JP2009250697A - 半導体集積回路装置の製造方法およびメンブレン型のプローブ・カード - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法およびメンブレン型のプローブ・カード Download PDF

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Abstract

【課題】薄膜プローブは、下面にプローブ針を有するポリイミド多層配線シート、これの上面側にある42アロイからなる押し駒、および、これらの間に介在するエラストマ・シートと下層のポリイミド・バック・シートから形成されている。ここで、押し駒、エラストマ・シート、およびポリイミド・バック・シートからなる押圧構造体は、同一の平面寸法を有しており、被テスト領域よりも若干外部の領域までカバーしている。これは、被テスト領域内の外周部に対応して配置されたプローブ針が押圧構造体の端部の影響を受けないようにするためである。しかし、このような構造であっても、実際の測定の際に針圧の不均一が発生することが、明らかとなった。
【解決手段】本願発明はプローブ針の位置に対応しない部分のバック・シートの下面に空間部分を設けたものを使用して、薄膜プローブによるテストを実行する半導体集積回路装置の製造方法である。
【選択図】図26

Description

本発明は、半導体集積回路装置(または半導体装置)の製造方法におけるテスト技術、特に薄膜プローブを用いたテスト技術に適用して有効な技術に関する。
日本特開2005−136246号公報(特許文献1)または米国特許第7235413号公報(特許文献2)には、裏面に第1のメタル・シートを貼り付けたポリイミド多層配線シートのピラミッド状のプローブ針がない部分を貫通開口として、実効的な針高さを稼ぐ薄膜プローブが開示されている。そこには、シートの補強のために、プローブ針の位置に対応して設けられた多数の局所的なエラストマ・パッドを介して、第2のメタル・シートを貼り付けた構造が開示されている。
日本特開2005−136302号公報(特許文献3)または米国特許公開2005−0093565号公報(特許文献4)には、ピラミッド状のプローブ針を有するポリイミド多層配線シートのプローブ針の位置に対応して設けられた多数の局所的なエラストマ・パッドを介して、42アロイで上面補強されたガラス・エポキシ配線基板の下面に前記エラストマ・パッドに対応して設けられた別のエラストマ・パッドを介して接着されている薄膜プローブが開示されている。
日本特開2006−294660号公報(特許文献5)には、ピラミッド状のプローブ針の一様なコンタクトを確保するため、ポリイミド多層配線シートの外周押さえ部材の平面形状と背面からの押圧具の平面形状を揃える構造の薄膜プローブが開示されている。
日本特開2008−8774号公報(特許文献6)には、ピラミッド状のプローブ針の一様なコンタクトを確保するため、ポリイミド多層配線シートのチップ・コーナ部に対応する部分の曲げ剛性をそれ以外の部分よりも低くした薄膜プローブが開示されている。
特開2005−136246号公報 米国特許第7235413号公報 特開2005−136302号公報 米国特許公開2005−0093565号公報 特開2006−294660号公報 特開2008−8774号公報
現在、広く使用されている薄膜プローブは、下面に多数のプローブ針を有する100から200マイクロ・メータ程度の厚さのポリイミド多層配線シート(一般に薄膜配線シート)、これの上面側にある2ミリ・メートル程度の厚さの42アロイ等からなる押し駒、および、これらの間に介在して物理吸着されている上層の100マイクロ・メータ程度の厚さのエラストマ・シートと下層の20マイクロ・メータ程度の厚さのポリイミド・バック・シート(一般にバック・シート)等から形成されている。
ここで、押し駒、エラストマ・シート、およびポリイミド・バック・シート等からなる押圧構造体は、ほぼ同一の平面寸法を有しており、ウエハの上面の単位テスト領域(1回の針当てでテストする領域)よりも若干外部の領域までカバーしている。これは、単位テスト領域内の外周部に対応してポリイミド多層配線シート下面に配置された多数のプローブ針が押圧構造体の端部の影響を受けないようにするためである。
しかし、本願発明者らが、検討したところによると、このような構造であっても、実際の測定の際に針圧の不均一が発生することが、明らかとなった。本願発明は、これらの課題を解決するためになされたものである。
本発明の目的は、信頼性の高い半導体集積回路装置の製造方法を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、本願発明はプローブ針の位置に対応しない部分のバック・シートの下面に空間部分を設けたものを使用して、薄膜プローブによるテストを実行する半導体集積回路装置の製造方法である。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、薄膜プローブの押圧構造体を構成するバック・シートのプローブ針の位置に対応しない部分の下面に空間部分を設けたので、押圧構造体の内外で生じる応力のアンバランスに起因する単位テスト領域内における薄膜配線シートの波打ちを回避することができる。
〔実施の形態の概要〕
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。
1.メンブレン型のプローブ・カードを用いて、ウエハ上の単一又は複数のチップ領域を含む単位テスト領域に対して、プローブ検査を行う工程を含む半導体集積回路装置の製造方法であって、前記プローブ・カードは以下を含む:
(a)下面に複数のプローブ針を有するメンブレン・シート;
(b)前記メンブレン・シートよりも厚さが厚く、その上方にあって、平面的に前記単位テスト領域を覆う押圧板;
(c)前記押圧板と前記メンブレン・シートの間にあって、前記押圧板よりも厚さが薄く、平面的に前記単位テスト領域を覆うエラストマ・シート;
(d)前記メンブレン・シートの上面であって、前記複数のプローブ針に対応する位置またはその近傍に設けられ、前記エラストマ・シートよりも剛性が高い単数又は複数の裏打ちパッド。
2.前記1項の半導体集積回路装置の製造方法において、前記プローブ・カードは更に以下を含む:
(e)前記メンブレン・シートと前記メンブレン・シートの間にあって、前記エラストマ・シートよりも厚さが薄く、平面的に前記単位テスト領域を覆う中間樹脂シート。
3.前記1または2項の半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、前記複数のプローブ針に対応する位置に設けられている。
4.前記1から3項のいずれか一つの半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、樹脂部材を主要な構成要素とする。
5.前記1から3項のいずれか一つの半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、金属部材を主要な構成要素とする。
