JP2002304562A - 店舗活用システム、店舗活用端末装置、店舗活用方法、および、プログラム - Google Patents

店舗活用システム、店舗活用端末装置、店舗活用方法、および、プログラム

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JP2002304562A JP2001105276A JP2001105276A JP2002304562A JP 2002304562 A JP2002304562 A JP 2002304562A JP 2001105276 A JP2001105276 A JP 2001105276A JP 2001105276 A JP2001105276 A JP 2001105276A JP 2002304562 A JP2002304562 A JP 2002304562A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 応募、広告、価値発行および価値決済手法等
を改善することにより、利用者等の利便性を高めて、各
種店舗における商品等の販売促進を行うことのできる、
店舗活用システム等を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明にかかる店舗活用システムは、利
用者の属性に関する属性情報を入力するKIOSK端末
100と、所定方法で受領された利用者に関する情報に
基づいて、当該利用者が特定の行動を行う権利を有する
か否かを判断するPOS端末200と、このPOS端末
200にて利用者が上記行動を行う権利を有すると判断
された場合に、当該権利を有する旨を、KIOSK端末
100を介して入力された属性情報に関連付けて所定領
域に格納する懸賞管理サーバー500とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニエンスス
トア等の各種店舗を有効に活用することにより、商品等
の販売を促進し、あるいは、店舗の利用者の利便性を高
めることのできる、店舗活用システム、店舗活用端末装
置、店舗活用方法、および、プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンビニエンスストアの如き各種の店舗
は、様々な商品を利用者に販売することを主目的として
いる。さらに、今日では、これら店舗において、単に商
品を販売することに留まらず、商品販売に関連した付随
的なサービス等が行われている。例えば、店舗に情報端
末を設置して、コンサートチケット等の予約販売を行う
システムが実用化されている。あるいは、インターネッ
ト上のオンラインショッピングで購入した商品を、店舗
で受け取ることができるシステムも実用化されている。
このように、今日の店舗は、各種の商品やサービスを販
売等するための拠点としての意義を高めつつあり、その
販売効率を高めることが一段と重要になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、利用者
等は商品購入に関連した様々な場面において依然として
不便性を感じることが多く、またシステム上の観点から
も店舗が十分に活用されているとは言い難く、販売効率
について改善すべき余地は多い。
【0004】(懸賞への応募に関する問題点)例えば、
従来から、店舗活用の一手法として、特定の商品に懸賞
をつけて、この商品を購入した利用者がこれに応募でき
るようにする手法が知られている。従来、このような懸
賞は、商品メーカー等が商品に応募シールを貼って出荷
し、この商品を購入した利用者がその応募シールを葉書
等に貼って、商品メーカー等の応募先に郵送したり、店
頭の応募箱へ投函する方法が主流であった。しかしなが
ら、このような従来の応募方法では、商品に応募シール
を貼付する手間を要するため、商品の製造コストや製造
時間が膨らんでしまうという問題があった。また、応募
台紙や応募箱を準備する必要がある場合には、さらに多
大なコストが必要であった。
【0005】また、応募期間が終わっていても、応募シ
ールが貼られたままの商品が店頭等に残ってしまう場合
があり、古い商品であるとの印象を利用者に与えてしま
ったり、応募シールを剥がすための商品を回収するため
にさらなるコスト等を必要としていた。さらには、抽選
を行う際、各店舗は応募箱を商品メーカー等に返送しな
ければならず、また、商品メーカー等は各地から送られ
た膨大な応募ハガキ等を集めて抽選しなければならない
という問題があった。これらのことから、従来の応募手
法の問題点を改善し、各種コストに見合うだけの販売効
果を得ることのできる応募手法が求められていた。
【0006】(広告に関する問題点)また、店舗活用の
代表的な手法として、商品等の広告を行うことが広く行
われている。特に、近年普及してきているインターネッ
ト上でのWorld Wide Webにおいては、バナー広告と呼ば
れる広告が広く行われている。このバナー広告とは、W
ebページ上に掲載される比較的小面積の広告であり、
このバナー広告を利用者が選択すると、このバナー広告
に貼られたHyper Linkに基づいて、当該広告に関連した
宣伝用Webページや購入用Webページが表示され
る。
【0007】しかしながら、このようなバナー広告は、
基本的にはあくまでインターネット上での商品紹介や商
品購入を行うためのものである。したがって、インター
ネット上に自社商品販売用のWebページを開設してい
る企業にとっては、利用者をバナー広告を介してこのW
ebページに誘導することにより、商品購入等を行って
もらうことを期待できるが、このようなWebページを
開設していない企業にとっては、商品を購入できる店舗
の情報等を利用者に提示することしかできず、広告と販
売とを直結させることができないので、バナー広告によ
る販促効果に疑問がある。これらのことから、従来の広
告手法の問題点を改善し、各種コストに見合うだけの販
売効果を得ることのできる広告手法が求められていた。
【0008】(各種価値還元に関する問題点)また、利
用者は、現金以外に、商品券、ネットワーク上で貨幣価
値を認められた仮想プリペイドカード等の仮想マネー、
各種企業が発行しているポイントカード等、貨幣的価値
を様々な形態で持っている場合が多い。しかしながら、
従来、これら各形態の貨幣的価値を発行する際や利用す
るためには、それぞれ異なる発行システムおよび決済シ
ステムを設ける必要があり、発券コストや決済コストが
膨大になるという問題があった。特に、従来は、商品券
等を利用者に郵送していたので、郵送の手間、費用、お
よび、時間がかかり、利用者への利益還元効率が悪いも
のであった。また、利用者にとっては、これら各形態の
貨幣的価値を個別的にしか利用できないことが多く、一
部の価値のみが余ってしまう等の問題があった。これら
のことから、従来の価値発行および価値決済手法の問題
点を改善し、コストを低減することができると共に利便
性の高い手法が求められていた。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、応募、広告、価値発行および価値決済手法等を改善
することにより、利用者等の利便性を高めて、各種店舗
における商品等の販売促進を行うことのできる、店舗活
用システム、店舗活用端末装置、店舗活用方法、およ
び、プログラムを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に記載の店舗活用システムは、利用者
の属性に関する属性情報を入力する属性情報入力手段
と、所定方法で受領された上記利用者に関する情報に基
づいて、当該利用者が特定の行動を行う権利を有するか
否かを判断する権利判断手段と、上記権利判断手段にて
上記利用者が上記行動を行う権利を有すると判断された
場合に、当該権利を有する旨を、上記属性情報入力手段
を介して入力された属性情報に関連付けて所定領域に格
納する利用者情報格納手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】このシステムによれば、利用者の属性情報
と、その権利の有無とを把握して、両情報を結び付けて
格納しておくことができる。したがって、懸賞への応募
を行なう権利を有する利用者の情報を把握したり、投票
や寄付を行なう利用者の情報を把握することができるの
で、これら応募、投票、あるいは、寄付等を電子的に容
易かつ迅速に行なうことができる。例えば、応募につい
ては、商品等に応募シール等を貼付することなく懸賞を
開催することができるので、懸賞に要するコストや時間
を削減することができる。また、応募期間が終了した時
点で、KIOSK端末における応募を容易に締め切るこ
とができ、また、応募期間の終了後には迅速かつ低コス
トで当選者を決定することができ、さらには、この当選
者の属性情報等が電子データとして格納されているの
で、当選者発表や商品発送についても迅速かつ正確に行
うことができる。
【0012】また、請求項2に記載の店舗活用システム
は、請求項1に記載の店舗活用システムにおいて、上記
特定の行動を行う権利は、所定の商品またはサービスに
関連する懸賞への応募を行う権利であり、上記権利判断
手段は、上記利用者が上記商品または上記サービスの決
済を行ったか否かを所定手順で受領し、当該決済を行っ
たことを条件として、上記権利を有するものと判断する
ことを特徴とする。
【0013】これは店舗活用システムを懸賞への応募に
適用した場合の例を示すものである。このシステムによ
れば、商品やサービスの決済が行なわれた場合に、利用
者の応募の権利が確定され、応募を行なうことができ
る。
【0014】また、請求項3に記載の店舗活用システム
は、請求項1または2に記載の店舗活用システムにおい
て、上記属性情報入力手段を介して入力された属性情報
を識別するための属性情報識別子を発行する属性情報識
別子発行手段と、上記属性情報識別子発行手段にて発行
された上記属性情報識別子を出力する属性情報識別子出
力手段と、上記属性情報識別子出力手段にて出力された
属性情報識別子の入力を受け付ける属性情報識別子入力
手段とを備え、上記利用者情報格納手段は、上記属性情
報識別子入力手段を介して入力された上記属性情報識別
子に基づいて取得された上記属性情報を格納することを
特徴とする。
【0015】このシステムによれば、属性情報識別子を
介して属性情報が識別されるので、属性情報入力手段や
権利判断手段が別々の装置として構成されているような
場合においても、属性情報識別子に基づいて属性情報を
確実に取得することができる。
【0016】また、請求項4に記載の店舗活用システム
は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の店舗活用シス
テムにおいて、上記権利判断手段にて応募を行う権利が
あると判断された場合に、この権利を識別するための権
利識別子を発行する上記権利識別子発行手段と、上記権
利識別子発行手段にて発行された上記権利識別子を出力
する権利識別子出力手段と、上記権利識別子出力手段に
て出力された上記権利識別子の入力を受け付ける権利識
別子入力手段とを備え、上記利用者情報格納手段は、上
記権利識別子入力手段を介して上記権利識別子が入力さ
れた場合に、上記権利判断手段にて上記利用者が上記行
動を行う権利を有すると判断することを特徴とする。
【0017】このシステムによれば、権利識別子を介し
て権利が識別されるので、属性情報入力手段や権利判断
手段が別々の装置として構成されているような場合にお
いても、権利識別子に基づいて権利を確実に取得するこ
とができる。
【0018】また、請求項5に記載の店舗活用システム
は、所定の商品またはサービスに関する広告を利用者に
提示する広告提示手段と、上記広告を識別する広告識別
子を利用者に提示する広告識別子提示手段と、上記広告
識別子提示手段にて提示された広告識別子を出力する広
告識別子出力手段と、上記広告識別子出力手段にて出力
された広告識別子の入力を受け付ける広告識別子入力手
段と、上記広告識別子入力手段を介して受け付けられた
上記広告識別子の正当性を確認する広告識別子確認手段
と、上記広告識別子確認手段にて上記広告識別子が正当
であると確認された場合に、上記商品または上記サービ
スの決済金額に対する所定の割引を行う決済手段と、所
定方法で受領された情報に基づいて、上記広告提示手段
を介して提示する上記広告の内容を決定する広告内容決
定手段とを備えることを特徴とする。
【0019】このシステムによれば、広告識別子が提示
され、この広告識別子に基づいて、商品購入等の決済時
に割引を受けることができる。したがって、様々なメデ
ィア等で広告識別子を配布して、この広告識別子に基づ
いて店舗において割引を行なうようなサービスを提供す
ることができ、店舗販売を促進できる新たな広告形態を
構築することができる。特に、広告の内容を適宜決定す
ることができるので、販売状態や在庫状態等に応じた広
告を動的に行ない、最適な広告効果を得ることができ
る。
【0020】また、請求項6に記載の店舗活用システム
は、請求項5に記載の店舗活用システムにおいて、上記
広告提示手段および上記広告識別子提示手段は、上記広
告および上記広告識別子を割引券として印刷することを
特徴とする。
【0021】これは広告提示等の一例を一層具体的に示
すものである。このシステムによれば、店舗において割
引券という形態の広告を配布することができる。この広
告は、割り引きという特典を持っていることから消費者
の関心を集めることができ、また、店舗内で配布できる
ので商品等の販売に直結し易い。したがって、店舗販売
についての広告効率を向上させることができる。
【0022】また、請求項7に記載の店舗活用システム
は、請求項5または6に記載の店舗活用システムにおい
て、上記広告提示手段は、上記広告をWebページ上の
バナー広告として提示すると共に、上記広告識別子を上
記バナー広告または上記バナー広告に対してリンクされ
たWebページにおいて提示し、上記広告識別子提示手
段は、上記広告識別子を割引券として印刷することを特
徴とする。
【0023】これは広告提示等の他の例を一層具体的に
示すものである。このシステムによれば、バナー広告と
いう形態を取りながらも、店舗に出向いて商品等を購入
するインセンティブを消費者に与えることができる。し
たがって、インターネット上に仮想店舗を開設していな
いような企業であっても、インターネットを利用した効
果的な広告を行なうことができる。
【0024】また、請求項8に記載の店舗活用システム
は、利用者が提示した情報に基づいて、当該利用者が有
する第1価値の金額を判別する第1価値判別手段と、上
記第1価値判別手段にて判別された第1価値の金額の全
部または一部を、第2価値に変換する価値変換手段と、
上記価値変換手段にて変換された第2価値を識別するた
めの情報を出力する第2価値出力手段と、上記第2価値
