JP2009231467A - 基板ユニット,電子装置,及び基板ユニット製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体装置がプリント基板に搭載された基板ユニットにおいて、アンダーフィルを充填することなく、基板ユニットの信頼性を向上できるようにする。
【解決手段】複数の端子21´を有する半導体装置20と、この半導体装置20を搭載し複数の端子21´のそれぞれと電気的に接合する複数の基板端子11´を有する基板10aと、端子21´と基板端子11´とを各々電気的に接合させる、端子21´または基板端子11´の接合部11,22の面積よりも小さな面積の接合部32´,33´を有する複数の導体部31´とを備えて構成する。
【選択図】図11
【解決手段】複数の端子21´を有する半導体装置20と、この半導体装置20を搭載し複数の端子21´のそれぞれと電気的に接合する複数の基板端子11´を有する基板10aと、端子21´と基板端子11´とを各々電気的に接合させる、端子21´または基板端子11´の接合部11,22の面積よりも小さな面積の接合部32´,33´を有する複数の導体部31´とを備えて構成する。
【選択図】図11
Description
本発明は、プリント基板に電子部品(例えば半導体装置)を搭載された基板ユニットにおける、プリント基板と電子部品との接合構造に関する。
従来から、Surface Mount Technology(SMT)部品(例えば半導体装置)をプリント基板に搭載したプリント基板ユニットに関し、製造過程におけるボイドの発生を抑止するための技術や、搭載部品のヒートシンクとそのヒートシンクを取り付けるためのばねとの荷重を支持するスタンドオフ機構に係る技術や、半導体装置をダミーバンプやダミーランドを用いて複数積層する技術がある(例えば、下記特許文献1〜3参照)。
ところで、プリント基板とSMT部品との接合方式としては、ハンダペースト印刷をした後、リフロー加熱を行なう方式が一般的である。
例えば、以下の(1)〜(5)の手順でSMT部品のプリント基板への接合が行なわれる。
(1)プリント基板に、メタルマスクを用いてハンダペーストを印刷。
例えば、以下の(1)〜(5)の手順でSMT部品のプリント基板への接合が行なわれる。
(1)プリント基板に、メタルマスクを用いてハンダペーストを印刷。
(2)部品搭載装置(マウンタ)を用いて小型部品(チップやコイル等)から大型部品[Ball Grid Array(BGA), Land Grid Array(LGA),Quad Flat Package(QFP), Chip Scale (Size) Package(CSP)部品,コネクタ等]を搭載。
(3)リフロー炉等の加熱装置を用いて部品を一括ハンダ付け。
(4)低耐熱部品や挿入部品等をハンダごて等の局所加熱装置を用いてハンダ付け。
(3)リフロー炉等の加熱装置を用いて部品を一括ハンダ付け。
(4)低耐熱部品や挿入部品等をハンダごて等の局所加熱装置を用いてハンダ付け。
(5)BGA,LGA,及びCSP等の部品で信頼性が懸念される部品にハンダフィルを塗布し、恒温槽等の装置で加熱し樹脂硬化。
ところで、近年、BGA部品やLGA部品やCSP部品の高性能化に伴い、プリント基板と接続するハンダバンプの多ピン化,狭ピッチ化,及び小径化など、接合信頼性の低下につながる要因が多様化している。
ところで、近年、BGA部品やLGA部品やCSP部品の高性能化に伴い、プリント基板と接続するハンダバンプの多ピン化,狭ピッチ化,及び小径化など、接合信頼性の低下につながる要因が多様化している。
そのため、プリント基板ユニットの落下等の衝撃時に発生する応力や、プリント基板と搭載部品(以下、単に部品ともいう)との線熱膨張係数差により温度変化時に生じる応力により、ハンダバンプにクラックが発生するのを抑制することを目的に、上記手順(5)に示すように、プリント基板と部品との間にアンダーフィルを充填することが一般的になっている。
例えば、図20に示すように、BGA部品101がプリント基板102に搭載されたプリント基板ユニット100において、プリント基板102とBGA部品101との間にアンダーフィル103が充填される。
なお、図20において、符号104は、BGA部品101及びプリント基板102のパッドを示し、符号105は、ハンダ接合部としてのハンダボールを示す。
特開2005−142497号公報
特開2006−237369号公報
特許第3847602号公報
なお、図20において、符号104は、BGA部品101及びプリント基板102のパッドを示し、符号105は、ハンダ接合部としてのハンダボールを示す。
しかしながら、アンダーフィルは、プリント基板と電子部品(半導体装置)との間に毛細管現象を用いて浸透させるため、ハンダバンプが低背だとプリント基板と部品との隙間が狭くなり、部品全体への浸透が困難になってしまう。その場合、アンダーフィルを充填しても十分な信頼性(長寿命性)を得ることができない。
また、上記手順(5)において、アンダーフィルを塗布または充填するためには、そのためのエリアが必要になってしまう。即ち、アンダーフィルを塗布(充填)するノズルやアンダーフィルを落とすためのエリアが必要になってしまう。
また、上記手順(5)において、アンダーフィルを塗布または充填するためには、そのためのエリアが必要になってしまう。即ち、アンダーフィルを塗布(充填)するノズルやアンダーフィルを落とすためのエリアが必要になってしまう。
さらに、アンダーフィルを充填するという工程(上記手順(5))が加わることは、製造コストの面から好ましくない。
また、部品交換等のリワーク時には、アンダーフィルを除去しなければならず、その作業が困難である。つまり、アンダーフィル除去時にプリント基板表面に残ったアンダーフィルを掃除等するのは困難である。
また、部品交換等のリワーク時には、アンダーフィルを除去しなければならず、その作業が困難である。つまり、アンダーフィル除去時にプリント基板表面に残ったアンダーフィルを掃除等するのは困難である。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、半導体装置がプリント基板に搭載された基板ユニットにおいて、アンダーフィルを充填することなく、基板ユニットの信頼性を向上できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、この基板ユニットは、複数の端子を有する半導体装置と、この半導体装置を搭載し複数の端子のそれぞれと電気的に接合する複数の基板端子を有する基板と、端子と基板端子とを各々電気的に接合させる、端子または基板端子の接合部の面積よりも小さな面積の接合部を有する複数の導体部とを備える。
また、上記目的を達成するために、この基板ユニットは、半導体装置の端子と基板の基板端子との導通が、端子におけるハンダ、基板端子におけるハンダ、及び、両ハンダに接する両ハンダよりも融点の低い低温ハンダから形成されている。
また、上記目的を達成するために、この基板ユニットは、半導体装置の端子と基板の基板端子との導通が、端子におけるハンダ、基板端子におけるハンダ、及び、両ハンダに接する両ハンダよりも融点の低い低温ハンダから形成されている。
さらに、上記目的を達成するために、この電子装置は、上述した基板ユニットと、その基板ユニットを格納する筐体とを有する。
また、上記目的を達成するために、この基板ユニット製造方法製造方法は、半導体装置を搭載する基板の複数の端子におけるハンダ上に当該ハンダよりも融点の低い低温ハンダを塗布し、その低温ハンダ上に半導体装置を設置し、低温ハンダの融点以上でハンダの融点よりも低い温度で半導体装置と基板とを電気的に接合する。
