JP2004225476A - 金属瓦を施工した屋根構造及び金属瓦 - Google Patents

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Yonosuke Isayama
洋之輔 諫山
Hidemichi Hirata
栄道 平田
Toshihiro Sawa
敏汎 澤
Noboru Hashiguchi
昇 橋口
Yasuji Nakamatsu
保二 中松
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Sekisui House Ltd
積水ハウス株式会社
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Abstract

【課題】金属瓦を施工した屋根構造において、雨仕舞いを良好にするとともに、外力による金属瓦の変形や破損を防止する。
【解決手段】棟側と軒側の金属瓦(1)(1)を係合させながら、金属瓦(1)(1)…を並設した屋根構造において、棟側金属瓦(1)の軒側端部(21)に形成した水切り部(42)の先端を、軒側金属瓦(1)の表面から離間させ、軒側金属瓦(1)の表面から立ち上がった水返し段差部(22)を、棟側金属瓦(1)の軒側端部(21)から離間させる。これにより、棟側から軒側へ流れる雨水を、水切り部(42)の先端から軒側金属瓦(1)の表面へ確実に落下させ、また軒側から棟側へ逆流する雨水の係合部位への浸入を水返し段差部(22)によって阻止する。また、棟側と軒側の金属瓦(1)(1)間に、緩衝材(13)を介装した隙間(S2)を形成して、金属瓦(1)の下方への押し込みを許容し、外力をまともに受け止めないようにする。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、棟側金属瓦と軒側金属瓦を互いに係合させながら、それら金属瓦を屋根傾斜方向に沿って並設した屋根構造及び金属瓦に関し、主として既設屋根のリフォームに適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の金属瓦を施工した屋根構造として、例えば特許文献1に開示されているものがある。この屋根構造においては、棟側金属瓦の軒側端部と軒側金属瓦の棟側端部とを互いに係合させながら、複数の金属瓦を屋根傾斜方向に沿って並設しており、前記の軒側端部と棟側端部の係合部位よりも軒側において段違い状の浸水抑止面部を設け、さらにその棟側に段差部を設けて、軒側から棟側へ向かって屋根面を逆流する雨水の係合部位への浸入を阻止するようになっている。
【0003】
【特許文献1】特許第2694056号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の特許文献1に開示された屋根構造では、棟側金属瓦の軒側端部が下向きに折り曲げられた後、棟側に折り返しされており、その折り返し部分が軒側金属瓦の表面と接触又は近接した状態となっている。このため、棟側から軒側へ向かって流れる雨水が、棟側金属瓦の軒側端部から軒側金属瓦の表面に流れ落ちる際に、前記の折り返し部分と軒側金属瓦の表面との間の微小な隙間より毛細管現象によって棟側に回り込み、この雨水が屋根内部へ浸入して雨漏りの原因となることがある。
【0005】
また、棟側金属瓦の軒側端部における折り返し部分が、軒側金属瓦の表面と接触又は近接している場合、例えば施工時に金属瓦を上方より押さえ付けてしまったり、金属瓦上に異物等が落下すると、折り返し部分が直ちに軒側金属瓦の表面に強く押し付けられて、金属瓦に変形や破損が生じ易いといった不具合がある。
【0006】
さらに、軒側金属瓦の表面に形成した段違い状の浸水抑止面部が外部に露出して、屋根の美観を損ねるといった不具合もある。
【0007】
そこで、この発明は、上記の不具合を解消して、雨仕舞いに優れ、変形や破損の少ない良好な施工状態を実現でき、また良好な外観とすることができる屋根構造及び金属瓦の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明の屋根構造は、棟側金属瓦の軒側端部を軒側金属瓦の棟側端部に被せるようにして、これら端部同士を互いに係合させながら、複数の金属瓦を屋根傾斜方向に沿って並設したもので、棟側金属瓦の軒側端部に形成した水切り部の略V字状の先端を、軒側金属瓦の表面から離間させた状態で配置するとともに、軒側金属瓦の表面から立ち上がって前記係合部位への水の浸入を防止する水返し段差部を、前記水切り部よりも棟側で、かつ、棟側金属瓦の軒側端部から離間させた状態で配置したことを特徴とする。
