JP2009239982A - 光送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
空間伝送路中への遮蔽物の侵入による信号伝送エラーを低減する。
【解決手段】
光源(16A)は、光送受信装置(10B)に向けた信号光を出力し、受光器(18A)は、光送受信装置(10B)からの信号光を受光する。光送受信装置(10B)からの信号光は拡散しており、受光器(18A)の周囲に配置した受光器(20A)もまた、光送受信装置(10B)からの信号光を受光する。光路遮蔽識別装置(30A)は、受光器(20A)の出力に従い、空間伝送路(12)に侵入する遮蔽物(14)を検出する。通信制御装置(22A)は、何れかの光路遮蔽識別装置(30A)の出力が遮蔽物(14)の空間伝送路(12)への侵入を示すとき、光源(16A)からの信号光の出力を一時停止する。所定期間経過後に、通信制御装置(22A又は22B)は、遮蔽物(14)の有無を確認し、遮蔽物(14)が無ければ、データ送信を再開する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光無線伝送システムにおいて、空間伝送路における遮蔽物により発生する信号誤りを抑制する光送受信装置に関する。
自由空間に光を伝搬させる光無線方式は、有線で接続する場合に比べて、設置の自由度が高く、場所等にも制限が少ない。
しかし、大気中における光無線伝送では、雨、霧、煙及び鳥などによる光路遮蔽が信号誤りの原因となり、受信断の原因となる。このような光路遮蔽による信号誤り及び受信断を防ぐため、従来は、複数の光伝送系、即ち複数の光源と複数の受光器を用いる空間ダイバーシティ方式が採用されてきた。デジタル伝送では、誤り訂正符号の使用による誤り訂正も行われている。
また、空間ダイバーシティによるデータ伝送とは別の観点で、複数の光源及び複数の受光器を用いる伝送方式として特許文献1,2に記載のシステムが知られている。例えば、特許文献1には、通信用の光送受信装置以外にサーチ用の光送受信装置を設ける信号伝送システムが記載されている。特許文献2には、肉眼では確認できない通信用赤外線光源とは別に、確認用の可視光源を設けている信号伝送システムが記載されている。
特開平8−129678号公報 特開平9−069815号公報
複数の光源及び複数の受光器を用いる空間ダイバーシティ方式では、複数の光伝送系を用意することになり、送受信装置が複雑になり、コストの増加につながる。さらに、複数光源が同時に遮蔽された場合には、信号誤りの発生が避けられないので、各光源を互いに離れて配置する必要がある。これは即ち、複数の光送信装置を用意し、且つ、これらの光送信装置にデータを配信する分配装置と伝送路を用意する必要があることを意味する。これによっても、システムのコストが大幅に増大する。
本発明は、空間伝送路に鳥などの遮蔽物が入り込んでも、信号誤りを抑制できる光送受信装置を提示することを目的とする。
本発明に係る光送受信装置は、空間伝送路を介して通信相手に送信される信号光を発生する信号光発生装置と、通信相手からの信号光を受光する受信用受光器と、当該通信相手からの当該信号光の拡散した成分を受光しうるように当該受信用受光器の周囲に配置される複数の遮蔽物検出器と、当該複数の遮蔽物検出器の検出出力の何れか1つが、当該通信相手からの当該信号光の拡散した成分を受光しないときに、当該信号光発生装置からの当該信号光の出力を一時停止する通信制御装置とを具備することを特徴とする。
本発明に係る光送受信装置は、空間伝送路を介して通信相手に送信される信号光を発生する信号光発生装置と、通信相手からの信号光を受光する受信用受光器と、当該受信用受光器の周囲に配置される複数の遮蔽物検出器であって、当該通信相手からの当該信号光の周囲に当該通信相手から出力される複数の遮蔽物検出ビームをそれぞれ受光しうる複数の遮蔽物検出器と、当該複数の遮蔽物検出器の検出出力の何れか1つが、当該通信相手からの当該遮蔽物検出ビームを受光しないときに、当該信号光発生装置からの当該信号光の出力を一時停止する通信制御装置とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、空間伝送路中への遮蔽物の侵入を、当該遮蔽物が信号光の受信用受光器への入力を妨害する前に検出し、その検出結果により送信を一時停止するので、遮蔽物の侵入による信号伝送エラーを大幅に低減できる。