また、上記目的を達成するために、この基板ユニット製造方法製造方法は、半導体装置を搭載する基板の複数の端子におけるハンダ上に当該ハンダよりも融点の低い低温ハンダを塗布し、その低温ハンダ上に半導体装置を設置し、低温ハンダの融点以上でハンダの融点よりも低い温度で半導体装置と基板とを電気的に接合する。
このように、上述した基板ユニット,電子装置,及び基板ユニット製造方法によれば、基板と半導体装置との間のスタンドオフを、従来のプリント基板ユニットよりも長くできる。そのため、基板と半導体装置との間の応力を緩和することができ、その結果、アンダーフィルを充填することなく、基板ユニットの信頼性(長寿命性)を向上できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
〔1〕本発明の第1実施形態について
まず、本発明の第1実施形態としてのプリント基板ユニット(以下、本基板ユニットともいう)1aについて説明する。図1は本基板ユニット1aの鳥瞰図である。
図1に示すように、本基板ユニット1aは、プリント基板(例えばマザーボード)10aと、半導体装置20と、導体介在シート(板状部材)30aとを備えている。
〔1〕本発明の第1実施形態について
まず、本発明の第1実施形態としてのプリント基板ユニット(以下、本基板ユニットともいう)1aについて説明する。図1は本基板ユニット1aの鳥瞰図である。
図1に示すように、本基板ユニット1aは、プリント基板(例えばマザーボード)10aと、半導体装置20と、導体介在シート(板状部材)30aとを備えている。
つまり、本基板ユニット1aのプリント基板(以下、単に基板ともいう)10aの実装面上には、搭載部品としての半導体装置20が搭載されている。
そして、基板10aと半導体装置20との間には、導体介在シート30aが介在している。即ち、基板10aと半導体装置20とは、導体介在シート30aを介して電気的に接続されている。なお、導体介在シート30aは、基板10aと半導体装置20との間に生じる応力の緩和効果を高めるために、基板10aより剛性が低いものであることが好ましく、また、基板10aと半導体装置20との中間の熱膨張係数を有するものであることが好ましい。なお、導体介在シート30aは、基板10aと同様の材質で形成されていてもよい。
そして、基板10aと半導体装置20との間には、導体介在シート30aが介在している。即ち、基板10aと半導体装置20とは、導体介在シート30aを介して電気的に接続されている。なお、導体介在シート30aは、基板10aと半導体装置20との間に生じる応力の緩和効果を高めるために、基板10aより剛性が低いものであることが好ましく、また、基板10aと半導体装置20との中間の熱膨張係数を有するものであることが好ましい。なお、導体介在シート30aは、基板10aと同様の材質で形成されていてもよい。
さらに、導体介在シート30aが基板10aと同等材料で形成されている場合の導体介在シート30aの厚さは、0.1〜0.5mm程度が好ましく、さらには0.1〜0.3mm程度が好ましい。
半導体装置20は、例えば、BGA部品,LGA部品,CSP部品であり、基板10aと電気的に接合するための複数(ここでは64個)の端子21を有している。
半導体装置20は、例えば、BGA部品,LGA部品,CSP部品であり、基板10aと電気的に接合するための複数(ここでは64個)の端子21を有している。
なお、第1実施形態及び後述する第2〜6実施形態では、半導体装置20がBGA部品である場合を例にあげて説明する。
図2(a)に図1のA−A´断面図を示す。なお、図2(b)は図2(a)の破線領域Xの拡大図である。図2(a)は図の簡略化のために右端の端子21にのみ符号を付している。また、図2(a)は後述する端子(基板端子)11,導体部31,及び貫通孔35についても、図の簡略化のためそれらの右端のものにのみ符号を付している。
図2(a)に図1のA−A´断面図を示す。なお、図2(b)は図2(a)の破線領域Xの拡大図である。図2(a)は図の簡略化のために右端の端子21にのみ符号を付している。また、図2(a)は後述する端子(基板端子)11,導体部31,及び貫通孔35についても、図の簡略化のためそれらの右端のものにのみ符号を付している。
図2(a),(b)に示すように、半導体装置20の各端子21は、半導体装置20の接合部としてのパッド22と、ハンダ接合部としてのハンダバンプ(例えば、ハンダボール)23とを有する。
基板10aは、搭載する半導体装置20と電気的に接合するための複数(ここでは64個)の端子11を有している。つまり、基板10aの端子11と半導体装置20の端子21とはそれぞれ一対一で対応しており、基板10aと半導体装置20とは同数の端子11,21を有している。
基板10aは、搭載する半導体装置20と電気的に接合するための複数(ここでは64個)の端子11を有している。つまり、基板10aの端子11と半導体装置20の端子21とはそれぞれ一対一で対応しており、基板10aと半導体装置20とは同数の端子11,21を有している。
そして、基板10aの各端子11は、基板10aの接合部としてのパッド12と、ハンダ接合部としてのハンダバンプ(例えばハンダボール)13とを有する。
導体介在シート(以下、単にシートともいう)30aは、半導体装置20の複数の端子21と基板10aの複数の端子11とをそれぞれ電気的に接合させる複数(ここでは64個)の導体部31を備えている。
導体介在シート(以下、単にシートともいう)30aは、半導体装置20の複数の端子21と基板10aの複数の端子11とをそれぞれ電気的に接合させる複数(ここでは64個)の導体部31を備えている。
つまり、シート30aは、対応する半導体装置20の端子21と基板の端子11との一組に対して、一対一で対応する複数の導体部31を有する。即ち、本基板ユニット1aにおいて、半導体装置20の端子21の数と、基板10aの端子11の数と、シート30aの導体部31との数は、同数である。
そして、シート30aの各導体部31は、半導体装置20の端子21のハンダバンプ23と接合されるパッド32と、基板10aの端子11のハンダバンプ13と接合されるパッド33と、それらパッド32とパッド33とを電気的に接続する導通部34aとを有する。
そして、シート30aの各導体部31は、半導体装置20の端子21のハンダバンプ23と接合されるパッド32と、基板10aの端子11のハンダバンプ13と接合されるパッド33と、それらパッド32とパッド33とを電気的に接続する導通部34aとを有する。
ここでは、シート30aの内部に導通部34aが形成され、その導通部34aを挟み込むようにパッド32,33が設けられている。
このような構成により、基板10aと半導体装置20とは、端子11,導体部31,及び端子21を順に介して電気的に接続される。
より具体的には、基板10aと半導体装置20とは、パッド12,ハンダバンプ13,パッド33,導通部34a,パッド32,ハンダバンプ23,及びパッド22を順に介して電気的に接続される。
このような構成により、基板10aと半導体装置20とは、端子11,導体部31,及び端子21を順に介して電気的に接続される。
より具体的には、基板10aと半導体装置20とは、パッド12,ハンダバンプ13,パッド33,導通部34a,パッド32,ハンダバンプ23,及びパッド22を順に介して電気的に接続される。
そして、このような構成により、本基板ユニット1aは、前述した図20に示す従来のプリント基板ユニット100よりもスタンドオフを長くすることができる。例えば、従来のプリント基板ユニット100のスタンドオフαに対して、本基板ユニット1aのスタンドオフβ(図2(a)参照)を倍程度あるいは倍以上長くできる。
