JP2009226068A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技盤とガラス板との間に故意に生じさせた空間を利用して行われる不正行為を確実に防止することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機が設置される遊技島に固定される外枠1と、前記外枠に対して開閉可能に軸支される本体枠2と、前記本体枠に対して開閉可能に軸支され、前記本体枠に係止可能な係止部を有するフロントドアと、前記本体枠に設けられ、前記係止部を係止させるフロントドアロック34と、前記係止部と前記フロントドアロックの係止を解除させる係止制御手段(下側ロック可動片25c、連動レバー39、結線部材40及び連動レバー軸受41)とを備えた遊技機とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、遊技機(例えば、パチンコ機)に関し、より具体的には、遊技機に対する不正防止技術に関する。
遊技機(一例として、パチンコ機)としては、これが設置される遊技島に固定される外枠と、外枠に対して開閉可能に軸支される本体枠と、本体枠に対して開閉可能に軸支されるガラス扉(フロントドアともいう)と、ガラス扉を本体枠に対して選択的に開閉錠するための施錠装置とを備えたものが一般的である。
このような遊技機においては、遊技者の遊技中は施錠装置によってガラス扉が閉錠(施錠)され、本体枠に対して開扉不能な状態となっているが、本体枠とガラス扉との境界からピアノ線などを差し込んで、遊技盤上の入賞装置などに対して不正行為が行われ易いという欠点があった。かかる欠点に対しては、従来から各種の防止策が講じられており、例えば特許文献1には、ガラス扉の横幅寸法を本体枠の横幅寸法とほぼ同じとなるように形成し、ガラス扉の開扉側(反軸支側)の上部に切欠部を形成するとともに、切欠部に対応する本体枠上の領域をガラス扉の表面とほぼ同一平面となる高さに突出させた突出部を形成し、施錠装置の鍵を挿入して操作可能なシリンダ錠を突出部の鍵穴に設けた遊技機の構成が開示されている。
かかる遊技機によれば、ガラス扉と本体枠との正面から見える境界線が切欠部の外周形状だけに限定され、ピアノ線などの不正具を差し込み得る範囲(領域)が少なくなるため、上述したような不正行為を抑制することができる。
特開平8−141183号公報
しかしながら、特許文献1に開示された遊技機に対しては、ガラス扉と本体枠の境界からピアノ線などを挿入する不正行為は行い難くなるが、不正行為の方法や当該方法に用いられる不正具は他にも多数あり、また、不正具を用いずに行われる不正行為の存在も知られているため問題になっている。
例えば、上皿(遊技球供給皿)を前方(遊技者側)へ引っ張ることにより、本体枠へ装着された遊技盤とガラス扉のガラス板との間の空間を拡大させ、拡大された空間に遊技球を詰まらせる(積み上げる)ことによって入賞口への入球を容易とするような不正行為が行われる場合があるが、特許文献1に開示された遊技機では、このような不正行為を防止することができない。
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的は、遊技盤とガラス板との間に故意に生じさせた空間を利用して行われる不正行為を確実に防止することが可能な遊技機を提供することにある。
このような目的を達成するために、第1の発明は、遊技機が設置される遊技島に固定される外枠と、前記外枠に対して開閉可能に軸支される本体枠と、前記本体枠に対して開閉可能に軸支され、前記本体枠に係止可能な係止部を有するフロントドアと、前記本体枠に設けられ、前記係止部を係止させるフロントドアロックと、前記係止部と前記フロントドアロックの係止を解除させる係止制御手段とを備えていることを特徴とする遊技機としたことである。
第1の発明によれば、例えば、上皿が引っ張られた場合であっても、フロントドアの係止部と本体枠のフロントドアロックとを係止させることができるため、遊技盤とガラス板との間の空間を拡大させることがない。この結果、拡大された空間を利用した不正行為(一例として、かかる空間に遊技球を詰まらせる(積み上げる)ことによって入賞口への入球を容易とする行為)を確実に防止することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記フロントドアを前記本体枠に対して開閉錠する施錠装置を備えているとともに、前記係止制御手段は、前記施錠装置による前記フロントドアの開錠と連動して可動するロック可動片と、前記ロック可動片の可動と連動して可動する連動レバーと、前記連動レバーと前記フロントドアロックを結線する結線部材とを備えており、前記施錠装置により前記フロントドアが前記本体枠に対して開錠された際、前記ロック可動片及び前記連動レバーを可動させ、当該連動レバーに結線されている結線部材によって前記フロントドアロックを可動させることで、当該フロントドアロックと前記係止部の係止を解除することを特徴とする遊技機としたことである。