6.前記1から3項のいずれか一つの半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、ポリイミド系の樹脂部材を主要な構成要素とする。
7.前記1から3項のいずれか一つの半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、銅を主要な成分とする金属部材を主要な構成要素とする。
8.前記1から7項のいずれか一つの半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、被検査ウエハ上のチップ領域の外部接続電極形成領域に対応して、リング状形状をしている。
9前記1から7項のいずれか一つの半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、単連結の平面形状を有しており、平面的に前記メンブレン・シートの内部に含まれている。
10.前記1から7項のいずれか一つの半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、前記複数のプローブ針の個々に対応して、相互に分離して設けられている。
11.ウエハ上の単一又は複数のチップ領域を含む単位テスト領域に対して、プローブ検査を行うメンブレン型のプローブ・カードであって、以下を含む:
(a)下面に複数のプローブ針を有するメンブレン・シート;
(b)前記メンブレン・シートよりも厚さが厚く、その上方にあって、平面的に前記単位テスト領域を覆う押圧板;
(c)前記押圧板と前記メンブレン・シートの間にあって、前記押圧板よりも厚さが薄く、平面的に前記単位テスト領域を覆うエラストマ・シート;
(d)前記メンブレン・シートの上面であって、前記複数のプローブ針に対応する位置またはその近傍に設けられ、前記エラストマ・シートよりも剛性が高い単数又は複数の裏打ちパッド。
12.前記11項のメンブレン型のプローブ・カードにおいて、更に以下を含む:
(e)前記メンブレン・シートと前記メンブレン・シートの間にあって、前記エラストマ・シートよりも厚さが薄く、平面的に前記単位テスト領域を覆う中間樹脂シート。
13.前記11または12項のメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、前記複数のプローブ針に対応する位置に設けられている。
14.前記11から13項のいずれか一つのメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、樹脂部材を主要な構成要素とする。
15.前記11から13項のいずれか一つのメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、金属部材を主要な構成要素とする。
16.前記11から13項のいずれか一つのメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、ポリイミド系の樹脂部材を主要な構成要素とする。
17.前記11から13項のいずれか一つのメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、銅を主要な成分とする金属部材を主要な構成要素とする。
18.前記11から17項のいずれか一つのメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、被検査ウエハ上のチップ領域の外部接続電極形成領域に対応して、リング状形状をしている。
19.前記11から17項のいずれか一つのメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、単連結の平面形状を有しており、平面的に前記メンブレン・シートの内部に含まれている。
20.前記11から17項のいずれか一つのメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、前記複数のプローブ針の個々に対応して、相互に分離して設けられている。
〔本願における記載形式・基本的用語・用法の説明〕
1.本願において、実施の態様の記載は、必要に応じて、便宜上複数のセクションに分けて記載する場合もあるが、特にそうでない旨明示した場合を除き、これらは相互に独立別個のものではなく、単一の例の各部分、一方が他方の一部詳細または一部または全部の変形例等である。また、原則として、同様の部分は繰り返しを省略する。また、実施の態様における各構成要素は、特にそうでない旨明示した場合、理論的にその数に限定される場合および文脈から明らかにそうでない場合を除き、必須のものではない。
2.同様に実施の態様等の記載において、材料、組成等について、「AからなるX」等といっても、特にそうでない旨明示した場合および文脈から明らかにそうでない場合を除き、A以外の要素を主要な構成要素のひとつとするものを排除するものではない。たとえば、成分についていえば、「Aを主要な成分として含むX」等の意味である。たとえば、「銅」、「クロム」、「ポリイミド」等と言っても、特にそうでない旨明示した場合を除き、純粋なものに限定されず、それらを主要な成分とする部材を示すものとする。
また「シリコン部材」等といっても、純粋なシリコンに限定されるものではなく、SiGe合金やその他シリコンを主要な成分とする多元合金、その他の添加物等を含む部材も含むものであることはいうまでもない。同様に、「酸化シリコン膜」と言っても、比較的純粋な非ドープ酸化シリコン(Undoped Silicon Dioxide)だけでなく、FSG(Fluorosilicate Glass)、TEOSベース酸化シリコン(TEOS-based silicon oxide)、SiOC(Silicon Oxicarbide)またはカーボンドープ酸化シリコン(Carbon-doped Silicon oxide)またはOSG(Organosilicate glass)、PSG(Phosphorus Silicate Glass)、BPSG(Borophosphosilicate Glass)等の熱酸化膜、CVD酸化膜、SOG(Spin ON Glass)、ナノ・クラスタリング・シリカ(Nano-Clustering Silica:NSC)等の塗布系酸化シリコン、これらと同様な部材に空孔を導入したシリカ系Low-k絶縁膜(ポーラス系絶縁膜)、およびこれらを主要な構成要素とする他のシリコン系絶縁膜との複合膜等を含むことは言うまでもない。
3.同様に、図形、位置、属性等に関して、好適な例示をするが、特にそうでない旨明示した場合および文脈から明らかにそうでない場合を除き、厳密にそれに限定されるものではないことは言うまでもない。
4.さらに、特定の数値、数量に言及したときも、特にそうでない旨明示した場合、理論的にその数に限定される場合および文脈から明らかにそうでない場合を除き、その特定の数値を超える数値であってもよいし、その特定の数値未満の数値でもよい。
5.「ウエハ」というときは、通常は半導体集積回路装置(半導体装置、電子装置も同じ)をその上に形成する単結晶シリコンウエハを指すが、エピタキシャルウエハ、SOIウエハ等の絶縁基板と半導体層等の複合ウエハ等も含むことは言うまでもない。
