JP2009252853A - アライメント方法、針先位置検出装置及びプローブ装置 - Google Patents

アライメント方法、針先位置検出装置及びプローブ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のプローブの高さを検出する工程を簡素化して短時間で且つ高精度に検出することができると共に、検査の信頼性を高めることができるアライメント方法を提供する。
【解決手段】本発明のアライメント方法は、半導体ウエハWと複数のプローブ12Aをアライメントする際に、針先位置検出装置16を用いて複数のプローブ12Aの針先位置を検出する工程と、下CCDカメラ13Bを用いて針先位置検出装置16で検出された複数のプローブ12Aの針先位置を検出する工程と、針先位置検出装置16に装着された軟質部材162Dに複数のプローブ12Aの針跡を転写する工程と、上CCDカメラ13Aを用いて軟質部材162Dの複数のプローブの針跡162Fを検出する工程と、上CCDカメラ13Aを用いて半導体ウエハWの電極パッドを検出する工程と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体ウエハ等の被検査体の電気的特性検査を行う際に用いられるアライメント方法、針先位置検出装置及びプローブ装置に関し、更に詳しくは、被検査体と複数のプローブのアライメントを高精度に行って検査の信頼性を高めることができるアライメント方法、針先位置検出装置及びプローブ装置に関するものである。
複数のプローブを用いて半導体ウエハ等の被検査体の電気的特性検査を行う場合には、例えばカメラを介してプローブカードに設けられた複数のプローブの針先を撮像し、プローブの針先位置を検出し、被検査体の電極パッドとプローブとを接触させて検査を行う。カメラを用いたプローブの針先位置の検出には、プローブの針先にカメラの焦点を合わせるのに時間が掛かり、その結果被検査体とプローブカードのアライメントに多くの時間を割かざるを得ないため、通常、全てのプローブについて行わず、例えば代表的な数本のプローブを選択してアライメントが行われている。
しかし、電極パッドが微細化した場合、全プローブがそれぞれの電極パッドにうまく当たらない可能性が出てくるため、可能な限り全てのプローブの針先の位置を検出できる方が望ましい。況して、プローブカードには製造上のバラツキがあり、同一仕様のプローブカードであっても製造上のバラツキは避けがたく、より高精度の針先検出が求められる。
また、複数のプローブカードメーカーから様々な種類のプローブカードが開発されるため、その都度、複数のプローブを三次元で画像認識するための専用のアルゴリズムを開発する必要がある。これに対応するには莫大な費用がかかるため、二次元のフィルム上に複数のプローブを転写することができれば、アルゴリズムの開発を容易に行うことができる。
例えば特許文献1にはプローブとウエハとのアライメントを行うプロービング方法について記載されている。この方法ではテーブル上のアライメントされたウエハまたはテーブルに付設されたシートにプローブの針跡を転写し、ウエハの向きと複数のプローブの向きとを比較し、テーブルの向きを修正した後、ウエハの基準チップのXY座標と複数のプローブのXY座標を一致させるようにしている。
また、特許文献2には転写シートを用いてプローブの針先の状態を検出する方法について記載されている。この方法では、載置台横の支持台に配された転写シートに熱膨張したプローブを圧接して転写シートに針跡を付け、転写シートの針跡を検出した後、熱膨張後のプローブとウエハとを位置合わせするようにしている。
また、特許文献3には位置合わせ方法について記載されている。この方法では探針の針跡をダミーウエハ上に付けてカメラで検出することにより探針の方向と設定位置を認識している。
しかしながら、引用文献1にはアライメントの重要なファクタであるプローブの針先を検出する点について記載されていない。また、特許文献2の技術の場合には転写シートに形成される複数のプローブの針跡に基づいて複数のプローブのXY座標データを得ているが、針先の高さを検出する場合には針跡の深さを検出しなければならず、針先高さを高精度に求めることが難しい。また、特許文献3の技術の場合にはダミーウエハの針跡に基づいて複数のプローブの針先位置を求めるため、特許文献2の技術と同様に針先のXY座標データを得ることができるが、針先のZ座標データはカメラに頼らざるを得ない。
そこで、本出願人は、特許文献4においてプローブの針先位置を高精度に検出することができるプローブ先端の検出方法を提案した。この方法について図10の(a)〜(g)を参照しながら概説する。この方法では、まず図10の(a)に示すようにアライメント機構のアライメントブリッジ(図示せず)に付設された上CCDカメラ1の焦点と載置台2に付設された下CCDカメラ3の焦点を載置台2に付設されたターゲット4に合わせて、載置台2の基準位置を求める。次いで、同図の(b)に示すように載置台2が移動する間に上カメラ1でプローブカード5の複数のプローブ5Aの針先を検出するための針先位置検出装置6を探索し、上カメラ1で針先位置検出装置6の上面の位置を検出して、その時の載置台2の位置から針先位置検出装置6の上面位置(x,y,z)を求める。その後、同図の(c)に示すようにアライメントブリッジに付設されたダミーピン7の先端位置を下CCDカメラ3で検出する。引き続き、同図の(d)に示すように既に上面位置が検出されている針先位置検出装置6にダミーピン7を接触させて、針先位置検出装置6が作動するか否かを確認し、作動することを確認した後、同図の(e)に示すように再び針先位置検出装置6の上面位置を検出する。このようにして針先位置検出装置6の上面位置を検出した後、同図の(f)に示すように針先位置検出装置6の上面にプローブカード5の複数のプローブ5Aを接触させ、この時の載置台4の位置からプローブ5Aの針先位置(x,y,z)を求める。そして、針先位置検出装置6によって検出されたプローブ5Aの針先位置(x,y,z)を目標にして載置台4を移動させて下CCDカメラ2によって複数のプローブ5Aの針先を迅速且つ高精度に検出する。この場合、プローブ5Aの針先位置が判っているため、下CCDカメラ2の焦点をプローブ5Aの針先に簡単に合わせることができる。
