JP4782886B2 - 店舗活用システム、店舗活用端末装置、店舗活用方法、および、店舗活用プログラム - Google Patents

店舗活用システム、店舗活用端末装置、店舗活用方法、および、店舗活用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンビニエンスストア等の各種店舗を有効に活用することにより、商品等の販売を促進し、あるいは、店舗の利用者の利便性を高めることのできる、店舗活用システム、店舗活用端末装置、店舗活用方法、および、店舗活用プログラムに関する。
コンビニエンスストアの如き各種の店舗は、様々な商品を利用者に販売することを主目的としている。さらに、今日では、これら店舗において、単に商品を販売することに留まらず、商品販売に関連した付随的なサービス等が行われている。例えば、店舗に情報端末を設置して、コンサートチケット等の予約販売を行うシステムが実用化されている。あるいは、インターネット上のオンラインショッピングで購入した商品を、店舗で受け取ることができるシステムも実用化されている。このように、今日の店舗は、各種の商品やサービスを販売等するための拠点としての意義を高めつつあり、その販売効率を高めることが一段と重要になっている。
しかしながら、利用者等は商品購入に関連した様々な場面において依然として不便性を感じることが多く、またシステム上の観点からも店舗が十分に活用されているとは言い難く、販売効率について改善すべき余地は多い。
(懸賞への応募に関する問題点)
例えば、従来から、店舗活用の一手法として、特定の商品に懸賞をつけて、この商品を購入した利用者がこれに応募できるようにする手法が知られている。従来、このような懸賞は、商品メーカー等が商品に応募シールを貼って出荷し、この商品を購入した利用者がその応募シールを葉書等に貼って、商品メーカー等の応募先に郵送したり、店頭の応募箱へ投函する方法が主流であった。しかしながら、このような従来の応募方法では、商品に応募シールを貼付する手間を要するため、商品の製造コストや製造時間が膨らんでしまうという問題があった。また、応募台紙や応募箱を準備する必要がある場合には、さらに多大なコストが必要であった。
また、応募期間が終わっていても、応募シールが貼られたままの商品が店頭等に残ってしまう場合があり、古い商品であるとの印象を利用者に与えてしまったり、応募シールを剥がすための商品を回収するためにさらなるコスト等を必要としていた。さらには、抽選を行う際、各店舗は応募箱を商品メーカー等に返送しなければならず、また、商品メーカー等は各地から送られた膨大な応募ハガキ等を集めて抽選しなければならないという問題があった。これらのことから、従来の応募手法の問題点を改善し、各種コストに見合うだけの販売効果を得ることのできる応募手法が求められていた。
(広告に関する問題点)
また、店舗活用の代表的な手法として、商品等の広告を行うことが広く行われている。特に、近年普及してきているインターネット上でのWorld Wide Webにおいては、バナー広告と呼ばれる広告が広く行われている。このバナー広告とは、Webページ上に掲載される比較的小面積の広告であり、このバナー広告を利用者が選択すると、このバナー広告に貼られたHyper Linkに基づいて、当該広告に関連した宣伝用Webページや購入用Webページが表示される。
しかしながら、このようなバナー広告は、基本的にはあくまでインターネット上での商品紹介や商品購入を行うためのものである。したがって、インターネット上に自社商品販売用のWebページを開設している企業にとっては、利用者をバナー広告を介してこのWebページに誘導することにより、商品購入等を行ってもらうことを期待できるが、このようなWebページを開設していない企業にとっては、商品を購入できる店舗の情報等を利用者に提示することしかできず、広告と販売とを直結させることができないので、バナー広告による販促効果に疑問がある。これらのことから、従来の広告手法の問題点を改善し、各種コストに見合うだけの販売効果を得ることのできる広告手法が求められていた。
(各種価値還元に関する問題点)
また、利用者は、現金以外に、商品券、ネットワーク上で貨幣価値を認められた仮想プリペイドカード等の仮想マネー、各種企業が発行しているポイントカード等、貨幣的価値を様々な形態で持っている場合が多い。しかしながら、従来、これら各形態の貨幣的価値を発行する際や利用するためには、それぞれ異なる発行システムおよび決済システムを設ける必要があり、発券コストや決済コストが膨大になるという問題があった。特に、従来は、商品券等を利用者に郵送していたので、郵送の手間、費用、および、時間がかかり、利用者への利益還元効率が悪いものであった。また、利用者にとっては、これら各形態の貨幣的価値を個別的にしか利用できないことが多く、一部の価値のみが余ってしまう等の問題があった。これらのことから、従来の価値発行および価値決済手法の問題点を改善し、コストを低減することができると共に利便性の高い手法が求められていた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、価値発行手法や広告手法を改善することにより、利用者等の利便性を高めて、各種店舗における商品等の販売促進を行うことのできる、店舗活用システム、店舗活用端末装置、店舗活用方法、および、プログラムを提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の店舗活用システムは、複数の店舗の各々に配置された店舗活用端末装置と、前記複数の店舗の各々に配置された決済用端末装置と、サーバーとを、ネットワークを介して通信可能に接続すると共に、利用者端末と、前記サーバーとを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された店舗活用システムであって、前記利用者端末は、第1価値を有する利用者から、当該第1価値を一意に識別するための識別情報と、当該第1価値の残高の中で第2価値に変換したい変換金額と、所定店舗に関する情報と、の入力を受け付ける第1入力手段と、前記第1入力手段にて識別情報と、変換金額と、所定店舗に関する情報と、の入力が受け付けられた場合に、当該識別情報と、当該変換金額と、当該所定店舗に関する情報とを前記サーバーに送信する第1通信手段とを備え、前記サーバーは、利用者が有する第1価値を一意に識別するための識別情報と、当該第1価値の残高と、を記憶する第1価値記憶手段と、前記利用者端末から受信した所定店舗に関する情報に対応する予約番号を生成する生成手段と、前記利用者端末から受信した変換金額と、前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高であって、前記利用者端末から受信した識別情報に対応する第1価値の残高に基づいて、第1価値の決済予約を行う決済予約手段と、前記生成手段にて生成された予約番号を前記利用者端末に送信すると共に、前記生成手段にて生成された予約番号と、前記利用者端末から受信した識別情報と、前記決済予約手段にて決済予約の対象となる変換金額と、第1価値の残高とを、前記利用者端末から受信した所定店舗に関する情報に対応する所定店舗に配置された前記店舗活用端末装置に送信する第2通信手段とを備え、前記店舗活用端末装置は、第1価値を有する利用者から、予約番号の入力を受け付ける第2入力手段と、前記サーバーから受信した予約番号と、識別情報と、第1価値の残高と、変換金額とを相互に関連づけて格納する格納手段と、前記第2入力手段にて受け付けられた予約番号にて識別される前記格納手段に格納された第1価値の残高の中で、前記格納手段にて格納された変換金額を、第2価値の金額に変換する価値変換手段と、前記価値変換手段にて変換された第2価値の金額を記録した券を発行する第2価値出力手段とを備え、前記決済用端末装置は、利用者が有する第2価値を一意に識別するための識別情報を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段にて読み取られた識別情報に基づいて、利用者が有する第2価値による決済を行う決済手段とを備え、利用者が有する第2価値を一意に識別するための識別情報と、当該第2価値の金額と、を記憶する第2価値記憶手段を、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、又は前記サーバーに備え、あるいは、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、及び前記サーバーに前記ネットワークを介して通信可能に接続して構成された他の装置に備え、前記価値変換手段は、前記第2入力手段にて受け付けられた予約番号に対応する識別情報に対応して前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高が、前記格納手段に格納された変換金額以上である場合に、当該変換金額を第2価値の金額に変換し、当該変換を行った場合には、当該予約番号に対応して前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高を、当該変換された変換金額に応じて更新し、前記第2価値出力手段は、前記第2入力手段にて入力された予約番号と前記格納手段に格納された予約番号を照合し、一致した場合に第2価値の金額を記録した券を発行し、前記第2価値の金額を記録した券を発行した際、当該第2価値を一意に識別するための識別情報と、前記価値変換手段にて変換された当該第2価値の金額と、を前記第2価値記憶手段に記憶させ、前記決済手段は、前記読み取り手段にて読み取られた識別情報が、前記第2価値記憶手段に記憶されている場合に、当該識別情報にて識別される第2価値による決済を行い、当該決済を行った場合には、当該識別情報に対応して前記第2価値記憶手段に記憶された第2価値の金額を、当該決済された金額に応じて更新する。
また、請求項2に記載の店舗活用システムは、請求項1に記載の店舗活用システムにおいて、前記複数の店舗の各々に配置されたストアコンピュータを、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、及び前記サーバーにネットワークを介して通信可能に接続し、前記第2価値記憶手段を前記ストアコンピュータに備え、前記第2価値出力手段が、前記第2価値の金額を記録した券を発行した際、当該第2価値を一意に識別するための識別情報と、前記価値変換手段にて変換された当該第2価値の金額と、を前記サーバーを介して前記複数の店舗の各々に配置されたストアコンピュータに配信させることにより、当該識別情報と当該第2価値の金額とを各ストアコンピュータの前記第2価値記憶手段に記憶させる。
また、請求項3に記載の店舗活用システムは、請求項1に記載の店舗活用システムにおいて、前記複数の店舗の各々に配置されたストアコンピュータを、当該ストアコンピュータが配置された店舗の前記店舗活用端末装置及び前記決済用端末装置に通信可能に接続し、前記第2価値記憶手段を前記ストアコンピュータに備え、前記店舗活用端末装置の前記第2価値出力手段は、前記第2価値の金額を記録した券を発行した際、当該第2価値を一意に識別するための識別情報と、前記価値変換手段にて変換された当該第2価値の金額と、を当該店舗活用端末装置が配置された店舗の前記ストアコンピュータの前記第2価値記憶手段のみに記憶させる。
また、請求項4に記載の店舗活用システムは、請求項1から3のいずれか一項に記載の店舗活用システムにおいて、前記第1価値は、商品券であり、前記第2価値は、クーポン券であり、前記第2価値出力手段は、前記価値変換手段にて変換された第2価値の金額を記録したクーポン券を発行する。
また、請求項5に記載の店舗活用システムは、請求項1から4のいずれか一項に記載の店舗活用システムにおいて、前記第2価値出力手段は、所定の期間中に第2価値の金額を記録した券を発行した際、前記価値変換手段にて変換された当該第2価値の金額を所定金額だけ増加させ、当該増加させた第2価値の金額を前記第2価値記憶手段に記憶させる。
また、請求項6に記載の店舗活用システムは、請求項1から5のいずれか一項に記載の店舗活用システムにおいて、前記第2価値記憶手段は、第2価値を利用することのできる店舗を特定するための店舗情報と、第2価値で購入することのできる商品等を特定するための商品等情報とを記憶し、前記サーバーは、前記決済手段にて第2価値による決済が行われた際に、前記決済用端末装置から送信された当該決済が行われた店舗を特定する店舗情報と、当該決済された商品等を特定する商品等情報と、前記第2価値記憶手段に記憶された店舗情報と、商品等情報とに基づいて、第2価値の利用可否を判断する。
また、請求項7に記載の店舗活用システムは、請求項1から6のいずれか一項に記載の店舗活用システムにおいて、前記第2価値出力手段は、前記券を印刷により出力する際、前記第2価値を一意に識別するための識別情報を併せて印刷する。
また、請求項8に記載の店舗活用システムは、請求項1から7のいずれか一項に記載の店舗活用システムにおいて、前記サーバーは、所定の商品またはサービスに関する広告の広告情報を格納する格納手段を備え、前記店舗活用端末装置は、前記格納手段から取得された広告情報に基づく広告を利用者に提示する広告提示手段と、前記広告提示手段を介して提示する前記広告の内容を決定する広告内容決定手段と、前記広告を識別する広告識別子を利用者に提出する広告識別子提示手段とを備え、前記決済用端末装置は、前記広告識別子出力手段にて出力された広告識別子の入力を受け付ける広告識別子入力手段と、前記広告識別子入力手段を介して受け付けられた前記広告識別子の正当性を確認する広告識別子確認手段と、前記広告識別子確認手段にて前記広告識別子が正当であると確認された場合に、前記商品または前記サービスの決済金額に対する所定の割引を行う決済手段とを備える。
また、請求項9に記載の店舗活用システムは、請求項8に記載の店舗活用システムにおいて、前記広告提示手段および前記広告識別子提示手段は、前記広告および前記広告識別子を割引券として印刷する。
また、請求項10に記載の店舗活用システムは、請求項8に記載の店舗活用システムにおいて、前記広告提示手段は、前記広告をWebページ上のバナー広告として提示すると共に、前記広告識別子を前記バナー広告または前記バナー広告に対してリンクされたWebページにおいて提示し、前記広告識別子提示手段は、前記広告識別子を割引券として印刷する。
また、請求項11に記載の店舗活用システムは、複数の店舗の各々に配置された決済用端末装置と、サーバーとに対して、ネットワークを介して通信可能に接続された店舗活用端末装置であって、第1価値を有する利用者から、予約番号の入力を受け付ける第2入力手段と、前記サーバーから受信した予約番号と、識別情報と、第1価値の残高と、変換金額とを相互に関連づけて格納する格納手段と、前記第2入力手段にて受け付けられた予約番号にて識別される前記格納手段に格納された第1価値の残高の中で、前記格納手段にて格納された変換金額を、第2価値の金額に変換する価値変換手段と、前記価値変換手段にて変換された第2価値の金額を記録した券を発行する第2価値出力手段とを備え、前記価値変換手段は、前記第2入力手段にて受け付けられた予約番号に対応する識別情報に対応して前記サーバーが備える第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高が、前記格納手段に格納された変換金額以上である場合に、当該変換金額を第2価値の金額に変換し、当該変換を行った場合には、当該予約番号に対応して前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高を、当該変換された変換金額に応じて更新し、前記第2価値出力手段は、前記第2入力手段にて入力された予約番号と前記格納手段に格納された予約番号を照合し、一致した場合に第2価値の金額を記録した券を発行し、前記第2価値の金額を記録した券を発行した際、当該第2価値を一意に識別するための識別情報と、前記価値変換手段にて変換された当該第2価値の金額とを、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、又は前記サーバーに備え、あるいは、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、及び前記サーバーに前記ネットワークを介して通信可能に接続して構成された他の装置に備えられた、第2価値記憶手段に記憶させる。
また、請求項12に記載の店舗活用端末装置は、請求項11に記載の店舗活用端末装置において、所定の商品またはサービスに関する広告の広告情報を格納するものとして前記サーバーが備える格納手段から、広告情報を取得し、当該取得された広告情報に基づく広告を利用者に提示する広告提示手段と、前記広告提示手段を介して提示する前記広告の内容を決定する広告内容決定手段と、前記広告を識別する広告識別子を利用者に提出する広告識別子提示手段とを備える。
