JP2009232917A - ガイドワイヤ導入具及びガイドワイヤ導入具セット - Google Patents

ガイドワイヤ導入具及びガイドワイヤ導入具セット Download PDF

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Abstract

【課題】ガイドワイヤを穿刺具内でサイドポートからメインポートの先端開口まで正しく導くとともに、適用する穿刺具を簡便構成にする。
【解決手段】ガイドワイヤ導入具12は、非拘束時に先端部が屈曲しているガイドワイヤ20と、ガイドワイヤ20の先端部を除き、後端を含む部分を内腔に保持する第1パイプ22と、第1パイプ22の一部から突出し、該第1パイプ22の開口から離間して設けられた両端開口の第2パイプ24と、ガイドワイヤ20の先端部を含む一部を覆い、該先端部を略直線状に保持するチューブ26とを備える。ガイドワイヤ20は、第1パイプ22の開口22aから延在し、先端部は第2パイプ24内に配置され、チューブ26の先端は第2パイプ24内に配置され、後端は該第2パイプ24と第1パイプ22との間に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、カテーテルのガイドをするガイドワイヤを血管に導入するためのガイドワイヤ導入具及びガイドワイヤ導入具セットに関し、特に、非拘束時に先端部が屈曲しているガイドワイヤを導入するガイドワイヤ導入具及びガイドワイヤ導入具セットに関する。
患者に高濃度の栄養剤を輸液する際には心臓に近い静脈までカテーテルを挿入することがある。このようなカテーテルはある程度の長さが必要であって、所望箇所までカテーテルを導くためのガイドワイヤを先行的に挿入する。
この場合、まず穿刺によってシリンジにフラッシュバックを行って静脈に穿刺していることを確認し、穿刺針とシリンジとの間に設けられた穿刺具(例えば、特許文献1参照)からガイドワイヤを静脈に導入する。
穿刺具は二股形状であって、直線状のメインポートと、該メインポートに対して斜めに接続されて連通するサイドポートとを備えており、メインポートの先端に穿刺針、メインポートの後端にシリンジ、サイドポートの後端にガイドワイヤ供給具が接続される。サイドポートにはゴム製の止血弁が設けられており、ガイドワイヤは該止血弁の孔を通ってメインポート及び穿刺針に導かれる。
ガイドワイヤは、操作性等の観点から先端がJ字形状又はL字形状に屈曲している場合がある。このような屈曲したガイドワイヤは、止血弁の孔を通りにくいとともに、穿刺具内でサイドポートからメインポートに入るときに穿刺針の方向(前方)ではなくシリンジの方向(後方)に向かって移動してしまう場合がある。また、穿刺具内でサイドポートからメインポートに入るときに、その場で丸まってしまうおそれがある。
このような背景から、特許文献2では、サイドポートの開口部からメインポートの先端開口部までガイドワイヤを導くインナーチューブ(特許文献2におけるガイド16)を備えるガイドワイヤ挿入具を提案している。このようなガイドワイヤ挿入具では、ガイドワイヤがメインポート内で逆方向に移動することを防止できる。
特開2007−209号公報 特開平10−118192号公報
前記特許文献2記載のガイドワイヤ挿入具では、インナーチューブもある程度の内径があり、J字形状のガイドワイヤ先端が内壁に引っ掛かる可能性がある。
また、メインポート内にインナーチューブが常時配置されているために障害物となって、フラッシュバックの流路がインナーチューブで制限されてしまい、フラッシュバックに時間がかかる。
さらに、フラッシュバックした血液がインナーチューブ内に流入した場合には、穿刺に時間がかかると血液が凝固する懸念がある。
さらにまた、インナーチューブは穿刺具の本体とは別体に製作して組み立てることになり、複雑構造であり、組み立て性に劣る。インナーチューブと本体との隙間部に血液が入り込むと、その部分で血液が凝固する可能性がある。
さらにまた、穿刺具はインナーチューブを保持するための特殊形状であって、従来品を用いることはできない。インナーチューブは止血弁とは別体に設けられており、J字形状のガイドワイヤ先端は止血弁を通過しにくい。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、非拘束時に先端部が屈曲しているガイドワイヤを血管に導入するガイドワイヤ導入具及びガイドワイヤ導入具セットにおいて、簡便構成でしかもガイドワイヤを止血弁に対して通過させやすいガイドワイヤ導入具及びガイドワイヤ導入具セットを提供することを目的とする。
本発明に係るガイドワイヤ導入具は、非拘束時に先端部が屈曲している可撓性のガイドワイヤと、前記ガイドワイヤを内腔に保持する第1パイプと、前記第1パイプの一部に連結し、該第1パイプの開口から離間して設けられた第2パイプと、前記ガイドワイヤの前記先端部を含む一部を覆い、該先端部を略直線状に保持するチューブとを備え、前記ガイドワイヤは、前記第1パイプの開口から延在し、前記先端部は前記第2パイプ内に配置され、前記チューブは、先端が前記ガイドワイヤの前記先端部とともに前記第2パイプ内に配置され、後端が前記第1パイプと前記第2パイプの間に配置されていることを特徴とする。
このような構成では、ガイドワイヤはチューブによって略直線状に拘束されることから、止血弁を通過しやすく、しかもサイドポートからメインポートの先端開口まで正しく導かれる。適用する穿刺具は従来品と同様の簡便構成である。
前記先端部は、非拘束時にJ字形状に屈曲していていもよい。
本発明に係るガイドワイヤ導入具セットは、ガイドワイヤ導入具と、穿刺具とを有するガイドワイヤ導入具セットであって、前記ガイドワイヤ導入具は、非拘束時に先端部が屈曲している可撓性のガイドワイヤと、前記ガイドワイヤを内腔に保持する第1パイプと、前記第1パイプの一部に連結し、該第1パイプの開口から離間して設けられた第2パイプと、前記ガイドワイヤの前記先端部を含む一部を覆い、該先端部を略直線状に保持するチューブとを備え、前記ガイドワイヤは、前記第1パイプの開口から延在し、前記先端部は前記第2パイプ内に配置され、前記チューブは、先端が前記ガイドワイヤの前記先端部とともに前記第2パイプ内に配置され、後端が前記第1パイプと前記第2パイプとの間に配置され、前記穿刺具は、直線状のメインポートと、前記メインポートに対して斜めに接続されて連通し、前記第2パイプの先端が装着されるサイドポートとを備える本体と、略中心部に前記ガイドワイヤが挿通可能で、前記サイドポートを液密に保つ止血弁と、前記メインポートの先端に接続された穿刺具とを有することを特徴とする。
このような構成では、ガイドワイヤはチューブによって略直線状に拘束されることから、止血弁を通過させやすく、しかもサイドポートから第1パイプの先端開口まで正しく導かれる。穿刺具は従来品と同様の簡便構成である。
前記第2パイプの先端を前記サイドポートに装着し、前記ガイドワイヤを送り出して前記先端部が前記メインポートの先端開口に到達したとき、前記チューブは前記穿刺具内における前記ガイドワイヤを全長にわたって覆っていてもよい。このようなチューブにより、ガイドワイヤを穿刺具及び穿刺針内で正しく導くことができる。
前記第2パイプの先端を前記サイドポートに装着し、前記ガイドワイヤを送り出して前記先端部が前記メインポートの先端開口に到達したとき、前記チューブの後端は、前記第1パイプと前記第2パイプの間に配置されてもよい。これによりチューブは、穿刺具内でガイドワイヤを正しく導くのに必要十分な長さとなる。
前記チューブの後端には、前記第2パイプの開口に当接して、該チューブの導出を制限するストッパが設けられていてもよい。このようなストッパを設けることにより、チューブの導出を適度な位置で制限することができる。
前記止血弁は、一方の面に達する第1切れ目と、他方の面に達する第2切れ目とを備え、前記第1切れ目と第2切れ目はつながっており、且つ交差配置されていると、ガイドワイヤを通過させやすく、しかも液密性が高い。
本発明に係るガイドワイヤ導入具及びガイドワイヤ導入具セットでは、ガイドワイヤはチューブによって略直線状に拘束されることから、止血弁を通過させやすく、しかもサイドポートからメインポートの先端開口まで正しく導かれる。適用する穿刺具は従来品と同様の簡便構成である。
以下、本発明に係るガイドワイヤ導入具及びガイドワイヤ導入具セットの実施の形態として、ガイドワイヤ導入具12及びガイドワイヤ導入具セット10を挙げ、添付の図1〜図14を参照しながら説明する。
図1に示すように、ガイドワイヤ導入具セット10は、ガイドワイヤ導入具12と、穿刺具11とを有する。そして、穿刺具11は、Yハブ(本体)14と、シリンジ16と、穿刺針18とを有する。ガイドワイヤ導入具セット10には後述するダイレータ60及びカテーテル70や、その他の補助具が含まれていてもよいことはもちろんである。ガイドワイヤ導入具セット10は、ケースに収納して内部を滅菌しておくとよい。Yハブ14及びシリンジ16は透明体であって、内部の血液を確認可能である。
図2、図3に示すように、ガイドワイヤ導入具12は、可撓性のあるガイドワイヤ20と、ガイドワイヤ20の先端部20aを除き、後端を含む相当部分を内腔に保持する第1パイプ22と、第1パイプ22の一部に連結し、該第1パイプ22の開口22aから離間して設けられた両端開口の第2パイプ24と、チューブ26とを備える。
ガイドワイヤ20は、例えば鋼製で約30cm程度であり、初期状態で、そのうちの後方約20cm程度が第1パイプ22に挿入されている。ガイドワイヤ20の先端部10aは特に高い可撓性を有し、非拘束時にはJ字形状となっており、血管内に導入させやすい。図4には、ガイドワイヤ20の先端部20aの非拘束時におけるJ字形状を理解しやすいように、ガイドワイヤ導入具12の単体の状態で、チューブ26を最大量送り出すとともに、ガイドワイヤ20をさらに送り出して先端部20aのJ字形状部がチューブ26から突出している状態を示す。ガイドワイヤ20のJ字形状は、その屈曲(湾曲)の程度や大きさが、手技の種類や操作者の要望に応じて種々用意されている。ガイドワイヤ20には、先端からの長さを示す目盛り記号(図示せず)が設けられている。
図2及び図3に戻り、第1パイプ22は、1回転以上巻回した形状であり、一方の開口22aのみ開口し、他方は塞がれている。初期状態でガイドワイヤ20の後端は第1パイプ22の他方端近傍に達しており、該他方端は塞がれていることからガイドワイヤ20の挿入量が適正に設定される。第1パイプ22はある程度の弾性を有する。
第1パイプ22の後端近傍は、隣接する巻回部に対して留め具30で固定されており、開口22aは隣接する巻回部に対して、円弧状の固定具32の略端部で固定されている。留め具30及び固定具32は第1パイプ22を摺動自在なように摩擦固定している。
固定具32からは、開口22aの開口方向に向かって支持バー34が延在しており、該支持バー34には第2パイプ24が接続されている。支持バー34の略中央部には、ガイドワイヤ20を下支えする突起36が設けられている。開口22aの開口方向、支持バー34及び第2パイプ24は、略直線状に配置されている。第2パイプ24は両端が開口している。
チューブ26は、内径がガイドワイヤ20の外径より僅かに大きく、ガイドワイヤ20の先端部20aを覆っている。チューブ26はガイドワイヤ20に対して適度な摩擦をもって当接して一体的に移動が可能であって、適度に大きい力を加えるとガイドワイヤ20はチューブ26の内面に摺接しながら送り出しが可能である。
チューブ26は、Yハブ14内の壁面に当接したときに屈曲可能な程度の可撓性を有するとともに、外力のない状態ではガイドワイヤ20先端のJ字形状の部分を略直線状に拘束することのできる適度な剛性を有する。ガイドワイヤ20の先端部20aは可撓性が高いため、チューブ26は、剛性が過度に高い必要はなく、実際上は可撓性材質で構成することができ、例えば薄肉のナイロンチューブを用いることができる。
初期状態で、チューブ26の前方略半分は、ガイドワイヤ20の先端部20aとともに第2パイプ24内に挿入・配置されていて、前端開口を構成するアドバンサー24aからの突出はない。チューブ26の後端には、第1パイプ22の開口22a及び第2パイプ24の開口24bに挿入されない大きさのストッパ38が設けられている。ガイドワイヤ導入具12の使用時、ストッパ38は、第2パイプ24の開口24bに当接して、チューブ26の導出を適度な位置で制限する。チューブ26の後端部及びストッパ38は、支持バー34の上方で、開口22aと開口24bとの間、具体的には開口22aの近傍部に配置されている。
第2パイプ24の先端のアドバンサー24aは、複数のリブが設けられたテーパ形状となっている。
図5に示すように、穿刺具11のYハブ14は二股形状であって、直線状のメインポート40と、該メインポート40に対して鋭角θ(例えば、略30°程度)に接続されて連通し、第2パイプ24のアドバンサー24aが装着されるサイドポート42と、該サイドポート42内に設けられた止血弁44及びポート部材46とを有する。メインポート40の後端における内面、及び前端の外面はテーパ形状になっている。サイドポート42におけるメインポート40への接続箇所はガイドワイヤ20を案内できるように先細りのテーパ形状となっている。
ポート部材46は、サイドポート42の入口側の開口42bに固定されており、開口部内面はテーパ形状となっており、アドバンサー24aのリブが係合して確実に接続される。ポート部材46の先端はフランジ46aとなっており、サイドポート42内の段差面42aとの間で止血弁44を液密に保持する。ポート部材46の内部にはテーパ面46bと、該テーパ面46bの先端からフランジ46aを通り抜ける細径のガイド孔46cが設けられ、第2パイプ24から導出されるガイドワイヤ20を止血弁44の略中央部に案内する。フランジ46aの中央部はやや突出しており、止血弁44の中央部に弾性的に食い込む。
止血弁44は、例えばシリコーンゴムで形成されており、略中心部にガイドワイヤ20が挿通可能で、該ガイドワイヤ20が非挿通時にはサイドポート42を液密に保つ。
具体的には、図6に示すように、止血弁44は、一方の面に達する第1切れ目48aと、他方の面に達する第2切れ目48bとを備えている。第1切れ目48aと第2切れ目48bは、止血弁44の内部における略中央部でつながっており、平面視(平面図は省略する。)で略90°に交差配置されている。第1切れ目48a及び第2切れ目48bはそれぞれ略半円形状であって円弧部分がつながっている。このような止血弁44はガイドワイヤ20を通過させやすく、しかも液密性が高い。
Yハブ14は、基本的にはこのように簡便に構成されており、従来品(例えば、特許文献1記載の穿刺具)を用いてもよい。
シリンジ16は汎用品であって、シリンジ本体50、プランジャ52及びガスケット53を有し、シリンジ本体50がメインポート40の後端部にテーパ接続される。
穿刺針18は汎用品であって、針54及び該針54を保持する針ハブ56を有し、針ハブ56がメインポート40の前端部にテーパ接続される。
次に、このように構成されるガイドワイヤ導入具セット10及びガイドワイヤ導入具12の作用について説明する。
先ず、図7に示すように、Yハブ14のメインポート40に対してシリンジ16及び穿刺針18を接続し、サイドポート42に対してアドバンサー24aを接続しておき、Yハブ14を把持して穿刺針18を患者の血管(例えば、静脈)に穿刺する。穿刺針18に代えて留置針等を用いてもよい。穿刺する箇所は、図示しない穴あきドレープで覆っておく。穿刺針18が血管に正しく穿刺されると、血液がYハブ14のメインポート40を通ってシリンジ16に導入され、いわゆるフラッシュバックが発生する。このとき、シリンジ16のプランジャ52を適度に引いてフラッシュバックを促進させる。Yハブ14に導入された血液は、止血弁44の液密作用によりサイドポート42から漏出することがない。操作者は、適正なフラッシュバックが発生していることを確認する。
Yハブ14のメインポート40内には、フラッシュバックを阻害する障害物がなく、フラッシュバックを短時間で行うことができる。なお、図7ではフラッシュバックによる血液を示したが、図8〜図11ではガイドワイヤ20の状態を理解しやすいように血液の図示を省略する。
次いで、図8に示すように、ガイドワイヤ20をチューブ26とともに押し出す。ガイドワイヤ20及びチューブ26は、アドバンサー24aから突出してサイドポート42に挿入する。このとき、ガイドワイヤ20は、チューブ26が被覆していることから略直線状に保持されている。したがって、ガイドワイヤ20及びチューブ26は、ポート部材46内のテーパ面によってもある程度案内されるが、略まっすぐに止血弁44の中央部に向かい、直線状に延出し、止血弁44の第1切れ目48a及び第2切れ目48bを貫通する。
ガイドワイヤ20は、単体では先端がJ字形状であって止血弁44の面に対してまっすぐに当接させることが困難であり、しかも可撓性が高いことから該止血弁44の第1切れ目48a及び第2切れ目48bを押し広げながら貫通することが困難な場合もある。
一方、ガイドワイヤ導入具セット10及びガイドワイヤ導入具12では、ガイドワイヤ20は先端がチューブ26で被覆されて略直線状に保持されていることから、止血弁44の面に対して略直角に当接することができ、しかもチューブ26によって適度な剛性が確保されており、第1切れ目48a及び第2切れ目48bを押し広げながら止血弁44を確実に貫通することができる。ガイドワイヤ20及びチューブ26が貫通しても、止血弁44はサイドポート42を液密に維持する。
ガイドワイヤ20及びチューブ26をさらに押し出すと、その先端は依然として略直線状に維持されており、サイドポート42内をまっすぐに進み、該サイドポート42内で引っ掛かったり丸まったりすることがなく、メインポート40に正しく入り込む。
図9に示すように、ガイドワイヤ20はメインポート40に入り、その内壁面40aに当接する。図9から了解されるように、ガイドワイヤ20及びチューブ26は、内壁面40aに対して鋭角θと略等しい角度で当接する。したがって、ガイドワイヤ20及びチューブ26をさらに押し出すと、チューブ26は適度な可撓性も有していることから、図10に示すように、ガイドワイヤ20及びチューブ26は内壁面40aに沿って曲がり、前方へ向かって進み、針ハブ56に案内される。
ガイドワイヤ20は単体では先端がJ字形状であることから、図9の仮想線で示すように内壁面40aに対して必ずしも鋭角に当接するとは限らず、また先端部が内壁面40aに当接するとは限らず、しかも可撓性が高いことから、ガイドワイヤ20はそのまま押し出すとYハブ14内で不規則な動きをする懸念があり、例えば、サイドポート42とメインポート40との接続部で丸まってしまい、又は逆のシリンジ16の方向に進んでしまうおそれがある。
一方、ガイドワイヤ導入具セット10及びガイドワイヤ導入具12では、ガイドワイヤ20は先端がチューブ26で被覆されて略直線状に保持されていることから、内壁面40aに対して鋭角に当接することができ、しかもチューブ26は適度な可撓性も有していることから、内壁面40aに沿って正しく針ハブ56に案内される。
図11に示すように、ガイドワイヤ20及びチューブ26をさらに押し出すと、ストッパ38が第2パイプ24の入口側の開口24bに当接し、チューブ26のそれ以上の第2パイプ24への進入が制限される。この時点では、図11から了解されるように、ガイドワイヤ20及びチューブ26の先端は、針ハブ56内で針54の中空部開口の近傍又は針54にやや挿入された位置まで達している。
このとき、チューブ26はYハブ14内におけるガイドワイヤ20を全長にわたって覆っていることから、該ガイドワイヤ20をYハブ14内で正しく導くことができる。また、チューブ26は、後端が第2パイプ24の開口24bに配置されており、Yハブ14内でガイドワイヤ20を正しく導くのに必要十分な長さとなっている。
ここまでの一連の操作では、ストッパ38の箇所を把持して行うとよい。ここまで、ガイドワイヤ20はチューブ26と一体的に動作することからガイドワイヤ20がチューブ26の内壁に引っ掛かることがない。この後の操作でもガイドワイヤ20の先端はチューブ26から出てしまうので、ガイドワイヤ20がチューブ26の内壁に引っ掛かることがない。
ガイドワイヤ20をチューブ26に摺接させながらさらに導出させると、ガイドワイヤ20の最先端点は針54の中空部開口の近傍まで達していることから、そのまま該中空部に入って前進する。針54の中空部は十分に細径であり、ガイドワイヤ20は直線状に保持されたまま前進し、途中で引っ掛かったり、逆方向に進んでしまうことはない。
やがて、図12に示すように、ガイドワイヤ20は針54の先端開口から突出し、拘束がなくなり(又は拘束の程度が少なくなり)、血管90内でJ字形状に復帰する。この後、例えば、図12の仮想線で示すようにガイドワイヤ20を、J字の屈曲部を先頭にして血管90内を所定の箇所まで導出させる。ガイドワイヤ20は非拘束時に先端部がJ字形状に屈曲していることから、スムーズに血管内に挿入させることができる。
さらに、ガイドワイヤ20を残したまま、穿刺針18、Yハブ14及びガイドワイヤ導入具12をガイドワイヤ20の後端部から引き抜く。これにより、ガイドワイヤ20は所定量が血管90に挿入され、残余の部分が穿刺箇所から出ている状態にセットされる。
次に、図13に示すように、中空のダイレータ60をガイドワイヤ20に通して挿入し、穿刺箇所及び血管を適度に広げる。ダイレータ60を挿入する際には、メスで挿入口を適度に切り広げてもよい。この後、ダイレータ60を取り除く。
次いで、図14に示すように、カテーテル70を、所定のガイドチューブを介してガイドワイヤ20に通して血管に適度な長さだけ挿入する。ガイドチューブは、血管90への挿入時の強度確保、チューブ保護のために設けられている。カテーテル70は、例えば栄養剤供給用の第1カテーテル72と、薬剤供給用の第2カテーテル74を有し、第1カテーテル72と第2カテーテル74は途中で一体的な共通カテーテル76となっており、該共通カテーテル76の部分が血管内に挿入される。共通カテーテル76は、断面2管構造となっている。
さらに、カテーテル70を皮膚に対して固定した後、ガイドワイヤ20及びガイドチューブを引き抜く。第1カテーテル72及び第2カテーテル74は、使用しないときには図示しないクレンメで閉じておく。
上述したように、本実施の形態に係るガイドワイヤ導入具セット10及びガイドワイヤ導入具12によれば、ガイドワイヤ20はチューブ26によって略直線状に拘束されていることから、止血弁44を通過させやすく、しかもサイドポート42からメインポート40の先端開口まで正しく導かれる。適用するYハブ14は従来品と同様の簡便構成である。Yハブ14には、前記特許文献2のようなインナーチューブが不要であることから組み立てが容易であり、インナーチューブと本体との隙間部に血液が入り込んで血液が凝固するような事態も発生し得ない。
本発明に係るガイドワイヤ導入具及びガイドワイヤ導入具セットは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係るガイドワイヤ導入具セットの平面図である。 本実施の形態に係るガイドワイヤ導入具の平面図である。 本実施の形態に係るガイドワイヤ導入具の一部拡大斜視図である。 チューブを最大量送り出すとともに、ガイドワイヤをさらに送り出した状態のガイドワイヤ導入具の平面図である。 Yハブの断面平面図である。 止血弁の斜視図である。 組み立てられたガイドワイヤ導入具セットの平面図である。 ガイドワイヤ及びチューブがアドバンサーから突出してサイドポートに挿入した状態を示す断面平面図である。 ガイドワイヤ及びチューブがメインポートの内壁面に当接した状態を示す断面平面図である。 ガイドワイヤ及びチューブがメインポートの内壁面に沿って曲がり、前方に向かって進む状態を示す断面平面図である。 ストッパが第2パイプの後端開口に当接した状態を示す断面平面図である。 ガイドワイヤが針の先端開口から突出し、拘束がなくなった状態を示す断面平面図である。 ダイレータをガイドワイヤに通して血管を広げる手技を示す図である。 カテーテルをガイドワイヤに通して血管に適度な長さだけ挿入する手技を示す図である。
符号の説明
10…ガイドワイヤ導入具セット 11…穿刺具
12…ガイドワイヤ導入具 16…シリンジ
18…穿刺針 20…ガイドワイヤ
22…第1パイプ 22a、24b…開口
24…第2パイプ 24a…アドバンサー
26…チューブ 38…ストッパ
40…メインポート 40a…内壁面
42…サイドポート 44…止血弁
46…ポート部材 48a、48b…切れ目

Claims (7)

  1. 非拘束時に先端部が屈曲している可撓性のガイドワイヤと、
    前記ガイドワイヤを内腔に保持する第1パイプと、
    前記第1パイプの一部に連結し、該第1パイプの開口から離間して設けられた第2パイプと、
    前記ガイドワイヤの前記先端部を含む一部を覆い、該先端部を略直線状に保持するチューブと、
    を備え、
    前記ガイドワイヤは、前記第1パイプの開口から延在し、前記先端部は前記第2パイプ内に配置され、
    前記チューブは、先端が前記ガイドワイヤの前記先端部とともに前記第2パイプ内に配置され、後端が前記第1パイプと前記第2パイプの間に配置されていることを特徴とするガイドワイヤ導入具。
  2. 請求項1記載のガイドワイヤ導入具において、
    前記先端部は、非拘束時にJ字形状に屈曲していることを特徴とするガイドワイヤ導入具。
  3. ガイドワイヤ導入具と、穿刺具とを有するガイドワイヤ導入具セットであって、
    前記ガイドワイヤ導入具は、
    非拘束時に先端部が屈曲している可撓性のガイドワイヤと、
    前記ガイドワイヤを内腔に保持する第1パイプと、
    前記第1パイプの一部に連結し、該第1パイプの開口から離間して設けられた第2パイプと、
    前記ガイドワイヤの前記先端部を含む一部を覆い、該先端部を略直線状に保持するチューブと、
    を備え、
    前記ガイドワイヤは、前記第1パイプの開口から延在し、前記先端部は前記第2パイプ内に配置され、
    前記チューブは、先端が前記ガイドワイヤの前記先端部とともに前記第2パイプ内に配置され、後端が前記第1パイプと前記第2パイプとの間に配置され、
    前記穿刺具は、
    直線状のメインポートと、前記メインポートに対して斜めに接続されて連通し、前記第2パイプの先端が装着されるサイドポートとを備える本体と、
    略中心部に前記ガイドワイヤが挿通可能で、前記サイドポートを液密に保つ止血弁と、
    前記メインポートの先端に接続された穿刺具と、
    を有することを特徴とするガイドワイヤ導入具セット。
  4. 請求項3記載のガイドワイヤ導入具セットにおいて、
    前記第2パイプの先端を前記サイドポートに装着し、前記ガイドワイヤを送り出して前記先端部が前記メインポートの先端開口に到達したとき、前記チューブは前記穿刺具内における前記ガイドワイヤを全長にわたって覆っていること特徴とするガイドワイヤ導入具セット。
  5. 請求項3又は4記載のガイドワイヤ導入具セットにおいて、
    前記第2パイプの先端を前記サイドポートに装着し、前記ガイドワイヤを送り出して前記先端部が前記メインポートの先端開口に到達したとき、前記チューブの後端は、前記第1パイプと前記第2パイプの間に配置されること特徴とするガイドワイヤ導入具セット。
  6. 請求項3〜5記載のガイドワイヤ導入具セットにおいて、
    前記チューブの後端には、前記第2パイプの開口に当接して、該チューブの導出を制限するストッパが設けられていることを特徴とするガイドワイヤ導入具セット。
  7. 請求項3〜6のいずれか1項に記載のガイドワイヤ導入具セットにおいて、
    前記止血弁は、一方の面に達する第1切れ目と、他方の面に達する第2切れ目とを備え、
    前記第1切れ目と第2切れ目はつながっており、且つ交差配置されていることを特徴とするガイドワイヤ導入具セット。
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