しかしながら、特許文献4による技術では複数のプローブ5Aの針先位置を高精度に検出することができる反面、複数のプローブ5Aを検出するまでに同図の(a)〜(f)に示す多くの工程を踏むため、複数のプローブ5Aの針先位置の検出に多くの時間を割かざるを得なかった。
特公平05−067059号公報 特開2005−079253号公報 特開平02−224260号公報 特開2007−324340号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、複数のプローブの高さを検出する工程を簡素化して短時間で被検査体の検査用の電極と複数のプローブのアライメントを高精度に行うことができ、もって検査の信頼性を高めることができるアライメント方法、針先位置検出装置及びプローブ装置を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載のアライメント方法は、移動可能な載置台上の被検査体と複数のプローブを電気的に接触させて上記被検査体の電気的特性検査を行うに当たり、上記載置台の上方に移動可能に配置され且つ上記被検査体を撮像する第1撮像手段、上記載置台に付設され且つ上記プローブを撮像する第2撮像手段、及び上記載置台に設けられ且つ上記複数のプローブの針先を検出する針先位置検出装置を用いて上記被検査体と上記複数のプローブとをアライメントする方法であって、上記針先位置検出装置を用いて上記複数のプローブの針先位置を検出するA工程と、上記第2撮像手段を用いて上記針先位置検出装置で検出された上記複数のプローブの針先位置を検出するB工程と、上記針先位置検出装置に装着された軟質部材と上記複数のプローブを接触させて上記軟質部材に上記複数のプローブの針跡を転写するC工程と、上記第1撮像手段を用いて上記軟質部材に形成された上記複数のプローブの針跡を検出するD工程と、上記第1撮像手段を用いて上記複数のプローブに対応する上記被検査体の検査用の電極を検出するE工程と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載のアライメント方法は、請求項1に記載の発明において、上記針先位置検出装置は、上記複数のプローブの針先を検出するセンサ部と、このセンサ部に属する昇降可能な接触体と、を備えており、上記A工程は、上記載置台を介して上記針先位置検出装置が移動して上記接触体を上記複数のプローブの針先と接触させる第1の工程と、上記載置台の更なる移動により上記複数のプローブを撓むことなく上記接触体を上記センサ部側へ移動させる第2の工程と、上記接触体が移動し始める位置を上記複数のプローブの針先位置として検出する第3の工程と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載のアライメント方法は、請求項2に記載の発明において、上記第2の工程では、上記複数のプローブは、上記軟質部材を傷つけないことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載のアライメント方法は、請求項2または請求項3に記載の発明において、上記第2の工程では、上記接触体の現在位置を変位センサによって検出することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載のアライメント方法は、請求項4に記載の発明において、上記第3の工程では、上記変位センサの検出結果に基づいて上記複数のプローブの針先位置を検出することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載の針先位置検出装置は、被検査体と複数のプローブを電気的に接触させて上記被検査体の電気的特性検査を行うに当たり、上記複数のプローブの針先の位置を検出するために用いられる針先位置検出装置であって、上記針先位置検出装置は、上記複数のプローブの針先を検出するセンサ部を備え、且つ、上記センサ部は、センサ部本体と、上記センサ部本体に昇降可能に設けられた接触体と、上記接触体に所定の圧力を付与し、上記接触体を上記センサ部本体から所定距離だけ離間させる圧力付与手段と、を有し、更に、上記センサ部本体は、上記圧力付与手段によって付与された上記所定の圧力で上記接触体を弾力的に支持する弾力支持機構を有し、上記接触体は、上記所定の圧力において上記複数のプローブとの接触により上記センサ部本体側へ下降して上記複数のプローブの針先位置を検出することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に記載の針先位置検出装置は、請求項6に記載の発明において、上記センサ部は、上記接触体の現在位置を検出する変位センサを有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8に記載のプローブ装置は、被検査体を載置する移動可能な載置台と、この載置台の上方に配置された複数のプローブと、これらのプローブの針先位置を検出するように上記載置台に設けられた針先位置検出装置と、を備えたプローブ装置であって、上記針先位置検出装置は、上記複数のプローブの針先を検出するセンサ部を備え、且つ、上記センサ部は、センサ部本体と、上記センサ部本体に昇降可能に設けられた接触体と、上記接触体に所定の圧力を付与し、上記接触体を上記センサ部本体から所定距離だけ離間させる圧力付与手段と、を有し、更に、上記センサ部本体は、上記圧力付与手段によって付与された上記所定の圧力で上記接触体を弾力的に支持する弾力支持機構を有し、上記接触体は、上記所定の圧力において上記複数のプローブとの接触により上記センサ部本体側へ下降して上記複数のプローブの針先位置を検出することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項9に記載のプローブ装置は、請求項8に記載の発明において、上記載置台に、上記複数のプローブの針跡を転写する針跡転写装置を設けた ことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項10に記載のプローブ装置は、請求項8または請求項9に記載の発明において、上記センサ部は、上記接触体の現在位置を検出する変位センサを有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項11に記載のプローブ装置は、請求項9または請求項10に記載の発明において、上記針跡転写装置は、着脱自在な軟質部材を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項12に記載のプローブ装置は、請求項9〜請求項11のいずれか1項に記載の発明において、上記針跡転写装置は、上記軟質部材が着脱自在に取り付けられた接触体と、上記接触体を昇降可能に支持する昇降駆動機構と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、複数のプローブの高さを検出する工程を簡素化して短時間で被検査体の検査用の電極と複数のプローブのアライメントを高精度に行うことができ、もって検査の信頼性を高めることができるアライメント方法、針先位置検出装置及びプローブ装置を提供することができる。
以下、図1〜図9に示す実施形態に基づいて本発明を説明する。尚、各図中、図1は本発明のプローブ装置の一実施形態を示す構成図、図2は図1のプローブ装置に用いられた針先位置検出装置を示す側面図、図3の(a)〜(c)はそれぞれ本発明のアライメント方法に先立って行われる針先位置検出装置の上面の高さを検出する工程を示す工程説明図、図4の(a)〜(c)はそれぞれ本発明のアライメント方法の一実施形態の要部の工程を示す斜視図、図5の(a)〜(d)はそれぞれ図4に示す工程に続いて行われるアライメント方法を工程順に示す工程説明図、図6の(a)、(b)はそれぞれ図5の(b)、(c)に示す工程を取り出して示す図で、(a)は図5の(b)に示す針跡を形成する工程を示す断面図、(b)は図4の(c)に示す針跡のXY座標を検出する工程を示す断面図、図7は図5の(a)〜(d)に示すアライメント工程の最後の工程を示す工程説明図、図8は本発明のプローブ装置の他の実施形態の要部を示す斜視図、図9の(a)、(b)は図1に示すプローブ装置に用いられる他の針先位置検出装置を示す説明図で、(a)は接触体が上昇する状態を示すブロック図、(b)は接触体がセンサ部に向けて下降する状態を示す断面図である。
第1の実施形態
まず、本実施形態のプローブ装置について例えば図1を参照しながら説明する。本実施形態のプローブ装置10は、図1に示すように、被検査体である半導体ウエハWを載置する移動可能なウエハチャック11と、このウエハチャック11の上方に配置されたプローブカード12と、このプローブカード12の複数のプローブ12Aとウエハチャック11上の半導体ウエハWとのアライメントを行うアライメント機構13と、ウエハチャック11及びアライメント機構13等の構成機器を制御する制御装置14と、を備え、制御装置14の制御下でアライメント機構13が駆動して、ウエハチャック11上の半導体ウエハWの電極パッドとプローブカード12の複数のプローブ12Aとのアライメントを行った後、複数のプローブ12Aとこれらに対応する電極パッドとを電気的に接触させて半導体ウエハWの電気的特性検査を行うように構成されている。
ウエハチャック11は、制御装置14の制御下で駆動する駆動機構15を介してX、Y、Z及びθ方向に移動するように構成されている。ウエハチャック11の側方には本実施形態の針先位置検出装置16が配置されている。この針先位置検出装置16は、複数のプローブ12Aの針先位置を検出するもので、後述するように本発明の針先位置の検出方法及びアライメント方法に用いられる。
プローブカード12は、カードホルダ17を介してプローバ室のヘッドプレート18に取り付けられ、複数のプローブ12Aとこれらに対応する半導体ウエハWの電極パッドと電気的に接触した状態で、テスタ(図示せず)側からの信号に基づいて半導体ウエハWの電気的特性検査を行う。
また、アライメント機構13は、図1に示すように、半導体ウエハWをその上方から撮像する第1撮像手段(上CCDカメラ)13Aと、ウエハチャック11の側方に配設され且つプローブカード12のプローブ12Aをその下方から撮像する第2撮像手段(下CCDカメラ)13Bと、上CCDカメラ13Aを支持し一方向で移動可能なアライメントブリッジ13Cと、を備え、上CCDカメラ13Aが制御装置14の制御下でアライメントブリッジ13Cを介して待機位置からプローブカード12の中心の真下(以下、「プローブセンタ」と称す。)まで移動し、その位置で停止するようにしてある。プローブセンタにある上CCDカメラ13Aは、アライメント時にウエハチャック11がX、Y方向へ移動する間にウエハチャック11上の半導体ウエハWの電極パッドを上方から撮像し、画像処理部14Cで画像処理し、表示画面(図示せず)に撮像画像を表示する。下カメラ13Bは、アライメント時にウエハチャック11がX、Y方向へ移動する間にプローブカード12の所定のプローブ12Aをその真下から撮像し、画像処理部14Cで画像処理し、表示画面(図示せず)に撮像画像を表示する。また、上CCDカメラ13Aは、後述するようにウエハチャック11に付設された針先位置検出装置16を撮像し、画像処理して表示画面に表示するようにしてある。
また、制御装置14は、図1に示すように、演算処理部14A、記憶部14B及び上述の画像処理部14Cを備え、記憶部14Bに格納された種々のプログラムによってプローブ装置10を制御する。従って、本発明のアライメント方法を実行するプログラムが記憶部14Bに格納されている。このアライメント方法は、記憶部14Bから読み出したプログラムに従って実行され、その結果得られる種々のデータが記憶部14Bにおいて記憶される。
而して、本実施形態の針先位置検出装置16は、図1、図2に示すように、エアシリンダ等の昇降駆動機構161と、昇降駆動機構161を介して昇降するセンサ機構162とを備えている。そして、複数のプローブ12Aの針先位置を検出する時には、昇降駆動機構161がセンサ機構162を待機位置からウエハチャック11上の半導体ウエハWの上面と略同一高さまで上昇させる。
センサ機構162は、例えば図2に示すように、シリンダ機構が内蔵され且つ変位センサとして機能するセンサ部162Aと、センサ部162Aのシリンダ機構を構成するピストンロッド162Bの上端に取り付けられ且つセンサ部162Aから浮上した位置で保持される接触体162Cと、接触体162Cの上面に着脱自在に装着されたシート状の軟質部材162Dと、センサ部162Aを構成するシリンダ内に圧縮空気を供給し、シリンダ内のピストン(図示せず)を介して接触体162Cに所定の圧力を付与する圧縮空気供給源等の圧力付与手段(図示せず)と、を有している。