【0009】
そして、前記棟側金属瓦と軒側金属瓦との間に、前記棟側金属瓦の軒側端部の下方への押し込みを許容する隙間が確保され、この隙間に、前記棟側金属瓦の軒側端部の下方への押し込みに伴って収縮する緩衝材を設けている。
【0010】
また、前記棟側金属瓦の軒側端部は、瓦本体部の軒側先端から下向きに延びる垂下片と、この垂下片の下端を棟側に略V字状に折り返してなる係止片とを備え、前記軒側金属瓦の棟側端部は、瓦本体部の棟側先端から上向きに延びる立上り片と、この立上り片の上端を略コ字状に折曲してなる軒側に開放した係合溝片とを備え、前記垂下片と係止片とから前記水切り部を構成するとともに、前記立上り片によって前記水返し段差部を構成し、前記係止片を係合溝片に挿入することによって、棟側金属瓦の軒側端部と軒側金属瓦の棟側端部を係合させるようにしている。さらに、前記係止片を、屋根傾斜方向に移動可能な状態で前記係合溝片に挿入している。
【0011】
さらにまた、前記金属瓦を、既設の屋根材上に重ね葺きしている。また、前記軒側金属瓦の棟側端部を、既設の屋根材上に設置した瓦桟に固定している。
【0012】
この発明の金属瓦は、屋根傾斜方向に沿って並設されるもので、その軒側端部は、瓦本体部の軒側先端から下向きに延びる垂下片と、この垂下片の下端を棟側に略V字状に折り返してなる係止片とを備え、棟側端部は、瓦本体部の棟側先端から上向きに延びる立上り片と、この立上り片の上端を略コ字状に折曲してなる軒側に開放した係合溝片とを備え、棟側金属瓦の係止片を軒側金属瓦の係合溝片に挿入して、これら屋根傾斜方向に隣接する金属瓦同士を係合させた状態において、棟側金属瓦の垂下片と係止片とから構成される水切り部の略V字状の先端が、軒側金属瓦の表面から離間し、軒側金属瓦の立上り片によって構成される水返し段差部が、前記水切り部よりも棟側で、かつ、棟側金属瓦の軒側端部から離間するようにしたことを特徴とする。そして、前記瓦本体部の表面に、エンボス加工によって屋根傾斜方向に延びる複数の突起を形成している。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る屋根構造を示す断面図である。図において、(1)(1)…は、この発明のリフォーム用の金属瓦であって、これら金属瓦(1)(1)…は、例えば傾斜した既設屋根(2)の平板状の屋根材(3)(3)…上にアスファルトルーフィング等を介して重ね葺きされ、屋根傾斜方向及び桁行き方向に沿って並設されている。なお、図1において、(4)は既設屋根(2)の野地板、(5)は軒先母屋、(6)は母屋、(7)垂木、(8)は軒裏サイディング、(9)は外壁材である。
【0014】
金属瓦(1)は、図2及び図3に示すように、帯状の金属板を折曲形成してなり、瓦本体部(10)に対して、桁行き方向に沿った棟側端部(20)が上方に突出し、軒側端部(21)が下方に突出している。
【0015】
瓦本体部(10)は、軒側先端が下向きにやや湾曲した略平板状に形成されており、屋根施工時の水平面への投影形状において、その桁行き方向及び屋根傾斜方向の寸法が、建物のモジュール(基準寸法)に対応して設定されている。例えば、屋根施工時の水平面への投影形状において、桁行き方向の寸法がメーターモジュール(1mが基準寸法)の整数倍、本実施形態においては1倍の約1mに設定されており、屋根傾斜方向の寸法がメーターモジュールの整数分の1、本実施形態においては4分の1の約250mmに設定されている。なお、瓦本体部(10)の寸法は、必ずしも上記のようにメーターモジュールに対応させる必要はなく、例えば尺モジュール(3尺が基準寸法)に対応させるようにしても良い。
【0016】
