JP2009228257A - 耐震壁 - Google Patents

耐震壁 Download PDF

Info

Publication number
JP2009228257A
JP2009228257A JP2008073414A JP2008073414A JP2009228257A JP 2009228257 A JP2009228257 A JP 2009228257A JP 2008073414 A JP2008073414 A JP 2008073414A JP 2008073414 A JP2008073414 A JP 2008073414A JP 2009228257 A JP2009228257 A JP 2009228257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
wall
wooden
frame
joining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008073414A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5507051B2 (ja
Inventor
Toshiharu Nakamura
敏治 中村
Kazuhiro Kaneda
和浩 金田
Hiromi Suzuki
裕美 鈴木
Tashiro Fujimura
太史郎 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP2008073414A priority Critical patent/JP5507051B2/ja
Publication of JP2009228257A publication Critical patent/JP2009228257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5507051B2 publication Critical patent/JP5507051B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

【課題】人力でも簡易に施工を行うことができ、かつ、剛性および耐力等の力学的にすぐれている耐震壁を提案する。
【解決手段】梁柱架構4の内面に配設される耐震壁1であって、複数の木製ブロック11,11,…を積み上げることにより形成された壁本体10と、壁本体10の外周を覆う接合枠20とを備えており、隣接する木製ブロック11同士が互いに係合していることで壁本体10を構成し、この壁本体10は接合枠20を介して梁柱架構4に固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、構造物の剛性および耐力を増加させるために構築される耐震壁に関する。
従来、耐震性が不十分であると判断された既設構造物に対する一般的な補強構造としては、柱と梁から形成される梁柱架構の内側空間に、鉄筋コンクリート耐震壁や、鉄骨ブレース等を配置するものが知られている。
鉄筋コンクリート耐震壁は、配筋、型枠の設置、コンクリートの打設等、作業工程が多く、作業に手間がかかるという問題がある。
また、鉄骨ブレースによる耐震補強は、意匠的な観点から斜材が好まれず、重い鉄骨の搬入や配設に手間がかかるとともに、揚重機が必要になるという問題を有していた。
このような背景の中、例えば、特許文献1には、梁柱架構の内面に、コンクリートブロックを積み上げて構築する耐震壁が開示されている。この耐震壁は、接着材等を介してコンクリートブロック同士の接合を行っている。
特開平10−292639号公報
ところが、前記特許文献1に記載の耐震補強壁は、コンクリートブロック同士を接着材により接合しているため、地震時に引張力が作用すると、コンクリートブロック同士が離間し、剛性や耐力が低下するおそれがある。
本発明は、前記の問題点を解決するものであり、軽量で容易に施工を行うことができ、かつ、要求性能に応じた性能を発揮できる耐震壁を提案することを課題とする。
本発明の耐震壁は、梁柱架構の内面に配設される耐震壁であって、複数の木製ブロックを積み上げることにより形成された壁本体と、前記壁本体の外周を覆う接合枠と、を備えており、隣接する前記木製ブロック同士が互いに係合しているとともに、前記壁本体が前記接合枠を介して前記梁柱架構に固定されていることを特徴としている。
かかる耐震壁は、壁本体を構成する木製ブロック同士が、互いに係合されているので、引張やせん断力の伝達性に優れた一体性の高い耐震壁が構成される。
また、耐震壁を構成する木製ブロックは、比較的軽量であるため、人力でも容易に施工を行うことができる。
また、前記耐震壁において、隣接する前記木製ブロックのうち一方の木製ブロックに蟻状の凸部が形成されており、他方の木製ブロックに前記凸部が挿入される蟻状の凹部が形成されていれば、木製ブロック同士の接合を簡易に行うことが可能となるとともに、力の伝達性に優れた確実な接合が可能となる。
また、前記耐震壁において、隣接する前記木製ブロック同士の接合部に、蟻状の凹部が互いに対向する位置にそれぞれ形成されており、隣接する前記木製ブロック同士が、前記両凹部に挿入される係合ブロックを介して互いに係合されていてもよい。