第2の発明によれば、フロントドアの係止部と本体枠のフロントドアロックとの係止解除を簡易構造の係止制御手段によって行うことができ、例えば、施錠装置によりフロントドアが開錠された際にこれと同期して係止解除制御を行うことで、係止部とフロントドアロックとの係止を容易に解除させることができる。
本発明によれば、遊技盤とガラス板との間に故意に生じさせた空間を利用して行われる不正行為を確実に防止することが可能な遊技機を提供することができる。
以下、本発明の遊技機の一実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、本実施形態は本発明に係る遊技機の一例に過ぎず、何らこれに限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。なお、ここでは、本発明に係る遊技機の一例として弾球遊技機(いわゆるパチンコ機)を挙げて説明するが、遊技球が遊技領域に流下されて遊技が行われるその他の遊技機も対象である。
図1には、本実施形態に係る遊技機(弾球遊技機)の全体構成が示されている。かかる弾球遊技機は、該弾球遊技機が設置される遊技場の島設備(遊技島)(図示しない)に固定される外枠1と、該外枠1に対して開閉可能に軸支され、遊技盤ベース18(図5,6)に種々の遊技部材を備えて遊技領域を構成した遊技盤19(図5,6)が着脱自在に装着される本体枠(内枠ともいう)2と、ガラス板4を介して遊技盤19が視認可能となるように配設されるフロントドア(ガラス扉ともいう)3とを備えて構成されている。この場合、本体枠2は外枠1に対し、フロントドア3は本体枠2に対し、それぞれヒンジなど(図示しない)を介して開閉可能(回動可能)に軸支されている。また、遊技盤19の背面には、表示装置(図示しない)が着脱自在に装着されている。
遊技部材は、弾球遊技機において遊技に必要な全ての部材を言い、例えば図5,6に示すように、遊技球が転動する表側の遊技領域を区画するとともに、該表側の遊技領域に発射装置22から打ち出される遊技球を導く発射通路を構成するガイドレール15、表示装置(図示しない)の変動表示を起動させるとともに、大当たりとするか否かの抽選処理を起動させる始動入賞装置(始動入賞口ともいう(図示しない))、大当たり時に開放するアタッカと称する特別電動役物の大入賞装置(大入賞口ともいう(図示しない))、遊技球が入賞することにより遊技球の払い出しを起動させる一般入賞装置(一般入賞口ともいう(図示しない))、遊技領域での入賞を逃したアウト球を排出するアウト口13、遊技盤ベース18に打たれている多数の遊技釘(図示しない)、そして遊技球が転動可能なステージ及び天通路(いずれも図示しない)などの各部材が挙げられる。
遊技盤ベース18は、前記各遊技部材を固定でき、かつ、容易に変形しない(曲がらない)又は変質しない程度の硬度・強度等を有する材質で形成されている。また、遊技盤ベース18は、少なくともその一部が無色透明のアクリル樹脂材、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂などの透明性の高い硬質の合成樹脂材(透明部材)で形成され、裏側に配設される表示装置がその透明部材を介して視認可能とする。
また、樹脂以外の材質、例えばガラスなどを採用することも本発明の範囲内であり設計変更可能である。
なお、遊技盤ベース18を介して遊技盤19の裏側に装着された表示装置を視認可能とする構成を採用しない場合には、遊技盤ベース18全体が非透明部材からなるものであっても構わない。
フロントドア3の前面下部には、図1に示すように該フロントドア3と一体を成す皿ユニット20が設けられており、この皿ユニット20には、払出装置(図示しない)から払い出された遊技球が遊技球受入口5aから供給されるとともに、発射装置22(図5,6)へと遊技球を供給するための遊技球供給皿(上皿)5と、該遊技球供給皿5の満杯時に前記遊技球受入口5aの内方で溢れ出た球(溢出球)を排出する下皿排出口6aを有する下皿6が備えられている。
また、この下皿6には、発射ハンドル(図示しない)の操作によって発射装置22より発射されたが、遊技領域に到達しない遊技球(ファール球)と、遊技球供給皿5に備えられた球抜取装置(図示しない)を操作することによって、遊技球供給皿5から抜き取られた遊技球(抜取球)が、下皿排出口6aを介して排出される。
前記発射装置22は、発射制御回路、発射ソレノイドや槌先などからなる遊技球発射機構を備え、本体枠2の前面(フロントドア3を開扉させた際に露出される面)下部に設けられている。