また、請求項13に記載の店舗活用端末装置は、請求項12に記載の店舗活用端末装置において、複数の店舗の各々に配置された店舗活用端末装置と、前記複数の店舗の各々に配置された決済用端末装置と、サーバーとを、ネットワークを介して通信可能に接続すると共に、利用者端末と、前記サーバーとを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された店舗活用システムにおいて行なわれる店舗活用方法であって、前記利用者端末が、第1価値を有する利用者から、当該第1価値を一意に識別するための識別情報と、当該第1価値の残高の中で第2価値に変換したい変換金額と、所定店舗に関する情報と、の入力を受け付ける第1入力手順と、前記利用者端末が、前記第1入力手順にて識別情報と、変換金額と、所定店舗に関する情報と、の入力が受け付けられた場合に、当該識別情報と、当該変換金額と、当該所定店舗に関する情報とを前記サーバーに送信する第1通信手順と、前記サーバーが、前記利用者端末から受信した所定店舗に関する情報に対応する予約番号を生成する生成手順と、前記サーバーが、前記利用者端末から受信した変換金額と、当該サーバーが備える第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高であって、前記利用者端末から受信した識別情報に対応する第1価値の残高に基づいて、第1価値の決済予約を行う決済予約手順と、前記サーバーが、前記生成手順にて生成された予約番号を前記利用者端末に送信すると共に、前記生成手順にて生成された予約番号と、前記利用者端末から受信した識別情報と、前記決済予約手順にて決済予約の対象となる変換金額と、第1価値の残高とを、前記利用者端末から受信した所定店舗に関する情報に対応する所定店舗に配置された前記店舗活用端末装置に送信する第2通信手順と、前記店舗活用端末装置が、第1価値を有する利用者から、予約番号の入力を受け付ける第2入力手順と、前記店舗活用端末装置が、当該店舗活用端末装置が備える格納手段に前記サーバーから受信した予約番号と、識別情報と、第1価値の残高と、変換金額とを相互に関連づけて格納する格納手順と、前記店舗活用端末装置が、前記第2入力手順にて受け付けられた予約番号にて識別される前記格納手段に格納された第1価値の残高の中で、前記格納手段に格納された変換金額を、第2価値の金額に変換する価値変換手順と、前記店舗活用端末装置が、前記価値変換手順にて変換された第2価値の金額を記録した券を発行する第2価値出力手順と、前記決済用端末装置が、利用者が有する第2価値を一意に識別するための識別情報を読み取る読み取り手順と、前記決済用端末装置が、前記読み取り手順において読み取られた識別情報に基づいて、利用者が有する第2価値による決済を行う決済手順とを含み、前記価値変換手順においては、前記第2入力手順にて受け付けられた予約番号に対応する識別情報に対応して前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高が、前記格納手段に格納された変換金額以上である場合に、当該変換金額を第2価値の金額に変換し、当該変換を行った場合には、当該予約番号に対応して前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高を、当該変換された変換金額に応じて更新し、前記第2価値出力手順においては、前記第2入力手順にて入力された予約番号と前記格納手段に格納された予約番号を照合し、一致した場合に第2価値の金額を記録した券を発行し、前記第2価値の金額を記録した券を発行した際、当該第2価値を一意に識別するための識別情報と、前記価値変換手順にて変換された当該第2価値の金額とを、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、又は前記サーバーに備え、あるいは、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、及び前記サーバーに前記ネットワークを介して通信可能に接続して構成された他の装置に備えられた、第2価値記憶手段に記憶させ、前記決済手順においては、前記読み取り手順において読み取られた識別情報が、前記第2価値記憶手段に記憶されている場合に、当該識別情報にて識別される第2価値による決済を行い、当該決済を行った場合には、当該識別情報に対応して前記第2価値記憶手段に記憶された第2価値の金額を、当該決済された金額に応じて更新する。
また、請求項14に記載の店舗活用方法は、請求項13に記載の店舗活用方法において、所定の商品またはサービスに関する広告の広告情報を格納するものとして前記サーバーが備える格納手段から、広告情報を取得し、当該取得された広告情報に基づく広告を利用者に提示する広告提示手順と、前記広告提示手順において提示する前記広告の内容を決定する広告内容決定手順と、前記広告を識別する広告識別子を利用者に提出する広告識別子提示手順とを含む。
また、請求項15に記載の店舗活用プログラムは、コンピュータを、複数の店舗の各々に配置された決済用端末装置と、サーバーとに対して、ネットワークを介して通信可能に接続された店舗活用端末装置として機能させる店舗活用プログラムであって、前記コンピュータを、第1価値を有する利用者から、予約番号の入力を受け付ける第2入力手段と、前記サーバーから受信した予約番号と、識別情報と、第1価値の残高と、変換金額とを相互に関連づけて格納する格納手段と、前記第2入力手段にて受け付けられた予約番号にて識別される前記格納手段に格納された第1価値の残高の中で、前記格納手段にて格納された変換金額を、第2価値の金額に変換する価値変換手段と、前記価値変換手段にて変換された第2価値の金額を記録した券を発行する第2価値出力手段と、として機能させ、前記価値変換手段は、前記第2入力手段にて受け付けられた予約番号に対応する識別情報に対応して前記サーバーが備える第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高が、前記格納手段に格納された変換金額以上である場合に、当該変換金額を第2価値の金額に変換し、当該変換を行った場合には、当該予約番号に対応して前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高を、当該変換された変換金額に応じて更新し、前記第2価値出力手段は、前記第2入力手段にて入力された予約番号と前記格納手段に格納された予約番号を照合し、一致した場合に第2価値の金額を記録した券を発行し、前記第2価値の金額を記録した券を発行した際、当該第2価値を一意に識別するための識別情報と、前記価値変換手段にて変換された当該第2価値の金額とを、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、又は前記サーバーに備え、あるいは、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、及び前記サーバーに前記ネットワークを介して通信可能に接続して構成された他の装置に備えられた、第2価値記憶手段に記憶させる。
本発明によれば、第1価値を第2価値に変換し、この第2価値に基づいて決済を行なうことができる。したがって、貨幣的価値を商品券等のように様々な形態で持っている場合においても、この貨幣的価値をクーポン券等の一定の価値に換算して使用することができる環境を構築でき、店舗等における販売を促進することができる。また、この場合には、変換過程のロジックを適宜変更することによって、価値の割引や期間限定を容易に行なうことができるので、状況に応じた価値変換を行なうことができる。
また、本発明によれば、第2価値に関する情報を各店舗に一斉配信することができ、第2価値の決済時間を短縮することができ、消費者や店員等の利便性が向上する。
また、本発明によれば、第2価値の情報が、その発行が行われた店舗のみに格納されるので、同一店舗内で第2価値の決済処理が完結するので、第2価値の情報を配信等するためのネットワークを省略することができ、システム開発コストおよびシステム設置コストを低減することができる。
また、本発明によれば、商品券の金額をクーポン券の金額に変換し、クーポン券を印刷することができる。また、本発明によれば、クーポン券の決済に必要な情報が当該クーポン券に全て印刷されることになるので、ネットワーク構成等を大幅に簡素化することができる。
また、本発明によれば、広告識別子が提示され、この広告識別子に基づいて、商品購入等の決済時に割引を受けることができる。したがって、様々なメディア等で広告識別子を配布して、この広告識別子に基づいて店舗において割引を行なうようなサービスを提供することができ、店舗販売を促進できる新たな広告形態を構築することができる。特に、広告の内容を適宜決定することができるので、販売状態や在庫状態等に応じた広告を動的に行ない、最適な広告効果を得ることができる。
また、本発明によれば、店舗において割引券という形態の広告を配布することができる。この広告は、割り引きという特典を持っていることから消費者の関心を集めることができ、また、店舗内で配布できるので商品等の販売に直結し易い。したがって、店舗販売についての広告効率を向上させることができる。
また、本発明によれば、バナー広告という形態を取りながらも、店舗に出向いて商品等を購入するインセンティブを消費者に与えることができる。したがって、インターネット上に仮想店舗を開設していないような企業であっても、インターネットを利用した効果的な広告を行なうことができる。
本発明の実施の形態1における店舗活用システムの全体構成を示すブロック図である。 KIOSK端末のブロック図である。 POS端末およびストアコンピュータのブロック図である。 商品券サーバーのブロック図である。 利用者端末のブロック図である。 実施の形態1における応募処理のシーケンス等を示す図である。 実施の形態2における応募処理のシーケンス等を示す図である。 実施の形態3における店舗活用システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態3における広告処理のシーケンス等を示す図である。 実施の形態4における広告処理のシーケンス等を示す図である。 実施の形態5における店舗活用システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態5におけるKIOSK端末の表示部の表示画面例を示す図である。 実施の形態5における還元処理のシーケンス等を示す図である。 実施の形態6における店舗活用システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態6における還元処理のシーケンス等を示す図である。 実施の形態7における店舗活用システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態7における還元処理のシーケンス等を示す図である。 実施の形態8における還元処理のシーケンス等を示す図である。 実施の形態9における店舗活用システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態9におけるKIOSK端末の表示部の表示画面例を示す図である。 実施の形態9における還元処理のシーケンス等を示す図である。 実施の形態10における店舗活用システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態10における還元処理のシーケンス等を示す図である。 実施の形態11における店舗活用システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態11における還元処理のシーケンス等を示す図である。
以下に、本発明にかかる店舗活用システム、店舗活用端末装置、店舗活用方法、および、店舗活用プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1−応募)
(本システムの概要)まず、実施の形態1について説明する。この実施の形態1は、利用者がコンビニエンスストア等の任意の店舗に配置されたKIOSK端末において懸賞に応募し、その後、この懸賞の対象になる商品等を購入するシステムである。ここで、「利用者」とは、本システムを利用して商品やサービスの取引を行ない得る全ての者を意図している。本発明は、後述するように商品等の購入以外にも適用することができるが、以下では利用者を「消費者」と称する。また、「店舗」とは、仮想でなく現実に存在するコンビニエンスストア等の任意の形態の店舗を意味している。また、「商品等」とは、店舗を介して取引され得る任意の商品およびサービスを意図している。特に、懸賞の対象になる商品等を、「対象商品等」と称する。
まず、本システムの構成について詳細に説明する。図1は本システムの全体構成を示すブロック図である。この図1に示すように、本システムは、コンビニエンスストア等の任意の店舗に配置されたKIOSK端末100、POS端末200、ストアコンピュータ300、応募者用センターサーバー400、懸賞管理サーバー500、懸賞サーバー600、商品券サーバー700、および、利用者端末800とを、ネットワーク900、910、および、920を介して通信可能に接続して構成されている。なお、図1には店舗を1つのみ示しているが、任意の複数の店舗を同様に構築することができる。
このうち、KIOSK端末100は、店舗に配置されて消費者との間において各種の入出力を行う店舗活用端末装置であり、そのブロック図を図2に示すように、消費者に対して各種の表示を行う表示部110、この表示部110を制御する表示制御部111、任意の内容を入力するための操作入力部120、表示部110がタッチパネル等として構成された際にそのパネル上の操作位置を検出する操作位置検出部121、レシートやバーコード等の印字を行う印刷部130、ICカードに対する書き込みおよび読み取り部を行うICカード書き込み/読み取り部131、Webデータの解釈および表示処理等を行うWebブラウザ140、各種サーバーに対してリクエストを送出するリクエスト送出部150、ネットワーク900との間における通信を制御する通信部160、プログラムやパラメータ、あるいは、対象商品等を特定するための情報や応募の有効期限等を記憶する記憶部170、および、KIOSK端末100の各部を制御する処理実行部180を備えて構成されている。
また、POS端末200は、店舗に配置される決済用の端末装置であり、図3のブロック図に示すように、バーコードを光学的に読み取るバーコードリーダー210、このバーコードリーダーに対する通信インターフェイスであるバーコードリーダーインターフェイス部220、読み取ったバーコードデータに対する所定の処理を行うデータ処理部230、ストアコンピュータ300との通信インターフェイスを構成する通信部240および電文解釈応答部250、および、プログラムやパラメータ等を記憶する記憶部260を備えて構成されている。
また、ストアコンピュータ300は、店舗に配置されて会計の入出金処理等を行なう情報処理装置であり、図3のブロック図に示すように、販売管理および会計を行なう販売管理会計処理部310、クーポン券に関するデータ処理を行なうクーポンデータ処理部320、POS端末200との通信インターフェイスを構成する通信部330および電文解釈応答部340、ネットワーク900との通信インターフェイスを構成する通信部350および電文解釈応答部360、および、プログラムやパラメータ等を記憶する記憶部370を備えて構成されている。
また、応募者用センターサーバー400は、各店舗のKIOSK端末100から送信された各種データを一次的にストアし、このデータを懸賞管理サーバー500に通信する応募用データの統括サーバーである。また、懸賞管理サーバー500は、応募者用センターサーバー400から送信された各種データを受信し、応募に対する申し込みの状態を管理し、この申し込み状態を示すログ情報を懸賞サーバー600に送信する。また、懸賞サーバー600は、懸賞管理サーバー500から受信したログ情報に基づいて、当選者の決定等を行ない、当選者に商品券を送信するために必要な情報を商品券サーバー700に送信する。
また、商品券サーバー700は、商品券の発送等を管理するものであり、図4のブロック図に示すように、商品券を消費者に販売した際の履歴や消費者のパスワード等を格納する販売用DB(DB=データベース)710、商品券を一意に識別するためのID番号や商品券の残高等を格納するIDDB720、ID番号を生成するID番号生成部730、商品券の引き落としを行う引き落とし処理部740、残高照会を行う残高照会部750、ネットワーク910との通信インターフェイスを構成する通信部760および電文解釈応答部770を備えて構成されている。
