JP2024006984A - 検査装置、検査装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

検査装置、検査装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2024006984000001
【課題】 同じ画像不良が所定回数以上連続すると、必ず不良要因を特定する画像診断処理が開始され、検査結果を確認して、ユーザの指示に従って、画像診断処理をするか否かを選択することができなかった。
【解決手段】 画像検査によって画像不良が生じたと判定され、かつ、所定の条件を満たしたことに基づき、検査結果の画面に画像診断を指示するための指示部を表示させ、指示部の操作に従って画像診断を実行させる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、検査装置、検査装置の制御方法、及びプログラムに関する。
画像形成装置から出力される印刷物をセンサで読み取り、その読み取って得られた画像データに画像処理を施した後、元データである印刷データと比較して、印刷時の汚れや白抜けといった印刷時の不良を検出できるシステムがある。
このような印刷時の不良は、画像形成装置を長時間にわたって使用することで、装置内の部品の劣化により発生するケースがある。このようなケースに対して印刷時の不良の発生要因を特定するために、専用のチャート画像を印刷し、印刷されたチャート画像をセンサで読み取ることで不良の現象と発生要因を特定する画像診断機能がある。
特許文献1では、印刷物の検品結果のエラーの回数が所定回数以上連続し、かつ、同じ画像不良が連続した場合、画像形成を停止し、印刷の不良要因を特定する処理を行うことが開示されている。
特開2021-133506号公報
しかし、特許文献1では、同じ画像不良が所定回数以上連続すると、必ず不良要因を特定する画像診断処理が開始され、検査結果を確認して、ユーザの指示に従って、画像診断処理をするか否かを選択することができなかった。
本発明の検査装置は、記録シートに印刷された印刷物を読取部によって読み取り得られた検査対象の画像データに画像不良が生じているかを検査する検査手段と、前記検査手段によって画像不良が生じたと判定され、かつ、所定の条件を満たしたことに基づき、検査結果の画面に画像診断を指示するための指示部を表示させる表示制御手段と、前記指示部の操作に従って、前記画像診断を実行させる制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の検査装置は、第一の画像不良が生じている画像に対しては画像診断を実行し、第二の画像不良が生じている画像に対しては画像診断を実行しないように操作部を介して設定可能な設定手段と、記録シートに印刷された印刷物を読取部によって読み取り得られた検査対象の画像データに画像不良が生じているかを検査する検査手段と、前記検査手段によって前記第一の画像不良が生じていると判定されたことに基づき、前記画像診断を実行させる制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像に画像不良が生じているかの検査結果の画面において、ユーザの指示に従って、画像診断処理をするか否かを選択することができる。
印刷システムのハード構成の全体図 印刷システムのシステム構成のブロック図 画像形成装置の断面図 検品ジョブ結果画面のUIの例を示した図 詳細設定画面のUIの例を示した図 画像診断結果画面のUIの例を示した図 実施例における検品・画像診断を実行する処理の流れを示した図 実施例における画像診断必要性判断処理を実行する処理の流れを示した図 実施例における画像診断処理を実行する処理の流れを示した図
添付図面を参照して本発明の各実施例を詳しく説明する。なお、以下の実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また各実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本実施形態における外部コントローラは、画像処理コントローラ、デジタルフロントエンド、プリントサーバ、DFEなどと呼ばれることもある。画像形成装置は、複合機、マルチファンクションペリフェラル、MFPと呼ばれることもある。
図1は、本実施形態に係る画像処理システムのハード構成の全体図である。画像処理システムは、画像形成装置101と外部コントローラ102を備える。画像形成装置101と外部コントローラ102は内部LAN105とビデオケーブル106を介して通信可能に接続されている。外部コントローラ102は外部LAN104を介してPC103と通信可能に接続されており、PC103から外部コントローラ102に対して印刷指示が行われる。
PC103には印刷データを外部コントローラ102で処理可能な印刷記述言語に変換する機能を有するプリンタドライバがインストールされている。印刷を行うユーザは各種アプリケーションからプリンタドライバを介して印刷指示を行うことができる。プリンタドライバはユーザからの印刷指示に基づいて外部コントローラ102に対して印刷データを送信する。外部コントローラ102はPC103から印刷指示を受け取ると、データ解析やラスタライズ処理を行い、画像形成装置101に対して印刷データを投入し印刷指示を行う。外部コントローラ102は、画像形成装置101に対して内部LAN105で印刷データを投入し、ビデオケーブル106でラスタライズされた画像データを投入する。
次に画像形成装置101について説明する。画像形成装置101には複数の異なる機能を持つ装置が接続され、製本などの複雑な印刷処理が可能なように構成されている。
印刷装置107は、印刷装置107の下部にある給紙部から搬送される用紙に対してトナーを用いて画像を形成する。なお、ここでは用紙を例に説明するが、印刷媒体の記録シートであれば用紙以外のものでもよい。
この印刷装置107の構成及び動作原理は次のとおりである。画像データに応じて変調された、レーザ光などの光線をポリゴンミラー等の回転多面鏡により反射して走査光として感光ドラムに照射する。
このレーザ光により感光ドラム上に形成された静電潜像はトナーによって現像され、転写ドラムに貼り付けられた用紙に、そのトナー像を転写する。この一連の画像形成プロセスをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーに対して順次実行することにより、用紙上にフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された転写ドラム上の用紙は定着器へ搬送される。定着器は、ローラーやベルト等を含み、ローラー内にハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、トナー像が転写された用紙上のトナーを、熱と圧力によって溶解して用紙に定着させる。インサータ108は、挿入紙を挿入するための装置である。印刷装置107で印刷され搬送された用紙群に対して、任意の位置で108から用紙を挿入することができる。
