JP2009227468A - シート積載装置及びこれを備えるシート処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート種、シートサイズ、使用環境を問わず、整合性、積載性、排出生産性を向上させることができるシート積載装置、シート処理装置を提供する。
【解決手段】シートを排出する下排出ローラ対128、下排出ローラ対128から排出されたシートを積載する処理トレイ138、処理トレイ138の上に積載されたシート束の排出方向の端部を整合するための後端ストッパ150、下排出ローラ対128から排出されたシートの上方から力を与えて処理トレイ138上に落下させ、下排出ローラ対128の排出方向と逆方向にシートを搬送して後端ストッパ150にシートを突き当てる引き込みパドル131、を有し、引き込みパドル131を、下排出ローラ対128から排出されたシートを処理トレイ138上に落下させる際に第一回転速度で回転し、後端ストッパ150にシートを突き当てる際に第一回転速度よりも遅い第二回転速度で回転。
【選択図】図7

Description

本発明は、シートを整合積載するシート積載装置と、これを備えたシート処理装置に関するものである。
従来のシート処理装置において、中間処理トレイに積載されたシートに対し、複数の戻しパドルと後端ストッパによる搬送方向の整合と横整合板による搬送方向と直交する幅方向の整合を行った後、処理を施す装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、搬送方向の整合を行う戻しパドルの引き込み動作時間を、整合処理の異なるシートと最終シート以外のシートとで変えることによって、確実にストッパまで引き込むことを可能とし、整合不良を回避している装置がある(特許文献2参照)。
さらに、戻しパドルの接触面積の変化によるシートの戻し過ぎを防止するため、最上位シートに対する戻しパドルの接触面積及び、接触圧を一定にしているものがある(特許文献3参照)。従来、このような戻しパドルは、シートの排出間隔の間で回転させて、シートの後端を後端ストッパ方向に突き当てる動作を行っていた。しかし、シートのサイズに応じてシートの排出間隔が異なるため、排出間隔内に収まるような制御を行う必要がある。例えば、シート排出間隔が短いスモールサイズシート(A4、LTRサイズ等)は1回転、シートの排出間隔が長いラージサイズシート(A3、LDR、LGLサイズ等)は2回転、というように制御していた。
また、ラージサイズシートのように質量が大きなシート、すなわち慣性力の大きいシートに対しては大きな搬送力で戻す必要がある。このため、サイズの大きさによって、戻しパドルの回転数を変え、シートの質量が大きい場合にはパドルの回転数を増やして、シートの搬送力を上げている。また、戻しパドルを等速度で回転させることによって、シートを後端ストッパに突き当てる際の、シートの後端の打痕、折れ、跳ね返り等の発生を抑制している。このときの戻しパドルの回転速度は、700mm/s〜800mm/sになるように設定されている。
特開平11−199121号公報 特開2002−154731号公報 特開平11−322162号公報
上記特許文献1乃至3に記載されているような従来のシート処理装置において、プリント用普通紙(坪量;64g/m〜80g/m相当)よりもさらに坪量が小さい薄紙(坪量;40g/m〜52g/m相当)を整合することがある。シートの剛度の小さい薄紙を、普通紙と同じ戻しパドルの回転速度(700mm/s〜800mm/s)で後端ストッパに突き当て整合すると、後端ストッパに突き当たる際に座屈を起こし、整合性を低下させるおそれがある。薄紙同様に、プリント用普通紙においても、使用環境によっては、後端ストッパに突き当たる際に座屈する可能性がある。
例えば、高湿条件下における使用環境においては、シートの吸湿作用によって、普通紙の剛度が低下し、薄紙と同レベルの剛度になるため、座屈してしまう可能性がある。また、低湿の場合は、シートの端部が反りあがる形状(以下カールと表記する)になり、シートの搬送方向の前後方向でカールした場合、後端ストッパに突き当たる端のコシが弱くなり、座屈しやすくなる。
また、戻しパドルを1回転させてスモールサイズシートを後端ストッパに突き当てることが可能な場合でも、ラージサイズシートの場合は慣性力が大きいため、パドルを2回転させないとシートを後端ストッパまで戻すことができない可能性がある。このため、シート排出間隔内で戻しパドルを2回転させるため、戻しパドルの回転速度を一律に上げるといった対応策をとる。しかしながら、短いシート排出間隔内に、戻しパドルを2回転させるために回転速度を上げて回転させた場合、シートの後端に、打痕、折れ、跳ね返り等が発生する可能性がある。
以上、説明したように、従来のシート積載装置においては、生産性の高い画像形成装置等の出力装置に接続した際、対応できるシート排出間隔に制限があり、さらなる高速整合処理が困難であった。また、薄紙等の幅広いシート種への対応が困難であった。また、使用環境においても、幅広い環境下での使用は困難であった。