6.「メンブレン型プローブ・カード」は、一般にポリイミド、シリコンなどの膜状の基板にバンプ、突起状プローブ針等のコンタクト用金属突起を形成し、リソグラフィやナノ・テクノロジ等の微細加工技術で配線等を形成したプローブ・カードとされている。通常、下面にコンタクト用金属突起を有するフレキシブル配線シートに類似したメンブレン・シートと、それを上部より押し下げて、被検査ウエハ上の外部接続電極とコンタクト用金属突起とをコンタクトさせるための押圧機構等を含む。
〔実施の形態の詳細〕
実施の形態について更に詳述する。各図中において、同一または同様の部分は同一または類似の記号または参照番号で示し、説明は原則として繰り返さない。
1.本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法における薄膜プローブによるプローブ・テスト方法の概要の説明(主に図1から図5)
図1は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)の下面の要部平面図(図1(a))およびその中の単位テスト領域の他の例を示す部分平面図(図1(b))である。図2は図1中のA−A線に沿った断面図である。図3は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するテストヘッドおよびプローブ・カード(メンブレン型プローブ・カード)を含むテスト・ボード構造体の模式断面図である。図4は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストにおける被検査ウエハのチップ領域を示すウエハ上面図である。図5は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカードの薄膜シートの下面の要部拡大平面図である。これらに基づいて、本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法における薄膜プローブによるプローブ・テスト方法の概要を説明する。これらに基づいて、本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法における薄膜プローブによるプローブ・テスト方法の概要を説明する。
図1(a)および図2に示すように、ここで使用するプローブカードは、たとえば多層配線基板(第1配線基板)1、薄膜シート(薄膜プローブ、第1シート)2およびプランジャ3などから形成されている。薄膜シート2(厚さは、たとえば150から300マイクロメートル)は押さえリング(第1固定治具)4(径は、たとえば150ミリメートル程度)によって多層配線基板1の下面(第1の面)に固定され、プランジャ3は多層配線基板1の上面に取り付けられている。多層配線基板1の中央部には開口部5が設けられ、この開口部5内において、薄膜シート2とプランジャ3とは接着リング6(径は、たとえば40ミリメートル程度)を介して接着されている。また、図1(a)中では、後ほど詳述するプローブ検査を行う対象のチップ(チップ領域)10に相当する領域を点線で図示している。この場合は、チップ領域10(たとえば5から20ミリメートル角程度の正方形又は長方形)と単位テスト領域12(1度のコンタクトでテストできる領域)は一致しているが、図1(b)に示すように、単位テスト領域12に複数のチップ領域10が含まれる場合もある。
薄膜シート2の下面には、たとえば4角錐型または4角錐台形型の複数のプローブ7(径は、たとえば30マイクロメートル程度)が形成されている。薄膜シート2内には、プローブ(接触端子)7の各々と電気的に接続し、各々のプローブ7から薄膜シート2の探部まで延在する複数の配線(第2配線)が形成されている。多層配線基板1の下面には、この複数の配線の端部とそれぞれ電気的に接触する複数の受け部が形成されており、この複数の受け部は、多層配線基板1内に形成された配線(第1配線)を通じて多層配線基板1の上面に設けられた複数のポゴ(POGO)座8と電気的に接続している。このポゴ座8は、テスタからの信号をプローブカードへ導入するピンを受ける機能を有する。
本実施の形態において、薄膜シート2は、たとえばポリイミドを主成分とする薄膜から形成されている。このような薄膜シート2は柔軟性を有することから、本実施の形態では、チップ(半導体集積回路装置)のパッドにすべてのプローブ7を接触させるために、プローブ7が形成された領域(第1領域)の薄膜シート2を上面(裏面)から押圧具(押圧板)9(径は、たとえば30ミリメートル程度で、チップ領域10または単位テスト領域12を内包する必要がある)を介してプランジャ3が押圧する構造となっている。すなわち、プランジャ3内に配置されたばね3Aの弾性力によって一定の圧力を押圧具9に加えるものである。本実施の形態において、押圧具9の材質としては、42アロイを例示することができる。
図1(a)に示すように、平面においては、チップ10を取り囲むように押圧具9および後ほど詳述する中間シート45が配置される。中間シート45は、押圧具9とほぼ同じ平面形状を有し、押圧具9と薄膜シート2との間に配置される。また、接着リング6は、押さえリング4の内側で押圧具9および中間シート45を取り囲むように配置される。接着リング6と薄膜シート2との接着部は、多層配線基板1の下面から突出した位置となっており、さらに接触端子7が形成された薄膜シート2のチップ10に対応する位置を押圧具9が押圧することにより、その接触端子7が形成された薄膜シート2のチップ10に対応する位置を多層配線基板1の下面へ確実に突出させることができる。また、押圧具9からの押圧により薄膜シート2には張力が働き、この張力により薄膜シートは引き伸ばされ、各接触端子7と、対応するチップ主面のパッドとの位置を合わせることができる。
次に、図3に基づいて、テスタのテスタ・ヘッドとプローブ・カードとの関係を簡単に説明する。図3に示すように、プローブ・カード14は、多層配線基板1、薄膜シート2、テスタ・ヘッドTHD,フロッグ・リングFGRおよびカード・ホルダCHDなどから構成されている。テスタ・ヘッドTHDとフロッグ・リングFGRの間、およびロッグ・リングFGRと多層配線基板1との間は、それぞれ複数本のポゴピンPGPを介して電気的に接続され、それによってテスタ・ヘッドTHDと多層配線基板1との間が電気的に接続されている。カード・ホルダCHDは、多層配線基板1をプローバに機械的に接続するもので、かつポゴピンPGPからの圧力によって、多層配線基板1にそりが生じてしまうことを防ぐ機械的強度を持つ。
プローブ検査時には、図2に示すように、押圧面が平坦な押圧具9によって、プローブ7が形成された領域の薄膜シート2をプローブ7が形成されている主面とは反対側の裏面から押圧する。すなわち、図4に示すように、被検査ウエハ11上にはスクライブ・ライン19で区画された被検査チップ領域10がある。このチップ領域10の外周近傍の外部接続電極形成領域57には多数の外部接続電極17(金バンプ電極等のバンプ電極またはアルミ系金属パッド電極)が設けられている。一方、図5に示すように、薄膜シート2のチップ10に対応する位置には、同様に多数のピラミッド状の接触端子7が設けられている。この多数の接触端子7が対応する多数の外部接続電極17とコンタクトした状態で、電気的テストが実行される。
2.本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法における薄膜プローブの製造方法の概要の説明(主に図6から13)
図6は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカードを形成する薄膜シートの要部平面図(図5に表示したものの片側の列のみを表示)である。図7は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカードを形成する薄膜シートの製造工程を説明する要部断面図(図5及び図6のB−B’断面に対応する)である。図8は図7に続く薄膜シートの製造工程中の要部断面図である。図9は図8に続く薄膜シートの製造工程中の要部断面図である。図10は図9に続く薄膜シートの製造工程中の要部断面図である。図11は図10に続く薄膜シートの製造工程中の要部断面図である。これらに基づいて、本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法における薄膜プローブの製造方法の概要を説明する。図12は図11に続く薄膜シートの製造工程(裏打ちパッド形成)中の要部断面図である。図13は図12に続く薄膜シートの製造工程(型用ウエハ・エッチング除去)中の要部断面図である。これらに基づいて、本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法における薄膜プローブの製造方法の概要を説明する。
前記のごとく、図6は上記薄膜シート2の下面のプローブ7が形成された領域の一部を拡大して示した要部平面図である。図6に示すように、上記プローブ7は、薄膜シート2中にて平面六角形状にパターニングされた金属膜21の一部であり、金属膜21のうちの薄膜シート2の下面に4角錐型または4角錐台形型に飛び出した部分である。プローブ7は、薄膜シート2の主面において上記チップ10に形成されたパッド17の位置に合わせて配置されており、図6ではパッド17に対応するプローブ7の配置について示している。ここで、最も近い位置に存在するプローブ7間の距離LXは、約34μm程度となる。また、ここにおいて、プローブ7の高さ(針高さ)は、50μm以下(大きくとも90μm以下)、更に望ましくは30μm以下で揃えられている。
金属膜21は、たとえば下層からロジウム膜およびニッケル膜が順次積層して形成されている。金属膜21上にはポリイミド膜22が成膜され、ポリイミド膜22上には各金属膜21と電気的に接続する配線(第2配線)23が形成されている。配線23は、ポリイミド膜22に形成されたスルーホール24の底部で金属膜21と接触している。また、ポリイミド膜22および配線23上には、ポリイミド膜25が成膜されている。
上記したように、金属膜21の一部は4角錐型または4角錐台形型に形成されたプローブ7となり、ポリイミド膜22には金属膜21に達するスルーホール24が形成される。
次に、セクション1で説明した薄膜シート2の構造について、その製造工程と併せて図6〜図11を用いて説明する。図7〜図11は、図5及び図6のB−B’断面に対応したプローブ7を有する薄膜シート2の製造工程中の要部断面図である。
まず、図7に示すように、厚さ0.2mm〜0.6mm程度のシリコンからなる薄膜製造用ウエハ31を用意し、熱酸化法によってこの薄膜製造用ウエハ31の両面に膜厚0.5μm程度の酸化シリコン膜32を形成する。続いて、フォトレジスト膜をマスクとして薄膜製造用ウエハ31の主面側の酸化シリコン膜32をエッチングし、薄膜製造用ウエハ31の主面側の酸化シリコン膜32に薄膜製造用ウエハ31に達する開口部を形成する。次いで、残った酸化シリコン膜32をマスクとし、強アルカリ水溶液(たとえば水酸化カリウム水溶液)をもちいて薄膜製造用ウエハ31を異方的にエッチングすることによって、薄膜製造用ウエハ31の主面に(111)面に囲まれた4角錐型または4角錐台形型の穴33を形成する。
次に、図8に示すように、上記穴33の形成時にマスクとして用いた酸化シリコン膜32をフッ酸およびフッ化アンモニウムの混合液によるウェットエッチングにより除去する。続いて、薄膜製造用ウエハ31に熱酸化処理を施すことにより、穴33の内部を含む薄膜製造用ウエハ31の全面に膜厚0.5μm程度の酸化シリコン膜34を形成する。次いで、穴33の内部を含む薄膜製造用ウエハ31の主面に導電性膜35を成膜する。この導電性膜35は、たとえば膜厚0.1μm程度のクロム膜および膜厚1μm程度の銅膜を順次スパッタリング法または蒸着法によって堆積することによって成膜することができる。次いで、導電性膜35上にフォトレジスト膜を成膜し、フォトリソグラフィ技術によって後の工程で金属膜21Aが形成される領域のフォトレジスト膜を除去し、開口部を形成する。
次に、導電性膜35を電極とした電解めっき法により、上記フォトレジスト膜の開口部の底部に現れた導電性膜35上に硬度の高い導電性膜37および導電性膜38を順次堆積する。ここでは、導電性膜37をロジウム膜とし、導電性膜38をニッケル膜とすることを例示できる。ここまでの工程により、導電性膜37、38から前述の金属膜21を形成することができる。また、穴33内の導電性膜37、38が前述のプローブ7となる。なお、導電性膜35は、後の工程で除去されるが、その工程については後述する。
金属膜21においては、後の工程で前述のプローブ7が形成された時に、ロジウム膜から形成された導電性膜37が表面となり、導電性膜37がパッド11に直接接触することになる。そのため、導電性膜37としては、硬度が高く耐磨耗性に優れた材質を選択することが好ましい。また、導電性膜37はパッド11に直接接触するため、プローブ7によって削り取られたパッド11の屑が導電性膜37に付着すると、その屑を除去するクリーニング工程が必要となり、プローブ検査工程が延びてしまうことが懸念される。そのため、導電性膜37としては、パッド11を形成する材料が付着し難い材質を選択することが好ましい。そこで、ここにおいては、導電性膜37として、これらの条件を満たすロジウム膜を選択している。それにより、そのクリーニング工程を省略することができる。
次に、上記金属膜21(導電性膜37、38)の成膜に用いたフォトレジスト膜を除去した後、図9に示すように、金属膜21および導電性膜35を覆うようにポリイミド膜22を成膜する。続いて、そのポリイミド膜22に金属膜21に達する前述のスルーホール24を形成する。このスルーホール24は、レーザを用いた穴あけ加工またはアルミニウム膜をマスクとしたドライエッチングによって形成することができる。
次に、図10に示すように、スルーホール24の内部を含むポリイミド膜22上に導電性膜42を成膜する。この導電性膜42は、たとえば膜厚0.1μm程度のクロム膜および膜厚1μm程度の銅膜を順次スパッタリング法または蒸着法によって堆積することによって成膜することができる。続いて、その導電性膜42上にフォトレジスト膜を形成した後に、そのフォトレジスト膜をフォトリソグラフィ技術によってパターニングし、フォトレジスト膜に導電性膜42に達する開口部を形成する。次いで、めっき法により、その開口部内の導電性膜42上に導電性膜43を成膜する。本実施の形態1においては、導電性膜43として銅膜、または銅膜およびニッケル膜を下層から順次堆積した積層膜を例示することができる。