検査装置109は、搬送された用紙(印刷物)の画像を読み取り、生成した画像データと、予め登録された基準画像データと比較することで、印刷された画像が正常かどうかを判定するための装置である。なお、正常か否か判定された印刷物は、例えば、正常な印刷物とエラーが生じた印刷物とで分別して排出される。
大容量スタッカ110は、大容量の用紙を積載することが可能な装置である。フィニッシャ111は、搬送された用紙に対してフィニッシング処理を加える装置である。フィニッシャ111は、設定に応じてステイプルやパンチ、中綴じ製本などのフィニッシング処理を行うことが可能であり、排紙トレイに排紙する。
図1で説明した印刷システムは画像形成装置101に外部コントローラ102が接続された構成であるが、本発明は外部コントローラ102の接続された構成に限定されない。すなわち、画像形成装置101を外部LAN104に接続し、PC103から、画像形成装置101が処理可能な印刷データを送信する構成でもよい。この場合、画像形成装置101において、データ解析やラスタライズ処理が行われ、印刷処理が実行される。
図2は、画像形成装置101、外部コントローラ102、及びPC103のシステム構成を表すブロック図である。
まず画像形成装置101の印刷装置107の構成について説明する。画像形成装置101の印刷装置107は、通信I/F217、LANI/F218、ビデオI/F220、HDD221、CPU222、メモリ223、操作部224、ディスプレイ225で構成される。さらに画像形成装置101の印刷装置107は、原稿露光部226、レーザ露光部227、作像部228、定着部229、給紙部230を備える。それぞれの構成要素はシステムバス231を介して接続される。
通信I/F217は、通信ケーブル255を介してインサータ108、検査装置109、大容量スタッカ110、及びフィニッシャ111と接続され、それぞれの装置の制御のための通信が行われる。
LANI/F218は、内部LAN105を介して外部コントローラ102と接続され、印刷データなどの通信が行われる。
ビデオI/F220は、ビデオケーブル106を介して外部コントローラ102と接続され、ラスタライズされた画像データなどの通信が行われる。
HDD221は、プログラムやデータが保存された記憶装置である。CPU222はHDD221に保存されたプログラム等に基づいて、画像処理制御や印刷の制御を包括的に行う。メモリ223は、CPU222が各種処理を行う際に必要となるプログラムや、画像データが記憶され、ワークエリアとして動作する。
操作部224は、ユーザからの各種設定の入力や操作の指示を受け付ける。ディスプレイ225には、画像処理装置の設定情報や印刷ジョブの処理状況などが表示される。原稿露光部226は、コピー機能やスキャン機能を使用する際に原稿を読み込む処理を行う。ユーザにより設置された用紙に対して露光ランプを照らしながらCCDカメラで画像を撮影することで原稿データを読み込む。
レーザ露光部227は、トナー像を転写するために感光ドラムにレーザ光を照射するための一次帯電や、レーザ露光を行う装置である。レーザ露光部227においては、まず感光ドラム表面を均一なマイナス電位に帯電させる一次帯電が行われる。次にレーザードライバーによってレーザ光を、ポリゴンミラーで反射角度を調節しながら感光ドラムに照射される。これにより照射した部分のマイナス電荷が中和され、静電潜像が形成される。作像部228は、用紙に対してトナーを転写するための装置であり、現像ユニット、転写ユニット、トナー補給部等により構成され、感光ドラム上のトナーを用紙に転写する。
現像ユニットにおいては、現像シリンダーからマイナスに帯電したトナーを感光ドラム表面の静電潜像に付着させ、可視像化する。転写ユニットにおいては、一次転写ローラーにプラス電位を印可し感光ドラム表面のトナーを転写ベルトに転写する一次転写、二次転写外ローラーにプラス電位を印可し転写ベルト上のトナーを用紙に転写する二次転写が行われる。定着部229は用紙上のトナーを熱と圧力で用紙に溶解固着するための装置であり、加熱ヒーター、定着ベルト、加圧ベルト等で構成される。給紙部230は用紙を給紙するための装置であり、ローラーや各種センサにより用紙の給紙動作、搬送動作が制御される。
次に画像形成装置101のインサータ108の構成について説明する。画像形成装置101のインサータ108は、通信I/F232、CPU233、メモリ234、給紙制御部235で構成され、それぞれの構成要素はシステムバス236を介して接続される。通信I/F232は通信ケーブル255を介して印刷装置107と接続され、制御に必要な通信が行われる。CPU233は、メモリ234に格納された制御プログラムに応じて、給紙に必要な各種制御を行う。メモリ234は、制御プログラムが保存された記憶装置である。給紙制御部235は、CPU222からの指示に基づき、ローラーとセンサを制御しながら、インサータの給紙部や印刷装置107から搬送された用紙の給紙、搬送を制御する。
次に画像形成装置101の検査装置109の構成について説明する。画像形成装置101の検査装置109は、通信I/F237、CPU238、メモリ239、撮影部240、表示部241、操作部242、HDD256で構成され、それぞれの構成要素はシステムバス243を介して接続される。通信I/F237は通信ケーブル255を介して印刷装置107と接続され、制御に必要な通信が行われる。
また、検査に使用する基準画像もこの通信ケーブル255、通信I/F237を介して印刷装置107から受信し、HDD256に保存される。CPU238は、メモリ239に格納された制御プログラムに応じて、検品に必要な各種制御を行う。メモリ239は、制御プログラムが保存された記憶装置である。基準画像の受信と保存に関してはこの限りではなく、例えば検査装置109がLAN I/Fを持ち、内部LANで外部コントローラ102と通信する構成をとっても構わない。このとき検査装置109はLAN I/Fを介して外部コントローラ102から基準画像を受信してHDD256に保存することで同様の動作が可能となる。
撮影部240は、CPU238の指示に基づき、搬送された用紙を撮影する。CPU238は、撮影部240によって撮影された画像と、HDD256に保存された基準画像と比較し、印刷された画像が正常かどうかを判断する。表示部241は、検品結果や設定画面などが表示される。操作部242は、ユーザによって操作され、検査装置109の設定変更や基準画像の登録などの指示を受け付ける。HDD256は、基準画像を記憶する。なお、HDD256を配しない場合には、HDD221に基準画像を記憶し、印刷された画像が正常か否かを判断する処理を行う際に、HDD221からメモリ239に基準画像を読み出して用いる構成であってもよい。
次に画像形成装置101の大容量スタッカ110の構成について説明する。画像形成装置101の大容量スタッカ110は、通信I/F244、CPU245、メモリ246、排紙制御部247で構成され、それぞれの構成要素はシステムバス248を介して接続される。通信I/F244は通信ケーブル255を介して印刷装置107と接続され、制御に必要な通信が行われる。CPU245は、メモリ246に格納された制御プログラムに応じて、排紙に必要な各種制御を行う。メモリ246は、制御プログラムが保存された記憶装置である。排紙制御部247は、CPU245からの指示に基づき、搬送された用紙をスタックトレイ、エスケープトレイ、または後続のフィニッシャ111に搬送する制御を行う。
次に画像形成装置101のフィニッシャ111の構成について説明する。画像形成装置101のフィニッシャ111は、通信I/F249、CPU250、メモリ251、排紙制御部252、フィニッシング処理部253で構成される。それぞれの構成要素はシステムバス254を介して接続される。通信I/F249は通信ケーブル255を介して印刷装置107と接続され、制御に必要な通信が行われる。CPU250は、メモリ251に格納された制御プログラムに応じて、フィニッシングや排紙に必要な各種制御を行う。メモリ251は、制御プログラムが保存された記憶装置である。排紙制御部252は、CPU250からの指示に基づき、用紙の搬送、排紙を制御する。フィニッシング処理部253は、CPU250からの指示に基づき、ステイプルやパンチ、中綴じ製本等のフィニッシング処理を制御する。
次に外部コントローラ102の構成について説明する。外部コントローラ102は、CPU208、メモリ209、HDD210、キーボード211、ディスプレイ212、LANI/F213,LANI/F214、ビデオI/F215で構成され、システムバス216を通して接続されている。CPU208は、HDD210に保存されたプログラムやデータに基づいてPC103からの印刷データの受信、RIP処理、画像形成装置101への印刷ジョブの送信などの処理を包括的に実行する。
メモリ209は、CPU208が各種処理を行う際に必要なプログラムやデータが記憶され、ワークエリアとして動作する。HDD210には、印刷処理などの動作に必要なプログラムやデータが記憶される。キーボード211は、外部コントローラ102の操作指示を入力するための装置である。ディスプレイ212には、外部コントローラ102の実行アプリケーション等の情報を静止画や動画の映像信号により表示される。LANI/F213は、外部LAN104を介してPC103と接続され、印刷指示などの通信が行われる。LANI/F214は、内部LAN105を介して画像形成装置101と接続され、印刷指示として印刷ジョブなどの通信が行われる。ビデオI/F215は、ビデオケーブル106を介して画像形成装置101と接続され、ラスタライズされた画像データなどの通信が行われる。
次にPC103の構成について説明する。PC103は、CPU201、メモリ202、HDD203、キーボード204、ディスプレイ205、LANI/F206で構成され、システムバス207を介して接続されている。CPU201は、HDD203に保存された文書処理プログラム等に基づいて印刷データの作成や印刷指示を実行する。
またCPU201は、システムバスに接続される各デバイスを包括的に制御する。メモリ202は、CPU201が各種処理を行う際に必要となるプログラムやデータが記憶され、ワークエリアとして動作する。HDD203には、印刷処理などの動作に必要なプログラムやデータが記憶される。キーボード204はPC103の操作指示を入力するための装置である。ディスプレイ205には、PC103の実行アプリケーション等の情報が静止画や動画の映像信号により表示される。LANI/F206は、外部LAN104と接続されており、印刷指示などの通信が行われる。
以上の説明において、外部コントローラ102と画像形成装置101は、内部LAN105とビデオケーブル106で接続されているが、印刷に必要なデータの送受信が行える構成であればよく、例えば、ビデオケーブルのみの接続構成でもよい。また、メモリ202、メモリ209、メモリ223、メモリ234、メモリ239、メモリ246、メモリ251はそれぞれ、データやプログラムを保持するための記憶装置であればよい。たとえば、揮発性のRAM、不揮発性のROM、内蔵HDD、外付けHDD、USBメモリなどで代替した構成でもよい。
図3は、画像形成装置101のメカ断面図である。107は用紙に印刷する画像を形成する印刷装置である。給紙デッキ301および給紙デッキ302は、各種用紙を収容しておくことが可能である。各給紙デッキには格納している用紙の情報(用紙サイズ、用紙タイプ)を印刷装置107の操作部224から設定できる。
各給紙デッキでは、収容された用紙の最上位の用紙一枚のみを分離し、用紙搬送パス303へ搬送することが可能である。現像ステーション304~307は、カラー画像を形成するために、それぞれY、M、C、Kの有色トナーを用いてトナー像を形成する。ここで形成されたトナー像は中間転写ベルト308に一次転写され、中間転写ベルト308は図を時計回りに回転し、二次転写位置309で用紙搬送パス303から搬送されてきた用紙へとトナー像が転写される。
ディスプレイ225は、画像形成装置101の印刷状況や設定のための情報を表示する。定着ユニット311はトナー像を用紙へ定着させる。定着ユニット311は加圧ローラーと加熱ローラーを備え、各ローラーの間を用紙が通過することにより、トナーを溶融・圧着することで用紙にトナー像を定着させる。定着ユニット311を抜けた用紙は用紙搬送パス312を通って用紙搬送パス315へと搬送される。
用紙の種類によって定着のためにさらに溶融・圧着が必要な場合は、定着ユニット311を通過した後、上の用紙搬送パスを使って第2定着ユニット313へと搬送される。第2定着ユニット313において、追加の溶融・圧着が施された後、用紙搬送パス314を通って用紙搬送パス315へと搬送される。画像形成モードが両面の場合は、用紙反転パス316へと用紙を搬送し、用紙反転パス316で反転した後、両面搬送パス317へと用紙が搬送され、二次転写位置309で2面目の画像転写が行われる。
インサータ108は挿入用紙を挿入する。インサータ108はインサータトレイ321を備え、用紙搬送パス322を通じて、インサータトレイ321に給紙された用紙を搬送パスへ合流させる。これにより、印刷装置107から搬送される一連の用紙群に、任意の位置で用紙を挿入させて後続装置へ搬送させることが可能となる。
インサータ108を通過した用紙は検査装置109へ搬送される。検査装置109内にはカメラ331、332が対向する形で配置される。カメラ331は用紙の上面を、カメラ332は用紙の下面を読み取るためのカメラである。検査装置109は、用紙搬送パス333に搬送された用紙が所定に位置に到達したタイミングで、カメラ331、カメラ332を用いて用紙の画像を読み取り、装置の画像が正常であるかを判断することができる。表示部241には検査装置109によって行われた検品結果などが表示される。
大容量スタッカ110は大容量の用紙を積載することが可能な大容量スタッカである。大容量スタッカ110は、検査装置109によって正常な用紙(印刷物)と判定された用紙を積載するトレイとして、スタックトレイ341を有する。検査装置109を通過した用紙は用紙搬送パス344を通して大容量スタッカ110に入力されてくる。用紙は用紙搬送パス344から用紙搬送パス345を経由して、スタックトレイ341に積載される。
さらにスタッカ340は、排紙トレイとしてエスケープトレイ346を有する。エスケープトレイ346は、検査装置109によってエラーが生じた用紙(印刷物)と判定された用紙を排出するために使用される排紙トレイである。エスケープトレイ346に出力する場合は、用紙搬送パス344から用紙搬送パス347を経由してエスケープトレイ346へ用紙が搬送される。なお大容量スタッカ110の後段の後処理装置へ用紙を搬送する場合には、用紙搬送パス348を経由して用紙が搬送される。反転部349は用紙を反転する。この反転部349は、用紙をスタックトレイ341に積載する場合に使用される。入力された用紙の向きと出力時点での用紙の向きが同一となるように、スタックトレイ341に積載する場合には反転部349で一度用紙を反転させる。エスケープトレイ346や、後続の後処理装置へ搬送する場合は、積載時にフリップせずにそのまま用紙を排出するため、反転部349での反転動作は行わない。
フィニッシャ111はユーザに指定された機能に応じ、搬送された用紙に対してフィニッシング処理を加える装置である。フィニッシャ111では、具体的にはステイプル(1個所・2箇所綴じ)やパンチ(2穴・3穴)や中とじ製本等のフィニッシング機能を有する。フィニッシャ111は、排紙トレイ351と排紙トレイ352を備える。用紙搬送パス353を経由して排紙トレイ351に出力される。ただし用紙搬送パス353ではステイプル等のフィニッシング処理を行うことはできない。
ステイプル等のフィニッシング処理を行う場合は、用紙搬送パス354を経由して処理部355でユーザに指定されたフィニッシング機能が実行され、排紙トレイ352へ出力される。排紙トレイ351および352はそれぞれ昇降することが可能であり、排紙トレイ351を下降させ、処理部355でフィニッシング処理した用紙を排紙トレイ351へ積載するように動作することも可能である。中とじ製本が指定された場合には中とじ処理部356で、用紙中央にステイプル処理をした後、用紙を二つ折りにして用紙搬送パス357を経由して中とじ製本トレイ358へ出力される。中とじ製本トレイ358はベルトコンベア構成になっており、中とじ製本トレイ358上に積載された中とじ製本束は左側へ搬送される構成となっている。
図4は、本実施例における自動検品の結果画面の例であり、表示部241に表示される。またこの自動検品の結果画面は印刷装置107のディスプレイ225や、外部コントローラ102のディスプレイ212に表示しても構わない。
図4(A)は、自動検品の結果一覧を表示する画面の例である。自動検品結果一覧画面400は、検査結果一覧I401と環境設定ボタンI402と、画像診断実行ボタンI403(画像診断を指示するための指示部)から構成される。検査結果一覧I401は、検品ジョブとして登録した検品ジョブの結果を一覧で表示している。各結果一覧には各検品ジョブの結果としてジョブを特定するためのジョブ名称、検品ジョブの実行状況を示すステータス、検査開始時間、検査終了時間、検査した枚数、NGの枚数が表示される。また選択された検品ジョブの設定を確認する画面へ遷移する設定確認リンク、検品結果の確認画面I410へ遷移する結果確認リンク、検品結果を踏まえた画像診断を実行する画面へ遷移する画像診断リンク(画像診断を指示するための指示部)も併せて表示される。結果一覧には、すでに検査を終えた検査済みのジョブと、設定を終えてまだ検品していないジョブが記載されている。検査済みのジョブは、ステータスは検査済みとなり、検査開始時間、検査終了時間、検査した枚数、NGの枚数が記載され、検査結果の確認画面I410へ遷移するリンクが表示される。また検品の結果NGと判定された場合には画像診断リンクを表示する。まだ検品していないジョブに関してはステータスを設定済みと表示し、その他の項目は未決定の値が表示される。環境設定ボタンI402は、本システムの環境設定画面を表示するためのボタンであり、選択された場合には環境設定画面I500へ遷移する。画像診断実行ボタンI403は、画像診断実行画面を表示するためのボタンであり、選択された場合には画像診断実行画面I600へ遷移する。
図4(B)は、検査結果の確認のために表示する画面の例である。検査結果確認画面I410は、検査結果一覧I401の検査済みジョブの結果確認リンクが選択された際に選択されたジョブに関する検査結果の詳細を表示する画面である。ここでは5ページの印刷ジョブを16部で合計80ページの印刷を行い2ページで検品NGが発生した場合の例を記載している。検査結果確認画面I410は、検品NGサムネイルI411と検査集計結果I412と検品NG一覧I413と、画像診断実行ボタンI414と閉じるボタンI415から構成される。検品NGサムネイルI411では、検査結果がNGとなった用紙の表面と裏面の読み取り画像を表示する。複数の用紙でNGが発生している場合にはサムネイルの下の選択ボタンを選択することで、他の検品NG用紙の画像に切り替えることができる。検査集計結果I412は、検品ジョブの検査結果を集計した結果を表示する領域である。ここでは、検査済みのページ数、検査結果NGとなったページ数、NG率、印字・読み取りが行えなかったエラー数の合計と、検査での不良要因である位置ずれ(縦)、位置ずれ(横)、汚れ(点)、汚れ(スジ)の発生数の合計を表示する。NG一覧I413には、NGになったページ毎に検品ジョブ全体でのページ順番、ジョブ内でのページ順番、部番、表面か裏面と、NG要因がそれぞれOKかNG、検査日時を記載し、NGが発生したページの読み取り画像への確認リンクを表示する。NG画像の確認リンクが選択された場合には検品NGとなったページの読み取り画像を表示する。画像診断実行ボタンI414は、画像診断の実行を指示するためのボタンであり、指示された場合には画像診断実行画面I600へ遷移する。閉じるボタンI415は検査結果の確認画面を閉じる指示をするためのボタンである。閉じるボタンI415を指示すると遷移前の検査結果一覧画面I400に遷移する。
図5は、本実施例における画像診断の環境設定画面の例であり、検査装置109の表示部241に表示される。またこの画像診断の環境設定画面は印刷装置107のディスプレイ225や、外部コントローラ102のディスプレイ212に表示しても構わない。画像診断の環境設定画面で選択した設定は、検査装置109のHDD256に記憶される。
図5(A)は、画像診断の環境設定をするために表示する画面の例である。画像診断環境設定画面I500は、画像診断に関する環境設定項目I501、I502、I503と、判断項目設定ボタンI504とOKボタンI505、キャンセルボタンI506から構成される。環境設定項目I501は、画像診断必要性の判断タイミングを設定する項目である。画像診断必要性の判断タイミングの設定は、「自動で判断しない」、「検品ジョブ中の検品NGページ発生直後に判断する」、「検品ジョブ終了後に判断する」の3つのいずれかから選択できる。この3つの選択肢はトグル表示となっており選択された項目が、強調して表示される。ここでは検品ジョブ中のNGページ発生直後に判断する項目が選択されている画面の例を示している。検査を一時停止する選択をしている場合には、検査ジョブ中に何枚検品NGが発生したら一時停止するかを数値で設定可能である。
環境設定項目I502は、検品NGが発生時に画像診断が必要であると判断した場合の動作を設定する項目である。ここでは画像診断を自動で実行する選択と画像診断実行ボタンを表示する選択がありトグル表示になっている。また画像診断項目として、NG検知要因を診断する選択と要因全項目を診断する選択がトグル表示となっている。環境設定項目I503は、画像診断必要性の判断をする際に対象とする検査項目を設定する項目である。すべての検知項目で判断する選択と、判断する検知項目を指定する選択はトグル表示となっており、判断する検知項目を指定する選択をしている場合に、判断項目設定ボタンI504を押下が可能な状態とする。すべての検知項目で診断する選択をしている場合には判断項目設定ボタンI504はグレーアウト表示し押下不可能とする。判断項目ボタンI504を押下した場合には、画像診断必要性項目設定画面I510を表示する。OKボタンI505を押下した場合、設定した内容をHDD256に保存して画像診断環境設定画面I500を閉じる。画像診断環境設定画面I500で設定した内容を保存したくない場合はキャンセルボタンI506を押下して画面を閉じる。
図5(B)は、画像診断必要性を判断する項目を設定するために表示する画面の例である。画像診断必要性項目設定画面I510は、判断項目設定I511、I512、I513と、OKボタンI514、キャンセルボタンI515から構成される。判断項目設定I511、I512、I513は、それぞれ検品NGが発生した際の印刷の不良の要因項目に応じて、画像診断必要性の判断をするか否かを設定する項目である。判断項目設定I511は、検品の結果が印刷媒体に対する画像形成の位置がずれる不良の場合に、画像診断をするか否かを設定する項目である。判断項目設定I512は、検品の結果が読み取った画像にスジ状の汚れや印刷抜けの不良が発生していた場合に、画像診断をするか否かを設定する項目である。スジ状の汚れや印刷抜けは、発生原因によって印刷結果に対して縦方向、横方向それぞれで発生する可能性があるが、ここでは縦方向のスジ、横方向のスジの両方を対象とする。判断項目設定I513は、検品の結果が読み取り画像に点上の汚れや印刷抜けが発生していた場合に、画像診断をするか否かを設定する項目である。判断項目設定I511、I512、I513は、それぞれ診断すると診断しない設定が可能であり、それぞれの項目の診断する選択としない選択がトグル表示となっている。また各判断項目設定I511、I512、I513を診断する設定にした場合に、診断する対象の色を設定できる。対象色は、画像形成に使用する色を個別に設定可能でありここではY,M,C,Kの各トナー色を個別に設定可能である。各トナー色は、1度押下すると選択状態となり再度押下すると選択解除状態となる。OKボタンI514を押下した場合、設定した内容をHDD210に保存して画像診断必要性項目設定画面I510を閉じて画像診断環境設定画面I500に戻る。画像診断必要性項目設定画面I510で設定した内容を保存したくない場合はキャンセルボタンI515を押下して画像診断環境設定画面I500に戻る。
図6は、本実施例における画像診断の動作に関わる画面の例であり、表示部241に表示される。またこの画像診断の環境設定画面は印刷装置107のディスプレイ225や、外部コントローラ102のディスプレイ212に表示しても構わない。
図6(A)は、画像診断の実行を指示するために表示する画面の例である。画像診断設定画面I600は、画像診断対象設定I601、I602、I603と、用紙設定I604と診断実行ボタンI605、閉じるボタンI606から構成される。画像診断対象設定I601,I602,I603は、画像診断を実行する対象要因を指定する表示である。画像診断対象設定I601は、位置ずれ要因、画像診断対象設定I602は汚れ(スジ)要因、画像診断対象設定I603は汚れ(点)要因に関して、画像診断を実施するか否かを設定可能である。それぞれ診断すると診断しない設定が可能であり、それぞれの項目の診断する選択としない選択がトグル表示となっている。また各画像診断対象設定を診断する設定にした場合に、診断する対象の色を設定できる。対象色は、画像形成に使用する色を個別に設定可能でありここではY,M,C,Kの各トナー色を個別に設定可能である。各トナー色は、1度押下すると選択状態となり再度押下すると選択解除状態となる。用紙設定I604は画像診断に使用する用紙の設定をするボタンと、設定内容の記載である。用紙設定ボタンI604を選択すると用紙設定画面を開き画像診断に使用する用紙を設定することができ、設定した内容は設定内容に記載する。ここではトレイ単位で用紙を設定する例を示しており、トレイ1のA4サイズが選択された状態を表示する。診断実行ボタンI605を押下すると、画像診断対象設定I601,I602,I603と用紙設定I604の設定で画像診断を実行することを指示する。閉じるボタンI606を押下すると画像診断を実行せずに画像診断設定画面I610を閉じ、遷移前の画面に表示を切り替える。
図6(B)、(C)、(D)は、画像診断の実行結果を示すために表示する画面の例である。図6(B)の画像診断結果画面I610は、画像診断の結果が正常だった場合の画面であり、診断日時I611、診断項目毎の結果I612、画像診断結果I613と、閉じるボタンI614から構成される。診断日時I611は、画像診断を実行し結果が確定した日時を表示する。診断項目毎の結果I612は、画像診断対象となっている各診断項目の詳細な診断結果を表示する。各診断項目は画像診断対象設定I601、I602、I603で設定した項目単位でより詳細な診断項目毎の結果を表示する。ここで各診断項目の結果を表示しており、結果の表示は、「正常」、「異常あり」、「自動修復します」、診断対象外を示す「―」のいずれかで表示する。画像診断結果I613は、診断項目ごとの結果I612を踏まえた画像診断としての結果を表示する欄である。ここでは、ユーザがわかるように具体的な文言としてメッセージを表示している。閉じるボタンI614を押下すると画像診断結果画面I610を閉じ、遷移前の画面の表示を切り替える。
図6(C)の画像診断結果画面620は、画像診断を実行した結果、位置ずれによる印刷の不良を検知して位置ずれの自動修復をした場合の画面の例である。診断項目ごとの結果I612の自動修復対象項目である位置ずれ縦・横の項目には、「自動修復します」を表示し、画像診断結果I613には、自動修復として実行した内容を表示する。
図6(D)の画像診断結果画面I630は、画像診断を実行した結果、汚れ(スジ)項目のうち縦スジで異常を検知した場合の画面の例である。診断項目ごとの結果I612の異常を検知した汚れ(スジ)縦スジの項目に「異常有」を表示し、画像診断結果I613には、異常が見つかった診断項目に加えて、異常の原因と対策方法を表示する。
本実施形態は、検査装置109によって複数のシート上の画像に画像不良が検出された場合、画像診断の必要性を判断し、その判断に応じて画像診断を実行する。画像不良が検出された場合に検査装置109は、画像読み取りセンサ(読取部)によって読み取った読み取り画像の不良の要因を検出し、その印刷ジョブにおける不良発生状況と、印刷装置107の部品の使用状況から画像診断必要性を判断する。
図7は、検品処理に続いて画像診断を実行する処理の流れ図である。この流れ図の一連の処理は、システム上に存在する検査装置109のCPU238によって実行される。検査装置109上の処理は、CPU238が、HDD256から読み出してメモリ239に展開された制御プログラムにより実行される。
検査装置109のCPU238が実行する制御プログラムが、ユーザからの検品ジョブ実行開始の指示を受けると、外部コントローラ102から印刷装置107に印刷開始の指示が実行される。印刷装置107によって画像が形成された記録シートは、印刷装置107からインサータ108を経由して検査装置109へ搬送される。
S701で、CPU238は検査対象の画像が形成されたシートを搬送パスに搬送する。
S702で、CPU238はシートの搬送タイミングに合わせて画像読み取りセンサ(読取部)によってシートの読み取りを指示し検品動作を実行する。検品動作では読み出した画像をHDD256に保存し、検品結果として画像不良が発生したか、不良が発生している場合の要因について判断し、検品結果として記録する。検品結果が確定した内容をメモリ239に記録してS703へ進む。
S703でCPU238は、検品処理の検品結果がOKかNGかを判断する。検品結果がOKの場合はS710へ進み、NGの場合には、S704へ進む。
S704でCPU238は、検品結果から画像診断の必要性を判断する画像診断必要性判断処理を実行する。画像診断の必要性判断処理の詳細は図8を用いて詳細に説明する。この処理を実行し画像診断の必要性の診断を終えて結果が出たらS705へ進む。
S705でCPU238は、画像診断の必要性の判断結果が、画像診断を実行すべきだったか否かを確認する。画像診断を実行すべき(画像診断を実行するための所定の条件を満たした)と判断した場合にはS706に進み、そうでない場合にはS710へ進む。
S706でCPU238は、画像診断を自動で実行するか否かについて判断する。CPU238は、メモリ239上に記録されている画像診断の環境設定のNG発生時に画像診断必要性を判断した場合の動作設定I502を読みだし、画像診断を自動で実行する設定か否かを判断する。画像診断を自動で実行すると判断した場合にはS708へ進み、そうでない場合にはS707へ進む。
S707でCPU238は、表示部241に表示する検品結果画面に、画像診断実行を指示するためのボタン(画像診断を指示するための指示部)を表示させる(表示制御する)。ここで本実施例における検品結果画面は、検品結果一覧画面I400と検査結果確認画面I410である。検品結果一覧画面I400には、検品結果一覧401の該当検品ジョブの診断項目欄と、画像診断実行ボタンI403を有効にし、検品結果確認画面I410には、画像診断実行ボタンI414を有効にする。ボタンが表示され、画像診断処理を実行する指示を受け付けると、S708へ進む。
S708でCPU238は、画像診断処理を実行する。画像診断処理の詳細は図9を用いて詳細に説明する。この処理を実行し画像診断が終了し結果が出たらS709へ進む。
S709でCPU238は、S708で実行した画像診断の結果が異常有りとなったか否かを判断する。画像診断の結果が異常有りだった場合にはS711へ進み、異常が発生していない場合にはS710に進む。
S710でCPU238は、検品ジョブが継続しているか否かを検品対象となるシートがあるか否かで判定し、検品対象のシートがある場合にはS701へ進み、検品対象のシートがない場合には本フローを終了する。
S711でCPU238は、検品ジョブの停止を印刷装置107のCPU222へ画像形成停止通知を送信し、S712へ進む。
S712でCPU238は、ユーザから画像診断結果の異常が解消するための操作が実行されることを待ち受ける。ここでは、印刷装置106のCPU222からユーザからの操作が発生したことの通知を受けるか、検査装置109の操作部242に操作があった場合にユーザからの操作があったと判断し、S713へ進む。ここでユーザの操作としては、画像診断結果が異常有りとなる原因を解消するための、印刷装置107の部品交換や、部品清掃、部品情報の操作・変更が実行されたことを対象とする。
S713でCPU238は、S712で受け付けたユーザの操作により画像診断の結果の異常が解消したか否かを確認する。例えば画像診断の結果の異常を解消するための手順が、部品交換だった場合には印刷装置107がその部品が交換されたことを検知し、部品交換したことを通知してくるか、部品を交換したとユーザが通知をしてきた場合に異常が解消したと判断する。この時画像診断の結果の異常が解消されていた場合にはS710へ進み、異常が解消されていない場合はS712へ進む。
図8は、本実施形態において、図7のS704の画像診断必要性判断処理を実行するフローチャートである。なおこの一連の処理は検査装置109上のCPU238が、HDD256から読み出してメモリ239に展開された制御プログラムで動作する。
S801でCPU238は、S702で記録した検品結果を検品NG情報としてメモリ239に記録し、S802へ進む。ここで記録する検品NG情報は、それまでに発生した検品NG情報も履歴として併せて記録する。
S802でCPU238は、S801で記録した検品NG情報を読み出し、記録された検品NGに関する詳細情報を取得する。ここで検品NGの詳細情報としてNGの種類(点、スジ、位置ずれ)とその発生位置を取得する。詳細情報を取得したら取得結果をメモリ239に記録したらS803へ進む。
S803でCPU238は、S802で取得した検品NGの詳細情報を解析する処理を実行する。ここではNG要因毎の発生パターンと照らし合わせて、同一のNG要因が発生しているかの解析と、NG要因の発生頻度・周期について解析を行う。例えば主走査方向で同じ位置に同じ種類の画像不良があれば同一NG要因と判定し、副走査方向に対しての周期的に点やスジといった画像不良があれば同一NG要因と判定する。例えば周期の判断として例えば、印刷枚数が一定枚数ごとに同一の検品NG要因が発生している場合や、印刷用紙のサイズと搬送する印刷用紙の間隔の距離から汚れ(スジ)、汚れ(点)が一定距離毎に発生している場合を周期的なNGが発生していると判定する。検品NGの詳細情報の解析結果として判定結果が同一のNG要因の数や、NG要因毎の周期性の判定結果が出たら、解析結果としてメモリ239に記録し、S804へ進む。
S804でCPU238は、S803で記録した解析結果を読み出し、NG要因として周期性があると判定したか否かを確認する。NG要因に周期性ありと判断した場合にはS809へ進み、そうでない場合にはS805へ進む。
S805でCPU238は、S803で記録した解析結果を読み出しNG要因毎の発生数と閾値による判定を行う。ここでNG要因毎の発生数の閾値は制御プログラム上で設定した値を用いても構わないし、ユーザによって設定可能な項目としても設定項目を設けてユーザからの設定を受け付けて利用しても構わない。同一種類のNG要因が閾値以上存在する場合にはS809へ進み、そうでない場合にはS806へ進む。
