JP2009251843A - クーポン券発行システム - Google Patents

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Abstract

【課題】販売店に商品やサービスを提供する業者及び販売店にとって少ない負担で効率よくクーポンやサービス券を発券することができるクーポン券発行システムを提供する。
【解決手段】複数の販売店10の販売店サーバ11と、クーポン発券機関20のクーポンサーバ21と、製造供給事業者50の製造供給事業者サーバ51とがネットワーク40に接続されて構成され、このネットワーク40には複数のユーザ30のユーザ端末31を接続可能にする。販売店10のウェブサイトにクーポン発券機関20のクーポンサイトへのリンクを張り、クーポンサーバ21はクーポンサイトへアクセスしたユーザ端末31にクーポン情報を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、クーポン券発行システムに関し、特に、販売店に商品やサービスを提供する業者及び販売店にとって少ない負担で効率よくクーポンやサービス券を発券することができるクーポン券発行システムに関する。
従来、メーカーや、商社等の卸し業者など、販売店に商品やサービスを提供する業者(以下、製造供給事業者という)が販売店において特定商品やサービスの販売促進を行おうとする場合、あるいは顧客を将来にわたって固定化しようとする場合、取り扱う商品やサービスの購入に何らかの特典(ポイントを含む)や優待を付与するクーポン(トレーディングスタンプ)を発行するのは有効な手段である。
しかし、そのようなクーポンを消費者に効率よく低コストで発券、配布するのは、製造供給事業者や販売店にとって困難であった。例えば、従来のクーポンの配布方法としては、新聞の折込チラシにクーポンを併せて記載して配布する方法、販売店の店頭や人通りの多い場所で通行人にクーポンを直接配布する方法、ダイレクトメール等でクーポンを送付する方法等が採用されていた。しかし、これらの方法では、ある商品やサービスを販売促進するために、販売する商品等の数に対応したクーポンを消費者に配布しなければならない。しかも、その中で実際に消費者によって店頭で使用されるクーポンはごく一部であり、そのようなクーポンの配布は、コスト的にも効率的にも無駄が多いという問題があった。
一方、近年ではインターネットの普及に伴い、ウェブサイト上でクーポンを発券する方法が浸透してきた。例えば、ウェブサイト上に広告画面への移行のためのバナー広告を表示し、このようなバナー広告がクリックされるとクーポン等の特典付与記載部分を有したチラシ画面を表示させ、これを印刷したものをユーザが持参すると店頭でその特典を受けられるというインターネットを利用した広告方法(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
このようなクーポン(ネットクーポン)は現在、消費者生活に次第に定着してきている。例えば、買い物に出かける前にインターネットで購入希望の商品の価格をチェックすると同時にクーポン等の特典がないかを調べたり、普段利用する販売店で現在特典サービスが行われている商品が何かを調べてその購入を検討したりする行動は、今日では消費者にとって一般的な行動になりつつある。このようなネットクーポンの場合、コンテンツに対して少なからず興味を持つ消費者でなければそもそもそのウェブサイトにアクセスしないため、クーポンの回収効率は従来の紙で配布されたクーポンに比べて自ずと高くなる。
さらに、ネットクーポンの利点としては、ネットクーポンを発券するウェブサイトに訪れた消費者の統計を利用できることが挙げられる。消費者がインターネット上のウェブサイトにアクセスすると、そのウェブサイトを公開しているウェブサーバには、その消費者の様々な情報がアクセスログとして残る。このアクセスログから、どのような消費者が、いつ、どれだけの数訪れたのか等の情報が得られる。従って、ネットクーポンを発券するウェブサイトのアクセスログを取得できれば、自社の商品やサービスに興味を持つ消費者の動向を分析することも可能となり、顧客指向の把握や売上向上のための有益な資料となる。このような利点は、紙で配布されたクーポンには全くないものである。
