載のゴムクローラにおいて、前記溝部の底部は、該溝部の伸長方向でかつ前記転輪から離れる方向に低くなるように傾斜していることを特徴とする。従って、溝部の底部が溝部の伸長方向でかつ転輪から離れる方向に低くなるように傾斜していることにより、ゴムクローラが巻き込み溝部に溜まった砂、砂利、泥等は更に効率良く溝部から排出されることとなる。
請求項5に記載のゴムクローラは、請求項1〜4の何れか1項に記載のゴムクローラにおいて、前記溝部は、前記転輪の通過方向に対して直交する方向から所定角度傾けて伸長されたことを特徴とする。従って、溝部が転輪の通過方向に対して直交する方向から所定角度傾けて伸長されているので、転輪が溝部をより円滑に通過し易いこととなる。
本発明のゴムクローラによれば、芯金が埋設された上部の転輪通過面に溝部が設けられ、転輪通過時に溝部の底部と転輪とが接触しないように構成されているため、砂、砂利、泥等をゴムクローラが巻き込んでも、転輪と溝部の底部との間に挟み込まれることは起こり得ず、所謂虫食いが発生することはない。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を、以下図面を参照しながら詳述する。図1(a)は、ゴムクローラの内周部側の平面図であり、同図(b)は、同図(a)のA−A断面図である。図5、6と同様に、図1では、ゴムクローラ10は周方向に芯金12がある部分について、かつ幅方向に半分だけ示されている。
芯金12は、図5、6で説明したものと同一であり、説明は省略する。また、転輪通過面16については、芯金12が埋設された部分の上部領域を除いては、図5、6で説明したものと同様である。以下、図5、6と異なる点を詳述する。
芯金12が埋設された部分の上部領域の転輪通過面16には、溝部26が設けられている。溝部26の幅W1は、芯金12の周方向の幅よりも小さい。溝部26の幅方向の長さは、芯金12間の転輪通過面16の幅方向の長さと同一である。溝部26の底部26aは、図1(b)に示すように、ゴムクローラ10の内周部18の転輪通過面16以外の表面と略同一の高さになるように構成され、底部26aと転輪通過面16以外の表面との間には段差はない。そして、その転輪通過面16以外の表面は、幅方向外側に向けて外周部側へ傾斜している。ここでは、その表面が、芯金12の内周部側の面と略並行となるように構成されている。即ち、溝部26の底部26aは水平面に対して角度θ1だけ幅方向外側に向けて外周部側へ傾斜している。θ1は、ゴムクローラ10の作業環境を考慮して適宜決定することができる。
図2(a)は図1(b)のB−B断面図である。芯金12が埋設された部分の上部領域の転輪通過面16に溝部26が形成され、転輪通過面16に窪みが存在することが解る。図2(b)は、図2(a)において転輪通過時の様子を示す。機体荷重により溝部26を含め転輪通過面16は変形を受けるが、転輪24と溝部26の底部26aとの間にはクリアランスL1が存在する。このため、ゴムクローラ10が砂、砂利、泥等を巻き込んでも、芯金12が埋設された部分の上部領域を転輪24が通過する際には、この溝部26内に、砂、砂利、泥等が入り込むものの、転輪24と溝部26の底部26aとの間に砂、砂利、泥等が挟み込まれることはない。従って、虫食いが発生することは皆無となる。
ここで、溝部26の溝幅W1が芯金12の周方向幅よりも小さいため、溝部26に機体荷重が付与されても、溝部26を含めた転輪通過面16が過度に変形することがなく、溝部26の底部26aと転輪24との接触を確実に回避することが可能となっている。
また、底部26aと、内周部18の転輪通過面16以外の表面と、略同一の高さに形成され、底部26aと転輪通過面16以外の表面との間に段差等がないことから、ゴムクローラ10に巻き込まれ溝部26に溜まった砂、砂利、泥等は効率良く溝部26から排出されることとなる。更に、溝底26aは、幅方向外側に向けて外周部側へ傾斜していることにより、溝部26に溜まった砂、砂利、泥等は更に効率的良く溝部26から排出されることとなる。なお、この傾斜角度θ1は最大でも芯金12の内周部側の傾斜角度と同じに設定される。
上記の第1の実施の形態に係るゴムクローラ10によれば、芯金12が埋設された部分の上部領域の転輪通過面16には、溝部26が設けられており、溝部26は機体荷重付与時に転輪24と溝部26の底部26aとが非接触になる量だけ、転輪24の転輪通過面16よりも窪まされているので、転輪24の通過時に機体荷重が付与されても、転輪24は底部26aと接触しないので、砂、砂利、泥等が転輪24と底部26aとの間に挟み込まれることは起こり得ず、所謂虫食いの発生は解消される。また、溝幅W1を芯金12の周方向幅より小さくすることで確実に底部26aと転輪24とのクリアランスL1を確保している。更に、底部26aと内周部18の転輪通過面16以外の表面とを略同一の高さに形成し、溝部26の底部26aを、溝部26の伸長方向でかつ転輪24から離れる方向に低くなるように傾斜させたことにより、砂、砂利、泥等の掃けが著しく良好になっている。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態を、以下図面を参照しながら詳述する。図3(a)は、ゴムクローラ内周部側の平面図であり、同図(b)は、同図(a)のA−A断面図である。図5、6と同様に、図3では、ゴムクローラ11は周方向に芯金12がある部分について、かつ幅方向に半分だけ示されている。
芯金12は、図5、6で説明したもの同様であり、説明は省略する。また、転輪通過面16については、芯金12が埋設された部分の上部領域を除いては、図5、6で説明したものと同様である。