また、利用者端末800は、図5のブロック図に示すように、消費者に対して各種の表示を行う表示部810、この表示部810を制御する表示制御部820、Webデータの解釈および表示処理等を行うWebブラウザ830、任意の内容を入力するための操作入力部840、表示部810がタッチパネル等として構成された際にそのパネル上の操作位置を検出する操作位置検出部850、利用者端末800の各部を制御する処理実行/リクエスト送出部860、および、ネットワーク920との間における通信を制御する通信部870を備えて構成されている。
また、ネットワーク900、910、920は、各装置を相互に通信可能に接続する通信網であり、例えば、ネットワーク900、910はWAN、ネットワーク920はインターネットとして構成されている。そして、各端末やサーバーは、図示しないルータや専用線等を介して、これらネットワーク900、910、920に接続されている。
(懸賞への応募処理)次に、このように構成された本システムを用いて行なわれる懸賞への応募処理の詳細について説明する。この処理のシーケンス等を図6に示す。まず、消費者は、KIOSK端末100において、懸賞に対する応募の申し込みを行なう(ステップSA−1)。具体的には、消費者は、KIOSK端末100の表示部110に表示されるメニューを所定順序で選択する等の所定の操作を行なうことにより、表示部110に申し込み画面を表示させ、この申し込み画面に、自己を特定するための所定の情報(例えば、氏名、住所、電話番号等。以下、属性情報)を入力する。また、申し込み画面には、必要に応じて、懸賞が欲する消費者の付加的な情報(例えば、職業、年令、性別、商品に対する感想や要望、嗜好等。以下、付加情報)についての質問をアンケート形式等で表示することができ、消費者はこれら情報を入力する。すなわち、KIOSK端末100は、利用者の属性に関する属性情報を入力する属性情報入力手段として機能する。
その後、KIOSK端末100の処理実行部180は、消費者の申し込みおよびその属性情報を一意に識別するための属性情報識別子(以下、申し込み番号)を所定方法(例えば、連番等)にて発行する。すなわち、KIOSK端末100は、属性情報識別子を発行する属性情報識別子発行手段として機能する。そして、この申し込み番号を、自己の記憶部170に格納すると共に、応募者用センターサーバー400へ送信する。この応募者用センターサーバーは、申し込み番号を自己の記憶部に格納する。また、KIOSK端末100は、印刷部130を介して応募受付券を印刷する(ステップSA−2)。この応募受付券には、申し込み番号が、店員等が識別可能な番号形式あるいはバーコード形式で印刷される。すなわち、KIOSK端末100は、属性情報識別子を出力する属性情報識別子出力手段として機能する。そして、消費者は、この応募受付券を受け取り、店舗内において買い物を行なう。
その後、消費者は、懸賞の対象商品等の代金をPOS端末200にて清算する際、応募受付券を提示する(ステップSA−3)。そして、店員が、バーコードリーダーを介して、対象商品等のバーコードを読み取って従来と同様の清算処理を行なった後、応募受付券の申し込み識別子がバーコード形式で印刷されている場合にはバーコードリーダーを介して当該申し込み番号を読み取り、あるいは、応募券の申し込み番号が番号形式で印刷されている場合には当該番号を手入力等することにより、申し込み番号を入力する(ステップSA−4)。すなわち、POS端末200は、属性情報識別子の入力を受け付ける属性情報識別子入力手段として機能する。
ここで、一般に、POS端末200は、バーコードを読み取った際に、当該バーコードが自己に格納されている各種商品のバーコードに一致するか否かの確認を行ない、一致しない場合にはエラー表示等を行なう。そこで、本形態においては、バーコードのいずれかの箇所に情報識別符号を入れること等により、バーコードを読み取った際に、当該バーコードが申し込み番号のバーコードであることを識別可能にして、各種商品のバーコードと区別できるようにしておく。
このように入力された申し込み番号と、商品清算時に入力された商品情報とは、KIOSK端末100に送信され、申し込み番号の正当性が確認される(ステップSA−5、SA−6、SA−7)。すなわち、KIOSK端末100の処理実行部180は、送信された商品情報によって特定される商品が、対象商品等の情報であるか否かを判断する。また、処理実行部180は、送信された申し込み番号が、自己の記憶部170に格納されている申し込み番号のいずれかに合致するか否かを判断する。すなわち、KIOSK端末100は、利用者が特定の行動を行う権利(ここでは、応募)を有するか否かを判断する権利判断手段として機能する。
そして、処理実行部180は、これらの判断をクリアした場合にのみ、情報が正当であると判断する。なお、この際、商品情報の有効期間や、申し込み識別子を発行してから申し込みを行なうことができる有効期間等をKIOSK端末100に設定し、上記情報の正当性の判断時に、これら有効期間等を確認することにより、応募の制御を容易に行なうことができる。
その後、KIOSK端末100は、申し込み番号の正当性を確認した場合に、この申し込み番号と商品等の情報とを応募者用センターサーバー400に送信する(ステップSA−8)。そして、応募者用センターサーバー400は、この申し込み番号に対応する消費者の申し込みを、「完了」状態にする。なお、この際に、上述した申し込み番号の整合性チェックや、上記有効期間の確認等を行なうようにしてもよい。また、他の形態として、ステップSA−3の応募受付券出力時に、応募者用センターサーバー400に送信し、ステップSA−4における申し込み番号等の入力後に、これら申し込み番号等をKIOSK端末100でなく応募者用センターサーバー400に送信して、この応募者用センターサーバー400において申し込み番号の正当性等を確認することもできる。
その後、応募者用センターサーバー400は、所定の複数のタイミングで、あるいは、応募期間が終了した後に一括して、申し込み完了状態として登録されている消費者の情報を懸賞管理サーバー500に送信する(ステップSA−9)。このデータを受けた懸賞管理サーバー500は、消費者の情報を自己に格納すると共に、これらの情報を懸賞サーバー600に送信する。すなわち、懸賞管理サーバー500は、属性情報入力手段を介して入力された属性情報に関連付けて所定領域に格納する利用者情報格納手段として機能する。この懸賞サーバー600は、応募が完了したものとして登録されている消費者の中から、懸賞毎に予め設定されている抽選基準に基づいて当選者の抽選を行う。なお、この抽選は、応募者用センターサーバー400や懸賞管理サーバー500で行なうようにしてもよい。
その後、懸賞サーバー600は、当選した消費者の情報を商品券サーバー700に送信する(ステップSA−10)。この商品券サーバー700は、送信された情報に基づいて、当選者になった消費者に対して商品券の発送を行なう。これにて一連の処理が終了する。
この実施の形態によれば、商品等に応募シール等を貼付することなく懸賞を開催することができるので、懸賞に要するコストや時間を削減することができる。また、応募期間が終了した時点で、KIOSK端末100における応募を容易に締め切ることができ、また、応募期間の終了後には迅速かつ低コストで当選者を決定することができ、さらには、この当選者の属性情報等が電子データとして格納されているので、当選者発表や商品発送についても迅速かつ正確に行うことができる。
なお、懸賞には、対象商品等を複数購入して始めて応募できる形式のものがある。このような懸賞を行なう場合には、複数の申し込み識別子を一人の消費者に関連付けることで対応することができる。具体的には、KIOSK端末100で特定の消費者に最初に申し込み番号を発行する際、この消費者を一意に識別するための消費者識別子(以下、消費者番号)を発行する。そして、この消費者が2回目以降の申し込みを行う場合には、KIOSK端末100に消費者番号を入力してもらうと共に、新たな申し込み番号を発行する。そして、このように申し込み番号を発行した場合には、消費者番号と申し込み番号とを常に相互に関連付けておき、各消費者が複数の対象商品等を購入したことを判断可能にする。
あるいは、上記のように消費者番号を発行すると共に、各消費者に固有の申し込み識別子を割り当ててもよい。この場合には、この消費者が申し込みを行う毎に、KIOSK端末100に消費者番号を入力してもらい、この消費者に固有の申し込み番号のみを印刷する。そして、消費者は、毎回同じ申し込み番号を用いて、対象商品等の購入と懸賞への応募を行う。この場合にも、各消費者が複数の対象商品等を購入したことが判断可能になる。
(実施の形態2)
(本システムの概要)次に、本発明の実施の形態2について説明する。ただし、特に説明なき構成および処理については実施の形態1と同様であり、同じ構成要素については同一の符号を付して説明する。本実施の形態は、実施の形態1と同様に懸賞への応募に関するものであるが、対象商品等を購入した後で懸賞への応募を行う点において異なる。
(懸賞への応募処理)本実施の形態にかかる処理のシーケンス等を図7に示す。まず、消費者は、懸賞の対象商品等を提示して、その代金をPOS端末200にて清算する(ステップSB−1)。ここでは、店員が、バーコードリーダー210を介して、対象商品等のバーコードを読み取って従来と同様の清算処理を行なう。この時、POS端末200から商品情報がKIOSK端末100に送信される(ステップSB−2)。
KIOSK端末100の処理実行部180は、記憶部170に記憶された情報に基づいて、送信された商品情報によって特定される商品が、対象商品等の情報であるか否かを判断する。ここで、対象商品等である場合、処理実行部180は、申し込み番号を発行し、これを記憶部170に格納すると共に、POS端末200に送信する(ステップSB−3)。ここで、申し込み番号は、利用者が対象商品等を購入した旨を示すものであり、利用者の応募するの権利を識別するための権利識別子として機能する。すなわち、KIOSK端末100は、権利識別子を発行する権利識別子発行手段として機能する。この送信を受けたPOS端末200は、図示しない印刷部を介して、申し込み番号を、店員等が識別可能な番号形式で、応募権利券に印刷する(ステップSB−4)。すなわち、POS端末200は、権利識別子を出力する権利識別子出力手段として機能する。
そして、消費者は、この応募権利券を受け取り、応募申し込みを行う。この申し込みは、KIOSK端末100、あるいは、自己の利用者端末800を用いてネットワーク920経由で行うことができる。KIOSK端末100で行う場合、消費者は、KIOSK端末100において所定の操作を行なうことにより、申し込み画面を表示させ、この申し込み画面に、応募権利券に印刷された申し込み番号と、属性情報と、さらに必要に応じて付加情報を入力する(ステップSB−5)。すなわち、KIOSK端末100は、権利識別子の入力を受け付ける権利識別子入力手段として機能する。一方、利用者端末800で行う場合、消費者は、Webブラウザ830に所定のURLを入力することにより、応募者用センターサーバー400に対して、申し込み用のWebページのデータ送信を要求する。この要求を受けた応募者用センターサーバー400は、申し込み用のWebページのデータを自己の記憶部から呼び出して利用者端末800に送信する。このデータは、Webブラウザ830で解釈され、申し込み用のWebページが表示部810に表示される。そして、このWebページに、操作入力部840を介して、申し込み番号と、属性情報と、さらに必要に応じて付加情報を入力する。
このようにKIOSK端末100または利用者端末800を介して送信された情報は、応募者用センターサーバー400に送信され格納される。この後、KIOSK端末100の印刷部130または利用者端末800の図示しない印刷部において、応募が完了した旨等を示す応募完了券が印刷される(ステップSB−6)。ただし、この応募完了券は省略することもできる。そして、これ以降は、実施の形態1と同様に、抽選および商品券の発送等が行われる(ステップSB−7〜SB−9)。
なお、本実施の形態においても、対象商品等を複数購入して応募する形式に対応することができる。すなわち、KIOSK端末100または利用者端末800で特定の消費者が最初に申し込みを行う場合、この消費者を一意に識別するための消費者番号を発行する。そして、この消費者が2回目以降の申し込みを行う場合には、KIOSK端末100または利用者端末800に消費者番号を入力してもらう。このことにより、消費者番号と申し込み番号とを常に相互に関連付けることができ、各消費者が複数の対象商品等を購入したことを判断可能にすることができる。消費者に、複数の対象商品等を複数購入し終えた時点で、KIOSK端末100または利用者端末800に一括して申し込みを行ってもらうようにしてもよい。
(実施の形態3)
(本システムの概要)次に、本発明の実施の形態3について説明する。ただし、特に説明なき構成および処理については実施の形態1と同様であり、同じ構成要素については同一の符号を付して説明する。本実施の形態3および次の実施の形態4は、「広告」を行う際に店舗を有効に活用し、広告効率や消費者の利便性を向上させるものである。特に、本実施の形態3は、店舗で割引券を発行するシステムに関するものである。
図8は本システムの全体構成を示すブロック図である。この図8に示すように、本システムにおいては、懸賞管理サーバー500および懸賞サーバー600に代えて、広告サーバー1000が設けられており、また、応募者用センターサーバー400に代えて広告管理センターサーバー1100が設けられている。このうち、広告サーバー1000は、消費者に提供する広告の画像データや音声データ等を格納する広告情報の格納手段である。また、広告管理センターサーバー1100は、広告サーバー1000に格納された広告情報の中継等を行う。
(広告処理)本実施の形態にかかる処理のシーケンス等を図9に示す。まず、消費者は、KIOSK端末100において、所定の操作を行なうことにより、割引券を印刷する(ステップSC−1)。この割引券は、全部または所定の一部の商品等(以下、共通商品等)に共通して使用できる割引券であり、その一部のエリアには、共通の割り引き額(以下、共通割り引き額)を示したバーコード(以下、共通バーコード)が印刷されている。
また同時に、この割引券は、限定された一つまたは少数の商品等(以下、特別商品等)に加重的に使用できる割引券であり、その一部のエリアには、特別の商品等を示す文字や写真等がバナー広告の如く印刷されており(これら広告情報は、広告サーバー1000および広告管理センターサーバー1100を介してKIOSK端末100に格納される)、また、この特別の商品等を特定する情報と、この特別の商品等についての特別の割り引き額(以下、特別割り引き額)を示したバーコード(以下、特別バーコード)が印刷されている。なお、共通バーコードと特別バーコードを一体に印刷することもできる。これらのことから、KIOSK端末100は、広告を利用者に提示する広告提示手段、広告を識別する広告識別子(ここでは、バーコードで示される情報)を利用者に提示する広告識別子提示手段、および、広告識別子提示手段にて提示された広告識別子を出力する広告識別子出力手段として機能する。このように発券した割引券に関する情報は、KIOSK端末100に格納される。
そして、消費者は、商品等を清算する際に、この割引券を店員に提示する(ステップSC−2)。すると、店員は、POS端末200のバーコードリーダー210を用いて商品等のバーコードを読み取った後に、割引券のバーコードを読み取る(ステップSC−3)。このことにより、共通割り引き額、特別商品等を特定する情報、および、特別割り引き額がPOS端末200に入力される。すなわち、POS端末200は、広告識別子出力手段にて出力された広告識別子の入力を受け付ける広告識別子入力手段として機能する。
そして、POS端末200のデータ処理部は、消費者が共通商品等を購入している場合には、この商品等の代金から上記共通割り引き額を差し引き、さらに、特別商品等を購入している場合には、この商品等の代金から上記特別割り引き額を差し引いて、清算を行なう。すなわち、POS端末200は、広告識別子入力手段を介して受け付けられた上記広告識別子の正当性を確認する広告識別子確認手段、および、上記広告識別子確認手段にて上記広告識別子が正当であると確認された場合に、上記商品または上記サービスの決済金額に対する所定の割引を行う決済手段として機能する。
この実施の形態によれば、店舗において割引券という形態の広告を配布することができる。この広告は、割り引きという特典を持っていることから消費者の関心を集めることができ、また、店舗内で配布できるので商品等の販売に直結し易い。したがって、店舗販売についての広告効率を向上させることができる。
ここで、特別商品等の選定方法について説明する。KIOSK端末100は、割引券の発券時点における各種の状況に基づいて、特別商品等を動的に決定する。すなわち、KIOSK端末100は、広告提示手段を介して提示する上記広告の内容を決定する広告内容決定手段として機能する。例えば、最も単純には、販売を促進したい商品等を特別商品等にしてもよい。この場合には、特別割り引き額や特別商品等の写真データ等を、広告サーバー1000および広告管理センターサーバー1100を介して受信して、上記の割引券の印刷を行なうようにしてもよい(ステップSC−4,SC−5)。もちろん、これらデータをKIOSK端末100やストアコンピュータ300に格納しておいてもよい。
あるいは、店舗内における各種商品等の売り上げ状況をPOS端末200から定期的に取得し、売れ行きのよいもの、あるいは、売れ行きの悪いものを特別商品等にしてもよい。あるいは、各種商品等の賞味期限や有効期限を広告サーバー1000やPOS端末200等から取得し、これら期限が迫っているものを特別商品等にしてもよい。このような方法によれば、販売環境を取り巻く様々な状況に応じた割引券を発券することができるので、割引券を用いた販売効率を向上させることができる。
また、特別商品等として割引券を発券した後、実際に販売された特別商品等の数を、POS端末200の清算データに基づいて計数し、この数に基づいて割引券を動的に発券することもできる。例えば、一定数が販売されるまで、特別商品等を同一種類とし、一定数が販売された時点で、特別商品等を他の商品等に切り替えることができる。このような方法によれば、割引券の広告力を利用して、商品等の販売数をコントロールすることができる。
(実施の形態4)
(本システムの概要)次に、本発明の実施の形態4について説明する。ただし、特に説明なき構成および処理については実施の形態3と同様であり、同じ構成要素については同一の符号を付して説明する。本実施の形態4は、実施の形態3と同様に、「広告」を行う際に店舗を有効に活用し、広告効率や消費者の利便性を向上させるものである。特に、本実施の形態4は、消費者が利用者端末800で取得した情報に基づいて、割引券を発券するシステムに関するものである。
(広告処理)本実施の形態にかかる処理のシーケンス等を図10に示す。まず、消費者は、利用者端末800のWebブラウザ830を用いてインターネットにアクセスし、バナー広告が掲載されている所定のWebページを閲覧する(ステップSD−1)。このバナー広告自体、または、リンク先のWebページには、当該バナー広告に掲載されている商品等を購入する際に割り引きを受けるための割引番号が掲載されている。そして、消費者は、この割引番号を、図示しない印刷部にてプリント等して入手する(ステップSD−2)。このWebページ、あるいは、このWebページのバナー広告にhyper Linkされている他のWebページは、広告サーバー1000に格納されている。また、割引番号は、広告管理センターサーバー1100に格納されている。これらのことから、利用者端末800、広告サーバー1000、および、広告管理センターサーバー1100は、広告を利用者に提示する広告提示手段、広告を識別する広告識別子(ここでは、割引番号)を利用者に提示する広告識別子提示手段、および、広告識別子提示手段にて提示された広告識別子を出力する広告識別子出力手段として機能する。
その後、消費者は、店舗に設置されたKIOSK端末100に割引番号を入力する。すると、KIOSK端末100の処理実行部は、この割引番号を広告管理センターサーバー1100に送信し、割引番号の正当性の確認を求める(ステップSD−3)。これを受けた広告管理センターサーバー1100は、送信された割引番号が自己に格納されている割引番号のいずれかに一致するか否かを確認し、一致する場合には割引番号が正当である旨、一致しない場合には割引番号が正当でない旨を、KIOSK端末100に送信する(ステップSD−4)。これを受けたKIOSK端末100は、割引番号が正当である場合にのみ、実施の形態3と同様に、割引券を印刷する(ステップSD−5)。以降、実施の形態3と同様に、消費者は、この割引券を用いて、商品等を購入する際に割引を受けることができる。
この実施の形態によれば、バナー広告という形態を取りながらも、店舗に出向いて商品等を購入するインセンティブを消費者に与えることができる。したがって、インターネット上に仮想店舗を開設していないような企業であっても、インターネットを利用した効果的な広告を行なうことができる。
(実施の形態5)
(本システムの概要)次に、本発明の実施の形態5について説明する。ただし、特に説明なき構成および処理については実施の形態1と同様であり、同じ構成要素については同一の符号を付して説明する。本実施の形態5と、後述する実施の形態6〜8は、消費者が、上述の懸賞に当選すること等の任意の方法で取得した商品券等の貨幣的な価値(第1価値)を、店舗で利用可能な他の価値(第2価値)に変換することのできるシステムに関するものである。特に、本実施の形態5は、商品券(第1価値)をクーポン券(第2価値)に変換するシステムに関するものである。
図11は本システムの全体構成を示すブロック図である。この図11に示すように、本システムにおいては、図1の応募者用センターサーバー400に代えて、本部POSサーバー1400およびクーポン券サーバー1500が設けられている。このうち、本部POSサーバー1400は、各店舗のPOS端末200に対する各種情報の送受を行なう。また、クーポン券サーバー1500は、利用者に発券されるクーポン券に関する情報を格納する。
(還元処理)
本実施の形態にかかるKIOSK端末100の表示部110の表示画面例を図12、この処理のシーケンス等を図13に示す。まず、前提として、消費者は、商品券を一意に識別するための情報を保有しているものとする。例えば、商品券サーバー700は、利用者が上述の懸賞に当選した際の商品として商品券を付与するため、商品券に固有の商品券コードを発行し、この商品券コードを電子メール等の任意の手段で消費者に通知する。
その後、消費者は、店舗のKIOSK端末100において、商品券をクーポン券に変換する操作を行う。具体的には、消費者がKIOSK端末100において所定の操作を行なうことによってクーポン券の発券要求を行なうと(ステップSE−1)、表示部110には変換用画面が表示され(MA−1)、変換元になる第1価値の種類を選択する旨が利用者に要求される(ステップSE−2)。この画面には、例えば、変換元になる第1価値の種類を選択するためのメニューが表示されている。ここで、消費者が「商品券」を選択すると(ステップSE−3)、商品券からクーポン券への変換金額を特定するための画面が表示される(MA−2)。例えば、変換できるクーポン券の種類が決まっている場合には、この種類が表示され、この種類を選択することによって変換金額を特定することができる。
変換金額が特定されると、KIOSK端末100からクーポン券サーバー1500を介して、商品券サーバー700に対する商品券決済要求が行なわれる(ステップSE−4〜SE−6)。すると、商品券サーバー700は、決済を行なう商品券の商品券コードを要求する(ステップSE−6)。これを受けたKIOSK端末100は、商品券コードを入力するための画面を表示部110に表示する(MA−3)。そして、消費者が商品券コードを入力すると(ステップSE−7)、KIOSK端末100は、入力された商品券サーバー700に商品券コードを送信し、商品券の残高確認を要求する。この要求を受けた商品券サーバー700は、商品券コードによって特定される商品券の残高を呼び出す。すなわち、商品券サーバー700は、第1価値の金額を判別する第1価値判別手段として機能する。そして、商品券サーバー700は、この残高をKIOSK端末100に送信して、引き落としの最終確認を求める(ステップSE−8)。すると、KIOSK端末100は、この残高および変換金額を含んだ、変換内容の確認画面を生成および表示する(MA−4)。
この確認画面において、消費者が所定方法にて変換内容を承諾した旨を指示すると(ステップSE−9)、KIOSK端末100は、商品券サーバー700に商品券コードおよび変換金額を送信し、商品券の電子決済を要求する。この要求を受けた商品券サーバー700は、商品券コードによって特定される商品券の残高を呼び出し、この残高と、KIOSK端末から送信された変換金額とを比較して、残高が変換金額以上である場合にのみ決済を承認し、引き落とし処理を行なう(ステップSE−10)。すなわち、残高から変換金額を差し引いた額を新たな残高として記録する。すなわち、KIOSK端末100は、第1価値の金額の全部または一部を、第2価値に変換する価値変換手段として機能する。
なお、この際の決済額は、クーポン券の額面に所定方法で算定した手数料を付加することができ、あるいは、逆に、キャンペーン期間中等にはクーポン券の額面金額よりも少額の決済を行うことによって、消費者に利益提供を行うことができる。この引き落としが完了すると、商品券サーバー700は、その旨および変換金額をクーポン券サーバー1500に送信し(ステップSE−11)、クーポン券の電子発行を要求する。
この要求を受けたクーポン券サーバー1500は、クーポン券を一意に識別するためのクーポン券IDを発行し(ステップSE−12、SE−13)、このクーポン券IDをKIOSK端末100に送信する(ステップSE−14)。この送信を受けたKIOSK端末100は、変換が完了した旨の画面を表示部110に表示すると共に(MA−5、ステップSE−15)、印刷部130を介してクーポン券を印刷する(ステップSE−16)。また、KIOSK端末100は、クーポン券のプリントが完了した旨をクーポン券サーバー1500に送信する(ステップSE−17)。これを受けたクーポン券サーバー1500は、クーポン券IDを、変換金額(以下、額面金額)や有効期限と共に自己に記録する(ステップSE−18)。このクーポン券には、変換金額が消費者の認識可能な文字で印刷されると共に、クーポン券IDがバーコードで印刷される。すなわち、KIOSK端末100は、価値変換手段にて変換された第2価値を識別するための情報を出力する第2価値出力手段として機能する。そして、消費者はこのクーポン券を受け取り、買い物等を行う。
その後、消費者は、商品等の代金をPOS端末200にて清算する際、クーポン券を差し出す。そして、店員が、バーコードリーダー210を介して、商品のバーコードを読み取った後、クーポン券のバーコードを読み取ることにより、クーポン券IDが入力される。このクーポン券IDは、POS端末からクーポン券サーバー1500に送信され、クーポン券認証が行われる。すなわち、クーポン券サーバー1500は、送信されたクーポン券IDが、自己に格納されているクーポン券IDのいずれかに合致するか否か、および、クーポン券の有効期限が切れていないか否かを判別し、合致する場合および有効期限が切れていない場合には、認証可の旨および当該クーポン券IDに対応して記録されている額面金額をPOS端末200に送信し、合致しない場合または有効期限が切れている場合には、認証不可の旨をPOS端末200に送信する。なおこの場合には、POS端末200は、第2価値出力手段にて出力された第2価値の入力を受け付け、この第2価値に基づいて上記利用者の決済を行う決済手段として機能する。
この送信を受けたPOS端末200は、認証不可の旨を受信した場合には、その旨の表示を行う。一方、認証可の旨を受信した場合、POS端末200は、額面金額の表示を行うと共に、この額面金額と、必要に応じて消費者から受け取った現金や他の任意の決済用カード類の情報とに基づいて、商品代金の決済を行う。そして、POS端末200は、クーポン券による決済が完了した旨を、当該クーポン券のクーポン券IDと共にクーポン券サーバー1500に送信する。この送信を受けたクーポン券サーバー1500は、送信されたクーポン券の額面金額を0にすること等により、クーポン券を使用済みとする。
このように本実施の形態によれば、商品券をクーポン券に変換して使用することができ、また、この際に、様々な付加価値等を付けることができるので、消費者が店舗を利用する上での利便性が向上する。
なお、上記の処理では、商品券サーバー700において商品券の決済を終了してから、クーポン券サーバー1500へ通知を行ってクーポン券の発行等を行っていたが、まず商品券サーバー700に対して決済予約のみを行ない、KIOSK端末にてクーポン券を印刷した時点で、商品券サーバー700に対して最終決済を行うようにしてもよい。また、上記の処理では、クーポン券サーバー1500に、有効期限と額面金額とを格納しているが、他の様々な情報を併せて格納することにより、様々な形態でのクーポン券サービスを行うことができる。例えば、クーポン券を利用することのできる店舗を特定するための店舗情報や、クーポン券で購入することのできる商品等を特定するための商品等情報を格納しておくと共に、クーポン券決済の際に、POS端末200から店舗情報や商品等情報をクーポン券サーバー1500に送信させて照合し、クーポン券利用の可否を判断してもよい。
また、クーポン券の額面金額の格納時や、クーポン券の決済時に、額面金額を任意の増減させることも可能である。例えば、キャンペーン期間中には、クーポン券の額面金額を1.5倍にしてクーポン券サーバー1500に格納することにより、消費者にクーポン券増額のメリットを与えて購買意欲を刺激することができると共に、キャンペーン等の値引き管理を一元化することができる。
また、第1価値としては、商品券以外にも、個別商品の引き換え券や、クレジットカードや航空会社のマイレージカード等のポイントを用いることもできる。この場合には、これらポイントやマイレージの所有者であることを識別するための識別情報を利用者に入力してもらい、この識別情報を用いて、ポイントを管理しているポイントサーバー1200やマイレージを管理しているマイレージサーバー1300に対して、変換可否の承認を求め、変換可の場合にクーポン券を発行してもよい。
また、クーポン券を必ずしもKIOSK端末100で印刷する必要はなく、例えば、利用者端末800のWebブラウザ830を介して、商品券サーバー700やクーポン券サーバー1500にアクセスして、上記と同様の処理によって、クーポン券の発行を受けて印刷するようにしてもよい。この場合には、KIOSK端末100における消費者の滞留時間を減らすことができ、KIOSK端末100を効率よく使用してもらうことができる。
(実施の形態6)
(本システムの概要)
次に、本発明の実施の形態6について説明する。ただし、特に説明なき構成および処理については実施の形態5と同様であり、同じ構成要素については同一の符号を付して説明する。上記実施の形態5では、クーポン券に関する情報をクーポン券サーバー1500に格納し、クーポン券を利用する毎に、このクーポン券サーバー1500とPOS端末200との間で決済を行っていた。しかしながら、この場合にはネットワーク900のトランザクションが発生し、ネットワーク900の状況等によっては、決済に比較的長い時間が必要になるために好ましくない。そこで、本実施の形態では、クーポン券サーバー1500での更新情報を逐次的にPOS端末200に配信し、決済時間の短縮化を図ることのできるシステムについて説明する。
図14は本システムの全体構成を示すブロック図である。この図14に示すように、本システムにおいては、衛星配信サーバー1600が設けられている。この衛星配信サーバー1600は、クーポン券サーバー1500からクーポン券の発券等に関する情報を受信し、これを各店舗のストアコンピュータ300に一斉配信する。
(還元処理)
本実施の形態にかかる処理のシーケンス等を図15に示す。本システムにおいては、上記と同様にクーポン券を発行した後(ステップSF−1〜SF−13)、クーポン券サーバー1500は、発行したクーポン券に関する、クーポン券ID、額面金額、および、必要に応じた付随的な情報(上述の店舗情報や商品等情報)を、衛星配信サーバー1600を介して全ての店舗のストアコンピュータ300に配信する(ステップSF−14〜SF−16)。この情報は、ストアコンピュータ300によって受信され、記憶部370に格納される(ステップSF−17)。その後、実施の形態5と同様に、完了画面の表示、クーポン券のプリントアウト等が行なわれる(ステップSF−18〜SF−22)。
その後、消費者が購入した商品の代金をPOS端末200にて清算する際、POS端末200に入力されたクーポン券IDは、ストアコンピュータ300に送信され、この記憶部370に記憶されたクーポン券IDおよび額面金額に基づいてクーポン券の使用認証が行なわれる。すなわち、ストアコンピュータ300は、価値変換手段にて変換された第2価値を識別するための情報を出力する第2価値出力手段を構成する。そして、認証可の場合には、認証可の旨および当該クーポン券IDに対応して記録されている額面金額をPOS端末200に送信し、認証不可の場合には、その旨をPOS端末200に送信する。
この送信を受けたPOS端末200は、認証不可の旨を受信した場合には、その旨の表示を行う。一方、認証可の旨を受信した場合には、POS端末200は、商品代金の決済を行った後、クーポン券による決済が完了した旨を、当該クーポン券のクーポン券IDと共にストアコンピュータ300に送信する。これを受けたストアコンピュータ300は、送信されたクーポン券の額面金額を0にすること等により、クーポン券を使用済みとする。
また、ストアコンピュータ300は、クーポン券による決済が完了した旨を、当該クーポン券のクーポン券IDと共にクーポン券サーバー1500に送信する。この送信を受けたクーポン券サーバー1500は、送信されたクーポン券の額面金額を0にすること等により、クーポン券を使用済みとする。また、クーポン券サーバー1500は、使用済みになったクーポン券のクーポン券IDを、衛星配信サーバー1600を介して全ての店舗のストアコンピュータ300に配信する。これを受けたストアコンピュータ300は、送信されたクーポン券の額面金額を0にすること等により、クーポン券を使用済みとする。
このように本実施の形態によれば、商品券をクーポン券に変換して使用することができ、また、この際に、様々な付加価値等を付けることができるので、消費者が店舗を利用する上での利便性が向上する。特に、クーポン券に関する情報を各店舗に一斉配信することができ、POS端末200とストアコンピュータ300との間でクーポン券の決済を行うことができるので、決済時間を短縮することができ、消費者や店員等の利便性が向上する。
(実施の形態7)
(本システムの概要)
次に、本発明の実施の形態7について説明する。ただし、特に説明なき構成および処理については実施の形態5または6と同様であり、同じ構成要素については同一の符号を付して説明する。上記実施の形態5、6では、各店舗で発行されたクーポン券は、本システムを適用している他のどの店舗においても利用することが可能である。しかしながら、このような広域展開には多大な設備コストを要し、特に、実施の形態6のようにクーポン券に関する情報を一斉配信するためには、システム開発コストおよびシステム設置コストが膨大になる。そこで、本実施の形態では、クーポン券を利用することのできる店舗を限定し、システム開発コストおよびシステム設置コストを低減することのできるシステムを説明する。
図16は本システムの全体構成を示すブロック図である。この図16に示すように、本システムにおいては、図1の応募者用センターサーバー400に代えて、KIOSK用サーバー1610が設けられている。
(還元処理)
本実施の形態にかかる処理のシーケンス等を図17に示す。本システムにおいては、上記と同様に、商品券サーバー700が商品券の引き落とし処理を行なう(ステップSG−1〜SG−10)。そして、商品券サーバー700は、引き落とし処理が完了した旨をKIOSK端末100に送信する(ステップSG−11)。ここで、KIOSK端末100は、決済可の旨を受信すると、額面金額を特定する情報を同一店舗内のストアコンピュータ300に送信する(ステップSG−12)。これを受けたストアコンピュータ300は(ステップSG−13)、クーポン券IDを発行し(ステップSG−14)、このクーポン券IDをKIOSK端末100に送信する(ステップSG−15)。
この送信を受けたKIOSK端末100は、変換が完了した旨の画面を表示部110に表示すると共に(ステップSG−16)、印刷部130を介してクーポン券を印刷する(ステップSG−17)。また、KIOSK端末100は、クーポン券のプリントが完了した旨をストアコンピュータ300に送信する(ステップSG−18)。これを受けたストアコンピュータ300は、クーポン券IDを、変換金額(以下、額面金額)や有効期限と共に記憶部370に記録する(ステップSG−19)。
その後、消費者は、商品等の代金をPOS端末200にて清算する際、クーポン券IDがPOS端末200に入力されると、クーポン券IDは、ストアコンピュータ300に送信され、クーポン券認証が行われる。すなわち、ストアコンピュータ300は、送信されたクーポン券IDが、自己に格納されているクーポン券IDのいずれかに合致するか否か、および、クーポン券の有効期限が切れていないか否かを、記憶部370の記憶内容に基づいて判別し、合致する場合および有効期限が切れていない場合には、認証可の旨および当該クーポン券IDに対応して記録されている額面金額をPOS端末200に送信し、合致しない場合または有効期限が切れている場合には、認証不可の旨をPOS端末200に送信する。
この送信を受けたPOS端末200は、認証不可の旨を受信した場合には、その旨の表示を行う。一方、認証可の旨を受信した場合、POS端末200は、実施の形態5の場合と同様に、商品等の代金の決済を行う。そして、POS端末200は、クーポン券による決済が完了した旨を、当該クーポン券のクーポン券IDと共にストアコンピュータ300に送信する。この送信を受けたストアコンピュータ300は、送信されたクーポン券の額面金額を0にすること等により、クーポン券を使用済みとする。なお、このような処理を行なった場合、消費者は、クーポン券が発行された店舗内でのみ、当該クーポン券を利用することができることになる。
このように本実施の形態によれば、商品券をクーポン券に変換して使用することができ、また、この際に、様々な付加価値等を付けることができるので、消費者が店舗を利用する上での利便性が向上する。また、POS端末200とストアコンピュータ300との間でクーポン券の決済を行うことができるので、決済時間を短縮することができ、消費者や店員等の利便性が向上する。特に、商品券サーバー700への電子決済を行なう処理を除いて、店舗内で決済処理が完結するので、クーポン券サーバー1500や、当該クーポン券サーバー1500と各店舗とをつなぐネットワークを省略することができ、システム開発コストおよびシステム設置コストを低減することができる。
なお、KIOSK端末100での操作を一層簡易化することもできる。例えば、消費者は、利用者端末800のWebブラウザ830を介して、商品券サーバー700またはKIOSK用サーバー1610にアクセスして、クーポン券の発行を受けたい店舗を店番指定や住所指定等にて指定し、予約番号を受け取る。この時、商品券サーバー700またはKIOSK用サーバー1610は、予約番号を格納すると共に、商品券の決済予約を行ない、また、予約番号と商品券の残高を特定する情報を、上記予約された店舗のKIOSK端末100またはストアコンピュータ300に送信する。そして、これら予約番号と商品券の残高とが、KIOSK端末100またはストアコンピュータ300に格納される。その後、消費者が店舗を訪れてKIOSK端末100に予約番号を入力すると、この予約番号を、KIOSK端末100またはストアコンピュータ300に格納されている予約番号と照合し、クーポン券を発券する。このような処理によれば、消費者はKIOSK端末に予約番号を入れるだけでクーポン券の発券を受けることができ、店舗での操作を簡易かつ短時間で行なうことができる。特に、全国規模で発券される商品券に対して、クーポン券の発券数は少ないと考えられるため、商品券コードに比べて予約番号を短く設定することができ、商品券コードを入力する場合に比べて予約番号を入力する方が容易である。
(実施の形態8)
(本システムの概要)
次に、本発明の実施の形態8について説明する。ただし、特に説明なき構成および処理については実施の形態5〜7と同様であり、同じ構成要素については同一の符号を付して説明する。上記実施の形態5〜7では、クーポン券に関する情報を、クーポン券サーバーやストアコンピュータに格納して決済を行なっていた。これに対して本実施の形態8は、クーポン券に関する情報を、バーコード自体に含めるシステムに関するものである。
(還元処理)
本実施の形態にかかる処理のシーケンス等を図18に示す。本システムにおいては、上記実施の形態7と同様に、商品券サーバー700が商品券の引き落とし処理を行なう(ステップSH−1〜SH−10)。そして、商品券サーバー700は、引き落とし処理が完了した旨をKIOSK用サーバー1610に送信する(ステップSH−11)。この送信を受けたKIOSK用サーバー1610が、変換が完了した旨をKIOSK端末100に送信すると(ステップSH−12)、KIOSK端末100は、変換が完了した旨の画面を表示部110に表示すると共に(ステップSH−13)、印刷部130を介してクーポン券をプリントし(ステップSH−14)、プリント完了画面を表示する(ステップSH−15)。
ここで、KIOSK用サーバー1610からKIOSK端末100には、クーポン券の額面金額、クーポン券の有効期限、および、利用店舗を限定する場合にはこの店舗を特定するための情報が送信されており、KIOSK端末100は、これらの情報を、一つまたは複数のバーコードに変換し、このバーコードを記載したクーポン券を印刷する。
その後、消費者は、商品等の代金をPOS端末200にて清算する際、クーポン券を提示する。このクーポン券に記載されたバーコードが読み取られてPOS端末200に入力されると、POS端末200は、有効期限の超過の有無、および、利用店舗の正当性の有無を判断する。すなわち、POS端末200は、自己内部の図示しないタイマーからその時点の日時を取得し、この日時に基づいて、クーポン券の有効期限の正当性を判断する。また、POS端末200の記憶部260には、予め当該POS端末200が配置されている店舗を特定するための情報が記憶されており、この情報に基づいて、クーポン券の利用店舗の正当性を判断する。そして、POS端末200は、これらの点に問題がない場合には、実施の形態5の場合と同様に、商品等の代金の決済を行う。その後、店員はクーポン券を破棄等し、クーポン券が不正に再利用されることを防止する。
このように本実施の形態によれば、商品券をクーポン券に変換して使用することができ、また、この際に、様々な付加価値等を付けることができるので、消費者が店舗を利用する上での利便性が向上する。特に、POS端末200における決済時には何ら通信を行なう必要性がないので、決済時間を一層短縮することができ、消費者や店員等の利便性が一層向上する。特に、商品券サーバー700への電子決済を行なう処理を除いて、店舗内で決済処理が完結するので、クーポン券サーバー1500や、当該クーポン券サーバー1500と各店舗とをつなぐネットワークを省略することができ、システム開発コストおよびシステム設置コストを低減することができる。
(実施の形態9)
(本システムの概要)
次に、本発明の実施の形態9について説明する。ただし、特に説明なき構成および処理については実施の形態5〜8と同様であり、同じ構成要素については同一の符号を付して説明する。上記実施の形態5〜8では、クーポン券という紙媒体に第2価値を記録していた。これに対して、本実施の形態9は、第2価値をICカードに仮想マネーとして記録するシステムに関するものである。
図19は本システムの全体構成を示すブロック図である。この図19に示すように、本システムにおいては、実施の形態5の構成に加えて、ICカードサーバー1700が設けられている。このICカードサーバー1700は、ICカードに格納される仮想マネーの残高等を格納する。
(還元処理)
本実施の形態にかかるKIOSK端末100の表示部110の表示画面例を図20、この処理のシーケンス等を図21に示す。本システムにおいて、利用者は、KIOSK端末100のICカード書込/読取部131にICカードをセットする。このことにより、KIOSK端末100は、変換元がICカードの仮想マネーであることを検知する。その後、利用者がKIOSK端末100を所定手順で操作すると、変換サービスを選択するための画面が表示部110に表示される(MB−1)。そして、利用者が、ICカードへの変換サービスを要求すると(図20において「電子プリカ変換」、ステップSI−1)、変換金額の入力を要求する画面が表示され(MB−2、ステップSI−2)、利用者が変換金額を入力すると(ステップSI−3)、KIOSK端末100において、この変換金額に基づいて手数料等が算定される(ステップSI−4)。
その後、変換金額や手数料等を表示する確認画面が表示され(ステップSI−5)、利用者が確認した旨を入力すると(ステップSI−6)、KIOSK端末100は、カード読取/書込部に差し込まれたICカードから、仮想マネーの残高等の情報を読み取る(ステップSI−7)。そして、KIOSK端末100は、この残高等を含んだ画面を表示する(ステップSI−8)。また、KIOSK端末100は、KIOSK用サーバー1610を介して、商品券サーバー700に対して、商品券の決済要求を行なう(ステップSI−9〜SI−10)。その後、他の実施の形態の処理と同様に、商品券コードの入力画面等が表示され(MB−4)、引き落とし処理が行なわれた後(ステップSI−11〜SI−15)、商品券サーバー700は、引き落としが完了した旨をKIOSK用サーバー1610に送信する(ステップSI−16)。
ここで、KIOSK用サーバー1610は、このICカードの仮想マネーの増額(リロード)要求をICカードサーバー1700に送信する(ステップSI−17)。この時、KIOSK用サーバー1610は、必要に応じて、ICカードを一意に識別するためのカードコード、その時点におけるICカード内の仮想マネーの残高、および、リロードする変換金額を、KIOSK端末100を介して読み取り、ICカードサーバー1700に送信する。
これを受けたICカードサーバー1700は、カードコード等に基づいてICカードの使用状態を確認し、ICカードの不正使用の有無等を公知の方法で判断し、問題がない場合には、KIOSK用サーバー1610にリロード許可を送信する(ステップSI−18)。そして、KIOSK用サーバー1610は、このリロード許可をKIOSK端末100に送信する(ステップSI−19)。これを受けたKIOSK端末100は、商品券からの変換金額分だけICカード内の仮想マネーの残高をリロードする(ステップSI−20)。なお、リロード時には、ICカードの引き抜きを防止する画面を表示してもよい(MB−5)。このリロードが完了した時点で、KIOSK端末100は、完了画面を表示すると共に(MB−6,ステップSI−22)、この完了の旨をKIOSK用サーバー1610を介してICカードサーバー1700に送信する(ステップSI−21、SI−23)。この送信を受けたICカードサーバー1700は、ICカードの仮想マネーの残高記録を更新する(ステップSI−24)。その後、消費者は、公知の手順でICカードを利用して商品等の購入を行なうことができる。
このように本実施の形態によれば、商品券の価値をICカードにリロードして使用することができるので、消費者が店舗を利用する上での利便性が向上する。なお、上記の処理においては、KIOSK端末100でICカードのリロードを行なうようにしているが、利用者端末800にカード読取/書込部を設け、この利用者端末800から商品券サーバー700およびICカードサーバー1700にアクセスして、ICカードのリロードを行なうようにしてもよい。
(実施の形態10)
(本システムの概要)
次に、本発明の実施の形態10について説明する。ただし、特に説明なき構成および処理については実施の形態5〜9と同様であり、同じ構成要素については同一の符号を付して説明する。上記実施の形態5〜9では、クーポン券やICカードに第2価値を記録していた。これに対して本実施の形態10は、第2価値を、利用者端末800の一形態である携帯電話に記録するシステムに関するものである。
図22は本システムの全体構成を示すブロック図である。この図22に示すように、本システムにおいては、仮想マネー管理サーバー1800が設けられている。この仮想マネー管理サーバー1800は、携帯電話に記録する仮想マネーの管理情報を格納する。
(還元処理)
本実施の形態にかかる処理のシーケンス等を図23に示す。まず、消費者が携帯電話に対して所定手順で仮想マネーへの変換を指示すると、携帯電話は商品券サーバー700にアクセスして、仮想マネーへの変換を要求する(ステップSJ−1)。例えば、携帯電話は、WAP(Wireless Application Protocol)等の所定の通信手順に従って、図示しない移動体通信網等を介して、商品券サーバー700にアクセスすることができる。なお、このような仮想マネーへの変換処理は、店舗内に限らず、電波圏内の任意の場所で行なうことができる。
この要求を受けた商品券サーバー700は(ステップSJ−2)、変換金額の入力を行なうための画面データを携帯電話に送信する。この送信を受けた携帯電話は、変換金額の入力を行なうための画面をモニタに表示し、この画面に消費者が変換金額を入力して送信を指示する(ステップSJ−3)。すると、変換金額が商品券サーバー700に送信され、この送信を受けた商品券サーバー700は、手数料等の計算を終えた後(ステップSJ−4)、変換金額や手数料を含んだ確認画面のデータを生成して携帯電話に送信する(ステップSJ−5)。
この確認画面において、消費者が所定方法にて変換内容を確認した旨を指示すると(ステップSJ−6)、商品券サーバー700に商品券の決済要求が行なわれる(ステップSJ−7)。そして、商品券サーバー700は、携帯電話に対して、商品券コードの送信を要求する(ステップSJ−8)。ここで、携帯電話の所定の記憶領域には、所定の方法で商品券コードが格納されている。あるいは、消費者が必要に応じて商品券コードを携帯電話に入力するようにしてもよい。このように携帯電話に格納された商品券コードは自動的に商品券サーバー700に送信される(ステップSJ−9)。
そして、商品券サーバー700は、商品券コードによって特定される商品券の残高を呼び出し、この残高を含む画面であって、この残高から上記変換金額を引き落とす旨を確認するための承諾画面のデータを生成して、これを携帯電話に送信する(ステップSJ−10)。なお、この時点で、残高が変換金額より少ない場合には、エラー画面のデータを携帯電話に送信する。その後、携帯電話に表示された承諾画面を消費者が確認し、承諾する旨を所定方法で入力すると、この情報が商品券サーバー700に送信される(ステップSJ−11)。この情報を受けた商品券サーバー700は、残高から変換金額を差し引いた額を新たな残高として記録することによって引き落とし処理を行ない(ステップSJ−12)、引き落とし処理が完了した旨の情報を携帯電話に送信する(ステップSJ−13)。
これを受けた携帯電話は、当該携帯電話の所定の仮想マネー格納エリアに格納されている情報を読み取り、仮想マネーの増額(リロード)要求を仮想マネー管理サーバー1800に送信する(ステップSJ−14)。この時、KIOSK端末100は、必要に応じて、仮想マネーを一意に識別するためのコード、その時点における仮想マネーの残高、および、リロードする変換金額を仮想マネー管理サーバー1800に送信する。
これを受けた仮想マネー管理サーバー1800は、コード等に基づいて仮想マネーの使用状態を確認し、仮想マネーの不正使用の有無等を公知の方法で判断し、問題がない場合には、携帯電話にリロード許可を送信する(ステップSJ−15)。これを受けた携帯電話は、商品券からの変換金額分だけ仮想マネーの残高をリロードし(ステップSJ−16)、このリロードが完了した時点で、この完了の旨を仮想マネー管理サーバー1800に送信する(ステップSJ−17)。この送信を受けた仮想マネー管理サーバー1800は、仮想マネーの残高記録を更新する(ステップSJ−18)。
その後、消費者は、店舗において商品等を購入する際、携帯電話の仮想マネーを用いて決済を行なうことができる。この手順は、ICカードを用いる時と同様であるが、携帯電話のBlootooth等の近距離通信機能を用いることにより、携帯電話をPOS端末200等に非接触状態としたまま、決済を行なうことができる。この実施の形態によれば、消費者は、携帯電話のみを用いて価値変換を行なうことができ、仮想マネーの獲得および使用が極めて容易である。
(実施の形態11)
(本システムの概要)
次に、本発明の実施の形態11について説明する。ただし、特に説明なき構成および処理については実施の形態10と同様であり、同じ構成要素については同一の符号を付して説明する。上記実施の形態10では、携帯電話と商品券サーバー等との間において、価値変換時の決済が行なわれていた。これに対して本実施の形態11は、KIOSK端末100を介して、携帯電話に記憶された価値の変換を行なうシステムに関するものである。
図24は本システムの全体構成を示すブロック図である。この図24に示すように、本システムにおいては、実施の形態10の構成に加えて、本部POSサーバー1400が設けられている。
(還元処理)
本実施の形態にかかる処理のシーケンス等を図25に示す。まず、消費者は、携帯電話を用いてKIOSK端末100にアクセスし、仮想マネーへの変換を要求する(ステップSK−1)。この要求を受けたKIOSK端末100は、変換金額の入力を行なうための画面を表示する(ステップSK−2)。この画面に消費者が変換金額を入力すると(ステップSK−3)、KIOSK端末100は、手数料等の計算を終えた後(ステップSK−4)、変換金額や手数料を含んだ、変換内容の確認画面を表示する(ステップSK−5)。
この確認画面において、消費者が所定方法にて変換内容を確認した旨を指示すると(ステップSK−6)、KIOSK端末100は、携帯電話に格納されているその時点の仮想マネーの残高を読み取り(ステップSK−7)、この残高を画面に表示する(ステップSK−8)。また、KIOSK端末100は、商品券の決済要求を、KIOSK用サーバー1610を介して商品券サーバー700に行なう(ステップSK−9、SK−10)。この際、KIOSK端末100は、携帯電話またはそこに格納されている仮想マネーを一意に識別するための情報を商品券サーバー700に送信する。そして、商品券サーバー700は、携帯電話に対して、商品券コードの送信を要求する(ステップSK−11)。そして、携帯電話に格納された商品券コードが自動的に商品券サーバー700に送信される(ステップSK−12)。
そして、商品券サーバー700は、変換金額を引き落とす旨を確認するための承諾画面のデータを生成して、これを携帯電話に送信する(ステップSK−13)。その後、携帯電話に表示された承諾画面を消費者が確認し、承諾する旨を所定方法で入力すると(ステップSK−14)、この情報が商品券サーバー700に送信される。この情報を受けた商品券サーバー700は、残高から変換金額を差し引いた額を新たな残高として記録して引き落とし処理を行なうと共に(ステップSK−15)、引き落とし処理が完了した旨の情報をKIOSK用サーバー1610に送信する(ステップSK−16)。
これを受けたKIOSK用サーバーは、仮想マネーの増額(リロード)要求を仮想マネーサーバー1800に送信する(ステップSK−17)。これを受けた仮想マネーサーバー1800は、携帯電話から直接的に、または、KIOSK端末100等を介して取得したカードコード等に基づいて仮想マネーの使用状態を確認し、問題がない場合には、KIOSK用サーバー1610にリロード許可を送信する(ステップSK−18)。これを受けたKIOSK用サーバー1610は、KIOSK端末100を介して、商品券からの変換金額分だけ携帯電話の仮想マネーの残高をリロードする(ステップSK−19、SK−20)。このリロードが完了した時点で、KIOSK端末100は、この完了の旨をKIOSK用サーバー1610を介して仮想マネーサーバー1800に送信する(ステップSK−21、SK−24)。また、KIOSK端末100は、完了画面を表示する(ステップSK23)。この送信を受けた仮想マネーサーバー1800は、仮想マネーの残高記録を更新する(ステップSK−25)。この実施の形態によれば、消費者は、携帯電話のみを用いて価値変換を行なうことができ、仮想マネーの獲得および使用が極めて容易である。
(他の実施の形態)
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。例えば、実施の形態1、2においては、本発明を懸賞に対する応募に適用する例を示したが、利用者の権利状態と属性情報とを把握して照合する必要がある任意の目的に使用することができ、例えば、選挙等の投票や、寄付の受付に適用することができる。また、各実施の形態1〜11を個別的に説明したが、これらを相互に組み合わせることができ、特に、応募、広告、還元について一連の処理を行なうことができるシステムを構築することができる。また、実施の形態5〜11において、第1価値を第2価値に変換しているが、これら両価値は、種類や格納領域等のいずれか一つの要素を相互に異にする価値を意味しており、例えば、同じ種類で格納領域のみが異なる2つの価値を相互に変換することもできる。
また、各装置に設けた各手段については、相互に他の装置に移動することも可能である。また、割引券、応募券、クーポン券の如き紙媒体や、ICカード、携帯電話については、磁気記録媒体や光記録媒体等、他の形態の記録媒体に置換することも可能である。また、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行なわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行なわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、各サーバーの構成に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。例えば、各サーバーが備える処理機能の全部または任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現することができ、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現することも可能である。なお、プログラムは、図示しない本記録媒体に記録されており、必要に応じてサーバーに機械的に読み取られる。さらに、サーバーの分散・統合の具合的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷等に応じた任意の単位で、機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、利用者端末800は、たとえば、パーソナルコンピュータやワークステーション、家庭用ゲーム機、インターネットTV、PDA(Personal Digital Assistant)、あるいは、携帯電話やPHS(Personal Handy Phone System)の如き移動体通信端末によって実現することができる。この利用者端末800の機能の全部または任意の一部についても、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現することができる。すなわち、その記憶領域にはOS(Operating System)と協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAM等のメモリ手段にロードされることによって実行され、CPUと協働して機能を達成する。しかしながら、このコンピュータプログラムは、利用者端末800に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバーに記録されてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。このあるいは、各制御部210の全部または任意の一部を、ワイヤードロジック等によるハードウェアとして実現することも可能である。
(ネットワーク)
また、ネットワークとしては、任意のネットワークを利用することができる。例えば、限定されたエリア内でLAN、WANあるいはパソコン通信網を用いて、本システムを構築することができる。また、その他にも、地上波、CATV、CS、BS、あるいは、ISDB(Integrated Services Digital Broadcasting)を用いて、各種データを送受信することができる。すなわち、ネットワークには、有線ネットワークのみならず、これら無線・通信ネットワークを含めることができる。
また、本発明にかかるプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することもできる。ここで、この記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」や、各種コンピュータシステムに内蔵されるROM、RAM、HD等の任意の「固定用の物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インターネットに代表されるネットワークを介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OS(Operating System)に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
(付記)
付記1に記載の店舗活用システムは、利用者の属性に関する属性情報を入力する属性情報入力手段と、所定方法で受領された上記利用者に関する情報に基づいて、当該利用者が特定の行動を行う権利を有するか否かを判断する権利判断手段と、上記権利判断手段にて上記利用者が上記行動を行う権利を有すると判断された場合に、当該権利を有する旨を、上記属性情報入力手段を介して入力された属性情報に関連付けて所定領域に格納する利用者情報格納手段とを備えることを特徴とする。
このシステムによれば、利用者の属性情報と、その権利の有無とを把握して、両情報を結び付けて格納しておくことができる。したがって、懸賞への応募を行なう権利を有する利用者の情報を把握したり、投票や寄付を行なう利用者の情報を把握することができるので、これら応募、投票、あるいは、寄付等を電子的に容易かつ迅速に行なうことができる。例えば、応募については、商品等に応募シール等を貼付することなく懸賞を開催することができるので、懸賞に要するコストや時間を削減することができる。また、応募期間が終了した時点で、KIOSK端末における応募を容易に締め切ることができ、また、応募期間の終了後には迅速かつ低コストで当選者を決定することができ、さらには、この当選者の属性情報等が電子データとして格納されているので、当選者発表や商品発送についても迅速かつ正確に行うことができる。
また、付記2に記載の店舗活用システムは、付記1に記載の店舗活用システムにおいて、上記特定の行動を行う権利は、所定の商品またはサービスに関連する懸賞への応募を行う権利であり、上記権利判断手段は、上記利用者が上記商品または上記サービスの決済を行ったか否かを所定手順で受領し、当該決済を行ったことを条件として、上記権利を有するものと判断することを特徴とする。
これは店舗活用システムを懸賞への応募に適用した場合の例を示すものである。このシステムによれば、商品やサービスの決済が行なわれた場合に、利用者の応募の権利が確定され、応募を行なうことができる。
また、付記3に記載の店舗活用システムは、付記1または2に記載の店舗活用システムにおいて、上記属性情報入力手段を介して入力された属性情報を識別するための属性情報識別子を発行する属性情報識別子発行手段と、上記属性情報識別子発行手段にて発行された上記属性情報識別子を出力する属性情報識別子出力手段と、上記属性情報識別子出力手段にて出力された属性情報識別子の入力を受け付ける属性情報識別子入力手段とを備え、上記利用者情報格納手段は、上記属性情報識別子入力手段を介して入力された上記属性情報識別子に基づいて取得された上記属性情報を格納することを特徴とする。
このシステムによれば、属性情報識別子を介して属性情報が識別されるので、属性情報入力手段や権利判断手段が別々の装置として構成されているような場合においても、属性情報識別子に基づいて属性情報を確実に取得することができる。
また、付記4に記載の店舗活用システムは、付記1〜3のいずれか一つに記載の店舗活用システムにおいて、上記権利判断手段にて応募を行う権利があると判断された場合に、この権利を識別するための権利識別子を発行する上記権利識別子発行手段と、上記権利識別子発行手段にて発行された上記権利識別子を出力する権利識別子出力手段と、上記権利識別子出力手段にて出力された上記権利識別子の入力を受け付ける権利識別子入力手段とを備え、上記利用者情報格納手段は、上記権利識別子入力手段を介して上記権利識別子が入力された場合に、上記権利判断手段にて上記利用者が上記行動を行う権利を有すると判断することを特徴とする。
このシステムによれば、権利識別子を介して権利が識別されるので、属性情報入力手段や権利判断手段が別々の装置として構成されているような場合においても、権利識別子に基づいて権利を確実に取得することができる。
また、付記5に記載の店舗活用システムは、所定の商品またはサービスに関する広告を利用者に提示する広告提示手段と、上記広告を識別する広告識別子を利用者に提示する広告識別子提示手段と、上記広告識別子提示手段にて提示された広告識別子を出力する広告識別子出力手段と、上記広告識別子出力手段にて出力された広告識別子の入力を受け付ける広告識別子入力手段と、上記広告識別子入力手段を介して受け付けられた上記広告識別子の正当性を確認する広告識別子確認手段と、上記広告識別子確認手段にて上記広告識別子が正当であると確認された場合に、上記商品または上記サービスの決済金額に対する所定の割引を行う決済手段と、所定方法で受領された情報に基づいて、上記広告提示手段を介して提示する上記広告の内容を決定する広告内容決定手段とを備えることを特徴とする。