特開2002−352131号公報
しかしながら、上記のようなネットクーポンを、メーカーや商社等の製造供給事業者が自ら発券するためには、自社のウェブサイト環境を整える必要がありコスト的に困難であった。また、特定地域や特定店舗に限ったクーポンの発券も難しく、効果が上がりにくいという問題もある。
一方、製造供給事業者の依頼を受けて販売店がクーポンを発券すれば特定地域や特定店舗のみの発券も可能となるが、上記と同様に販売店側のウェブサイトの整備や維持管理の費用負担が大きくなる。クーポンはその性質上、比較的短い特定期間に絞り特典を付与するものであるため、その特定期間毎にクーポンに関するウェブページの作成や削除等の管理を強いられる。さらに複数の依頼により複数の商品やサービスに対するクーポンをそれぞれ異なる期間に渡って発行することになれば、当然販売店は複雑な処理を負わされることになる。
本発明は、上記状況に鑑みて、製造供給事業者側も販売店側も少ない負担で効率よくクーポンを発券でき、商品やサービスの売上向上、来店促進を図ることが可能なクーポン券発行システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、商品又はサービスを販売又は提供する販売事業者が管理する複数の店舗サーバと、前記複数の店舗サーバにネットワークを介して接続されたクーポン発券管理サーバと、から構成されたクーポン券発行システムであって、前記クーポン発券管理サーバは、前記複数の店舗サーバ及び顧客端末装置と、インターネットを介してデータの送受信を行う通信手段と、前記販売事業者を特定する販売事業者ID及び前記販売事業者が運営する各店舗を特定する店舗IDを、販売事業者名に対応付けて格納する販売事業者店舗情報格納手段と、前記販売事業者の各店舗において顧客が商品又はサービスを購入する際に享受可能な特典に関するクーポン情報にIDを付して格納するクーポン情報格納手段と、前記販売事業者名及び/又は前記店舗名を記載した前記商品又はサービスのクーポン券を作成しウェブサイト上で開示するクーポン発券手段と、前記クーポン券を開示するウェブサイトのコンテンツを記憶するウェブコンテンツ格納手段と、前記販売事業者が開設する各ウェブサイトに配置するための、前記クーポン券を開示するウェブサイトをリンク先としたリンクアイコンを生成するリンクアイコン生成手段と、を備え、前記クーポン発券手段が、前記販売事業者が開設する各ウェブサイトに配置された前記リンクアイコンをクリックした顧客の前記顧客端末装置に、前記クーポン情報を送信することによりクーポン券を発券することを特徴とするクーポン券発行システムを提供する。
ここで、前記クーポン発券管理サーバは、前記販売事業者に代わって発券した前記クーポン券の発券情報を記憶するクーポン発券記録手段を、さらに備えるようにしても良い。このクーポン発券記録手段は、前記クーポン券の発券情報をそのID毎に記録管理する。また、前記クーポン発券記録手段は、前記発券したクーポン券ID毎に、当該クーポンの対象となる商品又はサービスの製造元又は供給元を特定する製造供給事業者にIDを付して記録管理する。
一方、前記クーポン発券サーバの通信手段は、前記複数の店舗サーバとインターネット以外の通信回線を介して接続され、当該店舗サーバから新たな前記クーポン情報の追加、更新又は削除に関する情報を受信する。
前記クーポン情報は、特典の対象となる商品又はサービスの名称及び/又は図形、特典の内容、当該特典を受けられる前記販売事業者名とその店舗名、当該特典を受け得る有効期間を含む。また、前記クーポン情報には、さらに、前記特典の対象となる商品又はサービス及び当該特典の内容を表示するバーコードが含まれている。このバーコードは、前記店舗におけるPOS端末装置において、当該クーポン券の対象となる商品又はサービスが販売された時に当該POS端末装置に接続された光学読取装置によって読み取られることにより精算処理されるべくコード化されている。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)商品やサービスの販売店にとっては、少ない負担で効率よくクーポンを発券することができ、さらにクーポンの集客効果により顧客の来店促進を図ることが可能となる。この際、クーポンの発券のために新たなシステム等を追加する必要もない。また、クーポンの発券により販売店が開設するウェブサイトへのアクセス数の増加が期待でき、これにより販売店の宣伝効果も向上する。