また、前記耐震壁の前記接合枠の内面に、前記木製ブロックと接合するための固定部材が突設されていてもよく、さらに、前記接合枠と当接する前記木製ブロックが、壁厚方向に分割されており、前記固定部材を壁厚方向から挟むことにより該接合枠に固定されるものであってもよい。
本発明によれば、軽量故に人力でも容易に施工を行うことができ、かつ、引張やせん断力の伝達性に優れた一体性の高い耐震壁を提供することが可能となる。
本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、説明において、同一要素には同一の符号を用い、重複する説明は省略する。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態に係る耐震壁1は、図1に示すように、左右に立設された柱2,2と、これらの柱2,2に横設されている上下の梁3,3と、により形成された梁柱架構4の内側空間に配設されている。
耐震壁1は、複数の木製ブロック11,11,…を積み上げることにより形成された壁本体10と、壁本体10の外周を覆う接合枠20とを備えて構成されている。
壁本体10は、隣接する木製ブロック11同士が互いに係合することにより形成されていて、接合枠20を介して梁柱架構4に固定されている。
木製ブロック11は、デザインや組立てを考慮して所定形状のブロックに加工される。本実施形態では、人力で取り扱える程度の大きさおよび重量に形成されている。
木製ブロック11は、無垢材、集成材、単板積層材等、あらゆる木質材により構成することが可能である。
木製ブロック11には、一対の辺に蟻状の凸部12,12が形成されており、この凸部12が形成された辺に直交する他の辺には、凸部が挿入可能に形成された蟻状の凹部13,13が形成されている。
なお、木製ブロック11のうち、接合枠20に当接する木製ブロック(以下、単に「端ブロック11a」という場合がある)は、接合枠20側の辺には凸部12または凹部13が形成されておらず、直線を呈している。
隣接する木製ブロック11同士の係合は、一方の木製ブロック11の凹部13に他方の木製ブロック11の凸部12を挿入することにより行われている。
凸部12および凹部13は、蟻状に形成されているため、各木製ブロック11同士を離隔する引張力やせん断力が作用しても、凸部12が凹部13から抜出したりずれたりすることがなく、木製ブロック11同士が一体的に接合されている。
本実施形態では、同一形状の木製ブロック11を複数使用し、隣り合う木製ブロック11同士の向きを90°回転させることで互いに接合している。
壁本体10は、接合枠20の内面に突設された固定部材であるネジ棒21である固定部材を利用して端ブロック11aを締着することにより接合枠20に固定されている。
端ブロック11aには、接合枠20のネジ棒21の上端部に対応して、端ブロック11aを前後方向(図1において表裏方向)で貫通するナット締孔14が形成されている。また、端ブロック11aには、図2(b)に示すように、ネジ棒21を挿入することが可能なボルト孔16が、接合枠20側端面からナット締孔14まで貫通している。
接合枠20は、梁柱架構4の内面に沿った枠状の鋼板で形成されているが、これに限定されるものではなく、架構の形状に合わせて適宜設定すればよい。また接合枠20は、複数の鋼板等を組み合わせてもよいし、一体に形成されたものを搬入してもよい。
接合枠20の内面には、図2(a)に示すように、木製ブロック11と接合するための固定部材としてのネジ棒21が、所定の間隔をあけて複数本突設されている。
本実施形態では、ネジ棒21を、角部に配置される一つの端ブロック11aに対しては3本、その他の位置に配置される一つの端ブロック11aに対しては2本ずつ配設している。なお、ネジ棒21の数量や間隔は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。さらに、固定部材の構成はネジ棒に限定されるものではなく、適宜公知の固定部材が適用可能である。
端ブロック11aの接合枠20への固定は、図2(b)に示すように、ボルト孔16にネジ棒21を貫通させて、ナット締孔14から工具を挿入してナット22をネジ棒21に締め付けることにより行う。このとき、隣り合う端ブロック11a同士は、互いの凸部12と凹部13を噛み合わせることにより係合されている。
接合枠20は、梁柱架構4に接着剤を介して接合されている。本実施形態では、エポキシ樹脂からなる接着剤を下側の梁3または接合枠20に塗着させた状態で、接合枠20を梁柱架構4に配置した後、柱2,2および上側の梁3と接合枠20との隙間にエポキシ樹脂等からなる充填材23を充填することにより接合枠20の梁柱架構への接着を行っている。
耐震壁1の施工は、梁柱架構4に接合枠20を設置した後、接合枠20の内部に木製ブロック11,11,…を積み上げることにより行う。
このとき、木製ブロック11は、下から積み上げてもいいし、端ブロック11aを接合枠20に固定してから、その他の木製ブロック11,11,…を順次押し込むことにより組み立ててもよい。
なお、耐震壁1の施工は、接合枠20の内面に壁本体10を予め形成した状態で梁柱架構4内に配設することにより行ってもよく、施工の順序は限定されるものではない。
以上、第1の実施の形態に係る耐震壁1は、蟻状の凸部12と凹部13とを係合させて構成されているため、圧縮と共に引張やせん断力の伝達性に優れており、終局時でも木製ブロック11同士が分離し難い強固な耐震壁1が構成される。
