JP5438572B2 - プローブカード検査装置、検査方法及び検査システム - Google Patents

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本発明は、プローブカードを検査する技術に関する。
一般に、半導体ウェハに形成された半導体集積回路の電気的検査(ウェハ検査)は、プローブカードと呼ばれる検査治具を用いて行われる。プローブカードは、半導体集積回路を有するチップの電極パッドに接触させるためのプローブ針を多数備えており、これらプローブ針を通して半導体集積回路を測定装置(テスタ)と電気的に接続させるために使用される。プローブカードに関する先行技術文献としては、たとえば、特開平8−64646号公報(特許文献1)が挙げられる。
プローブカードを使用したウェハ検査を実際に行う前には、一般に、プローブカードの信頼性の有無を確認する検査(受け入れ検査)が行われている。たとえば、プローブ針の位置(アラインメント)が仕様で定められる基準位置から大きくずれていると、プローブ針が電極パッドに接触せずに、電極パッド以外の領域を傷つけることがある。図1(A)は、半導体ウェハ100の主面に形成されたチップ101,…の一例を概略的に示す図であり、図1(B)は、チップ101の表面に形成された電極パッド102A〜102Pを例示する図である。図2(A)は、このチップ101の表面に接触した状態のプローブ針111A〜111Pを概略的に示す図であり、図2(B)は、プローブ針111A〜111Pの接触により形成されたプローブ痕112A〜112Pを模式的に示す図である。プローブ針111Oは、仕様の基準を満たしていないので、対応する電極パッド102Oに接触せず、電極パッド102A〜102P以外の表面を傷つけてプローブ痕112Oを形成させているが、このようなプローブ痕112Oは、チップ101の特性を損なうおそれがある。
プローブカードの受け入れ検査では、たとえば、プローブ針の接触抵抗、プローブ針の配置(アラインメント)、プローブ針の高さのバラツキ(平坦度)、並びにオーバドライブ量のバラツキが測定される。なお、オーバドライブ(over drive)とは、プローブ針の先端部を電極パッドに接触させた状態でさらに押し込むことを意味する。被検査体である対象デバイス(製品)の電極パッドの表面には自然酸化膜が形成されているので、ウェハ検査では、電極パッドの表面の自然酸化膜を削りとるために、プローブ針の先端部を電極パッドに接触させた状態でさらに押し込む必要がある。このため、電極パッドの表面にはオーバドライブにより傷跡(プローブ痕)が形成される。近年の電極パッドの狭ピッチ化により、オーバドライブ量のバラツキを低減することも要求されている。
特開平8−64646号公報
従来の受け入れ検査では、顕微鏡やカメラを使用してプローブ針を目視で検査したり、対象デバイスの電極パッドにプローブ痕を付け、これらプローブ痕の配列を目視で検査することが行われていた。しかしながら、目視検査は正確さに欠けるため、目視検査に合格したプローブカードであっても、プローブ針の配列パターンが仕様の基準を満たしていないことがあった。たとえプローブ痕の全てが電極パッドの表面に形成されていたとしても、たとえば、プローブ針のオーバドライブ量のバラツキが基準値に適合しなければ、狭ピッチの電極パッドを有する対象デバイスを高精度に検査することが難しいという問題がある。
また、対象デバイスの電極パッドの表面にプローブ痕を形成し、これらプローブ痕に基づいて受け入れ検査を行う場合には、プローブカードを含めた検査治具のセッティングの正確さが要求される。しかしながら、実際に、プローブ痕の形状の歪みが目視で確認されたとしても、その歪みが、プローブ針の先端部形状の歪みに起因するものなのか、その他の要因(たとえば、プローブカードを固定する治具のセッティングの不正確さ)に起因するものかの区別がつかない場合がある。