また、図2に示すように接触体162Cには例えばヒータ162Eが内蔵されている。このヒータ162Eは、軟質部材162Dを加熱して軟質部材162Dを軟化させ、後述のように軟質部材162Dに転写された複数のプローブ12Aの針跡を消失させる。これにより軟質部材162Dを繰り返し使用することができる。
また、ピストンロッド162Bの下端には係止板(図示せず)が取り付けられ、接触体162Cが係止板を介して常にセンサ部162Aから所定距離だけ離間して浮上した位置でセンサ部162Aにおいて弾力的に保持されている。接触体162Cとセンサ部162Aとの間に形成された隙間は接触体162Cの昇降範囲になる。この隙間の距離はセンサ部162Aによって検出され、このセンサ部162Aによって接触体162Cの位置を常に監視している。
圧力付与手段は、所定の圧力として第1の圧力と第2の圧力に切り換えられるようになっている。第1の圧力は、複数のプローブ12Aの針先位置を検出する時に設定される圧力で、第2の圧力より低い圧力に設定される。第2の圧力は、アライメント時に複数のプローブ12Aを軟質部材162Dの上面に針跡を転写する時に設定される圧力である。
センサ部162Aには所定の圧力を一定に保持する定圧バルブ等の圧力調整手段(図示せず)が設けられており、この圧力調整手段によって接触体162Cがセンサ部162Aに向けて下降する時に圧縮空気を徐々に排気して第1の圧力を一定に保持するようにしてある。
接触体162Cが第1の圧力で保持されている状態では、ウエハチャック11を介して針先位置検出装置16が上昇することによりその接触体162Cが軟質部材162Dを介して複数のプローブ12Aと接触しても複数のプローブ12Aが撓むことなく、初期の針先位置を保持したまま接触体162Cがセンサ部162A側へ下降する。接触体162Cが第1の圧力で保持された状態では、例えばプローブ12A一本当たり0.5gfの力が複数プローブ12Aから軟質部材162Dに作用する。軟質部材162Dは、第1の圧力で接触した時に複数のプローブ12Aから針圧が作用しても複数のプローブ12Aが突き刺さるなどして傷つけられることがない硬さを有する材料によって形成されている。このような軟質部材162Dの材料としては、例えばPO、PVC等の樹脂が好ましい。
接触体162Cが第2の圧力で保持された状態では、軟質部材162Dが複数のプローブ12Aから針圧を受けても接触体162Cはセンサ部162A側へ下降することなく初期の位置を保持し、複数のプローブ12Aによって軟質部材162Dの上面に針跡が転写される。
次に、本発明のアライメント方法の一実施形態について図3〜図7をも参照しながら説明する。
本実施形態のアライメント方法は、図3の(a)〜(c)に示すように半導体ウエハWの電気的特性検査に先立って実施される。このアライメント方法では、まず針先位置検出装置16を用いてアライメント方法の一工程としてプローブの針先位置の検出が行われる。針先位置検出装置16を用いてプローブ12Aの針先位置を検出する場合にはセンサ機構162が第1の圧力に設定されている。
まず、ウエハチャック11上で半導体ウエハWを受け取った後、アライメント機構13及び針先位置検出装置16を用いてプローブカード12の複数のプローブ12Aの針先位置を検出する。それには、アライメント機構13の上CCDカメラ13Aがアライメントブリッジ13Cを介してプローブセンタ、即ちプローブカード12の中心の真下へ移動する。次いで、ウエハチャック11がアライメントブリッジ13Cの下方で移動する間に、針先位置検出装置16は昇降駆動機構161を介してセンサ機構162を図3の(a)に示す待機状態から同図の(b)に矢印で示すように上昇させ、接触体162C上の軟質部材162Dの上面がウエハチャック11上の半導体ウエハWの上面と略同一レベルになるように設定する。
然る後、ウエハチャック11がX、Y方向へ移動して図3の(c)に示すように接触体162Cが上CCDカメラ13Aの真下に達すると、上CCDカメラ13Aが軟質部材162Dの上面の高さを検出する。軟質部材162Dの上面の高さを検出した後、センサ機構162の動作、即ち針先位置の検出に必要な接触体162Cの下降、軟質部材162Dの硬さ等を確認する。センサ機構162が正常に動作することを確認した後、複数のプローブ12Aの針先位置の検出を行う。
複数のプローブ12Aの針先位置を検出するには、図4の(a)に示すようにアライメントブリッジ13Cが一旦待機位置に退避した後、ウエハチャック11がZ方向の基準位置から上昇すると、針先位置検出装置16の軟質部材162Dが複数のプローブ12Aに接近して同図4の(b)に示すように軟質部材162Dが複数のプローブ12Aと接触する。
ウエハチャック11が更に上昇すると、接触体162Cが軟質部材162Dを介して複数のプローブ12Aによって押圧されてセンサ本体162A側へ下降する。この時、接触体162Cが第1の圧力で弾力的に保持されているため、複数のプローブ12Aと軟質部材162Dの間に針圧が作用しても、複数のプローブ12Aは撓むことなく、また複数のプローブ12Aが軟質部材162Dを傷つけることなく(複数のプローブ12Aの針先が軟質部材162Dに転写されることなく)ウエハチャック11の上昇に連れて、その上昇分だけ接触体162Cが第1の圧力で保持されたままセンサ部162A側へ下降し、両者162A、162C間の距離を詰めて隙間を狭くする。
この際、センサ部162Aが接触体162Cとの距離を監視しており、接触体162Cの下降により隙間が変化すると、センサ部162Aが隙間の距離を検出し、その検出信号を制御装置14へ送信する。これにより、制御装置14は、演算処理部14Aにおいて予め設定されている隙間の初期値とセンサ部162Aによる検出値とを比較し、検出値が初期値以下になった瞬間までのウエハチャック11の基準位置からの上昇距離に基づいて軟質部材162Dの上面の高さ、換言すれば複数のプローブ12Aの針先位置の高さを算出する。このように複数のプローブ12Aが撓むことなく、また軟質部材162Dを傷つけることもなく、接触体162Cが下降し始めるため、下降し始める位置を複数のプローブ12Aの針先高さとして高精度に検出することができる。このようにして検出された複数のプローブ12Aの針先高さは、Z座標データとして制御装置14の記憶部14Bに格納される。