本発明の第1実施例の概略構成ブロック図である。 光源16A、受光器18A,受光器20Aの配置例を示す平面図である。 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図である。 本発明の第4実施例の概略構成ブロック図である。 光源116A、受光器118A,光源120A及び受光器122Aの配置例を示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施例の概略構成ブロック図を示す。光送受信装置10Aが空間伝送路12を介して光送受信装置10BにデータD1を伝送し、光送受信装置10Bが空間伝送路12を介して光送受信装置10AにデータD2が伝送する。
光送受信装置10Aの構成を説明する。光送受信装置10Aは、光学素子として、信号光を出力する光源16A、信号受信用の受光器18A及び複数の光路遮蔽検出用の受光器20Aを具備する。図2は、光源16A、受光器18A及び受光器20Aの配置例を示す平面図である。複数の受光器20Aは、光源16A及び受光器18Aを中心に同じ半径上にほぼ等角度間隔で配置される。本実施例では、光送受信装置10A,10Bは、伝送に従い拡散するビームで信号光を投射する。受光器20Aは、光送受信装置10Bから投射される信号光ビームの拡がり範囲内で周辺に位置するように配置される。具体的には、光送受信装置10Aの光源16Aから出力される信号光ビームは、光送受信装置10Bの受光器20Bをビーム周辺部分で含む程度に拡がるように調節され、光送受信装置10Bの光源16Bから出力される信号光ビームは、光送受信装置10Aの受光器20Aをビーム周辺部分で含む程度に拡がるように調節される。
通信制御装置22Aは、図示しない外部装置から入力するデータD1をバッファ24Aに印加し、バッファ24Aのデータ書込み及び読み出しを制御する。バッファ24Aは、通信制御装置22AからのデータD1を一時記憶し、通信制御装置22Aからの読み出し指令に従って又は自動的に、記憶データD1を駆動回路26Aに印加する。駆動回路26Aは、バッファ24AからのデータD1に従い光源16Aを発光させる。これにより、光源16Aは、信号光ビームを光送受信装置10Bに向けて出力する。
光送受信装置10Bは、光送受信装置10Aと同じ構成からなる。光送受信装置10Bは、光学素子として、光源16B、信号受信用の受光器18B及び複数の光路遮蔽検出用の受光器20Bを具備し、これらの光学素子16B,18B,20Bは、図2に示す光源16A、受光器18A及び受光器20Aの配置例と同様に配置されている。
信号識別装置28Aは、受光器18Aの出力信号からデータD2を識別し、識別したデータD2を通信制御装置22Aに印加する。また、光路遮断識別装置30Aは、受光器20Aの出力の有無から空間伝送路12に遮蔽物14が侵入したか否かを識別し、その識別結果を通信制御装置22Aに印加する。光路遮断識別装置30Aが遮蔽物14の侵入を検出した場合の通信制御装置22Aの動作は、後で詳細に説明する。
通信制御装置22Bは、図示しない外部装置から入力するデータD2をバッファ24Bに印加し、バッファ24Bのデータ書込み及び読み出しを制御する。バッファ24Bは、通信制御装置22BからのデータD2を一時記憶し、通信制御装置22Bからの指令に従って又は自動的に、記憶データD2を駆動回路26Bに印加する。駆動回路26Bは、バッファ24BからのデータD2に従い光源16Bを発光させる。
信号識別装置28Bは、受光器18Bの出力信号からデータD1を識別し、識別したデータD1を通信制御装置22Bに印加する。また、光路遮断識別装置30Bは、受光器20Bの出力の有無から空間伝送路12に遮蔽物14が侵入したか否かを識別し、その識別結果を通信制御装置22Bに印加する。光路遮断識別装置30Bが遮蔽物14の侵入を検出した場合、通信制御装置22Bは、通信制御装置22Aと同様に動作する。
先ず、光送受信装置10Aから光送受信装置10BへのデータD1の伝送を説明する。通信制御装置22Aは、図示しない外部装置から入力するデータD1をバッファ24Aに印加する。通信制御装置22Aは、空間伝送路12に遮蔽物14を検出しないときには、単に、バッファ24Aをレート調節に使用する。空間伝送路12上の伝送レートに応じてバッファ24Aから読み出されたデータD1は、駆動回路26Aに印加される。駆動回路26Aは、バッファ24AからのデータD1に従い光源16Aを駆動して、発光させる。これにより、光源16Aは、データD1を搬送する信号光ビームを光送受信装置10Bの受光器18Bに向けて出力する。但し、光源16Aから出力される信号光ビームは、受光器18Bのみならず、受光器18Bの周囲に配置される複数の受光器20Aにも入射する。
受光器18Bは、光源16Aからの信号光を電気信号に変換する。信号識別装置28Bは、受光器18Bの出力からデータD1を識別する。伝送エラーが無ければ、信号識別装置28Bは、データD1を出力する。
同様に、光送受信装置10Bの光源16Bは、データD2を搬送する信号光を光送受信装置10Aの受光器18Aに向け出射する。この信号光は、受光器18Aのみならず、受光器18Aの周囲に配置される複数の受光器20Aにも入射する。
受光器20Aと光源16Bとの間に遮蔽物14が存在しなければ、受光器20Aには光源16Bの出力信号光が入射し、受光器20Aは、入射する信号光に応じた電気信号を出力する。受光器20Aと光源16Bとの間に遮蔽物14が存在する場合、受光器20Aには光源16Bの出力信号光が入射せず、受光器20Aは、電気信号を出力しない。従って、受光器20Aの出力レベルを監視することで、遮蔽物14が、光源16Aと受光器18Bとの間の光路又は光源16Bと受光器18Aとの間の光路を遮断する前に、空間伝送路12への遮蔽物14の侵入を検知できる。光路遮断識別装30Aは、受光器20Aの出力レベルにより空間伝送路12中への遮蔽物14の侵入の有無を識別し、その識別結果を通信制御装置22Bに通知する。何れかの光路遮断識別装置30Aが、光路の遮断を通信制御装置22Aに通知すると、通信制御装置22Aは、光路遮断が無くなるまで、バッファ24Aからのデータ読み出しを停止する。これにより、光源16Aは、信号光を出力しなくなり、光送受信装置10Aから光送受信装置10Bへのデータ伝送が一時停止される。
光源16Aが信号光の出力を一時停止することにより、光送受信装置10Bでは、受光器18B及び全部の受光器20Bの出力レベルが低下する。これにより、通信制御装置22Bは、光送受信装置10Aがデータ送信を一時停止したことを知ることができ、これに応じて、光送受信装置10Aに向けたデータD2の送信を一時停止する。通信制御装置22Bは、光送受信装置10Aのデータ送信の再開を待つ。
通信制御装置22Aは、一定時間、データ送信を停止した後に、駆動回路26Aに指示して、光源16Aに空間伝送路12上の遮蔽物14の有無を調査するテスト光を出力させる。このテスト光は、単に、空間伝送路12上に遮蔽物14がまだ存在するか否かを確認するためのものであるので、例えば、連続(CW)光でもパルス光でもいずれでも良い。
空間伝送路12上に遮蔽物14が存在しなければ、光送受信装置10Bの全受光器20Bが、テスト光を受光して、その出力レベルが上がる。全光路遮断識別装置30Bは、空間伝送路12上に遮蔽物14が存在しないことを通信制御装置22Bに通知する。通信制御装置22Bは、この通知に応じて、バッファ24BからのデータD2の読み出しを再開する。駆動回路26Bは、バッファ24BからのデータD2に従い光源16Bを駆動する。光源16Bは、データD2を搬送する信号光を光送受信装置10Aに向け出力する。これにより、光送受信装置10Bから光送受信装置10AへのデータD2の伝送が再開される。
受光器18Aは、光源16Bからの信号光を受信し、信号識別装置28Aは、受光器18Aの出力信号からデータD2を識別し、通信制御装置22Aに受信データD2を供給する。
同時に、複数の受光器20Aもまた、光源16Bからの信号光を受光する。全光路遮断識別装置30Aは、対応する受光器20Aの出力レベルから空間伝送路12上に遮蔽物14が存在しないことを識別し、その旨を通信制御装置22Aに通知する。通信制御装置22Aは、この通知に従い、テスト光の出力を止め、バッファ24AからデータD1の続きを読み出す。駆動回路26Aは、バッファ24AからのデータD1に従い光源16Aを駆動し、信号光を出力させる。このようにして、光送受信装置10Aから光送受信装置10BへのデータD1の伝送が再開される。
テスト光を出力しても、何れかの受光器20Bの出力レベルが低い場合、空間伝送路12上に依然として遮蔽物14が存在することになる。この場合、通信制御装置22Bは、データD2の送信を停止したままとして、全部の受光器20Bの出力レベルが上がるのを待つ。データD2の送信が再開されないので、光送受信装置10Aは、データD1の送信を再開せずに、テスト光を出し続ける。
遮蔽物14によるデータ送信停止後に、一方の光送受信装置10Aがテスト光を出力すると説明したが、勿論、データ送信停止してから一定時間後に、両方の光送受信装置10A,10Bがテスト光を出力するようにしてもよい。その場合、データ送信停止からテスト光を出力するまでの時間は、両光送受信装置10A,10Bで同じでも、異なっても良い。
図3は、本発明の第2実施例の概略構成ブロック図を示す。図1に示す実施例と同じ構成要素には同じ符号を付してある。
図3に示す実施例では、データ伝送方向により、互いに直交する偏波、即ち,P波とS波を使用する。例えば、光送受信装置40Aから光送受信装置40Bへのデータ伝送には、P波を使用し、光送受信装置40Bから光送受信装置40Bへのデータ伝送には、S波を使用する。そのために、光送受信装置40Aには、光送受信装置10Aの構成要素に、偏波合分波器42A及び投射・集光レンズ44Aを追加し、光送受信装置40Bには、光送受信装置10Bの構成要素に、偏波合分波器42B及び投射・集光レンズ44Bを追加した。偏光合分波器42A,42Bは、いわゆる偏光ビームスプリッタ(PBS)からなる。
変更部分の動作を説明する。光送受信装置40Aの光源16Aは、P波の信号光又はテスト光を出力する。偏光合分波器42Aは、光源16AからのP波の光を投射・集光レンズ44Aに供給し、投射・集光レンズ44AからのS波の光を受光器18Aに供給するように設置される。
他方、光送受信装置40Bの光源16Bは、S波の信号光又はテスト光を出力する。偏光合分波器42Bは、光源16BからのS波の光を投射・集光レンズ44Bに供給し、投射・集光レンズ44BからのP波の光を受光器18Bに供給するように設置される。
偏光合分波器42Aは、光源16Aの出力光を投射・集光レンズ44Aに供給する。投射・集光レンズ44Aは、偏光合分波器42Aからの光を光送受信装置40Bに向け投射する。光送受信装置40Aから出力された信号光ビームは、先に説明したように拡散して光送受信装置40Bに到達し、光送受信装置40Bの投射・集光レンズ44Bと受光器20Bに入射する。投射・集光レンズ40Bは、光送受信装置40Aからの信号光を偏波合分波器42Bに入射する。偏波合分波器42Bは、光送受信装置40Aからの信号光を、その偏波に従い、受光器18Bに供給する。受光器18B,20B及びこれ以降のデバイスの動作は、第1実施例と同じである。
偏光合分波器42Bは、光源16Bの出力光を投射・集光レンズ44Bに供給する。投射・集光レンズ44Bは、偏光合分波器42Bからの光を光送受信装置40Aに向け投射する。光送受信装置40Bから出力された信号光ビームは、先に説明したように拡散して光送受信装置40Aに到達し、光送受信装置40Aの投射・集光レンズ44BAと受光器20Aに入射する。投射・集光レンズ40Aは、光送受信装置40Bからの信号光を偏波合分波器42Aに入射する。偏波合分波器42Aは、光送受信装置40Bからの信号光を、その偏波に従い、受光器18Aに供給する。受光器18A,20A及びこれ以降のデバイスの動作は、第1実施例と同じである。
図3に示す実施例では、受光器30A,20Bの中心に投射・集光レンズ44A,44B、即ち信号仮の入射口及び出射口を配置することができる。これにより、どの方向からの遮蔽物の侵入にも同様に対処できる。
第2実施例では、伝送方向により偏波を異ならせたが、伝送方向により波長を異ならせても良い。その場合には、偏波合分波器42A,42Bの代わりに、波長依存性を有する光カップラ、いわゆる波長分割多重(WDM)光カップラを使用すれば良い。
図4は、本発明の第4実施例の概略構成ブロック図を示す。上記各実施例では、信号受信用の受光器18Aの周囲に配置した複数の光路遮蔽検出用の受光器20Aが、信号光ビームの漏れを検出したが、本実施例では、信号光ビームを円筒状に囲むように信号光ビームとは別に複数の遮蔽物検出ビームを配置し、その遮蔽物検出ビームを、信号受信用の受光器の周囲に配置した複数の光路遮蔽検出用受光器が検出する。信号光ビームを絞りことができるので、信号光の信号対雑音比(SNR)が向上し、伝送距離を延ばすことができる。
光送受信装置110Aが空間伝送路112を介して光送受信装置110BにデータD1を伝送し、光送受信装置110Bが、空間伝送路112を介して光送受信装置110AにデータD2が伝送する。
光送受信装置110Aは、光学素子として、信号光源116A、信号受信用の受光器118A、遮蔽物検出ビームを出力する複数の光源120A及び遮蔽物検出ビームを受光する複数の受光器122Aを具備する。同様に、光送受信装置110Bは、光学素子として、信号光源116B、信号受信用の受光器118B、遮蔽物検出ビームを出力する複数の光源120B及び遮蔽物検出ビームを受光する遮蔽物検出用の複数の受光器122Bを具備する。光送受信装置110Aの光源116A,120A及び受光器118A,122Aは、光送受信装置110Bのそれぞれに対応する受光器118B,122B及び光源116B,120Bと対面するように、配置される。即ち、光受光器118Bは、信号光源116Aの出力ビームを受光する。信号受信用の受光器118Aは、信号光源116Bの出力ビームを受光する。遮蔽物検出用受光器122Aは、対面する遮蔽物検出ビーム出力光源120Bの出力ビームを受光する。遮蔽物検出用の受光器122Bは、対面する遮蔽物検出ビーム出力光源120Aの出力ビームを受光する。
光源120A,120Bから出力され受光器122A,122Bに入射する遮蔽物検出ビームは、光源116A,116Bから出力され受光器118B,118Aに入力する信号光ビームを円筒状に囲むように、配置される。即ち、複数の光源120A及び複数の受光器122Aは、光源116A,118Aをほぼ中心とする所定半径の円上にほぼ等間隔で交互に配置される。これにより、遮蔽物114が空間伝送路112に侵入したとき、その遮蔽物114が信号光ビームを遮断する前に、遮蔽物114を検出できるようになる。図5は、信号光源116A、受光器118A、複数の光源120A及び複数の受光器122Aの配置例を示す平面図である。
光送受信装置110Aの通信制御装置124Aは、図示しない外部装置から入力するデータD1をバッファ126Aに印加し、バッファ126Aのデータ書込み及び読み出しを制御する。バッファ126Aは、通信制御装置124AからのデータD1を一時記憶し、通信制御装置124Aからの読み出し指令に従って又は自動的に、記憶データD1を駆動回路128Aに印加する。駆動回路128Aは、バッファ126AからのデータD1に従い光源116Aを発光させる。これにより、光源116Aは、信号光ビームを光送受信装置110Bに向けて、出力する。この信号光ビームは、光送受信装置110Bの受光器118Bに入射する。
光送受信装置110Bの通信制御装置124B,バッファ126B及び駆動回路128Bは、光送受信装置110Aの通信制御装置124A,バッファ126A及び駆動回路128Aと同様に、動作する。光源116Bから出力される信号光ビームは、光送受信装置110Aの受光器118Aに入射する。
信号識別装置130Aは、受光器118Aの出力信号からデータD2を識別し、識別したデータD2を通信制御装置124Aに印加する。同様に、信号識別装置130Bは、受光器118Bの出力信号からデータD1を識別し、識別したデータD1を通信制御装置124Bに印加する。
駆動回路132Aは、光源120Aをパルス駆動又は直流駆動し、駆動回路132Bは、光源120Bをパルス駆動又は直流駆動する。光送受信装置110Bの受光器122Bは、光送受信装置110Aの対面する1つの光源120Aの出力ビームを受光する。同様に、光送受信装置110Aの受光器122Aは、光送受信装置110Bの対面する1つの光源120Bの出力ビームを受光する。各光路遮断識別装置134Aは、対応する受光器122Aの出力レベルから空間伝送路112に遮蔽物114が侵入したか否かを識別し、その識別結果を通信制御装置124Aに印加する。同様に、各光路遮断識別装置134Bは、対応する受光器122Bの出力レベルから空間伝送路112に遮蔽物114が侵入したか否かを識別し、その識別結果を通信制御装置124Bに印加する。光路遮断識別装置134A,134Bが遮蔽物114の侵入を検出した場合の通信制御装置124A,124Bの動作は、後で詳細に説明する。