上記に鑑みて本発明の目的は、プローブカードの良否判定を正確に行うことを可能にするプローブカード検査装置、検査方法及び検査システムを提供することである。
本発明によるプローブカード検査装置は、複数のプローブ針を有するプローブカードの検査に使用されるプローブカード検査装置であって、前記複数のプローブ針の先端部を受け入れる被接触面を表面に有する基板を備えており、前記被接触面は、該被接触面に形成された複数の第1の境界線により半導体チップのサイズに対応する複数の第1の座標領域に区画され、前記複数の第1の座標領域の少なくとも一つは複数の第2の境界線により格子状に区画された複数の第2の座標領域により構成され、前記複数の第1の座標領域は格子状に配列されていることを特徴とする。
本発明による検査方法は、複数のプローブ針を有するプローブカードの検査方法であって、前記プローブカードを配置するステップと、前記複数のプローブ針と対向するように前記プローブカード検査装置を支持部に取り付けるステップと、前記プローブカード検査装置の表面を前記プローブ針の先端部に接触させるステップと、前記表面に前記プローブ針の先端部が接触した後、前記プローブカード検査装置を前記プローブカードから離間させるステップと、を備えることを特徴とする。
本発明による検査システムは、複数のプローブ針を有するプローブカードの検査システムであって、前記プローブカードを保持する保持部材と、前記複数のプローブ針と対向するように前記プローブカード検査装置を支持する支持部と、前記プローブカード検査装置を前記プローブカードの方向に相対移動させて前記プローブカード検査装置の表面を前記プローブ針の先端部に接触させ、その後、前記プローブカード検査装置を前記プローブカードとは逆方向に相対移動させて前記プローブカード検査装置を前記プローブカードから離間させる駆動機構と、前記駆動機構の動作を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、プローブカード検査装置を使用することでプローブカードの良否判定を高精度に行うことができる。
(A)半導体ウェハの主面に形成されたチップの一例を概略的に示す図であり、(B)は、チップの表面に形成された電極パッドを例示する図である。 (A)は、チップの表面に接触した状態のプローブ針を概略的に示す図であり、(B)は、プローブ針の接触により形成されたプローブ痕を模式的に示す図である。 本発明に係る実施の形態1のプローブカード検査装置であるプローブカード検査用基板の一例を概略的に示す図である。 実施の形態1に係るプローブカード検査に使用されるウェハ検査システムの構成を概略的に例示する図である。 実施の形態1の計測装置による処理手順の一例を示すフローチャートである。 (A)は、被検査領域に接触するプローブ針を概略的に示す図であり、(B)は、プローブ針の接触により形成されたプローブ痕を模式的に示す図である。 本発明に係る実施の形態2の計測装置による処理手順を示すフローチャートである。 本発明に係る実施の形態3のプローブカード検査装置の外観を概略的に示す平面図である。 実施の形態3のプローブカード検査装置内に集積化された半導体集積回路の概略構成を示す機能ブロック図である。 レベル検出回路の構成の一部を示す概略図である。 不揮発性メモリの記憶内容の一例を示す図である。 不揮発性メモリの記憶内容の他の例を示す図である。
以下、本発明に係る種々の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1.
図3(A)及び図3(B)は、本発明に係る実施の形態1のプローブカード検査装置である検査用基板10の一例を概略的に示す図である。図3(A)は、検査用基板10の平面図である。図3(A)に示されるように、検査用基板10は、プローブカードの複数のプローブ針の先端部を受け入れる表面(被接触面)を有する。この検査用基板10には、表面を複数の主座標領域A,A,A,A,…に区画するX軸方向の境界線10h,…,10hとY軸方向の境界線10v,…,10vとが形成されている。ここで、X軸方向とY軸方向とは互いに直交する。これら主座標領域A,A,A,A,…は、検査用基板10の表面全体に亘って格子状に配列されている。
各主座標領域Aには、図3(B)に示されるように、複数の副座標領域A(1,1)〜A(11,11)が形成されている。これら副座標領域A(1,1)〜A(11,11)は、主座標領域Aの全体に亘って格子状に配列されている。各副座標領域A(p,q)の形状は、たとえば、一辺が約50μm程度の矩形状とすることができるが、たとえばオーバドライブ量のバラツキといった仕様で要求される基準値に応じてその形状を決めることができる。また、各副座標領域A(p,q)のサイズは、仕様に適合する限り、小さくすることが望ましい。これにより、プローブ痕の位置を正確に検出することができる。なお、説明の便宜上、副座標領域A(1,1)〜A(11,11)の個数は121(=11×11)個であるが、これに限定されるものではない。
プローブカード検査の信頼性向上の観点からは、検査用基板10は、ウェハプロセスにより半導体ウェハに形成されるチップの電極パッド材料と同じ導電性材料からなることが好ましい。このような導電性材料としては、たとえば、アルミニウム、銅及び金が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、検査用基板10を後述のウェハ検査システム20に設置してプローブカード検査を行うため、検査用基板10の外形状はウェハ形状であることが望ましい。
境界線10h,10v,11h,11vは、たとえば、ウェハ形状に加工された金属基板の表面をエッチング加工することにより形成された溝でもよいし、あるいは、基板の表面全体に電極パッド材料からなる膜を蒸着し、この膜の表面をエッチング加工することにより形成された溝でもよい。エッチング加工に代えて、ダイシングブレードを用いて境界線10h,10v,11h,11vを形成することもできる。ただし、境界線10h,10v,11h,11vの形成方法は、上述のものに限定されずに、種々の方法を採用することができる。
図4は、本実施の形態に係るプローブカード検査に使用されるウェハ検査システム20の構成を概略的に例示する図である。図4に示されるように、ウェハ検査システム20は、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向にそれぞれ移動自在に配置された載置台38と、この載置台38を駆動する駆動機構(ステージ)39とを備える。載置台38は、自己の中心軸(Z軸)の周りに回転することもできる。この載置台38上には、検査用基板10が主座標領域A,A,…を上方に向けた状態で配置されており、載置台38は検査用基板10の底面を支持している。
また、ウェハ検査システム20は、プローブ針群32を有するカンチレバー型のプローブカード31を保持する保持部材36と、パフォーマンスボード33と、テストヘッド34とを有する。パフォーマンスボード33は、プローブカード31のプローブ針群32とテストヘッド34との間を電気的に接続するインタフェースボードである。
ウェハ検査システム20はさらに、計測装置21、表示装置27及び操作入力部(操作パネル)28を備えている。計測装置21は、テストヘッド34及びパフォーマンスボード33を通じてプローブカード31に試験信号を供給することによりプローブ針群32に接触する被検査対象の電気的特性を計測する計測部(テスタ)22を有する。本実施の形態での被検査対象はプローブカード検査用基板10であるが、ウェハプロセスにより形成されたチップを有する半導体ウェハ(図示せず)の当該チップの電気的特性もウェハ検査システム20は検査することができる。このため、ウェハ検査システム20は、ウェハ検査とプローブカード検査との双方を行う機能を有している。ユーザは、操作入力部28を操作して計測条件や計測処理に関する情報を入力することができる。操作入力部28は、その入力情報をインタフェース部(I/F部)26を介して計測部22に転送する。
また、計測装置21は、駆動機構39の動作を制御する駆動制御部24を有する。ユーザは、操作入力部28を操作して検査用基板10の位置決めに関する指示を入力することができる。操作入力部28は、その入力情報をI/F部26を介して駆動制御部24に転送する。駆動制御部24は、操作入力部28からの指示に従って駆動機構39の動作を制御することにより、載置台38をX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に小刻みに移動させることができる。
