JP2009228406A - 片持ち状簡易建物の組立て方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】前上り屋根片持ち状簡易建物と前下り屋根片持状簡易建物との何れの簡易建物を組立てる場合でも、共通の柱と屋根体固定具と屋根体(雨樋を含む)を用いて組立てることができる片持ち状簡易建物の組立て方法を提供する。
【解決手段】本発明において、梁は、屋根体の梁先端側が徐々に高くなる前上り屋根用梁7と、屋根体9の梁支柱側が徐々に高くなる前下り屋根用梁8とがあり、前下り屋根用梁8の上面の長手方向には、前上り屋根用梁7の固定孔と異なる位置に屋根体固定具11の固定孔15が設けてあり、屋根体固定具11は夫々高さが異なり且つ梁の固定孔15に固定するものであり、前下り屋根片持ち状簡易建物1を組立てるときには、柱5に前下り屋根用梁8を固定すると共に屋根体固定具11を、前上り屋根片持ち状簡易建物3とは梁8の長手方向に対する位置及び向きを逆にして梁8の固定孔15に固定し、雨樋13を梁8の先端側にして屋根体9を屋根体固定具11に固定する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明において、梁は、屋根体の梁先端側が徐々に高くなる前上り屋根用梁7と、屋根体9の梁支柱側が徐々に高くなる前下り屋根用梁8とがあり、前下り屋根用梁8の上面の長手方向には、前上り屋根用梁7の固定孔と異なる位置に屋根体固定具11の固定孔15が設けてあり、屋根体固定具11は夫々高さが異なり且つ梁の固定孔15に固定するものであり、前下り屋根片持ち状簡易建物1を組立てるときには、柱5に前下り屋根用梁8を固定すると共に屋根体固定具11を、前上り屋根片持ち状簡易建物3とは梁8の長手方向に対する位置及び向きを逆にして梁8の固定孔15に固定し、雨樋13を梁8の先端側にして屋根体9を屋根体固定具11に固定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、カーポート等の片持ち状簡易建物の組立て方法に関する。
特許文献1には、屋根の梁先側を上げて屋根を傾斜させた前上り屋根片持ち状簡易建物が開示されており、この前上り屋根片持ち状簡易建物は、柱と、梁と、屋根体固定具と、屋根体とで組立てている。屋根体には傾斜方向下側に雨樋が設けてあり、一般に、前上り屋根片持ち状簡易建物では、屋根体は雨樋を梁の柱側にして梁に固定している。
一方、前上り屋根片持ち状簡易建物を施工すると屋根の後側で隣接する建物等が雨樋と干渉するような場合には、屋根の梁先側を下げて傾斜させ且つ雨樋を屋根体の梁先側に設けるようにした前下り屋根片持ち状簡易建物が公知である。
一方、前上り屋根片持ち状簡易建物を施工すると屋根の後側で隣接する建物等が雨樋と干渉するような場合には、屋根の梁先側を下げて傾斜させ且つ雨樋を屋根体の梁先側に設けるようにした前下り屋根片持ち状簡易建物が公知である。
しかし、前上り屋根片持ち状簡易建物と前下り屋根片持ち状簡易建物との何れも組立てることができるようにする場合には、前上り屋根片持ち状簡易建物と前下り屋根片持ち状簡易建物とでは、屋根体の傾斜方向が梁先側と柱側とで逆になるので、屋根体に取付ける雨樋は屋根体の梁先側に取付けるものと柱側に取付けるものとの別のものが必要になり、複数の屋根体固定具は異なる高さで且つ屋根の異なる傾斜方向に対応する形状のものが必要になり、屋根体固定具を固定する梁も屋根体固定具の固定位置を変えた別種のものが必要になり、梁の種類が異なれば柱もそれに合わせて別種類のものに変えていた。
即ち、前上り屋根片持ち状簡易建物と前下り屋根片持ち状簡易建物とに応じて異なる種類の柱と梁と屋根体固定具と屋根体を用意する必要があり且つ屋根体に設ける雨樋も異なる種類のものを用意する必要があり、部品種類が多くなり、コスト高になるという問題があった。
即ち、前上り屋根片持ち状簡易建物と前下り屋根片持ち状簡易建物とに応じて異なる種類の柱と梁と屋根体固定具と屋根体を用意する必要があり且つ屋根体に設ける雨樋も異なる種類のものを用意する必要があり、部品種類が多くなり、コスト高になるという問題があった。
そこで、本発明は、前上り屋根片持ち状簡易建物と前下り屋根片持状簡易建物との何れの簡易建物を組立てる場合でも、共通の柱と屋根体固定具と屋根体(雨樋を含む)を用いて組立てることができる片持ち状簡易建物の組立て方法の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、柱と、梁と、屋根体と、複数の屋根体固定具とからなる片持ち状簡易建物の組立方法であって、梁は、屋根体の梁先端側が徐々に高くなる前上り屋根用梁と、屋根体の梁支柱側が徐々に高くなる前下り屋根用梁とがあり、前上り屋根用梁及び前下り屋根用梁の上面には、各々長手方向に間隔をあけて屋根体固定具の固定孔が設けてあり、屋根体は梁の長手方向に沿って傾斜するものであると共に傾斜方向下側に雨樋を有し、屋根体固定具は夫々高さが異なり且つ梁の固定孔に固定するものであり、前上り屋根片持ち状簡易建物を組立てるときには、柱に前上り屋根用梁を固定すると共に梁の固定孔に屋根体固定具を固定し、雨樋を梁の柱側にして屋根体を屋根体固定具に固定し、前下り屋根片持ち状簡易建物を組立てるときには、柱に前下り屋根用梁を固定すると共に屋根体固定具を前上り屋根片持ち状簡易建物とは梁の長手方向に対する位置及び向きを逆にして梁の固定孔に固定し、雨樋を梁の先端側にして屋根体を屋根体固定具に固定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前下り屋根用梁と前上り屋根用梁は同じ長さであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、屋根体固定具は、屋根体の傾斜方向上側に設ける上側屋根体固定具と、屋根体の傾斜方向下側に設ける下側屋根体固定具と、上側屋根体固定具と下側屋根体固定具との間に設ける複数の中間屋根体固定具とを備え、隣合う中間屋根体固定具の各固定孔間の寸法が同じにしてあることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前上り屋根片持ち状簡易建物と前下り屋根片持ち状簡易建物との何れの片持ち状簡易建物を組立てる場合にも、共通の柱と屋根体固定具と屋根体(雨樋を含む)を用いることができるので、部品種類を少なくでき、製品コストを安価にできる。
前上り屋根用梁と前下り屋根用梁の上面に屋根体固定具の固定孔が設けてあり、屋根体を前上り屋根用梁と前下り屋根用梁の上に取付ける構成であるから、前上り屋根用梁と前下り屋根用梁の長さが屋根体の前後方向の長さよりも長く且つ屋根体を柱よりも前側に取付ける場合(延長梁)であっても、屋根体及び屋根体固定具に同種類のものを用いて組立てでき、且つ各梁の所定位置に屋根体固定具の固定孔を形成することにより容易に対応することができる。
前上り屋根用梁と前下り屋根用梁の上面に屋根体固定具の固定孔が設けてあり、屋根体を前上り屋根用梁と前下り屋根用梁の上に取付ける構成であるから、前上り屋根用梁と前下り屋根用梁の長さが屋根体の前後方向の長さよりも長く且つ屋根体を柱よりも前側に取付ける場合(延長梁)であっても、屋根体及び屋根体固定具に同種類のものを用いて組立てでき、且つ各梁の所定位置に屋根体固定具の固定孔を形成することにより容易に対応することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の効果を奏すると共に、前上り屋根用梁と前下り屋根用梁とは長さが同じであるから、同じ長さに切断した梁材を用いて梁を製造できるので、梁の製造が容易で且つ梁の製造コストを安価にできる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の効果を奏すると共に、前上り屋根用梁と前下り屋根用梁とで、少なくとも中間屋根体固定具の固定孔の位置を同じにできるので、固定孔の形成が容易にできる。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明するが、先ず、図1〜図4を参照して第1実施の形態を説明する。図1は本発明の第1実施の形態に係る前下り屋根片持ち状簡易建物であり、図3に示す前下り屋根片持ち状簡易建物を梁間で梁と平行に切断して示す縦断面図であり、図2は本発明の第1実施の形態に係る前上り屋根片持ち状簡易建物であり、図4に示す前上り屋根片持ち状簡易建物を梁間で梁と平行に切断して示す縦断面図であり、図3は前下り屋根片持ち状簡易建物の側面図であり、図4は前上り屋根片持ち状簡易建物の側面図である。
第1実施の形態に係る片持ち状簡易建物は、カーポートであり、図3に示すカーポートが前下り屋根片持ち状簡易建物1であり、図4に示すカーポートが前上り屋根片持状簡易建物3である。
先ず、図2及び図4を参照して、前上り屋根片持ち状簡易建物3について説明する。前上り屋根片持ち状簡易建物3は、柱5と、前上り屋根用梁7と、屋根体9と、複数の屋根体固定具11とを備えている。
柱5は地面に垂直に立設してあり、前上り屋根用梁7は、略水平にして柱5の上端に固定してあるが、本実施の形態では、梁先側を水平に対して約1度上にして取付けてある。
図2に示すように、前上り屋根用梁7の上面には、梁7の長手方向に所定間隔をあけて固定孔(ねじ孔)15が形成されており、この固定孔15に止めるねじ17で屋根体固定具11を前上り屋根用梁7に固定してある。
屋根体9は、屋根枠19と、パネル21とを備えており、屋根枠19は、左右の側枠23と、屋根体9の傾斜方向上側に設けた上側枠25と、傾斜方向下側に設けた下側枠27とを有し、下側枠27には雨樋13が一体に設けてある。上側枠25と下側枠27との間では、屋根枠19の下に野縁20が固定されている。屋根体9は、梁先側を梁7に対して約3度上に傾斜して徐々に高くなるように取付けてある。従って、本実施の形態では、前述したように前上り屋根用梁7は梁先側を水平に対して1度上に傾斜しているので、屋根体9は、水平に対して4度傾斜していることになる。
屋根体固定具11は、本実施の形態では束であり、前上り屋根用梁7の上面に設けられている固定孔15にねじ17で各々固定してある。
屋根体9の傾斜方向下側にある下側屋根体固定具11a(11)は梁7の後側に固定してあり、屋根体9の傾斜方向上側にある上側屋根体固定具11b(11)は梁7の梁先側に固定してあり、傾斜方向下側にある屋根体固定具11a(11)と上側にある屋根体固定具11b(11)との間には、屋根体9の傾斜に沿って徐々に高さを変えた中間屋根体固定具11c(11)が固定してある。
中間屋根体固定具11cは、その梁先側にねじ17の挿通孔12が設けてあり、下側の屋根体固定具11aはその梁先側で前上り屋根用梁7に固定してある。
上側屋根体固定具11bは上端を前上り屋根用梁7の梁先側に傾斜して固定されている。
また、中間屋根体固定具11cの上面には野縁20の取付片20aが重ねて配置されており、野縁20は、前上り屋根用梁17に固定するねじ17で屋根体固定具11の上面に固定されている。
前上り屋根片持ち状簡易建物3では、上側屋根体固定具11bは上端を前側に傾斜しており且つ前上り屋根用梁7の先端と前面を面一にしているので、屋根体9の上側枠25は前上り屋根用梁7の先端よりも前側に突出している。
尚、図4に示すように、前上り屋根用梁7の梁先には、サポート31が取外し自在に設けてあり、使用しないときには支柱5に取付けておくようになっている。
第1実施の形態に係る片持ち状簡易建物は、カーポートであり、図3に示すカーポートが前下り屋根片持ち状簡易建物1であり、図4に示すカーポートが前上り屋根片持状簡易建物3である。
先ず、図2及び図4を参照して、前上り屋根片持ち状簡易建物3について説明する。前上り屋根片持ち状簡易建物3は、柱5と、前上り屋根用梁7と、屋根体9と、複数の屋根体固定具11とを備えている。
柱5は地面に垂直に立設してあり、前上り屋根用梁7は、略水平にして柱5の上端に固定してあるが、本実施の形態では、梁先側を水平に対して約1度上にして取付けてある。
図2に示すように、前上り屋根用梁7の上面には、梁7の長手方向に所定間隔をあけて固定孔(ねじ孔)15が形成されており、この固定孔15に止めるねじ17で屋根体固定具11を前上り屋根用梁7に固定してある。
屋根体9は、屋根枠19と、パネル21とを備えており、屋根枠19は、左右の側枠23と、屋根体9の傾斜方向上側に設けた上側枠25と、傾斜方向下側に設けた下側枠27とを有し、下側枠27には雨樋13が一体に設けてある。上側枠25と下側枠27との間では、屋根枠19の下に野縁20が固定されている。屋根体9は、梁先側を梁7に対して約3度上に傾斜して徐々に高くなるように取付けてある。従って、本実施の形態では、前述したように前上り屋根用梁7は梁先側を水平に対して1度上に傾斜しているので、屋根体9は、水平に対して4度傾斜していることになる。
屋根体固定具11は、本実施の形態では束であり、前上り屋根用梁7の上面に設けられている固定孔15にねじ17で各々固定してある。
屋根体9の傾斜方向下側にある下側屋根体固定具11a(11)は梁7の後側に固定してあり、屋根体9の傾斜方向上側にある上側屋根体固定具11b(11)は梁7の梁先側に固定してあり、傾斜方向下側にある屋根体固定具11a(11)と上側にある屋根体固定具11b(11)との間には、屋根体9の傾斜に沿って徐々に高さを変えた中間屋根体固定具11c(11)が固定してある。
中間屋根体固定具11cは、その梁先側にねじ17の挿通孔12が設けてあり、下側の屋根体固定具11aはその梁先側で前上り屋根用梁7に固定してある。
上側屋根体固定具11bは上端を前上り屋根用梁7の梁先側に傾斜して固定されている。
また、中間屋根体固定具11cの上面には野縁20の取付片20aが重ねて配置されており、野縁20は、前上り屋根用梁17に固定するねじ17で屋根体固定具11の上面に固定されている。
前上り屋根片持ち状簡易建物3では、上側屋根体固定具11bは上端を前側に傾斜しており且つ前上り屋根用梁7の先端と前面を面一にしているので、屋根体9の上側枠25は前上り屋根用梁7の先端よりも前側に突出している。
尚、図4に示すように、前上り屋根用梁7の梁先には、サポート31が取外し自在に設けてあり、使用しないときには支柱5に取付けておくようになっている。
次に、図1及び図3を参照して、前下り屋根片持ち状簡易建物1について説明するが、上述した前上り屋根片持ち状簡易建物3と共通して用いる部品には同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略し、前上り屋根片持ち状簡易建物3と主に異なる点を説明する。尚、図1では、図2において二点鎖線で示す左右の側枠23省略して示している。
前下り屋根片持ち状簡易建物1には、前下り屋根用梁8が用いられており、前上り屋根用梁7と同様に傾斜角度約1度で支柱5に固定されている。
前下り屋根用梁8の上面には、屋根体固定具11の固定孔15が、前上り屋根用梁7と異なる位置に設けてある。
屋根体固定具11については、図1に示すように、下側屋根体固定具11aは前下り屋根用梁8の梁先側に固定してあり、上側屋根体固定具11bは前下り屋根用梁8の後側に固定してある。即ち、これらの下側屋根体固定具11a及び上側屋根体固定具11bは前上り屋根片持ち状簡易建物3とは、梁の長手方向の位置及び向きを逆に変えて前下り屋根用梁8の固定孔15に固定してある。
中間屋根体固定具11cも前上り屋根片持ち状簡易建物3とは梁の長手方向の位置及び向きを変えて前下り屋根用梁8の固定孔15固定してあり、前下り屋根用梁8には、屋根体固定具11のねじ挿通12が一致する位置に固定孔15が設けてある。
屋根体9は、前上り屋根片持ち状簡易建物3に対して梁の長手方向の向きを逆にして固定してあり、下側枠27を前下り屋根用梁8の梁先側にし、上側枠25を前下り屋根用梁8の柱5側にして屋根体固定具11に固定してある。下側枠27に一体に設けてある雨樋13は前下り屋根用梁8の梁先側に位置している。
前下り屋根片持ち状簡易建物1では、上側屋根体固定具11bは上端を後側に傾斜し、屋根体9の上側枠25は前上り屋根用梁7の柱側端から突出していない。即ち、屋根体9は前上り屋根用梁7では上側枠25を梁7よりも突出して設け、前下り屋根用梁8では上側枠25を梁8から突出しない位置に設けている。
また、屋根体9は、梁8に対して約3度の傾斜角度で梁先側を下にして徐々に傾斜してあるが、前上り屋根用梁8が梁先側を1度上にして傾斜しているので、水平に対しては2度傾斜していることになる。従って、前下り屋根片持ち状簡易建物1では、前上り屋根片持ち状簡易建物3に比較して、屋根体9の傾斜は水平に対して小さくなるから、前下り屋根用梁8が屋根体9を載せる長手方向の寸法が長く必要になるので、その分、前下り屋根用梁8の寸法が、前上り屋根用梁7よりも長くしてある。このように、前下り屋根用梁8の寸法が、前上り屋根用梁7よりも長くしてあるので、各屋根体固定具11の固定孔15は、前上り屋根用梁7と前下り屋根用梁8とで異なる位置に設けている。しかし、前上り屋根用梁7と前下り屋根用梁8では、柱側端部の固定孔15は同じ位置にあり、図1に示すように上側屋根体固定具11bを前下り屋根用梁8の柱側端部に固定する場合や、図2に示すように下側屋根体固定具11aを前上り屋根用梁17に固定する場合にも、各梁7、8の柱側端部では各々の固定具11a、11bを同じ位置に設けた固定孔15に固定している。
尚、前上り屋根用梁7はその長さLが2856.9mmであり、前下り屋根用梁8は長さLが2929.3mmであり、柱側端から2番目の中間屋根体固定具11cを固定する固定孔15までの寸法Mは、前上り屋根用梁7では648.3mmであり、前下り屋根用梁8では678mmである。図3に示す前下り屋根片持ち状簡易建物1と図4に示す前上り屋根片持ち状簡易建物3において、隣合う中間屋根体固定具11cの固定孔15間の寸法M2、M3、M4はいずれも同じ寸法で584.2mmである。
