JP2008138373A - 雨樋付き屋根 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】屋根1の軒先1aにベース部材20を取付けて当該軒先1aの長手方向全長をベース部材20で覆い、このベース部材20の長手方向全長に軒樋部材30を上下方向に回転可能に設けて雨樋2とした雨樋付き屋根で、軒樋部材30を屋根勾配に応じて回転することで屋根勾配の違いに対応でき、ベース部材20と軒樋部材30で雨樋2としたから構成部品点数が少なく、ベース部材20で屋根1の軒先1aを覆ったから特別な部材を設けることなしに軒先部分の見栄えを良くできる。
【選択図】図3
Description
例えば、特許文献1に開示されたように、屋根の軒先構成部材に取付ベースを取付け、この取付けベースに支持アームを回動可能に取付け、その支持アームに軒樋を取付けた雨樋付き屋根が知られている。
しかし、前述した従来の雨樋付き屋根は、取付けベースと支持アームと軒樋の3種類の部材を備えていると共に、その取付ベース、支持アームは短尺で、複数の取付ベースを軒先構部材の長手方向に間隔を置いて取付けるので、取付けベース、支持アームをそれぞれ複数用いている。
このために、軒樋を取付けるために多数の部材が必要で、構成部品点数が多く、施工に時間がかかると共に、コストが高い。
このために、従来の雨樋付き屋根においては、軒先構成部材を外観意匠の優れたものとして屋根の軒先部分の見栄えを良くしなければならず、コストが高いものとなる。
前記ベース部材又は軒樋部材で屋根の軒先を覆うようにし、
前記ベース部材は上支持部と下支持部を有し、前記軒樋部材は上取付部と下取付部を有し、
前記上支持部と上取付部は、相互に回転自在に嵌まり合うと共に、所定の位置まで回転すると着脱自在な形状で、
前記下取付部を下支持部に固着具で固着するようにしたことを特徴とする雨樋付き屋根ある。
このようにすれば、軒板を軒樋部材で支持できるし、その軒板を支持している状態で固着具を操作できるので、軒板があっても軒樋部材の取付け角度を変更できるし、取り外し、取付けできる。
このようにすれば、屋根から流れ落ちた雨水等が上支持部と上取付部の嵌まり合い部分に流れ込むことがなく、止水部材に沿って全量が確実に雨水受け部まで流れる。
この屋根下地の軒先部にベース部材を取付けて、屋根下地の軒先部をベース部材で覆うようにできる。
このようにすれば、屋根下地の軒先が見栄えの悪いものであってもベース部材で覆われて見えないので、見栄えを良いものにできる。
また、ベース部材と軒樋部材により雨樋としたので、構成部品点数が少なく、コスト安である。
しかも、屋根の軒先がベース部材又は軒樋部材で覆われて見えないので、屋根の軒先を覆う特別な部材を設けることなしに屋根の軒先部分の見栄えを良くできる。
この屋根1の軒先1aには雨樋2が取付けてあり、雨樋付き屋根を構成している。
この屋根1は切妻の形であるが、これに限ることはなく、片流れ、寄せむね、いりもや、方形などの任意の形の屋根であっても良い。
なお、図1、図2は屋根1と雨樋2を概略的に図示して雨樋付き屋根の全体を理解し易いようにしてあり、後述する具体形状と、形状、大きさ等が相違することがある。
図3に示すように、屋根1は屋根下地10と、この屋根下地10の上に取付けた屋根材11を備えている。
前記屋根下地10は屋根パネルとしてあるが、もやとたる木と野地板より成る木製の屋根下地10でも良いし、鉄骨を用いた屋根下地10や、他の形状の屋根下地でも良い。
前記屋根材11は、屋根かわら、波形鉄板などが用いられる。
図3に示す実施の形態では、屋根下地10の下方に軒板12が設けてある。この軒板12は図2に示す建物3の外壁3aに取付けられ、屋根下地10の外壁3aからの突出部分を覆っている。
この軒板12は水平である。
