JP2009248835A - 船外機及び船外機に用いられるフックアッセンブリー - Google Patents

船外機及び船外機に用いられるフックアッセンブリー Download PDF

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Abstract

【課題】船舶の走行中に障害物が船外機に衝突した際にも係合状態が解除されにくく、かつ操作性が高い船外機のフックアッセンブリーを提供する。
【解決手段】フックアッセンブリー30は、被係合部材と係合して第1の筐体と第2の筐体とを相互に固定する。フックアッセンブリー30は、回転軸32と、フック部材33と、レバー31と、ウエイト37とを有する。回転軸32は、第1の筐体に回転可能に取り付けられている。フック部材33には、凹部33cが形成されている。凹部33cは、回転方向一方側に開口している。凹部33cは、被係合部材と係合する。レバー31は、回転軸32から凹部の開口方向とは反対方向に延びる。ウエイト37は、フック部材33と被係合部材とが係合した状態において、フック部材33が回転方向他方側に回転することを規制する。
【選択図】図9

Description

本発明は船外機及び船外機に用いられるフックアッセンブリーに関する。
従来、ボトムカウリングとトップカウリングとの固定方法が種々提案されている。例えば、特許文献1では、ボトムカウリングとトップカウリングとをフック部材を用いて固定する方法が提案されている。
特開平2−141390号公報
ところで、船舶の走行中において、例えば立木などの障害物が船外機に衝突する場合がある。船舶の走行中に障害物が船外機に衝突すると、船外機本体が跳ね上げられる。このため、トップカウリングとボトムカウリングとの間にトップカウリングとボトムカウリングとが相互に近づく方向の力が加わる。これによって、トップカウリングとボトムカウリングとの間に配置されたシール部材が圧縮される。その結果、トップカウリングとボトムカウリングとの間の距離が短くなる。また、フック部材を操作するためのレバーに慣性力が発生する。従って、単にボトムカウリングとトップカウリングとをフック部材を用いて固定したのでは、船舶の走行中に障害物が船外機に衝突した際に、フック部材とレバーとが回転し、フック部材の係合状態が解除されてしまう虞がある。
例えば、船舶の走行中に障害物が船外機に衝突した際に、フック部材の係合状態が解除されないようにする方法としては、フック部材を係合状態となる方向に付勢する付勢部材を設ける方法が挙げられる。
しかしながら、付勢部材を設けると、レバーの操作に大きな力が必要となり、レバーの操作性が低下する傾向にある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、船舶の走行中に障害物が船外機に衝突した際にも係合状態が解除されにくく、かつ操作性が高い船外機のフックアッセンブリーを提供することにある。
本発明に係る船外機は、第1の筐体と、第2の筐体と、弾性部材と、フックアッセンブリーとを備えている。第2の筐体は、第1の筐体の上に取り付けられている。第2の筐体は、被係合部材を有する。弾性部材は、第1の筐体と第2の筐体との間に配置されている。フックアッセンブリーは、第1の筐体に取り付けられている。フックアッセンブリーは、被係合部材と係合して第1の筐体と第2の筐体とを相互に固定する。フックアッセンブリーは、回転軸と、フック部材と、レバーと、回転規制部材とを有する。回転軸は、第1の筐体に回転可能に取り付けられている。フック部材は、回転軸に固定されている。フック部材には、凹部が形成されている。凹部は、回転方向一方側に開口している。凹部は、被係合部材と係合する。レバーは、回転軸に固定されている。レバーは、回転軸から凹部の開口方向とは反対方向に延びる。回転規制部材は、フック部材と被係合部材とが係合した状態において、フック部材が回転方向他方側に回転することを規制する。
本発明に係るフックアッセンブリーは、第1の筐体と、第1の筐体の上に取り付けられ、被係合部材を有する第2の筐体と、第1の筐体と第2の筐体との間に配置された弾性部材とを有する船外機の第1の筐体に取り付けられ、被係合部材と係合して第1の筐体と第2の筐体とを相互に固定するフックアッセンブリーに関する。
本発明に係るフックアッセンブリーは、回転軸と、フック部材と、レバーと、回転規制部材とを有する。回転軸は、第1の筐体に回転可能に取り付けられている。フック部材は、回転軸に固定されている。フック部材には、凹部が形成されている。凹部は、回転方向一方側に開口している。凹部は、被係合部材と係合する。レバーは、回転軸に固定されている。レバーは、回転軸から凹部の開口方向とは反対方向に延びる。回転規制部材は、フック部材と被係合部材とが係合した状態において、フック部材が回転方向他方側に回転することを規制する。
本発明によれば、船舶の走行中に障害物が船外機に衝突した際にも係合状態が解除されにくく、かつ操作性が高い船外機のフックアッセンブリーを実現できる。
《第1の実施形態》
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について図1に船外機1を例に挙げて説明する。但し、以下の実施形態は、単なる例示である。本発明は以下の実施形態に限定されない。
図1は、本実施形態に係る船外機1の左側面図である。図1に示すように、船外機1は、船外機本体10と、チルト機構11とを備えている。チルト機構11は、船外機本体10をチルト動作及びトリム動作させるものである。
チルト機構11は、マウントブラケット12と、スイベルブラケット13とを備えている。マウントブラケット12は、例えば、ボルトなどによって船体に固定される。マウントブラケット12とスイベルブラケット13とは、揺動軸14によって相互に取り付けられている。スイベルブラケット13は、マウントブラケット12に対して、揺動軸14の軸線を中心として揺動可能である。スイベルブラケット13には、船外機本体10が取り付けられている。
船外機本体10は、筐体20を備えている。筐体20の内部には、図示しない動力源やシフト機構などが収納されている。動力源により発生した動力は、図1に示すプロペラ15に伝達される。なお、動力源は、例えば、エンジンであってもよく、電動モータであってもよい。
筐体20は、第2の筐体としてのトップカウル21と、第1の筐体としてのボトムカウル22と、アッパケーシング23と、ロアケーシング24とを備えている。アッパケーシング23は、ロアケーシング24の上に配置されている。アッパケーシング23の上には、ボトムカウル22が取り付けられている。ボトムカウル22の上には、トップカウル21が取り付けられている。このボトムカウル22とトップカウル21とによって、図示しない動力源の収納空間が区画形成されている。なお、図8に示すように、ボトムカウル22とトップカウル21との間には、例えばリング状のラバー製弾性部材25が全周にわたって配置されている。この弾性部材25によって、ボトムカウル22とトップカウル21との間がシールされている。
図4は、トップカウル21の底面図である。図4に示すように、トップカウル21は、カウル本体21aを有する。カウル本体21aには、凸部21bが形成されている。凸部21bは、トップカウル21の前半部分に形成されている。凸部21bは、前方に向かって突出している。一方、図5に示すボトムカウル22には、凹部22aが形成されている。凹部22aは、ボトムカウル22の前半部分に形成されている。この凸部21bと凹部22aとが係合されることで、トップカウル21の前半部分とボトムカウル22の前半部分とが相互に固定される。
また、図4及び図8に示すように、カウル本体21aには、被係合部材26が取り付けられている。被係合部材26は、トップカウル21の内面の後方部分に設けられている。一方、ボトムカウル22には、図5及び図8に示すように、フックアッセンブリー30が取り付けられている。このフックアッセンブリー30が被係合部材26と係合されることで、トップカウル21の後半部分とボトムカウル22の後半部分とが相互に固定される。
図8に示すように、被係合部材26は、係合部材本体27と、架橋部材28とを備えている。係合部材本体27は、第1の板状部材27aと第2の板状部材27bとを備えている。第1の板状部材27aと第2の板状部材27bとは、ボルト29によって、共にカウル本体21aに固定されている。第1の板状部材27aの先端部と第2の板状部材27bの先端部とは、相互に離間している。第1の板状部材27aの先端部と第2の板状部材27bの先端部との間には、略円柱状の架橋部材28が架橋されている。
図9に示すように、フックアッセンブリー30は、回転軸32と、フック部材33と、レバー31と、回転規制部材としてのウエイト37とを備えている。
図8に示すように、回転軸32は、ボトムカウル22に回転可能に取り付けられている。回転軸32の内側の端部には、フック部材33が固定されている。図9に示すように、フック部材33は、フック部材本体33aと、係合部33bとを備えている。フック部材本体33aは、回転軸32に固定されている。フック部材本体33aの一部は、回転軸32に対して、レバー31とは反対側に位置している。
係合部33bは、フック部材本体33aに接続されている。係合部33bには、凹部33cが形成されている。凹部33cは、回転方向Rの一方側R1に開口している。凹部33cは、係合部33bが回転軸32を中心として回転することで、被係合部材26の架橋部材28と係脱する。
図8に示すように、レバー31は、回転軸32の外側の端部に固定されている。レバー31は、ボトムカウル22の外側に配置されている。図9に示すように、レバー31は、回転軸32から凹部33cの開口方向とは反対方向R2に延びている。
図6に示すように、フック部材33には、付勢部材としての引張コイルバネ35の一方の端部が取り付けられている。引張コイルバネ35の他方の端部は、ボトムカウル22に設けられた固定部22dに取り付けられている。フック部材33は、フック部材33と被係合部材26とが係合した状態において、この引張コイルバネ35によって、凹部33cの開口方向とは反対方向に付勢されている。
図9に示すように、本実施形態では、フック部材本体33aの回転軸32に対してレバー31とは反対側の部分には、回転規制部材としてのウエイト37が固定されている。すなわち、ウエイト37は、回転軸32の軸心32cに対して凹部33cの開口方向R1側に位置している。ウエイト37の重心は、フック部材33と被係合部材26とが係合した状態において、回転軸32の軸心32cに対して回転方向R1側に位置している。なお、ウエイト37は、図7及び図9に示すように、リベット38により固定されている。
このウエイト37により、フック部材33と被係合部材26とが係合した状態において、フックアッセンブリー30の重心が、回転軸32の軸心32cと等しい位置か、または軸心32cよりも凹部33cの開口方向R1側に位置するようにされている。具体的に、本実施形態では、図9に示すように、フックアッセンブリー30の重心W1は、回転軸32の軸心32cよりも凹部33cの開口方向R1側に位置している。
なお、本実施形態では、図9に示すように、ウエイト37の重心W3と、回転軸32の軸心32cと、レバー31の重心W4とが略直線状に位置している。
図8に示すように、ボトムカウル22のフックアッセンブリー30の取り付け部22eには、オイル供給孔22fが形成されている。オイル供給孔22fは、回転軸32に開口している。オイル供給孔22fは、上方に延びている。このオイル供給孔22fから、取り付け部22eと回転軸32との間に潤滑油が供給される。
次に、ボトムカウル22とトップカウル21との係脱手順について説明する。ボトムカウル22にトップカウル21を取り付ける場合、まず、凸部21bを凹部22aに係合させる。レバー31を図3に示す位置に回転させた状態で、トップカウル21とボトムカウル22とを突き合わせる。その後、図2に示すように、レバー31を水平になるまで操作する。それにより、図8に示すように、フック部材33と被係合部材26とが係合し、ボトムカウル22とトップカウル21とが固定される。
トップカウル21をボトムカウル22から取り外す場合は、レバー31を図3に示す位置にまで操作する。これにより、フック部材33と被係合部材26との係合が解除される。従って、トップカウル21がボトムカウル22に対して取り外し可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、図9に示すように、回転規制部材としてのウエイト37が設けられている。これにより、フックアッセンブリー30の重心W1は、回転軸32の軸心32cに対して凹部33cの開口方向R1側に位置している。このため、流木などの障害物がアッパケーシング23やロアケーシング24に衝突した場合に、フックアッセンブリー30に作用する慣性力の方向は、開口方向R1となる。よって、アッパケーシング23やロアケーシング24に後方への力が加わり、係合部33bと架橋部材28とが離れたときにおいても、フックアッセンブリー30が方向R2に回転することが抑制される。従って、フックアッセンブリー30と被係合部材26との係合が解除されることが抑制される。その結果、流木などの障害物がアッパケーシング23やロアケーシング24に衝突した場合において、トップカウル21のボトムカウル22からの脱落が抑制される。
なお、本実施形態では、フックアッセンブリー30の重心W1が回転軸32の軸心32cに対して凹部33cの開口方向R1側に位置する場合について説明した。但し、重心W1は、回転軸32の軸心32c付近に位置していてもよい。重心W1が軸心32c付近に位置している場合、流木などの障害物がアッパケーシング23やロアケーシング24に衝突した際に、フックアッセンブリー30にそれほど大きな慣性力が作用しない。従って、この場合も同様に、トップカウル21のボトムカウル22からの脱落が抑制される。
ところで、例えば、回転軸32の軸心の延びる方向から視た際に、ウエイトの重心と、回転軸の軸心と、レバーの重心とが直線状にない場合であっても、レバーが水平状態であるときには、フックアッセンブリーのバランスが保たれるため、フックアッセンブリーの回転を抑制することができる。但し、この場合は、フックアッセンブリーが少しでも回転してレバーが水平位置ではなくなると、フックアッセンブリーのバランスが崩れる傾向にあるため、フックアッセンブリーが回転しやすくなる傾向にある。
それに対して、本実施形態では、図9に示すように、回転軸32の軸心32cの延びる方向から視た際に、ウエイト37の重心W3と、回転軸32の軸心32cと、レバー31の重心W4とは、略直線状に配置されている。このため、フックアッセンブリー30が回転し、レバー31が水平状態でなくなったときであっても、フックアッセンブリー30のバランスが崩れにくい。従って、本実施形態のように、軸心32cの延びる方向から視た際に、重心W3と、軸心32cと、重心W4とを略直線状に位置させることによりフックアッセンブリーの回転をより効果的に抑制することができる。
ところで、フックアッセンブリーが被係合部材と係合した状態において、フックアッセンブリーの重心が回転軸の軸心よりも、レバー側にある場合であっても、フックアッセンブリーを、図9に示す方向R1側に強く付勢する付勢部材を設けることによりフックアッセンブリーと被係合部材との係合状態が解除されにくくすることも考えられる。しかしながら、その場合は、フックアッセンブリーの操作に大きな力が必要となる。従って、フックアッセンブリーの操作性が低下する傾向にある。
それに対して本実施形態では、強い付勢力を付与する付勢部材を設ける必要がない。従って、フックアッセンブリー30の高い操作性が実現されている。
但し、フックアッセンブリー30が被係合部材26と係合した状態における重心W1の位置を軸心32cに対して方向R1側に位置させる場合であっても、フックアッセンブリー30の操作に影響を及ぼさない程度の比較的弱い付勢力を有する引張コイルバネ35を設けることが好ましい。そうすることにより、トップカウル21のボトムカウル22からの脱落をさらに効果的に抑制することができる。
ウエイト37の固定方法は特に限定されない。ウエイト37は、溶接によりフック部材33に固定してもよい。また、ウエイト37は、ビスによりフック部材33に固定してもよい。但し、ウエイト37は、本実施形態のように、リベット38によりフック部材33に固定されることが特に好ましい。ウエイト37を強固に固定できると共に、ウエイト37の脱落をより確実に抑制することができるからである。
本実施形態では、オイル供給孔22fが上方に延びるように形成されている。このため、レバー31を水平にした状態で、回転軸32と取り付け部22eとの間に容易に潤滑オイルを供給することができる。
《第2の実施形態》
上記第1の実施形態では、回転規制部材としてウエイト37を設ける例について説明した。但し、回転規制部材は、ウエイト37に限定されない。すなわち、回転規制部材は、フックアッセンブリーの重心を開口方向R1側に移動させるものでなくてもよい。
回転規制部材は、例えば、フックアッセンブリーが回転方向R2に移動しようとした際に、フック部材に回転方向R1の反力を付与するものであってもよい。本実施形態では、回転規制部材がフックアッセンブリーが回転方向R2に移動しようとした際に、フック部材に回転方向R1の反力を付与するものである場合の一例について説明する。なお、以下の説明において、上記第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符号で表し、説明を省略する。また、図8を上記第1の実施形態と共通に参照する。
図10に示すように、本実施形態では、係合部33bに、回転規制部材として第1の突起部33dと第2の突起部33eとが形成されている。第1の突起部33dと第2の突起部33eとは、フック部材33と被係合部材26とが係合した状態において、被係合部材26よりも凹部33cの開口方向に位置している。第1の突起部33dと第2の突起部33eとは、フック部材33から径方向に突出している。
このため、図10に示すように、フックアッセンブリー30が被係合部材26側に移動した際に、第1の突起部33dは、第2の板状部材27bの水平部27b1と係合する。また、第2の突起部33eは、架橋部材28と係合する。このため、フックアッセンブリーが回転方向R2に移動しようとした際に、第1の突起部33d及び第2の突起部33eにおいて、係合部33bに回転方向R1の反力が作用する。よって、フックアッセンブリー30が凹部33cの開口方向とは反対方向に回転することが抑制される。従って、フックアッセンブリー30と被係合部材26との係合が解除されることが抑制される。その結果、トップカウル21のボトムカウル22からの脱落を抑制することができる。
なお、第1の突起部33dと第2の突起部33eとのうちの一方のみ設けてもよい。また、第1の突起部33dと第2の突起部33eとのうちの少なくとも一方と、第1の実施形態のウエイト37との両方を設けてもよい。
第1の実施形態に係る船外機の左側面図である。 係合状態のトップカウルとボトムカウルを表す背面図である。 非係合状態のトップカウルとボトムカウルを表す背面図である。 トップカウルの底面図である。 ボトムカウルの平面図である。 ボトムカウルの一部を拡大した平面図である。 図6におけるVII−VII矢視図である。 図6におけるVIII−VIII矢視図である。 フックアッセンブリーの正面図である。 第1の実施形態におけるフックアッセンブリーの正面図である。
符号の説明
1 船外機
10 船外機本体
12 マウントブラケット
13 スイベルブラケット
21 トップカウル(第2の筐体)
22 ボトムカウル(第1の筐体)
22f オイル供給孔
25 弾性部材
30 フックアッセンブリー
30a フックアッセンブリー
31 レバー
32 回転軸
32c 軸心
33 フック部材
33c 凹部
33d 第1の突起部(回転規制部材)
33e 第2の突起部(回転規制部材)
35 引張コイルバネ(付勢部材)
37 ウエイト(回転規制部材)
38 リベット

Claims (11)

  1. 第1の筐体と、
    前記第1の筐体の上に取り付けられ、被係合部材を有する第2の筐体と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体との間に配置された弾性部材と、
    前記第1の筐体に取り付けられ、前記被係合部材と係合して前記第1の筐体と前記第2の筐体とを相互に固定するフックアッセンブリーと、
    を備え、
    前記フックアッセンブリーは、
    前記第1の筐体に回転可能に取り付けられた回転軸と、
    前記回転軸に固定され、回転方向一方側に開口し、前記被係合部材と係合する凹部が形成されたフック部材と、
    前記回転軸に固定され、前記回転軸から前記凹部の開口方向とは反対方向に延びるレバーと、
    前記フック部材と前記被係合部材とが係合した状態において、前記フック部材が回転方向他方側に回転することを規制する回転規制部材と、
    を有する船外機。
  2. 請求項1に記載された船外機において、
    前記回転規制部材は、前記フック部材と前記被係合部材とが係合した状態において、前記フックアッセンブリーの重心を、前記凹部の開口方向において、前記回転軸の軸心と実質的に等しい位置か、または前記回転軸の軸心よりも前記凹部の開口方向側に位置させる船外機。
  3. 請求項1に記載された船外機において、
    前記フックアッセンブリーの重心は、前記フック部材と前記被係合部材とが係合した状態において、前記回転軸の軸心方向から視た際に、前記回転軸の軸心の周辺部に位置している船外機。
  4. 請求項1に記載された船外機において、
    前記回転規制部材は、前記回転軸の軸心よりも前記凹部の開口方向側に重心が位置するウエイトを有する船外機。
  5. 請求項4に記載された船外機において、
    前記回転軸の軸心の延びる方向から視た際に、前記ウエイトの重心と、前記回転軸の軸心と、前記レバーの重心とは、略直線状に位置している船外機。
  6. 請求項4に記載された船外機において、
    前記フックアッセンブリーは、前記ウエイトと前記フック部材とを相互に固定するリベットをさらに有する船外機。
  7. 請求項1に記載された船外機において、
    前記回転規制部材は、前記フック部材と前記被係合部材とが係合した状態において、前記被係合部材よりも前記凹部の開口方向側に位置する前記フック部材の部分に設けられ、前記フック部材から径方向に突出する突出部を有する船外機。
  8. 請求項1に記載された船外機において、
    前記フックアッセンブリーは、一端部が前記第1の筐体に取り付けられ、前記フック部材と前記被係合部材とが係合した状態において、前記フック部材を前記凹部の開口方向とは反対方向に付勢する付勢部材をさらに有する船外機。
  9. 請求項1に記載された船外機において、
    前記フック部材と前記被係合部材とが係合した状態において、前記凹部の開口方向は略水平方向であり、
    前記第1の筐体の前記フックアッセンブリーの取り付け部には、前記回転軸に開口し、前記回転軸から上方に延びるオイル供給孔が形成されている船外機。
  10. 請求項1に記載された船外機において、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを有する船外機本体と、
    船体に固定されるマウントブラケットと、
    前記マウントブラケットによって、揺動軸線回りに上下方向に揺動可能に支持され、前記船外機本体が取り付けられたスイベルブラケットと、
    を備えた船外機。
  11. 第1の筐体と、前記第1の筐体の上に取り付けられ、被係合部材を有する第2の筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体との間に配置された弾性部材とを有する船外機の前記第1の筐体に取り付けられ、前記被係合部材と係合して前記第1の筐体と前記第2の筐体とを相互に固定するフックアッセンブリーであって、
    前記第1の筐体に回転可能に取り付けられた回転軸と、
    前記回転軸に固定され、回転方向一方側に開口し、前記被係合部材と係合する凹部が形成されたフック部材と、
    前記回転軸に固定され、前記回転軸から前記凹部の開口方向とは反対方向に延びるレバーと、
    前記フック部材と前記被係合部材とが係合した状態において、前記フック部材が回転方向他方側に回転することを規制する回転規制部材と、
    を備えたフックアッセンブリー。
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