JP4146787B2 - 太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体、太陽電池構造体、その屋根取り付け方法及びモジュールユニットの交換方法 - Google Patents

太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体、太陽電池構造体、その屋根取り付け方法及びモジュールユニットの交換方法 Download PDF

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Description

本発明は、太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体、太陽電池構造体、その屋根取り付け方法及びモジュールユニットの交換方法に関する。
図15は太陽電池モジュールにモジュール枠が取り付けられた従来のモジュールユニットを示す概略斜視図であり、図16は同従来のモジュールユニットの分解斜視図であり、図17は同従来のモジュールユニットを屋根上に取り付ける従来の取り付け方法を説明する概略斜視図である。太陽電池モジュールMは、マトリックス状に配置された複数の太陽電池セル100がインターコネクタ等によって電気的に直列又は並列に接続されてなるスーパーストレート構造である。この太陽電池セル100の表面側には、透明樹脂等によって薄い平板状に構成された充填材101を介して白色強化ガラス板102が積層されている。また、太陽電池セル100の裏面側には、透明樹脂によって薄い平板状に構成された充填材103を介してバックフィルム104が積層されている。このように、太陽電池セル100は、白色強化ガラス板102とバックフィルム104とによって充填材101、103を介して挟持され、全体として長方形平板状の太陽電池モジュールMが構成されている。また、図15に示すように、太陽電池モジュールMの左右一方の側端部の裏面には、端子ボックス105が設けられており、この端子ボックス105には一対の電気ケーブル106が接続されている。そして、このような太陽電池モジュールMの周辺部に枠体110が取り付けられてモジュールユニットU1が構成されている。
枠体110は、太陽電池モジュールMの前後端縁に沿って取り付けられる前側枠部111及び後側枠部112と、太陽電池モジュールMの左右端縁に沿って取り付けたられる左側枠部113及び右側枠部114とを備え、これらの各枠部111、112、113、114は太陽電池モジュールMの周縁部にそれぞれ嵌合され、ビス115によって連結されている。なお、前側枠部111及び後側枠部112と太陽電池モジュールMとの間には緩衝材が設けられている。
このような太陽電池モジュールMに枠体110が取り付けられたモジュールユニットU1を家屋の屋根に付ける場合、図17に示すように、図示しない野地板の上表面に金属板からなる屋根材120を設け、その上に複数本の縦桟121a及び複数本の横桟121bよりなる架台121を設置し、この架台121の上部にモジュールユニットU1を載置し、電気ケーブル9を配線し、モジュールユニットU1の棟側と軒側をカバー125とともに上方からボルトで架台121に固定することにより取り付けていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような従来の太陽電池モジュールMの屋根取り付け構造は、以下のような問題を有していた。
(1)従来の太陽電池モジュールMの屋根取り付け構造は漏水対策及び不燃対策が不十分であるため、屋根の野地板に直接太陽電池モジュールMを取り付けることができず、そのため野地板の上表面に屋根材120を設けて防水性及び不燃性を確保し、そして屋根材120の上にモジュールユニットU1を固定するための架台121を設置しなければならず、さらにモジュールユニットU1を架台112に固定するカバー125及び多数のボルト126が必要であるため、取り付け構造が複雑でその部品点数も多くなり、そのため施工時間が長くコストも高くついていた。
(2)取り付けの際、作業者が屋根材120を破損するおそれがあると共に、隣接する太陽電池モジュールMの枠体110同士をアースケーブルで接続する必要があり、アース配線に手間を要すると共に、この際に枠体110を傷つけてしまうおそれがあった。
(3)架台112の上に太陽電池モジュールMを取り付けるため、太陽電池モジュールMの表面が周囲の瓦よりも高くなり、美観が損なわれていた。
特開平11−324259号公報
本発明は、構造が簡素化し部品点数が低減できると共に、簡単に能率よく施工することができる太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体、モジュールユニット、太陽電池構造体、その屋根取り付け方法及びモジュールユニットの交換方法を提供することを課題とする。
かくして、本発明によれば、四角形の太陽電池モジュールの四辺に取り付けられ、傾斜した屋根上に太陽電池モジュールを敷設するためのモジュール枠を備えた屋根取り付け構造体であって、
前記モジュール枠は、対向する一対の第1枠部及び第2枠部と、他の対向する一対の第3枠部及び第4枠部とを有し、
前記第3枠部及び第4枠部は、外方へ突出し、かつ枠部長さ方向に沿って延びる漏水防止辺をそれぞれ有し、
第1枠部が、屋根のスロープ下端の軒側に配置される前側枠部であり、
第2枠部が、屋根のスロープ上端の棟側に配置される後側枠部であり、
第3枠部が、屋根のスロープに対して左側に配置される左側枠部であり、
第4枠部が、屋根のスロープに対して右側に配置される右側枠部であり、
太陽電池モジュールにモジュール枠が取り付けられてなるモジュールユニットを、屋根上で相互に又は屋根葺き材に隣接して前後左右に敷設した状態において、
後側枠部が、棟側に隣接するモジュールユニットの前側枠部又は屋根葺き材の下に重なり、
左側枠部の漏水防止辺が、左側に隣接するモジュールユニットの右側枠部の漏水防止辺又は屋根葺き材の右側縁と下又は上に重なり、
右側枠部の漏水防止辺が、右側に隣接するモジュールユニットの左側枠部の漏水防止辺又は屋根葺き材の左側縁と上又は下に重なるように構成され、
前側枠部は、その下面側に前引掛辺を有し、
後側枠部は、その上面側に配置され、棟側に隣接するモジュールユニットの前引掛辺と前後方向で掛合する後引掛辺を有し、
モジュール枠を屋根上の左右方向の桟に固定するための固定部材をさらに備えると共に、モジュール枠の後側枠部が、その下面に前方へ突出する突出辺を有し、
前記固定部材が、複数の固定金具と、モジュール枠の前引掛辺と前後方向に掛合可能な前固定具と、後側枠部の前記突出辺と前後方向に掛合可能な後固定具を備え、
前記前固定具は、前記固定金具を挿通させる孔部を有し、この孔部と屋根葺き材に設けられた固定金具挿入孔とに挿通させた固定金具にて屋根葺き材を介して左右方向の桟に固定され、
前記後固定具は、前記固定金具を挿通させる孔部を有し、後側枠部の前記突出辺と掛合した状態で左右方向の桟に上載され、かつ前記孔部に固定金具を挿通させて左右方向の桟に固定されることを特徴とする太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体が提供される。
本発明は、別の観点によれば、四角形の太陽電池モジュールと、この太陽電池モジュールに取り付けられる上記太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体とからなる太陽電池構造体、この太陽電池構造体の屋根取り付け方法及びモジュールユニットの交換方法を提供することができる。
本発明によれば、太陽電池モジュールを簡素な構造体で屋根上に屋根葺き材と共に敷設可能であり、かつモジュールユニット同士あるいはモジュールユニットと屋根葺き材との左右間を漏水防止辺によって雨水の漏れ防止を可能とする。
本発明の太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体において、
第1枠部が、屋根のスロープ下端の軒側に配置される前側枠部であり、
第2枠部が、屋根のスロープ上端の棟側に配置される後側枠部であり、
第3枠部が、屋根のスロープに対して左側に配置される左側枠部であり、
第4枠部が、屋根のスロープに対して右側に配置される右側枠部であり、
太陽電池モジュールにモジュール枠が取り付けられてなるモジュールユニットを、屋根上で相互に又は屋根葺き材に隣接して前後左右に敷設した状態において、
後側枠部が、棟側に隣接するモジュールユニットの前側枠部又は屋根葺き材の下に重なり、
左側枠部の漏水防止辺が、左側に隣接するモジュールユニットの右側枠部の漏水防止辺又は屋根葺き材の右側縁と下又は上に重なり、
右側枠部の漏水防止辺が、右側に隣接するモジュールユニットの左側枠部の漏水防止辺又は屋根葺き材の左側縁と上又は下に重なるように構成される。
つまり、屋根上に複数のモジュールユニットのみあるいは複数のモジュールユニットを屋根葺き材と共に敷設する場合、各太陽電池モジュールに取り付けられるモジュール枠には、その左側枠部に漏水防止辺(下重り受辺又は上重り辺)が設けられ、右側枠部に漏水防止辺(上重り辺又は下重り受辺)が設けられている。これにより、屋根上に前後左右に敷設した複数の太陽電池モジュールの左右方向において、隣接するモジュールユニット間あるいはモジュールユニットと屋根葺き材の間の雨水の漏れが防止され、無論前後方向(屋根の流れ方向)においては、屋根葺き材又はモジュールユニットの軒側がその前列のモジュールユニット又は屋根葺き材の棟側に上載されるので雨水の漏れが防止される。
この場合、屋根葺き材の種類、形状に応じて、屋根葺き材に左右隣接する位置に敷設されるモジュールユニットのモジュール枠は、その左側枠部・右側枠部に上重り辺と下重り受辺のどちらを設けるのかを選択することができ、あるいは左側枠部・右側枠部に同じ重なり辺を設けることができる。例えば、左右端部に上下の重なり部を有する屋根葺き材(例えば平板瓦、変形瓦)を使用する場合、瓦の上重なり部に隣接するモジュールユニットの左側枠部・右側枠部には下重り受辺を設け、瓦の下重なり部に隣接するモジュールユニットの左側枠部・右側枠部には上重り辺を設ける。また、左右端部に上下の重なり部を有さない瓦やスレート等の屋根葺き材を使用する場合、屋根葺き材に隣接する左側枠部・右側枠部には下重り受辺を設ける。また、左右にモジュールユニット同士が隣接する場合は、隣接する左側枠部・右側枠部のうち一方を上重り辺とし、他方を下重り受辺とすればよい。
このように構成することにより、従来必要であった浸水防止用の金属製屋根材(図17参照)を設置することなしにモジュールユニットを屋根面である野地板の左右方向の桟(所謂、瓦桟)に直接取り付けることができる。したがって、本発明では、浸水防止用の金属製屋根材や、この屋根材に太陽電池モジュールを固定するための架台等が不要となり、大幅に部品点数が低減して取り付け構造が簡素化すると共に、施工を能率よく短時間で行うことができ、施工コストも大幅に低減する。
ここで、本発明において、屋根を軒側から見た状態を基準として左右方向を定義し、軒側を前方、棟側を後方と定義する。
また、前後複数列にモジュールユニットを設置するに際しては、最も軒側(最前列)のモジュールユニットに関しては前側枠部と後側枠部を屋根面の瓦桟に固定する必要があるが、それより棟側のモジュールユニットに関しては後側枠部のみを瓦桟に固定すれば、前側枠部は前列のモジュールユニットの後側枠部に掛合すれば前後複数枚の太陽電池モジュールが連結された状態となる。したがって、各モジュールユニットを瓦桟に固定する木ネジ等の固定金具の使用数量を低減することができ、かつ能率よく施工することができる。さらに、金属製のモジュール枠を使用すれば、前後のモジュールユニットのモジュール枠が掛合することにより電気的に接続された状態となるので、前列の2枚のモジュールユニットに対して後列の1枚のモジュールユニットが跨るように設置することにより、前後左右の全てのモジュールユニットのモジュール枠が電気的に接続された状態となる。これにより、各モジュール枠間のアース配線の必要がなくなり、例えば最後列の一端側のモジュール枠のみにアースケーブルを接続するのみでよく、アース配線作業が短時間で済む。
また、モジュールユニット自体を屋根葺き材として野地板の瓦桟に敷設することで、太陽電池モジュールの表面が、周囲の瓦やスレート等の屋根葺き材の表面の高さとほぼ同じとなり、太陽電池モジュールに周囲の屋根葺き材との一体感が得られ、屋根の美観を損なうことがない。なお、モジュールユニットの左右方向の長さを、横並びに重ねた複数枚の屋根葺き材(例えば平板瓦)の左右方向の長さと略等しく設定し、かつモジュールユニットの前後方向の長さを、屋根葺き材の前後方向の長さと略等しく設定するのが、意匠上及び屋根葺きの容易性の面で好ましい。
本発明において、前側枠部は、その下面側に前引掛辺を有し、後側枠部は、その上面側に配置され、棟側に隣接するモジュールユニットの前引掛辺と前後方向で掛合する後引掛辺を有するものとしてもよい。
このように構成すれば、軒側前列のモジュールユニットの棟側に後列のモジュールユニットを設置する際に、後列のモジュールユニットを棟側へ押し上げるようにすれば、その前引掛辺を前列のモジュール枠の後引掛辺に自然と掛合させることができ、その掛合した状態にて後列のモジュールユニットの軒側枠を前列のモジュールユニットの後側枠部の上に重ねることができるので、強風によってモジュールユニットの軒側が浮いて隙間を生ずるということがない。
本発明において、モジュール枠を屋根上の左右方向の桟に固定するための固定部材をさらに備えると共に、モジュール枠の後側枠部が、その下面に前方へ突出する突出辺を有し、
前記固定部材が、複数の固定金具と、モジュール枠の前引掛辺と前後方向に掛合可能な前固定具と、後側枠部の前記突出辺と前後方向に掛合可能な後固定具を備え、
前記前固定具は、前記固定金具を挿通させる孔部を有し、この孔部と屋根葺き材に設けられた固定金具挿入孔とに挿通させた固定金具にて屋根葺き材を介して左右方向の桟に固定され、
前記後固定具は、前記固定金具を挿通させる孔部を有し、後側枠部の前記突出辺と掛合した状態で左右方向の桟に上載され、かつ前記孔部に固定金具を挿通させて左右方向の桟に固定されるようにしてもよい。
このように構成すれば、モジュールユニットを、瓦のような屋根葺き材と同じようにして屋根の瓦桟に釘やビス等の固定金具にて容易かつ確実に固定することができる。この際、前固定具は、屋根葺き材の固定金具挿通孔(所謂釘孔)を利用して屋根葺き材の上からでも瓦桟に固定することができ、最前列のモジュールユニットの前引掛辺を掛合させる突起部としての機能を有するので、最前列のモジュールユニットの前側枠部を固定金具にて瓦桟に固定する手間を省くことができると共に、交換の際には最前列のモジュールユニットの取り外しも容易に行うことができる。
本発明において、第1枠部と第2枠部と第3枠部と第4枠部はそれぞれ分割されてなり、モジュール枠は、これら各枠部を連結して組立てるビスをさらに備えてなるものとしてもよい。
このようにすれば、モジュール枠を枠部毎に容易に製造することができる。また、モジュール枠の太陽電池モジュールへの組付けが容易となると共に、モジュール枠が傷んだ場合は容易に分解して取り換えることができる。
本発明において、前引掛辺は、前側枠部に前方からビスにて着脱自在に取り付けられているものとしてもよく、それによってこのビスを容易に取り外すことができ、かつ前引掛辺の取り外しが可能となって、屋根に敷設された所望のモジュールユニットの交換が可能となる。
本発明において、モジュール枠が、前側枠部に着脱自在に取り付けられて前端面を覆う化粧カバーをさらに備えてなるものとするのもよく、それによって屋根上に複数敷設されたモジュールユニットの軒側端部と周囲の屋根葺き材の軒側端部との統一感を得ることができ、かつ前引掛辺の取付用ビスを隠すこともでき、美観を損ねることがない。
本発明において、モジュール枠が、太陽電池モジュールの裏面側に配置され、第1枠部と第2枠部とを連結する補強部材をさらに備えてなるものとするのもよく、それによって太陽電池モジュールに取り付けたモジュール枠のがたつき及び屋根に取り付けた太陽電池モジュールのがたつきを防止することができる。また、積雪時の屋根上の雪の滑落に対し、第1枠部が変形することを防止できる。
本発明において、後固定具が、モジュール枠の後側枠部よりも短い長さに形成されてなるものとしてもよく、それによってモジュールユニットと野地板との間の通気性が良好となり、太陽電池モジュールの異常な温度上昇を抑制できると共に、各太陽電池モジュールの電気ケーブルの配線を各後固定具の横に通すことができて配線作業が容易となる。
本発明において、モジュール枠は、太陽電池モジュールとの間に介装される発泡樹脂部をさらに備えてなるもよく、それによって太陽電池モジュールとモジュール枠との間の隙間に雨水が侵入するのを確実に防止でき、屋根への浸水防止をより確実に図ることができる。また、この発泡樹脂部は、モジュール枠を太陽電池モジュールに取り付ける際の緩衝材としても機能するので、太陽電池モジュールを傷つけることがない。
次に本発明の太陽電池構造体について説明する。
本発明の太陽電池構造体は、四角形の太陽電池モジュールと、この太陽電池モジュールに取り付けられる上述の太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体とからなる。以下、太陽電池モジュールにモジュール枠が取り付けられた状態のもの(屋根に取り付けられる前の状態のもの)をモジュールユニットと称する。
この太陽電池構造体によれば、モジュールユニットをメーカーや施工業者の倉庫に梱包して保管しておけば、そのまま施工現場に持ち運んで即座に屋根葺き作業を行うことができるので、施工性に優れる。
太陽電池モジュールとしては、正方形、長方形、平行四辺形、台形でもよく、一般的には生産量の多い長方形のものが用いられる。
また、太陽電池モジュールは、その裏面に例えばスチール、アルミ等の金属箔入りバックフィルムが貼着されてなるものであってもよく、それによって太陽電池モジュールが不燃構造となり、屋根材としてより好ましいものとなる。
この太陽電池構造体によれば、屋根に上下左右に複数枚の太陽電池モジュールを敷設するに際して、最前列のモジュールユニットの軒側を固定するための前固定具を屋根葺き材を介して釘やネジ等の固定金具にて瓦桟に固定すれば、最前列のモジュールユニットの軒側は前固定具への引っ掛けで済み、棟側のみを後固定具にて瓦桟に固定金具にて固定すればよく、能率よく取り付けることができる。
本発明のモジュールユニットの屋根取り付け方は、上記太陽電池構造体を屋根上に敷設する屋根取り付け方法であって、
前固定具を屋根葺き材の上から屋根の左右方向の桟に固定金具にて固定し、後固定具をモジュール枠の後側枠部の突出辺に掛合させた状態で、前側枠部の前引掛辺を前固定具に掛合させ、後固定具を左右方向の桟に上載して固定金具にて固定するものである。
この屋根取り付け方法によれば、上記太陽電池構造体と同様に、屋根に上下左右に複数枚の太陽電池モジュールを敷設するに際して、最前列の各モジュール枠の軒側を固定するための前固定具を瓦を介して釘やネジにて左右方向の桟に固定すれば、最前列のモジュールユニットの軒側は前固定具への引っ掛けで済み、棟側のみを後固定具にて左右方向の桟に釘やネジにて固定すればよく、能率よく取り付けることができる。
本発明の屋根取り付け方法においては、屋根上にモジュールユニットを前後複数列で敷設するに際して、棟側後列のモジュールユニットの後側枠部の突出辺に後固定具を掛合させた状態で、後列のモジュールユニットの前側枠部の前引掛辺を前列のモジュールユニットの後引掛辺に掛合させ、後列側の前記後固定具を左右方向の桟に上載して固定金具にて固定することができる。つまり、2列目以降のモジュールユニットの取り付けは、その軒側は前列のモジュールユニットの後引掛辺に引っ掛けるだけで済み、棟側のみを後固定具にて瓦桟に釘やネジにて固定すればよく、2列目以降のモジュールユニットを能率よく取り付けていくことができる。
本発明のモジュールユニットの交換方法は、上述の太陽電池構造体の屋根取り付け方法により屋根上に前後複数列に敷設されたモジュールユニットを交換する交換方法であって、
交換すべきモジュールユニットの前側枠部から前引掛辺を取り外し、交換すべきモジュールユニットを棟側へ押し上げて、少なくとも後側枠部の突出辺を後固定具から離脱させ、棟側後列のモジュールユニットの前端又は後列の屋根葺き材の前端を持ち上げて交換すべきモジュールユニットを屋根から取り外し、次いで予めモジュール枠から前引掛辺を取り外しておいた新たなモジュールユニットの後端を前記後列のモジュールユニットの下又は後列の屋根葺き材の下に挿入して少なくとも突出辺を後固定具に掛合し、新たなモジュールユニットの前側枠部に前引掛辺を取り付けて前固定具又は前列のモジュールユニットの後引掛辺と掛合させるものである。
この交換方法によれば、交換したいモジュールユニットの前引掛辺を取外せば、このモジュールユニットを棟側へ押すことにより、後側枠部の突出辺が後固定具から離脱する。さらに、隣接する後列にモジュールユニットがある場合は、交換するモジュールユニットの後引掛辺も後列側のユニットの前引掛辺から離脱する。したがって、モジュールユニットの取り外しが簡単であり、新しいモジュールユニットの取り付けは取り外しと逆の順序で行なえばよく、交換作業が簡単である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳説する。なお、本発明は実施の形態に限定されるものではない。
図1は本発明の実施の形態におけるモジュールユニットを示す平面図であり、図2は同実施の形態におけるモジュールユニットを示す側断面図であり、図3は同実施の形態におけるモジュールユニットを屋根上に前後2列に敷設した状態を示す側断面図であり、図4は同実施の形態におけるモジュールユニットを示す正面断面図である。なお、本実施の形態では、平板瓦を屋根に葺く場合であって、一般的に多くの平板瓦は右側に上重り部(所謂オーバーラップ部)が設けられているため、右側に上重り部が設けられている平板瓦の場合を例示するが、左側に上重り部が設けられている平板瓦においても本発明は同様の構成が可能である。
本発明は、複数枚の四角形(長方形)の太陽電池モジュールMを、屋根上で相互に又は瓦1に隣接して前後左右に敷設する太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体、モジュールユニットU、太陽電池構造体、その屋根取り付け方法及びモジュールユニットの交換方法である。図1〜図3に示すように、太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体は、太陽電池モジュールMの四辺に取り付けられるモジュール枠10と、太陽電池モジュールMにモジュール枠10を取り付けてなるモジュールユニットUを屋根の野地板2の瓦桟3に固定するための前固定具31と後固定具32とからなる固定部材とを備える。
フレームレスの太陽電池モジュールMは、表面側ガラスと裏面側フィルムの間に充填材を用いて複数枚(この場合、2列で各列11枚)の太陽電池セルSを封止し、かつ裏面側フィルムの裏面に金属箔入りバックフィルム10aが貼着されてなる。この太陽電池モジュールMの裏面側の左右一方の端部には端子ボックスが設けられており、この端子ボックスには正極側と負極側の一対の電気ケーブルが設けられている。この太陽電池モジュールMにモジュール枠10を取り付けてなるモジュールユニットUは、その左右横方向の長さが、横並びに重ねた複数枚の瓦1の左右横方向の長さと略等しく、その縦方向の長さが、瓦1の縦方向の長さと略等しく設定されている。
モジュール枠10は、対向する一対の第1枠部及び第2枠部と、他の対向する一対の第3枠部及び第4枠部と、各枠部を相互に連結するビスとから主としてなる。具体的には、太陽電池モジュールMを屋根上に敷設する状態を想定して、太陽電池モジュールMの軒側端縁に取り付けられる前側枠部(第1枠部)11と、モジュールMの棟側端縁に取り付けられる後側枠部(第2枠部)12と、モジュールMの左側端縁に取り付けられる左側枠部(第3枠部)13と、モジュールMの右側端縁に取り付けられる右側枠部(第4枠部)14と、4本の各枠部11、12、13、14を相互に連結する複数のステンレス製ビスとから主としてなる。これら各枠部11、12、13、14は、例えばアルミニウムやアルミニウム合金等の押出加工により所望の断面形状に形成されている。
モジュール枠10の各枠部の形状構造について説明すると、図2と図5に示すように、前側枠部11は、太陽電池モジュールMの軒側端縁を発泡樹脂{例えば発泡性EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン・メチレン)樹脂}からなるシール材16を介して差込み状に保持するように形成された略断面コの字形の保持部11aと、下方へ突出するように保持部11aに連設され、かつ所定位置にビス17を螺着させるネジ孔を有する垂下辺部11bと、垂下辺部11bの後面に突設され、かつ所定位置にビス18を螺着させるネジ孔を有する後方突出片11cと、保持部11aと垂下辺部11bの前面に設けられた上下一対の係止辺11d、11dとを備える。
そして、この前側枠部11には、断面L字形の前引掛辺21が取り付けられる。この前引掛辺21は、例えばステンレス製の板材を折曲げ形成してなり、その前壁21aに前側枠部11の垂下辺部11bの前面に重ねられた状態でビス17を挿通させるビス孔を有し、この前板部21aの下端から後方突出状に掛合板部21bが設けられている。なお、掛合板部21bの後端は少し上方へ折り曲げられている。
図2と図6に示すように、後側枠部12は、太陽電池モジュールMの棟側端縁をシール材16を介して差込み状に保持するように形成された略断面コの字形の保持部12aと、保持部12aの後面に連設され、内部に左側枠部13と右側枠部14と連結するビス用の螺着凹部を有する中空部12bと、中空部12bの上壁から棟側へ突設され、かつ所定位置にビス19を螺着させるネジ孔を有する断面横倒L字状の取付辺部12cと、中空部12bの下面に設けられた前方(軒側)へ突出する突出辺12dと、保持部12aの下壁から前方へ延び先端が折返したフック部12eとを備える。
そして、この後側枠部12には、後引掛辺22が取り付けられる。この後引掛辺22は、例えばステンレス製の板材を折曲げ形成してなり、前記取付辺部12cに嵌合され、上壁にビス19を挿通させるビス孔を有する断面コの字状の取付部22aと、この取付部22aの上壁前端から前方へ突出する横倒L字状の掛合板部22bとからなり、この掛合板部22bの前端は少し上方へ折り曲げられている。この後引掛辺22は、複数本に分割されており(図1参照)、本実施の形態の場合、後側枠部12の中央寄りに所定間隔離間して2本の後引掛辺22、22が取り付けられ、これらよりも長さが略半分の2本の後引掛辺22、22がその両側に所定間隔離間して取り付けられている。
図4と図7に示すように、左側枠部13は、太陽電池モジュールMの左側端縁をシール材16を介して差込み状に保持するように形成された略断面コの字形の保持部13aと、保持部13aの側壁から下方垂直に突出する垂下辺13bと、垂下辺部13bの下端から左側へ突出する漏水防止用の下重り受辺13cとを備え、下重り受辺13cの上面には前後方向に延びる複数の水切り用突起部13d及び上方へ折れ曲がった折曲り端部13eとを有している。
図4と図8に示すように、右側枠部14は、太陽電池モジュールMの右側端縁をシール材16を介して差込み状に保持するように形成された略断面コの字形の保持部14aと、保持部14aの上壁から右側へ突出する上重り辺14bとを備え、上重り辺14bは、下面に前後方向に延びる複数の水切り用突起部14cを有している。
また、図2と図9に示すように、このモジュール枠10は、その前側枠部11に着脱自在に取り付けられて前端面を覆う化粧カバー15と、太陽電池モジュールMの裏面側に配置され、前側枠部11と後側枠部12とを連結する補強部材20とをさらに備えている。
化粧カバー15は、前壁15aと、この前壁15aの上端が後方へ湾曲形成された上壁15bと、上壁15bの後端及び前壁15aの後面に設けられ、前側枠部11の前記上下一対の係止辺11d、11dと係合する上下一対の係止辺15c、15cとを備えている。
補強部材20は、例えばステンレス製の板材からなり、前側枠部11の後方突出片11cに取り付けるビス18を挿通させるビス孔を前端に有すると共に、後側枠部12のフック部12eを係合させる係合孔を後端に有する。なお、この補強部材20は一つでも複数でもよく、一つの場合はモジュール枠10の左右長手方向の中間位置に、複数の場合はモジュール枠10の左右長さを略等ピッチで区切る位置に配置され、これに対応して前側枠部のビス孔及び後側枠部のフック部12eの位置や数も設定される。
図3と図10に示すように、固定部材の前固定具31は、例えばステンレス製の板材からなり、瓦1の棟側端部の釘孔に対応する位置に上載され、固定金具33(この場合木ネジ)を挿通させる対応孔部31aを有する固定板部31bと、固定板部31bの前端に設けられた掛合辺部31cとを有し、この掛合辺部31cの前端は少し上方へ折り曲げられている。この前固定具31は、モジュール枠10の前側枠部11と略等しい長さに形成されている。
一方、図3と図11に示すように、固定部材の後固定具32は、例えばステンレス製の板材からなり、野地板2の左右方向の瓦桟3に上載され、固定金具34(この場合木ネジ)を挿通させる孔部32aを有し、かつこの孔部32aに固定金具34を挿通させて左右方向の瓦桟3に固定される固定板部32bと、固定板部32bの前端縁から上方及び後方へ折り曲げ形成された掛合辺部32cとを有している。掛合辺部32cの後方へ折り曲がった端部下面には、三角凸部32dが形成されている。また、固定板部32bの後端は、下方へ折れ曲がって左右方向の瓦桟3の角部に引っ掛かるように形成されている。この後固定具32は、モジュール枠10の後側枠部12よりも短い長さに形成されている。
次に、図3と図4に示す如く、屋根上に瓦1と共に上下2段に所定複数枚の太陽電池モジュールMを敷設する施工手順の一例について説明する。
先ず、図1と図2に示すように、太陽電池モジュールMの四辺にモジュール枠10を取り付ける。この際、初めに前側枠部11を図示しないビスにて太陽電池モジュールMの軒側端縁に取り付け、次に左側枠部13と右側枠部14をモジュールMの左右端縁にビスにてそれぞれ取り付け、続いて後側枠部12をモジュールMの棟側端縁にビスにて取り付ける。このようにして、必要複数枚のモジュールユニットUの組立てを行う。このモジュールユニットUの組立ては、施工現場で行ってもよいが、予め現場への搬送前に済ませておいてもよい。
モジュールユニットUの屋根上への設置方法は以下のとおりであり、図3と図4及び図12〜図14を参照しながら説明する。なお、図12は前列のモジュールユニットの軒側の取付構造を示す要部断面図であり、図13は前列のモジュールユニットの棟側及び後列のモジュールユニットの軒側の取付構造を示す要部断面図であり、図14は後列のモジュールユニットの棟側の取付構造を示す要部断面図である。
先ず、野地板2の軒側1列目に瓦1を右側から葺く。次に、その軒側1列目の瓦1の釘孔を利用してモジュールユニットUを取り付けるスターターとなる前固定具31を固定金具(木ネジ)33にて取り付ける。続いて、軒側2列目の瓦1をモジュールユニット取り付け位置の手前まで取り付ける。
そして、後固定具32を用いて1枚目のモジュールユニットUを瓦1の左隣に固定する。この際、モジュールユニットUの後端を浮かせて後固定具32をモジュール枠10の後側枠部12の突出辺12dに掛合させた状態で、前側枠部11の前引掛辺21を前固定具31に掛合させ、後固定具32を左右方向の瓦桟3に上載して固定金具34にて固定する。このように固定した1枚目のモジュールユニットUは、その右側枠部14の上重り辺14bが瓦1の下重り部1bの上に重なり、漏水(浸水)が防止される。この1枚目のモジュールユニットUの取付要領で、2枚目以降のモジュールユニットUを順次左右方向の瓦桟3に固定していく。この間、右側の太陽電池モジュールMの正極側又は負極側の電気ケーブルを、左側に隣接する太陽電池モジュールMの下に通し、この左側の太陽電池モジュールの負極側又は正極側の電気ケーブルと接続する。
これら複数枚のモジュールユニットU間において、左のモジュールユニットUの上重り辺14bが右のモジュールユニットUの下重り受辺13cの上に重なり、雨水の漏れが防止される。そして、左端のモジュールユニットUの左隣に引き続いて瓦1を敷設していく。この瓦1の上重り部1aは、右隣のモジュールユニットUの下重り受辺13cの上に重なり、雨水の漏れが防止される。このようにして、軒側2段目の瓦1及び軒側1段目の太陽電池モジュールMの設置が完了する。なお、太陽電池モジュールMの表面は、瓦(平板瓦)1の表面(外面)の最も低い部位と略等しい高さ位置に配置されている。
次に、軒側3列目の瓦1及び軒側2列目の太陽電池モジュールMの設置に移る。この際、先に設置した前列のモジュールユニットUに対して、後列のモジュールユニットUが跨る、つまり前列の2枚のモジュールユニットUの各後側枠部12に、後列の1枚のモジュールユニットUの前側枠部11が乗るようにずらして設置する。この後列のモジュールユニットUの取付方法は上述と略同様であるが、この場合は前固定具31が不要となる。つまり、後列(軒側2列目)のモジュール枠10の後側枠部12の突出辺12dに後固定具32を掛合させた状態で、その前側枠部11の前引掛辺21を前列のモジュール枠10の後引掛辺22に掛合させ、後列側の前記後固定具32を左右方向の瓦桟3に上載して固定金具(木ネジ)34にて固定する。このようにして、瓦1の左隣に複数枚のモジュールユニットUを順次敷設し、左端のモジュールユニットUの左隣に瓦1を敷設していき、軒側3列目の瓦1及び軒側2列目の太陽電池モジュールMの設置が完了する。この間、左右隣接する太陽電池モジュールMの各電気ケーブルは前列と同様に直列に接続され、最後に設置した左端の太陽電池モジュールMの電気ケーブルの片方を屋根に空けた図示しない配線口から屋内に引き込む。また、この後列の太陽電池モジュールMのモジュール枠10と前列の太陽電池モジュールMのモジュール枠10とは、前引掛辺21と後引掛辺22(又は後側枠部12)とが接触して電気的に接続された状態であるため、前後左右の全てのモジュールユニットUのモジュール枠10が電気的に接続された状態となっており、そのため後列の最後に設置した左端のモジュール枠10の後側枠部12のみにアースケーブルを接続し、アースケーブルを前記電気ケーブルと一緒に屋内に引き込んでアース配線を行う。なお、前列の右端の太陽電池モジュールMの電気ケーブルの片方は、後固定具32の横を通されて、後列の右端の太陽電池モジュールMの電気ケーブルの片方と接続され、かつ前列の左端の太陽電池モジュールMの電気ケーブルの片方は後固定具32の横を通されて前記配線口から屋内へ引き込まれる。本実施の形態の場合、図3及び図14に示すように、後列のモジュールユニットUのモジュール枠10の後側枠部12に後引掛辺22が取り付けられた状態としているが、この後引掛辺22はモジュールユニットUの設置前に取り外していてもかまわない。
このように、屋根上に瓦1と隣接して、モジュール枠10を取り付けた太陽電池モジュールMからなるモジュールユニットUを複数枚横並びとして固定部材にて前後2列に敷設して太陽電池アレイが構成される。この太陽電池アレイは、左右方向においては上述したような浸水防止が施され、屋根の流れ方向(前後方向)においては瓦の敷設と同様に軒側のモジュールユニットUに棟側のモジュールユニットUが上載されることで漏水防止が施されている。また、太陽電池モジュールMを屋根面に取り付ける固定構造は、前後各列のモジュールユニットUの軒側が、その前引掛辺21を前固定具31又は前列のモジュールユニットUの後引掛辺22に掛合し、前後各列のモジュールユニットUの棟側がそれぞれ後固定具32にて左右方向の瓦桟3に直接固定されるので、ほとんどの屋根面に直接に瓦と共に太陽電池モジュールMを敷設することができる。また、太陽電池モジュールM(モジュールユニットU)を屋根材として直接野地板に設置することにより、架台の必要がなくなり、取付部品の部品点数を大幅に低減すると共に、架台の設置作業の省略により施工時間が大幅に短縮し、施工コストが低減する。また、架台が無いため、太陽電池モジュール面の高さが周囲の瓦と同程度に低くなり、屋根材と一体化し美観を損なうことがない。また、後固定具を後側枠部より短くすることで通気性が良くなり、太陽電池モジュールMの温度上昇を抑えることができると共に、電気ケーブルの配線作業が容易となる。さらに、前後隣接する太陽電池モジュールMのモジュール枠10の後引掛辺22と前引掛辺21とを掛合させることにより、前後の太陽電池モジュールMのモジュール枠10同士が電気的に接続されるので、モジュール枠10、10間のアースケーブルの配線の必要がなくなる。また、受光面の反対面側に設けられたフィルムを金属箔(例えば鋼鈑)入りバックフィルム10aとすることにより防火構造となり、防火性を備えた屋根材としてより好ましいものとすることができる。
次に、このように屋根面に設置した太陽電池モジュールが万が一故障した場合あるいは寿命により交換する場合の交換方法について説明する。
前列のモジュールユニットUを交換する場合は、先ず、交換すべきモジュールユニットUのモジュール枠10の化粧カバー15を取り外し、ビス17を取り外して前側枠部11から前引掛辺21を取り外す。このとき、モジュール枠10の前方からドライバー等をビス17に当てることができるので、取り外しが容易である。そして、交換すべきモジュールユニットUを棟側へ押し上げ、それによって後側枠部12の突出辺12dを後固定具32から離脱させると共に、後引掛辺22を前引掛辺21から離脱させる。そして、後列(棟側)のモジュールユニットUの前端を持ち上げ、交換すべきモジュールユニットUを屋根から取り外す。この際、交換すべきモジュールユニットUの電気ケーブルを左に隣接するモジュールユニットUの電気ケーブルから外す。次いで、予めモジュール枠から前引掛辺を取り外しておいた新たなモジュールユニットUの後端を棟側のモジュールユニットUの下に挿入し、かつ新たなモジュールユニットUの電気ケーブルを左に隣接するモジュールユニットUの下に通して双方の電気ケーブルを接続する。そして、新たなモジュールユニットUの突出辺を後固定具32に掛合し、かつ後引掛辺を棟側の前引掛辺21に掛合し、その後、新たなモジュールユニットUのモジュール枠の前側枠部に前引掛辺を取付けて前固定具31と掛合させ、化粧カバー15を取付けて交換作業が完了する。なお、後列のモジュールユニットUを交換する場合の手順も同様である。
このように、本発明のモジュールユニットUの交換方法によれば、交換したいモジュールユニットUの取り外し、及び新しいモジュールユニットUの取付けが、ビス17及び前引掛辺21の取り外し及び取付けのみで可能となるため、容易に短時間で交換作業を完了することができる。
[他の実施の形態]
1.上記実施の形態では、瓦が、右端縁側に上重り部を有する平板瓦の場合を例示したが、左端縁側に上重り部を有する平板瓦を屋根上に敷設する場合は、モジュール枠を上記実施の形態とは左右対称的に逆構造としてもよい。
2.上記実施の形態では、瓦が、平板瓦の場合を例示したが、変形瓦の場合も本発明は適用可能である。この場合、前側枠部および化粧カバーの形状を合わせる。また、変形瓦の表面(外面)の最も低い面に太陽電池モジュールの表面の位置を合わせるようにモジュール枠の形状寸法が設定される。
3.上記実施の形態では、前後2段で太陽電池モジュールを屋根上に敷設した場合を例示したが、屋根面の広さや得ようとする電力量等に応じて太陽電池モジュールの設置段数や枚数や配置パターンは自由に変更可能である。
4.屋根葺き材としては、左右端縁に上下の重なり部を有する瓦以外にも、このような上下の重なり部を有さない扁平板状の瓦やスレート等を用いることができる。このような上下の重なり部を有さない屋根葺き材と共に本発明のモジュールユニットを屋根上に葺く場合、図4を参照して説明すると、最右側に敷設されるモジュールユニットUのモジュール枠10の右の漏水防止辺を下重り受辺として形成し、この右側の下重り受辺を隣接する右側の屋根葺き材の下に重ねて雨水の漏れ防止を施す。この場合、図13、14で示した後固定具32の野地板2からの突出高さが小さくなるような形に形成して、屋根葺き材の外表面の野地板2からの高さにモジュールユニットUの外表面の高さを同じ程度に低くすることが好ましく、それにより屋根葺き材とモジュールユニットUとの一体的感を得ることができる。
本発明の実施の形態におけるモジュールユニットを示す平面図である。 同実施の形態におけるモジュールユニットを示す側断面図である。 同実施の形態におけるモジュールユニットを屋根上に前後2列に敷設した状態を示す側断面図である。 同実施の形態におけるモジュールユニットを示す正面断面図である。 同実施の形態におけるモジュール枠の前側枠部を示す断面図である。 同実施の形態におけるモジュール枠の後側枠部を示す断面図である。 同実施の形態におけるモジュール枠の左側枠部を示す断面図である。 同実施の形態におけるモジュール枠の右側枠部を示す断面図である。 同実施の形態におけるモジュール枠の化粧カバーを示す断面図である。 同実施の形態における固定部材の前固定具を示す断面図である。 同実施の形態における固定部材の後固定具を示す断面図である。 同実施の形態のモジュールユニットを瓦と共に屋根上に敷設した状態であって、前列のモジュールユニットの軒側の取付構造を示す要部断面図である。 同実施の形態のモジュールユニットを瓦と共に屋根上に敷設した状態であって、前列のモジュールユニットの棟側及び後列のモジュールユニットの軒側の取付構造を示す要部断面図である。 同実施の形態のモジュールユニットを瓦と共に屋根上に敷設した状態であって、後列のモジュールユニットの棟側の取付構造を示す要部断面図である。 太陽電池モジュールにモジュール枠が取り付けられた従来のモジュールユニットを示す概略斜視図である。 同従来のモジュールユニットの分解斜視図である。 同従来のモジュールユニットを屋根上に取り付ける従来の取り付け方法を説明する概略斜視図である。
符号の説明
1 瓦
10 モジュール枠
11 前側枠部
12 後側枠部
13 左側枠部
14 右側枠部
31 前固定具
32 後固定具
M 太陽電池モジュール
U モジュールユニット

Claims (12)

  1. 四角形の太陽電池モジュールの四辺に取り付けられ、傾斜した屋根上に太陽電池モジュールを敷設するためのモジュール枠を備えた屋根取り付け構造体であって、
    前記モジュール枠は、対向する一対の第1枠部及び第2枠部と、他の対向する一対の第3枠部及び第4枠部とを有し、
    前記第3枠部及び第4枠部は、外方へ突出し、かつ枠部長さ方向に沿って延びる漏水防止辺をそれぞれ有し、
    第1枠部が、屋根のスロープ下端の軒側に配置される前側枠部であり、
    第2枠部が、屋根のスロープ上端の棟側に配置される後側枠部であり、
    第3枠部が、屋根のスロープに対して左側に配置される左側枠部であり、
    第4枠部が、屋根のスロープに対して右側に配置される右側枠部であり、
    太陽電池モジュールにモジュール枠が取り付けられてなるモジュールユニットを、屋根上で相互に又は屋根葺き材に隣接して前後左右に敷設した状態において、
    後側枠部が、棟側に隣接するモジュールユニットの前側枠部又は屋根葺き材の下に重なり、
    左側枠部の漏水防止辺が、左側に隣接するモジュールユニットの右側枠部の漏水防止辺又は屋根葺き材の右側縁と下又は上に重なり、
    右側枠部の漏水防止辺が、右側に隣接するモジュールユニットの左側枠部の漏水防止辺又は屋根葺き材の左側縁と上又は下に重なるように構成され、
    前側枠部は、その下面側に前引掛辺を有し、
    後側枠部は、その上面側に配置され、棟側に隣接するモジュールユニットの前引掛辺と前後方向で掛合する後引掛辺を有し、
    モジュール枠を屋根上の左右方向の桟に固定するための固定部材をさらに備えると共に、モジュール枠の後側枠部が、その下面に前方へ突出する突出辺を有し、
    前記固定部材が、複数の固定金具と、モジュール枠の前引掛辺と前後方向に掛合可能な前固定具と、後側枠部の前記突出辺と前後方向に掛合可能な後固定具を備え、
    前記前固定具は、前記固定金具を挿通させる孔部を有し、この孔部と屋根葺き材に設けられた固定金具挿入孔とに挿通させた固定金具にて屋根葺き材を介して左右方向の桟に固定され、
    前記後固定具は、前記固定金具を挿通させる孔部を有し、後側枠部の前記突出辺と掛合した状態で左右方向の桟に上載され、かつ前記孔部に固定金具を挿通させて左右方向の桟に固定されることを特徴とする太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体。
  2. 第1枠部と第2枠部と第3枠部と第4枠部はそれぞれ分割されてなり、モジュール枠は、これら各枠部を連結して組立てるビスをさらに備えてなる請求項1に記載の太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体。
  3. 前引掛辺は、前側枠部に前方からビスにて着脱自在に取り付けられている請求項1又は2に記載の屋根取り付け構造体。
  4. モジュール枠が、前側枠部に着脱自在に取り付けられて前端面を覆う化粧カバーをさらに備えてなる請求項1〜3の何れか1つに記載の太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体。
  5. モジュール枠が、太陽電池モジュールの裏面側に配置され、第1枠部と第2枠部とを連結する補強部材をさらに備えてなる請求項1〜の何れか1つに記載の太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体。
  6. 後固定具が、モジュール枠の後側枠部よりも短い長さに形成されてなる請求項1〜5の何れか1つに記載の太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体。
  7. モジュール枠は、太陽電池モジュールとの間に介装される発泡樹脂部をさらに備えてなる請求項1〜の何れか1つに記載の太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体。
  8. 四角形の太陽電池モジュールと、この太陽電池モジュールに取り付けられる請求項1〜の何れか1つに記載の太陽電池モジュールの屋根取り付け構造体とからなる太陽電池構造体
  9. 太陽電池モジュールは、その裏面に金属箔入りバックフィルムが貼着されてなる請求項に記載の太陽電池構造体
  10. 上記請求項に記載の太陽電池構造体を屋根上に敷設する屋根取り付け方法であって、
    前固定具を屋根葺き材の上から屋根の左右方向の桟に固定金具にて固定し、後固定具をモジュール枠の後側枠部の突出辺に掛合させた状態で、前側枠部の前引掛辺を前固定具に掛合させ、後固定具を左右方向の桟に上載して固定金具にて固定することを特徴とする太陽電池構造体の屋根取り付け方法。
  11. 前記太陽電池モジュールにモジュール枠を取り付けたモジュールユニットを屋根上に前後複数列で敷設するに際して、棟側後列のモジュールユニットの後側枠部の突出辺に後固定具を掛合させた状態で、後列のモジュールユニットの前側枠部の前引掛辺を前列のモジュールユニットの後引掛辺に掛合させ、後列側の前記後固定具を左右方向の桟に上載して固定金具にて固定する請求項10に記載の太陽電池構造体の屋根取り付け方法。
  12. 上記請求項11に記載の太陽電池構造体の屋根取り付け方法により屋根上に前後複数列に敷設されたモジュールユニットを交換する交換方法であって、
    交換すべきモジュールユニットの前側枠部から前引掛辺を取り外し、交換すべきモジュールユニットを棟側へ押し上げて、少なくとも後側枠部の突出辺を後固定具から離脱させ、棟側後列のモジュールユニットの前端又は後列の屋根葺き材の前端を持ち上げて交換すべきモジュールユニットを屋根から取り外し、次いで予めモジュール枠から前引掛辺を取り外しておいた新たなモジュールユニットの後端を前記後列のモジュールユニットの下又は後列の屋根葺き材の下に挿入して少なくとも突出辺を後固定具に掛合し、新たなモジュールユニットの前側枠部に前引掛辺を取り付けて前固定具又は前列のモジュールユニットの後引掛辺と掛合させることを特徴とするモジュールユニットの交換方法。
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