JP2009230047A - 画像検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基準となる基準記録紙上の基準画像と画像形成手段から出力された記録紙上の画像を同一の読取手段によって各々の画像情報を読み取り、各々の画像情報の比較によって画像の検査を行う装置において、読取手段の出力変動を少なくし、検査精度を向上させる画像検査装置を提供する。
【解決手段】 読取手段の出力変動に対応する情報、あるいは、読取手段の出力変動に応じて基準記録紙上の基準画像を再び読み取って、画像検査の基準となる基準画像情報を更新することで、読取手段の出力変動の影響を少なくする。
【選択図】 図11

Description

本発明は、プリンタや複写機等の画像形成装置によって出力された画像を検査する画像検査装置に関する。
従来、電子写真方式やインクジェット方式により記録紙に画像形成を行う画像形成装置がある。
これらの画像形成装置において、記録紙上に形成される画像に不具合が生ずることがある。この不具合には、記録紙に形成される画像の濃度や位置精度の不具合、記録紙の汚れ等が挙げられる。
そこで、画像形成装置から排出された1部目の記録紙と2部目以降の記録紙の画像が類似しているか判定することにより、記録紙に形成された画像の良否を判定する装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この装置では、画像形成装置から搬送された記録紙の画像を読み取る読取手段を設け、1部目の記録紙の画像を読み取って記憶し、2部目以降の記録紙の画像を読み取って、1部目の画像と比較する。
そして、比較結果に基づいて、2部目以降の画像に許容できない欠陥があるか否か、即ち画像の良否を判定する。
特開2004−56483
しかしながら、上記例では、記録紙を検査していくうちに、読取手段の窓が汚れてしまう場合、その汚れ自体も記録紙の画像とともに読み取ってしまうので、本来良品であるものも不良品として判別してしまうことがある。
また、読取手段は画像形成装置の定着器の下流に配置されるため、読取手段に記録紙が到達した時点での記録紙の温度はかなり高い。そのため、装置の動作開始時と連続動作中とで読取手段の温度に差が生じ、同じ画像を読取手段が読み取ったとしても異なった画像情報が得られてしまう。
このような場合、本来良品であるものを不良品として判断してしまうことがある。
また、読取手段へ記録紙を搬送するローラも温度変化によって伸縮してしまうので、搬送速度にばらつきが発生してしまい、同じ画像を読取手段が読み取ったとしても異なった画像情報が得られてしまう。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、
画像形成部により画像形成された記録紙上の被検査画像を検査する画像検査装置において、
前記画像形成部により画像形成された記録紙上の被検査画像、及び記録紙上の画像検査の基準となる基準画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段により前記基準記録紙上の基準画像を読み取って得られた基準画像情報を記憶する記憶手段と、
前記基準画像が形成された基準記録紙を収納する収納手段と、
前記収納手段から基準記録紙を前記読取手段へ搬送し、前記読取手段により読み取られた基準記録紙を前記収納手段へ搬送する搬送手段と、
前記読取手段により前記記録紙上の被検査画像を読み取って得られた被検査画像情報と前記記憶手段に記憶された基準画像情報とを比較することにより前記記録紙上の被検査画像の良否を判別する判別手段と、
前記読取手段の出力変動に対応する情報に基づいて、前記収納手段に収納された基準記録紙を再び前記読取手段により読み取らせるタイミングを制御する制御手段と、
を有することを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、
画像形成部により画像形成された記録紙上の被検査画像を検査する画像検査装置において、
前記画像形成部により画像形成された記録紙上の被検査画像、及び記録紙上の画像検査の基準となる基準画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段により前記基準記録紙上の基準画像を読み取って得られた基準画像情報を記憶する記憶手段と、
前記基準画像が形成された基準記録紙を収納する収納手段と、
前記収納手段から基準記録紙を前記読取手段へ搬送し、前記読取手段により読み取られた基準記録紙を前記収納手段へ搬送する搬送手段と、
前記読取手段により前記記録紙上の被検査画像を読み取って得られた被検査画像情報と前記記憶手段に記憶された基準画像情報とを比較することにより前記記録紙上の画像の良否を判別する判別手段と、
前記読取手段に読み取って得られた記録紙上の被検査画像情報変化量をモニタするモニタ手段と、
前記モニタ手段により得られた被検査画像情報変化量に基づいて、前記収納手段に収納された基準記録紙を再び前記読取手段により読み取らせるタイミングを制御する制御手段と、
