JP7212347B2 - 軒先支持材、及びそれを用いた軒先構造 - Google Patents
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例えば、特許文献1に開示されたように、屋根の軒先構成部材に取付ベースを取付け、この取付けベースに支持アームを回動可能に取付け、その支持アームに軒樋を取付けた雨樋付き屋根が知られている。
また、この特許文献1には、支持アームと取付ベースの何れか一方の外周に嵌合凹凸部を歯車状に連設すると共に他方に嵌合凹凸部の回動を阻止する係止爪部を設けた構成が記載されている。
また、前記特許文献1に記載の雨樋付き屋根は、取付ベースと支持アームと軒樋の3種類の部材を備えていると共に、その取付ベース、支持アームは短尺で、複数の取付ベースを軒樋の長手方向に間隔を置いて取付けるので、取付ベース、支持アームがそれぞれ複数用いられている。
このために、軒樋を取付けるために多数の部材が必要で、構成部品点数が多く、施工に時間がかかると共に、コストが高い。
しかも、取付ベース、支持アームが短尺で、複数の支持アームに亘って軒樋を取付けるので、人が屋根を目視した際に屋根の軒先構成部材が見える。
このために、従来の雨樋付き屋根においては、軒先構成部材を外観意匠の優れたものとして屋根の軒先部分の見栄えを良くしなければならず、コストが高いものとなる。
そのため、取り付けられる鼻隠し壁面が様々な角度を備えている傾斜面であっても、適宜に調整することにより、安定に且つ確実に適正位置に固定することができる。また、この軒先支持材は、前述のように既存屋根の軒先や新設屋根の軒先の角度に何等制限を受けないし、軒樋の取付が行える屋根構造の施工にも影響を受けることなく取り付けることができるので、新設又は既設の屋根に対して適用でき、特に既設屋根の改修に容易に且つ好適に用いることができ、改修工事を簡易に施工することができる。
また、本体及び軒先取付材の一端には前記対向する横片が形成され、他端には少なくとも係合する係合部が形成されているので、他端を支点(軸)として一端の横片を適宜に調整し、その後、筒状固定具にて容易に且つ強固に一体化させることができる。
また、本体及び軒先取付材の横片のうち、一方には係止凸部を備え、他方には前記係止凸部が当接する複数段の係合歯が形成されているので、係止凸部を係合歯に当接させた状態で段階的に係止させる微調整を行うことができる。
なお、取付部が取り付けられる鼻隠し壁面とは、ビス等の締着具が締着可能な部位を指すが、特にこれらに限定するものではなく、軒先から見て「面」で構成されるものであればよく、鼻隠し等は垂直であっても傾斜状であってもよい。
また、別の支持構成としては、軒樋の建築物側の側面の上端又は下端の何れか一方或いは両方を保持する構成が挙げられる。
きる。
或いはこれらの支持構成を同時に採用するようにしてもよい。その場合、軒樋を両サイド、即ち建築物側及び軒先端側から、安定に保持することができる。
尤も所定間隔Hを隔てて対向する横片の固定方法は限定しないので、例えば横片同士を直接的に固定してもよいし、横片間に厚みHの別部材を介在させた状態で固定してもよい。
但し、本発明では、本体及び軒先取付材の横片同士に固定具を装着することにより、前記本体と前記軒先取付材とを一体的に嵌合させて固定する点が前記特許文献1とは明らかに相違する。
このように、本体と軒先取付材の他端に、少なくとも係合する係合部を形成して組み付けた場合には、これらの部材を一つの部材として施工に際して容易に取り扱うことができる。
また、両部材の横片を対向間隔Hで保持する嵌合部を有する固定具にて固定する構成を採用したので、該固定具の取付(嵌合させる操作)が、例えば締め付けを必要とするビス等の締着具に比べて容易に行うことができる。
なお、前記本体1Aの構成を詳しく説明するために図1(a)には本体1Aを実線で(軒先取付材1Bは点線で)示し、前記軒先取付材1Bの構成を詳しく説明するために図1(b)では軒先取付材1Bを実線で(本体1Aは点線で)示した。
また、この第1実施例における一体化機構は、後述する第2、第3実施例と同様であるから、ここでは説明を省略する。
前記軒先取付材1Bは、矩形状の縦面である取付部11にビス1dを打ち込む孔111,111が設けられ、その上端には前記本体1Aの軸部18が挿着される大円弧状の軸受け部12を有し、その下端には、円弧状に延在する係止受け片13を有するピース材である。また、前記係止受け片13の上面側には、前記本体1Aの係止凸部19が当接(係止)する複数段の係合歯131が形成されている。
前記固定具1Cは、前記本体1Aと前記軒先取付材1Bとを一体的に固定する部材であって、前記対向間隔Hを保持する嵌合部77が形成されているが、この第1実施例では角筒状に形成している。
なお、前記本体1Aの下方保持部15は、図1(c)に示すように軒樋2の側面23の下端(被保持部231)を保持(受支)している。また、前記傾斜片16と縦片17との間には、下方が開放する溝状の上方保持部161が形成され、該上方保持部161は、図1(c)に示すように軒樋2の側面23の上端232を保持(係合)している。
なお、予め軸受け部12から係合歯131までの距離と、軸部18から係止凸部19までの距離を略一致させているので、係止凸部19の下端が係合歯131に臨むように取り付けることができる。この状態において、軸部18及び軸受け部12を中心軸として、前記本体1Aを前記軒先取付材1Bに対して回動させることができる。
そして、所定の角度が定まったら、前記固定具1Cを両部材1A,1Bに深く嵌合させて一体化(固定)する。具体的には、前記固定具1Cの上辺部分及び下辺部分で、前記本体7Aの下側横片101と前記軒先取付材1Bの係止受け片13を挟み込むように一体化(固定)する。その際、前記下側横片101の軒先側には、抜け止め用の隆状部10kを
形成しているので、固定具1Cが例えば振動等で抜け外れることがなく、安定に取り付けられる。
前記軒先側の側面22の上端に位置する傾斜面と略水平面は、カバー材3の係合部32に保持(係合)される軒先端221である。
また、前記側面23の下端には、隅部状の被保持部231が設けられ、前記軒先支持材1の略L字状の下方保持部15に、上方から載置状に配置して保持される部位である。なお、この側面23の上端232が、前記軒先支持材1の上方保持部161に、下方から挿入状に配置して保持される部位である。
前記係合部32は、化粧面31の軒先端から斜め上方へ延在し、その先端を下方へ折曲し、更にその下端を内側へ折曲した略コ字状に形成されているが、化粧面31と係合部32との境界には下方へ凹む排水溝35が形成され、所定間隔で導水口351が形成されている。
前記固定部33は、化粧面31の建築物側端付近に位置する部位であって、当該第1実施例では、軒先唐草6Cの延在片63にビス3bにて固定されている。
前記壁面4Aの裏面側には屋根勾配を形成するH躯体5が配設され、その上面側には、木毛セメント板等からなる野地材4B及び外装材6Aが配設されている。
なお、前記野地材4Bの軒端上面側には、軒先唐草6Cがビス6dにて固定され、防水シート6eが敷設されている。
また、前記軒先唐草6Cは、建築物の外装下地への取付固定部612と、該取付固定部612から軒先側へ延在して外装材6Aの軒先端を係合させる被係合部611と、該被係合部611よりも更に軒先側へ突出させて軒樋2の上面を覆うカバー材3を固定する被固定部63と、を備え、前記野地材4Bの上面にビス6dにて固定されている。 なお、前記取付固定部612と被係合部611とは、横片61の建築物側部分及び軒先側部分であるから、当然のことながら同一直線上に設けられているが、下方への窪みである排水凹部613を介して連続している。そのため、外装材6Aが敷設されて微細な隙間を形成することも多いが、該隙間に至った雨水等が毛細管現象等で更に水上側へ浸透することがないように、この排水凹部613にて雨水等を側方へ流下させることができる。
また、この軒先支持材1は、屋根構造の施工に影響を受けることなく取り付けることができるので、新設又は既設の屋根に対して適用でき、特に既設屋根の改修にも容易に用いることができ、改修工事を簡易に施工することができる。
なお、前記本体7Aの構成を詳しく説明するために図2(a)には本体7Aを実線で(軒先取付材7Bは点線で)示し、前記軒先取付材7Bの構成を詳しく説明するために図2(b)では軒先取付材7Bを実線で(本体7Aは点線で)示した。
この第2実施例の軒先支持材7を構成する軒先取付材7B及び固定具7Cは、前記第1実施例における軒先取付材1B及び固定具1Cと全く同一の部材であるが、本体7Aは、前記第1実施例における本体1Aの上端に、上方へ延在する縦片73、軒先側へ延在する横片72、更にその先端に設けられる延在片としての被固定部71が形成されている構成である。即ちこの第2実施例の軒先支持材7には、本体7Aに軒樋2の開放上面を覆うカバー材3を固定する被固定部71が形成されている点を除いて前記第1実施例とほぼ同様であるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。
そのため、この軒先構造における軒樋2も、前記軒先構造と同様に建築物側の側面23の上端232が、前記軒先支持材7の上方保持部161に、下方から挿入状に配置して保持され、その下端に設けた被保持部231が、前記軒先支持材7の略L字状の下方保持部15に載置状に保持されているが、高さの途中に側方(内面側)からビス2bにてこの側面23を強固且つ確実に固定している。
また、カバー材3は、前述のように軒先唐草ではなく本体7Aに設けた被固定部71に固定部33を沿わせてビス3bで固定しており、略コ字状に形成した係合部32を、前記軒樋2の軒先端221と係合して取り付けている点では共通するが、軒先側からビス3cを打ち込むことでより確実に且つ強固に固定している。
前述のように前記軒先支持材7が取り付けられる軒先とは、傾斜状の縦壁面が鼻隠し壁面4Cを形成している構成であって、該壁面4Aに縦面である取付部11を沿わせ、該取付部11の二箇所の孔111よりビス1c,1cを打ち込んで固定している。
次に、図3(b)に示すように、取り付けた軒先取付材7Bに設けた大円弧状の軸受け部12に、図中に波線矢印にて示すように本体7Aに設けた小円弧状の軸部18を挿着し、回動可能に組み合わせる。この状態において、軸部18及び軸受け部12を中心軸として、前記本体7Aを前記軒先取付材7Bに対して回動させることができる。そのため、軒先取付材7Bに設けた係止受け片13に、本体7Aに設けた下側横片101を対向させ、係止受け片13に形成した複数段の係合歯131に、下側横片101に形成した下向き片である係止凸部19を当接させる。なお、同図の左下に破線矢印で示すように本体7Aを回動させて調整するが、縦片17が鉛直状に向くように本体7Aを微調整する。
この状態で、図3(c)に示すように本体7Aの横片(下側横片101)と軒先取付材7Bの横片(係止受片13)が対向状に配置されているので、当該状態を維持するために、両横片の軒先側から固定具7Cを嵌合させる。なお、この横片101,13間の対向寸法に応じて固定具7Cの開口寸法を形成しているので、この固定具7Cを深く取り付けて図3(d)の状態を得る。具体的には、前記下側横片101の軒先側には、抜け止め用の隆状部10kが設けられているので、該隆状部10kが露出するまで深く取り付ける。こ
の隆状部10kにより、固定具1Cが例えば振動等で抜け外れることがなく安定に取り付
けられる。
続いて図4(b)は、取り付けた軒樋2に、カバー材3を取り付ける状態を示している。即ちカバー材3の軒先端に設けた係合部32を、前記軒樋2の軒先端221と係合させると共に、その上端付近に設けた固定部33を本体7Aの被固定部71に沿わせてビス3bにて固定した。なお、当該図4(b)には記載していないが、前記図2(c)に示したように係合部32にビス3cを打ち込むことにより、より強固に固定するようにしてもよい。
なお、図4(c)は、取り付けた軒樋2に、所定寸法のカバー材3',3'を突き合わせ状に取り付けた状態を示しているが、この場合のカバー材3'の取付も前述のとおりに行えばよい。図示するように突き合わせ部分の裏面側に、軒先支持材7が存在するように配設することが望ましい。即ち一つの軒先支持材7に、二つのカバー材3',3'が取り付けられるようにすることが望ましい。
そして、所定の角度が定まったら、前記固定具7Cを両部材7A,7Bに嵌合させて一体化(固定)する。具体的には、前記固定具7Cの上辺部分及び下辺部分で、前記本体7Aの下側横片101と前記軒先取付材7Bの係止受け片13を挟み込むように一体化(固定)する。
より具体的には、本体7Aの横片(下側横片101)と軒先取付材7B'の横片(係止受片13)とが間隔Hを隔てて対向するように成形され、前記対向間隔Hを保持する嵌合部77を備える固定具7Cを用いて嵌合させている。この嵌合部77は、筒状の上辺部分と下辺部分との間の空間の厚み(以下、嵌合間隔という)H'を備え、前記対向間隔Hと前記嵌合間隔H'とは略同一に形成されているが、下側横片101の軒先側には、抜け止め用の隆状部10kが設けられているので、固定具1Cが例えば振動等で抜け外れること
がなく、安定に取り付けられる。
前述のように前記軒先支持材7'が取り付けられる軒先とは、傾斜状の縦壁面が鼻隠し壁面4Cを形成している構成であって、該壁面4Aに縦面である取付部11を沿わせ、該取付部11の二箇所の孔111よりビス1c,1cを打ち込んで固定している。
なお、壁面4Cの裏面側には縦壁面4Dが配設され、屋根勾配を形成するH躯体5の上面には、木毛セメント板等からなる野地材4B及び外装材6Gが配設されている。また、野地材4Bの軒端上面側には、水切り材6hがビス6dにて固定され、防水シート6eが敷設されている。これらの軒先構造において、用いた躯体構造や外装構造等については全く同様であるが、その傾斜角度が相違するので、図7(a)における軒先を4C、図7(b)における軒先を4C'と代表して表記し、その他の部材や部位については全く同様の符号を付している。
また、それぞれの軒先構造における角度調整については、係止凸部19の下端が複数段の係合歯131に当接(係止)した状態を維持しつつ、本体7Aの縦片13が垂直状に配置される状態まで回動させる。
その後、前記固定具7Cを両部材7A,7Bに嵌合させて一体化(固定)する。
また、形成された軒先構造は、図7(a),(b)に示すように軒樋2の配設角度も全く同様であり、安定に且つ確実に固定することができる。即ちこの第2実施例の軒先支持材7も、前記第1実施例と同様に既存屋根の軒先や新設屋根の軒先の角度に何等制限を受けることなく軒樋2の取付を行うことができる。
さらに、この第2実施例では、固定具7Cを固定手段として用いたので、ビスの締め付け等の作業を必要としないので、施工性に優れている。
この固定具7C1も、基本的には前記筒状の固定具7Cと同様に軒先側から建築物側へ装着することで一体的に組み付けられるが、ある程度の弾性を有する材料で成形した場合には、その開放部分から(装着手順は右から左へ)装着することも可能となる。
図8(c),(d)には、前記第2実施例における本体7A及び軒先取付材7Bとの一体化に用いることができる逆Uコ字状の固定具7C2を示す。この固定具7C2は、下方が開放する逆U字状であり、その嵌合部772は、上辺部分と下端のリップ状部分との間を指す。
この固定具7C2も、基本的には前記筒状の固定具7Cと同様に軒先側から建築物側へ装着することで一体的に組み付けられるが、ある程度の弾性を有する材料で成形した場合には、その開放部分から(装着手順は上から下へ)装着することも可能となる。
(c),(d)の固定具7C2と同様に下方が開放する逆U字状であるが、断面が略正方状であるから、本体7Aに挿着スリット703が形成され、該挿着スリット703に前記固定具7C3が挿着されている。なお、前記固定具7C2と同様にその嵌合部773は、上辺部分と下端のリップ状部分との間を指す。
図9(c),(d)には、前記第2実施例における本体7A"及び軒先取付材7Bとの一体化に用いることができるエ字状の固定具7C4を示す。この固定具7C4は、エ字状であるから、本体7A"に挿着スリット704が形成され、該挿着スリット704に前記固定具7C4が挿着されている。なお、その嵌合部774は、上横片と下横片との間を指す。
これらの固定具7C3,7C4も、前記筒状の固定具7Cと同様に軒先側から建築物側へ装着することで一体的に組み付けられる。
図9(e),(f)には、前記第2実施例における本体7A及び軒先取付材7Bとの一体化に用いることができるUコ字状の固定具7C5を示す。この固定具7C5は、上方が開放するU字状であり、その嵌合部775は、上端のリップ状部分と下辺部分の間を指す。
この固定具7C5も、基本的には前記筒状の固定具7Cと同様に軒先側から建築物側へ装着することで一体的に組み付けられるが、ある程度の弾性を有する材料で成形した場合には、その開放部分から(装着手順は下から上へ)装着することも可能となる。
これらの組み付け構造は、組み付け後の安定性は、前記軸部18と前記軸受け部12との軸着(枢着)に劣るが、それぞれの部材成形が容易で組み付け施工も容易である。
図10(b)も、共に半円弧状に形成されているが、本体7A側の取付部18bは、小型サイズに形成され、軒先取付材7B側の取付部12bは大型サイズに形成され、本体7A側の取付部18bが上側に位置し、軒先取付材7Bの取付部12bが下側に位置して受ける状態で係合している。
図10(e)も、共にJ字状に形成されているが、本体7A側の取付部18eは、下方左端から略水平状に延在して斜め上方へ折返し状に延在し、軒先取付材7B側の取付部12eは、上方右端から略水平状に延在して斜め下方へ折返し状に延在し、互いに形成される開放隅部に互いの先端が臨む状態で係合している。
図10(d)では、本体7A側のL字状取付部18dの先端が下方へ向くように配置され、図10(f)では、本体7A側のL字状取付部18fの先端が上方へ向くように配置され、互いに係合する状態で配置されている。
1A,7A,7A' 本体
1B,7B,7B' 軒先取付材
1C,7C,7C1~7C5 固定具
101 下側横片(本体の横片)
10k 隆状部
11 取付部
12 軸受け部
13 係止受け片(軒先取付材の横片)
131 係合歯
15,161 保持部
18 軸部
19 係止凸部
2 軒樋
21 底面
22 内側面
221 軒先端
23 側面
231 被支持部
3 カバー部材
31 化粧面
311 導水口
32 係合部
33 固定部
35 排水溝
4A,4A',4A",4C,4C' 鼻隠し壁面(軒先)
4B 野地材
5 H躯体
6A 外装材
6b 水切り材
Claims (4)
- 建築物の軒先側に配設される軒樋を支持する本体と、鼻隠し壁面に取り付けられる取付部を有する軒先取付材と、前記本体と前記軒先取付材とを固定する筒状固定具と、からなり、
前記本体及び前記軒先取付材には、所定間隔Hを隔てて対向する横片が形成され、一方の横片には係止凸部を備え、他方の横片には前記係止凸部が当接する複数段の係合歯が形成されることで一体的に固定でき、前記筒状固定具には、前記対向間隔Hを保持する嵌合部が形成されていることを特徴とする軒先支持材。 - 請求項1に記載の軒先支持材と、前記軒樋の軒先端と係合すると共にその開放上面を覆うカバー材と、を用いた軒先構造。
- 前記軒樋の支持は、前記カバー材を固定する被固定部と、前記軒樋の建築物側の下端を保持する下方保持部と、で行われることを特徴とする請求項2に記載の軒先構造。
- 前記軒樋の支持は、更に軒樋の建築物側の上端を保持する上方保持部で行われることを特徴とする請求項3に記載の軒先構造。
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