JP4981011B2 - 電気特性測定用プローブ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は電気特性測定用プローブ及びその製造方法に係り、さらに詳しくは、LSIチップなどの被試験対象の電気特性を測定する際に使用する電気特性測定用プローブ及びその製造方法に関する。
LSIの電気特性を測定する工程では、LSIチップの複数の電極パッドに電気特性測定用のプローブを接触させて導通をとることにより行われる。
このような電気特性測定用のプローブとして、特許文献1には、コンタクトプローブの全長を短く設定できるようにしたコイルスプリングを備えた検査用ソケットが記載されている。また、特許文献2には、シリコン基板を3次元的に加工して片持ち梁構造体を局所的に形成し、その表面に導通用の金属皮膜を形成し、さらに、配線パターンを備えた絶縁基板でこの片持ち梁構造体を保持させた構造の電気特性測定用プローブが記載されている。
さらに、特許文献3には、LSIチップの電極パッドの狭小化に対応させるために、基板上にプローブの支持梁を千鳥状に配列したコンタクタが記載されている。
特開2001−255340号公報 特開平7−7052号公報 特開2002−168904号公報
近年、半導体集積回路の高性能化に伴ってLSIチップの電極パッドの狭小化が進められており、例えば、ペリフェラル型で配置される電極パッドでは、そのピッチが100μm以下になってきている。このため、LSIチップの狭小化された電極パッドに対応できる電気特性測定用プローブが切望されている。
上記した特許文献2及び3のプローブは、LSIチップの電極パッドの狭小化に対応できるように考慮されているものの、シリコン基板を3次元的に加工して微細な梁構造を局所的に形成する必要があるので、製造工程が複雑になり、製造コストの上昇を招くおそれがある。
また、LSIチップの電極パッドは、LSIチップの周辺に配置されるペリフェラル型のものの他に、LSIチップの主面全体に配置されるフルマトリクス型のものがある。特許文献1のプローブは、フルマトリクス型の電極パッドに対応できるものの、ピッチが150μm程度以下に狭小化された電極パッドに対応させることは困難を極める。また、特許文献2及び3では、シリコン基板を加工して平面的なプローブを形成するので、フルマトリクス型の狭小ピッチの電極パッドに対応させることは容易ではない。
本発明は以上の課題を鑑みて創作されたものであり、構造が簡易で製造が容易であると共に、狭ピッチの電極パッド(ペリフェラル型、フルマトリクス型)に対応できる電気特性測定用プローブ及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は電気特性測定用プローブに係り、中央部に開口部が設けられ、半導体薄板と該半導体薄板を被覆する絶縁膜とより構成されたリング状の基体部と、前記基体部と同一材料で構成され、前記基体部から前記開口部の内側にくし歯状に延在する複数の端子部と、前記端子部及び基体部の上に形成され、前記複数の端子部から前記基体部にそれぞれ延在する配線パターンと、前記端子部上の前記配線パターンの先端部上に設けられた金属バンプと、前記基体部を支持する支持体とを有することを特徴とする。
第1発明の電気特性測定用プローブでは、まず、薄板状の半導体ウェハの所要部を貫通する開口部が形成されて、プローブを構成するための基体部とそれに繋がって開口部の内側にくし歯状に延在する端子部とが画定される。次いで、半導体ウェハを被覆する絶縁膜が形成された後に、端子部から基体部に延在する配線パターンが半導体ウェハの上面に形成される。続いて、端子部上の配線パターンの先端部に金属バンプ(例えばスタッドバンプ)が形成される。その後に、半導体ウェハが分割されて個々のプローブ部材が得られ、その基体部に支持体が設けられる。
このように、本発明では、従来技術と違って、半導体ウェハを3次元的に複雑に加工して局所的に突起を形成する必要はなく、半導体ウェハに画定された平坦な端子部上の配線パターン上に極めて簡易な方法で金属バンプが形成されて製造されるので、構造が簡易であると共に、製造が容易となって製造コストの低減を図ることができる。
また、複数の端子部は、微細加工に適した半導体ウェハが加工されて得られるので、狭小ピッチのペリフェラル型の被測定対象の電極パッドに容易に適応できるようになる。
また、上記課題を解決するため、本発明は電気特性測定用プローブに係り、半導体薄板と該半導体薄板を被覆する絶縁膜とにより構成された基体部と、前記基体部と同一材料で構成され、前記基体部の一端から外側に延在する複数の端子部と、前記端子部及び基体部上に形成され、前記複数の端子部から前記基体部にそれぞれ延在する配線パターンと、前記端子部の先端部に形成され、前記配線パターンに接続されたコンタクト部とをそれぞれ含む複数のプローブ部品が組み立てられて構成された電気特性測定用プローブであって、前記複数の薄板状のプローブ部品が、それぞれの薄板面が平行でかつ前記コンタクト部が同一方向を向くようにして配列され、前記複数のプローブ部品の間にスペーサがそれぞれ配置された状態で、前記複数のプローブ部品と前記スペーサとが固定手段により固定されて構成されていることを特徴とする。
第2発明の電気特性測定用プローブでは、まず、基体部とその一端から外側に延在する複数の端子部とを有するプローブ部品が複数用意される。このプローブ部品には、複数の端子部から基体部にそれぞれ延在する配線パターンが形成され、さらに端子部の先端部には配線パターンに接続されたコンタクト部が設けられている。
そして、複数のプローブ部品がそれらの薄板面が互いに平行でかつコンタクト部が同一方向を向くようにして配列され、複数のプローブ部品の間にスペーサが配置された状態で固定される。
このような構成とすることにより、プローブ部品の薄板面に平行方向のピッチは、プローブ部品の複数の端子部のライン(幅)及びスペース(抜き)で規定され、一方、プローブ部品の薄板面に対して垂直方向のピッチは、各プローブ部品の端子部の厚み(薄型化された半導体ウェハの厚みに相当)とスペーサの厚みとで規定される。これによって、フルマトリクス型の被測定対象の電極パッドに容易に対応できるようにしている。
しかも、プローブ部品の複数の端子部は微細加工に適した半導体ウェハが加工されて高精度で形成され、さらにスペーサの厚みも精度よく調整できるので、フルマトリクス型で配列された端子部のピッチを精度よく狭小化することができる。これによって、フルマトリクス型の狭小ピッチ(例えば150μm以下)の電極パッドに容易に対応させることができるようになる。
本発明の好適な態様では、端子部は基体部とコンタクト部との間に屈曲部をもっているため、端子部が弾性変形することにより所要のコンタクト荷重でコンタクト部が被試験対象の電極パッドに押圧されて良好な導通が得られる。
以上説明したように、第1発明の電気特性測定用プローブは、被測定対象のペリフェラル型の狭小化された電極パッドに対応できると共に、構造が簡易で、低コストで製造される。第2発明の電気特性測定用プローブは、被測定対象のフルマトリクス型の狭小化された電極パッドに容易に対応できるようになる。
本発明の実施の形態について、図を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図5は本発明の第1実施形態の電気特性測定用プローブの製造方法を示す図、図4は図3(b)をA方向からみた平面図、図5は同じく電気特性測定用プローブのバンプがLSIチップの電極パッドに配置された様子を示す断面図である。
本発明の第1実施形態の電気特性測定用プローブの製造方法は、図1(a)に示すように、まず、厚みが600〜800μmの半導体ウェハ10を用意する。半導体ウェハ10としては、微細加工に適したシリコンウェハなどが使用される。その後に、図1(b)に示すように、半導体ウェハ10の一面を研削することにより、その厚みを50〜400μmに薄型化する。
次いで、図1(c)に示すように、半導体ウェハ10上にプローブの端子部を形成するための開口部12xが設けられたドライフィルムレジスト12を形成する。続いて、ドライフィルムレジスト12をマスクにしたドライエッチング(RIEなど)により、開口部12xに露出する半導ウェハ10の部分をその背面に貫通するまでエッチングして開口部10xを形成する。その後に、ドライフィルムレジスト12が除去される。なお、ドライフィルムレジスト12の代わりに、同様な開口部が設けられた液状レジストを使用してもよい。
これにより、図1(d)の下図(平面図)に示すように、リング状の開口部10xが設けられた基体部10aとそこから内側にくし歯状に延在する複数の端子部10bが画定される。基体部10a及び端子部10bは1つのプローブを構成するものであり、半導体ウェハ10の複数の領域に画定される。
なお、ドライフィルムレジスト12を形成する前に、金属膜や絶縁膜などの補助マスク層を半導体ウェハ10上に形成し、ドライフィルムレジスト12をマスクにして補助マスク層をエッチングし、次いでドライフィルムレジスト12及び補助マスク層をマスクにして半導体ウェハ10をエッチングするようにしてもよい。この場合、補助マスク層がハードマスクとして機能するので、ドライフィルムレジスト12を単層で使用する場合よりもエッチング精度の向上を図ることができ、より狭小ピッチの端子部10bを高精度で形成することができる。補助マスク層は、ドライフィルムレジスト12が除去された後に半導体ウェハ10に対して選択的に除去される。
次いで、図2(a)に示すように、熱酸化法又はCVD法により、半導体ウェハ10の一方の面、他方の面及び開口部10xの側面にシリコン酸化膜などの絶縁膜14を形成する。なお、絶縁膜14として有機絶縁膜を用いてもよい。この場合、液状のソルダレジストがスプレーコート又はスピンコートにより半導体ウェハ10の両面に形成されて絶縁膜14が得られる。あるいは、ポリイミド樹脂などを電着法により形成してもよい。
続いて、図2(b)に示すように、半導体ウェハ10の上面に端子部10bの先端部から基体部10a側に延在する配線パターン16を形成する。配線パターン16の材料としては、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、Al合金(AlSiなど)が使用される。配線パターン16は、後述するように半導体ウェハ10の基体部10a上に接続パッド部(不図示)を備えて形成される。
配線パターン16の形成方法としては各種の方法を採用できる。その好適な一例としてはセミアディティブ法が採用される。すなわち、スパッタ法や無電解めっきにより半導体ウェハ10上にシード層を形成した後に、配線パターン16に対応する開口部を有するレジスト膜を形成し、その開口部内に電解めっきにより金属膜パターンを形成する。次いで、レジスト膜を除去した後に、金属膜パターンをマスクにしてシード層をエッチングする。あるいは、スパッタ法により金属膜を全面に形成し、フォトリソグラフィ及びエッチングでパターニングすることにより配線パターン16を形成してもよい。
次いで、図3(a)に示すように、半導体ウェハ10の端子部10b上の配線パターン16の先端部上にワイヤバンプ法により金属バンプ18を形成する。すなわち、まず、ワイヤボンダのキャピラリから金などの金属線を所定長だけ出し、この金属線の先端部を放電により球状に丸め、その後キャピラリを下降して金属線の先端球状部を配線パターン16の先端部に接触させ、加熱と超音波振動により配線パターン16に接合する。さらに、キャピラリを引き上げながら金属線をクランパで固定することで金属線を引きちぎる。これにより、配線パターン16に電気的に接続されたAuからなるスタッド型の金属バンプ18が形成される。
あるいは、配線パターン16の先端部に開口部を有するレジスト膜を形成し、その開口部内に無電解めっきによりAuやニッケル(Ni)などの金属膜を成膜した後に、レジスト膜を除去して金属バンプ18を得るようにしてもよい。
このように、本実施形態では、プローブの接触部となる金属バンプ18が容易な方法で形成される。
続いて、図3(b)に示すように、半導体ウェハ10を分割することにより、端子部10b及び基体部10aより構成される個々のプローブ部材を得る。なお、個々のプローブ部材を得た後に、配線パターン16の先端部上に金属バンプ18を形成するようにしてもよい。
その後に、プローブ部材の基体部10aの他方の面(配線パターン16が形成された面と反対面)の周縁部にリング状の支持体20を固定する。支持体20の一例としては、樹脂基板(プリント基板)が使用され、支持体20は接着剤やネジ止めにより基体部10aに固定される。ネジ止めを採用する場合は、基体部10a及び支持体20の所要部にネジ止め用の貫通孔が設けられる。
以上により、第1実施形態の電気特性測定用プローブ1が得られる。
本実施形態の電気特性測定用プローブ1は、図3(b)をA方向からみた図4の平面図に示すように、中央部に開口部10xが設けられ、半導体薄板(シリコン薄板)10及びそれを被覆する絶縁膜14により構成される基体部10aとそれに繋がって内側にくし歯状に延在する複数の端子部10bとにより基本構成されている。さらに、複数の端子部10b及び基体部10aの一方の面には端子部10bから基体部10aに延在する配線パターン16がそれぞれ形成されており、配線パターン16は基体部10a上に接続パッド16aをそれぞれ備えている。
また、端子部10b上の配線パターン16の先端部には金属バンプ18が設けられている。さらに、基体部10aの他方の面(配線パターン16が形成された面と反対面)の周縁部にリング状の支持体20が固定されている。
本実施形態の電気特性測定用プローブ1は、ペリフェラル型の狭小化された被試験対象の電極パッド(ピッチが100μm以下)に適応するように構成されている。すなわち、図5に示すように、電気特性測定用プローブ1の端子部10bの先端部上に形成された金属バンプ18が、被検査対象であるLSIチップ22のペリフェラル型で配列された電極パッド上に配置される。このとき、端子部10bは梁構造となっているため、端子部10bが弾性変形することにより所要のコンタクト荷重で金属バンプ18がLSIチップ22の電極パッドに押圧されて導通可能な状態となる。
さらに、電気特性用プローブ1の配線パターン16の接続パッド16aには検査用装置の端子(不図示)が電気的に接続され、検査用装置から電気特性測定用プローブ1を介してLSIチップ22に各種の試験信号が供給されてLSIチップ22の電気特性が測定される。なお、本実施形態の電気特性測定用プローブ1は、LSIチップ22の他に、所定素子が形成された半導体ウェハ又はCSP(Chip Size Package)などの各種の被試験対象の電気特性を測定することができる。
以上説明したように、本実施形態の電気特性測定用プローブ1の製造方法では、まず、薄型化された半導体ウェハ10の所要部を貫通する開口部10xがドライエッチングにより形成されて、基体部10aとそれに繋がって開口部10xの内側にくし歯状に延在する端子部10bとが画定される。
次いで、半導体ウェハ10を被覆する絶縁膜14が形成された後に、端子部10bから基体部10aに延在する配線パターン16が半導体ウェハ10上面に形成され、端子部10b上の配線パターン16の先端部に金属バンプ18が形成される。次いで、半導体ウェハ10が分割されて個々のプローブ部材を得た後に、基体部10aの他方の面(配線パターン16が形成された面と反対面)に支持体20が固定される。
このように、本実施形態では、従来技術と違って、半導体ウェハを3次元的に複雑に加工して局所的に突起を形成する必要はなく、半導体ウェハ10に画定された平坦な端子部10b上の配線パターン16上に簡易な方法で金属バンプ18を形成するようにしたので、製造工程が簡易となり、製造コストの低減を図ることができる。
また、微細加工に適した半導体ウェハ10を異方性ドライエッチングにより加工してプローブの端子部10bを画定するので、所要の狭ピッチ(100μm以下)の端子部10bを位置精度よく形成することができる。
(第2の実施の形態)
図6〜図9は本発明の第2実施形態の電気特性測定用プローブの製造方法を示す図、図8は図7(d)をB方向からみた平面図、図9は同じく電気特性測定用プローブのバンプがLSIチップの電極パッドに配置された様子を示す断面図である。
第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、配線パターンの接続パッドを支持体の配線パターンが形成された面と反対面に配置することにある。第1実施形態と同一工程についてはその詳しい説明を省略する。
図6(a)及び(b)に示すように、まず、第1実施形態と同様に、シリコンウェハなどの半導体ウェハ10を用意し、半導体ウェハ10の一面を研削することにより、半導体ウェハ10の厚みを薄くする。
その後、図6(c)に示すように、所要部に開口部12xが設けられたドライフィルムレジスト12を半導体ウェハ10上に形成する。続いて、第1実施形態と同様に、ドライフィルムレジスト12をマスクにして半導体ウェハ10をドライエッチングすることにより、半導体ウェハ10を貫通する開口部10xを形成する。その後に、ドライフィルムレジスト12が除去される。
このとき、第1実施形態と同様にプローブの基体部10aと端子部10bが画定されると共に、第2実施形態ではさらに基体部10aの両端部に貫通孔10yが形成される。第2実施形態では、後述するように、配線パターンの接続パッドが半導体ウェハ10の配線パターンが形成された面と反対面に形成されるので、この貫通孔10yを介して配線パターンと接続パッドとが電気的に接続されるようになる。
次いで、図6(d)に示すように、第1実施形態と同様に、半導体ウェハ10の一方の面、他方の面、開口部10x及び貫通孔10yの側面に絶縁膜14を形成する。続いて、図7(a)に示すように、第1実施形態と同様な方法により、端子部10bから基体部10a側に延在する配線パターン16を半導体ウェハ10の上面に形成する。このとき、配線パターン16は、貫通孔10yを含む領域に形成され、貫通孔10yの近傍に配線パターン16が配置される。
さらに、図7(b)に示すように、配線パターン16の主要部上に保護フィルム(不図示)を貼着した状態で、配線パターン16をめっき給電層に利用した電解めっきにより、貫通孔10y内に金属層を埋め込むことにより貫通電極15を形成する。このとき、貫通孔10yの底部近傍の配線パターン16の部分からめっきが開始され、貫通孔10yの上側に金属層の成膜が順次進んで貫通孔10yが埋め込まれる。その後に、保護フィルムが除去される。
あるいは、導電性ペーストを貫通孔10yに埋め込むことにより貫通電極15としてもよい。なお、図7(b)以降は、図7(a)を上下反転させた状態で描かれている。
次いで、図7(c)に示すように、半導体ウェハ10の他方の面(配線パターン16が形成された面と反対面)に貫通電極15に接続される接続パッド16aを形成する。接続パッド16aは、第1実施形態で説明した配線パターン16の形成方法と同様な方法で形成される。
これにより、基体部10a一方の面に形成された配線パターン16は貫通孔10y内の貫通電極15を介して基体部10a他方の面に形成された接続パッド16aに電気的に接続される。
さらに、第1実施形態と同様に、端子部10b上の配線パターン16の先端部にスタッド型の金属バンプ18を形成する。
続いて、図7(d)に示すように、半導体ウェハ10を分割することにより、端子部10b及び基体部10aより構成される個々のプローブ部材を得る。その後に、プローブ部材の基体部10bの他方の面(配線パターン16が形成された面と反対面)の周縁部にリング状の支持体20を固定する。以上により、第2実施形態の電気特性測定用プローブ1aが得られる。
本実施形態の電気特性測定用プローブ1aは、図7(d)をB方向からみた図8の平面図に示すように、第1実施形態と同様に、中央部に開口部10xが設けられ、半導体薄板(シリコン薄板)とそれを被覆する絶縁膜14とにより構成されるリング状の基体部10aと、それに繋がって開口部10x内側にくし歯状に延在する複数の端子部10bとにより基本構成されている。また、複数の端子部10b及び基体部10の一方の面には端子部10bから基体部10aに延在する配線パターン16がそれぞれ形成されている。
第2実施形態では、配線パターン16は基体部10aに設けられた貫通電極15を介して基体部10aの他方の面(配線パターン16が形成された面と反対面)に形成された接続パッド16aに接続されている。また、端子部10a上の配線パターン16の先端部には金属バンプ18が設けられている。さらに、基体部10aの一方の面(配線パターン16が形成された面)には、リング状の支持体20が固定されている。
そして、図9に示すように、第2実施形態の電気特性測定用プローブ1aは、端子部10bの先端部に形成された金属バンプ18が、LSIチップ22のペリフェラル型の電極パッドに配置される。このとき、第1実施形態と同様に、端子部10bが弾性変形することにより所要のコンタクト荷重で金属バンプ18がLSIチップ22の電極パッドに押圧されて導通可能な状態となる。
さらに、第2実施形態の電気特性測定用プローブ1aは、基体部10aの配線パターン16が形成された面と反対面に接続パッド16aが配置された構造となっている。そして、その接続パッド16aには検査用装置の端子(不図示)が電気的に接続され、検査用装置から電気特性用プローブ1aを介してLSIチップ22に各種の試験信号が供給されてLSIチップ22の電気特性が測定される。
第2実施形態の電気特性測定用プローブ1aは第1実施形態と同様な効果を奏する。
(第3の実施の形態)
図10〜図13は本発明の第3実施形態の電気特性測定用プローブの製造方法を示す図、図13は同じく電気特性測定用プローブを示す構成図、図14は同じく電気特性測定用プローブを示す側面図である。
第3実施形態の電気特性測定用プローブは、被測定対象のフルマトリクス型の狭小化された電極パッドに対応できるように構成されたものである。
図10(a)及び(b)に示すように、まず、第1実施形態と同様に、シリコンウェハなどの半導体ウェハ10を用意し、半導体ウェハ10の一面を研削することにより、半導体ウェハ10の厚みを50〜400μmに薄くする。
その後、図10(c)に示すように、所要部に開口部12xが設けられたドライフィルムレジスト12を半導体ウェハ10上に形成する。続いて、第1実施形態と同様に、ドライフィルムレジスト12をマスクにして半導体ウェハ10をエッチングすることにより、半導体ウェハ10を貫通する開口部10xを形成する。その後に、ドライフィルムレジスト12が除去される。
このとき、第3実施形態では、図10(d)に示すように、基体部30aとその一端から延在する複数の端子部30bが画定される。端子部30bは2つの屈曲部C1,C2をもって基体部30aに繋がって延在しており、その先端部C3は後に被測定対象の電極パッドに接触するコンタクト部となる。このとき同時に、基体部30aの両端部に貫通孔10zが形成される。この貫通孔10zは、後述するように端子部30bが繋がった基体部10aよりなるプローブ部品を組み立てる際に、ボルト(固定ピン)が挿入されるものである。なお、この時点では、基体部30aは連結部13を介して半導体ウェハ10に結合された状態となっている。
次いで、図11(a)に示すように、熱酸化法又はCVD法により、図10(d)の半導体ウェハ10の一方の面、他方の面、及び開口部10xの側面に絶縁膜14を形成する。
続いて、図11(b)に示すように、半導体ウェハ10の上面の絶縁膜14上にスパッタ法などにより金属膜16bを成膜した後、所要部に開口部17xが設けられたドライフィルムレジスト17を金属膜16b上に形成する。次いで、図11(c)に示すように、ドライフィルムレジスト17をマスクにして金属膜16bをエッチングすることにより、配線パターン16を形成する。
このとき、図11(c)の下側の平面図に示すように、配線パターン16は、屈曲部C1,C2をもつ端子部30b上に対応して形成されると共に、端子部30bから基体部30aに延在して形成され、基体部30a上に接続パッド16aが配置される。また、端子部30b上に形成された配線パターン16のピッチは基体部30a上で変換され、接続パッド16aのピッチは端子部30bの配線パターン16のピッチよりも広くなって配置される。
その後に、図12に示すように、基体部30aに繋がる連結部13を切断することにより、複数の端子部30bが繋がった基体部30aよりなる個々のプローブ部品2を得る。
次いで、プローブ部品2の複数の端子部30bの先端部を無電解めっき液に選択的に浸漬させることにより、端子部30bの先端部にAu層を選択的に形成してコンタクト部30cとする。このとき、コンタクト部30cは配線パターン16に電気的に接続された状態で形成される。
なお、Au層の代わりに、Ni層を無電解めっきにより形成してコンタクト部30cとしてもよい。あるいは、Ni層とAu層とを積層してコンタクト部30cとしてもよい。また、後述するように、複数のプローブ部品2を組み立てた後に、コンタクト部30cを一括で形成するようにしてもよい。
これにより、本実施形態の電気特性測定用プローブを製造するためのプローブ部品2が複数個用意される。
続いて、図13に示すように、複数のプローブ部品2をそれらの薄板面が互いに平行になり、かつコンタクト部30cが同一方向を向くようにして配列し、複数のプローブ部品2の基体部30aの間にスペーサ24をそれぞれ配置する。このスペーサ24の両端部には貫通孔24xが設けられており、スペーサ24はその貫通孔24xがプローブ部品2の基体部30aの貫通孔10zに対応するようにして配置される。
スペーサ24としては、少なくとも表層部が絶縁体であればよく、好適には、シリコン部材上にシリコン酸化膜が形成されたもの、又はガラス部品などが使用される。
そして、図14を合わせて参照すると、各プローブ部品2の貫通孔10zと各スペーサ24の貫通孔24xとに、一端側にねじを切ってあるくぎ状のボルト(固定ピン)26を挿入する。さらに、プローブ部品2の基体部30aの貫通孔10zからはみ出した固定ピン26の一端側にナット26aを締め付けてプローブ部品2とスペーサ24とを固定する。プローブ部品2とスペーサ24とを固定する固定手段としてボルト26及びナット26aを例示したが、これに限定されるものではなく、各種の固定手段を使用することができる。
なお、プローブ部品2とスペーサ24を組み立てた後に、端子部30bの先端部を無電解めっき液に浸漬させてコンタクト部30cを選択的に形成するようにしてもよい。
これにより、第3実施形態の電気特性測定用プローブ1bが得られる。
本実施形態の電気特性測定用プローブ1bは、図13及び図14に示すように、複数のプローブ部品2の間にスペーサ24がそれぞれ配置された構造を有している。プローブ部品2とスペーサ24は、それらに設けられた貫通孔10z、24xにボルト26が挿入されてナット26aにより締め付けられて固定されている。
プローブ部品2は、薄板状の基体部30aとその一端に繋がって延在する複数の端子部30bとにより構成されている。端子部30bには、基体部30aとコンタクト部30cとに間に屈曲部C1,C2(図12)が設けられている。さらに、端子部30b及び基体部30a上には端子部30bから基体部30aに延在する配線パターン16が形成され、基体部30a上には配線パターン16に繋がる接続パッド16aが配置されている。さらに、端子部30bの先端部にはAu又はNiめっきが施されてコンタクト部30cが形成されている。
そして、図13に示すように、電気特性測定用プローブ1bの端子部30bのコンタクト部30cが、LSIチップ22のフルマトリクス型で配列された電極パッド22aに配置される。このとき、端子部30bは基体部30aとコンタクト部30cとの間に屈曲部C1,C2(図12)をもっているため、端子部30bが弾性変形することにより所要のコンタクト荷重でコンタクト部30cがLSIチップ22の電極パッド22aに押圧されて導通可能な状態となる。
さらに、電気特性測定用プローブ1bの配線パターン16の接続パッド16aには検査用装置の端子(不図示)が電気的に接続され、検査用装置から電気特性用プローブ1bを介してLSIチップ22に各種の試験信号が供給されてLSIチップ22の電気特性が測定される。本実施形態の電気特性測定用プローブ1bは、LSIチップ22の他に、所定素子が形成された半導体ウェハ又はCSP(Chip Size Package)などの各種の被試験対象の電気特性を測定することができる。
なお、端子部30bに2つの屈曲部C1,C1が設けられたものを例示したが、所要のコンタクト荷重がかかるように弾性変形する構造であればよく、各種の形状を採用することができる。また、必ずしも、端子部30bに屈曲部C1,C2を形成する必要はなく、場合によっては端子部30bをストレート形状としてもよい。
電気特性測定用プローブ1bの各端子部30bのピッチについて言及すると、プローブ部品2の薄板面に平行方向のピッチ(図13のy方向)は、各プローブ部品2の複数の端子部30bのライン(幅)及びスペース(抜き)で規定される。一方、プローブ部品2の薄板面に対して垂直方向の端子部30bのピッチ(図13のx方向)は、各プローブ部品2の端子部10bの厚み(薄型化された半導体ウェハ10の厚みに相当)とスペーサ24の厚みとで規定される。
従って、プローブ部品2の端子部30bのピッチや厚み、及びスペーサ24の厚みの設定は重要であり、これらはLSIチップ22などの被測定対象のフルマトリクス型の電極パッドのピッチに対応するように適宜調整される。
以上のように、本実施形態の電気特性測定用プローブ1bは、薄板状の複数のプローブ部品2をそれらの薄板面が互いに平行になり、かつコンタクト部30cが同一方向を向くように配列し、それらの間にスペーサ24を配置した状態で固定した構造であるので、フルマトリクス型の被試験対象の電極パッドに適応することができる。
しかも、プローブ部品2の端子部30bは微細加工に適した半導体ウェハ10が異方性ドライエッチングされて高精度で形成され、さらにスペーサ24の厚みも精度よく調整できるので、フルマトリクス型で配列された端子部30bのピッチを精度よく狭小化することができる。これによって、狭小ピッチ(150μm以下)のフルマトリクス型の電極パッドに容易に対応できるようになる。
図1(a)〜(d)は本発明の第1実施形態の電気特性測定用プローブの製造方法を示す図(その1)である。 図2(a)及び(b)は本発明の第1実施形態の電気特性測定用プローブの製造方法を示す図(その2)である。 図3(a)及び(b)は本発明の第1実施形態の電気特性測定用プローブの製造方法を示す図(その3)である。 図4は図3(b)をA方向からみた平面図である。 図5は本発明の第1実施形態の電気特性測定用プローブのバンプがLSIチップの電極パッドに配置された様子を示す断面図である。 図6(a)〜(d)は本発明の第2実施形態の電気特性測定用プローブの製造方法を示す図(その1)である。 図7(a)〜(d)は本発明の第2実施形態の電気特性測定用プローブの製造方法を示す図(その2)である。 図8は図7(d)をB方向からみた平面図である。 図9は本発明の第2実施形態の電気特性測定用プローブのバンプがLSIチップの電極パッドに配置された様子を示す断面図である。 図10(a)〜(d)は本発明の第3実施形態の電気特性測定用プローブの製造方法を示す図(その1)である。 図11(a)〜(c)は本発明の第3実施形態の電気特性測定用プローブの製造方法を示す図(その2)である。 図12は本発明の第3実施形態の電気特性測定用プローブの製造方法を示す図(その3)である。 図13は本発明の第3実施形態の電気特性測定用プローブを示す構成図である。 図14は本発明の第3実施形態の電気特性測定用プローブを示す側面図である。
符号の説明
1,1a,1b…電気特性測定用プローブ、2…プローブ部品、10…半導体ウェハ、10x,12x,17x…開口部、10y,10z,24x…貫通孔、10a、30a…基体部、10b,30b…端子部、12,17…ドライフィルムレジスト、13…連結部、14…絶縁膜、15…貫通電極、16b…金属膜パターン、16…配線パターン、16a…接続パッド、18…金属バンプ、20…支持体、22…LSIチップ、22a…電極パッド、24…スペーサ、26…ボルト、26a…ナット、30c…コンタクト部、C1,C2…屈曲部。

Claims (10)

  1. 半導体薄板と該半導体薄板を被覆する絶縁膜とにより構成された基体部と、前記基体部と同一材料で構成され、前記基体部の一端から外側に延在する複数の端子部と、前記端子部及び基体部上に形成され、前記複数の端子部から前記基体部にそれぞれ延在する配線パターンと、前記端子部の先端部に形成され、前記配線パターンに接続されたコンタクト部とをそれぞれ含む複数のプローブ部品が組み立てられて構成された電気特性測定用プローブであって、
    前記複数の薄板状のプローブ部品が、それぞれの薄板面が互いに平行で、かつ前記コンタクト部が同一方向を向くようにして配列され、前記複数のプローブ部品の間にスペーサがそれぞれ配置された状態で、前記複数のプローブ部品と前記スペーサとが固定手段により固定されて構成されており、
    前記複数の端子部は、前記基体部と前記コンタクト部との間で屈曲する屈曲部をそれぞれ備え、前記配線パターンは、前記端子部に沿って前記端子部上で屈曲して前記基体部上まで配置されていることを特徴とする電気特性測定用プローブ。
  2. 前記基体部上に前記配線パターンに繋がる接続パッドが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気特性測定用プローブ。
  3. 前記固定手段はボルト及びナットであって、前記基体部及びスペーサの両端部にはそれぞれ貫通孔が設けられており、前記ボルトが前記基体部及びスペーサの前記貫通孔に挿入され、前記ボルトが前記ナットで締められて固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電気特性測定用プローブ。
  4. 前記コンタクト部は、金、又はニッケルよりなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電気特性測定用プローブ。
  5. 前記基体部の薄板面に平行方向の前記複数の端子部のピッチは、前記プローブ部品の前記複数の端子部のラインとスペースとにより規定され、前記基体部の薄板面に対して垂直方向に配列される前記端子部のピッチは、前記端子部の厚みと前記スペーサの厚みとにより規定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電気特性測定用プローブ。
  6. 前記半導体薄板は、厚みが50〜400μmのシリコン板であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電気特性測定用プローブ。
  7. 前記基体部の薄板面に平行方向の前記複数の端子部のピッチ、及び前記基体部の薄板面に対して垂直方向に配列される前記端子部のピッチは、共に、150μm以下であることを特徴とする請求項5に記載の電気特性測定用プローブ。
  8. 半導体ウェハを研削して厚みを薄くする工程と、
    前記半導体ウェハの所要部に該半導体ウェハを貫通する開口部を形成することにより、基体部と、該基体部の一端に繋がり、かつ先端側がコンタクト部になる複数の端子部とを画定する工程であって、前記複数の端子部は、前記基体部と前記コンタクト部との間で屈曲する屈曲部を備えて形成され、
    前記半導体ウェハの一方面、他方の面及び開口部の側面に絶縁膜を形成する工程と、
    前記端子部及び基体部の前記絶縁膜上に、前記複数の端子部から前記基体部にそれぞれ延在する配線パターンを形成する工程であって、前記配線パターンは、前記端子部に沿って前記端子部上で屈曲して前記基体部上まで配置され
    前記複数の端子部が繋がった前記基体部を前記半導体ウェハから切断して、複数の薄板状のプローブ部品を得る工程と、
    前記複数の薄板状のプローブ部品を、それぞれの薄板面が互いに平行になると共に、前記コンタクト部が同一方向を向くようにして配置し、かつ前記複数のプローブ部品の間にそれぞれスペーサを配置した状態で、固定手段により前記プローブ部品と前記スペーサとを固定する工程と、
    前記プローブ部品を得る工程の直後、又は前記プローブ部品と前記スペーサとを固定する工程の後に、前記プローブ部品の前記端子部の先端部に、前記配線パターンに接続される金属よりなるコンタクト部を形成する工程とを有することを特徴とする電気特性測定用プローブの製造方法。
  9. 前記半導体ウェハに開口部を形成する工程は、
    所定の開口部をもつレジストをマスクにして、前記半導体ウェハを異方性ドライエッチングすることにより、前記半導体ウェハに前記開口部を形成することを含むことを特徴とする請求項8に記載の電気特性測定用プローブの製造方法。
  10. 前記コンタクト部を形成する工程において、無電解めっきにより、前記プローブ部品の先端部に金層又はニッケル層を選択的に形成することを特徴とする請求項8に記載の電気特性測定用プローブの製造方法。
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