前下り屋根片持ち状簡易建物1には、前下り屋根用梁8が用いられており、前上り屋根用梁7と同様に傾斜角度約1度で支柱5に固定されている。
前下り屋根用梁8の上面には、屋根体固定具11の固定孔15が、前上り屋根用梁7と異なる位置に設けてある。
屋根体固定具11については、図1に示すように、下側屋根体固定具11aは前下り屋根用梁8の梁先側に固定してあり、上側屋根体固定具11bは前下り屋根用梁8の後側に固定してある。即ち、これらの下側屋根体固定具11a及び上側屋根体固定具11bは前上り屋根片持ち状簡易建物3とは、梁の長手方向の位置及び向きを逆に変えて前下り屋根用梁8の固定孔15に固定してある。
中間屋根体固定具11cも前上り屋根片持ち状簡易建物3とは梁の長手方向の位置及び向きを変えて前下り屋根用梁8の固定孔15固定してあり、前下り屋根用梁8には、屋根体固定具11のねじ挿通12が一致する位置に固定孔15が設けてある。
屋根体9は、前上り屋根片持ち状簡易建物3に対して梁の長手方向の向きを逆にして固定してあり、下側枠27を前下り屋根用梁8の梁先側にし、上側枠25を前下り屋根用梁8の柱5側にして屋根体固定具11に固定してある。下側枠27に一体に設けてある雨樋13は前下り屋根用梁8の梁先側に位置している。
前下り屋根片持ち状簡易建物1では、上側屋根体固定具11bは上端を後側に傾斜し、屋根体9の上側枠25は前上り屋根用梁7の柱側端から突出していない。即ち、屋根体9は前上り屋根用梁7では上側枠25を梁7よりも突出して設け、前下り屋根用梁8では上側枠25を梁8から突出しない位置に設けている。
また、屋根体9は、梁8に対して約3度の傾斜角度で梁先側を下にして徐々に傾斜してあるが、前上り屋根用梁8が梁先側を1度上にして傾斜しているので、水平に対しては2度傾斜していることになる。従って、前下り屋根片持ち状簡易建物1では、前上り屋根片持ち状簡易建物3に比較して、屋根体9の傾斜は水平に対して小さくなるから、前下り屋根用梁8が屋根体9を載せる長手方向の寸法が長く必要になるので、その分、前下り屋根用梁8の寸法が、前上り屋根用梁7よりも長くしてある。このように、前下り屋根用梁8の寸法が、前上り屋根用梁7よりも長くしてあるので、各屋根体固定具11の固定孔15は、前上り屋根用梁7と前下り屋根用梁8とで異なる位置に設けている。しかし、前上り屋根用梁7と前下り屋根用梁8では、柱側端部の固定孔15は同じ位置にあり、図1に示すように上側屋根体固定具11bを前下り屋根用梁8の柱側端部に固定する場合や、図2に示すように下側屋根体固定具11aを前上り屋根用梁17に固定する場合にも、各梁7、8の柱側端部では各々の固定具11a、11bを同じ位置に設けた固定孔15に固定している。
尚、前上り屋根用梁7はその長さLが2856.9mmであり、前下り屋根用梁8は長さLが2929.3mmであり、柱側端から2番目の中間屋根体固定具11cを固定する固定孔15までの寸法Mは、前上り屋根用梁7では648.3mmであり、前下り屋根用梁8では678mmである。図3に示す前下り屋根片持ち状簡易建物1と図4に示す前上り屋根片持ち状簡易建物3において、隣合う中間屋根体固定具11cの固定孔15間の寸法M2、M3、M4はいずれも同じ寸法で584.2mmである。
次に、第1実施の形態に係る片持ち状簡易建物の施工、作用及び効果について説明する。
前上り屋根片持ち状簡易建物3を組立てるときには、図2に示すように、柱5に、前上り屋根用梁7を固定し、前上り屋根用梁7の固定孔15に各屋根体固定具11を固定する。屋根体固定具11の固定は、下側屋根体固定具11aを前上り屋根用梁7の後側に配置して、その梁先側をねじ17で梁7に設けてある固定孔15に固定し、上側屋根体固定具11bは梁7の梁先側に配置してねじ17で前上り屋根用梁7の固定孔15に固定する。同様にして、中間屋根体固定具11cも前上り屋根用梁7の固定孔15にねじ17で固定するが、中間屋根体固定具11の上端には野縁20の取付片20aを重ねて同じねじ17で同時に固定する。
次に、上側屋根体固定具11bに上側枠25を固定し、下側屋根体固定具11aに雨樋13を有する下側枠27を固定し、中間屋根体固定具11cに固定してある野縁20に側枠23を固定して、屋根枠内にパネル21を取付ける。