そこで本発明は、シート種、シートサイズ、使用環境を問わず、整合性、積載性、排出生産性を向上させることができるシート積載装置、シート処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係るシート積載装置、シート処理装置の代表的な構成は、シートを排出するシート排出手段と、前記シート排出手段から排出されたシートを積載する積載手段と、前記積載手段の上に積載されたシート束の排出方向の端部を整合するための規制部と、前記シート排出手段から排出されたシートの上方から力を与えて前記積載手段上に落下させ、前記シート排出手段の排出方向と逆方向にシートを搬送して前記規制部にシートを突き当てる回転体とを有し、前記シート排出手段から排出されたシートを前記積載手段上に落下させる際、前記回転体は第一回転速度で回転し、前記規制部にシートを突き当てる際、前記回転体は前記第一回転速度よりも遅い第二回転速度で回転することを特徴とする。
本発明によれば、シート種、シートサイズ、使用環境を問わず、整合性、積載性、排出生産性を向上させることができる。
本実施形態に係る画像形成装置及びシート処理装置の構成図である。
本実施形態に係るシート処理装置の構成図である。
本実施形態に係る中間処理トレイ部を説明する構成図である。
本実施形態に係る中間処理トレイ部を説明する上視図である。
本実施形態に係る整合手段の説明図である。
本実施形態に係る突き当て手段の構成図である。
本実施形態に係る突き当て手段の動作説明図である。
未綴じソートモード時における、シートの流れと中間処理トレイの動作を説明する図である。
未綴じソートモード時における、シートの流れと中間処理トレイの動作を説明する図である。
ステイプルソートモード時における、シートの流れと中間処理トレイの動作を説明する図である。
ステイプルソートモード時における、シートの流れと中間処理トレイの動作を説明する図である。
ステイプルソートモード時における、シートの流れと中間処理トレイの動作を説明する図である。
ステイプルソートモード時における、シートの流れと中間処理トレイの動作を説明する図である。
ステイプルソートモード時における、シートの流れと中間処理トレイの動作を説明する図である。
バッファーシート整合を説明する動作図である。
本実施形態に係る突き当て手段の動作を説明する図である。
本実施形態に係る画像形成装置制御部のブロック図である。
本実施形態に係るフィニッシャ制御部のブロック図である。
本実施形態に係るフィニッシャ制御部のフローチャート図である。
本実施形態に係るフィニッシャ制御部のフローチャート図である。
本実施形態に係るシート排出装置、シート処理装置、画像形成装置について説明する。
(画像形成装置)
図1は画像形成装置及びシート処理装置の構成図である。図1に示すように、画像形成装置は、白黒/カラー画像形成を行う画像形成装置本体600と、これに接続した中綴じ製本装置(フィニッシャ)100を有している。このため、画像形成装置本体600から排出されるシートは、オンラインに接続されたフィニッシャ100で処理することができる。なお、画像形成装置本体600は、フィニッシャ100を排出口に接続しないで、単独でも使用できるようになっている。また、画像形成装置本体600は、フィニッシャ100をシート排出装置として一体に組み込んでもよい。ここで、ユーザーが画像形成装置本体600に対して各種入力/設定を行うため操作部601に臨む位置を画像形成装置の正面手前側(以下、手前側)といい、装置背面側を奥側という。図1は、装置手前側から見た画像形成装置の構成を示したものである。フィニッシャ100は画像形成装置本体600の側部に接続される。
画像形成装置本体600内のカセット909a、909bから供給されたシートSは、それぞれ画像形成部を構成するイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの感光体ドラム914a〜914d等によって、4色のトナー像を転写される。そして、定着器904に搬送されてトナー画像を定着され、片面の画像形成モードであれば、そのまま、排出ローラ対907から装置本体外に排出される。両面の画像形成モードであれば、シートSは定着器904から反転ローラ905に受け渡され、シートの搬送方向の後端が反転フラッパ部Pを超えると反転ローラ905を反回転させ、搬送方向と逆の両面搬送ローラ906a〜906fの方向へ搬送する。そして、再度、裏面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの感光体ドラム914a〜914d等によって、4色のトナー像を転写される。両面に転写されたシートSは再度定着器904に搬送されてトナー画像を定着し、排出ローラ対907から装置本体外に排出される。
(シート処理装置)
図2はシート処理装置としての中綴じ製本装置(フィニッシャ)100の構成図である。図2に示すように、フィニッシャ100は、シート積載装置とシート処理手段としてのステイプラ132を有している。シート積載装置は、シート排出手段としての下排出ローラ対128、突き当て手段としての引き込みパドル131、積載手段としての処理トレイ138を有している。