S806でCPU238は、S803で記録した解析結果を読み出し発生しているNG要因を取得する。そしてNG要因の発生原因となる関連部品のリストをHDD256から読み出し、NG要因から関連部品を特定することでNG要因に影響する部品リストを取得する。NG要因に影響する部品リストを取得したら、S807へ進む。
S807でCPU238は、S806で取得したNG要因に影響する部品リストの寿命情報の取得を印刷装置107のCPU222に指示する。ここで印刷装置107から全ての部品の寿命情報を取得して、対象となる関連部品の寿命情報のみを読み出しても構わないし、関連部品を指定して個別に寿命情報を取得しても構わない。関連部品の寿命情報の取得を終えたらS808へ進む。
S808でCPU238は、S807で取得した関連部品の寿命情報のうち、残寿命が閾値以下の部品があるか否かを判定する。ここで部品によっては寿命を超えて使い続けている場合があり、その場合には残寿命は0という扱いとして判断することとする。残寿命が閾値以下の部品がある場合にはS809へ進み、そうでない場合にはS811へ進む。
S809でCPU238は、HDD256から画像診断必要性判断項目画面I510で設定されている画像診断必要性判断設定を読み出し、検品NG要因が読み出した判断項目設定で診断するに設定されているか否かを判断する。検品NGで発生しているNG要因が判断項目に含まれている場合にはS810へ進み、そうでない場合にはS811へ進む。
S810でCPU238は、画像診断の必要性として、必要であることをメモリ239に記録する。また合わせて検品NG情報から検品NG要因として記録されている項目のうち、S809で読み出した画像診断必要性判断項目で診断すると設定されている項目を画像診断対象要因として記録する。画像診断の必要性を記録したら、本フローチャートを終了する。なお、画像診断を実行すべき所定の条件は、例えば、S804、S805、S808のいずれかがYesである条件である。
S811でCPU238は、画像診断の必要性として、画像診断が不要であることをメモリ239に記録して、本フローチャートを終了する。
図9は、本実施形態において、図7のS708の画像診断必要性判断処理を実行するフローチャートである。なおこの一連の処理は検査装置109上のCPU238が、HDD256から読み出してメモリ239に展開された制御プログラムで動作する。
S901でCPU238は、印刷装置107のCPU222にテストチャート(チャート画像)を出力する指示をする。ここでの出力の指示は、画像診断設定画面I600で設定された診断項目、もしくはステップS706で画像診断を自動実行すると判断した際の診断項目に基づいて決定する。例えば診断項目の色指定毎に個別のテストチャートを印刷するように指示をする動作となる。テストチャートとして出力する画像データは、印刷装置107のHDD221に格納されているデータを使用しても構わないし、検査装置109のHDD256に格納されているデータを印刷指示と合わせて送信しても構わない。印刷装置107のCPU222からテストチャート出力開始の応答を受け付けたらS902へ進む。
S902でCPU238は、搬送されるテストチャートが出力されたシートの搬送タイミングに合わせて、画像読み取りセンサによってシートの読み取りを指示する。ここで搬送されるテストチャートの枚数は診断項目の設定によって変化するためS901で出力を指示したテストチャートの分だけ読み取り処理を実行する。読み取った結果をHDD256に記録したら、S903へ進む。
S903でCPU238は、S902で読み取った画像に画像不良が存在するか否かを確認する。ここではS902で読み取った全ての画像に対して同様の画像不良の存在判定を行っても構わないし、診断項目の設定に応じたテストチャート毎に判定する画像不良要因を定めておきテストチャートに対応する画像不良の存在確認を行っても構わない。画像不良がありと判断した場合にはS904へ進み、画像不良が無いと判断した場合にはS912へ進む。
S904でCPU238は、S903で画像不良が存在すると判断した読み取り画像から画像不良の種類を判断する。ここで、画像不良の種類判断というのは、画像不良があると判断した読み取った画像上に発生している画像不良が位置ずれ、縦スジ、横スジ、汚れ(点)の各画像不良がそれぞれ発生しているか否かを判断する処理である。ここで画像不良の種類判断は、不良ごとの特徴が読み取り画像上に発生しているかの判定や、検査装置109のHDD256に格納されているテストチャートの基準画像とS902で読み取った画像を比較して差分から判断をしても構わない。また画像不良が存在する読み取り画像を1枚ずつ判断して、発生した画像不良の種類を判断しても構わないし、複数の読み取り画像をまとめて判断しても構わない。画像不良の種類の判断結果としては、画像不良の種類毎に異常有りか、正常かを記録する。画像不良の種類の判断が決定したらS905へ進む。
S905でCPU238は、読み取った画像から画像不良の種類に対応する特徴量を抽出する処理を実行する。ここで抽出する特徴量は例えば画像不良の種類が縦スジの場合にはスジの位置、スジの幅、スジの数、スジの周期などである。特徴量の抽出を終えたら特徴量をメモリ239上に記録して、S906へ進む。
S906でCPU238は、S904で判断した画像不良の種類とS905で抽出した特徴量から周期性がありうる画像不良が発生しているか否かを判断する。周期性がありうる画像不良が発生している場合にはS907へ進み、そうでない場合にはS908へ進む。
S907でCPU238は、S904で判断した画像不良の種類とS905で抽出した特徴量から周期性の解析を行う。ここで例えば画像不良の種類が縦スジの場合には、特徴量として、発生しているスジの位置と数を読み出して、スジの発生周期として発生間隔について解析する。スジの発生周期について解析した結果周期性がある場合には発生間隔を解析結果としてメモリ239に記録してS908へ進む。
S908でCPU238は、S904で判断した画像不良の種類とS905で抽出した特徴量と周期性がある場合には周期性の解析結果から、画像不良の発生要因の特定処理を実行する。ここで例えば画像不良の発生要因は、画像不良の種類ごとに解析した特徴量と発生要因の対応テーブルから該当する発生要因を選択することで特定できる。画像不良の発生要因の特定処理の結果として、発生要因が特定したらメモリ239に記録してS909へ進む。
S909でCPU238は、S908で特定した発生要因を読み出し、発生要因に対する対応方針を決定する。ここで発生要因とその対応方針は例えば対応テーブルを保持しておき、発生要因に対応付く対応方針を選択することで決定する。対応方針としては、例えば発生要因に応じて、部品交換、部品清掃、自動修復といった対応方針を決定する。対応方針が決定したら、S910へ進む。