前上り屋根片持ち状簡易建物3を組立てるときには、図2に示すように、柱5に、前上り屋根用梁7を固定し、前上り屋根用梁7の固定孔15に各屋根体固定具11を固定する。屋根体固定具11の固定は、下側屋根体固定具11aを前上り屋根用梁7の後側に配置して、その梁先側をねじ17で梁7に設けてある固定孔15に固定し、上側屋根体固定具11bは梁7の梁先側に配置してねじ17で前上り屋根用梁7の固定孔15に固定する。同様にして、中間屋根体固定具11cも前上り屋根用梁7の固定孔15にねじ17で固定するが、中間屋根体固定具11の上端には野縁20の取付片20aを重ねて同じねじ17で同時に固定する。
次に、上側屋根体固定具11bに上側枠25を固定し、下側屋根体固定具11aに雨樋13を有する下側枠27を固定し、中間屋根体固定具11cに固定してある野縁20に側枠23を固定して、屋根枠内にパネル21を取付ける。
前下り屋根片持ち状簡易建物1を組立てるときには、図1に示すように、柱5に前下り屋根用梁8を固定し、各屋根体固定具11を、前上り屋根片持ち状簡易建物3のときとは梁先側と柱側の間における位置と向きを逆にして固定する。即ち、下側屋根体固定具11aは前下り屋根用梁8の梁先側で固定孔15にねじ17で固定し、上側屋根体固定具11bは前下り屋根用梁8の後側で固定孔15にねじ17固定して、中間屋根体固定具11cは、前上り屋根片持ち状簡易建物3のときとは梁の長手方向の位置と向きを変えて前下り屋根用梁8の固定孔15にねじ17で野縁20の取付片20aと共に固定する。
屋根体9は、前上り屋根片持ち状簡易建物3のときとは梁先の長手方向の向きを変えて屋根体固定具11の上に固定するが、組立て手順は、上側屋根体固定具11bに上側枠25を固定し、下側屋根体固定具11aに雨樋13を有する下側枠27を固定し、中間屋根体固定具11cに固定してある野縁20に側枠23を固定して、屋根枠9内にパネル21を取付ける。
屋根体9は、前上り屋根片持ち状簡易建物3のときとは梁先の長手方向の向きを変えて屋根体固定具11の上に固定するが、組立て手順は、上側屋根体固定具11bに上側枠25を固定し、下側屋根体固定具11aに雨樋13を有する下側枠27を固定し、中間屋根体固定具11cに固定してある野縁20に側枠23を固定して、屋根枠9内にパネル21を取付ける。
第1実施の形態によれば、前上り屋根片持ち状簡易建物3と前下り屋根片持状簡易建物1との何れの簡易建物を組立てる場合にも、共通の柱5と屋根体固定具11と屋根体9(雨樋13を含む)を用いることができるので、部品種類を少なくでき、製品コストを安価にできる。
また、梁7、8以外は、共通の部品を使用できるので部品の取り扱いが同じであり、施工し易い。
前上り屋根片持ち状簡易建物3と前下り屋根片持状簡易建物1とでは、いずれも梁7、8は先端側を上に傾斜して取り付けてあるが、前下り屋根用梁7の長さを前上り屋根用梁8の長さよりも長くすることにより、前上り屋根片持ち状簡易建物1と前下り屋根片持ち状簡易建物3とで、梁7、8に対する屋根体9の納まり長さを同様にすることができ、屋根体の傾斜方向が異なるだけで外観を同じにすることができる。
前上り屋根用梁7と前下り屋根用梁8とで、少なくとも中間屋根体固定具11cの固定孔15間の寸法M2どうしを同じにし、同様に各寸法M3、M4どうしも同じ寸法にしているので、固定孔の位置を同じにできるから、梁7、8の製造が容易である。更に、本実施の形態では、M2とM3とM4も同じ寸法にしているので、固定孔をあける位置の位置決めがし易く更に固定孔が形成しやすい。
また、梁7、8以外は、共通の部品を使用できるので部品の取り扱いが同じであり、施工し易い。
前上り屋根片持ち状簡易建物3と前下り屋根片持状簡易建物1とでは、いずれも梁7、8は先端側を上に傾斜して取り付けてあるが、前下り屋根用梁7の長さを前上り屋根用梁8の長さよりも長くすることにより、前上り屋根片持ち状簡易建物1と前下り屋根片持ち状簡易建物3とで、梁7、8に対する屋根体9の納まり長さを同様にすることができ、屋根体の傾斜方向が異なるだけで外観を同じにすることができる。
前上り屋根用梁7と前下り屋根用梁8とで、少なくとも中間屋根体固定具11cの固定孔15間の寸法M2どうしを同じにし、同様に各寸法M3、M4どうしも同じ寸法にしているので、固定孔の位置を同じにできるから、梁7、8の製造が容易である。更に、本実施の形態では、M2とM3とM4も同じ寸法にしているので、固定孔をあける位置の位置決めがし易く更に固定孔が形成しやすい。
