JP2009244177A - 分析装置、分析方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 分析装置では、複数の検体容器3を保持可能なラック4を識別するためのラックIDと検体容器の当該ラック4における位置と前記検体容器3の検体に対する測定項目とを対応付けた第1情報、及び、検体を識別するための検体IDとその検体に対する測定項目とを対応付けた第2情報が設定可能である。分析装置は、ラックIDと検体IDを読み取るバーコードリーダを備え、更に、前記検体容器の前記ラックにおける位置を認識することができる。分析装置は、読み取ったラックID、検体ID、及び位置の認識結果に応じて、前記第1情報又は前記第2情報を参照し、検体の測定項目を決定する。
【選択図】図13
Description
このような検査室においては、検体とその測定項目を特定するための運用方法として、検体ID運用と、ラックID運用とが存在する。
検体ID運用は、検体容器に貼付され、検体を識別するための検体バーコード(検体ID)と、その検体に対する測定項目と、を対応づけて測定オーダを確定する運用方法である。
検体ID運用は、例えば、血球計数装置などの検体を遠心分離せずに使用する分析装置に対して広く用いられている。これに対し、ラックID運用は、例えば、免疫分析装置、血液凝固測定装置、生化学分析装置などの検体を遠心分離してから使用する分析装置に対して広く用いられている。
また、特許文献1に記載の分析装置は、検体IDの範囲およびラックIDの範囲のいずれか一方を指定可能であり、指定された範囲内の検体IDを持つ検体または指定された範囲内のラックIDを持つラックに収容された検体に対して、共通の測定項目を指定することも開示されている。
しかしながら、従来の分析装置では、この要望に対応することができなかった。なお、特許文献1記載の分析装置は、複数の検体に共通の測定項目を指定するものであり、検体ごとに測定項目が異なる通常の検査業務に対応することはできない。
よって、本発明の分析装置では、検体ID運用とラックID運用のいずれでも対応できる。
よって、本発明の分析装置では、検体ID運用とラックID運用のいずれでも対応できる。
よって、検体ID運用とラックID運用のいずれでも対応できる。
検体を識別するための検体識別情報と、その検体に対する測定項目と、を対応付けた第2情報を設定する第2設定手段、
分析対象となる検体の検体識別情報、及び前記検体を収容した検体容器を保持するラックのラック識別情報を読み取る識別情報読取部から、読み取った識別情報を取得する取得手段、
前記検体容器の前記ラックにおける位置を認識するための位置認識手段、
前記識別情報読取部による識別情報の読取結果及び前記位置認識手段による位置の認識結果に応じて、設定された前記第1情報又は前記第2情報を参照し、検体の測定項目を決定する測定項目決定手段、
として機能させるための分析装置用コンピュータプログラムである。
[装置の全体構成]
図1は、本発明の一実施の形態に係る分析装置の全体構成を示す平面説明図である。
本発明の一実施の形態に係る分析装置1は、免疫分析装置、血液凝固測定装置、又は生化学分析装置として用いられるものである。
分析装置1の各機構の構成としては、公知の構成を適宜採用することができるが、以下、それらについて簡単に説明をする。
検体搬送部10は、検体を収容した複数の試験管(検体容器)3が載置されたラック4を検体分注アーム50の吸引位置に対応する位置まで搬送するように構成されている。
また、各試験管3には、検体を識別するためのバーコード(バーコードラベル)3aが貼付されている(図4参照)。
バーコードリーダ150は、ラックセット部10aにセットされたラック4のバーコード4aと、当該ラック4に保持された複数の試験管3の各バーコード3a(検体識別情報;検体ID)とを読み取ることができる。
なお、ラック4のバーコード4aやラック4に保持されている検体容器3のバーコード3aを順次読み取るには、ラック4ではなく、センサ筐体6を図示しない駆動手段によって、ラック4に沿ってスライドさせるようにしてもよい。
このため、バーコードが貼付されない検体容器の検体を測定対象とすることがある場合、ラックID運用が必要となる。そこで、本実施形態では、ラックID運用を基本としつつ、検体ID運用の利便性を損なわないように、検体ID運用を補完的に用いる。
ピペットチップ供給装置30は、投入したピペットチップを1つずつ緊急検体・チップ搬送部20の搬送ラック23のチップ設置部23aに載置する機能を有している。
チップ脱離部40は、後述する検体分注アーム50に装着されたピペットチップを脱離するために設けられている。
一方、試薬設置部60bには、R2試薬が収容される試薬容器が設置されている。
なお、試薬設置部60a,60bには、抗体測定用のR1〜R3試薬が収容された試薬容器と、抗原測定用のR1〜R3試薬が収容された試薬容器とが、それぞれ設定されている。
この1次反応部80aは、検体とR1試薬及びR2試薬とが収容されるキュベットを回転方向に搬送するための回転テーブル部81と、キュベット8内の検体、R1試薬及びR2試薬を攪拌するとともに、攪拌された検体、R1試薬及びR2試薬が収容されたキュベット8を後述する1次B/F分離部100aに搬送する容器搬送部82とから構成されている。
1次B/F分離部100aのキュベット8は、搬送機構96により2次反応部80bの回転テーブル部83の保持部83aに搬送される。搬送機構96は、先端にキュベット把持部(図示せず)を有するアーム部96aを、軸96bを中心に回動させるとともに、上下方向(Z方向)に移動させることが可能なように構成されている。
この2次反応部80bは、検体、R1試薬、R2試薬、R3試薬、R4試薬及びR5試薬が収容されるキュベット8を回転方向に搬送するための回転テーブル部83と、キュベット8内の検体、R1試薬、R2試薬、R3試薬、R4試薬及びR5試薬を攪拌するとともに、攪拌された検体等が収容されたキュベット8を後述する2次B/F分離部100bに搬送する容器搬送部84とから構成されている。さらに、容器搬送部84は、2次B/F分離部100bにより処理されたキュベット8を再び回転テーブル部83の保持部83aに搬送する機能を有している。
R4試薬供給部94及びR5試薬供給部95は、それぞれR4試薬及びR5試薬を2次反応部80bの回転テーブル部83の保持部83aに保持されたキュベット8内に供給するために設けられている。
測定済の試料が吸引された、使用済みキュベットは廃棄用孔130を介して分析装置1の下部に配置される図示しないダストボックスに廃棄される。
制御装置400は、パーソナルコンピュータ401(PC)等からなり、図1に示されるように、制御部400aと、表示部400bと、キーボードやマウス等の入力部400cとを含んでいる。制御部400aは、測定ユニット2における各機構の動作制御を行うとともに、測定ユニット2で得られた検体の光学的な情報を分析するための機能を有している。この制御部400aは、CPU、ROM、RAM等からなる。また、表示部400bは、制御部400aで得られた分析結果等の情報を表示するために用いられる。
CPU401a、ROM401b、RAM401c、ハードディスク401d、読出装置401e、入出力インタフェース401f、通信インタフェース401g、及び画像出力インタフェース401hは、バス401iによって接続されている。
ROM401bは、マスクROM、PROM、EPROM、EEPROM等によって構成されており、CPU401aに実行されるコンピュータプログラム及びこれに用いるデータ等が記録されている。
画像出力インタフェース401hは、LCD又はCRT等で構成された表示部400bに接続されており、CPU401aから与えられた画像データに応じた映像信号を表示部400bに出力するようになっている。表示部400bは、入力された映像信号にしたがって、画像(画面)を表示する。
以下、分析装置1による分析処理について説明する。なお、以下の処理は、測定ユニット2及び制御装置400がそれぞれ有するコンピュータプログラム(アプリケーションプログラム404a)によって実行される。
図6に示すように、分析装置1が起動すると、測定ユニット2と制御装置400がそれぞれ、初期化される(ステップS1−1,S2−1)。
そして、制御装置400では、測定オーダの登録が行われる(ステップS2−2)。
測定オーダの登録は、図7に示すオーダ登録画面(第1画面)500によって行うことができる。
オーダ登録画面500は、ラック単位で測定オーダ(第1情報)を登録するためのものであり、登録対象となるラック番号を選択する選択ボタン501を有している。選択ボタン501への操作によって選択されたラック番号は、ラック番号表示部502に表示される。
この設定領域503は、「登録」、「位置」、「検体番号」、「setA」、「Routine」、「HBsAg」、「HBsAb」、「HBeAg」、「HBeAb」などの設定項目を有している。
前記「位置」は、ラックにおける検体容器の保持位置を数値(1〜10)で示したものであり、それぞれの「位置」について、検体番号や測定項目等を設定することができる。前記「検体番号」は、検体の識別情報である。なお、図7において、「位置」が5〜10に登録されている検体は、検量線作成用のキャリブレータである。
なお、前記「登録」は、設定された内容で登録されたか否かをチェックの有無により確認するための項目である。
また、「setA」および「Routine」は、所定の複数の測定項目をセットとして設定するための項目であり、「setA」にチェックを入れると「HBsAg」および「HBsAb」が自動的に測定項目として設定され、「Routine」にチェックを入れると、「HBsAg」、「HBsAb」、「HBeAg」および「HBeAb」が自動的に測定項目として設定される。
前記選択ボタン501によってラック番号を切り替えると、設定領域503には、ラック番号に対応するラックのオーダ登録のための設定画面が切替表示される。
なお、設定領域503の各項目への入力は、手入力であってもよいし、制御装置400又はその他のコンピュータ(ホストコンピュータ)に登録された情報を呼び出して、オーダ登録として登録するようにしてもよい。
また、ユーザは、オーダ登録画面500による登録とは別に、ワークリストによる登録が可能である。ワークリストによる登録は、図9に示すワークリスト画面(第2画面)600によって行われる。ワークリスト画面600は、オーダ登録画面500の「オプション」ボタン505を選択することで、オーダ登録画面500中に表示される「ワークリスト」ボタン(起動表示)505aを選択することによって表示される。
このように、ワークリスト画面600を用いると、検体ID運用に基づくオーダ登録が行える。つまり、ワークリスト画面600では、検体番号と測定項目とを対応付けた第2情報を登録することができる。
測定ユニット2の測定制御部140は、測定開始信号を受信すると、ラック4をバーコードリーダ150の位置まで移動させる(ステップS1−3)。
また、編集不可とされたラック番号の設定画面503については、新たな設定画面503が生成される。新たに生成される設定画面503のラック番号としては、ステップS2−5で受信したラック番号の設定に用いられた設定画面503に適用されていた常用ラックのラック番号が自動的に設定される。なお、ステップS2−5で受信したラック番号の設定に用いられた設定画面503においてラック番号が変更されていた場合であっても、変更後のラック番号ではなく、変更前の常用ラックのラック番号が自動的に設定される。したがって、制御装置400がラック番号を受信した後は、選択ボタン501によって当該ラック番号を選択すると、設定領域503には、新たに生成された設定画面が表示される。新たに生成された設定画面503では、前記ラック番号に対応するラック(すなわち、直近のステップS1−4でラックバーコードを読み取られたラック)について次の測定オーダ(後の測定用の第1情報)を先に登録しておくことができる。
続いて、測定ユニット2の測定制御部140は、制御装置400に対して、検体の測定オーダの問い合わせを行う(ステップS1−7)。測定オーダ問い合わせは、ラック4中の各検体についてどのような測定項目についての測定・分析を行うかの問い合わせである。
制御装置400は、測定オーダの問い合わせを受信すると(ステップS2−7)、前記オーダ登録画面500によって設定されたオーダやワークリスト画面600によって設定されたオーダに基づいて、オーダを決定し(ステップS2−8)、決定されたオーダに基づくオーダ指示を測定ユニット2へ送信する(ステップS2−9)。
なお、オーダ決定の詳細については、後述する。
制御装置400は、測定結果を受信すると(ステップS2−10)、その測定結果の解析(分析)処理を行う(ステップS2−11)。
ラック4中の全検体の吸引が終了していなければ、次の検体容器3,3bがバーコードリーダ150及び光センサ160に対向するように、ラック4の搬送を行う(ステップ1−12)。そして、ステップS1−12,S1−6〜S1−11及びステップS2−7〜S2−12の処理が、ラック中の全検体の吸引が完了するまで繰り返される。
以下、図13に基づき、図6におけるオーダ決定処理(ステップS2−8)について詳述する。
オーダ決定処理では、制御装置400は、まず、測定ユニット2から受信したラック番号と検体容器位置とをキーにして、オーダ登録情報が記憶されているオーダ登録領域510を検索する(ステップS201)。なお、ここでの検索では、検体番号は用いられない。
ステップS203では、オーダ登録情報において該当する検体の検体番号と、バーコードリーダ150によって読み取った検体番号と、が一致するかどうかを判定する「一致判定」を行うべきか否かの判定を行う。「一致判定」を行うか否かは、ユーザによって予め設定されており、当該設定に基づいて一致判定の要否が決定される。
読み取った検体番号がオーダ登録情報の検体番号と一致しない場合、オーダ登録情報の信頼性が低いため、当該検体については「オーダなし」と決定する(ステップ205)。したがって、当該検体についての測定が禁止される。
したがって、オーダ登録画面500にて、オーダ登録が行われていない検体であっても、ワークリスト画面600にて登録が行われていれば、検体容器3のバーコード3a(検体番号;検体識別情報)が読み取られると、ワークリスト領域610のオーダ情報は、オーダ登録領域510へ自動的に移行する。
これにより、オーダ登録領域510には、読み取ったラック番号及び検体容器位置に対応する検体番号及び測定項目が生成される。制御装置400は、生成された検体番号及び測定項目に基づいて、オーダを決定する(ステップS206)。
つまり、検体ID運用に対応した情報であるラークリスト領域610に登録されている測定項目が、測定オーダとして決定される(検体IDモード)。
そこで、バーコードが貼られる検体容器3の検体については、オーダ登録画面500での設定ではなく、ワークリスト画面600にて、検体番号と測定項目を設定すればよい。ワークリスト画面600では、検体番号と測定項目を設定するだけでよいので、オーダ登録画面500での設定よりも容易に行える。
そして、本実施形態では、オーダ登録領域510に該当する検体が登録されていなくても、ワークリストから該当する検体を抽出して、オーダ登録領域510に追加されるため、当初はオーダ登録領域510にオーダが設定されていなくても、オーダを決定することができる。
「ホスト利用判定」を行うか否かは、ユーザによって予め設定されており、当該設定に基づいて、ホスト利用判定の要否が決定される。
そして、制御装置400は、追加されたオーダの情報に基づいて、オーダを決定する(S206)。
つまり、制御装置400のオーダ指示部700は、ラック番号と位置に基づいて、オーダ登録領域510を参照してオーダを決定し、オーダの指示を行う。
また、ワークリスト画面600に検体識別情報が入力されていれば、その検体識別情報が、オーダ登録画面500から入力された検体識別情報と一致している場合に、ワークリスト画面600に入力された検体識別情報のオーダを優先し、この検体識別情報に対応する測定項目を測定オーダとして決定してもよい。
また、検体識別情報とラック識別情報とは共通のバーコードリーダで読み取る必要はなく、検体識別情報とラック識別情報とのそれぞれにバーコードリーダを設けてもよい。
2 測定部
140 測定制御部
150 バーコードリーダ(識別情報読取部)
160 光センサ
400 制御装置
Claims (13)
- ラックID運用に対応した情報を設定する第1設定手段と、
検体ID運用に対応した情報を設定する第2設定手段と、
前記第1設定手段によって設定された情報に基づいて検体を測定するラックIDモード、又は、前記第2設定手段によって設定された情報に基づいて検体を測定する検体IDモードを、自動的に選択するモード選択手段と、
前記モード選択手段によって選択されたモードに従って、検体を測定する測定部と、
前記測定部の測定結果を分析する分析部と、
を備える分析装置。 - 複数の検体容器を保持可能なラックを識別するためのラック識別情報と、ラックに保持された検体容器の当該ラックにおける位置と、前記検体容器の検体に対する測定項目と、を含む第1情報を設定する第1設定手段と、
検体を識別するための検体識別情報と、その検体に対する測定項目と、を含む第2情報を設定する第2設定手段と、
分析対象となる検体の検体識別情報、及び前記検体を収容した検体容器を保持するラックのラック識別情報を読み取り可能に構成された識別情報読取部と、
前記検体容器の前記ラックにおける位置を認識するための位置認識手段と、
前記識別情報読取部による識別情報の読取結果及び前記位置認識手段による位置の認識結果に応じて、設定された前記第1情報又は前記第2情報を参照し、検体の測定項目を決定する測定項目決定手段と、
前記検体に対して、前記測定項目決定手段によって決定された測定項目についての測定を行う測定部と、
前記測定部の測定結果を分析する分析部と、
を備える分析装置。 - 前記測定項目決定手段は、前記識別情報読取部で読み取った前記ラック識別情報及び前記位置認識手段で認識した前記位置と一致する情報が、前記第1情報として設定されている場合には、前記ラック識別情報及び前記位置に対応する前記測定項目を、前記測定部が行う測定の測定項目として決定する、請求項2記載の分析装置。
- 前記第1設定手段は、前記第1情報をラック単位で設定するための設定画面を表示し、
所定のラックについての設定画面が編集不可状態となると、当該所定のラックについて前記第1情報を設定するための編集可能な新たな設定画面を生成する請求項2又は3記載の分析装置。 - 前記第1設定手段は、前記ラック識別情報と前記位置と前記測定項目とを前記第1情報として設定するための第1画面を表示し、
前記第2設定手段は、前記検体識別情報と前記測定項目とを設定するための第2画面を表示し、
前記第1画面は、前記第2画面を起動するための起動表示を含む、請求項2〜4のいずれか1項に記載の分析装置。 - 前記第1設定手段は、検体を識別するための検体識別情報を、前記ラック識別情報と前記位置と前記測定項目とに関連付けて設定し、
前記識別情報読取部によって読み取られたラック識別情報及び前記位置認識手段によって認識された位置が、前記第1設定手段によって設定されたラック識別情報及び位置と一致し、前記識別情報読取部によって読み取られた検体識別情報が、前記第1設定手段によって当該ラック識別情報及び位置に対応付けて設定された検体識別情報と一致しない場合に、前記測定部による測定を禁止する測定禁止手段を更に備える、請求項2〜5のいずれか1項に記載の分析装置。 - 前記測定項目決定手段は、設定された前記第1情報又は前記第2情報を参照しても、検体の測定項目を決定できない場合、外部のコンピュータへ測定項目の問い合わせを行う、請求項2〜6のいずれか1項に記載の分析装置。
- 前記第2設定手段は、複数の前記検体識別情報と、各検体識別情報によって特定される検体それぞれに対する測定項目とを対応付けて設定するための画面を表示する、請求項2〜7のいずれか1項に記載の分析装置。
- 前記測定項目決定手段は、前記識別情報読取部によって読み取られたラック識別情報及び前記位置認識手段によって認識された位置が、前記第1設定手段によって設定されたラック識別情報及び位置と一致しないが、前記識別情報読取部によって読み取られた検体識別情報が、前記第2設定手段によって設定された検体識別情報と一致する場合には、当該一致した検体識別情報に対応する測定項目を、前記識別情報読取部によって読み取られたラック識別情報及び前記位置認識手段によって認識された位置における前記第1情報として設定する、請求項2〜8のいずれか1項に記載の分析装置。
- 免疫分析装置、血液凝固測定装置、又は生化学分析装置として構成されている請求項2〜9のいずれか1項に記載の分析装置。
- 複数の検体容器を保持可能なラックを識別するためのラック識別情報と、ラックに保持された検体容器の当該ラックにおける位置と、前記検体容器の検体に対する測定項目と、を含む第1情報を設定する第1設定手段と、
分析対象となる検体の検体識別情報、及び前記検体を収容した検体容器を保持するラックのラック識別情報を読み取り可能に構成された識別情報読取部と、
前記検体容器の前記ラックにおける位置を認識するための位置認識手段と、
前記識別情報読取部によって読み取られたラック識別情報及び前記位置認識手段によって認識された位置が、前記第1設定手段によって設定されたラック識別情報及び位置と一致しない場合には、前記識別情報読取部によって読み取られた検体識別情報に基づいて、外部のコンピュータへ測定項目の問い合わせを行って、測定項目を決定する測定項目決定手段と、
前記検体に対して、前記測定項目決定手段によって決定された測定項目についての測定を行う測定部と、
前記測定部の測定結果を分析する分析部と、
を備える分析装置。 - 検体の分析方法であって、
複数の検体容器を保持可能なラックを識別するためのラック識別情報と、ラックに保持された検体容器の当該ラックにおける位置と、前記検体容器の検体に対する測定項目と、を含む第1情報の第1設定ステップと、
検体を識別するための検体識別情報と、その検体に対する測定項目と、を含む第2情報を設定する第2設定ステップと、
分析対象となる検体の検体識別情報、及び前記検体を収容した検体容器を保持するラックのラック識別情報を読み取る識別情報読取ステップと、
前記検体容器の前記ラックにおける位置を認識するための位置認識ステップと、
前記識別情報読取ステップにおける識別情報の読取結果及び前記位置認識ステップにおける位置の認識結果に応じて、設定された前記第1情報又は前記第2情報を参照し、検体の測定項目を決定する測定項目決定ステップと、
前記検体に対して、前記測定項目決定ステップにおいて決定された測定項目についての測定を行う測定ステップと、
前記測定ステップにおける測定結果を分析する分析ステップと、
を含む分析方法。 - コンピュータを、
複数の検体容器を保持可能なラックを識別するためのラック識別情報と、ラックに保持された検体容器の当該ラックにおける位置と、前記検体容器の検体に対する測定項目と、を含む第1情報を設定する第1設定手段、
検体を識別するための検体識別情報と、その検体に対する測定項目と、を含む第2情報を設定する第2設定手段、
分析対象となる検体の検体識別情報、及び前記検体を収容した検体容器を保持するラックのラック識別情報を読み取る識別情報読取部から、読み取った識別情報を取得する取得手段、
前記検体容器の前記ラックにおける位置を認識するための位置認識手段、及び
前記識別情報読取部による識別情報の読取結果及び前記位置認識手段による位置の認識結果に応じて、設定された前記第1情報又は前記第2情報を参照し、検体の測定項目を決定する測定項目決定手段、
として機能させるための分析装置用コンピュータプログラム。
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