JP2005329829A - 船外機のトリムセンダ機構 - Google Patents

船外機のトリムセンダ機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2005329829A
JP2005329829A JP2004150547A JP2004150547A JP2005329829A JP 2005329829 A JP2005329829 A JP 2005329829A JP 2004150547 A JP2004150547 A JP 2004150547A JP 2004150547 A JP2004150547 A JP 2004150547A JP 2005329829 A JP2005329829 A JP 2005329829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
swivel bracket
clamp
swivel
outboard motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004150547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4393921B2 (ja
Inventor
Daisuke Nakamura
大介 中村
Isao Fujii
勲 藤井
Masayuki Arito
政行 有藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Marine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Marine Co Ltd filed Critical Yamaha Marine Co Ltd
Priority to JP2004150547A priority Critical patent/JP4393921B2/ja
Priority to US11/124,606 priority patent/US7172476B2/en
Publication of JP2005329829A publication Critical patent/JP2005329829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4393921B2 publication Critical patent/JP4393921B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Actuator (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】スイベルブラケットの厚肉化による重量増の問題を回避できるとともに、スイベルブラケットの揺動角度全域を検出できる船外機のトリムセンダ機構を提供する。
【解決手段】スイベルブラケット7の揺動角度を検出するトリムセンダ機構90において、スイベルブラケット7に取り付けられ、チルト軸(揺動軸)8回りに回動するドライブギヤ(スイベル側回動部材)91と、クランブラケット5側に取り付けられ、上記スイベルブラケット7の回動に伴って上記ドライブギヤ91により駆動されるドリブンギヤ(クランプ側回動部材)92とで構成し、該ドリブンギヤ92を上記クランプブラケット5の上記チルト軸8より前方の部位に設ける。
【選択図】 図4

Description

本発明は、船尾に固定されたクランプブラケットと、該クランプブラケットにより揺動軸回りに上下揺動可能に支持されたスイベルブラケットと、該スイベルブラケットにより操舵可能に支持された船外機本体と、該船外機本体を航走位置と非航走位置との間で揺動させる揺動駆動機構とを備えた船外機に関し、詳細には上記スイベルブラケットの揺動角度を検出するようにしたトリムセンダ機構に関する。
一般に、小型船舶等に搭載される船外機では、船尾に固定されたクランプブラケットによりスイベルブラケットを揺動軸回りに航走時位置であるトリム位置と非航走時位置であるチルトアップ位置との間で上下揺動可能に支持し、該スイベルブラケットにより船外機本体を操舵軸回りに操舵可能に支持した構造が採用されている。
この種の船外機では、揺動駆動機構によりスイベルブラケットを介して船外機本体を揺動させることによって、航走中における船体の航走姿勢を変化させる場合がある。この場合、トリムセンダ機構によりスイベルブラケットのクランプブラケットに対する揺動角度を検出し、該検出した揺動角度を例えば運転席のトリムメータに表示するようにしている。
このようなトリムセンダ機構として、従来、スイベルブラケットに固定されたトリムセンダ本体の検出レバーを、クランプブラケットの揺動軸に固定されたカムに係合させる。そしてスイベルブラケットが回動すると、これに伴って検出レバーがカムに係合しつつ回転し、該検出レバーの回動量でもって船外機本体のトリム位置を検出するようにしたカム駆動方式が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
一方、上記船外機では、航走中に流木等が衝突したときの推進機衝突荷重あるいはプロペラの推進力による前進スラスト荷重が船外機本体からスイベルブラケット及びクランプブラケットに加わることから、該クランプブラケット及びスイベルブラケットの上記荷重が加わる部位の肉厚を大きくして必要強度を得るようにしている。