また、瓦本体部(10)の表面には、そのほぼ全面に亘って、エンボス加工によって屋根傾斜方向に延びる複数の突起(11)(11)…が膨出形成されている。このようなエンボス加工を施すことによって、金属瓦(10)の変形強度及び消音効果を高めている。しかも、突起(11)(11)…は、屋根傾斜方向すなわち水勾配方向に沿って膨出形成されているので、瓦本体部(10)の表面を伝う雨水の流れを邪魔することはない。なお、このようなエンボス加工による突起(11)(11)…の代わりに、屋根傾斜方向に沿った複数のリブ溝を桁行き方向に等間隔に形成して、1枚の金属瓦(1)でありながら、数枚の金属瓦を桁行き方向に連続させたように見える形状としても良い。
【0017】
また、瓦本体部(10)の裏面には、図4に示すように、例えばポリスチレン製の発泡体からなる厚肉の断熱材(12)が軒側先端付近を除くようにして取り付けられている。この断熱材(12)は、金属瓦(1)を既設屋根(2)上に設置したときに、既設屋根(2)の屋根面と瓦本体部(10)の裏面との間の隙間を埋めるような形状となっている。
【0018】
さらに、瓦本体部(10)の裏面には、その軒側先端付近において、例えばポリエチレン製の発泡体からなる収縮可能な薄肉の緩衝材(13)が取り付けられている。
この緩衝材(13)は、断熱材(12)と間隔をあけて断熱材(12)よりも軒側に取り付けられているが、断熱材(12)に連続して取り付けるようにしても良い。
【0019】
棟側端部(20)は、図4及び図5に示すように、瓦本体部(10)の棟側先端から上向きに延びる立上り片(22)と、この立上り片(22)の上端を略コ字状に折曲してなる軒側に開放した係合溝片(23)と、この係合溝片(23)の先端を上方へ折り返してなる垂直片(24)と、この垂直片(24)の先端を棟側へ折り返してなる水平片(25)と、この水平片(25)を先端を下方に向けて階段状に折り曲げてなる固定片(26)とを備えている。
【0020】
そして、立上り片(22)によって、軒側から棟側への雨水の逆流を阻止する水返し段差部が構成されている。また、垂直片(24)は、水返し段差部(22)よりも僅かに軒側寄りに位置している。さらに、棟側端部(20)の固定片(26)は、屋根材(3)(3)…に設置した瓦桟(30)に被せて、上方からビス(31)をねじ込むことで、瓦桟(30)に固定されるようになっている。
【0021】
軒側端部(21)は、図4及び図5に示すように、瓦本体部(10)の軒側先端から下向きに延びる垂下片(40)と、この垂下片(40)の下端を棟側に略V字状に折り返してなる係止片(41)とを備えている。そして、垂下片(40)と係止片(41)とによって、棟側から軒側へ流れる雨水を落下させる水切り部(42)が構成されている。また、係止片(41)の先端は、略U字形に下向きに湾曲されている。
【0022】
金属瓦(1)の屋根傾斜方向に沿った一端部(45)には、図2に示すように、側方に延出した延出片(46)が形成され、その延出片(46)の側端が上向きに折り曲げられて掛止片(47)となっており、屋根傾斜方向に沿った他端部(48)には、上向きの掛止片(47)に係合する図示しない下向きの掛止片が形成されている。
【0023】
上記構成の金属瓦(1)(1)…を用いた既設屋根(2)のリフォームに際しては、まず、既設屋根(2)の屋根材(3)(3)…上に図示しないアスファルトルーフィングを敷設し、その上に複数の瓦桟(30)(30)…を屋根傾斜方向に間隔をあけて設置する。そして、金属瓦(1)(1)…を桁行き方向に沿って敷設しながら、軒側から棟側に向かって順次葺いていくことによって、既設屋根(2)の屋根材(3)(3)…を覆うようにして施工する。
【0024】
このとき、桁行き方向に隣接する金属瓦(1)(1)においては、一方の金属瓦(1)の屋根傾斜方向に沿った一端部(45)に、他方の金属瓦(1)の屋根傾斜方向に沿った他端部(48)を被せて、それらの掛止片同士を係合させている。
【0025】
また、屋根傾斜方向に隣接する金属瓦(1)(1)においては、図5に示すように、軒側金属瓦(1)の棟側端部(20)における係合溝片(23)へ、棟側金属瓦(1)の軒側端部(21)における係止片(41)を屋根傾斜方向に移動可能な状態で挿入することによって、棟側金属瓦(1)の軒側端部(21)を軒側金属瓦(1)の棟側端部(20)に被せるようにして、これら端部(20)(21)同士を互いに係合させている。なお、この係合作業の前に、軒側金属瓦(1)の棟側端部(20)における固定片(26)が、瓦桟(30)に被せられて、上方より打ち込んだビス(31)によって瓦桟(30)に固定される。
【0026】
この金属瓦(1)(1)…の施工状態においては、図5に示すように、棟側金属瓦(1)の軒側端部(21)における水切り部(42)の略V字状の先端が、軒側金属瓦(1)の表面から所定高さ離間した状態となっている。また、軒側金属瓦(1)の棟側端部(20)における水返し段差部(22)も、棟側金属瓦(1)の軒側端部(21)から離間した状態となっている。従って、水切り部(42)と水返し段差部(22)との間に、隙間(S1)が確保されている。
【0027】
このように、水切り部(42)を軒側金属瓦(1)の表面から所定高さ離間させることで、金属瓦(1)の表面を伝って棟側から軒側へ順方向に流れる雨水を、軒側端部(21)における水切り部(42)の先端から軒側金属瓦(1)の表面へ確実に落下させることができ、従来のように接触又は近接しているときのような毛細管現象による雨水の棟側への回り込みをなくして、雨水を順方向にスムーズに流すことができる。
【0028】
一方、金属瓦(1)の表面を伝って軒側から棟側へ逆流する雨水は、水返し段差部(22)によって邪魔されて、それよりも棟側への流れ込みが阻止される。しかも、水返し段差部(22)を棟側金属瓦(1)の軒側端部(21)から離間させているので、毛細管現象による雨水の浸入もなく、雨水の逆流を確実に防止することができる。さらに、この水返し段差部(22)は、水切り部(42)よりも棟側に位置していて、棟側金属瓦(1)の軒側端部(21)によって覆い隠された状態となっているので、水返し段差部(22)が外部に露出して屋根の美観を損ねるといった不具合も生じることはない。
【0029】
また、金属瓦(1)(1)…の施工状態において、棟側金属瓦(1)における瓦本体部(10)の軒側先端と軒側金属瓦(1)における棟側端部(20)の水平片(25)との間には、隙間(S2)が確保されており、また水切り部(42)と水返し段差部(22)との間にも前記の隙間(S1)が確保されていることから、これら隙間(S1)(S2)により、棟側金属瓦(1)の軒側端部(21)の下方への押し込みを許容している。しかも、隙間(S2)には、棟側金属瓦(1)側の緩衝材(13)が介在された状態となっている。従って、例えば施工時に金属瓦(1)を上方より押さえ付けてしまったり、金属瓦(1)上に異物等が落下した場合、金属瓦(1)の軒側端部(21)が隙間(S1)(S2)の範囲内で下方へ押し込まれて、緩衝材(13)が収縮することで、このような外力を吸収して、金属瓦(1)の変形や破損等を防止することができる。
【0030】
さらに、棟側金属瓦(1)側の係止片(41)が軒側金属瓦(1)側の係合溝片(23)へ屋根傾斜方向に移動可能な状態で挿入されているので、棟側及び軒側の金属瓦(1)(1)の屋根傾斜方向における位置調整が可能で、金属瓦(1)(1)に多少の寸法誤差や歪み等が生じていても、良好な施工状態を維持することができる。
【0031】
さらにまた、各金属瓦(1)(1)…は、瓦桟(30)(30)…を利用して陶器瓦を施工したときのような厚み感を持たせて施工されており、屋根全体の外観意匠を向上している。
【0032】
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明においては、棟側金属瓦の軒側端部に形成した水切り部の略V字状の先端を、軒側金属瓦の表面から離間させ、軒側金属瓦の表面から立ち上がった水返し段差部を、棟側金属瓦の軒側端部から離間させているので、従来のような毛細管現象を発生させることなく、棟側から軒側へ流れる雨水を、水切り部の略V字状の先端から軒側金属瓦の表面へ確実に落下させて、順方向にスムーズに流すことができ、また軒側から棟側へ逆流する雨水の係合部位への浸入を、水返し段差部によって確実に阻止することができ、雨仕舞いに優れた屋根構造とすることができる。
【0034】
また、水返し段差部が水切り部よりも棟側に位置して、外部からは見えない状態となっているので、屋根をすっきりとした見栄えの良い外観とすることができる。
【0035】
さらに、棟側金属瓦と軒側金属瓦との間に、緩衝材を介装した隙間が形成されていて、例えば施工時に金属瓦を上方より押さえ付けてしまったり、金属瓦上に異物等が落下した場合でも、その軒側端部が下方へ押し込まれて緩衝材が収縮することで、このような外力をまともに受け止めないようにして、金属瓦の変形や破損等を防止することができる。
【0036】
また、棟側金属瓦側の係止片が軒側金属瓦側の係合溝片へ屋根傾斜方向に移動可能な状態で挿入されているので、金属瓦の屋根傾斜方向における位置調整が可能で、良好な施工状態を実現することができる。
【0037】
さらにまた、金属瓦を、既設の屋根材上に重ね葺きすることで、既設の屋根材を取り外すといったような大掛かりな作業を必要とせずに、既設屋根のリフォームを簡単に行うことができる。
【0038】
また、金属瓦の瓦本体部の表面に、エンボス加工によって突起を形成しているので、金属瓦の変形強度や消音性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る屋根構造の縦断面図である。
【図2】金属瓦の斜視図である。
【図3】金属瓦の平面図である。
【図4】金属瓦の縦断面図である。
【図5】棟側金属瓦の軒側端部と軒側金属瓦の棟側端部との係合部位の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
(1) 金属瓦
(3) 既設の屋根材
(10) 瓦本体部
(11) 突起
(13) 緩衝材
(20) 棟側端部
(21) 軒側端部
(22) 水返し段差部(立上り片)
(23) 係合溝片
(30) 瓦桟
(40) 垂下片
(41) 係止片
(42) 水切り部
(S1)(S2) 隙間

Claims (8)

  1. 棟側金属瓦の軒側端部を軒側金属瓦の棟側端部に被せるようにして、これら端部同士を互いに係合させながら、複数の金属瓦を屋根傾斜方向に沿って並設した屋根構造において、棟側金属瓦の軒側端部に形成した水切り部の略V字状の先端を、軒側金属瓦の表面から離間させた状態で配置するとともに、軒側金属瓦の表面から立ち上がって前記係合部位への水の浸入を防止する水返し段差部を、前記水切り部よりも棟側で、かつ、棟側金属瓦の軒側端部から離間させた状態で配置したことを特徴とする金属瓦を施工した屋根構造。
  2. 前記棟側金属瓦と軒側金属瓦との間に、前記棟側金属瓦の軒側端部の下方への押し込みを許容する隙間が確保され、この隙間に、前記棟側金属瓦の軒側端部の下方への押し込みに伴って収縮する緩衝材を設けた請求項1記載の金属瓦を施工した屋根構造。
  3. 前記棟側金属瓦の軒側端部は、瓦本体部の軒側先端から下向きに延びる垂下片と、この垂下片の下端を棟側に略V字状に折り返してなる係止片とを備え、前記軒側金属瓦の棟側端部は、瓦本体部の棟側先端から上向きに延びる立上り片と、この立上り片の上端を略コ字状に折曲してなる軒側に開放した係合溝片とを備え、前記垂下片と係止片とから前記水切り部を構成するとともに、前記立上り片によって前記水返し段差部を構成し、前記係止片を係合溝片に挿入することによって、棟側金属瓦の軒側端部と軒側金属瓦の棟側端部を係合させるようにした請求項1又は2記載の金属瓦を施工した屋根構造。
  4. 前記係止片を、屋根傾斜方向に移動可能な状態で前記係合溝片に挿入した請求項3記載の金属瓦を施工した屋根構造。
  5. 前記金属瓦を、既設の屋根材上に重ね葺きした請求項1乃至4のいずれかに記載の金属瓦を施工した屋根構造。
  6. 前記軒側金属瓦の棟側端部を、既設の屋根材上に設置した瓦桟に固定した請求項5記載の金属瓦を施工した屋根構造。
  7. 屋根傾斜方向に沿って並設される金属瓦であって、その軒側端部は、瓦本体部の軒側先端から下向きに延びる垂下片と、この垂下片の下端を棟側に略V字状に折り返してなる係止片とを備え、棟側端部は、瓦本体部の棟側先端から上向きに延びる立上り片と、この立上り片の上端を略コ字状に折曲してなる軒側に開放した係合溝片とを備え、棟側金属瓦の係止片を軒側金属瓦の係合溝片に挿入して、これら屋根傾斜方向に隣接する金属瓦同士を係合させた状態において、棟側金属瓦の垂下片と係止片とから構成される水切り部の略V字状の先端が、軒側金属瓦の表面から離間し、軒側金属瓦の立上り片によって構成される水返し段差部が、前記水切り部よりも棟側で、かつ、棟側金属瓦の軒側端部から離間するようにしたことを特徴とする金属瓦。
  8. 前記瓦本体部の表面に、エンボス加工によって屋根傾斜方向に延びる複数の突起を形成した請求項7記載の金属瓦。
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