先ず、光送受信装置110Aから光送受信装置110BへのデータD1の伝送を説明する。通信制御装置124Aは、図示しない外部装置から入力するデータD1をバッファ126Aに印加する。通信制御装置124Aは、空間伝送路112に遮蔽物114を検出しないときには、単に、バッファ126Aをレート調節に使用する。空間伝送路112上の伝送レートに応じてバッファ126Aから読み出されたデータD1は、駆動回路128Aに印加される。駆動回路128Aは、バッファ126AからのデータD1に従い光源116Aを駆動して、発光させる。これにより、光源116Aは、データD1を搬送する信号光ビームを光送受信装置110Bの受光器118Bに向けて出力する。光送受信装置110Bの受光器118Bは、光送受信装置110Aの光源116Aからの信号光を電気信号に変換する。信号識別装置130Bは、受光器118Bの出力電気信号からデータD1を識別する。伝送エラーが無ければ、信号識別装置130Bは、データD1を出力する。
同様に、光送受信装置110Bの光源116Bは、データD2を搬送する信号光を光送受信装置110Aの受光器118Aに向け出射する。光送受信装置110Aの受光器118Aは、光送受信装置110Bの光源116Bからの信号光を電気信号に変換する。信号識別装置130Aは、受光器118Aの出力電気信号からデータD2を識別する。伝送エラーが無ければ、信号識別装置130Aは、データD2を出力する。
遮蔽物114が、光源120A,120B及び受光器122A,122Bとの間の何れかの遮蔽物検出ビームを遮断したとする。このとき、遮蔽物114で遮蔽された遮蔽物検出ビームを受光する受光器の出力レベルが、低下する。例えば、何れかの受光器122Aの受光レベルが低下したとする。すると、その受光器122Aに対応する光路遮断識別装置134Aは、遮蔽物の検出を通信制御装置124Aに通知する。通信制御装置124Aは、何れかの光路遮蔽識別装置134Aから遮蔽物検出通知を受けると、全ての光路遮蔽識別装置134Aから遮蔽物の不在の通知を受けるまで、バッファ126Aからのデータ読み出しを停止する。これにより、光源116Aは、信号光ビームを出力しなくなる。即ち、光送受信装置110Aから光送受信装置110Bへのデータ伝送が一時停止される。
光送受信装置110Aの光源116Aからの信号光出力が一時停止されることにより、光送受信装置110Bでは、受光器118Bの出力レベルが低下する。これにより、光送受信装置110Bの通信制御装置124Bは、光送受信装置110Aがデータ送信を一時停止したことを知ることができ、これに応じて、光送受信装置110Aに向けたデータD2の送信を一時停止する。通信制御装置124Bは、光送受信装置110Aのデータ送信の再開を待つ。
勿論、通信制御装置124Bは、光送受信装置110Aのデータ送信の一時停止に先立ち、何れかの光路遮蔽識別装置134Aから遮蔽物検出通知を受けると、全ての光路遮蔽識別装置134Aから遮蔽物の不在の通知を受けるまで、バッファ126Bからのデータ読み出しを停止する。即ち、光送受信装置110Bは、データD2の光送受信装置110Aへの送信を一時停止する。
通信制御装置124Aは、全光路遮蔽識別装置134Aの出力が遮蔽物の不在を示すと、データ送信を再開する。即ち、通信制御装置124Aは、バッファ126AからのデータD1の読み出しを再開する。駆動回路128Aは、バッファ126AからのデータD1に従い光源116Aを駆動する。光源116Aは、データD1を搬送する信号光を光送受信装置110Bに向け出力する。
光送受信装置110Bの受光器118Bは、光源116Aからの信号光を受光し、信号識別装置130Bは、受光器118Bの出力信号からデータD1を識別し、通信制御装置124Bに受信データD1を供給する。これにより、光送受信装置110Bは、光送受信装置110Aのデータ送信の再開を知ることができる。送信再開に応じて、光送受信装置110Bの通信制御装置124Bは、全光路遮蔽識別装置134Bの出力が遮蔽物の不在を示すか否かを確認する。通信制御装置124Bは、何れかの光路遮蔽識別装置134Bの出力が遮蔽物の検出を示す場合には、データD2の送信を再開しない。全光路遮蔽識別装置134Bの出力が遮蔽物の不在を示すとき、通信制御即被124Bは、データD2の光送受信装置110Aへの送信を再開する。
図4に示す実施例でも、図3に示す実施例のように、偏波合分波器42A,42B又は波長フィルタを追加することにより、光送受信装置110Aから光送受信装置110Bへの信号光ビームと、光送受信装置110Bから光送受信装置110Aへの信号光ビームを、空間伝送路112において同一光路上に配置することができる。これは、光軸調整を容易にする。
特定の説明用の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
10A,10B:光送受信装置
12:空間伝送路
14:遮蔽物
16A,16B:光源
18A,18B:受光器
20A,20B:受光器
22A,22B:通信制御装置
24A,24B:バッファ
26A,26B:駆動回路
28A,28B:信号識別装置
30A,30B:光路遮断識別装置
40A,40B:光送受信装置
42A,42B:
42A,42B:偏波合分波器
44A,44B:投射・集光レンズ
110A,110B:光送受信装置
112:空間伝送路
114:遮蔽物
116A,116B:信号光源
118A,118B:信号受信用の受光器
120A,120B:遮蔽物検出ビームを出力する光源
122A,122B:遮蔽物検出ビームを受光する受光器
124A,124B:通信制御装置
126A,126B:バッファ
128A,128B:駆動回路
130A,130B:信号識別装置
132A,132B:駆動回路
134A,134B:光路遮断識別装置

Claims (6)

  1. 空間伝送路を介して通信相手に送信される信号光を発生する信号光発生装置(16A,26A)と、
    通信相手からの信号光を受光する受信用受光器(18A,28A)と、
    当該通信相手からの当該信号光の拡散した成分を受光しうるように当該受信用受光器(18A)の周囲に配置される複数の遮蔽物検出器(20A,30A)と、
    当該複数の遮蔽物検出器(20A,30A)の検出出力の何れか1つが、当該通信相手からの当該信号光の拡散した成分を受光しないときに、当該信号光発生装置(16A,26A)からの当該信号光の出力を一時停止する通信制御装置(22A)
    とを具備することを特徴とする光送受信装置。
  2. 更に、送信すべきデータを一時記憶するバッファ(24A)を具備し、
    当該信号光発生装置(16A,26A)は、当該バッファ(24A)から読み出されたデータに従い、当該データを搬送する当該信号光を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光送受信装置。
  3. 更に、当該信号発生装置(16A,26A)の出力する信号光と当該通信相手からの当該信号光とを、当該空間伝送路上で同じビーム位置を互いに逆方向に伝搬させる光カップラ(42A)を具備する請求項1又は2に記載の光送受信装置。
  4. 空間伝送路を介して通信相手に送信される信号光を発生する信号光発生装置(116A,128A)と、
    通信相手からの信号光を受光する受信用受光器(118A,130A)と、
    当該受信用受光器(118A,130A)の周囲に配置される複数の遮蔽物検出器(122A,134A)であって、当該通信相手からの当該信号光の周囲に当該通信相手から出力される複数の遮蔽物検出ビームをそれぞれ受光しうる複数の遮蔽物検出器(122A,134A)と、
    当該複数の遮蔽物検出器(122A,134A)の検出出力の何れか1つが、当該通信相手からの当該遮蔽物検出ビームを受光しないときに、当該信号光発生装置(116A,128A)からの当該信号光の出力を一時停止する通信制御装置(124A)
    とを具備することを特徴とする光送受信装置。
  5. 更に、送信すべきデータを一時記憶するバッファ(126A)を具備し、
    当該信号光発生装置(116A,128A)は、当該バッファ(126A)から読み出されたデータに従い、当該データを搬送する当該信号光を出力する
    ことを特徴とする請求項4に記載の光送受信装置。
  6. 更に、当該空間伝送路(112)における通信相手に向かう信号光及び当該通信相手からの信号光を空間的に囲む第2の遮蔽物検出ビームを出力する複数の障害物検出ビーム出力光源(120A)を具備することを特徴とする請求項4又は5に記載の光送受信装置。
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