を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、基準画像と画像形成部から出力された画像を同一の読取手段によって画像の読み取りを行なうことで、画像検査時の誤判定を抑え、不要な不良品の発生や生産性の低下を抑えることができるうえに、同一の読取手段を使用するため、基準画像を再び読み取って、記憶手段に記憶されている基準画像情報を書き換えることで、読取手段の出力変動の要因である汚れや温度変化等が発生しても、画像検査精度の低下を抑えることができる。
(実施例1)
以下、本発明の実施形態の画像検査装置に関して、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1はシステムの構成図であり、図2はシステムのブロック図である。
図1及び、2に示すシステムは、画像形成装置100、画像検査装置200、後処理装置300によって構成されている。
画像形成装置100により画像が形成された記録紙Sを画像検査装置200に搬送され、画像検査装置200にて記録紙S上に許容できない欠陥画像があるかの良否検査が行なわれ、画像に欠陥のない良品の記録紙は後処理装置300に搬送される。
記録紙S上に許容できない欠陥画像があると判別された場合には、その記録紙を後処理装置300へとは搬送せず、画像検査装置200内の所定の記録紙積載トレイへ案内する。
画像形成装置100、画像検査装置200、後処理装置300は、それぞれCPU(Central Processing Unit)551、552、553を備え、インターフェイスを介して、互いに通信可能となっている。CPUは記録紙の情報(例えば、サイズ、坪量、厚さなど)、運転状況情報(例えば、ジャム、エラーなど)、画像情報(トナー載り量など)、ページ情報などを互いに通信することが可能である。
また、画像形成装置100は、ネットワーク502を介して外部のパソコン501などと通信可能となっており、画像データの転送や動作命令を外部のパソコン501から行なうこともできる。各部の制御プログラムはそれぞれのROM(Read−Only Memory)562に格納されており、必要に応じて、RAM(Random Access Memory)572を作業領域として使用している。
(画像形成装置100)
図3は画像形成装置100の断面図である。
記録紙Sは給紙装置10の上に積載される形で収納されており、給紙部12により画像形成部90の画像形成のタイミングに合わせて給紙される。
給紙部12に送り出された記録紙Sは、搬送ユニット20の搬送パスを通過し、レジストレーションユニット30において記録紙の搬送タイミング等の補正が行われた後、二次転写部へと送られる。画像形成部90は、主に感光体91、帯電器99、露光部93、現像器92、一次転写器45、及びクリーナ95等から構成される。
反時計方向に回転する感光体91は、予め帯電器99により表面を一様に帯電される。
露光部93は、外部のパソコン501から送られてきた画像情報の信号に基づいてレーザ光を発光する。このレーザ光は反射ミラー94を介して、感光体91表面に静電潜像が形成される。
現像器92による潜像の現像が行われ、感光体91表面に照射される。これにより、感光体91の表面に静電潜像が形成される。
そして、現像器92は感光体91上の潜像をトナーにより現像し、感光体91上にトナー像が形成される。その後、感光体91のトナー像は、一次転写器45により所定の加圧力及び静電的負荷バイアスが与えられ、中間転写ベルト40上に転写される。
以上説明した画像形成部90は、イエロー(Y)90、マゼンタ(M)96、シアン(C)97およびブラック(Bk)98を有するが、4色に限定されるものではなく、また色の並び順もこれに限られるものではない。
これらのY、M、C及びBkの各画像形成部では、中間転写ベルト40上に4色のトナー像を重ね合わせて転写するようなタイミングで動作する。
その結果、最終的にはフルカラーのトナー像が中間転写ベルト40上に形成され、二次転写部へと搬送される。中間転写ベルト40上のフルカラーのトナー像は、二次転写部において二次転写器4により記録紙上に転写される。
二次転写が行われた記録紙Sは、定着前搬送部51により定着器50へと搬送される。定着器50は、対向するローラもしくはベルト等による所定の加圧力と、ハロゲンヒータ等の熱源による熱を加えることにより、記録紙S上にトナーを溶融固着させる。
このように定着処理が行われた記録紙Sは、分岐搬送装置60により画像検査装置200に排出されるか、もしくは両面画像形成を要する場合には反転搬送装置70へと搬送されるかの経路選択が行われる。
次に、両面画像形成を要する場合の搬送動作について説明する。反転搬送装置70へと送られた記録紙Sは、スイッチバック動作によりその先後端が入れ替えられ、搬送装置80へと搬送される。その後、搬送ユニット20を介して二次転写部へと搬送される。画像形成プロセスに関しては1面目と同様なので省略する。
(画像検査装置200)
