JP3209664U - 屋根用部材 - Google Patents

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憲司 若園
吉洋 妹尾
吉洋 妹尾
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Abstract

【課題】カーポート等の屋根に関して、簡易に設置することができる屋根用部材を提供する。【解決手段】屋根用部材15は、長手方向と直交する方向により断面を取って見た断面形状が一様の中空による柱形状であって、両側面部に、それぞれ屋根材16の連結部16Jに対応する連結部15Jを備え、上端面が、屋根材16と共に屋根の上端面を形成する。またこの上端側に、中央に向かって延出するつば15Fを上端面側に備えた凹状溝によるねじ取り付け溝15Eを備える。この連結部15Jによりねじ取り付け溝15Eが露出するようにして屋根材16と接続される。【選択図】図7

Description

本考案は、屋根用部材に関し、例えばカーポートに適用することができる。
従来、カーポートは、例えば、折板の端部を部分的に重ね合わせてねじ留めすることにより、折板を接続して屋根を構成している。特許文献1、2、3等には、このような金属板材の接続に関する工夫が提案されている。
実公平7−35969号公報 実公平7−40017号公報 実公平7−45690号公報
カーポート等においては、屋根を簡易に設置することが望まれる。
本考案は、以上の点を考慮してなされたもので、カーポート等の屋根に関して、簡易に設置できるようにすることを目的とする。
具体的には、本考案は以下のようなものを提供する。
(1) 長手方向と直交する方向により断面を取って見た断面形状が一様の中空による柱形状であって、
両側面部に、それぞれ屋根材との連結部を備え、
上端面が、前記屋根材と共に屋根の上端面を形成する屋根用部材。
(1)によれば、連結部により屋根材と接続することにより、十分な強度を確保して簡易に屋根を設置することができる。
(2)(1)において、上端面及び又は下端面に、中央に向かって延出するつばを備えた凹状溝によるねじ取り付け溝を備える
(2)によれば、上端面のねじ取り付け溝により簡易かつ迅速に太陽光パネル等を設置することができる。またさらにねじの取り付け位置を種々に変更して種々の設置対象に柔軟に対応することができる。またさらに下端面のねじ取り付け溝を使用して、屋根用部材をフレーム材等に簡易かつ迅速に取り付けることができる。またさらに種々の構造にも柔軟に対応することができる。
本考案によれば、カーポート等の屋根に関して、簡易に設置することができる。
本考案の第1実施形態のカーポートを示す斜視図である。 図1のカーポートの屋根の部分を拡大して示す側面図である。 屋根を取り外した状態により図1のカーポートを示す斜視図である。 縦フレームと横フレームとの接続部を拡大して示す斜視図である。 図4の接続部の断面図である。 横フレームへの屋根の配置の説明に供する斜視図である。 屋根の部材を示す断面図である。 横フレームと屋根用部材との接続部を示す断面図である。 屋根における各部材の配置の詳細を示す断面図である。 屋根における各部材の連結部を拡大して示す断面図である。 第2実施形態に係る屋根用部材を示す断面図である。 第3実施形態に係る屋根用部材を示す断面図である。
〔第1実施形態〕
図1は、本考案の第1実施形態に係るカーポートを示す斜視図であり、図2は、カーポート1に設けられた屋根2を周辺部材と共に部分的に拡大して示す側面図である。このカーポート1は、屋根2に太陽光パネル3が配置され、8本の支柱4によりこの屋根2が保持される。
すなわちカーポート1において、支柱4は、長手方向と直交する方向により断面を取って見た断面形状が一様であり、この断面形状が中空の矩形形状である柱状部材であり、この実施形態ではアルミニウムによる中空の押し出し材により形成される。支柱4は、土台5に保持された土台用プレート6に一端がねじ留めされ、これによりこの一端が土台5に保持される。また他端が、フレーム用プレート7A、7Bにねじ留めされ、このフレーム用プレート7A、7Bを介して屋根2を保持する縦フレーム8にこの他端が接続される。
支柱7は、屋根2の両側にそれぞれ4本配置される。また支柱4は、地面に対して前後に斜めに傾くように配置される。さらに両側に配置される4本の支柱4のうちの前後の各2本の支柱4は、それぞれ一端が土台用プレート6に共通にねじ留めされる。また中央の2本の支柱4は、他端が共通に一対のフレーム用プレート7Aに挟持されてねじ留めされ、残り2本の支柱4は、それぞれ他端が個別に一対のフレーム用プレート7Bに挟持されてねじ留めされる。これらによりカーポート1は、側方より見てWの字の形状を成すように支柱4が配置され、支柱4を筋交いとして機能させて強度の向上が図られる。
さらに支柱4は、後方(図2において右方向である)に向かうに従って徐々に長さが長くなり、これによりカーポート1は、屋根2を前後方向に斜めに傾けて保持し、屋根2に降った雨水を効率よく排水する。なおカーポート1は、図には明示されていないが、別途、屋根2より流れ落ちる雨水を受けるトイ等の排水構造が設けられる。
カーポート1は、屋根2を取り外した状態により図3に示すように、前後方向に延長するように縦フレーム8が配置され、この縦フレーム8と交差するように、縦フレーム8の上に横フレーム9が配置される。屋根2は、この縦フレーム8及び横フレーム9を介して支柱4に保持される。
縦フレーム8は、長手方向と直交する方向により断面を取って見た断面形状が一様の柱形状であり、この断面形状が略矩形形状である柱状部材であり、この実施形態ではアルミニウムによる中空の押し出し材により形成される。縦フレーム8は、一対のフレーム用プレート7A、7Bにより挟持されてねじ留めされ、これによりこのフレーム用プレート7A、7Bを介して支柱4と接続される。
図4は、縦フレーム8と横フレーム9との接続部を部分的に拡大して示す斜視図であり、図5は、縦フレーム8の延長方向に沿った断面によりこの接続部を切り取って示す断面図である。
縦フレーム8は、上端側に、中央に向かって延出するつば8Bを上端面側に備えた凹状溝によるねじ取り付け溝8Aを備える。なおこのねじ取り付け溝8Aは、この図5で表されている横フレーム9のねじ取り付け溝9Aと同一の断面形状である。このねじ取り付け溝8Aは、ナット10を回転困難に、かつ脱落困難に収納保持する凹状溝である。
より具体的に、ねじ取り付け溝8Aは、ナット10の二面幅より幅広であって、ナット10の対角距離より幅狭の溝幅により形成され、これによりナット10を回転困難に保持する。またねじ取り付け溝8Aは、この溝幅に係る部位のつば8Bからの深さがナット10の高さより深く形成される。さらにつば8Bの先端間の間隔がこのナット10にねじこまれるねじ部の直径より大きく、さらにこの間隔がナット10の二面幅より幅狭であり、これによりナット10を脱落困難に収納保持する。
縦フレーム8は、長手方向の端部より事前にこのねじ取り付け溝8Aにナット10を配置した後、横フレーム9の下端側、両端に設けられたつば9Cにかみ合うように留め具11を配置し、事前に配置したナット10を利用してこの留め具11をねじ13によりねじ留めすることにより、横フレーム9が配置される。なおつば9Cは、留め具11とかみ合うように、先端がほぼ90度の角度により折れ曲がった形状により形成される。
このようにねじ取り付け溝8Aを利用して縦フレーム8に横フレーム9を配置することにより、縦フレーム8と横フレーム9とのレイアウトを種々に変更する場合(例えば横フレーム9の本数、間隔を変更する場合等)にあっても、このレイアウトの変更に柔軟に対応することができる。
横フレーム9は、長手方向と直交する方向により断面を取って見た断面形状が一様の柱形状であり、この断面形状が略台形形状である柱状部材であり、この実施形態ではアルミニウムによる中空の押し出し材により形成される。横フレーム9は、底面側端面に、側方に延出して先端が折れ曲がったつば9Cを備え、このつば9Cにより留め具11を介して縦フレーム8に保持される。
横フレーム9は、さらに下端面に、縦フレーム8と同様のつば9Bを備えたねじ取り付け溝9Aを備え、これによりねじ取り付け溝9Aを利用して、種々の部材を別途取りつけることができるように、さらには縦フレーム8との接続方法を種々に変更できるように構成される。
またさらに横フレーム9は、上端面に、下端側と同様に、つば9Fを備えたねじ取り付け溝9Eを備え、さらに先端が折れ曲がったつば9Gを備える。
図6は、部材を一部のみ配置した状態で屋根2を部分的に示す斜視図である。屋根2は、横フレーム9の延長方向に屋根材16、屋根用部材15が順次交互に配置され、この交互配置に係る両端に端部屋根用部材17及び終端部材2B(図1参照)が順次配置される。またこの交互配置と直交する方向の両端に、同様の終端部材2A(図1参照)が配置される。屋根2は、屋根用部材15が横フレーム9に接続されて保持され、この屋根用部材15により屋根材16、端部屋根用部材17、終端部材2A、2Bが保持される。
ここで屋根用部材15は、延長方向と直交する方向により断面を取って図7(C)より示すように、長手方向と直交する方向により断面を取って見た断面形状が一様の中空による柱形状であり、この断面形状が略台形形状である柱状部材であり、この実施形態ではアルミニウムによる中空の押し出し材により形成される。
屋根用部材15は、下端側に、中央に向かって延出するつば15Bを下端面側に備えた凹状溝によるのねじ取り付け溝15Aを備える。このねじ取り付け溝15Aは、屋根用部材15の延長方向に沿った断面により切り取って図8に示すように、ナット20を回転困難に、かつ脱落困難に収納保持する凹状溝である。
より具体的に、ねじ取り付け溝15Aは、ナット20の二面幅より幅広であって、ナット20の対角距離より幅狭の溝幅W1により形成され、これによりナット20を回転困難に保持する。またねじ取り付け溝15Aは、この溝幅W1に係る部位のつば15Bからの深さDがナット20の高さより深く形成される。またつば15Bの先端間の間隔W2がこのナット20にねじこまれるねじ23のねじ部の直径より大きく、さらにこの間隔W2がナット20の二面幅より幅狭であり、これにより脱落困難にナット20を収納保持する
屋根用部材15は、長手方向の端部より事前にこのねじ取り付け溝15Aにナット20を配置した後、横フレーム9の上端側、両端に設けられたつば9Gに編み合うように留め具21を配置し、事前に配置したナット20を利用してこの留め具21をねじ23によりねじ留めすることにより、横フレーム9に接続配置される。
このようにねじ取り付け溝15Aを利用して屋根用部材15を配置することにより、縦フレーム8と横フレーム9とのレイアウトを種々に変更する場合(例えば横フレーム9の本数、間隔を変更する場合)、さらには種々の構成の横フレーム9を使用する場合等にあっても、柔軟に対応することができる。
さらに屋根用部材15は、両側面部に、それぞれ屋根材16との連結部16Jを備え、上端面が、屋根材16と共に屋根2の上端面を形成する。またこの上端側に、中央に向かって延出するつば15Fを上端面側に備えた凹状溝によるねじ取り付け溝15Eを備える。このねじ取り付け溝15Aは、下側端面側に設けられたねじ取り付け溝15Aと同様に構成される。これによりカーポート1は、このねじ取り付け溝15Eを利用して種々の設置対象に柔軟に対応して簡易かつ迅速に設置することができる。
すなわちねじ取り付け溝15Aにねじを配置して上側に種々の構成をねじ留めできることにより、簡易かつ迅速に、太陽光パネル等の設置対象を設置することができる。またこのねじを配置する部位が凹状溝であることにより、ねじ留めの箇所を必要に応じて種々に変更することができ、これによっても簡易かつ迅速に設置対象を設置することができ、さらに種々の設置対象に柔軟に対応することができる。
さらに屋根用部材15は、ねじ取り付け溝15A、15Eの両端が、それぞれ上下で縦壁15Gにより接続され、これにより十分に強度が確保される。
また屋根用部材15は、両側面部に、それぞれ屋根材16との連結部15Jを備え、図9に示すように、この連結部15Jによりねじ取り付け溝15Eが露出するようにして屋根材16と接続される。
ここで図10(A)に部分的に拡大して示すように、屋根用部材15は、高さ方向のほぼ中央の部位に、縦壁15Gと対応する側壁15Kとをほぼ水平に接続する横壁15Lを備え、この横壁15Lのねじ取り付け溝15A側に開口15Mが形成される。またこの開口15Mの下方に、途中で折れ曲がって側壁15Kと縦壁15Gとを接続する横壁15Nが形成される。これらの横壁15L、15Nにより屋根用部材15は、一段と強度が確保される。
連結部15Jは、横壁15Lのねじ取り付け溝15A側面が、中央の側より斜めに立ち下がった後、段差を形成し、これにより斜面を備えた凸条15LAが横壁15Lの下面側に設けられる。また連結部15Jは、開口15Mに沿って、側壁15Kの内側面が突出して凸条15LAが形成される。また横壁15Nが、開口15M側で下方に折れ曲がって段差を形成し、これにより開口15Mの下部に、開口15M側に側壁15Kが突出して突出部15KBが形成される。
屋根材16は、延長方向と直交する方向により断面を取って図7(B)に示すように、長手方向と直交する方向により断面を取って見た断面形状が一様の柱形状であり、この実施形態ではアルミニウムによる中空の押し出し材により形成される。
屋根材16は、底面が平坦面により形成され、中央部分が上方に台形形状により盛り上がるように形成され、またこの台形形状の部位が中空形状により形成される。なおこの中空の部位は、埋め込み型のダウンライトの配置、各種ケーブルの配置等に利用することができる。屋根材16は、この盛り上がった部位の厚みH2が、屋根用部材15の厚みH1と等しく、これにより横フレーム9に配置して、屋根用部材15とで上端面の高さが等しくなるように設定される。
屋根材16は、屋根用部材15の連結部15Jに対応する連結部16Jが、両端部に設けられ、この連結部16Jにより屋根用部材15、端部屋根用部材17と接続される。
ここで図10(B)に示すように、連結部16Jは、屋根用部材15の側壁15Kに対応する傾きにより端部が立ち上がって側壁16Kが形成される。またこの側壁16Kの側方に、先端がカギ状に折れ曲がった凸条16KAが形成され、図10(C)により連結した状態を示すように、屋根用部材15と連結した状態で、この凸条16KAが、屋根用部材15の突出部15KBにかみ合って係合する。
また連結部16Jは、凸条16KAの上方で、屋根用部材15の開口15Mに対応して側壁16Kが階段状に折れ曲がって延出し、屋根用部材15との連結時、この延出した先端が、屋根用部材15の凸条15LAを内側から乗り越えた後、横壁15Lの下面に当接する。
これにより屋根材16は、屋根用部材15の開口15Mに側壁16Kの先端を斜め上方より差し込んだ後、この差し込んだ部位を回動中心にして回動させることにより、この差し込んだ先端が凸条15LAを内側から乗り越えると共に、凸条16KAの先端が突出部15KBに係合し、屋根用部材15に連結保持される。これによりカーポート1は、簡易な作業により屋根用部材15と屋根材16とを接続し、中空構造による屋根用部材15により十分な強度を確保して簡易に屋根2を設置することができる。
また連結部16Jは、先端側にて中央方向に突出するように凸条16KBが設けられ、屋根用部材15と連結した際に、この凸条16KBの先端が屋根用部材15の側壁15Kに当接する。
また屋根用部材15は、屋根材16と連結した際に、凸条15KAの先端が、屋根材16の側壁16Kに当接する。
このような凸条15KA、16KBの当接、側壁16Kの先端の横壁15Lの当接により、カーポート1は、連結部15J、16Jにおける水漏れを防止する。
端部屋根用部材17は、延長方向と直交する方向により断面を取って図7(A)より示すように、長手方向と直交する方向により断面を取って見た断面形状が一様の柱形状であり、この断面形状が略台形形状である柱状部材であり、この実施形態ではアルミニウムによる中空の押し出し材により形成される。
端部屋根用部材17は、一方の側面側が、屋根用部材15と同一に構成され、これにより屋根用部材15の連結部15Jと同様の連結部17Jが設けられる。これにより端部屋根用部材17は、屋根用部材15と同様にして屋根材16に接続することができる(図9参照)。
また端部屋根用部材17は、屋根用部材15のねじ取り付け溝15Eと同様に、中央に向かって延出するつば17Fを上端面側に備えた凹状溝によるねじ取り付け溝17Eを上端面側に備える。これにより屋根用部材15と同様に、このねじ取り付け溝17Eを利用して種々の設置対象に柔軟に対応して簡易かつ迅速に設置することができる。
また端部屋根用部材17は、屋根用部材15のねじ取り付け溝15Aと同様に、中央に向かって延出するつば17Bを下端面側に備えた凹状溝によるねじ取り付け溝17Aを下端面側に備える。これにより屋根用部材15と同様に、このねじ取り付け溝17Aを利用して種々の構成に柔軟に対応することができる。
また端部屋根用部材17は、他方の側面側の上下に、つば17P、17Qを備え、このつば17P、17Qに終端部材2Bをねじ留めして、屋根2の端部を目隠しする。カーポート1では、さらにこの終端部材2Bに終端部材2Aをねじ留めして、さらに屋根2の端部を目隠しする。
端部屋根用部材17は、全体の厚みH3が、屋根用部材15の厚みH1と等しく、これにより横フレーム9に配置して、屋根用部材15とで上端面の高さが等しくなるように設定される。
カーポート1においては、図9に示すように、2本に1本の割合で屋根用部材15を横フレーム9に接続して屋根2が構成される。
太陽光パネル3は、屋根用部材15のねじ取り付け溝15Eにナット30を配置して、このナット30を使用して太陽光パネル3の保持金具31をねじ32によりねじ留めして配置される。
この実施形態によれば、長手方向と直交する方向により断面を取って見た断面形状が一様の中空による柱形状により屋根用部材15が形成され、この屋根用部材15が、両側面部に、それぞれ屋根材との連結部を備えることにより、連結部により屋根材と接続して簡易に屋根を設置することができる。また中空による柱形状により屋根用部材15の上端面が、屋根材と共に屋根の上端面を形成することにより、材料を有効利用しつつ、十分な強度を確保して屋根を構成することができる。また中空形状であることにより、上端面の穴加工等により種々の構成を屋根に設置することができる。
またさらに、上端面に、中央に向かって延出するつばを上端面側に備えた凹状溝によるねじ取り付け溝を備えることにより、このねじ取り付け溝にねじを取り付けて、このねじにより簡易かつ迅速に太陽光パネル等を屋根に設置することができる。またさらにこのねじ取り付け溝が、凹状溝であることにより、ねじの取り付け位置を種々に変更して種々の設置対象に柔軟に対応することができる。
またさらに屋根用部材が、下端面部に、中央に向かって延出するつばを下端面側に備えた凹状溝によるねじ取り付け溝を備える屋根用部材を備えることにより、フレーム材等に簡易かつ迅速に取り付けることができる。またさらに種々の構造にも柔軟に対応することができる。
〔第2実施形態〕
図11は、図7(C)との対比により本考案の第2実施形態に係る屋根用部材を示す断面図である。この屋根用部材45は、上端面が平坦面により形成される。また屋根用部材15と同様に、ねじ取り付け溝45A、連結部45Jが設けられる。これにより太陽光パネルを取り付ける予定の無い場合等に適用して簡易に屋根を設置することができ、さらには第1実施形態について上述した屋根用部材15と組み合わせて簡易に屋根を設置することができる。
この実施形態のように、上端面を平坦面により形成しても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
〔第3実施形態〕
図12は、図7(C)との対比により本考案の第3実施形態に係る屋根用部材を示す断面図である。この屋根用部材55は、下端面が平坦面により形成され、この下端面に、両側方に延出するつば55Rが設けられる。また屋根用部材15と同様に、ねじ取り付け溝55E、連結部55Jが設けられる。
屋根用部材55は、つば55Rにねじ穴を設け、このねじ穴を使用して横フレーム9にねじ留めされる。なおこのねじ留めの構成に対応するように、屋根材、横フレームも構成される。
この実施形態のように、下面側のねじ取り付け溝を省略しても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
〔他の実施形態〕
以上、本考案の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本考案は、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態の構成を種々に変更することができる。
すなわち上述の実施形態では、屋根材の先端を開口に差し込んで屋根材を接続する場合について述べたが、本考案はこれに限らず、連結部の構成は種々の構成を広く適用することができる。
また上述の実施形態では、ねじ取り付け溝又はつばを下端面に設けて下側の部材と接続する場合について述べたが、本考案はこれに限らず、これら以外の構成を適用して下側の部材と接続してもよい。
また上述の実施形態では、本考案に係る屋根用部材を使用してカーポートを構成する場合について述べたが、本考案はこれに限らず、建築物の屋根、建築物を結ぶ渡り廊下の屋根等、各種の屋根に広く適用することができる。
1 カーポート
2 屋根
2A、2B 終端部材
3 太陽光パネル
4 支柱
5 土台
6 土台用プレート
7A、7B フレーム用プレート
8 縦フレーム
8A、9A、9E、15A、15E、45A、55E ねじ取り付け溝
8B、9B、9C、9F、9G、15B、15F、17P、17Q、55R つば
9 横フレーム
10、20、30 ナット
11、21 留め具
13、23、32 ねじ
15、45、55 屋根用部材
15G 竪壁
15J、16J、45J、55J 連結部
15K、16K 側壁
15L、15N 横壁
15M 開口
15LA、15KA、16KA、16KB 凸条
15KB 突出部 16 屋根材
17 端部屋根用部材
31 保持金具

Claims (2)

  1. 長手方向と直交する方向により断面を取って見た断面形状が一様の中空による柱形状であって、
    両側面部に、それぞれ屋根材との連結部を備え、
    上端面が、前記屋根材と共に屋根の上端面を形成する
    ことを特長とする屋根用部材。
  2. 上端面及び又は下端面に、中央に向かって延出するつばを備えた凹状溝によるねじ取り付け溝を備える
    請求項1に記載の屋根用部材。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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