前記遊技球発射機構は、遊技球を遊技領域へ向けて発射させるための機構であり、発射ハンドルの操作により発射ソレノイドが駆動され、該発射ソレノイドの駆動により槌先が作動し、球送り装置から発射レールへ供給された遊技球を叩打することで、該遊技球を遊技領域へ向けて発射させる。その際、かかる遊技球を発射させるまでの一連の制御は、発射制御回路による信号処理によって実行されている。
このように前記遊技球発射機構によって遊技領域へ向けて遊技球が発射されることで、弾球遊技機において遊技が行われる。
なお、弾球遊技機には、フロントドア3を本体枠2に対して開閉錠する施錠装置24が備えられており、遊技者による遊技中は該施錠装置24によってフロントドア3を閉錠(施錠)し、本体枠2に対して開扉不能な状態としている。
施錠装置24は、本体枠2側に備えられる可動部材(以下、ロック可動片という)25(図5)と、該ロック可動片25を上下に可動させてフロントドア3の開閉錠(解錠及び施錠)状態の切換操作を行う操作部26(同図)、及びフロントドア3側に備えられ、本体枠2側のロック可動片25を係止させる係止片27(図2)とで構成されている。
この場合、操作部26としては、所定の鍵(図示しない)が鍵穴28に挿入された場合にのみ、シリンダを回動させることが可能なシリンダ錠が一例として設けられている。具体的には、鍵穴28に挿入された鍵(以下、この状態の鍵の位置を開錠位置という)を所定方向(例えば、右方向)に回動させることで、これと連動してロック可動片25を係止片27に係止させることができる(以下、この状態の鍵の位置を閉錠位置という)。一方、鍵穴28に挿入した鍵を前記所定方向とは逆方向(例えば、左方向)に回動させること、すなわち該鍵を閉錠位置から開錠位置に戻すことで、これと連動してロック可動片25と係止片27との係止を解除させることができる。なお、図2,3に示すようにフロントドア3には、本体枠2に対して閉扉した状態で操作部26(具体的には、その鍵穴28)を弾球遊技機の前面側へ露出可能となるように、本体枠2における操作部26の配設領域に相当する該フロントドア3の反軸支側の領域に貫通孔3hが形成されている。
ロック可動片25は、本体枠2の前面開放側(フロントドア3の軸支側とは反対側)の側縁(図5の右側縁)に備えられており、本実施形態においては、操作部26と機械的に連携された長尺状本体(以下、係止可動片本体という)29の前面(本体枠2の前面側に位置付けられる面)29s(図10,13)に、弾球遊技機の高さ方向に所定間隔を空けて一体に突設された上側ロック可動片25a、中側ロック可動片25b及び下側ロック可動片25cの3つで構成されている。各ロック可動片25a,25b,25cは、図6,10,13に示すように、係止可動片本体29の前面29sから前方に向けて突設した平板部30aと、該平板部30aの先端に上向き(弾球遊技機の高さ方向で上向き)に突出した係止爪30bとで形成されている。この場合、平板部30aは、係止可動片本体29の前面29sを拡張させるように延設した連結部位30j(図5,12,13)を介して該前面29sから突出している。これにより、各ロック可動片25a,25b,25cの係止爪30bがフロントドア3の係止片27(図2)と係止される構造となる。
係止可動片本体29と操作部26との連携構造は特に限定されないが、一例として、本実施形態においては図12,13に示すようなギア構造を採用している。この場合、操作部26には、鍵穴28に挿入した鍵(図示しない)の操作と連動して可動するギア31が設けられており、該ギア31には、開錠歯31aと閉錠歯31bの2つの歯が形成されている。これに対し、係止可動片本体29には、ギア31の開錠歯31aと噛合される開錠歯噛合部32a、及び閉錠歯31bと噛合される閉錠歯噛合部32bの2つの噛合部が設けられている。図12,13に示す構成においては、開錠歯噛合部32aを係止可動片本体29の前面29sを一部凹状に切り欠いて段差状とするとともに、閉錠歯噛合部32bを閉錠歯31bが挿通可能な貫通孔状としている。
なお、ギア31の開錠歯31aと閉錠歯31b、及び係止可動片本体29の開錠歯噛合部32aと閉錠歯噛合部32bの形態(大きさ、形状など)は、開錠歯31aと開錠歯噛合部32aが噛合可能であるとともに、閉錠歯31bと閉錠歯噛合部32bが噛合可能である限り、図示した形態には限定されない。例えば、開錠歯噛合部32aを開錠歯31aと噛合可能な貫通孔状としてもよいし、閉錠歯噛合部32bを閉錠歯31bと噛合可能な段差状としてもよい。
このような構成によれば、鍵穴28に挿入した鍵(図示しない)を閉錠位置から開錠位置へ向けて回動させた際、ギア31の開錠歯31aが係止可動片本体29の開錠歯噛合部32aと噛み合い、その後該鍵が開錠位置へ回動されるまでの間、開錠歯噛合部32aと噛合された開錠歯31aが該開錠歯噛合部32aを下向き(弾球遊技機の高さ方向で下向き)に押圧する。これにより、係止可動片本体29が押し下げられ、ロック可動片25a,25b,25cの係止爪30bとフロントドア3の係止片27との係止を解除させることができ、該フロントドア3を本体枠2に対して開扉させることが可能となる。
