JP2009226442A - ホース金具加締装置 - Google Patents
ホース金具加締装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009226442A JP2009226442A JP2008075053A JP2008075053A JP2009226442A JP 2009226442 A JP2009226442 A JP 2009226442A JP 2008075053 A JP2008075053 A JP 2008075053A JP 2008075053 A JP2008075053 A JP 2008075053A JP 2009226442 A JP2009226442 A JP 2009226442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caulking
- claw
- cam
- mounting plate
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
【解決手段】2段カムを穿設したカムリング6とそれを回動させる手段として、スクリューナット19・軸16のセットとそれに回転を与える減速機付モータ17を設置する。加締爪4には首振り機能をもたせる事により、小型、軽量化でしかも省エネルギーを達成することができるホース金具加締装置である。
【選択図】図1
Description
この発明はホースの端部に各種機器に配管を目的とした接続用継手金具類を、その外周上に挿入した金属製スリーブを加締めて固着させるホース金具加締装置に関する。
従来、ホースの端部に各種機器に配管を目的とした接続用金具類をホース端部外周上に挿入した金属性スリーブを加締めて固着するホース金具加締装置として、現在まで各種の加締装置が提案されているが、その動力源として油圧ポンプで発生させた高圧の作動油で動作する油圧シリンダーを採用しており、そのロッドの押圧力で加締装置のカム等を駆動し、そのカムの動作が複数の加締爪を縮径移動させることによりホース金具加締が実施されている。例を挙げれば、加締爪をホース外周上に挿入した金属製スリーブの近くまで急速に移動させる手段としてエアーシリンダーを利用し、その後カムリングに装着のカムにて本加締めを実施する装置(特許文献1参照)がある。また上述のエアーシリンダーの役割を持つカム部のカム角度を60度、本加締め用カムのカム角度を45度に設定した装置
しかしながら、建機の修理等、現地施工を実施する場合は小型・軽量で携行できる事と、高圧ホース等の金具加締に対応した強力形の加締装置であることが必須の条件であり、また従来型の加締装置に採用されている油圧機器が使用する作動油・付属機器等のランニングコスト・またそれらによる環境負荷等の問題点があった。
上述の目的を達成するために本発明は次のような構成とした。
即ち、ベース板の後端部へホース金具を通す貫通孔を設けた加締装置取付け板を立設し、これと同心で同径の貫通孔を設け、その貫通孔から放射状に穿設された複数の爪ホルダー案内溝と、爪ホルダーの加締前原点復帰用スプリング収納溝とを形成した、円筒形の爪ホルダー案内盤を加締装置取付け板に固定し、この案内盤の爪案内溝に、後端部へ複数個のカムフォロアを装着した縮径方向に摺動自在な爪ホルダーと、原点復帰用スプリングを配設する。その爪ホルダーに装着されたカムフォロアの外周側上部と係合する複数の2段カムが穿設された回動自在なカムリングを嵌合載置し、加締装置カバーを取り付ける。
上述した本発明によれば、カムリングの内周側に穿設された2段カムの内、急角度の第1カムの効用により、加締前の原点位置ではそれぞれの加締爪先端の開き量が一定角のカムと比較して大きく開いているため、ホース金具等の挿入および加締爪の交換が容易に実施でき、又加締め時間が短縮された。次に緩角度の第2カムと爪ホルダー装着のカムフォロアとの組み合わせによって摩擦抵抗が軽減され又、加締推力も大幅に増幅されることにより、油圧ポンプによってもたらされる油圧シリンダーの強力な押圧力を利用せずに、減速機付モータとスクリューナット・スクリュー軸のセットによる推力にて十分に強力な加締め作業が実施できるようになった。
以下本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。・
第1図は本発明に係る一実施例を示す一部を切り欠いた斜視図、第2〜3図は一部透視斜視図、第4〜7図は要部拡大斜視図、第8〜9図は正面および側面図、第10図〜11図は正面図の一部を示す。
各爪ホルダー3は図―3に示すように周方向と平行に複数(この実施例では2箇所)のカムフォロア収納溝48が穿設され、この溝と直角方向にカム固定用孔が穿設され、カムフォロア5がシャフト10で格別に装着する。
爪ホルダー案内盤2の外周部には図―10・11に示すように、円筒形の内周側に複数(この実施例では4箇所)の2段カム曲線を穿設したカムリング6を篏合載置する。
この動力伝達フランジ22A、22Bには後述するスクリューナット用ブラケットを左右に挟む形で2本立設し、スクリューナット用ブラケットに装着してあるローラフォロアと連結するための長孔32を設ける。
上述のスクリューナットブラケット20からスラストアンギュラ玉軸受21の一連の装着完了セットを図-7に示すように、動力装置取付け板38の所定の取付け孔に挿入、固定フランジ33にて固定した後、スクリュー軸用タイミングプーリ13を挿入し、回り止めキー40を挿入し軸端にプーリ抜け落ち防止ワッシャ41をボルト42止めする。