軟質部材162Dは可能な限り均一な厚さに形成されているが、この軟質部材162Dは前述のように合成樹脂によって形成されているため、その厚さにバラツキがあって均一な厚さに形成するにも限界があり、また、プローブ12Aの針跡を消去した後の平滑性が劣化する。況して、最近のプローブカード12は、半導体ウエハWの超微細構造に伴って極めて微細な配列構造を有するため、損傷しやすい傾向にある。そのため、プローブ12Aの針先位置の僅かな誤差もプローブカード12の損傷に繋がりかねない。
そこで、図4の(a)、(b)に示すように針先位置検出装置16によってプローブ12Aの針先高さを検出した後、更に、ウエハチャック11に付設された下CCDカメラ13Bによってプローブ12Aの針先高さを検出する。この際、プローブ12Aの針先高さは針先位置検出装置16によって検出されているため、下CCDカメラ13Bの焦点を針先位置検出装置16によって検出された高さを目標にしてプローブ12Aを探索することにより、プローブ12Aを容易に検出することができる。
即ち、図4の(a)に示すように予め針先位置検出装置16の接触体162C上の軟質部材162Dの上面高さを検出した後、針先位置検出装置16を、ウエハチャック11を介してプローブカード12の真下まで移動させた後、同図の(b)に示すようにウエハチャック11を上昇させて軟質部材162Dによって複数のプローブ12Aの針先位置を検出する。次いで、ウエハチャック11を一旦下降させて水平方向に移動させ、下CCDカメラ13Bでプローブ12Aを探し出す。この時既に、プローブ12Aの針先位置(x,y,z)は検出されているため、その針先位置に下CCDカメラ13Bの焦点を合わせておくことにより、プローブ12Aを短時間に検出することができる。そして、同図の(c)に示すように下CCDカメラ13Bによって例えば予め登録されている複数(例えば、4本)のプローブ12Aの針先位置を検出することにより複数のプローブ12Aの針先高さを高精度に検出することができる。
その後、ウエハチャック11は一旦Z方向の基準位置に戻った後、接触体162Cに付与する圧力を第1の圧力から第2の圧力に切り換え、再度、ウエハチャック11が図5の(a)に矢印で示すように上昇して複数のプローブ12Aに接近した後、同図の(b)に矢印で示すように軟質部材162Dが複数のプローブ12Aと接触し、オーバードライブする。ウエハチャック11がオーバードライブしても接触体162Cは第2の圧力で保持されていてセンサ部162A側に下降することなく初期位置を保持するため、図6の(a)に示すように複数のプローブ12Aが軟質部材162Dに食い込み、同図の(b)に示すように軟質部材162Dの上面に針跡162Fが転写される。
尚、軟質部材162Dの上面に針跡162Fを形成する方法としては、上述の方法以外に複数のプローブ12Aの針先高さを検出したままの状態で、第1の圧力から第2の圧力に切り換えることによって接触体162Cを初期位置に戻すことによって軟質部材162Dに針跡162Fを形成することもできる。
上述のようにして軟質部材162Dに針跡162Fを転写した後、ウエハチャック11が基準位置まで下降すると、上CCDカメラ13Aがアライメントブリッジ13Cを介してプローブセンタへ進出した後、ウエハチャック11が基準位置から上昇し、図5の(c)及び図6の(b)に示すように上CCDカメラ13Aが軟質部材162Dの複数の針跡162Fをそれぞれ検出する。これにより複数のプローブ12Aの複数箇所または必要に応じて全てのXY位置を検出することができ、それぞれのXY座標データを記憶部14Bに格納する。これらの一連の操作によって複数のプローブ12Aの針先位置、即ち、XYZ座標データが得られて、半導体ウエハWと複数のプローブ12Aとのアライメントに供される。
アライメントを行う場合には、ウエハチャック11がX、Y方向へ移動し、上CCDカメラ13Aが図5の(d)に示すように半導体ウエハWの複数箇所で複数のプローブ12Aに対応する電極パッドを検出し、各電極パッドのXY座標データを記憶部14Bに格納する。これら一連の操作によって、複数のプローブ12Aと半導体ウエハWの電極パッドのアライメントを終了する。アライメントが終了した後、ウエハチャック11は、検査開始位置へ移動し、その位置で上昇し、図7に示すように最初のチップの複数の電極パッドとこれらに対応する複数のプローブ12Aを接触させて、電気的特性検査を行う。以下、ウエハチャック11によって半導体ウエハWをインデックス送りして、半導体ウエハWの全てのチップについて電気的特性検査を行う。
以上説明したように本実施形態によれば、ウエハチャック11に付設された針先位置検出装置16を用いて複数のプローブ12Aの針先位置を検出する場合、針先位置検出装置16が、複数のプローブ12Aの針先を検出するセンサ機構162と、このセンサ機構162に属する昇降可能な接触体162Cと、を備え、ウエハチャック11を介して針先位置検出装置16がZ方向の基準位置から上昇して接触体162C上の軟質部材162Dが複数のプローブ12Aの針先と接触し、更にウエハチャック11が上昇することにより複数のプローブ12Aが撓むことなく接触体162Cがセンサ部162A側へ下降し、接触体162Cが下降し始める位置を複数のプローブ12Aの針先位置として検出するようにしたため、複数のプローブ12Aの針先が初期の位置を保持した状態で針先高さを高精度に検出することができる。また、如何なる形態のプローブ12Aであっても針先高さを確実に検出することができる。
しかも、針先位置検出装置16を用いて複数のプローブ12Aの針先位置を検出した後、更に、これらのプローブ12Aの針先位置を下カメラ13Bによって検出し、これらのプローブ12Aとこれらに対応する複数の電極パッドとのアライメントを行うため、複数のプローブ12Aとこれらに対応する電極パッドとを高精度にアライメントすることができ、検査時には複数のプローブ12Aの針先高さに電極パッドを高精度に接触させて所定のオーバードライブで確実に検査を行うことができる。従って、プローブカード12が半導体ウエハWの超微細構造に伴って極めて微細な配列構造を有する場合であってもプローブカード12を損傷させることなく、信頼性の高い検査を行うことができる。