(2)販売店の顧客にとっては、インターネットで手軽に興味のあるサービス、欲しい商品の情報と共に特典サービスを受けられるクーポンを手に入れることができる。
(3)製造供給事業者にとっては、少ない負担で効率よくクーポンを発券することができ、商品やサービスの販売促進を図ることが可能となる。また、アクセスデータを解析することにより、クーポンの効果を正確に把握するだけでなく顧客ニーズや購買動機等を探ることも可能となり、販売戦略を立てる際の資料とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るクーポン券発行システムのネットワーク構成を示す全体概略図である。図1に示すように、本発明のクーポン券発行システムでは、複数の販売店10(10A,10B,10C,10D,…)が各々所有または管理する販売店サーバ11(11A,11B,11C,11D,…)と、クーポン発券機関20が所有するクーポンサーバ21と、製造供給事業者(メーカー、商社等)50(50A,50B,50C,50D,…)が各々所有する製造供給事業者サーバ51(51A,51B,51C,51D,…)とがネットワーク40(インターネット等の通信ネットワーク)に接続されている。また、このネットワーク40には、複数のユーザ30(30A,30B,30C,30D,…)が所有するユーザ端末31(31A,31B,31C,31D,…)が接続可能に構成されている。
以下、本システムの各構成部分について説明する。
まず、販売店サーバ11は、販売店10が所有または管理するコンピュータであり、販売店10が開設するウェブサイトを公開している。この販売店サーバ11は、開設しているウェブサイトのコンテンツデータ等を記憶する記憶手段と、常時他の端末からのアクセスに応じてウェブサイトを開示するウェブサイト開示手段と、通信手段とを備えている。なお、図1では本システムの概念を簡略化して示すために各販売店10内にそれぞれサーバ11を図示したが、実際はこの限りではなく、販売店10の外部にサーバ11が存在する場合や、複数の販売店10が一つのサーバ11を所有または管理する場合、あるいは本店または拠点となる店舗にのみサーバ11が存在してそれ以外の支店等には存在しない場合など、様々な状況が考えられる。
クーポンサーバ21は、クーポン発券機関20に保管されるクーポン発券用のネットワークサーバである。主な機能としては、(1)クーポン発券の依頼を受けた製造供給事業者50とその商品やサービス(以下、「クーポン対象」という)、さらにはそのクーポン対象のクーポンを利用できる販売店10に関するデータの管理、(2)クーポン発券のためのウェブサイト(クーポン対象やクーポン自体の情報が開示され、クーポンの印刷を可能にするウェブサイト。以下、単に「クーポンサイト」という)の開示、(3)販売店10のウェブサイト上に掲載するクーポン対象の広告リンク(販売店10のウェブサイトからクーポンサーバ21のクーポンサイトへ移動させるためのリンク)の作成、(4)クーポンサイトのアクセスデータの集計及び解析等を行う。
図2は、そのクーポンサーバ21のシステム構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、クーポンサーバ21は、通信制御部211と主制御部212、及び記憶部216から構成される。主制御部212は、クーポンサイトを開示すると共にクーポンを発券するクーポンサイト開示部(クーポン発券手段)213と、販売店10のウェブサイトに設置する広告リンクを生成する広告リンク生成部214、及びクーポンサイトにアクセスしたユーザ30のアクセスデータを集計、解析するアクセスデータ解析部215とを備えている。また、記憶部216は、クーポンサイトのHTMLソースやこれにリンクする画像ファイルも含めてクーポンサイトに関する各種のコンテンツデータが格納されるウェブコンテンツデータベース217、広告リンクの生成に必要な各種データ(例えばクーポンサイトのURL、クーポン対象の画像ファイル、製造供給事業者50指定のテキストやロゴ等)や生成した広告リンクデータを格納する広告リンクデータベース218、製造供給事業者50とそのクーポン対象とクーポンを発券させる販売店10とに識別用のIDを付与すると共に各々を関連付けて記憶するクーポン対象データベース219、クーポンの発券期間や発券条件、クーポンID等、クーポンに関するデータをクーポン対象と販売店10またはクーポン対象と製造供給事業者50の組み合わせと共に格納するクーポンデータベース220、クーポンサイトへのアクセスデータをクーポンID毎に蓄積するアクセスログデータベース221、発券したクーポンをクーポンID毎に記録するクーポン発券ログデータベース222、とを備えている。
ユーザ30が用いるユーザ端末31は、ネットワーク40を介してウェブサイトへのアクセスを可能とする通信手段とウェブブラウザ等の表示手段を有する端末装置である。このユーザ端末31には、その各々にクーポンを印刷出力することが可能なプリンタ32が接続されているものとする。また、ディスプレイ等の画像表示手段、ポインティングデバイス(例えばマウス)等の入力手段がさらに接続されているものとする。
製造供給事業者サーバ51は、製造供給事業者50に管理されるコンピュータである。製造供給事業者サーバ51は各々通信手段を有し、ネットワーク40を介して販売店サーバ11やクーポンサーバ21等と通信することができる。
次に、本発明のクーポン券発行システムの挙動について、図を参照しながら説明する。まず、製造供給事業者50がクーポン発券機関20にクーポン発券サービスの利用を申請すると、クーポンサーバ21は、製造供給事業者50、クーポン対象、及び、このクーポン対象を販売しクーポンサーバ21が発券するクーポンを利用することができる販売店10のそれぞれに、識別のためのIDを付与し、各々を関連付けてクーポン対象データベース219に格納する。さらに、クーポンの発券期間や発券条件等のクーポンに関するデータをクーポンデータベース220に格納する。
次いで、クーポン発券機関20は、クーポンの内容を明確に開示すると共にクーポンの印刷を可能にするクーポンサイトを製作する。このクーポンサイトのコンテンツデータは、ウェブコンテンツデータベース217に格納される。クーポンサイト開示部213は、常時他の端末からのアクセスに応じてクーポンサイトを開示する。
さらに、クーポンサーバ21は広告リンク生成部214において、販売店10のウェブサイト上に設置する広告リンクを生成する。この広告リンクは、HTMLで記載されたタグデータから構成されるバナー広告の形態とするのが望ましい。作成された広告リンクは、広告リンクデータベース218に保存された後、販売店10の販売店サーバ11に提供される。この広告リンクを販売店10のウェブサイトに設置するには、販売店10のウェブサイトにおけるHTMLソース中、広告リンクを設置したい場所に広告リンクのHTMLタグをコピー・アンド・ペーストするだけでよい。それにより販売店10のウェブサイト中に広告リンクが表示される。広告リンクは、各販売店10のウェブサイト別に作成されても良いが、各々のウェブサイトにおけるサイズ等の制約がない限りは、基本的に共通のものを作成して利用する。
ここで図3は、クーポン券発行システムにおけるクーポン発券までの概略を示す模式図である。また図4は、クーポン券発行システムにおけるクーポン発券の際の、販売店サーバ、ユーザ端末、クーポンサーバの挙動を示す模式図、図5は、インターネット上に公開される販売店のウェブサイトの一例を示す図である。さらに、図6は、インターネット上に公開されるクーポンサイトの一例を示す図である。
まず、ユーザ30が、ユーザ端末31によってある販売店10のウェブサイト61にアクセスする。このときユーザ端末31のブラウザは、図4(1)に示すように販売店サーバ11に対してウェブサイト61の閲覧要求を送信し、図4(2)に示すように、これに応える販売店サーバ11からウェブサイト61のデータを受信している。その結果、ユーザ端末31のディスプレイには図5に示すような販売店10のウェブサイト61が表示される。このウェブサイト61には、広告リンク62が掲載されている。広告リンク62には、図5に示すようにクーポン対象の内容(例えば商品名)や画像等が表示され、さらにクーポンによる特典内容がユーザ30に伝わるように記載されているものとする。
ここで、ウェブサイト61を閲覧するユーザ30が、広告リンク62に目を留めて広告リンク62をマウス等で選択すると〔図4(3)〕、広告リンク62はクーポンサイト71のURLが記載されたリンクタグであるため、ユーザ端末31はそのURLを読み込み、図4(4)に示すように、クーポンサーバ21に対してクーポンサイト71の閲覧要求を送信する。クーポンサーバ21は図4(5)に示すように、これに応えてクーポンサイト71のデータをユーザ端末31に送信する。ユーザ端末31がこのデータを受信しブラウザで読み込むと、ユーザ端末31のディスプレイには例えば図6に示すようなクーポンサイト71が表示される。
クーポンサイト71は、クーポンサーバ21に保存される一または複数のウェブページから構成されたウェブサイトであり、クーポンに関する情報をユーザ30に提供すると共にクーポンの発券を可能にする。例えば図6に示すように、クーポンサイト71にはクーポン対象の詳細やクーポンの特典内容、クーポン利用可能店舗名、クーポン使用上の注意等、クーポンに関する各種情報が記載されている。また、クーポンサイト71にはクーポン72が表示され、ユーザ30はこのクーポン72をプリンタ32によって印刷し、定められた販売店10に持参することで所定の特典を受けることができる。クーポン72にも、クーポン対象の詳細やクーポンの特典内容、クーポン利用可能店舗名、クーポン使用上の注意等の情報が記載されていることが好ましい。また、販売店10のPOSシステムで読み取り可能にするためバーコード74が記載されても良い。
なお、クーポンサイト71には、クーポン72を印刷するための印刷ボタン73が配置されている。ユーザ30がこの印刷ボタン73をクリックすると、ブラウザの印刷ダイアログが表示されるようになっており、ユーザ30はそのままプリンタ32でクーポン72を印刷することができる。この印刷ボタン73は、JavaScript等を用いてユーザ30がクリックしたことがクーポンサーバ21に報知されるように構成されている。従って、図4(6)に示すようにユーザ30がクーポンサイト71の印刷ボタン73をクリックすると、図4(7)のようにクーポンサーバ71にクリックデータが送信される。クーポンサーバ21では、図4(8)のようにこのクリックデータを保存、蓄積する。ユーザ30はそのまま図4(9)に示すようにプリンタ32でクーポン72を印刷する。これでクーポン72の発券が完了する。
上述のように、クーポンサーバ21は、印刷ボタン73をクリックしたユーザ30のクリックデータを保存、蓄積することにより、クーポン72を印刷したユーザ30のおおよその数を把握することができる。あるいは上記のようなクリックデータを報知させる方法に代えて、印刷ボタン73でブラウザの印刷ダイアログが表示されるようにすると同時に、クーポンサイト71の他のウェブページ(例えばクーポンの発券終了を表示するページ)にリンクさせておき、このウェブページのアクセスデータから印刷ボタン73のおおよそのクリック数を把握するようにしても良い。この印刷ボタン73のクリック数は、クーポンサーバ21のアクセスログデータベース221に蓄積される。
クーポン発券機関20は、クーポンサーバ21のアクセスログデータベース221に蓄積された印刷ボタン73のクリック数から、クーポン72の発行枚数を推定する。そして例えば、この推定された発行枚数に応じて製造供給事業者50に料金を請求する。あるいは、クーポン発券機関20が各販売店10から実際に使用されたクーポンを回収し、その使用済みクーポンの枚数に応じて製造供給事業者50に料金を請求するようにしても良い。
また、クーポンサーバ21は、クーポンサイト71を訪れたユーザ30のアクセスデータを、アクセスデータ解析部215により集計、解析し、その解析データを製造供給事業者50の製造供給事業者サーバ51に提供する。解析データの例としては、ユーザ30がどの販売店10のウェブサイト61を経由してクーポンサイト71を訪れたかが分かる、リファラURL(リンク元URL)データがある。また、このほか、アクセス日時、アクセス元のIPアドレス(リモートホスト)、ユーザエージェント(ユーザのウェブブラウザ、OS等のデータ)等が挙げられる。このようなアクセスデータが常時蓄積されることにより、どのようなユーザ端末31を使用するユーザ30が、いつ、どの販売店10のウェブサイトから、どれだけの数、クーポン入手のためにアクセスしてきたかが判る。このため、製造供給事業者50の顧客ニーズや購買動機等を探る手掛かりとして利用できる。また、IPアドレス(リモートホスト)やユーザエージェントの解析によりユニークユーザ数(ある一定の期間内にウェブサイトを訪れた人数で、延べ数ではなく重複のない数)も分かるため、その商品に興味を持つと思われるユーザの数、リピーターの数等の推定も可能である。なお、販売店10のウェブサイト61が、事前登録し閲覧にはログインすることを要する会員制ウェブサイトであるような場合には、発券するクーポン72にログインしたユーザ30の情報を顧客コードとして、印刷日付等の情報と共にバーコードやQRコードとして印刷し、回収した使用済みのクーポン72の顧客コードを読み取って各種の分析を行っても良い。
上記では、一つの広告リンクが一つのクーポン対象のみ広告する構成としたが、一つの広告リンクで複数のクーポン対象を広告するようにしても良い。またここでは、クーポン対象が複数の販売店10で販売される場合に、それぞれの販売店10のウェブサイト上に配置された広告リンクのリンク先が同一のクーポンサイトであるように構成したが、当然、それぞれの販売店10毎に異なるクーポンサイトを設け、そこに広告リンクによりリンクするようにしても良い。
上記のように構成したため、本発明によれば以下の効果を奏することができる。
(1)商品やサービスの販売店にとっては、少ない負担で効率よくクーポンを発券することができ、さらにクーポンの集客効果により顧客の来店促進を図ることが可能となる。この際、クーポンの発券のために新たなシステム等を追加する必要もない。また、クーポンの発券により販売店が開設するウェブサイトへのアクセス数の増加が期待でき、これにより販売店の宣伝効果も向上する。
(2)販売店の顧客にとっては、インターネットで手軽に興味のあるサービス、欲しい商品の情報と共に特典サービスを受けられるクーポンを手に入れることができる。
(3)製造供給事業者にとっては、少ない負担で効率よくクーポンを発券することができ、商品やサービスの販売促進を図ることが可能となる。また、アクセスデータを解析することにより、クーポンの効果を正確に把握するだけでなく顧客ニーズや購買動機等を探ることも可能となり、販売戦略を立てる際の資料とすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、クーポン券発行システムに関し、特に、販売店に商品やサービスを提供する業者及び販売店にとって少ない負担で効率よくクーポンやサービス券を発券することができるクーポン券発行システムに関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
本発明の一実施の形態に係るクーポン券発行システムのネットワーク構成を示す全体概略図である。 図1のクーポン券発行システムにおけるクーポンサーバのシステム構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るクーポン券発行システムにおけるクーポン発券までの概略を示す模式図である。 本発明の一実施の形態に係るクーポン券発行システムにおけるクーポン発券の際の、販売店サーバ、ユーザ端末、クーポンサーバの挙動を示す模式図である。 インターネット上に公開される販売店のウェブサイトの一例を示す図である。 インターネット上に公開されるクーポンサイトの一例を示す図である。
符号の説明
10、10A,10B,10C,10D 販売店
11、11A,11B,11C,11D 販売店サーバ
20 クーポン発券機関
21 クーポンサーバ
30、30A,30B,30C,30D ユーザ
31、31A,31B,31C,31D ユーザ端末
32 プリンタ
40 ネットワーク
50、50A,50B,50C,50D 製造供給事業者
51、51A,51B,51C,51D 製造供給事業者サーバ
61 販売店のウェブサイト
62 広告リンク
71 クーポンサイト
72 クーポン
73 印刷ボタン
74 バーコード
211 通信制御部
212 主制御部
213 クーポンサイト開示部
214 広告リンク生成部
215 アクセスデータ解析部
216 記憶部
217 ウェブコンテンツデータベース
218 広告リンクデータベース
219 クーポン対象データベース
220 クーポンデータベース
221 アクセスログデータベース
222 クーポン発券ログデータベース

Claims (8)

  1. 商品又はサービスを販売又は提供する販売事業者が管理する複数の店舗サーバと、前記複数の店舗サーバにネットワークを介して接続されたクーポン発券管理サーバと、から構成されたクーポン券発行システムであって、
    前記クーポン発券管理サーバは、
    前記複数の店舗サーバ及び顧客端末装置と、インターネットを介してデータの送受信を行う通信手段と、
    前記販売事業者を特定する販売事業者ID及び前記販売事業者が運営する各店舗を特定する店舗IDを、販売事業者名に対応付けて格納する販売事業者店舗情報格納手段と、
    前記販売事業者の各店舗において顧客が商品又はサービスを購入する際に享受可能な特典に関するクーポン情報にIDを付して格納するクーポン情報格納手段と、
    前記販売事業者名及び/又は前記店舗名を記載した前記商品又はサービスのクーポン券を作成しウェブサイト上で開示するクーポン発券手段と、
    前記クーポン券を開示するウェブサイトのコンテンツを記憶するウェブコンテンツ格納手段と、
    前記販売事業者が開設する各ウェブサイトに配置するための、前記クーポン券を開示するウェブサイトをリンク先としたリンクアイコンを生成するリンクアイコン生成手段と、を備え、
    前記クーポン発券手段が、前記販売事業者が開設する各ウェブサイトに配置された前記リンクアイコンをクリックした顧客の前記顧客端末装置に、前記クーポン情報を送信することによりクーポン券を発券することを特徴とするクーポン券発行システム。
  2. 前記クーポン発券管理サーバは、前記販売事業者に代わって発券した前記クーポン券の発券情報を記憶するクーポン発券記録手段を、さらに備える請求項1に記載のクーポン券発行システム。
  3. 前記クーポン発券記録手段は、前記クーポン券の発券情報をそのID毎に記録管理する請求項2に記載のクーポン券発行システム。
  4. 前記クーポン発券記録手段は、前記発券したクーポン券ID毎に、当該クーポンの対象となる商品又はサービスの製造元又は供給元を特定する製造供給事業者にIDを付して記録管理する請求項3に記載のクーポン券発行システム。
  5. 前記クーポン発券サーバの通信手段は、前記複数の店舗サーバとインターネット以外の通信回線を介して接続され、当該店舗サーバから新たな前記クーポン情報の追加、更新又は削除に関する情報を受信することを特徴とする請求項1に記載のクーポン券発行システム。
  6. 前記クーポン情報は、特典の対象となる商品又はサービスの名称及び/又は図形、特典の内容、当該特典を受けられる前記販売事業者名とその店舗名、当該特典を受け得る有効期間を含むことを特徴とする請求項1に記載のクーポン券発行システム。
  7. 前記クーポン情報には、さらに、前記特典の対象となる商品又はサービス及び当該特典の内容を表示するバーコードが含まれていることを特徴とする請求項6に記載のクーポン券発行システム。
  8. 前記バーコードは、前記店舗におけるPOS端末装置において、当該クーポン券の対象となる商品又はサービスが販売された時に当該POS端末装置に接続された光学読取装置によって読み取られることにより精算処理されるべくコード化されていることを特徴とする請求項7に記載のクーポン券発行システム。
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