また、壁本体10は、鉄やコンクリートよりも軽量である木製ブロック11で構成されているため、材料の搬入から構築まで、人力により容易に行うことができる。そのため、施工性に優れるとともに、重機が必要ないため、安価に施工を行うことができる。
木製ブロック11同士の係合は、蟻状の凸部12および蟻状の凹部13を互いに噛み合わせるのみで行われているため、作業が簡易で、早期に施工を行うことができる。また、別途、ボルト等の接合部材を要しないため、安価である。
木製ブロック11同士を互いに係合させながら積み上げるのみで耐震壁1が形成されるため、従来のコンクリート耐震壁のように騒音や粉塵等が発生することがなく、供用中の構造物の補強にも好適に採用することができる。
また、木質材料を使用していることにより、比較的自由にブロック(木製ブロック11)の形状を形成することができる。また、木製ブロック11の組み合わせにより、デザインの自由度が増し、好適である。
また、仕上げ材を別途配設しなくても、デザイン性に優れた壁面を構成するため、全体工事費および作業時間を大幅に削減することが可能となる。
なお、前記実施形態では、木製ブロック11同士を、凸部12と凹部13との係合のみで一体化するものとしたが、接着材を併用したり、または、図3に示すように、木製ブロック11同士を、固定ボルト15を介して連結してもよい。
この場合、各木製ブロック11には、固定ボルト15を挿通するための挿通孔17が形成されており、挿通孔17を挿通させた固定ボルト15の端部を、木製ブロック11を壁厚方向に貫通するように形成されたボルト締孔18内に突出させ、ナットで締め付ければよい。
ここで、木製ブロック11の構成は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。また、木製ブロック11を連結する部材は固定ボルト15に限定されるものではなく、例えばワイヤ等を使用することも可能である。また、図3では、1本の固定ボルト15により3つの木製ブロック11,11,…を連結するものとしたが、2つの木製ブロック11,11または4つ以上の木製ブロック11,11,…を1本の固定ボルト15により固定してもよい。また、木製ブロック11に形成されるボルト締孔18の形成箇所や方向および数は限定されるものではなく、適宜形成することが可能である。
また、前記実施形態では、接合枠20を鋼板により構成したが、接合枠20を構成する材料は限定されるものではなく、例えば、図4(a)に示すように、H形鋼などの鋼材24を組み合わせることにより構成してもよい。
また、前記実施形態では、接合枠20と梁柱架構4との接合をエポキシ樹脂等による接着方式により行うものとしたが、接合枠20と梁柱架構4との接合方法はこれに限定されるものではなく、適宜公知の方法により行うことが可能である。
例えば、図4(b)に示すように、接合枠20と梁柱架構4との接合にセメント系グラウト23’を用いることもできる。このとき、梁柱架構4にアンカーボルト4a,4a,…、接合枠20の外面にはスタッドボルト25,25,…を設けてもよいし、圧縮力を伝達するだけなら、アンカーやスタッドを省略してグラウトを充填するだけでもよい。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態に係る耐震壁5は、図5に示すように、左右に立設された柱2,2と、これらの柱2,2に横設されている上下の梁3,3と、により形成された梁柱架構4の内側空間に配設されている。
耐震壁5は、複数の木製ブロック51,51,…を積み上げることにより形成された壁本体50と、壁本体50の外周を覆う接合枠20とを備えて構成されている。
壁本体50は、隣接する木製ブロック51同士が互いに係合することにより形成されていて、接合枠20を介して梁柱架構4に固定されている。本実施形態では、壁本体50の角部に、木製ブロックに代えて鋼板により構成された鋼製角部材29,29,…を配設することで、耐震壁5の四隅の補強を行ったが、全て木製ブロック51で形成してもよい。
木製ブロック51は、無垢材、集成材等、あらゆる木質材が適用可能で、これらを所定形状のブロックに加工して形成される。本実施形態では、人力で取り扱うことが可能な程度の大きさおよび重量に形成している。
木製ブロック51には、隣接する他の木製ブロック51との接合部に、蟻状の凹部52が形成されている。各木製ブロック51に形成された凹部52は、隣接する他の木製ブロック51に形成された凹部52と対向する位置に形成されており、木製ブロック51同士を突き合わせると、凹部52同士によって係合孔53が形成される。
木製ブロック51同士の係合は、係合孔53に蟻状の係合ブロック54を挿入することにより行われている。
係合ブロック54は、蟻状の凹部52同士を突き合わせて形成された係合孔53と同形状に形成された木質部材であって、壁本体10の前面側または裏面側から係合孔53に押し込まれることにより、隣接する木製ブロック51同士を接合する。
なお、係合ブロック54を構成する材料は木質に限定されるものではなく、適宜公知の材料から選定して使用することが可能である。
壁本体50は、接合枠20の内面に突設されたネジ棒21または接合板26からなる固定部材を利用して締着することにより接合枠20に固定されている。
壁本体50の上端に対応する木製ブロック51(以下、単に「上端ブロック51a」という)は、図6(a)に示すように、壁厚方向(壁本体50の前後方向)に2分割されており、接合枠20の内面に突設された接合板26を壁厚方向から挟むことにより、接合枠20に固定されている。
上端ブロック51aの凹部52には、凹部52の接合枠20側に接合枠20の表面と平行をなす収容部52aが形成されており、上端ブロック51aを固定する際に使用するL型留具27が収容されるように構成されている。
壁本体50の下端および側端に対応する木製ブロック51(以下、それぞれ「下端ブロック51b」および「側端ブロック51c」という)は、図6(b)に示すように、接合枠20の内面に突設されたネジ棒21に締着されている(図6(b)では下端ブロック51bを示している)。なお、ネジ棒21は、隣接する下端ブロック51b(側端ブロック51c)同士の境界部に配置される。下端ブロック51b(側端ブロック51c)には、側面にネジ棒21に対応する断面半円状の溝が形成されており、ネジ棒21は、この溝に収容される。なお、ネジ棒21や接合板26の配置箇所は限定されるものではなく、接合枠20の何れの辺に設けてもよい。また、接合枠20と壁本体50との接合を、ネジ棒21または接合板26のいずれか一方のみで行ってもよい。
下端ブロック51b(側端ブロック51c)の凹部52には、凹部52の接合枠20側に接合枠20の表面と平行をなす収容部52aが形成されており、下端ブロック51b(側端ブロック51c)を固定する際に使用するワッシャー28が収容されるように構成されている。
接合枠20は、梁柱架構4の形状に沿って鋼板を矩形に形成することにより構成されているが、形状は矩形に限定されず、適宜設定することが可能である。接合枠20は、複数の鋼板等を組み合わせて形成してもよいし、一体に形成されたものを搬入してもよい。
接合枠20の内面には、図5および図6に示すように、上の辺からは、接合板26が、左右および下の辺からはネジ棒21が、所定の間隔をあけて複数突設されている。
本実施形態では、ネジ棒21および接合板26の配設間隔を、木製ブロック51の左右の幅または高さと同じ大きさとし、ネジ棒21および接合板26を木製ブロック51同士の接合部に配設するものとする。
また、接合枠20の内面の各角部には、木製ブロック51と同形状に形成された鋼板29が一体に形成されている。なお、鋼板29の接合枠20への固定は、現場にて接合してもいいし、予め鋼板29が接合された接合枠20を搬入してもよい。
接合枠20の梁柱架構4への接合方法は、第1の実施の形態で示した方法と同様なため、詳細な説明は省略する。
接合枠20への壁本体50の固定は、上端ブロック51a、下端ブロック51bおよび側端ブロック51cをネジ棒21または接合板26を介して締着することにより行う。
壁厚方向に分割された一対のブロック構成材51a’,51a’からなる上端ブロック51aの接合枠20への固定は、図6(a)に示すように、所定の間隔で配設された2枚の接合板26,26の間に跨って一対のブロック構成材51a’,51a’を配設し、各接合板26をブロック構成材51a’,51a’で前後から挟んだ状態で行う。隣り合う上端ブロック51a,51aは、両上端ブロック51a,51aの間に跨って配設されたL型留具27,27を介して接合板26に締着されている。なお、接合板26へのL型留具27,27の固定が終了したら、係合孔53に係合ブロック54を挿入して隣り合う上端ブロック51a同士を接合する。
下端ブロック51bおよび側端ブロック51cの接合枠20への固定は、図6(b)に示すように、所定の間隔をあけて配設されたネジ棒21,21の間に、下端ブロック51bまたは側端ブロック51cを配設した状態で行う。
下端ブロック51b(側端ブロック51c)の固定は、隣接する2つの下端ブロック51b,51b(側端ブロック51c,51c)の境界部に跨って配設されたワッシャー28をナット22により2つの下端ブロック51b,51b(側端ブロック51c,51c)で挟んだネジ棒21に締着することで行われている。
ネジ棒21へのナット締めが完了したら、下端ブロック51b(側端ブロック51c)同士の係合孔53に係合ブロック54を挿入することで、隣り合う端下端ブロック51b(側端ブロック51c)同士の接合を行う。
耐震壁5の施工は、梁柱架構4の内面に接合枠20を配設した後、下側から木製ブロック51を積み上げることにより行う。
上端ブロック51aの直下の木製ブロック51の配置が完了したら、ブロック構成材51a’を、前後から接合板26を挟むように配置する。続いて、L型留具27,27を接合板26に締着することで上端ブロック51aの接合枠20への固定を行い、上端ブロック51a同士の係合孔53に係合ブロック54を挿入して、上端ブロック51a同士の接合を行う。
なお、係合ブロック54の配置は、全ての木製ブロック51の配置が完了してからまとめて行ってもいいし、木製ブロック51が配置されるたびに係合ブロック54を挿入して隣接する他の木製ブロック51との接合を行うものとしてもよい。
以上、第2の実施の形態に係る耐震壁4によれば、隣り合う木製ブロック51同士が、係合ブロック54を介して係合されているため、圧縮と共に引張やせん断力の伝達性に優れており、終局時でも木製ブロック51同士が分離し難い強固な耐震壁4が構成される。力の伝達性に優れており、引張力が作用した場合であっても、木製ブロック51同士が分離することがない。そのため、力学的に優れた耐震壁5が構成される。
また、壁本体50は、鉄やコンクリートよりも軽量である木製ブロック51および係合ブロック54で構成されているため、材料の搬入から構築まで、人力により容易に行うことができる。そのため、施工性に優れるとともに、重機が必要ないため、安価に施工を行うことができる。
木製ブロック51同士の係合は、隣り合う木製ブロック51同士の凹部52,52を組み合わせてなる係合孔53に係合ブロック54を挿入するのみで行われているため、作業が簡易で、早期に施工を行うことができる。また、別途、ボルト等の接合部材を要しないため、安価である。
木製ブロック51同士を互いに係合させながら積み上げるのみで耐震壁5が形成されるため、従来のコンクリート耐震壁のように騒音や粉塵等が発生することがなく、供用中の構造物の補強にも好適に採用することができる。
また、木質材料を使用していることにより、比較的自由にブロック(木製ブロック51)の形状を形成することができる。また、木製ブロック51の組み合わせにより、デザインの自由度が増し、好適である。
また、仕上げ材を別途配設しなくても、デザイン性に優れた壁面を構成するため、全体工事費および作業時間を大幅に削減することが可能となる。
なお、第2の実施の形態では、木製ブロック51と、鋼板29との組み合わせにより、壁本体50を形成したが、係合ブロック54に硬質ゴムを用いたり、コンクリートブロックと組み合わせるなど、使用する部材の材質は限定されるものではない。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態に係る耐震壁5aは、図7に示すように、壁本体50に開口部55が形成されている点で、第2の実施の形態に係る耐震壁5と異なっている。
耐震壁5aには、左右2箇所の非木質部55が形成されており、採光や通気が可能に形成されている。
なお、非木質部55の形状や数は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
非木質部55は、非木質部55に対応する縦横2個ずつ合計4個分の木製ブロック51を省略することにより形成されて、矩形状を呈している。
非木質部55は、その対角線方向(斜め方向)に配置された鋼板部56,56と窓部57,57とにより構成されている。
本実施形態に係る鋼板56の周縁には、隣接する木製ブロック51と接合するための接合板56aが形成されている。
鋼板56と木製ブロック51との接合は、接合板56aを木製ブロック51の側面にボルト留めすることにより行う。なお、鋼板56と木製ブロック51の接合方法は限定されるものではなく、適宜公知の手段により行うことが可能である。
なお、本実施形態では、窓部57を開口としているが、窓部57にガラス板やアクリル板等を配置されていてもよい。
この他の耐震壁5aの構成は、第2の実施の形態に係る耐震壁5の構成と同様なため、詳細な説明は省略する。
以上、第3の実施の形態に係る耐震壁5aによれば、既存の構造物の補強を行うとともに、採光や通気の開口を確保することが可能となる。
この他、第3の実施の形態に係る耐震壁5aの作用効果は、第2の実施の形態で示した耐震壁5と同様なため、詳細な説明は省略する。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態に係る耐震壁5bは、図8に示すように、壁本体50に複数の窓部57,57,…が形成されている点で、第2の実施の形態に係る耐震壁5と異なっている。
第4の実施の形態では、木製ブロック51の角部を切り欠いておくことにより、4つの木製ブロック51,51,…の接合部に窓部57を形成するものとしている。
なお、開口部57の形状、配置、大きさ等は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。例えば、木製ブロック51の中央部に貫通孔を形成することにより窓部57を形成してもよい。
また、図9に示す耐震壁5cのように、扇状の切り欠き部を有する木製ブロック58を配設することにより、扇状の窓部57を形成するものとしてもよい。
また、窓部57は開口部であってもいいし、ガラス部材やアクリル部材等により遮蔽されていてもよい。
<第5の実施の形態>
第5の実施の形態に係る耐震壁6は、図10に示すように、左右に立設された柱2,2と、これらの柱2,2に横設されている上下の梁3,3と、により形成された梁柱架構4の内側空間に配設されている。
耐震壁6は、複数の木製ブロック61,61,…を積み上げることにより形成された壁本体60と、壁本体60の外周を覆う接合枠20とを備えて構成されている。
壁本体60は、隣接する木製ブロック61同士が、係合ブロック62を介して互いに係合することにより形成されていて、接合枠20を介して梁柱架構4に固定されている。
木製ブロック61は、木質材を所定形状のブロックに形成することにより形成されており、本実施形態では、人力で取り扱うことが可能な程度の大きさおよび重量に形成している。
木製ブロック61は、無垢材、集成材等、あらゆる木質材により構成することが可能である。
木製ブロック61は、図10(b)に示すように、箱型の部材であって、係合ブロック62の係止が可能となるように、角に切り欠き部61aが形成されたものである。
また、木製ブロック61の中央には、十字状の開口部61bが形成されており、採光および通気が可能に形成されている。
木製ブロック61を配置すると、互いに隣接する4つの木製ブロック61の切り欠き部61aを組み合わせることにより、断面矩形の開口が形成される。