一方、鍵穴28に挿入した鍵を開錠位置から閉錠位置へ向けて回動させた際、ギア31の閉錠歯31bが係止可動片本体29の閉錠歯噛合部32bと噛み合い、その後該鍵が開錠位置へ回動されるまでの間、閉錠歯噛合部32bと噛合された閉錠歯31bが該閉錠歯噛合部32bを上向き(弾球遊技機の高さ方向で上向き)に押圧する。これにより、係止可動片本体29が押し上げられ、ロック可動片25a,25b,25cの係止爪30bをフロントドア3の係止片27と係止させることができ、該フロントドア3を本体枠2に対して閉扉させる(開扉不能な状態とする)ことが可能となる。
このように施錠装置24を備えることで、フロントドア3の開閉錠(解錠及び施錠)状態を任意に切り換え、必要に応じてフロントドア3を本体枠2に対して開扉状態あるいは閉扉状態(開扉不能状態)に保つことができる。
なお、ギア31の開錠歯31aと閉錠歯31b、及び係止可動片本体29の開錠歯噛合部32aと閉錠歯噛合部32bの相対的な位置関係は、操作部26によってフロントドア3を開閉錠させる際の係止可動片本体29の動作形態、すなわちロック可動片25a,25b,25cの係止爪30bとフロントドア3の係止片27との係止構造に応じて設定すればよい。
また、本実施形態において、弾球遊技機には、施錠装置24によって閉錠されて閉扉状態(開扉不能状態)にあるフロントドア3の本体枠2に対する位置を固定するための係止機構が備えられている。かかる係止機構により、遊技盤19とガラス板4との間の空間を故意に拡大できないようにすることで、例えば、拡大された空間を利用した不正行為(一例として、かかる空間に遊技球を詰まらせる(積み上げる)ことによって入賞口(図示しない)への入球を容易とする行為)を確実に防止することを可能としている。
この場合、弾球遊技機は前記係止機構として、フロントドア3に設けられ、本体枠2に係止可能な係止部33(図3,4)と、本体枠2に設けられ、前記係止部33を係止させるフロントドアロック34(図7,8)と、係止部33とフロントドアロック34の係止を解除させる係止制御手段(図9〜11)とを備えている。
係止部33とフロントドアロック34の構成は、係止部33がフロントドアロック34に係止可能であるとともに、フロントドアロック34が係止部33を係止可能であれば特に限定されず、任意の構成を選択して適用することができる。
図3,4及び図7,8にはこれらの構成の一例がそれぞれ示されている。係止部33は、図3,4に示すように本体部33a、支持部33bを備えるとともに、フロントドアロック34に係止されるフロントドアロック係止片33cを備えた静止構造体であり、フロントドア3の裏面(本体枠2の前面と対向する面)3s側、かつガラス板4の下部近傍に配設されている。本体部33aは、フロントドア3の裏面3sから後方へ向けて突出し、該裏面3sに向かって左右方向に肉薄の平板状を成しており、支持部33bは、該本体部33aの上端及び下端に連続して裏面3sから後方へ向けて突出し、該裏面3sに向かって上下方向に肉薄の平板状を成している。また、フロントドアロック係止片33cは、本体部33aの突出端に連続して所定角度で延出し、該裏面3sに向かって前後方向に肉薄の平板状を成しており、当該延出部位がフロントドアロック34に係止される構造となっている。
その際、フロントドアロック係止片33cは、本体枠2のフロントドアロック34と確実に係止させることを考慮すれば、90°以下の角度でフロントドア3の裏面3sへ近接する方向へ傾斜するように、本体部33aの突出端から延出させることが好ましい。なお、図4には、支持部33bの突出高さを本体部33aの突出高さよりも大きな寸法に設定するとともに、フロントドアロック係止片33cを本体部33aの突出端からフロントドア3の裏面3sに向かって右方向へ、その延出端面が支持部33bの側面と面一となる寸法で延出させた係止部33の構成が一例として示されている。これにより、係止部33は、本体部33a、支持部33b及びフロントドアロック係止片33cで囲まれた凹状の領域(以下、かかる領域を凹状領域33sという)をフロントドア3の裏面3sに向かって右側に有した構造体となる。
これに対し、フロントドアロック34は、図7,8に示すように、本体枠2に設けられたベース部材(以下、フロントドアロックベースという)34aと、該フロントドアロックベース34aに回動可能に設けられた回動軸(同、ロック軸という)34bと、該ロック軸34bに軸支された可動部材(同、ロック爪という)34cと、該ロック爪34cに対して付勢力を与える弾性部材(以下、ロックバネという)34dを備えた可動構造体であり、フロントドア3の係止部33を係止可能となるように位置決めされて、本体枠2の前面側(フロントドア3の裏面3sとの対向側)、かつ遊技盤19の下部近傍に配設されている。