出力手段にて出力された第2価値の入力を受け付け、こ
の第2価値に基づいて上記利用者の決済を行う決済手段
とを備えることを特徴とする。
【0025】このシステムによれば、第1価値を第2価
値に変換し、この第2価値に基づいて決済を行なうこと
ができる。したがって、貨幣的価値を商品券等のように
様々な形態で持っている場合においても、この貨幣的価
値をクーポン券等の一定の価値に換算して使用すること
ができる環境を構築でき、店舗等における販売を促進す
ることができる。また、この場合には、変換過程のロジ
ックを適宜変更することによって、価値の割引や期間限
定を容易に行なうことができるので、状況に応じた価値
変換を行なうことができる。
【0026】また、請求項9に記載の店舗活用システム
は、請求項8に記載の店舗活用システムにおいて、上記
第2価値出力手段を、異なる場所に配置された複数の上
記決済手段の各々に対応して設け、上記価値変換手段に
て変換が行われた際、上記第2価値を識別するための情
報を上記第2価値出力手段に対して配信する配信手段を
備えることを特徴とする。
【0027】このシステムによれば、第2価値に関する
情報を各店舗に一斉配信することができ、第2価値の決
済時間を短縮することができ、消費者や店員等の利便性
が向上する。
【0028】また、請求項10に記載の店舗活用システ
ムは、請求項8に記載の店舗活用システムにおいて、上
記価値変換手段にて変換が行われた際、上記第2価値を
識別するための情報を、当該第2価値の変換が行われた
店舗に設けられた上記第2価値出力手段のみに格納する
ことを特徴とする。
【0029】このシステムによれば、第2価値の情報
が、その発行が行われた店舗のみに格納されるので、同
一店舗内で第2価値の決済処理が完結するので、第2価
値の情報を配信等するためのネットワークを省略するこ
とができ、システム開発コストおよびシステム設置コス
トを低減することができる。
【0030】また、請求項11に記載の店舗活用システ
ムは、請求項8〜10のいずれか一つに記載の店舗活用
システムにおいて、上記第1価値判別手段は、上記利用
者が提示した当該利用者の保有する商品券に関する情報
に基づいて、当該商品券の金額を判別し、上記価値変換
手段は、上記商品券の金額をクーポン券の金額に変換
し、上記第2価値出力手段は、上記価値変換手段にて変
換された金額に相当するクーポン券を印刷することを特
徴とする。
【0031】これは第1価値および第2価値の一例を一
層具体的に示すものである。このシステムによれば、商
品券の金額をクーポン券の金額に変換し、クーポン券を
印刷することができる。
【0032】また、請求項12に記載の店舗活用システ
ムは、請求項8〜11のいずれか一つに記載の店舗活用
システムにおいて、上記第2価値出力手段は、上記クー
ポン券に、上記第2価値識別情報を併せて印刷すること
を特徴とする。
【0033】このシステムによれば、クーポン券の決済
に必要な情報が当該クーポン券に全て印刷されることに
なるので、ネットワーク構成等を大幅に簡素化すること
ができる。
【0034】また、請求項13に記載の店舗活用システ
ムは、請求項8〜12のいずれか一つに記載の店舗活用
システムにおいて、上記第1価値判別手段は、上記利用
者が提示した当該利用者の保有する商品券に関する情報
に基づいて、当該商品券の金額を判別し、上記価値変換
手段は、上記商品券の金額を仮想マネーの金額に変換
し、上記第2価値出力手段は、上記価値変換手段にて変
換された金額に相当する仮想マネーを特定する情報を上
記利用者の所定の記録媒体に格納することを特徴とす
る。
【0035】これは第1価値および第2価値の他の例を
一層具体的に示すものである。このシステムによれば、
商品券の金額を仮想マネーに変換し、ICカード等の所
定の記録媒体に格納することができる。
【0036】また、請求項14に記載の店舗活用システ
ムは、請求項8〜13のいずれか一つに記載の店舗活用
システムにおいて、上記第1価値判別手段は、上記利用
者の保有する利用者端末に格納されている商品券に関す
る情報に基づいて、当該商品券の金額を判別し、上記価
値変換手段は、上記商品券の金額を仮想マネーの金額に
変換し、上記第2価値出力手段は、上記価値変換手段に
て変換された金額に相当する仮想マネーを特定する情報
を上記利用者端末に格納することを特徴とする。
【0037】これは第1価値および第2価値の他の例を
一層具体的に示すものである。このシステムによれば、
商品券の金額を仮想マネーに変換し、携帯電話等の任意
の利用者端末に格納することができる。
【0038】また、本発明は店舗活用端末装置に関する
ものであり、請求項15に記載の店舗活用端末装置は、
利用者の属性に関する属性情報を入力する属性情報入力
手段と、上記属性情報入力手段を介して入力された属性
情報を識別するための属性情報識別子を出力する属性情
報識別子出力手段と、上記属性情報入力手段を介して入
力された属性情報と、上記属性情報識別子とを、関連付
けた状態で所定手段に送出する送出手段とを備えること
を特徴とする。
【0039】この装置によれば、利用者の属性情報と、
その権利の有無とを把握して、両情報を結び付けて格納
しておくことができる。したがって、懸賞への応募を行
なう権利を有する利用者の情報を把握したり、投票や寄
付を行なう利用者の情報を把握することができるので、
これら応募、投票、あるいは、寄付等を電子的に容易か
つ迅速に行なうことができる。
【0040】また、請求項16に記載の店舗活用端末装
置は、利用者の属性に関する属性情報を入力する属性情
報入力手段と、利用者が特定の行動を行う権利を識別す
るための権利識別子の入力を受け付ける権利識別子入力
手段と、上記属性情報入力手段を介して入力された属性
情報と、上記権利識別子入力手段を介して入力された上
記権利識別子とを、所定手段に送出する送出手段とを備
えることを特徴とする。
【0041】この装置によれば、利用者の属性情報と、
その権利の有無とを把握して、両情報を結び付けて格納
しておくことができる。したがって、懸賞への応募を行
なう権利を有する利用者の情報を把握したり、投票や寄
付を行なう利用者の情報を把握することができるので、
これら応募、投票、あるいは、寄付等を電子的に容易か
つ迅速に行なうことができる。
【0042】また、請求項17に記載の店舗活用端末装
置は、所定の商品またはサービスに関する広告を利用者
に提示する広告提示手段と、上記広告を識別する広告識
別子を利用者に提示する広告識別子提示手段と、所定方
法で受領された情報に基づいて、上記広告提示手段を介
して提示する上記広告の内容を決定する広告内容決定手
段とを備えることを特徴とする。
【0043】この装置によれば、広告識別子が提示さ
れ、この広告識別子に基づいて、商品購入等の決済時に
割引を受けることができる。したがって、様々なメディ
ア等で広告識別子を配布して、この広告識別子に基づい
て店舗において割引を行なうようなサービスを提供する
ことができ、店舗販売を促進できる新たな広告形態を構
築することができる。特に、広告の内容を適宜決定する
ことができるので、販売状態や在庫状態等に応じた広告
を動的に行ない、最適な広告効果を得ることができる。
【0044】また、請求項18に記載の店舗活用端末装
置は、利用者が提示した情報に基づいて、当該利用者が
有する第1価値の金額を判別する第1価値判別手段と、
上記第1価値判別手段にて判別された第1価値の金額の
全部または一部を、第2価値に変換する価値変換手段
と、上記価値変換手段にて変換された第2価値を識別す
るための情報を出力する第2価値出力手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0045】この装置によれば、第1価値を第2価値に
変換することができる。したがって、貨幣的価値を商品
券等のように様々な形態で持っている場合においても、
この貨幣的価値をクーポン券等の一定の価値に換算して
使用することができる環境を構築でき、店舗等における
販売を促進することができる。また、この場合には、変
換過程のロジックを適宜変更することによって、価値の
割引や期間限定を容易に行なうことができるので、状況
に応じた価値変換を行なうことができる。
【0046】また、本発明は店舗活用方法に関するもの
であり、請求項19に記載の店舗活用方法は、利用者の
属性に関する属性情報を入力する属性情報入力手順と、
所定方法で受領された上記利用者に関する情報に基づい
て、当該利用者が特定の行動を行う権利を有するか否か
を判断する権利判断手順と、上記権利判断手順において
上記利用者が上記行動を行う権利を有すると判断された
場合に、当該権利を有する旨を、上記属性情報入力手順
において入力された属性情報に関連付けて所定領域に格
納する利用者情報格納手順とを備えることを特徴とす
る。
【0047】この方法によれば、利用者の属性情報と、
その権利の有無とを把握して、両情報を結び付けて格納
しておくことができる。したがって、懸賞への応募を行
なう権利を有する利用者の情報を把握したり、投票や寄
付を行なう利用者の情報を把握することができるので、
これら応募、投票、あるいは、寄付等を電子的に容易か
つ迅速に行なうことができる。
【0048】また、請求項20に記載の店舗活用方法
は、所定の商品またはサービスに関する広告を利用者に
提示する広告提示手順と、上記広告を識別する広告識別
子を利用者に提示する広告識別子提示手順と、上記広告
識別子提示手順において提示された広告識別子を出力す
る広告識別子出力手順と、上記広告識別子出力手順にお
いて出力された広告識別子の入力を受け付ける広告識別
子入力手順と、上記広告識別子入力手順を介して受け付
けられた上記広告識別子の正当性を確認する広告識別子
確認手順と、上記広告識別子確認手順において上記広告
識別子が正当であると確認された場合に、上記商品また
は上記サービスの決済金額に対する所定の割引を行う決
済手順と、所定方法で受領された情報に基づいて、上記
広告提示手順において提示する上記広告の内容を決定す
る広告内容決定手順とを備えることを特徴とする。
【0049】この方法によれば、広告識別子が提示さ
れ、この広告識別子に基づいて、商品購入等の決済時に
割引を受けることができる。したがって、様々なメディ
ア等で広告識別子を配布して、この広告識別子に基づい
て店舗において割引を行なうようなサービスを提供する
ことができ、店舗販売を促進できる新たな広告形態を構
築することができる。特に、広告の内容を適宜決定する
ことができるので、販売状態や在庫状態等に応じた広告
を動的に行ない、最適な広告効果を得ることができる。
【0050】また、請求項21に記載の店舗活用方法
は、利用者が提示した情報に基づいて、当該利用者が有
する第1価値の金額を判別する第1価値判別手順と、上
記第1価値判別手順において判別された第1価値の金額
の全部または一部を、第2価値に変換する価値変換手順
と、上記価値変換手順において変換された第2価値を識
別するための情報を出力する第2価値出力手順と、上記
第2価値出力手順において出力された第2価値の入力を
受け付け、この第2価値に基づいて上記利用者の決済を
行う決済手順とを備えることを特徴とする。
【0051】この方法によれば、第1価値を第2価値に
変換し、この第2価値に基づいて決済を行なうことがで
きる。したがって、貨幣的価値を商品券等のように様々
な形態で持っている場合においても、この貨幣的価値を
クーポン券等の一定の価値に換算して使用することがで
きる環境を構築でき、店舗等における販売を促進するこ
とができる。また、この場合には、変換過程のロジック
を適宜変更することによって、価値の割引や期間限定を
容易に行なうことができるので、状況に応じた価値変換
を行なうことができる。
【0052】また、本発明はプログラムに関するもので
あり、請求項22に記載のプログラムは、上記請求項1
9〜21のいずれか一つに記載された店舗活用方法をコ
ンピュータに実行させることを特徴とする。
【0053】このプログラムによれば、当該プログラム
を情報処理装置にインストール等して実行することによ
り、請求項19〜21のいずれか一つに記載された店舗
活用方法をコンピュータを利用して実現することがで
き、これら各方法と同様の効果を得ることができる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる店舗活用
システム、店舗活用端末装置、店舗活用方法、および、
プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、この実施の形態によりこの発明が限定される
ものではない。
【0055】(実施の形態1−応募) (本システムの概要)まず、実施の形態1について説明
する。この実施の形態1は、利用者がコンビニエンスス
トア等の任意の店舗に配置されたKIOSK端末におい
て懸賞に応募し、その後、この懸賞の対象になる商品等
を購入するシステムである。ここで、「利用者」とは、
本システムを利用して商品やサービスの取引を行ない得
る全ての者を意図している。本発明は、後述するように
商品等の購入以外にも適用することができるが、以下で
は利用者を「消費者」と称する。また、「店舗」とは、
仮想でなく現実に存在するコンビニエンスストア等の任
意の形態の店舗を意味している。また、「商品等」と
は、店舗を介して取引され得る任意の商品およびサービ
スを意図している。特に、懸賞の対象になる商品等を、
「対象商品等」と称する。
【0056】まず、本システムの構成について詳細に説
明する。図1は本システムの全体構成を示すブロック図
である。この図1に示すように、本システムは、コンビ
ニエンスストア等の任意の店舗に配置されたKIOSK
端末100、POS端末200、ストアコンピュータ3
00、応募者用センターサーバー400、懸賞管理サー
バー500、懸賞サーバー600、商品券サーバー70
0、および、利用者端末800とを、ネットワーク90
0、910、および、920を介して通信可能に接続し
て構成されている。なお、図1には店舗を1つのみ示し
ているが、任意の複数の店舗を同様に構築することがで
きる。
【0057】このうち、KIOSK端末100は、店舗
に配置されて消費者との間において各種の入出力を行う
店舗活用端末装置であり、そのブロック図を図2に示す
ように、消費者に対して各種の表示を行う表示部11
0、この表示部110を制御する表示制御部111、任
意の内容を入力するための操作入力部120、表示部1
10がタッチパネル等として構成された際にそのパネル
上の操作位置を検出する操作位置検出部121、レシー
トやバーコード等の印字を行う印刷部130、ICカー
ドに対する書き込みおよび読み取り部を行うICカード
書き込み/読み取り部131、Webデータの解釈およ
び表示処理等を行うWebブラウザ140、各種サーバ
ーに対してリクエストを送出するリクエスト送出部15
0、ネットワーク900との間における通信を制御する