さらに、計測装置21は画像処理部23を有する。画像処理部23は、ホルダ41に固定された撮像部40の動作を制御し、撮像部40で撮像された画像データを画像処理する機能を有する。また、画像処理部23は、駆動手段(図示せず)にホルダ41をX軸方向及びY軸方向へ移動させて撮像部40をX−Y平面において位置決めする機能をも有している。撮像部40は、下方に位置する検査用基板10の表面を撮像し、その結果得た画像データを画像処理部23に出力する機能を有する。画像処理部23は、画像データをインタフェース部(I/F部)25を介して表示装置27に出力して撮像画像を表示装置27に表示させることができる。撮像部40としては、たとえば、CCD撮像素子やCMOS撮像素子などの固体撮像素子が挙げられるが、これに限定されるものではない。
ユーザは、表示装置27に表示された撮像画像を確認しつつ、操作入力部28を操作して駆動制御部24に駆動機構39を制御させることにより、プローブカード31に対する検査用基板10の相対位置の調整(アラインメント調整)を行うことができる。
上記構成を有するウェハ検査システム20の動作を図5を参照しつつ以下に説明する。図5は、計測装置21による計測処理の手順の一例を示すフローチャートである。
計測装置21は、ユーザ操作による計測開始指示が入力されるか、あるいは、位置調整(アライメント調整)のための操作入力がなされるまで待機している(ステップS10のNO及びステップS12のNO)。位置調整のための操作入力があったとき(ステップS12のYES)、駆動制御部24は、その操作入力に応じて駆動機構39を駆動して駆動機構39に載置台38を移動させる(ステップS14)。
計測開始指示があったときは(ステップS10のYES)、計測部22は、この計測開始指示に応じて、駆動制御部24に接触要求を発する。駆動制御部24は、この接触要求に応じて、駆動機構39に載置台38をプローブカード31の方向(+Z軸方向)に相対移動させて検査用基板10の表面(被接触面)にプローブ針群32を接触させる(ステップS16)。このとき、駆動制御部24は、接触要求に応じて、X軸方向やY軸方向に検査用基板10を微少距離(数μm)だけ移動させることもできる。図6(A)は、被検査領域である主座標領域Aに接触するプローブ針32A〜32Pを概略的に示す図である。これらプローブ針32A〜32Pは、図4のプローブ針群32を構成するものである。
プローブ針32A〜32Pの主座標領域Aへの接触が終了した後は、計測部22は、駆動制御部24に離間要求を発する。駆動制御部24は、この離間要求に応じて、駆動機構39に載置台38をプローブカード31とは逆方向(−Z軸方向)に相対移動させて検査用基板10の表面(被接触面)からプローブ針群32を離間させる(ステップS18)。図6(B)は、プローブ針32A〜32Pを当てたことにより形成されたプローブ痕320A〜320Pを概略的に示す図である。その後、画像処理部23は、被検査領域である主座標領域Aの直上に撮像部40を移送させて撮像部40に主座標領域Aを撮像させる(ステップS20)。そして、画像処理部23は、その撮像画像を表示装置27に表示させる(ステップS22)。
その後、計測装置21による処理が終了すると判定されると(ステップS24のYES)、計測処理は終了するが、それ以外の場合は(ステップS24のNO)、計測処理の手順はステップS10に戻る。
上記したように実施の形態1の検査用基板10を使用することにより、検査用基板10の表面にプローブ痕320A〜320Pを形成することができる。ユーザは、これらプローブ痕320A〜320Pを確認することでプローブ針32A〜32Pの配列(アラインメント)や平坦度、並びにオーバドライブ量などを検査することができる。検査用基板10の表面(被接触面)には、格子状に配列された副座標領域A(1,1),…が敷き詰められているので、プローブ針(図6(A)の例では、プローブ針32O)が、電極パッドの位置に相当する基準位置から大幅にずれている場合でも、そのプローブ痕(図6(B)の例では、プローブ痕320O)を容易に確認することができる。したがって、プローブ痕320Nの基準位置からのずれを確実且つ容易に把握することができ、プローブカード31の良否判定を高精度に行うことができる。
また、主座標領域A,A,…や副座標領域A(1,1)〜A(11,11)を区画する境界線10h,10v,11h,11vを基準にして複数のプローブ痕の相対位置を正確に把握することができる。それ故、複数のプローブ痕の配列パターンが全体として歪んでいるときにも、これらプローブ痕の相対位置が仕様の基準値と合致するときには、プローブカード31のセッティングが不良であると判断することができる。
なお、プローブカード31は、プローブ針群32の先端部が斜め方向から中心部に伸びるカンチレバー方式であるが、これに限定されず、プローブ針の先端部が垂直方向(Z軸方向)に伸びる垂直方式でもよい。また、本実施の形態で使用されるプローブカード31は、ウェハ検査の際に、1つのチップ(ダイ)の電気的特性を測定するためのプローブ針群32を有しているが、これに限定されるものではない。ウェハ検査システム20は、検査用基板10を使用することにより、複数のチップの電気的特性を同時に測定するためのプローブ針群を有するプローブカードをも検査することができる。
実施の形態2.