フロントドアロックベース34aは、ロック軸34bを回動可能に支持するための複数の壁部材(以下、ベース壁という)35と、該ベース壁35に支持されたロック軸34bを被覆するための蓋部材(以下、ベース蓋という)36とで構成されている。この場合、ベース壁35は、図7,8に示すように本体枠2の前面から前方へ向けて突設されており、ベース蓋36は、該ベース壁35で囲まれた凹状の領域を覆うとともに、ロック軸34bを外部へ露出可能な貫通孔36hを中央部に有する平板状を成している。
ロック軸34bは、フロントドアロックベース34aのベース壁35で囲まれた凹状領域に収容可能であるとともに、該ベース壁35で支持可能な径寸法及び長さ寸法で延出された略円柱状を成しており、その延出方向が弾球遊技機の高さ方向と平行を成すように前記凹状領域に位置付けられているとともに、その上下端がベース壁35に回動可能に支持された状態で、ベース蓋36の貫通孔36hから一部露出されている。
フロントドアロックベース34aとロック軸34bとをこのような構成とすることで、該ロック軸34bは、その軸支位置が弾球遊技機の高さ方向と平行して上下に並び、該高さ方向と平行して回動可能となり、ベース蓋36の貫通孔36hから露出された部位に対してロック爪34cを固定することで、該ロック爪34cを本体枠2の前面(フロントドア3の裏面3sと対向する面)に向かって左右方向に可動させることができる。
ロック爪34cは、ロック軸34bに固定される固定部37と、該固定部37に連続し、フロントドアロックベース34aよりも前方へ向けて突出する爪部38とで構成されている。固定部37には、ロック爪34cが必要以上に可動することのないように、その可動範囲を限定するためのストッパ37aがベース蓋36の貫通孔36hの周縁部に噛合するように設けられている。また、爪部38には、その突出先端を固定部37よりも肉厚としてなる返し38aが設けられており、該返し38aは、爪部38の突出先端から突出基端(固定部37との連続部位)の方向へ向かうに従って徐々に肉厚となるような傾斜構造を成しており、爪部38の最大肉厚部位と最小肉厚部位とを連続させることで段差38bを形成している。
なお、図7,8には、爪部38の返し38aを本体枠2の前面に向かって右側に設けたロック爪34cの構成が一例として示されているが、その際、段差38bの高さ(返し38aの最大肉厚部位と最小肉厚部位との寸法差)は、フロントドア3に設けられた係止部33のフロントドアロック係止片33cをスムーズに係止可能となるように、該フロントドアロック係止片33cの延出寸法に応じて設定すればよい。
また、この場合、ロック爪34c(爪部38)の大きさは、係止部33の凹状領域33sよりも一回り小さな寸法となるように設定されている。すなわち、係止部33とフロントドアロック34の相対的な大きさをこのような設定とすることで、係止部33がフロントドアロック34に係止される際、該ロック爪34c(爪部38)を該凹状領域33sに収容でき、係止部33とフロントドアロック34をスムーズに係止させることが可能となる。
そして、ロックバネ34dは図7に示すように、その一端部(同図の左端部)が本体枠2の前面に突設された固定軸44に固定され、他端部(同、右端部)がロック爪34cの固定部37に固定されている。この状態で、ロックバネ34dは本体枠2の前面に向かって右方向から左方向へ付勢力を有しており、該付勢力がロック爪34cの固定部37に対して常時作用されている。すなわち、ロック爪34cは、ロックバネ34dから作用される付勢力により、ロック軸34b周りに本体枠2の前面に向かって右方向へ常に回動可能な状態となっており、前記付勢力を固定部37のストッパ37aからベース蓋36へ退避させることで、その姿勢を静止状態に保っている。
このような構成によれば、本体枠2に対して開扉されたフロントドア3を閉扉させる際、係止部33は、そのフロントドアロック係止片33cをフロントドアロック34のロック爪34cの爪部38に接触させた状態で、前記付勢力に抗して該ロック爪34cをロック軸34b周りに本体枠2の前面に向かって左方向へ回動させつつ、爪部38の返し38aに沿って後方(本体枠2に対して後方)へ移動する。フロントドアロック係止片33cがさらに後方へ移動して段差38bまで達した際、前記フロントドアロック係止片33cの爪部38に対する位置が本体枠2の前面に向かって右方向から左方向へずれ、該フロントドアロック係止片33cが段差38bに係合される。
この結果、前記付勢力に抗してロック軸34b周りに左方向へ回動されていたロック爪34cが、再び該付勢力によって該ロック軸34b周りにストッパ37aをベース蓋36の貫通孔36hの周縁部に噛合させるまで右方向へ回動され、ロック爪34cはこの状態で静止する。したがって、前記フロントドアロック係止片33cの位置が爪部38の返し38aに対して固定され、これにより、係止部33をフロントドアロック34に安定して係止させることができる。