特開平11−245892号公報
ところが上記従来のトリムセンダ機構では、トリムセンダ本体を収容するために、スイベルブラケットの揺動軸より後方部位に前方に開口する収納凹部を形成した構造を採用しているが、この揺動軸より後方部分は上述の推進機衝突荷重あるいは前進スラスト荷重により大きな引張り応力あるいは圧縮応力が発生する部位である。従って上記大きな荷重に対する必要な強度を確保するには上記凹部の周辺部を厚肉にして補強する必要があり、それだけスイベルブラケット全体の重量が増えるという問題がある。
また上記従来のトリムセンダ機構では、揺動軸に固定されたカムにトリムセンダ本体の回転検出レバーを係合させるというカム駆動方式を採用しており、その構造上回転検出レバーの回動範囲に限界がある。このためスイベルブラケットのチルトアップ範囲を含む揺動角度全域を検出することが困難となっており、この点での改善が要請されている。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたもので、スイベルブラケットにトリムセンダ本体を配置する際の厚肉化による重量増の問題を回避できるとともに、スイベルブラケットの揺動角度全域を検出できる船外機のトリムセンダ機構を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、船尾に固定されたクランプブラケットと、該クランプブラケットにより揺動軸回りに上下揺動可能に支持されたスイベルブラケットと、該スイベルブラケットにより操舵可能に支持された船外機本体と、上記スイベルブラケットを揺動させる揺動駆動機構とを備えた船外機の上記スイベルブラケットの揺動角度を検出するトリムセンダ機構において、上記スイベルブラケットに取り付けられ、上記揺動軸回りに回動するスイベル側回動部材と、上記クランプブラケット側に取り付けられ、上記スイベルブラケットの回動に伴って上記スイベル側回動部材に対して相対回転するクランプ側回動部材とで構成し、該クランプ側回動部材は、上記クランプブラケットの上記揺動軸より前方の部位に設けられていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1において、上記スイベル側回動部材はスイベルブラケットと共に回動するよう配設されたドライブギヤであり、クランプ側回動部材はクランプブラケット側に配設され上記ドライブギヤで駆動されるドリブンギヤであることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項2において、上記スイベルブラケットは、左,右のクランプブラケットの間に配置され、該両クランプブラケットを貫通するように挿通固定された上記揺動軸により軸受部材を介在させて揺動自在に支持されており、上記ドライブギヤは、上記軸受部材のクランプブラケット側端部に形成された鍔部の外周に歯を形成してなるものであること特徴としている。
請求項4の発明は、請求項2において、上記スイベルブラケットは、左,右のクランプブラケットの間に配置され、該両クランプブラケットを貫通するように挿通固定された上記揺動軸により揺動自在に支持されており、上記ドライブギヤは、上記スイベルブラケットの先端部の外周に歯を一体形成し、あるいは先端部に別体の歯を取り付けてなるものであること特徴としている。
請求項5の発明は、請求項2ないし4の何れかにおいて、上記ドリブンギヤにより駆動され、上記スイベルブラケットの回動角度に応じた出力を発生するトリムセンダ本体は上記何れかのクランプブラケットのスイベルブラケット側に配置されていることを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項5において、上記ドライブギヤとドリブンギヤとの噛合部を覆うカバーを上記クランプブラケットのスイベルブラケット側面に取り付けたことを特徴としている。
請求項1の発明に係るトリムセンダ機構によれば、スイベル側回動部材に対して相対回転するクランプ側回動部材を揺動軸より前方の部位に設けたので、クランプブラケットの軽量化を図ることができる。即ち、クランプブラケットの揺動軸より前方の部位は、推進機衝突荷重あるいは前進スラスト荷重の影響を受けない部位であり、従って該部位にクランプ側回動部材を設けることによって従来のように凹部周辺部の肉厚を他の部分より厚くするといった必要はなく、それだけクランプブラケットの軽量化を図ることができる。
また上記クランプ側回動部材が揺動軸より前方の部位に、即ち船体側に位置するので、例えばクランプ側回動部材とスイベル側回動部材との位置合わせ調整あるいはメンテナンスを行う際に揺動軸に干渉することなく容易に行うことができ、作業性を向上できる。
本発明では、トリムセンダ機構を、スイベルブラケットの揺動軸回りに回動するスイベル側回動部材と、該スイベルブラケットの回動に伴って上記スイベル側回動部材に対して相対回転するクランプ側回動部材とで構成したので、スイベルブラケットの回動量をその全域に渡って線形的にクランプ側回動部材に伝達することができ、スイベルブラケットの揺動角度をチルトアップ範囲を含む全揺動域に渡って検出することができる。これにより例えば船外機から離れた位置に運転席を配置した場合であっても、船外機の揺動動作を運転席側から確実に制御することが可能となる。