接触体162Cが軟質部材162Dを介して複数のプローブ12Aと接触し、その後接触体162Cがセンサ部162A側へ下降する時にも複数のプローブ12Aは軟質部材162Dを傷つけないため、針先高さの検出時に複数のプローブ12Aの針先高さが初期位置から変化することがなく、高精度に検出することができる。この際、接触体162Cの下降動作をセンサ部162Aによって検出するようにしているため、針先高さを更に高精度に検出することができる。
また、アライメント時には、接触体162Cの初期位置を針先検出時の圧力より高い圧力で保持するようにしたため、複数のプローブ12Aを軟質部材162Dに接触させることにより、軟質部材162Dの上面に全てのプローブ12A針跡162Fを確実に転写することができる。従って、複数のプローブ12Aの全ての針跡162Fを軟質部材162Dに転写することができるため、複数箇所または必要に応じて全てのプローブ12Aの針跡162Fに基づいてこれらのプローブ12AのXY座標データを得て、対応する電極パッドのXY座標データと正確にアライメントすることができ、もって複数箇所または必要に応じて全てのプローブ12Aとこれらに対応する電極パッドとを正確に接触させて信頼性の高い検査を行うことができる。また、アライメント時には複数のプローブ12Aの針先を軟質部材162Dに転写するため、複雑なアルゴリズムを必要とせず、ソフトウエアの開発コストを低減することができる。
第2の実施形態
また、第1の実施形態のプローブ装置10では、針先位置検出装置16の軟質部材162Dが半透明の合成樹脂によって形成されている。また、前述のように軟質部材162Dの厚さにバラツキがあって均一な厚さに形成するにも限界があり、また、針跡消去後の平滑性が劣化し、更に、プローブ12Aの針先検出時にプローブ12Aの針先が軟質部材162Dに突き刺さる懸念もある。そのため、プローブ12Aの針先位置の検出精度が低下する。
そこで、本実施形態のプローブ装置では、図8に示すようにプローブ12Aの針先高さを検出するためのシリンダ機構と、プローブ12Aの針跡を転写する軟質部材(以下、本実施形態では「転写シート」と称す。)のシリンダ機構に分割してある点に特徴がある。このように針先検出部と針跡転写部に分けることで、プローブ12Aの針先位置をより高精度に検出することができる。
本実施形態のプローブ装置は、図8に示すようにプローブカード12の複数のプローブ12Aの針先位置を検出する針先位置検出装置16Aと、針先位置検出装置16Aに隣接し且つ複数のプローブ12Aの針跡を転写する針跡転写装置16Bと、を備えている。その他は、第1の実施形態に準じて構成されている。
針先位置検出装置16Aは、エアシリンダ等の昇降駆動機構161と、昇降駆動機構161を介して昇降するセンサ機構162とを備え、以下の点を除き、第1の実施形態と同一の機構を有し、複数のプローブ12Aと常に一定の圧力で弾力的に接触するように構成されている。即ち、本実施形態では、接触体162Cは、上面に軟質部材がなく、複数のプローブ12Aが突き刺さらない硬い素材が露呈している。また、本実施形態では、針先位置検出装置16Aは、第1の実施形態のように第1の圧力と第2の圧力を切り換える構造になっておらず、圧力付与手段によって第1の圧力に相当する圧力にのみ設定できるようになっている。また、接触体162Cは、加熱手段を備えていない。
従って、接触体162Cが所定の圧力で保持されている状態では、ウエハチャック11を介して針先位置検出装置16Aがウエハチャック11と一緒に上昇することによりその接触体162Cが複数のプローブ12Aと接触しても複数のプローブ12Aが撓むことなく、複数のプローブ12Aの初期の針先位置を保持したまま接触体162Cがセンサ部(図示せず)側へ下降し、接触体162Cが下降し始めたウエハチャック11の位置がプローブ12Aの針先高さになる。
また、針跡転写装置16Bは、図8に示すように、シリンダ機構161’と、このシリンダ機構161’のロッドを介して昇降し且つ軟質部材162D’を有する接触体162C’と、を備え、接触体162C’がシリンダ機構161’を介してウエハチャック11の上面よりやや低い待機位置とウエハチャック11の上面と略同一の高さとの間で昇降するように構成されている。接触体162C’がウエハチャック11の上面と略同一高さに位置する時、プローブカード12の複数のプローブ12Aの針跡を軟質部材162D’の上面に転写するようにしてある。尚、接触体162C’は加熱手段(図示せず)を内蔵している。
従って、本実施形態によれば、針先位置検出装置16Aによって複数のプローブ12Aの針先高さを検出し、針跡転写装置16Bによって複数のプローブ12Aの針跡を転写するようにしたため、複数のプローブ12Aの針先高さを針先位置検出装置16Aの不透明な接触体162Cの上面を上CCDカメラ13Aによって確実且つ高精度に検出することができ、しかも複数のプローブ12Aが接触体162Cに沈み込む(突き刺さる)ことがなく、また、軟質部材の厚さのバラツキや上面の凹凸に影響されることなく、複数のプローブ12Aの針先高さを高精度に検出することができる。
第3の実施形態
本実施形態のプローブ装置に用いられる針先位置検出装置26は、例えば図9の(a)に示すように、複数のプローブ12Aの針先を検出するセンサ部27を主体に構成されている。センサ部27は、センサ部本体271と、センサ部本体271に昇降可能に設けられた接触体272と、接触体272に所定の圧力を付与し、接触体272をセンサ部本体271から所定距離だけ離間させる圧力付与手段(電空レギュレータ)273と、を有している。この接触体272は、所定の圧力において複数のプローブ12Aとの接触によりセンサ部本体271側へ移動することにより複数のプローブ12Aの針先位置が検出されるように構成されている。また、センサ部本体271は、所定の圧力により接触体272を弾力的に支持する弾力支持機構(シリンダ機構)として構成され、電空レギュレータ273によりシリンダ機構の弾力を一定値に設定するように構成されている。以下では、センサ部本体271をシリンダ機構271として説明する。