図4は画像検査装置200の断面図である。画像検査装置200は、画像形成装置100より受け取った記録紙S上の被検査画像に、許容できない欠陥があるかどうかを検査する。具体的には、画像検査装置200は、画像の欠け、汚れ、色再現、色ムラなどがある。
読取手段としての読取センサ210U及び210Dは、搬送される記録紙Sの表面及び裏面の画像の読み取りを行なう。読取センサとしては、密着型イメージセンサ(CIS:contact image sensor)を用いている。記録紙Sの表裏に画像が形成されている場合でも、表面は読取センサ210Uで読み取り、裏面は読取センサ210Dで読み取りを行なうことにより、1回の搬送動作で両面画像の読み取りを行なうことが可能である。
図5は読取センサ210Uの断面図であり、読取センサ210Dは、読取センサ210Uと同一構成の読取センサを上下反転して配置したものである。CIS211は、棒状結像素子にCCD(Charge Coupled Device)を固定して構成されている。CIS211の両側には、キセノンランプなどの照明212が配置されている。照明212はコンタクトガラス213を介して記録紙Sを照らし、CIS211は、その反射光を受光し、受光量に応じた画像信号を出力する。
記録紙Sは搬送ローラ214によってコンタクトガラス213に密着して搬送される。また、CIS211は、カラー画像の画像読み取りにも対応しており、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の輝度レベル信号を出力し、これらの信号はA/D変換部240にてデジタル変換されてCPU552へ入力される。
なお、本実施例では、CISを読取センサとして使用しているが、これに限られるものではなく、結像レンズとCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)からなるもの等、他の読取センサを使用しても良い。
次に、搬送経路について説明する。図4においては記録紙Sを案内するためのガイド類は省略している。搬送ローラ201〜207は記録紙を挟持搬送するものであり、不図示の駆動源により、回転駆動を受けており、画像形成装置100より排出された記録紙Sの搬送速度と同一速度で記録紙の搬送を行なう。搬送ローラ204の下流にはフラッパ208が配置されている。
フラッパ208は、画像検査の基準とする基準記録紙を載置する基準記録紙トレイ230d側へ搬送するか否かを切り換える。フラッパ208は図2のソレノイド208aにより駆動される。フラッパ208の下流に設けられたフラッパ209は、記録紙Sを後処理装置300側へ搬送するか、トレイA230aまたはトレイB230b側へ搬送するかを切り換える。フラッパ209は図2のソレノイド209aにより駆動される。フラッパ235は、記録紙SをトレイA230a側へ搬送するかトレイB230b側へ搬送するかを切り換える。フラッパ235は図2のソレノイド235aにより駆動される。
基準記録紙トレイ230d、トレイA230a、トレイB230bは同一構成のため、基準記録紙トレイ230dの構成について説明する(トレイA230a、トレイB230bの場合、基準記録紙は記録紙Sのこととする)。基準記録紙トレイ230dは、基準記録紙が載置される載置台234d、基準記録紙を載置台234dに排出する排出ローラ233dを有する。また、載置され収納された基準記録紙の最下原稿から順に給送を行なう給送ローラ231d、給送時の重送を防止するための分離ローラ232dを有する。
載置台234dは可動レール236に取り付けられており、図4の状態で画像検査装置200に向かったときの手前方向に引き出せるように構成されている。オペレータは載置台234dを引き出すことにより、この載置台234dに基準記録紙を載置したり、取り出したりして収納することが可能である。オペレータは、外部装置にて作成した基準記録紙を載置台234dに載置することも可能である。
読取センサ210U、210Dにより読み取られ、良品と判定された記録紙Sはフラッパ208、209、ローラ205により後処理装置300に搬送される。
(後処理装置300)
図6は後処理装置300の断面図である。画像検査装置200より受け取った記録紙Sを搬送ローラ301〜306によって搬送し、昇降トレイ307上に積載する。昇降トレイ307は不図示の駆動源により、昇降可能に構成され、検知センサ308による記録紙の上面検知に応じて、昇降トレイ307を昇降し、積載面を一定に保つ。本実施例では、大容量積載装置を例に述べたが、ステイプラー装置やサドルなどの折り装置、製本装置、ソーターなどその他の後処理装置を使用してもよい。
(リカバリーモード)
欠陥画像が発生した際のリカバリーについて、図7のフローチャートにより説明を行なう。画像検査装置200にて欠陥画像と判別された記録紙は、上述のように、フラッパ208、209、235の偏向制御により、欠陥画像トレイA230aに格納される。
ジョブの中間、例えば、50枚原稿の20枚目で欠陥画像記録紙が発生した場合、1枚目から19枚目までは既に後処理装置300側に搬送された状態で、20枚目をトレイA230aに格納することになる。21枚目以降が正常であった場合に、21枚目以降の記録紙をそのまま後処理装置300に搬送してしまうと、後処理装置300に積載される記録紙に頁抜けが発生してしまう。
本実施例では、記録紙上の画像が欠陥画像と判別された時にリカバリーモードがスタートし(S101)、フラッパ235を偏向させ、20枚目をトレイA230aに格納する(S102)とともに、画像形成装置100に欠陥頁番号情報を送信し(S103)、画像形成装置100はジョブを一時停止する(S104)。
その際、画像形成装置100内には仕掛かり中の記録紙が10枚あるが、これらの記録紙については画像形成を完了させ、通常動作と同様に画像検査装置200へ排出を行ない、画像検査も行なう。これらの記録紙(21枚目〜31枚目)はフラッパ209、235により、トレイB230b側に偏向案内され、順に載置台234b上に積載される(S105)。
次に、欠陥画像頁である21枚目の再画像形成を行ない(S106)、読取センサ210U,210Dで画像が読み取られ(S107)、読み取られた画像の良否判別が行われる(S108)。画像が良品であると判別された場合、続けてトレイB230b内の記録紙Sの再給送を行ない、後処理装置300へ排出する(S109)。
その後、ジョブを再スタートし(S110)、残りのジョブを排出することで、後処理装置300には正常画像のジョブが積載され、リカバリーモードは完了する(S111)。
本実施例では、欠陥画像発生時にすぐジョブを一時停止させたが、欠陥画像が発生したジョブ番号と頁番号は画像検査装置200の欠陥画像メモリ514に記憶されているため、ジョブ中の欠陥画像が発生した頁以降を全てトレイB230bに積載し、かつ、全てのジョブが終了するまで、トレイB230bに順次積載し、全てのジョブの最後にまとめてリカバリー動作を行なってもよい。
本実施例では、基準記録紙トレイを最上段に限定したが、基準記録紙トレイだけではなく欠陥画像用トレイやリカバリー用トレイ等も任意に指定することができる。
また、トレイ数を増やし、複数の基準記録紙を各々異なるトレイに設定してもよい。
また、画像検査を行なう必要がない場合等、既に画像形成されている記録紙をトレイに収納し、合紙などのインサータを行なう多機能な装置にすることも可能である。
なお、本実施例では、CISを読取センサとして使用しているが、これに限られることなくCCDセンサ等の読取手段を使用しても良い。
(基準記録紙読み取りモード)
図8を用いて基準記録紙読取モードを説明する。本実施例は基準記録紙に画像形成装置100から搬送されてきたもの(本機出力原稿)を使用するモードと、基準記録紙に画像形成装置100とは別の画像形成装置で画像形成がされたもの(外部出力原稿)を使用するモードがある。まず、図9の操作部251と表示部252を兼ねるタッチパネル250よりどちらのモードを使用するかをオペレータが入力する(S201)。
基準記録紙に画像形成装置100から画像形成され搬送されてきたものを使用するモードについて説明する。操作部251により基準画像を「本機出力原稿」モードを設定してスタートさせると(S202)、画像形成装置100の出力の開始を行ない、出力するジョブ(複数枚一セットの出力のこと)を一セット分の画像形成装置100により出力し、搬送ローラ201を介して読取センサ210U、210Dに送る(S203)。記録紙S上に形成された画像を読取センサ210U,210Dにより読み取り(S204)、読み取られた画像情報は基準画像メモリ511に格納する(S205)。
基準画像メモリ511に格納された画像情報としては、各ドットにRGB画像データを持つビットマップデータでも良いし、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の圧縮データでもよい。基準画像メモリ511にはジョブ番号、頁番号等、各画像の記録紙に関する情報を格納する。
基準画像メモリに511に格納された画像情報が基準画像情報として設定される(S206)。
記録紙Sはフラッパ208により基準記録紙トレイ230d側に偏向され(S207)、載置台234d上に積載され、基準記録紙読み取りモードが完了する(S208)。
基準記録紙にユーザが他のプリンタ等で画像形成をした原稿やプルーファなどで出力したものを使用するモードとするときには、載置台234dを引き出し、基準記録紙を載置台234dに積載して画像検査装置200内に戻す。
操作部251より基準画像を「外部出力原稿」モードと設定してスタートさせると、基準記録紙の読み取り開始指示を行い(S209)、載置台234dの最下の基準記録紙から給送ローラ231dにより一枚ずつ給送を開始する(S210)。基準記録紙は搬送ローラ207を通過し、読取センサ210U,210Dに搬送され、読取センサ210U、210Dによって基準記録紙上の画像を読み取られ(S204)、得られた基準画像情報は基準画像メモリ511に格納する(S205)。
(出力画像検査モード)