図―1に示すように、動力装置取付け板38に設けられたモータ固定位置に減速機付モータ17を仮置きし、モータ出力軸にタイミングプーリ15を挿入固定し、上述のスクリュー軸16に装着されたタイミングプーリ13とタイミングベルト14にて連結した後、
タイミングベルト14の張り具合を調節しつつ減速機付モータ17をボルト孔44に不図示のボルトで固定する。
尚この発明は上記実施例のものに限定されず、例えば爪ホルダーおよび加締爪はそれぞれ2〜10個等のいずれでもよく、また汎用モータの代わりにサーボモータ等を採用すれば加締精度の向上および加締寸法の設定および管理は飛躍的に向上し、又スクリュー軸・ナットの代わりにボールネジの採用によりモータの駆動トルクを約1/3に減少するため、省エネルギーが尚一層促進できることになるが、コスト的に高価になることが予想される。
1 加締装置取付け板
2 爪ホルダー案内盤
3 爪ホルダー
4 加締爪
5 カムフォロア
6 カムリング
9 爪用コマ
11 加締装置カバー
13 スクリュー軸用タイミングプーリ
14 タイミングベルト
15 モータ用タイミングプーリ
16 スクリュー軸
17 減速機付モータ
18 ローラフォロア
19 スクリューナット
20 スクリューナット用ブラケット
22 A・B動力伝達ブラケット
32 ローラフォロア収納長孔
38 動力装置取付け板
39 ベアリングケース取付け板
43 ベース板
Claims (3)
- 後述するカムリングを回動させる駆動手段として、カムリングの外周側へフランジ部に長孔を穿設した動力伝達フランジを設け、そのフランジの長孔と連結するローラフォロアを装着したスクリューナットブラケットに、スクリューナット・スクリュー軸のセットを装着し、スクリュー軸のタイミングプーリ取付け側の軸端よりスラスト系の玉軸受を挿入しロックナット等にて固定したものを、動力装置取付け板の所定の孔位置に押えフランジにて固定する。上述の動力装置取付け板をベース板および加締装置取付け板にボルトで固定する時は、同時にスクリューナットブラケットに装着のローラフォロアを、カムリングに設けられた動力伝達フランジの長穴に嵌合しながら実施する。上述の動力装置取付け板と相対する形で、スクリュー軸端を支えるベアリングを収納するベアリングケース取付け板を同様に取付け、軸端にベアリングを挿入しベアリングケースにて保持し調整しながら固定する。次に減速機付モータを所定の位置に仮置きし、モータ出力軸およびスクリュー入力軸各別にタイミングプーリを装着し、タイミングベルトにて連結した後、その張り具合を調整し減速機付モータを固定する。
- ベース板の後端部へホース金具を通す貫通孔を設けた加締装置取付け板を立設、これと同心で同径の貫通孔を設け、その貫通孔から放射状に穿設された複数の爪ホルダー案内溝と、その案内溝の反時計回りの側面中央部に放射状内側へ向かって、爪ホルダーの原点復帰用スプリングを配置するための収納溝を穿設した円筒形の爪ホルダー案内盤を加締装置取付け板に固定し、この案内盤の爪案内溝へ後端部に複数個のカムフォロアを装着した縮径方向に摺動自在な爪ホルダーと、原点復帰用スプリングを各別に配設し、その爪ホルダーに装着されたカムフォロアと係合する形でその外周側へ、円筒形の内周側に複数箇所の2段カムが穿設された回動自在なカムリングを嵌合載置する。
- 加締爪には、加締られるホース金具の周方向に首振り機能を持たした爪用コ
マを設ける。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008075053A JP4921403B2 (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | ホース金具加締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008075053A JP4921403B2 (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | ホース金具加締装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009226442A true JP2009226442A (ja) | 2009-10-08 |
JP4921403B2 JP4921403B2 (ja) | 2012-04-25 |
Family
ID=41242479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008075053A Expired - Fee Related JP4921403B2 (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | ホース金具加締装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4921403B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019051539A (ja) * | 2017-09-14 | 2019-04-04 | 横浜ゴム株式会社 | ホース継手金具の加締め装置および加締め方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03111178A (ja) * | 1989-09-21 | 1991-05-10 | Bridgestone Flowtech Corp | ホース口金具の締付装置 |