このシステムによれば、広告識別子が提示され、この広告識別子に基づいて、商品購入等の決済時に割引を受けることができる。したがって、様々なメディア等で広告識別子を配布して、この広告識別子に基づいて店舗において割引を行なうようなサービスを提供することができ、店舗販売を促進できる新たな広告形態を構築することができる。特に、広告の内容を適宜決定することができるので、販売状態や在庫状態等に応じた広告を動的に行ない、最適な広告効果を得ることができる。
また、付記6に記載の店舗活用システムは、付記5に記載の店舗活用システムにおいて、上記広告提示手段および上記広告識別子提示手段は、上記広告および上記広告識別子を割引券として印刷することを特徴とする。
これは広告提示等の一例を一層具体的に示すものである。このシステムによれば、店舗において割引券という形態の広告を配布することができる。この広告は、割り引きという特典を持っていることから消費者の関心を集めることができ、また、店舗内で配布できるので商品等の販売に直結し易い。したがって、店舗販売についての広告効率を向上させることができる。
また、付記7に記載の店舗活用システムは、付記5または6に記載の店舗活用システムにおいて、上記広告提示手段は、上記広告をWebページ上のバナー広告として提示すると共に、上記広告識別子を上記バナー広告または上記バナー広告に対してリンクされたWebページにおいて提示し、上記広告識別子提示手段は、上記広告識別子を割引券として印刷することを特徴とする。
これは広告提示等の他の例を一層具体的に示すものである。このシステムによれば、バナー広告という形態を取りながらも、店舗に出向いて商品等を購入するインセンティブを消費者に与えることができる。したがって、インターネット上に仮想店舗を開設していないような企業であっても、インターネットを利用した効果的な広告を行なうことができる。
また、付記8に記載の店舗活用システムは、利用者が提示した情報に基づいて、当該利用者が有する第1価値の金額を判別する第1価値判別手段と、上記第1価値判別手段にて判別された第1価値の金額の全部または一部を、第2価値に変換する価値変換手段と、上記価値変換手段にて変換された第2価値を識別するための情報を出力する第2価値出力手段と、上記第2価値出力手段にて出力された第2価値の入力を受け付け、この第2価値に基づいて上記利用者の決済を行う決済手段とを備えることを特徴とする。
このシステムによれば、第1価値を第2価値に変換し、この第2価値に基づいて決済を行なうことができる。したがって、貨幣的価値を商品券等のように様々な形態で持っている場合においても、この貨幣的価値をクーポン券等の一定の価値に換算して使用することができる環境を構築でき、店舗等における販売を促進することができる。また、この場合には、変換過程のロジックを適宜変更することによって、価値の割引や期間限定を容易に行なうことができるので、状況に応じた価値変換を行なうことができる。
また、付記9に記載の店舗活用システムは、付記8に記載の店舗活用システムにおいて、上記第2価値出力手段を、異なる場所に配置された複数の上記決済手段の各々に対応して設け、上記価値変換手段にて変換が行われた際、上記第2価値を識別するための情報を上記第2価値出力手段に対して配信する配信手段を備えることを特徴とする。
このシステムによれば、第2価値に関する情報を各店舗に一斉配信することができ、第2価値の決済時間を短縮することができ、消費者や店員等の利便性が向上する。
また、付記10に記載の店舗活用システムは、付記8に記載の店舗活用システムにおいて、上記価値変換手段にて変換が行われた際、上記第2価値を識別するための情報を、当該第2価値の変換が行われた店舗に設けられた上記第2価値出力手段のみに格納することを特徴とする。
このシステムによれば、第2価値の情報が、その発行が行われた店舗のみに格納されるので、同一店舗内で第2価値の決済処理が完結するので、第2価値の情報を配信等するためのネットワークを省略することができ、システム開発コストおよびシステム設置コストを低減することができる。
また、付記11に記載の店舗活用システムは、付記8〜10のいずれか一つに記載の店舗活用システムにおいて、上記第1価値判別手段は、上記利用者が提示した当該利用者の保有する商品券に関する情報に基づいて、当該商品券の金額を判別し、上記価値変換手段は、上記商品券の金額をクーポン券の金額に変換し、上記第2価値出力手段は、上記価値変換手段にて変換された金額に相当するクーポン券を印刷することを特徴とする。
これは第1価値および第2価値の一例を一層具体的に示すものである。このシステムによれば、商品券の金額をクーポン券の金額に変換し、クーポン券を印刷することができる。
また、付記12に記載の店舗活用システムは、付記8〜11のいずれか一つに記載の店舗活用システムにおいて、上記第2価値出力手段は、上記クーポン券に、上記第2価値識別情報を併せて印刷することを特徴とする。
このシステムによれば、クーポン券の決済に必要な情報が当該クーポン券に全て印刷されることになるので、ネットワーク構成等を大幅に簡素化することができる。
また、付記13に記載の店舗活用システムは、付記8〜12のいずれか一つに記載の店舗活用システムにおいて、上記第1価値判別手段は、上記利用者が提示した当該利用者の保有する商品券に関する情報に基づいて、当該商品券の金額を判別し、上記価値変換手段は、上記商品券の金額を仮想マネーの金額に変換し、上記第2価値出力手段は、上記価値変換手段にて変換された金額に相当する仮想マネーを特定する情報を上記利用者の所定の記録媒体に格納することを特徴とする。
これは第1価値および第2価値の他の例を一層具体的に示すものである。このシステムによれば、商品券の金額を仮想マネーに変換し、ICカード等の所定の記録媒体に格納することができる。
また、付記14に記載の店舗活用システムは、付記8〜13のいずれか一つに記載の店舗活用システムにおいて、上記第1価値判別手段は、上記利用者の保有する利用者端末に格納されている商品券に関する情報に基づいて、当該商品券の金額を判別し、上記価値変換手段は、上記商品券の金額を仮想マネーの金額に変換し、上記第2価値出力手段は、上記価値変換手段にて変換された金額に相当する仮想マネーを特定する情報を上記利用者端末に格納することを特徴とする。
これは第1価値および第2価値の他の例を一層具体的に示すものである。このシステムによれば、商品券の金額を仮想マネーに変換し、携帯電話等の任意の利用者端末に格納することができる。
また、本発明は店舗活用端末装置に関するものであり、付記15に記載の店舗活用端末装置は、利用者の属性に関する属性情報を入力する属性情報入力手段と、上記属性情報入力手段を介して入力された属性情報を識別するための属性情報識別子を出力する属性情報識別子出力手段と、上記属性情報入力手段を介して入力された属性情報と、上記属性情報識別子とを、関連付けた状態で所定手段に送出する送出手段とを備えることを特徴とする。
この装置によれば、利用者の属性情報と、その権利の有無とを把握して、両情報を結び付けて格納しておくことができる。したがって、懸賞への応募を行なう権利を有する利用者の情報を把握したり、投票や寄付を行なう利用者の情報を把握することができるので、これら応募、投票、あるいは、寄付等を電子的に容易かつ迅速に行なうことができる。
また、付記16に記載の店舗活用端末装置は、利用者の属性に関する属性情報を入力する属性情報入力手段と、利用者が特定の行動を行う権利を識別するための権利識別子の入力を受け付ける権利識別子入力手段と、上記属性情報入力手段を介して入力された属性情報と、上記権利識別子入力手段を介して入力された上記権利識別子とを、所定手段に送出する送出手段とを備えることを特徴とする。
この装置によれば、利用者の属性情報と、その権利の有無とを把握して、両情報を結び付けて格納しておくことができる。したがって、懸賞への応募を行なう権利を有する利用者の情報を把握したり、投票や寄付を行なう利用者の情報を把握することができるので、これら応募、投票、あるいは、寄付等を電子的に容易かつ迅速に行なうことができる。
また、付記17に記載の店舗活用端末装置は、所定の商品またはサービスに関する広告を利用者に提示する広告提示手段と、上記広告を識別する広告識別子を利用者に提示する広告識別子提示手段と、所定方法で受領された情報に基づいて、上記広告提示手段を介して提示する上記広告の内容を決定する広告内容決定手段とを備えることを特徴とする。
この装置によれば、広告識別子が提示され、この広告識別子に基づいて、商品購入等の決済時に割引を受けることができる。したがって、様々なメディア等で広告識別子を配布して、この広告識別子に基づいて店舗において割引を行なうようなサービスを提供することができ、店舗販売を促進できる新たな広告形態を構築することができる。特に、広告の内容を適宜決定することができるので、販売状態や在庫状態等に応じた広告を動的に行ない、最適な広告効果を得ることができる。
また、付記18に記載の店舗活用端末装置は、利用者が提示した情報に基づいて、当該利用者が有する第1価値の金額を判別する第1価値判別手段と、上記第1価値判別手段にて判別された第1価値の金額の全部または一部を、第2価値に変換する価値変換手段と、上記価値変換手段にて変換された第2価値を識別するための情報を出力する第2価値出力手段とを備えることを特徴とする。
この装置によれば、第1価値を第2価値に変換することができる。したがって、貨幣的価値を商品券等のように様々な形態で持っている場合においても、この貨幣的価値をクーポン券等の一定の価値に換算して使用することができる環境を構築でき、店舗等における販売を促進することができる。また、この場合には、変換過程のロジックを適宜変更することによって、価値の割引や期間限定を容易に行なうことができるので、状況に応じた価値変換を行なうことができる。
また、本発明は店舗活用方法に関するものであり、付記19に記載の店舗活用方法は、利用者の属性に関する属性情報を入力する属性情報入力手順と、所定方法で受領された上記利用者に関する情報に基づいて、当該利用者が特定の行動を行う権利を有するか否かを判断する権利判断手順と、上記権利判断手順において上記利用者が上記行動を行う権利を有すると判断された場合に、当該権利を有する旨を、上記属性情報入力手順において入力された属性情報に関連付けて所定領域に格納する利用者情報格納手順とを備えることを特徴とする。
この方法によれば、利用者の属性情報と、その権利の有無とを把握して、両情報を結び付けて格納しておくことができる。したがって、懸賞への応募を行なう権利を有する利用者の情報を把握したり、投票や寄付を行なう利用者の情報を把握することができるので、これら応募、投票、あるいは、寄付等を電子的に容易かつ迅速に行なうことができる。
また、付記20に記載の店舗活用方法は、所定の商品またはサービスに関する広告を利用者に提示する広告提示手順と、上記広告を識別する広告識別子を利用者に提示する広告識別子提示手順と、上記広告識別子提示手順において提示された広告識別子を出力する広告識別子出力手順と、上記広告識別子出力手順において出力された広告識別子の入力を受け付ける広告識別子入力手順と、上記広告識別子入力手順を介して受け付けられた上記広告識別子の正当性を確認する広告識別子確認手順と、上記広告識別子確認手順において上記広告識別子が正当であると確認された場合に、上記商品または上記サービスの決済金額に対する所定の割引を行う決済手順と、所定方法で受領された情報に基づいて、上記広告提示手順において提示する上記広告の内容を決定する広告内容決定手順とを備えることを特徴とする。
この方法によれば、広告識別子が提示され、この広告識別子に基づいて、商品購入等の決済時に割引を受けることができる。したがって、様々なメディア等で広告識別子を配布して、この広告識別子に基づいて店舗において割引を行なうようなサービスを提供することができ、店舗販売を促進できる新たな広告形態を構築することができる。特に、広告の内容を適宜決定することができるので、販売状態や在庫状態等に応じた広告を動的に行ない、最適な広告効果を得ることができる。
また、付記21に記載の店舗活用方法は、利用者が提示した情報に基づいて、当該利用者が有する第1価値の金額を判別する第1価値判別手順と、上記第1価値判別手順において判別された第1価値の金額の全部または一部を、第2価値に変換する価値変換手順と、上記価値変換手順において変換された第2価値を識別するための情報を出力する第2価値出力手順と、上記第2価値出力手順において出力された第2価値の入力を受け付け、この第2価値に基づいて上記利用者の決済を行う決済手順とを備えることを特徴とする。
この方法によれば、第1価値を第2価値に変換し、この第2価値に基づいて決済を行なうことができる。したがって、貨幣的価値を商品券等のように様々な形態で持っている場合においても、この貨幣的価値をクーポン券等の一定の価値に換算して使用することができる環境を構築でき、店舗等における販売を促進することができる。また、この場合には、変換過程のロジックを適宜変更することによって、価値の割引や期間限定を容易に行なうことができるので、状況に応じた価値変換を行なうことができる。
また、本発明はプログラムに関するものであり、付記22に記載のプログラムは、上記付記19〜21のいずれか一つに記載された店舗活用方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
このプログラムによれば、当該プログラムを情報処理装置にインストール等して実行することにより、付記19〜21のいずれか一つに記載された店舗活用方法をコンピュータを利用して実現することができ、これら各方法と同様の効果を得ることができる。
100 KIOSK端末
200 POS端末
300 ストアコンピュータ
400 応募者用センターサーバー
500 懸賞管理サーバー
600 懸賞サーバー
700 商品券サーバー
800 利用者端末
900、910、920 ネットワーク
1000 広告サーバー
1100 広告管理センターサーバー
1200 ポイント管理サーバー
1300 マイレージ管理サーバー
1400 本部POSサーバー
1500 クーポン券サーバー
1600 衛星配信サーバー
1610 KIOSK用サーバー
1700 ICカードサーバー
1800 仮想マネー管理サーバー

Claims (15)

  1. 複数の店舗の各々に配置された店舗活用端末装置と、前記複数の店舗の各々に配置された決済用端末装置と、サーバーとを、ネットワークを介して通信可能に接続すると共に、利用者端末と、前記サーバーとを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された店舗活用システムであって、
    前記利用者端末は、
    第1価値を有する利用者から、当該第1価値を一意に識別するための識別情報と、当該第1価値の残高の中で第2価値に変換したい変換金額と、所定店舗に関する情報と、の入力を受け付ける第1入力手段と、
    前記第1入力手段にて識別情報と、変換金額と、所定店舗に関する情報と、の入力が受け付けられた場合に、当該識別情報と、当該変換金額と、当該所定店舗に関する情報とを前記サーバーに送信する第1通信手段とを備え、
    前記サーバーは、
    利用者が有する第1価値を一意に識別するための識別情報と、当該第1価値の残高と、を記憶する第1価値記憶手段と、
    前記利用者端末から受信した所定店舗に関する情報に対応する予約番号を生成する生成手段と、
    前記利用者端末から受信した変換金額と、前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高であって、前記利用者端末から受信した識別情報に対応する第1価値の残高に基づいて、第1価値の決済予約を行う決済予約手段と、
    前記生成手段にて生成された予約番号を前記利用者端末に送信すると共に、前記生成手段にて生成された予約番号と、前記利用者端末から受信した識別情報と、前記決済予約手段にて決済予約の対象となる変換金額と、第1価値の残高とを、前記利用者端末から受信した所定店舗に関する情報に対応する所定店舗に配置された前記店舗活用端末装置に送信する第2通信手段とを備え、
    前記店舗活用端末装置は、
    第1価値を有する利用者から、予約番号の入力を受け付ける第2入力手段と、
    前記サーバーから受信した予約番号と、識別情報と、第1価値の残高と、変換金額とを相互に関連づけて格納する格納手段と、
    前記第2入力手段にて受け付けられた予約番号にて識別される前記格納手段に格納された第1価値の残高の中で、前記格納手段にて格納された変換金額を、第2価値の金額に変換する価値変換手段と、
    前記価値変換手段にて変換された第2価値の金額を記録した券を発行する第2価値出力手段とを備え、
    前記決済用端末装置は、
    利用者が有する第2価値を一意に識別するための識別情報を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段にて読み取られた識別情報に基づいて、利用者が有する第2価値による決済を行う決済手段とを備え、
    利用者が有する第2価値を一意に識別するための識別情報と、当該第2価値の金額と、を記憶する第2価値記憶手段を、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、又は前記サーバーに備え、あるいは、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、及び前記サーバーに前記ネットワークを介して通信可能に接続して構成された他の装置に備え、
    前記価値変換手段は、前記第2入力手段にて受け付けられた予約番号に対応する識別情報に対応して前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高が、前記格納手段に格納された変換金額以上である場合に、当該変換金額を第2価値の金額に変換し、当該変換を行った場合には、当該予約番号に対応して前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高を、当該変換された変換金額に応じて更新し、
    前記第2価値出力手段は、前記第2入力手段にて入力された予約番号と前記格納手段に格納された予約番号を照合し、一致した場合に第2価値の金額を記録した券を発行し、前記第2価値の金額を記録した券を発行した際、当該第2価値を一意に識別するための識別情報と、前記価値変換手段にて変換された当該第2価値の金額と、を前記第2価値記憶手段に記憶させ、
    前記決済手段は、前記読み取り手段にて読み取られた識別情報が、前記第2価値記憶手段に記憶されている場合に、当該識別情報にて識別される第2価値による決済を行い、当該決済を行った場合には、当該識別情報に対応して前記第2価値記憶手段に記憶された第2価値の金額を、当該決済された金額に応じて更新する、
    店舗活用システム。
  2. 前記複数の店舗の各々に配置されたストアコンピュータを、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、及び前記サーバーにネットワークを介して通信可能に接続し、
    前記第2価値記憶手段を前記ストアコンピュータに備え、
    前記第2価値出力手段が、前記第2価値の金額を記録した券を発行した際、当該第2価値を一意に識別するための識別情報と、前記価値変換手段にて変換された当該第2価値の金額と、を前記サーバーを介して前記複数の店舗の各々に配置されたストアコンピュータに配信させることにより、当該識別情報と当該第2価値の金額とを各ストアコンピュータの前記第2価値記憶手段に記憶させる、
    請求項1に記載の店舗活用システム。
  3. 前記複数の店舗の各々に配置されたストアコンピュータを、当該ストアコンピュータが配置された店舗の前記店舗活用端末装置及び前記決済用端末装置に通信可能に接続し、
    前記第2価値記憶手段を前記ストアコンピュータに備え、
    前記店舗活用端末装置の前記第2価値出力手段は、前記第2価値の金額を記録した券を発行した際、当該第2価値を一意に識別するための識別情報と、前記価値変換手段にて変換された当該第2価値の金額と、を当該店舗活用端末装置が配置された店舗の前記ストアコンピュータの前記第2価値記憶手段のみに記憶させる、
    請求項1に記載の店舗活用システム。
  4. 前記第1価値は、商品券であり、
    前記第2価値は、クーポン券であり、
    前記第2価値出力手段は、前記価値変換手段にて変換された第2価値の金額を記録したクーポン券を発行する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の店舗活用システム。
  5. 前記第2価値出力手段は、所定の期間中に第2価値の金額を記録した券を発行した際、前記価値変換手段にて変換された当該第2価値の金額を所定金額だけ増加させ、当該増加させた第2価値の金額を前記第2価値記憶手段に記憶させる、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の店舗活用システム。
  6. 前記第2価値記憶手段は、第2価値を利用することのできる店舗を特定するための店舗情報と、第2価値で購入することのできる商品等を特定するための商品等情報とを記憶し、
    前記サーバーは、前記決済手段にて第2価値による決済が行われた際に、前記決済用端末装置から送信された当該決済が行われた店舗を特定する店舗情報と、当該決済された商品等を特定する商品等情報と、前記第2価値記憶手段に記憶された店舗情報と、商品等情報とに基づいて、第2価値の利用可否を判断する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の店舗活用システム。
  7. 前記第2価値出力手段は、前記券を印刷により出力する際、前記第2価値を一意に識別するための識別情報を併せて印刷する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の店舗活用システム。
  8. 前記サーバーは、
    所定の商品またはサービスに関する広告の広告情報を格納する格納手段を備え、
    前記店舗活用端末装置は、
    前記格納手段から取得された広告情報に基づく広告を利用者に提示する広告提示手段と、
    前記広告提示手段を介して提示する前記広告の内容を決定する広告内容決定手段と、
    前記広告を識別する広告識別子を利用者に提出する広告識別子提示手段とを備え、
    前記決済用端末装置は、
    前記広告識別子出力手段にて出力された広告識別子の入力を受け付ける広告識別子入力手段と、
    前記広告識別子入力手段を介して受け付けられた前記広告識別子の正当性を確認する広告識別子確認手段と、
    前記広告識別子確認手段にて前記広告識別子が正当であると確認された場合に、前記商品または前記サービスの決済金額に対する所定の割引を行う決済手段とを備える、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の店舗活用システム。
  9. 前記広告提示手段および前記広告識別子提示手段は、前記広告および前記広告識別子を割引券として印刷する、
    請求項8に記載の店舗活用システム。
  10. 前記広告提示手段は、前記広告をWebページ上のバナー広告として提示すると共に、前記広告識別子を前記バナー広告または前記バナー広告に対してリンクされたWebページにおいて提示し、
    前記広告識別子提示手段は、前記広告識別子を割引券として印刷する、
    請求項8に記載の店舗活用システム。
  11. 複数の店舗の各々に配置された決済用端末装置と、サーバーとに対して、ネットワークを介して通信可能に接続された店舗活用端末装置であって、
    第1価値を有する利用者から、予約番号の入力を受け付ける第2入力手段と、
    前記サーバーから受信した予約番号と、識別情報と、第1価値の残高と、変換金額とを相互に関連づけて格納する格納手段と、
    前記第2入力手段にて受け付けられた予約番号にて識別される前記格納手段に格納された第1価値の残高の中で、前記格納手段にて格納された変換金額を、第2価値の金額に変換する価値変換手段と、
    前記価値変換手段にて変換された第2価値の金額を記録した券を発行する第2価値出力手段とを備え、
    前記価値変換手段は、前記第2入力手段にて受け付けられた予約番号に対応する識別情報に対応して前記サーバーが備える第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高が、前記格納手段に格納された変換金額以上である場合に、当該変換金額を第2価値の金額に変換し、当該変換を行った場合には、当該予約番号に対応して前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高を、当該変換された変換金額に応じて更新し、
    前記第2価値出力手段は、前記第2入力手段にて入力された予約番号と前記格納手段に格納された予約番号を照合し、一致した場合に第2価値の金額を記録した券を発行し、前記第2価値の金額を記録した券を発行した際、当該第2価値を一意に識別するための識別情報と、前記価値変換手段にて変換された当該第2価値の金額とを、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、又は前記サーバーに備え、あるいは、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、及び前記サーバーに前記ネットワークを介して通信可能に接続して構成された他の装置に備えられた、第2価値記憶手段に記憶させる、
    店舗活用端末装置。
  12. 所定の商品またはサービスに関する広告の広告情報を格納するものとして前記サーバーが備える格納手段から、広告情報を取得し、当該取得された広告情報に基づく広告を利用者に提示する広告提示手段と、
    前記広告提示手段を介して提示する前記広告の内容を決定する広告内容決定手段と、
    前記広告を識別する広告識別子を利用者に提出する広告識別子提示手段とを備える、
    請求項11に記載の店舗活用端末装置。
  13. 複数の店舗の各々に配置された店舗活用端末装置と、前記複数の店舗の各々に配置された決済用端末装置と、サーバーとを、ネットワークを介して通信可能に接続すると共に、利用者端末と、前記サーバーとを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された
    店舗活用システムにおいて行なわれる店舗活用方法であって、
    前記利用者端末が、第1価値を有する利用者から、当該第1価値を一意に識別するための識別情報と、当該第1価値の残高の中で第2価値に変換したい変換金額と、所定店舗に関する情報と、の入力を受け付ける第1入力手順と、
    前記利用者端末が、前記第1入力手順にて識別情報と、変換金額と、所定店舗に関する情報と、の入力が受け付けられた場合に、当該識別情報と、当該変換金額と、当該所定店舗に関する情報とを前記サーバーに送信する第1通信手順と、
    前記サーバーが、前記利用者端末から受信した所定店舗に関する情報に対応する予約番号を生成する生成手順と、
    前記サーバーが、前記利用者端末から受信した変換金額と、当該サーバーが備える第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高であって、前記利用者端末から受信した識別情報に対応する第1価値の残高に基づいて、第1価値の決済予約を行う決済予約手順と、
    前記サーバーが、前記生成手順にて生成された予約番号を前記利用者端末に送信すると共に、前記生成手順にて生成された予約番号と、前記利用者端末から受信した識別情報と、前記決済予約手順にて決済予約の対象となる変換金額と、第1価値の残高とを、前記利用者端末から受信した所定店舗に関する情報に対応する所定店舗に配置された前記店舗活用端末装置に送信する第2通信手順と、
    前記店舗活用端末装置が、第1価値を有する利用者から、予約番号の入力を受け付ける第2入力手順と、
    前記店舗活用端末装置が、当該店舗活用端末装置が備える格納手段に前記サーバーから受信した予約番号と、識別情報と、第1価値の残高と、変換金額とを相互に関連づけて格納する格納手順と、
    前記店舗活用端末装置が、前記第2入力手順にて受け付けられた予約番号にて識別される前記格納手段に格納された第1価値の残高の中で、前記格納手段に格納された変換金額を、第2価値の金額に変換する価値変換手順と、
    前記店舗活用端末装置が、前記価値変換手順にて変換された第2価値の金額を記録した券を発行する第2価値出力手順と、
    前記決済用端末装置が、利用者が有する第2価値を一意に識別するための識別情報を読み取る読み取り手順と、
    前記決済用端末装置が、前記読み取り手順において読み取られた識別情報に基づいて、利用者が有する第2価値による決済を行う決済手順とを含み、
    前記価値変換手順においては、前記第2入力手順にて受け付けられた予約番号に対応する識別情報に対応して前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高が、前記格納手段に格納された変換金額以上である場合に、当該変換金額を第2価値の金額に変換し、当該変換を行った場合には、当該予約番号に対応して前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高を、当該変換された変換金額に応じて更新し、
    前記第2価値出力手順においては、前記第2入力手順にて入力された予約番号と前記格納手段に格納された予約番号を照合し、一致した場合に第2価値の金額を記録した券を発行し、前記第2価値の金額を記録した券を発行した際、当該第2価値を一意に識別するための識別情報と、前記価値変換手順にて変換された当該第2価値の金額とを、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、又は前記サーバーに備え、あるいは、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、及び前記サーバーに前記ネットワークを介して通信可能に接続して構成された他の装置に備えられた、第2価値記憶手段に記憶させ、
    前記決済手順においては、前記読み取り手順において読み取られた識別情報が、前記第2価値記憶手段に記憶されている場合に、当該識別情報にて識別される第2価値による決済を行い、当該決済を行った場合には、当該識別情報に対応して前記第2価値記憶手段に記憶された第2価値の金額を、当該決済された金額に応じて更新する、
    店舗活用方法。
  14. 所定の商品またはサービスに関する広告の広告情報を格納するものとして前記サーバーが備える格納手段から、広告情報を取得し、当該取得された広告情報に基づく広告を利用者に提示する広告提示手順と、
    前記広告提示手順において提示する前記広告の内容を決定する広告内容決定手順と、
    前記広告を識別する広告識別子を利用者に提出する広告識別子提示手順とを含む、
    請求項13に記載の店舗活用方法。
  15. コンピュータを、
    複数の店舗の各々に配置された決済用端末装置と、サーバーとに対して、ネットワークを介して通信可能に接続された店舗活用端末装置として機能させる店舗活用プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    第1価値を有する利用者から、予約番号の入力を受け付ける第2入力手段と、
    前記サーバーから受信した予約番号と、識別情報と、第1価値の残高と、変換金額とを相互に関連づけて格納する格納手段と、
    前記第2入力手段にて受け付けられた予約番号にて識別される前記格納手段に格納された第1価値の残高の中で、前記格納手段にて格納された変換金額を、第2価値の金額に変換する価値変換手段と、
    前記価値変換手段にて変換された第2価値の金額を記録した券を発行する第2価値出力手段と、として機能させ、
    前記価値変換手段は、前記第2入力手段にて受け付けられた予約番号に対応する識別情報に対応して前記サーバーが備える第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高が、前記格納手段に格納された変換金額以上である場合に、当該変換金額を第2価値の金額に変換し、当該変換を行った場合には、当該予約番号に対応して前記第1価値記憶手段に記憶された第1価値の残高を、当該変換された変換金額に応じて更新し、
    前記第2価値出力手段は、前記第2入力手段にて入力された予約番号と前記格納手段に格納された予約番号を照合し、一致した場合に第2価値の金額を記録した券を発行し、前記第2価値の金額を記録した券を発行した際、当該第2価値を一意に識別するための識別情報と、前記価値変換手段にて変換された当該第2価値の金額とを、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、又は前記サーバーに備え、あるいは、前記店舗活用端末装置、前記決済用端末装置、及び前記サーバーに前記ネットワークを介して通信可能に接続して構成された他の装置に備えられた、第2価値記憶手段に記憶させる、
    店舗活用プログラム。
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