ここで、シリンダ機構271及び電空レギュレータ273について詳述する。図9の(a)に示すようにシリンダ機構271と電空レギュレータ273は第1配管273Aによって接続されている。この電空レギュレータ273には第1配管273Aを介して第1空気源273Bが接続され、第1空気源273Bから電空レギュレータ273を介してシリンダ機構271へ圧縮空気を供給する。従って、電空レギュレータ273は、第1空気源273Bからシリンダ機構271のシリンダ274内へ供給し、シリンダ274内の空気圧を所定の圧力に設定する。シリンダ機構271は、電空レギュレータ273によって設定された圧力で接触体272を弾力的に支持する。シリンダ機構271は、ウエハチャック11が上昇する際に、複数のプローブ12Aと接触し、所定の圧力を維持したまま接触体272がピストンロッド275を介してシリンダ274内で下降してもシリンダ274内の圧縮空気を電空レギュレータ273の排気孔から排気して、シリンダ274内の圧力は常に初期の設定圧力に保持される。
また、シリンダ機構271は、上述したように、シリンダ274と、シリンダ274内で軸方向に所定の範囲で往復移動するピストンロッド275と、を備えて構成されている。シリンダ274は、下部に形成されたピストンロッド275を収納するピストン収納部274Aと、上部に形成されたロッド収納部274Bと、を有し、ピストン収納部274Aとロッド収納部274Bが隔壁274Cによって気密状態を保って区画されている。隔壁274Cの中心部には貫通孔が形成され、この貫通孔をピストンロッド275の縮径部が貫通している。このピストンロッド275は、ピストン部275Aと、ロッド部275Bと、を有し、縮径部によって連結されている。
ピストン収納部274Aはピストン部275Aが軸方向に所定の範囲内で移動できる大きさに形成されている。ロッド部275Bは、ロッド収納部274B内に収納され、ロッド収納部274B内で実質的に空気漏れすることなく軸方向に摺動するようになっている。ピストンロッド275の縮径部は、上述のように隔壁274Cの中心部に形成された貫通孔で空気漏れすることなく摺動するように貫通孔を貫通している。
ロッド部275Bは、ピストン部275Aがピストン収納部274Aの底面に接触している時には、少なくとも上端面がシリンダ274の上端面と一致する長さに形成されており、図9の(a)に示すようにピストン部275Aがその収納部274Aの上面に接触するとロッド部275Bがシリンダ274の上端面から突出し、接触体272をシリンダ274から離間させる。ロッド収納部274Bのロッド部275Bの底面と隔壁274Cの間にはピストンロッド275を駆動させるための圧縮空気が供給される駆動用空間が形成されている。シリンダ274の側面には外部から駆動用空間に達する第1貫通孔274Dが径方向に形成され、この第1貫通孔274Dに電空レギュレータ273が第1配管273Aを介して接続されている。
また、シリンダ274の第1貫通孔274Dのやや下方にはピストン収納部274Aで開口する第2貫通孔274Eが径方向に形成され、この第2貫通孔274Eにピストンロッド275の現在位置を検出するための位置検出機構が接続されている。位置検出機構は、流量計276、第2配管276A及び第2空気源276Bを備え、流量計276が第2配管276Aを介して第2貫通孔274Eに連結され、第2の貫通孔274Eからピストン収納部274A内のピストン部275Aの上面にノズル(測定子)(図示せず)を介して圧縮空気を噴射するように構成されている。流量計276は、ピストン部275Aの上面に対して噴射する圧縮空気の流量に基づいてピストン部275Aの上面と測定子間の距離Lを検出するように構成されている。即ち、測定子から供給される圧縮空気の流量は、測定子とピストン部275A間の距離Lに比例して増減する関係にあるため、圧縮空気の流量を流量計276によって測定すれば、その流量に基づいて距離Lを高精度に求めることができる。つまり、本実施形態における位置検出機構は、空気マイクロメータとして構成されている。位置検出機構は、シリンダ機構271のピストンロッド275の現在位置を監視するように構成されている。
例えば、ウエハチャック11が上昇して接触体272が複数のプローブ12Aと接触してシリンダ機構271に向けて下降すると、ピストンロッド275のピストン部275Aの上面が図9の(a)に示す状態から同図の(b)に示すように離間し始めて測定子から遠ざかって圧縮空気の流量が増加する。この時の圧縮空気の流量を流量計276で測定し、その測定信号を流量計276から制御装置14へ出力する。制御装置14には予め圧縮空気の流量と距離Lの関係が登録されている。流量計276からの測定信号が制御装置14へ入力されると、制御装置14は演算処理部14Aにおいて測定信号に基づいて距離Lを求める。また、制御装置14は距離Lが変化すると、変化し始めた位置を複数のプローブ12Aの針先位置として検出する。
以上説明したように本実施形態においても第1の実施形態と同様に針先位置検出装置16によって確実に検出することができる。また、本実施形態においても接触体272の上面が硬いため、複数のプローブ12Aの針先位置を確実且つ高精度に検出することができる。
尚、本発明は上記各実施形態に何等制限されるものではなく、必要に応じて各構成要素を適宜変更することができる。例えば、上記実施形態では接触体の変位を検出するセンサ部としては、例えば容量センサやレーザ測長器等の測長器を用いることができる。
本発明は、半導体ウエハ等の被検査体の電気的特性検査を行うプローブ装置に好適に利用することができる。
本発明のプローブ装置の一実施形態を示す構成図である。 図1のプローブ装置に用いられた針先位置検出装置を示す側面図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明のアライメント方法に先立って行われる針先位置検出装置の上面の高さを検出する工程を示す工程説明図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明のアライメント方法の一実施形態の要部の工程を示す斜視図である。 (a)〜(d)はそれぞれ図4に示す工程に続いて行われるアライメント方法を工程順に示す工程説明図である。 (a)、(b)はそれぞれ図5の(b)、(c)に示す工程を取り出して示す図で、(a)は図5の(b)に示す針跡を形成する工程を示す断面図、(b)は図4の(c)に示す針跡のXY座標を検出する工程を示す断面図である。 図5の(a)〜(d)に示すアライメント工程の最後の工程を示す工程説明図である。 本発明のプローブ装置の他の実施形態の要部を示す斜視図である。 (a)、(b)は図1に示すプローブ装置に用いられる他の針先位置検出装置を示す説明図で、(a)は接触体が上昇する状態を示すブロック図、(b)は接触体がセンサ部に向けて下降する状態を示す断面図である。 (a)〜(g)はそれぞれ従来のアライメント方法を工程順に説明するための説明図である。
符号の説明
10 プローブ装置
11 ウエハチャック
12 プローブカード
12A プローブ
13A 上CCDカメラ(第1撮像手段)
13B 下CCDカメラ(第2撮像手段)
16、16A、26 針先位置検出装置
16B 針跡転写装置
161’ 昇降駆動機構
162 センサ部
162A、271 センサ部本体
162C、162C’、272 接触体
162D、162D’ 軟質部材
271 シリンダ機構(弾力支持機構)
273 電空レギュレータ(圧力付与手段)
W 半導体ウエハ

Claims (12)

  1. 移動可能な載置台上の被検査体と複数のプローブを電気的に接触させて上記被検査体の電気的特性検査を行うに当たり、上記載置台の上方に移動可能に配置され且つ上記被検査体を撮像する第1撮像手段、上記載置台に付設され且つ上記プローブを撮像する第2撮像手段、及び上記載置台に付設され且つ上記複数のプローブの針先を検出する針先位置検出装置を用いて上記被検査体と上記複数のプローブとをアライメントする方法であって、
    上記針先位置検出装置を用いて上記複数のプローブの針先位置を検出するA工程と、
    上記第2撮像手段を用いて上記針先位置検出装置で検出された上記複数のプローブの針先位置を検出するB工程と、
    上記針先位置検出装置に装着された軟質部材と上記複数のプローブを接触させて上記軟質部材に上記複数のプローブの針跡を転写するC工程と、
    上記第1撮像手段を用いて上記軟質部材に形成された上記複数のプローブの針跡を検出するD工程と、
    上記第1撮像手段を用いて上記複数のプローブに対応する上記被検査体の検査用の電極を検出するE工程と、を備えた
    ことを特徴とするアライメント方法。
  2. 上記針先位置検出装置は、上記複数のプローブの針先を検出するセンサ部と、このセンサ部に属する昇降可能な接触体と、を備えており、
    上記A工程は、
    上記載置台を介して上記針先位置検出装置が移動して上記接触体を上記複数のプローブの針先と接触させる第1の工程と、
    上記載置台の更なる移動により上記複数のプローブを撓むことなく上記接触体を上記センサ部側へ移動させる第2の工程と、
    上記接触体が移動し始める位置を上記複数のプローブの針先位置として検出する第3の工程と、を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載のアライメント方法。
  3. 上記第2の工程では、上記複数のプローブは、上記軟質部材を傷つけないことを特徴とする請求項2に記載のアライメント方法。
  4. 上記第2の工程では、上記接触体の現在位置を変位センサによって検出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のアライメント方法。
  5. 上記第3の工程では、上記変位センサの検出結果に基づいて上記複数のプローブの針先位置を検出することを特徴とする請求項4に記載のアライメント方法。
  6. 被検査体と複数のプローブを電気的に接触させて上記被検査体の電気的特性検査を行うに当たり、上記複数のプローブの針先の位置を検出するために用いられる針先位置検出装置であって、
    上記針先位置検出装置は、上記複数のプローブの針先を検出するセンサ部を備え、且つ、
    上記センサ部は、センサ部本体と、上記センサ部本体に昇降可能に設けられた接触体と、上記接触体に所定の圧力を付与し、上記接触体を上記センサ部本体から所定距離だけ離間させる圧力付与手段と、を有し、
    更に、上記センサ部本体は、上記圧力付与手段によって付与された上記所定の圧力で上記接触体を弾力的に支持する弾力支持機構を有し、
    上記接触体は、上記所定の圧力において上記複数のプローブとの接触により上記センサ部本体側へ下降して上記複数のプローブの針先位置を検出する
    ことを特徴とする針先位置検出装置。
  7. 上記センサ部は、上記接触体の現在位置を検出する変位センサを有することを特徴とする請求項6に記載の針先位置検出装置。
  8. 被検査体を載置する移動可能な載置台と、この載置台の上方に配置された複数のプローブと、これらのプローブの針先位置を検出するように上記載置台に設けられた針先位置検出装置と、を備えたプローブ装置であって、
    上記針先位置検出装置は、上記複数のプローブの針先を検出するセンサ部を備え、且つ、
    上記センサ部は、センサ部本体と、上記センサ部本体に昇降可能に設けられた接触体と、上記接触体に所定の圧力を付与し、上記接触体を上記センサ部本体から所定距離だけ離間させる圧力付与手段と、を有し、
    更に、上記センサ部本体は、上記圧力付与手段によって付与された上記所定の圧力で上記接触体を弾力的に支持する弾力支持機構を有し、
    上記接触体は、上記所定の圧力において上記複数のプローブとの接触により上記センサ部本体側へ下降して上記複数のプローブの針先位置を検出する
    ことを特徴とするプローブ装置。
  9. 上記載置台に、上記複数のプローブの針跡を転写する針跡転写装置を設けたことを特徴とする請求項8に記載のプローブ装置。
  10. 上記センサ部は、上記接触体の現在位置を検出する変位センサを有することを特徴とする請求項8または請求項9に記載のプローブ装置。
  11. 上記針跡転写装置は、着脱自在な軟質部材を有することを特徴とする請求項9または請求項10に記載のプローブ装置。
  12. 上記針跡転写装置は、上記軟質部材が着脱自在に取り付けられた接触体と、上記接触体を昇降可能に支持する昇降駆動機構と、を備えたことを特徴とする請求項9〜請求項11のいずれか1項に記載のプローブ装置。
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