JP2009242017A - シート給送装置および画像読取装置 - Google Patents

シート給送装置および画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009242017A
JP2009242017A JP2008087791A JP2008087791A JP2009242017A JP 2009242017 A JP2009242017 A JP 2009242017A JP 2008087791 A JP2008087791 A JP 2008087791A JP 2008087791 A JP2008087791 A JP 2008087791A JP 2009242017 A JP2009242017 A JP 2009242017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
unit
thickness
lever
sheet feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008087791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5436792B2 (ja
Inventor
Tomoaki Kageyama
智明 影山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Priority to JP2008087791A priority Critical patent/JP5436792B2/ja
Publication of JP2009242017A publication Critical patent/JP2009242017A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5436792B2 publication Critical patent/JP5436792B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、分離手段を無効にする非分離モードに切り替えた状態で、ユーザが誤ってシート束の搬送を開始してしまっても、搬送路等の破壊が起こらないようにシート給送を制御することができるシート給送装置を提供する。
【解決手段】シートの束を載置することが可能なシート載置部100bと、シート載置部100bから給紙搬送されるシートを1枚ずつ分離する給紙装置100cと、給紙装置100cにおける分離搬送機能を無効に切り替えるCPU40とを備え、分離搬送機能を無効にした非分離モードに切り替えた状態のときに、シート載置部100bに載置されたシートまたはシート束の厚さをシート厚さ検知部105により検知し、シートの厚さが所定値以下か否かを判定する。
【選択図】図9

Description

本発明は、シート給送装置および画像読取装置に関し、特に、シートを1枚ずつ分離搬送する分離搬送機能と、該分離搬送機能を停止させて搬送する非分離搬送機能とを備え、2つの機能を手動で切り替え可能としたシート給送装置および画像読取装置に関する。
従来のシート給送装置には、シート載置台上に載置されたシートを1枚ずつ搬送路へ分離搬送する分離搬送機能と、分離搬送できないシートを搬送するために分離搬送機能を停止させて搬送する非分離搬送機能とを備え、2つの機能を手動で切り替え可能としたものがある。このようなシート給送装置では、分離と非分離の切り替えは、搬送するシートの種類によってユーザが判断して行う。つまり、普通のシートの束をシート載置台に載置した場合は、分離搬送機能を使用して1枚ずつ分離しながら搬送させる一方、分離搬送機能を使用すると破損してしまうようなシートについては1枚ずつシート載置台に置き、非分離搬送機能を使用して搬送させる。
一方、画像読取手段として密着型イメージセンサを用いた画像読取装置では、レンズの特性により、被写界深度が浅くなってしまう。そのため、密着型イメージセンサに対向する位置に配置されたプラテンローラ等と当該密着型イメージセンサとの間の原稿であるシートが搬送される隙間は、密着型イメージセンサの被写界深度でピントが合う範囲よりも狭く設定されている。そして、シートの厚さが上記隙間よりも極端に厚いものが搬送されると、密着型イメージセンサのガラス面に傷がつく恐れがあり、またシート詰まりや搬送路の破壊などが起こる可能性があった。
そこで、このような問題が起こらないように、搬送途中でシートの厚さを検出し、この厚さが基準値を超えるとシート送りを停止する装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−255830号公報
しかしながら、上記従来技術では、非分離搬送機能に切り替えた状態で、ユーザが誤ってシート束をシート載置台に載置して搬送を開始させた場合、分離手段が機能しないのでシート束がそのまま搬送路に搬送されてしまい、搬送路の破壊などが発生するおそれがある。