前記ベース部材20は屋根1の屋根下地10の軒先部(つまり、屋根1の軒先1a)の長手方向全長に連続して取付けられ、その屋根下地10の軒先部の長手方向全長をベース部材20で覆って見えないようにする。
前記軒樋部材30は、前記ベース部材20の長手方向全長に亘って上下方向に回動可能に取付けてある。
つまり、前述した従来の雨樋付き屋根のように屋根下地10の軒先部が見えると見栄えが悪いので、その場合には屋根下地の軒先部に外観意匠の優れた軒先構成部材を取付けて軒先部分の見栄えが良いものとしなければならない。
前記軒樋部材30は、その上部と下部に上取付部31と下取付部32を有している。
前記上支持部21と上取付部31は上下方向に回転可能に連結すると共に、着脱自在である。
例えば、図4に示すように、前記上支持部21は開口部21aを有する断面ほぼ半円形の凹陥形状である。
前記上取付部31は、板状部31aの先端部に外周面がほぼ半円形の嵌合部31bを長手方向に連続して一体的に設けた形状で、その嵌合部31bが凹陥形状の上支持部21に回転自在に嵌合している。
また、前述と反対の動作をすることで軒樋部材30をベース部材20に取付けできる。
このようであるから、ベース部材20を取付けた状態で軒樋部材30を交換することができ、雨樋2の保守作業が容易である。
要するに、上支持部21と上取付部31は、相互に上下方向に回転自在に嵌合して連結されると共に、ベース部材20に対して軒樋部材30を所定の位置まで回転すると着脱自在である形状である。
これによって、屋根1から流れた雨水等を確実に軒樋部材30で集水することができ、軒先から落下することがない。
前記下取付部32は前記上取付部31の中心を中心とする円弧形状で、孔34と突片35を有している。
その突片35をいずれかの突片26に接することで孔34がいずれかの溝27と対向し、その孔34から固着具、例えばビス(テクスビス)36を溝27をガイドとして下支持部22に螺合して下取付部32を下支持部22に固着する。
この軒板支持部37は前記ビス36よりも屋根寄りに位置し、軒板12を支持している状態でビス36を締め付け、弛め操作できるようにしてある。
要するに、ベース部材20は屋根下地10の軒先部に嵌め込むようにして取付けられる。
このようであるから、前記ベース部材20を屋根下地10の長手方向一部に取付けて屋根下地10の長手方向全長をベース部材20で覆わなくとも軒樋部材30が屋根下地10の長手方向全長を覆うので、屋根1の軒先部分の見栄えを良くできる
。
つまり、ベース部材20又は軒樋部材30で屋根1の軒先を覆うようにすれば良い。
Claims (4)
- 屋根の軒先にベース部材を取付け、このベース部材に軒樋部材を上下方向に回動可能に取付けて雨樋とし、
前記ベース部材又は軒樋部材で屋根の軒先を覆うようにし、
前記ベース部材は上支持部と下支持部を有し、前記軒樋部材は上取付部と下取付部を有し、
前記上支持部と上取付部は、相互に回転自在に嵌まり合うと共に、所定の位置まで回転すると着脱自在な形状で、
前記下取付部を下支持部に固着具で固着するようにしたことを特徴とする雨樋付き屋根。 - 軒樋部材は軒板支持部を備え、該軒板支持部で屋根の下方に設けられた軒板を支持するようにし、前記軒板支持部は、下取付部を下支持部に固着する固着具よりも屋根寄りに位置するようにした請求項1記載の雨樋付き屋根。
- ベース部材の上支持部よりも上方位置に止水部材を設け、この止水部材は、上支持部と上取付部の嵌まり合い部分を覆うと共に、軒樋部材まで垂下して屋根から流れ落ちた雨水等が当該止水部材に沿って軒樋部材の雨水受け部まで流れるようにしたした請求項1又は2記載の雨樋付き屋根。
- 屋根は、屋根下地に屋根材を取付けたものとし、
この屋根下地の軒先部にベース部材を取付けて、屋根下地の軒先部をベース部材で覆うようにした請求項1〜3いずれか1項に記載の雨樋付き屋根。
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