次に、本発明に係る実施の形態2について説明する。実施の形態2の検査用基板として、実施の形態1の検査用基板10と同じものが使用される。また、実施の形態2に係るウェハ検査装置の構成は、上記実施の形態1のウェハ検査システム20(図4)の構成と同じである。
本実施の形態に係る計測処理を図7を参照しつつ以下に説明する。図7は、実施の形態2に係る計測装置21による計測処理の手順を示すフローチャートである。図7のステップS10〜S20は、図5のステップS10〜S20と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
ステップS20で画像処理部23が撮像部40に主座標領域Aを撮像させた後は、画像処理部23は、その撮像画像に現れるプローブ痕のパターンと基準座標のパターンとを比較してプローブ痕の座標と基準座標との誤差を検出する(ステップS25)。次に、画像処理部23は、その検出結果を表示装置27に表示させる(ステップS27)。画像処理部23は、たとえば、プローブ痕の配列パターンが仕様に合致しないと判定したときは、その判定結果をエラーメッセージとして表示装置27に表示させることができる。あるいは、誤差の大きなプローブ痕の画像にマークを付けて他のプローブ痕の画像とともに表示装置27に表示させることもできる。
その後、計測装置21による処理が終了すると判定されると(ステップS29のYES)、計測処理は終了するが、それ以外の場合は(ステップS29のNO)、計測処理の手順はステップS10に戻る。
上記したように実施の形態2によれば、計測装置21の画像処理部23は、プローブ痕の配列パターンを基準座標のパターンと比較して両者の誤差を検出することができるので、目視によらずにプローブカード31の良否判定を行うことができる。
実施の形態3.
次に、本発明に係る実施の形態3について説明する。図8は、実施の形態3のプローブカード検査装置60の外観を概略的に示す平面図である。このプローブカード検査装置60と図4のウェハ検査システム20とを用いてプローブカード31を検査することができる。プローブカード検査装置60は、プローブカード31のプローブ針群32を受け入れる被接触面61を有する。この被接触面61は、X軸方向及びY軸方向に伸びる境界線(分離線)で区画されたn×m個の座標領域P(1,1),…,P(n,m)(n,mは正整数)を有している。これら座標領域P(1,1)〜P(n,m)は、被接触面61の全体に亘って格子状に配列された電極である。各座標領域P(p,q)の形状は、たとえば、一辺が約50μm程度の矩形状とすることができるが、たとえばオーバドライブ量のバラツキといった仕様で要求される基準値に応じてその形状及びサイズを決めることができる。
被接触面61は、ウェハプロセスにより半導体ウェハに形成されるチップの電極パッド材料と同じ導電性材料からなることが好ましい。このような導電性材料としては、たとえば、アルミニウム、銅及び金が挙げられるが、これらに限定されるものではない。座標領域P(1,1)〜P(n,m)を区画する境界線は、これら座標領域P(1,1)〜P(n,m)を互いに電気的に分離するように形成されている。境界線は、たとえば、ウェハ形状に加工された金属基板の表面をエッチング加工することにより形成された溝でもよいし、あるいは、半導体基板の上に電極パッド材料からなる膜を蒸着し、この膜の表面をエッチング加工することにより形成された溝でもよい。
このプローブカード検査装置60は、半導体基板(図示せず)と、この半導体基板に集積されたメモリ回路を含む半導体集積回路とを有する。図8の入出力端子部62は、メモリ回路に記憶されている値を読み出すための入力/出力端子63,63,…を有するものである。また、プローブカード検査装置60は、半導体集積回路に駆動電圧を提供するための電源64も備えている。