芯金12が埋設された部分の上部領域の転輪通過面16には、溝部27が設けられている。溝部27の幅W2は、芯金12の周方向の幅よりも小さい。溝部27の幅方向の長さは、芯金12間の転輪通過面16の幅方向の長さと同一である。溝部27の底部27aは、図3(b)に示すように、ゴムクローラ11の内周部18の転輪通過面16以外の表面と略同一の高さになるように構成され、底部27aと転輪通過面16以外の表面との間には段差はない。そして、その転輪通過面16以外の表面は、幅方向外側に向けて外周部側へ傾斜している。
第1の実施の形態と異なる点は、溝部27は、転輪24の通過方向に対して直交する方向から所定角度(θ2)傾けて伸長されていることにある。従って、転輪24が溝部27をより円滑に通過し易いこととなる。
図4(a)は図3(b)のB−B断面図である。芯金12が埋設された部分の上部領域の転輪通過面16に溝部27が形成され、転輪通過面16に窪みが存在することが解る。図4(b)は、図4(a)において転輪通過時の様子を示す。機体荷重により溝部27を含め転輪通過面16は変形を受けるが、転輪24と溝部27の底部27aとの間にはクリアランスL2が存在する。このため、ゴムクローラ11が砂、砂利、泥等を巻き込んでも、芯金12が埋設された部分の上部領域を転輪24が通過する際には、この溝部27内に、砂、砂利、泥等が入り込むものの、転輪24と溝部27の底部27aとの間に砂、砂利、泥等が挟み込まれることはない。従って、虫食いが発生することは皆無となる。
その他、溝部27の幅が芯金12の周方向幅よりも小さいこと、底部27aと内周部18の転輪通過面16以外の表面とを略同一の高さに形成し、溝部27の底部27aを、溝部27の伸長方向でかつ転輪24から離れる方向に低くなるように傾斜させたことによる効果は第1の実施の形態と同様である。
上記の第2の実施の形態に係るゴムクローラ11によれば、芯金12が埋設された部分の上部領域の転輪通過面16には、溝部27が設けられており、溝部27は機体荷重付与時に転輪24と溝部27の底部27aとが非接触になる量だけ、転輪24の転輪通過面16よりも窪まされているので、転輪24の通過時に機体荷重が付与されても、転輪24は底部27aと接触しないので、砂、砂利、泥等が転輪24と底部27aとの間に挟み込まれることは起こり得ず、所謂虫食いの発生は解消される。また、溝幅W2を芯金12の周方向幅より小さくすることで確実に底部27aと転輪24とのクリアランスL2を確保している。更に、底部27aと内周部18の転輪通過面16以外の表面とを略同一の高さに形成し、溝部27の溝底27aを、溝部27の伸長方向でかつ転輪24から離れる方向に低くなるように傾斜させたことにより、砂、砂利、泥等の掃けが著しく良好になっている。
加えて、第2の実施の形態では、溝部27は、転輪24の通過方向に対して直交する方向から所定角度(θ2)傾けて伸長されているので、転輪24が溝部27をより円滑に通過し易いこととなる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、芯金12の幅方向の肉厚は、案内突起部14から盛上部12bに向かって薄くなるように構成されているが、この構成には拘らない。更に、溝部26を構成する周方向の2辺がそれぞれ直線で略並行になっているが、曲線で略並行でなくても良い。
本発明のゴムクローラの第1の実施の形態に係り、同図(a)は内周部側平面図、同図(b)は同図(a)のA―A断面図である。 本発明のゴムクローラの第1の実施の形態に係り、同図(a)は図1(b)のB−B断面図であり、同図(b)は転輪通過時を示す。 本発明のゴムクローラの第2の実施の形態に係り、同図(a)は内周部側平面図、同図(b)は同図(a)のA―A断面図である。 本発明のゴムクローラの第2の実施の形態に係り、同図(a)は図3(b)のB−B断面図であり、同図(b)は転輪通過時を示す。 従来のゴムクローラに係り、同図(a)は内周部側平面図、同図(b)は同図(a)のA−A断面図である。 従来のゴムクローラに係り、同図(a)は図5(b)のB−B断面図であり、同図(b)は転輪通過時を示す。
符号の説明
10、11、30 ゴムクローラ
12 芯金
14 案内突起部
16 転輪通過面
18 内周部
20 外周部
22 ラグ
26、27 溝部
26a、27a 底部
L1、L2 転輪と底部とのクリアランス
W1、W2 溝幅
θ1 溝底の水平面との為す角度
θ2 溝部を構成する周方向の2辺の幅方向と為す角度

Claims (5)

  1. 内部に芯金が埋設され、転輪が接触しながら通過する転輪通過面が内周部の表面を高くして形成されたゴムクローラにおいて、
    前記転輪通過面の前記芯金が埋設された部分の上部領域には、前記転輪の通過時に該転輪が底部に接触しない深さを有し、前記転輪の通過方向に対して略直交する方向に伸長する溝部が形成されたことを特徴とするゴムクローラ。
  2. 前記溝部は、その全領域が前記芯金の埋設された部分の上部領域内に収まるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載のゴムクローラ。
  3. 前記溝部の底部は、前記内周部の前記転輪通過面以外の表面と略同一の高さに形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のゴムクローラ。
  4. 前記溝部の底部は、該溝部の伸長方向でかつ前記転輪から離れる方向に低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のゴムクローラ。
  5. 前記溝部は、前記転輪の通過方向に対して直交する方向から所定角度傾けて伸長されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のゴムクローラ。
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