通信部160、プログラムやパラメータ、あるいは、対
象商品等を特定するための情報や応募の有効期限等を記
憶する記憶部170、および、KIOSK端末100の
各部を制御する処理実行部180を備えて構成されてい
る。
【0058】また、POS端末200は、店舗に配置さ
れる決済用の端末装置であり、図3のブロック図に示す
ように、バーコードを光学的に読み取るバーコードリー
ダー210、このバーコードリーダーに対する通信イン
ターフェイスであるバーコードリーダーインターフェイ
ス部220、読み取ったバーコードデータに対する所定
の処理を行うデータ処理部230、ストアコンピュータ
300との通信インターフェイスを構成する通信部24
0および電文解釈応答部250、および、プログラムや
パラメータ等を記憶する記憶部260を備えて構成され
ている。
【0059】また、ストアコンピュータ300は、店舗
に配置されて会計の入出金処理等を行なう情報処理装置
であり、図3のブロック図に示すように、販売管理およ
び会計を行なう販売管理会計処理部310、クーポン券
に関するデータ処理を行なうクーポンデータ処理部32
0、POS端末200との通信インターフェイスを構成
する通信部330および電文解釈応答部340、ネット
ワーク900との通信インターフェイスを構成する通信
部350および電文解釈応答部360、および、プログ
ラムやパラメータ等を記憶する記憶部370を備えて構
成されている。
【0060】また、応募者用センターサーバー400
は、各店舗のKIOSK端末100から送信された各種
データを一次的にストアし、このデータを懸賞管理サー
バー500に通信する応募用データの統括サーバーであ
る。また、懸賞管理サーバー500は、応募者用センタ
ーサーバー400から送信された各種データを受信し、
応募に対する申し込みの状態を管理し、この申し込み状
態を示すログ情報を懸賞サーバー600に送信する。ま
た、懸賞サーバー600は、懸賞管理サーバー500か
ら受信したログ情報に基づいて、当選者の決定等を行な
い、当選者に商品券を送信するために必要な情報を商品
券サーバー700に送信する。
【0061】また、商品券サーバー700は、商品券の
発送等を管理するものであり、図4のブロック図に示す
ように、商品券を消費者に販売した際の履歴や消費者の
パスワード等を格納する販売用DB(DB=データベー
ス)710、商品券を一意に識別するためのID番号や
商品券の残高等を格納するIDDB720、ID番号を
生成するID番号生成部730、商品券の引き落としを
行う引き落とし処理部740、残高照会を行う残高照会
部750、ネットワーク910との通信インターフェイ
スを構成する通信部760および電文解釈応答部770
を備えて構成されている。
【0062】また、利用者端末800は、図5のブロッ
ク図に示すように、消費者に対して各種の表示を行う表
示部810、この表示部810を制御する表示制御部8
20、Webデータの解釈および表示処理等を行うWe
bブラウザ830、任意の内容を入力するための操作入
力部840、表示部810がタッチパネル等として構成
された際にそのパネル上の操作位置を検出する操作位置
検出部850、利用者端末800の各部を制御する処理
実行/リクエスト送出部860、および、ネットワーク
920との間における通信を制御する通信部870を備
えて構成されている。
【0063】また、ネットワーク900、910、92
0は、各装置を相互に通信可能に接続する通信網であ
り、例えば、ネットワーク900、910はWAN、ネ
ットワーク920はインターネットとして構成されてい
る。そして、各端末やサーバーは、図示しないルータや
専用線等を介して、これらネットワーク900、91
0、920に接続されている。
【0064】(懸賞への応募処理)次に、このように構
成された本システムを用いて行なわれる懸賞への応募処
理の詳細について説明する。この処理のシーケンス等を
図6に示す。まず、消費者は、KIOSK端末100に
おいて、懸賞に対する応募の申し込みを行なう(ステッ
プSA−1)。具体的には、消費者は、KIOSK端末
100の表示部110に表示されるメニューを所定順序
で選択する等の所定の操作を行なうことにより、表示部
110に申し込み画面を表示させ、この申し込み画面
に、自己を特定するための所定の情報(例えば、氏名、
住所、電話番号等。以下、属性情報)を入力する。ま
た、申し込み画面には、必要に応じて、懸賞が欲する消
費者の付加的な情報(例えば、職業、年令、性別、商品
に対する感想や要望、嗜好等。以下、付加情報)につい
ての質問をアンケート形式等で表示することができ、消
費者はこれら情報を入力する。すなわち、KIOSK端
末100は、利用者の属性に関する属性情報を入力する
属性情報入力手段として機能する。
【0065】その後、KIOSK端末100の処理実行
部180は、消費者の申し込みおよびその属性情報を一
意に識別するための属性情報識別子(以下、申し込み番
号)を所定方法(例えば、連番等)にて発行する。すな
わち、KIOSK端末100は、属性情報識別子を発行
する属性情報識別子発行手段として機能する。そして、
この申し込み番号を、自己の記憶部170に格納すると
共に、応募者用センターサーバー400へ送信する。こ
の応募者用センターサーバーは、申し込み番号を自己の
記憶部に格納する。また、KIOSK端末100は、印
刷部130を介して応募受付券を印刷する(ステップS
A−2)。この応募受付券には、申し込み番号が、店員
等が識別可能な番号形式あるいはバーコード形式で印刷
される。すなわち、KIOSK端末100は、属性情報
識別子を出力する属性情報識別子出力手段として機能す
る。そして、消費者は、この応募受付券を受け取り、店
舗内において買い物を行なう。
【0066】その後、消費者は、懸賞の対象商品等の代
金をPOS端末200にて清算する際、応募受付券を提
示する(ステップSA−3)。そして、店員が、バーコ
ードリーダーを介して、対象商品等のバーコードを読み
取って従来と同様の清算処理を行なった後、応募受付券
の申し込み識別子がバーコード形式で印刷されている場
合にはバーコードリーダーを介して当該申し込み番号を
読み取り、あるいは、応募券の申し込み番号が番号形式
で印刷されている場合には当該番号を手入力等すること
により、申し込み番号を入力する(ステップSA−
4)。すなわち、POS端末200は、属性情報識別子
の入力を受け付ける属性情報識別子入力手段として機能
する。
【0067】ここで、一般に、POS端末200は、バ
ーコードを読み取った際に、当該バーコードが自己に格
納されている各種商品のバーコードに一致するか否かの
確認を行ない、一致しない場合にはエラー表示等を行な
う。そこで、本形態においては、バーコードのいずれか
の箇所に情報識別符号を入れること等により、バーコー
ドを読み取った際に、当該バーコードが申し込み番号の
バーコードであることを識別可能にして、各種商品のバ
ーコードと区別できるようにしておく。
【0068】このように入力された申し込み番号と、商
品清算時に入力された商品情報とは、KIOSK端末1
00に送信され、申し込み番号の正当性が確認される
(ステップSA−5、SA−6、SA−7)。すなわ
ち、KIOSK端末100の処理実行部180は、送信
された商品情報によって特定される商品が、対象商品等
の情報であるか否かを判断する。また、処理実行部18
0は、送信された申し込み番号が、自己の記憶部170
に格納されている申し込み番号のいずれかに合致するか
否かを判断する。すなわち、KIOSK端末100は、
利用者が特定の行動を行う権利(ここでは、応募)を有
するか否かを判断する権利判断手段として機能する。
【0069】そして、処理実行部180は、これらの判
断をクリアした場合にのみ、情報が正当であると判断す
る。なお、この際、商品情報の有効期間や、申し込み識
別子を発行してから申し込みを行なうことができる有効
期間等をKIOSK端末100に設定し、上記情報の正
当性の判断時に、これら有効期間等を確認することによ
り、応募の制御を容易に行なうことができる。
【0070】その後、KIOSK端末100は、申し込
み番号の正当性を確認した場合に、この申し込み番号と
商品等の情報とを応募者用センターサーバー400に送
信する(ステップSA−8)。そして、応募者用センタ
ーサーバー400は、この申し込み番号に対応する消費
者の申し込みを、「完了」状態にする。なお、この際
に、上述した申し込み番号の整合性チェックや、上記有
効期間の確認等を行なうようにしてもよい。また、他の
形態として、ステップSA−3の応募受付券出力時に、
応募者用センターサーバー400に送信し、ステップS
A−4における申し込み番号等の入力後に、これら申し
込み番号等をKIOSK端末100でなく応募者用セン
ターサーバー400に送信して、この応募者用センター
サーバー400において申し込み番号の正当性等を確認
することもできる。
【0071】その後、応募者用センターサーバー400
は、所定の複数のタイミングで、あるいは、応募期間が
終了した後に一括して、申し込み完了状態として登録さ
れている消費者の情報を懸賞管理サーバー500に送信
する(ステップSA−9)。このデータを受けた懸賞管
理サーバー500は、消費者の情報を自己に格納すると
共に、これらの情報を懸賞サーバー600に送信する。
すなわち、懸賞管理サーバー500は、属性情報入力手
段を介して入力された属性情報に関連付けて所定領域に
格納する利用者情報格納手段として機能する。この懸賞
サーバー600は、応募が完了したものとして登録され
ている消費者の中から、懸賞毎に予め設定されている抽
選基準に基づいて当選者の抽選を行う。なお、この抽選
は、応募者用センターサーバー400や懸賞管理サーバ
ー500で行なうようにしてもよい。
【0072】その後、懸賞サーバー600は、当選した
消費者の情報を商品券サーバー700に送信する(ステ
ップSA−10)。この商品券サーバー700は、送信
された情報に基づいて、当選者になった消費者に対して
商品券の発送を行なう。これにて一連の処理が終了す
る。
【0073】この実施の形態によれば、商品等に応募シ
ール等を貼付することなく懸賞を開催することができる
ので、懸賞に要するコストや時間を削減することができ
る。また、応募期間が終了した時点で、KIOSK端末
100における応募を容易に締め切ることができ、ま
た、応募期間の終了後には迅速かつ低コストで当選者を
決定することができ、さらには、この当選者の属性情報
等が電子データとして格納されているので、当選者発表
や商品発送についても迅速かつ正確に行うことができ
る。
【0074】なお、懸賞には、対象商品等を複数購入し
て始めて応募できる形式のものがある。このような懸賞
を行なう場合には、複数の申し込み識別子を一人の消費
者に関連付けることで対応することができる。具体的に
は、KIOSK端末100で特定の消費者に最初に申し
込み番号を発行する際、この消費者を一意に識別するた
めの消費者識別子(以下、消費者番号)を発行する。そ
して、この消費者が2回目以降の申し込みを行う場合に
は、KIOSK端末100に消費者番号を入力してもら
うと共に、新たな申し込み番号を発行する。そして、こ
のように申し込み番号を発行した場合には、消費者番号
と申し込み番号とを常に相互に関連付けておき、各消費
者が複数の対象商品等を購入したことを判断可能にす
る。
【0075】あるいは、上記のように消費者番号を発行
すると共に、各消費者に固有の申し込み識別子を割り当
ててもよい。この場合には、この消費者が申し込みを行
う毎に、KIOSK端末100に消費者番号を入力して
もらい、この消費者に固有の申し込み番号のみを印刷す
る。そして、消費者は、毎回同じ申し込み番号を用い
て、対象商品等の購入と懸賞への応募を行う。この場合
にも、各消費者が複数の対象商品等を購入したことが判
断可能になる。
【0076】(実施の形態2) (本システムの概要)次に、本発明の実施の形態2につ
いて説明する。ただし、特に説明なき構成および処理に
ついては実施の形態1と同様であり、同じ構成要素につ
いては同一の符号を付して説明する。本実施の形態は、
実施の形態1と同様に懸賞への応募に関するものである
が、対象商品等を購入した後で懸賞への応募を行う点に
おいて異なる。
【0077】(懸賞への応募処理)本実施の形態にかか
る処理のシーケンス等を図7に示す。まず、消費者は、
懸賞の対象商品等を提示して、その代金をPOS端末2
00にて清算する(ステップSB−1)。ここでは、店
員が、バーコードリーダー210を介して、対象商品等
のバーコードを読み取って従来と同様の清算処理を行な
う。この時、POS端末200から商品情報がKIOS
K端末100に送信される(ステップSB−2)。
【0078】KIOSK端末100の処理実行部180
は、記憶部170に記憶された情報に基づいて、送信さ
れた商品情報によって特定される商品が、対象商品等の
情報であるか否かを判断する。ここで、対象商品等であ
る場合、処理実行部180は、申し込み番号を発行し、
これを記憶部170に格納すると共に、POS端末20
0に送信する(ステップSB−3)。ここで、申し込み
番号は、利用者が対象商品等を購入した旨を示すもので
あり、利用者の応募するの権利を識別するための権利識
別子として機能する。すなわち、KIOSK端末100
は、権利識別子を発行する権利識別子発行手段として機
能する。この送信を受けたPOS端末200は、図示し
ない印刷部を介して、申し込み番号を、店員等が識別可
能な番号形式で、応募権利券に印刷する(ステップSB
−4)。すなわち、POS端末200は、権利識別子を
出力する権利識別子出力手段として機能する。
【0079】そして、消費者は、この応募権利券を受け
取り、応募申し込みを行う。この申し込みは、KIOS
K端末100、あるいは、自己の利用者端末800を用
いてネットワーク920経由で行うことができる。KI
OSK端末100で行う場合、消費者は、KIOSK端
末100において所定の操作を行なうことにより、申し
込み画面を表示させ、この申し込み画面に、応募権利券
に印刷された申し込み番号と、属性情報と、さらに必要
に応じて付加情報を入力する(ステップSB−5)。す
なわち、KIOSK端末100は、権利識別子の入力を
受け付ける権利識別子入力手段として機能する。一方、
利用者端末800で行う場合、消費者は、Webブラウ
ザ830に所定のURLを入力することにより、応募者
用センターサーバー400に対して、申し込み用のWe
bページのデータ送信を要求する。この要求を受けた応
募者用センターサーバー400は、申し込み用のWeb
ページのデータを自己の記憶部から呼び出して利用者端
末800に送信する。このデータは、Webブラウザ8
30で解釈され、申し込み用のWebページが表示部8
10に表示される。そして、このWebページに、操作
入力部840を介して、申し込み番号と、属性情報と、
さらに必要に応じて付加情報を入力する。
【0080】このようにKIOSK端末100または利
用者端末800を介して送信された情報は、応募者用セ
ンターサーバー400に送信され格納される。この後、
KIOSK端末100の印刷部130または利用者端末
800の図示しない印刷部において、応募が完了した旨
等を示す応募完了券が印刷される(ステップSB−
6)。ただし、この応募完了券は省略することもでき
る。そして、これ以降は、実施の形態1と同様に、抽選
および商品券の発送等が行われる(ステップSB−7〜
SB−9)。
【0081】なお、本実施の形態においても、対象商品
等を複数購入して応募する形式に対応することができ
る。すなわち、KIOSK端末100または利用者端末
800で特定の消費者が最初に申し込みを行う場合、こ
の消費者を一意に識別するための消費者番号を発行す
る。そして、この消費者が2回目以降の申し込みを行う
場合には、KIOSK端末100または利用者端末80
0に消費者番号を入力してもらう。このことにより、消
費者番号と申し込み番号とを常に相互に関連付けること
ができ、各消費者が複数の対象商品等を購入したことを
判断可能にすることができる。消費者に、複数の対象商
品等を複数購入し終えた時点で、KIOSK端末100
または利用者端末800に一括して申し込みを行っても
らうようにしてもよい。
【0082】(実施の形態3) (本システムの概要)次に、本発明の実施の形態3につ
いて説明する。ただし、特に説明なき構成および処理に
ついては実施の形態1と同様であり、同じ構成要素につ
いては同一の符号を付して説明する。本実施の形態3お
よび次の実施の形態4は、「広告」を行う際に店舗を有
効に活用し、広告効率や消費者の利便性を向上させるも
のである。特に、本実施の形態3は、店舗で割引券を発
行するシステムに関するものである。
【0083】図8は本システムの全体構成を示すブロッ
ク図である。この図8に示すように、本システムにおい
ては、懸賞管理サーバー500および懸賞サーバー60
0に代えて、広告サーバー1000が設けられており、
また、応募者用センターサーバー400に代えて広告管
理センターサーバー1100が設けられている。このう
ち、広告サーバー1000は、消費者に提供する広告の
画像データや音声データ等を格納する広告情報の格納手
段である。また、広告管理センターサーバー1100
は、広告サーバー1000に格納された広告情報の中継
等を行う。
【0084】(広告処理)本実施の形態にかかる処理の
シーケンス等を図9に示す。まず、消費者は、KIOS
K端末100において、所定の操作を行なうことによ
り、割引券を印刷する(ステップSC−1)。この割引
券は、全部または所定の一部の商品等(以下、共通商品
等)に共通して使用できる割引券であり、その一部のエ
リアには、共通の割り引き額(以下、共通割り引き額)
を示したバーコード(以下、共通バーコード)が印刷さ
れている。
【0085】また同時に、この割引券は、限定された一
つまたは少数の商品等(以下、特別商品等)に加重的に
使用できる割引券であり、その一部のエリアには、特別
の商品等を示す文字や写真等がバナー広告の如く印刷さ
れており(これら広告情報は、広告サーバー1000お
よび広告管理センターサーバー1100を介してKIO
SK端末100に格納される)、また、この特別の商品
等を特定する情報と、この特別の商品等についての特別
の割り引き額(以下、特別割り引き額)を示したバーコ
ード(以下、特別バーコード)が印刷されている。な
お、共通バーコードと特別バーコードを一体に印刷する
こともできる。これらのことから、KIOSK端末10
0は、広告を利用者に提示する広告提示手段、広告を識
別する広告識別子(ここでは、バーコードで示される情
報)を利用者に提示する広告識別子提示手段、および、
広告識別子提示手段にて提示された広告識別子を出力す
る広告識別子出力手段として機能する。このように発券
した割引券に関する情報は、KIOSK端末100に格
納される。
【0086】そして、消費者は、商品等を清算する際
に、この割引券を店員に提示する(ステップSC−
2)。すると、店員は、POS端末200のバーコード
リーダー210を用いて商品等のバーコードを読み取っ
た後に、割引券のバーコードを読み取る(ステップSC
−3)。このことにより、共通割り引き額、特別商品等
を特定する情報、および、特別割り引き額がPOS端末
200に入力される。すなわち、POS端末200は、
広告識別子出力手段にて出力された広告識別子の入力を
受け付ける広告識別子入力手段として機能する。
【0087】そして、POS端末200のデータ処理部
は、消費者が共通商品等を購入している場合には、この
商品等の代金から上記共通割り引き額を差し引き、さら
に、特別商品等を購入している場合には、この商品等の
代金から上記特別割り引き額を差し引いて、清算を行な
う。すなわち、POS端末200は、広告識別子入力手
段を介して受け付けられた上記広告識別子の正当性を確
認する広告識別子確認手段、および、上記広告識別子確
認手段にて上記広告識別子が正当であると確認された場
合に、上記商品または上記サービスの決済金額に対する
所定の割引を行う決済手段として機能する。
【0088】この実施の形態によれば、店舗において割
引券という形態の広告を配布することができる。この広
告は、割り引きという特典を持っていることから消費者
の関心を集めることができ、また、店舗内で配布できる
ので商品等の販売に直結し易い。したがって、店舗販売
についての広告効率を向上させることができる。
【0089】ここで、特別商品等の選定方法について説
明する。KIOSK端末100は、割引券の発券時点に
おける各種の状況に基づいて、特別商品等を動的に決定
する。すなわち、KIOSK端末100は、広告提示手
段を介して提示する上記広告の内容を決定する広告内容
決定手段として機能する。例えば、最も単純には、販売
を促進したい商品等を特別商品等にしてもよい。この場
合には、特別割り引き額や特別商品等の写真データ等
を、広告サーバー1000および広告管理センターサー
バー1100を介して受信して、上記の割引券の印刷を
行なうようにしてもよい(ステップSC−4,SC−
5)。もちろん、これらデータをKIOSK端末100
やストアコンピュータ300に格納しておいてもよい。
【0090】あるいは、店舗内における各種商品等の売
り上げ状況をPOS端末200から定期的に取得し、売
れ行きのよいもの、あるいは、売れ行きの悪いものを特
別商品等にしてもよい。あるいは、各種商品等の賞味期
限や有効期限を広告サーバー1000やPOS端末20
0等から取得し、これら期限が迫っているものを特別商
品等にしてもよい。このような方法によれば、販売環境
を取り巻く様々な状況に応じた割引券を発券することが
できるので、割引券を用いた販売効率を向上させること
ができる。
【0091】また、特別商品等として割引券を発券した
後、実際に販売された特別商品等の数を、POS端末2
00の清算データに基づいて計数し、この数に基づいて
割引券を動的に発券することもできる。例えば、一定数
が販売されるまで、特別商品等を同一種類とし、一定数
が販売された時点で、特別商品等を他の商品等に切り替
えることができる。このような方法によれば、割引券の
広告力を利用して、商品等の販売数をコントロールする
ことができる。
【0092】(実施の形態4) (本システムの概要)次に、本発明の実施の形態4につ
いて説明する。ただし、特に説明なき構成および処理に
ついては実施の形態3と同様であり、同じ構成要素につ
いては同一の符号を付して説明する。本実施の形態4
は、実施の形態3と同様に、「広告」を行う際に店舗を
有効に活用し、広告効率や消費者の利便性を向上させる
ものである。特に、本実施の形態4は、消費者が利用者
端末800で取得した情報に基づいて、割引券を発券す
るシステムに関するものである。
【0093】(広告処理)本実施の形態にかかる処理の
シーケンス等を図10に示す。まず、消費者は、利用者
端末800のWebブラウザ830を用いてインターネ
ットにアクセスし、バナー広告が掲載されている所定の
Webページを閲覧する(ステップSD−1)。このバ
ナー広告自体、または、リンク先のWebページには、
当該バナー広告に掲載されている商品等を購入する際に
割り引きを受けるための割引番号が掲載されている。そ
して、消費者は、この割引番号を、図示しない印刷部に
てプリント等して入手する(ステップSD−2)。この
Webページ、あるいは、このWebページのバナー広
告にhyper Linkされている他のWebページは、広告サ
ーバー1000に格納されている。また、割引番号は、
広告管理センターサーバー1100に格納されている。
これらのことから、利用者端末800、広告サーバー1
000、および、広告管理センターサーバー1100
は、広告を利用者に提示する広告提示手段、広告を識別
する広告識別子(ここでは、割引番号)を利用者に提示
する広告識別子提示手段、および、広告識別子提示手段
にて提示された広告識別子を出力する広告識別子出力手
段として機能する。
【0094】その後、消費者は、店舗に設置されたKI
OSK端末100に割引番号を入力する。すると、KI
OSK端末100の処理実行部は、この割引番号を広告
管理センターサーバー1100に送信し、割引番号の正
当性の確認を求める(ステップSD−3)。これを受け
た広告管理センターサーバー1100は、送信された割
引番号が自己に格納されている割引番号のいずれかに一
致するか否かを確認し、一致する場合には割引番号が正
当である旨、一致しない場合には割引番号が正当でない
旨を、KIOSK端末100に送信する(ステップSD
−4)。これを受けたKIOSK端末100は、割引番
号が正当である場合にのみ、実施の形態3と同様に、割
引券を印刷する(ステップSD−5)。以降、実施の形
態3と同様に、消費者は、この割引券を用いて、商品等
を購入する際に割引を受けることができる。
【0095】この実施の形態によれば、バナー広告とい
う形態を取りながらも、店舗に出向いて商品等を購入す
るインセンティブを消費者に与えることができる。した
がって、インターネット上に仮想店舗を開設していない
ような企業であっても、インターネットを利用した効果
的な広告を行なうことができる。
【0096】(実施の形態5) (本システムの概要)次に、本発明の実施の形態5につ
いて説明する。ただし、特に説明なき構成および処理に
ついては実施の形態1と同様であり、同じ構成要素につ
いては同一の符号を付して説明する。本実施の形態5
と、後述する実施の形態6〜8は、消費者が、上述の懸
賞に当選すること等の任意の方法で取得した商品券等の
貨幣的な価値(第1価値)を、店舗で利用可能な他の価
値(第2価値)に変換することのできるシステムに関す
るものである。特に、本実施の形態5は、商品券(第1
価値)をクーポン券(第2価値)に変換するシステムに
関するものである。
【0097】図11は本システムの全体構成を示すブロ
ック図である。この図11に示すように、本システムに
おいては、図1の応募者用センターサーバー400に代
えて、本部POSサーバー1400およびクーポン券サ
ーバー1500が設けられている。このうち、本部PO
Sサーバー1400は、各店舗のPOS端末200に対
する各種情報の送受を行なう。また、クーポン券サーバ
ー1500は、利用者に発券されるクーポン券に関する
情報を格納する。
【0098】(還元処理)本実施の形態にかかるKIO
SK端末100の表示部110の表示画面例を図12、
この処理のシーケンス等を図13に示す。まず、前提と
して、消費者は、商品券を一意に識別するための情報を
保有しているものとする。例えば、商品券サーバー70
0は、利用者が上述の懸賞に当選した際の商品として商
品券を付与するため、商品券に固有の商品券コードを発
行し、この商品券コードを電子メール等の任意の手段で
消費者に通知する。
【0099】その後、消費者は、店舗のKIOSK端末
100において、商品券をクーポン券に変換する操作を
行う。具体的には、消費者がKIOSK端末100にお
いて所定の操作を行なうことによってクーポン券の発券
要求を行なうと(ステップSE−1)、表示部110に
は変換用画面が表示され(MA−1)、変換元になる第
1価値の種類を選択する旨が利用者に要求される(ステ
ップSE−2)。この画面には、例えば、変換元になる
第1価値の種類を選択するためのメニューが表示されて
いる。ここで、消費者が「商品券」を選択すると(ステ
ップSE−3)、商品券からクーポン券への変換金額を
特定するための画面が表示される(MA−2)。例え
ば、変換できるクーポン券の種類が決まっている場合に
は、この種類が表示され、この種類を選択することによ
って変換金額を特定することができる。
【0100】変換金額が特定されると、KIOSK端末
100からクーポン券サーバー1500を介して、商品
券サーバー700に対する商品券決済要求が行なわれる
(ステップSE−4〜SE−6)。すると、商品券サー
バー700は、決済を行なう商品券の商品券コードを要
求する(ステップSE−6)。これを受けたKIOSK
端末100は、商品券コードを入力するための画面を表
示部110に表示する(MA−3)。そして、消費者が
商品券コードを入力すると(ステップSE−7)、KI
OSK端末100は、入力された商品券サーバー700
に商品券コードを送信し、商品券の残高確認を要求す
る。この要求を受けた商品券サーバー700は、商品券
コードによって特定される商品券の残高を呼び出す。す
なわち、商品券サーバー700は、第1価値の金額を判
別する第1価値判別手段として機能する。そして、商品
券サーバー700は、この残高をKIOSK端末100
に送信して、引き落としの最終確認を求める(ステップ
SE−8)。すると、KIOSK端末100は、この残
高および変換金額を含んだ、変換内容の確認画面を生成
および表示する(MA−4)。
【0101】この確認画面において、消費者が所定方法
にて変換内容を承諾した旨を指示すると(ステップSE
−9)、KIOSK端末100は、商品券サーバー70
0に商品券コードおよび変換金額を送信し、商品券の電
子決済を要求する。この要求を受けた商品券サーバー7
00は、商品券コードによって特定される商品券の残高
を呼び出し、この残高と、KIOSK端末から送信され
た変換金額とを比較して、残高が変換金額以上である場
合にのみ決済を承認し、引き落とし処理を行なう(ステ
ップSE−10)。すなわち、残高から変換金額を差し
引いた額を新たな残高として記録する。すなわち、KI
OSK端末100は、第1価値の金額の全部または一部
を、第2価値に変換する価値変換手段として機能する。
【0102】なお、この際の決済額は、クーポン券の額
面に所定方法で算定した手数料を付加することができ、
あるいは、逆に、キャンペーン期間中等にはクーポン券