図9は、プローブカード検査装置60内に形成された半導体集積回路であるレベル検出回路70及びメモリ回路71の概略構成を示す機能ブロック図である。レベル検出回路70は、座標領域P(1,1)〜P(n,m)の電圧レベルを検出することができる。レベル検出回路70は、座標領域ごとにその電圧レベルを検出し、その検出結果である検出信号DSをメモリ回路71に出力する。図10は、レベル検出回路70の構成の一部を示す概略図である。図10に示されるように、座標領域P(i,j)は、プルアップ抵抗素子78を介して電源電圧VDDを与える端子と接続されており、また、アンプ79の入力端子とも接続されている。座標領域P(i,j)がプローブ針の接触を受けないときは、アンプ79には電源電圧VDDが印加され、アンプ79の出力は高レベルである。一方、座標領域P(i,j)がプローブ針の接触を受けたときは、座標領域P(i,j)の電圧変化によりプルアップ抵抗素子78に電流が流れ、アンプ79の入力端子の電圧は低下する。よって、アンプ79の出力は低レベルとなる。なお、レベル検出回路70の構成は、プルアップ抵抗素子78を使用するものに限らない。プルダウン抵抗素子を使用して、座標領域P(i,j)がプローブ針の接触を受けないときは低レベル電圧を出力し、座標領域P(i,j)がプローブ針の接触を受けたときは高レベル電圧を出力する構成を採用してもよい。
図9に示されるように、メモリ回路71は、セレクタ回路73、不揮発性メモリ74、アドレス/セレクト信号生成部75及びクロック生成部76を含む。不揮発性メモリ74及びアドレス/セレクト信号生成部75は、クロック生成部76からのクロック信号に同期して動作する。不揮発性メモリ74は、座標領域P(1,1)〜P(n,m)に一対一対応する記憶領域を有している。図11は、説明の便宜上、n=11、m=11とした場合の不揮発性メモリ74の記憶領域の内容を模式的に示す図である。図11に示されるように、座標領域P(1,1)〜P(11,11)にプローブ針が接触しない初期状態では、全ての記憶領域に「1」の値が記憶されている。
セレクタ回路73は、アドレス/セレクト信号生成部75から供給されるセレクト信号(選択制御信号)SCに応じて、検出信号DSの中のいずれかの検出信号を選択し、選択された検出信号を不揮発性メモリ74に出力する。アドレス/セレクト信号生成部75は、たとえば、座標領域P(1,1)〜P(n,m)に一対一対応する検出信号をライン単位で順次選択させるセレクト信号SCをセレクタ回路73に供給することができる。不揮発性メモリ74は、セレクタ回路73からのライトイネーブル信号WEに応じて、アドレス信号ADで指定される記憶領域に検出信号SDの値「1」又は「0」を書き込むことができる。
プローブカード検査装置60は、図4のウェハ検査システム20の載置台38上に、被接触面61を上方に向けた状態で配置される。そして、図5に示した計測処理の手順で被接触面61の表面にプローブ針群32が接触させられる。図12は、座標領域P(2,2),P(4,2),P(6,3),P(8,2),P(10,2),P(2,4),P(10,4),P(2,6),P(10,6),P(2,8),P(10,8),P(2,10),P(4,10),P(6,10),P(8,10),P(10,10)にプローブ針が接触したときの不揮発性メモリ74における記憶値の分布を示す図である。
ユーザは、不揮発性メモリ74に記憶されている値を入出力端子部62を通じて読み出すことができる。具体的には、入出力端子部62から出力イネーブル信号OEとアドレス信号Addとを不揮発性メモリ74に供給することにより、このアドレス信号Addで指定される記憶領域の値のデータDoutを読み出すことができる。