次に、上記フォトレジスト膜を除去した後、導電性膜43をマスクとして導電性膜42をエッチングすることにより、導電性膜42、43からなる配線23を形成する。配線23は、スルーホール24の底部にて金属膜21と電気的に接続することができる。
次に、図11に示すように、薄膜製造用ウエハ31の主面に前述のポリイミド膜25を成膜する。これにより、薄膜製造用ウエハ31上にメンブレン・シート2が形成されたことになる。
続いて、図12に示すように、通常のリソグラフィの手法により、メンブレン・シート2の上面のポリイミド膜25の上に裏打ちパッド51を形成する。
最後に、たとえばフッ酸とフッ化アンモニウムの混合液を用いたエッチングによって、不要な薄膜製造用ウエハ31の裏面の酸化シリコン膜34を除去する。続いて、強アルカリ水溶液(たとえば水酸化カリウム水溶液)を用いたエッチングにより、薄膜シート2を形成するための型材であるウエハ31を除去する。次いで、酸化シリコン膜34および導電性膜35を順次エッチングにより除去する。この時、酸化シリコン膜34はフッ酸およびフッ化アンモニウムの混合液を用いてエッチングし、導電性膜35に含まれるクロム膜は過マンガン酸カリウム水溶液を用いてエッチングし、導電性膜35に含まれる銅膜はアルカリ性銅エッチング液を用いてエッチングする。ここまでの工程により、プローブ7を形成する導電性膜37(図8参照)であるロジウム膜がプローブ7の表面に現れる。前述したように、ロジウム膜が表面に形成されたプローブ7においては、プローブ7が接触するパッド11の材料であるAuなどが付着し難く、Niより硬度が高く、かつ酸化され難く接触抵抗を安定させることができる。
3.本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法に使用する薄膜プローブ(樹脂裏打ちパッド型)の製造方法における裏打ちパッドの形成方法の説明(主に図14から17)
図14は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカードを形成する薄膜シートの製造工程の内の樹脂裏打ちパッド形成工程(図11に対応)の詳細を示す要部断面図(図5及び図6のB−B’断面に対応する)である。図15は図14に続く薄膜シートの製造工程の内の樹脂裏打ちパッド形成工程(樹脂塗布)の要部断面図である。図16は図15に続く薄膜シートの製造工程の内の樹脂裏打ちパッド形成工程(図12に対応)の要部断面図である。図17は図16に続く薄膜シートの製造工程の内の樹脂裏打ちパッド形成工程(図13に対応)の要部上面図(図17(a))および、そのB−B’断面の要部断面図(図17(b))である。これらに基づいて、本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法に使用する薄膜プローブ(樹脂裏打ちパッド型)の製造方法における裏打ちパッドの形成方法(セクション2の図11から図13に対応する)を説明する。
図14及び図15に示すように、まず、図11の状態において、メンブレン・シート2の上面に、たとえば、ネガ型の感光性ポリイミドを塗布し、10から20マイクロメートル程度の厚さの感光性ポリイミド膜51を形成する。次に、これを通常のリソグラフィの手法により、パターニングして、裏打ちパッド51を形成する。次に、セクション2と同様に、図17(b)に示すように、不要な薄膜製造用ウエハ31等を除去する。
ここで、図17(a)に示すように、裏打ちパッド51の平面形状は、個別独立型においては、円形裏打ちパッド51(径は、たとえば40から100マイクロメートル程度)のように、ほぼ円形でもよいし、矩形円形裏打ちパッド51aのように、ほぼ矩形(正方形又は長方形)でもよい。この場合は、各裏打ちパッド51が独立しているので、対応するプローブ針7に最適な位置・形状・寸法を選択することができる。しかし、寸法的には不利な点がある。
また、連結型においては、連結型裏打ちパッド51bのように複数のプローブ針7に対応する部分を連結するものでもよい。この場合は、裏打ちパッド51の加工が簡単になるメリットがある。連結型の裏打ちパッド51bの幅は、針7の端部から最近接側端までの距離が20から80マイクロメートル程度あることが望ましい。
更に、オフ・ポジション型裏打ちパッド51cのように、プローブ針7の近傍(針の端部から50から80マイクロメートル以内に裏打ちパッド51cの最近接部があることが望ましい)で、若干ずらせた位置に設けてもよい。このような方法は、スペースの関係で有利な場合もある。このようにずらせた配置とすることは、独立型でも連結型でも同じように適用できる。
また、独立型、連結型、リング型(後述)、全面型(後述)等を一つのチップ領域で、混合して用いてもよい。その方がレイアウトが容易だからである。
4.本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法に使用する薄膜プローブ(メタル裏打ちパッド型)の製造方法における裏打ちパッドの形成方法の説明(主に図18から23)
セクション3で説明した裏打ちパッド51,51a,51b,51cは、以下のような材料を用いた以下のような方法でも製作することが可能である。
図18は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカードを形成する薄膜シートの製造工程の内のメタル裏打ちパッド形成工程(下地メタル膜形成;図11に対応)の詳細を示す要部断面図(図5及び図6のB−B’断面に対応する)である。図19は図18に続く薄膜シートの製造工程の内のメタル裏打ちパッド形成工程(レジスト膜形成)の要部断面図である。図20は図19に続く薄膜シートの製造工程の内のメタル裏打ちパッド形成工程(レジスト・パターニング)の要部断面図である。図21は図20に続く薄膜シートの製造工程の内のメタル裏打ちパッド形成工程(メッキ)の要部断面図である。図22は図21に続く薄膜シートの製造工程の内のメタル裏打ちパッド形成工程(レジスト膜除去)の要部断面図である。図23は図22に続く薄膜シートの製造工程の内のメタル裏打ちパッド形成工程(メッキ)の要部断面図である。これらに基づいて、本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法に使用する薄膜プローブ(メタル裏打ちパッド型)の製造方法における裏打ちパッドの形成方法を説明する。