上記特許文献1は、1枚ずつ分離搬送されたシートの厚さをセンサにより検出することが目的である。そのため、分離手段よりも下流側にセンサが設けられており、非分離搬送機能に切り替えた状態でシートの束を載置してしまった場合には、シートの束がその位置まで搬送されてしまい、搬送路内の部品を破壊する可能性がある。
また、上から下へシートを搬送する搬送路を持つ画像読取装置では、分離手段を無効にした非分離モード時にシート載置部にシート束が載置された場合、シート束がそのまま搬送路に進入しやすい。
本発明の目的は、分離手段を無効にする非分離モードに切り替えた状態で、ユーザが誤ってシート束の搬送を開始してしまっても、搬送路等の破壊が起こらないようにシート給送を制御することができるシート給送装置および画像読取装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のシート給送装置は、シートの束を載置することが可能なシート載置部と、前記シート載置部に載置されたシートを搬送路に給紙搬送する給紙手段と、前記給紙手段により給紙搬送されるシートを1枚ずつ分離する分離手段と、前記分離手段を無効に切り替える切替手段とを備えるシート給送装置において、前記シート載置部に載置されたシートの厚さを検知するシート厚さ検知手段と、前記切替手段により前記分離手段が無効に切り替えられた状態のときに、前記シート厚さ検知手段により検知されたシートの厚さが所定値以下か否かを判定し、該判定の結果に基づく制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、分離手段を無効にする非分離モードに切り替えた状態で、ユーザが誤ってシート束の搬送を開始してしまっても、搬送路等の破壊が起こらないようにシート給送を制御することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の構成を示す概略図である。
画像読取装置100は、画像読取装置本体100aと、天井部106との間にシートSの束を載置可能なシート載置部100bと、シート載置部100bに載置されたシート束の厚さを検知するシート厚さ検知部105とを備える。
また、画像読取装置100は、シート載置部100bに載置されたシートSを搬送路に給紙搬送する給紙装置100cと、搬送路を搬送中のシートSの表面および裏面の画像を読み取る画像読取部109,110と、メインモータ3とを備える。画像読取部109,110には、密着型イメージセンサであるCISセンサが使用される。
さらに、画像読取装置100は、画像読取部109,110と対向する位置に配置されたプラテンローラ109a,110aと、画像読取部109および/または画像読取部110により画像が読み取られたシートSを排紙する排紙ローラ対108とを備える。排紙ローラ対108は、メインモータ3により駆動される駆動ローラ108aと、従動ローラである108bとで構成される。
給紙装置100cは、シート載置部100bに載置されたシートを給紙搬送する給送回転体としての送りローラ1と、弾性体で構成され、送りローラ1に圧接する分離ローラ2とによって構成され、これらがメインモータ3により駆動される。給紙装置100cは、送りローラ1と分離ローラ2によって、シート載置部100bに載置されたシートを1枚ずつ分離しながら搬送路に搬送する分離搬送機能(分離手段)を有する。この分離搬送機能については、ユーザからの指示に応じて、有効または無効に切り替えられる(切替手段)。
図2は、図1における給紙装置100cの駆動部分の概略構造を示す図である。
図2において、ギヤ群34は、メインモータ3の駆動を伝えるためのギヤ群である。駆動ギヤ25は、ギヤ群34につながり、ワンウェイクラッチ28を介して送りローラ1の軸5aに連結され、送りローラ1を駆動する。駆動ギヤ25の回転力は、さらにギヤ26および駆動ギヤ27によって分離ローラ2の軸6aに伝達される。この結果、分離ローラ2の内部に装着されたトルクリミッタ31を介して、分離ローラ2は駆動される。そして、送りローラ1はシート搬送方向に回転する一方、分離ローラ2はシート搬送方向とは逆方向に回転するように駆動される。
分離ローラ2は、シートSがない状態もしくは送りローラ1と分離ローラ2との間で1枚のシートSを搬送している状態では、トルクリミッタ31によりシート搬送方向に追従回転(連れ回り)する。そして、複数枚のシートSが、送りローラ1と分離ローラ2との間に送り込まれた場合、分離ローラ2がシート搬送方向とは逆の方向に回転することで、シートSを1枚ずつ分離搬送することを可能としている。
ギヤ26は、不図示のレバーによって、駆動ギヤ25の回転力を駆動ギヤ27に伝達させないような位置に移動可能に構成されている。この駆動ギヤ25の回転力を駆動ギヤ27に伝達させないことで、分離ローラ2は駆動力を持たない状態となる。そして、送りローラ1と分離ローラ2との間でシートSを搬送している状態では、分離ローラ2はシートSの動作に追従回転するようになり、シートSは分離されることなく搬送される。これを非分離搬送機能とよぶ。この非分離搬送機能は、例えば、2枚のシートを張り合わせたものやクリアファイルなどにシートを入れたもの、半折されたシートなどを搬送するのに適している。
図3は、図1の画像読取装置100の電気的構成を示すブロック図である。