図10を用いて出力画像検査モードを説明する。タッチパネル250の操作部251より検査内容の検査項目の設定を行ない(S301)、表示部252の出力画像検査のスタート指示により画像形成装置100で必要な部数の連続出力を開始する(S302)。
画像形成装置100より排出された記録紙Sは読取センサ210U,210Dにより被検査である被検査画像を読み取られ(S303)、得られた被検査画像情報を出力画像メモリ513に一旦格納する(S304)。出力画像メモリ513に格納する被検査画像情報としては、各ドットにRGB画像データをもつビットマップデータで格納してもよいし、JPEG等の圧縮データでもよい。出力画像メモリ513にはジョブ番号と頁番号等の記録紙に関する情報も合わせて格納する。
次に、出力画像メモリ513に格納された被検査画像情報と、上述の基準記録紙読み取りモードで基準画像メモリ511内に格納された対応するジョブ番号と頁番号の画像情報とを比較して、記録紙S上の被検査画像が操作部251で設定された所定の検査項目において欠陥画像であるか否かの判別を比較演算部512により行なう(S305)。
比較演算部512での比較の結果、所定の検査項目についての基準画像情報と被検査画像情報との差が許容範囲内であるときは、CPU552は良品画像と判別して、フラッパ208,209を後処理装置300側へ偏向設定し(S306)、後処理装置300へ記録紙Sを案内する(S307)。
上記の差が予め決められた許容範囲外の差異であれば、CPU552は欠陥画像と判別し、フラッパ209は欠陥画像記録紙を溜めるトレイ側に偏向し(S308)、記録紙Sの排出を行なう。
欠陥画像記録紙を溜めるトレイはトレイA230a、またはトレイB230b側はオペレータによりタッチパネル250の操作部251で指定が可能であり(S309)、指定されたトレイ側にフラッパ235を偏向し、欠陥画像記録紙を案内する(S310,S311)。
欠陥画像の情報(ジョブ番号、頁番号、欠陥要因)及びトレイ選択情報については、欠陥画像メモリ514に格納すると供に(S312)、表示部252に表示を行ない(S313)、オペレータが確認できるようにしている。
以上の動作によって出力画像検査モードが完了する(S314)。
タッチパネル250の操作部251において設定される検査内容の検査項目の夫々については、比較演算部512が実施する判別方法と共に説明する。
まず、画像情報欠け(情報の欠落)の判別方法について説明する。判別方法としては、ビットマップデータ等による画像情報において、比較演算部512はライン、テキスト、ドット等の画像情報欠けの判別を行っている。
画像情報欠け判別のフローは、読取センサ210U、210Dによって読み取られ、出力画像メモリ513に格納された記録紙SのRGB画像データ等の画像情報を比較演算部512でCMYK系データに変換する。このCMYK系データを2値化してこれと基準画像情報とを比較して行なう。
この比較において、画像情報の欠落箇所を検索し、欠落箇所の面積(大きさ)、いわゆる、欠落箇所の画素数を検出して画像情報の欠けの判別をする。
なお、欠陥画像の判別をする許容範囲の設定は、欠落部の面積の画素数を設定することにより任意に設定することができ、この設定により画像の検査レベルを調節することができる。
次に、画像情報の汚れ(情報の付加)の判別方法について説明する。画像情報の汚れ判別のフローは上記の画像情報欠けの判別の場合と同じであるが、汚れの判別は、基準画像情報において画像情報が無い部分に読取センサ210U、210Dに読み取られた記録紙Sの画像情報に付加画像(汚れ)が存在する場合には、この付加情報の大きさ(面積)を検出することにより汚れであるか否かを判別する。汚れは、欠けと同じ条件の画素単位で判別するものである。
次に、画像情報の色再現の判別方法について説明する。色再現の判別のために、読取センサ210U、210Dによって読み取り得られた基準画像が上記のように比較演算部512によってCMYK系データに変換される。
比較演算部512は、ICCプロファイル(ICC:International Color Consortium)により読取センサ210U、210Dによって読み取り格納された基準画像メモリ511のRGB画像データをL*a*b*系画像データに変換する。
なお、ICCプロファイルとは、RGB画像データ又はCMYK系データを一度、規格化された色表現方式であるL*a*b*表現方式の画像データ(L*a*b*系画像データ)に変換し、このL*a*b*系画像データを再度、画像形成に適したCMYK系データに変換するものである。
基準画像情報及び記録紙の画像情報をL*a*b*系画像データに変換した比較演算部512は、色再現における判別方法としては、CIE(国際照明委員会)が開示している1976年色差式(数式(1))を用いる。
また、視覚感度を加味した1994年色差式、又は2000年色差式を用いてもよい。
色差(ΔE)=((Lt−Ls)*2+(at−as)*2+(bt−bs)*2)*0.5・・・(1)
Lt:基準画像情報の明度(基準明度)