画像形成装置本体600から排出されたシートSは、フィニッシャ100の入口ローラ対102に受け渡される。この時、入口センサ101によりシートの受渡しタイミングも同時に検知されている。入口ローラ対102により搬送されたシートSは、搬送パス103を通過しながら、シートの搬送方向と直交する幅方向の端部位置を端部検知センサ104により検知される。これにより、シート処理装置の幅方向の搬送中心位置に対してどの程度幅方向の誤差が生じているかを検知する。
幅方向の誤差が検知された後で、シートSはシフトローラ対105、106に搬送されている途中でシフトユニット108が手前/奥方向に所定量移動することにより、シートのシフト動作が実施される。
その後、搬送ローラ110、離間ローラ111により搬送されたシートSは、バッファーローラ対115により搬送される。その後、上排出トレイ136に排出される場合は、上パス切換え部材118が図示されないソレノイド等の駆動手段により、図中破線の状態になり上パス搬送路117に導かれ、上排出ローラ対120により上排出トレイ136に排出される。
上排出トレイ136に排出されない場合は、バッファーローラ対115により搬送されたシートSは、上パス切換え部材118により束搬送パス121に導かれる。その後、バッファーローラ対122、束搬送ローラ対124により順次搬送パス内を通過していく。シートをサドル(中綴じ)処理する場合には、図示しないソレノイド等の駆動手段によりサドルパス切換え部材125が破線の状態になる。そして、シートがサドルパス133に搬送され、サドル入口ローラ対134によりサドルユニット135に導かれ、サドル処理(中綴じ処理)される。
搬送されてきたシートSが第一積載トレイとしての下排出トレイ137に排出される場合は、束搬送ローラ対124に搬送されたシートSは、サドル切換え部材125により下パス126に搬送される。その後、下排出ローラ対128により第二積載トレイとしての処理トレイ138に排出されたシートSは、処理トレイ138内で処理を施され、束排出手段としての排出ローラ対130により下排出トレイ137に排出される。
(処理トレイ部の説明)
次に、中間処理トレイ部に関して図3〜図7を用いて説明する。
図3に示すように、第二積載トレイとしての処理トレイ138は、シート束の搬送方向に対して下流側(図3の左側)を上方に、上流側(図3の右側)を下方に傾斜して配設されている。処理トレイ138の上流側である下方端部には、後端ストッパ(規制部)150が配置されている。
処理トレイ138の下流側である上方端部には、排出ローラ対130の下部排出ローラ130aが配置されている。揺動ガイド149の下面前端部には、排出ローラ対130の上部排出ローラ130bが配置されている。上部排出ローラ130bは、揺動ガイド149の開閉動作に伴って下部排出ローラ130aに対して離接する。排出ローラ対130は、上下それぞれの排出ローラシャフト部に駆動手段である駆動モータM130からの回転駆動が付与され、正逆回転する。これにより、排出ローラ対130は、下排出トレイ137上に排出する排出方向と、処理トレイ138上に搬送する搬送方向とに、排出、搬送可能である。
揺動ガイド149には、案内ガイド151、第一除電針152、第二除電針153がそれぞれ軸方向に渡って配置されている。揺動ガイド149は、回動可能に支持軸154に支持され、上下方向に移動可能になっている。
ステイプラ132は、スライド支台303上に固定されている。図4に示すように、スライド支台303の下部には転動コロ304、305が設けられている。スライド支台303は、転動コロ304、305と、ステイプラ移動台306上のガイドレール溝307とに案内されて、処理トレイ138に積載されたシートSの後端縁に沿って(矢印Y方向に)移動する。
ステイプラ132は、処理トレイ138に積載されたシートSのコーナにおいて、シートの後端縁に対して所定角度αだけ傾斜した姿勢に維持される。傾斜角度αは、約30度に設定されているが、ガイドレール溝307の形状を変えることによって、変更できる。ステイプラ移動台306には、ステイプラ132のホームポジションを検知する不図示の位置センサが設けられている。通常、ステイプラ132は、装置手前側のホームポジションに待機している。
図5に示すように、整合手段を構成する手前側整合板340(第1の整合部材)、奥側整合板341(第2の整合部材)は、処理トレイ138に収容されたシートの搬送方向と直交する幅方向の左右端側を整合する。
第1、第2の整合部材340、341は、処理トレイ138面上でシートSの両側端に独立して対向配置される。第1、第2の整合部材340、341は、処理トレイ138面に対して垂直な整合面340a、341aを有している。整合面340a、341aは、シート側端面を押圧して支持する。