図18に示すように、まず、図11の状態において、メンブレン・シート2の上面に、電気メッキを可能とするために、たとえば、3マイクロ・メートル程度のクロム膜52(ニッケルその他の膜でもよい。比較的電気伝導性が高く、化学的に安定な金属膜であればよい)をスパッタリング成膜等により形成する。次に、図19に示すように、たとえば、その上に20マイクロ・メートル程度の厚さのポジ型のフィルム・レジスト53を貼り付ける。続いて、図20に示すように、通常のリソグラフィの手法により、開口パターン54を形成する。次に、図21に示すように、電気メッキにより、開口パターン54内に10から20マイクロ・メートル程度の厚さの銅裏打ちパッド51を形成する。更に、図22に示すように、不要になったフィルム・レジスト53を除去液でエッチング除去する。なお、クロム膜52は、銅裏打ちパッド51をマスクにウエット・エッチングで除去可能であるが、薄いので、そのままでも使用可能である。最後に、セクション3と同様に、不要な薄膜製造用ウエハ31等を除去する。
5.本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法におけるプローブ・テストの詳細説明(主に図24から26)
以下では、セクション1から4等(セクション6以降に説明するものを含む)に説明したメンブレン型プローブ・カードを用いたプローブ・テストの際のコンタクトの状況を説明する。
図24は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)の要部の積層構造を説明するための要部断面分解図である。図25は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)のプローブ針が実際に被検査対象であるウエハ上の外部接続電極に向けて降下する様子を説明するための要部模式断面図である。図26は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)のプローブ針が実際に被検査対象であるウエハ上の外部接続電極にコンタクトした様子を説明するための要部模式断面図である。これらに基づいて、本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法におけるプローブ・テストの詳細を説明する。
図24に示すように、プローブ・テストの際には、被検査ウエハ11は、ウエハ・プローバの検査ステージ55上にセットされる。押圧機構59は、加圧用のプランジャ3、圧力を均等に分散するための比較適合性の高い42アロイ等でできた押圧板9(たとえば厚さ2ミリメートル程度)、その下部にあり、たとえばゴム等でできた中間エラストマ・シート、すなわち、エラストマ・シート45a(たとえば厚さ200マイクロメートル程度)、最下部にあり、たとえばポリイミド系樹脂でできた中間樹脂シート45b(たとえば厚さ20マイクロメートル程度)等から構成されている。これらの押圧板9、エラストマ・シート45a、および中間樹脂シート45bは、相互に、ほぼ同一形状、同一寸法が望ましい。ただし、相互に若干、形状又は寸法を相違させることを排除するものではない。稼動時には、これらの押圧板9、エラストマ・シート45a、および中間樹脂シート45bの間は、物理吸着の状態にあり、接着されているわけではない。エラストマ・シート45a、および中間樹脂シート45b等からなる中間シート45は、押圧板9からの押圧力を均等に各プローブ針7に分散させることで、各プローブ針7がチップ領域10の各外部接続電極17に均等なコンタクト圧力でコンタクトできるようにしている。メンブレン・シート2(薄膜シート)の上面には、たとえばポリイミド系樹脂でできた裏打ちパッド51(たとえば厚さ10から20マイクロメートル程度)が、各プローブ針7に対応して設けられている。この裏打ちパッド51(中間樹脂シート45b)の材料は、エラストマ・シート45aよりも剛性が高いことが必要である。また、裏打ちパッド51の径は、このような個別独立型の場合は、たとえば、40から100マイクロメートル程度である。この裏打ちパッド51(局所平坦隆起部)の作用は、プローブ針7とメンブレン・シート2の上面との間に、空間を作り出すことで、押圧機構59の外部端周辺等でのメンブレン・シート2の浪打に起因する針圧の不均等を吸収するところにある。すなわち、裏打ちパッド51がないと、押圧機構59の外部端の内と外で、メンブレン・シート2にかかる押圧力に階段状の差があるため、外部端の周辺でメンブレン・シート2が波を打つように上下することで、その近傍の各プローブ針7にかかる針圧が不均等となるからである。
実際にコンタクトする際には、図25に示すように、押圧機構59は一体となって、裏打ちパッド51を介して、メンブレン・シート2を押し下げた状態となる。この状態で、プローブ・カード14のこれらの部分(メンブレン・シート2および押圧機構59を含む部分)が降下して行く。そして、図26に示すように、ウエハ11上の各外部接続電極17と各プローブ針7とがオーミック・コンタクトを形成する。
6.本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法に使用する薄膜プローブにおける裏打ちパッド・レイアウトの変形例1の説明(主に図27)
以下(セクション7以降も同じ)では、セクション3(セクション4も同じ)の図17aで説明した裏打ちパッド51の平面レイアウトの変形例を説明する。
図27は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)の裏打ちパッドの平面形状の第1の変形例を示す平面レイアウト図である。これに基づいて、本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法に使用する薄膜プローブにおける裏打ちパッド・レイアウトの変形例1を説明する。
図27に示すように、この例では、連結型で、チップ領域10の外部接続電極17のほぼすべてを単一の裏打ちパッド51でカバーしている(図4のチップ領域10の外周近傍の外部接続電極形成領域57に対応)。図1(b)のように単位テスト領域12に複数のチップ領域10が含まれる場合には、それぞれのチップ領域10について、同じことが言える。すなわち、個々のチップ領域10に対応して1個のリング状の裏打ちパッド51が設けられる。なお、その作用から明らかなように、裏打ちパッド51の外端は、中間シート45の外端(押圧板9の外端)よりも内側にある必要がある。以上の点は、以下のセクション7から9でも同様であり、説明は省略する。
7.本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法に使用する薄膜プローブにおける裏打ちパッド・レイアウトの変形例2の説明(主に図28)
図28は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)の裏打ちパッドの平面形状の第2の変形例を示す平面レイアウト図である。これに基づいて、本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法に使用する薄膜プローブにおける裏打ちパッド・レイアウトの変形例2を説明する。
図28に示すように、この例はセクション6のリング状の裏打ちパッド51の内部の開口がないタイプ(全面型)である。裏打ちパッド51の加工がセクション6の例よりも簡単になるメリットがある。
8.本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法に使用する薄膜プローブにおける裏打ちパッド・レイアウトの変形例3の説明(主に図29)
以下の例(セクション9についても同じ)では、図4に示したチップ領域10の外周近傍の外部接続電極形成領域57中の外部接続電極17のレイアウトが、チップ領域10の周辺部に複数列のリング状になされている場合を説明している。ここでは、4列を例にとったが、3列でも2列、更に5列以上でも同様である(多列外部接続電極)。
図29は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)の裏打ちパッドの平面形状の第3の変形例を示す平面レイアウト図である。これに基づいて、本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法に使用する薄膜プローブにおける裏打ちパッド・レイアウトの変形例3を説明する。
この例は、図29に示すように、セクション6と同様にリング状の裏打ちパッド51となっている。これは、独立型にすると面積的に不利な多列外部接続電極レイアウトに特に有効である。
9.本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法に使用する薄膜プローブにおける裏打ちパッド・レイアウトの変形例4の説明(主に図30)
図30は本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)の裏打ちパッドの平面形状の第4の変形例を示す平面レイアウト図である。これに基づいて、本願の一実施の形態の半導体集積回路装置の製造方法に使用する薄膜プローブにおける裏打ちパッド・レイアウトの変形例4を説明する。
この例は図30に示すように、セクション7のレイアウトを多列外部接続電極レイアウトに適用したものである。これは、チップ領域10に占める外部接続電極形成領域57の面積が25%以上(外部接続電極占有率)になったときに特に有効である。もちろん、外部接続電極占有率が25%未満でも適用できる。
10.サマリ
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本願の実施形態においては、メンブレン型のプローブ・カードを例にとり具体的に説明したが、本願発明は、それに限定されることなく、その他の微細ピッチ用プローブ・カード等にも適用できることは言うまでもない。また、本願の実施形態においては、プローブ検査に適用した例を具体的に説明したが、本願発明は、それに限定されることなく、ウエハやチップの外部接続電極に針を当てて電気的検査を行うその他のテスト(たとえばバーンイン・テスト)にも適用できることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)の下面の要部平面図(図1(a))およびその中の単位テスト領域の他の例を示す部分平面図(図1(b))である。 図1中のA−A線に沿った断面図である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するテストヘッドおよびプローブ・カードを含むテスト・ボード構造体の模式断面図である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストにおける被検査ウエハのチップ領域を示すウエハ上面図である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカードの薄膜シートの下面の要部拡大平面図である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカードを形成する薄膜シートの要部平面図(図5に表示したものの片側の列のみを表示)である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカードを形成する薄膜シートの製造工程(プローブ針埋め込み用孔形成)を説明する要部断面図(図5及び図6のB−B’断面に対応する)である。 図7に続く薄膜シートの製造工程(針孔埋め込み)中の要部断面図である。 図8に続く薄膜シートの製造工程(層間絶縁膜形成)中の要部断面図である。 図9に続く薄膜シートの製造工程(スルーホール形成)中の要部断面図である。 図10に続く薄膜シートの製造工程(上面絶縁膜形成)中の要部断面図である。 図11に続く薄膜シートの製造工程(裏打ちパッド形成)中の要部断面図である。 図12に続く薄膜シートの製造工程(型用ウエハ・エッチング除去)中の要部断面図である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカードを形成する薄膜シートの製造工程の内の樹脂裏打ちパッド形成工程(図11に対応)の詳細を示す要部断面図(図5及び図6のB−B’断面に対応する)である。 図14に続く薄膜シートの製造工程の内の樹脂裏打ちパッド形成工程(樹脂塗布)の要部断面図である。 図15に続く薄膜シートの製造工程の内の樹脂裏打ちパッド形成工程(図12に対応)の要部断面図である。 図16に続く薄膜シートの製造工程の内の樹脂裏打ちパッド形成工程(図13に対応)の要部上面図(図17(a))および、そのB−B’断面の要部断面図(図17(b))である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカードを形成する薄膜シートの製造工程の内のメタル裏打ちパッド形成工程(下地メタル膜形成;図11に対応)の詳細を示す要部断面図(図5及び図6のB−B’断面に対応する)である。 図18に続く薄膜シートの製造工程の内のメタル裏打ちパッド形成工程(レジスト膜形成)の要部断面図である。 図19に続く薄膜シートの製造工程の内のメタル裏打ちパッド形成工程(レジスト・パターニング)の要部断面図である。 図20に続く薄膜シートの製造工程の内のメタル裏打ちパッド形成工程(メッキ)の要部断面図である。 図21に続く薄膜シートの製造工程の内のメタル裏打ちパッド形成工程(レジスト膜除去)の要部断面図である。 図22に続く薄膜シートの製造工程の内のメタル裏打ちパッド形成工程(メッキ)の要部断面図である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)の要部の積層構造を説明するための要部断面分解図である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)のプローブ針が実際に被検査対象であるウエハ上の外部接続電極に向けて降下する様子を説明するための要部模式断面図である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)のプローブ針が実際に被検査対象であるウエハ上の外部接続電極にコンタクトした様子を説明するための要部模式断面図である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)の裏打ちパッドの平面形状の第1の変形例を示す平面レイアウト図である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)の裏打ちパッドの平面形状の第2の変形例を示す平面レイアウト図である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)の裏打ちパッドの平面形状の第3の変形例を示す平面レイアウト図である。 本発明の一実施の形態である半導体集積回路装置の製造方法のプローブ・テストに使用するプローブカード(メンブレン型のプローブ・カード)の裏打ちパッドの平面形状の第4の変形例を示す平面レイアウト図である。