このように、本基板ユニット1aのスタンドオフβを長くすることにより、落下時や温度変化時に基板10aと半導体装置20間で発生する応力を緩和することができる。その結果、ハンダバンプ13,23にクラックが入ることや、基板10aや半導体装置20に亀裂等が発生して壊れてしまうことを抑止でき、本基板ユニット1aを長寿命化できる。
このように、本基板ユニット1aのスタンドオフβを長くすることにより、落下時や温度変化時に基板10aと半導体装置20間で発生する応力を緩和することができる。その結果、ハンダバンプ13,23にクラックが入ることや、基板10aや半導体装置20に亀裂等が発生して壊れてしまうことを抑止でき、本基板ユニット1aを長寿命化できる。
また、シート30aは、複数の導体部31間に貫通孔35を有している。図3にシート30aの上面図を示す。
図3に示すように、シート30aは、端子31を8行8列の64個備えており、シート30a全体に亘って、各導体部31間にシート30aを貫通する貫通孔35を有している。なお、図3は図の簡略化のため右上端の端子31,パッド32,及び貫通孔35にのみ符号を付している。したがって、図3において白抜きの円はすべて貫通孔35を示している。また、本発明において、貫通孔35はすべての導体部31間に設けられる必要はなく、シート30aは導体部31間の少なくとも一部に貫通孔35を有していればよい。
図3に示すように、シート30aは、端子31を8行8列の64個備えており、シート30a全体に亘って、各導体部31間にシート30aを貫通する貫通孔35を有している。なお、図3は図の簡略化のため右上端の端子31,パッド32,及び貫通孔35にのみ符号を付している。したがって、図3において白抜きの円はすべて貫通孔35を示している。また、本発明において、貫通孔35はすべての導体部31間に設けられる必要はなく、シート30aは導体部31間の少なくとも一部に貫通孔35を有していればよい。
なお、上記図2(a)におけるシート30aは、図3のa−a´断面に相当する。
このように、シート30aが導体部31間に貫通孔35を有するので、個々の導体部31を独立化させて、各導体部31にかかる応力をシート30aがより多く吸収(緩和)することができ、その結果、本基板ユニット1aを長寿命化できる。例えば、温度サイクル試験によれば、貫通孔35を設けた場合には、貫通孔35を設けない場合よりも1.5〜2倍程度の長寿命化を達成できるという結果が得られた。
このように、シート30aが導体部31間に貫通孔35を有するので、個々の導体部31を独立化させて、各導体部31にかかる応力をシート30aがより多く吸収(緩和)することができ、その結果、本基板ユニット1aを長寿命化できる。例えば、温度サイクル試験によれば、貫通孔35を設けた場合には、貫通孔35を設けない場合よりも1.5〜2倍程度の長寿命化を達成できるという結果が得られた。
以上詳述したように、本発明の第1実施形態としてのプリント基板ユニット1aによれば、基板10aと半導体装置20との間に、端子11と端子21とをそれぞれ電気的に接合させる導体部31を有するシート30aを備える。したがって、プリント基板ユニット1aのスタンドオフを、前述した従来のプリント基板ユニット100よりも高くできる。ここでは、シート30aに加えて、ハンダバンプ13,23が一つ追加される(つまり、2つのハンダバンプ13,23を有する)ことになるので、スタンドオフを非常に長くできる。そのため、基板10aと半導体装置20との応力を緩和することができ、その結果、プリント基板ユニット1aの信頼性(即ち、長寿命性)を向上できる。
しかも、シート30aは、導体部31間に貫通孔35を有するので、上記の応力緩和効果をより高めることができ、その結果、プリント基板ユニット1aの信頼性をさらに向上できる。
つまり、本プリント基板ユニット1aは、アンダーフィルを充填することなく、プリント基板ユニット1aの信頼性を向上できる。そのため、前述したアンダーフィルを充填する従来技術に対して、高密度化を実現できるとともに、基板ユニット1a製造のための工数増加を抑えることができ、さらには、部品交換等のリワークも容易になるという効果を得ることもできる。
つまり、本プリント基板ユニット1aは、アンダーフィルを充填することなく、プリント基板ユニット1aの信頼性を向上できる。そのため、前述したアンダーフィルを充填する従来技術に対して、高密度化を実現できるとともに、基板ユニット1a製造のための工数増加を抑えることができ、さらには、部品交換等のリワークも容易になるという効果を得ることもできる。
〔2〕本発明の第2実施形態について
次に、本発明の第2実施形態としてのプリント基板ユニット(以下、本基板ユニットともいう)1bについて説明する。
次に、本発明の第2実施形態としてのプリント基板ユニット(以下、本基板ユニットともいう)1bについて説明する。
図1に示すように、第2実施形態としての本基板ユニット1bは、シート30bが導体部31の間に貫通孔35を有していない点を除いては、上述した第1実施形態の基板ユニット1aと同様に構成されている。
つまり、図4に示すように、本基板ユニット1bのシート30bは、複数の導体部31のみを有し、導体部31の間に貫通孔35を有していない。なお、図4は図の簡略化のため右上端の端子31及びパッド32にのみ符号を付している。
つまり、図4に示すように、本基板ユニット1bのシート30bは、複数の導体部31のみを有し、導体部31の間に貫通孔35を有していない。なお、図4は図の簡略化のため右上端の端子31及びパッド32にのみ符号を付している。
なお、本基板ユニット1bの鳥瞰図は図1と同様であり、図1のA−A´断面図は、図5に示すように図2に対して貫通孔35がないだけでその他は同様である。なお、図5は図の簡略化のため右端の端子11,21及び導体部31にのみ符号を付している。
このような構成によっても、本基板ユニット1bは、シート30bを有するので、基板10aと半導体装置20とのスタンドオフを長くでき、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
このような構成によっても、本基板ユニット1bは、シート30bを有するので、基板10aと半導体装置20とのスタンドオフを長くでき、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
即ち、本基板ユニット1bは、半導体装置20の端子21と基板10aの端子11とを各々電気的に接合させる複数の導体部31を有し、端子21と端子11との間に生じる応力を緩和する応力緩和部としてのシート30bを、基板ユニット半導体装置20と基板10aとの間に有する。
ここで、シート30bを基板10aと半導体装置20との間に介装しない場合、シート30bが基板10aと同等材料によって形成され、このときのシート30bの厚さが0.1mmの場合、0.2mmの場合、及び0.3mmの場合の4通りの基板ユニットに対する温度サイクル試験の結果の一例を図6に示す。
ここで、シート30bを基板10aと半導体装置20との間に介装しない場合、シート30bが基板10aと同等材料によって形成され、このときのシート30bの厚さが0.1mmの場合、0.2mmの場合、及び0.3mmの場合の4通りの基板ユニットに対する温度サイクル試験の結果の一例を図6に示す。
図6に示すように、基板ユニット1bがシート30bを有さない場合(図中、“無”と表記)の接続部の信頼性、即ち、温度サイクル試験結果としての寿命を100%とする。なお、接合部とは、基板10aと半導体装置20とのハンダ接合部分をいい、主としてハンダバンプ13,23をいう。