整合手段は、左右の整合部材対340、341をそれぞれ独立して駆動可能な第1、第2の駆動モータM340、M341とを有している。そして、駆動モータM340、M341の先端プーリからタイミングベルトB340、B341を介して、第1、第2の整合部材340、341に駆動伝達される。ここで、駆動モータM340、M341、先端プーリ、タイミングベルトB340、B341は駆動手段を構成する。これにより、第1、第2の整合部材340、341は、処理トレイ138に対してシートの幅方向に沿って独立して移動可能となる。すなわち、処理トレイ138上に、各整合面340a、341aが対向して配置され、かつその下面側に各駆動手段が幅方向に正逆移動可能なように組み付けられている。
ここで、第1、第2の整合部材340、341に対して、それぞれのホームポジションを検知するセンサS340、S341が配置されている。動作しない時は、第1、第2の整合部材340、341は、それぞれ各ホームポジション(両端部)に待機している。
図6に示すように、引き込みパドル131(131a、131b、131c)は、処理トレイ138の上方に配設され、パドル回転駆動モータ155からギア列によって駆動連結された駆動回転軸157上に複数個、固設されている。引き込みパドル131は、パドル回転駆動モータ155により、適切なタイミングで図6において反時計回りに回転する回転体である。また、引き込みパドル131は、2枚の羽根状の部材(搬送体)が所定の角度を保持するように駆動回転軸157上に固定されている。さらに、図7に示すように、引き込みパドル131は、上方からシート表面に間欠的に接触するよう2枚の羽根が設けられ、シート表面に接触する搬送回転領域(搬送領域)λと、シート表面に接触しない非搬送回転領域(非搬送領域)σを有している。搬送領域と非搬送領域は、駆動回転軸157に対して略半回転、位相角をずらして設けられている。通常、シート先端部が下排出ローラ対128から処理トレイ138に排出される時は、2枚の羽根がシートの排出を妨げないような非搬送領域内の位置に停止し、この位置は、装置の起動時やプリントジョブの起動時のホームポジションとして設定されている。したがって、駆動回転軸157の回転位置を検出するため、パドル回転検知センサ160が設けられ、引き込みパドル131の回転位置を検出している。パドル回転検知センサ160は、駆動回転軸157上に設けられた検知フラグ156と検知フラグ156の端部を検知して、引き込みパドル131の回転位置を検出する。
尚、引き込みパドル131は、駆動回転軸157の軸方向に沿って、複数設けられている。このように複数設けることにより、引き込みパドル131によるシートの後端ストッパ150a、150bへの引き込み時に、複数の引き込みパドル131がシート表面に均等に接触するため、不均等な接触によるシートの旋回を発生させることがない。このため、シートを斜行搬送することなく、後端ストッパ150a、150bに突き当てることが可能となる。
次にシート後端整合部の説明を行う。処理トレイ138の上流側には、シート搬送手段としてのベルトローラ158、シート押圧部材としての後端レバー159が配置されている。
シートは、ベルトローラ158の下排出ローラ対128の排出方向と逆方向にシートを移動させる向きの回転によって、後端レバー159にガイドされながら、後端ストッパ150に突き当たり、整合される。
つまり、ベルトローラ158は、シート排出手段としての下排出ローラ対128を構成する排出ローラ128aの外周に掛けられ、排出ローラ128aの回転に従動して回転する。また、ベルトローラ158は、その下方部が処理トレイ138上に積載された最上シートと接するような位置関係で、処理トレイ138の上方に設けられている。
<未綴じソートモード時のシート排出手段の動作説明>
次に、未綴じソートモード時における、シートの流れを、図8、図9を用いて説明する。
図8、図9に示すように、未綴じソートモードのジョブが選択されると、画像形成装置から排出されたシートは、シフトユニット108で(図2中手前側)に搬送方向と直交する方向に所定量シフトされながら搬送される。そして、下排出ローラ対128から排出ローラ対130を経て、下排出トレイ137へ排出される。同様の動作を指定ソート枚数分繰り返し、2部目では1部目のシフト方向と反対側(図2中奥側)に所定量シフトさせながら、1部目同様に下排出ローラ対128から排出ローラ対130を経て、下排出トレイ137へ排出される。
例えば、本実施形態においては、1回のシフト量は排出中心から片側15mmと定める。これにより、シート束間のソートオフセット量として30mmずらした状態で、シート束を下排出トレイ137上に積載する。
ソート無しのモードを指定すると、上流部において斜送等でずれて搬送されてきたシートをシフトユニット108で搬送方向と直交する幅方向の本来の中心位置へ戻す幅方向位置補正動作を行う。そして、幅方向中心位置で排出ローラ対130を経て、第一積載トレイとしての下排出トレイ137へ排出される。
<ステイプルソートモード時のシート排出手段の動作説明>
ステイプルソートモード時における、シートの流れを、図10〜図14を用いて説明する。
ステイプルソートモードのジョブが選択されると、画像形成装置本体600から排出された1部目の1枚目のシートS11は、シフトユニット108により図2中手前方向に所定量シフトさせながら搬送される。そして、下排出ローラ対128により上部排出ローラ130b、下部排出ローラ130aに搬送される。
図10に示すように、シートS11は、搬送方向の後端が下排出ローラ対128を抜けて排出ローラ対130によって所定量送られる。その後、排出ローラ対130を逆転させることで、シートS11の後端が後端ストッパ150へ当接するように搬送速度Vbで排出ローラ対130の排出方向と逆方向に搬送される。
図11に示すように、シートS11の後端が後端ストッパ150に突き当たる前に、揺動ガイド149を上昇させ、上部排出ローラ130bと下部排出ローラ130aを離間させる。これにより、搬送されたシートS11は、搬送速度Vbの慣性力による滑走状態で後端ストッパ150に突き当て整合することができ、特に薄手のシートで発生しやすい座屈の発生を防止することができる。
シートS11の搬送方向端部(後端)の整合が終了すると、次に、搬送方向と直交する幅方向の整合を整合部材対340、341によって行う。
次に、1部目の2枚目のシートS12が下排出ローラ対128から処理トレイ138に排出される。この時、揺動ガイド149は上昇位置にあり、上部排出ローラ130bと下部排出ローラ130aを離間させた状態でシートS12を迎える。シートS12の搬送方向の後端が下排出ローラ対128のニップを抜けると、処理トレイ138上に排出される。
図12に示すように、処理トレイ138上に排出されたシートS12は、引き込みパドル131が下排出ローラ対128の排出方向と逆方向にシートを移動させる向きに回転することで、シートS12のシート端部を後端ストッパ150に向けて搬送される。
シートS12は、シートを排出方向と反対方向に移動させる向きに回転するベルトローラ158によってさらに後端ストッパ150に引き寄せられ、後端ストッパ150面に突き当たり、整合される。シートS12の搬送方向端部(後端)の整合が終了すると、1枚目同様、幅方向の整合を整合部材対340、341によって行う。この一連の動作を1部目の最終シートS1nが後端ストッパ150に突き当たるまで繰り返す。
最終シートS1nの整合動作が終了すると、ステイプラ132によって、シート束S1Tの後端縁をステイプルクリンチする。そして、図13に示すように、揺動ガイド149を降下させて、シート束S1Tを排出ローラ対130で挟持し、下排出トレイ137に排出する(図14)。
最終シートS1nが後端ストッパ150に突き当たってからのステイプル動作、下排出トレイ137への束排出動作が、通常のシート処理よりも余分に処理時間を要する時間である。そして、この間、処理トレイ138にシート、つまり2部目の1枚目のシートS21を入れることができない。
よって、本実施形態のシート処理装置では、前述したように、この間、画像形成装置本体600から排出されるシートをバッファリング(貯留)処理する。これにより、画像形成装置本体600から次の部のシートを順次受け取りつつ、処理トレイ138へシートを排出しない処理を行っている。
図15に示すように、1部目のシート束が下排出トレイ137へ排出されるまでの間にバッファリングされた2部目のシートS21、S22、S23は、3枚で瓦積み状態(少しずつずれて積まれた状態)となる。バッファリング処理されたシート束S21〜S23は、下排出ローラ対128から排出ローラ対130に搬送される。この3枚のシート束は、その後端が下排出ローラ対128を抜けてから排出ローラ対130によって所定量送られる。その後、1部目の1枚目のシートと同様に排出ローラ対130を逆転させ、シート束の後端が後端ストッパ150に当接するよう排出ローラ対130の排出方向と逆方向に搬送速度Vbで搬送される。
シート束の後端が後端ストッパ150に突き当たる前に、揺動ガイド149を上昇させ、上部排出ローラ130bと下部排出ローラ130aを離間させる。2部目の4枚目から最終シートまでのシート処理は1部目と同様に整合処理され、ステイプル後、下排出トレイ137への排出が行われる。この動作を指定部数分繰り返した後、ジョブは終了する。
(引き込みパドル131の動作制御)
次に、引き込みパドル131の動作制御説明を行う。引き込みパドル131は、前述したように、下排出ローラ対128から排出されたシート後端を後端ストッパ150に突き当てて整合するために、シートを下排出ローラ対128の排出方向と逆方向に移動させる向きに回転している。引き込みパドル131の回転回数は本実施の形態においては、B5、A4、LTRサイズ等のスモールサイズは一枚排出ごとに1回転、A3、B4、LDRサイズ等のラージサイズは一枚排出ごとに2回転させる制御を行っている。
これは、排出シートサイズごとのシート排出間隔にも起因するところはあるが、シート質量による慣性力の違いによるところが大きい。
例えば、質量の小さいスモールサイズでは、慣性力が小さいため、パドル一回転動作によって、シートのブレーキ作用と戻し搬送作用をシートに付与することが可能で、一回転以上回転させる必要がない。
また、質量の大きいラージサイズでは、慣性力が大きいため、パドルの一回転動作だけでは、シートのブレーキ作用のみの作用しか付与できず、後端ストッパ150側にシートを付与することができない。したがって、引き込みパドル131を二回転させ、一回転目はシートのブレーキ作用を付与し、二回転目でシートの戻し搬送作用を付与している。