なお、係止部33のフロントドアロック係止片33cのフロントドア3の裏面3sに対する延出方向(別の捉え方をすれば、凹状領域33sの形成方向)と、ロック爪34c(爪部38)の返し38aの本体枠2の前面に対する配設方向を同一に設定することで、係止部33とフロントドアロック34を係止させることは可能となる。したがって、かかる方向は、本実施形態のようにフロントドア3の裏面3s及び本体枠2の前面に向かって右方向には限定されず、例えば、左方向や上下方向などのいずれであってもよい。その際、ロックバネ34dは、係止部33とフロントドアロック34を安定して係止させることが可能となるように、ロック爪34cへ作用させる付勢力の作用方向を設定して配設すればよい。
ここで、本実施形態においては、上述したように係止部33をフロントドアロック34と係止させる際、そのための人為的な係止操作を加える必要はなく、フロントドア3の本体枠2に対する閉扉と同時に、自動的にフロントドアロック係止片33cの位置を静止したロック爪34c(爪部38)の返し38aに対して固定することができるため、係止部33をフロントドアロック34に係止させることが可能となる。
このように、本実施形態においては、フロントドア3を本体枠2に対して閉扉させた際、自動的に係止部33をフロントドアロック34に係止させることができるのに対し、係止部33とフロントドアロック34の係止解除は、係止制御手段によって人為的に行っている。
係止制御手段は、図5〜13に示すように、施錠装置24によるフロントドア3の開錠と連動して可動する可動部材(ロック可動片25(具体的には、下側ロック可動片25c))と、該下側ロック可動片25cの可動と連動して可動する連動レバー39と、該連動レバー39とフロントドアロック34を結線する結線部材40とを備えている。この場合、連動レバー39は棒体を成し、その基端部を該連動レバー39と連動する部材(以下、連動レバー軸受という)41に連結され、該連動レバー軸受41を介して結線部材40と連結されているとともに、その先端部に到るまでの部位を下側ロック可動片25cに当接させた状態で本体枠2に配設されている。
図9,10に示す構成において、連動レバー軸受41は一例として略半円形の平板状を成しており、所定の軸43(図5,6,13)周りに連動レバー39と連動して回動可能な構造となっている。この場合、連動レバー軸受41には、弦状を成す部位に連動レバー39の基端部が連結され、弧状を成す部位に一端部がフロントドアロック34に連結された結線部材40の他端部が連結されている。これにより、連動レバー軸受41を介して連動レバー39と結線部材40が連結されているとともに、該結線部材40を介して前記連動レバー軸受41とフロントドアロック34が連結された状態となっている。すなわち、連動レバー軸受41を介し、連動レバー39とフロントドアロック34が結線部材40によって結線された状態となる。なお、連動レバー軸受41を設けることなく、連動レバー39と結線部材40を直接連結させることで、該連動レバー39とフロントドアロック34とを結線させた構成としてもよい。
結線部材40としては、連動レバー39とフロントドアロック34を結線することが可能であれば、任意の線状あるいは棒状を成す各種の部材を選択して適用することができるが、本実施形態においては一例としてピアノ線が適用されている場合を想定する。
結線部材(ピアノ線)40には、図7に示すようにフロントドアロック34と連結される一端部にフック40kが設けられており、該フック40kをロック爪34cの固定部37に引っ掛けることで、フロントドアロック34に連結されている。その一方、結線部材(ピアノ線)40の他端部は、図9,10に示すように締結部材(一例として、ボルトとナット)によって連動レバー軸受41に連結されている。
なお、フック40kは、結線部材(ピアノ線)40とは別体を成すフック部材とし、該フック部材を前記結線部材(ピアノ線)40の一端部に加締めや接着などにより取り付けることで該結線部材(ピアノ線)40に設けてもよいし、前記一端部を折曲あるいは湾曲させてフック40k部分を結線部材(ピアノ線)40と一体的に設けてもよい。フック40kを別体構成とした場合、結線部材(ピアノ線)40を敷線する際、いずれも後述するガイド材42(図9,10)や貫通孔37h(図11)への装着や挿入などの取り回しが容易となるのに対し、フック40kを一体構成とした場合、フック部材を別途調達する必要がなく、部品点数を削減することができるとともに、該フック部材の取付作業を行う必要がなく、作業工程を削減することができる。