請求項2の発明では、スイベル側回動部材をスイベルブラケットと共に回動するドライブギヤとし、クランプ側回動部材をドライブギヤで駆動されるドリブンギヤとしたので、ドライブギヤの回動量をその全域に渡ってドリブンギヤに線形的に伝達することができ、少ない部品点数でスイベルブラケットの揺動角度をこれの全揺動域に渡って精度よく検出することができる。
請求項3の発明では、ドライブギヤを、揺動軸とスイベルブラケットとの間に介在された軸受部材の鍔部の外周に歯を形成してなるものとしたので、部品点数を増やすことなく既存の軸受部材を有効利用してドライブギヤを形成でき、ひいてはトリムセンダ機構の小型軽量化および低コスト化を図ることができる。
請求項4の発明では、ドライブギヤを、スイベルブラケットの先端部の外周に歯を一体に又は別体に形成してなるものとしたので、部品点数を増やすことなくスイベルブラケットに一体にドライブギヤを形成でき、請求項3と同様にトリムセンダ機構の小型軽量化および低コスト化を図ることができる。
請求項5の発明では、トリムセンダ本体をクランプブラケットのスイベルブラケット側に配置したので、トリムセンダ本体が外側から見えにくい位置となり、外観の悪化を防止できるとともに、悪戯による損傷を防止できる。
請求項6の発明では、ドライブギヤとドリブンギヤとの噛合部を覆うカバーをクランプブラケットのスイベルブラケット側面に取り付けたので、噛合部に異物が進入するのを防止でき、異物の嚙み込み等による検出精度の悪化を回避できる。
以下の本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図11は、本発明の一実施形態による船外機のトリムセンダ機構を説明するための図であり、図1は船尾に搭載された船外機の側面図、図2はブラケットユニットの一部断面正面図、図3はスイベルブラケットの斜視図、図4はスイベルブラケットの揺動角度を示す側面図、図5〜図9はそれぞれトリムセンダ機構の断面正面図,正面図,左側面図,カバーを装着した状態の右側面図,カバーを取り外した状態の右側面図、図10(a)〜(c)はそれぞれトリムセンダ本体の左側面図,正面図,右側面図、図11はスイベルブラケットのアッパピン取付け構造の要部断面図である。なお、本実施形態でいう前後,左右とは船体前方から見たときの前後,左右を意味する。
図において、1は小型船舶の船尾2に搭載された船外機を示している。該船外機1の船外機本体4は、ブラケットユニット3により船尾2に支持されている。上記ブラケットユニット3は、上記船尾2のトランサム板2aに固定された左,右一対のクランプブラケット5,6と、該左右のクランプブラケット5,6間に架設されたチルト軸(揺動軸)8により揺動軸線A回りに上下揺動可能に支持されたスイベルブラケット7とを備えており、該スイベルブラケット7により上記船外機本体4がステアリング9の軸部を介して操舵軸線B回りに操舵可能に支持されている。
上記船外機本体4は、プロペラ10aを有する推進機10が配設されたロアケース11上に不図示のドライブシャフトを有するアッパケース12を接続し、該アッパケース12上に不図示のエキゾーストガイドを介してエンジンを搭載し、該エンジンの外周部をカウリング14で囲んだ構造を有する。この船外機1は、上記エンジンの回転力をドライブシャフトを介して推進機10のプロペラ10aに伝達することにより推進力を得るようになっている。
上記ステアリング9の軸部の上端部には上記エキゾーストガイドがアッパマウント部材16を介在させて支持されており、下端部には上記アッパケース12がロアマウント部材17を介在させて支持されている。また上記ステアリング9の軸部の上端部には前方に延びる操舵ハンドル取付け部9aが一体形成されている。この操舵ハンドル取付け部9aは不図示の運転席に配設された操舵ハンドルに連結されている。
上記ブラケットユニット3には揺動駆動機構19が配設されている。この揺動駆動機構19は、上記スイベルブラケット7の上端部により支持されたアッパピン20と、上記左右のクランプブラケット5,6の下端部により支持されたロワーピン21とに連結されたシリンダ機構22と、該シリンダ機構22に作動油を供給する油圧機構40とを備えている。
上記シリンダ機構22は、スイベルブラケット7の船幅方向中央に位置するように配設されたシリンダ23内にピストン(不図示)を摺動自在に配置し、該ピストンにピストンロッド24を接続し、該ピストンロッド24をシリンダ23の上端から油密に突出させた構造となっている。このピストンロッド24は上記アッパピン20に連結され、シリンダ23は上記ロアーピン21に連結されている。
上記油圧機構40は、上記シリンダ23に連通接続され、該シリンダ23内に油圧を供給する油圧ポンプ41と該油圧ポンプ41を駆動するポンプ駆動モータ42とを備えている。この駆動モータ42は左側のクランプブラケット5に形成された開口部(不図示)を通って船幅方向外側に突出している。このクランプブラケット5には駆動モータ42を覆う収納部32dが一体形成されている。
上記揺動駆動機構19によりスイベルブラケット7を介して上記船外機本体4をプロペラ10aが水中に位置する航走時位置(トリム位置)と、該プロペラ10aが水面より上方に位置する非航走時位置(チルトアップ位置)との間で揺動させるようになっている。
上記シリンダ機構22のピストンロッド24は、図2及び図11に示すように、左右の軸受部材45,45を介在させて上記アッパピン20により支持されている。該アッパピン20は上記スイベルブラケット7の左右の支持ボス部60aに支持されている。このスイベルブラケット7の左右の支持ボス部60a,60aの間はピストンロッド24及びシリンダ23が収容可能な凹部60cとなっている。
上記左右の支持ボス部60aには揺動軸線Aと平行に支持孔60bが貫通形成されており、該左右の支持孔60bの船幅方向外開口部には窪み形状をなす座面60dが凹設されている。この左右の支持孔60b内には軸受部材46が挿入されている。該軸受部材46の外端部に形成された鍔部46aは上記座面60dに当接しており、もって軸受部材46の軸方向内側への移動を規制している。
上記左右の軸受部材46,46内にアッパピン20が挿入されており、該アッパピン20はこれの両端面20aが上記座面60dより内側に位置するようにその軸長さが設定されている。
上記アッパピン20にはアレーンボルト47が螺挿されている。このアレーンボルト47は、螺子部47aに頭部47bを形成するとともに該頭部47bの外端部に頭部47bより大径のフランジ部47cを形成した構造のものである。
そして上記アレーンボルト47の螺子部47aはアッパピン20の軸芯に螺挿され、頭部47bは軸受部材46内に位置し、上記フランジ部47cが該軸受部材46の鍔部46aを座面60dに押圧固定している。
このように左右の支持ボス部60bの外開口部に窪み形状をなす座面60dを凹設し、左右の支持孔60b内に軸受部材46を挿入するとともに該軸受部材46の鍔部46aを上記座面60dに当接させ、アレーンボルト47をアッパピン20に螺挿し、該アレーンボルト47のフランジ部47cで軸受部材46の鍔部46aを座面60dに押圧固定するとともに、頭部47bを上記座面60d k窪み内に収容したので、アレーンボルト47をスイベルブラケット7の左右側端面より内側に収容することができ、もってスイベルブラケット7と左右のクランプブラケット5,6との隙間s(図2参照)を小さくすることができ、それだけチルト軸8の軸長さを短くすることができ、ブラケットユニット3全体を小型化及び軽量化できる。
また上記隙間sを小さくできるので、艇の転舵時に発生する横方向荷重(サイドスラスト荷重)によってスイベルブラケット7が左右に移動するのを防止するストッパ部65をスイベルブラケット7の後述する内周膜部56と同一平面上に形成することができ、部分的な応力集中を緩和できる。その結果、ストッパ部65部分の集中的な厚肉化を回避でき、重量の軽減を図ることができる。
即ち、従来は、アッパピンの両端部をスイベルブラケットの支持ボス部より外側に突出させ、該突出部にサークリップを嵌装して該アッパピンの軸方向移動を規制する構造が一般的である。このために、スイベルブラケットとサークリップとの間には組立て上の隙間が必要となり、またサークリップからアッパピンの端面までの長さをある程度確保する必要がある。その結果、アッパピンとの干渉を回避するために、スイベルブラケットとクランプブラケットとの間の隙間を大きくする必要があり、結果的にブラケットユニット全体が大型化するとともに重量増となる。
上記左右のクランプブラケット5,6及びスイベルブラケット7は、それぞれに対応した形状のキャビティを有する金型内を真空吸引して負圧に保持しつつ該キャビティ内にアルミニューム合金の溶湯を供給することにより製造された真空ダイキャスト鋳造品である。
上記左右のクランプブラケット5,6は、主として図2及び図4に示すように、上記トランサム板2aに固定された縦辺部25と、該縦辺部25の上端から前方に屈曲して延びその前部27aで上記スイベルブラケット7を上下揺動可能に支持する上辺部27とを有しており、上記縦辺部25の上部から上辺部27の後部に渡る部分が屈曲部26となっている。
上記上辺部27の前部27aにはチルトボス部27bが形成されており、該左右のチルトボス部27b,27b間に筒状の上記チルト軸8が挿通され、その両端部がナット8aにより締め付け固定されている。
上記各クランプブラケット5,6の縦辺部25から屈曲部26さらに上辺部27に渡る部分は、これらの外周に沿うように配置された帯板状の外周膜部30と、内周に沿うように配置された帯板状の内周膜部31と、該内周膜部31と外周膜部30とを連結する板状の梁部32とを備えた膜−梁−膜構造となっている。この外周膜部30,内周膜部31及び梁部32は肉厚が1.5〜5mm程度に設定されている。
上記外周膜部30,内周膜部31の膜面は上記スイベルブラケット7の揺動軸線Aと平行になっており、上記梁部32の梁面は上記揺動軸線Aと直交する方向に拡がっている。このようにして該クランプブラケット6は、横断面で見ると、概ねI字形状をなしている。
上記スイベルブラケット7は、主として図3に示すように、上記船外機本体4を操舵可能に支持する筒状の操舵筒部50と、該操舵筒部50の船幅方向両側に沿うように配置された縦辺部51と、該縦辺部51の上端から前方に屈曲して延びその前部53aが上記左右のクランプブラケット5,6により揺動自在に支持される上辺部53とを有しており、上記縦辺部51の上部から上辺部53の後部に渡る部分が屈曲部52となっている。
上記操舵筒部50内に上記ステアリング9の軸部が挿入され、不図示の軸受を介して回動可能に支持されている。また上記屈曲部52にはステアリング9が当接することにより該ステアリング9の回動角度を規制するストッパボス部52aが突設されている。
上記上辺部53は屈曲部52から前方に延びる左右の側辺部53b,53bを有しており、この上辺部53における左右側辺部53bの間の部分は凹みとなっている。上記左右の側辺部53bの前部53a,53aには円筒状のチルト軸支持ボス部53cが該側辺部53b同士を一体に結合するように形成されている。このチルト軸支持ボス部53c内に上記チルト軸8が挿入されている。
上記スイベルブラケット7の縦辺部51から屈曲部52及び上辺部53に渡る部分は、これらの外周に沿って配置された板状の外周膜部55と、内周に沿って配置された板状の内周膜部56と、該内周膜部56と外周膜部55とを連結する板状の梁部57とを備えた膜−梁−膜構造となっている。この外,内周膜部55,56及び梁部57の肉厚は1.5〜5mm程度となっており、該内周膜部56の肉厚は外周膜部55の肉厚と同等以上となっている。また外周膜部55と内周膜部56との船幅方向寸法は略同じ値に設定されている。
上記外周膜部55及び内周膜部56の膜面はスイベルブラケット7の揺動軸線Aと平行になっており、上記梁部57の梁面は上記揺動軸線Aと直交する方向に拡がっている。
上記梁部57には外周膜部55と内周膜部56とを連結する連結リブ58が屈曲部52を中心とする概ね放射状をなすように一体形成されている。また梁部57の外周膜部55と内周膜部56との間には各連結リブ58を連結する中間リブ59が上記屈曲部52から上辺部53に沿うように一体形成されている。
上記内周膜部56に上述の左右の支持ボス部60aが形成されており、該左右の支持ボス部60aには上記連結リブ58,中間リブ59が接続されている。また上記内周膜部56の左右の側縁部には上述のストッパ部65,65が一体形成、該各ストッパ部65に左右のクランプブラケット5,6に装着されたチルト位置規制部材34,34が当接することによりチルト位置を規制するようになってる。
このように本実施形態では、左右のクランプブラケット5,6及びスイベルブラケット7を真空ダイキャスト鋳造により製造したので、強度の必要な部位の肉厚は厚くし、他の部位の肉厚は薄くするといった基本形状を採用する等設計上の自由度を高めることが可能となり、もってクランプブラケット5,6及びスイベルブラケット7の軽量化,小型化を図ることができる。
本実施形態では、上記スイベルブラケット7を上記真空ダイキャスト鋳造により製造したので、スイベルブラケット7の縦辺部51から屈曲部52及び上辺部53に渡る部分を、外周に沿って配置された板状の外周膜部55と、内周に沿って配置された内周膜部56と、該内周膜部56と外周膜部55とを連結する板状の梁部57とを備えた膜−梁−膜構造とすることができる。そのため同じ重量における断面二次モーメントを大きくでき、軽量化を図りながら剛性,強度を向上できる。また推進機衝突荷重F1によって最も大きな引っ張り応力が発生する屈曲部52の内周面に、上記真空ダイキャスト鋳造によるチル効果で許容応力が高くなっている表面高強度チル層を有する内周膜部56を配置することができ、入力荷重を膜面全体の分布応力で負担することが可能となる。その結果、スイベルブラケット7の必要強度を確保しつつ軽量化,小型化を可能にできる。
本実施形態では、上記上辺部53の左右側辺部53b,53b同士を筒状のチルト軸支持ボス部53cで一体に結合したので、厚肉にすることなく外力に対する剛性を高めることができる。
上記スイベルブラケット7は、主として図2,図11に示すように、左,右のクランプブラケット5,6の間に配置され、該両クランプブラケット5,6を貫通するように挿通固定された上記チルト軸8により左右の軸受部材94,95を介在させて回動自在に支持されている。この左右の軸受部材94,95は円筒体94a,95aの外端部に該円筒体94a,95aより大径の鍔部94b,95bを一体形成した構造のものである。各鍔部94b,95bはスイベルブラケット7のチルト軸支持ボス部53cの外端面に当接し、かつ左右のクランプブラケット5,6のチルトボス部27bの内側面に当接している。
上記左側のクランプブラケット5とスイベルブラケット7との間には、図4〜図10に示すように、上記スイベルブラケット7の揺動角度を検出するトリムセンダ機構90が配設されている。このスイベルブラケット7の揺動角度には、図4に示すように、プロペラ10aが水中に位置する航走時角度であるトリム角度θ1と、プロペラ10aが水面より上方に位置する非航走時角度であるチルトアップ角度θ2とがある。
上記トリムセンダ機構90は、上記スイベルブラケット7側に取り付けられ、上記チルト軸8の揺動軸線A回りに回動するスイベル側回動部材としてのドライブギヤ91と、上記クランプブラケット5側に取り付けられ、上記スイベルブラケット7の上下回動に伴って上記ドライブギヤ91により回動駆動されるクランプ側回動部材としてのドリブンギヤ92とを備えている。
上記ドライブギヤ91はスイベルブラケット7と共に回動するようにチルト軸8に相対回転可能に装着されている。上記ドリブンギヤ92は上記クランプブラケット5に配設され、ドライブギヤ91に噛合している。
そして上記ドリブンギヤ92は、上記クランプブラケット5のチルト軸8の揺動軸線Aより前方の部位に配設されている。具体的には、クランプブラケット5のチルトボス部27bより前側でかつ該チルトボス部27bの中心を通る水平線より下側に配置されている。
上記ドライブギヤ91は、左側の軸受部材94の鍔部94bを船幅方向に所定の歯幅をもつように厚肉とし、これの外周の前側部分に駆動歯91aを形成して構成されている。この駆動歯91aはスイベルブラケット7の揺動角度に対応した角度範囲に形成されている。