なお、駆動回転軸157の回転数は、上記回転数に限定されるものではなく、シートの質量に合わせて、複数回転させて後端ストッパ150にシートを突き当てるものであればよい。
図16は、引き込みパドルの回転速度(rpm)とシート位置及び引き込みパドル131の相対関係を表したものである。図16に示すように、排出方向のシート後端が処理トレイ138に排出されると、引き込みパドル131は475rpmの速度(第一回転速度)で回転を開始する。引き込みパドル131は、一回転目の回転中である引き込みパドル131とシートの当接が終了する領域まで等速(475rpm)で回転する。この際、パドル131は、下排出ローラ対128から排出後のシートの上方から排出方向と逆向きの力を付与することによって、シートを制動し、下排出トレイ137へ落下させる。それからパドル131は、排出シートの搬送方向を後端ストッパ150へシートを突き当てる方向に変える。
次に、シートと引き込みパドル131が当接しない領域に差し掛かると、回転速度を625rpmに引き上げる。その後、二回転目の回転中である引き込みパドル131が再びシートに当接する直前に、回転速度を第一回転速度より遅い300rpm(第二回転速度)に減速し、シートの後端が後端ストッパ150に突き当たるまで搬送する。引き込みパドル131がホームポジションに到達する位置まで回転させ、ホームポジションで停止させる。
非搬送領域がシートの上方を回転通過する際の第三回転速度(625rpm)は、第一、第二回転速度(搬送領域がシートの上方を回転通過する際の回転速度)よりも速い。
このように、本実施形態のシート処理装置においては、引き込みパドル131の回転速度を三速制御する。一回転目、つまり、シートのブレーキ作用の時は、中速度で回転させる。二回転目のシートの戻し搬送作用の時は、低速度で回転させる。引き込みパドル131とシートが接触しない領域では高速で回転させる。これにより、シートの排出間隔が短い、高生産性の排出状態においても、処理トレイ138上での整合性を乱すことなく、短時間で引き込みパドル131を二回転させることが可能となる。
尚、本実施形態では、二回転目の引き込みパドル131が低速域(300rpm)を維持したままホームポジション(停止位置)まで回転させている。しかし、シート当接しない領域に差し掛かると再び、回転速度を625rpmに引き上げて、引き込みパドル131がホームポジションに到達する位置まで回転させ、ホームポジションで停止させてもよい。この制御によれば、さらにパドルの回転時間を短縮することが可能で、さらなる小紙間シート処理が可能となる。
(制御部)
図17は画像形成装置を制御する画像形成装置制御部のブロック図である。図17に示すように、CPU回路部630は、CPU629、ROM631、RAM650を有している。CPU回路部630は、原稿給送装置制御部632、イメージリーダ制御部633、画像信号制御部634、プリンタ制御部635、フィニッシャ制御部636、外部インターフェイス637を制御している。CPU回路部630は、ROM631に格納されているプログラム及び操作部601の設定に従って制御する。
原稿給送装置制御部632は、原稿給送装置750を制御する。イメージリーダ制御部633はイメージリーダを制御する。プリンタ制御部635は画像形成装置本体600を制御する。フィニッシャ制御部636はフィニッシャ100を制御する。本実施の形態において、フィニッシャ制御部636をフィニッシャ100に搭載した構成について説明する。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、CPU回路部630と一体的に画像形成装置本体600に設け、画像形成装置本体600側からフィニッシャ100を制御するようにしてもよい。
RAM650は、制御データを一時的に保持する領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。外部インターフェイス637は、コンピュータ(PC)620からのインターフェイスであり、プリントデータを画像に展開して画像信号制御部634へ出力する。イメージリーダ制御部633から画像信号制御部634へは、イメージセンサで読み取られた画像が出力され、画像信号制御部634からプリンタ制御部635へ出力された画像は露光制御部へ入力される。
図18はフィニッシャ100を制御するフィニッシャ制御部636のブロック図である。図18に示すように、フィニッシャ制御部は、マイコン(CPU)701、RAM702、ROM703、入出力部(I/O)705、通信インターフェイス706、ネットワークインターフェイス704を有している。
不図示の搬送制御部において、シートの幅方向端部検知処理、シートバッファリング処理、搬送処理が行われる。また、中間処理トレイ制御部708では、整合板の動作制御、引き込みパドルの動作制御、揺動ガイドの開閉制御がそれぞれ、ホームポジション検知センサと移動モータによって制御される。
I/O705の入力ポートには、各種センサ信号が入力される。I/O705の出力ポートには、不図示の制御ブロックや、不図示の各種ドライバを介して接続された各駆動系に接続されている。
(シート排出制御)
図19はフィニッシャ制御部におけるステイプルジョブが画像形成装置本体の操作部601で選択された時のフローチャートである。図19に示すように、ステイプルジョブが選択されると(S710)、画像形成装置本体600からのプリントが開始され(S711)、フィニッシャ100の中間処理トレイ部へのシート排出が開始される。シートの処理トレイへの排出が完了されると(S712)、第1の整合部材340と第2の整合部材341による整合処理が行われる(S713)。シートに対して幅方向の整合処理が終了すると引き込みパドル131による、戻し処理(S713)が開始される。
図20は、引き込みパドル131の戻し処理のフローチャート図である。シートサイズ判定(S800)でシートサイズがスモールサイズの場合、パドル回転駆動モータ155が475rpmの回転速度で起動を開始する(S801)。駆動回転軸157が略一回転終了した時点でのパドル回転検知センサ160のONを検知判定する(S802)。パドル回転検知センサ160のONが検知されると、引き込みパドル131は一回転したホームポジションで停止し、引き込みパドル131の戻し処理が終了する。
シートサイズ判定(S800)でシートサイズがスモールサイズ以外(ラージサイズ等)の場合、パドル回転駆動モータ155が475rpmの第一回転速度で起動を開始し(S805)、パドル回転駆動モータ155のパルス計時処理(S806)に移行する。パドル回転駆動モータ155のパルスカウントが10パルスに到達した時、つまり、引き込みパドル131の羽根が一回転目の非搬送回転領域σ(図7)位置に到達した時に、パドル回転駆動モータ155を625rpmの回転速度に加速する(S807、S808)。パドル回転検知センサ160のONを検知判定する(S809)と、引き込みパドルは二回転目にさしかかり、再び、パドル回転駆動モータ155のパルス計時処理(S810)を行う。パドル回転駆動モータ155のパルスカウントが5パルスに到達した時、つまり、引き込みパドル131の羽根が二回転目の搬送回転領域λ(図7)位置に到達した時に、パドル回転駆動モータ155を300rpmの第二回転速度に減速する(S811、S812)。パドル回転検知センサ160のONが検知されると、引き込みパドル131は二回転したホームポジションで停止し、引き込みパドル131の戻し処理が終了する(S813、S814)。
図19で引き込みパドル131の戻し処理が終了すると、シートの束内最終シート判定(S715)が実行され、束内の最終シートでなければ、再び(S711)の処理へ戻り、束内最終シートの場合ステイプル綴じ処理(S716)へ移行する。綴じ処理が完了すると、束排出処理が行われ、ステイプル綴じされたシート束は、下排出トレイ137へ排出される(S717)。排出されたシート束が最終束でなければ、再び(S711)の次束の処理フローへ戻り、最終束の場合、フィニッシャ100のステイプルジョブが終了する。
尚、本実施形態では、引き込みパドル131をシートサイズによって、一回転、もしくは、二回転させることによって、後端ストッパ150へ突き当てるようにしている。しかし、シート排出間隔が開いた場合、もしくは、厚手のシートを処理する場合は、三回転以上させ、同様に、回転ごとに搬送回転領域λ(図7)の回転速度(回転数)を第一回転目から徐々に回転速度を下げていくことが望ましい。また、非搬送回転領域σ(図7)の回転速度は第一回転目の回転速度に対して同等以上に設定するような制御を行えば、シート排出間隔を短く設定することが可能である。
また、本実施形態では、引き込みパドル131の回転速度を回転ごとに変えるような構成にしているが、例えば、引き込みパドル131の作用する個数を回転ごとに変えていくというような方法でも良い。この時、第一回転目から徐々に作用する引き込みパドルの個数を減らしていくことが好ましい。また、別の方法では、引き込みパドル131のシートとの接触作用圧を回転ごとに変えていくというような方法でも良い。この時、第一回転目から回転ごとに徐々に作用する圧を減らしていくことが好ましく、駆動回転軸157と処理トレイ138の距離を可変に構成しておき、徐々に駆動回転軸157を上昇させ処理トレイ138から遠ざけるようにすると良い。
λ …搬送回転領域
σ …非搬送回転領域
B340、B341 …タイミングベルト
M130、M340、M341 …駆動モータ
P …反転フラッパ部
S …シート
S340、S341 …センサ
100 …中綴じ製本装置(フィニッシャ)
101 …入口センサ
102 …入口ローラ対
103 …搬送パス
104 …端部検知センサ
105、106 …シフトローラ対
108 …シフトユニット
110 …搬送ローラ
111 …離間ローラ
115 …バッファーローラ対
117 …上パス搬送路
118 …上パス切換え部材
120 …上排出ローラ対
121 …束搬送パス
122 …バッファーローラ対
124 …束搬送ローラ対
125 …サドルパス切換え部材
128 …下排出ローラ対(シート排出手段)
130 …排出ローラ対(束排出部材)
130a …下部排出ローラ
130b …上部排出ローラ
131 …引き込みパドル
132 …ステイプラ
133 …サドルパス
134 …サドル入口ローラ対
135 …サドルユニット
136 …上排出トレイ
137 …下排出トレイ
138 …処理トレイ(積載手段)
149 …揺動ガイド
150 …後端ストッパ(規制部)
151 …案内ガイド
152 …第一除電針
153 …第二除電針
154 …支持軸
155 …パドル回転駆動モータ
156 …検知フラグ
157 …駆動回転軸
158 …ベルトローラ
159 …後端レバー
160 …パドル回転検知センサ
303 …スライド支台
304、305 …転動コロ
306 …ステイプラ移動台
307 …ガイドレール溝
340 …前整合板(第1の整合部材)
340a …整合面
341 …奥整合板(第2の整合部材)
341a …整合面
600 …画像形成装置本体
601 …操作部
620 …コンピュータ
629 …CPU
630 …CPU回路部
631 …ROM
632 …原稿給送装置制御部
633 …イメージリーダ制御部
634 …画像信号制御部
635 …プリンタ制御部
636 …フィニッシャ制御部
637 …外部インターフェイス
650 …RAM
701 …CPU
702 …RAM
703 …ROM
704 …ネットワークインターフェイス
705 …I/O
706 …通信インターフェイス
708 …中間処理トレイ制御部
750 …原稿給送装置
904 …定着器
905 …反転ローラ
906 …両面搬送ローラ
907 …排出ローラ対
909 …カセット
914 …感光体ドラム

Claims (10)

  1. シートを排出するシート排出手段と、
    前記シート排出手段から排出されたシートを積載する積載手段と、
    前記積載手段の上に積載されたシート束の排出方向の端部を整合するための規制部と、
    前記シート排出手段から排出されたシートの上方から力を与えて前記積載手段上に落下させ、前記シート排出手段の排出方向と逆方向にシートを搬送して前記規制部にシートを突き当てる回転体とを有し、
    前記シート排出手段から排出されたシートを前記積載手段上に落下させる際、前記回転体は第一回転速度で回転し、前記規制部にシートを突き当てる際、前記回転体は前記第一回転速度よりも遅い第二回転速度で回転することを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記回転体は、回転軸に設けられた羽根を有し、前記羽根を回転させることにより前記シート排出手段から排出されたシートを制動することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 前記回転体は、回転軸に設けられた羽根を有し、前記羽根を回転させることにより前記規制部にシートを突き当てることを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  4. 前記回転体は、回転軸に設けられた羽根を有し、前記羽根は回転により間欠的にシートに接触することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  5. 前記回転体は、回転軸に設けられた複数の羽根を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  6. 前記回転体は回転軸に対して、羽根を有する搬送領域と羽根を有しない非搬送領域を有し、
    前記搬送領域がシートの上方を通過する際、前記回転体は第一、第二回転速度で回転し、前記非搬送領域がシートの上方を通過する際、前記回転体は第三回転速度で回転し、前記第三回転速度は前記第一、第二回転速度よりも速いことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  7. シートを積載する請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート積載装置と、
    前記シート積載装置に積載されたシートを処理するシート処理手段と、を有することを特徴とするシート処理装置。
  8. シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像形成されたシートを処理する請求項7に記載のシート処理装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記シート処理装置は、画像形成されたシートを排出する排出口に接続されることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像形成されたシートを積載する請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート積載装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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