図3において、画像読取装置100は、CPU40と、RAM41と、ROM42と、画像読取部43と、センサ部44と、駆動部45と、表示部46と、操作部47とを備える。CPU40は、画像読取部43やセンサ部44等の各部を制御する。画像読取部43には、画像読取部109,110が含まれる。センサ部44には、シート厚さ検知部105等が含まれる。駆動部45には、メインモータ3等が含まれる。
表示部46は、液晶等で構成され、画像読取装置100の状態等を表示可能である。操作部47は、ユーザからの操作指示を受け付けるキーやボタンで構成される。なお、表示部46と操作部47は別体であっても、タッチパネル等のように一体であってもよい。
次に、シート厚さ検知部105の構成について説明する。
図4は、図1におけるシート厚さ検知部105の周辺部の概略断面図である。図5は、図4のシート厚さ検知部105を構成する部分の外観図であり、(a)はフォトインタラプタ、(b)はシート厚検知レバーを示す。
シート厚さ検知部105は、図4に示すように、シート載置部100bの壁面に設置されている。シート厚さ検知部105は、光学センサであるフォトインタラプタ103と、シート厚を検知するためのシート厚検知レバー104と、シート厚検知レバー104に付勢されたバネ107とで構成される。
シート厚検知レバー104は、回転軸104bを中心にして不図示の軸受けにより回転可能に支持されている。シート厚検知レバー104の先端部104aは、シート載置部100bの壁面からシートSが載置される空間に突き出ている。バネ107は、その一端がシート厚検知レバー104の先端部104aから離れた後端部に取り付けられ、他端が画像読取装置本体100aに取り付けられて、先端部104aをシートSが載置される空間に突き出る方向へと付勢力を加えている。
また、シート厚検知レバー104の先端部104aは、シート載置部100bの天井部106と先端部104aとの隙間の幅Cが所定の幅になるように、ストッパ104cによりシート載置部100bの壁面から突き出る量が制限されている。なお、図示していないが、シート載置部100bには、シート載置部100bにシートが載置されたことを検知するシート検知手段として、反射型のセンサが設置されている。
フォトインタラプタ103は、図5(a)に示すように、2つのスリット103a,103bを備え、これらの間をシート厚検知レバー104が遮ることで所定の信号をCPU40に送出する。CPU40は、フォトインタラプタ103からの所定の信号に応じて、シート載置部100bに載置されたシートの厚さが所定値以下か否かを判定する。
次に、シート厚さ検知部105によるシート厚さの検知方法について説明する。
図6は、腰の弱いシートSがシート載置部100bに載置されたときのシート厚さ検知部105の周辺部の概略断面図であり、図7は、腰の強いシートSがシート載置部100bに載置されたときのシート厚さ検知部105の周辺部の概略断面図である。図8は、シート束がシート載置部100bに載置されたときのシート厚さ検知部105の周辺部の概略断面図である。
図4に示したシート厚検知レバー104の先端部104aとシート載置部100bの天井部106との隙間の幅Cは、画像読取装置100が給紙搬送可能なシート厚とほぼ同じ幅になっている。例えば、シート載置部100bに載置されたシートSが1枚または複数枚で腰が弱いシートであった場合、該シートSはシート厚検知レバー104の先端部104aを避け、図6に示すような状態となる。また、シート載置部100bに載置されたシートSが1枚であって腰の強いシートまたは厚いシートであった場合でも、該シートSはシート厚検知レバー104の先端部104aを避け、図7に示すような状態になる。
一方、隙間の幅Cよりも厚さがあるシート束がシート載置部100bに載置された場合、図8に示すように、シート厚検知レバー104は、シートSの束の厚みにより先端部104aが押され、回転軸104bを中心に矢印Dの方向へ回転する。シート厚検知レバー104aが回転すると、シート厚検知レバー104の後端部がフォトインタラプタ103のスリット103a,103bの位置に達し、スリット103a,103b間の光路を遮る。このようにシート厚さ検知部105を構成することによって、CPU40は、シート載置部100bに載置されたシートが幅Cを超える厚みをもった束であるのか、1枚もしくは厚みが少ない複数枚程度のシート束かを判断することができる。
次に、分離搬送機能を無効にした非分離モードに切り替えた状態で、ユーザが誤ってシート束をシート載置部100bに載置して画像読み取りを開始させた場合の画像読取動作を図9のフローチャートを参照して説明する。
図9は、第1の実施形態における画像読取装置100の画像読取動作を示すフローチャートである。
CPU40は、画像読取装置100に接続された不図示のパーソナルコンピュータ(PC)を介して、ユーザからスキャン開始の指示がなされると(ステップS10)、現在の設定が分離搬送機能を有効にした分離モードか否かを判断する(ステップS11)。この結果、分離モードであるときは、ステップS13へ進む。一方、分離モードが無効すなわち非分離搬送機能に切り替えた状態にある非分離モードであるときは、CPU40は、シート厚さ検知部105により検知されたシートまたはシート束の厚さが所定値以下かを判断する(ステップS12)。この所定値とは、搬送路に搬送可能な最大のシート厚とすることが望ましい。
非分離モードに切り替えた状態で、ユーザが誤って所定値を超える厚さのシートまたはシート束をシート載置部100bに載置してしまった場合、CPU40は、以下の判断を行う。すなわち、CPU40は、シート厚さ検知部105による検知結果からシートまたはシート束の厚さが所定値を超えたと判断して(ステップS12でNO)、メインモータ3の駆動開始を指示せず、その結果、シート束は搬送されない。そして、不図示のPCもしくは表示部46に、非分離モードでシート束を載置しているといった内容のエラーを表示する(ステップS16)。これにより、ユーザがエラーを容易に認識することができる。
一方、シート厚さ検知部105による検知結果からシートまたはシート束の厚さが所定値以下であった場合、CPU40は、シートの搬送が可能と判断し、メインモータ3を駆動してシートの搬送開始を指示する(ステップS13)。メインモータ3が駆動し始めると、送りローラ1が回転し、シートはシート載置部100bから搬送路へと搬送される。このとき、分離ローラ2はシートに連れ回りし、シートに余分な負荷を与えないようになっている。この後、シートは、プラテンローラ109a,110aにより画像読取部109,110に密着した状態で通過する。この通過の際に、画像走査が開始され、シートの表面或いは裏面に形成された画像が画像読取部109,110により読み取られ(ステップS14)、電気信号として外部に出力される。そして、画像の読み取りが行われた後、シートSは排紙ローラ対108により外部へ排紙される(ステップS15)。
上記第1の実施形態によれば、分離搬送機能が無効に切り替えられた状態のときに、シート載置部100bに載置されたシートまたはシート束の厚さをシート厚さ検知部105により検知し、シートの厚さが所定値以下か否かを判定する。これにより、シート載置部100bに載置されたシートが搬送不可能な厚みをもったシートまたはシート束なのかを容易に判定することができる。その結果、分離手段を無効にする非分離モードに切り替えた状態で、ユーザが誤ってシート束の搬送を開始してしまっても、搬送路や搬送路内の部品等の破壊を防止することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置について説明する。なお、上記第1の実施形態における画像読取装置100と重複する部分については、同一符号を付してその説明を省略し、以下に、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の構成を示す概略図である。
図10に示す画像読取装置200は、図1の画像読取装置100に対して、シート載置部100bに載置されたシートを検知するシート検知部205と、シート厚さ検知部105とは異なる位置に設置されたシート厚さ検知部206とを備える点で相違する。
シート検知部205は、シート載置部100bの壁面に設置されている。一方、シート厚さ検知部206は、シート検知部205と対向する天井部106の壁面に設置されている。このように、シート検知部205とシート厚さ検知部206が搬送路を挟んで対向する位置に設置することより、以下の効果を有する。すなわち、カールしているシートや薄いシートなどのシート検知部205のレバー11を押し切れないシートが載置されても、対向面からシート厚さ検知部206のレバー13でシート検知レバー11に押し付けることができ、確実にシートを検知可能になる。
次に、シート検知部205及びシート厚さ検知部206の各構成について説明する。
図11は、図10におけるシート検知部205及びシート厚さ検知部206の周辺部の概略断面図である。図12は、図11のシート検知部205を構成する部分の外観図であり、図13は、図11のシート厚さ検知部206を構成する部分の外観図である。
シート検知部205は、図11に示すように、フォトインタラプタ10と、シート有無を検知するためのシート検知レバー11と、シート検知レバー11に付勢されたバネ14とで構成される。シート検知レバー11は、図12に示すように、回転軸11cを中心にして不図示の軸受けにより回転可能に支持されている。
シート検知レバー11の先端部11aは、シート載置部100bの壁面からシートSが載置される空間に突き出ている。シート載置部100bの壁面から突き出たシート検知レバー11の先端部11aは、図11に示すように、シート厚検知レバー13の先端部13a,13bと重なるように設置されている。このように構成することによって、カールしたシートや薄いシートなどをシート載置部に載置されても、シート検知レバー11から遠い方向にシートが逃げてしまうことなく、シートを検知することができる。
バネ14は、その一端がシート検知レバー11の後端部11bに取り付けられ、他端が画像読取装置本体100aに取り付けられて、先端部11aをシートSが載置される空間に突き出る方向へと付勢力を加えている。また、バネ14によって付勢されたシート検知レバー11は、シート載置部100bにシートが載置されていないとき、フォトインタラプタ10の光路を遮らないようになっている。なお、バネ14は、後述するバネ15に比べてバネ力が非常に弱いものになっており、バネ力の違いから、載置されたシートはシート厚検知レバー13によって、シート検知センサ方向に押し付けられるようになっている。
フォトインタラプタ10は、図12に示すように、2つのスリット10a,10bを備え、これらの間をシート検知レバー11の後端部11bが遮ることで所定の信号をCPU40に送出する。シート載置部100bにシートが載置されると、シート検知レバー11の先端部11aはシートに押されるので、シート検知レバー11は回転軸11cを中心に図12の矢印Aの方向に回転する。シート検知レバー11が矢印Aの方向に回転すると、その後端部11bがフォトインタラプタ10のスリット10a,10bの位置に達し、スリット10a,10b間の光路を遮る。その結果、フォトインタラプタ10は、所定の信号をCPU40に送出する。
以上のようにシート検知部205を構成することによって、CPU40は、シート載置部100bにシートが載置されたことを検知することができる。
シート厚さ検知部206は、図11に示すように、フォトインタラプタ12と、シート厚を検知するためのシート厚検知レバー13と、シート厚検知レバー13に付勢されたバネ15とで構成される。シート厚検知レバー13は、図13に示すように、回転軸13dを中心にして不図示の軸受けにより回転可能に支持されている。
シート厚検知レバー13の先端部13a,13bは、天井部106の壁面からシートSが載置される空間に突き出ている。先端部13a,13bは、シート検知レバー11の先端部11aがそれらの間に入れるように間隔をあけて設けられている。
バネ15は、その一端がシート厚検知レバー13の後端部13cに取り付けられ、他端が画像読取装置本体100aに取り付けられて、先端部13a,13bをシートSが載置される空間に突き出る方向へと付勢力を加えている。また、バネ15は、バネ14よりも強く、シートをシート検知部205の設置された方向へ押し付ける。シートの厚さが規定値以下であった場合、シート厚検知レバー13は、フォトインタラプタ12の光路を遮らないようになっている。
フォトインタラプタ12は、2つのスリット12a,12bを備え、これらの間をシート厚検知レバー13の後端部13cが遮ることで所定の信号をCPU40に送出する。シート載置部100bにシートが載置されると、シートの厚みに応じてシート厚検知レバー13の先端部13a,13bが押されるので、シート厚検知レバー13は回転軸13dを中心に図13の矢印Bの方向に回転する。
シート厚検知レバー13が矢印Bの方向に回転すると、その後端部13cがフォトインタラプタ12のスリット12a,12bの位置に達し、スリット12a,12b間の光路を遮る。その結果、フォトインタラプタ12は、所定の信号をCPU40に送出する。シート厚検知レバー13は、シート載置部100bに置かれたシートもしくはシート束の厚さが搬送可能な量を超えたとき、初めてフォトインタラプタ12の光路を遮るように調整されている。
以上のようにシート厚さ検知部206を構成することによって、CPU40は、フォトインタラプタ103からの所定の信号に応じて、シート載置部100bに載置されたシートの厚さがどれくらいかを判定することができる。
次に、分離搬送機能を無効にした非分離モードに切り替えた状態で、ユーザが誤ってシート束をシート載置部100bに載置して画像読み取りを開始させた場合の画像読取動作を図14のフローチャートを参照して説明する。
図14は、第2の実施形態における画像読取装置200の画像読取動作を示すフローチャートである。
CPU40は、画像読取装置200に接続された不図示のPCを介して、ユーザからスキャン開始の指示がなされると(ステップS10)、現在の設定が分離搬送機能を有効にした分離モードか否かを判断する(ステップS11)。この結果、分離モードであるときは、ステップS13へ進む。一方、分離モードが無効すなわち非分離搬送機能に切り替えた状態にある非分離モードであるときは、CPU40は、シート検知部205によりシート載置部100bにシートが載置されているかを判断する(ステップS20)。
ステップS20の結果、シート検知部205がシートを検知せず、シート載置部100bにシートが載置されていないとCPU40が判断した場合、不図示のPCもしくは表示部46にエラーを表示する(ステップS21)。これにより、シートがシート載置部100bに載置されていないことをユーザが認識する。
一方、シート検知部205がシートを検知し、シート載置部100bにシートが載置されているとCPU40が判断した場合、シート厚さ検知部206により検知されたシートまたはシート束の厚さが所定値以下かを判断する(ステップS12)。この所定値は、上記第1の実施形態と同様に、搬送路に搬送可能な最大のシート厚とすることが望ましい。
分離搬送機能を無効にした非分離モードに切り替えた状態で、ユーザが誤って所定値を超える厚さのシートまたはシート束をシート載置部100bに載置してしまった場合、CPU40は、メインモータ3の駆動開始を指示せず、その結果、シート束は搬送されない。そして、不図示のPCもしくは表示部46に、非分離モードでシート束を載置しているといった内容のエラーを表示する(ステップS22)。これにより、ユーザがエラーを容易に認識することができる。
一方、シート厚さ検知部206による検知結果からシートまたはシート束の厚さが所定値以下であった場合、CPU40は、シートの搬送可能と判断し、メインモータ3を駆動してシートの搬送開始を指示する(ステップS13)。メインモータ3が駆動し始めると、送りローラ1が回転し、シートはシート載置部100bから搬送路へと搬送される。このとき、分離ローラ2はシートに連れ回りし、シートに余分な負荷を与えないようになっている。この後、上記第1の実施形態と同様に、シートが画像読取部109,110に差し掛かると画像走査が開始され(ステップS14)、排紙ローラ対108により排紙される(ステップS15)。
上記第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、シート検知部205とシート厚さ検知部206が搬送路を挟んで対向する位置に設置する。これにより、カールしているシートや薄いシートなどのシート検知部205のレバー11を押し切れないシートが載置されても、対向面からシート厚さ検知部206のレバー13でシート検知レバー11に押し付けることができ、確実にシートを検知可能になる。
なお、上記第2の実施形態における図14に示す処理を、上記第1の実施形態に適用してもよい。この場合、不図示のシート検知手段である反射型のセンサによりシート載置部100bに載置されたシートが検知される。
また、図14のステップS20の判断をステップS11の判断の前に行うようにしてもよい。これにより、分離モードでもシートが積載されていない場合はエラー表示を行うことができる。
また、上記第1および第2の実施形態では、本発明を画像読取装置に適用した場合について説明したが、これに限定されず、シート給送装置に適用してもよい。
また、シート厚検知センサをレバー式光学センサとしたが、どのようなスイッチ素子でも使用可能である。また、複数のシート厚検知センサを用いてもよい。超音波や光の減衰を利用してシート厚を多値的に検知できるシート厚検知センサを用いることがより好適である。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成することもできる。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードおよび該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の構成を示す概略図である。 図1における給紙装置の駆動部分の概略構造を示す図である。 図1の画像読取装置の電気的構成を示すブロック図である。 図1におけるシート厚さ検知部の周辺部の概略断面図である。 図4のシート厚さ検知部を構成する部分の外観図であり、(a)はフォトインタラプタ、(b)はシート厚検知レバーを示す。 シート載置部に腰のないシートが載置されたときのシート厚さ検知部周辺の概略断面図である。 シート載置部に腰の強いシートが載置されたときのシート厚さ検知部周辺の概略断面図である。 シート載置部にシートの束が載置されたときのシート厚さ検知部周辺の概略断面図である。 第1の実施形態における画像読取装置100の画像読取動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の構成を示す概略図である。 図10におけるシート検知部及びシート厚さ検知部の周辺部の概略断面図である。 図11のシート検知部を構成する部分の外観図である。 図11のシート厚さ検知部を構成する部分の外観図である。 第2の実施形態における画像読取装置200の画像読取動作を示すフローチャートである。
符号の説明
40 CPU
46 表示部
100 画像読取装置
100b シート載置部
100c 給紙装置
103 フォトインタラプタ
104 シート厚検知レバー
105 シート厚さ検知部
107 バネ
109,110 画像読取部

Claims (10)

  1. シートの束を載置することが可能なシート載置部と、前記シート載置部に載置されたシートを搬送路に給紙搬送する給紙手段と、前記給紙手段により給紙搬送されるシートを1枚ずつ分離する分離手段と、前記分離手段を無効に切り替える切替手段とを備えるシート給送装置において、
    前記シート載置部に載置されたシートの厚さを検知するシート厚さ検知手段と、
    前記切替手段により前記分離手段が無効に切り替えられた状態のときに、前記シート厚さ検知手段により検知されたシートの厚さが所定値以下か否かを判定し、該判定の結果に基づく制御を行う制御手段とを備えることを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記シート給送装置の状態を表示可能な表示手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記シート厚さ検知手段により検知されたシートの厚さが所定値を超えた場合、前記表示手段にエラーを表示させることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  3. 前記制御手段は、前記シート厚さ検知手段により検知されたシートの厚さが所定値を超えた場合、前記給紙手段を動作させないことを特徴とする請求項1または2記載のシート給送装置。
  4. 前記シート厚さ検出手段は、回転可能に支持されたレバーを有し、前記シート載置部に載置されたシートが前記レバーを押して回転させることで当該シートの厚さを検知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  5. 前記シート厚さ検知手段は、さらに光学センサを有し、前記シート載置部に載置されたシートが前記レバーを押して回転させ、前記光学センサの光路が前記レバーにより遮られることで当該シートの厚さを検知することを特徴とする請求項4記載のシート給送装置。
  6. 前記レバーは、前記シート載置部から当該レバーの先端部が突き出るように設置されていることを特徴とする請求項4または5記載のシート給送装置。
  7. 前記シート載置部に載置されたシートを検知するシート検知手段をさらに備え、
    前記シート厚さ検知手段は、前記シート検知手段と搬送路を挟んで対向する位置に設置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  8. 前記シート検知手段は、回転可能に支持されたレバーと光学センサとを有し、当該レバーはその先端部が前記シート厚さ検知手段のレバーの先端と重なるように設置されていることを特徴とする請求項7記載のシート給送装置。
  9. 前記所定値は、前記搬送路に搬送可能なシートの厚さであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート給送装置を備える画像読取装置。
JP2008087791A 2008-03-28 2008-03-28 シート給送装置および画像読取装置 Active JP5436792B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008087791A JP5436792B2 (ja) 2008-03-28 2008-03-28 シート給送装置および画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008087791A JP5436792B2 (ja) 2008-03-28 2008-03-28 シート給送装置および画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009242017A true JP2009242017A (ja) 2009-10-22
JP5436792B2 JP5436792B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=41304410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008087791A Active JP5436792B2 (ja) 2008-03-28 2008-03-28 シート給送装置および画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5436792B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171744A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Canon Electronics Inc シート搬送装置及び原稿情報読取装置
JP2018030728A (ja) * 2017-12-01 2018-03-01 キヤノン電子株式会社 シート給送装置及び画像読取装置
JP2019089628A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 セイコーエプソン株式会社 媒体給送装置、画像読取装置
JP2020015630A (ja) * 2019-10-30 2020-01-30 キヤノン電子株式会社 シート給送装置及び画像読取装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06144658A (ja) * 1992-11-11 1994-05-24 Ricoh Co Ltd 原稿自動送り装置
JPH08239141A (ja) * 1995-03-02 1996-09-17 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置
JP2004343271A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Pfu Ltd スキャナ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06144658A (ja) * 1992-11-11 1994-05-24 Ricoh Co Ltd 原稿自動送り装置
JPH08239141A (ja) * 1995-03-02 1996-09-17 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置
JP2004343271A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Pfu Ltd スキャナ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171744A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Canon Electronics Inc シート搬送装置及び原稿情報読取装置
JP2019089628A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 セイコーエプソン株式会社 媒体給送装置、画像読取装置
JP7039944B2 (ja) 2017-11-15 2022-03-23 セイコーエプソン株式会社 媒体給送装置、画像読取装置
JP2018030728A (ja) * 2017-12-01 2018-03-01 キヤノン電子株式会社 シート給送装置及び画像読取装置
JP2020015630A (ja) * 2019-10-30 2020-01-30 キヤノン電子株式会社 シート給送装置及び画像読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5436792B2 (ja) 2014-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6904699B2 (ja) 画像読取装置、画像読取方法
TWI807374B (zh) 圖像讀取方法
JP2010239595A (ja) 画像処理装置
JP7420177B2 (ja) 画像読取装置、制御プログラム、制御方法
JP5436792B2 (ja) シート給送装置および画像読取装置
US20160006893A1 (en) Image reading apparatus, control method thereof, image forming apparatus, and computer-readable storage medium
CN113949779A (zh) 文档读取装置、文档读取装置的控制方法和存储介质
JP7380155B2 (ja) 原稿搬送装置
JP2008271537A (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、および画像読取装置の制御プログラム
JP2010001137A (ja) 給紙装置
JP2017017660A (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム
US6929414B2 (en) Reading/recording apparatus, reading control method, and program for implementing the method
JP2007106573A (ja) 画像形成装置
JP6642514B2 (ja) 原稿搬送装置、画像読取装置、原稿搬送方法
JP5455025B2 (ja) 原稿搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP3585694B2 (ja) 画像読取装置
JP2019182590A (ja) シート給送装置、及びシート処理装置、並びに画像読取装置
JP6004796B2 (ja) 原稿搬送装置及び原稿搬送装置の初期化方法
JP2006184511A (ja) 画像形成装置
JP2005015122A (ja) 自動原稿搬送装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP2005263452A (ja) 自動原稿送り装置
JP2010215358A (ja) 画像読取装置
JP2010006477A (ja) 給紙装置
JP6669126B2 (ja) 原稿搬送装置、画像読取装置、原稿搬送方法
JP2008247539A (ja) シート給送装置、シート給送装置の制御方法、シート給送装置の制御プログラム、および画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130417

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130425

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20130524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5436792

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250