S910でCPU238は、S912で決定した対応方針に自動修復項目が含まれるか否かを判定する。自動修復要因が含まれる場合にはS911へ進み、そうでない場合にはS912へ進む。
S911でCPU238は、S912で決定した対応方針の自動修復項目として実行すべき自動修復内容を決定する。そして印刷装置107のCPU222に自動修復実行の指示をする。そして印刷装置107のCPU222から自動修復実行完了の通知を受け取ったら、メモリ239上に記録している対応方針の自動修復項目に完了と記録をして、S912へ進む。
S912でCPU238は、画像診断を実行した結果を表示部241に表示する。ここで画像診断を実行した結果は画像不良が発生していない場合は診断結果が正常であると判断する。画像不良が発生している場合には画像不良種類判断に応じて、不良が発生していない診断項目は正常とし、不良が発生している項目は異常有りと判断する。また異常有りと判断し自動修復を実行した場合には自動修復したと判断する。診断項目ごとの結果は、ここで判断した結果を表示する。そして画像診断結果I613には診断項目に異常有りが存在する場合には異常有りとして診断結果と原因について記載し、自動修復をした場合には自動修復した項目を記載し、診断項目が正常のみの場合には診断結果が正常であったことを記載する。表示部241に画像診断結果画面が表示できたら、本フローチャートを終了する。
以上の実施例によって、ユーザは検品を実行した際に画像不良が発生した場合に、発生した画像不良の要因によって、要因特定をするための画像診断処理を実行することができる。これによりユーザが、画像不良が発生した場合の問題解消を自動で行えるとともに、必要な画像不良問題に関してのみ要因特定処理を実行することができる。
なお、本実施例では検査装置109のCPU238上で検品と画像診断の制御プログラムを実行している。しかしながら、検査装置109が読み取った画像を印刷装置107や外部コントローラ102やPC103に送信して、送信先の装置で制御プログラムを実行しても構わない。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 画像形成装置
107 印刷装置
109 検査装置
238 CPU
241 表示部
242 操作部

Claims (15)

  1. 画像形成装置と接続される検査装置であって、
    印刷ジョブに基づき前記画像形成装置によって記録シートに印刷された印刷物を読取部によって読み取り得られた検査対象の画像データに、画像不良が生じているかを検査する検査手段と、
    前記検査手段による検査結果の画面に、前記検査手段によって画像不良が生じたと判定されたことに基づき、画像診断を実行するための指示部を表示させる表示制御手段と、
    前記指示部への操作に従って、前記画像形成装置によって記録シートに印刷されたチャート画像を前記読取部によって読み取り得られた検査対象の画像データに、画像不良が生じているかを判定し、前記画像データに生じる画像不良の種類に基づき、前記画像形成装置の不良の要因を診断する診断手段と、
    を有することを特徴とする検査装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記検査手段によって画像不良が生じていないと判定されたことに基づき、前記画面に前記画像診断を実行するための指示部を表示させないことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記検査結果が表示された画面は、少なくとも検査した枚数と画像不良の枚数が表示されることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  4. 前記検査結果が表示された画面は、少なくとも画像不良を示す画像が表示されることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  5. 前記診断手段は、前記読取部によって読み取り得られた複数のページの画像データから前記画像形成装置の不良の要因を診断することを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  6. 前記診断手段は、前記検査手段による画像不良の項目について、前記画像形成装置の不良の要因を診断する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  7. 第一の画像不良が生じている画像に対しては画像診断を実行し、第二の画像不良が生じている画像に対しては画像診断を実行しないように操作部を介して設定可能な設定手段と、
    記録シートに印刷された印刷物を読取部によって読み取り得られた検査対象の画像データに画像不良が生じているかを検査する検査手段と、
    前記検査手段によって前記第一の画像不良が生じていると判定されたことに基づき、前記画像診断を実行させる制御手段とを有することを特徴とする検査装置。
  8. 前記第一の画像不良は、位置ずれであり、前記第二の画像不良は、スジの汚れであることを特徴とする請求項7に記載の検査装置。
  9. 前記画像診断は、画像不良の発生要因を特定する処理であることを特徴とする請求項7に記載の検査装置。
  10. 前記画像診断は、画像不良の発生要因となる、画像形成手段に関わる部品を特定する処理であることを特徴とする請求項7に記載の検査装置。
  11. 画像形成装置と接続される検査装置の制御方法であって、
    印刷ジョブに基づき前記画像形成装置によって記録シートに印刷された印刷物を読取部によって読み取り得られた検査対象の画像データに、画像不良が生じているかを検査する検査工程と、
    前記検査工程による検査結果の画面に、前記検査工程によって画像不良が生じたと判定されたことに基づき、画像診断を実行するための指示部を表示させる表示制御工程と、
    前記指示部への操作に従って、前記画像形成装置によって記録シートに印刷されたチャート画像を前記読取部によって読み取り得られた検査対象の画像データに、画像不良が生じているかを判定し、前記画像データに生じる画像不良の種類に基づき、前記画像形成装置の不良の要因を診断する診断工程と、
    を有することを特徴とする検査装置の制御方法。
  12. 前記表示制御工程は、前記検査工程によって画像不良が生じていないと判定されたことに基づき、前記画面に前記画像診断を実行するための指示部を表示させないことを特徴とする請求項11に記載の検査装置の制御方法。
  13. 前記検査結果が表示された画面は、少なくとも検査した枚数と画像不良の枚数が表示されることを特徴とする請求項11に記載の検査装置の制御方法。
  14. 前記検査結果が表示された画面は、少なくとも画像不良を示す画像が表示されることを特徴とする請求項11に記載の検査装置の制御方法。
  15. 前記診断工程は、前記読取部によって読み取り得られた複数のページの画像データから前記画像形成装置の不良の要因を診断することを特徴とする請求項11に記載の検査装置の制御方法。
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