次に、本発明の他の実施の形態について説明するが、以下に説明する他の実施の形態において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では第1実施の形態と主に異なる点を説明する。
図5及び図6を参照して第2実施の形態を説明する。図5は第2実施の形態に係る前下り屋根用片持ち状簡易建物の側面図であり、図6は第2実施の形態に係る前上り屋根用片持ち状簡易建物の側面図である。この第2実施の形態では、前下り屋根用梁8と前上り屋根用梁7との長さLが同じ寸法になっている点が第1実施の形態と異なっている。尚、第2実施の形態では、長さLは共に2556.8mmである。
また、前下り屋根用梁8と前上り屋根用梁7において、柱側端から最も近くにある中間屋根体固定具11cを固定する固定孔15の柱側端からの寸法M1は同じ寸法であり、同様に中間屋根体固定具11cの隣り合う固定孔15間の寸法M2、M3も各々同じ寸法になっている。尚、本実施の形態では、M1は716mmであり、M2及びM3は共に652mmである。
前下り屋根用梁8の下側固定具11aの固定孔15の梁先からの寸法M6と、前上り屋根用梁7の上側固定具11bの固定孔15の梁先からの寸法M6は異なる寸法になっている。また、前下り屋根用梁8の下側固定具11aの固定孔15の柱側端からの寸法M5と、前上り屋根用梁7の下側固定具11aの固定孔15の柱側端からの寸法M5は異なる寸法になっている。
図5及び図6を参照して第2実施の形態を説明する。図5は第2実施の形態に係る前下り屋根用片持ち状簡易建物の側面図であり、図6は第2実施の形態に係る前上り屋根用片持ち状簡易建物の側面図である。この第2実施の形態では、前下り屋根用梁8と前上り屋根用梁7との長さLが同じ寸法になっている点が第1実施の形態と異なっている。尚、第2実施の形態では、長さLは共に2556.8mmである。
また、前下り屋根用梁8と前上り屋根用梁7において、柱側端から最も近くにある中間屋根体固定具11cを固定する固定孔15の柱側端からの寸法M1は同じ寸法であり、同様に中間屋根体固定具11cの隣り合う固定孔15間の寸法M2、M3も各々同じ寸法になっている。尚、本実施の形態では、M1は716mmであり、M2及びM3は共に652mmである。
前下り屋根用梁8の下側固定具11aの固定孔15の梁先からの寸法M6と、前上り屋根用梁7の上側固定具11bの固定孔15の梁先からの寸法M6は異なる寸法になっている。また、前下り屋根用梁8の下側固定具11aの固定孔15の柱側端からの寸法M5と、前上り屋根用梁7の下側固定具11aの固定孔15の柱側端からの寸法M5は異なる寸法になっている。
この第2実施の形態では、前上り屋根用梁7の長さが前下り屋根用梁8の長さよりも長い点を除いて上述した第1実施の形態と同様な効果を奏することができると共に、この実施の形態では前上り屋根用梁7と前下り屋根用梁8との長さが同じであるから、同じ長さに切断した梁材を用いて所定位置に固定孔15を形成することにより各梁7、8を製造できるので、梁7、8の製造が容易で且つ梁7、8の製造コストを安価にできる。
図7及び図8を参照して第3実施の形態を説明する。図7は第3実施の形態に係る前下り屋根用片持ち状簡易建物の側面図であり、図8は第3実施の形態に係る前上り屋根用片持ち状簡易建物の側面図である。この第3実施の形態では、第2実施の形態と同様に前下り用梁8と前上り用梁7の長さLが同じ寸法になっていると共に、各梁7、8の長さLが屋根9の前後方向の長さよりも長く(延長梁)且つ屋根9を柱5よりも前側に取付けている。即ち、図7に示すように、前下り屋根用片持ち状簡易建物1では屋根体9の上側枠25が柱5よりも前側に位置し、図8に示すように、前上り屋根用片持ち状簡易建物3では屋根体9の雨樋13が柱5よりも前側に位置している。尚、第3実施の形態では、前上り用梁7と前下り用梁8との長さLは共に2856.9mmあり、M1は1016.1mmであり、M2及びM3は共に652mmである。
この第3実施の形態では、上述した第2実施の形態と同様な効果を奏することができると共に、屋根9は柱5よりも前側に取付けているので柱5側に隣家の建物や敷地がある場合に隣家への雨跳ねを防止できる。
上述した第1〜第3実施の形態では、前上り屋根用梁7と前下り屋根用梁8の上面に屋根体固定具11の固定孔15が設けてあり、屋根体9を梁7、8の上に取付ける構成であるから、第1実施の形態のように前上り屋根用梁7と前下り屋根用梁8とで梁の長さが異なる場合や、第2実施の形態のように前上り屋根用梁7と前下り屋根用梁8とで梁の長さが同じ場合や、更には第3実施の形態のように、屋根用梁7と前下り屋根用梁8の長さが屋根9の前後方向の長さよりも長く且つ屋根体を柱よりも前側に取付ける場合であっても、屋根体9及び屋根体固定具11に同種類のものを用いて組立てでき、且つ各梁7、8の所定位置に屋根体固定具11の固定孔15を形成することにより容易に対応することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、片持ち状簡易建物1、3はカーポートに限らず、テラスや通路シェルタ等であってもよい。
片持ち状簡易建物1、3が、大型のものであるときには、屋根体9は、屋根枠19とパネル21とを組立てたものを、クレーン等で吊り下げて屋根体固定具11の上に載せて固定するものであっても良い。
固定孔15はねじ孔に限らず、ボルトやその他の固定部を取付ける為の孔であっても良い。
第2及び第3実施の形態において、前下り用梁8と前上り用梁7は、下側屋根体固定具11aの固定孔15の梁の端からの位置を同じにして(各M5どうしを同じ寸法にし且つ各M6どうしも同じ寸法にする)、前下り用梁8と前上り用梁7とで、全ての屋根体固定具11の固定孔15の位置(各寸法M1〜M6どうし)を同じにして、前下り片持ち状簡易建物1と前上り片持ち状簡易建物3とで、梁7、8を共通に使用できるようにしても良い。
例えば、片持ち状簡易建物1、3はカーポートに限らず、テラスや通路シェルタ等であってもよい。
片持ち状簡易建物1、3が、大型のものであるときには、屋根体9は、屋根枠19とパネル21とを組立てたものを、クレーン等で吊り下げて屋根体固定具11の上に載せて固定するものであっても良い。
固定孔15はねじ孔に限らず、ボルトやその他の固定部を取付ける為の孔であっても良い。
第2及び第3実施の形態において、前下り用梁8と前上り用梁7は、下側屋根体固定具11aの固定孔15の梁の端からの位置を同じにして(各M5どうしを同じ寸法にし且つ各M6どうしも同じ寸法にする)、前下り用梁8と前上り用梁7とで、全ての屋根体固定具11の固定孔15の位置(各寸法M1〜M6どうし)を同じにして、前下り片持ち状簡易建物1と前上り片持ち状簡易建物3とで、梁7、8を共通に使用できるようにしても良い。
1 前下り屋根片持ち状簡易建物
3 前上り屋根片持ち状簡易建物
5 柱
7 前上り屋根用梁
8 前下り屋根用梁
9 屋根体
11 屋根体固定具
13 雨樋
15 固定孔
3 前上り屋根片持ち状簡易建物
5 柱
7 前上り屋根用梁
8 前下り屋根用梁
9 屋根体
11 屋根体固定具
13 雨樋
15 固定孔
Claims (3)
- 柱と、梁と、屋根体と、複数の屋根体固定具とからなる片持ち状簡易建物の組立方法であって、梁は、屋根体の梁先端側が徐々に高くなる前上り屋根用梁と、屋根体の梁支柱側が徐々に高くなる前下り屋根用梁とがあり、前上り屋根用梁及び前下り屋根用梁の上面には、各々長手方向に間隔をあけて屋根体固定具の固定孔が設けてあり、屋根体は梁の長手方向に沿って傾斜するものであると共に傾斜方向下側に雨樋を有し、屋根体固定具は夫々高さが異なり且つ梁の固定孔に固定するものであり、前上り屋根片持ち状簡易建物を組立てるときには、柱に前上り屋根用梁を固定すると共に梁の固定孔に屋根体固定具を固定し、雨樋を梁の柱側にして屋根体を屋根体固定具に固定し、前下り屋根片持ち状簡易建物を組立てるときには、柱に前下り屋根用梁を固定すると共に屋根体固定具を前上り屋根片持ち状簡易建物とは梁の長手方向に対する位置及び向きを逆にして梁の固定孔に固定し、雨樋を梁の先端側にして屋根体を屋根体固定具に固定することを特徴とする片持ち状簡易建物の組立て方法。
- 前下り屋根用梁と前上り屋根用梁は同じ長さであることを特徴とする請求項1に記載の片持ち状簡易建物の組立て方法。
- 屋根体固定具は、屋根体の傾斜方向上側に設ける上側屋根体固定具と、屋根体の傾斜方向下側に設ける下側屋根体固定具と、上側屋根体固定具と下側屋根体固定具との間に設ける複数の中間屋根体固定具とを備え、隣合う中間屋根体固定具の各固定孔間の寸法が同じにしてあることを特徴とする請求項1に記載の片持ち状簡易建物の組立て方法。
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