また上記鍔部94bのチルト軸8を挟んで駆動歯91aと反対側部分にはピン部91bが一体に突出形成されており、該ピン部91bはスイベルブラケット7の前部53aに形成されたピン孔53e内に挿入固定されている。これにより上記スイベルブラケット7と共にドライブギヤ91が一体に回動するようになっている。
上記クランプブラケット5のチルトボス部27bのクランプブラケット7側にはチルト軸8の外周部に沿うように凹部27cが凹設されており、該凹部27c内に上記ドライブギヤ91,つまり鍔部94bが収容されている。この凹部27cに幅広に形成した鍔部94bが収容されており、もって船幅方向の寸法が大きくなるのを回避している。
上記ドリブンギヤ92にはドライブギヤ91の駆動歯91aに噛合する従動歯92aが形成されている。このドライブギヤ91及びドリブンギヤ92には、図9に示すように、それぞれ初期位置の位相合わせを行うためのマーク91c,92cが形成されている。
上記ドリブンギヤ92はトリムセンダ本体96の回転検出軸96aに嵌装され、固定されている。この回転検出軸96aには該回転検出軸96aを初期位置に回動付勢するばね98が巻回されている。上記トリムセンダ本体96は、ドライブギヤ91により回動駆動されるドリブンギヤ92の回動角度に応じた出力を発生するように構成されている。該トリムセンダ本体96に接続されたリード線97は不図示の運転席に配設されたトリムメータに接続されており、該トリムメータに船外機本体4のトリム位置及びチルトアップ位置が表示される。
上記トリムセンダ本体96には一対の取付け部96b,96bが軸直角方向に突出形成されており、該各取付け部96bには長孔のボルト孔96c,96cが形成されている。
上記クランプブラケット5のチルトボス部27bのスイベルブラケット7側には上記凹部27cに続いてチルト軸8の前側に位置するように収容凹部27dが凹設されている。この収容凹部27d内に上記トリムセンダ本体96が収容されており、この収容凹部27dの前側壁にはリード線97を導出するための開口27d′が形成されている。
上記収容凹部27dの開口縁部には段付き状の取付け座27eが形成されており、この取付け座27eにトリムセンダ本体96の取付け部96bがボルト99により締結固定されている。この場合、取付け部96bのボルト孔96cを介してトリムセンダ本体96の取付け角度を調整しつつドリブンギヤ92とドライブギヤ91との位相合わせを行うこととなる。
ここで、上記クランプブラケット5に凹部27c及び収容凹部27eを形成したが、該各凹部27c,27eの形成部分はチルト軸8周縁あるいはチルト軸8より前方の部位であることから推進機衝突荷重F1あるいは前進スラスト荷重F2の影響をほとんど受けない部位である。従って凹部27d,27eを形成したことによってクランプブラケット5の必要な剛性,強度が低下することはない。
上記クランプブラケット5のスイベルブラケット7側には上記トリムセンダ本体96及びドライブギヤ91とドリブンギヤ92との噛合部を覆うカバー93が配設されている。このカバー93は、クランプブラケット5の外形に概ね沿うように形成されており、該カバー93にはボス部93aが形成されている。クランプブラケット5の外側からクリップ100をボス部93aに嵌装することにより、カバー93はクランプブラケット5に着脱可能に取付け固定されている。
本実施形態のトリムセンダ機構90によれば、スイベルブラケット7のチルト軸8に該チルト軸8回りに回動するドライブギヤ91を配設し、該ドライブギヤ91により回動駆動されるドリブンギヤ92をクランプブラケット5のチルト軸8の揺動軸線Aより前方の部位に配置したので、推進機衝突荷重F1あるいは前進スラスト荷重F2の影響を受けない部位にドライブギヤ91及びドリブンギヤ92を設けたこととなり、クランプブラケット5及びスイベルブラケット7の揺動軸線Aより後側部分の肉厚を従来の肉厚より小さくすることができ、それだけクランプブラケット5及びスイベルブラケット7の軽量化を図ることができ、ひいてはブラケットユニット3全体の小型化,軽量化を図ることができる。
また上記ドリブンギヤ92がチルト軸8より前方の部位、即ち船体側に位置するので、ドライブギヤ91とドリブンギヤ92との位相合わせ調整あるいはトリムセンダ本体96のメンテナンスを行う際の作業を、船体側から船外機側に身体を乗り出すことなく、またチルト軸8に干渉することなく容易に行うことができ、作業性を向上できる。
本実施形態では、トリムセンダ機構90を、スイベルブラケット7のチルト軸8回りに回動するドライブギヤ91と、該スイベルブラケット7の回動に伴って上記ドライブギヤ91により駆動されるドリブンギヤ92とで構成したので、少ない部品点数でもってスイベルブラケット7の揺動角度をその全域に渡って線形的にドリブンギヤ92に伝達することができる。その結果、スイベルブラケット7のトリム角度θ1及びチルトアップ角度θ2の全揺動角度を検出することができる。これにより船外機1から離れた位置に運転席を設けた場合の船外機側と運転席側とのラン制御が可能となる。
本実施形態では、ドライブギヤ91を、チルト軸8とスイベルブラケット7のチルト軸支持ボス部53cとの間に介在された軸受部材94の鍔部94bの外周に駆動歯91aを形成して構成したので、部品点数を増やすことなく既存の軸受部材94を有効利用してドライブギヤ91を形成でき、トリムセンダ機構90の小型軽量化および低コスト化を図ることができる。
なお、上記実施形態では、スイベルブラケット7にドライブギヤ91を固定し、クランプブラケット5にドリブンギヤ92を回転自在に設けたが、本発明では上記と逆に、クランプブラケット5にドライブギヤを固定し、スイベルブラケット7側にドリブンギヤを回転自在に設けることもできる。この場合には、スイベルブラケット7の回動に伴って、このスイベルブラケットに設けられたドリブンギヤが回動し、この回動量が検出される。
また、上記実施形態では、軸受部材94の鍔部94bに駆動歯91aを形成してドライブギヤ91としたが、本発明では、ドライブギヤをスイベルブラケットの先端部の外周に歯を一体形成することにより、あるいは別体の歯を取り付けることにより構成してもよく、このようにしたのが請求項4の発明である。この場合にも、部品点数を増やすことなく既存のスイベルブラケットを有効利用してドライブギヤを形成できる。
本実施形態では、トリムセンダ本体96をクランプブラケット5のスイベルブラケット7側に形成した収容凹部27d内に配置したので、トリムセンダ本体96が外側から見えにくい位置となり、外観の悪化を防止できるとともに、悪戯による損傷を防止できる。
本実施形態では、クランプブラケット5のスイベルブラケット7側にトリムセンダ本体96及びドライブギヤ91とドリブンギヤ92との噛合部を覆うカバー93を配設したので、トリムセンダ本体96や噛合部に異物が進入するのを防止でき、異物の嚙み込み等による検出精度の悪化を回避できる。
本発明の一実施形態による船外機の側面図である。 上記船外機のブラケットユニットの一部断面正面図である。 上記ブラケットユニットのスイベルブラケットの斜視図である。 上記スイベルブラケットの揺動角度を示す側面図である。 上記船外機のトリムセンダ機構の断面正面図である。 上記トリムセンダ機構の正面図である。 上記トリムセンダ機構の左側面図である。 上記トリムセンダ機構のカバー装着状態の右側面図である。 上記トリムセンダ機構のカバーを取り外した状態の右側面図である。 上記トリムセンダ機構のトリムセンダ本体の図である。 上記スイベルブラケットのアッパピン取付け部の要部断面図である。
符号の説明
1 船外機
2 船尾
4 船外機本体
5,6 クランプブラケット
7 スイベルブラケット
8 チルト軸(揺動軸)
19 揺動駆動機構
90 トリムセンダ機構
91 ドライブギヤ(スイベル側回動部材)
91a 駆動歯
92 ドリブンギヤ(クランプ側回動部材)
92a 従動歯
93 カバー
94 軸受部材
94b 鍔部
96 トリムセンダ本体
A 揺動軸線
θ1 トリム角度(揺動角度)
θ2 チルトアップ角度(揺動角度)

Claims (6)

  1. 船尾に固定されたクランプブラケットと、該クランプブラケットにより揺動軸回りに上下揺動可能に支持されたスイベルブラケットと、該スイベルブラケットにより操舵可能に支持された船外機本体と、上記スイベルブラケットを揺動させる揺動駆動機構とを備えた船外機の上記スイベルブラケットの揺動角度を検出するトリムセンダ機構において、上記スイベルブラケットに取り付けられ、上記揺動軸回りに回動するスイベル側回動部材と、上記クランプブラケット側に取り付けられ、上記スイベルブラケットの回動に伴って上記スイベル側回動部材に対して相対回転するクランプ側回動部材とで構成し、該クランプ側回動部材は、上記クランプブラケットの上記揺動軸より前方の部位に設けられていることを特徴とする船外機のトリムセンダ機構。
  2. 請求項1において、上記スイベル側回動部材はスイベルブラケットと共に回動するよう配設されたドライブギヤであり、クランプ側回動部材はクランプブラケット側に配設され上記ドライブギヤで駆動されるドリブンギヤであることを特徴とする船外機のトリムセンダ機構。
  3. 請求項2において、上記スイベルブラケットは、左,右のクランプブラケットの間に配置され、該両クランプブラケットを貫通するように挿通固定された上記揺動軸により軸受部材を介在させて揺動自在に支持されており、上記ドライブギヤは、上記軸受部材のクランプブラケット側端部に形成された鍔部の外周に歯を形成してなるものであること特徴とする船外機のトリムセンダ機構。
  4. 請求項2において、上記スイベルブラケットは、左,右のクランプブラケットの間に配置され、該両クランプブラケットを貫通するように挿通固定された上記揺動軸により揺動自在に支持されており、上記ドライブギヤは、上記スイベルブラケットの先端部の外周に歯を一体形成し、あるいは先端部に別体の歯を取り付けてなるものであること特徴とする船外機のトリムセンダ機構。
  5. 請求項2ないし4の何れかにおいて、上記ドリブンギヤにより駆動され、上記スイベルブラケットの回動角度に応じた出力を発生するトリムセンダ本体は上記何れかのクランプブラケットのスイベルブラケット側に配置されていることを特徴とする船外機のトリムセンダ機構。
  6. 請求項5において、上記ドライブギヤとドリブンギヤとの噛合部を覆うカバーを上記クランプブラケットのスイベルブラケット側面に取り付けたことを特徴とする船外機のトリムセンダ機構。
JP2004150547A 2004-05-07 2004-05-20 船外機のトリムセンダ機構 Expired - Fee Related JP4393921B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004150547A JP4393921B2 (ja) 2004-05-20 2004-05-20 船外機のトリムセンダ機構
US11/124,606 US7172476B2 (en) 2004-05-07 2005-05-06 Outboard motor with bracket assembly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004150547A JP4393921B2 (ja) 2004-05-20 2004-05-20 船外機のトリムセンダ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005329829A true JP2005329829A (ja) 2005-12-02
JP4393921B2 JP4393921B2 (ja) 2010-01-06

Family

ID=35484779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004150547A Expired - Fee Related JP4393921B2 (ja) 2004-05-07 2004-05-20 船外機のトリムセンダ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4393921B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023071355A (ja) * 2021-11-11 2023-05-23 ヤマハ発動機株式会社 船外機の懸架構造、船外機
JP2023071356A (ja) * 2021-11-11 2023-05-23 ヤマハ発動機株式会社 船外機の懸架構造、船外機
JP2023072580A (ja) * 2021-11-12 2023-05-24 ヤマハ発動機株式会社 船外機および船外機の防振構造

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023071355A (ja) * 2021-11-11 2023-05-23 ヤマハ発動機株式会社 船外機の懸架構造、船外機
JP2023071356A (ja) * 2021-11-11 2023-05-23 ヤマハ発動機株式会社 船外機の懸架構造、船外機
JP7350039B2 (ja) 2021-11-11 2023-09-25 ヤマハ発動機株式会社 船外機の懸架構造、船外機
JP7350038B2 (ja) 2021-11-11 2023-09-25 ヤマハ発動機株式会社 船外機の懸架構造、船外機
JP2023072580A (ja) * 2021-11-12 2023-05-24 ヤマハ発動機株式会社 船外機および船外機の防振構造
JP7358437B2 (ja) 2021-11-12 2023-10-10 ヤマハ発動機株式会社 船外機および船外機の防振構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP4393921B2 (ja) 2010-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7267587B2 (en) Steering system of outboard motor
JP4559348B2 (ja) 船外機の操舵装置
JP2010158926A (ja) 船外機
US20050250394A1 (en) Outboard motor with bracket assembly
JP5859353B2 (ja) 懸架装置
JP4393921B2 (ja) 船外機のトリムセンダ機構
JP2005343321A (ja) 船外機の操舵角・チルトトリム角調整装置
JP2007055312A (ja) 船舶推進機
JP4283627B2 (ja) 船外機
JP4546840B2 (ja) 船外機の操舵装置
JP4713631B2 (ja) 船外機
JP2012081900A (ja) 船舶推進装置
JP2004249790A (ja) 船外機の操舵装置
JP2006219002A (ja) 船外機の操舵装置
JP4828846B2 (ja) 船外機
JP2006001354A (ja) 船外機の操舵装置
JP2004001639A (ja) 船外機の操舵装置
JP2005319917A (ja) 船外機
JP4279636B2 (ja) 船外機
JP4279635B2 (ja) 船外機
JP6036243B2 (ja) 船外機のマウント装置
JP4617376B2 (ja) 船外機
JP5844668B2 (ja) 懸架装置
JP4791738B2 (ja) 船外機のチルト装置
JP2013193685A (ja) 懸架装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070316

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091013

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4393921

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees