JP2009246053A - フレーム板を備えたダイオード - Google Patents

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Abstract

【課題】フレーム板の極性が逆になり、かつ、放熱性能を妨げることのない、ダイオードを提供する。
【解決手段】導電性のフレーム板131の表面にpn接合ダイオードチップ106が載置され、ダイオードチップのアノード電極に接続された陽極リード114と、ダイオードチップのカソード電極に接続された陰極リード124を有し、フレーム板の底面が露出しているダイオードにおいて、ダイオードチップ106は、板状で底面にアノード電極を形成したP型半導体111の表面に、板状で表面にカソード電極を形成したN型半導体121の底面を接合し、N型半導体の側面にガラスパシペーション層を形成したものであり、ダイオードチップのアノード電極がフレーム板131の表面132に接している。
【選択図】図1

Description

本発明はダイオードに関し、さらに詳しくはメサ型ダイオードチップをフレーム板上に載置したダイオードに関するものである。
従来、ダイオードチップを第1及び第2のリードで挟持した構造であり、ダイオードチップで発生する熱を、リードを通して放熱させる構造のダイオードが知られている。(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来、例えば図8に示すように、フレーム板上にダイオードチップを載置したダイオード201が、太陽電池の逆流防止ダイオードや整流ダイオードに使用されている。本明細書において、従来のダイオード201をフレームN極ダイオードと呼ぶ。
従来のフレームN極ダイオード201は、フレーム板231の表面232に第二ダイオードチップ206を載置し、樹脂モールド236を設けている。第二ダイオードチップ206はpn接合構造であり、N型半導体221の表面とP型半導体211の底面が接合している。N型半導体221のカソード電極はフレーム板131と接し、フレーム板を中継して、陰極接続子213を経由して陰極リード224に通じている。P型半導体211のアノード電極は陽極接続子223を経由して陽極リード214に通じている。
実公平6−27959号公報
従来のフレームN極ダイオード201は、フレーム板がカソード電極と通じている。
太陽電池の逆流防止ダイオードを端子ボックスに配置する場合は、フレームN極ダイオードは実装態様が制限される。
図9は、太陽電池モジュールと端子ボックスの回路図である。太陽電池モジュール71内には、太陽電池セル72が複数直列に接続された第一セルストリング73と、太陽電池セル72が複数直列に接続された第二セルストリング76が配設されている。
端子ボックス51内には、負極端子板52、中間端子板54、正極端子板56が配置されている。負極端子板52と中間端子板54にはAバイパスダイオード61が接続され、中間端子板54と正極端子板56にはBバイパスダイオード62が接続されている。
第一セルストリング73の一方の出力線74は負極端子板52に接続され、他方の出力線75は中間端子板54に接続されている。第二セルストリング76の一方の出力線は、上記出力線75と共通であり、中間端子板54と導通している。第二セルストリング76の他方の出力線77は正極端子板56に接続されている。
このような端子ボックス51内のAバイパスダイオード、Bバイパスダイオードとして、フレームN極ダイオードを実装する場合には、例えば、特開2007−329319に開示されているように、AバイパスダイオードであるフレームN極ダイオードを中間端子板に載置し、BバイパスダイオードであるフレームN極ダイオードを正極端子板上に載置する。
端子ボックス内に配置されるバイパスダイオードからの発熱の一部は、端子板に接続された外部接続ケーブルを通じて放熱される。上述した従来の端子ボックスにあっては、負極端子板とこれに接続された外部接続ケーブルはバイパスダイオードからの放熱促進に寄与できなかった。
また、従来の端子ボックスにあっては、中間端子板と正極端子板のおのおのに、バイパスダイオードを載置する作業が必要であり、作業時間が長くなり、ひいては、生産価格の上昇を招いていた。
また、例えば、図10に示した両波倍電圧整流回路を組む場合に、図中91で示した陽極、陰極接続点が生じる。フレームN極ダイオード201を使用すると、ダイオードD1とD2は、同一のラジエータ上に付着できない。あるいは、ラジエータとフレームN極ダイオードのフレーム板間の絶縁を図るなど、付加的な部品が必要となり、また、作業時間が長くなる。
さらに、一般にダイオードにあっては放熱が重要であり、特にメサ型pn接合ダイオードチップを用いるダイオードは大電流用途に用いられることが多く、放熱が特に重要となる。
そこで本発明の課題は、フレーム板の極性が逆になり、かつ、放熱性能を妨げることのないダイオードを得ることにある。
また、本発明の課題は、太陽電池モジュール用端子ボックス内に配置され、逆流防止用途に使用されるダイオードであって、端子ボックス内への実装設計が容易なダイオードを得ることにある。
本発明のその他の課題は、本発明の説明により明らかになる。
以下に課題を解決する手段を説明する。理解を容易にするために、本発明の実施態様に対応する符号を付けて説明するが、本発明は当該実施態様に限定されるものではない。
本発明の一の態様にかかるダイオードは、導電性のフレーム板の表面にpn接合ダイオードチップが載置され、前記ダイオードチップのアノード電極に接続された陽極リードと、前記ダイオードチップのカソード電極に接続された陰極リードを有し、前記フレーム板の底面が露出しているダイオードにおいて、
前記ダイオードチップ(106)は、板状で底面にアノード電極(112)を形成したP型半導体(111)の表面に、板状で表面にカソード電極(122)を形成したN型半導体(121)の底面を接合し、前記N型半導体の側面にガラスパシペーション層(107)を形成したものであり、前記ダイオードチップのアノード電極(112)が前記フレーム板(131)の表面(132)に接触している。
本発明の好ましい実施態様において、前記陰極リード(124)は、前記カソード電極に接続された陰極接続子(123)に接続されていてもよい。
本好ましい実施態様によれば、従来のダイオードと同様の製造設備を使用して、ダイオードチップのマウントを行うことが出来る。また、陰極接続子に温度ヒューズの役割を行わせることができる。
本発明の他の好ましい実施態様において、前記陽極リード(114)は、前記フレーム板(131)に接続した陽極接続子(113)に接続されていてもよい。
本好ましい実施態様によれば、従来のダイオードと同様の製造設備を使用して、ダイオードチップのマウントを行うことが出来る。
もっとも、本発明にかかるダイオードにおいて、陽極リードはフレーム板を延長して形成したものであり、フレーム板と一体であってもよい。
本発明のその他の好ましい実施態様において、前記フレーム板の表面と前記ダイオードチップを樹脂で被覆してもよい。
本好ましい実施態様によれば、取り扱いが容易となり、例えば、実装作業が軽減し、実装作業時間が短縮される。
本発明のその他の好ましい実施態様において、本発明にかかるダイオードは、太陽電池セルに逆電流が流れることを防止するために使用されるダイオードであり、
太陽電池セルを備えた太陽電池モジュールの出力線と外部接続ケーブル間を中継する端子ボックスであって端子板を具備する前記端子ボックス内に位置付けられ、かつ、前記端子板の表面と、前記フレーム板が接触して配置されるものであってもよい。
本好ましい実施態様のダイオードを使用すれば、太陽電池モジュール用の端子ボックスにおける逆流防止ダイオード実装位置の自由度が高まる。ひいては、放熱性にすぐれた端子ボックスが得られる。あるいはダイオードの実装作業が軽減される端子ボックスが得られるなどの効果が得られる。
以上説明した本発明、本発明の好ましい実施態様、これらに含まれる構成要素は可能な限り組み合わせて実施することができる。
本発明により、フレーム板の極性が逆になり、かつ、放熱性能に優れたダイオードを得ることができる。本ダイオードを使用すれば、フレーム板の極性に妨げられず、様々な電気回路を実現できる。特に、従来のダイオードと本発明にかかるダイオードを併用すれば、様々な電気回路実現の自由度が増大する。
以下、図面を参照して本発明の実施例にかかるダイオードをさらに説明する。本発明の実施例に記載した部材や部分の寸法、材質、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載のない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