の額面金額よりも少額の決済を行うことによって、消費
者に利益提供を行うことができる。この引き落としが完
了すると、商品券サーバー700は、その旨および変換
金額をクーポン券サーバー1500に送信し(ステップ
SE−11)、クーポン券の電子発行を要求する。
【0103】この要求を受けたクーポン券サーバー15
00は、クーポン券を一意に識別するためのクーポン券
IDを発行し(ステップSE−12、SE−13)、こ
のクーポン券IDをKIOSK端末100に送信する
(ステップSE−14)。この送信を受けたKIOSK
端末100は、変換が完了した旨の画面を表示部110
に表示すると共に(MA−5、ステップSE−15)、
印刷部130を介してクーポン券を印刷する(ステップ
SE−16)。また、KIOSK端末100は、クーポ
ン券のプリントが完了した旨をクーポン券サーバー15
00に送信する(ステップSE−17)。これを受けた
クーポン券サーバー1500は、クーポン券IDを、変
換金額(以下、額面金額)や有効期限と共に自己に記録
する(ステップSE−18)。このクーポン券には、変
換金額が消費者の認識可能な文字で印刷されると共に、
クーポン券IDがバーコードで印刷される。すなわち、
KIOSK端末100は、価値変換手段にて変換された
第2価値を識別するための情報を出力する第2価値出力
手段として機能する。そして、消費者はこのクーポン券
を受け取り、買い物等を行う。
【0104】その後、消費者は、商品等の代金をPOS
端末200にて清算する際、クーポン券を差し出す。そ
して、店員が、バーコードリーダー210を介して、商
品のバーコードを読み取った後、クーポン券のバーコー
ドを読み取ることにより、クーポン券IDが入力され
る。このクーポン券IDは、POS端末からクーポン券
サーバー1500に送信され、クーポン券認証が行われ
る。すなわち、クーポン券サーバー1500は、送信さ
れたクーポン券IDが、自己に格納されているクーポン
券IDのいずれかに合致するか否か、および、クーポン
券の有効期限が切れていないか否かを判別し、合致する
場合および有効期限が切れていない場合には、認証可の
旨および当該クーポン券IDに対応して記録されている
額面金額をPOS端末200に送信し、合致しない場合
または有効期限が切れている場合には、認証不可の旨を
POS端末200に送信する。なおこの場合には、PO
S端末200は、第2価値出力手段にて出力された第2
価値の入力を受け付け、この第2価値に基づいて上記利
用者の決済を行う決済手段として機能する。
【0105】この送信を受けたPOS端末200は、認
証不可の旨を受信した場合には、その旨の表示を行う。
一方、認証可の旨を受信した場合、POS端末200
は、額面金額の表示を行うと共に、この額面金額と、必
要に応じて消費者から受け取った現金や他の任意の決済
用カード類の情報とに基づいて、商品代金の決済を行
う。そして、POS端末200は、クーポン券による決
済が完了した旨を、当該クーポン券のクーポン券IDと
共にクーポン券サーバー1500に送信する。この送信
を受けたクーポン券サーバー1500は、送信されたク
ーポン券の額面金額を0にすること等により、クーポン
券を使用済みとする。
【0106】このように本実施の形態によれば、商品券
をクーポン券に変換して使用することができ、また、こ
の際に、様々な付加価値等を付けることができるので、
消費者が店舗を利用する上での利便性が向上する。
【0107】なお、上記の処理では、商品券サーバー7
00において商品券の決済を終了してから、クーポン券
サーバー1500へ通知を行ってクーポン券の発行等を
行っていたが、まず商品券サーバー700に対して決済
予約のみを行ない、KIOSK端末にてクーポン券を印
刷した時点で、商品券サーバー700に対して最終決済
を行うようにしてもよい。また、上記の処理では、クー
ポン券サーバー1500に、有効期限と額面金額とを格
納しているが、他の様々な情報を併せて格納することに
より、様々な形態でのクーポン券サービスを行うことが
できる。例えば、クーポン券を利用することのできる店
舗を特定するための店舗情報や、クーポン券で購入する
ことのできる商品等を特定するための商品等情報を格納
しておくと共に、クーポン券決済の際に、POS端末2
00から店舗情報や商品等情報をクーポン券サーバー1
500に送信させて照合し、クーポン券利用の可否を判
断してもよい。
【0108】また、クーポン券の額面金額の格納時や、
クーポン券の決済時に、額面金額を任意の増減させるこ
とも可能である。例えば、キャンペーン期間中には、ク
ーポン券の額面金額を1.5倍にしてクーポン券サーバ
ー1500に格納することにより、消費者にクーポン券
増額のメリットを与えて購買意欲を刺激することができ
ると共に、キャンペーン等の値引き管理を一元化するこ
とができる。
【0109】また、第1価値としては、商品券以外に
も、個別商品の引き換え券や、クレジットカードや航空
会社のマイレージカード等のポイントを用いることもで
きる。この場合には、これらポイントやマイレージの所
有者であることを識別するための識別情報を利用者に入
力してもらい、この識別情報を用いて、ポイントを管理
しているポイントサーバー1200やマイレージを管理
しているマイレージサーバー1300に対して、変換可
否の承認を求め、変換可の場合にクーポン券を発行して
もよい。
【0110】また、クーポン券を必ずしもKIOSK端
末100で印刷する必要はなく、例えば、利用者端末8
00のWebブラウザ830を介して、商品券サーバー
700やクーポン券サーバー1500にアクセスして、
上記と同様の処理によって、クーポン券の発行を受けて
印刷するようにしてもよい。この場合には、KIOSK
端末100における消費者の滞留時間を減らすことがで
き、KIOSK端末100を効率よく使用してもらうこ
とができる。
【0111】(実施の形態6) (本システムの概要)次に、本発明の実施の形態6につ
いて説明する。ただし、特に説明なき構成および処理に
ついては実施の形態5と同様であり、同じ構成要素につ
いては同一の符号を付して説明する。上記実施の形態5
では、クーポン券に関する情報をクーポン券サーバー1
500に格納し、クーポン券を利用する毎に、このクー
ポン券サーバー1500とPOS端末200との間で決
済を行っていた。しかしながら、この場合にはネットワ
ーク900のトランザクションが発生し、ネットワーク
900の状況等によっては、決済に比較的長い時間が必
要になるために好ましくない。そこで、本実施の形態で
は、クーポン券サーバー1500での更新情報を逐次的
にPOS端末200に配信し、決済時間の短縮化を図る
ことのできるシステムについて説明する。
【0112】図14は本システムの全体構成を示すブロ
ック図である。この図14に示すように、本システムに
おいては、衛星配信サーバー1600が設けられてい
る。この衛星配信サーバー1600は、クーポン券サー
バー1500からクーポン券の発券等に関する情報を受
信し、これを各店舗のストアコンピュータ300に一斉
配信する。
【0113】(還元処理)本実施の形態にかかる処理の
シーケンス等を図15に示す。本システムにおいては、
上記と同様にクーポン券を発行した後(ステップSF−
1〜SF−13)、クーポン券サーバー1500は、発
行したクーポン券に関する、クーポン券ID、額面金
額、および、必要に応じた付随的な情報(上述の店舗情
報や商品等情報)を、衛星配信サーバー1600を介し
て全ての店舗のストアコンピュータ300に配信する
(ステップSF−14〜SF−16)。この情報は、ス
トアコンピュータ300によって受信され、記憶部37
0に格納される(ステップSF−17)。その後、実施
の形態5と同様に、完了画面の表示、クーポン券のプリ
ントアウト等が行なわれる(ステップSF−18〜SF
−22)。
【0114】その後、消費者が購入した商品の代金をP
OS端末200にて清算する際、POS端末200に入
力されたクーポン券IDは、ストアコンピュータ300
に送信され、この記憶部370に記憶されたクーポン券
IDおよび額面金額に基づいてクーポン券の使用認証が
行なわれる。すなわち、ストアコンピュータ300は、
価値変換手段にて変換された第2価値を識別するための
情報を出力する第2価値出力手段を構成する。そして、
認証可の場合には、認証可の旨および当該クーポン券I
Dに対応して記録されている額面金額をPOS端末20
0に送信し、認証不可の場合には、その旨をPOS端末
200に送信する。
【0115】この送信を受けたPOS端末200は、認
証不可の旨を受信した場合には、その旨の表示を行う。
一方、認証可の旨を受信した場合には、POS端末20
0は、商品代金の決済を行った後、クーポン券による決
済が完了した旨を、当該クーポン券のクーポン券IDと
共にストアコンピュータ300に送信する。これを受け
たストアコンピュータ300は、送信されたクーポン券
の額面金額を0にすること等により、クーポン券を使用
済みとする。
【0116】また、ストアコンピュータ300は、クー
ポン券による決済が完了した旨を、当該クーポン券のク
ーポン券IDと共にクーポン券サーバー1500に送信
する。この送信を受けたクーポン券サーバー1500
は、送信されたクーポン券の額面金額を0にすること等
により、クーポン券を使用済みとする。また、クーポン
券サーバー1500は、使用済みになったクーポン券の
クーポン券IDを、衛星配信サーバー1600を介して
全ての店舗のストアコンピュータ300に配信する。こ
れを受けたストアコンピュータ300は、送信されたク
ーポン券の額面金額を0にすること等により、クーポン
券を使用済みとする。
【0117】このように本実施の形態によれば、商品券
をクーポン券に変換して使用することができ、また、こ
の際に、様々な付加価値等を付けることができるので、
消費者が店舗を利用する上での利便性が向上する。特
に、クーポン券に関する情報を各店舗に一斉配信するこ
とができ、POS端末200とストアコンピュータ30
0との間でクーポン券の決済を行うことができるので、
決済時間を短縮することができ、消費者や店員等の利便
性が向上する。
【0118】(実施の形態7) (本システムの概要)次に、本発明の実施の形態7につ
いて説明する。ただし、特に説明なき構成および処理に
ついては実施の形態5または6と同様であり、同じ構成
要素については同一の符号を付して説明する。上記実施
の形態5、6では、各店舗で発行されたクーポン券は、
本システムを適用している他のどの店舗においても利用
することが可能である。しかしながら、このような広域
展開には多大な設備コストを要し、特に、実施の形態6
のようにクーポン券に関する情報を一斉配信するために
は、システム開発コストおよびシステム設置コストが膨
大になる。そこで、本実施の形態では、クーポン券を利
用することのできる店舗を限定し、システム開発コスト
およびシステム設置コストを低減することのできるシス
テムを説明する。
【0119】図16は本システムの全体構成を示すブロ
ック図である。この図16に示すように、本システムに
おいては、図1の応募者用センターサーバー400に代
えて、KIOSK用サーバー1610が設けられてい
る。
【0120】(還元処理)本実施の形態にかかる処理の
シーケンス等を図17に示す。本システムにおいては、
上記と同様に、商品券サーバー700が商品券の引き落
とし処理を行なう(ステップSG−1〜SG−10)。
そして、商品券サーバー700は、引き落とし処理が完
了した旨をKIOSK端末100に送信する(ステップ
SG−11)。ここで、KIOSK端末100は、決済
可の旨を受信すると、額面金額を特定する情報を同一店
舗内のストアコンピュータ300に送信する(ステップ
SG−12)。これを受けたストアコンピュータ300
は(ステップSG−13)、クーポン券IDを発行し
(ステップSG−14)、このクーポン券IDをKIO
SK端末100に送信する(ステップSG−15)。
【0121】この送信を受けたKIOSK端末100
は、変換が完了した旨の画面を表示部110に表示する
と共に(ステップSG−16)、印刷部130を介して
クーポン券を印刷する(ステップSG−17)。また、
KIOSK端末100は、クーポン券のプリントが完了
した旨をストアコンピュータ300に送信する(ステッ
プSG−18)。これを受けたストアコンピュータ30
0は、クーポン券IDを、変換金額(以下、額面金額)
や有効期限と共に記憶部370に記録する(ステップS
G−19)。
【0122】その後、消費者は、商品等の代金をPOS
端末200にて清算する際、クーポン券IDがPOS端
末200に入力されると、クーポン券IDは、ストアコ
ンピュータ300に送信され、クーポン券認証が行われ
る。すなわち、ストアコンピュータ300は、送信され
たクーポン券IDが、自己に格納されているクーポン券
IDのいずれかに合致するか否か、および、クーポン券
の有効期限が切れていないか否かを、記憶部370の記
憶内容に基づいて判別し、合致する場合および有効期限
が切れていない場合には、認証可の旨および当該クーポ
ン券IDに対応して記録されている額面金額をPOS端
末200に送信し、合致しない場合または有効期限が切
れている場合には、認証不可の旨をPOS端末200に
送信する。
【0123】この送信を受けたPOS端末200は、認
証不可の旨を受信した場合には、その旨の表示を行う。
一方、認証可の旨を受信した場合、POS端末200
は、実施の形態5の場合と同様に、商品等の代金の決済
を行う。そして、POS端末200は、クーポン券によ
る決済が完了した旨を、当該クーポン券のクーポン券I
Dと共にストアコンピュータ300に送信する。この送
信を受けたストアコンピュータ300は、送信されたク
ーポン券の額面金額を0にすること等により、クーポン
券を使用済みとする。なお、このような処理を行なった
場合、消費者は、クーポン券が発行された店舗内での
み、当該クーポン券を利用することができることにな
る。
【0124】このように本実施の形態によれば、商品券
をクーポン券に変換して使用することができ、また、こ
の際に、様々な付加価値等を付けることができるので、
消費者が店舗を利用する上での利便性が向上する。ま
た、POS端末200とストアコンピュータ300との
間でクーポン券の決済を行うことができるので、決済時
間を短縮することができ、消費者や店員等の利便性が向
上する。特に、商品券サーバー700への電子決済を行
なう処理を除いて、店舗内で決済処理が完結するので、
クーポン券サーバー1500や、当該クーポン券サーバ
ー1500と各店舗とをつなぐネットワークを省略する
ことができ、システム開発コストおよびシステム設置コ
ストを低減することができる。
【0125】なお、KIOSK端末100での操作を一
層簡易化することもできる。例えば、消費者は、利用者
端末800のWebブラウザ830を介して、商品券サ
ーバー700またはKIOSK用サーバー1610にア
クセスして、クーポン券の発行を受けたい店舗を店番指
定や住所指定等にて指定し、予約番号を受け取る。この
時、商品券サーバー700またはKIOSK用サーバー
1610は、予約番号を格納すると共に、商品券の決済
予約を行ない、また、予約番号と商品券の残高を特定す
る情報を、上記予約された店舗のKIOSK端末100
またはストアコンピュータ300に送信する。そして、
これら予約番号と商品券の残高とが、KIOSK端末1
00またはストアコンピュータ300に格納される。そ
の後、消費者が店舗を訪れてKIOSK端末100に予
約番号を入力すると、この予約番号を、KIOSK端末
100またはストアコンピュータ300に格納されてい
る予約番号と照合し、クーポン券を発券する。このよう
な処理によれば、消費者はKIOSK端末に予約番号を
入れるだけでクーポン券の発券を受けることができ、店
舗での操作を簡易かつ短時間で行なうことができる。特
に、全国規模で発券される商品券に対して、クーポン券
の発券数は少ないと考えられるため、商品券コードに比
べて予約番号を短く設定することができ、商品券コード
を入力する場合に比べて予約番号を入力する方が容易で
ある。
【0126】(実施の形態8) (本システムの概要)次に、本発明の実施の形態8につ
いて説明する。ただし、特に説明なき構成および処理に
ついては実施の形態5〜7と同様であり、同じ構成要素
については同一の符号を付して説明する。上記実施の形
態5〜7では、クーポン券に関する情報を、クーポン券
サーバーやストアコンピュータに格納して決済を行なっ
ていた。これに対して本実施の形態8は、クーポン券に
関する情報を、バーコード自体に含めるシステムに関す
るものである。
【0127】(還元処理)本実施の形態にかかる処理の
シーケンス等を図18に示す。本システムにおいては、
上記実施の形態7と同様に、商品券サーバー700が商
品券の引き落とし処理を行なう(ステップSH−1〜S
H−10)。そして、商品券サーバー700は、引き落
とし処理が完了した旨をKIOSK用サーバー1610
に送信する(ステップSH−11)。この送信を受けた
KIOSK用サーバー1610が、変換が完了した旨を
KIOSK端末100に送信すると(ステップSH−1
2)、KIOSK端末100は、変換が完了した旨の画
面を表示部110に表示すると共に(ステップSH−1
3)、印刷部130を介してクーポン券をプリントし
(ステップSH−14)、プリント完了画面を表示する
(ステップSH−15)。
【0128】ここで、KIOSK用サーバー1610か
らKIOSK端末100には、クーポン券の額面金額、
クーポン券の有効期限、および、利用店舗を限定する場
合にはこの店舗を特定するための情報が送信されてお
り、KIOSK端末100は、これらの情報を、一つま
たは複数のバーコードに変換し、このバーコードを記載
したクーポン券を印刷する。
【0129】その後、消費者は、商品等の代金をPOS
端末200にて清算する際、クーポン券を提示する。こ
のクーポン券に記載されたバーコードが読み取られてP
OS端末200に入力されると、POS端末200は、
有効期限の超過の有無、および、利用店舗の正当性の有
無を判断する。すなわち、POS端末200は、自己内
部の図示しないタイマーからその時点の日時を取得し、
この日時に基づいて、クーポン券の有効期限の正当性を
判断する。また、POS端末200の記憶部260に
は、予め当該POS端末200が配置されている店舗を
特定するための情報が記憶されており、この情報に基づ
いて、クーポン券の利用店舗の正当性を判断する。そし
て、POS端末200は、これらの点に問題がない場合
には、実施の形態5の場合と同様に、商品等の代金の決
済を行う。その後、店員はクーポン券を破棄等し、クー
ポン券が不正に再利用されることを防止する。
【0130】このように本実施の形態によれば、商品券
をクーポン券に変換して使用することができ、また、こ
の際に、様々な付加価値等を付けることができるので、
消費者が店舗を利用する上での利便性が向上する。特
に、POS端末200における決済時には何ら通信を行
なう必要性がないので、決済時間を一層短縮することが
でき、消費者や店員等の利便性が一層向上する。特に、
商品券サーバー700への電子決済を行なう処理を除い
て、店舗内で決済処理が完結するので、クーポン券サー
バー1500や、当該クーポン券サーバー1500と各
店舗とをつなぐネットワークを省略することができ、シ
ステム開発コストおよびシステム設置コストを低減する
ことができる。
【0131】(実施の形態9) (本システムの概要)次に、本発明の実施の形態9につ
いて説明する。ただし、特に説明なき構成および処理に
ついては実施の形態5〜8と同様であり、同じ構成要素
については同一の符号を付して説明する。上記実施の形
態5〜8では、クーポン券という紙媒体に第2価値を記
録していた。これに対して、本実施の形態9は、第2価
値をICカードに仮想マネーとして記録するシステムに
関するものである。
【0132】図19は本システムの全体構成を示すブロ
ック図である。この図19に示すように、本システムに
おいては、実施の形態5の構成に加えて、ICカードサ
ーバー1700が設けられている。このICカードサー
バー1700は、ICカードに格納される仮想マネーの
残高等を格納する。
【0133】(還元処理)本実施の形態にかかるKIO
SK端末100の表示部110の表示画面例を図20、
この処理のシーケンス等を図21に示す。本システムに
おいて、利用者は、KIOSK端末100のICカード
書込/読取部131にICカードをセットする。このこ
とにより、KIOSK端末100は、変換元がICカー
ドの仮想マネーであることを検知する。その後、利用者
がKIOSK端末100を所定手順で操作すると、変換
サービスを選択するための画面が表示部110に表示さ
れる(MB−1)。そして、利用者が、ICカードへの
変換サービスを要求すると(図20において「電子プリ
カ変換」、ステップSI−1)、変換金額の入力を要求
する画面が表示され(MB−2、ステップSI−2)、
利用者が変換金額を入力すると(ステップSI−3)、
KIOSK端末100において、この変換金額に基づい
て手数料等が算定される(ステップSI−4)。
【0134】その後、変換金額や手数料等を表示する確
認画面が表示され(ステップSI−5)、利用者が確認
した旨を入力すると(ステップSI−6)、KIOSK
端末100は、カード読取/書込部に差し込まれたIC
カードから、仮想マネーの残高等の情報を読み取る(ス
テップSI−7)。そして、KIOSK端末100は、
この残高等を含んだ画面を表示する(ステップSI−
8)。また、KIOSK端末100は、KIOSK用サ
ーバー1610を介して、商品券サーバー700に対し
て、商品券の決済要求を行なう(ステップSI−9〜S
I−10)。その後、他の実施の形態の処理と同様に、
商品券コードの入力画面等が表示され(MB−4)、引
き落とし処理が行なわれた後(ステップSI−11〜S
I−15)、商品券サーバー700は、引き落としが完
了した旨をKIOSK用サーバー1610に送信する
(ステップSI−16)。
【0135】ここで、KIOSK用サーバー1610
は、このICカードの仮想マネーの増額(リロード)要
求をICカードサーバー1700に送信する(ステップ
SI−17)。この時、KIOSK用サーバー1610
は、必要に応じて、ICカードを一意に識別するための
カードコード、その時点におけるICカード内の仮想マ
ネーの残高、および、リロードする変換金額を、KIO
SK端末100を介して読み取り、ICカードサーバー
1700に送信する。
【0136】これを受けたICカードサーバー1700
は、カードコード等に基づいてICカードの使用状態を
確認し、ICカードの不正使用の有無等を公知の方法で
判断し、問題がない場合には、KIOSK用サーバー1
610にリロード許可を送信する(ステップSI−1
8)。そして、KIOSK用サーバー1610は、この
リロード許可をKIOSK端末100に送信する(ステ
ップSI−19)。これを受けたKIOSK端末100
は、商品券からの変換金額分だけICカード内の仮想マ
ネーの残高をリロードする(ステップSI−20)。な
お、リロード時には、ICカードの引き抜きを防止する
画面を表示してもよい(MB−5)。このリロードが完
了した時点で、KIOSK端末100は、完了画面を表
示すると共に(MB−6,ステップSI−22)、この
完了の旨をKIOSK用サーバー1610を介してIC
カードサーバー1700に送信する(ステップSI−2
1、SI−23)。この送信を受けたICカードサーバ
ー1700は、ICカードの仮想マネーの残高記録を更
新する(ステップSI−24)。その後、消費者は、公
知の手順でICカードを利用して商品等の購入を行なう
ことができる。
【0137】このように本実施の形態によれば、商品券
の価値をICカードにリロードして使用することができ
るので、消費者が店舗を利用する上での利便性が向上す
る。なお、上記の処理においては、KIOSK端末10
0でICカードのリロードを行なうようにしているが、
利用者端末800にカード読取/書込部を設け、この利
用者端末800から商品券サーバー700およびICカ
ードサーバー1700にアクセスして、ICカードのリ
ロードを行なうようにしてもよい。
【0138】(実施の形態10) (本システムの概要)次に、本発明の実施の形態10に
ついて説明する。ただし、特に説明なき構成および処理
については実施の形態5〜9と同様であり、同じ構成要
素については同一の符号を付して説明する。上記実施の
形態5〜9では、クーポン券やICカードに第2価値を
記録していた。これに対して本実施の形態10は、第2
価値を、利用者端末800の一形態である携帯電話に記
録するシステムに関するものである。
【0139】図22は本システムの全体構成を示すブロ
ック図である。この図22に示すように、本システムに
おいては、仮想マネー管理サーバー1800が設けられ
ている。この仮想マネー管理サーバー1800は、携帯
電話に記録する仮想マネーの管理情報を格納する。
【0140】(還元処理)本実施の形態にかかる処理の
シーケンス等を図23に示す。まず、消費者が携帯電話
に対して所定手順で仮想マネーへの変換を指示すると、
携帯電話は商品券サーバー700にアクセスして、仮想
マネーへの変換を要求する(ステップSJ−1)。例え
ば、携帯電話は、WAP(Wireless ApplicationProtoco
l)等の所定の通信手順に従って、図示しない移動体通
信網等を介して、商品券サーバー700にアクセスする
ことができる。なお、このような仮想マネーへの変換処
理は、店舗内に限らず、電波圏内の任意の場所で行なう
ことができる。
【0141】この要求を受けた商品券サーバー700は
(ステップSJ−2)、変換金額の入力を行なうための
画面データを携帯電話に送信する。この送信を受けた携
帯電話は、変換金額の入力を行なうための画面をモニタ
に表示し、この画面に消費者が変換金額を入力して送信
を指示する(ステップSJ−3)。すると、変換金額が
商品券サーバー700に送信され、この送信を受けた商
品券サーバー700は、手数料等の計算を終えた後(ス
テップSJ−4)、変換金額や手数料を含んだ確認画面
のデータを生成して携帯電話に送信する(ステップSJ
−5)。
【0142】この確認画面において、消費者が所定方法
にて変換内容を確認した旨を指示すると(ステップSJ
−6)、商品券サーバー700に商品券の決済要求が行
なわれる(ステップSJ−7)。そして、商品券サーバ
ー700は、携帯電話に対して、商品券コードの送信を
要求する(ステップSJ−8)。ここで、携帯電話の所
定の記憶領域には、所定の方法で商品券コードが格納さ
れている。あるいは、消費者が必要に応じて商品券コー
ドを携帯電話に入力するようにしてもよい。このように
携帯電話に格納された商品券コードは自動的に商品券サ
ーバー700に送信される(ステップSJ−9)。
【0143】そして、商品券サーバー700は、商品券
コードによって特定される商品券の残高を呼び出し、こ
の残高を含む画面であって、この残高から上記変換金額
を引き落とす旨を確認するための承諾画面のデータを生
成して、これを携帯電話に送信する(ステップSJ−1
0)。なお、この時点で、残高が変換金額より少ない場
合には、エラー画面のデータを携帯電話に送信する。そ
の後、携帯電話に表示された承諾画面を消費者が確認
し、承諾する旨を所定方法で入力すると、この情報が商
品券サーバー700に送信される(ステップSJ−1
1)。この情報を受けた商品券サーバー700は、残高
から変換金額を差し引いた額を新たな残高として記録す
ることによって引き落とし処理を行ない(ステップSJ
−12)、引き落とし処理が完了した旨の情報を携帯電
話に送信する(ステップSJ−13)。
【0144】これを受けた携帯電話は、当該携帯電話の
所定の仮想マネー格納エリアに格納されている情報を読
み取り、仮想マネーの増額(リロード)要求を仮想マネ
ー管理サーバー1800に送信する(ステップSJ−1
4)。この時、KIOSK端末100は、必要に応じ
て、仮想マネーを一意に識別するためのコード、その時
点における仮想マネーの残高、および、リロードする変
換金額を仮想マネー管理サーバー1800に送信する。
【0145】これを受けた仮想マネー管理サーバー18
00は、コード等に基づいて仮想マネーの使用状態を確
認し、仮想マネーの不正使用の有無等を公知の方法で判
断し、問題がない場合には、携帯電話にリロード許可を
送信する(ステップSJ−15)。これを受けた携帯電
話は、商品券からの変換金額分だけ仮想マネーの残高を
リロードし(ステップSJ−16)、このリロードが完
了した時点で、この完了の旨を仮想マネー管理サーバー
1800に送信する(ステップSJ−17)。この送信
を受けた仮想マネー管理サーバー1800は、仮想マネ
ーの残高記録を更新する(ステップSJ−18)。
【0146】その後、消費者は、店舗において商品等を
購入する際、携帯電話の仮想マネーを用いて決済を行な
うことができる。この手順は、ICカードを用いる時と
同様であるが、携帯電話のBlootooth等の近距
離通信機能を用いることにより、携帯電話をPOS端末
200等に非接触状態としたまま、決済を行なうことが
できる。この実施の形態によれば、消費者は、携帯電話
のみを用いて価値変換を行なうことができ、仮想マネー
の獲得および使用が極めて容易である。
【0147】(実施の形態11) (本システムの概要)次に、本発明の実施の形態11に
ついて説明する。ただし、特に説明なき構成および処理
については実施の形態10と同様であり、同じ構成要素
については同一の符号を付して説明する。上記実施の形
態10では、携帯電話と商品券サーバー等との間におい