符号の説明
2 メンブレン・シート
7 プローブ針
9 押圧板
10 チップ領域(半導体チップ)
11 被検査ウエハ
12 単位テスト領域
14 (メンブレン型の)プローブ・カード
45a エラストマ・シート
51 裏打ちパッド(補助パッド部)

Claims (20)

  1. メンブレン型のプローブ・カードを用いて、ウエハ上の単一又は複数のチップ領域を含む単位テスト領域に対して、プローブ検査を行う工程を含む半導体集積回路装置の製造方法であって、前記プローブ・カードは以下を含む:
    (a)下面に複数のプローブ針を有するメンブレン・シート;
    (b)前記メンブレン・シートよりも厚さが厚く、その上方にあって、平面的に前記単位テスト領域を覆う押圧板;
    (c)前記押圧板と前記メンブレン・シートの間にあって、前記押圧板よりも厚さが薄く、平面的に前記単位テスト領域を覆うエラストマ・シート;
    (d)前記メンブレン・シートの上面であって、前記複数のプローブ針に対応する位置またはその近傍に設けられ、前記エラストマ・シートよりも剛性が高い単数又は複数の裏打ちパッド。
  2. 前記1項の半導体集積回路装置の製造方法において、前記プローブ・カードは更に以下を含む:
    (e)前記メンブレン・シートと前記メンブレン・シートの間にあって、前記エラストマ・シートよりも厚さが薄く、平面的に前記単位テスト領域を覆う中間樹脂シート。
  3. 前記1項の半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、前記複数のプローブ針に対応する位置に設けられている。
  4. 前記1項の半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、樹脂部材を主要な構成要素とする。
  5. 前記1項の半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、金属部材を主要な構成要素とする。
  6. 前記1項の半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、ポリイミド系の樹脂部材を主要な構成要素とする。
  7. 前記1項の半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、銅を主要な成分とする金属部材を主要な構成要素とする。
  8. 前記1項の半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、被検査ウエハ上のチップ領域の外部接続電極形成領域に対応して、リング状形状をしている。
  9. 前記1項の半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、単連結の平面形状を有しており、平面的に前記メンブレン・シートの内部に含まれている。
  10. 前記1項の半導体集積回路装置の製造方法において、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、前記複数のプローブ針の個々に対応して、相互に分離して設けられている。
  11. ウエハ上の単一又は複数のチップ領域を含む単位テスト領域に対して、プローブ検査を行うメンブレン型のプローブ・カードであって、以下を含む:
    (a)下面に複数のプローブ針を有するメンブレン・シート;
    (b)前記メンブレン・シートよりも厚さが厚く、その上方にあって、平面的に前記単位テスト領域を覆う押圧板;
    (c)前記押圧板と前記メンブレン・シートの間にあって、前記押圧板よりも厚さが薄く、平面的に前記単位テスト領域を覆うエラストマ・シート;
    (d)前記メンブレン・シートの上面であって、前記複数のプローブ針に対応する位置またはその近傍に設けられ、前記エラストマ・シートよりも剛性が高い単数又は複数の裏打ちパッド。
  12. 前記11項のメンブレン型のプローブ・カードにおいて、更に以下を含む:
    (e)前記メンブレン・シートと前記メンブレン・シートの間にあって、前記エラストマ・シートよりも厚さが薄く、平面的に前記単位テスト領域を覆う中間樹脂シート。
  13. 前記11項のメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、前記複数のプローブ針に対応する位置に設けられている。
  14. 前記11項のメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、樹脂部材を主要な構成要素とする。
  15. 前記11項のメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、金属部材を主要な構成要素とする。
  16. 前記11項のメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、ポリイミド系の樹脂部材を主要な構成要素とする。
  17. 前記11項のメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、銅を主要な成分とする金属部材を主要な構成要素とする。
  18. 前記1項のメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、被検査ウエハ上のチップ領域の外部接続電極形成領域に対応して、リング状形状をしている。
  19. 前記11項のメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、単連結の平面形状を有しており、平面的に前記メンブレン・シートの内部に含まれている。
  20. 前記11項のメンブレン型のプローブ・カードにおいて、前記単数又は複数の裏打ちパッドは、前記複数のプローブ針の個々に対応して、相互に分離して設けられている。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018009791A (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 アルファクス株式会社 半導体素子の検査用プローブ及びそのプローブの押え機構
CN113109610A (zh) * 2021-04-06 2021-07-13 北京中微普业科技有限公司 一种rf裸芯片扁平探针测试工装
WO2023092898A1 (zh) * 2021-11-29 2023-06-01 强一半导体(苏州)有限公司 一种薄膜探针卡及其探针头

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