上記したように、実施の形態3に係るプローブカード検査装置60は、座標領域P(1,1)〜P(n,m)へのプローブ針の接触位置を示すデータを記憶することができる。ユーザは、入出力端子部62を通じてこのデータを読み出すことにより、プローブ針の正確な位置情報を取得することができる。また、実施の形態1,2の検査用基板10と比べると複数回使用することができる。さらに、読み出されたデータを仕様上の座標値と照合するデータ処理を利用することにより基準値との比較を自動で行うことができるので、多数のプローブ針(たとえば、複数のチップの電気的特性を同時に測定するためのプローブ針群)を有するプローブカードの良否判定を短時間で行うことができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。たとえば、上記実施の形態1〜3のプローブカード検査装置10,60の被接触面は、必ずしも、ウェハ検査の対象デバイス(半導体ウェハ)のサイズに略等しいサイズを有する必要はない。プローブカード検査装置10,60の被接触面が、たとえば、ウェハ検査の対象デバイスのサイズの数倍以上のサイズを有していてもよいし、あるいは、チップと同程度のサイズを有していてもよい。
また、上記した計測装置21を構成する計測部22、画像処理部23及び駆動制御部24の全部または一部は、たとえば、マイクロプロセッサ,ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory),タイマー回路,入出力インタフェース及び専用処理ユニットを含む集積回路で構成することができる。また、計測部22、画像処理部23及び駆動制御部24の全部または一部の機能は、ハードウェアで実現されてもよいし、あるいは、マイクロプロセッサにより実行されるコンピュータプログラムで実現されてもよい。計測部22、画像処理部23及び駆動制御部24の全部または一部の機能がコンピュータプログラム(実行形式のファイルを含む。)で実現される場合、マイクロプロセッサは、記憶媒体(図示せず)からコンピュータプログラムをロードし実行することによって当該機能を実現することができる。
10 検査用基板(プローブカード検査装置)、 10h,10v,11h,11v 境界線、 20 ウェハ検査システム、 21 計測装置(テスタ)、 22 計測部、 23 画像処理部、 24 駆動制御部、 25,26 インタフェース部(I/F部)、 27 表示装置、 28 操作入力部、 31 プローブカード、 32 プローブ針群、 32A〜32P プローブ針、 320A〜320P 針跡(プローブ痕)、 33 パフォーマンスボード、 34 テストヘッド、 36 保持部材、 38 載置台、 39 駆動機構、 40 撮像部、 41 ホルダ、 60 プローブカード検査装置、 61 被接触面、 62 入出力端子部、 64 電源、 70 レベル検出回路、 71 メモリ回路、 73 セレクタ回路、 74 不揮発性メモリ、 75 アドレス/セレクト信号生成部、 76 クロック生成部、 78 抵抗素子、 79 アンプ。

Claims (14)

  1. 複数のプローブ針を有するプローブカードの検査に使用されるプローブカード検査装置であって、
    前記複数のプローブ針の先端部を受け入れる被接触面を表面に有する基板を備えており、
    前記被接触面は、該被接触面に形成された複数の第1の境界線により半導体チップのサイズに対応する複数の第1の座標領域に区画され、前記複数の第1の座標領域の少なくとも一つは複数の第2の境界線により格子状に区画された複数の第2の座標領域により構成され、前記複数の第1の座標領域は格子状に配列されている、
    ことを特徴とするプローブカード検査装置。
  2. 請求項1に記載のプローブカード検査装置であって、前記第2の座標領域は前記プローブ針の間隔に対応するサイズであることを特徴とするプローブカード検査装置。
  3. 請求項1に記載のプローブカード検査装置であって、前記第2の座標領域は前記プローブ針のオーバドライブ量のバラツキに対応するサイズであることを特徴とするプローブカード検査装置。
  4. 請求項1から3のうちのいずれか1項に記載のプローブカード検査装置であって、前記基板は、前記被接触面を除いて、前記プローブカードを用いたウェハ検査の被検査対象である半導体ウェハと同じ外形状を有することを特徴とするプローブカード検査装置。
  5. 請求項1から4のうちのいずれか1項に記載のプローブカード検査装置であって、前記第1の境界線と前記第2の境界線とは、前記被接触面に形成された溝からなることを特徴とするプローブカード検査装置。
  6. 請求項5に記載のプローブカード検査装置であって、
    前記基板に集積されており、前記複数の第2の座標領域にそれぞれ対応する複数の記憶領域を有するメモリ回路と、
    前記記憶領域に記憶された値を読み出すための入出力端子部と、
    をさらに備え、
    前記複数の第2の座標領域は、電気的に互いに分離された複数の電極からなり、
    前記メモリ回路は、前記複数の電極の電圧レベルに応じた値を前記複数の記憶領域にそれぞれ記憶する、
    ことを特徴とするプローブカード検査装置。
  7. 請求項6に記載のプローブカード検査装置であって、前記電極ごとに前記電圧レベルを検出する検出回路をさらに備えることを特徴とするプローブカード検査装置。
  8. 請求項1から7のうちのいずれか1項に記載のプローブカード検査装置であって、前記被接触面は、ウェハプロセスにより半導体ウェハに形成された電極パッドの材料と同じ導電性材料からなることを特徴とするプローブカード検査装置。
  9. 請求項1から8のうちのいずれか1項に記載のプローブカード検査装置であって、前記被接触面は、アルミニウム、銅及び金の中から選択された1種または2種以上の金属材料からなることを特徴とするプローブカード検査装置。
  10. 複数のプローブ針を有するプローブカードの検査方法であって、
    前記プローブカードを配置するステップと、
    前記複数のプローブ針と対向するように請求項1から9のうちのいずれか1項に記載のプローブカード検査装置を支持部に取り付けるステップと、
    前記プローブカード検査装置の表面を前記プローブ針の先端部に接触させるステップと、
    前記表面に前記プローブ針の先端部が接触した後、前記プローブカード検査装置を前記プローブカードから離間させるステップと、
    を備えることを特徴とする検査方法。
  11. 複数のプローブ針を有するプローブカードの検査システムであって、
    前記プローブカードを保持する保持部材と、
    前記複数のプローブ針と対向するように請求項1から9のうちのいずれか1項に記載のプローブカード検査装置を支持する支持部と、
    前記プローブカード検査装置を前記プローブカードの方向に相対移動させて前記プローブカード検査装置の表面を前記プローブ針の先端部に接触させ、その後、前記プローブカード検査装置を前記プローブカードとは逆方向に相対移動させて前記プローブカード検査装置を前記プローブカードから離間させる駆動機構と、
    前記駆動機構の動作を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする検査システム。
  12. 請求項11に記載のプローブカード検査システムであって、
    前記プローブ針に試験信号を供給して前記プローブ針と電気的に接続された被検査対象の電気的特性を測定する計測部
    をさらに備えることを特徴とする検査システム。
  13. 請求項11または12に記載の検査システムであって、
    前記プローブカード検査装置の前記被接触面を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像を表示装置に表示させる画像処理部と、
    をさらに備えることを特徴とする検査システム。
  14. 請求項11または12に記載の検査システムであって、
    前記プローブカード検査装置の前記被接触面を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像に現れるプローブ痕のパターンと基準座標のパターンとを比較して前記プローブ痕の座標と前記基準座標との誤差を検出する画像処理部と、
    を備え、
    前記画像処理部は、前記誤差の検出結果を表示装置に表示させる、
    ことを特徴とする検査システム。
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