係合ブロック62は、図10(b)に示すように、4つの木製ブロック61を組み合わせることにより形成される開口と同形状に形成された木質材であって、鋼棒63が貫通している。係合ブロック62は、鋼棒63の所定の位置に、支圧ナット64により固定されている。
係合ブロック62は、鋼棒63により締め付けられることで、木製ブロック61に所定の圧縮力を付与する。
なお、鋼棒63の両端は、図10(a)に示すように、接合枠20に固定されている。
以上、第5の実施の形態に係る耐震壁6によれば、鋼棒63を介して木製ブロック61および係合ブロック62が互いに係合しているため、力の伝達性に優れており、引張力が作用した場合であっても、木製ブロック61同士が分離することがない。そのため、力学的に優れた耐震壁1が構成される。
また、壁本体60は、比較的軽量な木質材料からなる木製ブロック61および係合ブロック62に分割されているため、材料の搬入や、耐震壁6の構築等を、人力により容易に行うことができる。そのため、施工性に優れているとともに、木製ブロック61等の搬入や設置等に建設機械等を使用する必要がないため、安価に施工を行うことができる。
木製ブロック61同士を互いに係合させながら積み上げるのみで耐震壁6が形成されるため、従来のコンクリート耐震壁のように騒音や粉塵等が発生することがなく、供用中の構造物の補強にも好適に採用することができる。
以上、本発明について、好適な実施形態の例を説明したが、前記の各構成要素については、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更でき、構造物は新築、既存を問わず適用可能である。
例えば、木製ブロックの形状は限定されるものではなく適宜設定することが可能である。また、凸部および凹部の組み合わせや配置も自由に設定することが可能である。
また、種類や形状、寸法等が異なる木製ブロックを用いたり、一部を鋼板に置き換えたり、または、ガラス、アクリル、プラスチック等の異種材料のブロックと組み合わせて壁本体を形成し、強度や剛性、デザインを変化させてもよい。また採光や通風のために、各木製ブロックには、任意形状の開口部を形成してもよい。
第1の実施の形態に係る耐震壁を示す正面図である。 (a)は図1の耐震壁の接合枠の詳細を示す斜視図であって、(b)は壁本体と接合枠との接合構造を示す斜視図である。 図1に示す耐震壁の木製ブロックの接合構造の変形例を示す正面図である。 (a)および(b)は図1に示す耐震壁の梁柱架構への接合方法の変形例を示す正面図である。 第2の実施の形態に係る耐震壁を示す正面図である。 (a)および(b)は図5の耐震壁の壁本体と接合枠との接合構造を示す斜視図である。 第3の実施の形態に係る耐震壁を示す正面図である。 第4の実施の形態に係る耐震壁を示す正面図である。 図8に示す耐震壁の変形例を示す正面図である。 (a)は第5の実施の形態に係る耐震壁を示す正面図、(b)は同耐震壁の木製ブロックの係合方法を示す斜視図である。
符号の説明
1,5,6 耐震壁
2 柱
3 梁
4 梁柱架構
10 壁本体
11 木製ブロック
12 凸部
13 凹部
20 接合枠
21 ネジ棒(固定部材)
26 接合板(固定部材)
51 木製ブロック
54 係合ブロック

Claims (5)

  1. 梁柱架構の内面に配設される耐震壁であって、
    複数の木製ブロックを積み上げることにより形成された壁本体と、
    前記壁本体の外周を覆う接合枠と、を備えており、
    隣接する前記木製ブロック同士が互いに係合しているとともに、前記壁本体が前記接合枠を介して前記梁柱架構に固定されていることを特徴とする、耐震壁。
  2. 隣接する前記木製ブロックのうち一方の木製ブロックに蟻状の凸部が形成されており、他方の木製ブロックに前記凸部が挿入される蟻状の凹部が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の耐震壁。
  3. 隣接する前記木製ブロック同士の接合部に、蟻状の凹部が互いに対向する位置にそれぞれ形成されており、
    隣接する前記木製ブロック同士が、前記両凹部に挿入される係合ブロックを介して互いに係合されていることを特徴とする、請求項1に記載の耐震壁。
  4. 前記接合枠の内面に、前記木製ブロックと接合するための固定部材が突設されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の耐震壁。
  5. 前記接合枠と当接する前記木製ブロックは、壁厚方向に分割され、前記固定部材を壁厚方向から挟んだ状態で該接合枠に固定されることを特徴とする、請求項4に記載の耐震壁。
JP2008073414A 2008-03-21 2008-03-21 耐震壁 Expired - Fee Related JP5507051B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008073414A JP5507051B2 (ja) 2008-03-21 2008-03-21 耐震壁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008073414A JP5507051B2 (ja) 2008-03-21 2008-03-21 耐震壁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009228257A true JP2009228257A (ja) 2009-10-08
JP5507051B2 JP5507051B2 (ja) 2014-05-28

Family

ID=41243959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008073414A Expired - Fee Related JP5507051B2 (ja) 2008-03-21 2008-03-21 耐震壁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5507051B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101177742B1 (ko) 2010-01-28 2012-08-29 코오롱글로벌 주식회사 블록형 방음구조물
JP2015129385A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 戸田建設株式会社 耐震壁補強工法とその構造
JP2015218462A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 株式会社竹中工務店 木質耐震壁構造
JP2018035592A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 株式会社竹中工務店 壁構造
JP2021055490A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 株式会社竹中工務店 壁体、壁構造及び木製ブロック
JP2021055491A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 株式会社竹中工務店 壁体、壁構造及び木製ブロック
JP2021055492A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 株式会社竹中工務店 壁体、壁構造及び木製ブロック

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57145019U (ja) * 1981-03-06 1982-09-11
JPS6232112U (ja) * 1985-08-14 1987-02-26
JPS6427313U (ja) * 1987-08-11 1989-02-16
JPH03275847A (ja) * 1990-03-26 1991-12-06 Ryuji Tsunoda 構築用ブロック
JPH04155040A (ja) * 1990-10-18 1992-05-28 Iwao Kinoshita 壁形成用木質ブロック
JPH07279277A (ja) * 1994-04-08 1995-10-24 Koki Tokumoto ブロック連結装置
JP3033021U (ja) * 1996-06-28 1997-01-17 株式会社タニムラ 木製ブロック及び木製タイル
JPH10292639A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Zenitaka Corp 建物の耐震補強方法
JPH11303248A (ja) * 1998-04-17 1999-11-02 Taira Komuten:Kk 木造建築物の壁体及び同壁体の構築方法
JP2000220303A (ja) * 1999-02-03 2000-08-08 Orimoto Takumi Kozo Sekkei Kenkyusho:Kk 建物の耐震補強構造
JP2004250904A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Ohbayashi Corp 既存建物の耐震補強方法
JP2005180120A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Shigeo Nakao 家屋等の壁面用ブロック
JP2005344439A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Ohbayashi Corp 構造物の補強構造、補強方法、補強ブロックおよび耐震壁

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57145019U (ja) * 1981-03-06 1982-09-11
JPS6232112U (ja) * 1985-08-14 1987-02-26
JPS6427313U (ja) * 1987-08-11 1989-02-16
JPH03275847A (ja) * 1990-03-26 1991-12-06 Ryuji Tsunoda 構築用ブロック
JPH04155040A (ja) * 1990-10-18 1992-05-28 Iwao Kinoshita 壁形成用木質ブロック
JPH07279277A (ja) * 1994-04-08 1995-10-24 Koki Tokumoto ブロック連結装置
JP3033021U (ja) * 1996-06-28 1997-01-17 株式会社タニムラ 木製ブロック及び木製タイル
JPH10292639A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Zenitaka Corp 建物の耐震補強方法
JPH11303248A (ja) * 1998-04-17 1999-11-02 Taira Komuten:Kk 木造建築物の壁体及び同壁体の構築方法
JP2000220303A (ja) * 1999-02-03 2000-08-08 Orimoto Takumi Kozo Sekkei Kenkyusho:Kk 建物の耐震補強構造
JP2004250904A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Ohbayashi Corp 既存建物の耐震補強方法
JP2005180120A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Shigeo Nakao 家屋等の壁面用ブロック
JP2005344439A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Ohbayashi Corp 構造物の補強構造、補強方法、補強ブロックおよび耐震壁

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101177742B1 (ko) 2010-01-28 2012-08-29 코오롱글로벌 주식회사 블록형 방음구조물
JP2015129385A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 戸田建設株式会社 耐震壁補強工法とその構造
JP2015218462A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 株式会社竹中工務店 木質耐震壁構造
JP2018035592A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 株式会社竹中工務店 壁構造
JP2021055490A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 株式会社竹中工務店 壁体、壁構造及び木製ブロック
JP2021055491A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 株式会社竹中工務店 壁体、壁構造及び木製ブロック
JP2021055492A (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 株式会社竹中工務店 壁体、壁構造及び木製ブロック
JP7314468B2 (ja) 2019-10-02 2023-07-26 株式会社竹中工務店 壁体、壁構造及び木製ブロック
JP7331312B2 (ja) 2019-10-02 2023-08-23 株式会社竹中工務店 壁体、壁構造及び木製ブロック
JP7342341B2 (ja) 2019-10-02 2023-09-12 株式会社竹中工務店 壁体、壁構造及び木製ブロック

Also Published As

Publication number Publication date
JP5507051B2 (ja) 2014-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101406535B1 (ko) 블록조립체를 이용한 강판 전단벽 구조
JP5507051B2 (ja) 耐震壁
WO2006006323A1 (ja) 木造建築物開口部における耐震用フレーム
JP2006037648A (ja) 柱と梁との接合構造
JP5275545B2 (ja) 耐震壁およびその構築方法
JP2002322817A (ja) 建築物の繊維補強システム及び建築新部材
JP4945428B2 (ja) 補強構造
WO2018074487A1 (ja) 拘束金物及び構造躯体の拘束方法
KR20190113149A (ko) Pc 세그멘트 패널, pc 내력벽체 및 pc 내력벽체 보강공법
JP2008088756A (ja) 既設建築構造物の耐震改修工法
JP2007239289A (ja) 耐震壁構造及び耐震壁の築造方法
JP6841439B2 (ja) 建築工法および建築構造
JP4902251B2 (ja) 建物の補強構造
JP2016216899A (ja) 耐震壁構造
JP5171552B2 (ja) 柱と梁の接合部構造
JP2019027022A (ja) 水平部材の補強構造
JP2008196288A (ja) 既設柱の耐震補強方法
WO2018074488A1 (ja) 補強金物及び木製建築部材の補強方法
JP2021147816A (ja) 耐震壁
JP2021063337A (ja) 木質部材の補強構造及び木質部材の補強方法
JP2020084729A (ja) 建築工法および建築構造
JP2020143502A (ja) 耐力壁
JP2014231700A (ja) 建物の耐震面補強構造
JP6385686B2 (ja) 木質フレーム構造
JP7510272B2 (ja) 壁構造および壁構造の施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5507051

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees