JP2009226068A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技機が設置される遊技島に固定される外枠1と、前記外枠に対して開閉可能に軸支される本体枠2と、前記本体枠に対して開閉可能に軸支され、前記本体枠に係止可能な係止部を有するフロントドアと、前記本体枠に設けられ、前記係止部を係止させるフロントドアロック34と、前記係止部と前記フロントドアロックの係止を解除させる係止制御手段(下側ロック可動片25c、連動レバー39、結線部材40及び連動レバー軸受41)とを備えた遊技機とする。
【選択図】図10
Description
例えば、上皿(遊技球供給皿)を前方(遊技者側)へ引っ張ることにより、本体枠へ装着された遊技盤とガラス扉のガラス板との間の空間を拡大させ、拡大された空間に遊技球を詰まらせる(積み上げる)ことによって入賞口への入球を容易とするような不正行為が行われる場合があるが、特許文献1に開示された遊技機では、このような不正行為を防止することができない。
第2の発明によれば、フロントドアの係止部と本体枠のフロントドアロックとの係止解除を簡易構造の係止制御手段によって行うことができ、例えば、施錠装置によりフロントドアが開錠された際にこれと同期して係止解除制御を行うことで、係止部とフロントドアロックとの係止を容易に解除させることができる。
また、樹脂以外の材質、例えばガラスなどを採用することも本発明の範囲内であり設計変更可能である。
なお、遊技盤ベース18を介して遊技盤19の裏側に装着された表示装置を視認可能とする構成を採用しない場合には、遊技盤ベース18全体が非透明部材からなるものであっても構わない。
また、この下皿6には、発射ハンドル(図示しない)の操作によって発射装置22より発射されたが、遊技領域に到達しない遊技球(ファール球)と、遊技球供給皿5に備えられた球抜取装置(図示しない)を操作することによって、遊技球供給皿5から抜き取られた遊技球(抜取球)が、下皿排出口6aを介して排出される。
前記遊技球発射機構は、遊技球を遊技領域へ向けて発射させるための機構であり、発射ハンドルの操作により発射ソレノイドが駆動され、該発射ソレノイドの駆動により槌先が作動し、球送り装置から発射レールへ供給された遊技球を叩打することで、該遊技球を遊技領域へ向けて発射させる。その際、かかる遊技球を発射させるまでの一連の制御は、発射制御回路による信号処理によって実行されている。
なお、弾球遊技機には、フロントドア3を本体枠2に対して開閉錠する施錠装置24が備えられており、遊技者による遊技中は該施錠装置24によってフロントドア3を閉錠(施錠)し、本体枠2に対して開扉不能な状態としている。
施錠装置24は、本体枠2側に備えられる可動部材(以下、ロック可動片という)25(図5)と、該ロック可動片25を上下に可動させてフロントドア3の開閉錠(解錠及び施錠)状態の切換操作を行う操作部26(同図)、及びフロントドア3側に備えられ、本体枠2側のロック可動片25を係止させる係止片27(図2)とで構成されている。
なお、ギア31の開錠歯31aと閉錠歯31b、及び係止可動片本体29の開錠歯噛合部32aと閉錠歯噛合部32bの形態(大きさ、形状など)は、開錠歯31aと開錠歯噛合部32aが噛合可能であるとともに、閉錠歯31bと閉錠歯噛合部32bが噛合可能である限り、図示した形態には限定されない。例えば、開錠歯噛合部32aを開錠歯31aと噛合可能な貫通孔状としてもよいし、閉錠歯噛合部32bを閉錠歯31bと噛合可能な段差状としてもよい。
なお、ギア31の開錠歯31aと閉錠歯31b、及び係止可動片本体29の開錠歯噛合部32aと閉錠歯噛合部32bの相対的な位置関係は、操作部26によってフロントドア3を開閉錠させる際の係止可動片本体29の動作形態、すなわちロック可動片25a,25b,25cの係止爪30bとフロントドア3の係止片27との係止構造に応じて設定すればよい。
この場合、弾球遊技機は前記係止機構として、フロントドア3に設けられ、本体枠2に係止可能な係止部33(図3,4)と、本体枠2に設けられ、前記係止部33を係止させるフロントドアロック34(図7,8)と、係止部33とフロントドアロック34の係止を解除させる係止制御手段(図9〜11)とを備えている。
図3,4及び図7,8にはこれらの構成の一例がそれぞれ示されている。係止部33は、図3,4に示すように本体部33a、支持部33bを備えるとともに、フロントドアロック34に係止されるフロントドアロック係止片33cを備えた静止構造体であり、フロントドア3の裏面(本体枠2の前面と対向する面)3s側、かつガラス板4の下部近傍に配設されている。本体部33aは、フロントドア3の裏面3sから後方へ向けて突出し、該裏面3sに向かって左右方向に肉薄の平板状を成しており、支持部33bは、該本体部33aの上端及び下端に連続して裏面3sから後方へ向けて突出し、該裏面3sに向かって上下方向に肉薄の平板状を成している。また、フロントドアロック係止片33cは、本体部33aの突出端に連続して所定角度で延出し、該裏面3sに向かって前後方向に肉薄の平板状を成しており、当該延出部位がフロントドアロック34に係止される構造となっている。
このように、本実施形態においては、フロントドア3を本体枠2に対して閉扉させた際、自動的に係止部33をフロントドアロック34に係止させることができるのに対し、係止部33とフロントドアロック34の係止解除は、係止制御手段によって人為的に行っている。
結線部材(ピアノ線)40には、図7に示すようにフロントドアロック34と連結される一端部にフック40kが設けられており、該フック40kをロック爪34cの固定部37に引っ掛けることで、フロントドアロック34に連結されている。その一方、結線部材(ピアノ線)40の他端部は、図9,10に示すように締結部材(一例として、ボルトとナット)によって連動レバー軸受41に連結されている。
また、結線部材(ピアノ線)40とフロントドアロック34及び連動レバー軸受41との連結方法は、上述した方法には限定されず、周知の各種方法によって連結させればよい。
すなわち、その際、係止可動片本体29とともに、該係止可動片本体29に形成された下側ロック可動片25cも押し下げられる。
この場合、例えば、施錠装置24(操作部26)の鍵穴28に挿入した鍵(図示しない)を開錠位置から閉錠位置へ向けて回動させた際、すなわちフロントドア3を閉錠し、本体枠2に対して閉扉させた(開扉不能な状態とした)際、押し上げられた下側ロック可動片25cと連動して連動レバー39が押し上げられる構造とするとともに、該連動レバー39と連動して連動レバー軸受41が左回りに回動される構造とすればよい。
これにより、係止部33とフロントドアロック34との係止を上述した簡易構造の係止制御手段によって係止解除と併せて行うことが可能となる。
2 本体枠
25c 下側ロック可動片
34 フロントドアロック
39 連動レバー
40 結線部材(ピアノ線)
41 連動レバー軸受
Claims (2)
- 遊技機が設置される遊技島に固定される外枠と、
前記外枠に対して開閉可能に軸支される本体枠と、
前記本体枠に対して開閉可能に軸支され、前記本体枠に係止可能な係止部を有するフロントドアと、
前記本体枠に設けられ、前記係止部を係止させるフロントドアロックと、
前記係止部と前記フロントドアロックの係止を解除させる係止制御手段とを備えていることを特徴とする遊技機。 - 前記フロントドアを前記本体枠に対して開閉錠する施錠装置を備えているとともに、
前記係止制御手段は、前記施錠装置による前記フロントドアの開錠と連動して可動するロック可動片と、
前記ロック可動片の可動と連動して可動する連動レバーと、
前記連動レバーと前記フロントドアロックを結線する結線部材とを備えており、
前記施錠装置により前記フロントドアが前記本体枠に対して開錠された際、前記ロック可動片及び前記連動レバーを可動させ、当該連動レバーに結線されている結線部材によって前記フロントドアロックを可動させることで、当該フロントドアロックと前記係止部の係止を解除することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2008-03-24 JP JP2008076365A patent/JP5916269B2/ja active Active
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