以下、本発明にかかるダイオードをフレームP極ダイオードと呼ぶ。
図1は本発明にかかるフレームP極ダイオード101の斜視図であり、図2はフレームP極ダイオード101の説明図である。
フレーム板131の表面132に第一ダイオードチップ106が載置されている。第一ダイオードチップ106は、平板状のP型半導体111の上面に、平板状のN型半導体121を重ねたものである。P型半導体111の底面にアノード電極112が形成されている。N型半導体121の表面にカソード電極122が形成されている。N型半導体121の側面に、側面の全周囲を取り巻くガラスパシペーション層107が形成されている。
第一ダイオードチップ106は、従来のいわゆるメサ型ガラスパシペーションタイプのダイオードチップにあって、N型半導体とP型半導体の積層順位を逆にしたものである。
カソード電極122には、陰極接続子123の一方端が接続され、陰極接続子123の他方端は陰極リード124の一端に接続されている。アノード電極112は、フレーム板131の表面132の一部分に接続される。フレーム板131の一部分に陽極接続子113の一方端が接続され、陽極接続子113の他方端は陽極リード114の一端に接続されている。
フレーム板131の一部に突出部を形成し、当該突出部を陽極リードとしてもよい。この場合には、陽極接続子113が不必要となる。もっとも、従来のダイオードと同一の製造設備を使用してダイオードチップのマウント作業を行うことができる観点から、陽極接続子113を使用するほうが好ましい。
このように、フレーム板131は、アノード電極側と導通している。
フレーム板131は、例えば、銅製である。陽極リード114、陰極リード124、陽極接続子113と陰極接続子123は、例えば銅製である。陰極接続子123を金製の細いワイヤなどにすると、温度ヒューズ内蔵のダイオードとすることができる。
アノード電極112とフレーム板131の間は、マウント材により接続する。マウント材は例えば、半田である。半田は高温半田が好ましい。その他、ダイボンディングであってもよい。陽極接続子113とフレーム板131及び陽極リード114の接続も同様である。陰極接続子123とカソード電極122及び陰極リード124の接続も同様である。
P型半導体が下面となるメサ型のpn接合ダイオードチップ106を採用したことにより、
(1) フレーム板とダイオードチップの接触面積を大きくすることが出来て、放熱が十分となり、
(2) ガラスパシペーション層の無い面でフレーム板と接するために、フレーム板とダイオードチップが密着し、放熱が十分となる。
pn接合ダイオードチップの発熱は主としてN型半導体の発熱に起因するので、従来、N型半導体の放熱を促進することが行われてきた。本発明にかかるダイオードでは、P型半導体の放熱を促進している。発明者らは、pn接合ダイオードチップにおけるN型半導体の発熱は即時にP型半導体にも伝導するため、P型半導体の放熱を促進すれば、すなわち、N型半導体の放熱の促進が図られ、ダイオードチップ全体の放熱が図れることを検証し、本ダイオードの発明に至った。
フレーム板131の表面132と第一ダイオードチップ106は、樹脂モールド136に覆われている。樹脂モールド136は、陰極リード124と陽極リード114側に延長され(図中138が当該延長部分である)、陰極リード124と陽極リード114の一部を被覆している。また、樹脂モールド136は、陰極接続子123と陽極接続子113を被覆している。図1には、樹脂モールド136を一点鎖線で示し、また、一部の境界線を省略して図示している。
フレーム板131の底面133と、樹脂モールド延長部138の底面は面一である。
フレーム板に貫通穴137が形成されている。貫通穴137は、リベット、ネジなどを受け入れ、フレームP極ダイオード101の固定に使用される。
N型半導体21の厚さdNとP型半導体11の厚さdPは、特に制限ない。好ましい第一ダイオードチップの全体の厚さ(dN+dP)は、210μmから310μmである。
dNとdPの比が、通常式(1)、好ましくは式(2)、より好ましくは式(3)を満足することが好ましい。
0.2≦dN/dP≦0.8 −− 式(1)
0.4≦dN/dP≦0.6 −− 式(2)
0.45≦dN/dP≦0.55 −− 式(3)
この範囲にあれば、ダイオードの順バイアス特性、逆バイアス特性とも満足な特性が得られる。
第一ダイオードチップの平面形状は特に制限はない。正方形、長方形、正多角形、円形などにすればよい。ダイオードチップの原板から、余白なく切り取れることから、正方形、長方形、正六角形が好ましい。マウント作業の容易性を考慮すれば、正方形が特に好ましい。
第一ダイオードチップの平面面積は特に制限はない。メサ型ダイオードチップを使用して大容量電流に使用可能という特徴を考えると、面積の下限は、通常1平方mm以上、好ましくは4平方mm、より好ましくは6平方mm以上である。平面面積の上限もまた特に制限はない。実用性を考慮すれば、面積の上限は、通常64平方mm以下、好ましくは50平方mm以下、より好ましくは36平方mm以下である。
次に、フレームP極ダイオードを用いた太陽電池モジュール用端子ボックスを説明する。
図3は第一端子ボックス10の平面図であり、図4は端子板の平面図である。第一端子ボックス10は、筐体19内に負極端子板11、中間端子板13、正極端子板15を配設している。
負極端子板11、中間端子板13と正極端子板15は、例えば、銅、黄銅、錫めっき銅などの導電性材料からなる板である。負極端子板11は貫通穴22を有し、中間端子板13は貫通穴23を有し、正極端子板15は貫通穴24を有している。それぞれの貫通穴に、筐体に設けた突起部を通し当該突起部に菊座止め具を付けることで、それぞれの端子板を筐体19に固定している。
負極端子板11はかしめ部26を有している。負極外部接続ケーブル17の芯線がかしめ止めによって固定され、負極端子板11と負極外部接続ケーブル17が電気接続されている。同時に、負極端子板11と負極外部接続ケーブル17が熱的な接触状態に置かれている。負極外部接続ケーブル17の他端は筐体19の外に出ている。
正極端子板15はかしめ部27を有している。正極外部接続ケーブル18の芯線がかしめ止めによって固定され、正極端子板15と正極外部接続ケーブル18が電気接続されている。同時に、正極端子板15と正極外部接続ケーブル18が熱的な接触状態に置かれている。正極外部接続ケーブル18の他端は筐体19の外に出ている。
負極端子板11は出力線受容部12を有し、中間端子板13は出力線受容部14を有し、正極端子板15は出力線受容部16を有している。それぞれの出力線受容部に太陽電池モジュールからの出力線がはんだ付けなどの接続手段で接続される。筐体19は底板開口部20を有する。底板開口部20を経由して、当該出力線が筐体19内に導かれる。
負極端子板11の上にフレームP極ダイオード101が載置されている。フレームP極ダイオードの貫通穴137と負極端子板11の貫通穴21にリベットを通し、リベットを座屈させることにより、負極端子板11とフレームP極ダイオード101が固定されている。
負極端子板11の表面とフレームP極ダイオード101における第一フレーム板の底面133が接触し、負極端子板11はフレームP極ダイオード101の陽極と電気的に導通状態にされている。同時に負極端子板11はフレームP極ダイオード101と熱的にも導通状態となる。このため、フレームP極ダイオード101で発生する熱は、負極端子板11を伝導し、負極外部接続ケーブル17を伝導し、外界に放熱される。
フレームP極ダイオード101の陰極リード124を貫通穴142に通し、はんだ付けをしている。これにより、フレームP極ダイオード101の陰極リード124は中間端子板13と接続されている。また、フレームP極ダイオード101の陽極リード114を貫通穴141に通し、はんだ付けをしている。これにより、フレームP極ダイオード101の陽極と負極端子板11の電気接続の確実化を図っている。
正極端子板15の上にフレームN極ダイオード201が載置されている。フレームN極ダイオードの貫通穴237と正極端子板15の貫通穴25にリベットを通し、リベットを座屈させることにより、正極端子板15とフレームN極ダイオード201が固定されている。
正極端子板15の表面とフレームN極ダイオード201における第二フレーム板の底面233が接触し、正極端子板15はフレームN極ダイオード201の陰極と電気的に導通状態にされている。同時に正極端子板15はフレームN極ダイオード201と熱的にも導通状態となる。このため、フレームN極ダイオード201で発生する熱は、正極端子板15を伝導し、正極外部接続ケーブル18を伝導し、外界に放熱される。
フレームN極ダイオード201の陽極リード214を貫通穴143に通し、はんだ付けをしている。これにより、フレームN極ダイオード101の陽極リード224は中間端子板13と接続されている。また、フレームN極ダイオード201の陰極リード224を貫通穴144に通し、はんだ付けをしている。これにより、フレームN極ダイオード201の陰極と正極端子板15の電気接続の確実化を図っている。
第一端子ボックス10にあっては、太陽電池モジュールの逆流防止ダイオードとして、フレームP極ダイオード101とフレームN極ダイオード201を併用した。このため、従来中間端子板上に載置されていた逆流防止ダイオードを、負極端子板上に載置するという位置付けの変更が可能となった。第一端子ボックス10は、負極外部接続ケーブルを伝導する放熱を利用することができるという効果を有する。
以上説明したフレームP極ダイオード101を用いる第一端子ボックスは、端子板の数が3、すなわち中間端子板の数が1の端子ボックスに限られず、中間端子板の数が2以上であっても同様な態様で実施することができる。また、中間端子板を持たない端子ボックスについて、同様な態様で実施してもよい。
図5は第二端子ボックス30の平面図であり、図6は端子板の平面図である。第二端子ボックス30は、筐体39内に負極端子板31、中間端子板33、正極端子板35を配設している。
負極端子板31、中間端子板33と正極端子板35は、例えば、銅、黄銅、錫めっき銅などの導電性材料からなる板である。負極端子板31は貫通穴42を有し、中間端子板33は貫通穴43を有し、正極端子板35は貫通穴44を有している。それぞれの貫通穴に、筐体に設けた突起部を通し当該突起部に菊座止め具を付けることで、それぞれの端子板を筐体39に固定している。
負極端子板31はかしめ部46を有している。負極外部接続ケーブル37の芯線がかしめ止めによって固定され、負極端子板31と負極外部接続ケーブル37が電気接続されている。負極外部接続ケーブル37の他端は筐体39の外に出ている。
正極端子板35はかしめ部47を有している。正極外部接続ケーブル38の芯線がかしめ止めによって固定され、正極端子板35と正極外部接続ケーブル38が電気接続されている。正極外部接続ケーブル38の他端は筐体39の外に出ている。
負極端子板31は出力線受容部32を有し、中間端子板33は出力線受容部34を有し、正極端子板35は出力線受容部36を有している。それぞれの出力線受容部に太陽電池モジュールからの出力線がはんだ付けなどの接続手段で接続される。筐体39は底板開口部40を有する。底板開口部40を経由して、当該出力線が筐体39内に導かれる。
中間端子板33の上にフレームP極ダイオード101が載置されている。フレームP極ダイオードの貫通穴137と中間端子板33の貫通穴41にリベットを通し、リベットを座屈させることにより、中間端子板33とフレームP極ダイオード101が固定されている。
中間端子板34の表面とフレームP極ダイオード101における第一フレーム板の底面133が接触し、中間端子板34はフレームP極ダイオード101の陽極と電気的に導通状態にされている。
フレームP極ダイオード101の陰極リード124を貫通穴241に通し、はんだ付けをしている。これにより、フレームP極ダイオード101の陰極リード124は正極端子板35と接続されている。また、フレームP極ダイオード101の陽極リード114を貫通穴242に通し、はんだ付けをしている。これにより、フレームP極ダイオード101の陽極と中間端子板11の電気接続の確実化を図っている。
また、中間端子板33の上にフレームN極ダイオード201が載置されている。フレームN極ダイオードの貫通穴237と中間端子板33の貫通穴45にリベットを通し、リベットを座屈させることにより、中間端子板33とフレームN極ダイオード201が固定されている。
中間端子板33の表面とフレームN極ダイオード201における第二フレーム板の底面233が接触し、中間端子板33はフレームN極ダイオード201の陰極と電気的に導通状態にされている。
フレームN極ダイオード201の陽極リード214を貫通穴243に通し、はんだ付けをしている。これにより、フレームN極ダイオード101の陽極リード224は負極端子板31と接続されている。また、フレームN極ダイオード201の陰極リード214を貫通穴244に通し、はんだ付けをしている。これにより、フレームN極ダイオード201の陰極と中間端子板15の電気接続の確実化を図っている。
第二端子ボックス30にあっては、太陽電池モジュールの逆流防止ダイオードとして、フレームP極ダイオード101とフレームN極ダイオード201を併用した。このため、従来、正極端子板上と中間端子板上にそれぞれ載置されていた逆流防止ダイオードを、中間端子板上に載置するという載置位置の変更が可能となった。第二端子ボックス30は、ダイオードの実装作業が容易となり、時間短縮される効果を有する。また、第二端子ボックス30は、正極端子板と負極端子板の面積を小さくできる効果を有する。
以上説明したフレームP極ダイオード101を用いる第二の端子ボックスは、端子板の数が3、すなわち中間端子板の数が1の端子ボックスに限られず、中間端子板の数が2以上の端子ボックスであっても同様な態様で実施することができる。
両波倍電圧整流回路を実現する場合に、整流ダイオードD1、D2として、フレームP極ダイオード101とフレームN極ダイオード201を併用することができる。図7は単一のラジエータ92上に、整流ダイオードD1、D2である、フレームP極ダイオード101とフレームN極ダイオード201を取り付けた例である。両ダイオードのフレーム板はその極性が逆の関係にあり、陽極、陰極接続点があってもなんら問題なく使用できる。
本発明にかかるフレームP極ダイオード101の斜視図である。 本発明にかかるフレームP極ダイオード101の説明図である。 フレームP極ダイオードを用いる第一端子ボックス10の平面図である。 第一端子ボックス10内の端子板の平面図である。 フレームP極ダイオードを用いる第二端子ボックス30の平面図である。 第二端子ボックス30内の端子板の平面図である 単一のラジエータ92上に、フレームP極ダイオード101とフレームN極ダイオード201を取り付けた状態を示す斜視図である。 従来のダイオードであるフレームN極ダイオード201の斜視図である。 太陽電池モジュールと端子ボックスの回路説明図である。 両波倍電圧整流回路の回路図である。
符号の説明
10 第一端子ボックス
30 第二端子ボックス
101 本発明にかかるフレームP極ダイオード
106 第一ダイオードチップ
107 ガラスパシペーション層
111 P型半導体
112 アノード電極
113 陽極接続子
114 陽極リード
121 N型半導体
122 カソード電極
123 陰極接続子
124 陰極リード
131 第一フレーム板
132 第一フレーム板の表面
133 第一フレーム板の底面
136 樹脂モールド
201 従来のフレームN極ダイオード

Claims (5)

  1. 導電性のフレーム板の表面にpn接合ダイオードチップが載置され、前記ダイオードチップのアノード電極に接続された陽極リードと、前記ダイオードチップのカソード電極に接続された陰極リードを有し、前記フレーム板の底面が露出しているダイオードにおいて、
    前記ダイオードチップは、板状で底面にアノード電極を形成したP型半導体の表面に、板状で表面にカソード電極を形成したN型半導体の底面を接合し、前記N型半導体の側面にガラスパシペーション層を形成したものであり、前記ダイオードチップのアノード電極が前記フレーム板の表面に接触していることを特徴とするダイオード。
  2. 前記陰極リードは、前記カソード電極に接続された陰極接続子に接続されている請求項1に記載したダイオード。
  3. 前記陽極リードは、前記フレーム板に接続された陽極接続子に接続されている請求項1乃至2いずれかに記載したダイオード。
  4. 前記フレーム板の表面と前記ダイオードチップを樹脂で被覆した請求項1乃至3いずれかに記載したダイオード。
  5. 請求項1に記載したダイオードであって、
    前記ダイオードは太陽電池セルに逆電流が流れることを防止するために使用されるダイオードであり、
    太陽電池セルを備えた太陽電池モジュールの出力線と外部接続ケーブル間を中継する端子ボックスであって端子板を具備する前記端子ボックス内に位置付けられ、かつ、前記端子板の表面と、前記フレーム板が接触して配置されるダイオード。
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