Ls:記録紙Sの画像情報の明度(出力明度)
at:基準画像情報のa*(基準a*)
as:記録紙Sの画像情報のa*(出力a*)
bt:基準画像情報のb*(基準b*)
bs:記録紙Sの画像情報のb*(出力b*)
色再現判別においては、上記数式(1)により算出した色差(ΔE)が欠陥画像の許容範囲内であるか否かを判別して、色再現性に欠陥があるか否かを判別する。
また、色差(ΔE)を設定することにより、画像の検査レベルを調節することができる。
次に、色ムラの判別方法について説明する。色ムラの判別には、上記の色再現判別時に変換したL*a*b*系画像データを用いる。基準画像及び記録紙Sの画像のL*a*b*系画像データを算出した比較演算部512は、色ムラの評価を実行する。まず、基準画像情報を検索し、CMYKの比率が同じである場所を検索してその場所のアドレスを記憶する。そして、このアドレスにおける記録紙Sの画像(L*a*b*系画像データ)の画像情報を検索する。色ムラの判別においては、この基準画像情報と同じ色が再現されない部分を検査する。色ムラは、基準画像情報には存在しない色ムラの検査は、記録紙Sの画像情報内での色の差を検出して行う。
色ムラにおける色ムラが生じているか否かの判別は、上記色再現検査と同様に色差を求めてこれに基づいて欠陥画像であるか否かの判別を行なう。本実施例では上記のような判別方法を挙げたが、これに限られるものではない。
以上述べた画像検査装置200では、基準記録紙画像と被検査画像を同一の読取センサ210U,210Dにおいて読み取るため、基準画像と記録紙Sの被検査画像との読取センサ間の個体出力バラツキ(照明系も含む)を補正する必要はない。
(再読み取りモード)
センサ個体の微小な出力変動要因が影響し、同一の画像であっても読取センサ210U,210Dにより読み取られたれた画像情報が経時的に変化することもあり得る。そのため精度良く検査を行なうには、対応が必要となる。
出力変動の要因としては、記録紙S上のトナーや紙紛などによる汚れがコンタクトガラス213に付着することやコンタクトガラス213の記録紙Sとの摺擦によるガラス表面の微小な表面粗さの変化、照明の光量変化、センサの温度変化の影響が挙げられる。
温度変化については画像形成装置100の定着器50に近い下流にあるため、コンタクトガラス部での記録紙Sの温度は60℃を越えており、装置の駆動時と連続運転時のセンサ周辺の温度変化が大きいので、コンタクトガラスやCIS内部にあるセルフォックレンズが膨張し、センサ素子と検知対象の焦点距離が変化するために画像を読み取って得られた検査情報の経時的変動が生じる。
また、押し搬送ローラ214も温度変化による膨張の影響で搬送速度が若干変化するため、画像位置に関しても読み取られた画像データが経時的に変化してしまう。
そこで本実施例に係る装置では、読取センサ210U,210Dの出力変動に対応する情報に応じて、再び基準画像を読み取り、基準画像メモリ511の基準画像情報を書き換えることで、読取センサ210U,210Dの出力の経時的変化の影響を小さくする必要がある。
下記にそれぞれの出力変動に対応する情報に対して以下説明していく。本実施例では、フローチャート図11に示す例を説明する。この例では前記に、読取センサの出力変動に対応する情報がコンタクトガラス213の表面の汚れやガラス表面の粗さの変化である場合の実施例について説明する。
画像形成装置100の出力がスタートし、記録紙上に画像形成が行われた後、記録紙Sは読取センサ210U,210Dへと搬送される(S401)。
上記の出力変動に対応する情報は読取センサでの通紙枚数情報に対応していると見ることができるので、CIS211近傍を通る記録紙搬送路中に設けられたフォトインタラプタ等の記録紙検知センサ242を記録紙Sが通過する毎に、枚数カウンタ241がCPU552により枚数情報がカウントアップされることで、読取センサ210U,Dに読み取られた記録紙Sの枚数の算出をおこなう(S402)。
また、CPU552は枚数カウンタ241によりカウントされた積算枚数をROM562内に格納された所定値としての所定枚数P(閾値)と比較して(S403)、所定枚数Pを越えたと判定された場合、ROM562に格納されている基準画像情報に対応する基準記録紙の再読み取りを行なう制御プログラムを実行する(S404)。制御プログラムが実行されることによって基準記録紙トレイ230dに戴置されていた基準記録紙(前回基準記録紙として読み取られ、その基準画像情報が基準画像メモリ511に格納されていたもの)は、最下の基準記録紙から給送ローラ231dにより給送され、搬送ローラ207を通過し、読取センサ210U,210Dに案内される。読取センサ210U,210Dは、前回読み取ったのと同一の基準記録紙上の基準画像を再び基準画像を読み取り、基準画像メモリ511に記憶してある基準画像情報は、再び読み取られた基準画像情報に書き換えしたら(S405)、CPUは枚数カウンタ241をリセットする(S406)。これによって基準記録紙の再読み取りが完了する(S407)。
以上一連の動作は、読取センサの出力変動に対応した情報に基づいたタイミングにより、読取センサで基準記録紙を再び読み取らせるものである。
なお、所定枚数Pは、検査誤差をもたらすようになる通紙枚数を実験的に求める等として設定すればよい。また使用する記録紙の種類やトナーの種類に対応して所定枚数Pの閾値を装置上で任意に変更したい場合にはRAM572に所定枚数Pを書き換え可能に格納してもよい。
(実施例2)
本実施例では、フローチャート図12に示すように、前記出力変動に対応する情報が読取センサ210の温度変化である場合の実施例ついて説明する。発明の構成、機構、形状それらの相対配置などは、上記のとおり実施例1と共通のものであるため、説明を省略し、実施例1と異なる点について説明する。
画像形成装置100の出力がスタートし、記録紙上に画像形成が行われた後、記録紙Sは読取センサ210U,210Dへと搬送される(S501)。
上記の出力変動に対応する情報は読取センサの近傍の温度情報に対応していると見ることができるため、図6に示すコンタクトガラス213に固着した温度検知センサ219(サーミスタや熱伝対)の出力をA・D変換部240にてデジタルデータに変換することで、温度情報を算出し、コンタクトガラス213温度をモニタする(S502)。
検査誤差をもたらすようになる所定値として実験的に求めた所定温度Tとの比較を行なう(S503)。所定温度T(閾値)を越えたと判定された場合、CPU552は実施例1と同様にROM562に格納されている制御プログラムを実行し、再び基準画像の読み取りを行ない(S504)、基準画像メモリ511に記憶してある基準画像情報を書き換え(S505)、基準画像の再読み取りが完了する(S506)。
なお、読取センサの温度を検知するために温度検知センサ219はコンタクトガラス213に固着させたが、これに限らず、読取センサ210U,210Dの温度変化を検知できる程度の近傍に設置しておいても良い。
また、所定温度Tは、検査誤差をもたらすようになる温度を実験的に求める等として設定すればよく、所定温度Tの閾値を装置上で任意に変更したい場合にはRAM572に所定温度Tを書き換え可能に格納してもよい。
(実施例3)
本実施例ではフローチャート図13に示すように、読取センサの出力変動に起因する被検査の画像の情報変化量を検出する場合の実施例について説明する。上記の実施例と共通の箇所は説明を省略し、異なる点について説明する。
画像形成装置100の出力がスタートし、記録紙上に画像形成が行われた後、記録紙Sは読取センサ210U,210Dへと搬送される(S601)。
読取手段により読み取られ、ジョブ番号と頁番号を含む記録紙Sの画像情報は、出力画像メモリ513内に格納される(S602)。
同一ジョブを大量部数検査する際には、出力画像メモリ513内に格納された記録紙Sの画像情報をハードディスク等の大容量記憶手段510に記憶し(S603)、同一ジョブ、同一頁である記録紙Sの経時的な被検査画像情報変化量をモニタする(S604)。
即ち、画像良否判別のための検査項目と同じ項目について、記録紙Sの被検査画像情報の変化量を比較演算部512で逐次演算することによりモニタする。
CPU552は、同一画像の記録紙Sに関する被検査画像情報変化量が検査誤差をもたらす値として実験的に求められた所定値に達したか否かを判定する(S605)。
被検査画像情報変化量が所定値に達したか否かを判定する方法は、上記に記載されている欠陥画像の判別方法のように画像の欠け、画像の汚れ、色再現、色ムラ等を基準としたものを用いても良い。
被検査画像情報変化量が所定値を越えたと判定された場合、前記実施例と同様に再び基準画像の読み取りを実行させ(S606)、基準画像メモリ511の基準画像情報を再読み取りして得られた基準画像情報に書き換え(S607)、基準画像の再読み取りが完了する(S608)。
この例では、読取センサの読み取り出力の変動に起因する変化量をモニタしているため、想定しなかった要因によって読取センサの出力特性が変化する場合にも対応できる。
また、被検査画像情報変化量の所定値の閾値を装置上で任意に変更したい場合にはRAM572に所定値を書き換え可能に格納してもよい。
なお、前記の出力変動に対応する情報が所定値に達し、あるいは画像変化量が所定値に達した時、CPU552は表示部252に、オペレータに基準記録紙の再読み取りを指示する警告を表示させ、オペレータが操作部251の再読み取り表示部を操作することにより前記のような基準画像再読み取りを実行するようにしても良い。
なお、上記の出力変動に対応する情報または被検査画像情報変化量の所定値は書き換え可能に格納することができ、任意に変更することが可能なので、設定された所定値に応じて、基準記録紙を読取手段により再び読み取らせるタイミングを制御することができる。
本実施例では、画像形成装置100、画像検査装置200、後処理装置300を備えたシステムについて説明したが、これに限られることなく、画像検査装置単品または画像検査装置に画像形成装置や後処理装置を組み合わせたものであっても本発明を適用することができる。
本発明の実施例のシステム全体の断面図である。 本発明の実施例のブロック図である。 本発明の実施例の画像形成装置の断面図である。 本発明の実施例の画像検査装置の断面図である。 本発明の実施例の読取センサの断面図である。 本発明の実施例の後処理装置の断面図である。 本発明の実施例のリカバリー動作モードのフローチャートである。 本発明の実施例の基準画像読み取りモードのフローチャートである。 本発明の実施例の表示部と操作部のイメージ図である。 本発明の実施例の出力画像検査モードのフローチャートである。 本発明の実施例1の出力変動の要因の制御フローチャートである。 本発明の実施例2の出力変動の要因の制御フローチャートである。 本発明の実施例3の出力変動の制御フローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
200 画像検査装置
208,209,235 フラッパ
210U,210D 読取センサ
211 CIS
213 コンタクトガラス
219 温度検知センサ
230d 基準記録紙トレイ
251 操作部
252 表示部
300 後処理装置
510 大容量記憶手段
511 基準画像メモリ
512 比較演算部
513 出力画像メモリ
514 欠陥画像メモリ

Claims (4)

  1. 画像形成部により画像形成された記録紙上の被検査画像を検査する画像検査装置において、
    前記画像形成部により画像形成された記録紙上の被検査画像、及び記録紙上の画像検査の基準となる基準画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により前記基準記録紙上の基準画像を読み取って得られた基準画像情報を記憶する記憶手段と、
    前記基準画像が形成された基準記録紙を収納する収納手段と、
    前記収納手段から基準記録紙を前記読取手段へ搬送し、前記読取手段により読み取られた基準記録紙を前記収納手段へ搬送する搬送手段と、
    前記読取手段により前記記録紙上の被検査画像を読み取って得られた被検査画像情報と前記記憶手段に記憶された基準画像情報とを比較することにより前記記録紙上の被検査画像の良否を判別する判別手段と、
    前記読取手段の出力変動に対応する情報に基づいて、前記収納手段に収納された基準記録紙を再び前記読取手段により読み取らせるタイミングを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像検査装置。
  2. 前記出力変動に対応する情報として前記読取手段により読み取られた記録紙上の画像の枚数をカウントする枚数カウンタと、
    前記枚数カウンタによる画像の枚数情報が所定枚数を越えたか否かを判定する判定手段とを有し、
    前記判定手段により画像の枚数情報が所定枚数を越えたと判定された際、前記制御手段は前記収納手段に収納された基準記録紙を再び前記読取手段により読み取らせて、前記枚数カウンタをリセットすることを特徴とする請求項1に記載の画像検査装置。
  3. 前記出力変動に対応する情報として前記読取手段の近傍の温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段による温度情報が所定温度を越えたか否かを判定する前記判定手段とを有し、
    前記判定手段により温度情報が所定温度を越えたと判定された際、前記制御手段は前記収納手段に収納された基準記録紙を再び前記読取手段により読み取らせることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の画像検査装置。
  4. 画像形成部により画像形成された記録紙上の被検査画像を検査する画像検査装置において、
    前記画像形成部により画像形成された記録紙上の被検査画像、及び記録紙上の画像検査の基準となる基準画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により前記基準記録紙上の基準画像を読み取って得られた基準画像情報を記憶する記憶手段と、
    前記基準画像が形成された基準記録紙を収納する収納手段と、
    前記収納手段から基準記録紙を前記読取手段へ搬送し、前記読取手段により読み取られた基準記録紙を前記収納手段へ搬送する搬送手段と、
    前記読取手段により前記記録紙上の被検査画像を読み取って得られた被検査画像情報と前記記憶手段に記憶された基準画像情報とを比較することにより前記記録紙上の画像の良否を判別する判別手段と、
    前記読取手段に読み取って得られた記録紙上の被検査画像情報変化量をモニタするモニタ手段と、
    前記モニタ手段により得られた被検査画像情報変化量に基づいて、前記収納手段に収納された基準記録紙を再び前記読取手段により読み取らせるタイミングを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像検査装置。
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