また、結線部材(ピアノ線)40とフロントドアロック34及び連動レバー軸受41との連結方法は、上述した方法には限定されず、周知の各種方法によって連結させればよい。
この場合、本体枠2には、結線部材(ピアノ線)40を敷線するとともに、これをガイドするための部材(以下、ガイド材という)42が複数個(図9,10においては、4個)設けられている。このように複数のガイド材42を設けることで、連動レバー39とフロントドアロック34との間に結線部材(ピアノ線)40を緩みや撓みなく結線することができるとともに、結線部材(ピアノ線)40を敷線するための特別なスペースを確保しなくとも、本体枠2の既存の部材同士のすきまなどを有効活用して結線部材(ピアノ線)40を敷線することができる。
また、フロントドアロックベース34aのベース壁35は、図7,8に示すように結線部材(ピアノ線)40の敷線経路上に当たる部位が切り欠かれているとともに、図11に示すようにロック爪34cの固定部37には、結線部材(ピアノ線)40を挿通ための貫通孔37hが本体枠2の前面に対して左右方向に穿孔されている。
このように、本実施形態において結線部材(ピアノ線)40は、ロック爪34cの固定部37の本体枠2の前面に向かって左側にフック40kで連結されている。この結果、結線部材(ピアノ線)40に対して引張荷重を加えることで、フロントドアロック34のロック爪34cをロックバネ34dによる付勢力に抗してロック軸34b周りに本体枠2の前面に向かって左方向へ回動させることができる。
ロック爪34cがロック軸34b周りに左方向へ回動すると、フロントドアロック34に係止されていた係止部33、具体的には、ロック爪34cの爪部38に対して固定されていたフロントドアロック係止片33cの位置が、本体枠2の前面に向かって左方向から右方向へ段差38bに沿ってずれていく。そして、結線部材(ピアノ線)40に対して引張荷重を加え続け、さらにロック爪34cがロック軸34b周りに左方向へ回動されると、フロントドアロック係止片33cが係合していた段差38bから外れる。この結果、フロントドアロック係止片33cの位置が爪部38の返し38aに対して解放され、この状態でフロントドア3を本体枠2に対して開扉させることで、係止部33とフロントドアロック34との係止を解除させることができる。
上述したように、本実施形態に係る弾球遊技機には、フロントドア3を開閉錠する施錠装置24が備えられており、該フロントドア3を本体枠2に対して開扉させるために鍵穴28に挿入した鍵(図示しない)を閉錠位置から開錠位置へ向けて回動させた際、係止可動片本体29が押し下げられる構造となっている。
すなわち、その際、係止可動片本体29とともに、該係止可動片本体29に形成された下側ロック可動片25cも押し下げられる。
連動レバー39は、下側ロック可動片25cと当接し、該下側ロック可動片25cの可動と連動して可動する構造を成しているため、下側ロック可動片25cが押し下げられた際、これと連動して先端部が本体枠2の前面に向かって下方向へ移動するように押し下げられる。また、連動レバー39は連動レバー軸受41と連結されており、該連動レバー39が押し下げられることにより、連動レバー軸受41が軸43周りに前記連動レバー39と連動して回動される。本実施形態においては、図9,10に示すように連動レバー軸受41が右回りに回動されることになる。そして、連動レバー軸受41が右回りに回動されると、その回動力が該連動レバー軸受41に連結された結線部材(ピアノ線)40に対して引張荷重として作用される。
したがって、施錠装置24(操作部26)の鍵穴28に挿入した鍵(図示しない)を閉錠位置から開錠位置へ向けて回動させた際、すなわちフロントドア3を開錠し、本体枠2に対して開扉させた際、該鍵の操作と連動して係止部33とフロントドアロック34との係止を解除させることができる。
これにより、フロントドア3の開錠を行う鍵操作とは別に、係止部33とフロントドアロック34との係止を解除させるための操作を行う必要はなく、施錠装置24によりフロントドア3が開錠された際にこれと同期して係止解除を行うことができる。すなわち、係止部33とフロントドアロック34との係止解除を簡易構造の係止制御手段(一例として、下側ロック可動片25c、連動レバー39、結線部材(ピアノ線)40及び連動レバー軸受41)によって行うことができるとともに、かかる係止解除を容易に、かつ非常にスムーズに行うことができる。
なお、係止部33とフロントドアロック34との係止解除後、結線部材(ピアノ線)40に対して作用されていた引張荷重を解放すると、ロック爪34cは、ロックバネ34dの付勢力によってロック軸34b周りに本体枠2の前面に向かって右方向へ回動され、係止部33とフロントドアロック34との係止が解除される前の状態に戻る。またその際、結線部材(ピアノ線)40を介して連動レバー軸受41が左回りに回動され、連動レバー39が押し上げられるとともに下側ロック可動片25cも押し上げられ、これらが係止解除前の状態に戻る。
以上のように本実施形態に係る弾球遊技機によれば、遊技者の遊技中は、フロントドア3が本体枠2に対して閉錠されるだけでなく、フロントドア3の係止部33が本体枠2のフロントドアロック34と係止された状態となり、該フロントドア3の本体枠2に対する位置を固定させることができる。したがって、遊技盤19とガラス板4との間の空間を拡大させることはできず、これらの間に故意に生じさせた空間を利用して行われる不正行為を確実に防止することができる。
なお、上述した本実施形態においては、フロントドア3を本体枠2に対して閉扉させた際、自動的に係止部33をフロントドアロック34に係止させる構造としているが、係止部33とフロントドアロック34との係止をフロントドア3の閉錠を行う鍵操作と連動させて行う構造としてもよい。
この場合、例えば、施錠装置24(操作部26)の鍵穴28に挿入した鍵(図示しない)を開錠位置から閉錠位置へ向けて回動させた際、すなわちフロントドア3を閉錠し、本体枠2に対して閉扉させた(開扉不能な状態とした)際、押し上げられた下側ロック可動片25cと連動して連動レバー39が押し上げられる構造とするとともに、該連動レバー39と連動して連動レバー軸受41が左回りに回動される構造とすればよい。
すなわち、連動レバー軸受41を左回りに回動させた際、その回動力を該連動レバー軸受41に連結された結線部材(ピアノ線)40に対して作用されていた引張荷重を緩める力として作用させることができる。この結果、ロックバネ34dの付勢力によってロック軸34b周りにストッパ37aがベース蓋36の貫通孔36hの周縁部に噛合するまで、ロック爪34cを右方向へ回動させて静止させることができる。この時、フロントドアロック係止片33cが爪部38の段差38bに係合され、該フロントドアロック係止片33cの位置が爪部38の返し38aに対して固定されるため、係止部33をフロントドアロック34に係止させることができる。
これにより、係止部33とフロントドアロック34との係止を上述した簡易構造の係止制御手段によって係止解除と併せて行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る遊技機(弾球遊技機)の正面側の全体構成を示す平面図。 フロントドアの裏面側の構成を示す平面図。 係止部の構成を説明するためにフロントドアの裏面側を示す斜視図。 係止部の構成を説明するためにフロントドアの裏面側を一部拡大して示す斜視図。 本体枠の前面側の構成を示す平面図。 本体枠の前面側の構成を示す斜視図。 フロントドアロックの構成を説明するために本体枠の前面側を一部拡大して示す平面図。 フロントドアロックの構成を説明するために本体枠の前面側を一部拡大して示す斜視図。 係止制御手段の構成を説明するために本体枠の前面側を一部拡大して示す平面図。 係止制御手段の構成を説明するために本体枠の前面側を一部拡大して示す斜視図。 係止制御手段の構成を説明するために本体枠の前面側を一部拡大して示す斜視図。 施錠装置の構成を説明するために本体枠の前面側を一部拡大して示す平面図。 施錠装置の構成を説明するために本体枠の前面側を一部拡大して示す斜視図。
符号の説明
1 外枠
2 本体枠
25c 下側ロック可動片
34 フロントドアロック
39 連動レバー
40 結線部材(ピアノ線)
41 連動レバー軸受

Claims (2)

  1. 遊技機が設置される遊技島に固定される外枠と、
    前記外枠に対して開閉可能に軸支される本体枠と、
    前記本体枠に対して開閉可能に軸支され、前記本体枠に係止可能な係止部を有するフロントドアと、
    前記本体枠に設けられ、前記係止部を係止させるフロントドアロックと、
    前記係止部と前記フロントドアロックの係止を解除させる係止制御手段とを備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記フロントドアを前記本体枠に対して開閉錠する施錠装置を備えているとともに、
    前記係止制御手段は、前記施錠装置による前記フロントドアの開錠と連動して可動するロック可動片と、
    前記ロック可動片の可動と連動して可動する連動レバーと、
    前記連動レバーと前記フロントドアロックを結線する結線部材とを備えており、
    前記施錠装置により前記フロントドアが前記本体枠に対して開錠された際、前記ロック可動片及び前記連動レバーを可動させ、当該連動レバーに結線されている結線部材によって前記フロントドアロックを可動させることで、当該フロントドアロックと前記係止部の係止を解除することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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