て、価値変換時の決済が行なわれていた。これに対して
本実施の形態11は、KIOSK端末100を介して、
携帯電話に記憶された価値の変換を行なうシステムに関
するものである。
【0148】図24は本システムの全体構成を示すブロ
ック図である。この図24に示すように、本システムに
おいては、実施の形態10の構成に加えて、本部POS
サーバー1400が設けられている。
【0149】(還元処理)本実施の形態にかかる処理の
シーケンス等を図25に示す。まず、消費者は、携帯電
話を用いてKIOSK端末100にアクセスし、仮想マ
ネーへの変換を要求する(ステップSK−1)。この要
求を受けたKIOSK端末100は、変換金額の入力を
行なうための画面を表示する(ステップSK−2)。こ
の画面に消費者が変換金額を入力すると(ステップSK
−3)、KIOSK端末100は、手数料等の計算を終
えた後(ステップSK−4)、変換金額や手数料を含ん
だ、変換内容の確認画面を表示する(ステップSK−
5)。
【0150】この確認画面において、消費者が所定方法
にて変換内容を確認した旨を指示すると(ステップSK
−6)、KIOSK端末100は、携帯電話に格納され
ているその時点の仮想マネーの残高を読み取り(ステッ
プSK−7)、この残高を画面に表示する(ステップS
K−8)。また、KIOSK端末100は、商品券の決
済要求を、KIOSK用サーバー1610を介して商品
券サーバー700に行なう(ステップSK−9、SK−
10)。この際、KIOSK端末100は、携帯電話ま
たはそこに格納されている仮想マネーを一意に識別する
ための情報を商品券サーバー700に送信する。そし
て、商品券サーバー700は、携帯電話に対して、商品
券コードの送信を要求する(ステップSK−11)。そ
して、携帯電話に格納された商品券コードが自動的に商
品券サーバー700に送信される(ステップSK−1
2)。
【0151】そして、商品券サーバー700は、変換金
額を引き落とす旨を確認するための承諾画面のデータを
生成して、これを携帯電話に送信する(ステップSK−
13)。その後、携帯電話に表示された承諾画面を消費
者が確認し、承諾する旨を所定方法で入力すると(ステ
ップSK−14)、この情報が商品券サーバー700に
送信される。この情報を受けた商品券サーバー700
は、残高から変換金額を差し引いた額を新たな残高とし
て記録して引き落とし処理を行なうと共に(ステップS
K−15)、引き落とし処理が完了した旨の情報をKI
OSK用サーバー1610に送信する(ステップSK−
16)。
【0152】これを受けたKIOSK用サーバーは、仮
想マネーの増額(リロード)要求を仮想マネーサーバー
1800に送信する(ステップSK−17)。これを受
けた仮想マネーサーバー1800は、携帯電話から直接
的に、または、KIOSK端末100等を介して取得し
たカードコード等に基づいて仮想マネーの使用状態を確
認し、問題がない場合には、KIOSK用サーバー16
10にリロード許可を送信する(ステップSK−1
8)。これを受けたKIOSK用サーバー1610は、
KIOSK端末100を介して、商品券からの変換金額
分だけ携帯電話の仮想マネーの残高をリロードする(ス
テップSK−19、SK−20)。このリロードが完了
した時点で、KIOSK端末100は、この完了の旨を
KIOSK用サーバー1610を介して仮想マネーサー
バー1800に送信する(ステップSK−21、SK−
24)。また、KIOSK端末100は、完了画面を表
示する(ステップSK23)。この送信を受けた仮想マ
ネーサーバー1800は、仮想マネーの残高記録を更新
する(ステップSK−25)。この実施の形態によれ
ば、消費者は、携帯電話のみを用いて価値変換を行なう
ことができ、仮想マネーの獲得および使用が極めて容易
である。
【0153】(他の実施の形態)さて、これまで本発明
の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した
実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技
術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて
実施されてよいものである。例えば、実施の形態1、2
においては、本発明を懸賞に対する応募に適用する例を
示したが、利用者の権利状態と属性情報とを把握して照
合する必要がある任意の目的に使用することができ、例
えば、選挙等の投票や、寄付の受付に適用することがで
きる。また、各実施の形態1〜11を個別的に説明した
が、これらを相互に組み合わせることができ、特に、応
募、広告、還元について一連の処理を行なうことができ
るシステムを構築することができる。また、実施の形態
5〜11において、第1価値を第2価値に変換している
が、これら両価値は、種類や格納領域等のいずれか一つ
の要素を相互に異にする価値を意味しており、例えば、
同じ種類で格納領域のみが異なる2つの価値を相互に変
換することもできる。
【0154】また、各装置に設けた各手段については、
相互に他の装置に移動することも可能である。また、割
引券、応募券、クーポン券の如き紙媒体や、ICカー
ド、携帯電話については、磁気記録媒体や光記録媒体
等、他の形態の記録媒体に置換することも可能である。
また、実施形態において説明した各処理のうち、自動的
に行なわれるものとして説明した処理の全部または一部
を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行なわ
れるものとして説明した処理の全部または一部を公知の
方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中
や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各
種の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報に
ついては、特記する場合を除いて任意に変更することが
できる。
【0155】また、各サーバーの構成に関して、図示の
各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的
に図示の如く構成されていることを要しない。例えば、
各サーバーが備える処理機能の全部または任意の一部
を、CPU(Central Processing Unit)および当該CP
Uにて解釈実行されるプログラムにて実現することがで
き、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェア
として実現することも可能である。なお、プログラム
は、図示しない本記録媒体に記録されており、必要に応
じてサーバーに機械的に読み取られる。さらに、サーバ
ーの分散・統合の具合的形態は図示のものに限られず、
その全部または一部を、各種の負荷等に応じた任意の単
位で、機能的または物理的に分散・統合して構成するこ
とができる。
【0156】また、利用者端末800は、たとえば、パ
ーソナルコンピュータやワークステーション、家庭用ゲ
ーム機、インターネットTV、PDA(Personal Digita
l Assistant)、あるいは、携帯電話やPHS(Personal
Handy Phone System)の如き移動体通信端末によって実
現することができる。この利用者端末800の機能の全
部または任意の一部についても、CPUおよび当該CP
Uにて解釈実行されるプログラムにて実現することがで
きる。すなわち、その記憶領域にはOS(Operating Sy
stem)と協働してCPUに命令を与え、各種処理を行う
ためのコンピュータプログラムが記録されている。この
コンピュータプログラムは、RAM等のメモリ手段にロ
ードされることによって実行され、CPUと協働して機
能を達成する。しかしながら、このコンピュータプログ
ラムは、利用者端末800に対して任意のネットワーク
を介して接続されたアプリケーションプログラムサーバ
ーに記録されてもよく、必要に応じてその全部または一
部をダウンロードすることも可能である。このあるい
は、各制御部210の全部または任意の一部を、ワイヤ
ードロジック等によるハードウェアとして実現すること
も可能である。
【0157】(ネットワーク)また、ネットワークとし
ては、任意のネットワークを利用することができる。例
えば、限定されたエリア内でLAN、WANあるいはパ
ソコン通信網を用いて、本システムを構築することがで
きる。また、その他にも、地上波、CATV、CS、B
S、あるいは、ISDB(Integrated Services Digita
l Broadcasting)を用いて、各種データを送受信するこ
とができる。すなわち、ネットワークには、有線ネット
ワークのみならず、これら無線・通信ネットワークを含
めることができる。
【0158】また、本発明にかかるプログラムを、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することもでき
る。ここで、この記録媒体とは、フロッピー(登録商
標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、
EEPROM、CD−ROM、MO、DVD等の任意の
「可搬用の物理媒体」や、各種コンピュータシステムに
内蔵されるROM、RAM、HD等の任意の「固定用の
物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インターネッ
トに代表されるネットワークを介してプログラムを送信
する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプログラ
ムを保持する「通信媒体」を含むものとする。
【0159】また、「プログラム」とは、任意の言語や
記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソース
コードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、
「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限
られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成
されるものや、OS(Operating System)に代表される
別個のプログラムと協働してその機能を達成するものを
も含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録
媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あ
るいは、読み取り後のインストール手順等については、
周知の構成や手順を用いることができる。
【0160】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、利用者の属性情報と、その権利の有無とを把握し
て、両情報を結び付けて格納しておくことができる。し
たがって、懸賞への応募を行なう権利を有する利用者の
情報を把握したり、投票や寄付を行なう利用者の情報を
把握することができるので、これら応募、投票、あるい
は、寄付等を電子的に容易かつ迅速に行なうことができ
る。
【0161】また、本発明によれば、商品やサービスの
決済が行なわれた場合に、利用者の応募の権利が確定さ
れ、応募を行なうことができる。
【0162】また、本発明によれば、属性情報識別子を
介して属性情報が識別されるので、属性情報入力手段や
権利判断手段が別々の装置として構成されているような
場合においても、属性情報識別子に基づいて属性情報を
確実に取得することができる。
【0163】また、本発明によれば、権利識別子を介し
て権利が識別されるので、属性情報入力手段や権利判断
手段が別々の装置として構成されているような場合にお
いても、権利識別子に基づいて権利を確実に取得するこ
とができる。
【0164】また、本発明によれば、広告識別子が提示
され、この広告識別子に基づいて、商品購入等の決済時
に割引を受けることができる。したがって、様々なメデ
ィア等で広告識別子を配布して、この広告識別子に基づ
いて店舗において割引を行なうようなサービスを提供す
ることができ、店舗販売を促進できる新たな広告形態を
構築することができる。特に、広告の内容を適宜決定す
ることができるので、販売状態や在庫状態等に応じた広
告を動的に行ない、最適な広告効果を得ることができ
る。
【0165】また、本発明によれば、店舗において割引
券という形態の広告を配布することができる。この広告
は、割り引きという特典を持っていることから消費者の
関心を集めることができ、また、店舗内で配布できるの
で商品等の販売に直結し易い。したがって、店舗販売に
ついての広告効率を向上させることができる。
【0166】また、本発明によれば、バナー広告という
形態を取りながらも、店舗に出向いて商品等を購入する
インセンティブを消費者に与えることができる。したが
って、インターネット上に仮想店舗を開設していないよ
うな企業であっても、インターネットを利用した効果的
な広告を行なうことができる。
【0167】また、本発明によれば、第1価値を第2価
値に変換し、この第2価値に基づいて決済を行なうこと
ができる。したがって、貨幣的価値を商品券等のように
様々な形態で持っている場合においても、この貨幣的価
値をクーポン券等の一定の価値に換算して使用すること
ができる環境を構築でき、店舗等における販売を促進す
ることができる。また、この場合には、変換過程のロジ
ックを適宜変更することによって、価値の割引や期間限
定を容易に行なうことができるので、状況に応じた価値
変換を行なうことができる。
【0168】また、本発明によれば、第2価値に関する
情報を各店舗に一斉配信することができ、第2価値の決
済時間を短縮することができ、消費者や店員等の利便性
が向上する。
【0169】また、本発明によれば、第2価値の情報
が、その発行が行われた店舗のみに格納されるので、同
一店舗内で第2価値の決済処理が完結するので、第2価
値の情報を配信等するためのネットワークを省略するこ
とができ、システム開発コストおよびシステム設置コス
トを低減することができる。
【0170】また、本発明によれば、商品券の金額をク
ーポン券の金額に変換し、クーポン券を印刷することが
できる。また、本発明によれば、クーポン券の決済に必
要な情報が当該クーポン券に全て印刷されることになる
ので、ネットワーク構成等を大幅に簡素化することがで
きる。また、本発明によれば、商品券の金額を仮想マネ
ーに変換し、ICカード等の所定の記録媒体に格納する
ことができる。また、本発明によれば、商品券の金額を
仮想マネーに変換し、携帯電話等の任意の利用者端末に
格納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における店舗活用システ
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】KIOSK端末のブロック図である。
【図3】POS端末およびストアコンピュータのブロッ
ク図である。
【図4】商品券サーバーのブロック図である。
【図5】利用者端末のブロック図である。
【図6】実施の形態1における応募処理のシーケンス等
を示す図である。
【図7】実施の形態2における応募処理のシーケンス等
を示す図である。
【図8】実施の形態3における店舗活用システムの全体
構成を示すブロック図である。
【図9】実施の形態3における広告処理のシーケンス等
を示す図である。
【図10】実施の形態4における広告処理のシーケンス
等を示す図である。
【図11】実施の形態5における店舗活用システムの全
体構成を示すブロック図である。
【図12】実施の形態5におけるKIOSK端末の表示
部の表示画面例を示す図である。
【図13】実施の形態5における還元処理のシーケンス
等を示す図である。
【図14】実施の形態6における店舗活用システムの全
体構成を示すブロック図である。
【図15】実施の形態6における還元処理のシーケンス
等を示す図である。
【図16】実施の形態7における店舗活用システムの全
体構成を示すブロック図である。
【図17】実施の形態7における還元処理のシーケンス
等を示す図である。
【図18】実施の形態8における還元処理のシーケンス
等を示す図である。
【図19】実施の形態9における店舗活用システムの全
体構成を示すブロック図である。
【図20】実施の形態9におけるKIOSK端末の表示
部の表示画面例を示す図である。
【図21】実施の形態9における還元処理のシーケンス
等を示す図である。
【図22】実施の形態10における店舗活用システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図23】実施の形態10における還元処理のシーケン
ス等を示す図である。
【図24】実施の形態11における店舗活用システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図25】実施の形態11における還元処理のシーケン
ス等を示す図である。
【符号の説明】
100 KIOSK端末 200 POS端末 300 ストアコンピュータ 400 応募者用センターサーバー 500 懸賞管理サーバー 600 懸賞サーバー 700 商品券サーバー 800 利用者端末 900、910、920 ネットワーク 1000 広告サーバー 1100 広告管理センターサーバー 1200 ポイント管理サーバー 1300 マイレージ管理サーバー 1400 本部POSサーバー 1500 クーポン券サーバー 1600 衛星配信サーバー 1610 KIOSK用サーバー 1700 ICカードサーバー 1800 仮想マネー管理サーバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯川 英一 東京都新宿区西早稲田1−21−1 日本カ ードセンター株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の属性に関する属性情報を入力す
    る属性情報入力手段と、 所定方法で受領された上記利用者に関する情報に基づい
    て、当該利用者が特定の行動を行う権利を有するか否か
    を判断する権利判断手段と、 上記権利判断手段にて上記利用者が上記行動を行う権利
    を有すると判断された場合に、当該権利を有する旨を、
    上記属性情報入力手段を介して入力された属性情報に関
    連付けて所定領域に格納する利用者情報格納手段と、 を備えることを特徴とする店舗活用システム。
  2. 【請求項2】 上記特定の行動を行う権利は、所定の商
    品またはサービスに関連する懸賞への応募を行う権利で
    あり、 上記権利判断手段は、上記利用者が上記商品または上記
    サービスの決済を行ったか否かを所定手順で受領し、当
    該決済を行ったことを条件として、上記権利を有するも
    のと判断すること、 を特徴とする請求項1に記載の店舗活用システム。
  3. 【請求項3】 上記属性情報入力手段を介して入力され
    た属性情報を識別するための属性情報識別子を発行する
    属性情報識別子発行手段と、 上記属性情報識別子発行手段にて発行された上記属性情
    報識別子を出力する属性情報識別子出力手段と、 上記属性情報識別子出力手段にて出力された属性情報識
    別子の入力を受け付ける属性情報識別子入力手段とを備
    え、 上記利用者情報格納手段は、上記属性情報識別子入力手
    段を介して入力された上記属性情報識別子に基づいて取
    得された上記属性情報を格納すること、 を特徴とする請求項1または2に記載の店舗活用システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記権利判断手段にて応募を行う権利が
    あると判断された場合に、この権利を識別するための権
    利識別子を発行する上記権利識別子発行手段と、 上記権利識別子発行手段にて発行された上記権利識別子
    を出力する権利識別子出力手段と、 上記権利識別子出力手段にて出力された上記権利識別子
    の入力を受け付ける権利識別子入力手段とを備え、 上記利用者情報格納手段は、上記権利識別子入力手段を
    介して上記権利識別子が入力された場合に、上記権利判
    断手段にて上記利用者が上記行動を行う権利を有すると
    判断すること、 を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の店舗
    活用システム。
  5. 【請求項5】 所定の商品またはサービスに関する広告
    を利用者に提示する広告提示手段と、 上記広告を識別する広告識別子を利用者に提示する広告
    識別子提示手段と、 上記広告識別子提示手段にて提示された広告識別子を出
    力する広告識別子出力手段と、 上記広告識別子出力手段にて出力された広告識別子の入
    力を受け付ける広告識別子入力手段と、 上記広告識別子入力手段を介して受け付けられた上記広
    告識別子の正当性を確認する広告識別子確認手段と、 上記広告識別子確認手段にて上記広告識別子が正当であ
    ると確認された場合に、上記商品または上記サービスの
    決済金額に対する所定の割引を行う決済手段と、 所定方法で受領された情報に基づいて、上記広告提示手
    段を介して提示する上記広告の内容を決定する広告内容
    決定手段と、 を備えることを特徴とする店舗活用システム。
  6. 【請求項6】 上記広告提示手段および上記広告識別子
    提示手段は、上記広告および上記広告識別子を割引券と
    して印刷すること、 を特徴とする請求項5に記載の店舗活用システム。
  7. 【請求項7】 上記広告提示手段は、上記広告をWeb
    ページ上のバナー広告として提示すると共に、上記広告
    識別子を上記バナー広告または上記バナー広告に対して
    リンクされたWebページにおいて提示し、 上記広告識別子提示手段は、上記広告識別子を割引券と
    して印刷すること、 を特徴とする請求項5または6に記載の店舗活用システ
    ム。
  8. 【請求項8】 利用者が提示した情報に基づいて、当該
    利用者が有する第1価値の金額を判別する第1価値判別
    手段と、 上記第1価値判別手段にて判別された第1価値の金額の
    全部または一部を、第2価値に変換する価値変換手段
    と、 上記価値変換手段にて変換された第2価値を識別するた
    めの情報を出力する第2価値出力手段と、 上記第2価値出力手段にて出力された第2価値の入力を
    受け付け、この第2価値に基づいて上記利用者の決済を
    行う決済手段と、 を備えることを特徴とする店舗活用システム。
  9. 【請求項9】 上記第2価値出力手段を、異なる場所に
    配置された複数の上記決済手段の各々に対応して設け、 上記価値変換手段にて変換が行われた際、上記第2価値
    を識別するための情報を上記第2価値出力手段に対して
    配信する配信手段を備えること、 を特徴とする請求項8に記載の店舗活用システム。
  10. 【請求項10】 上記価値変換手段にて変換が行われた
    際、上記第2価値を識別するための情報を、当該第2価
    値の変換が行われた店舗に設けられた上記第2価値出力
    手段のみに格納すること、 を特徴とする請求項8に記載の店舗活用システム。
  11. 【請求項11】 上記第1価値判別手段は、上記利用者
    が提示した当該利用者の保有する商品券に関する情報に
    基づいて、当該商品券の金額を判別し、 上記価値変換手段は、上記商品券の金額をクーポン券の
    金額に変換し、 上記第2価値出力手段は、上記価値変換手段にて変換さ
    れた金額に相当するクーポン券を印刷すること、 を特徴とする請求項8〜10のいずれか一つに記載の店
    舗活用システム。
  12. 【請求項12】 上記第2価値出力手段は、上記クーポ
    ン券に、上記第2価値識別情報を併せて印刷すること、 を特徴とする請求項8〜11のいずれか一つに記載の店
    舗活用システム。
  13. 【請求項13】 上記第1価値判別手段は、上記利用者
    が提示した当該利用者の保有する商品券に関する情報に
    基づいて、当該商品券の金額を判別し、 上記価値変換手段は、上記商品券の金額を仮想マネーの
    金額に変換し、 上記第2価値出力手段は、上記価値変換手段にて変換さ
    れた金額に相当する仮想マネーを特定する情報を上記利
    用者の所定の記録媒体に格納すること、 を特徴とする請求項8〜12のいずれか一つに記載の店
    舗活用システム。
  14. 【請求項14】 上記第1価値判別手段は、上記利用者
    の保有する利用者端末に格納されている商品券に関する
    情報に基づいて、当該商品券の金額を判別し、 上記価値変換手段は、上記商品券の金額を仮想マネーの
    金額に変換し、 上記第2価値出力手段は、上記価値変換手段にて変換さ
    れた金額に相当する仮想マネーを特定する情報を上記利
    用者端末に格納すること、 を特徴とする請求項8〜13のいずれか一つに記載の店
    舗活用システム。
  15. 【請求項15】 上記利用者の属性に関する属性情報を
    入力する属性情報入力手段と、 上記属性情報入力手段を介して入力された属性情報を識
    別するための属性情報識別子を出力する属性情報識別子
    出力手段と、 上記属性情報入力手段を介して入力された属性情報と、
    上記属性情報識別子とを、関連付けた状態で所定手段に
    送出する送出手段と、 を備えることを特徴とする店舗活用端末装置。
  16. 【請求項16】 利用者の属性に関する属性情報を入力
    する属性情報入力手段と、 利用者が特定の行動を行う権利を識別するための権利識
    別子の入力を受付ける権利識別子入力手段と、 上記属性情報入力手段を介して入力された属性情報と、
    上記権利識別子入力手段を介して入力された上記権利識
    別子とを、所定手段に送出する送出手段と、 を備えることを特徴とする店舗活用端末装置。
  17. 【請求項17】 所定の商品またはサービスに関する広
    告を利用者に提示する広告提示手段と、 上記広告を識別する広告識別子を利用者に提示する広告
    識別子提示手段と、 所定方法で受領された情報に基づいて、上記広告提示手
    段を介して提示する上記広告の内容を決定する広告内容
    決定手段と、 を備えることを特徴とする店舗活用端末装置。
  18. 【請求項18】 利用者が提示した情報に基づいて、当
    該利用者が有する第1価値の金額を判別する第1価値判
    別手段と、 上記第1価値判別手段にて判別された第1価値の金額の
    全部または一部を、第2価値に変換する価値変換手段
    と、 上記価値変換手段にて変換された第2価値を識別するた
    めの情報を出力する第2価値出力手段と、 を備えることを特徴とする店舗活用端末装置。
  19. 【請求項19】 利用者の属性に関する属性情報を入力
    する属性情報入力手順と、 所定方法で受領された上記利用者に関する情報に基づい
    て、当該利用者が特定の行動を行う権利を有するか否か
    を判断する権利判断手順と、 上記権利判断手順において上記利用者が上記行動を行う
    権利を有すると判断された場合に、当該権利を有する旨
    を、上記属性情報入力手順において入力された属性情報
    に関連付けて所定領域に格納する利用者情報格納手順
    と、 を備えることを特徴とする店舗活用方法。
  20. 【請求項20】 所定の商品またはサービスに関する広
    告を利用者に提示する広告提示手順と、 上記広告を識別する広告識別子を利用者に提示する広告
    識別子提示手順と、 上記広告識別子提示手順において提示された広告識別子
    を出力する広告識別子出力手順と、 上記広告識別子出力手順において出力された広告識別子
    の入力を受け付ける広告識別子入力手順と、 上記広告識別子入力手順を介して受け付けられた上記広
    告識別子の正当性を確認する広告識別子確認手順と、 上記広告識別子確認手順において上記広告識別子が正当
    であると確認された場合に、上記商品または上記サービ
    スの決済金額に対する所定の割引を行う決済手順と、 所定方法で受領された情報に基づいて、上記広告提示手
    順において提示する上記広告の内容を決定する広告内容
    決定手順と、 を備えることを特徴とする店舗活用方法。
  21. 【請求項21】 利用者が提示した情報に基づいて、当
    該利用者が有する第1価値の金額を判別する第1価値判
    別手順と、 上記第1価値判別手順において判別された第1価値の金
    額の全部または一部を、第2価値に変換する価値変換手
    順と、 上記価値変換手順において変換された第2価値を識別す
    るための情報を出力する第2価値出力手順と、 上記第2価値出力手順において出力された第2価値の入
    力を受け付け、この第2価値に基づいて上記利用者の決
    済を行う決済手順と、 を備えることを特徴とする店舗活用方法。
  22. 【請求項22】 上記請求項19〜21のいずれか一つ
    に記載された店舗活用方法をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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