これに対して、シート30bの厚さが0.1mmの場合(図中、“t=0.1mm”と表記)は、信頼性は約118%になる。また、シート30bの厚さが0.2mmの場合(図中、“t=0.2mm”と表記)は、信頼性は約125%になる。さらに、シート30bの厚さが0.3mmの場合(図中“t=0.3mm”と表記)は、信頼性は約108%になる。
これに対して、シート30bの厚さが0.1mmの場合(図中、“t=0.1mm”と表記)は、信頼性は約118%になる。また、シート30bの厚さが0.2mmの場合(図中、“t=0.2mm”と表記)は、信頼性は約125%になる。さらに、シート30bの厚さが0.3mmの場合(図中“t=0.3mm”と表記)は、信頼性は約108%になる。
また、シート30bの厚さが0.1mm程度の場合は、シート30bが薄く軟らかいため、作業性が著しく劣る。一方、シート30bの厚さが0.3mmの場合は、作業性は良いが剛性が高いので上記のように信頼性が若干劣る。
したがって、シート30bが基板10aと同等の材料である場合、シート30bの厚さは、約0.1〜0.3mmが好ましく、中でも作業性と信頼性との双方の効果が高い約0.2mmであることがより好ましい。
したがって、シート30bが基板10aと同等の材料である場合、シート30bの厚さは、約0.1〜0.3mmが好ましく、中でも作業性と信頼性との双方の効果が高い約0.2mmであることがより好ましい。
なお、上述した第1実施形態のように、シート30aが貫通孔35を有する場合にも、上記図6に示す結果と同様の結果が得られる。したがって、上述した第1実施形態においても、シート30aの厚さは約0.1〜0.3mmが好ましく、約0.2mmであることがさらに好ましい。
このように、本発明の第2実施形態としての基板ユニット1bによれば、基板10aと半導体装置20との間に、端子21と端子11との間に生じる応力を緩和する応力緩和部としてのシート30bが介装される。そのため、基板10aと半導体装置20との間のスタンドオフを長くすることができ、基板10aと半導体装置20との応力を緩和することができる。その結果、アンダーフィルを充填することなく、プリント基板ユニット1bの信頼性を向上できる。
このように、本発明の第2実施形態としての基板ユニット1bによれば、基板10aと半導体装置20との間に、端子21と端子11との間に生じる応力を緩和する応力緩和部としてのシート30bが介装される。そのため、基板10aと半導体装置20との間のスタンドオフを長くすることができ、基板10aと半導体装置20との応力を緩和することができる。その結果、アンダーフィルを充填することなく、プリント基板ユニット1bの信頼性を向上できる。
〔3〕本発明の第3実施形態について
続いて、本発明の第3実施形態としてのプリント基板ユニット(以下、本基板ユニットともいう)1cについて説明する。図7は本基板ユニット1cの鳥瞰図である。なお、図7において既述の符号と同一の符号は同一の部分もしくは略同一の部分を示している。
続いて、本発明の第3実施形態としてのプリント基板ユニット(以下、本基板ユニットともいう)1cについて説明する。図7は本基板ユニット1cの鳥瞰図である。なお、図7において既述の符号と同一の符号は同一の部分もしくは略同一の部分を示している。
図7に示すように、第3実施形態としての本基板ユニット1cは、半導体装置20がブロック矢印Pに示す方向にずれており、これに伴ってシート30cの導通部34bが斜めに形成されている点を除いては、上述した第1実施形態の基板ユニット1aと同様に構成されている。
図8に図7のB−B´断面図を示す。この図8に示すように、本基板ユニット1cの半導体装置20の端子21の中心は、基板10aの端子11の中心から基板10aの半導体装置20の搭載面と平行な方向(ここでは矢印Pに示す方向)にずれている。なお、図8は図の簡略化のため右端の端子11,21及び導体部31にのみ符号を付している。
図8に図7のB−B´断面図を示す。この図8に示すように、本基板ユニット1cの半導体装置20の端子21の中心は、基板10aの端子11の中心から基板10aの半導体装置20の搭載面と平行な方向(ここでは矢印Pに示す方向)にずれている。なお、図8は図の簡略化のため右端の端子11,21及び導体部31にのみ符号を付している。
つまり、端子21の中心が、電気的に接続される端子11の中心を通る基板10aの半導体装置20搭載面の垂直方向からずれるように、半導体装置20が配設される。
即ち、端子21が対応する端子11の直上(対向位置)からずれるように、半導体装置20が配置される。なお、ずらす寸法は、例えば端子21のずらす方向の長さの約25〜50%分が好ましい。
即ち、端子21が対応する端子11の直上(対向位置)からずれるように、半導体装置20が配置される。なお、ずらす寸法は、例えば端子21のずらす方向の長さの約25〜50%分が好ましい。
これにより、端子11,21間の電気接合の容易性や確実性を確保しながら、端子11と端子21との間のスタンドオフ長を実質的に延長できる。つまり、上述した第1実施形態の基板ユニット1aの場合のスタンドオフは一点鎖線Qの長さになる。これに対して、本基板ユニット1cの場合のスタンドオフは、太実線Rの長さになり、端子11と端子21との間のスタンドオフ長を、一点鎖線Qの長さよりも長くできる。
なお、図8に示すように、シート30cの導体部31の導通部34bは、パッド32,33を電気的に確実に接続するために、シート30cにおいて斜めに形成されている。
ただし、第3実施形態において導通部34bが斜めに形成されることは必須ではなく、パッド32,33間を電気的に接続可能であれば、導通部34bを上記図2に示したように、基板10a及び半導体装置20の接続面に対して垂直な方向に形成してもよい。
ただし、第3実施形態において導通部34bが斜めに形成されることは必須ではなく、パッド32,33間を電気的に接続可能であれば、導通部34bを上記図2に示したように、基板10a及び半導体装置20の接続面に対して垂直な方向に形成してもよい。
このように、本発明の第3実施形態としての基板ユニット1cは、半導体装置20の端子21の中心が、基板10aの端子11の中心から基板10aの半導体装置20の搭載面と平行な方向にずれているので、基板10aと半導体装置20とのスタンドオフをより長くできる。そのため、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、各端子11,21にかかる応力をシート30cに分散して、基板10aと半導体装置20との応力をより確実に緩和することができ、プリント基板ユニット1aの信頼性をより向上できる。
〔4〕本発明の第4実施形態について
次に、本発明の第4実施形態としてのプリント基板ユニット(以下、本基板ユニットともいう)1dについて説明する。図9は本基板ユニット1dの鳥瞰図である。なお、図9において既述の符号と同一の符号は同一の部分もしくは略同一の部分を示している。
次に、本発明の第4実施形態としてのプリント基板ユニット(以下、本基板ユニットともいう)1dについて説明する。図9は本基板ユニット1dの鳥瞰図である。なお、図9において既述の符号と同一の符号は同一の部分もしくは略同一の部分を示している。
図9に示すように、第4実施形態としての本基板ユニット1dは、基板10bが端子11の外周に複数のダミー端子(第2基板端子)14を有しており、それに伴ってシート30dが複数のダミー端子14に対応する複数のダミーパッド(ダミー接合部)36を有している点を除いては、上述した第1実施形態の基板ユニット1aと同様に構成されている。
基板10bは、上述した第1実施形態の基板10aと同様に、半導体装置20の64個の端子21に対応して、8行8列の64個の端子(第1基板端子)11を有する。
さらに、基板10bは、その64個の端子11の外周に36個のダミー端子14を有する。ダミー端子14は、シート30dや半導体装置20と電気的に接続されるものではない。
さらに、基板10bは、その64個の端子11の外周に36個のダミー端子14を有する。ダミー端子14は、シート30dや半導体装置20と電気的に接続されるものではない。
図10に図9のC−C´断面図を示す。この図10に示すように、基板10bのダミー端子14は、パッド15と、ハンダバンプ13と同様のハンダバンプ16とを有する。なお、図10は図の簡略化のため右端の端子21及び導体部31にのみ符号を付している。
シート30dは、上述した第1実施形態と同様に、半導体装置20の端子21に対応する導体部31に加えて、基板10bと対向する面に、複数のダミー端子14のそれぞれに対応する複数(ここでは36個)のダミーパッド36を有する。
シート30dは、上述した第1実施形態と同様に、半導体装置20の端子21に対応する導体部31に加えて、基板10bと対向する面に、複数のダミー端子14のそれぞれに対応する複数(ここでは36個)のダミーパッド36を有する。
ところで、基板10bと半導体装置20との間、あるいは、基板10bとシート30dとの間に発生する応力は、コーナー部分や外周部分に集中し易いという特性がある。
したがって、本基板ユニット1dは、基板10bとシート30dとの間の応力が集中し易い部分にダミー端子14を設け、このダミー端子14で応力を吸収する。つまり、ダミー端子14は、半導体装置20と電気的に接続されるものではなく、クラックが生じても何ら問題のない。そのため、本基板ユニット1dは、ダミー端子14を通常の端子11の外周に設置して、ダミー端子14がクラック等を発生することで、かかる応力を吸収できるようにしている。
したがって、本基板ユニット1dは、基板10bとシート30dとの間の応力が集中し易い部分にダミー端子14を設け、このダミー端子14で応力を吸収する。つまり、ダミー端子14は、半導体装置20と電気的に接続されるものではなく、クラックが生じても何ら問題のない。そのため、本基板ユニット1dは、ダミー端子14を通常の端子11の外周に設置して、ダミー端子14がクラック等を発生することで、かかる応力を吸収できるようにしている。
このように、本発明の第4実施形態としての基板ユニット1dは、基板10bが端子11の外周に複数のダミー端子14を有し、シート30dが導体部31の他にダミー端子14に接合する複数のダミーパッド36を有する。したがって、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、基板10bと半導体装置20との間で発生した応力を、壊れても問題がないダミー端子14によって吸収させることができる。これにより、ダミー端子14にクラックが発生したとしても、実質的に基板ユニット1dの寿命を長寿命化でき、信頼性をより向上できる。
〔5〕本発明の第5実施形態について
次に、本発明の第5実施形態としてのプリント基板ユニット(以下、本基板ユニットともいう)1eについて説明する。
図1に示すように、第5実施形態としての本基板ユニット1eは、シート30eの導体部31´のパッド32´,33´が、基板10aのパッド12及び半導体装置20のパッド22に対して面積が小さく形成されている点を除いては、上述した第1実施形態の基板ユニット1aと同様に構成されている。
図11(a)に図1における本基板ユニット1eのA−A´断面図を示す。また、図11(b)は図11(a)の破線領域Yの拡大図である。なお、図11は図の簡略化のため右端の端子11´,21´及び導体部31´にのみ符号を付している。
次に、本発明の第5実施形態としてのプリント基板ユニット(以下、本基板ユニットともいう)1eについて説明する。
図1に示すように、第5実施形態としての本基板ユニット1eは、シート30eの導体部31´のパッド32´,33´が、基板10aのパッド12及び半導体装置20のパッド22に対して面積が小さく形成されている点を除いては、上述した第1実施形態の基板ユニット1aと同様に構成されている。
図11(a)に図1における本基板ユニット1eのA−A´断面図を示す。また、図11(b)は図11(a)の破線領域Yの拡大図である。なお、図11は図の簡略化のため右端の端子11´,21´及び導体部31´にのみ符号を付している。
図11(a),(b)に示すように、シート30eの導体部31´のパッド32´,33´それぞれの面積が、パッド12,22よりも小さく形成されている。
即ち、シート30eは、端子11´,21´とを電気的に接合させる、パッド12,22の面積よりも小さな面積のパッド32´,33´を有する。
例えば、パッド32´,33´の面積は、パッド12,22の8割程度であることが好ましい。
即ち、シート30eは、端子11´,21´とを電気的に接合させる、パッド12,22の面積よりも小さな面積のパッド32´,33´を有する。
例えば、パッド32´,33´の面積は、パッド12,22の8割程度であることが好ましい。
このような構成により、ハンダバンプ13´,23´は、それぞれ、パッド32´,33´に向けて先細な形状になる。つまり、基板10aと半導体装置20とをそれぞれシート30eに接合すると、上述した第1実施形態の場合、即ち、パッド12,22の面積とパッド32,33の面積とがそれぞれ同等である場合より、ハンダバンプ13´,23´それぞれの長さを、1.1〜1.2倍程度長くできる。
このように、本発明の第5実施形態としてのプリント基板ユニット1eによれば、
シート30eの導体部31´のそれぞれが、パッド12,22の面積よりも小さな面積のパッド32´,33´を有する。したがって、基板10aと半導体装置20とのスタンドオフもより長くすることができ、基板10aと半導体装置20との応力をより確実に緩和して、プリント基板ユニット1eの信頼性をより向上できる。
シート30eの導体部31´のそれぞれが、パッド12,22の面積よりも小さな面積のパッド32´,33´を有する。したがって、基板10aと半導体装置20とのスタンドオフもより長くすることができ、基板10aと半導体装置20との応力をより確実に緩和して、プリント基板ユニット1eの信頼性をより向上できる。
〔6〕本発明の第6実施形態について
次に、本発明の第6実施形態としてのプリント基板ユニット(以下、本基板ユニットという)1fについて説明する。図12は本基板ユニット1fの鳥瞰図である。なお、図12において既述の符号は、同一の部分もしくは略同一の部分を示している。
次に、本発明の第6実施形態としてのプリント基板ユニット(以下、本基板ユニットという)1fについて説明する。図12は本基板ユニット1fの鳥瞰図である。なお、図12において既述の符号は、同一の部分もしくは略同一の部分を示している。
図12に示すように、本基板ユニット1fは、複数の端子11を有するプリント基板10aと、複数の端子21を有する半導体装置20とを備えている。
そして、本基板ユニット1fは、上述した第1実施形態の基板ユニット1aのごとくシート30aを備えていない。しかしながら、シート30aの代わりに、プリント基板10aの端子11(具体的には、ハンダバンプ13)と、半導体装置20の端子21(具体的には、ハンダバンプ23)との間に、ハンダバンプ13,23よりも融点の低い低温(低融点)ハンダ40(後述する図13(b),(c)参照)を有している。
そして、本基板ユニット1fは、上述した第1実施形態の基板ユニット1aのごとくシート30aを備えていない。しかしながら、シート30aの代わりに、プリント基板10aの端子11(具体的には、ハンダバンプ13)と、半導体装置20の端子21(具体的には、ハンダバンプ23)との間に、ハンダバンプ13,23よりも融点の低い低温(低融点)ハンダ40(後述する図13(b),(c)参照)を有している。
つまり、ハンダ接合部41は、図13(a)〜(d)に示す手順で製造された結果、低温ハンダ40が溶解され、ハンダバンプ13,23及び低温ハンダ40が一体化したものである。
なお、図12において、ハンダ接合部41は図の簡略化のため符号を一つしか示していないが、上述した第1実施形態と同様、本基板ユニット1fは、端子11,21を8行8列の64個備えており、したがって、ハンダ接合部41も64個備えている。
なお、図12において、ハンダ接合部41は図の簡略化のため符号を一つしか示していないが、上述した第1実施形態と同様、本基板ユニット1fは、端子11,21を8行8列の64個備えており、したがって、ハンダ接合部41も64個備えている。
ここで、図13(a)〜(d)を参照しながら、第2実施形態の基板ユニット製造方法について説明する。なお、図13(a)〜(d)は、図の簡略化のために基板10a及び半導体装置20の一端子11,21のみを示す正面図である。
図13(a)に示すように、まず、基板10aの端子11のパッド12にハンダプリコート処理を施すことで、各パッド12にハンダバンプ13を形成する。
図13(a)に示すように、まず、基板10aの端子11のパッド12にハンダプリコート処理を施すことで、各パッド12にハンダバンプ13を形成する。
そして、図13(b)に示すように、基板10aの各パッド12上にハンダバンプ13が形成されると、ハンダバンプ13(ハンダプリコート)上に低温ハンダペースト40を塗布または印刷する。
つまり、半導体装置20を搭載する基板10aの複数の端子11におけるハンダ13上に、当該ハンダ13よりも融点の低い低温ハンダ(ここではペースト状のもの)40を塗布する。
つまり、半導体装置20を搭載する基板10aの複数の端子11におけるハンダ13上に、当該ハンダ13よりも融点の低い低温ハンダ(ここではペースト状のもの)40を塗布する。
なお、図13(b)及び後述する図13(c)において、低温ハンダ40を他と区別するために、ハンダバンプ13上に塗布した低温ハンダ40を矩形で示しているが、実際は、ハンダバンプ13の表面形状に馴染むように変形する。
次に、図13(c)に示すように、ハンダバンプ13上に塗布(印刷)された低温ハンダ40上に、半導体装置20のハンダバンプ23をそれぞれ設置することによって、低温ハンダ40上に半導体装置20を設置する。
次に、図13(c)に示すように、ハンダバンプ13上に塗布(印刷)された低温ハンダ40上に、半導体装置20のハンダバンプ23をそれぞれ設置することによって、低温ハンダ40上に半導体装置20を設置する。
そして、図13(d)に示すように、低温ハンダ40の融点以上、且つ、ハンダバンプ13の融点よりも低い温度で低温ハンダ40を加熱することによって、半導体装置20と基板10aとを電気的に接合する。
ここで、低温ハンダ40は、例えば、Sn−BiやSn−Inであり、それらの融点は、Sn−Bi合金が139℃程度、Sn−In合金が117℃程度である。
ここで、低温ハンダ40は、例えば、Sn−BiやSn−Inであり、それらの融点は、Sn−Bi合金が139℃程度、Sn−In合金が117℃程度である。
これらに対して、基板10aや半導体装置20のハンダバンプ13,23に用いる一般的なハンダ合金である、Sn−Pb系合金は融点が183℃程度、Sn−Ag−Cu系ハンダ合金は融点が217℃と程度である)。
したがって、ハンダバンプ13,23は溶解せず、低温ハンダ40のみ溶解する温度、例えば150℃でハンダ加熱処理(例えばリフロー加熱)を行なうことによって、低温ハンダ40を溶解させてハンダバンプ13,23を接合する。つまり、各ハンダバンプ13,23の形状を変えずに接触面を基点として低温ハンダ40がぬれ広がり、ハンダバンプ13,23を接合する。
したがって、ハンダバンプ13,23は溶解せず、低温ハンダ40のみ溶解する温度、例えば150℃でハンダ加熱処理(例えばリフロー加熱)を行なうことによって、低温ハンダ40を溶解させてハンダバンプ13,23を接合する。つまり、各ハンダバンプ13,23の形状を変えずに接触面を基点として低温ハンダ40がぬれ広がり、ハンダバンプ13,23を接合する。
そのため、例えば図14の斜線部分40´示すように、低温ハンダ40は融解してハンダバンプ13,23のそれぞれと一体化する。このとき、ハンダバンプ13,23は変形していないことが好ましい。
このように、本発明の第6実施形態としての基板ユニット1fは、半導体装置20の端子21と基板10aの端子11との導通が、端子21におけるハンダバンプ23、端子11におけるハンダバンプ13、及び、それらハンダバンプ13,23に接する低温ハンダ40から形成される。
このように、本発明の第6実施形態としての基板ユニット1fは、半導体装置20の端子21と基板10aの端子11との導通が、端子21におけるハンダバンプ23、端子11におけるハンダバンプ13、及び、それらハンダバンプ13,23に接する低温ハンダ40から形成される。
つまり、本発明の基板ユニット1fの製造方法は、半導体装置20を搭載する基板10aの複数の端子11におけるハンダバンプ13上に当該ハンダよりも融点の低い低温ハンダ40を塗布し、その低温ハンダ40上に半導体装置20を設置し、低温ハンダ40の融点以上でハンダの融点よりも低い温度で半導体装置20と基板10aとを電気的に接合する。
したがって、プリント基板ユニット1fのスタンドオフγ(図13(d)参照)を、前述した従来のプリント基板ユニット100よりも高くできる。ここでは、ハンダバンプ13,23が一つ追加される(つまり、2つのハンダバンプ13,23を有する)ことになるとともに、低温ハンダ40の厚み分スタンドオフを長くできる。その結果、上述した第1実施形態と同様に、基板10aと半導体装置20との応力を緩和することができ、その結果、アンダーフィルを充填することなく、プリント基板ユニット1fの信頼性を向上できる。
〔7〕本発明の変形例について
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形、または、組み合わせて実施することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形、または、組み合わせて実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、半導体装置20がBGA部品である場合を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。半導体装置20は、例えば、LGA部品やCSP部品であってもよい。つまり、本発明における半導体装置20としての電子部品は、複数の端子21を有していればその種類は限定されるものではない。
つまり、半導体装置20がハンダバンプを有さない場合であっても、シート30a〜eを基板10a,bと半導体装置20との間に介在することにより、スタンドオフを長くでき、その結果、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
つまり、半導体装置20がハンダバンプを有さない場合であっても、シート30a〜eを基板10a,bと半導体装置20との間に介在することにより、スタンドオフを長くでき、その結果、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本発明において、半導体装置20が有する端子21の数は限定されるものではなく、これに対応する基板10a,bの端子11の数も限定されるものではない。
さらに、上述した第1〜6実施形態は、それぞれ組み合わせて実行することができる。例えば、上述した第3〜5実施形態のシート30c〜eは、第2実施形態のシート30bのごとく貫通孔35を有さなくてもよい。
さらに、上述した第1〜6実施形態は、それぞれ組み合わせて実行することができる。例えば、上述した第3〜5実施形態のシート30c〜eは、第2実施形態のシート30bのごとく貫通孔35を有さなくてもよい。
なお、上述した第1実施形態では、シート30aがすべての導体部31間に貫通孔35を有する場合を例にあげて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば図15に示すように、シート30aが四隅の導体部31の周囲に複数の貫通孔35を有していてもよい。
つまり、本発明の第1変形例としての基板ユニットは、半導体装置20の複数の端子21が、矩形形状を形成するように設置(配設)され、その矩形形状の角部の端子21に対応するシート30aの導体部31周辺に複数の貫通孔35を設けてもよい。これにより、基板10aと半導体装置20との間の応力が最も集中する部分の応力緩和効果を高めることができ、その結果、その結果、発生する応力のバランスを取ることができ、プリント基板ユニット1aの信頼性をさらに向上できる。
例えば図15に示すように、シート30aが四隅の導体部31の周囲に複数の貫通孔35を有していてもよい。
つまり、本発明の第1変形例としての基板ユニットは、半導体装置20の複数の端子21が、矩形形状を形成するように設置(配設)され、その矩形形状の角部の端子21に対応するシート30aの導体部31周辺に複数の貫通孔35を設けてもよい。これにより、基板10aと半導体装置20との間の応力が最も集中する部分の応力緩和効果を高めることができ、その結果、その結果、発生する応力のバランスを取ることができ、プリント基板ユニット1aの信頼性をさらに向上できる。
例えば、図15の構成において、ハンダバンプ23間のピッチが0.8mmであり、ハンダバンプ23のサイズが直径0.4mmである半導体装置20に対して、貫通孔35の径を0.2mmとした場合、未対策品に対して寿命を1.5〜2倍程度延長できる。
なお、この場合、上記図2に示す場合よりも貫通孔35の数を減らすことができるので、上述した第1実施形態よりも加工が容易になり製造時間やコストの低減に寄与できる。
なお、この場合、上記図2に示す場合よりも貫通孔35の数を減らすことができるので、上述した第1実施形態よりも加工が容易になり製造時間やコストの低減に寄与できる。
また、上述した実施形態では、シート30a,c〜eが導通部34a,bを有する場合を例にあげて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図16に示すように、シート30aが導体部31に貫通孔(スルーホール)37を有し、図17に示すごとく、貫通孔37にハンダを充填することで導通部34cを形成してもよい。なお、図16は図の簡略化のため右上端の端子31,パッド32,及び貫通孔35,37にのみ符号を付している。また、図17は図の簡略化のため右端の端子11,21及び導体部31にのみ符号を付している。
つまり、本発明の第2変形例としての基板ユニット1a´は、導体部31に貫通孔37を設け、基板10a,半導体装置20,及びシート30aを接合する際に、溶解したハンダ(例えば、ハンダバンプ13,23のハンダ)を貫通孔37に浸透させて導通部34cとして形成してもよい。即ち、導体部31をハンダによって形成してもよい。これによっても上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、この変形例は、上述した第1実施形態に限らず、当然、他の第2〜5実施形態にも適用可能である。例えば、第5実施形態の基板ユニット1eに適用した場合には、基板ユニット1eは図18に示すように構成される。なお、図18において既述の符号と同一の符号は同一の部分もしくは略同一の部分を示している。したがって、ここでは図18の詳細な説明は省略する。
また、上述した第5実施形態はシート30eのパッド32´,33´が共にパッド22,12よりも面積が小さい場合を例にあげて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくともパッド32´またはパッド33´のいずれか一方の面積が対応するパッド22,12よりも面積が小さければよい。この場合でも上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明の一実施形態としての電子装置は、上述した基板ユニット1a〜fのいずれかと、その基板ユニット1a〜fを格納する筐体とを有する。例えば、図19に示すように、電子装置50は、上述した第1実施形態の基板ユニット1aと、その基板ユニット1aを格納する筐体51とを有する。
〔8〕付記
(付記1)
複数の端子を有する半導体装置と、
前記半導体装置を搭載し、前記複数の端子のそれぞれと電気的に接合する複数の基板端子を有する基板と、
前記端子と前記基板端子とを各々電気的に接合させる、前記端子または前記基板端子の接合部の面積よりも小さな面積の接合部を有する複数の導体部とを備えることを特徴とする基板ユニット。
(付記1)
複数の端子を有する半導体装置と、
前記半導体装置を搭載し、前記複数の端子のそれぞれと電気的に接合する複数の基板端子を有する基板と、
前記端子と前記基板端子とを各々電気的に接合させる、前記端子または前記基板端子の接合部の面積よりも小さな面積の接合部を有する複数の導体部とを備えることを特徴とする基板ユニット。
(付記2)
前記半導体装置と前記基板との間に介装される板状部材を備え、
前記板状部材が、前記複数の導体部を有することを特徴とする付記1記載の基板ユニット。
(付記3)
前記半導体装置の前記複数の端子が矩形形状に設置され、前記板状部材は前記矩形形状の角部の端子に対応する前記導体部周辺に孔を有することを特徴とする付記2記載の基板ユニット。
前記半導体装置と前記基板との間に介装される板状部材を備え、
前記板状部材が、前記複数の導体部を有することを特徴とする付記1記載の基板ユニット。
(付記3)
前記半導体装置の前記複数の端子が矩形形状に設置され、前記板状部材は前記矩形形状の角部の端子に対応する前記導体部周辺に孔を有することを特徴とする付記2記載の基板ユニット。
(付記4)
前記板状部材は、前記導体部の間に孔を有することを特徴とする付記2記載の基板ユニット。
(付記5)
前記基板が、前記基板端子の外周に複数のダミー端子を有し、
前記板状部材が前記複数のダミー端子にそれぞれ接合する複数の前記接合部を有することを特徴とする付記2乃至4のいずれか1項に記載の基板ユニット。
前記板状部材は、前記導体部の間に孔を有することを特徴とする付記2記載の基板ユニット。
(付記5)
前記基板が、前記基板端子の外周に複数のダミー端子を有し、
前記板状部材が前記複数のダミー端子にそれぞれ接合する複数の前記接合部を有することを特徴とする付記2乃至4のいずれか1項に記載の基板ユニット。
(付記6)
前記半導体装置の前記複数の端子のそれぞれが、ハンダ接合部を有することを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の基板ユニット。
(付記7)
前記基板の前記複数の基板端子のそれぞれが、ハンダ接合部を有することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の基板ユニット。
前記半導体装置の前記複数の端子のそれぞれが、ハンダ接合部を有することを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の基板ユニット。
(付記7)
前記基板の前記複数の基板端子のそれぞれが、ハンダ接合部を有することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の基板ユニット。
(付記8)
前記導体部は、ハンダからなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の基板ユニット。
(付記9)
複数の端子を有する半導体装置と、
前記半導体装置を搭載し、前記複数の端子のそれぞれと電気的に接合する複数の基板端子を有する基板とを備え、
前記端子と前記基板端子との導通は、前記端子におけるハンダ、前記基板端子におけるハンダ、及び、前記の両ハンダに接する前記の両ハンダよりも融点の低い低温ハンダから形成されていることを特徴とする基板ユニット。
前記導体部は、ハンダからなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の基板ユニット。
(付記9)
複数の端子を有する半導体装置と、
前記半導体装置を搭載し、前記複数の端子のそれぞれと電気的に接合する複数の基板端子を有する基板とを備え、
前記端子と前記基板端子との導通は、前記端子におけるハンダ、前記基板端子におけるハンダ、及び、前記の両ハンダに接する前記の両ハンダよりも融点の低い低温ハンダから形成されていることを特徴とする基板ユニット。
(付記10)
請求項1乃至9のいずれか1項に記載の基板ユニットと、当該基板ユニットを格納する筐体とを有することを特徴とする電子装置。
(付記11)
半導体装置を搭載する基板の複数の端子におけるハンダ上に当該ハンダよりも融点の低い低温ハンダを塗布し、
前記低温ハンダ上に前記半導体装置を設置し、
前記低温ハンダの融点以上で前記ハンダの融点よりも低い温度で前記半導体装置と前記基板とを電気的に接合する基板ユニット製造方法。
請求項1乃至9のいずれか1項に記載の基板ユニットと、当該基板ユニットを格納する筐体とを有することを特徴とする電子装置。
(付記11)
半導体装置を搭載する基板の複数の端子におけるハンダ上に当該ハンダよりも融点の低い低温ハンダを塗布し、
前記低温ハンダ上に前記半導体装置を設置し、
前記低温ハンダの融点以上で前記ハンダの融点よりも低い温度で前記半導体装置と前記基板とを電気的に接合する基板ユニット製造方法。
1a〜f,1a´ プリント基板ユニット(基板ユニット)
10a,b プリント基板(基板)
11,11´ 端子(基板端子,第1基板端子)
12,15 パッド(接合部)
13,13´,16 ハンダバンプ(ハンダ接合部,ハンダ)
14 ダミー端子(第2基板端子)
20 半導体装置
21,21´ 端子
22 パッド(接合部)
23,23´ ハンダバンプ(ハンダ接合部,ハンダ)
30a〜e 導体介在シート(板状部材)
31,31´ 導体部
32,32´,33,33´ パッド(接合部)
34a,b 導通部
34c 導通部(ハンダ)
35 貫通孔(孔)
36 ダミーパッド(ダミー接合部,接合部)
37 貫通孔(スルーホール)
40,40´ 低温ハンダ
41 ハンダ接合部
50 電子装置
51 筐体
100 プリント基板ユニット
101 BGA部品
102 プリント基板
103 アンダーフィル
104 パッド
105 ハンダボール
10a,b プリント基板(基板)
11,11´ 端子(基板端子,第1基板端子)
12,15 パッド(接合部)
13,13´,16 ハンダバンプ(ハンダ接合部,ハンダ)
14 ダミー端子(第2基板端子)
20 半導体装置
21,21´ 端子
22 パッド(接合部)
23,23´ ハンダバンプ(ハンダ接合部,ハンダ)
30a〜e 導体介在シート(板状部材)
31,31´ 導体部
32,32´,33,33´ パッド(接合部)
34a,b 導通部
34c 導通部(ハンダ)
35 貫通孔(孔)
36 ダミーパッド(ダミー接合部,接合部)
37 貫通孔(スルーホール)
40,40´ 低温ハンダ
41 ハンダ接合部
50 電子装置
51 筐体
100 プリント基板ユニット
101 BGA部品
102 プリント基板
103 アンダーフィル
104 パッド
105 ハンダボール
Claims (5)
- 複数の端子を有する半導体装置と、
前記半導体装置を搭載し、前記複数の端子のそれぞれと電気的に接合する複数の基板端子を有する基板と、
前記端子と前記基板端子とを各々電気的に接合させる、前記端子または前記基板端子の接合部の面積よりも小さな面積の接合部を有する複数の導体部とを備えることを特徴とする基板ユニット。 - 前記導体部は、ハンダからなることを特徴とする請求項1記載の基板ユニット。
- 複数の端子を有する半導体装置と、
前記半導体装置を搭載し、前記複数の端子のそれぞれと電気的に接合する複数の基板端子を有する基板とを備え、
前記端子と前記基板端子との導通は、前記端子におけるハンダ、前記基板端子におけるハンダ、及び、前記の両ハンダに接する前記の両ハンダよりも融点の低い低温ハンダから形成されていることを特徴とする基板ユニット。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板ユニットと、当該基板ユニットを格納する筐体とを有することを特徴とする電子装置。
- 半導体装置を搭載する基板の複数の端子におけるハンダ上に当該ハンダよりも融点の低い低温ハンダを塗布し、
前記低温ハンダ上に前記半導体装置を設置し、
前記低温ハンダの融点以上で前記ハンダの融点よりも低い温度で前記半導体装置と前記基板とを電気的に接合する基板ユニット製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008073862A JP2009231467A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | 基板ユニット,電子装置,及び基板ユニット製造方法 |
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JP2008073862A JP2009231467A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | 基板ユニット,電子装置,及び基板ユニット製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012146781A (ja) * | 2011-01-11 | 2012-08-02 | Fujitsu Ltd | 実装構造体、インターポーザ及びこれらの製造方法、並びに、電子装置 |
JP2014183057A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法および半導体実装基板 |
-
2008
- 2008-03-21 JP JP2008073862A patent/JP2009231467A/ja not_active Withdrawn
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JP2012146781A (ja) * | 2011-01-11 | 2012-08-02 | Fujitsu Ltd | 実装構造体、インターポーザ及びこれらの製造方法、並びに、電子装置 |
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