JPH08204644A - 光空間伝送装置およびその光軸調整方法 - Google Patents

光空間伝送装置およびその光軸調整方法

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JPH08204644A
JPH08204644A JP7009820A JP982095A JPH08204644A JP H08204644 A JPH08204644 A JP H08204644A JP 7009820 A JP7009820 A JP 7009820A JP 982095 A JP982095 A JP 982095A JP H08204644 A JPH08204644 A JP H08204644A
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laser
optical
semiconductor laser
optical axis
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Takashi Otobe
孝 乙部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光空間伝送装置の光源である半導体レーザの
経年変化による光軸のずれの調整作業、および半導体レ
ーザの交換とその時の光軸調整作業を改善する。 【構成】 半導体レーザ3Aを載置する、光軸に対して
垂直な面内の直行する2軸方向に移動可能なレーザ位置
調整装置9と、出射用レンズ1Dの前面に密接して配置
する光シャッター29を有する反射装置と、反射した出
射光L1 を集光するレンズ1Eと、集光位置を検出する
位置検出素子5を設ける。位置検出素子5の出力電流か
ら集光位置を2軸の座標として算出する集光位置検出回
路20と、これを記憶する集光位置記憶回路21とを有
し、適正な光軸である時の半導体レーザ3Aの設定位置
を位置検出素子上5の点としてその座標を記憶すると共
に、光軸がずれたときの集光位置とを比較して、正しい
位置になるようにレーザ位置調整装置9を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体レーザ光を信号用
光源とする光空間伝送装置に関し、更に詳しくは半導体
レーザの経時変化による光軸ずれの調整、または半導体
レーザの交換と光軸調整に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光空間伝送装置とは送る情報を光の強度
変調に変換し、前記強度変調した光を受信する側に向か
って大気中に出射し、受信側においては入射した変調光
を復調することにより、所望の情報信号の伝達を大気空
間を介して行うものである。
【0003】即ち、図5に示すように一方の光空間伝送
装置50Aと他方の光空間伝送装置50Bとの間で行わ
れる双方向の光空間伝送は、一方の光空間伝送装置50
A(又は50B)から送信信号で変調されたレーザ光を
レンズ1Dを介して出射(出射光L1 )し、他方の光空
間伝送装置50B(又は50A)からの同様に変調され
たレーザ光(入射光L2 )をレンズ1Dを介して受光す
ることで実現される。
【0004】ここで、本発明に係わる、本件の出願人等
によって発明され特願平5−353410号として既に
出願されている光空間伝送装置の一例について、その概
略を図6を参照して説明する。同図に示す光空間伝送装
置は送信と受信の機能を一体にした構成をしていて、全
く同じ装置を対向して設置することにより、双方向の情
報伝達を行うことができるものである。
【0005】まず、光学系の基本構成は光源となる半導
体レーザ3、レーザビームを平行ビームに変換するレン
ズ1A、光を分離する偏光ビームスプリッタ2、再度レ
ーザビームを絞るレンズ1B、レーザビームを出射する
レンズ1D、および入射光を光検出素子4に集光するレ
ンズ1Cとから成っている。
【0006】つぎに送信機としての動作は、伝達すべき
情報は送信信号処理回路10によって送信信号に変換さ
れ、半導体レーザ3を駆動するドライバ11に入力され
る。前記ドライバ11により送信信号に応じて駆動され
た半導体レーザ3のレーザ光はレンズ1Aで一定の径の
ビームに拡大された後、偏光ビームスプリッタを通って
再度レンズ1Bにより絞られ、最後に出射用の大口径レ
ンズ1Dにより略平行な出射光L1 に変換されて相手側
装置に送り出される。
【0007】また、受信機としての動作は、相手側装置
から送られてきたレーザ光、即ち入射光L2 は大口径レ
ンズ1Dとレンズ1Bによって一定の径に変換され、偏
光ビームスプリッタ2で曲げられた後レンズ1Cによっ
て光検出素子4に集光される。前記光検出素子4で光信
号が電気信号に変換され、プリアンプ13、AGC14
等で信号が整形され、受信信号処理回路15で元の情報
に復元される。
【0008】以上、一つの装置で送信と受信ができる送
受一体構成の光空間伝送装置について述べてきたが、送
信機能と受信機能とがそれぞれに分離した形態の装置も
従来から数多く提案され実現されてきた。
【0009】しかしながら、上述した光空間伝送装置に
おいては、自装置と相手装置間の光軸の合わせ込みを行
った後、長時間の使用による半導体レーザの経時変化に
よって送信光学系と受信光学系のそれぞれに光軸のずれ
を生じる場合があり、定期的に検査し調整する必要があ
った。
【0010】また、送信用光源である半導体レーザは、
一般的には光空間伝送装置を構成する他のデバイスに較
べ寿命が短く、その対策として半導体レーザの使用時間
を積算し、一定の時間を経過したものは事前に交換をす
る必要があった。また、当然ながら交換と同時に再度厳
密な半導体レーザの位置調整など光学部材の光軸調整を
する必要があった。
【0011】つまり、半導体レーザのケースを基準にし
て光学系に装着しても、ケースとレーザチップの固定位
置、レーザ光の出射方向は、光空間伝送装置が要求する
高い精度では一致しておらず、即ちケースを基準として
光軸調整をすることは不可能であって、半導体レーザの
交換時においてはその都度、半導体レーザを点燈して他
の光学系との光軸調整をしなければならなかった。
【0012】これらの作業はその設定環境、装置の特殊
性、高い精度等から装置を設定場所から取外し、種々の
保守作業設備のある作業所に移動して行わなければなら
ず、特に装置が作業所から遠くはなれて設置されている
場合、その移送のために時間がかかり、また、移送中に
おいて2次的に損傷を生じる危険性が多かった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は光空間伝送装置の送信用半導体レーザの経時変化に起
因する光軸のずれの調整作業、或いは一定の点灯時間経
過後、または故障した場合の半導体レーザの交換作業を
装置を設定している場所で、しかも自装置側だけで行え
るようにすると共に、光軸の合わせ込みを短時間で正確
に、或いは自動的に行えるようにしようとするものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点に鑑み
なされたものであって、光空間伝送装置の半導体レーザ
を、レーザ光軸に垂直な平面上を直行する2軸方向にそ
れぞれ独立して移動するレーザ位置調整装置に搭載し、
出射用レンズの前面に出射するレーザ光を出射してきた
方向に戻す光反射装置を設定し、光反射装置で反射した
レーザ光を集光し、その集光位置を検出する位置検出素
子を設け、この検出素子で検出したレーザ光の集光位置
を算出する回路を設ける。更に、光軸が正しく設定され
ている場合の反射光の集光位置を基準位置として記憶す
る回路を設け、この基準位置と実働上の集光位置を比較
し、その結果に基づいてレーザ位置調整装置の位置を制
御して半導体レーザの位置を決定する
【0015】前記光反射装置をコーナーキューブプリズ
ムと、その前面に光を遮断するシャッターを設けた構
造、または凸レンズと凸レンズの焦点に反射鏡を設定
し、前記凸レンズの前面に光を遮断するシャッターを設
けた構造とし、更にこのシャッターは光軸調整時に開
き、信号伝送中には閉じているものとする。
【0016】位置検出素子は直行する2軸方向に分離し
て光照射位置を検出する2次元位置検出素子で構成す
る。
【0017】光空間伝送装置の光学系に、信号用光源と
する複数の半導体レーザを配設し、そのなかの選択され
た半導体レーザのレーザ光が光学的手段により送信光学
系にその光軸と一致して導入される構成にし、更にその
半導体レーザを搭載したレーザ位置調整装置の位置を前
述した回路手段によって制御し、半導体レーザの位置を
決定する、即ち光軸を調整する構成にして半導体レーザ
の交換における上記課題を解決するものである。
【0018】
【作用】出射レンズから出射したレーザ光を送信光学系
側に反射して戻し、その光の集光位置を測定することに
よって、簡単にレーザ光の出射方向を認識することがで
きる。従って、この集光位置と正常な出射方向による基
準の集光位置、即ち光軸が一致している場合の反射光の
集光位置を比較して、半導体レーザの設定位置を決定す
ることができる。
【0019】
【実施例】本発明による光空間伝送装置の半導体レーザ
の光軸調整に関し、その構成と動作について図1ないし
図4を参照して説明する。
【0020】まずはじめに、本実施例に用いる出射レン
ズから出射したレーザ光を送信光学系側に反射する光反
射装置について図3を参照して、また、反射した光の集
光位置を測定する位置検出素子について図4を参照して
説明する。
【0021】図3(a)の符号100は光反射装置を示
し、コーナーキューブプリズム30と、その前面に密着
して設定したシャッター29とから構成されている。コ
ーナーキューブプリズム30はその構造的特性から入射
してきた光を入射方向に正確に戻すものである。尚、コ
ーナーキューブプリズム30に替わってミラーを組み合
わせて構成したコーナーキューブプリズムと同等の働き
をする光学系を用いても良い。
【0022】従って、装置から出射した出射光L1 はシ
ャッター29を通ってコーナーキューブプリズム30に
入り、そこで反射して再度シャッター29を通り、出射
光L1 と完全な平行光となって送信光学系に戻る。
【0023】また、図3(b)の符号110は他の光反
射装置を示し、凸レンズ1Gと、凸レンズ1Gの焦点位
置に設けられたミラー31と、凸レンズ1Gの前面に密
着して設定したシャッター29とから構成されている。
凸レンズ1Gと、凸レンズ1Gの焦点位置に設けられた
ミラー31による光学系はその構造的特性から入射して
きた光を入射方向に正確に戻すものである。
【0024】従って、装置から出射した出射光L1 はシ
ャッター29を通り、その光は凸レンズ1Gで凸レンズ
1Gの焦点に集光され、ミラー31で反射された後、再
度凸レンズ1Gを通って入射光と完全な平行光に変換さ
れてシャッター29を通り、送信光学系に戻るものであ
る。
【0025】尚、シャッター29は例えば液晶で構成さ
れていて、電気的制御によって光を透過し、または遮断
するものであっても良く、また、強誘電体のシャッタ
ー、或いは機械的シャッターでも良いことは論を待たな
い。
【0026】つぎに、図4を参照して位置検出素子5に
ついて説明する。この位置検出素子5の受光面41は正
方形である2次元の広がりを有していて、各辺の長さを
各々2D0 とする。各対向する一組の辺を一つの軸(例
えばX軸)の電極とし、これと直交する他の一組の辺を
一方の軸(例えばY軸)の電極とする。ここで受光面4
1の中心を原点P0 (0、0)、光40の集光点をP1
(X、Y)とし、X軸方向に対応する辺の出力電流を各
々IX1 、IX2 、またY軸方向に対応する辺の出力電
流を各々IY1 、IY2 とすると、集光点をP1 (X、
Y)は、良く知られているように、 X=D0 (IX2 −IX1 )/(IX2 +IX1 ) Y=D0 (IY2 −IY1 )/(IY2 +IY1 ) として決定することができる。
【0027】従って、上述した位置検出素子5からの出
力電流を演算することにより受光面41の集光位置を計
測し、決定することができるものである。
【0028】実施例1 本発明による光空間伝送装置の第一の実施例について図
1を参照して説明する。この実施例は送受一体型の装置
に本発明の技術を導入したものである。まずその構成
は、半導体レーザ3Aがレーザ位置調整装置9に装着さ
れていて、レーザ光はレンズ1Aで平行光に変換され、
偏光ビームスプリッタ2A、レンズ1Bを通った後、レ
ンズ1Dから略平行光の出射光L1 として相手装置に向
かって出射される。前記レーザ位置調整装置9は光軸に
垂直な面内の直行する2つの軸方向に移動することがで
きる構成をしている。
【0029】光検出素子4は相手装置から送信されてき
た光、即ちレンズ1D、レンズ1B、偏光ビームスプリ
ッタ2Aと2B、およびレンズ1Cを通した入射光L2
を検出し、この働きは従来と同一である。
【0030】前述した光反射装置100(または11
0)が出射用のレンズ1Dの前面に密接して装着されて
いて、出射光L1 は前記光反射装置100(または11
0)により反射し、レンズ1D、レンズ1B、偏光ビー
ムスプリッタ2Aと2Bを通り、レンズ1Eによって前
述した位置検出素子5上に集光される。
【0031】つぎに、光学系の動作を回路ブロックとの
関係を示しながら説明する。まず、光軸が正しく調整さ
れている場合の半導体レーザ3Aの発光点の位置を位置
検出素子5で測定をしておく。つまり、基準位置として
正しい半導体レーザ3Aの発光点の位置を位置検出素子
5上に定めるものである。
【0032】これは、正しく光軸が調整されているとき
にシャッター駆動回路24により光反射装置100(ま
たは110)のシャッター29を開き、出射光L1 の一
部を反射させ、レンズ1Eで位置検出素子5上に集光す
る。この時の位置検出素子5の出力を集光位置検出回路
20で、図4に示す位置P(X、Y)として算出し、集
光位置記憶回路21にその値を基準位置として記憶して
おく。
【0033】つぎに、正しくない半導体レーザの光軸を
調整する方法について説明する。シャッター駆動回路2
4により光反射装置100(または110)のシャッタ
ー29を開き、出射光L1 の一部を反射させ、レンズ1
Eで位置検出素子5上に集光し、その集光位置を位置検
出素子5の出力から集光位置検出回路20で算出する。
その算出した位置と集光位置記憶回路21に記憶してい
る基準位置との差を集光位置比較回路22で算出し、差
がある場合にはその差を零とするように駆動回路23に
よってレーザ位置調整装置9を制御し、正しい位置に半
導体レーザ3Aを設定する。
【0034】上述したように、本発明の装置を用いるこ
とによって、半導体レーザ3Aの経時変化、或いは半導
体レーザ3Aの交換時に生じる光軸の調整を正確で簡単
に行うことができる。また、図示はしていないが、各回
路ブロックの相互関係はCPUにより制御され、また回
路の一部、或いは全部をCPUが実行する構成にしても
よい。尚、レーザ変調回路、受光処理回路等は従来例と
同一であって説明は省略する。
【0035】実施例2 つぎに、本発明による光空間伝送装置の第二の実施例に
ついて図2を参照して説明する。本実施例は第一の実施
例に光源として複数の半導体レーザを用いたものであっ
て、例えば半導体レーザ3Bをレーザ位置調整装置9B
に装着し、レンズ1F、ミラー6およびハーフミラー7
を付加し、送信用光学系に合成する。更に、スイッチ2
5を設け、このスイッチ25で駆動回路23と選択する
半導体レーザとそれを装着しているレーザ位置調整装置
を接続し、その位置を制御するものである。その他の構
成と動作は第一の実施例と同一であり、説明は省略す
る。
【0036】前述した第二の実施例によると、半導体レ
ーザの交換とその光軸調整を自動的に行うことができ
る。
【0037】以上、2つの実施例は送受一体型の光空間
伝送装置に関するものであるが、送信機能だけを有する
装置、即ち図1および図2に示す光検出素子4と偏光ビ
ームスプリッタ2Bを有さない装置に用いても良いこと
は論を待たない。
【0038】また、本実施例では自動による光軸調整に
ついて示しているが、集光位置の情報をもとに手動でレ
ーザ位置調整装置9を移動して調整する構成にしても良
いことは当然である。
【0039】
【発明の効果】従って、光空間伝送装置の半導体レーザ
の経時変化に起因する光軸のずれの調整作業、或いは一
定の点灯時間の経過後、または故障した半導体レーザの
交換作業の作業性向上と共に、光軸の合わせ込みを短時
間で正確に、更には自動的に行うことができる。
【0040】また、半導体レーザの交換と光軸調整を自
動的に行うことができる。
【0041】上記作業を光空間伝送装置の設置場所でお
こなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の第二の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】 本発明に用いる反射装置の概略断面図であっ
て、(a)はコーナーキューブプリズムを用いた構成を
示し、(b)は凸レンズとミラーを用いた構成を示す。
【図4】 本発明に用いる位置検出素子を説明する為の
図である。
【図5】 光空間伝送装置の伝送状態を説明する為の図
である。
【図6】 従来の光空間伝送装置の基本的構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1A〜1G レンズ 2A、2B 偏光ビームスプリッタ 3A、3B 半導体レーザ 4 光検出素子 5 位置検出素子 6、31 ミラー 7 ハーフミラー 9 レーザ位置調整装置 10 送信信号処理回路 11 ドライバ 13 プリアンプ 14 AGC 15 受信信号処理回路 20 入射位置検出回路 21 入射位置記憶回路 22 入射位置比較回路 23 駆動回路 24 シャッター駆動回路 25 スイッチ 29 シャッター 30 コーナーキューブプリズム 50A、50B 光空間伝送装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザを信号用光源とし、送信信
    号に応じて前記半導体レーザのレーザ光を変調して外部
    に出射することにより送信を行う送信手段を含んで成る
    自装置と、外部から入射する変調されたレーザ光を受光
    すると共に復調して信号を得る受信手段を含んで成る相
    手装置との一対で構成する光空間伝送装置において、 前記光空間伝送装置の半導体レーザを、レーザ光軸に垂
    直な平面内の直交する2軸方向にそれぞれ独立して移動
    可能なレーザ位置調整装置に搭載し、 前記光空間伝送装置の出射用レンズの前面に出射するレ
    ーザ光を、出射してきた方向に戻す光反射装置を設定
    し、 前記光反射装置で反射したレーザ光を集光する光学系
    と、その集光位置を検出する位置検出素子を設け、 更に、前記位置検出素子で検出したレーザ光の集光位置
    を算出し記憶する回路を設けると共に、前記集光位置と
    基準の集光位置とを比較する比較回路を設け、 前記比較回路の結果に基づいて前記レーザ位置調整装置
    を制御して半導体レーザを基準の位置に設定する構成に
    したことを特徴とする光空間伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記光反射装置をコーナーキューブプリ
    ズムと、その前面に光を遮断するシャッターを設定して
    構成したことを特徴とする、請求項1に記載の光空間伝
    送装置。
  3. 【請求項3】 前記光反射装置を凸レンズと凸レンズの
    焦点に反射鏡を設定すると共に、前記凸レンズの前面に
    光を遮断するシャッターを設定して構成したことを特徴
    とする、請求項1に記載の光空間伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記位置検出素子を、光照射点の位置を
    直行する2軸方向に分離して測定する2次元位置検出素
    子で構成したことを特徴とする、請求項1に記載の光空
    間伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記光反射装置のシャッターを光軸調整
    時に開き、信号伝送中には閉じていることを特徴とす
    る、請求項1に記載の光空間伝送装置。
  6. 【請求項6】 光空間伝送装置の信号用光源である半導
    体レーザを、レーザ光軸に垂直な平面内の直交する2軸
    方向にそれぞれ独立して移動可能なレーザ位置調整装置
    に搭載し、 前記光空間伝送装置の出射用レンズの前面に出射するレ
    ーザ光を、出射してきた方向に戻す光反射装置を設定
    し、 前記光反射装置で反射したレーザ光を集光する光学系
    と、その集光位置を検出する位置検出素子を設け、 更に、前記位置検出素子で検出したレーザ光の集光位置
    を算出し記憶する回路を設けると共に、前記集光位置と
    基準の集光位置とを比較する比較回路を設け、 前記比較回路の結果に基づいて前記レーザ位置調整装置
    を制御して半導体レーザを基準の位置に設定する構成の
    光空間伝送装置において、 前記信号用光源を個別に動作する複数個の半導体レーザ
    で構成し、 更に、前記複数個の半導体レーザの各々のレーザ光が光
    学的手段により送信用光学系と光軸を一致して合成する
    構成にしたことを特徴とする光空間伝送装置。
  7. 【請求項7】 複数個の半導体レーザの各々を、前記レ
    ーザ位置調整装置に個別に搭載し、信号用光源として選
    択した半導体レーザを点灯すると共に、その半導体レー
    ザを搭載したレーザ位置調整装置を、反射レーザ光の集
    光位置と基準の集光位置とを比較することにより制御
    し、選択した半導体レーザを基準の位置に設定する構成
    にしたことを特徴とする、請求項6に記載の光空間伝送
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項5の何れか1項に
    記載の装置を用いて半導体レーザの設定位置を調整する
    ことを特徴とする光空間伝送装置の光軸調整方法。
  9. 【請求項9】 請求項6または請求項7に記載の装置を
    用いて半導体レーザの交換をすると共に、半導体レーザ
    の設定位置を調整することを特徴とする光空間伝送装置
    の光軸調整方法。
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