JP2009234722A - エレベータの機器レール取付器具およびエレベータ装置 - Google Patents

エレベータの機器レール取付器具およびエレベータ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エレベータのガイドレール9に制御機器10を取り付ける際、ガイドレール9に取り付けられたかご側レールブラケット3や目板2をよけて制御機器10を取り付けられるようにし、さらに、建物が揺れても制御機器10が振れにくい取り付け構造を実現する機械室レスエレベータを得る。
【解決手段】ガイドレール9に対して目板2やかご側レールブラケット3および昇降路壁側ブラケット4をよけた位置にレール取付金6を取り付ける。レール取付金6のフック状の一端(フック曲部6a)はガイドレール9に係合する。また、レール取付金6は水平補強の補強板11を有する。上下のレール取付金6それぞれの他端に縦長の調整枠7を取り付ける。そして、制御機器10が取り付けられる制御機器取付金8を調整枠7に取り付ける。レール取付金6、調整枠7および制御機器取付金8はそれぞれ断面U字状を有して互いを嵌め込む嵌め込み構造で結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、制御機器をかごのガイドレールに固定するエレベータの機器レール取付器具および機械室レスのエレベータ装置に関するものである。
従来の機械室レスエレベータでは、機器取付用の取付腕がかごのガイドレールにレールクリップ、ボルトおよびナットで取り付けて固定され、機器はこの取付腕に取り付けられている。また、他の機器との干渉が考慮されており、複数個の取付穴が設けられ、斜め方向での取り付けが可能になっている。
特開平5−270767号公報
上記の従来技術では、他の機器との干渉を防ぐために機器の取付位置を変更する必要があり、また、機器の取付位置の変更により機器間の亘長が長くなり配線ケーブルの長さが不足することもある。また、機器の取付位置を上方向に変更すると巻上機のロープなどと干渉することもある。さらに、建物の揺れに伴い、機器が取り付けられた取付腕がずれるということもある。
本発明は、例えば、機械室レスエレベータの制御機器の取り付け位置をガイドレールのレールブラケットや目板の位置に応じて調整できることを目的とする。
本発明の機器レール取付器具は、エレベータかごの昇降をガイドするガイドレールに制御機器を取り付ける機器レール取付器具であり、ガイドレールに取り付けられるレール取付具と、ガイドレールと略平行する縦長形状であり、縦方向の任意の位置で前記レール取付具に取り付けられる縦長部材と、前記縦長部材の縦方向の任意の位置に取り付けられると共に制御機器が取り付けられる機器取付具とを備える。
本発明によれば、縦長部材を有することにより、例えば、レールブラケット、目板、制御ケーブルの吊手などを避けた高さの位置でガイドレールに制御装置を取り付けることができる。
実施の形態1.
機械室レスエレベータでは、機械室に設置されていた制御機器が昇降路内に設置されることにより、昇降路の上に機械室を設ける必要が無くなる。
実施の形態1では、昇降路内においてエレベータかごのガイドレールに制御機器が取り付けられる機械室レスエレベータ(エレベータ装置)および取付器具(機器レール取付器具)について説明する。
図1は、実施の形態1における機械室レスエレベータの制御機器の取り付けの概略を示すレイアウト図である。
実施の形態1の機械室レスエレベータにおけるガイドレール9への制御機器10の取り付けについて、図1に基づいて以下に説明する。
図1では、昇降路の壁側から見たガイドレール9とガイドレール9に取り付けられた制御機器10との背面図を示すと共に、上側から見たガイドレール9および制御機器10の平面図を上方に示している。
ガイドレール9は、断面T字状の縦長の部材であり、突起部であるレール係合部9aにエレベータかごが係合され、エレベータかごの昇降をガイドする。
目板2は、縦方向に並べられた各ガイドレール9の繋ぎ目31に取り付けられ、各ガイドレール9を連結している。
上下2本のガイドレール9と目板2とは、ボルト19a、ナット19bおよびワッシャー19c(以下、止め具19という)により固定される。
目板2により連結されたガイドレール9は、かご側レールブラケット3、昇降路壁側ブラケット4および止め具19により昇降路壁に固定される。
制御機器10は、昇降制御などのエレベータ装置に関する制御を行う装置であり、制御機器取付金8(機器取付具)、調整枠7(縦長部材)およびレール取付金6(レール取付具)を介してガイドレール9に固定される。
レール取付金6は、レールクリップ18および止め具19によりガイドレール9に固定される。
また、レール取付金6は、後述するように、先端でフック形(U字状、J字状)に曲がっているフック曲部6aがガイドレール9の側辺に引っ掛かってガイドレール9に係合される。
さらに、レール取付金6は、後述するように、ガイドレール9との接合部分(レール取付部)と調整枠7との結合部分(部材取付部A)とで断面L字状のL字部を構成する。そして、レール取付金6は、ガイドレール9との結合部分と調整枠7との結合部分とに水平に接合してL字部を補強する補強板11(補強部)を有する。
調整枠7は、縦長棒状の部材であり、縦方向(長さ方向)の任意の箇所で止め具19によりレール取付金6に固定される。
レール取付金6は、横方向の一方でガイドレール9に係合および固定され、他方で調整枠7が固定される。
制御機器取付金8は、調整枠7に対して縦方向の任意の箇所で止め具19により固定される。
また、制御機器取付金8は、調整枠7との固定部分から伸張している腕部8aを有し、腕部8aに制御機器10が固定される。
制御機器10は、止め具19により制御機器取付金8の腕部8aに固定される。
レール取付金6、調整枠7および制御機器取付金8(加えて、止め具19)は、制御機器10をガイドレール9に取り付ける取付器具(機器レール取付器具)を構成する。
図2および図3は、実施の形態1における機械室レスエレベータの制御機器の取り付けの概略を示すレイアウト図であり、図1と異なるレイアウトを示している。
実施の形態1では、調整枠7が縦長材であるため、目板2やかご側レールブラケット3および昇降路壁側ブラケット4がどのような位置にあっても、任意の高さに制御機器10を取り付けることができる。
例えば、所望の高さに制御機器10を取り付けたとき、図2のように、制御機器10の下端と同じ高さに目板2が有り、さらに、目板2のすぐ下にかご側レールブラケット3および昇降路壁側ブラケット4が有る場合であっても、調整枠7の下方を支えるレール取付金6をかご側レールブラケット3および昇降路壁側ブラケット4よりさらに下方に配置することにより、制御機器10をガイドレール9に固定することができる。
また例えば、所望の高さに制御機器10を取り付けたとき、図3のように、制御機器10の上端と同じ高さに目板2が有る場合であっても、調整枠7の上方を支えるレール取付金6を目板2より上方に配置することにより、制御機器10をガイドレール9に固定することができる。
図4は、実施の形態1におけるレール取付金6と調整枠7と制御機器取付金8との結合部分を示す図であり、図1の上図において「A」として示した部分の拡大図である。
レール取付金6、調整枠7および制御機器取付金8の結合方法について、図4に基づいて以下に説明する。
レール取付金6と調整枠7と制御機器取付金8とは、重なり合って止め具19により結合されている。
調整枠7と結合するレール取付金6の曲げ部6b(部材取付部A)および調整枠7と結合する制御機器取付金8の曲げ部8b(部材取付部B)は、断面U字(J字、コ字)状を形成している。また、調整枠7は断面U字状を形成している。
そして、調整枠7がレール取付金6の曲げ部6bに覆い被さると共に制御機器取付金8の曲げ部8bが調整枠7に覆い被さって、レール取付金6、調整枠7および制御機器取付金8が結合している。
言い換えると、レール取付金6の曲げ部6bが調整枠7に嵌め込まれると共に調整枠7が制御機器取付金8の曲げ部8bに嵌め込まれて、レール取付金6、調整枠7および制御機器取付金8が結合している。
図5は、実施の形態1における制御機器10がガイドレール9に取り付けられている様子を示す平面図である。
ガイドレール9に対する制御機器10の取り付けについて、図5に基づいて以下に説明する。
レール取付金6は、断面J字状の基部6d(レール取付部)と断面略U字状の曲げ部6bとで断面略L字状を形成するL字部材と、基部6dと曲げ部6bとに接合されてL字部材を水平補強する台形板状の補強板11とで構成されている。補強板11はL字部材に略直角に溶接されている。補強板11は、レール取付金6のL字部分が折れ曲がらないように水平方向の強度を補強している。
レール取付金6は、基部6dの先端のフック曲部6aでガイドレール9に係合し、レールクリップ18と基部6dとでガイドレール9を挟み、レールクリップ18が止め具19で締め付けられてガイドレール9に固定されている。
レール取付金6は、断面L字状の底部を構成する曲げ部6bが調整枠7に嵌め込まれ、止め具19により調整枠7と結合している。
調整枠7は、レール取付金6の曲げ部6bの外寸とほぼ同じ内寸で断面略U字状を形成し、レール取付金6の曲げ部6bに被せられ、止め具19によりレール取付金6に固定されている。
また、調整枠7は、断面U字状の底部が制御機器取付金8の曲げ部8bに嵌め込まれ、止め具19により制御機器取付金8の曲げ部8bと結合している。
制御機器取付金8は、調整枠7の外寸とほぼ同じ内寸で断面U字状を形成する曲げ部8bを有すると共に、曲げ部8bのU字状の底部から略直角に伸張している断面略L字状の腕部8aを有する。腕部8aは曲げ部8bに溶接されている。
腕部8aは、断面L字状で、曲げ部8bの開口側(調整枠7が嵌め込まれる側)と反対の方向に伸張している。
制御機器取付金8の曲げ部8bは、調整枠7に被せられ、止め具19により調整枠7に固定されている。
腕部8aには止め具19により制御機器10が固定される。
制御機器10は、制御機器取付金8、調整枠7およびレール取付金6を介してガイドレール9に固定されている。
レール取付金6の曲げ部6b、調整枠7および制御機器取付金8の曲げ部8bはそれぞれ逆向き(図5において、上向きではなく下向き)に断面U字状を形成し、断面U字状の寸法がレール取付金6の曲げ部6b、調整枠7、制御機器取付金8の曲げ部8bの順に大きく、レール取付金6の曲げ部6bに調整枠7が嵌め込まれ、調整枠7に制御機器取付金8の曲げ部8bが嵌め込まれる構造であっても構わない。
図6は、実施の形態1におけるレール取付金6と調整枠7と制御機器取付金8との取付分解図である。
レール取付金6、調整枠7および制御機器取付金8の取り付け方法について、図6に基づいて以下に説明する。
レール取付金6は、先端部分のフック曲部6aがガイドレール9の一端に係合したときにガイドレール9の他端が位置する部分に穴6cを有する。
レール取付金6は、フック曲部6aがガイドレール9の一端に係合し、レールクリップ18が基部6dの穴6cに止め具19(ボルト19a、ナット19b、ワッシャー19c)により仮止めされる。このとき、レール取付金6とレールクリップ18との間にはガイドレール9が挟まれる。そして、ボルト19aが締め付けられ、レール取付金6はガイドレール9に固定される。
レール取付金6の曲げ部6bは、断面U字状の底部(L字部材の底部)に調整枠7を結合するための穴6cを1つ又は複数個(図6では、2個)有する。
レール取付金6は、調整枠7および制御機器取付金8が結合される前にガイドレール9に固定されても構わないし、調整枠7および制御機器取付金8が結合された後にガイドレール9に固定されても構わない。
調整枠7は、断面U字状の底部分に縦方向に並んだ複数の穴7cを有する。
調整枠7は、任意の穴7cがレール取付金6の曲げ部6bに空けられている穴6cと一致するように、レール取付金6の曲げ部6bに被せられる。このとき、レール取付金6の曲げ部6bは調整枠7に嵌め込まれる。
制御機器取付金8の曲げ部8bは、U字状の底部に調整枠7と結合するための穴8cを1つ又は複数個(図6では、2個)有する。
制御機器取付金8は、曲げ部8bの穴8cが調整枠7のいずれかの穴7cと一致するように、任意の高さで、調整枠7に被せられる。このとき、調整枠7は制御機器取付金8の曲げ部8bに嵌め込まれる。
制御機器取付金8の腕部8aは、制御機器10と結合するための穴8cを1つ又は複数個(図6では、2個)有する。
また、制御機器取付金8は、制御機器10を上下で固定するように、調整枠7に対して上下異なる高さに2つ取り付けられる。
レール取付金6の曲げ部6bと調整枠7と制御機器取付金8の曲げ部8bとは、それぞれに開けられた穴にボルト19aが挿入され、ワッシャー19cとナット19bとを用いてボルト19aが締められることにより、それぞれが結合される。
レール取付金6の曲げ部6bと制御機器取付金8の曲げ部8bとは、図6の上部のように、同一の穴7cを介して調整枠7と結合されてもよいし、図6の下部のように、それぞれ異なる穴7cを介して調整枠7と結合されてもよい。
図7は、実施の形態1におけるレール取付金6の反力を示す図である。
図8は、レールクリップ18と止め具19とのみでガイドレール9に取り付けた場合の取付腕22の反力を示す図である。
実施の形態1の取り付け方法により制御機器10をガイドレール9に取り付けた場合の垂直方向の取り付け強度について、図7および図8に基づいて以下に説明する。
図8では、制御機器10の取り付けられる取付腕22がレールクリップ18および止め具19により4か所(以下、取り付け部という)でガイドレール9に固定されている。
ここで、制御機器10の荷重Pによりガイドレール9に対する4か所の取り付け部にかかる反力は、関係式「反力=P/a’」で表わされる。「a’」は、制御機器10が取り付けられていない先端側でのガイドレール9に対する接点2点間の距離(以下、接触幅という)を示す。図8において、取付腕22の接触幅a’は、レールクリップ18間の距離である。
図7に示す実施の形態1では、図8と同様に、ガイドレール9に対する取り付け部(フック曲部6aと2か所のレールクリップ18および止め具19)にかかる反力は、関係式「反力=P/a」で表わされる。
実施の形態1では、レール取付金6の先端のフック曲部6aがレール取付金6と同じ幅でガイドレール9に係合しているため、レール取付金6の接触幅aはレール取付金6と同じ幅になる。
ここで、図7のレール取付金6と図8の取付腕22とに同じ幅の金具が用いられた場合、レール取付金6の接触幅aの方が取付腕22の接触幅a’より大きくなるため、レール取付金6にかかる反力は取付腕22にかかる反力に比べて小さい。また、反力が小さいほど、抗力(物を支える力)は大きくなる。
そして、実施の形態1における制御機器10をガイドレール9に取り付ける方法は、抗力が大きい(反力が小さい)ため、垂直方向の取り付け強度が強い。
図9は、実施の形態1における制御機器取付金8にかかる回転モーメントMを示す図であり、図5のB−B線断面図である。
実施の形態1の取り付け方法により制御機器10をガイドレール9に取り付けた場合の回転方向の取り付け強度について、図9に基づいて以下に説明する。
実施の形態1では、上記のように、個々の部材(レール取付金6、調整枠7および制御機器取付金8)が、断面U字部を有し、断面U字部で一方が他方に嵌め込まれる抱き合わせ構造により互いに結合している。このため、図9に示すように、互いに回転が規制され、建物の揺れに伴って制御機器10に回転モーメントMがかかっても制御機器10が回転してしまうことはない。つまり、実施の形態1の取り付け方法により制御機器10をガイドレール9に取り付けた場合の回転方向の取り付け強度は強い。
また、回転モーメントMに対して個々の部材の抱き合わせ構造により抗することができるため、止め具19には回転モーメントMの負荷がかからず、その分、止め具19を小さくすることができる。
実施の形態1では、以下のような機械室レスエレベータについて説明した。
機械室レスエレベータは、エレベータの制御機器10の取付金具として、片側をフック曲げにすると共に水平補強用の補強板11が溶接されたレール取付金6、複数の穴7cを有する調整枠7および制御機器10が取り付けられる取付板(腕部8a)と調整枠7に固定される固定板(曲げ部8b)とが溶接された制御機器取付金8を備える。
また、各取付金具(レール取付金6、調整枠7および制御機器取付金8)は、曲げ部で互いを嵌め込む嵌め込み構造により固定されている。
また、調整枠7は縦方向に並べられた複数の穴7cを有する。
実施の形態1では、各取付金具が全て曲げリブ構造であるため、取付金具は薄板であっても高い剛性を有する。
また、レール取付金6がガイドレール9の一端に対して止め具19では無くフック曲部6aで係合しているため、レール取付金6をガイドレール9に固定するための止め具19の数を半分に減らし、材料費を安価にすることができる。
また、各取付金具が曲げリブ構造部分で互いを嵌め込んで回転モーメントMに対して強い抗力を有するため、制御機器10が制御機器取付金8の腕部8aを回転軸とする回転方向に振れてしまうことが無く、さらに、各取付金具を互いに固定する止め具19のサイズを小さくすることができる。
また、レール取付金6には水平補強用の補強板11があるため、レール取付金6は曲げに強く、制御機器10がガイドレール9を回転軸とする回転方向に振れてしまうことが無い。
また、各取付金具は止め具19により互いに結合されているため分離が可能である。このため、各取付金具の輸送時および倉庫保管時に必要となるスペースを減らすことができ、さらに、量産化に対応することができる。
また、調整枠7には縦方向に複数の穴7cが設けられているため、制御機器10を任意の高さに取り付けることができる。つまり、制御機器10の取付調整位置の自由度を増やすことができる。
実施の形態1における機械室レスエレベータの制御機器の取り付けの概略を示すレイアウト図。 実施の形態1における機械室レスエレベータの制御機器の取り付けの概略を示すレイアウト図。 実施の形態1における機械室レスエレベータの制御機器の取り付けの概略を示すレイアウト図。 実施の形態1におけるレール取付金6と調整枠7と制御機器取付金8との結合部分を示す図。 実施の形態1における制御機器10がガイドレール9に取り付けられている様子を示す平面図。 実施の形態1におけるレール取付金6と調整枠7と制御機器取付金8との取付分解図。 実施の形態1におけるレール取付金6の反力を示す図。 レールクリップ18と止め具19とのみでガイドレール9に取り付けた場合の取付腕22の反力を示す図。 実施の形態1における制御機器取付金8にかかる回転モーメントMを示す図。
符号の説明
2 目板、3 かご側レールブラケット、4 昇降路壁側ブラケット、6 レール取付金、6a フック曲部、6b 曲げ部、6c 穴、6d 基部、7 調整枠、7c 穴、8 制御機器取付金、8a 腕部、8b 曲げ部、8c 穴、9 ガイドレール、9a レール係合部、10 制御機器、11 補強板、18 レールクリップ、19 止め具、19a ボルト、19b ナット、19c ワッシャー、22 取付腕、31 繋ぎ目。

Claims (8)

  1. エレベータかごの昇降をガイドするガイドレールに制御機器を取り付ける機器レール取付器具であり、
    ガイドレールに取り付けられるレール取付具と、
    ガイドレールと略平行する縦長形状であり、縦方向の任意の位置で前記レール取付具に取り付けられる縦長部材と、
    前記縦長部材の縦方向の任意の位置に取り付けられると共に制御機器が取り付けられる機器取付具と
    を備えたことを特徴とするエレベータの機器レール取付器具。
  2. 前記縦長部材は、
    縦方向に並べられた複数の穴を有し、いずれかの穴を介して前記レール取付具に取り付けられると共にいずれかの穴を介して前記機器取付具が取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの機器レール取付器具。
  3. 前記レール取付具は、
    フック形に曲がったフック曲部を有し、前記フック曲部がガイドレールに係合する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項2いずれかに記載のエレベータの機器レール取付器具。
  4. 前記レール取付具は、前記縦長部材が取り付けられる部材取付部Aを有し、
    前記縦長部材と前記部材取付部Aとは、断面U字形状であり、一方が他方に嵌め込まれる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載のエレベータの機器レール取付器具。
  5. 前記機器取付具は、前記縦長部材に取り付けられる部材取付部Bを有し、
    前記縦長部材と前記部材取付部Bとは、断面U字形状であり、一方が他方に嵌め込まれる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかに記載のエレベータの機器レール取付器具。
  6. 前記レール取付具は、
    ガイドレールに取り付けられるレール取付部と前記縦長部材が取り付けられる部材取付部Aとを有し、
    前記レール取付部と前記部材取付部Aとで断面L字状のL字部を構成し、
    前記L字部を補強する補強部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3、請求項5いずれかに記載のエレベータの機器レール取付器具。
  7. 前記レール取付具は、ガイドレールに取り付けられるレール取付部と前記縦長部材が取り付けられる部材取付部Aとを有し、前記レール取付部と前記部材取付部Aとで断面L字状のL字部を構成し、前記L字部を補強する補強部を有し、
    前記縦長部材と前記部材取付部Aとは、断面U字形状であり、一方が他方に嵌め込まれる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載のエレベータの機器レール取付器具。
  8. 請求項1〜請求項7いずれかに記載のエレベータの機器レール取付器具を備えたエレベータ装置。
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