JPH03238124A (ja) * | 1990-02-16 | 1991-10-23 | Meiji Rubber & Chem Co Ltd | ホース金具加締装置 |
JPH1094845A (ja) * | 1996-09-26 | 1998-04-14 | Sunrise Techno:Kk | ホース継手金具のカシメ方法およびカシメ装置 |
-
2008
- 2008-03-24 JP JP2008075053A patent/JP4921403B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03111178A (ja) * | 1989-09-21 | 1991-05-10 | Bridgestone Flowtech Corp | ホース口金具の締付装置 |
JPH03238124A (ja) * | 1990-02-16 | 1991-10-23 | Meiji Rubber & Chem Co Ltd | ホース金具加締装置 |
JPH1094845A (ja) * | 1996-09-26 | 1998-04-14 | Sunrise Techno:Kk | ホース継手金具のカシメ方法およびカシメ装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019051539A (ja) * | 2017-09-14 | 2019-04-04 | 横浜ゴム株式会社 | ホース継手金具の加締め装置および加締め方法 |
JP7006064B2 (ja) | 2017-09-14 | 2022-01-24 | 横浜ゴム株式会社 | ホース継手金具の加締め装置および加締め方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4921403B2 (ja) | 2012-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100537122C (zh) | 一种外动力源多工位焊接夹具 | |
JP6711036B2 (ja) | 一軸アクチュエータおよびこれを備える一軸アクチュエータ装置 | |
CN108474296B (zh) | 配备有改变压缩比的系统的热力发动机 | |
CN109048314B (zh) | 一种自适应液压拉伸器 | |
EP3816031A1 (en) | Retrofitting electric device for bicycle, and bicycle | |
CN100485221C (zh) | 一种可伸缩三级电动缸 | |
US9555536B2 (en) | Two-stage locking electric screwdriver | |
CN106624958B (zh) | 快速翻转顶紧机构 | |
JP2017096489A (ja) | 機械要素用の締結システム | |
CN117664568B (zh) | 一种工程机械轴承检测装置 | |
JP2006027577A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP4921403B2 (ja) | ホース金具加締装置 | |
CN110303331B (zh) | 可浮动自动螺纹拧紧机构及拧紧方法 | |
CN201041225Y (zh) | 一种空心丝杠型多级电动缸 | |
JP3185574U (ja) | ホース金具加締装置 | |
JP3153689U (ja) | 部品取付用手持ち工具 | |
CN212330918U (zh) | 一种机械式喷油泵齿轮螺母拧紧固定装置 | |
CN209887051U (zh) | 偏心螺栓锁止装置 | |
CN104534020B (zh) | 一种发动机出厂试验用工艺飞轮及其安装方法 | |
CN212822836U (zh) | 单缸发动机曲轴偏心镗孔夹具 | |
CN108297013B (zh) | 用于铆压固定套的压装工具 | |
RU2346802C2 (ru) | Ключ для сборки и разборки гидравлических забойных двигателей | |
CN102174945B (zh) | 一种输出位移和扭转的机械传动装置 | |
US20060011363A1 (en) | Pneumatic wrench having enhanced strength | |
JP3192799U (ja) | 二段階締付式電気スクリュードライバー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110201 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20110201 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20110425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110524 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4921403 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |